JP6657017B2 - ポンチ用研磨具 - Google Patents

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Description

本発明は、皮、紙、樹脂シート、ゴム、金属板、金属網等に円形状等の孔をあけるために使用されるポンチの刃先を研磨するときに使用される研磨具に関する。
従来、工作、手芸、工芸、美術などの種々の分野において、皮、紙、樹脂シート、ゴム、金属板、金属網等の比較的厚みが薄い部材に所望の大きさの孔をあけるために、ポンチと呼ばれる穿孔具が使用されている。一般には、ポンチの一端側には円筒形状を有する部材の先端にリング状の切断刃が設けられているために、前記の比較的厚みの薄い部材に対しポンチの刃先を当て、切断刃とは反対側である他端側を金槌や木槌等の殴打する部材で叩くことによって打ち抜いて、孔をあけることができる。
ポンチの使用回数が増えるに従って徐々に切断刃が摩耗することなどにより切れ味が悪化して、綺麗な孔をあけにくくなるところ、再び購入時のような切れ味を復元するためには切断刃を研磨する必要がある。
ポンチの切断刃を研磨するには、使用者は製造メーカーに送付して、製造メーカーにおいて、種々の直径を有するリング状の切断刃に対して、グラインダーを用いてそれぞれのサイズごとに用意された専用の砥石にその切断刃の外側をあてがって研磨し、さらにその内側を棒状のヤスリ等で研磨することにより行っていた。
しかしながら、ポンチの一端側に位置する切断刃が直線状ではなく円環状など閉じた線状であるために、種々の直径を有する切断刃の外側と内側を研磨するためにはそれぞれのサイズごとに用意された専用の砥石を使用しなければならず、さらに、均一に研磨することが難しいことから一般の使用者が簡易に研磨することが困難であったという課題があった。
そこで、本発明は、皮、紙、樹脂シート、ゴム、金属板、金属網等に円形状等の孔をあけるために使用されるポンチの一端に位置するリング状の切断刃を研磨するときに、切断刃の外側と内側を、一つの道具で研磨することができ、さらに均一に研磨することでき、また、一般の使用者でも簡易に研磨することができる研磨具を提供することを目的とする。
〔1〕すなわち、本発明は、表面に砥粒(4)を有し錐状又は錐台状に突出する第一研磨部(1)と、前記第一研磨部(1)の底面側に位置する基部(2)と、前記基部(2)において、前記第一研磨部(1)とは反対側に位置し、表面に砥粒(4)を有し錐状又は錐台状に窪んでいる第二研磨部(3)とを備えることを特徴とするポンチ用研磨具である。
〔2〕そして、前記第一研磨部(1)が円錐状又は円錐台状であり、前記第二研磨部(3)が円錐状又は円錐台状であることを特徴とする前記〔1〕に記載のポンチ用研磨具である。
〔3〕そして、前記第一研磨部(1)における対向する稜線のなす角度が10〜40度であることを特徴とする前記〔1〕又は前記〔2〕に記載のポンチ用研磨具である。
〔4〕そして、前記第二研磨部(3)における対向する稜線のなす角度が60〜100度であることを特徴とする前記〔1〕から前記〔3〕のいずれかに記載のポンチ用研磨具である。
〔5〕そして、前記基部(2)の外周部に凹凸が設けられていることを特徴とする前記〔1〕から前記〔4〕のいずれかに記載のポンチ用研磨具である。
本発明のポンチ用研磨具によれば、皮、紙、樹脂シート、ゴム、金属板、金属網等に円形状等の孔をあけるために使用されるポンチの一端に位置するリング状の切断刃を研磨するときに、切断刃の外側と内側を、一つの道具で研磨することができ、さらに均一に研磨することできる。
本発明のポンチ用研磨具の一実施形態を示す底部から見た斜視図である。 本発明のポンチ用研磨具の一実施形態を示す頂部から見た斜視図である。 本発明のポンチ用研磨具を用いてポンチの切断刃の外側を研磨する方法を示した部分切断図である。 本発明のポンチ用研磨具を用いてポンチの切断刃の内側を研磨する方法を示した部分切断図である。
以下、本発明のポンチ用研磨具に関する実施形態について、図面を参照して詳しく説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明を実施するに好ましい具体例であるから、技術的に種々の限定がなされているが、本発明は、以下の説明において特に発明を限定する旨明記されていない限り、これらの形態に限定されるものではない。また、数値範囲をあらわす記載は上限と下限を含むものである。
図1から図4に示すように、ポンチ用研磨具は、表面に砥粒4を有し錐状又は錐台状に突出する第一研磨部1と、第一研磨部1の底面側に位置する基部2と、基部2において、第一研磨部1とは反対側に位置し、表面に砥粒4を有し錐状又は錐台状に窪んでいる第二研磨部3を備えている。
第一研磨部1は、その表面に砥粒4が固設されている円錐状の部材である。図4(a)(b)に示すように、第一研磨部1をポンチ5の一端側に位置する円環状の切断刃51の内側に挿入し、第一研磨部1又はポンチ5を相対的に中心軸周りに回転させることにより、切断刃51の内側を研磨することができる。
第一研磨部1は、錐状又は錐台状に形成されていることにより、ポンチ5の切断刃51の径が異なる複数の種類のものに対して、一つの部材で研磨することができる。本実施形態において、第一研磨部1の形状は、円錐状であるが、他の実施形態において、円錐台(ただし、上底の直径が切断刃51の内径よりも小さいもの)、角錐状、角錐台状(ただし、上底の最大の亘り幅が切断刃51の内径よりも小さいもの)とすることができる。角錐状又は角錐台状の場合、切断刃51の内側との接触箇所を増やすにためにできるだけ角数の多い多角形状のものとすることが好ましい。
そして、図3、図4に示すように、第一研磨部1における対向する稜線のなす角度αは、本実施形態では、第一研磨部1における頂角に相当し、10〜40度であることが好ましい。この角度の範囲であれば、切断刃51の刃先が鋭角となるように、切断刃51の内側を研磨することができる。図3、図4に示すように、本実施形態における第一研磨部1における対向する稜線のなす角度αは20度である。また、他の実施形態において角錐状又は角錐台状のときには、第一研磨部1における対向する稜線のなす角度αは、複数存在するが切断刃51の内側に当接することからこのうち最大の角度のものである。
また、本実施形態において、第一研磨部1は、基部2と一体的に形成されているが、他の実施形態において、第一研磨部1と基部2とを螺子等により着脱自在にすることもできる。
基部2は、第一研磨部1の底面側に位置する部材であり、使用者が研磨作業をするときに手で持つ部材である。本実施形態において、基部2は、円柱状であるが、他の実施形態において、角柱状等とすることができる。
基部2の外周部の一部又は全部に、複数の溝が形成されたり、突起物が形成されたり、それらの組み合わせなどにより凹凸が設けられていることが好ましい。凹凸が設けられていることにより、作業者が研磨作業をするときに手で持っても滑りにくくなるので作業がしやすくなる。図1、図2に示すように、本実施形態において、二方向の複数の溝がクロスする綾目ローレットという加工が施されている。
第二研磨部3は、基部2において、第一研磨部1とは反対側に位置し、表面に砥粒4を有し錐状又は錐台状に窪んでいる部分である。図3(a)(b)に示すように、第二研磨部3をポンチ5の一端側に位置する円環状の切断刃51の外側に覆うように当接し、第二研磨部3又はポンチ5を相対的に中心軸周りに回転させることにより、切断刃51の外側を研磨することができる。
第二研磨部3は、錐状又は錐台状に形成されていることにより、ポンチ5の切断刃51の径が異なる複数の種類のものに対して、一つの部分で研磨することができる。本実施形態において、第二研磨部3の形状は、円錐状であるが、他の実施形態において、円錐台(ただし、上底の直径が切断刃51の外径よりも大きいもの)、角錐状、角錐台状(ただし、下底の最大の亘り幅が切断刃51の外径よりも大きいもの)とすることができる。角錐状又は角錐台状の場合、切断刃51の外側との接触箇所を増やすにためにできるだけ角数の多い多角形状のものとすることが好ましい。
そして、図3、図4に示すように、第二研磨部3における対向する稜線のなす角度βは、本実施形態では、第二研磨部3における頂角に相当し、60〜100度であることが好ましい。この角度の範囲であれば、切断刃51の刃先が鋭角となるように、切断刃51の外側を研磨することができる。図3、図4に示すように、本実施形態における第二研磨部3における対向する稜線のなす角度βは80度である。また、他の実施形態において角錐状又は角錐台状のときには、第二研磨部3における対向する稜線のなす角度βは、複数存在するが切断刃51の外側に当接することからこのうち最大の角度のものである。
砥粒4は、第一研磨部1及び第二研磨部3に接着剤や焼結等で固設される硬質の微粒子であり、切断刃51と当接して研磨する部材である。て、砥粒4の粒度としては、第一研磨部1及び第二研磨部3のいずれにおいても、JIS B 4130「ふるいによる分級」における140/170(平均粒子径が105μm)〜325/400(平均粒子径が44μm)であることが好ましい。砥粒4の粒度がこの範囲にあると、切断刃51の切れ味を復元するために、切断刃51を鋭利にすることができる。
また、砥粒4の材質としては、褐色アルミナ系、白色アルミナ系、単結晶アルミナ系等のアルミナ系、窒化ホウ素等のホウ素系、黒色炭化ケイ素系、緑色炭化ケイ素系などの炭化ケイ素系、ダイヤモンドなど、包丁、はさみ、刀、ナイフ、ピーラーなどの刃物の刃先に使用される材質の硬度よりも高い硬度を有する材質であることが好ましい。
そして、第一研磨部1と基部2の材料としては、ステンレスや鋼などの金属、セラミックス、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、ガラス、木材、弾性ゴムなど種々の材料を使用することができる。経年劣化が少なく破損しにくい強度を備えることから、金属であることが好ましい。
このように、本発明のポンチ用研磨具においては、第一研磨部1と第二研磨部3を備えるために一つの道具でポンチ5の切断刃51の内側と外側のそれぞれを研磨することでき、そして、第一研磨部1と第二研磨部3が錐状又は錐台状のために切断刃51の直径が異なる複数のポンチであっても一つの道具で研磨することができる。また、研磨の度に製造メーカーに研磨を依頼しなくとも、一般の使用者自ら簡易に研磨することができる。
1・・・第一研磨部
2・・・基部
3・・・第二研磨部
4・・・砥粒
5・・・ポンチ
51・・・切断刃
α・・・第一研磨部における対向する稜線のなす角度
β・・・第二研磨部における対向する稜線のなす角度

Claims (5)

  1. 表面に砥粒を有し錐状又は錐台状に突出する第一研磨部と、
    前記第一研磨部の底面側に位置する基部と、
    前記基部において、前記第一研磨部とは反対側に位置し、表面に砥粒を有し錐状又は錐台状に窪んでいる第二研磨部と
    を備えることを特徴とするポンチ用研磨具。
  2. 前記第一研磨部が円錐状又は円錐台状であり、前記第二研磨部が円錐状又は円錐台状であることを特徴とする請求項1に記載のポンチ用研磨具。
  3. 前記第一研磨部における対向する稜線のなす角度が10〜40度であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のポンチ用研磨具。
  4. 前記第二研磨部における対向する稜線のなす角度が60〜100度であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のポンチ用研磨具。
  5. 前記基部の外周部に凹凸が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のポンチ用研磨具。
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