JP6663391B2 - ネットワークシステム - Google Patents

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本発明は、ネットワークシステムに関する。
スマートフォンの普及に伴い増大するモバイルトラヒックを効率的にコアネットワークに収容するため、無線基地局を高密度に配置して小セル化し、周波数利用効率を改善して無線システムの全体容量を増大する検討が進められている。基地局数の増大に対し、アンテナやRF(Radio Frequency:無線周波数)部など無線基地局の一部の機能から構成される遠隔基地局(RRH:Remote radio head)をセルに配置し、光ファイバなどの伝送路で集約基地局(BBU:Baseband unit)と接続するC−RAN(Centralized radio access network)と呼ばれる構成が検討されている(例えば、非特許文献1参照)。
図4は、従来のC−RAN構成を示す図である。BBUとRRHは光ファイバ伝送路などによりポイント・ツー・ポイントで接続される。この光伝送路はモバイルフロントホールと呼ばれており、無線信号はCPRI(Common Public Radio Interface)により光信号に変換されて伝送される。
図5は、モバイルフロントホールをレイヤ2ネットワーク化したC−RAN構成を示す図である。同図で示されるように、モバイルフロントホールをレイヤ2ネットワーク化し、複数のBBHならびにRRHで共用する検討が、IEEE802.1CMで進められている(例えば、非特許文献2参照)。
一方で、モバイルシステムの普及に加え、IoT(Internet of things)の一部として代表されるセンサネットワークが普及している。この普及により、IoT端末が様々な無線規格でネットワークに接続され、コアネットワークに設置されたサーバにセンサーデータなどが収集される。さらには、遅延要求が厳しいモバイルトラヒックとセンサーデータなどの遅延許容トラヒックを同一のレイヤ2ネットワークに収容するマルチサービス収容アクセスネットワークの検討なども報告されている(例えば、非特許文献3参照)。
"ドコモ5Gホワイトペーパー",[online],2014年9月,株式会社NTTドコモ,[平成29年6月12日検索],インターネット〈URL:https://www.nttdocomo.co.jp/corporate/technology/whitepaper_5g〉 "802.1CM, Draft 0.6",[online],2017年2月,IEEE,[平成29年6月12日検索],インターネット〈URL:http://www.ieee802.org/1/pages/802.1cm.html〉 久保 尊広,外6名,"マルチサービスを収容したL2ネットワークにおける遅延の評価",2016電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集,B-8-25,2016年
様々なサービスを同一のレイヤ2ネットワークに収容した場合、低遅延性が要求されるモバイルトラヒックの保護や低優先トラヒックの効率的な収容が課題となる。そこで、従来技術では、レイヤ2スイッチを利用してモバイルトラヒックの低遅延を図る方法が提案されているが、モバイルトラヒックに誤りが含まれている場合には、無駄なトラヒックが発生してしまう。この無駄なトラヒックは、レイヤ2ネットワークにおけるモバイルサービス以外の他のサービスのトラヒックが利用する帯域を圧迫し、遅延を生じさせてしまうこともある。
上記事情に鑑み、本発明は、誤りが含まれたトラヒックによる通信帯域の圧迫を低減することができるネットワークシステムを提供することを目的としている。
本発明の一態様は、転送装置を接続して構成されるネットワークと、前記ネットワークに接続される複数の通信装置とを有し、前記ネットワークにより前記通信装置が送受信する信号を転送するネットワークシステムであって、複数の前記通信装置のいずれかである第一通信装置は、端末からの受信信号を前記ネットワークにおいて伝送可能な信号形式に変換し、他の前記通信装置である第二通信装置を宛先として前記転送装置へ出力する信号処理部と、前記受信信号の品質を判定する品質判定部と、前記品質判定部により判定された品質が規定以下である場合に当該第一通信装置から前記第二通信装置への信号の転送経路に含まれる前記転送装置に帯域の解除を指示するための解除通知を送信する通知部と、を備え、前記転送装置は、受信した信号を当該信号の宛先に応じた出力先に転送する転送部と、前記端末からの受信信号を転送するトラヒックに対して予約された帯域を用いて、前記第一通信装置が前記第二通信装置を宛先として出力した前記受信信号を転送するよう前記転送部を制御し、前記解除通知を受信した場合には予約された前記帯域を他のトラヒックに割当てる転送制御部と、を備える。
また、本発明の一態様は、上述のネットワークシステムであって、前記第一通信装置は、前記品質判定部により判定された品質が規定以下である場合に、前記端末からの受信信号を前記転送装置へ送信する処理を中止するよう前記信号処理部を制御する送信制御部をさらに備える。
また、本発明の一態様は、上述のネットワークシステムであって、前記信号処理部は、無線により前記受信信号を受信する。
本発明により、ネットワークシステムにおいて、誤りが含まれたトラヒックによる通信帯域の圧迫を低減することが可能となる。
本発明の第1の実施形態によるネットワークシステムの構成を示す図である。 同実施形態によるRRHの構成を示すブロック図である。 第2の実施形態によるネットワークシステムの構成を示す図である。 従来技術によるC−RAN構成を示す図である。 従来技術によるモバイルフロントホールをレイヤ2ネットワーク化したC−RAN構成を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下では、宛先に応じて信号を転送する転送装置がレイヤ2スイッチである場合を例に説明するが、レイヤ3スイッチなどであってもよい。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態によるネットワークシステム1の構成を示す図である。ネットワークシステム1は、例えば、マルチサービス収容アクセスネットワークである。同図に示すネットワークシステム1は、L2SW(レイヤ2スイッチ)2により構成されるレイヤ2ネットワーク20と、C−RAN構成の基地局を構成するRRH(Remote radio head:遠隔基地局)3及びBBU(Baseband unit:集約基地局)4と、アクセスポイント(AP)6と、ネットワーク制御装置8とを備える。同図では、レイヤ2ネットワーク20は、光伝送路により接続される5台のL2SW2により構成されている。以下では、5台のL2SW2をそれぞれ、L2SW2−1〜L2SW2−5と記載する。
L2SW2は、転送部21及び帯域制御部22を備える。転送部21は、受信した信号を、その信号の宛先に応じた出力先に転送する。帯域制御部22は、転送部21に対してキューイング制御などを行うことにより、予約された帯域に応じた信号の転送を制御する。また、帯域制御部22は、帯域の再割り当てを行う。
RRH3及びBBU4は、レイヤ2ネットワーク20をモバイルフロントホールとして用いる。同図では、RRH3はL2SW2−1に、BBU4はL2SW2−3に接続されている。同図では、RRH3を1台のみ示しているが、複数台を備え得る。RRH3は、通信セル内の1台以上の端末5と無線通信する。
AP6は、L2SW2−2と接続される。AP6は、IoT機器7から無線によりデータを収集し、レイヤ2ネットワーク20を介して接続される図示しないデータ収集サーバに転送する。同図では、AP6及びIoT機器7を1台ずつ示しているが、それぞれ複数台を備え得る。同図は、L2SW2にAP6が接続される場合を示しているが、IoT機器7から受信したデータをネットワーク上のサーバに収集するためのFTTH(Fiber to the home)のホームGW(ゲートウェイ)などが接続されてもよい。
このように、ネットワークシステム1では、モバイルサービスのトラヒックであるモバイルトラヒックと、IoTサービスのトラヒックであるIoTトラヒックが、レイヤ2ネットワーク20により構成されたモバイルフロントホールを共有している。モバイルトラヒックは低遅延が求められ、転送の優先度が高い。一方、IoTトラヒックは遅延が許容され、転送の優先度は低い。
ネットワーク制御装置8は、レイヤ2ネットワーク20を介してL2SW2及びBBU4と通信する。同図では、ネットワーク制御装置8は、通信ネットワーク9を介して、レイヤ2ネットワーク20を構成するL2SW2−3と接続されている。ネットワーク制御装置8は、経路算出部81及びリソース管理部82を備える。経路算出部81は、RRH3とBBU4の間のトラヒックが転送される経路を算出する。リソース管理部82は、経路算出部81が算出した経路と端末5が要求する通信データ量とに基づいて、端末5に対して、RRH3の無線リソースや、信号転送のためのL2SW2の帯域などのリソースの割当てを行う。
図2は、RRH3の構成を示すブロック図である。同図に示すように、RRH3は、無線通信部31と、信号変換部32と、ネットワーク通信部33と、リソース制御部35と、品質判定部34と、通知部36とを備える。
無線通信部31は、無線信号の送信処理及び受信処理を行う。信号変換部32は、無線通信部31において送受信する信号と、ネットワーク通信部33において送受信する信号との変換を行う。ネットワーク通信部33は、L2SW2との間の信号の送信処理及び受信処理を行う。
品質判定部34は、無線通信部31が端末5から受信した無線信号の受信品質を判別する。リソース制御部35は、品質判定部34において判定された受信品質が規定値以下の端末5については、受信した無線信号を光伝送フレームに変換しないよう信号変換部32を制御し、さらに、その端末5からの受信信号をBBU4宛てに伝送しないようネットワーク通信部33を制御する。これにより、リソース制御部35は、レイヤ2ネットワーク20へ送信する信号の帯域制御を行う。通知部36は、受信品質が規定値以下の端末5について予約していた帯域の解除を、BBU4までの経路上のL2SW2に対して指示する。
ネットワークシステム1の動作例を説明する。
ネットワーク制御装置8の経路算出部81は、レイヤ2ネットワーク20におけるRRH3及びBBU4間の信号の経路を、任意の経路探索方法により算出する。例えば、図1に示すネットワークシステム1の場合、RRH3からBBU4への信号の経路は、RRH3、L2SW2−1、L2SW2−2、L2SW2−3、BBU4である。
一方、RRH3は端末5から上り通信の要求データ量を受信してBBU4に通知し、BBU4は、端末5の上り通信の要求データ量と、端末5を収容しているRRH3の情報をネットワーク制御装置8に通知する。リソース管理部82は、端末5の要求データ量、経路算出部81が選択した経路、及び、その経路上のノード(L2SW2、RRH3、BBU4など)における遅延時間等に基づいて、端末5の無線伝送帯域及び送信時間と、その端末5がその送信時間に送信したデータ信号が経路上の各L2SW2を通過する時間を算出する。
リソース管理部82は、経路の情報と、端末5の無線伝送帯域及び送信時間とを、BBU4に通知する。BBU4は、端末5の無線伝送帯域及び送信時間を、端末5宛ての制御信号に設定してRRH3に送信し、経路の情報をRRH3宛ての制御信号に設定して送信する。さらに、リソース管理部82は、各L2SW2に、端末5を特定する情報と、端末5からのデータ信号が設定される信号の識別情報と、当該L2SW2におけるその信号の通過時間とを通知する。信号の識別情報は、その信号に設定されているデータ信号の送信元が端末5であることを識別する情報でもよく、端末5を収容しているRRH3からBBU4宛ての信号であることを識別する情報であってもよい。RRH3からBBU4宛ての信号であることを識別する情報は、例えば、VLAN(Virtual Local Area Network) IDや、送信元及び宛先のアドレスなどを用いることができる。
RRH3のネットワーク通信部33は、端末5宛ての制御信号を信号変換部32に出力する。端末5宛ての制御信号は、信号変換部32により信号形式が変換され、無線通信部31により無線信号としてアンテナから送信される。また、ネットワーク通信部33は、RRH3宛ての制御信号を通知部36に出力する。通知部36は、制御信号により受信した経路の情報を記憶する。一方、L2SW2の帯域制御部22は、ネットワーク制御装置8から通知された通過時間に基づいて、端末5からのデータ信号を転送するトラヒックの帯域を予約する。
端末5は、制御信号により受信した無線伝送帯域及び送信時間に従って、上りのデータ信号を無線送信する。RRH3の無線通信部31は、端末5から受信した無線信号の周波数変換、波形整形やA/D(アナログデジタル)変換、復調、復号などの受信処理を行う。信号変換部32は、無線通信部31が受信処理した端末5からの受信信号を、BBU4宛ての光伝送フレームへ変換する。ネットワーク通信部33は、信号変換部32において変換されたBBU4宛ての光伝送フレームをL2SW2へ送信する。
RRH3からBBU4までの経路上のL2SW2(例えば、L2SW2−1〜2−3)の転送部21は、帯域制御部22による制御により、端末5からのデータ信号を転送するトラヒックについて予約していた帯域を用いて、RRH3からBBU4宛てに送信された光伝送フレームを転送する。L2SW2の転送部21は、モバイルトラヒック、すなわち、端末5からのデータ信号が設定された、RRH3からBBU4宛ての光伝送フレームの転送のために予約帯域が使用されている間は、IoTトラヒック、すなわち、AP6がIoT機器7から受信したセンサーデータを設定した低優先度の光伝送フレームをキューイングしておく。転送部21は、モバイルトラヒックのために予約された帯域を除いた残りの帯域を利用して、キューイングしていたIoTトラヒックの信号を転送する。
RRH3の品質判定部34は、無線通信部31が端末5から受信した無線信号の受信品質を判別する。信号品質として、例えば、RSSI(Received Signal Strength Indicator:受信強度)、SNR(Signal to Noise ratio:信号対雑音比)、SINR(Signal to Interference and Noise Ratio:信号対干渉雑音比)などを用いることができる。
リソース制御部35は、品質判定部34において判定された無線信号の受信品質が規定値以下である場合、その無線信号の送信元の端末5を特定する。リソース制御部35は、特定した端末5から受信した無線信号については光伝送フレームに変換しないよう信号変換部32を制御し、さらに、特定した端末5から受信した無線信号が設定された光伝送フレームをBBU4宛てに伝送しないようネットワーク通信部33を制御する。
通知部36は、ネットワーク制御装置8が決定したRRH3からBBU4までの経路上の各L2SW2(例えば、L2SW2−1〜2−3)に対して、リソース制御部35が特定した端末5について予約していた帯域の解除を指示する解除通知を送信する。解除通知には、帯域を解除する対象の端末5を特定する情報が設定される。L2SW2の帯域制御部22は、RRH3から受信した解除通知に設定された識別情報により端末5を特定し、特定された端末5のデータ信号の転送のために予約していたデータ通過開始及び完了時刻を解除する。帯域制御部22は、この解除により割当て解除された帯域を、AP6を経由して伝送されるIoT機器7のセンサーデータなどに再割り当てする。これにより、IoT機器7から送信されるデータに過度な遅延を与えず、効率的に伝送できる。
レイヤ2ネットワークおいて、モバイルトラヒックはIoTトラヒックよりも優先され、予め予約された帯域などを利用して低遅延で伝送される。そのため、端末5からの無線信号の伝送品質が低下し、レイヤ2ネットワークにおいて誤りが含まれるモバイルトラヒックが増加してしまうと、IoTトラヒックの伝送に利用可能な帯域を圧迫してしまう。本実施形態では、上記のように、RRH3においてモバイルトラヒックの伝送品質を判別し、劣化が生じている場合には、L2SW2においてモバイルトラヒックに対する帯域予約を解除し、予約を解除した帯域を他のトラヒックに割当てて伝送する。これにより、誤りが含まれるトラヒックによる帯域の圧迫を低減し、他のトラヒックが利用できる帯域を増加させ、ネットワークの効率化を図ることができる。よって、複数のサービスを収容するネットワークシステムの低遅延化及び効率的なトラヒック収容が可能となる。
<第2の実施形態>
図3は、本発明の第2の実施形態によるネットワークシステム1aの構成を示す図である。同図において、図1に示す第1の実施形態によるネットワークシステム1と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。同図に示すネットワークシステム1aが、第1の実施形態のネットワークシステムと異なる点は、N組(Nは2以上の整数)のRRH3及びBBU4の組が、レイヤ2ネットワーク20で構成される同一のモバイルフロントホールを共用して接続される点である。同図では、N=2の場合を例に示している。その他の構成は、第1の実施形態と同じである。n番目の組(nは1以上N以下の整数)のRRH3、BBU4をそれぞれRRH3−n、BBU4−nと記載し、RRH3−nが無線通信する端末5を、端末5−nと記載する。BBU4−nは、1台以上のRRH3−nと接続され、RRH3−nは1台以上の端末5−nと無線通信する。
ネットワークシステム1aは、RRH3−n及びBBU4−nの組ごとに、第1の実施形態と同様の処理を行う。これにより、第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様の仕組みにより、L2SW2においてモバイルトラヒックに対する予約を解除し、他のトラヒックを伝送することでネットワークの効率化を図ることを可能とする。
具体的には、ネットワーク制御装置8の経路算出部81は、i=1〜Nのそれぞれにつて、レイヤ2ネットワーク20におけるRRH3−i及びBBU4−i間の信号の経路を選択する。リソース管理部82は、RRH3−i及びBBU4−i間の経路の情報と、端末5−iの無線伝送帯域及び送信時間とをBBU4−iに通知し、各L2SW2に、端末5−1〜5−Nのそれぞれについて、端末5を特定する情報と、端末5からのデータ信号が設定される信号の識別情報と、当該L2SW2におけるその信号の通過時間とを通知する。RRH3−iは、BBU4−iから端末5−iの無線伝送帯域及び送信時間が設定された制御信号を受信し、端末5−iに無線送信する。さらに、RRH3−iは、BBU4−iから経路の情報を受信し、記憶する。
RRH3−iは、端末5−iから受信した無線信号をBBU4−i宛ての光伝送フレームへ変換し、L2SW2へ送信する。L2SW2は、端末5−iからのデータ信号を転送するトラヒックについて予約していた帯域を用いて、RRH3−iから送信された光伝送フレームを転送する。RRH3−iは、端末5−iからの無線信号の受信品質が規定値以下であると判断した場合、端末5−iから受信した無線信号については、光伝送フレームへの変換及び光伝送フレームの伝送を中止する。RRH3−iは、RRH3−iからBBU4−iまでの経路上の各L2SW2に対して、端末5−iについて予約していた帯域の解除を指示する解除通知を送信する。L2SW2は、RRH3−iから受信した解除通知に基づいて、端末5−iからのデータ信号を転送するトラヒックについて予約していたデータ通過開始及び完了時刻を解除し、IoT機器7からのセンサーデータを転送するトラヒックに解除した帯域を再割り当てする。
なお、上記においては、モバイルトラヒックとIoTトラヒックがレイヤ2ネットワークを流れる場合を例に説明したが、任意のサービスのトラヒックとしてもよい。また、上記においては、L2SWと接続される通信装置が、端末と無線通信するRRHである場合を例に説明したが、端末と有線通信を行う通信装置であってもよい。また、上記においてはネットワーク制御装置が、端末が要求するデータ量などに基づいて必要帯域を算出してL2SWに割当ているが、各トラヒックに割当てるL2SWの帯域は任意に算出してもよく、例えば、予めスケジュールされた帯域を割当ててもよい。
以上説明した実施形態によれば、ネットワークシステムは、転送装置を接続して構成されるネットワークと、当該ネットワークに接続される複数の通信装置とを有し、当該ネットワークにより通信装置が送受信する信号を転送する。例えば、ネットワークシステムはネットワークシステム1、1aであり、転送装置はL2SW2であり、複数の通信装置はRRH3、BBU4、AP6である。
複数の通信装置のいずれかである第一通信装置は、信号処理部と、品質判定部と、通知部とを有する。例えば、第一通信装置はRRH3であり、信号処理部は無線通信部31、信号変換部32及びネットワーク通信部33である。信号処理部は、端末からの受信信号をネットワークにおいて伝送可能な信号形式に変換し、他の通信装置である第二通信装置を宛先として転送装置へ出力する。例えば、端末は端末5であり、第二通信装置はBBU4である。品質判定部は、受信信号の品質を判定する。通知部は、品質判定部により判定された品質が規定以下である場合に当該第一通信装置から第二通信装置への信号の転送経路に含まれる転送装置に帯域の解除を指示するための解除通知を送信する。
転送装置は、転送部と、転送制御部とを備える。転送部は、受信した信号を当該信号の宛先に応じた出力先に転送する。転送制御部は、端末からの受信信号を転送するトラヒックに対して予約された帯域を用いて、第一通信装置が第二通信装置を宛先として出力した端末からの受信信号を転送するよう転送部を制御する。転送制御部は、第一通信装置から解除通知を受信した場合には、予約された帯域を他のトラヒックに割当てる。これにより、帯域を予約した優先トラヒックに誤りが含まれることによる非優先トラヒックの通信帯域の圧迫を低減することができる。
なお、第一通信装置は、品質判定部により判定された品質が規定以下である場合に、端末からの受信信号を転送装置へ送信する処理を中止するよう信号処理部を制御する送信制御部をさらに備えてもよい。例えば、送信制御部は、リソース制御部35である。これにより、第一通信装置と接続される転送装置において、予約帯域が開放されたトラヒックを受信することによる処理の負荷を低減することができる。
また、第一通信装置の信号処理部は、無線により受信信号を受信してもよい。無線通信の場合、端末の移動により受信品質の変化が起こりやすいが、本実施形態によれば、受信品質が低下した場合、転送装置において速やかに帯域再割当を行い、他トラヒックの伝送帯域を増加させることができる。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
複数サービスを収容するネットワークに利用可能である。
1、1a…ネットワークシステム
2−1〜2−5…レイヤ2スイッチ
3、3−1、3−2…RRH
4、4−1、4−2…BBU
5、5−1、5−2…端末
6…アクセスポイント
7…IoT機器
8…ネットワーク制御装置
9…通信ネットワーク
20…レイヤ2ネットワーク
21…転送部
22…帯域制御部
31…無線通信部
32…信号変換部
33…ネットワーク通信部
34…品質判定部
35…リソース制御部
36…通知部
81…経路算出部
82…リソース管理部

Claims (3)

  1. 転送装置を接続して構成されるネットワークと、前記ネットワークに接続される複数の通信装置とを有し、前記ネットワークにより前記通信装置が送受信する信号を転送するネットワークシステムであって、
    複数の前記通信装置のいずれかである第一通信装置は、
    端末からの受信信号を前記ネットワークにおいて伝送可能な信号形式に変換し、他の前記通信装置である第二通信装置を宛先として前記転送装置へ出力する信号処理部と、
    前記受信信号の品質を判定する品質判定部と、
    前記品質判定部により判定された品質が規定以下である場合に当該第一通信装置から前記第二通信装置への信号の転送経路に含まれる前記転送装置に帯域の解除を指示するための解除通知を送信する通知部と、
    を備え、
    前記転送装置は、
    受信した信号を当該信号の宛先に応じた出力先に転送する転送部と、
    前記端末からの受信信号を転送するトラヒックに対して予約された帯域を用いて、前記第一通信装置が前記第二通信装置を宛先として出力した前記受信信号を転送するよう前記転送部を制御し、前記解除通知を受信した場合には予約された前記帯域を他のトラヒックに割当てる転送制御部と、
    を備える、
    ネットワークシステム。
  2. 前記第一通信装置は、
    前記品質判定部により判定された品質が規定以下である場合に、前記端末からの受信信号を前記転送装置へ送信する処理を中止するよう前記信号処理部を制御する送信制御部をさらに備える、
    請求項1に記載のネットワークシステム。
  3. 前記信号処理部は、無線により前記受信信号を受信する、
    請求項1又は請求項2に記載のネットワークシステム。
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