JP6657978B2 - 音声処理装置、音声処理方法及び音声処理プログラム - Google Patents
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Description
この指向性制御システムでは、外部信号を受信した際に、その信号の発生位置に対して抑圧するようパラメータを変更させ、特定の音声を監視、記録しないようにしている。しかし、この指向性制御システムでも、対象が遠くにいる場合などにおいて、近くの他の録るべき音も抑圧されてしまうという問題は解消できていない。
即ち、本発明は、音声による監視、記録を行っている場所において、例えば音声による監視や記録を避けたい人物がICタグなどの発信装置を持ち、システムはその発信位置を検出して、その位置からの音声を抑圧処理することが特徴である。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
即ち、音声による監視や記録を行う場所において、ある音声制御対象の音声を録りたくない場合、音声制御対象が存在する方向θ(図1AのマイクアレイMの表面に対する垂直線からの角度)を調べ(具体的には算出する)、図1AのようにマイクアレイMを用いてθ方向から到来する音声を抑圧するような指向特性を形成することで対処する。
しかし、音声制御対象までの距離rが所定の距離よりも大きい場合は、そのまま抑圧処理を行うと、音声制御対象の音声がもともと所定レベルよりも小さい場合には、音声制御対象とマイク間の音は拾えない。
そこで、本実施形態では、図1Bに示すように距離rが所定の距離よりも大きい場合は、マイクを無指向特性とし、音声制御対象以外の音を取得できるようにする。
音声制御対象20は、特定の人物のほか、動物、ロボット、何らかのオブジェクトでもよい。
音声制御対象20は、位置情報送信手段201を有し、自らの位置情報を音声処理装置10へ送信する。ここで、位置情報はGPS(Global Positioning System)やWi-Fi(Wireless Fidelity)、Bluetooth(登録商標)などの通信を利用した測位技術を用いて測定してもよいし、距離センサなどのセンシング技術を用いて測定してもよい。
方向測定手段102は、位置情報から、音声処理装置10に対する音声制御対象20の方向を測定(計算)する。例えば、xy平面上で音声制御対象20の座標(位置座標)が(x1,y1)であるという位置情報を受信し、音声処理装置10の座標(x0,y0)が既知である場合、音声制御対象20の方向は、y軸方向をθ = 0、右回りを正としたとき、
θ=Tan−1(x1−x0/y1−y0)・・・・・式1
で計算できる。
r=((x1−x0)2+(y1−y0)2)1/2・・・・・式2
で計算できる。
音声処理手段105は、方向情報(角度情報)と距離情報に応じて各音声信号を抑圧する処理を行う。即ち、例えば、音声制御対象20の方向に対しては音声を抑圧する処理を行い、それを距離に応じて(即ち所定の閾値と対比してそれ以上か否かにより)オン(作動)又はオフ(不作動)とする。
このような制御を行うことで、所定の距離r以上で音声制御対象20が遠くにあるときは、そもそも集音(又は収音)する音声が小さいため抑圧を行わずに、その方向にあるその他の音声を取得することを優先できる。また、音声制御対象20が所定の距離rよりも近くにあるときは音声制御対象の発する音声を抑圧することができる。
なお、音声処理手段105では、マイクアレイMを用いて特定の方向に指向特性の死角を形成する公知の方法を採用することができる。また、音声処理手段105は、音声制御対象の方向から到来する音声を、特定の方向において、音声制御対象までの距離に応じて予め定めた抑圧量になるよう指向特性を形成することで音声抑圧を行う。このようにすることで、距離に対して連続的に抑圧量を変化することができる。
本音声処理装置10の音声処理について、図3に示すフロー図を参照して説明する。
本音声処理は、まず、音声制御対象20からマイクアレイで集音した所定の個数(M個)の音声信号を取得する(S101)。次に、音声制御対象20からの位置情報を受信する(S102)。
次に、ステップS102で受信した位置情報から、音声制御対象20までの距離rを測定(計算)する(S103)。
ステップS104で距離rが閾値よりも小さくなければ(S104、No)、音声の抑圧処理を行わずにステップS101で取得した1個目の音声信号をそのまま出力して(S107)、処理を終了する。
また、音声制御対象が位置情報送信手段を有することにより、音声制御対象が送信した位置情報から、その方向と距離を容易に割り出すことができるため、音声制御対象から到来する音声に対する抑圧処理を容易に行うことができる。
Claims (6)
- 音声制御対象の音声を取得する音声取得手段と、
前記音声制御対象の方向を測定する方向測定手段と、
前記音声制御対象までの距離を測定する距離測定手段と、
前記音声制御対象から到来する音声を取得又は取得抑制して出力する音声処理手段と、
を有し、
前記音声処理手段は、前記音声制御対象の方向において、前記音声制御対象までの距離が所定の距離未満であるとき、前記音声制御対象から到来する音声の取得抑制を行い、前記音声制御対象までの距離が前記所定の距離以上であるとき、前記取得抑制を行わないことを特徴とする音声処理装置。 - 請求項1に記載された音声処理装置において、
前記音声処理手段は、前記音声制御対象までの距離が前記所定の距離未満の場合に、前記音声制御対象の方向から到来する音声を抑圧する指向特性を形成し、前記音声制御対象までの距離が前記所定の距離以上の場合に無指向特性を形成することを特徴とする音声処理装置。 - 請求項2に記載された音声処理装置において、
前記音声処理手段は、前記音声制御対象の方向から到来する音声を、前記音声制御対象までの距離に応じて定めた量だけ抑圧する指向特性を形成することを特徴とする音声処理装置。 - 音声制御対象の音声を取得する音声取得手段と、
前記音声制御対象の位置情報を受信する位置情報受信手段と、
前記位置情報に基づき前記音声制御対象の方向を測定する方向測定手段と、
前記位置情報に基づき前記音声制御対象までの距離を測定する距離測定手段と、
前記音声制御対象から到来する音声を取得又は取得抑制して出力する音声処理手段と、
を有し、
前記音声処理手段は、前記音声制御対象の方向において、前記音声制御対象までの所定の距離に基づき前記音声制御対象の音声の取得又は取得抑制を行うことを特徴とする音声処理装置。 - 音声制御対象の音声を取得する音声取得工程と、
前記音声制御対象の方向を測定する方向測定工程と、
前記音声制御対象までの距離を測定する距離測定工程と、
前記音声制御対象から到来する音声を取得又は取得抑制して出力する音声処理工程と、
を有し、
前記音声処理工程では、前記音声制御対象の方向において、前記音声制御対象までの距離が所定の距離未満であるとき、前記音声制御対象から到来する音声の取得抑制を行い、前記音声制御対象までの距離が前記所定の距離以上であるとき、前記取得抑制を行わないことを特徴とする音声処理方法。 - 音声取得手段で取得した音声制御対象の音声をコンピュータにより処理する音声処理プログラムであって、
前記コンピュータを、前記音声制御対象の方向を測定する方向測定手段と、前記音声制御対象までの距離を測定する距離測定手段と、前記音声制御対象から到来する音声を取得又は取得抑制して出力する音声処理手段として機能させ、かつ、前記音声処理手段で、前記音声制御対象の方向において、前記音声制御対象までの距離が所定の距離未満であるとき、前記音声制御対象から到来する音声の取得抑制を行い、前記音声制御対象までの距離が前記所定の距離以上であるとき、前記取得抑制を行わないことを特徴とする音声処理プログラム。
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