JP6654206B2 - 計測システム - Google Patents

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Description

本発明は、計測システムに関する。
従来、計測システムとしては、プラントのプロセスを監視する監視システムがある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の監視システムでは、セキュリティ管理者の登録や変更を容易に行えるように、セキュリティ管理者を限定することでセキュリティを高めている。
特開2009−251943号公報
ところで、センサが検出した情報に基づいてネットワークを介して監視する場合には、センサに含まれる機密情報等を定期的に更新する必要がある。しかし、インターネットを介した第三者による不正取得等が想定され、改良の余地がある。更に工場内LAN(Local Area Network)などプライベートなネットワークであっても、通信を解析される可能性があり、同様に第三者による不正取得等が想定されるため、改良の余地がある。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、複雑な処理をすることなく高いセキュリティ性を確保して、保存された情報を更新することのできる計測システムを提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について説明する。
上記課題を解決する計測システムは、計測対象の状態を検出する計測装置の検出結果を、ネットワークを介して取得する計測システムにおいて、前記計測装置は、近距離無線通信が可能な近距離無線通信部を備え、前記近距離無線通信部と通信可能な更新情報機器から前記近距離無線通信により送信された情報に基づいて、前記計測装置の情報を更新することをその要旨としている。
上記構成によれば、計測装置に近距離無線通信部を備えたので、計測装置が近距離無線通信部を介して計測装置の情報を更新することができる。よって、ネットワークを介して計測装置の情報を更新しなくて済むので、複雑な処理をすることなく高いセキュリティ性を確保して、情報を更新することができる。
上記計測システムについて、前記計測装置と前記更新情報機器とは、近距離無線通信を介して端末認証を行い、前記計測装置は、前記端末認証が成立したことを条件に、前記計測装置の情報を更新することが好ましい。
上記構成によれば、計測装置の更新情報を有する更新情報機器が計測装置と端末認証を行い、端末認証が成立したことを条件として計測装置の情報が更新される。このため、端末認証が成立しなければ情報に接続されないので、悪意ある接続を拒否することができる。
上記計測システムについて、前記計測装置と前記ネットワークを介して接続され、前記検出結果を蓄積するサーバを備え、前記計測装置は、前記端末認証が成立した場合に、前記計測装置と前記サーバとのインターネット認証を行うように構成され、更に前記インターネット認証が成立した場合に、前記計測装置の情報を更新するように構成されていることが好ましい。
上記構成によれば、計測装置と更新情報機器との端末認証に加えて、計測装置とサーバとのインターネット認証が成立すると計測装置の情報が更新される。このため、端末認証とインターネット認証とが成立しなければ情報に接続されないので、悪意ある接続を更に拒否することができる。
上記計測システムについて、前記計測装置には、前記ネットワークと接続されるゲートウェイが備えられ、前記ゲートウェイに前記近距離無線通信部が備えられていることが好ましい。
上記構成によれば、計測装置にゲートウェイを備えるので、計測装置はゲートウェイを介してネットワークに接続することができるので、計測装置を簡易な構成とすることができる。
上記計測システムについて、前記更新情報機器には、キャリブレーションを行うためのキャリブレーション値が保存され、前記計測装置は、前記キャリブレーション値によって調整されることが好ましい。
上記構成によれば、更新情報機器に保存されるキャリブレーション値によって計測装置が校正されるので、キャリブレーション値を有した更新情報機器を所持するユーザであればキャリブレーションを容易に行うことができる。
本発明によれば、セキュリティを維持しつつ、情報を容易に更新することができる。本発明の他の形態及び利点は本発明の技術的思想の例を示している図面と共に以下の記載から明らかとなる。
計測システムの第1の実施形態のブロック図。 同実施形態の計測システムにおけるカードを説明するための模式図。 同実施形態の計測システムの携帯端末の一例を示す図。 同実施形態の計測システムの動作を示すシーケンスチャート。 同実施形態の計測システムの動作を示すシーケンスチャート。 計測システムの第2の実施形態の概略構成を示す図。 同実施形態の計測システムの動作を示すシーケンスチャート。
以下、図1〜図5を参照して、計測システムの第1の実施形態について説明する。
図1に示すように、計測システムは、計測対象の状態を計測する計測装置10と、携帯電話網や公衆無線LAN等の公衆通信網や工場内LANや工場間WAN(Wide Area Network)等のプライベートな通信網等のネットワークNWに接続することで、計測装置10と接続するデータベースサーバ50とを備えている。データベースサーバ50は、データベース51を備えている。データベースサーバ50には、複数の計測装置10がネットワークNWを介して接続される。
計測装置10は、計測対象の状態を検出する検出部としてのセンサ11と、センサ11を制御する制御部12と、制御部12とネットワークNWとに接続するゲートウェイ30とを備えている。センサ11は、計測対象の状態を検出することで得た信号を制御部12に出力する。ゲートウェイ30は、プロトコルの異なるネットワーク同士を接続させる。例えば公衆通信網として携帯電話回線網に接続する無線通信規格を用いてネットワークNWに接続する。ゲートウェイ30は、制御部12と物理的に着脱可能に設けられているが、分離され、通信線によって接続される形態でも構わない。
制御部12は、計測対象の状態を計測する計測部21と、計測結果に基づいて判定する判定部22とを備えている。計測部21は、センサ11から入力された信号を計測値に変換する。判定部22は、この計測値を判定し、判定した判定結果を含む計測情報を出力する。制御部12は、記憶部としてのメモリ25を備えている。制御部12は、メモリ25に記憶されたプログラムやパラメータに基づいて演算処理することにより制御を行うことができる。計測部21は、メモリ25に記憶された計測対象の状態を計測するための計測プログラムによって計測を行う。判定部22は、プログラムとしての判定アルゴリズムとパラメータとしての判定基準(例えば閾値)とによって判定を行う。メモリ25には、判定アルゴリズムと、判定基準とが記憶されている。また、計測部21は、計測情報として計測値と判定結果とをメモリ25に記憶させる。
計測装置10は、パスワード等の情報や、計測対象に合わせて計測装置10を使用することができるようにプログラムやパラメータ(例えば判定基準)等の情報を更新することができる。すなわち、制御部12は、情報の更新時に認証を行う認証部23と、更新情報を取得して、取得した更新情報によって、計測装置10のメモリ25に保持されているプログラムやパラメータ等の情報を書き換える書換部24とを備えている。認証部23は、ネットワークNWを介してデータベースサーバ50に接続して認証を得る(インターネット認証)。インターネット認証は、ネットワークNW上において計測装置10が正規の装置であって情報の更新を行ってよいことを認証するために行うものであり、データベースサーバ50とは別に設けられた認証専用のサーバを用いても良い。なお、認証部23は、データベースサーバ50に情報を提供する際にパスワードによる認証を行う。書換部24は、認証の成立を条件に、ゲートウェイ30からネットワークNWを介して情報を取得する。そして、書換部24は、メモリ25に含まれる情報を取得した更新情報によって更新する。なお、更新情報は、プログラムの一部やパラメータ(例えば判定基準等)の一部であってもよい。
ゲートウェイ30には、近距離無線通信(例えば、NFC:Near Field Communication)を行うことができる近距離無線通信部としてのNFC40を備えている。NFC40は、近距離無線通信が可能な機器と近距離無線通信によって通信可能である。なお、近距離無線としては、通信距離が10cm程度のNFCの他、DSRC(Dedicated Short Range Communications)、特定小電力無線、微弱無線などを用いることができる。NFC40は、通信対象が保持する固有の情報(IDやパスワード等)に基づき、近距離無線通信を許可するか否かの認証(端末認証)を行い、端末認証が成立すると、通信対象と情報の送受信を実行する。ゲートウェイ30は、ネットワークNWを介してデータベースサーバ50とインターネット認証を行い、情報更新が可能な計測装置10であることを確認する。そして、ゲートウェイ30は、インターネット認証が成立すると、更新情報を通信対象に要求して、更新情報を通信対象から取得する。
計測システムは、近距離無線通信が可能であるとともに計測装置10の更新情報を有する更新情報機器として携帯端末60とメンテナンスカード70とを備えている。携帯端末60は、近距離無線通信機能を備えた例えばスマートフォンや、タブレット端末、携帯電話、パーソナルコンピュータ等である。メンテナンスカード70は、近距離無線通信機能を有したカードである。
携帯端末60は、NFC40と近距離無線通信を行い、端末認証が成立すると、ユーザが計測装置10の情報の更新権限を有しているか確認するためにインターネット認証を行う。インターネット認証は、例えば生体認証やパスワードの入力によって行われる。そして、携帯端末60は、インターネット認証のために入力された情報(生体情報やパスワード)を、インターネット認証入力信号として、NFC40を介してゲートウェイ30に送信する。また、携帯端末60は、NFC40を介してゲートウェイ30から更新情報の要求があると、更新情報を、NFC40を介してゲートウェイ30に送信する。携帯端末60には、予め更新情報が記憶されている。
メンテナンスカード70は、NFC40と端末認証を行い、端末認証が成立すると、カード毎に記憶された特定の処理を計測装置10に実行させることができる。なお、更新情報機器としてメンテナンスカード70は、更新情報を有したカードが含まれている。
データベースサーバ50は、データベース51に計測装置10からネットワークNWを介して取得した計測結果を蓄積している。データベースサーバ50は、蓄積された計測結果をユーザからの要求に応じて、ネットワークNWを介して提供する。また、データベースサーバ50は、ネットワークNWを介してゲートウェイ30とインターネット認証を行う。データベースサーバ50と計測装置10とは、例えばパスワードによって認証を行い、認証が成立することを条件に、計測結果等の情報を取得している。また、データベースサーバ50は、ネットワークNWを介して携帯端末60とも、同じ又は異なるパスワードによって認証を行い、認証が成立することを条件に、計測装置10は更新情報を取得している。
図2に示すように、メンテナンスカード70は、メンテナンスカード70の発行元からユーザが遠方に位置していれば郵送でユーザに配布され、メンテナンスカード70の発行元からユーザが近くに位置していればユーザに直接配布される。
メンテナンスカード70は、計測装置10に実行させる処理毎に複数存在する。例えば、計測装置10が有する情報であるパスワード等を更新する更新処理を実行させるためのメンテナンスカード70として、パスワード更新カード71がある。パスワード更新カード71がゲートウェイ30にかざされると、計測装置10のパスワード等を更新することができる。更にパスワードに代え、またはパスワードと共に計測結果等を暗号化して送信するように計測装置10が構成されている場合は、暗号化のための暗号鍵を更新することもできる。
また、センサ11の出力結果を校正させるためのメンテナンスカード70として、センサキャリブレーションカード72がある。センサキャリブレーションカード72がゲートウェイ30にかざされると、計測装置10のセンサ11から出力される出力結果を計測対象に対応するように校正することができる。すなわち、センサキャリブレーションカード72に記憶されたキャリブレーション値によって計測装置10を校正することができる。
また、計測装置10自体が正常であるか否かを確認するための自己診断を計測装置10に実行させるためのメンテナンスカード70として、自己診断カード73がある。自己診断カード73がゲートウェイ30にかざされると、計測装置10に異常があるか否かを診断するための自己診断プログラムが計測装置10で実行され、異常がある場合は、その旨が計測装置10の表示部(図示せず)に表示されたり、データベースサーバ50等に異常がある旨、送信されたりするように構成されている。
また、計測装置10の設定を初期状態(出荷時に設定されていたプログラム若しくはパラメータの状態、又は設置時に設定されていたプログラム若しくはパラメータの状態)にするためのメンテナンスカード70として、リセットカード74がある。リセットカード74がゲートウェイ30にかざされると、計測装置10の設定を初期状態に復元することができる。
図3に示すように、携帯端末60は、表示部61を備えている。携帯端末60において計測装置10のセンサ11から出力される計測結果の色を校正する際には、表示部61にRGBのカラーマトリックスを表示して、計測対象に対応した色をユーザが選択することで、計測結果の色を校正することができる。また、予め計測対象に対応する色をカラーマトリックスに表示するので、ユーザが色を確認した上で設定することができる。
次に、図4及び図5を併せて参照して、上記のように構成された計測システムの動作について説明する。
まず、携帯端末60による情報の更新について説明する。
図4に示すように、携帯端末60がゲートウェイ30に近づけられると(ステップS10)、携帯端末60とゲートウェイ30とは、NFC通信を行う(ステップS11,S12)。すなわち、携帯端末60は、近距離無線通信によって端末認証を行い、ゲートウェイ30と通信できる正規の携帯端末であるか否かを確認する。
そして、携帯端末60は、端末認証が成立すると(ステップS13)、インターネット認証の表示を行う(ステップS14)。すなわち、携帯端末60は、インターネット認証のためにユーザに対して認証を促す表示を表示部に表示する。例えば、携帯端末60は、生体認証であれば携帯端末60のカメラがユーザの手のひらや眼球を撮影できるように撮影範囲を表示したり、パスワードであればパスワードの入力画面を表示したりする。そして、携帯端末60は、ユーザによってインターネット認証の入力があると(ステップS15)、インターネット認証入力信号を近距離無線通信によってゲートウェイ30に送信する。
ゲートウェイ30は、インターネット認証入力信号を携帯端末60から受信すると、インターネット認証を行う(ステップS16)。すなわち、制御部12の認証部23は、ゲートウェイ30を介してネットワークNWを経由してデータベースサーバ50とインターネット認証を行う。そして、制御部12の認証部23は、ゲートウェイ30を介して入力された情報が正しければ、インターネット認証が成立したと判断すると(ステップS17)、更新情報(例えば、新たな判断基準やインターネット認証用の新しいパスワード等)の要求を近距離無線通信によって携帯端末60に送信する。
続いて、携帯端末60は、ゲートウェイ30から更新情報の要求を受信すると、更新情報をゲートウェイ30に送信する(ステップS18)。すなわち、携帯端末60は、記憶されている更新情報を読み出して、近距離無線通信によってゲートウェイ30にこの更新情報を送信する。
続いて、ゲートウェイ30は、携帯端末60から更新情報を受信すると、この更新情報を制御部12に送信する(ステップS19)。すなわち、ゲートウェイ30は、携帯端末60から近距離無線通信によって提供された更新情報を制御部12へ伝達する。
そして、制御部12は、ゲートウェイ30から更新情報を受信すると、更新情報に基づいて計測装置10に保存されている情報を更新する(ステップS20)。すなわち、制御部12の書換部24は、メモリ25に記憶された情報(例えば判断基準やインターネット認証用のパスワード等)を、ゲートウェイ30を介して携帯端末60から取得した情報に書き換える。
次に、メンテナンスカード70による情報の更新について説明する。
図5に示すように、メンテナンスカード70がゲートウェイ30に近づけられると(ステップS10)、メンテナンスカード70とゲートウェイ30とは、NFC通信を行う(ステップS11,S12)。すなわち、メンテナンスカード70は、近距離無線通信によって認証を行い、ゲートウェイ30と通信できる正規のカードであるか否かを確認する(端末認証)。
そして、メンテナンスカード70は、端末認証が成立すると(ステップS13)、カード情報をゲートウェイ30に送信する(ステップS30)。すなわち、メンテナンスカード70に記憶されている情報であるカード情報が読み出され、このカード情報は近距離無線通信によってゲートウェイ30に送信される。例えば、メンテナンスカード70がパスワード更新カード71であれば、パスワード更新カード71からカード情報としてパスワード等の更新要求と新たなパスワード等とが近距離無線通信によってゲートウェイ30に送信される。例えば、メンテナンスカード70がセンサキャリブレーションカード72であれば、センサキャリブレーションカード72からカード情報としてセンサ11の校正要求が近距離無線通信によってゲートウェイ30に送信される。
続いて、ゲートウェイ30は、メンテナンスカード70からカード情報を近距離無線通信によって受信すると、カード情報に基づいた処理を制御部12に要求する(ステップS31)。すなわち、ゲートウェイ30は、メンテナンスカード70から取得したカード情報に含まれた処理を制御部12に伝達する。例えば、メンテナンスカード70がパスワード更新カード71であれば、ゲートウェイ30は、パスワード等の更新要求と新たなパスワード等とを制御部12に伝達する。例えば、メンテナンスカード70がセンサキャリブレーションカード72であれば、ゲートウェイ30は、センサ11の校正要求を制御部12に出力する。
続いて、制御部12は、ゲートウェイ30から処理要求が伝達されると、伝達された処理を実行する(ステップS32)。例えば、メンテナンスカード70がパスワード更新カード71であれば、制御部12の書換部24は、パスワード等の更新要求に従い記憶されているパスワード等を新たなパスワード等に書き換える。例えば、メンテナンスカード70がセンサキャリブレーションカード72であれば、制御部12の書換部24は、センサ11の校正要求に従い設定されているセンサ11の計測結果の色の設定を書き換える。
このように、計測装置10に備えられた近距離無線通信部であるNFC40によって携帯端末60やメンテナンスカード70から情報を取得して情報を更新することができる。よって、ネットワークNWを介して計測装置10の情報を更新しないため、通信が傍受されたり、通信内容が改ざんされたりすることがない。つまり高いセキュリティ性を複雑な処理をすることなく確保して、情報を更新することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)計測装置10に近距離無線通信を行うNFC40を備えたので、計測装置10がNFC40を介して計測装置10の情報を更新することができる。よって、ネットワークNWを介して計測装置10の情報を更新しなくて済むので、複雑な処理をすることなく高いセキュリティ性(通信を第三者に傍受されたり、通信内容が改ざんされたりすることが無く)を確保して、情報を更新することができる。
(2)計測装置10の更新情報を有する携帯端末60が計測装置10と端末認証を行い、端末認証が成立したことを条件として計測装置10の情報が更新される。このため、端末認証が成立しなければ情報に接続されないので、悪意ある接続を拒否することができる。
(3)計測装置10と携帯端末60との端末認証に加えて、計測装置10とデータベースサーバ50とのインターネット認証が成立すると計測装置10の情報が更新される。このため、端末認証とインターネット認証とが成立しなければ情報に接続されないので、悪意ある接続を更に拒否することができる。
(4)計測装置10にゲートウェイ30を備えるので、計測装置10はゲートウェイ30を介してネットワークNWに接続することができるので、計測装置10を簡易な構成とすることができる。
(5)携帯端末60やメンテナンスカード70に保存されるキャリブレーション値によって計測装置10が校正されるので、キャリブレーション値を有した携帯端末60又はメンテナンスカード70を所持するユーザであればキャリブレーションを容易に行うことができる。
(第2の実施形態)
以下、図6及び図7を参照して、計測システムの第2の実施形態について説明する。この実施形態の計測システムは、NFC40が制御部12に直接接続(制御部と一体化)されている点が上記第1の実施形態と異なっている。以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図6に示すように、計測装置10は、センサ11と制御部12とに加えて、ネットワークNWに接続する通信部13と、近距離無線通信を行うNFC40とを備えている。そして、通信部13とNFC40とは、制御部12にそれぞれ接続されている。
計測装置10は、データベースサーバ50に接続する際には、通信部13を経由してネットワークNWを介して接続する。また、計測装置10は、メンテナンスカード70と通信する際には、NFC40を介して接続する。つまり、計測装置10の情報を更新するために制御部12がメンテナンスカード70や携帯端末60に接続するルートと、制御部12がデータベースサーバ50に接続するルートとが別々になっている。
次に、メンテナンスカード70による情報の更新について説明する。
図7に示すように、メンテナンスカード70が計測装置10に近づけられると(ステップS10)、メンテナンスカード70とNFC40とは、NFC通信を行う(ステップS11,S12)。そして、メンテナンスカード70は、端末認証が成立すると(ステップS13)、カード情報をNFC40に送信する(ステップS30)。
続いて、NFC40は、メンテナンスカード70からカード情報を近距離無線通信によって受信すると、カード情報に基づいて処理を制御部12に要求する(ステップS31)。続いて、制御部12は、NFC40から処理要求が入力されると、入力された処理を実行する(ステップS32)。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1の実施形態の(1)〜(3),(5)の効果に加え、以下の効果を奏することができる。
(6)NFC40が制御部12に直接接続されているとともに、ネットワークNWに接続する通信部13が制御部12に別々に接続されている。このため、情報を更新するための通信と、ネットワークNWを介してデータベースサーバ50に接続する通信とを同時に行うことが可能である。
なお、上記各実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することもできる。
・上記各実施形態では、計測装置10において計測した計測値の判定結果をデータベースサーバ50に出力するようにしたが、計測値をデータベースサーバ50に出力するようにしてもよい。
・上記第1の実施形態では、更新情報機器として携帯端末60とメンテナンスカード70との両方を計測システムが備えたが、更新情報機器として携帯端末60とメンテナンスカード70とのいずれか一方のみを計測システムが備えてもよい。
・上記第1の実施形態では、更新情報機器である携帯端末60やメンテナンスカード70に保存されるキャリブレーション値によって計測装置10の計測結果の色を校正した。しかしながら、更新情報機器である携帯端末60やメンテナンスカード70にキャリブレーション値を保存せず、計測装置10に対してキャリブレーションを直接行ってもよい。
・上記第1の実施形態では、計測装置10と携帯端末60との端末認証に加えて、計測装置10とデータベースサーバ50とのインターネット認証が成立すると計測装置10の情報を更新した。しかしながら、端末認証のみでセキュリティが確保できれば、インターネット認証を省略してもよい。また、インターネット認証のみでセキュリティが確保できれば、端末認証を省略してもよい。
・上記各実施形態では、計測装置10の更新情報を有する携帯端末60又はメンテナンスカード70が計測装置10と端末認証を行い、端末認証が成立したことを条件として計測装置10の情報を更新した。しかしながら、携帯端末60又はメンテナンスカード70を使用することで、セキュリティが確保できるならば、端末認証を省略してもよい。
・上記各実施形態では、計測装置10の計測結果をデータベースサーバ50に蓄積したが、データベースサーバ50を省略して、計測装置10から計測結果を直接取得するようにしてもよい。
更新情報機器(60、70〜74)はいずれも読み出し可能情報を記憶または保持する物理的実体である。携帯端末60は、バッテリ等の電源を備える電動式(electric-powered)の携帯可能更新情報機器の一例である。カード70〜74は、バッテリ等の電源を備えない非電動式(nonelectric powered)の携帯可能更新情報機器の一例である。
計測装置10は、計測部21、判定部22、認証部23、及び書換部24として機能する一つまたは複数のプロセッサを備えることができる。例えば、計測部21、判定部22、認証部23、及び書換部24はそれぞれ計測プロセッサ、判定プロセッサ、認証プロセッサ、及び書換プロセッサであってよい。計測装置10は、メモリ25に代えてまたはメモリ25に加えて、当該一つまたは複数のプロセッサによって実行される命令またはコンピュータプログラムを格納した非一時的なコンピュータ可読記憶媒体を備えることができる。当該記憶媒体は、限定ではないが、不揮発性メモリ、磁気ディスクを含む磁気ディスク装置、光学ディスクを含む光学ディスク装置等であってよい。
近距離無線通信部としてのNFC40は、近距離無線受信アンテナであってよい。
本開示は以下の実装例を包含する。限定ではなく理解の補助のために、図示した実施形態の参照符号を付した。
本発明の一以上の実装例は、計測対象の状態を計測するための計測装置(10)を提供する。この計測装置(10)は、計測対象の状態を計測するように構成されたセンサ(11)と、ネットワーク(NW)を介してデータベースサーバ(50)に接続される通信回路(30、13)と、近距離無線受信アンテナ(40)と、前記センサ(11)、前記通信回路(30、13)、及び、前記近距離無線受信アンテナ(40)に直接にまたは間接的に接続された制御部(12)とを備える。前記制御部(12)は、少なくとも、前記計測装置(10)の外部から前記計測装置(10)へのアクセスの制限と前記センサ(11)のセンサ信号に対する信号処理とを実行するための一または複数のコンピュータプログラムを含む複数のデータセットを格納するメモリ(25)を含み、前記制御部(12)は、前記メモリ(25)内の前記複数のデータセットのうちの少なくとも1つを、前記計測装置(10)の外部から前記近距離無線受信アンテナ(40)を介して受信した情報で書き換えるように構成されている。
本発明がその技術的思想から逸脱しない範囲で他の特有の形態で具体化されてもよいということは当業者にとって明らかであろう。例えば、実施形態(あるいはその1つ又は複数の態様)において説明した部品のうちの一部を省略したり、いくつかの部品を組合せてもよい。本発明の範囲は、添付の請求の範囲を参照して、請求の範囲が権利を与えられる均等物の全範囲と共に確定されるべきである。
10…計測装置、11…センサ、12…制御部、13…通信部、21…計測部、22…判定部、23…認証部、24…書換部、25…メモリ、30…ゲートウェイ、40…NFC、50…データベースサーバ、51…データベース、60…携帯端末、61…表示部、70…メンテナンスカード、71…暗号鍵更新カード、72…センサキャリブレーションカード、73…自己診断カード、74…リセットカード、NW…ネットワーク。

Claims (5)

  1. 計測対象の状態を検出した検出結果を、ネットワークを介して送信する計測装置と
    近距離無線通信を行う更新情報機器と、
    前記計測装置と前記ネットワークを介して接続されて前記検出結果を蓄積するサーバとを備え、
    前記計測装置は、前記近距離無線通信を行う近距離無線通信部を備え、前記サーバとインターネット認証を行うように構成され、前記インターネット認証が成立したことを条件に、前記更新情報機器から前記近距離無線通信により送信された更新情報に基づいて前記計測装置の情報を更新する
    計測システム。
  2. 前記計測装置と前記更新情報機器とは、前記近距離無線通信を介して端末認証を行い、
    前記計測装置は、前記端末認証が成立した場合に、前記インターネット認証を行って前記インターネット認証が成立したことを条件に、前記計測装置の情報を更新する
    請求項1に記載の計測システム。
  3. 前記計測装置には、前記ネットワークと接続されるゲートウェイが備えられ、
    前記ゲートウェイに前記近距離無線通信部が備えられている
    請求項1又は2に記載の計測システム。
  4. 前記更新情報機器は、前記ゲートウェイから更新情報の要求を受信すると、更新情報を前記ゲートウェイに送信し、
    前記計測装置は、前記ゲートウェイが前記更新情報機器から前記更新情報を受信すると、受信した更新情報に基づいて前記計測装置の情報を更新する
    請求項3に記載の計測システム。
  5. 前記更新情報機器には、キャリブレーションを行うためのキャリブレーション値が保存され、
    前記計測装置は、前記キャリブレーション値によって校正される
    請求項〜4のいずれか一項に記載の計測システム。
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