以下、図面を用いて、本発明の一実施の形態に係る遊技台(例えば、パチンコ機等の弾球遊技機やスロットマシン等の回胴遊技機)について説明する。まず、図1を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の全体構成について説明する。なお、同図はパチンコ機100を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。パチンコ機100は、外部的構造として、外枠102と、本体104と、前面枠扉106と、発射装置110と、遊技盤200と、をその前面に備える。
外枠102は、遊技機設置営業店に設けられた設置場所(島設備等)へと固定させるための縦長方形状からなる木製の枠部材である。本体104は、内枠と呼ばれ、外枠102の内部に備えられ、ヒンジ部112を介して外枠102に回動自在に装着された縦長方形状の遊技機基軸体となる部材である。また、本体104は、枠状に形成され、内側に空間部114を有している。また、本体104が開放された場合、本体104の開放を検出する不図示の内枠開放センサを備える。
前面枠扉106は、ロック機能付きでかつ開閉自在となるようにパチンコ機100の前面側となる本体104の前面に対しヒンジ部112を介して装着され、枠状に構成されることでその内側を開口部116とした扉部材である。なお、前面枠扉106には、開口部116にガラス製または樹脂製の透明板部材118が設けられ、前面側には、スピーカ120や枠ランプ122が取り付けられている。前面枠扉106の後面と遊技盤200の前面とで遊技領域124を区画形成する。また、前面枠扉106が開放された場合、前面枠扉106の開放を検出する不図示の前面枠扉開放センサを備える。
また前面枠扉106は、開口部116よりも下方の部位に、複数の遊技球(以下、単に「球」と称する場合がある)が貯留可能でかつ発射装置110へと遊技球を案内させる通路が設けられている上皿126と、上皿126に貯留しきれない遊技球を貯留する下皿128と、遊技者の操作によって上皿126に貯留された遊技球を下皿128へと排出させる球抜ボタン130と、遊技者の操作によって下皿128に貯留された遊技球を遊技球収集容器(俗称、ドル箱)へと排出させる球排出レバー132と、遊技者の操作によって発射装置110へと案内された遊技球を遊技盤200の遊技領域124へと打ち出す球発射ハンドル134と、遊技者の操作によって各種演出装置206(図1では図示せず)の演出態様に変化を与えるチャンスボタン136と、チャンスボタン136を発光させるチャンスボタンランプ138と、設定者(例えば、遊技者、遊技店員)の操作によって各種設定等が可能な設定操作部137と、カードユニット(CRユニット)に対して球貸し指示を行う球貸操作ボタン140と、カードユニットに対して遊技者の残高の返却指示を行う返却操作ボタン142と、遊技者の残高やカードユニットの状態を表示する球貸表示部(図示せず)と、を備える。また、下皿128が満タンであることを検出する不図示の下皿満タンセンサを備える。
発射装置110は、本体104の下方に取り付けられ、球発射ハンドル134が遊技者に操作されることによって回動する発射杆146と、遊技球を発射杆146の先端で打突する発射槌148と、を備える。
設定操作部137は、設定者による押下が可能な押ボタン式のスイッチとして、確定(OK)ボタンと、確定ボタンの上方に位置する上ボタンと、確定ボタンの下方に位置する下ボタンと、確定ボタンの右方に位置する右ボタンと、確定ボタンの左方に位置する左ボタンと、右ボタンのさらに右方に位置するキャンセル(C)ボタンとを備えている。また設定操作部137は、各ボタンのそれぞれの押下を検出する操作部センサを備えている。本例の設定操作部137は、各ボタンおよび操作部センサが一体化したユニット構造を有している。設定操作部137の各ボタンのうち少なくとも1つは、所定条件が成立したときの遊技者の操作によって各種演出装置206(図3参照)の演出態様に変化を与えるチャンスボタンとして機能するようになっていてもよい。
遊技盤200は、前面に遊技領域124を有し、本体104の空間部114に臨むように、所定の固定部材を用いて本体104に着脱自在に装着されている。なお、遊技領域124は、遊技盤200を本体104に装着した後、開口部116から観察することができる。
図2は、図1のパチンコ機100を背面側から見た外観図である。パチンコ機100の背面上部には、上方に開口した開口部を有し、遊技球を一時的に貯留するための球タンク150と、球タンク150の下方に位置し、球タンク150の底部に形成した連通孔を通過して落下する球を背面右側に位置する払出装置152に導くためのタンクレール154とを配設している。
払出装置152は、筒状の部材からなり、その内部には、不図示の払出モータとスプロケットと払出センサとを備えている。スプロケットは、払出モータによって回転可能に構成されており、タンクレール154を通過して払出装置152内に流下した遊技球を一時的に滞留させるとともに、払出モータを駆動して所定角度だけ回転することにより、一時的に滞留した遊技球を払出装置152の下方へ1個ずつ送り出すように構成している。
払出センサは、スプロケットが送り出した遊技球の通過を検知するためのセンサであり、遊技球が通過しているときにハイまたはローのいずれか一方の信号を、遊技球が通過していないときはハイまたはローのいずれか他方の信号を払出制御部600(図4参照)へ出力する。なお、この払出センサを通過した遊技球は、不図示の球レールを通過してパチンコ機100の表側に配設した上皿126に到達するように構成しており、パチンコ機100は、この構成により遊技者に対して球の払出しを行う。
払出装置152の図中左側には、遊技全般の制御処理を行う主制御部300を構成する主基板156を収納する主基板ケース158と、主制御部300が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第1副制御部400を構成するとともにパチンコ機100から出力される音量を遊技店員の操作によって調整するロータリー式の音量調整スイッチ161を備える第1副基板160を収納する第1副基板ケース162と、第1副制御部400が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第2副制御部500を構成する第2副基板164を収納する第2副基板ケース166と、遊技球の払出しに関する制御処理を行う払出制御部600を構成するとともに遊技店員の操作によってエラーを解除するエラー解除スイッチ168を備える払出基板170を収納する払出基板ケース172と、遊技球の発射に関する制御処理を行う発射制御部630を構成する発射基板174を収納する発射基板ケース176と、各種電気的遊技機器に電源を供給する電源制御部660を構成するとともに遊技店員の操作によって電源をオンオフする電源スイッチ178と電源投入時に操作されることによってRWMクリア信号を主制御部300に出力するRWMクリアスイッチ180とを備える電源基板182を収納する電源基板ケース184と、払出制御部600とカードユニットとの信号の送受信を行うCRインタフェース部186と、パチンコ機100の情報を外部のホールコンピュータ等に出力するために主基板156や第1副基板160等とホールコンピュータ等との間を中継する中継基板188と、を配設している。
主基板156、第1副基板160および第2副基板164等は機種毎に変更する必要があるため遊技盤200の背面に備えられており、払出基板170、発射基板174および電源基板182等は複数機種で共通的に使用されるため外枠102に備えられている。
図3は、遊技盤200を正面から見た略示正面図である。遊技盤200には、外レール202と内レール204とを配設し、遊技球が転動可能な遊技領域124を区画形成している。遊技領域124の略中央には、演出装置206を配設している。演出装置206には、略中央に装飾図柄表示装置208を配設している。演出装置206は、演出可動体224を動作して演出を行うものであり、詳細については後述する。
本例の遊技盤200はいわゆる右打ち機用の遊技盤である。右打ち機では、球発射ハンドル134の操作によって遊技球の打ち出し強度を変化させることにより、遊技球の落下経路を演出装置206より右側の右側経路と演出装置206より左側の左側経路とに打ち分けることができる。本例では、後述する普通図柄始動口228、普通図柄始動口229、第1特別図柄始動口230、第2特別図柄始動口232(開放状態)、可変入賞口234、235(開放状態)等への入球のし易さは、右側経路を落下する遊技球と左側経路を落下する遊技球とで異なる。
普通図柄始動口229、第2特別図柄始動口232および可変入賞口235のそれぞれについては、これらの普通図柄始動口229、第2特別図柄始動口232および可変入賞口235が右側経路上に配置されているため、右側経路を落下する遊技球の入球は相対的に容易であり、左側経路を落下する遊技球の入球は相対的に困難または不可能である。これに対し、普通図柄始動口228、第1特別図柄始動口230および可変入賞口234のそれぞれについては、遊技釘238の配列パターンやワープ装置242等の存在の影響によって、左側経路を落下する遊技球の入球は相対的に容易であり、右側経路を落下する遊技球の入球は相対的に困難である。なお、本実施の形態では右打ち機を例に挙げているが、右打ち機以外であってもよい。
装飾図柄表示装置208は、装飾図柄ならびに演出に用いる様々な画像(動画像または静止画像)を表示するための表示装置であり、本実施の形態では液晶表示装置(Liquid Crystal Display)によって構成する。装飾図柄表示装置208は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cおよび演出表示領域208dの4つの表示領域に分割し、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cはそれぞれ異なった装飾図柄を表示し、演出表示領域208dは演出に用いる画像を表示する。さらに、各表示領域208a、208b、208c、208dの位置や大きさは、装飾図柄表示装置208の表示画面内で自由に変更することを可能としている。なお、装飾図柄表示装置208として液晶表示装置を採用しているが、液晶表示装置でなくとも、種々の演出や種々の遊技情報を表示可能に構成されていればよく、例えば、ドットマトリクス表示装置、7セグメント表示装置、有機EL(ElectroLuminescence)表示装置、リール(ドラム)式表示装置、リーフ式表示装置、プラズマディスプレイ、プロジェクタを含む他の表示デバイスを採用してもよい。
遊技領域124の下部には、第1特別図柄表示装置212と、第2特別図柄表示装置214と、普通図柄表示装置210と、第1特別図柄保留ランプ218と、第2特別図柄保留ランプ220と、普通図柄保留ランプ216と、高確中ランプ222とを配設している。なお、以下、普通図柄を「普図」、特別図柄を「特図」、第1特別図柄を「特図1」、第2特別図柄を「特図2」と称する場合がある。
普図表示装置210は、普図の表示を行うための表示装置であり、本実施の形態では7セグメントLEDによって構成する。特図1表示装置212および特図2表示装置214は、特図の表示を行うための表示装置であり、本実施の形態では7セグメントLEDによって構成する。
普図保留ランプ216は、保留している普図変動遊技(詳細は後述)の数を示すためのランプであり、本実施の形態では、普図変動遊技を所定数(例えば、4つ)まで保留することを可能としている。特図1保留ランプ218および特図2保留ランプ220は、保留している特図変動遊技(詳細は後述)の数を示すためのランプであり、本実施の形態では、特図変動遊技を所定数(例えば、4つ)まで保留することを可能としている。高確中ランプ222は、遊技状態が大当りが発生し易い高確率状態であること、または高確率状態になることを示すためのランプであり、遊技状態を大当りが発生し難い低確率状態から高確率状態にする場合に点灯し、高確率状態から低確率状態にする場合に消灯する。
また、演出装置206の周囲には、所定の球進入口、例えば、一般入賞口226と、普図始動口228、229と、特図1始動口230と、特図2始動口232と、可変入賞口234、235とを配設している。
一般入賞口226は、本実施の形態では遊技盤200に複数配設しており、一般入賞口226への入球を所定の球検出センサ(図示省略)が検出した場合(一般入賞口226に入賞した場合)、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、10個)の球を賞球として上皿126に排出する。上皿126に排出した球は遊技者が自由に取り出すことが可能であり、これらの構成により、入賞に基づいて賞球を遊技者に払い出すようにしている。なお、一般入賞口226に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。本実施の形態では、遊技球には、入賞の対価として遊技者に払い出す球(以下、「賞球」と呼ぶ場合がある)と、遊技者に貸し出す球(以下、「貸球」と呼ぶ場合がある)とが含まれる。
普図始動口228と普図始動口229は、ゲートやスルーチャッカーと呼ばれる、遊技領域124の所定の領域を球が通過したか否かを判定するための装置で構成しており、本実施の形態では遊技盤200の左側経路上に普図始動口228を1つ配設し、右側経路上に普図始動口229を1つ配設している。普図始動口228や普図始動口229を通過した球は一般入賞口226に入球した球と違って、遊技島側に排出することはない。球が普図始動口228や普図始動口229を通過したことを所定の球検出センサが検出した場合、パチンコ機100は、普図表示装置210による普図変動遊技を開始する。
特図1始動口230は、本実施の形態では遊技盤200の中央に1つだけ配設している。特図1始動口230への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、3個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、特図1表示装置212による特図変動遊技(以下、「特図1変動遊技」という場合がある)を開始する。なお、特図1始動口230に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
特図2始動口232は、電動チューリップ(電チュー)と呼ばれ、本実施の形態では右側経路上に1つだけ配設している。特図2始動口232は、左右に開閉自在な一対の羽根部材232aを備え、羽根部材232aの閉鎖中は球の入球が不可能であり、普図変動遊技に当選し、普図表示装置210が当り図柄を停止表示した場合に羽根部材232aが所定の時間間隔、所定の回数で開閉する。特図2始動口232への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、4個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、特図2表示装置214による特図変動遊技(以下、「特図2変動遊技」という場合がある)を開始する。なお、特図2始動口232に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
可変入賞口234、235は、大入賞口またはアタッカと呼ばれ、本実施の形態では可変入賞口234が遊技盤200の中央部下方に1つだけ配設され、可変入賞口235が右側経路上に1つだけ配設されている。可変入賞口234、235は、開閉自在な扉部材をそれぞれ備え、扉部材の閉鎖中は球の入球が不可能である。特図変動遊技に当選して特図表示装置が大当り図柄を停止表示した場合には、例えば可変入賞口234、235のうち一方の扉部材が所定の時間間隔(例えば、開放時間29秒、閉鎖時間1.5秒)、所定の回数(例えば15回)で開閉する。可変入賞口234、235への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、15個)の球を賞球として上皿126に排出する。なお、可変入賞口234、235に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
さらに、これらの入賞口や始動口の近傍には、風車と呼ばれる円盤状の打球方向変換部材236や、遊技釘238を複数個、配設しているとともに、内レール204の最下部には、いずれの入賞口や始動口にも入賞しなかった球をパチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出するためのアウト口240を設けている。
パチンコ機100は、遊技者が上皿126に貯留している球を発射レールの発射位置に供給し、遊技者の球発射ハンドル134の操作量に応じた強度で発射モータを駆動し、発射杆146および発射槌148によって外レール202、内レール204を通過させて遊技領域124に打ち出す。そして、遊技領域124の上部に到達した球は、打球方向変換部材236や遊技釘238等によって進行方向を変えながら下方に落下し、入賞口(一般入賞口226、可変入賞口234、235)や始動口(特図1始動口230、特図2始動口232)に入賞するか、いずれの入賞口や始動口にも入賞することなく、または普図始動口228、229を通過するのみでアウト口240に到達する。
次に、パチンコ機100の演出装置206について説明する。演出装置206の前面側には、遊技球の転動可能な領域にワープ装置242(242a、242b)および前面ステージ244を配設し、遊技球の転動不可能な領域に演出可動体224を配設している。また、演出可動体224の右側上方に、第4図柄を表示するための第4図柄表示装置248を配設している。第4図柄表示装置248は、2つの正方形状のランプを備えている。この2つのランプは、縦に並んで配置されている。この2つのランプの光源には、例えばLEDが用いられている。上側のランプが特図1に対応し、下側のランプが特図2に対応している。なお、第4図柄表示装置248は、特図1および特図2の双方に対応する共通のランプを1つのみ備えていてもよい。また、第4図柄は、装飾図柄表示装置208で表示されてもよい。また、本例のように、演出装置206(センター役物)内に第4図柄表示装置が設けられていてもよい。また、演出装置206の背面側には、装飾図柄表示装置208および遮蔽装置246(以下、扉あるいはシャッタと称する場合がある)を配設している。すなわち、演出装置206において、装飾図柄表示装置208および遮蔽装置246は、ワープ装置242、前面ステージ244、および演出可動体224の後方に位置することとなる。ワープ装置242は、演出装置206の左上方に設けたワープ入口242aに入った遊技球を演出装置206の前面下方の前面ステージ244にワープ出口242bから排出する。前面ステージ244は、ワープ出口242bから排出された球や遊技盤200の釘などによって乗り上げた球などが転動可能であり、前面ステージ244の中央部には、通過した球が特図1始動口230へ入球し易くなるスペシャルルート244aを設けている。
本例の演出可動体224は、パチンコ機100の機種名等が表示される横長平板状のパネルを備えている。演出可動体224は、不図示のステッピングモータで駆動されることにより、装飾図柄表示装置208の前方を表示画面に略平行な面内で上下方向に移動可能になっている。
遮蔽装置246は、格子状の左扉246aおよび右扉246bからなり、装飾図柄表示装置208および前面ステージ244の間に配設する。左扉246aおよび右扉246bの上部には、不図示の2つのプーリに巻き回したベルトをそれぞれ固定している。すなわち、左扉246aおよび右扉246bは、モータによりプーリを介して駆動するベルトの動作に伴って左右にそれぞれ移動する。遮蔽装置246は、左扉246aおよび右扉246bを閉じた状態ではそれぞれの内側端部が重なり、遊技者が装飾図柄表示装置208を視認し難いように遮蔽する。左扉246aおよび右扉246bを開いた状態ではそれぞれの内側端部が装飾図柄表示装置208の表示画面の外側端部と若干重なるが、遊技者は装飾図柄表示装置208の表示の全てを視認可能である。また、左扉246aおよび右扉246bは、それぞれ任意の位置で停止可能であり、例えば、表示した装飾図柄がどの装飾図柄であるかを遊技者が識別可能な程度に、装飾図柄の一部だけを遮蔽するようなことができる。なお、左扉246aおよび右扉246bは、格子の孔から後方の装飾図柄表示装置208の一部を視認可能にしてもよいし、格子の孔の障子部分を半透明のレンズ体で塞ぎ、後方の装飾図柄表示装置208による表示を漠然と遊技者に視認させるようにしてもよいし、格子の孔の障子部分を完全に塞ぎ(遮蔽し)、後方の装飾図柄表示装置208を全く視認不可にしてもよい。
次に、図4を用いて、このパチンコ機100の制御部の回路構成について詳細に説明する。なお、同図は制御部の回路ブロック図を示したものである。パチンコ機100の制御部は、大別すると、遊技の中枢部分を制御する主制御部300と、主制御部300が送信するコマンド信号(以下、単に「コマンド」という)に応じて主に演出の制御を行う第1副制御部400と、第1副制御部400より送信されたコマンドに基づいて各種機器を制御する第2副制御部500と、主制御部300が送信するコマンドに応じて主に遊技球の払出しに関する制御を行う払出制御部600と、遊技球の発射制御を行う発射制御部630と、パチンコ機100に供給される電源を制御する電源制御部660と、によって構成している。
まず、パチンコ機100の主制御部300について説明する。主制御部300は、主制御部300の全体を制御する基本回路302を備えている。基本回路302には、CPU304と、制御プログラムや各種データを記憶するためのROM306と、一時的にデータを記憶するためのRAM308と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O310と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ312と、プログラム処理の異常を監視するWDT314と、を搭載している。なお、ROM306やRAM308については他の記憶装置を用いてもよく、この点は後述する第1副制御部400や第2副制御部500についても同様である。この基本回路302のCPU304は、水晶発振器316bが出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。
また、基本回路302には、水晶発振器316aが出力するクロック信号を受信する度に0〜65535の範囲で数値を変動させるハードウェア乱数カウンタとして使用している乱数値生成回路(カウンタ回路)318(この回路には2つのカウンタを内蔵しているものとする)と、所定の球検出センサ、例えば各始動口、入賞口、可変入賞口を通過する遊技球を検出するセンサや、前面枠扉開放センサや内枠開放センサや下皿満タンセンサを含む各種センサ320が出力する信号を受信し、増幅結果や基準電圧との比較結果を乱数値生成回路318および基本回路302に出力するためのセンサ回路322と、所定の図柄表示装置、例えば特図1表示装置212や特図2表示装置214の表示制御を行うための駆動回路324と、所定の図柄表示装置、例えば普図表示装置210の表示制御を行うための駆動回路326と、各種状態表示部328(例えば、普図保留ランプ216、特図1保留ランプ218、特図2保留ランプ220、高確中ランプ222等)の表示制御を行うための駆動回路330と、所定の可動部材、例えば特図2始動口232の羽根部材232aや可変入賞口234、235の扉部材等を開閉駆動する各種ソレノイド332を制御するための駆動回路334と、を接続している。本例では水晶発振器316aと乱数値生成回路318とが別に設けられているが、水晶発振器316aは乱数値生成回路318に含まれていてもよい。
なお、特図1始動口230に球が入賞したことを球検出センサ320が検出した場合には、センサ回路322は球を検出したことを示す信号を乱数値生成回路318に出力する。この信号を受信した乱数値生成回路318は、特図1始動口230に対応するカウンタのそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、特図1始動口230に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶する。また、乱数値生成回路318は、特図2始動口232に球が入賞したことを示す信号を受信した場合も同様に、特図2始動口232に対応するカウンタのそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、特図2始動口232に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶する。
さらに、基本回路302には、情報出力回路336を接続しており、主制御部300は、この情報出力回路336を介して、外部のホールコンピュータ(図示省略)等が備える情報入力回路350にパチンコ機100の遊技情報(例えば、遊技状態)を出力する。
また、主制御部300には、電源制御部660から主制御部300に供給している電源の電圧値を監視する電圧監視回路338を設けており、この電圧監視回路338は、電源の電圧値が所定の値(本例では9V)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を基本回路302に出力する。
また、主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)340を設けており、CPU304は、この起動信号出力回路340から起動信号を入力した場合に、遊技制御を開始する(後述する主制御部メイン処理を開始する)。
また、主制御部300は、第1副制御部400にコマンドを送信するための出力インタフェースと、払出制御部600にコマンドを送信するための出力インタフェースとをそれぞれ備えており、この構成により、第1副制御部400および払出制御部600との通信を可能としている。なお、主制御部300と第1副制御部400および払出制御部600との情報通信は一方向の通信であり、主制御部300は第1副制御部400および払出制御部600にコマンド等の信号を送信できるように構成しているが、第1副制御部400および払出制御部600からは主制御部300にコマンド等の信号を送信できないように構成している。ただし、主制御部300と第1副制御部400および払出制御部600との情報通信が双方向通信により行われるように構成してもよい。
次に、パチンコ機100の第1副制御部400について説明する。第1副制御部400は、主に主制御部300が送信したコマンド等に基づいて第1副制御部400の全体を制御する基本回路402を備えている。基本回路402には、CPU404と、一時的にデータを記憶するためのRAM408と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O410と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ412とを搭載している。この基本回路402のCPU404は、水晶発振器414が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。また、基本回路402には、制御プログラムや各種演出データを記憶するためのROM406が設けられている。なお、ROM406は、制御プログラムと各種演出データとを別々のROMに記憶させてもよい。
また、基本回路402には、スピーカ120(およびアンプ)の制御を行うための音源IC(S−ROM)416と、各種ランプ418(例えば、チャンスボタンランプ138)の制御を行うための駆動回路420と、遮蔽装置246の駆動制御を行うための駆動回路432と、遮蔽装置246の現在位置を検出する遮蔽装置センサ430と、チャンスボタン136の押下を検出するチャンスボタンセンサ426と、スピーカ120から出力される音量を調整する音量調整スイッチ161(図4では図示せず)と、設定操作部137の各ボタンの押下を検出する操作部センサ(図示せず)と、これらのセンサからの検出信号を基本回路402に出力するセンサ回路428と、CPU404からの信号に基づいてROM406に記憶された画像データ等を読み出してVRAM436のワークエリアを使用して表示画像を生成して装飾図柄表示装置208に画像を表示するVDP(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサ)434と、を接続している。
次に、パチンコ機100の第2副制御部500について説明する。第2副制御部500は、第1副制御部400が送信した制御コマンドを入力インタフェースを介して受信し、この制御コマンドに基づいて第2副制御部500の全体を制御する基本回路502を備えている。基本回路502は、CPU504と、一時的にデータを記憶するためのRAM508と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O510と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ512とを搭載している。基本回路502のCPU504は、水晶発振器514が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。また、基本回路502には、第2副制御部500の全体を制御するための制御プログラムおよびデータ、画像表示用のデータ等が記憶されたROM506が設けられている。
また、基本回路502には、演出可動体224の駆動制御を行うための駆動回路516と、演出可動体224の現在位置を検出する演出可動体センサ424と、演出可動体センサ424からの検出信号を基本回路502に出力するセンサ回路518と、遊技盤用ランプ532の制御を行うための遊技盤用ランプ駆動回路530と、遊技台枠用ランプ542の制御を行うための遊技台枠用ランプ駆動回路540と、遊技盤用ランプ駆動回路530および遊技台枠用ランプ駆動回路540との間でシリアル通信による点灯制御を行うシリアル通信制御回路520と、を接続している。
次に、パチンコ機100の払出制御部600、発射制御部630、電源制御部660について説明する。払出制御部600は、主に主制御部300が送信したコマンド等の信号に基づいて払出装置152の払出モータ602を制御するとともに、払出センサ604が出力する制御信号に基づいて賞球または貸球の払出しが完了したか否かを検出する。また払出制御部600は、インタフェース部606を介して、パチンコ機100とは別体で設けられたカードユニット608との通信を行う。
発射制御部630は、払出制御部600が出力する、発射許可または停止を指示する制御信号や、球発射ハンドル134内に設けた発射強度出力回路が出力する、遊技者による球発射ハンドル134の操作量に応じた発射強度を指示する制御信号に基づいて、発射杆146および発射槌148を駆動する発射モータ632の制御や、上皿126から発射装置110に球を供給する球送り装置634の制御を行う。
電源制御部660は、パチンコ機100に外部から供給される交流電源を直流化し、所定の電圧に変換して主制御部300、第1副制御部400等の各制御部や払出装置152等の各装置に供給する。さらに、電源制御部660は、外部からの電源が断たれた後も所定の部品(例えば主制御部300のRAM308等)に所定の期間(例えば10日間)電源を供給するための蓄電回路(例えば、コンデンサ)を備えている。なお、本実施の形態では、電源制御部660から払出制御部600と第2副制御部500に所定電圧を供給し、払出制御部600から主制御部300と第2副制御部500と発射制御部630に所定電圧を供給しているが、各制御部や各装置に他の電源経路で所定電圧を供給してもよい。
次に、図5(a)〜(d)を用いて、パチンコ機100の特図1表示装置212、特図2表示装置214、装飾図柄表示装置208、普図表示装置210が停止表示する特図および普図の種類について説明する。図5(a)は特図1の停止図柄態様の一例を示したものであり、図5(b)は特図2の停止図柄態様の一例を示したものである。特図1始動口230に球が入球したことを第1始動口センサが検出したことを条件として特図1変動遊技が開始され、特図2始動口232に球が入球したことを第2始動口センサが検出したことを条件として特図2変動遊技が開始される。特図1変動遊技が開始されると、特図1表示装置212は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「特図1の変動表示」を行う。また、特図2変動遊技が開始されると、特図2表示装置214は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「特図2の変動表示」を行う。これらの「特図1の変動表示」および「特図2の変動表示」が本実施形態にいう図柄の変動表示の一例に相当する。そして、特図1の変動開始前に決定した変動時間が経過すると、特図1表示装置212は特図1の停止図柄態様を停止表示し、特図2の変動開始前に決定した変動時間が経過すると、特図2表示装置214は特図2の停止図柄態様を停止表示する。したがって、「特図1の変動表示」を開始してから特図1の停止図柄態様を停止表示するまで、あるいは「特図2の変動表示」を開始してから特図2の停止図柄態様を停止表示するまでが本実施形態にいう図柄変動停止表示の一例に相当し、以下、この「特図1または2の変動表示」を開始してから特図1または2の停止図柄態様を停止表示するまでの一連の表示を図柄変動停止表示と称する。図柄変動停止表示は複数回、連続して行われることがある。
図5(a)には、特図1の図柄変動停止表示における停止図柄態様として「特図A」〜「特図G」の7種類の特図が示されている。図5(a)においては、図中の白抜きの部分が消灯するセグメントの場所を示し、黒塗りの部分が点灯するセグメントの場所を示している。「特図A」は15ラウンド(15R)特別大当り図柄であり、「特図B」は7R特別大当り図柄であり、「特図C」は7R大当り図柄である。本実施形態のパチンコ機100では、特図変動遊技における大当りか否かの決定はハードウェア乱数の抽選によって行い、特別大当りか否かの決定およびラウンド数の決定はソフトウェア乱数の抽選によって行う。大当りと特別大当りの違いは、大当り遊技の終了後の特図変動遊技で、大当りに当選する確率が高い(特別大当り)か低い(大当り)かの違いである。以下、この大当りに当選する確率が高い状態のことを特図高確率状態(以下、「特図確変」または単に「確変」という場合がある)と称し、その確率が低い状態のことを特図低確率状態と称する。また、15R特別大当り遊技終了後、7R特別大当り遊技終了後および7R大当り遊技終了後にはいずれも時短状態(電サポ状態)に移行する。時短については詳しくは後述するが、時短状態のことを普図高確率状態(以下、「普図確変」という場合がある)と称し、時短状態でない状態のことを普図低確率状態と称する。15R特別大当り図柄である「特図A」および7R特別大当り図柄である「特図B」は、大当り遊技の終了後に特図高確率普図高確率状態となる図柄であり、7R大当り図柄である「特図C」は、大当り遊技の終了後に特図低確率普図高確率状態となる図柄である。これらの「特図A」、「特図B」および「特図C」は、遊技者に対する有利度が相対的に大きくなる図柄である。
「特図D」は突然確変と称される2R大当り図柄であり、大当り遊技の終了後に特図高確率普図高確率状態となる図柄である。すなわち、15Rである「特図A」および7Rである「特図B」と比べて、「特図D」は2Rである点が異なる。
「特図E」は潜伏確変または隠れ確変と称される2R大当り図柄である。後述するように、特図低確率普図低確率状態で「特図E」が停止表示された場合には大当り遊技(開放時間100ms×2R)終了後に特図高確率普図低確率状態(いわゆる潜伏確変状態)に移行し、特図低確率普図低確率状態以外の状態で「特図E」が停止表示された場合には大当り遊技(開放時間29000ms×2R)終了後に特図高確率普図高確率状態に移行する(図11(a)、(b)参照)。すなわち「特図E」は、停止表示されたときの遊技状態(本例では、特図低確率普図低確率状態であるか否か)によって大当り遊技中の動作およびその後に移行する遊技状態が異なる図柄である。
「特図F」は小当り図柄であり、特図低確率普図低確率状態である。また、「特図G」ははずれ図柄であり、遊技者に対する有利度が相対的に小さくなる図柄である。
図5(b)には、特図2の図柄変動停止表示における停止図柄態様として「特図a」〜「特図d」の4種類の特図が示されている。「特図a」は15R特別大当り図柄であり、「特図b」は7R特別大当り図柄であり、「特図c」は7R大当り図柄であり、「特図d」ははずれ図柄である。本実施の形態では、特図1の停止図柄態様として「特図A」〜「特図G」の7種類の特図(このうち5種類が大当り)が用いられるのに対して、特図2の停止図柄態様としては「特図a」〜「特図d」の4種類の特図(このうち3種類が大当り)が用いられる。このように構成することにより、大当りとなる確率、および大当りのうち確変となる確率を変更せずに、特図1と特図2の有利度に差を設けることができる場合がある。本例では、特図1の大当りには出玉のほとんど得られない突然確変や潜伏確変が含まれているのに対し、特図2の大当りには突然確変や潜伏確変が含まれていないため、特図2の有利度は特図1の有利度よりも高くなっている。
図5(c)は装飾図柄の一例を示したものである。本実施形態の装飾図柄には、「装飾1」〜「装飾10」の10種類がある。「装飾1」〜「装飾9」および「装飾10」は、それぞれ数字の「1」〜「9」および「0」を表している。特図1始動口230または特図2始動口232に球が入賞したこと、すなわち、特図1始動口230に球が入球したことを第1始動口センサが検出したこと、あるいは特図2始動口232に球が入球したことを第2始動口センサが検出したことを条件にして、装飾図柄表示装置208の左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cの各図柄表示領域に、「装飾1」→「装飾2」→「装飾3」→・・・→「装飾9」→「装飾10」→「装飾1」→・・・の順番で表示を切り替える「装飾図柄の変動表示」を行う。
そして、「特図A」の15R特別大当り、「特図B」の7R特別大当り、「特図C」の7R大当り、「特図a」の15R特別大当り、「特図b」の7R特別大当り、「特図c」の7R大当りを報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに同じ装飾図柄が3つ並んだ図柄組合せ(例えば「装飾1−装飾1−装飾1」や「装飾2−装飾2−装飾2」等)を停止表示する。「特図A」の15R特別大当り、「特図a」の15R特別大当りを明示的に報知する場合には、同じ奇数の装飾図柄が3つ並んだ図柄組合せ(例えば「装飾3−装飾3−装飾3」や「装飾7−装飾7−装飾7」等)を停止表示する。
また、「特図E」の潜伏確変(隠れ確変)と称される2R大当り、あるいは「特図F」の小当りを報知する場合には、「装飾1−装飾2−装飾3」を停止表示する。「特図D」の突然確変と称される2R大当りを報知する場合には、「装飾1−装飾3−装飾5」を停止表示する。一方、「特図G」、「特図d」のはずれを報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに図5(c)に示す図柄組合せ以外の図柄組合せを停止表示する。
図5(d)は普図の停止表示図柄の一例を示したものである。本実施形態の普図の停止表示態様には、当り図柄である「普図A」および「普図B」と、はずれ図柄である「普図C」の3種類がある。普図始動口228や普図始動口229を球が通過したことを上述のゲートセンサが検出したことに基づいて、普図表示装置210は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「普図の変動表示」を行う。そして、普図変動遊技の当選を報知する場合には「普図A」または「特図B」を停止表示し、普図変動遊技のはずれを報知する場合には「普図C」を停止表示する。図5(d)においても、図中の白抜きの部分が消灯するセグメントの場所を示し、黒塗りの部分が点灯するセグメントの場所を示している。
次に、図6を用いて、主制御部300のCPU304が実行する主制御部メイン処理について説明する。なお、同図は主制御部メイン処理の流れを示すフローチャートである。上述したように、主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)340を設けている。この起動信号を入力した基本回路302のCPU304は、リセット割込によりリセットスタートしてROM306に予め記憶している制御プログラムに従って主制御部メイン処理を実行する。
まずステップS101では、初期設定1を行う。初期設定1では、CPU304のスタックポインタ(SP)へのスタック初期値の設定(仮設定)、割込マスクの設定、I/O310の初期設定、RAM308に記憶する各種変数の初期設定、WDT314への動作許可および初期値の設定等を行う。なお、本実施の形態では、WDT314に、初期値として32.8msに相当する数値を設定する。
ステップS101の次のステップS103では、WDT314のカウンタの値をクリアし、WDT314による時間計測を再始動する。ステップS103の次のステップS105では、低電圧信号がオンであるか否か、すなわち、電圧監視回路338が、電源制御部660から主制御部300に供給している電源の電圧値が所定の値(本例では9V)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を出力しているか否かを監視する。そして、低電圧信号がオンの場合(CPU304が電源の遮断を検知した場合)にはステップS103に戻り、低電圧信号がオフの場合(CPU304が電源の遮断を検知していない場合)にはステップS107に進む。なお、電源が投入された直後で未だ上記所定の値(9V)に達しない場合にもステップS103に戻り、供給電圧がその所定の値以上になるまで、ステップS105は繰り返し実行される。
ステップS107では、初期設定2を行う。初期設定2では、後述する主制御部タイマ割込処理を定期毎に実行するための周期を決める数値をカウンタタイマ312に設定する処理、I/O310の所定のポート(例えば試験用出力ポート、第1副制御部400への出力ポート)からクリア信号を出力する処理、RAM308への書込みを許可する設定等を行う。
ステップS107の次のステップS109では、電源の遮断前(電断前)の状態に復帰するか否かの判定を行い、電断前の状態に復帰しない場合(主制御部300の基本回路302を初期状態にする場合)には初期化処理(ステップS113)に進む。具体的には、最初に、電源基板182に設けたRWMクリアスイッチ180を遊技店の店員などが操作した場合に送信されるRAMクリア信号がオン(操作があったことを示す)であるか否か、すなわちRAMクリアが必要であるか否かを判定し、RAMクリア信号がオンの場合(RAMクリアが必要な場合)には、基本回路302を初期状態にすべくステップS113に進む。一方、RAMクリア信号がオフの場合(RAMクリアが必要でない場合)には、RAM308に設けた電源ステータス記憶領域に記憶した電源ステータスの情報を読み出し、この電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報であるか否かを判定する。そして、電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報でない場合には、基本回路302を初期状態にすべくステップS113に進む。電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報である場合には、RAM308の所定の領域(例えば全ての領域)に記憶している1バイトデータを初期値が0である1バイト構成のレジスタに全て加算することによりチェックサムを算出し、算出したチェックサムの結果が特定の値(例えば0)であるか否か(チェックサムの結果が正常であるか否か)を判定する。そして、チェックサムの結果が特定の値(例えば0)の場合(チェックサムの結果が正常である場合)には電断前の状態に復帰すべくステップS111に進み、チェックサムの結果が特定の値(例えば0)以外である場合(チェックサムの結果が異常である場合)には、パチンコ機100を初期状態にすべくステップS113に進む。
ステップS111では、復電処理を行う。この復電処理では、電断時にRAM308に設けられたスタックポインタ退避領域に記憶しておいたスタックポインタの値を読み出し、スタックポインタに再設定(本設定)する。また、電断時にRAM308に設けられたレジスタ退避領域に記憶しておいた各レジスタの値を読み出し、各レジスタに再設定した後、割込許可の設定を行う。以降、CPU304が、再設定後のスタックポインタやレジスタに基づいて制御プログラムを実行する結果、パチンコ機100は電源断時の状態に復帰する。すなわち、電断直前にタイマ割込処理(後述)に分岐する直前に行った(ステップS115内の所定の)命令の次の命令から処理を再開する。また、主制御部300のRAM308には、送信情報記憶領域が設けられている。このステップS111では、その送信情報記憶領域に、復電コマンドをセットする。この復電コマンドは、電源断時の状態に復帰したことを表すコマンドであり、後述する、主制御部300のタイマ割込処理におけるコマンド設定送信処理(ステップS233)において、第1副制御部400へ送信される。
ステップS113では、初期化処理を行う。この初期化処理では、割込禁止の設定、スタックポインタへのスタック初期値の設定(本設定)、RAM308の全ての記憶領域の初期化などを行う。さらにここで、主制御部300のRAM308に設けられた送信情報記憶領域に正常復帰コマンドをセットする。この正常復帰コマンドは、主制御部300の初期化処理(ステップS113)が行われたことを表すコマンドであり、復電コマンドと同じく、主制御部300のタイマ割込処理におけるコマンド設定送信処理(ステップS233)において、第1副制御部400へ送信される。
ステップS113の次のステップS115では、割込禁止の設定を行った後、基本乱数初期値更新処理を行う。この基本乱数初期値更新処理では、普図当選乱数値、普図乱数値、特図1乱数値、および特図2乱数値をそれぞれ生成するための4つの乱数カウンタの初期値を生成するための4つの初期値生成用乱数カウンタと、普図変動時間決定用乱数値、および特図変動時間決定用乱数値それぞれを生成するための2つの乱数カウンタとを更新する。例えば、普図変動時間決定用乱数値として取り得る数値範囲が0〜100とすると、RAM308に設けた普図変動時間決定用乱数値を生成するための乱数カウンタ記憶領域から値を取得し、取得した値に1を加算してから元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。このとき、取得した値に1を加算した結果が101であれば0を元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。他の初期値生成用乱数カウンタ、乱数カウンタもそれぞれ同様に更新する。なお、初期値生成用乱数カウンタは、後述する基本乱数初期値更新処理(ステップS207)でも更新する。主制御部300は、所定の周期ごとに開始するタイマ割込処理を行っている間を除いて、ステップS115の処理を繰り返し実行する。
次に、図7を用いて、主制御部300のCPU304が実行する主制御部タイマ割込処理について説明する。なお、同図は主制御部タイマ割込処理の流れを示すフローチャートである。主制御部300は、所定の周期(本例では約2msに1回)でタイマ割込信号を発生するカウンタタイマ312を備えており、このタイマ割込信号を契機として主制御部タイマ割込処理を所定の周期で開始する。
まずステップS201では、タイマ割込開始処理を行う。このタイマ割込開始処理では、CPU304の各レジスタの値をスタック領域に一時的に退避する処理などを行う。ステップS201の次のステップS203では、WDT314のカウント値が初期設定値(本例では32.8ms)を超えてWDT割込が発生しないように(処理の異常を検出しないように)、WDTを定期的に(本例では、主制御部タイマ割込の周期である約2msに1回)リスタートを行う。
ステップS203の次のステップS205では、入力ポート状態更新処理を行う。この入力ポート状態更新処理では、I/O310の入力ポートを介して、上述の前面枠扉開放センサや内枠開放センサや下皿満タンセンサ、各種の球検出センサを含む各種センサ320の検出信号を入力して検出信号の有無を監視し、RAM308に各種センサ320ごとに区画して設けた信号状態記憶領域に記憶する。球検出センサの検出信号を例にして説明すれば、前々回のタイマ割込処理(約4ms前)で検出した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を、RAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた前回検出信号記憶領域から読み出し、この情報をRAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた前々回検出信号記憶領域に記憶し、前回のタイマ割込処理(約2ms前)で検出した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を、RAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた今回検出信号記憶領域から読み出し、この情報を上述の前回検出信号記憶領域に記憶する。また、今回検出した各々の球検出センサの検出信号を、上述の今回検出信号記憶領域に記憶する。
また、ステップS205では、上述の前々回検出信号記憶領域、前回検出信号記憶領域、および今回検出信号記領域の各記憶領域に記憶した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を比較し、各々の球検出センサにおける過去3回分の検出信号の有無の情報が入賞判定パターン情報と一致するか否かを判定する。一個の遊技球が一つの球検出センサを通過する間に、約2msという非常に短い間隔で起動を繰り返すこの主制御部タイマ割込処理は何回か起動する。このため、主制御部タイマ割込処理が起動する度に、ステップS205では、同じ遊技球が同じ球検出センサを通過したことを表す検出信号を確認することになる。この結果、上述の前々回検出信号記憶領域、前回検出信号記憶領域、および今回検出信号記領域それぞれに、同じ遊技球が同じ球検出センサを通過したことを表す検出信号が記憶される。すなわち、遊技球が球検出センサを通過し始めたときには、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りになる。本実施の形態では、球検出センサの誤検出やノイズを考慮して、検出信号無しの後に検出信号が連続して2回記憶されている場合には、入賞があったと判定する。
主制御部300のROM306には、入賞判定パターン情報(本実施の形態では、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りであることを示す情報)が記憶されている。ステップS205では、各々の球検出センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が、予め定めた入賞判定パターン情報(本実施の形態では、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りであることを示す情報)と一致した場合に、一般入賞口226、可変入賞口234、235、特図1始動口230、および特図2始動口232への入球、または普図始動口228、229での通過があったと判定する。すなわち、これらの入賞口226、234、235やこれらの始動口230、232、228、229への入賞があったと判定する。例えば、一般入賞口226への入球を検出する一般入賞口センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が上述の入賞判定パターン情報と一致した場合には、一般入賞口226へ入賞があったと判定し、以降の一般入賞口226への入賞に伴う処理を行うが、過去3回分の検出信号の有無の情報が上述の入賞判定パターン情報と一致しなかった場合には、以降の一般入賞口226への入賞に伴う処理を行わずに後続の処理に分岐する。
また、主制御部300のROM306には、入賞判定クリアパターン情報(本実施の形態では、前々回検出信号有り、前回検出信号無し、今回検出信号無しであることを示す情報)が記憶されている。入賞が一度あったと判定した後は、各々の球検出センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が、その入賞判定クリアパターン情報に一致するまで入賞があったとは判定せず、入賞判定クリアパターン情報に一致すれば、次からは上記入賞判定パターン情報に一致するか否かの判定を行う。
ステップS205の次のステップS207では基本乱数初期値更新処理を行い、その次のステップS209では基本乱数更新処理を行う。これらの基本乱数初期値更新処理および基本乱数更新処理では、上記ステップS115で行った初期値生成用乱数カウンタの更新を行い、次に主制御部300で使用する、普図当選乱数値、普図乱数値、特図1乱数値、および特図2乱数値をそれぞれ生成するための4つの乱数カウンタを更新する。例えば、普図当選乱数値として取り得る数値範囲が0〜100とすると、RAM308に設けた普図当選乱数値を生成するための乱数カウンタ記憶領域から値を取得し、取得した値に1を加算してから元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。このとき、取得した値に1を加算した結果が101であれば0を元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。また、取得した値に1を加算した結果、乱数カウンタが一周していると判定した場合には、それぞれの乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタの値を取得し、乱数カウンタの記憶領域にセットする。
例えば、0〜100の数値範囲で変動する普図当選乱数値生成用の乱数カウンタから値を取得し、取得した値に1を加算した結果が、RAM308に設けた所定の初期値記憶領域に記憶している前回設定した初期値と等しい値(例えば7)である場合に、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタから値を初期値として取得し、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタにセットするとともに、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタが次に1周したことを判定するために、今回設定した初期値を上述の初期値記憶領域に記憶しておく。また、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタが次に1周したことを判定するための上述の初期値記憶領域とは別に、普図乱数値生成用の乱数カウンタ、特図1乱数値生成用の乱数カウンタおよび特図2乱数値生成用の乱数カウンタがそれぞれ1周したことを判定するための初期値記憶領域をRAM308に設けている。なお、本実施の形態では特図1乱数値を取得するためのカウンタと特図2乱数値を取得するためのカウンタとを別に設けたが、同一のカウンタを用いてもよい。
ステップS209の次のステップS211では、演出乱数更新処理を行う。この演出乱数更新処理では、主制御部300で使用する演出用乱数値を生成するための乱数カウンタを更新する。
ステップS211の次のステップS213では、タイマ更新処理を行う。このタイマ更新処理では、普図表示装置210に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための普図表示図柄更新タイマ、特図1表示装置212に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための特図1表示図柄更新タイマ、特図2表示装置214に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための特図2表示図柄更新タイマ、所定の入賞演出時間、所定の開放時間、所定の閉鎖時間、所定の終了演出期間などを計時するためのタイマなどを含む各種タイマを更新する。
ステップS213の次のステップS215では、入賞口カウンタ更新処理を行う。この入賞口カウンタ更新処理では、入賞口226、234、235や始動口230、232、228、229に入賞があった場合に、RAM308に各入賞口ごと、あるいは各始動口ごとに設けた賞球数記憶領域の値を読み出し、1を加算して、元の賞球数記憶領域に設定する。
ステップS215の次のステップS217では、入賞受付処理を行う。この入賞受付処理では、特図1始動口230、特図2始動口232、普図始動口228、229および可変入賞口234、235への入賞があったか否かを判定する。ここでは、ステップS205における入賞判定パターン情報と一致するか否かの判定結果を用いて判定する。
特図1始動口230へ入賞があった場合かつRAM308に設けた対応する特図1保留数記憶領域が満タンでない場合、乱数値生成回路(ハード乱数回路)318の特図1始動口230に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶された値に所定の加工を施して生成した特図1当選乱数値を取得するとともに、RAM308に設けた特図1乱数値生成用乱数カウンタから特図1乱数値を取得して特図1乱数値記憶領域に取得順に格納する。特図1乱数値記憶領域内の特図1当選乱数値および特図1乱数値の組は、特図1保留数記憶領域に記憶された特図1保留数と同数分だけ格納される。特図1乱数値記憶領域内では、特図1保留数が1つ減るごとに保留順位が最上位(最先)の特図1当選乱数値および特図1乱数値の組のデータが消去されるとともに、残余の特図1当選乱数値および特図1乱数値の組のデータの保留順位が1ずつ繰り上がるように処理される。また、特図1保留数が1つ増えるごとに、保留順位が最下位(最後)の特図1当選乱数値および特図1乱数値の組のデータの次の保留順位に新たな特図1当選乱数値および特図1乱数値の組のデータが書き込まれる。
特図2始動口232へ入賞があった場合かつRAM308に設けた対応する特図2保留数記憶領域が満タンでない場合、乱数値生成回路318の特図2始動口232に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶された値に所定の加工を施して生成した特図2当選乱数値を取得するとともに、RAM308に設けた特図2乱数値生成用乱数カウンタから特図2乱数値を取得して特図2乱数値記憶領域に取得順に格納する。特図2乱数値記憶領域内の特図2当選乱数値および特図2乱数値の組は、特図2保留数記憶領域に記憶された特図2保留数と同数分だけ格納される。特図2乱数値記憶領域内では、特図2保留数が1つ減るごとに保留順位が最上位の特図2当選乱数値および特図2乱数値の組のデータが消去されるとともに、残余の特図2当選乱数値および特図2乱数値の組のデータの保留順位が1ずつ繰り上がるように処理される。また、特図2保留数が1つ増えるごとに、保留順位が最下位の特図2当選乱数値および特図2乱数値の組のデータの次の保留順位に新たな特図2当選乱数値および特図2乱数値の組のデータが書き込まれる。
また、特図1始動情報(特図1当選乱数値および特図1乱数値の組)または特図2始動情報(特図2当選乱数値および特図2乱数値の組)を新たに取得した場合には、当該始動情報を用いて特図先読み処理を実行する。特図先読み処理の詳細については後述する。
普図始動口228や普図始動口229へ入賞があった場合かつRAM308に設けた対応する普図保留数記憶領域が満タンでない場合、普図当選乱数値生成用乱数カウンタから値を普図当選乱数値として取得し、RAM308に設けた普図乱数値生成用乱数カウンタから普図乱数値を取得して普図乱数値記憶領域に取得順に格納する。普図乱数値記憶領域内の普図当選乱数値および普図乱数値の組は、普図保留数記憶領域に記憶された普図保留数と同数分だけ格納される。普図乱数値記憶領域内では、普図保留数が1つ減るごとに保留順位が最上位(最先)の普図当選乱数値および普図乱数値の組のデータが消去されるとともに、残余の普図当選乱数値および普図乱数値の組のデータの保留順位が1ずつ繰り上がるように処理される。また、普図保留数が1つ増えるごとに、保留順位が最下位(最後)の普図当選乱数値および普図乱数値の組のデータの次の保留順位に新たな普図当選乱数値および普図乱数値の組のデータが書き込まれる。可変入賞口234へ入賞があった場合には、可変入賞口234用の入賞記憶領域に、可変入賞口234に球が入球したことを示す情報を格納する。可変入賞口235へ入賞があった場合には、可変入賞口235用の入賞記憶領域に、可変入賞口235に球が入球したことを示す情報を格納する。
ステップS217の次のステップS219では、払出要求数送信処理を行う。なお、払出制御部600に出力する出力予定情報および払出要求情報は、例えば1バイトで構成しており、ビット7にストローブ情報(オンの場合、データをセットしていることを示す)、ビット6に電源投入情報(オンの場合、電源投入後一回目のコマンド送信であることを示す)、ビット4〜5に暗号化のための今回加工種別(0〜3)、およびビット0〜3に暗号化加工後の払出要求数を示すようにしている。
ステップS219の次のステップS221では、普図状態更新処理を行う。この普図状態更新処理は、普図の状態に対応する複数の処理のうちの1つの処理を行う。例えば、普図変動表示の途中(上述する普図表示図柄更新タイマの値が1以上)における普図状態更新処理では、普図表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯と消灯を繰り返す点灯・消灯駆動制御を行う。この制御を行うことで、普図表示装置210は普図の変動表示(普図変動遊技)を行う。
また、普図変動表示時間が経過したタイミング(普図表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理では、普図当りフラグがオンの場合には、当り図柄の表示態様となるように普図表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、普図当りフラグがオフの場合には、はずれ図柄の表示態様となるように普図表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行う。また、主制御部300のRAM308には、普図状態更新処理に限らず各種の処理において各種の設定を行う設定領域が用意されている。ここでは、上記点灯・消灯駆動制御を行うとともに、その設定領域に普図停止表示中であることを示す設定を行う。この制御を行うことで、普図表示装置210は、当り図柄(図5(d)に示す普図Aまたは普図B)およびはずれ図柄(図5(d)に示す普図C)いずれか一の図柄の確定表示を行う。さらにその後、所定の停止表示期間(例えば500ms)、その表示を維持するためにRAM308に設けた普図停止時間管理用タイマの記憶領域に停止期間を示す情報を設定する。この設定により、確定表示された図柄が所定期間停止表示され、普図変動遊技の結果が遊技者に報知される。
また、普図変動遊技の結果が当りであれば、普図当りフラグがオンにされる。この普図当りフラグがオンの場合には、所定の停止表示期間が終了したタイミング(普図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理では、RAM308の設定領域に普図作動中を設定するとともに、所定の開放期間(例えば2秒間)、特図2始動口232の羽根部材232aの開閉駆動用のソレノイド(各種ソレノイド332の一部)に、羽根部材232aを開放状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた羽根開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。
また、所定の開放期間が終了したタイミング(羽根開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する普図状態更新処理では、所定の閉鎖期間(例えば500ms)、羽根部材の開閉駆動用のソレノイド332に、羽根部材を閉鎖状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた羽根閉鎖時間管理用タイマの記憶領域に閉鎖期間を示す情報を設定する。
また、所定の閉鎖期間が終了したタイミング(羽根閉鎖時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する普図状態更新処理では、RAM308の設定領域に普図非作動中を設定する。さらに、普図変動遊技の結果がはずれであれば、普図当りフラグがオフにされる。この普図当りフラグがオフの場合には、上述した所定の停止表示期間が終了したタイミング(普図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理でも、RAM308の設定領域に普図非作動中を設定する。普図非作動中の場合における普図状態更新処理では、何もせずに次のステップS223に移行するようにしている。
ステップS223では、普図関連抽選処理を行う。この普図関連抽選処理では、普図変動遊技および特図2始動口232の開閉制御を行っておらず(普図の状態が非作動中)、かつ、保留している普図変動遊技の数が1以上であることを開始条件として、普図乱数値記憶領域内の最先の普図当選乱数値および普図乱数値の組を用いて実行される。
主制御部300は、普図乱数値記憶領域内の最先の(最も過去に記憶された)保留位置から普図始動情報(普図当選乱数値および普図乱数値の組)を取得し、取得した普図始動情報内の普図当選乱数値およびRAM308内の普図確率変動フラグの値などに基づいて、ROM306に記憶された当否判定用テーブル(後述する図9(a)、(b)参照)を用いて当りとするか、あるいははずれとするかの決定(当否判定)を行う。次いで、主制御部300は、取得した普図始動情報内の普図乱数値および決定した当否判定結果などに基づいて、ROM306に記憶された普図決定用テーブル(図9(c)に示す当り時動作テーブル参照)を用いて普図の変動表示後に停止表示する図柄(停止図柄)の決定を行う。次いで、主制御部300は、例えば、決定した当否判定結果、停止図柄、取得した普図変動時間決定用乱数値等に基づいて、ROM306に記憶された各種テーブル(例えば、不図示のタイマ番号選択テーブル)を用いて普図の変動表示時間(タイマ番号)の決定を行い、変動表示時間を、普図変動表示時間として、RAM308に設けた普図変動時間記憶領域に記憶する。
主制御部300は、普図乱数値記憶領域から最先の普図始動情報を取り出した後、当該最先の普図始動情報を普図乱数値記憶領域から消去するとともに、普図保留数記憶領域の普図保留数を1減算する。このとき、普図乱数値記憶領域から取り出した普図始動情報をRAM308に設けた一時領域に記憶し、この一時領域に記憶している普図始動情報に基づいて上述の決定を行うようにしてもよい。
主制御部300は、当否判定結果が当り(当選)の場合にはRAM308に設けた普図当りフラグをオンに設定し、不当選の場合には普図当りフラグをオフに設定する。
次いで、特図1および特図2それぞれについての特図状態更新処理を行うが、最初に、特図2についての特図状態更新処理(特図2状態更新処理)を行う(ステップS225)。この特図2状態更新処理では、特図2の状態に応じて、次の複数の処理のうちの1つの処理を行う。
例えば、特図2変動表示の途中(上述の特図2表示図柄更新タイマの値が1以上)における特図2状態更新処理では、特図2表示装置214を構成する7セグメントLEDの点灯と消灯を繰り返す点灯・消灯駆動制御を行う。この制御を行うことで、特図2表示装置214は特図2の変動表示(特図2変動遊技)を行う。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で回転開始設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶してから処理を終了する。
また、主制御部300のRAM308には、15R大当りフラグ、7R大当りフラグ、2R大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグ、特図確率変動フラグ、および普図確率変動フラグ等のフラグが用意されている。これらのフラグは、後述する特図2関連抽選処理において、決定した停止図柄に基づいてオンまたはオフに設定される。特図2変動表示時間が経過したタイミング(特図2表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、例えば、15R大当りフラグがオンの場合には図5(b)に示す特図a、7R大当りフラグがオン、特図確率変動フラグがオンの場合には特図b、7R大当りフラグがオン、特図確率変動フラグがオフの場合には特図c、はずれフラグがオンの場合には特図dそれぞれの態様となるように、特図2表示装置214を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、RAM308の設定領域に特図2停止表示中であることを表す設定を行う。この制御を行うことで、特図2表示装置214は、特図a〜特図dのいずれか一つの図柄の確定表示を行う。
さらにその後、所定の停止表示期間(例えば500ms)その表示を維持するために、RAM308に設けた特図2停止時間管理用タイマの記憶領域に停止期間を示す情報を設定する。この設定により、確定表示された特図2が所定期間停止表示され、特図2変動遊技の結果が遊技者に報知される。また、RAM308に設けられた時短回数記憶部に記憶された時短回数が1以上であれば、その時短回数から1を減算し、減算結果が1から0となった場合は、特図確率変動中でなければ、時短フラグをオフにする。さらに、大当り遊技中(特別遊技状態中)にも、時短フラグをオフにする。また、RAM308に設けられた確変回数記憶部に記憶された確変回数が1以上であれば、その確変回数から1を減算し、減算結果が1から0となった場合は、特図確率変動フラグをオフにする。
また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で回転停止設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶するとともに、変動表示を停止する図柄が特図2であることを示す特図2識別情報を、後述するコマンドデータに含める情報としてRAM308に追加記憶してから処理を終了する。
また、特図2変動遊技の結果が大当りであれば、大当りフラグがオンにされる。大当りフラグがオンの場合には、所定の停止表示期間が終了したタイミング(特図2停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における特図2状態更新処理では、RAM308の設定領域に特図2作動中を設定するとともに、所定の入賞演出期間(例えば3秒間)すなわち装飾図柄表示装置208による大当りを開始することを遊技者に報知する画像を表示している期間待機するために、RAM308に設けた特図2待機時間管理用タイマの記憶領域に入賞演出期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で入賞演出設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の入賞演出期間が終了したタイミング(特図2待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、所定の開放期間(例えば29秒間、または可変入賞口234、235に所定球数(例えば10球)の遊技球の入賞を検出するまで)可変入賞口234、235の扉部材の開閉駆動用のソレノイド(各種ソレノイド332の一部)に、扉部材を開放状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で大入賞口開放設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の開放期間が終了したタイミング(扉開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、所定の閉鎖期間(例えば1.5秒間)可変入賞口234、235の扉部材の開閉駆動用のソレノイド(各種ソレノイド332の一部)に、扉部材を閉鎖状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉閉鎖時間管理用タイマの記憶領域に閉鎖期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で大入賞口閉鎖設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、扉部材の開放・閉鎖制御を所定回数(本実施の形態では、特図2の場合は15ラウンドまたは7ラウンド、特図1の場合は15ラウンド、7ラウンドまたは2ラウンド)繰り返し、終了したタイミングで開始する特図2状態更新処理では、所定の終了演出期間(例えば3秒間)すなわち装飾図柄表示装置208による大当りを終了することを遊技者に報知する画像を表示している期間待機するように設定するために、RAM308に設けた演出待機時間管理用タイマの記憶領域に演出待機期間を示す情報を設定する。また、普図確率変動フラグがオンに設定されていれば、この大当り遊技の終了と同時に、RAM308に設けられた時短回数記憶部に時短回数(例えば、100回)をセットするともに、RAM308に設けられた時短フラグをオンにする。なお、その普図確率変動フラグがオフに設定されていれば、時短回数記憶部に時短回数をセットすることもなく、また時短フラグをオンにすることもない。
ここにいう時短とは、大当り遊技を終了してから、次の大当り遊技を開始するまでの時間を短くするため、パチンコ機が遊技者にとって有利な状態になることをいう。時短フラグがオンに設定されていると、普図高確率状態(普図確変)である。普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、普図変動遊技で当りになる確率が高い。また、普図高確率状態の方が、普図低確率状態に比べて普図変動遊技の変動時間は短くなる(普図変短)。さらに、普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、特図2始動口232の一対の羽根部材232aの1回の開放における開放時間が長くなり易い(電チュー開延)。加えて、普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、一対の羽根部材232aは多く開き易い。これらの普図確変、普図変短、電チュー開延のいずれかが設定される状態を電サポ(電動チューリップによる始動口入賞サポート)状態という。
また、上述のごとく、時短フラグは、大当り遊技中(特別遊技状態中)にはオフに設定される。したがって、大当り遊技中には、普図低確率状態が維持される。これは、大当り遊技中に普図高確率状態であると、大当り遊技中に可変入賞口234、235に所定の個数、遊技球が入球するまでの間に特図2始動口232に多くの遊技球が入球し、大当り中に獲得することができる遊技球の数が多くなってしまい射幸性が高まってしまうという問題があり、これを解決するためのものである。
また、特図確率変動フラグがオンに設定されていれば、この大当り遊技の終了と同時に、RAM308に設けられた確変回数記憶部に確変回数(例えば、10000回)をセットする。
さらに、コマンド設定送信処理(ステップS233)で終了演出設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の終了演出期間が終了したタイミング(演出待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、RAM308の設定領域に特図2非作動中を設定する。
さらに、特図2変動遊技の結果がはずれであれば、はずれフラグがオンにされる。このはずれフラグがオンの場合には、上述した所定の停止表示期間が終了したタイミング(特図2停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における特図2状態更新処理でも、RAM308の設定領域に特図2非作動中を設定する。特図2非作動中の場合における特図2状態更新処理では、何もせずに次のステップS227に移行するようにしている。
続いて、特図1についての特図状態更新処理(特図1状態更新処理)を行う(ステップS227)。この特図1状態更新処理では、特図1の状態に応じて、上述の特図2状態更新処理で説明した各処理を行う。この特図1状態更新処理で行う各処理は、上述の特図2状態更新処理で説明した内容の「特図2」を「特図1」と読み替えた処理と同一であるため、その説明は省略する。ただし、本例では特図1の停止図柄態様が特図2の停止図柄態様と異なるため、特図1変動表示時間が経過したタイミング(特図1表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図1状態更新処理については特図2状態更新処理と異なる。上記タイミングで開始する特図1状態更新処理では、例えば、15R大当りフラグがオン、特図確率変動フラグがオンの場合には図5(a)に示す特図A、7R大当りフラグがオン、特図確率変動フラグがオンの場合には特図B、7R大当りフラグがオン、特図確率変動フラグがオフの場合には特図C、2R大当りフラグがオン、特図確率変動フラグがオン、普図確率変動フラグがオンの場合には特図D、2R大当りフラグがオン、特図確率変動フラグがオン、普図確率変動フラグがオフの場合には特図E、小当りフラグがオンの場合には特図F、はずれフラグがオンの場合には特図Gそれぞれの態様となるように、特図1表示装置212を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、RAM308の設定領域に特図1停止表示中であることを表す設定を行う。上記タイミングで開始する特図1状態更新処理においてこの制御を行うことで、特図1表示装置212は、特図A〜特図Gのいずれか一つの図柄の確定表示を行う。なお、特図2状態更新処理と特図1状態更新処理の順番は逆でもよい。
ステップS225およびステップS227における特図状態更新処理が終了すると、今度は、特図1および特図2それぞれについての特図関連抽選処理を行う。ここでも先に、特図2についての特図関連抽選処理(特図2関連抽選処理)を行い(ステップS229)、その後で、特図1についての特図関連抽選処理(特図1関連抽選処理)を行う(ステップS231)。特図2関連抽選処理は、特図1および特図2の変動遊技を行っておらず、特図1および特図2の状態がいずれも非作動中であり、かつ保留している特図2変動遊技の数が1以上であることを開始条件として、特図2乱数値記憶領域内の最先の特図2当選乱数値および特図2乱数値を用いて実行される。特図1関連抽選処理は、特図1および特図2の変動遊技を行っておらず、特図1および特図2の状態がいずれも非作動中であり、かつ保留している特図1変動遊技の数が1以上であることを開始条件として、特図1乱数値記憶領域内の最先の特図1当選乱数値および特図1乱数値を用いて実行される。
これらの特図関連抽選処理についても、主制御部300が特図2関連抽選処理を特図1関連抽選処理よりも先に行うことで、特図2変動遊技の開始条件と、特図1変動遊技の開始条件が同時に成立した場合でも、特図2変動遊技が先に変動中となるため、特図1変動遊技は変動を開始しない。また、特図2変動遊技の保留数が1以上の場合には、特図1変動遊技の保留に関する抽選処理や変動遊技は行われない。また、装飾図柄表示装置208による、特図変動遊技の当否判定の結果の報知は、第1副制御部400によって行われ、特図2始動口232への入賞に基づく抽選の抽選結果の報知が、特図1始動口230への入賞に基づく抽選の抽選結果の報知よりも優先して行われる。本実施の形態では、有利度の高い特図変動遊技(本例では特図2変動遊技)が有利度の低い特図変動遊技(本例では特図1変動遊技)よりも優先して行われる。このため、遊技状態の有利度に差を持たせ易くなる場合がある。
ステップS229の特図2関連抽選処理の場合には、主制御部300は、特図2乱数値記憶領域内の最先の(最も過去に記憶された)保留位置から特図2始動情報(特図2当選乱数値および特図2乱数値の組)を取得し、取得した特図2始動情報内の特図2当選乱数値およびRAM308内の特図確率変動フラグの値などに基づいて、ROM306に記憶された当否判定用テーブル(後述する図10(a)〜(d)参照)を用いて大当りとするか、小当り(本例では小当りは特図1でのみ選択され得る)とするか、あるいははずれとするかの決定(当否判定)を行う。次いで、主制御部300は、取得した特図2始動情報内の特図2乱数値および決定した当否判定結果などに基づいて、ROM306に記憶された特図決定用テーブル(図11(a)、図12(a)に示す図柄振分けテーブル参照)を用いて特図2の変動表示後に停止表示する図柄(停止図柄)の決定を行う。次いで、主制御部300は、例えば、決定した当否判定結果、停止図柄、当該当否判定時の特図2保留数、取得した特図変動時間決定用乱数値等に基づいて、ROM306に記憶された各種テーブル(例えば、不図示のタイマ番号選択テーブル)を用いて特図2の変動表示時間(タイマ番号)の決定を行う。
主制御部300は、特図2乱数値記憶領域から最先の特図2始動情報を取り出した後、当該最先の特図2始動情報を特図2乱数値記憶領域から消去するとともに、特図2保留数記憶領域の特図2保留数を1減算する。このとき、特図2乱数値記憶領域から取り出した特図2始動情報をRAM308に設けた一時領域に記憶し、この一時領域に記憶している特図2始動情報に基づいて上述の決定を行うようにしてもよい。
以上のような特図2関連抽選処理(ステップS229)の後に、特図1関連抽選処理(ステップS231)が同様にして行われる。
以上の説明では、有利度の高い特図2変動遊技が有利度の低い特図1変動遊技よりも優先して開始され、特図2の保留が特図1の保留よりも優先して消化される特図2優先変動を例に挙げたが、有利度の低い特図1変動遊技が有利度の高い特図2変動遊技よりも優先して開始され、特図1の保留が特図2の保留よりも優先して消化される特図1優先変動であってもよい。また、特図2変動遊技および特図1変動遊技のいずれを優先することもなく、特図1および特図2それぞれの保留に係る特図変動遊技を始動口に入賞した順に開始する始動口入賞順変動であってもよい。始動口入賞順変動では、保留の上限数が特図1および特図2に関わらず8つになるため、特図1および特図2のそれぞれにおいて保留の上限数が4つとなる優先変動と比較して、保留数の実質的な上限を上げることができる場合がある。
また以上の説明では、一方の特図の状態に応じて他方の特図の保留に関する抽選処理や変動遊技を行わないものとしたが、これに限定されるものではなく、前述の特図状態更新処理および特図関連抽選処理を特図1および特図2でそれぞれ独立して行うことで、複数の特図を同時に変動させるように構成してもよい。また、このように複数の特図を同時に変動させる場合には、装飾図柄表示装置208にそれぞれの特図の抽選結果を表示する複数の領域を設けるか、またはそれぞれの特図の抽選結果を表示する複数の装飾図柄表示装置を設けて、それぞれの抽選結果を別箇に表示してもよいし、1の領域で複数の特図の抽選結果を表示するように構成していてもよい。また、複数の特図に関する変動が同時に行われている場合に、先に変動を停止した特図の抽選結果が後に変動を停止する特図の抽選結果に影響を与えてもよい。
ステップS231の次のステップS233では、コマンド設定送信処理を行う。このコマンド設定送信処理では、各種のコマンドが第1副制御部400に送信される。なお、第1副制御部400に送信する出力予定情報は例えば16ビットで構成しており、ビット15はストローブ情報(オンの場合、データをセットしていることを示す)、ビット11〜14はコマンド種別(本実施の形態では、基本コマンド、図柄変動開始コマンド、図柄変動停止コマンド、入賞演出開始コマンド、終了演出開始コマンド、大当りラウンド数指定コマンド、復電コマンド、RAMクリアコマンド、先読み結果情報コマンドなどコマンドの種類を特定可能な情報)、ビット0〜10はコマンドデータ(コマンド種別に対応する所定の情報)で構成している。また、本実施形態ではコマンド種別として、普図に関する図柄変動開始コマンドや図柄変動停止コマンドも含まれている。
具体的には、ストローブ情報は上述のコマンド送信処理でオンまたはオフになるようにしている。また、コマンド種別が特図の図柄変動開始(回転開始)コマンドの場合であればコマンドデータに、各種大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグ、特図確率変動フラグなどの値、特図関連抽選処理で選択したタイマ番号などを示す情報を含み、図柄変動停止(回転停止)コマンドの場合であれば、各種大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグ、特図確率変動フラグの値などを含み、入賞演出開始コマンドおよび終了演出開始コマンドの場合であれば、特図確率変動フラグの値などを含み、大当りラウンド数指定コマンドの場合であれば特図確率変動フラグの値、大当りラウンド数などを示す情報を含むようにしている。コマンド種別が基本コマンドを示す場合は、コマンドデータにデバイス情報、特図1始動口230への入賞の有無、特図2始動口232への入賞の有無、可変入賞口234、235への入賞の有無などを示す情報を含む。先読み結果情報コマンドの場合であれば、特図1および特図2の種別、後述する先読み数記憶領域に記憶された先読み数、先読み結果記憶部に記憶された停止図柄等を示す情報をコマンドデータに含む。
また、コマンド種別が普図の図柄変動開始(回転開始)コマンドの場合であればコマンドデータに、普図当りフラグ、普図はずれフラグ、普図確率変動フラグなどの値、普図関連抽選処理で決定した停止図柄や変動時間に関する情報を含み、普図の図柄変動停止(回転停止)コマンドの場合であれば、普図当りフラグ、普図はずれフラグ、普図確率変動フラグの値などを示す情報を含むようにしている。
また、上述の回転開始設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、各種大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグ、特図確率変動フラグなどの値、特図1関連抽選処理および特図2関連抽選処理で選択したタイマ番号、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の回転停止設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、各種大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグ、特図確率変動フラグの値などを示す情報を設定する。
上述の入賞演出設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、入賞演出期間中に装飾図柄表示装置208・各種ランプ418・スピーカ120に出力する演出制御情報、特図確率変動フラグの値、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の終了演出設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、演出待機期間中に装飾図柄表示装置208・各種ランプ418・スピーカ120に出力する演出制御情報、特図確率変動フラグの値、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の大入賞口開放設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している大当りラウンド数、特図確率変動フラグの値、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の大入賞口閉鎖設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している大当りラウンド数、特図確率変動フラグの値、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。
また、このステップS233では一般コマンド特図保留増加処理も行われる。この一般コマンド特図保留増加処理では、コマンドデータにRAM308の送信用情報記憶領域に記憶している特図識別情報(特図1または特図2を示す情報)、予告情報(事前予告情報、偽事前予告情報、または事前予告無情報のいずれか)を設定する。
第1副制御部400では、受信した出力予定情報に含まれるコマンド種別により、主制御部300における遊技制御の変化に応じた演出制御の決定が可能になるとともに、出力予定情報に含まれているコマンドデータの情報に基づいて、演出制御内容を決定することができるようになる。
ステップS233の次のステップS235では、外部出力信号設定処理を行う。この外部出力信号設定処理では、RAM308に記憶している遊技情報を、情報出力回路336を介してパチンコ機100とは別体の情報入力回路350に出力する。
ステップS235の次のステップS237では、デバイス監視処理を行う。このデバイス監視処理では、ステップS205において信号状態記憶領域に記憶した各種センサの信号状態を読み出して、所定のエラーの有無、例えば前面枠扉開放エラーの有無または下皿満タンエラーの有無などを監視する。前面枠扉開放エラーまたは下皿満タンエラーを検出した場合には、第1副制御部400に送信すべき送信情報に、前面枠扉開放エラーの有無または下皿満タンエラーの有無を示すデバイス情報を設定する。また、各種ソレノイド332を駆動して特図2始動口232や、可変入賞口234、235の開閉を制御したり、駆動回路324、326、330を介して普図表示装置210、特図1表示装置212、特図2表示装置214、各種状態表示部328などに出力する表示データを、I/O310の出力ポートに設定する。また、払出要求数送信処理(ステップS219)で設定した出力予定情報をI/O310の出力ポートを介して払出制御部600に出力する。
ステップS237の次のステップS239では、低電圧信号がオンであるか否かを監視する。そして、低電圧信号がオンの場合(電源の遮断を検知した場合)にはステップS243に進み、低電圧信号がオフの場合(電源の遮断を検知していない場合)にはステップS241に進む。ステップS241では、タイマ割込終了処理を行う。このタイマ割込終了処理では、ステップS201で一時的に退避した各レジスタの値を元の各レジスタに設定したり、割込許可の設定などを行い、その後、図6に示す主制御部メイン処理に復帰する。一方、ステップS243では、復電時に電断時の状態に復帰するための特定の変数やスタックポインタを復帰データとしてRAM308の所定の領域に退避し、入出力ポートの初期化等の電断処理を行い、その後、図6に示す主制御部メイン処理に復帰する。
図8(a)は、入賞受付処理(ステップS217)で実行される特図先読み処理の流れの一例を示すフローチャートである。特図先読み処理では、主制御部300は、特図1および特図2のそれぞれにおいて増加した始動情報(新たに取得した始動情報)を先読みして、当否判定処理よりも前に停止図柄を事前判定し、事前判定結果(特図先読み結果)をRAM308内の先読み結果記憶部(図8(b)〜(e)参照)に記憶する。
ここで、RAM308内には、特図1の先読み結果を記憶する特図1用先読み結果記憶部と、特図1用先読み結果記憶部に記憶されている特図1先読み結果の数を特図1先読み数として記憶する特図1先読み数記憶領域とが設けられている。特図1用先読み結果記憶部は、本例では4個まで先読み結果を格納できるようになっている。特図1用先読み結果記憶部では、特図1先読み数が1つ減るごとに順位が最上位(最先)の特図1先読み結果のデータが消去されるとともに、残余の特図1先読み結果のデータの順位が1ずつ繰り上がるように処理される。また、特図1先読み数が1つ増えるごとに、順位が最下位(最後)の特図1先読み結果のデータの次の順位に新たな特図1先読み結果のデータが書き込まれる。
またRAM308内には、特図2の先読み結果を記憶する特図2用先読み結果記憶部と、特図2用先読み結果記憶部に記憶されている特図2先読み結果の数を特図2先読み数として記憶する特図2先読み数記憶領域とが設けられている。特図2用先読み結果記憶部は、本例では4個まで先読み結果を格納できるようになっている。特図2用先読み結果記憶部では、特図2先読み数が1つ減るごとに順位が最上位の特図2先読み結果のデータが消去されるとともに、残余の特図2先読み結果のデータの順位が1ずつ繰り上がるように処理される。また、特図2先読み数が1つ増えるごとに、順位が最下位の特図2先読み結果のデータの次の順位に新たな特図2先読み結果のデータが書き込まれる。
特図先読み処理において、まず主制御部300は、特図2の始動情報が増加したか否かを判定する(ステップS301)。特図2の始動情報が増加したか否かの判定は、例えば、特図2保留数記憶領域に記憶されている特図2保留数と、特図2先読み数記憶領域に記憶されている特図2先読み数とを比較して行う。主制御部300は、特図2保留数が特図2先読み数よりも大きい場合には特図2の始動情報が増加したと判定し、特図2保留数が特図2先読み数と等しい場合には特図2の始動情報は増加していないと判定する。特図2の始動情報が増加したと判定した場合にはステップS303に進み、特図2の始動情報が増加していないと判定した場合にはステップS307に進む。
ステップS303では、増加した特図2始動情報(特図2当選乱数値および特図2乱数値の組)を、特図2関連抽選処理(ステップS229)での当否判定処理よりも前に、特図2乱数値記憶領域から先読みする。そして、先読みした特図2始動情報と、例えば当否判定時に用いる当否判定用テーブルおよび特図決定用テーブルを用いて、当該始動情報に係る特図2変動遊技の停止図柄を、特図2関連抽選処理(ステップS229)での当否判定処理よりも前に事前判定する。なお、この事前判定処理は、当否判定時に用いるテーブルではなく事前判定用の特別のテーブルを用いて行ってもよい。
ステップS303の次のステップS305では、事前判定で得られた特図2先読み結果としての停止図柄情報をRAM308内の特図2用先読み結果記憶部の最先の空き領域に記憶する。その後、ステップS307の処理に移行する。
ステップS307では、主制御部300は、特図1の始動情報が増加したか否かを判定する。特図1の始動情報が増加したか否かの判定は、例えば特図2と同様に、特図1保留数記憶領域に記憶されている特図1保留数と、特図1先読み数記憶領域に記憶されている特図1先読み数とを比較して行う。特図1の始動情報が増加したと判定した場合にはステップS309に進み、特図1の始動情報が増加していないと判定した場合には特図先読み処理を終了して主制御部タイマ割込処理の入賞受付処理(ステップS217)に復帰する。
ステップS309では、RAM308内の各種フラグに基づいて、非電サポ中であるか否かを判定する。非電サポ中であると判定した場合にはステップS311に進み、非電サポ中でない(電サポ中である)と判定した場合にはステップS315に進む。なお、本例では非電サポ中であるか否かを判定しているが、特図1先読み予告報知の実行条件を満たしているか否かをステップS309で判定するようにしてもよい。例えば特図1先読み予告報知の実行条件としては、非電サポ中であること以外に、大当り遊技中でないこと等の条件が含まれる。
ステップS311では、増加した特図1始動情報(特図1当選乱数値および特図1乱数値の組)を、特図1関連抽選処理(ステップS231)での当否判定処理よりも前に、特図1乱数値記憶領域から先読みする。そして、先読みした特図1始動情報と、例えば当否判定時に用いる当否判定用テーブルおよび特図決定用テーブルを用いて、当該始動情報に係る特図1変動遊技の停止図柄を、特図1関連抽選処理(ステップS231)での当否判定処理よりも前に事前判定する。なお、この事前判定処理は、当否判定時に用いるテーブルではなく事前判定用の特別のテーブルを用いて行ってもよい。
ステップS311の次のステップS313では、事前判定で得られた特図1先読み結果としての停止図柄情報をRAM308内の特図1用先読み結果記憶部の最先の空き領域に記憶する。その後、特図先読み処理を終了して主制御部タイマ割込処理の入賞受付処理(ステップS217)に復帰する。
ステップS315では、増加した特図1始動情報を先読みせずに、始動情報を先読みしていないことを示す「未判定」情報を、停止図柄情報に代えてRAM308内の特図1用先読み結果記憶部の最先の空き領域に記憶する。その後、特図先読み処理を終了して主制御部タイマ割込処理の入賞受付処理(ステップS217)に復帰する。
本実施の形態では、増加した始動情報のみを先読みして事前判定しているが、全ての始動情報を先読みして事前判定するようにしてもよい。また、上述のコマンド設定送信処理(ステップS233)において、増加分の始動情報の先読み結果のみを第1副制御部400に送信してもよいし、特図1用および特図2用先読み結果記憶部内の全ての先読み結果を第1副制御部400に送信してもよい。
また、本実施の形態では、増加した特図2の始動情報については必ず先読みを実行し、増加した特図1の始動情報については電サポ中を除き必ず先読みを実行するようになっているが、増加した特図1および特図2の始動情報を先読みするか否かを抽選で決定するようにしてもよい。あるいは、主制御部300から先読み結果を受信した第1副制御部400において、例えば保留毎に先読み報知を実行するか否かを抽選で決定するようにしてもよい。また、遊技状態(例えば、非電サポ中であるか否か)等に関わらず、始動情報が増加した場合には必ず先読みを実行して先読み結果を先読み結果記憶部に記憶するとともに、該先読み結果を第1副制御部400に送信するように構成し、該先読み結果を用いた抽選および演出を実行するか否かを該第1副制御部400が判断するように構成してもよい。
図8(b)〜(e)は、RAM308内の先読み結果記憶部に先読み結果情報等が記憶された状態を例示している。図8(b)は、特図1用先読み結果記憶部に特図1先読み結果情報が記憶された状態の一例を示している。図8(b)に示すように、特図1用先読み結果記憶部は、例えば特図1変動遊技の保留可能数と同数(本実施の形態では、4つ)の記憶領域を有している。各記憶領域は、特図1乱数値記憶領域の保留順序(保留1〜保留4)に対応付けられている。各記憶領域のそれぞれには、特図1の停止図柄情報が記憶されるようになっている。図8(b)に示す例において、記憶領域「保留1」には停止図柄情報として「特図G」(はずれ)が記憶され、記憶領域「保留2」には停止図柄情報として「特図G」(はずれ)が記憶され、記憶領域「保留3」には停止図柄情報として「特図F」(小当り)が記憶され、記憶領域「保留4」には停止図柄情報として「特図A」(15R特別大当り)が記憶されている。
図8(c)は、特図2用先読み結果記憶部に特図2先読み結果情報が記憶された状態の一例を示している。図8(c)に示すように、特図2用先読み結果記憶部は、例えば特図2変動遊技の保留可能数と同数(本実施の形態では、4つ)の記憶領域を有している。各記憶領域は、特図2乱数値記憶領域の保留順序(保留1〜保留4)に対応付けられている。各記憶領域のそれぞれには、特図2の停止図柄情報が記憶されるようになっている。図8(c)に示す例において、記憶領域「保留1」には停止図柄情報として「特図d」(はずれ)が記憶され、記憶領域「保留2」〜「保留4」には、停止図柄情報が記憶されていない。なお、図8(c)では、停止図柄情報が記憶領域に記憶されていない状態を「なし」と表記している。
図8(d)は、電サポ中における特図1用先読み結果記憶部の例を示している。図8(d)に示すように、記憶領域「保留1」には、停止図柄情報に代えて「未判定」情報が記憶されている。記憶領域「保留2」〜「保留4」には、停止図柄情報も「未判定」情報も記憶されていない。
図8(e)に示すように、特図1用先読み結果記憶部の各記憶領域のそれぞれには、停止図柄情報ではなく、特図1変動遊技の変動時間を示す「タイマ番号」が先読み結果として記憶されていてもよい。図8(e)に示す例において、記憶領域「保留1」にはタイマ番号情報として「タイマ3」が記憶され、記憶領域「保留2」にはタイマ番号情報として「タイマ5」が記憶され、記憶領域「保留3」と「保留4」には、タイマ番号情報が記憶されていない。なお、図8(e)では、タイマ番号情報が記憶されていない状態を「なし」と表記している。また、特図1用先読み結果記憶部の各記憶領域にタイマ番号情報が記憶される場合には、タイマ番号を当否結果と対応するように設定してもよい。
以上の説明では、停止図柄やタイマ番号を事前判定し、停止図柄情報やタイマ番号情報を先読み結果記憶部に記憶する例を挙げたが、当否判定結果等を事前判定し、それらの情報を先読み結果記憶部に記憶するとともに、先読み結果情報として第1副制御部400に送信するようにしてもよい。
次に、本実施の形態によるパチンコ機100の主制御部300で用いられる各種テーブルについて説明する。図9〜図12に示す各種テーブルは、例えば、主制御部300のROM306に記憶されている。
図9(a)、(b)は、普図関連抽選処理(ステップS223)で当否判定を行う際に用いられる当否判定用テーブルの一例を示している。図9(a)、(b)に示す当否判定用テーブルは、「普図確率」、「乱数範囲」、「当否結果」の各項目で構成されている。「普図確率」の項目は、当否判定時の普図確率(普図低確率または普図高確率)を示している。「乱数範囲」の項目は、取得した普図当選乱数値と比較される数値範囲を示している。ここで、本例の普図当選乱数値のとり得る範囲は0〜99(数値範囲の幅は100)である。
図9(a)に示す当否判定用テーブルは、当否判定時の普図確率が低確率である場合に用いられる普図用の当否判定用テーブルである。図9(a)に示すように、この当否判定用テーブルが用いられた場合、当りの確率は1/100(つまり、1%)となり、はずれの確率は99/100となる。
図9(b)に示す当否判定用テーブルは、当否判定時の普図確率が高確率である場合に用いられる普図用の当否判定用テーブルである。図9(b)に示すように、この当否判定用テーブルが用いられた場合、当りの確率は約100/100(つまり、100%)となり、はずれの確率は0%となる。この当否判定用テーブルを図9(a)に示す当否判定用テーブルと比較すると、当りの確率は100倍である。このように普図高確率状態(時短作動時)においては、当りのみが選択されるように設計してもよい。また、時短作動時にはずれの確率が0%より高くなるようにしてもよいが、時短作動時は、時短未作動時(普図低確率状態)よりも当りが選択される確率は高くする。
図9(c)は、普図用の図柄振分けおよび当り時動作のテーブルを示している。テーブル中の「振分け」欄の数値は、普図関連抽選処理(ステップS223)において停止図柄を決定する際に普図乱数値と比較される、図柄毎の乱数範囲の振分け率(すなわち各図柄の選択確率に等しい)を示している。図9(c)に示すように、普図変動遊技の当否判定結果が当りである場合における各当り図柄の振分け率は、普図Aが50%であり、普図Bも50%である。普図A、Bは、普図変動遊技後に電チュー開放動作が実行される図柄である。なお、当否判定結果がはずれの場合に選択されるはずれ図柄は普図Cの一つだけなので、はずれの場合は普図Cが100%の確率で選択される。普図Cが選択された場合には普図変動遊技後に電チュー開放動作は実行されない。
図9(c)に示すように、普図Aが停止表示された後に特図2始動口(電チュー)232の開放動作が実行される。普図Aの停止表示時の遊技状態が時短未作動時には、電チュー232の羽根部材232aは最初に100msの間だけ開放し、次いで5000〜10000msの間だけ閉鎖し、次に5400msの間だけ開放する。普図Aの停止表示時の遊技状態が時短作動時には、電チュー232の羽根部材232aは最初に1800msの間だけ開放し、次いで2000ms程度の間だけ閉鎖し、再び1800msの間だけ開放し、次いで2000ms程度の間だけ閉鎖し、再び1800msの間だけ開放する。
また、図9(c)に示すように、普図Bが停止表示された後に特図2始動口(電チュー)232の開放動作が実行される。普図Bの停止表示時の遊技状態が時短未作動時には、電チュー232の羽根部材232aは1回だけ100msの間だけ開放する。普図Bの停止表示時の遊技状態が時短作動時には、電チュー232の羽根部材232aは最初に2400msの間だけ開放し、次いで2000ms程度の間だけ閉鎖し、次いで1450msの間だけ開放し、再び2000ms程度の間だけ閉鎖し、再び1450msの間だけ開放する。
図10(a)〜(d)は、特図2関連抽選処理(ステップS229)または特図1関連抽選処理(ステップS231)で当否判定を行う際に用いられる当否判定用テーブルの例を示している。図10(a)〜(d)に示す当否判定用テーブルは、「特図確率」、「乱数範囲」、「当否判定結果」の各項目で構成されている。「特図確率」の項目は、当否判定時の特図確率(特図低確率または特図高確率)を示している。「乱数範囲」の項目は、取得した特図2当選乱数値または特図1当選乱数値と比較される数値範囲を示している。ここで、本例の特図2当選乱数値および特図1当選乱数値のとり得る範囲はいずれも0〜65535(数値範囲の幅は65536)である。
図10(a)に示す当否判定用テーブルは、当否判定時の特図確率が低確率である場合に用いられる特図1用の当否判定用テーブルである。図10(a)に示すように、この当否判定用テーブルが用いられた場合、大当りの確率は約1/299(=219/65536)となり、小当りの確率は約1/399(=165/65536)となる。
図10(b)に示す当否判定用テーブルは、当否判定時の特図確率が高確率である場合に用いられる特図1用の当否判定用テーブルである。図10(b)に示すように、この当否判定用テーブルが用いられた場合、大当りの確率は約1/30(=2185/65536)となり、小当りの確率は約1/399となる。この当否判定用テーブルを図10(a)に示す当否判定用テーブルと比較すると、大当りの確率は約10倍であり、小当りの確率は同一である。
図10(c)に示す当否判定用テーブルは、当否判定時の特図確率が低確率である場合に用いられる特図2用の当否判定用テーブルである。図10(c)に示すように、この当否判定用テーブルが用いられた場合、大当りの確率は約1/299となり、小当りの確率は0となる。
図10(d)に示す当否判定用テーブルは、当否判定時の特図確率が高確率である場合に用いられる特図2用の当否判定用テーブルである。図10(d)に示すように、この当否判定用テーブルが用いられた場合、大当りの確率は約1/30となり、小当りの確率は0となる。この当否判定用テーブルを図10(c)に示す当否判定用テーブルと比較すると、大当りの確率は約10倍である。
図11(a)は、特図1用の図柄振分けテーブルを示している。テーブル中の「振分け」欄の数値は、特図1関連抽選処理(ステップS231)において停止図柄を決定する際に特図1乱数値と比較される、図柄毎の乱数範囲の振分け率(すなわち各図柄の選択確率に等しい)を示している。図11(a)に示すように、特図1変動遊技の当否判定結果が大当りである場合における各大当り図柄の振分け率は、特図A(15R特別大当り)が30%であり、特図B(7R特別大当り)が25%であり、特図C(7R大当り)が25%であり、特図D(突然確変大当り)が10%であり、特図E(潜伏確変大当り)が10%である。特図Cを除く特図A、B、D、Eは、大当り遊技終了後に確変が作動する図柄である。特図1変動遊技の大当りにおける確変大当り(特図A、B、D、E)の割合、すなわち確変確率は75%である。
特図A、B、Dは、当否判定時(図柄停止表示時)の遊技状態(特図高確率、特図低確率、普図高確率(時短作動時)、普図低確率(時短未作動時))に関わらず、大当り遊技終了後に時短(時短回数設定なし)が作動する図柄である。特図Cは、当否判定時の遊技状態に関わらず、大当り遊技終了後に時短(時短回数100回)が作動する図柄である。特図Eは、当否判定時の遊技状態が特図高確率状態または普図高確率状態であるときに限り、大当り遊技終了後に時短が作動する図柄である。すなわち、特図低確率普図低確率状態で特図Eが停止表示された場合には、大当り遊技終了後に時短が作動しない。例えば、特図低確率普図低確率状態から特図Eが大当り図柄として複数回連続して停止表示された場合には、1回目の停止表示後には時短が作動しない(特図高確率普図低確率状態となる)が、2回目以降の停止表示後には時短が作動する(特図高確率普図高確率状態となる)。特図1変動遊技の大当りにおいて時短が付与される確率は、特図低確率普図低確率状態で90%、それ以外の遊技状態で100%である。
本例では、特図1変動遊技における小当り図柄およびはずれ図柄はそれぞれ1種類のみである。したがって、特図1変動遊技の当否判定結果が小当りである場合には、特図1乱数値に関わらず100%の確率で特図Fが選択され、特図1変動遊技の当否判定結果がはずれである場合には、特図1乱数値に関わらず100%の確率で特図Gが選択される。ただし、小当り図柄やはずれ図柄は大当り図柄と同様にそれぞれ複数種類備えられ、特図1乱数値を用いた抽選により決定されるようにしてもよい。
図11(b)は、特図1の各図柄における大当り時動作の例を示している。図11(b)に示すように、特図Aが停止表示された後の大当り遊技では、アタッカの開放が1Rあたり29000msで15R行われる。同様に、特図Bまたは特図Cが停止表示された後の大当り遊技では、アタッカの開放が1Rあたり29000msで7R行われ、特図Dが停止表示された後の大当り遊技では、アタッカの開放が1Rあたり29000msで2R行われる。
特図Eについては、図柄停止表示時の遊技状態によって大当り遊技の動作が異なる。特図低確率普図低確率状態で特図Eが停止表示された後の大当り遊技では、アタッカの開放が1Rあたり100msで2R行われる。この大当り遊技では、開放時間が短いため遊技球の入球が困難である。一方、特図低確率普図低確率状態以外の遊技状態で特図Eが停止表示された後の大当り遊技では、1Rあたり29000msで2R行われる。この大当り遊技では、開放時間が比較的長いため遊技球の入球が容易である。
特図Fが停止表示された後の小当り遊技では、1回の開放契機において、100msのアタッカ開放が2回行われる。すなわち、特図低確率普図低確率状態で特図Eが停止表示された後の大当り遊技と、特図Fが停止表示された後の小当り遊技とでは、アタッカが同じように動作する。
図12(a)は、特図2用の図柄振分けテーブルを示している。テーブル中の「振分け」欄の数値は、特図2関連抽選処理(ステップS229)において停止図柄を決定する際に特図2乱数値と比較される、図柄毎の乱数範囲の振分け率(すなわち各図柄の選択確率に等しい)を示している。図12(a)に示すように、特図2変動遊技の当否判定結果が大当りである場合における各大当り図柄の振分け率は、特図a(15R特別大当り)が70%であり、特図b(7R特別大当り)が5%であり、特図c(7R大当り)が25%である。特図a、bは、大当り遊技終了後に確変が作動する図柄である。特図2変動遊技の大当りにおける確変大当り(特図a、b)の割合、すなわち確変確率は、特図1変動遊技の確変確率と同じ75%である。
特図a、bは、当否判定時(図柄停止表示時)の遊技状態(特図高確率、特図低確率、普図高確率(時短作動時)、普図低確率(時短未作動時))に関わらず、大当り遊技終了後に時短(時短回数設定なし)が作動する図柄である。特図cは、当否判定時の遊技状態に関わらず、大当り遊技終了後に時短(時短回数100回)が作動する図柄である。特図2変動遊技の大当りにおいて時短が付与される確率は、遊技状態に関わらず100%である。
本例では、特図2変動遊技におけるはずれ図柄は1種類のみである。したがって、特図2変動遊技の当否判定結果がはずれである場合には、特図2乱数値に関わらず100%の確率で特図dが選択される。ただし、はずれ図柄は大当り図柄と同様にそれぞれ複数種類備えられ、特図2乱数値を用いた抽選により決定されるようにしてもよい。
図12(b)は、特図2の各図柄における大当り時動作の例を示している。図12(b)に示すように、特図aが停止表示された後の大当り遊技では、アタッカの開放が1Rあたり29000msで15R行われ、特図bまたは特図cが停止表示された後の大当り遊技では、アタッカの開放が1Rあたり29000msで7R行われる。
図11および図12に示すように、特図2は、特図1と比較して時短が付与される確率が高く、アタッカの開放時間が長い(またはR数が多い)。したがって、特図2は特図1よりも有利度が高いと考えることができる。
次に、図13および図14を用いて、第1副制御部400の処理について説明する。図13(a)は、第1副制御部400のCPU404が実行するメイン処理の流れを示すフローチャートである。まず、図13(a)のステップS401では、各種の初期設定を行う。電源投入が行われると、まずステップS401で初期化処理が実行される。この初期化処理では、入出力ポートの初期設定や、RAM408内の記憶領域の初期化処理等を行う。
ステップS401の次のステップS403では、タイマ変数が10以上か否かを判定し、タイマ変数が10となるまでこの処理を繰り返し、タイマ変数が10以上となったときには、ステップS405の処理に移行する。ステップS405では、タイマ変数に0を代入する。
ステップS405の次のステップS407では、コマンド処理を行う。第1副制御部400のCPU404は、主制御部300からコマンドを受信したか否かを判別する。
ステップS407の次のステップS409では、演出制御処理を行う。例えば、ステップS407で新たなコマンドがあった場合には、このコマンドに対応する演出データをROM406から読み出す等の処理を行い、演出データの更新が必要な場合には演出データの更新処理を行う。演出制御処理で実行される種々の処理のうち電チューロング開放演出については図14を用いて後述する。
ステップS409の次のステップS411では、チャンスボタン制御処理を行う。チャンスボタン制御処理では、チャンスボタン136の押下を検出していた場合、ステップS409で更新した演出データをチャンスボタン136の押下に応じた演出データに変更する処理を行う。
ステップS411の次のステップS413では、画像制御処理を行う。画像制御処理では、ステップS409で読み出した演出データの中にVDP434への命令がある場合には、この命令をVDP434に出力する(詳細は後述)。
ステップS413の次のステップS415では、音制御処理を行う。音制御処理では、ステップS409で読み出した演出データの中に音源IC416への命令がある場合には、この命令を音源IC416に出力する。
ステップS415の次のステップS417では、ランプ制御処理を行う。ランプ制御処理では、ステップS409で読み出した演出データの中に各種ランプ418への命令がある場合には、この命令を駆動回路420に出力する。
ステップS417の次のステップS419では、シャッタ制御処理を行う。シャッタ制御処理では、ステップS409で読み出した演出データの中に遮蔽装置246への命令がある場合には、この命令を駆動回路432に出力する。
ステップS419の次のステップS421では、情報送信処理を行う。情報送信処理では、ステップS409で読み出した演出データの中に第2副制御部500に送信する制御コマンドがある場合には、この制御コマンドを出力する設定を行う。その後、ステップS403に戻る。
図13(b)は、第1副制御部400のCPU404が実行する第1副制御部コマンド受信割込処理(ストローブ割込処理)の流れを示すフローチャートである。このコマンド受信割込処理は、第1副制御部400が主制御部300からのストローブ信号を検出した場合に実行する処理である。コマンド受信割込処理のステップS501では、主制御部300から受信したコマンドを未処理コマンドとしてRAM408に設けたコマンド記憶領域に記憶する。
図13(c)は、第1副制御部400のCPU404が実行する第1副制御部タイマ割込処理の流れを示すフローチャートである。第1副制御部400は、所定の周期(本例では2msに1回)でタイマ割込を発生するハードウェアタイマを備えており、このタイマ割込を契機として、タイマ割込処理を所定の周期で実行する。第1副制御部タイマ割込処理のステップS601では、第1副制御部メイン処理のステップS403において説明したRAM408のタイマ変数記憶領域の値に、1を加算して元のタイマ変数記憶領域に記憶する。したがって、ステップS403において、タイマ変数の値が10以上と判定されるのは20ms毎(2ms×10)となる。
ステップS601の次のステップS603では、第1副制御部メイン処理の情報送信処理(ステップS421)で設定された第2副制御部500への制御コマンドの送信や、その他演出用乱数値の更新処理等を行う。
図13(d)は、第1副制御部メイン処理の画像制御処理(ステップS413)の流れを示すフローチャートである。ステップS701では、画像データの転送指示を行う。ここでは、CPU404は、まず、VRAM436の表示領域Aと表示領域Bの描画領域の指定をスワップする。これにより、描画領域に指定されていない表示領域に記憶された1フレームの画像が装飾図柄表示装置208に表示される。次に、CPU404は、VDP434のアトリビュートレジスタに、位置情報等テーブルに基づいてROM座標(ROM406の転送元アドレス)、VRAM座標(VRAM436の転送先アドレス)などを設定した後、ROM406からVRAM436への画像データの転送開始を指示する命令を設定する。VDP434は、アトリビュートレジスタに設定された命令に基づいて画像データをROM406からVRAM436に転送する。その後、VDP434は、転送終了割込信号をCPU404に対して出力する。
ステップS701の次のステップS703では、VDP434からの転送終了割込信号が入力されたか否かを判定し、転送終了割込信号が入力された場合はステップS705に進み、そうでない場合は転送終了割込信号が入力されるのを待つ。
ステップS705では、演出シナリオ構成テーブルおよびアトリビュートデータなどに基づいて、パラメータ設定を行う。ここでは、CPU404は、ステップS701でVRAM436に転送した画像データに基づいてVRAM436の表示領域AまたはBに表示画像を形成するために、表示画像を構成する画像データの情報(VRAM436の座標軸、画像サイズ、VRAM座標(配置座標)など)をVDP434に指示する。VDP434は、アトリビュートレジスタに格納された命令に基づいてアトリビュートに従ったパラメータ設定を行う。
ステップS705の次のステップS707では、描画指示を行う。この描画指示では、CPU404は、VDP434に画像の描画開始を指示する。VDP434は、CPU404の指示に従ってフレームバッファにおける画像描画を開始する。
ステップS707の次のステップS709では、画像の描画終了に基づくVDP434からの生成終了割込み信号が入力されたか否かを判定し、生成終了割込み信号が入力された場合はステップS711に進み、そうでない場合は生成終了割込み信号が入力されるのを待つ。
ステップS711では、RAM408の所定の領域に設定され、何シーンの画像を生成したかをカウントするシーン表示カウンタをインクリメント(+1)して処理を終了する。
図14(a)は、第1副制御部400でのメイン処理の演出制御処理で実行される電チューロング開放演出処理の流れを示している。図14(b)は、装飾図柄表示装置208での電チューロング開放演出の一例を示している。電チューロング開放演出とは、普図変動遊技中に実行可能な演出であり、普図変動遊技に当選して特図2始動口(電チュー)232が長時間および/または複数回開放(以下、ロング開放と称する場合がある)するか否かを煽る演出のことである。なお、普図変動停止後も普図停止図柄に基づいて電チューロング開放演出(例えば、「電チュー開放中!」のような報知演出)を継続するようにしてもよい。
図14(a)に示す電チューロング開放演出処理は、図13(a)の第1副制御部400のメイン処理のコマンド処理(ステップS407)において、主制御部300から普図の図柄変動開始(回転開始)コマンドを受信している場合に実行される。
第1副制御部400は、まず、電チューロング開放演出の実行を規制する電チューロング開放演出実行規制フラグがオフか否かを判断する(ステップS801)。第1副制御部400は、RAM408内の所定領域に格納された電チューロング開放演出実行規制フラグの値を参照して、電チューロング開放演出の実行が規制されているか否かを判断する。例えば、装飾図柄表示装置208の画像表示領域全面が真っ黒となる表示暗転中では電チューロング開放演出を実行しても遊技者は当該演出を視認できず電チューロング開放演出の効果が得られない。そこでこのような場合は、表示暗転中の特図変動遊技の当否判定結果に基づく演出に基づいて電チューロング開放演出実行規制フラグはオンにされる。また、装飾図柄表示装置208の画像表示領域全面が暗転表示中でなく、普図変動遊技の変動時間が電チューロング開放演出を実行するのに十分な長さであるような場合には、遊技者を楽しませることができる電チューロング開放演出を実行可能である。そこでこのような場合は、特図変動遊技の当否判定結果に基づく演出やデモ演出に基づいて電チューロング開放演出実行規制フラグはオフにされる。
ステップS801で電チューロング開放演出実行規制フラグがオンの場合、第1副制御部400は電チューロング開放演出の実行が規制されていると判断して、電チューロング開放演出の規制のためのその他の制御処理を実行して本処理を終了してメイン処理の演出制御処理(ステップS409)に戻る。
ステップS801で電チューロング開放演出実行規制フラグがオフの場合、第1副制御部400は電チューロング開放演出を実行可能と判断してステップS803に進み、普図の図柄変動開始(回転開始)コマンドのコマンドデータから普図当りフラグおよび普図はずれフラグに関する情報を参照して、当該普図変動遊技の当否判定結果が当りか否かを判断する。
第1副制御部400は、ステップS803で当該普図変動遊技の当否判定結果が当りであると判断すると、ステップS805に進み、普図の図柄変動開始(回転開始)コマンドのコマンドデータから普図停止図柄に関する情報を参照して、当該普図変動遊技の停止図柄が普図Aであるか否かを判断する。
第1副制御部400は、ステップS805で当該普図変動遊技の停止図柄が普図Aであると判断するとステップS807に進み、演出種別が「成功パターン」の演出を選択して電チューロング開放演出として設定する。次いで、第1副制御部400は、ステップS809に移行して、「成功パターン」に基づく電チューロング開放演出のためのその他の制御処理を実行して本処理を終了してメイン処理の演出制御処理(ステップS409)に戻る。
第1副制御部400は、ステップS805で当該普図変動遊技の停止図柄が普図Aでないと判断するとステップS811に進み、演出種別が「失敗パターンA」の演出を選択して電チューロング開放演出として設定する。次いで、第1副制御部400は、ステップS809に移行して、「失敗パターンA」に基づく電チューロング開放演出のためのその他の制御処理を実行して本処理を終了してメイン処理の演出制御処理(ステップS409)に戻る。
第1副制御部400は、ステップS803で当該普図変動遊技の当否判定結果が当りでないと判断すると、ステップS815に進み、電チューロング開放偽(ガセ)演出実行抽選処理を実行する。電チューロング開放偽演出実行抽選処理では、RAM408内に設けた電チューロング開放偽演出実行抽選用乱数カウンタから乱数値を取り出して、ROM406内に格納してある電チューロング開放偽演出実行抽選テーブルを用いて当該乱数値が当りに該当するか否かの当否判定を行う。
第1副制御部400は、ステップS815の当否判定の結果に基づき、電チューロング開放偽演出を実行するか否かを判断する(ステップS817)。
第1副制御部400は、ステップS817で電チューロング開放偽演出を実行すると判断するとステップS821に進み、演出種別が「失敗パターンB」の演出を選択して電チューロング開放演出として設定する。次いで、第1副制御部400は、ステップS809に移行して、「失敗パターンB」に基づく電チューロング開放演出のためのその他の制御処理を実行して本処理を終了してメイン処理の演出制御処理(ステップS409)に戻る。
第1副制御部400は、ステップS817で電チューロング開放偽演出を実行しないと判断すると、電チューロング開放演出を実行しないためのその他の制御処理を実行して本処理を終了してメイン処理の演出制御処理(ステップS409)に戻る。
図14に示す電チューロング開放演出の処理では、電チューロング開放演出実行規制フラグがオフの場合には、当りであれば必ず電チューロング開放演出が行われるものとしているが、当りであってもはずれ時と同様に実行抽選を行い、抽選が当選した場合にのみ演出を実行するように構成してもよい。また、本例では、電チューが短時間開放(ショート開放)の当り(普図B)では「失敗パターンA」の演出を設定し、電チューが開放しないはずれ(普図C)では「失敗パターンB」の演出を設定しているが、当り(普図B)とはずれ(普図C)とで同様の演出を行ってもよい。
図14(b)は、電チューロング開放演出の一例を示している。図14(b)は、装飾図柄表示装置208の画像表示領域で実行されている表示演出を示している。画像表示領域全面が演出表示領域208dとなって例えば「陸ステージ」という名称の背景演出が実行されている。背景演出の前面では、左中右図柄表示領域208a、208b、208cで「装飾1」から「装飾10」が順次上から下に移動する装飾図柄の変動表示(図中、下向きの矢印で示す)が実行されている。演出表示領域208d内の左下側には変動アイコン表示領域aが配置され、自動車を模した絵柄の変動アイコンが表示されている。変動アイコン表示領域aの右側には特図の保留を表示する特図保留表示領域cが配置され、自動車を模した絵柄の保留アイコンbが表示されている。演出表示領域208d内の右下側には電チューロング開放演出領域dが配置されている。不図示の普図表示装置210で普図変動遊技が開始され、電チューロング開放演出の実行が規制されておらず、電チューロング開放演出領域dで電チューロング開放演出が実行されている。電チューロング開放演出として、「お助けチャンス抽せん中」の表示とともに、武士のキャラクタが抽選機を操作している画像が表示されて、普図変動遊技に当選して特図2始動口232がロング開放するかもしれないと遊技者に期待させる煽り演出が実行されている。図14(b)に示すように、電チューロング開放演出により右図柄表示領域208cの一部が隠されている。また、特図保留表示領域cの右側領域も一部が隠されている。このように、電チューロング開放演出が装飾図柄の変動表示の少なくとも一部を確認困難にすることもあれば、装飾図柄の変動表示が電チューロング開放演出の少なくとも一部を確認困難にする場合があってもよい。
次に、図15を用いて、第2副制御部500の処理について説明する。図15(a)は、第2副制御部500のCPU504が実行するメイン処理のフローチャートである。まず、図15(a)のステップS901では、各種の初期設定を行う。電源投入が行われると、まずステップS901で初期化処理が実行される。この初期化処理では、入出力ポートの初期設定や、RAM508内の記憶領域の初期化処理等を行う。
ステップS901の次のステップS903では、タイマ変数が10以上か否かを判定し、タイマ変数が10となるまでこの処理を繰り返し、タイマ変数が10以上となったときには、ステップS905の処理に移行する。ステップS905では、タイマ変数に0を代入する。
ステップS905の次のステップS907では、コマンド処理を行う。第2副制御部500のCPU504は、第1副制御部400からコマンドを受信したか否かを判別する。
ステップS907の次のステップS909では、演出制御処理を行う。例えば、ステップS907で新たなコマンドがあった場合には、このコマンドに対応する演出データをROM506から読み出す等の処理を行い、演出データの更新が必要な場合には演出データの更新処理を行う。
ステップS909の次のステップS911では、ランプ制御処理を行う。例えば、第1副制御部400からの遊技盤用ランプ532や遊技台枠用ランプ542への命令がある場合には、この命令をシリアル通信制御回路520に出力する。
ステップS911の次のステップS913では、可動体制御処理を行う。例えば、第1副制御部400からの演出可動体224への命令がある場合には、この命令を駆動回路516に出力する。その後、ステップS903に戻る。
図15(b)は、第2副制御部500のCPU504が実行するコマンド受信割込処理のフローチャートである。このコマンド受信割込処理は、第2副制御部500が第1副制御部400からのストローブ信号を検出した場合に実行する処理である。コマンド受信割込処理のステップS1001では、第1副制御部400から受信したコマンドを未処理コマンドとしてRAM508に設けたコマンド記憶領域に記憶する。
図15(c)は、第2副制御部500のCPU504が実行するタイマ割込処理のフローチャートである。第2副制御部500は、所定の周期(本例では2msに1回)でタイマ割込を発生するハードウェアタイマを備えており、このタイマ割込を契機として、タイマ割込処理を所定の周期で実行する。タイマ割込処理のステップS1101では、第2副制御部メイン処理のステップS903において説明したRAM508のタイマ変数記憶領域の値に、1を加算して元のタイマ変数記憶領域に記憶する。したがって、ステップS903において、タイマ変数の値が10以上と判定されるのは20ms毎(2ms×10)となる。ステップS1101の次のステップS1103では、演出用乱数値の更新処理等を行う。
次に、本実施の形態のパチンコ機100において実行される演出の具体例について図16〜図34を用いて説明する。まず、図16〜図34に示すパチンコ機100の構成について図16(1)を参照しつつ説明する。図16(1)および後述する各図は、中央に装飾図柄表示装置208を示している。図16(1)に示す例では、装飾図柄表示装置208の図柄表示領域208a〜208cに「装飾2−装飾4−装飾7」が停止表示(確定表示)されている。図16〜図34において、偶数の装飾図柄(「装飾2」、「装飾4」、「装飾6」、「装飾8」、「装飾10」)は縦長長方形状の枠表示に囲まれて表示され、当該枠表示内は態様3(図16〜図34では右上がりハッチングで示す(例えば、青色))である。また、図16〜図34において、奇数の装飾図柄(「装飾1」、「装飾3」、「装飾5」、「装飾7」、「装飾9」)は縦長長方形状の枠表示に囲まれて表示され、当該枠表示内は態様5(図16〜図34では格子状ハッチングで示す(例えば、赤色))である。また、奇数の装飾図柄を囲む枠表示は、当該枠表示よりも表示サイズが大きく、枠内にキャラクタ画像を含む縦長の枠表示内にそれぞれの右下角が一致するように表示される。例えば、図16(1)に示すように、「装飾7」は、吉宗のキャラクタ画像を含む枠表示内に表示される。パチンコ機100は、図柄表示領域208a〜208cに表示する3つの装飾図柄を囲む枠表示内を態様3または態様5で表示することにより、特図変動遊技の当否を所定の大当り信頼度(期待度)で先読み予告を実行することが可能であり、奇数の装飾図柄を囲む枠表示内にキャラクタ画像を表示可能である。3つの装飾図柄を囲む枠表示内が態様3で表示される先読み予告の表示は態様3のチャンス目の先読み予告の表示であり、3つの装飾図柄を囲む枠表示内が態様5で表示される先読み予告の表示は態様5のチャンス目の先読み予告の表示である。チャンス目の先読み予告における大当り信頼度(期待度)は、態様3より態様5の方が高く設定されている。なお、パチンコ機100は、装飾図柄自体を赤色または青色で表示してチャンス目の先読み予告を実行してもよい。また、奇数の装飾図柄は、キャラクタ画像を含んでいてもよい。装飾図柄表示装置208は、表示を、例えば、態様1(例えば、白色)、態様2(例えば、白色点滅)、態様3(例えば、青色)、態様4(例えば、緑色)、態様5(例えば、赤色)、態様6(例えば、金色)、態様7(例えば、金色)の7種類で表示可能である。
装飾図柄表示装置208の表示領域下部中央には、変動アイコンを表示可能な変動アイコン表示領域eが設けられている。保留が消化されて特図変動遊技が開始されると、当該特図変動遊技に対応する保留アイコンが変動アイコンとなる。変動アイコンは、変動アイコン表示領域e内に表示された円柱状の台座画像(台)の上面上に載置されるように表示される。変動アイコンの態様(表示態様)を変化させることにより、当該特図変動遊技の当否を所定の大当り信頼度で当該変動の予告を実行することが可能である。
変動アイコン表示領域eの左方には特図1保留アイコン表示領域fが設けられている。特図1保留アイコン表示領域fには、特図1の保留数に応じた数の特図1の保留アイコンが表示可能である。パチンコ機100は、特図1保留アイコン表示領域fに特図1の保留アイコンの個数によって特図1変動遊技の保留数を報知することが可能であるとともに、各保留アイコンの態様によって当該保留に係る特図1変動遊技の当否を所定の大当り信頼度で先読み予告を実行することが可能である。特図1保留アイコン表示領域fは、右から左に向かって、第1領域、第2領域、第3領域、第4領域の4つの領域に大まかに分かれている。第1領域〜第4領域の各領域下部には、特図1の保留アイコンの表示位置を示す楕円形状の台座画像が表示されている。第1〜第4の各領域は、それぞれ1番目〜4番目の保留順位に対応している。第1領域には最先の(最も過去に記憶された)保留に対応する特図1の保留アイコンが表示され、同様に第2〜第4領域には2〜4番目の保留に対応する特図1の保留アイコンがそれぞれ表示される。図16(1)に示す例では、特図1の保留数が2個であり、特図1保留アイコン表示領域fの第1領域、第2領域に保留アイコンf1、f2がそれぞれ表示されている。保留アイコンf1、f2は、台座画像上端部にオーバーラップして表示されている。また、図16(1)に示す例では、保留アイコンf1、f2は、態様1(図16〜図34ではドットハッチングで示す(例えば、白色))円形の態様で表示されている。態様1円形の態様はデフォルトの態様であって、複数の態様のうちの最も大当り信頼度が低い態様である。なお、デフォルトの態様は特図1先読み結果が「未判定」である保留に対応する保留アイコンの態様としてもよく、この場合のデフォルトの態様の信頼度は設定されない。
また、変動アイコン表示領域eの右方には、3つのメータ画像(ゲージ画像)g1、g2、g3が表示されている。メータ画像g1、g2、g3は、左からこの順に横方向に並んで表示されている。メータ画像g1は、下端に配置された横長長方形の枠画像と、当該枠画像内に配置された「爺」の文字画像と、当該枠画像の上端から縦方向に積み重なった横長長方形状の3個のセグメント状画像とを含んでいる。メータ画像g2は、下端に配置された横長長方形の枠画像と、当該枠画像内に配置された「姫」の文字画像と、当該枠画像の上端から縦方向に積み重なった横長長方形状の3個のセグメント状画像とを含んでいる。メータ画像g3は、下端に配置された横長長方形の枠画像と、当該枠画像内に配置された「殿」の文字画像と、当該枠画像の上端から縦方向に積み重なった横長長方形状の3個のセグメント状画像とを含んでいる。初期状態では、メータ画像g1、g2、g3の各セグメント状画像は白色で表示される。メータ画像g1、g2、g3は、不定期に1セグメントずつ赤色で表示される。メータ画像g1の全セグメントが赤色で表示された状態はメータ画像g1が満タンとなった状態であり、メータ画像g2の全セグメントが態様5で表示された状態はメータ画像g2が満タンとなった状態であり、メータ画像g3の全セグメントが赤色で表示された状態はメータ画像g3が満タンとなった状態である。メータ画像g1の全セグメント状画像が赤色で表示されてメータ画像g1が満タンとなると、演出開始時のタイトル色が昇格する演出が実行される。メータ画像g2の全セグメント状画像が赤色で表示されてメータ画像g2が満タンとなると、可動体(可動手段)が動作する演出が実行されることが確定する。メータ画像g3の全セグメント状画像が赤色で表示されてメータ画像g3が満タンとなると、強ボタン演出が実行されることが確定する。これらの演出の詳細については後述する。
なお、変動アイコン表示領域eの右方には特図2保留アイコン表示領域が設けられてもよい。特図2保留アイコン表示領域には、特図2の保留数に応じた数の特図2の保留アイコンが表示可能である。特図2保留アイコン表示領域が設けられる場合には、メータ画像g1、g2、g3は、表示されてもよいし、表示されなくてもよい。また、特図2保留アイコン表示領域は、特図1保留アイコン表示領域fの上方に設けられてもよい。
また、図16(1)に示すように、装飾図柄表示装置208の表示領域の右上角部には第五図柄を表示可能な第五図柄表示領域hが設けられている。第五図柄は、左図柄、中図柄、および右図柄の3つの図柄を組み合わせて表示される。特図1または特図2変動遊技の実行中は、第五図柄の左中右の各図柄が「1」→「2」→「3」→・・・→「9」→「0」→「1」→・・・の順番で切り替わる第五図柄の変動表示が実行される。図16(1)に示す例では、「2−4−7」の組み合わせの第五図柄が表示されている。第五図柄では、装飾図柄と同様に、左図柄、中図柄および右図柄の3つの図柄が停止表示されて特図変動遊技の当否判定結果を報知することが可能である。
また、図16(1)に示すように、装飾図柄表示装置208の表示領域の左上角部には、太陽の絵柄の画像が表示されている。太陽の絵柄の画像は、演出ステージが晴れステージである場合に表示される。なお、図示は省略するが、装飾図柄表示装置208には、演出ステージに対応する背景画像が表示される。
また、図16(1)および後述する各図では、一点鎖線で区切った紙面上の領域にパチンコ機100の構成のうち実施例の説明に必要な構成を抜き出して図示している。図16(1)および後述する各図では一定鎖線で区切った紙面上の領域に、スピーカ120と、可動体700と、可動体702と、チャンスボタン136と、チャンスボタン704と、設定操作部137と、第四図柄ランプi1、i2とを模式的に図示している。パチンコ機100は、可動手段として、可動体700と、可動体702とを有している。可動体700、702の詳細については後述する。
スピーカ120からは遊技中において所定のBGM(バックグラウンドミュージック)が出力されている。チャンスボタン704は、前面枠扉106の前面側に配置され、遊技者が操作可能な操作手段である。第四図柄ランプi1、i2は、第四図柄を報知するランプであり、例えば、図3に示す遊技盤200の盤上の所定箇所に配置される。第四図柄は、特図変動遊技が実行中であるか否かを示す図柄である。第四図柄ランプi1は、正方形状の外観形状を有しており、特図1用の第四図柄を報知する。第四図柄ランプi2は、円形状の外観形状を有しており、特図2用の第四図柄を報知する。第四図柄ランプi1は、特図1変動遊技の実行中には点灯時に白色となる点滅をし、特図1変動遊技の非実行中には消灯する。同様に、第四図柄ランプi2は、特図2変動遊技の実行中には点灯時に白色となる点滅をし、特図2変動遊技の非実行中には消灯する。なお、第四図柄は装飾図柄表示装置208で表示されてもよい。
また、図16(1)の中央下端部に図示する下向きの矢印は、図16(1)に示す状態と図16(2)に示す状態とが時系列的に続いていることを示している。後述する各図においても、各図の中央下端部に図示する下向きの矢印は、次の図と時系列的に続いていることを示している。
次に、図16(1)〜(9)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図16(1)〜(9)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図16(1)は、特図変動遊技が非実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の図柄表示領域208a〜208cには、特図1変動遊技の当否判定結果がはずれであったことを示す、はずれの場合の図柄組合せ「装飾2−装飾4−装飾7」が停止表示(確定表示、本停止表示)されている。また、第五図柄表示領域hには、「2−4−7」の組み合わせの第五図柄が停止表示されている。また、図16(1)に示す状態では、態様1円形の態様で保留アイコンf1、f2が表示されている。態様1円形の態様は、デフォルトの態様であって、複数の態様のうちの最も大当り信頼度が低い態様である。
図16(2)は、不図示の特図1表示装置212により特図1変動遊技が開始されたことに伴い、装飾図柄の変動表示、第四図柄、および第五図柄の変動表示が開始された状態を示している。図柄表示領域208a〜208cに図示する下向きの矢印は装飾図柄の変動表示が表示されている状態を表しており、第五図柄表示領域h内に図示する下向きの矢印は第五図柄の変動表示が表示されている状態を表している。また、当該特図1変動遊技の開始に伴い、保留アイコン減少アニメーションが実行され、特図1保留アイコン表示領域fの第1領域に表示されていた保留アイコンf1が変動アイコンe1となって変動アイコン表示領域eに移動し、特図1保留アイコン表示領域fの第2領域に表示されていた保留アイコンf2が特図1保留アイコン表示領域fの第1領域に移動する。図16(2)に示す状態では、保留アイコン減少アニメーションは終了しており、変動アイコンe1および保留アイコンf2の移動は完了している。また、図16(2)に示すように、変動アイコンは、保留アイコンよりも大きい表示サイズで表示される。これにより、変動アイコンと保留アイコンの識別が容易になる場合がある。
図16(3)は、セリフ予告表示が表示開始される前に、セリフ予告表示の態様(例えば、色)が特定可能な表示j1が表示された状態を示している。表示j1は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端中央部から右下方に移動表示される。図中、表示j1の左上方に図示する右下向き矢印は、表示j1の軌跡及び移動方向を表している。表示j1は、円形形状を有しており、上半分が透明で表示され、下半分が態様3(例えば、青色)で表示されている。表示j1の下半分の態様3は、後述する図16(4)で開始されるセリフ予告表示k1の態様に対応しおり、表示j1は、セリフ予告表示の態様に関連する表示である。セリフ予告表示は、当該変動の予告表示であり、態様によって大当り信頼度が設定されている。表示j1により、セリフ予告表示が表示開始されるより前に、当該セリフ予告表示の態様を遊技者が知ることができる。なお、表示j1は、セリフ予告表示の態様に対応する態様の表示を含んでいない場合があってもよい。
図16(4)は、セリフ予告表示k1が表示開始された状態を示している。本例では、表示j1が消去されてからセリフ予告表示k1が表示開始されているが、表示j1の表示中にセリフ予告表示k1が表示開始されてもよいし、表示j1の消去と同時にセリフ予告表示k1が表示開始されてもよい。なお、表示j1は、装飾図柄表示装置208の表示領域内で停止した後に消去されてもよいし、右下方に移動し続けて当該表示領域外に移動して消去されてもよい。また、図16(4)に示すように、セリフ予告表示k1は巻物の絵柄であり、セリフ予告表示k1は、表示開始当初は巻物が巻かれた状態の絵柄で表示される。また、セリフ予告表示k1は、態様3である。
図16(5)は、巻物が右方向に開くアニメーションでセリフ予告表示k1が表示されている状態を示している。
図16(6)は、巻物が完全に開いたセリフ予告表示k1が表示されている状態を示している。巻物が完全に開いたセリフ予告表示k1は、横長長方形状を有しており、当該長方形内にキャラクタのセリフを表す文字表示が表示される吹き出し表示となる。セリフ予告表示k1の吹き出し表示の吹き出し態様は、態様3である。
図16(7)は、セリフ予告表示k1の左端部にオーバーラップして、婆のキャラクタ画像(以下、「婆」と称する)m1と、「婆」の文字画像を含むキャラクタ名表示n1が表示された状態を示している。なお、セリフ予告表示k1は、婆m1とキャラクタ名表示n1を含む表示であってもよい。
図16(8)は、ミニゲーム表示o1が表示開始された状態を示している。本例では、ミニゲーム表示o1は、セリフ予告表示k1内の右側にセリフ予告表示k1にオーバーラップして表示される。なお、ミニゲーム表示o1は、セリフ予告表示k1の少なくとも一部とオーバーラップして表示されてもよいし、セリフ予告表示k1とオーバーラップせずに表示されてもよい。ミニゲーム表示o1によるミニゲーム(サブゲーム)は、セリフ予告表示k1に関連して開始される。ミニゲーム表示o1は、逆三角形状の矢印画像と、4個の円形画像とを含んでいる。4個の円形画像は横方向に一列に並んで表示されており、左から、態様1円形画像、態様4円形画像(図16〜図34ではクロスハッチングで示す(例えば、緑色))、態様1円形画像、態様5円形画像の順に並んでいる。ミニゲーム表示o1の矢印画像は、表示開始当初は、最左方の態様1円形画像よりも左方に表示されている。ミニゲーム表示o1によるミニゲームは、矢印画像が右方に移動する態様で実行される。当該ミニゲームは、当該矢印画像が停止した位置から左方に表示されている当りの画像に対応する当りの獲得となる。態様1円形画像ははずれの画像であり、態様4円形画像と態様5円形画像は当りの画像である。より具体的には、当該ミニゲームは、当該矢印画像が最左方の態様1円形画像の上方で停止するとはずれとなり、当該矢印画像が左から2番目の態様4円形画像の上方で停止すると当該態様4円形画像に対応する当りの獲得となり、当該矢印画像が左から3番目の態様1円形画像の上方で停止すると態様4円形画像に対応する当りの獲得となり、当該矢印画像が最右方の態様5円形画像の上方で停止すると態様4円形画像に対応する当りと当該態様5円形画像に対応する当りの獲得となる。
図16(9)は、セリフ予告表示k1内に「殿は八代将軍じゃ」の文字列画像が表示された状態を示している。「殿は八代将軍じゃ」の文字列画像は、婆m1のセリフを表す文字表示のうちの或る文字表示である。また、図16(9)に示す状態では、ミニゲーム表示o1によるミニゲームが終了している。本例では、セリフ予告表示k1内に文字列画像が表示された後に当該ミニゲームが開始される。矢印画像の移動開始が当該ミニゲームの開始である。なお、当該ミニゲームは、セリフ予告表示k1内に文字列画像が表示開始されるよりも前に開始されてもよいし、セリフ予告表示k1内に文字列画像が表示開始されるのと同時に表示開始されてもよいし、セリフ予告表示k1内に文字列画像が表示されている途中で表示開始されてもよい。また、本例では、ミニゲーム表示o1の矢印画像が最左方の態様1円形画像の上方で停止しているので、当該ミニゲームの結果ははずれである。このため、ミニゲームで当選した場合に開始される演出表示はこの後には開始されない。
本例のパチンコ機100の装飾図柄表示装置208は、或る種類のセリフ予告表示k1を表示可能である。セリフ予告表示k1は、婆m1のセリフを表す文字表示(本例では、「殿は八代将軍じゃ」)を含む表示である。本例の文字表示は、殿のキャラクタに関する内容を含む文字表示である。また、セリフ予告表示k1に関連してミニゲーム表示oによるミニゲームが開始される場合がある。本例のパチンコ機100によれば、キャラクタに関する内容の文字表示を含むセリフ予告表示k1を表示することで、セリフ予告表示k1を初心者の遊技者に注目させることができ、また、セリフ予告表示k1に関連してミニゲームを行うことで、ミニゲームを遊技者に着目させやすくすることができる場合がある。
次に、図16(10)〜(17)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図16(10)〜(17)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図16(10)は、特図変動遊技の実行中にセリフ予告表示k1が表示されている状態を示している。本例では、図16(10)に示すように、セリフ予告表示k1内に「茶はうまい」の文字列画像が表示されている。「茶はうまい」の文字列画像は、婆m1のセリフを表す文字表示のうちの或る文字表示である。また、図16(10)に示す状態では、ミニゲーム表示o1によるミニゲームが終了している。本例では、ミニゲーム表示o1の矢印画像が左から二番目の態様4円形画像の上方で停止しているので、当該ミニゲームの結果は態様4円形画像に対応する当り獲得となる。本例ではミニゲームの結果として態様4円形画像に対応する当り獲得の結果が導出されると、後述する図16(12)に示すようにセリフ予告表示k2の表示が開始される。
図16(11)は、セリフ予告表示k2が表示開始される前に、セリフ予告表示k2の色が特定可能な表示j2が表示された状態を示している。表示j2は、ミニゲーム表示o1の態様4円形画像付近から右上方に移動表示される。本例の表示j2は、ミニゲーム表示o1の態様4円形画像付近から出現して表示開始される。図中、表示j2の左下方に図示する右上向き矢印は、表示j2の軌跡及び移動方向を表している。表示j2は、円形形状を有しており、上半分が透明で表示され、下半分が態様3で表示されている。表示j1の下半分の態様3は、後述する図16(12)で開始されているセリフ予告表示k2の態様(例えば、色)に対応しおり、表示j2は、セリフ予告表示k2の態様に関連する表示である。セリフ予告表示k2は、当該変動の予告表示であり、態様によって大当り信頼度が設定されている。表示j2により、セリフ予告表示k2が表示開始されるより前に、当該セリフ予告表示の態様を遊技者が知ることができる。
図16(12)は、セリフ予告表示k2が表示開始された状態を示している。本例では、表示j2が消去されてからセリフ予告表示k2が表示開始されているが、表示j2の表示中にセリフ予告表示k2が表示開始されてもよいし、表示j2の消去と同時にセリフ予告表示k1が表示開始されてもよい。なお、表示j2は、装飾図柄表示装置208の表示領域内で停止した後に消去されてもよいし、右上方に移動し続けて当該表示領域外に移動して消去されてもよい。また、図16(12)に示すように、セリフ予告表示k2は巻物の絵柄であり、セリフ予告表示k2は、表示開始当初は巻物が巻かれた状態の絵柄で表示される。また、セリフ予告表示k2は、態様3の態様である。
図16(13)は、巻物が左方向に開くアニメーションでセリフ予告表示k2が表示されている状態を示している。
図16(14)は、巻物が完全に開いたセリフ予告表示k2が表示されている状態を示している。巻物が完全に開いたセリフ予告表示k2は、横長長方形状を有しており、当該長方形内にキャラクタのセリフを表す文字表示が表示される吹き出し表示となる。セリフ予告表示k2の吹き出し表示の吹き出し態様は、態様3である。
図16(15)は、セリフ予告表示k2の右端部にオーバーラップして、婆m2と、「婆」の文字画像を含むキャラクタ名表示n2が表示された状態を示している。なお、セリフ予告表示k2は、婆m2とキャラクタ名表示n2を含む表示であってもよい。
図16(16)は、ミニゲーム表示o2が表示開始された状態を示している。本例では、ミニゲーム表示o2は、セリフ予告表示k2内の左側にセリフ予告表示k2にオーバーラップして表示される。なお、ミニゲーム表示o2は、セリフ予告表示k2の少なくとも一部とオーバーラップして表示されてもよいし、セリフ予告表示k2とオーバーラップせずに表示されてもよい。ミニゲーム表示o2によるミニゲームは、セリフ予告表示k2に関連して開始される。ミニゲーム表示o2は、ミニゲーム表示o1と同様に、逆三角形状の矢印画像と、4個の円形画像とを含んでいる。4個の円形画像は横方向に一列に並んで表示されており、右から、態様1円形画像、態様4円形画像、態様1円形画像、態様5円形画像の順に並んでいる。ミニゲーム表示o2の矢印画像は、表示開始当初は、最右方の態様1円形画像よりも右方に表示されている。ミニゲーム表示o2によるミニゲームは、矢印画像が左方に移動表示されて実行される。当該ミニゲームは、当該矢印画像が停止した位置から右方に表示されている当りの画像に対応する当りの獲得となる。態様1円形画像ははずれの画像であり、態様4円形画像と態様5円形画像は当りの画像である。より具体的には、当該ミニゲームは、当該矢印画像が最右方の態様1円形画像の上方で停止するとはずれとなり、当該矢印画像が右から2番目の態様4円形画像の上方で停止すると当該態様4円形画像に対応する当りの獲得となり、当該矢印画像が右から3番目の態様1円形画像の上方で停止すると態様4円形画像に対応する当りの獲得となり、当該矢印画像が最左方の態様5円形画像の上方で停止すると態様4円形画像に対応する当りと当該態様5円形画像に対応する当りの獲得となる。
図16(17)は、セリフ予告表示k2内に「大福によく合う」の文字列画像が表示された状態を示している。「大福によく合う」の文字列画像は、婆m2のセリフを表す文字表示のうちの或る文字表示である。また、図16(17)に示す状態では、ミニゲーム表示o2によるミニゲームが終了している。本例では、セリフ予告表示k2内に文字列画像が表示された後に当該ミニゲームが開始される。矢印画像の移動開始が当該ミニゲームの開始である。なお、当該ミニゲームは、セリフ予告表示k2内に文字列画像が表示開始されるよりも前に開始されてもよいし、セリフ予告表示k2内に文字列画像が表示開始されるのと同時に表示開始されてもよいし、セリフ予告表示k2内に文字列画像が表示されている途中で表示開始されてもよい。また、本例では、ミニゲーム表示o2の矢印画像が最右方の態様1円形画像の上方で停止しているので、当該ミニゲームの結果ははずれである。このため、ミニゲームで当選した場合に開始される演出表示はこの後には開始されない。
本例のパチンコ機100の装飾図柄表示装置208は、或る種類のセリフ予告表示k1に関連して開始されるミニゲーム表示o1によるミニゲームの結果として態様4円形画像に対応する当りが導出されると、セリフ予告表示k2が表示開始される。また、ミニゲーム表示o1のミニゲームの結果は、チャンスボタン136の操作によらずに導出可能である。また、パチンコ機100は、ミニゲームのはずれの結果の導出によって或る演出表示(例えば、2回目のセリフ予告表示k2)の表示が開始されなかった変動表示(特図の変動表示)よりも、ミニゲームの当りの結果の導出によって或る演出表示の表示が開始された変動表示(特図の変動表示)の方が、最終的に大当り態様で確定表示されやすく構成されている。例えば、2回目のセリフ予告表示として「大福よく合う」のセリフ予告表示が表示されずに1回目のセリフ予告表示として「殿は八代将軍じゃ」のセリフ予告表示が表示された変動表示よりも、2回目のセリフ予告表示として「大福によく合う」のセリフ予告表示が表示された変動表示の方が、最終的に大当り態様で確定表示されやすく構成されている。
また、ミニゲーム表示o1、o2のミニゲームとは別のミニゲームが実行されてもよい。ミニゲーム表示o1、o2のミニゲームの実行期間の少なくとも一部の期間と、当該別のミニゲーム実行期間の少なくとも一部の期間が重なる場合がある。
次に、図16(18)〜(25)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図16(18)〜(25)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図16(16)は、特図変動遊技の実行中に表示j3が表示されている状態を示している。表示j3は、後述する図16(19)に示すセリフ予告表示k3が表示開始される前に、セリフ予告表示k3の態様(例えば、色)が特定可能な表示である。表示j3は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端中央部から右下方に移動表示される。図中、表示j3の左上方に図示する右下向き矢印は、表示j3の軌跡及び移動方向を表している。表示j3は、円形形状を有しており、上半分が透明で表示され、下半分が態様1で表示されている。表示j3の下半分の態様1は、後述する図16(19)で開始されるセリフ予告表示k3の態様に対応しおり、表示j3は、セリフ予告表示の態様に関連する表示である。セリフ予告表示k3は、先読み予告表示である。表示j3により、セリフ予告表示k3が表示開始されるより前に、セリフ予告表示k3の態様を遊技者が知ることができる。
図16(19)は、セリフ予告表示k3が表示開始された状態を示している。本例では、表示j3が消去されてからセリフ予告表示k3が表示開始されているが、表示j3の表示中にセリフ予告表示k3が表示開始されてもよいし、表示j3の消去と同時にセリフ予告表示k3が表示開始されてもよい。なお、表示j3は、装飾図柄表示装置208の表示領域内で停止した後に消去されてもよいし、右下方に移動し続けて当該表示領域外に移動して消去されてもよい。また、図16(19)に示すように、セリフ予告表示k3は巻物の絵柄であり、セリフ予告表示k3は、表示開始当初は巻物が巻かれた状態の絵柄で表示される。また、セリフ予告表示k3は、態様1の態様である。
図16(20)は、巻物が右方向に開くアニメーションでセリフ予告表示k3が表示されている状態を示している。
図16(21)は、巻物が完全に開いたセリフ予告表示k3が表示されている状態を示している。巻物が完全に開いたセリフ予告表示k3は、横長長方形状を有しており、当該長方形内にキャラクタのセリフを表す文字表示が表示される吹き出し表示となる。セリフ予告表示k3の吹き出し表示の吹き出し態様は、態様1である。
図16(22)は、セリフ予告表示k3の左端部にオーバーラップして、少女のキャラクタ画像(以下、「少女」と称する)m3と、「少女」の文字画像を含むキャラクタ名表示n3が表示された状態を示している。なお、セリフ予告表示k3は、少女m3とキャラクタ名表示n3を含む表示であってもよい。
図16(23)は、ミニゲーム表示o1が表示開始された状態を示している。本例では、ミニゲーム表示o1は表示されるが、ミニゲーム表示o1によるミニゲームは開始されない。なお、ミニゲームが開始されない場合には、ミニゲーム表示o1は表示されなくてもよい。
図16(24)は、セリフ予告表示k3内に「青の準備」の文字列画像が表示された状態を示している。「青の準備」の文字列画像は、少女m3のセリフを表す文字表示のうちの或る文字表示である。
図16(25)は、保留アイコンf2の態様が態様1円形から態様3円形に変化した状態を示している。セリフ予告表示k3の「青の準備」の文字列画像は、保留アイコンの態様が態様3に変化することを予告する表示である。また、保留アイコンの大当り信頼度は、低い順から、態様1(例えば、白色)、態様3(例えば、青色)、態様4(例えば、緑色)、態様5(例えば、赤色)、態様6(例えば、金色)、態様7(例えば、虹色)である。また、セリフ予告表示k3内に文字列画像が表示された後もミニゲーム表示o1によるミニゲームが行われていない。
本例のパチンコ機100の装飾図柄表示装置208は、或る種類のセリフ予告の表示としてセリフ予告表示k3を表示可能である。セリフ予告表示k3は、少女m3のセリフを表す文字表示のうちの或る文字表示(本例では、「青の準備」)を含む表示である。また、セリフ予告表示k3は、先読み予告としての表示である。先読み予告表示であるセリフ予告表示k3に関連してミニゲーム表示o1によるミニゲームは実行されない。
本例のパチンコ機100によれば、ミニゲームが成功するかどうかを確認するため、セリフ予告表示の吹き出しを遊技者に瞬間的に注目させ、セリフ予告表示の文字の表示が目に入った遊技者はセリフ予告表示を見たことになり、セリフ予告表示を通じて演出等の理解を深めて遊技の楽しみを倍増させることができる。
セリフ予告表示は、キャラクラや演出の理解を深めるために必要なものである。
セリフ予告表示は、相対的に大当り期待度の高い予告としては使われていないので、頻繁に表示することが可能で遊技の間を持たせる役割もあり必要なものである。
しかし、近年の遊技台では、従来から存在するセリフ予告表示に飽きて見ない遊技者も多くなってきている。
セリフ予告表示でたまに熱い予告表示を行っても、そもそもセリフ予告表示に見向きもしていない遊技者にとっては意味がない。
前述のような役割をもつセリフ予告を見ないと、単に大当りするかどうかという単調な遊技となってしまう。
また、新しい演出としてミニゲームも搭載する遊技機が知られているが、ミニゲームに遊技者が注目してしまい、セリフ予告表示を見ない遊技者がますますセリフ予告表示を見ないようになってしまう。
ただ、ミニゲームは、結果が大当り以外の何であってもよく、遊技の間を持たせる役割を担うため、ミニゲームに注目されることはよいことではあるが、セリフ予告表示は演出の理解が深まる良いものなので、本例のパチンコ機100は、ミニゲームに興味が移ってしまった遊技者を再びセリフ予告表示に着目させて遊技台が搭載している演出を余すこと無く楽しませるようにする。
また、例えば、セリフ予告表示の吹き出しが相対的に大当り信頼度の高い態様である場合には、ミニゲームが成功するパターンと失敗するパターンを有してもよく、また、逆に、セリフ予告表示の吹き出しが相対的に大当り信頼度の高い態様である場合には、ミニゲームで必ず当りとなり、セリフ予告表示の吹き出しが相対的に大当り信頼度の低い態様である場合には、ミニゲームで必ずはずれとなってもよい。
セリフ予告表示の吹き出しが相対的に大当り信頼度の高い態様である場合には、ミニゲームに失敗するパターンであったとしても、ミニゲームが行われないよりは大当り期待度が高くてもよい。
ミニゲームが表示される位置は、例えば、セリフ予告表示の吹き出しの少なくとも一部にオーバーラップしており、吹き出し表示内の文章の先頭側または後尾側であってもよい。また、ミニゲームが表示される位置は、例えば、セリフ予告表示の吹き出しの外側であってもよい。
セリフ予告表示の文字表示は、文字の先頭側から徐々に段階的に表示されてもよい。
ミニゲームの種類(成功しやすい、成功と大成功がある等)が、セリフの内容、吹き出しの態様、キャラクタの態様によって異なる。例えば、殿のキャラクタ表示が表示されていると、ミニゲームで大成功または失敗となるギャンブルチックな内容であり、姫のキャラクタが表示されている場合は大成功はないが成功が多い安心タイプな内容であってよい。
2回目のセリフ予告表示で先読み予告を行う場合があってもよい。
1回目のセリフ予告表示のキャラクタが2回目のセリフ予告表示に移動し、1つ目のセリフ予告表示が消去されてもよい。
セリフ予告表示には文字の他、音声や、例えばキャラクタの口が動くアニメーションを行うものがあってもよい。例えば、後述するセリフ予告表示s1には音声やキャラクタの口が動くアニメーションがなく、セリフ予告表示k1、k2等の図18に示すセリフ予告表示とセリフ予告表示s1とが同時発生しても図18に示すセリフ予告表示に気付くことができ、ミニゲームにも気付くことができる場合がある。なお、ミニゲームの実行中は該ミニゲームに関する効果音は無く、ミニゲームの結果導出の際には、効果音を出力してもよいし、効果音を出力しなくてもよい。
次に、図17を用いて、装飾図柄表示装置208、可動体700、702について説明する。図17(1)は、本実施の形態によるパチンコ機100が備える装飾図柄表示装置208、可動体700、702の前後方向の位置関係を表す図である。これ以降、パチンコ機100を例えば島設備に設置した場合に、当該パチンコ機100と対面する遊技者側を「前」(前方、前側、前面等)とし、その逆を「後」(後、後側、後面等)とする。また、パチンコ機100を例えば島設備に設置した場合に、遊技者から見て鉛直上方を「上」(上方、上側、上部、上端等)とし、その逆を「下」(下方、下側、下部、下端等)とする。また、パチンコ機100を例えば島設備に設置した場合に、遊技者から見て水平左方を「左」(左方、左側、左端等)とし、その逆を「右」(右方、右側、右端等)とする。
図17(1)は、装飾図柄表示装置208、可動体700、702を前方右上から後方左下に見た状態を示している。装飾図柄表示装置208、可動体700、702の前後関係の位置は、後側から、装飾図柄表示装置208、可動体702、可動体700の順である。可動体700、702は、図3に示す遊技盤200の演出装置206内に配置されている。
また、図17(1)に示すように、可動体702は、可動部702a、702bを有している。可動部702aは可動体702の左側に配置されており、可動部702bは可動体702の右側に配置されている。可動部702aは、横長長方形状の平板を有し、当該平板の面が前後方向に伸びる仮想直線に対して直交するように配置されている。同様に、横長長方形状の平板を有し、当該平板の面が前後方向に伸びる仮想直線に対して直交するように配置されている。可動部702aの平板面にはパチンコ機100の機種名等の一部(本例では、「八代」)が表記されており、演出可動体702bの平板面にはパチンコ機100の機種名等の一部(本例では、「将軍」)が表記されている。また、可動部702a、702bの平板面には、フルカラーLEDが配置されており、可動体702は、例えば、態様1(例えば、白色)、態様2(例えば、白色点滅)、態様3(例えば、青色)、態様4(例えば、緑色)、態様5(例えば、赤色)、態様6(例えば、金色)、態様7(例えば、虹色)の複数色に発光可能である。図17(1)に示す状態では、可動体702は、態様1に発光している。また、初期位置に位置する可動部702aの右端部と、初期位置に位置する可動部702bの左端部とは接しており、可動部702aは初期位置から左方に移動可能であり、可動部702bは初期位置から右方に移動可能である。可動部702a、702bの駆動源には、例えば、ステッピングモータが用いられる。図17(1)に示す状態では、可動部702aは移動範囲の左端に位置しており、可動部702bは移動範囲の右端に位置している。
可動体700は、円形状を有しており、前面には家紋の装飾が施されている。また、可動体700は、フルカラーLEDを有しており、例えば、態様1(例えば、白色)、態様2(例えば、白色点滅)、態様3(例えば、青色)、態様4(例えば、緑色)、態様5(例えば、赤色)、態様6(例えば、金色)、態様7(例えば、虹色)の複数色に発光可能である。図17(1)に示す状態では、可動体700は、態様1に発光している。
可動体70、702の駆動制御(移動制御)は図4に示す第2副制御部500により実行される。また、可動体700、702に設けられたLEDの発光制御は図4に示す第2副制御部500により実行される。
次に、図17(2a)、(2b)を用いて、可動体700の動作について説明する。図17(2a)は、可動体700が初期位置に位置している状態を示している。可動体700の初期位置は、装飾図柄表示装置208の下方である。可動体700は、例えば、ステッピングモータ等で駆動されて、装飾図柄表示装置208の表示画面前方であって当該表示画面に平行な平面内を上下方向に移動可能である。
図17(2b)は、可動体700が上方に移動した状態を示している。可動体700の下方に図示する上向き矢印は、可動体700の軌跡及び移動方向を表している。また、図中の下方に示す円形図は、可動体700の初期位置を表している。図17(2b)に示す状態では、可動体700は、移動範囲の上端に位置している。なお、可動体700は、図17(2b)での位置よりも上方に移動可能であってもよい。
次に、図17(3a)〜(3c)を用いて、可動体702の動作について説明する。図17(3a)は、可動体702が初期位置に位置している状態を示している。図17(3a)に示す状態では、可動部702a、702bは初期位置に位置しており、可動部702aの右端部と可動部702bの左端部とは接している。可動体702の初期位置は、装飾図柄表示装置208の上方である。可動体702は、例えば、ステッピングモータ等で駆動されて、装飾図柄表示装置208の表示画面前方であって当該表示画面に平行な平面内を上下方向に移動可能である。
図17(3b)は、可動体702が下方に移動した状態を示している。可動体702の下方に図示する下向き矢印は、可動体702の軌跡及び移動方向を表している。また、図中の上方に示す長方形図は、可動体702の初期位置を表している。図17(3b)に示す状態では、可動体702は、移動範囲の下端に位置している。なお、可動体702は、図17(3b)での位置よりも下方に移動可能であってもよい。
図17(3c)は、可動部702aが左方に移動し、可動部702bが右方に移動した状態を示している。可動部702aに重ねて図示する左向き矢印は可動部702aの軌跡及び移動方向を表しており、可動部702aに重ねて図示する左向き矢印は可動部702aの軌跡及び移動方向を表している。図17(3c)に示す状態では、可動部702aは移動範囲の左端に位置しており、可動部702bは移動範囲の右端に位置している。また、図17(3c)に示す状態では、可動部702aの初期位置からの移動長さと、可動部702bの初期位置からの移動長さは、同じ長さである。なお、可動部702aは図17(3c)での位置よりも左方に移動可能であってもよいし、可動部702bは図17(3c)での位置よりも右方に移動可能であってもよい。
図17(4)は、可動体700、702が初期位置から始動した状態を示している。図中、下方に図示する円形図は可動体700の初期位置を表し、上方に図示する長方形図は可動体702の初期位置を表している。図17(4)に示す状態では、可動体700は移動範囲の最上方に位置で停止しており、可動体702は移動範囲の最下方の位置で停止している。また、可動体702aは移動範囲の左端に位置しており、可動体702bは移動範囲の右端に位置している。可動体700と可動体702とが前後方向に重なる場合に、可動体702の可動部702a、702bが初期位置に位置していると、可動部702a、702bのほぼ全体が可動体700に前後方向で重なるので遊技者から視認不能となる。可動部702a、702bが左右に移動することで、可動体700と可動体702とが前後方向に重なる場合に、可動部702a、702bを左右に移動させて遊技者から視認可能にすることができる。
次に、図17(5)を用いて装飾図柄表示装置208の表示について説明する。図17(5)は、特図1変動遊技の実行中の装飾図柄表示装置208の表示例を示している。図柄表示領域208a〜208bでは装飾図柄の変動表示が表示されており、第五図柄表示領域hでは第五図柄の変動表示が表示されている。変動アイコン表示領域eには、態様1円形の変動アイコンe0が表示されており、特図1保留アイコン表示領域fには保留アイコンf1、f2が表示されている。なお、以下では、特図1変動遊技の実行に関連して行われる演出例について説明するが、これらの演出は特図2変動遊技の実行に関連して行われてもよい。また、パチンコ機100は、可動体700、702以外にも可動体を有していてもよい。これらの可動体には、液晶表示装置などの表示装置が配置されていてもよい。
また、図16、図17、後述する図19〜図34に示す装飾図柄は、晴れステージ、曇りステージ、殿ZONE、超殿ZONE等の演出モードで表示可能である。装飾図柄は、演出モードによって態様が異なっていてもよい。なお、装飾図柄表示装置208は、少なくとも一部のステージや演出モードで或る態様の装飾図柄を表示可能であり、別のステージや演出モードで或る態様とは異なる態様の装飾図柄を表示可能であってもよい。
次に、図18を用いて、セリフ予告表示について説明する。図18は、セリフ予告表示を説明するテーブルである。図18に示すテーブルは、「NO」、「1つ目のセリフ予告表示」、「2つ目のセリフ予告表示」の各項目で構成されている。「NO」の項目は、セリフ予告表示の識別番号を示している。本例では、「NO01」〜「NO21」の21のセリフ予告表示が設けられている。
「1つ目のセリフ予告表示」の項目は、例えば、図16(5)〜(9)に示すセリフ予告表示k1等のセリフ予告表示が行われていない状態で行われる最初のセリフ予告表示について示している。「1つ目のセリフ予告表示」の項目は、「キャラ」、「吹き出し態様」、「ミニゲーム」、「セリフ内容」の項目で構成されている。「キャラ」の項目は、セリフ予告表示中に表示されるキャラクタを示している。「吹き出し態様」の項目は、セリフ予告表示の吹き出し表示の態様(例えば、表示色)を示している。「態様1」は例えば白色であり、「態様3」は例えば青色であり、「態様4」は例えば緑色であり、「態様5」は例えば赤色である。なお、「態様2」は設けられていないが、「態様2」が設けられていてもよい。例えば、「態様2」は白色点滅の態様である。「ミニゲーム」の項目は、セリフ予告表示に関連してミニゲームが開始されるか否かを示している。「ミニゲーム」の項目が「○」である場合にはミニゲームが開始され、「ミニゲーム」の項目が「×」である場合にはミニゲームが開始されないことを示している。図18に示すように、「NO01」〜「NO17」の1つ目のセリフ予告表示に関連してミニゲームは開始されるが、「NO18」〜「NO21」の1つ目のセリフ予告表示に関連してミニゲームは開始されないように構成されている。「セリフ内容」の項目は、セリフ予告表示のキャラクタのセリフを表す文字表示の内容を示している。例えば、「NO01」のセリフ予告表示の場合には、「キャラA(スタッフ)」のセリフを表す文字表示として「いらっしゃい」の文字列画像が表示される。
「2つ目のセリフ予告表示」の項目は、例えば、図16(12)〜(17)に示すセリフ予告表示k2等の1つ目のセリフ予告表示が行われている状態で行われる2番目のセリフ予告表示について示している。「2つ目のセリフ予告表示」の項目は、「キャラ」、「吹き出し態様」、「ミニゲーム」、「セリフ内容」の項目で構成されている。各項目の「−」は、2つ目のセリフ予告表示が表示されないことを示している。図18に示すように、「NO01」、「NO02」、「NO04」、「NO07」、「NO18」〜「NO21」のセリフ予告表示では、2つ目のセリフ予告表示が表示されない。なお、2つ目のセリフ予告表示が表示されるか否かは、1つ目のセリフ予告表示に関連して開始されるミニゲームの結果によってでもよいし、1つ目のセリフ予告表示が或るセリフ予告表示(例えば、「NO03」、「NO05」、「NO06」、「NO08」〜「NO17」のセリフ予告表示)である場合には2つ目のセリフ予告表示が必ず表示されるようにしてもよい。「キャラ」の項目は、セリフ予告表示中に表示されるキャラクタを示している。「吹き出し態様」の項目は、セリフ予告表示の吹き出し表示の表示態様(例えば、表示色)を示している。2つ目のセリフ予告表示には、「態様3」〜「態様5」の態様が設けられている。「態様3」は例えば青色であり、「態様4」は緑色であり、「態様5」は赤色である。なお、2つ目のセリフ予告表示には、「態様1」、「態様2」は設けられていないが、「態様1」、「態様2」が設けられていてもよい。「ミニゲーム」の項目は、セリフ予告表示に関連してミニゲームが開始されるか否かを示している。「ミニゲーム」の項目が「○」である場合にはミニゲームが開始され、「ミニゲーム」の項目が「×」である場合にはミニゲームが開始されないことを示している。図18に示すように、「NO03」、「NO05」、「NO06」、「NO08」〜「NO17」の2つ目のセリフ予告表示に関連してミニゲームは開始されるので、2つ目のセリフ予告表示が表示される場合には必ず2つ目のセリフ予告表示に関連してミニゲームが開始される。なお、2つ目のセリフ予告表示が表示される場合にミニゲームが開始されないセリフ予告表示が設けられていてもよい。なお、2つ目のセリフ予告表示に関連して開始されるミニゲームで当りとなると、遊技者にとって有利な演出が開始される。この演出の詳細については後述する。「セリフ内容」の項目は、セリフ予告表示のキャラクタのセリフを表す文字表示の内容を示している。例えば、「NO3」のセリフ予告表示の場合には、「キャラB(婆)」のセリフを表す文字表示として「大福によく合う」の文字列画像が表示される。
また、図18に示すように、2つ目のセリフ予告表示が表示される場合において、1つ目のセリフ予告表示の「キャラ」と、2つ目のセリフ予告表示の「キャラ」とが異なる場合には、1つ目及び2つ目のセリフ予告表示で会話予告表示となる。例えば、「NO08」のセリフ予告表示の場合には、1つ目のセリフ予告表示は、「キャラ」が「キャラD(越後屋)」であり、「セリフ内容」が「匂うな」であり、2つ目のセリフ予告表示は、「キャラ」が「キャラF(爺)」であり、「セリフ内容」が「わしのことか?」であり、1つ目のセリフ予告表示の越後屋のセリフと2つ目のセリフ予告表示の爺のセリフとで会話が成立しており、1つ目及び2つ目のセリフ予告表示で会話予告表示となっている。
また、「NO01」〜「NO17」のセリフ予告表示は、当該変動の予告表示であり、大当り信頼度は、態様毎に異なっている。この大当り信頼度は、低い順から、態様3、態様4、態様5である。例えば、ミニゲームは、相対的に大当り信頼度の低い態様のセリフ予告表示が表示された場合よりも、相対的に大当り信頼度の高いセリフ予告表示が表示された場合の方が、当りの結果が導出されやすくてもよい。例えば、態様3の態様のセリフ予告表示が表示された場合よりも、態様4の態様のセリフ予告表示が表示された場合の方が、当りの結果導出されやすくてもよい。
また、「NO18」〜「NO21」のセリフ予告表示は、先読み予告表示であり、大当り信頼度は、低い順から、「NO18」、「NO19」、「NO20」、「NO21」である。
次に、図19(1)〜(21)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図19(1)〜(21)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図19(1)は、特図変動遊技が非実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の図柄表示領域208a〜208cには、特図1変動遊技の当否判定結果がはずれであったことを示す、はずれの場合の図柄組合せ「装飾2−装飾4−装飾7」が停止表示されている。また、第五図柄表示領域hには、「2−4−7」の組み合わせの第五図柄が停止表示されている。また、図19(1)に示す状態では、態様1円形の態様で保留アイコンf1、f2が表示されている。態様1円形の態様は、デフォルトの態様であって、複数の態様のうちの最も大当り信頼度が低い態様である。
図19(2)は、不図示の特図1表示装置212により特図1変動遊技が開始されたことに伴い、装飾図柄の変動表示、第四図柄、および第五図柄の変動表示が開始された状態を示している。また、当該特図1変動遊技の開始に伴い、保留アイコン減少アニメーションが実行され、特図1保留アイコン表示領域fの第1領域に表示されていた保留アイコンf1が変動アイコンe1となって変動アイコン表示領域eに移動し、特図1保留アイコン表示領域fの第2領域に表示されていた保留アイコンf2が特図1保留アイコン表示領域fの第1領域に移動する。図19(2)に示す状態では、保留アイコン減少アニメーションは終了しており、変動アイコンe1および保留アイコンf2の移動は完了している。
図19(3)は、セリフ予告表示が表示開始される前に、セリフ予告表示の態様が特定可能な表示j1が表示された状態を示している。表示j1は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端中央部から右下方に移動する態様で表示される。図中、表示j1の左上方に図示する右下向き矢印は、表示j1の軌跡及び移動方向を表している。表示j1は、円形形状を有しており、上半分が透明で表示され、下半分が態様3で表示されている。表示j1の下半分の態様3は、後述する図19(4)で開始されるセリフ予告表示k1の態様に対応しおり、表示j1は、セリフ予告表示の態様に関連する表示である。セリフ予告表示は、当該変動の予告表示であり、態様によって大当り信頼度が設定されている。表示j1により、セリフ予告表示が表示開始されるより前に、当該セリフ予告表示の態様を遊技者が知ることができる。
図19(4)は、セリフ予告表示k1が表示開始された状態を示している。本例では、表示j1が消去されてからセリフ予告表示k1が表示開始されている。セリフ予告表示k1は巻物の絵柄であり、セリフ予告表示k1は、表示開始当初は巻物が巻かれた状態の絵柄で表示される。また、セリフ予告表示k1は、態様3の態様である。
図19(5)は、巻物が右方向に開くアニメーションの態様でセリフ予告表示k1が表示されている状態を示している。
図19(6)は、巻物が完全に開いたセリフ予告表示k1が表示されている状態を示している。巻物が完全に開いたセリフ予告表示k1は、横長長方形状を有しており、当該長方形内にキャラクタのセリフを表す文字表示が表示される吹き出し表示となる。セリフ予告表示k1の吹き出し表示の吹き出し態様は、態様3である。
図19(7)は、セリフ予告表示k1の左端部にオーバーラップして、婆m1と、「婆」の文字画像を含むキャラクタ名表示n1が表示された状態を示している。なお、セリフ予告表示k1は、婆m1とキャラクタ名表示n1を含む表示であってもよい。
図19(8)は、ミニゲーム表示o1が表示開始された状態を示している。本例では、ミニゲーム表示o1は、セリフ予告表示k1内の右側にセリフ予告表示k1にオーバーラップして表示される。
図19(9)は、セリフ予告表示k1内に「殿は八代将軍じゃ」の文字列画像が表示された状態を示している。「殿は八代将軍じゃ」の文字列画像は、婆m1のセリフを表す文字表示のうちの或る文字表示である。また、図19(9)に示す状態では、ミニゲーム表示o1によるミニゲームの実行中である。本例では、セリフ予告表示k1内に文字列画像が表示された後に当該ミニゲームが開始される。矢印画像の移動開始が当該ミニゲームの開始である。
図19(10)は、ミニゲーム表示o1によるミニゲームの実行中の状態を示している。ミニゲーム表示o1の矢印画像が停止直前である。
図19(11)は、ミニゲーム表示o1によるミニゲームが終了した状態を示している。ミニゲーム表示o1の矢印画像の停止が当該ミニゲームの終了である。ミニゲーム表示o1の矢印画像が最左方の態様1円形画像の上方で停止しているので、当該ミニゲームの結果ははずれである。このため、ミニゲームで当選した場合に開始される演出表示はこの後には開始されない。
図19(12)は、婆m1とキャラクタ名表示n1が消去された状態を示している。本例では、婆m1とキャラクタ名表示n1とは同時に消去されているが、これらの表示はいずか一方が先に消去されてもよい。
図19(13)は、セリフ予告表示k1の「殿は八代将軍じゃ」の文字列画像が消去された状態を示している。
図19(14)は、ミニゲーム表示o1が消去された状態を示している。
図19(15)は、セリフ予告表示k1の消去アニメーションが開始された状態を示している。セリフ予告表示k1の消去アニメーションは、巻物が左方に巻かれていく表示が表示される。
図19(16)は、セリフ予告表示k1の巻物が完全に巻かれた状態を示している。セリフ予告表示k1は、完全に巻かれた後に消去される。
図19(17)は、セリフ予告表示k1が消去された状態を示している。本例では、キャラクタ(本例では、婆m1)及びキャラクタ名表示n1、セリフの文字列画像(本例では、「殿は八代将軍じゃ」)、ミニゲーム表示o1、セリフ予告表示k1の順に消去される。なお、これらの消去順は任意に設定可能である。
図19(18)は、左図柄表示領域208aに「装飾6」が上下に微小に揺れる態様で仮停止表示(揺れ変動表示)された状態を示している。図中、「装飾6」の左上および右下に図示する2本の波線は、「装飾6」が上下に微小に揺れていることを表している。
図19(19)は、右図柄表示領域208cに「装飾8」が上下に微小に揺れる態様で仮停止表示された状態を示している。図中、「装飾8」の左上および右下に図示する2本の波線は、「装飾8」が上下に微小に揺れていることを表している。
図19(20)は、中図柄表示領域208bに「装飾5」が上下に微小に揺れる態様で仮停止表示された状態を示している。図中、「装飾5」の左上および右下に図示する2本の波線は、「装飾5」が上下に微小に揺れていることを表している。「装飾5」を囲む枠表示内には爺のキャラクタ画像が表示されている。図柄表示領域208a〜208cにはずれ図柄態様である「装飾6−装飾5−装飾8」が仮停止表示される。
図19(21)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技の当否判定結果ははずれ(「特図G」)である。図柄表示領域208a〜208cには、特図1変動遊技の当否判定結果がはずれであったことを示す、はずれ図柄態様である「装飾6−装飾5−装飾8」が停止表示されている。また、第五図柄表示領域には、「6−5−8」の組み合わせの第五図柄が停止表示されている。
本例のパチンコ機100の装飾図柄表示装置208は、或る種類のセリフ予告表示k1を表示可能である。本例のセリフ予告表示は、図18に示す「NO02」のセリフ予告表示である。セリフ予告表示k1は、婆m1のセリフを表す文字表示(本例では、「殿は八代将軍じゃ」)を含む表示である。本例の文字表示は、殿のキャラクタに関する内容を含む文字表示である。また、セリフ予告表示k1に関連してミニゲーム表示oによるミニゲームが開始される場合がある。本例のパチンコ機100によれば、キャラクタに関する内容の文字表示を含むセリフ予告表示k1を表示することで、セリフ予告表示k1を初心者の遊技者に注目させることができ、また、セリフ予告表示k1に関連してミニゲームを行うことで、ミニゲームを遊技者に着目させやすくすることができる場合がある。
次に、図19(22)〜図20(19)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図19(22)〜図20(19)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図19(22)は、図19(6)から引き続く状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示領域には、セリフ予告表示k1、婆m1、キャラクタ名表示n1が表示されている。
図19(23)は、ミニゲーム表示o1が表示開始された状態を示している。本例では、ミニゲーム表示o1は、セリフ予告表示k1内の右側にセリフ予告表示k1にオーバーラップして表示される。
図19(24)は、セリフ予告表示k1内に「茶はうまい」の文字列画像が表示された状態を示している。「殿は八代将軍じゃ」の文字列画像は、婆m1のセリフを表す文字表示のうちの或る文字表示である。また、図19(24)に示す状態では、ミニゲーム表示o1によるミニゲームの実行中である。本例では、セリフ予告表示k1内に文字列画像が表示された後に当該ミニゲームが開始される。矢印画像の移動開始が当該ミニゲームの開始である。
図19(25)は、ミニゲーム表示o1によるミニゲームの実行中の状態を示している。
図19(26)は、ミニゲーム表示o1によるミニゲームの実行中の状態を示している。ミニゲーム表示o1の矢印画像が停止直前である。
図19(27)は、ミニゲーム表示o1によるミニゲームが終了した状態を示している。ミニゲーム表示o1の矢印画像の停止が当該ミニゲームの終了である。ミニゲーム表示o1の矢印画像が態様4円形画像の上方で停止しているので、当該ミニゲームの結果は態様4円形画像に対応する当り獲得となる。本例ではミニゲームの結果として態様4円形画像に対応する当り獲得の結果が導出されると、後述する図20(2)に示すようにセリフ予告表示k2の表示が開始される。
図20(1)は、図19(27)から引き続く状態を示しており、セリフ予告表示k2が表示開始される前に、セリフ予告表示k2の態様が特定可能な表示j2が表示された状態を示している。表示j2は、ミニゲーム表示o1の態様4円形画像付近から右上方に移動する態様で表示される。本例の表示j2は、ミニゲーム表示o1の態様4円形画像付近から出現して表示開始される。図中、表示j2の左下方に図示する右上向き矢印は、表示j2の軌跡及び移動方向を表している。表示j2は、円形形状を有しており、上半分が透明で表示され、下半分が態様3で表示されている。表示j1の下半分の態様3は、後述する図20(2)で開始されているセリフ予告表示k2の態様に対応しおり、表示j2は、セリフ予告表示k2の態様に関連する表示である。セリフ予告表示k2は、当該変動の予告表示であり、態様によって大当り信頼度が設定されている。表示j2により、セリフ予告表示k2が表示開始されるより前に、当該セリフ予告表示の態様を遊技者が知ることができる。
図20(2)は、セリフ予告表示k2が表示開始された状態を示している。本例では、表示j2が消去されてからセリフ予告表示k2が表示開始されている。セリフ予告表示k2は巻物の絵柄であり、セリフ予告表示k2は、表示開始当初は巻物が巻かれた状態の絵柄で表示される。また、セリフ予告表示k2は、態様3の態様である。
図20(3)は、巻物が左方向に開くアニメーションでセリフ予告表示k2が表示されている状態を示している。
図20(4)は、巻物が完全に開いたセリフ予告表示k2が表示されている状態を示している。巻物が完全に開いたセリフ予告表示k2は、横長長方形状を有しており、当該長方形内にキャラクタのセリフを表す文字表示が表示される吹き出し表示となる。セリフ予告表示k2の吹き出し表示の吹き出し態様は、態様3である。
図20(5)は、セリフ予告表示k2の右端部にオーバーラップして、婆m2と、「婆」の文字画像を含むキャラクタ名表示n2が表示された状態を示している。なお、セリフ予告表示k2は、婆m2とキャラクタ名表示n2を含む表示であってもよい。
図20(6)は、ミニゲーム表示o2が表示開始された状態を示している。本例では、ミニゲーム表示o2は、セリフ予告表示k2内の左側にセリフ予告表示k2にオーバーラップして表示される。
図20(7)は、セリフ予告表示k2内に「大福によく合う」の文字列画像が表示された状態を示している。「大福によく合う」の文字列画像は、婆m2のセリフを表す文字表示のうちの或る文字表示である。また、ミニゲーム表示o2によるミニゲームが行われている。
図20(8)は、ミニゲーム表示o2によるミニゲームの実行中の状態を示している。ミニゲーム表示o2の矢印画像が停止直前である。
図20(9)は、ミニゲーム表示o2によるミニゲームが終了した状態を示している。本例では、ミニゲーム表示o2の矢印画像が最右方の態様1円形画像の上方で停止しているので、当該ミニゲームの結果ははずれである。このため、ミニゲームで当選した場合に開始される演出表示はこの後には開始されない。
図20(10)は、婆m1、キャラクタ名表示n1、婆m2、キャラクタ名表示n2が消去された状態を示している。本例では、これらの表示は同時に消去されているが、これらの表示は任意の順で消去されてもよい。
図20(11)は、セリフ予告表示k1の「茶はうまい」の文字列画像及びセリフ予告表示k2の「大福によく合う」が消去された状態を示している。これらの文字列画像は同時に消去されているが、いずれか一方が先に消去されてもよい。
図20(12)は、ミニゲーム表示o1、o2が消去された状態を示している。これらの表示は同時に消去されているが、いずれか一方が先に消去されてもよい。
図20(13)は、セリフ予告表示k1、k2の消去アニメーションが開始された状態を示している。セリフ予告表示k1、k2の消去アニメーションは、巻物が巻かれていく表示で表示される。
図20(14)は、セリフ予告表示k1、k2の巻物が完全に巻かれた状態を示している。セリフ予告表示k1、k2は、完全に巻かれた後に消去される。
図20(15)は、セリフ予告表示k1、k2が消去された状態を示している。本例では、キャラクタ(本例では、婆m1、m2)及びキャラクタ名表示n1、n2、セリフの文字列画像(本例では、「茶はうまい」、「大福によく合う」)、ミニゲーム表示o1、o2、セリフ予告表示k1、k2の順に消去される。なお、これらの消去順は任意に設定可能である。
図20(16)は、左図柄表示領域208aに「装飾6」が上下に微小に揺れる態様で仮停止表示(揺れ変動表示)されている状態を示している。図中、「装飾6」の左上および右下に図示する2本の波線は、「装飾6」が上下に微小に揺れていることを表している。
図20(17)は、右図柄表示領域208cに「装飾8」が上下に微小に揺れる態様で仮停止表示された状態を示している。図中、「装飾8」の左上および右下に図示する2本の波線は、「装飾8」が上下に微小に揺れていることを表している。
図20(18)は、中図柄表示領域208bに「装飾5」が上下に微小に揺れる態様で仮停止表示された状態を示している。図中、「装飾5」の左上および右下に図示する2本の波線は、「装飾5」が上下に微小に揺れていることを表している。「装飾5」を囲む枠表示内には爺のキャラクタ画像が表示されている。図柄表示領域208a〜208cにはずれ図柄態様である「装飾6−装飾5−装飾8」が仮停止表示される。
図20(19)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技の当否判定結果ははずれ(「特図G」)である。図柄表示領域208a〜208cには、特図1変動遊技の当否判定結果がはずれであったことを示す、はずれ図柄態様である「装飾6−装飾5−装飾8」が停止表示されている。また、第五図柄表示領域には、「6−5−8」の組み合わせの第五図柄が停止表示されている。
本例のパチンコ機100の装飾図柄表示装置208は、或る種類のセリフ予告表示k1に関連して開始されるミニゲーム表示o1によるミニゲームの結果として態様4円形画像に対応する当りが導出されると、セリフ予告表示k2が表示開始される。本例のセリフ予告表示は、図18に示す「NO03」のセリフ予告表示である。また、ミニゲーム表示o1のミニゲームの結果は、チャンスボタン136の操作によらずに導出可能である。
次に、図21(1)〜(20)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図21(1)〜(20)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図21(1)は、特図変動遊技が非実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の図柄表示領域208a〜208cには、特図1変動遊技の当否判定結果がはずれであったことを示す、はずれの場合の図柄組合せ「装飾2−装飾4−装飾7」が停止表示されている。また、第五図柄表示領域hには、「2−4−7」の組み合わせの第五図柄が停止表示されている。また、図21(1)に示す状態では、態様1円形の態様で保留アイコンf1、f2が表示されている。
図21(2)は、不図示の特図1表示装置212により特図1変動遊技が開始されたことに伴い、装飾図柄の変動表示、第四図柄、および第五図柄の変動表示が開始された状態を示している。また、当該特図1変動遊技の開始に伴い、保留アイコン減少アニメーションが実行され、特図1保留アイコン表示領域fの第1領域に表示されていた保留アイコンf1が変動アイコンe1となって変動アイコン表示領域eに移動し、特図1保留アイコン表示領域fの第2領域に表示されていた保留アイコンf2が特図1保留アイコン表示領域fの第1領域に移動する。図21(2)に示す状態では、保留アイコン減少アニメーションは終了しており、変動アイコンe1および保留アイコンf2の移動は完了している。
図21(3)は、特図変動遊技の実行中に表示j3が表示されている状態を示している。表示j3は、後述する図21(3)に示すセリフ予告表示k3が表示開始される前に、セリフ予告表示k3の態様が特定可能な表示である。表示j3は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端中央部から右下方に移動表示される。図中、表示j3の左上方に図示する右下向き矢印は、表示j3の軌跡及び移動方向を表している。表示j3は、円形形状を有しており、上半分が透明で表示され、下半分が態様1で表示されている。表示j3の下半分の態様1は、後述する図21(4)で開始されるセリフ予告表示k3の態様に対応しおり、表示j3は、セリフ予告表示の態様に関連する表示である。セリフ予告表示k3は、先読み予告表示である。表示j3により、セリフ予告表示k3が表示開始されるより前に、セリフ予告表示k3の態様を遊技者が知ることができる。
図21(4)は、セリフ予告表示k3が表示開始された状態を示している。本例では、表示j3が消去されてからセリフ予告表示k3が表示開始されている。セリフ予告表示k3は巻物の絵柄であり、セリフ予告表示k3は、表示開始当初は巻物が巻かれた状態の絵柄で表示される。また、セリフ予告表示k3は、態様1の態様である。
図21(5)は、巻物が右方向に開くアニメーションでセリフ予告表示k3が表示されている状態を示している。
図21(6)は、巻物が完全に開いたセリフ予告表示k3が表示されている状態を示している。巻物が完全に開いたセリフ予告表示k3は、横長長方形状を有しており、当該長方形内にキャラクタのセリフを表す文字表示が表示される吹き出し表示となる。セリフ予告表示k3の吹き出し表示の吹き出し態様は、態様1である。
図21(7)は、セリフ予告表示k3の左端部にオーバーラップして、少女m3と、「少女」の文字画像を含むキャラクタ名表示n3が表示された状態を示している。なお、セリフ予告表示k3は、少女m3とキャラクタ名表示n3を含む表示であってもよい。
図21(8)は、ミニゲーム表示o1が表示開始された状態を示している。本例では、ミニゲーム表示o1は表示されるが、ミニゲーム表示o1によるミニゲームは開始されない。なお、ミニゲームが開始されない場合には、ミニゲーム表示o1は表示されなくてもよい。
図21(9)は、セリフ予告表示k3内に「青の準備」の文字列画像が表示された状態を示している。「青の準備」の文字列画像は、少女m3のセリフを表す文字表示のうちの或る文字表示である。
図21(10)は、保留アイコンf2の態様が態様1円形から態様3円形に変化した状態を示している。セリフ予告表示k3の「青の準備」の文字列画像は、保留アイコンの態様が態様3に変化することを予告する表示である。また、セリフ予告表示k3内に文字列画像が表示された後もミニゲーム表示o1によるミニゲームが行われていない。
図21(11)は、少女m3とキャラクタ名表示n3が消去された状態を示している。本例では、少女婆m3とキャラクタ名表示n3とは同時に消去されているが、これらの表示はいずか一方が先に消去されてもよい。
図21(12)は、セリフ予告表示k3の「青の準備」の文字列画像が消去された状態を示している。
図21(13)は、ミニゲーム表示o1が消去された状態を示している。
図21(14)は、セリフ予告表示k3の消去アニメーションが開始された状態を示している。セリフ予告表示k3の消去アニメーションは、巻物が左方に巻かれていく表示が表示される。
図21(15)は、セリフ予告表示k3の巻物が完全に巻かれた状態を示している。セリフ予告表示k3は、完全に巻かれた後に消去される。
図21(16)は、セリフ予告表示k3が消去された状態を示している。本例では、キャラクタ(本例では、少女m3)及びキャラクタ名表示n3、セリフの文字列画像(本例では、「青の準備」)、ミニゲーム表示o1、セリフ予告表示k3の順に消去される。なお、これらの消去順は任意に設定可能である。
図21(17)は、左図柄表示領域208aに「装飾6」が上下に微小に揺れる態様で仮停止表示(揺れ変動表示)されている状態を示している。図中、「装飾6」の左上および右下に図示する2本の波線は、「装飾6」が上下に微小に揺れていることを表している。
図21(18)は、右図柄表示領域208cに「装飾8」が上下に微小に揺れる態様で仮停止表示された状態を示している。図中、「装飾8」の左上および右下に図示する2本の波線は、「装飾8」が上下に微小に揺れていることを表している。
図21(19)は、中図柄表示領域208bに「装飾5」が上下に微小に揺れる態様で仮停止表示された状態を示している。図中、「装飾5」の左上および右下に図示する2本の波線は、「装飾5」が上下に微小に揺れていることを表している。「装飾5」を囲む枠表示内には爺のキャラクタ画像が表示されている。図柄表示領域208a〜208cにはずれ図柄態様である「装飾6−装飾5−装飾8」が仮停止表示される。
図21(20)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技の当否判定結果ははずれ(「特図G」)である。図柄表示領域208a〜208cには、特図1変動遊技の当否判定結果がはずれであったことを示す、はずれ図柄態様である「装飾6−装飾5−装飾8」が停止表示されている。また、第五図柄表示領域には、「6−5−8」の組み合わせの第五図柄が停止表示されている。
本例のパチンコ機100の装飾図柄表示装置208は、或る種類のセリフ予告の表示としてセリフ予告表示k3を表示可能である。セリフ予告表示k3は、少女m3のセリフを表す文字表示のうちの或る文字表示(本例では、「青の準備」)を含む表示である。また、セリフ予告表示k3は、先読み予告としての表示であり、図18に示す「NO18」のセリフ予告表示である。先読み予告表示であるセリフ予告表示k3に関連してミニゲーム表示o1によるミニゲームは実行されない。
次に、図22(1)〜図24(9)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図22(1)〜図24(9)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図22(1)は、特図変動遊技が非実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の図柄表示領域208a〜208cには、特図1変動遊技の当否判定結果がはずれであったことを示す、はずれの場合の図柄組合せ「装飾2−装飾4−装飾7」が停止表示されている。また、第五図柄表示領域hには、「2−4−7」の組み合わせの第五図柄が停止表示されている。また、図22(1)に示す状態では、態様1円形の態様で保留アイコンf1、f2が表示されている。
図22(2)は、不図示の特図1表示装置212により特図1変動遊技が開始されたことに伴い、装飾図柄の変動表示、第四図柄、および第五図柄の変動表示が開始された状態を示している。また、当該特図1変動遊技の開始に伴い、保留アイコン減少アニメーションが実行され、特図1保留アイコン表示領域fの第1領域に表示されていた保留アイコンf1が変動アイコンe1となって変動アイコン表示領域eに移動し、特図1保留アイコン表示領域fの第2領域に表示されていた保留アイコンf2が特図1保留アイコン表示領域fの第1領域に移動する。図22(2)に示す状態では、保留アイコン減少アニメーションは終了しており、変動アイコンe1および保留アイコンf2の移動は完了している。
図22(3)は、セリフ予告表示が表示開始される前に、セリフ予告表示の態様が特定可能な表示j4が表示された状態を示している。表示j4は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端中央部から右下方に移動表示される。図中、表示j4の左上方に図示する右下向き矢印は、表示j4の軌跡及び移動方向を表している。表示j4は、円形形状を有しており、上半分が透明で表示され、下半分が態様4で表示されている。表示j4の下半分の態様4は、後述する図22(4)で開始されるセリフ予告表示k4の態様4に対応しおり、表示j4は、セリフ予告表示の態様に関連する表示である。セリフ予告表示は、当該変動の予告表示であり、態様によって大当り信頼度が設定されている。表示j4により、セリフ予告表示が表示開始されるより前に、当該セリフ予告表示の態様を遊技者が知ることができる。
図22(4)は、セリフ予告表示k4が表示開始された状態を示している。本例では、表示j4が消去されてからセリフ予告表示k4が表示開始されている。セリフ予告表示k4は巻物の絵柄であり、セリフ予告表示k4は、表示開始当初は巻物が巻かれた状態の絵柄で表示される。また、セリフ予告表示k4は、態様4の態様である。
図22(5)は、巻物が右方向に開くアニメーションでセリフ予告表示k4が表示されている状態を示している。
図22(6)は、巻物が完全に開いたセリフ予告表示k4が表示されている状態を示している。巻物が完全に開いたセリフ予告表示k4は、横長長方形状を有しており、当該長方形内にキャラクタのセリフを表す文字表示が表示される吹き出し表示となる。セリフ予告表示k4の吹き出し表示の吹き出し態様は、態様4である。
図22(7)は、セリフ予告表示k4の左端部にオーバーラップして、姫のキャラクタ画像(以下、「姫」と称する)m4と、「姫」の文字画像を含むキャラクタ名表示n4が表示された状態を示している。なお、セリフ予告表示k4は、姫m4とキャラクタ名表示n4を含む表示であってもよい。
図22(8)は、ミニゲーム表示o1が表示開始された状態を示している。本例では、ミニゲーム表示o1は、セリフ予告表示k4内の右側にセリフ予告表示k4にオーバーラップして表示される。
図22(9)は、セリフ予告表示k4内に「いよいよ」の文字列画像が表示された状態を示している。「いよいよ」の文字列画像は、姫m4のセリフを表す文字表示のうちの或る文字表示である。また、図22(9)に示す状態では、ミニゲーム表示o1によるミニゲームの実行中である。本例では、セリフ予告表示k4内に文字列画像が表示された後に当該ミニゲームが開始される。矢印画像の移動開始が当該ミニゲームの開始である。
図22(10)は、ミニゲーム表示o1によるミニゲームの実行中の状態を示している。矢印画像が右方に移動している。
図22(11)は、ミニゲーム表示o1によるミニゲームの実行中の状態を示している。矢印画像が右方に移動している。
図22(12)は、ミニゲーム表示o1によるミニゲームの実行中の状態を示している。矢印画像が右方に移動している。
図22(13)は、ミニゲーム表示o1によるミニゲームの実行中の状態を示している。矢印画像が停止直前である。
図22(14)は、ミニゲーム表示o1によるミニゲームが終了した状態を示している。ミニゲーム表示o1の矢印画像の停止が当該ミニゲームの終了である。ミニゲーム表示o1の矢印画像が態様5円形画像の上方で停止しているので、当該ミニゲームの結果は態様4円形画像に対応する当り及び態様5円形画像に対応する当りの獲得となる。態様4円形画像に対応する当りは2回目のセリフ予告表示の開始であり、態様5円形画像に対応する当りは、2回目のセリフ予告表示の態様が態様5であることである。本例ではミニゲームの結果として態様4円形画像及び態様5円形画像に対応する当り獲得の結果が導出されると、後述する図22(16)に示すように態様5の態様のセリフ予告表示k2の表示が開始される。本例のセリフ予告表示は、図18に示す「NO16」のセリフ予告表示である。
図22(15)は、2回目のセリフ予告表示であるセリフ予告表示k5が表示開始される前に、セリフ予告表示k5の態様が特定可能な表示j5が表示された状態を示している。表示j5は、ミニゲーム表示o1の態様4円形画像付近から右上方に移動表示される。本例の表示j5は、ミニゲーム表示o1の態様4円形画像付近から出現して表示開始される。図中、表示j5の左下方に図示する右上向き矢印は、表示j5の軌跡及び移動方向を表している。表示j5は、円形形状を有しており、上半分が透明で表示され、下半分が態様5で表示されている。表示j5の下半分の態様5は、後述する図22(16)で開始されているセリフ予告表示k5の態様に対応しおり、表示j5は、セリフ予告表示k5の態様に関連する表示である。セリフ予告表示k5は、当該変動の予告表示であり、態様によって大当り信頼度が設定されている。表示j5により、セリフ予告表示k5が表示開始されるより前に、当該セリフ予告表示の態様を遊技者が知ることができる。
図22(16)は、セリフ予告表示k5が表示開始された状態を示している。本例では、表示j5が消去されてからセリフ予告表示k5が表示開始されている。セリフ予告表示k5は巻物の絵柄であり、セリフ予告表示k5は、表示開始当初は巻物が巻かれた状態の絵柄で表示される。また、セリフ予告表示k5は、態様5の態様である。
図22(17)は、巻物が左方向に開くアニメーションでセリフ予告表示k5が表示されている状態を示している。
図22(18)は、巻物が完全に開いたセリフ予告表示k5が表示されている状態を示している。巻物が完全に開いたセリフ予告表示k5は、横長長方形状を有しており、当該長方形内にキャラクタのセリフを表す文字表示が表示される吹き出し表示となる。セリフ予告表示k5の吹き出し表示の吹き出し態様は、態様5である。
図22(19)は、セリフ予告表示k5の右端部にオーバーラップして、殿のキャラクタ画像(以下、「殿」と称する)m5と、「殿」の文字画像を含むキャラクタ名表示n5が表示される。なお、セリフ予告表示k5は、殿m5とキャラクタ名表示n5を含む表示であってもよい。
図22(20)は、ミニゲーム表示o2が表示開始された状態を示している。本例では、ミニゲーム表示o2は、セリフ予告表示k5内の左側にセリフ予告表示k5にオーバーラップして表示される。また、セリフ予告表示k5内に「作戦開始じゃ」の文字列画像が表示されている。「作戦開始じゃ」の文字列画像は、殿m5のセリフを表す文字表示のうちの或る文字表示である。
図22(21)は、ミニゲーム表示o2によるミニゲームが開始された状態を示している。
図22(22)は、ミニゲーム表示o2によるミニゲームの実行中の状態を示している。矢印画像が左方に移動している。
図22(23)は、ミニゲーム表示o2によるミニゲームの実行中の状態を示している。矢印画像が左方に移動している。
図22(24)は、ミニゲーム表示o2によるミニゲームの実行中の状態を示している。矢印画像が左方に移動している。
図22(25)は、ミニゲーム表示o2によるミニゲームが終了した状態を示している。本例では、ミニゲーム表示o2の矢印画像が最左方の態様5円形画像の上方で停止しているので、当該ミニゲームの結果は態様4円形画像に対応する当り及び態様5円形画像に対応する当りの獲得となる。態様4円形画像に対応する当りはゲージ画像g3が一つ溜まることであり、態様5円形画像に対応する当りはゲージ画像g3が一つ溜まることである。ミニゲームの結果として態様4円形画像及び態様5円形画像に対応する当り獲得の結果が導出されると、後述する図22(26)に示すようにゲージ画像g3が2つ溜まる演出表示が開始される。
図22(26)は、ゲージ画像g3が2つ溜まる演出表示が開始された状態を示している。ミニゲーム表示o2の態様5円形画像から殿p1、p2がゲージ画像g3に移動するアニメーションが表示されている。図中、殿p1、p2の左上方に図示する右下向き矢印は、殿p1、p2の軌跡及び移動方向を示している。
図22(27)は、ゲージ画像g3が2つ溜まる演出表示が終了した状態を示している。ゲージ画像g3の2つのセグメント状画像が赤色で表示されており、ゲージ画像g3が2つ溜まった状態となる。
図22(28)は、ゲージ画像g3が2つ溜まっている状態を示している。
図23(1)は、図22(28)から引き続く状態を示しており、姫m4、キャラクタ名表示n4、殿m5、キャラクタ名表示n5が消去された状態を示している。本例では、これらの表示は同時に消去されているが、これらの表示は任意の順で消去されてもよい。
図23(2)は、セリフ予告表示k4の「いよいよ」の文字列画像及びセリフ予告表示k5の「作戦開始じゃ」が消去された状態を示している。これらの文字列画像は同時に消去されているが、いずれか一方が先に消去されてもよい。
図23(3)は、ミニゲーム表示o1、o2が消去された状態を示している。これらの表示は同時に消去されているが、いずれか一方が先に消去されてもよい。
図23(4)は、セリフ予告表示k4、k5の消去アニメーションが開始された状態を示している。セリフ予告表示k4、k5の消去アニメーションは、巻物が巻かれていく表示が表示される。
図23(5)は、セリフ予告表示k4、k5の巻物が完全に巻かれた状態を示している。セリフ予告表示k4、k5は、完全に巻かれた後に消去される。
図23(6)は、セリフ予告表示k4、k5が消去された状態を示している。本例では、キャラクタ(本例では、姫m4、殿m5)及びキャラクタ名表示n4、n5、セリフの文字列画像(本例では、「いよいよ」、「作戦開始じゃ」)、ミニゲーム表示o1、o2、セリフ予告表示k4、k5の順に消去される。なお、これらの消去順は任意に設定可能である。
図23(7)は、左図柄表示領域208aに「装飾6」が上下に微小に揺れる態様で仮停止表示(揺れ変動表示)されている状態を示している。図中、「装飾6」の左上および右下に図示する2本の波線は、「装飾6」が上下に微小に揺れていることを表している。
図23(8)は、右図柄表示領域208cに「装飾6」が上下に微小に揺れる態様で仮停止表示された状態を示している。図中、「装飾6」の左上および右下に図示する2本の波線は、「装飾6」が上下に微小に揺れていることを表している。
図23(9)は、ノーマルリーチ演出が開始された状態を示している。ノーマルリーチ演出中及び後述するスーパーリーチ演出中では、図柄表示領域208a〜208での装飾図柄の変動表示は消去される。装飾図柄表示装置208の表示領域の中央には、酒樽画像が表示されており、酒樽画像の確定表示が行われた場合には、酒飲み比べのノーマルリーチ演出が開始されることが示唆されている。
図23(10)は、酒樽画像の確定表示が行われずに、敵のキャラクタ画像(以下、「敵」と称する)が装飾図柄表示装置208の表示領域の中央に表示された状態を示している。敵の確定表示が行われた場合には、敵せん滅のノーマルリーチ演出が開始されることが示唆されている。
図23(11)は、敵の確定表示が行われずに、ボスのキャラクタ画像(以下、「ボス」と称する)が装飾図柄表示装置208の表示領域の中央に表示された状態を示している。ボスの確定表示が行われた場合には、ボス対決のノーマルリーチ演出が開始されることが示唆されている。
図23(12)は、ボスの確定表示が行われた状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示領域の中央上部には、長方形状の枠表示内に「ボス対決リーチ」の文字列画像が表されており、当該枠表示に一部がオーバーラップされてボスが表示されている。
図23(13)は、ボス対決リーチが開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示領域の上部には「〜ボスに勝利で発展だ〜」の文字列画像が表示されており、ボス対決リーチでボスに勝利するとスーパーリーチ演出が開始されることが示唆されている。また、ボス対決リーチ等のノーマルリーチ演出中は、特図1保留アイコン表示領域f及び全ての特図1保留アイコン(本例では、保留アイコンf1)が消去される。
図23(14)は、ボス対決リーチ中に、ゲージ画像g3が1つ溜まる演出表示が開始された状態を示している。ゲージ画像g1〜g3は、不定期に溜まる場合がある。装飾図柄表示装置208の表示領域の左上部に出現した殿p3がゲージ画像g3に移動するアニメーションが表示されている。図中、殿p3の上方に図示する矢印は、殿p3の軌跡及び移動方向を示している。
図23(15)は、ゲージ画像g3が1つ溜まる演出表示が終了した状態を示している。ゲージ画像g3の3つのセグメント状画像が赤色で表示されており、ゲージ画像g3が満タンと状態となる。ゲージ画像g3の上方には「準備OK」の文字列画像が表示されている。
図23(16)は、ボス対決リーチで勝利した状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示領域の中央上部には「勝利」の文字列画像が表示されており、その下方には敗れたボスが表示されている。
図23(17)は、強ボタン演出の開始演出が開始された状態を示している。強ボタン演出は、遊技者に押下面が上部に突出したチャンスボタン136の押下を促す演出であり、強ボタン演出の開始演出は、強ボタン演出が開始される前に行われる演出である。強ボタン演出の開始演出では、装飾図柄表示装置208の表示領域に波状のエフェクト画像が4つ表示される。
図23(18)は、強ボタン演出の開始演出が行われている状態を示している。楕円形状で縁がギザギザ状のエフェクト画像がゲージ画像g3から装飾図柄表示装置208の表示領域の中央部に飛び出してきたアニメーションが表示されている。図中、ゲージ画像g3の上方に図示する矢印は、ギザギザ状のエフェクト画像の軌跡及び移動方向を表している。
図23(19)は、チャンスボタン136の外観を模したボタン画像と、その下方にチャンスボタン136の操作有効期間を示すメータ画像が表示されて強ボタン演出が開始された状態を示している。チャンスボタン136の押下面は上方に突出しており、ボタン画像は、チャンスボタン136の押下面が上方に突出した状態に対応する態様で表示されている。また、ボタン画像は態様5の態様で表示されている。また、ボタン画像の上方には下向きの矢印画像と「押せ!!」の文字列画像が表示されており、チャンスボタン136が態様5に発光し、チャンスボタン136の押下が促されている。また、ゲージ画像g3の全セグメント状画像は黒色で表示され、当該セグメント状画像にオーバーラップして「完了」の文字列画像が表示されており、ゲージ画像g3が満タンになったことにより強ボタン演出が開始されたことが報知されている。
図23(20)は、操作有効期間が開始された状態を示している。操作有効期間の残り時間を示すメータ画像のメータが減少している。
図23(21)は、操作有効期間中にチャンスボタン136が押下された直後の状態を示している。本例では、強ボタン演出中にチャンスボタン136が押下されると、可動体700が、態様5に発光し、上方に移動して停止する。また、強ボタン演出では、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回押下されると、当該操作有効期間の終了となる。
図23(22)は、可動体702が下方に移動し、可動部702a、702bが左右に移動した状態を示している。本例では、強ボタン演出中にチャンスボタン136が押下されると、可動体702が、態様5に発光して下方に移動して停止する。
図23(23)は、可動体700、702が初期位置に移動した後に、スーパーリーチ演出の剣豪リーチが開始された状態を示している。可動体700、702は初期位置に移動した後に態様1の点灯となる。剣豪リーチ演出では、装飾図柄表示装置208の表示領域の背景画像が夜となり、当該表示領域の左上方に三日月の画像が表示される。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の中央上部には、長方形状の枠表示内に「剣豪リーチ」の文字列画像が表されており、その下方左側には殿が表示され、その下方右側には剣豪のキャラクタ画像(以下、「剣豪」と称する)が表示されている。
図23(24)は、剣豪のリーチ演出が行われている状態を示している。
図23(25)は、吹き出し表示が表示された状態を示している。吹き出し表示は、殿及び剣豪の下方に横長長方形状で表示されており、態様1の態様である。吹き出し表示内には、剣豪のセリフ表示として「[剣豪]ふふふ」の文字列画像が表示されている。
図23(26)は、吹き出し表示が表示された状態を示している。吹き出し表示は、殿及び剣豪の下方に横長長方形状で表示されており、態様1の態様である。吹き出し表示内には、殿のセリフ表示として「[殿]成敗してくれる」の文字列画像が表示されている。
図23(27)は、殿と剣豪が斬り合ったアニメーションが表示された状態を示している。
図23(28)は、ボタン導入アニメーションが表示開始された状態を示している。ボタン導入アニメーションは、チャンスボタン136の操作有効期間が開始される前に表示される場合がある演出表示である。本例のボタン導入アニメーションでは、例えば透過率50%のボタン画像q1、q2が装飾図柄表示装置208の表示領域左右から表示領域中央に向かって移動するアニメーションが表示される。
図24(1)は、図23(28)から引き続く状態を示しており、ボタン導入アニメーションが表示されている状態を示している。ボタン画像q1、q2は装飾図柄表示装置208の表示領域中央付近まで移動している。本例のボタン導入アニメーションは、ボタン画像q1、q2が完全に重なり合うと終了する。
図24(2)は、ボタン導入アニメーションが終了した状態を示している。ボタン画像q1、q2が重なり合った後、ボタン画像とその下に操作有効期間を示すメータ画像が表示される。また、ボタン画像の上部には下向き矢印画像と「押せ!!」の文字列画像が表示され、チャンスボタン136が態様5に発光して、チャンスボタン136の押下が促される。また、ボタン画像は態様5の態様で表示されている。
図24(3)は、チャンスボタン136の操作有効期間が開始された状態を示している。操作有効期間の残り時間を示すメータ画像のメータが減少している。
図24(4)は、チャンスボタン136が操作有効期間中に1回押下された直後の状態を示している。本例では、操作有効期間にチャンスボタン136が1回押下されると、ボタン画像及びメータ画像が消去され、剣豪リーチの結果が表示される。本例では、殿が剣豪に敗れるので、装飾図柄表示装置208の表示領域には殿が倒れるアニメーションが表示される。また、本例の操作有効期間中にチャンスボタン136が1回押下されると、当該操作有効期間の終了となる。
図24(5)は、装飾図柄の変動表示の表示が再開され、中図柄表示領域208bに「装飾8」が上下に微小に揺れる態様で仮停止表示された状態を示している。図中、「装飾8」の左上および右下に図示する2本の波線は、「装飾8」が上下に微小に揺れていることを表している。図柄表示領域208a〜208cにはずれ図柄態様である「装飾6−装飾8−装飾6」が仮停止表示される。
図24(6)は、ワイプ演出表示が表示されている状態を示している。本例のワイプ演出表示は、装飾図柄表示装置208の表示領域の第五図柄表示領域以外をぬぐい消すようにワイプ表示が表示される。また、本例のワイプ表示は、バイクに乗った殿と、「CR XXXX(例えば、パチンコ機100のタイトル名)」の文字列画像を含んでいる。
図24(7)は、ワイプ演出表示が表示されている状態を示している。ワイプ演出表示中では、バイクに乗った殿が左方から右方に移動するアニメーションが表示される。
図24(8)は、ワイプ演出表示が終了した状態を示している。ワイプ表示の消去がワイプ演出表示の終了である。装飾図柄表示装置208の図柄表示領域208a〜208cには、「装飾6−装飾8−装飾6」が仮停止表示された。また、装飾図柄表示装置208の表示領域には、太陽の絵柄の画像と、晴れステージに対応する背景画像が表示される。
図24(9)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技の当否判定結果ははずれ(「特図G」)である。図柄表示領域208a〜208cには、特図1変動遊技の当否判定結果がはずれであったことを示す、はずれ図柄態様である「装飾6−装飾8−装飾6」が停止表示されている。また、第五図柄表示領域には、「6−8−6」の組み合わせの第五図柄が停止表示されている。
本例のパチンコ機100の装飾図柄表示装置208は、或る種類のセリフ予告表示k1に関連して開始されるミニゲーム表示o1によるミニゲームの結果として態様4円形画像に対応する当りが導出されると、セリフ予告表示k2が表示開始される。本例のセリフ予告表示は、図18に示す「NO16」のセリフ予告表示である。また、ミニゲーム表示o1のミニゲームの結果は、チャンスボタン136の操作によらずに導出可能である。
次に、図24(10)〜図24(15)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図24(10)〜図24(15)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図24(10)は、図22(21)から引き続く状態を示している。
図24(10)は、ミニゲーム表示o2によるミニゲームの実行中の状態を示している。矢印画像が左方に移動している。
図24(11)は、ミニゲーム表示o2によるミニゲームの実行中の状態を示している。矢印画像が左方に移動している。
図24(12)は、ミニゲーム表示o2によるミニゲームの実行中の状態を示している。矢印画像が停止直前の状態である。
図24(13)は、ミニゲーム表示o2によるミニゲームが終了した状態を示している。本例では、ミニゲーム表示o2の矢印画像が右から3番目の態様1円形画像の上方で停止しているので、当該ミニゲームの結果は態様4円形画像に対応する当りの獲得となる。態様4円形画像に対応する当りはゲージ画像g3が一つ溜まることである。本例ではミニゲームの結果として態様4円形画像に対応する当り獲得の結果が導出されると、後述する図24(14)に示すようにゲージ画像g3が2つ溜まる演出表示が開始される。
図24(14)は、ゲージ画像g3が1つ溜まる演出表示が開始された状態を示している。ミニゲーム表示o2の態様1円形画像から殿p4がゲージ画像g3に移動するアニメーションが表示されている。図中、殿p4の左上方に図示する右下向き矢印は、殿p4の軌跡及び移動方向を示している。
図24(15)は、ゲージ画像g3が1つ溜まる演出表示が終了した状態を示している。ゲージ画像g3の1つのセグメント状画像が赤色で表示されており、ゲージ画像g3が1つ溜まった状態となる。このように、ミニゲーム表示o2によるミニゲームにおいて、左から3番目の態様1円形画像上に矢印画像が停止して態様4円形画像に対応する当りの獲得となる場合がある。
次に、図25(1)〜(11)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図25(1)〜(11)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図25(1)は、特図変動遊技が非実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の図柄表示領域208a〜208cには、特図1変動遊技の当否判定結果がはずれであったことを示す、はずれの場合の図柄組合せ「装飾2−装飾4−装飾7」が停止表示されている。また、第五図柄表示領域hには、「2−4−7」の組み合わせの第五図柄が停止表示されている。また、態様1円形の態様の保留アイコンf1、f2が表示されている。
図25(2)は、不図示の特図1表示装置212により特図1変動遊技が開始されたことに伴い、装飾図柄の変動表示、第四図柄、および第五図柄の変動表示が開始された状態を示している。図柄表示領域208a〜208cに図示する下向きの矢印は装飾図柄の変動表示が表示されている状態を表しており、第五図柄表示領域h内に図示する下向きの矢印は第五図柄の変動表示が表示されている状態を表している。また、当該特図1変動遊技の開始に伴い、保留アイコン減少アニメーションが実行され、特図1保留アイコン表示領域fの第1領域に表示されていた保留アイコンf1が変動アイコンe1となって変動アイコン表示領域eに移動し、特図1保留アイコン表示領域fの第2領域に表示されていた保留アイコンf2が特図1保留アイコン表示領域fの第1領域に移動する。図25(2)に示す状態では、保留アイコン減少アニメーションは終了しており、変動アイコンe1および保留アイコンf2の移動は完了している。
図25(3)は、ステップアップ予告が開始された状態を示している。ステップアップ予告は当該変動の予告である。本例でのステップアップ予告はキャラクタ画像が順次切り替わっていき、或るキャラクタ画像で停止表示すると、ステップアップ予告の次の演出表示が開始される。図25(3)では、装飾図柄表示装置208の表示領域中央部右寄りにチビ姫のキャラクタ画像(以下、「チビ姫」と称する)r1と、その上方に「SU1」の文字列画像が表示されている。「SU1」はステップアップ予告のステップ1であることを示している。
図25(4)は、ステップアップ予告が実行されている状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示領域中央部右寄りにチビ姫r1に代わって、爺のキャラクタ画像(以下、「爺」と称する)r2と、その上方に「SU2」の文字列画像が表示されている。「SU2」はステップアップ予告のステップ2であることを示している。
図25(5)は、ステップアップ予告が実行されている状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示領域中央部右寄りに爺r2に代わって、姫r3と、その上方に「SU3」の文字列画像が表示されている。「SU3」はステップアップ予告のステップ3であることを示している。
図25(6)は、ステップアップ予告が実行されている状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示領域中央部右寄りに姫r3に代わって、殿r4と、その上方に「SU4」の文字列画像が表示されている。「SU4」はステップアップ予告のステップ4であることを示している。
図25(7)は、ステップアップ予告が終了した状態を示している。本例のステップアップ予告では、或るキャラクタ画像で停止表示しなかったので、ステップアップ予告の次の演出表示は開始されない。
図25(8)は、左図柄表示領域208aに「装飾6」が上下に微小に揺れる態様で仮停止表示(揺れ変動表示)されている状態を示している。図中、「装飾6」の左上および右下に図示する2本の波線は、「装飾6」が上下に微小に揺れていることを表している。
図25(9)は、右図柄表示領域208cに「装飾8」が上下に微小に揺れる態様で仮停止表示された状態を示している。図中、「装飾8」の左上および右下に図示する2本の波線は、「装飾8」が上下に微小に揺れていることを表している。
図25(10)は、中図柄表示領域208bに「装飾5」が上下に微小に揺れる態様で仮停止表示された状態を示している。図中、「装飾5」の左上および右下に図示する2本の波線は、「装飾5」が上下に微小に揺れていることを表している。図柄表示領域208a〜208cにはずれ図柄態様である「装飾6−装飾5−装飾8」が仮停止表示される。
図25(11)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技の当否判定結果ははずれ(「特図G」)である。図柄表示領域208a〜208cには、特図1変動遊技の当否判定結果がはずれであったことを示す、はずれ図柄態様である「装飾6−装飾5−装飾8」が停止表示されている。また、第五図柄表示領域には、「6−5−8」の組み合わせの第五図柄が停止表示されている。
次に、図25(12)〜図26(22)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図25(12)〜図26(22)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図25(12)は、特図変動遊技が非実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の図柄表示領域208a〜208cには、特図1変動遊技の当否判定結果がはずれであったことを示す、はずれの場合の図柄組合せ「装飾2−装飾4−装飾7」が停止表示されている。また、第五図柄表示領域hには、「2−4−7」の組み合わせの第五図柄が停止表示されている。また、態様1円形の態様の保留アイコンf1、f2が表示されている。
図25(13)は、不図示の特図1表示装置212により特図1変動遊技が開始されたことに伴い、装飾図柄の変動表示、第四図柄、および第五図柄の変動表示が開始された状態を示している。図柄表示領域208a〜208cに図示する下向きの矢印は装飾図柄の変動表示が表示されている状態を表しており、第五図柄表示領域h内に図示する下向きの矢印は第五図柄の変動表示が表示されている状態を表している。また、当該特図1変動遊技の開始に伴い、保留アイコン減少アニメーションが実行され、特図1保留アイコン表示領域fの第1領域に表示されていた保留アイコンf1が変動アイコンe1となって変動アイコン表示領域eに移動し、特図1保留アイコン表示領域fの第2領域に表示されていた保留アイコンf2が特図1保留アイコン表示領域fの第1領域に移動する。図25(13)に示す状態では、保留アイコン減少アニメーションは終了しており、変動アイコンe1および保留アイコンf2の移動は完了している。
図25(14)は、ステップアップ予告が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示領域中央部右寄りにチビ姫r1と、その上方に「SU1」の文字列画像が表示されている。「SU1」はステップアップ予告のステップ1であることを示している。
図25(15)は、ステップアップ予告が実行されている状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示領域中央部右寄りにチビ姫r1に代わって、爺r2と、その上方に「SU2」の文字列画像が表示されている。「SU2」はステップアップ予告のステップ2であることを示している。
図25(16)は、ステップアップ予告が実行されている状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示領域中央部右寄りに爺r2に代わって、姫r3と、その上方に「SU3」の文字列画像が表示されている。「SU3」はステップアップ予告のステップ3であることを示している。
図25(17)は、ステップアップ予告が実行されている状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示領域中央部右寄りに姫r3に代わって、殿r4と、その上方に「SU4」の文字列画像が表示されている。「SU4」はステップアップ予告のステップ4であることを示している。本例では、ステップ4の殿r4が停止表示されたので、ステップアップ予告の次の演出表示が開始される。なお、ステップアップのステップ4まで進むと、当該特図変動遊技において剣豪リーチが行われやすくなる。
図25(18)は、ステップアップ予告の次の演出表示としてセリフ予告表示が開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示領域には、殿r4と、セリフ予告表示s1とが表示されている。セリフ予告表示s1内には、殿r4のセリフとして「心して参る」の文字列画像が表示されている。また、セリフ予告表示s1は態様5の態様である。また、セリフ予告表示s1は、図18に示すセリフ予告表示とは別の種類のセリフ予告表示である。また、セリフ予告表示s1及び殿r4は、当該変動の予告表示である。
図25(19)は、左図柄表示領域208aに「装飾6」が上下に微小に揺れる態様で仮停止表示(揺れ変動表示)されている状態を示している。図中、「装飾6」の左上および右下に図示する2本の波線は、「装飾6」が上下に微小に揺れていることを表している。
図25(20)は、右図柄表示領域208cに「装飾6」が上下に微小に揺れる態様で仮停止表示された状態を示している。図中、「装飾6」の左上および右下に図示する2本の波線は、「装飾6」が上下に微小に揺れていることを表している。
図25(21)は、ノーマルリーチ演出が開始された状態を示している。ノーマルリーチ演出中及び後述するスーパーリーチ演出中では、図柄表示領域208a〜208での装飾図柄の変動表示は消去される。装飾図柄表示装置208の表示領域の中央には、酒樽画像が表示されており、酒樽画像の確定表示が行われた場合には、酒飲み比べのノーマルリーチ演出が開始されることが示唆されている。
図25(22)は、酒樽画像の確定表示が行われずに、敵のキャラクタ画像(以下、「敵」と称する)が装飾図柄表示装置208の表示領域の中央に表示された状態を示している。敵の確定表示が行われた場合には、敵せん滅のノーマルリーチ演出が開始されることが示唆されている。
図25(23)は、敵の確定表示が行われずに、ボスのキャラクタ画像(以下、「ボス」と称する)が装飾図柄表示装置208の表示領域の中央に表示された状態を示している。ボスの確定表示が行われた場合には、ボス対決のノーマルリーチ演出が開始されることが示唆されている。
図25(24)は、ボスの確定表示が行われた状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示領域の中央上部には、長方形状の枠表示内に「ボス対決リーチ」の文字列画像が表されており、当該枠表示に一部がオーバーラップされてボスが表示されている。
図25(25)は、ボス対決リーチが開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示領域の上部には「〜ボスに勝利で発展だ〜」の文字列画像が表示されており、ボス対決リーチでボスに勝利するとスーパーリーチ演出が開始されることが示唆されている。また、ボス対決リーチ等のノーマルリーチ演出中は、特図1保留アイコン表示領域f及び全ての特図1保留アイコン(本例では、保留アイコンf1)が消去される。
図26(1)は、図25(25)から引き続く状態を示しており、ボス対決リーチ演出が実行されている状態を示している。
図26(2)は、ボス対決リーチで勝利した状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示領域の中央上部には「勝利」の文字列画像が表示されており、その下方には敗れたボスが表示されている。
図26(3)は、ボタン演出の開始演出が開始された状態を示している。ボタン演出は、遊技者にチャンスボタン136の押下を促す演出であり、ボタン演出の開始演出は、ボタン演出が開始される前に行われる演出である。ボタン演出の開始演出では、装飾図柄表示装置208の表示領域に波状のエフェクト画像が4つ表示される。
図26(4)は、チャンスボタン136の外観を模したボタン画像と、その下方にチャンスボタン136の操作有効期間を示すメータ画像が表示されて強ボタン演出が開始された状態を示している。また、ボタン画像の上方には下向きの矢印画像と「押せ!!」の文字列画像が表示されており、チャンスボタン136が態様5で発光し、チャンスボタン136の押下が促されている。
図26(5)は、操作有効期間が開始された状態を示している。操作有効期間の残り時間を示すメータ画像のメータが減少している。
図26(6)は、操作有効期間中にチャンスボタン136が押下された直後の状態を示している。本例では、ボタン演出中にチャンスボタン136が押下されると、可動体700が、態様5に発光し、上方に移動して停止する。また、本例のボタン演出では、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回押下されると、当該操作有効期間の終了となる。
図26(7)は、可動体702が下方に移動し、可動部702a、702bが左右に移動した状態を示している。本例では、ボタン演出中にチャンスボタン136が押下されると、可動体702が、態様5に発光して下方に移動して停止する。
図26(8)は、可動体700、702が初期位置に移動した後に、スーパーリーチ演出の剣豪リーチが開始された状態を示している。可動体700、702は初期位置に移動した後に態様1の点灯となる。剣豪リーチ演出では、装飾図柄表示装置208の表示領域の背景画像が夜となり、当該表示領域の左上方に三日月の画像が表示される。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の中央上部には、長方形状の枠表示内に「剣豪リーチ」の文字列画像が表されており、その下方左側には殿が表示され、その下方右側には剣豪が表示されている。
図26(9)は、剣豪のリーチ演出が行われている状態を示している。
図26(10)は、吹き出し表示が表示された状態を示している。吹き出し表示は、殿及び剣豪の下方に横長長方形状で表示されており、態様1の態様である。吹き出し表示内には、剣豪のセリフ表示として「[剣豪]ふふふ」の文字列画像が表示されている。
図26(11)は、吹き出し表示が表示された状態を示している。吹き出し表示は、殿及び剣豪の下方に横長長方形状で表示されており、態様1の態様である。吹き出し表示内には、殿のセリフ表示として「[殿]成敗してくれる」の文字列画像が表示されている。
図26(12)は、殿と剣豪が斬り合ったアニメーションが表示された状態を示している。
図26(13)は、ボタン導入アニメーションが表示開始された状態を示している。ボタン導入アニメーションは、チャンスボタン136の操作有効期間が開始される前に表示される場合がある演出表示である。本例のボタン導入アニメーションでは、例えば透過率50%のボタン画像q1、q2が装飾図柄表示装置208の表示領域左右から表示領域中央に向かって移動するアニメーションが表示される。
図26(14)は、ボタン導入アニメーションが表示されている状態を示している。ボタン画像q1、q2は装飾図柄表示装置208の表示領域中央付近まで移動している。本例のボタン導入アニメーションは、ボタン画像q1、q2が完全に重なり合うと終了する。
図26(15)は、ボタン導入アニメーションが終了した状態を示している。ボタン画像q1、q2が重なり合った後、ボタン画像とその下に操作有効期間を示すメータ画像が表示される。また、ボタン画像の上部には下向き矢印画像と「押せ!!」の文字列画像が表示され、チャンスボタン136が態様5に発光して、チャンスボタン136の押下が促される。また、ボタン画像は態様5の態様で表示されている。
図26(16)は、チャンスボタン136の操作有効期間が開始された状態を示している。操作有効期間の残り時間を示すメータ画像のメータが減少している。
図26(17)は、チャンスボタン136が操作有効期間中に1回押下された直後の状態を示している。本例では、操作有効期間にチャンスボタン136が1回押下されると、ボタン画像及びメータ画像が消去され、剣豪リーチの結果が表示される。本例では、殿が剣豪に敗れるので、装飾図柄表示装置208の表示領域には殿が倒れるアニメーションが表示される。また、本例の操作有効期間中にチャンスボタン136が1回押下されると、当該操作有効期間の終了となる。
図26(18)は、装飾図柄の変動表示の表示が再開され、中図柄表示領域208bに「装飾8」が上下に微小に揺れる態様で仮停止表示された状態を示している。図中、「装飾8」の左上および右下に図示する2本の波線は、「装飾8」が上下に微小に揺れていることを表している。図柄表示領域208a〜208cにはずれ図柄態様である「装飾6−装飾8−装飾6」が仮停止表示される。
図26(19)は、ワイプ演出表示が表示されている状態を示している。本例のワイプ演出表示は、装飾図柄表示装置208の表示領域の第五図柄表示領域以外をぬぐい消すようにワイプ表示が表示される。また、本例のワイプ表示は、バイクに乗った殿と、「CR XXXX(例えば、パチンコ機100のタイトル名)」の文字列画像を含んでいる。
図26(20)は、ワイプ演出表示が表示されている状態を示している。ワイプ演出表示中では、バイクに乗った殿が左方から右方に移動するアニメーションが表示される。
図26(21)は、ワイプ演出表示が終了した状態を示している。ワイプ表示の消去がワイプ演出表示の終了である。装飾図柄表示装置208の図柄表示領域208a〜208cには、「装飾6−装飾8−装飾6」が仮停止表示された。また、装飾図柄表示装置208の表示領域には、太陽の絵柄の画像と、晴れステージに対応する背景画像が表示される。
図26(22)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技の当否判定結果ははずれ(「特図G」)である。図柄表示領域208a〜208cには、特図1変動遊技の当否判定結果がはずれであったことを示す、はずれ図柄態様である「装飾6−装飾8−装飾6」が停止表示されている。また、第五図柄表示領域には、「6−8−6」の組み合わせの第五図柄が停止表示されている。
本例のパチンコ機100は、チャンスボタン136やチャンスボタン700の操作の応答表示として、ステップアップ予告のセリフ予告表示s1等のセリフ予告表示の表示が開始されるように構成されていてもよい。この場合には、チャンスボタン136やチャンスボタン700の外観を表すボタン画像(操作表示)が表示されている状態においてチャンスボタン136やチャンスボタン700の操作が行われると、応答表示としてステップアップ予告のセリフ予告表示が開始されてもよい。また、この場合にセリフ予告表示k1、k2、k4、k5等が表示されている場合があり、セリフ予告表示k1、k2、k4、k5等のセリフ予告表示の少なくとも一部の表示が、操作表示によってオーバーラップされる。
次に、図27(1)〜図29(9)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図27(1)〜図29(9)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図27(1)は、特図変動遊技が非実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の図柄表示領域208a〜208cには、特図1変動遊技の当否判定結果がはずれであったことを示す、はずれの場合の図柄組合せ「装飾2−装飾4−装飾7」が停止表示されている。また、第五図柄表示領域hには、「2−4−7」の組み合わせの第五図柄が停止表示されている。態様1円形の態様で保留アイコンf1、f2が表示されている。
図27(2)は、不図示の特図1表示装置212により特図1変動遊技が開始されたことに伴い、装飾図柄の変動表示、第四図柄、および第五図柄の変動表示が開始された状態を示している。また、当該特図1変動遊技の開始に伴い、保留アイコン減少アニメーションが実行され、特図1保留アイコン表示領域fの第1領域に表示されていた保留アイコンf1が変動アイコンe1となって変動アイコン表示領域eに移動し、特図1保留アイコン表示領域fの第2領域に表示されていた保留アイコンf2が特図1保留アイコン表示領域fの第1領域に移動する。保留アイコン減少アニメーションは終了しており、変動アイコンe1および保留アイコンf2の移動は完了している。
図27(3)は、セリフ予告表示が表示開始される前に、セリフ予告表示の態様が特定可能な表示j4が表示された状態を示している。表示j4は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端中央部から右下方に移動表示される。図中、表示j4の左上方に図示する右下向き矢印は、表示j4の軌跡及び移動方向を表している。表示j4は、円形形状を有しており、上半分が透明で表示され、下半分が態様4で表示されている。表示j4の下半分の態様4は、後述する図27(4)で開始されるセリフ予告表示k4の態様に対応しおり、表示j4は、セリフ予告表示の態様に関連する表示である。セリフ予告表示は、当該変動の予告表示であり、態様によって大当り信頼度が設定されている。表示j4により、セリフ予告表示が表示開始されるより前に、当該セリフ予告表示の態様を遊技者が知ることができる。
図27(4)は、セリフ予告表示k4が表示開始された状態を示している。本例では、表示j4が消去されてからセリフ予告表示k4が表示開始されている。セリフ予告表示k4は巻物の絵柄であり、セリフ予告表示k4は、表示開始当初は巻物が巻かれた状態の絵柄で表示される。また、セリフ予告表示k4は、態様4の態様である。
図27(5)は、巻物が右方向に開くアニメーションでセリフ予告表示k4が表示されている状態を示している。
図27(6)は、巻物が完全に開いたセリフ予告表示k4が表示されている状態を示している。巻物が完全に開いたセリフ予告表示k4は、横長長方形状を有しており、当該長方形内にキャラクタのセリフを表す文字表示が表示される吹き出し表示となる。セリフ予告表示k4の吹き出し表示の吹き出し態様は、態様4である。
図27(7)は、セリフ予告表示k4の左端部にオーバーラップして、姫m4と、「姫」の文字画像を含むキャラクタ名表示n4が表示された状態を示している。なお、セリフ予告表示k4は、姫m4とキャラクタ名表示n4を含む表示であってもよい。
図27(8)は、ミニゲーム表示o1が表示開始された状態を示している。本例では、ミニゲーム表示o1は、セリフ予告表示k4内の右側にセリフ予告表示k4にオーバーラップして表示される。
図27(9)は、セリフ予告表示k4内に「いよいよ」の文字列画像が表示された状態を示している。「いよいよ」の文字列画像は、姫m4のセリフを表す文字表示のうちの或る文字表示である。また、図27(9)に示す状態では、ミニゲーム表示o1によるミニゲームの実行中である。本例では、セリフ予告表示k4内に文字列画像が表示された後に当該ミニゲームが開始される。矢印画像の移動開始が当該ミニゲームの開始である。
図27(10)は、ミニゲーム表示o1によるミニゲームの実行中の状態を示している。矢印画像が右方に移動している。
図27(11)は、ミニゲーム表示o1によるミニゲームの実行中の状態を示している。矢印画像が右方に移動している。
図27(12)は、ミニゲーム表示o1によるミニゲームの実行中の状態を示している。矢印画像が右方に移動している。
図27(13)は、ミニゲーム表示o1によるミニゲームの実行中の状態を示している。矢印画像が停止直前である。
図27(14)は、ミニゲーム表示o1によるミニゲームが終了した状態を示している。ミニゲーム表示o1の矢印画像の停止が当該ミニゲームの終了である。ミニゲーム表示o1の矢印画像の態様5円形画像の上方で停止しているので、当該ミニゲームの結果は態様4円形画像に対応する当り及び態様5円形画像に対応する当りの獲得となる。態様4円形画像に対応する当りは2回目のセリフ予告表示の開始であり、態様5円形画像に対応する当りは、2回目のセリフ予告表示の態様が態様5であることである。本例ではミニゲームの結果として態様4円形画像及び態様5円形画像に対応する当り獲得の結果が導出されると、後述する図27(16)に示すように態様5の態様のセリフ予告表示k2の表示が開始される。本例のセリフ予告表示は、図18に示す「NO16」のセリフ予告表示である。
また、図27(14)では、ステップアップ予告が開始されている。装飾図柄表示装置208の表示領域中央部右寄りにチビ姫r1と、その上方に「SU1」の文字列画像が表示されている。このように、セリフ予告表示の表示中にステップアップ予告が行われてもよい。
図27(15)は、2回目のセリフ予告表示であるセリフ予告表示k5が表示開始される前に、セリフ予告表示k5の態様が特定可能な表示j5が表示された状態を示している。表示j5は、ミニゲーム表示o1の態様4円形画像付近から右上方に移動表示される。本例の表示j5は、ミニゲーム表示o1の態様4円形画像付近から出現して表示開始される。図中、表示j5の左下方に図示する右上向き矢印は、表示j5の軌跡及び移動方向を表している。表示j5は、円形形状を有しており、上半分が透明で表示され、下半分が態様5で表示されている。表示j5の下半分の態様3は、後述する図22(16)で開始されているセリフ予告表示k5の態様に対応しおり、表示j5は、セリフ予告表示k5の態様に関連する表示である。セリフ予告表示k5は、当該変動の予告表示であり、態様によって大当り信頼度が設定されている。表示j5により、セリフ予告表示k5が表示開始されるより前に、当該セリフ予告表示の態様を遊技者が知ることができる。
また、図27(15)では、ステップアップ予告が実行されている。装飾図柄表示装置208の表示領域中央部右寄りにチビ姫r1に代わって、爺r2と、その上方に「SU2」の文字列画像が表示されている。
図27(16)は、セリフ予告表示k5が表示開始された状態を示している。本例では、表示j5が消去されてからセリフ予告表示k5が表示開始されている。セリフ予告表示k5は巻物の絵柄であり、セリフ予告表示k5は、表示開始当初は巻物が巻かれた状態の絵柄で表示される。また、セリフ予告表示k5は、態様5の態様である。
また、図27(16)では、ステップアップ予告が実行されている。装飾図柄表示装置208の表示領域中央部右寄りに爺r2に代わって、姫r3と、その上方に「SU3」の文字列画像が表示されている。「SU3」はステップアップ予告のステップ3であることを示している。
図27(17)は、巻物が左方向に開くアニメーションでセリフ予告表示k5が表示されている状態を示している。また、ステップアップ予告が実行されており、装飾図柄表示装置208の表示領域中央部右寄りに姫r3に代わって、殿r4が表示される。殿r4の上部は、セリフ予告表示k5にオーバーラップされて表示される。また、「SU4」の文字列画像の全体は、セリフ予告表示k5にオーバーラップされるので視認不能となる。
図27(18)は、巻物が完全に開いたセリフ予告表示k5が表示されている状態を示している。巻物が完全に開いたセリフ予告表示k5は、横長長方形状を有しており、当該長方形内にキャラクタのセリフを表す文字表示が表示される吹き出し表示となる。セリフ予告表示k5の吹き出し表示の吹き出し態様は、態様5である。
また、図27(18)では、ステップ4の殿r4が停止表示されたので、ステップアップ予告の次の演出表示が開始されている。ステップアップ予告の次の演出表示としてセリフ予告表示が開始される。装飾図柄表示装置208の表示領域には、殿r4と、セリフ予告表示s1とが表示されている。セリフ予告表示s1内には、殿r4のセリフとして「心して参る」の文字列画像が表示されている。また、セリフ予告表示s1は態様5の態様である。本例では、セリフ予告表示k4、k5の表示中にステップアップ予告のセリフ予告表示s1が表示される。セリフ予告表示s1の一部及び殿r4の一部は、セリフ予告表示k4、k5にオーバーラップして表示される。このように、図18に示すセリフ予告表示の表示中に、図18に示す種類とは別のセリフ予告表示(本例では、ステップアップ予告のセリフ予告表示)が表示されてもよい。また、図18に示すセリフ予告表示がステップアップ予告のセリフ予告表示にオーバーラップされて表示された場合には、図25(18)に示すように図18に示すセリフ予告表示が表示されずにステップアップ予告のセリフ予告表示が表示された場合や、図22(20)に示すように図18に示すセリフ予告表示が表示されてステップアップ予告のセリフ予告表示が表示されなかった場合よりも、実行中の図柄変動表示で大当り図柄態様が確定表示されやすい。また、図18に示すセリフ予告表示がステップアップ予告のセリフ予告表示にオーバーラップされて表示された場合には、ミニゲームo1、o2のミニゲームで当りになり易い。また、ミニゲームo1、o2のミニゲームではずれで場合であっても、また、図18に示す2回目のセリフ予告表示k5がステップアップ予告のセリフ予告表示s1にオーバーラップされて表示された場合は、セリフ予告表示k5が表示開始されずセリフ予告表示s1が表示された場合よりも、実行中の図柄変動表示で大当り図柄態様が確定表示されやすくてもよい。
図27(19)は、セリフ予告表示s1及び殿r4が消去され、セリフ予告表示k5の右端部にオーバーラップして、殿のキャラクタ画像(以下、「殿」と称する)m5と、「殿」の文字画像を含むキャラクタ名表示n5が表示される。なお、セリフ予告表示k5は、殿m5とキャラクタ名表示n5を含む表示であってもよい。
図27(20)は、ミニゲーム表示o2が表示開始された状態を示している。本例では、ミニゲーム表示o2は、セリフ予告表示k5内の左側にセリフ予告表示k5にオーバーラップして表示される。また、セリフ予告表示k5内に「作戦開始じゃ」の文字列画像が表示されている。「作戦開始じゃ」の分字列画像は、殿m5のセリフを表す文字表示のうちの或る文字表示である。
図27(21)は、ミニゲーム表示o2によるミニゲームが開始された状態を示している。
図27(22)は、ミニゲーム表示o2によるミニゲームの実行中の状態を示している。矢印画像が左方に移動している。
図27(23)は、ミニゲーム表示o2によるミニゲームの実行中の状態を示している。矢印画像が左方に移動している。
図27(24)は、ミニゲーム表示o2によるミニゲームの実行中の状態を示している。矢印画像が左方に移動している。
図27(25)は、ミニゲーム表示o2によるミニゲームが終了した状態を示している。本例では、ミニゲーム表示o2の矢印画像が最左方の態様5円形画像の上方で停止しているので、当該ミニゲームの結果は態様4円形画像に対応する当り及び態様5円形画像に対応する当りの獲得となる。態様4円形画像に対応する当りはゲージ画像g3が一つ溜まることであり、態様5円形画像に対応する当りはゲージ画像g3が一つ溜まることである。ミニゲームの結果として態様4円形画像及び態様5円形画像に対応する当り獲得の結果が導出されると、後述する図27(26)に示すようにゲージ画像g3が2つ溜まる演出表示が開始される。
図27(26)は、ゲージ画像g3が2つ溜まる演出表示が開始された状態を示している。ミニゲーム表示o2の態様5円形画像から殿p1、p2がゲージ画像g3に移動するアニメーションが表示されている。図中、殿p1、p2の左上方に図示する右下向き矢印は、殿p1、p2の軌跡及び移動方向を示している。
図27(27)は、ゲージ画像g3が2つ溜まる演出表示が終了した状態を示している。ゲージ画像g3の2つのセグメント状画像が赤色で表示されており、ゲージ画像g3が2つ溜まった状態となる。
図27(28)は、ゲージ画像g3が2つ溜まっている状態を示している。
図28(1)は、図27(28)から引き続く状態を示しており、姫m4、キャラクタ名表示n4、殿m5、キャラクタ名表示n5が消去された状態を示している。本例では、これらの表示は同時に消去されているが、これらの表示は任意の順で消去されてもよい。
図28(2)は、セリフ予告表示k4の「いよいよ」の文字列画像及びセリフ予告表示k5の「作戦開始じゃ」が消去された状態を示している。これらの文字列画像は同時に消去されているが、いずれか一方が先に消去されてもよい。
図28(3)は、ミニゲーム表示o1、o2が消去された状態を示している。これらの表示は同時に消去されているが、いずれか一方が先に消去されてもよい。
図28(4)は、セリフ予告表示k4、k5の消去アニメーションが開始された状態を示している。セリフ予告表示k4、k5の消去アニメーションは、巻物が巻かれていく表示で表示される。
図28(5)は、セリフ予告表示k4、k5の巻物が完全に巻かれた状態を示している。セリフ予告表示k4、k5は、完全に巻かれた後に消去される。
図28(6)は、セリフ予告表示k4、k5が消去された状態を示している。本例では、キャラクタ(本例では、姫m4、殿m5)及びキャラクタ名表示n4、n5、セリフの文字列画像(本例では、「いよいよ」、「作戦開始じゃ」)、ミニゲーム表示o1、o2、セリフ予告表示k4、k5の順に消去される。なお、これらの消去順は任意に設定可能である。
図28(7)は、左図柄表示領域208aに「装飾6」が上下に微小に揺れる態様で仮停止表示(揺れ変動表示)されている状態を示している。図中、「装飾6」の左上および右下に図示する2本の波線は、「装飾6」が上下に微小に揺れていることを表している。
図28(8)は、右図柄表示領域208cに「装飾6」が上下に微小に揺れる態様で仮停止表示された状態を示している。図中、「装飾6」の左上および右下に図示する2本の波線は、「装飾6」が上下に微小に揺れていることを表している。
図28(9)は、ノーマルリーチ演出が開始された状態を示している。ノーマルリーチ演出中及び後述するスーパーリーチ演出中では、図柄表示領域208a〜208での装飾図柄の変動表示は消去される。装飾図柄表示装置208の表示領域の中央には、酒樽画像が表示されており、酒樽画像の確定表示が行われた場合には、酒飲み比べのノーマルリーチ演出が開始されることが示唆されている。
図28(10)は、酒樽画像の確定表示が行われずに、敵のキャラクタ画像(以下、「敵」と称する)が装飾図柄表示装置208の表示領域の中央に表示された状態を示している。敵の確定表示が行われた場合には、敵せん滅のノーマルリーチ演出が開始されることが示唆されている。
図28(11)は、敵の確定表示が行われずに、ボスのキャラクタ画像(以下、「ボス」と称する)が装飾図柄表示装置208の表示領域の中央に表示された状態を示している。ボスの確定表示が行われた場合には、ボス対決のノーマルリーチ演出が開始されることが示唆されている。
図28(12)は、ボスの確定表示が行われた状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示領域の中央上部には、長方形状の枠表示内に「ボス対決リーチ」の文字列画像が表されており、当該枠表示に一部がオーバーラップされてボスが表示されている。
図28(13)は、ボス対決リーチが開始された状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示領域の上部には「〜ボスに勝利で発展だ〜」の文字列画像が表示されており、ボス対決リーチでボスに勝利するとスーパーリーチ演出が開始されることが示唆されている。また、ボス対決リーチ等のノーマルリーチ演出中は、特図1保留アイコン表示領域f及び全ての特図1保留アイコン(本例では、保留アイコンf1)が消去される。
図28(14)は、ボス対決リーチ中に、ゲージ画像g3が1つ溜まる演出表示が開始された状態を示している。ゲージ画像g1〜g3は、不定期に溜まる場合がある。装飾図柄表示装置208の表示領域の左上部に出現した殿p3がゲージ画像g3に移動するアニメーションが表示されている。図中、殿p3の上方に図示する矢印は、殿p3の軌跡及び移動方向を示している。
図28(15)は、ゲージ画像g3が1つ溜まる演出表示が終了した状態を示している。ゲージ画像g3の3つのセグメント状画像が赤色で表示されており、ゲージ画像g3が満タンと状態となる。ゲージ画像g3の上方には「準備OK」の文字列画像が表示されている。
図28(16)は、ボス対決リーチで勝利した状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示領域の中央上部には「勝利」の文字列画像が表示されており、その下方には敗れたボスが表示されている。
図28(17)は、ボタン演出の開始演出が開始された状態を示している。ボタン演出は、遊技者にチャンスボタン136の押下を促す演出であり、ボタン演出の開始演出は、ボタン演出が開始される前に行われる演出である。ボタン演出の開始演出では、装飾図柄表示装置208の表示領域に波状のエフェクト画像が4つ表示される。
図28(18)は、チャンスボタン136の外観を模したボタン画像と、その下方にチャンスボタン136の操作有効期間を示すメータ画像が表示されてボタン演出が開始された状態を示している。ボタン画像は態様5の態様で表示されている。また、ボタン画像の上方には下向きの矢印画像と「押せ!!」の文字列画像が表示されており、チャンスボタン136が態様5で発光し、チャンスボタン136の押下が促されている。
図28(19)は、操作有効期間が開始された状態を示している。操作有効期間の残り時間を示すメータ画像のメータが減少している。
図28(20)は、操作有効期間中にチャンスボタン136が押下された直後の状態を示している。本例では、ボタン演出中にチャンスボタン136が押下されると、可動体700が、態様5に発光し、上方に移動して停止する。また、本例のボタン演出では、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回押下されると、当該操作有効期間の終了となる。
図28(21)は、可動体702が下方に移動し、可動部702a、702bが左右に移動した状態を示している。本例では、ボタン演出中にチャンスボタン136が押下されると、可動体702が、態様5に発光して下方に移動して停止する。
図28(22)は、可動体700、702が初期位置に移動した後に、スーパーリーチ演出の剣豪リーチが開始された状態を示している。可動体700、702は初期位置に移動した後に態様1の点灯となる。剣豪リーチ演出では、装飾図柄表示装置208の表示領域の背景画像が夜となり、当該表示領域の左上方に三日月の画像が表示される。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の中央上部には、長方形状の枠表示内に「剣豪リーチ」の文字列画像が表されており、その下方左側には殿が表示され、その下方右側には剣豪が表示されている。
図28(23)は、剣豪のリーチ演出が行われている状態を示している。
図28(24)は、吹き出し表示が表示された状態を示している。吹き出し表示は、殿及び剣豪の下方に横長長方形状で表示されており、態様1の態様である。吹き出し表示内には、剣豪のセリフ表示として「[剣豪]ふふふ」の文字列画像が表示されている。
図28(25)は、吹き出し表示が表示された状態を示している。吹き出し表示は、殿及び剣豪の下方に横長長方形状で表示されており、態様1の態様である。吹き出し表示内には、殿のセリフ表示として「[殿]成敗してくれる」の文字列画像が表示されている。
図28(26)は、殿と剣豪が斬り合ったアニメーションが表示された状態を示している。
図28(27)は、ボタン導入アニメーションが表示開始された状態を示している。ボタン導入アニメーションは、チャンスボタン136の操作有効期間が開始される前に表示される場合がある演出表示である。本例のボタン導入アニメーションでは、例えば透過率50%のボタン画像q1、q2が装飾図柄表示装置208の表示領域左右から表示領域中央に向かって移動するアニメーションが表示される。
図28(28)は、ボタン導入アニメーションが表示されている状態を示している。ボタン画像q1、q2は装飾図柄表示装置208の表示領域中央付近まで移動している。
図29(1)は、図28(28)から引き続く状態を示しており、ボタン画像q1、q2が完全に重なり合う前に強ボタン演出の開始演出が開始された状態を示している。楕円形状で縁がギザギザ状のエフェクト画像がゲージ画像g3から装飾図柄表示装置208の表示領域の中央部に飛び出してきたアニメーションが表示されている。図中、ゲージ画像g3の上方に図示する矢印は、ギザギザ状のエフェクト画像の軌跡及び移動方向を表している。
図29(1)は、チャンスボタン136の外観を模したボタン画像と、その下方にチャンスボタン136の操作有効期間を示すメータ画像が表示されて強ボタン演出が開始された状態を示している。チャンスボタン136の押下面は上方に突出しており、ボタン画像は、チャンスボタン136の押下面が上方に突出した状態に対応する態様で表示されている。また、ボタン画像は態様5の態様で表示されている。また、ボタン画像の上方には下向きの矢印画像と「押せ!!」の文字列画像が表示されており、チャンスボタン136が態様5で発光し、チャンスボタン136の押下が促されている。また、ゲージ画像g3の全セグメント状画像は黒色で表示され、当該セグメント状画像にオーバーラップして「完了」の文字列画像が表示されており、ゲージ画像g3が満タンになったことにより強ボタン演出が開始されたことが報知されている。
図29(3)は、操作有効期間が開始された状態を示している。操作有効期間の残り時間を示すメータ画像のメータが減少している。
図29(4)は、チャンスボタン136が操作有効期間中に1回押下された直後の状態を示している。本例では、強ボタン演出中に操作有効期間にチャンスボタン136が1回押下されると、ボタン画像及びメータ画像が消去され、剣豪リーチの結果が表示される。本例では、殿が剣豪に処理するので、装飾図柄表示装置208の表示領域には殿が剣豪に勝利するシーンのアニメーションが表示される。また、当該表示領域の左上角部には付きの画像に代わって「祝」の文字画像を含む気球の画像が表示され、大当りに当選することが祝福されている。また、強ボタン演出中に操作有効期間中にチャンスボタン136が1回押下されると、当該操作有効期間の終了となる。
図29(5)は、剣豪リーチの終了後に可動体700が、態様7(例えば、虹色)に発光し、上方に移動して停止した状態を示している。本例では、殿及び剣豪の画像が消去されて剣豪リーチが終了すると、可動体700が移動する演出が実行される。なお、剣豪リーチの実行中に可動体700が移動する演出が実行されてもよい。
図29(6)は、可動体702が、態様7に発光し、下方に移動し、可動部702a、702bが左右に移動した状態を示している。本例では、殿及び剣豪の画像が消去されて剣豪リーチが終了すると、可動体702が移動する演出が実行される。なお、剣豪リーチの実行中に可動体702が移動する演出が実行されてもよい。
図29(7)は、可動体700、702が初期位置に移動した後に、装飾図柄の変動表示の表示が再開された状態を示している。中図柄表示領域208bに「装飾6」が上下に微小に揺れる態様で仮停止表示された。図中、「装飾6」の左上および右下に図示する2本の波線は、「装飾6」が上下に微小に揺れていることを表している。図柄表示領域208a〜208cに大当り図柄態様である「装飾6−装飾6−装飾6」が仮停止表示される。
図29(8)は、背景表示が通常に戻った状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示領域には、太陽の絵柄の画像と、晴れステージに対応する背景画像が表示されている。
図29(9)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技の当否判定結果は大当り(「特図B」)である。図柄表示領域208a〜208cには、特図1変動遊技の当否判定結果が大当りであったことを示す、大当り図柄態様である「装飾6−装飾6−装飾6」が停止表示されている。また、第五図柄表示領域には、「6−6−6」の組み合わせの第五図柄が停止表示されている。
本例では、図18に示すセリフ予告表示が表示されている状態でステップアップ予告が実行される。本例のステップアップ予告は、或るキャラクタ画像で停止表示がされなければ次の演出表示(本例では、セリフ予告表示s1)が行われず、セリフ予告表示に関連して行われるミニゲーム表示o1、o2により行われるミニゲームは、矢印画像が当りの画像(態様4円形画像)を通り過ぎた場合に当該当りの獲得となり、或る演出表示(本例では、セリフ予告表示k5)が表示される。このように、或る絵柄で停止しないと遊技者にとって有利とならない演出(本例では、ステップアップ予告)と、或る画像を矢印が通り過ぎても有利となる場合がある演出(本例では、ミニゲーム)とが、同じ図柄変動表示中に行われる場合がある。なお、絵柄で停止しないと遊技者にとって有利とならない演出と、或る画像を矢印が通り過ぎても有利となる場合がある演出とが実行される期間の少なくとも一部の期間は重なっていてもよい。
次に、図30(1)〜(19)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図30(1)〜(19)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図30(1)は、特図変動遊技が実行中である状態を示している。図柄表示領域208a〜208cでは装飾図柄の変動表示が表示されており、第五図柄表示領域hでは第五図柄の変動表示が表示されている。また、変動アイコン表示領域eには、態様1円形の変動アイコンe1が表示されており、特図1保留アイコン表示領域fには、態様1円形の保留アイコンf2が表示されている。
図30(2)は、左図柄表示領域208aに「装飾2」が上下に微小に揺れる態様で仮停止表示された状態を示している。
図30(3)は、右図柄表示領域208cに「装飾7」が上下に微小に揺れる態様で仮停止表示された状態を示している。
図30(4)は、中図柄表示領域208cに「装飾5」が上下に微小に揺れる態様で仮停止表示された状態を示している。
図30(5)は、左図柄表示領域208aの「装飾2」を押す吉宗t1が表示された状態を示している。吉宗t1により、右図柄表示領域208aの「装飾2」がキャラクタ画像を含む装飾図柄に変化する表示が行われる。本例では、奇数の装飾図柄は、キャラクタ画像を含んでおり、「装飾3」は姫を含み、「装飾5」は爺を含み、「装飾7」は殿を含んでいる。
図30(6)は、左図柄表示領域208aに「装飾3」が仮停止表示された状態を示している。「装飾3」は姫を含んでいる。これにより、図柄表示領域208a〜208cでは、「装飾3−装飾5−装飾7」の組み合わせの装飾図柄が仮停止表示される。「装飾3−装飾5−装飾7」の組み合わせの装飾図柄は、赤色のチャンス目であり、先読み予告対象は、保留アイコンf2に対応する図柄変動表示である。
図30(7)は、特図1変動遊技が終了した状態を示している。当該特図1変動遊技の当否判定結果ははずれ(「特図G」)である。図柄表示領域208a〜208cには、特図1変動遊技の当否判定結果がはずれであったことを示す、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾5−装飾7」が停止表示されている。また、第五図柄表示領域には、「3−5−7」の組み合わせの第五図柄が停止表示されている。
図30(8)は、不図示の特図1表示装置212により特図1変動遊技が開始されたことに伴い、装飾図柄の変動表示、第四図柄、および第五図柄の変動表示が開始された状態を示している。また、当該特図1変動遊技の開始に伴い、保留アイコン減少アニメーションが実行され、特図1保留アイコン表示領域fの第1領域に表示されていた保留アイコンf1が変動アイコンe2となって変動アイコン表示領域eに移動している。また、左図柄表示領域208aには「装飾3」に含まれていた姫t2が引き続き表示されている。姫t2は、後述する図30(10)で開始されるセリフ予告表示k6に関連する表示である。
図30(9)は、姫t2が下方に移動を開始する直前の状態を示している。姫t2の左方に図示する下向き矢印は、姫t2の移動方向を示している。
図30(10)は、セリフ予告表示k6が表示開始された状態を示している。本例では、姫t2が下方に移動して姫m6となり、姫m6のセリフを表すセリフ予告表示k6が表示される。セリフ予告表示k6の態様は、態様4である。また、セリフ予告表示k6の左端部にオーバーラップして、姫m6と、「姫」の文字画像を含むキャラクタ名表示n6が表示されている。なお、セリフ予告表示k6は、姫m6とキャラクタ名表示n6を含む表示であってもよい。また、セリフ予告表示k6内に「今度のライブは」の文字列画像が表示された状態を示している。「今度のライブは」の文字列画像は、姫m6のセリフを表す文字表示のうちの或る文字表示である。また、ミニゲーム表示o1によるミニゲームが実行中である。
図30(11)は、ミニゲーム表示o1によるミニゲームの実行中の状態を示している。矢印画像が右方に移動している。
図30(12)は、ミニゲーム表示o1によるミニゲームの実行中の状態を示している。矢印画像が停止直前である。
図30(13)は、ミニゲーム表示o1によるミニゲームが終了した状態を示している。ミニゲーム表示o1の矢印画像の停止が当該ミニゲームの終了である。ミニゲーム表示o1の矢印画像が態様4円形画像の上方で停止しているので、当該ミニゲームの結果は態様4円形画像に対応する当りの獲得となる。態様4円形画像に対応する当りは2回目のセリフ予告表示の開始である。本例ではミニゲームの結果として態様4円形画像に対応する当り獲得の結果が導出されると、後述する図30(15)に示すように2回目のセリフ予告表示k7の表示が開始される。本例のセリフ予告表示は、図18に示す「NO15」のセリフ予告表示である。
図30(14)は、2回目のセリフ予告表示であるセリフ予告表示k7が表示開始される前に、セリフ予告表示k7の態様が特定可能な表示j7が表示された状態を示している。表示j7は、ミニゲーム表示o1の態様4円形画像付近から右上方に移動表示される。本例の表示j7は、ミニゲーム表示o1の態様4円形画像付近から出現して表示開始される。図中、表示j7の左下方に図示する右上向き矢印は、表示j7の軌跡及び移動方向を表している。表示j7は、円形形状を有しており、上半分が透明で表示され、下半分が態様4で表示されている。表示j7の下半分の態様4は、後述する図30(15)で開始されているセリフ予告表示k7の態様に対応しおり、表示j7は、セリフ予告表示k7の態様に関連する表示である。セリフ予告表示k7は、当該変動の予告表示であり、態様によって大当り信頼度が設定されている。表示j7により、セリフ予告表示k7が表示開始されるより前に、当該セリフ予告表示の態様を遊技者が知ることができる。
図30(15)は、セリフ予告表示k7が表示開始された状態を示している。本例では、表示j7が消去されてからセリフ予告表示k7が表示開始されている。セリフ予告表示k7は巻物の絵柄であり、セリフ予告表示k7は、表示開始当初は巻物が巻かれた状態の絵柄で表示される。また、セリフ予告表示k7は、態様4の態様である。
図30(16)は、巻物が左方向に開くアニメーションでセリフ予告表示k5が表示されている状態を示している。
図30(17)は、巻物が完全に開いたセリフ予告表示k7が表示されている状態を示している。巻物が完全に開いたセリフ予告表示k7は、横長長方形状を有しており、当該長方形内にキャラクタのセリフを表す文字表示が表示される吹き出し表示となる。セリフ予告表示k7の吹き出し表示の吹き出し態様は、態様4である。
図30(18)は、セリフ予告表示k7の右端部にオーバーラップして、爺m7と、「爺」の文字画像を含むキャラクタ名表示n7が表示される。なお、セリフ予告表示k7は、爺m7とキャラクタ名表示n7を含む表示であってもよい。
図30(19)は、ミニゲーム表示o2が表示開始された状態を示している。本例では、ミニゲーム表示o2は、セリフ予告表示k7内の左側にセリフ予告表示k7にオーバーラップして表示される。また、セリフ予告表示k7内に「いつじゃ」の文字列画像が表示されている。「いつじゃ」の文字列画像は、爺m7のセリフを表す文字表示のうちの或る文字表示である。本例について、これより先の演出についての説明は省略するが、この後、姫ライブリーチ等のスーパーリーチ演出が実行され、図柄表示領域208a〜208cには、大当り図柄態様が停止表示される。
次に、図31(1a)、(1b)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図31(1a)、(1b)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図31(1a)は、特図変動遊技が実行中である状態を示している。本例では、装飾図柄表示装置208の表示領域右下方に本の絵柄のチュートリアル表示(説明表示)u1が表示されている。チュートリアル表示u1には、遊技の仕方、演出の説明、キャラクタの説明等が表示される。本例では、チュートリアル表示u1内に「剣豪は殿の宿敵です」の文字列画像が表示されて、剣豪の説明表示が表示されている。
図31(1a)と図31(1b)との間に図示する黒点は時間の経過を表している。
図31(1b)は、セリフ予告表示k1が表示されている状態を示している。本例では、セリフ予告表示k1は、チュートリアル表示u1の一部にオーバーラップして表示されている。このように、セリフ予告表示は、チュートリアル表示等のキャラクタに関する文字表示の少なくとも一部にオーバーラップして表示されてもよい。
次に、図31(2a)〜(2c)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図31(2a)〜(2c)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図31(2a)は、特図変動遊技が実行中である状態を示している。本例では、セリフ予告表示k4内に「いよいよ」の文字列画像が表示されている。「いよいよ」の文字列画像は、姫m4のセリフを表す文字表示のうちの或る文字表示である。また、ミニゲーム表示o1によるミニゲームでは、矢印画像が態様5円形画像の上方で停止しているので、当該ミニゲームの結果は態様4円形画像に対応する当り及び態様5円形画像に対応する当りの獲得となる。態様4円形画像に対応する当りは2回目のセリフ予告表示の開始であり、態様5円形画像に対応する当りは、2回目のセリフ予告表示がセリフ予告表示k4内で表示されることである。本例ではミニゲームの結果として態様4円形画像及び態様5円形画像に対応する当り獲得の結果が導出されると、後述する図31(2c)に示すようにセリフ予告表示k4内に2回目のセリフ予告表示が表示開始される。
図31(2b)は、セリフ予告表示k4内の文字列画像が消去された状態を示している。
図31(2c)は、セリフ予告表示k4内に「継続!!」の文字列画像が表示された状態を示している。「継続!!」の文字列画像は、姫m4のセリフを表す文字表示のうちの或る文字表示であって、2回目のセリフ予告表示である。
次に、図31(3a)〜(3d)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図31(3a)〜(3d)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図31(3a)は、特図変動遊技が実行中である状態を示している。本例では、装飾図柄表示装置208の表示領域の右下角部に遊技者のパチンコ機100の打ち込み程度を表すレベル表示u2が表示されている。本例のレベルは、「LV:10」である。レベル表示u2内のゲージが満タンとなるとレベルが1上がるようになっている。
図31(3b)は、ミニゲーム表示o1によるミニゲームは終了した状態を示している。矢印画像が態様4円形画像の上方で停止しているので、当該ミニゲームの結果は態様4円形画像に対応する当り獲得となる。態様4円形画像に対応する当りは、遊技者のレベルを上げるための経験値を10ポイント獲得することである。
図31(3c)は、遊技者が10ポイントを獲得している状態を示している。ミニゲーム表示o付近から経験値表示u3がレベル表示u2に向かって移動している。経験値表示u3は、楕円形枠表示内に「+10」の文字を含み、経験値を10獲得したことを報知している。
図31(3c)は、遊技者が10ポイントを獲得した状態を示している。レベル表示u2内のゲージが経験値10の分だけ増えている。
上記演出例では、ミニゲームで当りとなると、2回目のセリフ予告表示、ゲージ画像g1〜g3のメーターアップ、セリフ予告表示の内容変化(図31(2a)〜(2c))、経験値アップの演出表示が行われる。ミニゲームで当りとなった場合には、これらの演出のうち少なくとも2つの演出を組み合わせて行ってもよい。なお、レベル表示u2は、常に表示されていてもよい。また、レベル表示u2は、設けられていなくてもよいし、表示されなくてもよい。
次に、図31(4a)〜(4d)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図31(4a)〜(4d)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図31(4a)は、特図変動遊技が実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示領域の右下方にはセリフ予告表示の履歴を報知する履歴表示v1、v2、v3が表示されている。履歴表示v1〜v3は略正方形状を有しており、左側から、履歴表示v1、履歴表示v2、履歴表示v3の順に横方向に並んで表示される。履歴表示v1には1回前のセリフ予告表示のキャラクタ画像が表示され、履歴表示v2には2回前のセリフ予告表示のキャラクタ画像が表示され、履歴表示v3には3回前のセリフ予告表示のキャラクタ画像が表示される。図31(4a)では、履歴表示v1、v2内には姫が表示されており、履歴表示v3内には爺が表示されている。
図31(4b)は、セリフ予告表示k4が履歴として表示されている状態を示している。セリフ予告表示k4のキャラクタである姫が、姫m4から履歴表示v1内に向かって移動している。図中、移動中の姫の左方に図示する右下向き矢印は、当該姫の軌跡及び移動方向を示している。また、当該姫に押し出されるようにして、履歴表示v1内の姫が履歴表示v2内に向かって移動し、履歴表示v2内の姫が履歴表示v3内に向かって移動している。履歴表示v3内に表示されていた爺は消去されている。
図31(4c)は、姫の移動が完了した状態を示している。履歴表示v1〜v3内には姫が表示されている。本例では、履歴表示v1〜v3内に同じキャラクタ画像が表示されると、予告アイテムの獲得となる。
図31(4d)は、予告アイテムu1を獲得した状態を示している。予告アイテムu1は、宝箱の絵柄をしており、装飾図柄表示装置208の表示領域の右上角部でストック表示される。予告アイテムには、例えば、疑似連演出が開始される疑似連アイテム、演出表示のタイトル態様(色)がより大当り信頼度の高い態様となる昇格となる昇格アイテム、カットイン演出がより大当り信頼度の高い態様となる昇格アイテムなどがある。また、特定のキャラクタ(例えば、図18に示すスタッフ)は履歴表示v1〜v3に履歴として表示されなくてもよいし、2回目のセリフ予告表示は、履歴表示v1〜v3に履歴として表示されなくてもよい。
次に、図32(1)〜(4)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図32(1)〜(4)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図32(1)は、特図変動遊技が非実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の図柄表示領域208a〜208cには、特図1変動遊技の当否判定結果がはずれであったことを示す、はずれの場合の図柄組合せ「装飾2−装飾4−装飾7」が停止表示されている。また、第五図柄表示領域hには、「2−4−7」の組み合わせの第五図柄が停止表示されている。また、態様1円形の態様で保留アイコンf1、f2が表示されている。また、演出ステージは晴れステージである。
図32(2)は、不図示の特図1表示装置212により特図1変動遊技が開始されたことに伴い、装飾図柄の変動表示、第四図柄、および第五図柄の変動表示が開始された状態を示している。また、当該特図1変動遊技の開始に伴い、保留アイコン減少アニメーションが実行され、特図1保留アイコン表示領域fの第1領域に表示されていた保留アイコンf1が変動アイコンe1となって変動アイコン表示領域eに移動し、特図1保留アイコン表示領域fの第2領域に表示されていた保留アイコンf2が特図1保留アイコン表示領域fの第1領域に移動する。
図32(3)は、可動体700が上方に移動して右回りに回転している状態を示している。可動体700は回転可能であってもよい。また、可動体700は、態様3に発光している。
図32(4)は、演出ステージが曇りステージに変化した状態を示している。本例では、演出ステージが変化する前に可動体700の移動動作が行われる。曇りステージとなるので、装飾図柄表示装置208の太陽の画像が雲の画像に切り替わり、曇りステージに対応する背景画像に切り替わる。本例では、演出ステージは、可動体700が初期位置に復帰した後に変化する。なお、演出ステージは、可動体700が初期位置への移動中に変化してもよいし、初期位置への移動完了と同時に変化してもよい。可動体700は初期位置に復帰すると態様1の発光に戻る。
次に、図32(5)〜(7)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図32(5)〜(7)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図32(5)は、特図変動遊技が実行中に可動体700の回転動作が行われている状態を示している。また、演出ステージは晴れステージである。
図32(6)は、演出ステージが殿ZONEステージに変化した状態を示している。本例では、演出ステージが変化する前に可動体700の移動動作が行われる。殿ZONEステージとなるので、装飾図柄表示装置208の太陽の画像が雲と雷の画像に切り替わり、「〜殿ZONE〜」及び「殿ZONE」の文字列画像が表示され、殿ZONEステージに対応する背景画像に切り替わる。殿ZONEは、予告用のステージであり、晴れステージや曇りステージよりも大当り信頼度の高い演出ステージである。なお、殿ZONEの予告は、当該変動の予告であってもよいし、先読み予告であってもよい。本例では、演出ステージは、可動体700が初期位置に復帰した後に変化する。なお、演出ステージは、可動体700が初期位置への移動中に変化してもよいし、初期位置への移動完了と同時に変化してもよい。可動体700は初期位置に復帰すると態様1の発光に戻る。
図32(7)は、殿ZONEの演出ステージが実行されている状態を示している。装飾図柄表示装置208の表示領域には、「超殿ZONE>殿ZONEの順に期待できるぞ」の文字列画像が表示されており、殿ZONEよりも超殿ZONEの方が大当り信頼度の高いことが報知されている。このように、予告専用の演出ステージが複数設けられていてもよい。
次に、図32(8)〜(11)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図32(8)〜(11)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図32(8)は、特図変動遊技が実行中にセリフ予告表示k4が表示されている状態を示している。また、演出ステージは晴れステージである。
図32(9)は、可動体700が上方に移動して右回りに回転している状態を示している。また、可動体700は、態様3に発光している。また、ミニゲーム表示o1によりミニゲームが行われている。
図32(10)は、演出ステージが殿ZONEステージに変化した状態を示している。本例では、セリフ予告表示の表示中に演出ステージが切り替わる。演出ステージが殿ZONEに切り替わると、セリフ予告表示k4、姫m4、キャラクタ名表示n4、ミニゲーム表示o1が消去される。このため、ミニゲーム表示o1のミニゲームの結果が導出される前に当該ミニゲームは中止される。
図32(11)は、殿ZONEの演出ステージが実行されている状態を示している。本例のように、ミニゲームの結果が導出される前に当該ミニゲームの表示が消去される場合がある。このように、ミニゲームの結果としてはずれの結果が導出されるよりも前に、ミニゲームについての表示が消去される場合がある。
次に、図32(12)〜(15)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図32(12)〜(15)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図32(12)は、特図変動遊技が実行中にセリフ予告表示k4が表示されている状態を示している。また、演出ステージは晴れステージである。
図32(13)は、可動体700が上方に移動して右回りに回転している状態を示している。また、可動体700は、態様3に発光している。また、ミニゲーム表示o1によりミニゲームが行われている。
図32(14)は、演出ステージが殿ZONEステージに変化するかもしれないと煽る演出表示が表示されている状態を示している。本例では、演出ステージが殿ZONEに切り替わるかもしれないと煽る演出表示中では、セリフ予告表示k4、姫m4、キャラクタ名表示n4、ミニゲーム表示o1が消去される。このため、ミニゲーム表示o1のミニゲームの結果が導出される前に当該ミニゲームは中断される。
図32(15)は、殿ZONEに演出ステージが移行せずに演出ステージが晴れステージで継続された状態を示している。本例のように、殿ZONEに切り替わるかもしれないと煽る演出表示が終了すると、セリフ予告表示k4、姫m4、キャラクタ名表示n4、ミニゲーム表示o1の表示が再開される。ミニゲームは中断時点から再開される。このように、ミニゲームが中断されてその後再開される場合がある。
次に、図33(1a)〜(1d)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図33(1a)〜(1d)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図33(1a)は、特図変動遊技が実行中である状態を示している。本例では、セリフ予告表示k4内に「いよいよ」の文字列画像が表示されている。「いよいよ」の文字列画像は、姫m4のセリフを表す文字表示のうちの或る文字表示である。また、ミニゲーム表示o1によるミニゲームが実行されている。
図33(1b)は、セリフ予告表示k4の一部にオーバーラップしてボタン画像u4が表示された状態を示している。ボタン画像u4は、チャンスボタン136の外観を模した態様であり、チャンスボタン136の操作を促す画像である。また、ボタン画像は態様5の態様で表示されている。また、ボタン画像の上方には下向きの矢印画像と「押せ!!」の文字列画像が表示されており、チャンスボタン136が態様5で発光し、チャンスボタン136の押下が促されている。なお、本例では、操作有効期間を示すメータ画像は表示されない。
図33(1c)は、ミニゲーム表示o1のミニゲームが終了した状態を示している。矢印画像は最右方の態様5円形画像上方で停止している。
図33(1d)は、チャンスボタン136が押下された状態を示している。本例では、チャンスボタン136が押下されると、アイテムu5の獲得となる。アイテムu5は、保留アイコンの変化に関するアイテムである。
次に、図33(2a)〜(2c)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図33(2a)〜(2c)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図33(2a)は、特図変動遊技が実行中である状態を示している。本例では、セリフ予告表示k4内に「いよいよ」の文字列画像が表示されている。また、ミニゲーム表示o1によるミニゲームが実行されている。
図33(2b)は、セリフ予告表示k4の一部にオーバーラップしてボタン画像u4とその下方にセリフ予告表示k4にオーバーラップして操作有効期間を示すメータ画像が表示された状態を示している。また、ボタン画像u4の上方には、左から、「A」の選択肢に対応する画像、「B」の選択肢に対応する画像、「C」の選択肢に対応する画像が表示されている。図33(2b)では、「A」の選択肢が選択されており、「A」の選択肢に対応する画像にカーソル表示が表示されている。遊技者は、設定操作部137の左右キーを操作してカーソル表示を移動させて、「A」、「B」、「C」の選択を選択することができる。例えば、「A」の選択肢にカーソルが表示されている状態でチャンスボタン136が押下されると「A」が選択される。また、ボタン画像は態様5の態様で表示されている。また、ボタン画像の上方には下向きの矢印画像と「選択せよ!!」の文字列画像が表示されており、チャンスボタン136が態様5で発光し、チャンスボタン136の押下が促されている。
図33(2c)は、「B」の選択肢に対応する画像が選択されている状態を示している。遊技者は、図33(2b)の状態から設定操作部137の右ボタンを1回操作することで、「B」の選択肢に対応する画像にカーソル表示を移動させることができる。なお、設定操作部137およびチャンスボタン136の操作が有効となるのは、メータ画像で示す操作有効期間中である。
このように、セリフ予告表示にオーバーラップしてボタン画像やメータ画像が表示される場合がある。また、「A」〜「C」の選択肢は、獲得できるアイテムの選択であったり、リーチ演出の選択であったりしてもよい。なお、カーソル表示が自動で「A」、「B」、「C」の順に高速で移動表示しており、チャンスボタン136が押下されることでカーソル表示を停止させて選択肢が決定されてもよいし、この場合には、チャンスボタン136の押下タイミングによって選択される選択肢が異なっていてもよいし、チャンスボタン136の押下タイミングに関わらずに選択される選択肢が抽選で決定されていてもよい。
次に、図33(3a)〜(3d)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図33(3a)〜(3d)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図33(3a)は、特図変動遊技が実行中にセリフ予告表示k4、k5が表示されている状態を示している。セリフ予告表示k5内には「殿ZONEに突入じゃ」の文字列画像が表示されており、殿ZONEに突入することが予告されている。また、ミニゲーム表示o2のミニゲームは開始されていない。また、演出ステージは晴れステージである。
図33(3b)は、可動体700が上方に移動して右回りに回転している状態を示している。また、可動体700は、態様3に発光している。また、ミニゲーム表示o2のミニゲームは開始されない。本例のように、殿ZONEに突入する直前ではミニゲームは開始されない。
図33(3c)は、演出ステージが殿ZONEステージに変化した状態を示している。本例では、セリフ予告表示の表示中に演出ステージが切り替わる。演出ステージが殿ZONEに切り替わると、セリフ予告表示k4、k5、姫m4、殿m5、キャラクタ名表示n4、n5、ミニゲーム表示o1、02が消去される。このため、ミニゲーム表示o2は、ミニゲームが開始されないまま消去される。
図33(3d)は、殿ZONEの演出ステージが実行されている状態を示している。本例のように、ミニゲームが開始される前に当該ミニゲームの表示が消去される場合がある。
次に、図33(4a)〜(4c)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図33(4a)〜(4c)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図33(4a)は、特図変動遊技が実行中にセリフ予告表示k4が表示されている状態を示している。ミニゲーム表示o1のミニゲームでは、態様5円形画像上に矢印が停止しているので、ミニゲームの結果は当りである。このため、2回目のセリフ予告表示が表示されるので、セリフ予告表示k5が表示開始されている。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の右上角部には殿を含む星型のマーク表示u7が表示されている。マーク表示u7は、殿ZONEに移行することを報知するアイテム表示である。
図33(4a)と図33(4b)との間に図示する黒点は時間の経過を表している。
図33(4b)は、セリフ予告表示k5が表示された状態を示している。セリフ予告表示k5内には「殿ZONEに突入じゃ」の文字列画像が表示されている。また、マーク表示u7にオーバーラップしてエフェクト画像u8が表示されている。エフェクト画像u8は、マーク表示u7のアイテムが使用された場合に表示される。本例では、2回目のセリフ予告表示k5及びマーク表示u7で殿ZONEへの移行が予告されている。
図33(4c)は、ミニゲーム表示o2が表示された状態を示している。本例では、この後、殿ZONEに移行するためミニゲーム表示o2のミニゲームは開始されない。なおこの後、殿ZONEに移行する場合であってもミニゲーム表示o2のミニゲームが開始されてもよい。この場合、ミニゲーム表示o2のミニゲームで当りとなった場合に、セリフ予告表示k5内に「殿ZONEに突入じゃ」の文字列画像が表示されてもよい。
次に、図34(1)〜(5)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図34(1)〜(5)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図34(1)は、特図変動遊技が非実行中である状態を示している。装飾図柄表示装置208の図柄表示領域208a〜208cには、特図1変動遊技の当否判定結果がはずれであったことを示す、はずれの場合の図柄組合せ「装飾2−装飾4−装飾7」が停止表示されている。また、第五図柄表示領域hには、「2−4−7」の組み合わせの第五図柄が停止表示されている。また、態様1円形の態様で保留アイコンf1、f2が表示されている。
図34(2)は、不図示の特図1表示装置212により特図1変動遊技が開始されたことに伴い、装飾図柄の変動表示、第四図柄、および第五図柄の変動表示が開始された状態を示している。また、当該特図1変動遊技の開始に伴い、保留アイコン減少アニメーションが実行され、特図1保留アイコン表示領域fの第1領域に表示されていた保留アイコンf1が変動アイコンe1となって変動アイコン表示領域eに移動し、特図1保留アイコン表示領域fの第2領域に表示されていた保留アイコンf2が特図1保留アイコン表示領域fの第1領域に移動する。
また、図34(2)では、タイマ予告表示u9が表示されている。タイマ予告表示u9は所定時間のカウントダウン表示を行い、時間が0になると可動体等が動作する所定の演出が実行される。タイマ予告表示u9は態様6(図34では縦ハッチングで示す(例えば、金色))の態様である。タイマ予告表示u9の大当り信頼度は、低い順から、態様1、白点滅、態様3、態様4、態様5、態様6、態様7の順である。タイマ予告表示は、大当り信頼度が高いほど大きな表示サイズで表示される。本例のタイマ予告表示u9は、態様7であるので、相対的に大きな表示サイズで表示される。また、図34(2)では、タイマ予告表示u9内には「準備中」の文字列画像が表示されており、当該タイマ予告表示u9は、カウントダウン開始前の準備中表示である。当該タイマ予告表示u9は、図43(b)や図67(a2)に示す第1準備中画像RDYや図67(a2)に示す第3準備中画像RDY3等に相当する表示である。本例のパチンコ機100は、図43や図67(a2)に示すタイマ予告演出を表示可能である。
図34(3)は、セリフ予告表示が表示開始される前に、セリフ予告表示の態様が特定可能な表示j4が表示された状態を示している。表示j4の一部は、タイマ予告表示u9にオーバーラップして表示されている。なお、表示j4の全体がタイマ予告表示u9にオーバーラップされる場合がある。
図34(4)は、セリフ予告表示k4が表示開始された状態を示している。セリフ予告表示k4の一部は、タイマ予告表示u9にオーバーラップして表示されている。
図34(5)は、巻物が右方向に開くアニメーションでセリフ予告表示k4が表示されている状態を示している。セリフ予告表示k4の一部は、タイマ予告表示u9にオーバーラップして表示されている。
図34(5)と図34(6)との間に図示する黒点は時間の経過を表している。
図34(6)は、セリフ予告表示k4の左端部にオーバーラップして、姫m4と、「姫」の文字画像を含むキャラクタ名表示n4が表示された状態を示している。セリフ予告表示k4の一部、姫m4の一部、キャラクタ名表示n4の一部がタイマ予告表示u9にオーバーラップして表示されている。
図34(7)は、タイマ予告表示u9が下方に移動した状態を示している。タイマ予告表示u9のカウントダウン表示が開始される前にタイマ予告表示u9が移動表示される。
図34(7)は、タイマ予告表示u9のカウントダウン表示が開始された状態を示している。本例では、99秒のカウントダウンが行われる。
次に、図34(9)〜(13)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図34(9)〜(13)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図34(9)は、特図変動遊技が実行中にセリフ予告表示k4が表示されている状態を示している。
図34(10)は、フリーズ演出表示が開始された状態を示している。本例のフリーズ演出表示は、装飾図柄の変動表示及び第五図柄の変動表示以外の表示がフリーズすることで時間が止まったかのように遊技者に見せる演出表示である。フリーズ演出表示が開始されると、時計表示u10が表示され、フリーズ演出表示の実行時間が計測表示される。時計表示u10は、セリフ予告表示k4の一部にオーバーラップして表示される。
図34(11)は、フリーズ演出表示が実行されている状態を示している。
図34(11)と図34(12)との間に図示する黒点は時間の経過を表している。
図34(12)は、フリーズ演出表示が実行されている状態を示している。
図34(12)は、フリーズ演出表示が終了した状態を示している。本例のフリーズ演出表示は1分間行われる。セリフ予告表示k4は、フリーズ演出表示中に終了している時間となるので、フリーズ演出表示の終了後に消去される。また、フリーズ演出表示中に行われるはずであったミニゲームの結果のみ反映されている。このため、ゲージ画像g3が2つ溜まった状態となる。なお、フリーズ演出表示の長さには、本例のように1分間である場合や、1分より長い場合や、1分未満の場合や、ショートフリーズと称される相対的に短い(例えば、数秒)の場合がある。ショートフリーズの場合には、ミニゲームの矢印の移動表示が省略されず、フリーズ演出表示の実行時間が計測表示されない。
本例によるパチンコ機100は、図16等に示すセリフ予告表示を表示可能であり、セリフ予告表示に関連してミニゲームを行うことができる。本例によるパチンコ機100は、図35に示す準備中予告演出や、図43に示すタイマ予告演出を実行可能である。例えば、セリフ予告表示の表示中や、セリフ予告表示の表示と同一の図柄変動表示内で準備中予告演出やタイマ予告演出を実行してもよい。また、本例によるパチンコ機100は、図35に示す準備中予告演出に関連する図36〜図40、図42、図44〜図46、図48、図50〜図55に示す準備中予告演出を実行可能であり、セリフ予告表示の表示中やセリフ予告表示の表示と同一の図柄変動表示内でこれらの準備中予告演出を実行してもよい。
本例によるパチンコ機100は、図16等に示すセリフ予告表示を表示可能であり、セリフ予告表示に関連してミニゲームを行うことができる。本例によるパチンコ機100は、図71に示す会話予告表示を実行可能である。例えば、セリフ予告表示の表示中や、セリフ予告表示の表示と同一の図柄変動表示内で図71に示す会話予告表示を実行してもよい。また、本例のパチンコ機100は、セリフ予告表示の表示が開始されるよりも前に、図71(6)に示すようなセリフ予告表示に含まれるキャラクタを示唆する表示可能である。また、本例によるパチンコ機100は、図71に示す会話予告表示に関連する図72〜図90に示す会話予告表示を実行可能であり、セリフ予告表示の表示中やセリフ予告表示と同一の図柄変動表示内でこれらの会話予告表示を実行してもよい。
本例によるパチンコ機100は、図16等に示すセリフ予告表示を表示可能であり、セリフ予告表示に関連してミニゲームを行うことができる。本例によるパチンコ機100は、図92に示すメータ増加演出とアイテム付与演出を実行可能である。例えば、セリフ予告表示の表示中や、セリフ予告表示の表示と同一の図柄変動表示内でメータ増加演出とアイテム付与演出を実行してもよい。また、本例によるパチンコ機100は、図92に示すに示すメータ増加演出とアイテム付与演出に関連する図93〜図98、図102〜図115に示すメータ増加演出とアイテム付与演出を実行可能であり、セリフ予告表示の表示中やセリフ予告表示と同一の図柄変動表示内でこれらのメータ増加演出とアイテム付与演出を実行してもよい。
本例によるパチンコ機100は、図16等に示すセリフ予告表示を表示可能であり、セリフ予告表示に関連してミニゲームを行うことができる。本例によるパチンコ機100は、図116に示す吹き出し表示の表示中にも実行されている可動体1、2の動作演出を実行可能である。例えば、セリフ予告表示の表示中や、セリフ予告表示の表示と同一の図柄変動表示内で図116に示す可動体1、2を動作させて、セリフ予告表示の少なくとも一部を可動体1、2でオーバーラップする演出動作を実行してもよい。また、本例によるパチンコ機100は、図116に示す可動体1、2の演出動作に関連する図117、図118に示す可動体1、2の演出動作を実行可能であり、セリフ予告表示の表示中やセリフ予告表示と同一の図柄変動表示内でこれらの演出動作を実行してもよい。
本例によるパチンコ機100は、図16等に示すセリフ予告表示を表示可能であり、セリフ予告表示に関連してミニゲームを行うことができる。本例によるパチンコ機100は、図149に示す吹き出し表示の演出表示を実行可能である。例えば、セリフ予告表示の表示中や、セリフ予告表示の表示と同一の図柄変動表示内で図149に示す吹き出し表示の演出表示を実行してもよい。また、本例によるパチンコ機100は、図149に示す吹き出し表示の演出表示に関連する図150〜図169に示す吹き出し表示の演出表示を実行可能であり、セリフ予告表示の表示中やセリフ予告表示と同一の図柄変動表示内でこれらの吹き出し表示の演出表示を実行してもよい。
本例によるパチンコ機100は、図16等に示すセリフ予告表示を表示可能であり、セリフ予告表示に関連してミニゲームを行うことができる。本例によるパチンコ機100は、図170に示す(g)〜(p)に示す疑似連演出を実行可能である。例えば、セリフ予告表示の表示中や、セリフ予告表示の表示と同一の図柄変動表示内で疑似連演出を実行してもよい。また、本例によるパチンコ機100は、図170に示す疑似連演出に関連する図170〜図184に示す演出表示を実行可能であり、セリフ予告表示の表示中やセリフ予告表示と同一の図柄変動表示内でこれらの演出表示を実行してもよい。
次に、以上説明したパチンコ機100の特徴的構成について再度図1乃至図34を参照しつつ説明する。
(A1)
表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、或る種類のセリフ予告表示(例えば、セリフ予告表示k1、k4、k6)を表示可能な手段であり、
前記或る種類のセリフ予告表示は、或るキャラクタに関する内容の文字表示を含む場合がある表示であり、
前記或る種類のセリフ予告表示に関連して或るミニゲーム(例えば、ミニゲーム表示o1によるミニゲーム)が開始される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成の遊技台によれば、キャラクタに関する内容の文字表示を含む第一の表示k1を表示することで、第一の表示を初心者の遊技者に注目させることができ、また、第一の表示に関連してミニゲームを行うことで、ミニゲームを遊技者に着目させやすくすることができる場合がある。
(A2)
上記A1に記載の遊技台であって、
操作手段(例えば、チャンスボタン136)を備え、
前記操作手段の操作によらずに或るミニゲームの結果が導出可能に構成されており、
或るミニゲームの結果として或る結果(例えば、当りの結果)(以下、「第一の結果」という。)が導出されると、或る演出表示の表示が開始されるように構成されており、
或るミニゲームの結果として前記第一の結果とは別の或る結果(例えば、はずれの結果)(以下、「第二の結果」という。)が導出されると、或る演出表示の表示が開始されないように構成されており、
前記第二の結果の導出によって或る演出表示の表示が開始されなかった変動表示よりも、前記第一の結果の導出によって或る演出表示の表示が開始された変動表示の方が、最終的に大当り態様で確定表示されやすく構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(A3)
上記A2に記載の遊技台であって、
前記或る種類のセリフ予告表示は、吹き出しを含む表示(例えば、セリフ予告表示k1、k4、k6の吹き出し表示)であり、
前記吹き出しは複数種類の態様で表示される場合があり、
前記複数種類の態様のうちの一の態様は、第一の態様(例えば、態様3)であり、
前記複数種類の態様のうちの一の態様は、第二の態様(例えば、態様4)であり、
前記第一の態様と前記第二の態様は別の態様であり、
前記吹き出しの態様が前記第一の態様の前記或る種類のセリフ予告表示に関連して開始される或るミニゲームよりも、前記吹き出しの態様が前記第二の態様の前記或る種類のセリフ予告表示に関連して開始される或るミニゲームの方が、前記第一の結果が導出されやすく構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(A4)
上記A3に記載の遊技台であって、
前記吹き出しにおいて或るミニゲーム(例えば、ミニゲーム表示o1のミニゲーム)が行われるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(A5)
上記A3またはA4に記載の遊技台であって、
キャラクタ(例えば、婆、爺、殿)のセリフを表す或る種類の文字表示が前記吹き出しにおいて表示可能に構成されており、
前記或る種類の文字表示として複数種類の文字表示を表示可能に構成されており、
前記複数種類の文字表示のうちの一の文字表示は、第一の文字表示(例えば、「殿は八代将軍じゃ」)であり、
前記複数種類の文字表示のうちの一の文字表示は、第二の文字表示(例えば、「大福によく合う」)であり、
前記第一の文字表示と前記第二の文字表示は別の文字表示であり、
前記第二の文字表示が表示されずに前記第一の文字表示が表示された変動表示よりも、前記第二の文字表示が表示された変動表示の方が、最終的に大当り態様で確定表示されやすく構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(A6)
上記A3乃至A5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記或る種類のセリフ予告表示の表示が開始されるよりも前に、前記吹き出しの態様を示唆する表示(例えば、表示j1、j4)を行うように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(A7)
上記A2乃至A6のいずれか一項に記載の遊技台であって、
或る演出表示は、前記或る種類のセリフ予告表示のうちの或る表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(A8)
上記A2乃至A7のいずれか一項に記載の遊技台であって、
或るミニゲームが開始された後であって結果が導出されるよりも前に、該或るミニゲームについての表示が消去される場合がある(例えば、図32(10)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(A9)
上記A2乃至A8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
図柄変動表示を表示可能な図柄表示手段(例えば、特図1表示装置212や特図2表装置214)を備え、
前記表示手段は、図柄変動表示に対応して装飾図柄の変動表示を表示可能に構成されており、
前記図柄表示手段は、最終的にハズレ図柄態様が確定表示される図柄変動表示(以下、「ハズレ図柄変動表示」という。)を表示可能に構成されており、
前記図柄表示手段は、最終的に大当り図柄態様が確定表示される図柄変動表示(以下、「大当り図柄変動表示」という。)を表示可能に構成されており、
前記表示手段は、前記ハズレ図柄変動表示に対応して表示される装飾図柄の変動表示(以下、「ハズレ変動表示」という。)を表示可能に構成されており、
前記表示手段は、前記大当り図柄変動表示に対応して表示される装飾図柄の変動表示(以下、「大当り変動表示」という。)を表示可能に構成されており、
前記ハズレ変動表示は、最終的に、或る組合せの(例えば、はずれの場合の組合せ)装飾図柄の確定表示(以下、「第一の確定表示」という。)を表示する変動表示であり、
前記大当り変動表示は、最終的に、前記第一の確定表示とは別の或る組合せ(例えば、当りの場合の組み合わせ)の装飾図柄の確定表示(以下、「第二の確定表示」という。)を表示する変動表示であり、
前記ハズレ図柄変動表示の終了に対応して前記第一の確定表示の表示が開始されるように構成されており、
前記大当り図柄変動表示の終了に対応して前記第二の確定表示の表示が開始されるように構成されており、
請求項2に記載の「前記第二の結果の導出によって或る演出表示の表示が開始されなかった変動表示よりも、前記第一の結果の導出によって或る演出表示の表示が開始された変動表示の方が、最終的に大当り態様で確定表示されやすく構成されている、」とは、「前記第二の結果の導出によって或る演出表示の表示が開始されなかった装飾図柄の変動表示よりも、前記第一の結果の導出によって或る演出表示の表示が開始された装飾図柄の変動表示の方が、前記第二の確定表示が表示されやすく構成されている、」
のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(A10)
上記A2乃至A9のいずれか一項に記載の遊技台であって、
或るミニゲームが開始されるよりも前に、或る演出表示が表示されることを示唆する表示(例えば、表示j2)を表示可能に構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(A11)
上記A2乃至A10のいずれか一項に記載の遊技台であって、
タイマ予告演出(例えば、タイマ予告表示u9のタイマ予告演出)を実行可能に構成されており、
前記タイマ予告演出に関連して、前記或る演出表示が表示される場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(A12)
上記A2乃至A11のいずれか一項に記載の遊技台であって、
或る演出表示は、前記第一の結果の導出によってのみ表示が開始される表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(A13)
上記A1乃至A12のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、複数種類の或るキャラクタを表す表示を表示可能な手段であり、
前記複数種類の或るキャラクタを表す表示のうちの一の表示は、第一のキャラクタ表示(例えば、姫)であり、
前記複数種類の或るキャラクタを表す表示のうちの一の表示は、第二のキャラクタ表示(例えば、殿)であり、
前記第一のキャラクタ表示と前記第二のキャラクタ表示は別の表示であり、
前記表示手段は、複数種類の装飾図柄を表示可能な手段であり、
前記複数種類の装飾図柄のうちの或る装飾図柄は、前記第一のキャラクタ表示を含む装飾図柄(以下、「或る装飾図柄」という。)であり、
前記或る種類のセリフ予告表示のうちの或るセリフ予告表示(例えば、図30(10)に示す姫m6のセリフ予告表示k6)は、前記第二のキャラクタ表示を含む表示(以下、「或るセリフ予告表示」という。)であり、
前記或る装飾図柄を含む或るチャンス目(以下、「或るチャンス目」という。)を表示可能に構成されており、
前記或るチャンス目が停止表示した後に、前記或るセリフ予告表示が表示されるように構成されている(例えば、図30(7)〜(10)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(A14)
上記A13に記載の遊技台であって、
前記或るチャンス目が停止表示する前に、チャンス目ではない装飾図柄の組合せの表示(例えば、図30(5)に示す「装飾2−装飾5−装飾7」)(以下、「非或るチャンス目」という。)が停止表示される場合があり、
前記非或るチャンス目を前記或るチャンス目に変化させる演出(例えば、図30(5)に示す演出)を実行可能に構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(A15)
上記A13またはA14に記載の遊技台であって、
複数種類の演出状態のうちの或る演出状態において、前記或るチャンス目を表示可能に構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(A16)
上記A1乃至A15のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記或る種類のセリフ予告表示は、複数種類のキャラクタのうちのいずれかのキャラクタを含む表示であり、
前記或る種類のセリフ予告表示の表示が開始されるよりも前に、該或る種類のセリフ予告表示に含まれるキャラクタを示唆する表示(例えば、図71に示すキャラクタ画像g2)を表示可能に構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(A17)
上記A1乃至A16のいずれか一項に記載の遊技台であって、
上記A1に記載の「前記或る種類のセリフ予告表示に関連して或るミニゲームが開始される場合がある、」とは、「前記或る種類のセリフ予告表示の表示が開始された後、該或る種類のセリフ予告表示の表示が終了されるよりも前に、或るミニゲームが開始される場合がある、」のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(A18)
上記A1乃至A17のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記或る種類のセリフ予告表示(以下、「第一の種類のセリフ予告表示」という。)とは別の種類のセリフ予告表示(以下、「第二の種類のセリフ予告表示」という。)を表示可能に構成されており、
前記第一の種類のセリフ予告表示(例えば、セリフ予告表示k1、k2、k4、k5、6)と前記第二の種類のセリフ予告表示(例えば、例えば、セリフ予告表示s1)の両方の表示が表示されている状態があり、
前記第一の種類のセリフ予告表示と前記第二の種類のセリフ予告表示のうちの該第二の種類のセリフ予告表示のみが表示される場合には、或るミニゲームが開始されないように構成されている(例えば、図25(18)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、セリフ予告表示に関連して必ずミニゲームが開始されるように構成すると、遊技に慣れてきた遊技者はセリフ予告表示に着目しなくなりがちになるので、セリフ予告表示を表示する場合にミニゲームを開始しない場合があるようにすることで、遊技に慣れてきた遊技者にセリフ予告表示に着目させることができる場合がある。
(A19)
上記A18に記載の遊技台であって、
操作手段を備え、
前記操作手段の操作の応答表示として、前記第二の種類のセリフ予告表示のうちの或るセリフ予告表示の表示が開始されるように構成されており、
前記操作手段の外観を表す表示(以下、「操作表示」という。)が表示されている状態において前記操作手段の操作が行われると、応答表示として前記第二の種類のセリフ予告表示のうちの或るセリフ予告表示の表示が開始されるように構成されており、
前記第一の種類のセリフ予告表示の少なくとも一部の表示が、前記操作表示によってオーバーラップされる、
ことを特徴とする遊技台。
(A20)
上記A1乃至A19のいずれか一項に記載の遊技台であって、
或るミニゲームは可変表示(例えば、矢印画像の移動表示)を含んでいる、
ことを特徴とする遊技台。
(A21)
上記A1乃至A20のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、
ことを特徴とする遊技台。
(A22)
上記A1乃至A20のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000、2000)である、
ことを特徴とする遊技台。
大当りするかどうかの演出(リーチ演出)をメインゲームと捉えた場合には、メインゲームと並列的に実行可能なミニゲームはサブゲームということもできる。
ミニゲームとして、図36(a4)に示す的TGTへの的当ての演出、ドラム(ルーレット)が回転して所定の結果を報知する演出、敵を倒す演出、図53に示すチビ姫が大量の子分を全滅させることをミッションとするチビ姫無双演出、図53(b)に示す殿と爺の飲み比べ演出、図56(a3)に示すボーリングチャンスの演出、図56(b4)に示すゴルフゲームの演出を実行してもよい。
ミニゲームの表示は、少なくとも文字以外の画像によるアニメーション表示を含み(可変表示を含む)、成功(当り)か失敗(はずれ)かの結果が導出され(例えば、熱→熱い→熱い?という徐々に文字を出すパターン、熱→熱い→熱い!!という徐々に文字を出すパターンの表示)、成功の結果が導出されると他の演出(或る演出表示)が開始される。
複数のセリフ予告表示と2以上のキャラクタの会話が成立するのが会話予告表示である。1のセリフ予告表示は、コメント予告とも称される。
次に、本実施形態に係るパチンコ機100において実行される演出の他の具体例について、図35〜図68を参照しながら説明する。また、以下に示す演出表示は、アニメーションにより行われてもよい。また、以下に示す実施形態は、これまでに示したいずれの実施形態においても適用可能であることはいうまでもない。すなわち、図35〜図68に示す各演出は、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面が不透過状態で行われる演出であって、図35〜図68に示す各演出を実行可能な一台のパチンコ機100において、透過演出や背面側の演出手段と絡めた演出は、図16〜図34を用いた説明した演出になる。なお、図35〜図68に示す符号は、原則として図35〜図68に示す実施例の説明にのみ用いることとし、重複する符号が他の図面に示されている場合であっても、図35〜図68に示す符号を優先する。
図35〜図68は、本実施形態に適用可能なパチンコ機100の装飾図柄表示装置を中心とした演出の変形例を段階的に示す図である。なお、図35〜図68では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220及び普図保留ランプ216については、図示を省略している。また、図35〜図68では、装飾図柄表示装置を3つ横列に並べて配置した例を示している。すなわち、3つの装飾図柄表示装置のうちの中央に配置される第1装飾図柄表示装置208Lと、第1装飾図柄表示装置208Lの左側に配置される第2装飾図柄表示装置208Mと、第1装飾図柄表示装置208Lの右側に配置される第3装飾図柄表示装置208Nとにより表示が行われている。なお、第1装飾図柄表示装置208Lは、メイン表示装置という場合があり、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、サブ表示装置という場合があり、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、幅方向の長さが第1装飾図柄表示装置208Lの略半分の長さよりも短く、また、高さもわずかに短い。また、第2装飾図柄表示装置208Mは、その右端辺部分が第1装飾図柄表示装置208Lの左端辺部分の前面側に重なっており、第3装飾図柄表示装置208Nは、その左端辺部分が第1装飾図柄表示装置208Nの右端辺部分の前面側に重なっている。さらに、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、それぞれ第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って、互いに近接する方向にスライド移動可能に構成されている。また、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、互いに最も近接した状態となった場合に、第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って一体的に回転することができるように構成されている。なお、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208Nの各名称は、各表示装置について装飾図柄が必ずしも変動表示するものではなく、便宜的に名称付けたものであり、表示装置の解釈を狭小するものではないことを念のためここに付言する。また、これらの装飾図柄表示装置(第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N)をまとめたものを演出表示手段とし、演出表示手段は、装飾図柄の変動表示を行ったり、複数種類の演出表示を行ったりするということもできる。なお、本実施形態では、複数の装飾図柄表示装置のそれぞれに様々な画像が表示される例を示しているが、一の装飾図柄表示装置にそれらの全てを表示するように構成してもよい。また、第1装飾図柄表示装置208Lの前面側には、透明の導光板が配置されており、遊技者は導光板を介して第1装飾図柄表示装置208Lの表示状態を視認可能とされている。導光板は、透過領域に所定のレンズカットが施されている。導光板の側端部近傍の適宜位置にはLED等の発光体が設けられ、発光体からの光がレンズカット部分で前方に向けて反射することにより、透過領域が所定の模様で発光しているように見せることができるように構成されている。図35〜図68に示される実施形態では、導光板には所定のエフェクト画像を模した模様のレンズカットが施されている。なお、導光板は光を照射する分の厚みよりも光を遊技者側に向けて屈折させる領域の部分の厚みのほうが薄いように構成されている。そのため、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nの表示状態が視認しやすくなる場合がある。また、導光板が可動するものであってもよい。また、導光板は、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nのうちの少なくとも一つの表示装置よりも手前側に設けられていればよい。また、図35〜図68では、第4図柄表示装置284a1,284a2の様子が示されており、特図1に対応する特図1第4図柄表示装置284a1は、方形状をなしており、特図1の変動表示中では点滅し、特図1の停止表示中では、ハズレの点灯態様又は大当りの点灯態様で点灯する。また、特図2に対応する特図2第4図柄表示装置284a2は、円形状をなしており、特図2の変動表示中では点滅し、特図2の停止表示中では、ハズレの点灯態様又は大当りの点灯態様で点灯する。また、図35〜図68では、スピーカ120及び演出ボタン136,136zの様子が示されている。
図35は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の一例を段階的に示す図である。
図35(a)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にユーザーインタフェイス(UI)部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図35(a)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が2つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、2つの保留アイコンh11,h12が表示されている。なお、変動アイコンh0及び2つの保留アイコンh11,h12は、いずれもデフォルトの表示態様(白色円形の表示態様)となっている。また、変動アイコンh0の右側には、説明表示部としてのチュートリアル表示部TT1が配置されており、遊技や演出に関する様々な情報が表示(チュートリアル表示)が行われ、その内容は適宜のタイミングで更新される。図35(a)に示されるチュートリアル表示部TT1では、「パンダは殿様の師匠」と表示されており、パンダのキャラクタと殿様のキャラクタとの関係について説明がなされている。このチュートリアル表示部TT1は、説明表示に限らず、予告表示やデモ演出表示が行われる場合があり、また、非表示とされる場合もある。ここで、チュートリアル表示として、登場するキャラクタに関する説明、予告(例えば、タイマ予告)に関する説明などが表示される。なお、チュートリアル表示の表示態様(例えば、青字で表示したり、赤字で表示したり等)によって大当り期待度を報知可能に構成してもよい。この場合においては、このチュートリアル表示を予告表示のうちの位置の予告表示としてもよい。本明細書においては、便宜上、説明している表示のことをチュートリアル表示として記載することとする。すなわち、この演出例におけるチュートリアル表示部TT1は、何かを表示する領域ということができる。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が行われている。なお、UI部UI3は、装飾図柄の変動表示中に優先して表示されており、装飾図柄の表示領域とは重ならない領域に設けられているが、装飾図柄の表示領域と重なってもよい。このように、UI部UI3は、保留アイコン表示領域と変動アイコン表示領域とチュートリアル表示部TT1を構成する表示枠として機能している。また、図35(a)に示すUI部UI3は、青色で表示されたデフォルトの表示態様とされており、遊技の進行に応じて表示態様が変化する場合がある。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部に、現在行われているステージ名やリーチ名を表示するための、説明表示部としてのステージ名表示部ST1が配置されている。図35(a)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mの表示画面の中央部には演出ボタン136の操作の受付回数を示す受付回数表示850が表示されている。図35(a)に示す例では、「あと 0回」の文字列画像の受付回数表示850が表示されており演出ボタン136の操作の受付回数は0回である。また、受付回数表示850の下方には演出ボタン136を模したストックボタン画像852が表示されている。ストックボタン画像852には縦方向に均等な間隔で3本の線が引かれており、ストックボタン画像852は4つの領域に分割されている。これらの分割された領域の表示色を白色から例えば緑色に変更することでストックボタン画像852は、メーターとしても機能する。図35(a)に示す例では、ストックボタン画像852の4つの領域はいずれも白色で表示されおり、メーターは0である。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。この殿様のキャラクタをナビキャラという場合がある。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。なお、殿様のキャラクタは常時表示されてもよいし、常時表示されていなくてもよい。また、ステージ名表示部ST1や殿様のキャラクタは、Ui部UI3に含まれる表示であったり、少なくとも一部がUI部UI3之前面側に重なって表示されるように構成してもよい。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、演出可動体の一つである家紋役物224Eが配置されており、演出内容に応じて、上下方向に移動し、また、回転することができるように構成されている。また、家紋役物224Eには、内部にフルカラーLED等の発光手段が内蔵されており、演出内容に応じて様々な発光態様で発光することができる。また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、演出可動体の一つである八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されており、演出内容に応じてそれぞれ上下方向に移動することができるように構成されている。また、八代役物224Fa及び将軍役物224Fbはいずれも内部にフルカラーLED等の発光手段が内蔵されており、演出内容に応じて様々な発光態様で発光することができる。
図35(b)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、UI部UI3のチュートリアル表示部TT1がシャッタ画像による閉鎖動作が行われている様子が示されている。すなわち、或る領域(チュートリアル表示部TT1)での或る表示(説明表示)に換えて他の表示(「準備中」の表示)をする前の表示(シャッタ画像の表示)が行われているということができる。なお、シャッタ画像の表示中にシャッタ画像が表示される前に表示されていた文字表示の少なくとも一部が表示されてもよい。
その後、図35(c)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、シャッタ画像によりチュートリアル表示部TT1が完全に閉鎖された様子が示されている。このシャッタ画像は、後述する準備中画像RDYの表示が開始される前に表示される準備中画像予告表示ということができる。また、シャッタ画像は、チュートリアル表示部TT1において予告表示を行う場合にも表示される場合があってもよい。また、シャッタ画像を複数種類の表示態様で表示可能に構成して、シャッタ画像の表示態様によって大当り期待度が異なるように構成してもよいし、シャッタ画像の表示態様は1種類のみで表示態様のみでは大当り期待度を示さないように構成してもよい。
図35(d)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、シャッタ画像により閉鎖されていたチュートリアル表示部TT1において、シャッタ画像が開放された様子が示されている。このとき、シャッタ画像は、所定の開放アニメにより開放表示される。チュートリアル表示部TT1は、シャッタ画像が開放されると、「準備中」の文字が表示された準備中画像RDYが表示される。換言すれば、準備中画像RDYは、チュートリアル表示部TT1の表示領域に重ねて表示されており、UI部UI3にオーバーラップしているということができる。図35(d)に示すタイミングでは、準備中画像RDYの背景色が緑色とされており、すなわち、図35(d)に示す準備中画像RDYの表示態様は、デフォルトの表示態様とされている。なお、準備中画像RDYは、複数種類の表示態様に変更することができ、準備中画像RDYの表示開始時にデフォルトの表示態様とは異なる表示態様(例えば、背景色が赤色)で表示されてもよいし、デフォルトの表示態様で表示開始された後に別の表示態様に変更する場合があってもよい。また、上述のシャッタ画像を複数種類の表示態様で表示可能な構成の場合においては、準備中画像RDYの表示態様と関連性を持たせてもよい。例えば、シャッタ画像が赤色の場合には赤色の準備中画像RDYが表示される(されやすい)ように構成してもよい。この演出例では、準備中画像RDYが表示されることにより、チュートリアル表示部TT1において或る演出(例えば、タイマ予告やミニゲーム等)が行われる場合があるように構成されている。
図35(e)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、UI部UI3が青色の表示態様から金色の表示態様に変化している様子が示されている。この演出例では、UI部UI3の表示態様が金色の表示態様とされることで、保留アイコンの表示態様が変化しやすいことを示唆している。すなわち、この金色の表示態様のUI部UI3は先読み予告として機能している。このように、UI部UI3が金色の表示態様で表示された場合の方が、青色の表示態様で表示された場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されている。なお、この金色の表示態様のUI部UI3は、当該図柄変動表示の予告として機能する場合があってもよいし、保留アイコンの表示態様の変化予告としてではなく、直接的な先読み予告表示として機能する場合があってもよい。また、UI部UI3の表示態様は、表示態様が変化した保留アイコン(先読み対象の保留アイコン)が消化される以前にデフォルトの態様となるように構成してもよいし、先読み対象変動の当否結果を示す表示(例えば、大当りやハズレであることを示す装飾図柄の表示)が行われた後にデフォルトの態様となるように構成してもよい。
図35(f)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1の右上部分に忍者のキャラクタNJ4が表示されている。この忍者のキャラクタNJ4は、保留アイコンの表示態様が変化される際に表示される場合があるキャラクタである。この演出例では、忍者のキャラクタNJ4が準備中画像RDYが表示されたチュートリアル表示部TT1に重なるようにして表示されており、そのため、準備中画像RDYや忍者のキャラクタNJ4に注目させることができる場合がある。
すると、図35(g)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留変化アニメが開始されており、忍者のキャラクタNJ4が1つ目の保留アイコンh11に向けて手裏剣を投てきし、1つ目の保留アイコンh11に命中した様子が示されている。このとき、エフェクトEF4により、1つ目の保留アイコンh11の全体が覆われ、エフェクトEF4に覆われていない状態に比べて、視認困難状態とされている。なお、このエフェクトEF4は、対象の保留アイコンの隣の保留アイコンにも表示が及んでおり、そのため、図35(g)に示すように、1つ目の保留アイコンh11の隣に配置された2つ目の保留アイコンh12の一部もエフェクトEF4にオーバーラップされている。この演出例では、保留アイコンが変化する前に行われる保留変化アニメが、保留変化事前演出表示として機能してるということができる。なお、この保留変化事前演出表示に、忍者のキャラクタNJ4の表示が含まれていてもよく、すなわち、忍者のキャラクタNJ4の表示が開始されてから保留アイコンの表示態様が変化するまでの一連のアニメーションを保留変化事前演出表示としてもよい。また、忍者のキャラクタNJ4の表示のみを以って保留変化事前演出表示としてもよい。また、保留変化後に表示されている忍者のキャラクタNJ4の表示を保留変化事前演出表示に含めてもよいし、含めなくてもよい。なお、保留変化アニメが行われても保留アイコンの表示態様が変化しない場合があってもよい。また、忍者のキャラクタNJ4に関する演出表示の後に準備中画像RDYの表示が開始される構成であってもよい。逆に、忍者のキャラクタNJ4が準備中画像RDYを出現させる表示を行わないように構成してもよい。また、先読み態様で表示されている保留アイコンがある場合の方が、ない場合よりも、準備中画像RDYが出現しやすくなるように構成されていてもよい。この構成によれば、忍者のキャラクタNJ4が登場した後に保留アイコンが変化した状態の方が準備中画像RDYの出現に期待が持てるようになるので、忍者のキャラクタNJ4が異なる種類の予告表示(保留アイコン変化と準備中画像RDYのように対象が異なるものであったり、先読み予告と当該予告のように対象変動が異なるものであったりなど)の事前報知として機能する場合がある。
図35(h)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、エフェクトEF4が消去されて1つ目の保留アイコンh11が表示態様が変更された状態で表示されている様子が示されている。図35(h)に示す1つ目の保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様から、赤色の表示態様に変更されている。また、家紋役物224Eも1つ目の保留アイコンh11の表示態様に合わせて、赤色に発光している。なお、1つ目の保留アイコンh11が赤色の表示態様で表示開始した後で家紋役物224Eが赤色に発光されてもよいし、家紋役物224Eが赤色に発光した後で、1つ目の保留アイコンh11が赤色の表示態様で表示開始してもよいし、1つ目の保留アイコンh11が赤色の表示態様で表示開始するタイミングで家紋役物224Eが赤色に発光してもよい。
その後、図35(i)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留変化アニメが終了して、忍者のキャラクタNJ4が消去される。また、装飾図柄が左図柄、右図柄、中図柄の順で順次停止表示し、「装飾3−装飾5−装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示される。この「装飾3−装飾5−装飾7」の装飾図柄の組み合わせは、ハズレの組み合わせであるが、チャンス目の組み合わせでもある。すなわち、チャンス目の組み合わせが導出表示されることにより、先読み予告が行われている。チャンス目は、保留アイコンが先読みの表示態様で表示されている場合に導出表示されやすくなっているが、保留アイコンの表示態様の如何に拘らず、チャンス目が適宜の確率で表示されるようにしてもよい。また、チャンス目が表示された場合の方が、チャンス目が表示されなかった場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されてもよい。なお、忍者のキャラクタNJ4が消去された後で、装飾図柄の停止表示が順次行われてもよいし、装飾図柄の順次停止表示が開始された後で忍者のキャラクタNJ4が消去されてもよい。また、忍者のキャラクタNJ4が消去されるタイミングで、装飾図柄の順次停止表示が開始されてもよい。なお、図35(i)に示すタイミングでは、変動アイコンh0が表示されているが、図柄が確定表示されたタイミングで変動アイコンh0が消去されるようにしてもよい。
その後、第1特図表示装置212における図柄変動が開始されると、図35(j)に示すように、保留アイコンh11,h12がそれぞれ移動アニメーションにより移動表示され、第1の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコンが表示される台座の上に載置されて変動アイコンh0となり、第2の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが第1の保留アイコンh11となり、それぞれ、対応する台座上に移動する。また、図35(j)に示される第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が開始される。なお、チュートリアル表示部TT1では、準備中画像RDYが引き続き表示されており、すなわち、準備中画像RDYが複数の図柄変動表示に跨って表示されているということができる。一方、前回の図柄変動表示において表示されていた忍者のキャラクタNJ4は、複数の図柄変動表示に跨って表示されない表示であるが、複数の図柄変動表示に跨って表示される場合があってもよい。一方、第3装飾図柄表示装置208Nに表示されている殿様のキャラクタは、複数の図柄変動表示に跨って表示されるキャラクタということができる。
図35(k)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、左図柄と右図柄にそれぞれ「装飾4」が停止表示されてリーチ状態が形成されている様子が示されている。左右に表示されている「装飾4」は、それぞれ揺れ変動とされており、中図柄は高速で変動表示されている。なお、リーチ状態となる前に予告演出として表示画面が暗転し、UI部UI3が一時的に非表示とされる場合があるが、基本的にはスーパーリーチが開始されるまではUI部UI3は非表示とされないようになっている。
その後、図35(l)では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に移行する様子が示されている。具体的には、第1装飾図柄表示装置208Lで表示されていた装飾図柄は、第2装飾図柄表示装置208Mの上方で小さく表示されて変動表示が継続され、また、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の左右両隅部にリーチ状態を形成している「装飾4」が表示される。これにより、「装飾4」でのリーチ状態であることが容易に認識することができる場合がある。なお、第2装飾図柄表示装置208Mにおいて表示されていた受付回数表示850とストックボタン画像852はスーパーリーチに移行するタイミングで消去される。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチへ移行する演出表示(スーパーリーチ移行表示)が行われ、また、家紋役物224Eが上昇及び回転し、第1装飾図柄表示装置208Lの中央下部の前面側にオーバーラップしている。そのため、変動アイコンh0や一部の保留アイコン(例えば、保留アイコンh11)が家紋役物224Eによってオーバーラップされることにより視認困難とされている。また、家紋役物224Eは、準備中画像RDYの一部にもオーバーラップしている。この家紋役物224Eの上昇・回転動作により、スーパーリーチへ移行することが報知されている。なお、スーパーリーチ移行表示が開始した後で家紋役物224Eの動作を開始してもよいし、家紋役物224Eの動作が開始された後でスーパーリーチ移行表示が開始されてもよいし、スーパーリーチ移行表示が開始されたタイミングで家紋役物224Eの動作が開始されてもよい。また、この演出例では、スーパーリーチのうちの少なくとも剣豪リーチへ移行する場合には、スーパーリーチ移行表示が開始された後でUI部UI3が保留アイコンh11及びチュートリアル表示部TT1とともに下方にフレームアウトされ、非表示となる。なお、UI部UI3は、スーパーリーチ移行表示が開始される前に非表示とされてもよい。このように、この演出例では、特定のスーパーリーチへ移行する場合には、UI部UI3が非表示とされて、少なくとも保留アイコンが非表示とされることが示されている。また、SPリーチのリーチ名称(タイトル)を表示する構成であってもよく、少なくともSPリーチのリーチ名称が表示されている状態ではUI部UI3が非表示となるように構成してもよい。また、準備中画像RDYの周辺に枠を表示する構成において、その枠の表示がUI部UI3の一部であることとしてもよい。この構成においては、UI部UI3の全てが非表示とされるのではなく、UI部UI3の一部が非表示とされるといえる。また、準備中画像RDYが表示されない場合には周辺の枠の表示がなされないので、この場合にはUI部UI3の全てが非表示とされるといえる。つまり、スーパーリーチに移行する前の状態において準備中画像RDYが表示されているか否かによって、スーパーリーチ移行後のUI部UI3の非表示となる範囲が異なるように構成されているといえる。準備中画像RDYの表示で或る予告表示や或る演出の態様が特定可能に構成されていない。なお、剣豪リーチに移行してもUI部UI3が非表示とされなくてもよい。
図35(m)では、剣豪リーチが開始されている様子が示されている。なお、剣豪リーチに移行する場合には、UI部UI3は非表示とされるが、UI部UI3に表示されていた変動アイコンh0は、表示位置を下方に変更して表示が維持されている。また、チュートリアル表示部TT1に準備中画像RDYが表示されている場合には、当該準備中画像RDYのみ表示が維持され、チュートリアル表示部TT1自体はUI部UI3とともにフレームアウトされる。すなわち、準備中画像RDYは、UI部UI3が表示されている状態での表示位置と、非表示とされた後の表示位置とが同じ位置となっている。また、家紋役物224Eは、下方に移動され、初期位置に戻っている。ここで、剣豪リーチが開始してから家紋役物224Eが初期位置に戻ってもよいし、家紋役物224Eが初期位置に戻った後で剣豪リーチが開始されてもよいし、家紋役物224Eが初期位置に戻ったタイミングで剣豪リーチが開始されてもよい。
図35(n)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、準備中画像RDYがエフェクトEF5にオーバーラップされており、エフェクトEF5にオーバーラップされていない状態よりも表示状態が視認困難とされている。すなわち、準備中画像RDYの表示が終了することを報知しているということができ、また、或る予告表示が開始する前の表示が開始されているということもできる。さらには、エフェクトEF5の表示により或る予告表示そのものが開始されているということもできる。また、さらには、この演出例では、準備中画像RDYは、保留アイコンが非表示状態(UI部UI3が表示状態)であるときに表示が終了する(非表示となる)ということもできる。
図35(o)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、準備中画像RDYが表示されていた領域でミニゲームが開始されている様子が示されている。このミニゲームは、準備中画像RDYの表示が終了して開始される予告表示の一例であるが、準備中画像RDYの表示を経由することなくミニゲームが開始されてもよい。この場合、準備中画像RDYの表示を経由した場合の方が、準備中画像RDYの表示を経由しなかった場合よりも大当り図柄が確定表示されやすいようにしてもよい。なお、この演出例では、準備中画像RDYの表示が終了してミニゲームが開始されるようにしたが、準備中画像RDYの表示が終了してタイマ予告演出が開始されてもよい。また、ミニゲームやタイマ予告演出が行われずに、例えば、「鉄板」の文字が表示される等、当否判定の結果がいきなり表示されてもよい。ミニゲームが開始されると、殿様のミニキャラMC1と的TGTが表示される。的TGTは、4等分に分割された領域により構成されており、4つの領域のうちの少なくとも一つの領域(図35(o)に示す演出例では、上部の領域)が当りの領域となっており、当りの領域に矢が当たることで大当りの信頼度の高い予告が行われるようになっている。なお、当りの領域は、1つに限らず複数あってもよいし、全部の領域が当りの場合があってもよいし、全部の領域が非当り領域である場合があってもよい。また、ミニゲームやタイマ予告が複数種類ある構成において、ある種類のミニゲームやタイマ予告は、必ず準備中画像RDYの表示を経由するように構成(構成1)としてもよい。逆に、別の種類のミニゲームやタイマ予告は、準備中画像RDYの表示を経由することがないように構成(構成2)してもよい。構成1と構成2を両方備えてもよいし、いずれか一方を備えるように構成してもよい。
図35(p)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のミニキャラMC1が放った矢が的TGTの当りの領域に刺さった様子が示されている。すなわち、予告表示としてのミニゲームの結果として大成功を収めた様子が示されている。なお、ミニゲームの結果を示す表示を、図35(p)で示すカットとは別のカットで表示するように構成してもよい。なお、別のカットの表示は成否に関係なく行われてもよいし、特定の結果の場合にのみ行われるように構成してもよい。この演出例において、或る予告表示がミニゲームの場合、ミニゲームの結果表示部分が或る演出であってもよい。或る予告表示がミニゲームの場合における「鉄板」の表示は第2の或る演出としてもよいし、或る演出の後に第2の或る演出が行われるように構成してもよい。
すると、図35(q)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、方形状の背景に「鉄板」の文字が表示されてなり、反時計方向に約15度傾いた鉄板画像TPが表示される。この鉄板画像TPは、大当り確定であることを報知する予告表示である。このように、この演出例では、ミニゲームの結果に応じた予告表示が行われており、すなわち、予告表示の結果に応じた他の予告表示が行われているということができる。また、この演出例において、ミニゲームに換えてタイマ予告演出が行われた場合には、タイマ表示のカウントダウンが完了して0となった場合に行われる予告表示ということができる。また、タイマ予告演出が行われた場合は、ワンクッションおいて、カウントダウンが完了して0となった後の状態では別の予告表示が行われている状態としてもよい(例えば、カウントダウンが完了して0となる直前で別の予告表示が開始されていることも含む)。
図36は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の他の例を段階的に示す図である。なお、複数の他の例のうちの少なくとも一の例を備えてもよいし、逆に少なくとも一の例を備えないように構成してもよい。このことは、以下の図についても同様である。
図36(a1)は、図35(l)に続く演出である。本実施形態における説明では、図35の演出例の続きとして例示しているが、別の場面で行われる演出であってもよいし、図35の演出例の続きとしてのみ行われる演出であってもよい。このことは、以下の図についても同様である。なお、図36(a1)〜同図(a3)に示す演出は、図35(m)〜同図(o)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図36(a4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のミニキャラMC1が放った矢が的TGTを外れ、的TGTとは異なる領域に飛んでいった様子が示されている。すなわち、予告表示としてのミニゲームに失敗した様子が表示されている。
すると、図36(a5)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、鉄板画像TPは表示されず、剣豪リーチが継続して行われている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームの失敗か成功かの違いのみの場合には、ミニゲームに成功した場合の方が最終的に大当り図柄が確定表示されやすくなっている。なお、ミニゲームに換えてタイマ予告演出が行われてもよく、例えば、タイマ表示のカウントダウンが完了して0となっても何も表示しない偽のタイマ予告演出であってもよいし、タイマ表示のカウントダウンが完了して0となったときに、信頼度の低い演出(例えば、「チャンス」の文字がどこかで小さく表示される等)を行ってもよい。
図36(b1)も、図35(l)に続く演出である。なお、図36(b1)〜同図(b3)に示す演出は、図35(m)〜同図(o)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図36(b4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のミニキャラMC1が放った矢が的TGTに当るが、非当り領域に刺さった様子が示されている。すなわち、この演出例では、ミニゲームに成功したが大成功ではない様子が示されている。
すると、図36(b5)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、横縞の背景上に、「チャンス」の文字と姫のキャラクタとが表示された姫のカットイン画像HCIが表示されている。この演出例では、ミニゲームに成功したか大成功であったかの比較でいえば、成功となった場合よりも大成功となった場合の方が最終的に大当り図柄が確定表示されやすくなっている。
図36(c1)も、図35(l)に続く演出である。なお、図36(c1)〜同図(c2)に示す演出は、図35(m)〜同図(n)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図36(c3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、準備中画像RDYが表示されていた領域で、図35(o)に示すミニゲームとは別のミニゲームが開始されている様子が示されている。図36(c3)に示すミニゲームも、準備中画像RDYの表示が終了して開始される予告表示の一例である。ミニゲームが開始されると、横方向に延在する円筒状のドラムDRMが横方向を回転軸として回転を開始する。ドラムDRMの表面には複数の図柄(識別情報)が表示されており、ドラムDRMが停止表示された際に表示された識別情報により、ミニゲームの成否が表示される。この演出例では、図35(o)に示すミニゲームが開始されるよりも図36(c3)に示すミニゲームが開始された場合の方が成功しやすいように構成されているが、図35(o)に示すミニゲームの方が成功しやすいように構成されてもよい。また、図35(o)に示すミニゲームが開始されるよりも図36(c3)に示すミニゲームが開始された場合の方が最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されているが、図35(o)に示すミニゲームの方が最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されてもよい。
図36(c4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ドラムDRMが停止表示し、「鉄板」の文字が表示された図柄が導出され、ミニゲームに大成功した様子が示されている。
すると、図36(c5)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、鉄板画像TPが表示され、大当り確定の予告演出が行われている様子が示されている。
なお、図35に示す演出例と比較して、図35に示す演出ではミニゲームが行われたが、図36に示す演出例では、タイマ予告演出が行われてもよいし、その逆でもよい。また、両方タイマ予告演出が行われてもよく、この場合、背景色やカウントダウンを行う時間が異なるようにしてもよい。
図37は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の他の例を段階的に示す図である。
図37(a1)は、剣豪リーチが開始されている様子が示されている。この演出例では、図35(m)とは異なり、準備中画像RDYが表示されていない。なお、図37(a1)では、変動アイコンh0が赤色の表示態様とされており、これに応じて家紋役物224Eも赤色の発光態様とされている。
図37(a2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、準備中画像RDYの表示を経由することなくミニゲームが開始されている様子を示している。この場合、準備中画像RDYの表示を経由した場合の方が、準備中画像RDYの表示を経由しなかった場合よりも大当り図柄が確定表示されやすいようにしてもよい。
図37(a3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のミニキャラMC1が放った矢が的TGTの当りの領域に刺さった様子が示されている。すなわち、予告表示としてのミニゲームの結果として大成功を収めた様子が示されている。
すると、図37(a4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、予告表示としての鉄板画像TPが表示され、大当り確定であることが報知される。
このように、この演出例では、準備中画像RDYが表示されることなくミニゲームが開始される例を示したが、これはスーパーリーチ中に限って実行されるものであってもよいし、スーパーリーチ中に限らず実行されるようにしてもよいし、スーパーリーチ中であってもなくても実行可能に構成されてもよい。また、第三の表示が第一の状態で終了した後、或る予告表示(或る演出)が第一の状態から第二の状態にまたがって行われるパターンがあってもよいし、なくてもよい。また、第三の表示が第一の状態で終了した後に行われる或る予告表示(或る演出)は次変動に跨る場合があってもよい。そして、第三の表示が第二の状態で終了した後、或る予告表示(特に、或る演出)は該第二の状態で少なくとも開始し、終了してもよい。
図37(b1)は、図35(l)に続く演出である。なお、図37(b1)〜同図(b2)に示す演出は、図35(m)〜同図(n)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図37(b3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、準備中画像RDYが表示されていた領域で、ミニゲームではなく、タイマ予告演出が開始されている様子が示されている。このタイマ予告演出も、準備中画像RDYの表示が終了して開始される予告表示の一例である。タイマ予告演出が開始されると、準備中画像RDYが表示されていた領域にタイマ表示が表示され、その後カウントダウンが開始する。カウントダウンを行った結果、0秒を示す「0:00」になると、或る予告表示が開始されるように構成されている。図37(b3)に示す演出例では、タイマ表示として「10:00」が表示され、その後、カウントダウンが開始される。なお、カウントダウンが開始された後、「0:00」となる前にタイマ予告演出が終了する偽のタイマ予告演出が開始される場合があってもよい。なお、ミニゲームが開始された場合よりもタイマ予告演出が開始された場合の方が最終的に大当り図柄が確定表示されやすくしてもよいし、タイマ予告演出が開始された場合よりもミニゲームが開始された場合の方が最終的に大当り図柄が確定表示されやすくしてもよい。なお、本実施形態におけるタイマ予告演出は、カウントダウンを行った結果、0秒を示す「0:00」になった後に、タイマ表示が行われる表示領域とは異なる表示領域において或る演出表示(例えば、鉄板画像TP)を行うように構成しているが、0秒を示す「0:00」になった後に、タイマ表示が行われていた表示領域において別の演出表示(例えば、「鉄板」のような或る演出表示を特定可能な表示であったり、「チャンス」のような或る演出表示と関連する表示)を行った後に、タイマ表示が行われる表示領域とは異なる表示領域において或る演出表示(例えば、鉄板画像TP)を行うように構成してもよい。また、本実施形態におけるタイマ予告演出は、カウントダウンを行った結果、0秒を示す「0:00」まで表示するように構成していたが、1秒を示す「1」まで表示したり、あるいは、「00:01」まで表示するように構成してもよい。具体的には、タイマ表示として「10」が表示され、その後、カウントダウンが開始される。そして「1」が表示された後に、タイマ表示が行われていた表示領域において別の演出表示(例えば、「鉄板」のような或る演出表示を特定可能な表示であったり、「チャンス」のような或る演出表示と関連する表示)を行った後に、タイマ表示が行われる表示領域とは異なる表示領域において或る演出表示(例えば、鉄板画像TP)を行うように構成してもよい(ここで、カウントダウン表示は「1」の表示までのことであったり、別の演出表示が表示される直前までのことであったり、別の演出表示の表示までのことであったりしてもよい)。「1」が表示されてから別の演出表示の表示が開始されるまでの時間は、「2」が表示されてから「1」の表示が開始されるまでの時間と同じ(略同じ)であったり(つまり、「2」→「1」→「0」における「0」のタイミングで表示される)、異なってもよい。なお、或る演出表示として擬似連図柄が表示される場合には、別の演出表示として「NEXT」や「継続」を表す表示が表示されるように構成してもよい。また、準備中画像RDYの表示が終了してから直ちにタイマ表示(例えば「10:00」)が表示されるように構成しているが、準備中画像RDYの表示が終了した後、他の表示(例えば、タイマ表示を0からカウントアップする様子を表す表示であったり、「次のチャンスアップまで、あと」のようにタイマ表示と関連する表示)が表示された後にタイマ表示が表示されるように構成してもよいし、他の表示が表示されることがないように構成してもよい。
図37(b4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、カウントダウンが行われた結果、タイマ表示が「0:00」となってカウントダウンが完了した様子が示されている。
すると、図37(b5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、予告表示としての鉄板画像TPが表示され、大当り確定であることが報知される。すなわち、タイマ予告演出は、或る予告表示としての鉄板画像TPの表示の予告表示ということができる。なお、本実施形態に示す各演出例において、或る演出として鉄板画像TP以外の演出が行われてもよい。
図37(c1)〜同図(c3)は、図37(b2)に続く演出である。図37(c1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、準備中画像RDYが表示されていた領域で、タイマ予告演出が開始されている様子が示されている。図37(c1)に示すタイマ予告演出では、タイマ表示に加え、準備中画像RDYが表示されていた領域とは別の領域において、残時間表示メータMT4が表示されている。この残時間表示メータMT4は、タイマ表示の残時間に対応して漸次短くなるようにして表示態様が変化する。そして、残時間表示メータMT4は、タイマ表示が「0:00」になるタイミングで消失する。この演出例では、タイマ表示における数字による表示と、数字以外の他の表示態様での表示とでタイマ予告演出が行われている様子が示されている。なお、最初に残時間表示メータMT4によるメータの減少表示のみが行われ、例えば、残時間が3秒となったときにタイマ表示によるカウントダウンが開始されるようにしてもよい。この場合、タイマ表示によるカウントダウンが開始する前と開始した後とで残時間表示メータMT4の減少速度が変化してもよい。また、残時間が異なる残時間表示メータを2以上設け、それぞれ残時間に応じた長さで表示してもよいし、残時間が同じであるが長さが異なる2以上の残時間表示メータを表示してもよい。この場合、例えば、長い方の残時間表示メータの減少速度を短い方の残時間表示メータの減少速度よりも速くしてもよい。また、複数の残時間表示メータが表示された場合において、それぞれ残時間表示メータが消失したときに異なる予告表示が行われてもよい。また、同じ長さの残時間表示メータを2以上設け、それぞれの減少速度が異なるようにしてもよい。
また、この演出例において、タイマ予告演出の実行時間が延長する演出を行ってもよく、例えば、延長する場合は0の数字を消去するとともにメータが再度復活してもよい。また、メータの長さはタイマ予告の時間に応じて異なってもよい。また、メータの減少速度は、一定でなくてもよく、例えば、あるタイミングにおいては等速で減少しない場合があってもよい。また、メータを複数表示してもよく、あるメータの長さが長いが、例えば、途中から減少速度が速くなる結果、他方のメータの長さよりも短くなるようにしてもよい。また、メータの減少速度は等速でなくてもよく、例えば、数字も併せて表示する状態の方が減少速度が速くてもよいし、遅くてもよい。
図38は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の一例を段階的に示す図である。
図38(a1)は、剣豪リーチが開始されている様子が示されている。この演出例では、図35(m)とは異なり、準備中画像RDYが表示されていない。その後、図38(a2)〜同図(a3)に示すようにリーチ演出が行われた後、図38(a4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、合体アニメーションが行われており、表示画面の左右上方から一対の半透明ボタン画像136qが表示されている。ここで、合体アニメーションは、ボタン演出の導入アニメーションや、フェードインアニメーション(INアニメ)という場合がある。この半透明ボタン画像136qは、合体することにより、ボタン画像136aが実体化され、ボタン予告演出が開始されることを報知するものである。ここで、導入アニメーションもボタン予告演出に含まれる場合があってもよい。一対の半透明ボタン画像136qは、互いに近接しながら中央に向かって移動している。なお、この演出例では、2つの半透明ボタン画像136qが合体する例について説明したが、例えば、4つの半透明ボタン画像136qが合体する演出が行われてもよく、この場合2つの半透明ボタン画像136qが合体する演出が行われる場合よりも、4つの半透明ボタン画像136qが合体する演出が行われた場合の方が、ボタン画像136aが実体化されてボタン予告演出が開始されやすくなるようにしてもよい。なお、合体アニメーションの表示中は演出ボタン136の操作はまだ受け付けられていない状態である。また、後述するデカボタン画像136aLが表示されてボタン予告演出が開始される場合も同じ半透明ボタン画像136qを用いて合体アニメーションが行われてもよいし、デカボタン画像136aLに対応する半透明ボタン画像により合体アニメーションが行われてもよい。
図38(a5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、一対の半透明ボタン画像136qがさらに近接している様子が示されている。
そして、合体アニメーションが成功すると、図38(a6)に示すように、ボタン画像136aが実体化してボタン予告演出が開始される。ボタン予告演出が開始されると、演出ボタン136の操作を受け付ける状態となり、ボタン画像136aが押下される様子が示されるアニメーションとともに「押せ」の文字が表示され、さらに、ボタン画像136aの下方に残時間メータMTが表示されて操作受付期間の残り時間を報知する。また、演出ボタン136に設けられた演出ボタンランプ138も操作有効期間が開始されたことに応じて、赤色に発光する。なお、演出ボタン136の操作受付期間が開始された後でボタン予告演出が開始されてもよいし、ボタン予告演出が開始された後で演出ボタン136の操作受付期間が開始されてもよい。
図38(b1)〜同図(b6)は、図37(b1)〜同図(b5)に示す演出の変形例を示している。なお、図38(b1)〜同図(b3)に示す演出は、図37(b1)〜同図(b3)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図38(b4)は、タイマ予告演出においてタイマ表示のカウントダウンが行われているときに上述した合体アニメーションが開始している様子を示している。このとき、タイマ予告表示におけるタイマ表示は「2:00」を示しており、2秒後にタイマ予告演出に対応する予告表示が行われることが示されている。ここで、合体アニメーションによって半透明ボタン画像136qが合体するタイミングは、タイマ表示のカウントダウンが「0:00」となってカウントダウンが完了するタイミングに対応しており、すなわち、この演出例では、合体アニメーションとタイマ予告演出とによってボタン予告演出の開始を予告していることが示されている。なお、タイマ予告演出が開始してタイマ表示が表示されてもすぐにカウントダウンを開始せず、合体アニメーションの開始に合わせてタイマ表示のカウントダウンを開始してもよい。これによれば、タイマ予告演出が行われた結果実行される予告演出を容易に特定することができる場合がある。また、合体アニメーションの表示中に準備中画像RDYの表示を終了してタイマ予告演出が開始されてもよい。
図38(b5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、一対の半透明ボタン画像136qがさらに近接し、合体が完了する直前の様子が示されている。このとき、タイマ予告表示のタイマ表示は「0:00」となり、カウントダウンが完了した様子が示されている。なお、合体アニメーションが完了した後でタイマ表示が「0:00」となるようにしてもよいし、合体アニメーションが完了するタイミングでタイマ表示が「0:00」となるようにしてもよい。
図38(b6)は、合体アニメーションが成功し、デカボタン画像136aLが実体化してボタン予告演出が開始され、操作受付状態が開始された様子が示されている。この演出例では、タイマ予告演出と合体アニメーションの両方が行われた場合の方が、タイマ予告演出と合体アニメーションのうちのいずれか一方のみが行われた場合よりも、デカボタン画像136aLが表示されやすくなっている。また、この演出例では、デカボタン画像136aLが表示されている状態で演出ボタン136が操作されると、例えば、鉄板画像TPが表示される。
図38(c1)は、図38(b3)〜同図(b6)に示す演出の変形例である。なお、図38(c1)〜同図(c2)に示す演出は、図38(b3)〜同図(b4)に示す演出と同様であるため、説明を省略する。
図38(c3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、一対の半透明ボタン画像136qが近接して合体が完了する直前の様子が示されている。図38(c3)に示す演出例では、一対の半透明ボタン画像136qが近接すると、エフェクトEF6により、一対の半透明ボタン画像136qの少なくとも一部にオーバーラップし、オーバーラップしていない状態よりも半透明ボタン画像136qを視認困難としている。そのため、合体アニメーションに成功するか否かについて遊技者に期待感を持たせることができる場合がある。
そして、合体アニメーションが成功する場合には、図38(c4)に示すようにしてデカボタン画像136aLによるボタン予告演出が開始される。なお、図38(c4)に示す演出は、図38(b6)に示す演出と同様であるので、詳しい説明については省略する。
このように、図38に示す演出例も、スーパーリーチの実行中に準備中画像RDYが終了する例について示されている。なお、導入アニメの表示中に準備中画像RDYの表示が終了してタイマ予告が開始するパターンがあってもよいし、なくてもよい。
図39は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の別の例を段階的に示す図である。
図39(a)に示す第1装飾図柄表示装置では、表示画面の下部にUI部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図39(a)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が1つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、1つの保留アイコンh11が表示されている。なお、変動アイコンh0は、赤色の表示態様とされており、すなわち、当該変動予告の表示態様とされており、保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様となっている。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図39(a)に示すタイミングでは、準備中画像RDYが表示されている。この準備中画像RDYは、背景色が赤色とされており、デフォルトの表示態様である緑色の背景色である場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示されやすい。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が行われている。また、図39(a)に示すUI部UI3は、青色で表示されたデフォルトの表示態様とされている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図39(a)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mには、受付回数表示850とストックボタン画像852も表示されている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、家紋役物224Eが配置されており、変動アイコンh0の表示色に合わせて、赤色の発光態様とされている。また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、演出可動体の一つである八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
図39(b)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、準備中画像RDYがエフェクトEF5にオーバーラップされており、エフェクトEF5にオーバーラップされていない状態よりも表示状態が視認困難とされている。すなわち、準備中画像RDYの表示の終了演出が開始されている。このように、この演出例では、スーパーリーチ以外において準備中画像RDYの表示が終了している様子が示されているということができる。
すると、図39(c)に示す第1装飾図柄表示装置208では、チュートリアル表示部TT1(すなわち、準備中画像RDYが表示されていた領域)で、タイマ予告演出が開始されている様子が示されている。タイマ予告演出が開始されると、チュートリアル表示部TT1にタイマ表示が表示され、その後カウントダウンが開始する。図39(c)に示す演出例では、タイマ表示として「90:00」が表示され、その後、カウントダウンが開始される。また、タイマ表示の背景色は、準備中画像RDYの背景色に引き続いて赤色となっている。この演出例では、スーパーリーチに発展する前にタイマ予告演出が開始されている様子が示されている。そして、タイマ予告演出が開始されたときに表示されたタイマ表示が「90:00」と長い時間であり、図柄変動表示時間が長いことが推測でき、大当りに対する期待感が向上する場合がある。このように、この演出例では、表示されたタイマ表示の時間が「90:00」等の長い時間(ロングタイム)で表示された場合の方が、「10:00」等の比較的短時間で(ショートタイム)表示された場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示されやすいように構成されている。また、この演出例では、準備中画像RDYの背景色が赤色となっているため、タイマ予告演出においてタイマ表示がロングタイムとなって開始されやすくなっている。また、この演出例では、タイマ表示がロングタイムで、しかも背景が赤色となっているため、大当りの信頼度が飛躍的に向上している。
図39(d)では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に移行する様子が示されている。具体的には、第1装飾図柄表示装置208Lで表示されていた装飾図柄は、第2装飾図柄表示装置208Mの上方で小さく表示されて変動表示が継続され、また、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の左右両隅部にリーチ状態を形成している「装飾4」が表示される。なお、第2装飾図柄表示装置208Mにおいて表示されていた受付回数表示850とストックボタン画像852はスーパーリーチに移行するタイミングで消去される。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチへ移行する演出表示(スーパーリーチ移行表示)が行われ、また、家紋役物224Eが上昇及び回転し、第1装飾図柄表示装置208Lの中央下部の前面側にオーバーラップしている。そのため、変動アイコンh0や一部の保留アイコン(例えば、保留アイコンh11)が家紋役物224Eがオーバーラップされることにより視認困難とされている。また、家紋役物224Eは、タイマ表示のカウントダウン表示中のタイマ予告表示の一部にもオーバーラップしている。この家紋役物224Eの上昇・回転動作により、スーパーリーチへ移行することが報知されている。なお、図39(d)に示すタイミングでは、タイマ表示は「30:00」となっている。
図39(e)は、タイマ予告演出においてタイマ表示のカウントダウンが行われているときに上述した合体アニメーションが開始している様子を示している。このとき、タイマ予告表示におけるタイマ表示は「2:00」を示しており、2秒後にタイマ予告演出に対応する予告表示が行われることが示されている。ここでも、合体アニメーションによって半透明ボタン画像136qが合体するタイミングは、タイマ表示のカウントダウンが「0:00」となってカウントダウンが完了するタイミングに対応しており、すなわち、この演出例では、合体アニメーションとタイマ予告演出とによってボタン予告演出の開始を予告していることが示されている。
図39(f)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、一対の半透明ボタン画像136qがさらに近接し、合体が完了する直前の様子が示されている。このとき、タイマ予告表示のタイマ表示は「0:00」となり、カウントダウンが完了した様子が示されている。なお、この演出例では、タイマ予告表示の背景色が赤色となっており、デフォルトの背景色が表示された場合よりも大当り図柄が確定表示されやすくなっているが、同じであってもよい。なお、タイマ予告表示がデフォルトの背景色である場合と赤色の背景色である場合とで大当りの信頼度が同じであってもよい。
図39(g)は、合体アニメーションが成功し、デカボタン画像136aLが実体化してボタン予告演出が開始され、また、残時間メータMTが表示されて、操作受付状態が開始された様子が示されている。この演出例では、タイマ表示におけるタイマのカウントダウンを行う時間が長いほど、大当りとなりやすくしてもよい。
図40は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の別の例を段階的に示す図である。
図40(a1)に示す第1装飾図柄表示装置では、表示画面の下部にUI部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図40(a1)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が1つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、1つの保留アイコンh11が表示されている。なお、変動アイコンh0は、赤色の表示態様とされており、すなわち、当該変動予告の表示態様とされており、保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様となっている。なお、家紋役物224Eは、変動アイコンh0の表示色に合わせて、赤色の発光態様とされている。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図40(a1)に示すタイミングでは、準備中画像RDYが表示されている。この準備中画像RDYは、背景色が緑色とされており、デフォルトの表示態様となっている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が行われている。また、図40(a1)に示すUI部UI3は、青色で表示されたデフォルトの表示態様とされている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図40(a1)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mには、受付回数表示850とストックボタン画像852も表示されている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、家紋役物224Eが配置されており、また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、演出可動体の一つである八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
図40(a2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、準備中画像RDYがエフェクトEF5にオーバーラップされており、エフェクトEF5にオーバーラップされていない状態よりも表示状態が視認困難とされている。
すると、図40(a3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、準備中画像RDYが表示されていた領域でミニゲームが開始されている様子が示されている。ミニゲームが開始されると、殿様のミニキャラMC1と的TGTが表示される。的TGTは、4等分に分割された領域により構成されており、4つの領域のうちの上部の領域が当りの領域となっており、当りの領域に矢が当たることで大当りの信頼度の高い予告が行われるようになっている。この演出例では、スーパーリーチに移行するよりも前にミニゲームが行われている様子が示されている。
図40(a4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のミニキャラMC1が放った矢が的TGTの当りの領域に刺さった様子が示されている。すなわち、予告表示としてのミニゲームの結果として大成功を収めた様子が示されている。
すると、図40(a5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ミニゲームに大成功したため、変動アイコンh0の表示態様が赤色の表示態様から金色の表示態様に変化し、すなわち、変動アイコンh0による予告がランクアップしている様子が示されている。また、変動アイコンh0の表示色に合わせて、家紋役物224Eも金色で発光する。なお、変動アイコンh0が赤色の表示態様から金色の表示態様に変化した後で家紋役物224Eが赤色の発光態様から金色の発光態様に変更してもよいし、家紋役物224Eが赤色の発光態様か金色の発光態様に変更した後で、変動アイコンh0が赤色の表示態様から金色の表示態様に変化してもよいし、変動アイコンh0が赤色の表示態様から金色の表示態様に変化するタイミングで、家紋役物224Eが赤色の発光態様から金色の発光態様に変更してもよい。そして、チュートリアル表示部TT1では、シャッタ画像による閉鎖動作が開始されており、表示されていたミニゲームの表示をシャッタ画像により視認不可能な状態に移行する。なお、変動アイコンh0の表示態様が変化した後でシャッタ画像による閉鎖動作が開始されてもよいし、シャッタ画像による閉鎖動作が開始した後で変動アイコンh0の表示態様が変化してもよいし、変動アイコンh0の表示態様が変化するタイミングでシャッタ画像による閉鎖動作が開始されてもよい。また、この演出例では、ミニゲームの結果として、変動アイコンh0の表示態様を変化するようにしたが、保留アイコンが変化する場合があってもよい。
その後、図40(a6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、シャッタ画像によりチュートリアル表示部TT1が完全に閉鎖された様子が示されている。これにより、ミニゲームの表示がシャッタ画像により完全に消去される。
その後、図40(a7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、シャッタ画像により閉鎖されていたチュートリアル表示部TT1において、シャッタ画像が開放された様子が示されている。このとき、チュートリアル表示部TT1では、何らの表示も行われていない非表示状態とされている。なお、シャッタ画像が開放されたときに、チュートリアル表示が開始されてもよいし、別の予告表示やタイマ予告表示やミニゲームが開始される場合があってもよい。また、シャッタ画像が開放された後でグレーアウトする表示を行ってもよい。
続いて、図40(b1)〜同図(b8)を参照して準備中画像RDYが表示されることなくミニゲームが開始されている様子を示す例について説明する。
図40(b1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、特図1の変動表示が1つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、1つの保留アイコンh11が表示されている。なお、変動アイコンh0は、赤色の表示態様とされており、予告表示が行われている。また、保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様となっている。チュートリアル表示部TT1では、「パンダは殿様の師匠」と表示されており、パンダのキャラクタと殿様のキャラクタとの関係について説明がなされている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が行われている。また、図40(b1)に示すUI部UI3は、青色で表示されたデフォルトの表示態様とされている。
図40(b2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、UI部UI3のチュートリアル表示部TT1がシャッタ画像による閉鎖動作が行われている様子が示されている。これにより、チュートリアル表示部TT1で表示されていた説明表示が非表示とされていく。
その後、図40(b3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、シャッタ画像によりチュートリアル表示部TT1が完全に閉鎖された様子が示されている。このシャッタ画像は、後述するミニゲームの表示が開始される前に表示されるミニゲーム予告表示ということができる。
図40(b4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、シャッタ画像により閉鎖されていたチュートリアル表示部TT1において、シャッタ画像が開放された様子が示されている。このとき、シャッタ画像は、所定の開放アニメにより開放表示される。この演出例では、シャッタ画像が開放されると、チュートリアル表示部TT1においてミニゲームが開始される。すなわち、この演出例では、今まで行われていた説明表示に換えて、ミニゲームが開始する様子が示されている。また、準備中画像RDYを表示することなくミニゲームが開始する様子が示されているということもできる。その後は、図40(b4)〜同図(b8)に示す演出が行われる。なお、図40(b4)〜同図(b8)に示す演出は、図40(a3)〜同図(a7)に示す演出と同様であるため、説明を省略する。なお、ミニゲームが終了した後で、チュートリアル表示部TT1において説明表示を行うようにしてもよいし、グレーアウトする表示を行うようにしてもよい。
図41は、本実施形態に適用可能なチュートリアル表示部TT1における表示例を段階的に示す図である。
図41(a1)に示す第1装飾図柄表示装置では、表示画面の下部にUI部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図41(a1)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が1つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、1つの保留アイコンh11が表示されている。なお、変動アイコンh0は、赤色の表示態様とされており、すなわち、当該変動予告の表示態様とされており、保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様となっている。なお、家紋役物224Eは、変動アイコンh0の表示色に合わせて、赤色の発光態様とされている。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図41(a1)に示されるチュートリアル表示部TT1では、「パンダは殿様の師匠」と表示されており、パンダのキャラクタと殿様のキャラクタとの関係について説明がなされている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が行われている。また、図41(a1)に示すUI部UI3は、青色で表示されたデフォルトの表示態様とされている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図41(a1)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mには、受付回数表示850とストックボタン画像852も表示されている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、家紋役物224Eが配置されており、また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、演出可動体の一つである八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
図41(a2)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、UI部UI3のチュートリアル表示部TT1がシャッタ画像による閉鎖動作が行われている様子が示されている。すなわち、或る領域(チュートリアル表示部TT1)での或る表示(説明表示)に換えて他の表示(予告表示)をする前の表示(シャッタ画像の表示)が行われているということができる。なお、シャッタ画像の表示中にシャッタ画像が表示される前に表示されていた文字表示の少なくとも一部が表示されてもよい。
その後、図41(a3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、シャッタ画像によりチュートリアル表示部TT1が完全に閉鎖された様子が示されている。このシャッタ画像は、後述する予告表示が開始される前に表示される予告表示前表示ということができる。
図41(a4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、シャッタ画像により閉鎖されていたチュートリアル表示部TT1において、シャッタ画像が開放された様子が示されている。このとき、シャッタ画像は、所定の開放アニメにより開放表示される。チュートリアル表示部TT1では、シャッタ画像が開放されると、準備中画像RDYやミニゲームやタイマ予告演出ではなく、「激熱」の文字からなる予告表示が表示されている。この「激熱」の予告表示は、ミニゲームやタイマ予告演出が行われた結果として表示される場合があってもよい。この場合、ミニゲームやタイマ予告演出が行われた結果として表示される場合の方が、ミニゲームやタイマ予告演出を経由しないで表示された場合よりも大当り図柄が確定表示されやすいようにしてもよい。また、この「激熱」の予告表示は、ミニゲームやタイマ予告演出が行われた結果としては表示されないものであってもよい。また、この演出例において、「激熱」等の予告表示を行う前にシャッタ画像によりチュートリアル表示部TT1を閉鎖する演出を行わなくてもよい。
図41(b1)〜同図(b8)は、チュートリアル表示部TT1において、予告アイコンが出現する様子を示す演出例を示している。なお、図41(b1)〜同図(b3)に示す演出は、図41(a1)〜同図(a3)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図41(b4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、シャッタ画像により閉鎖されていたチュートリアル表示部TT1において、シャッタ画像が開放された様子が示されている。このとき、シャッタ画像は、所定の開放アニメにより開放表示される。チュートリアル表示部TT1では、シャッタ画像が開放されると、タイマ予告演出が行われることを予告するタイマ予告の予告アイコンI81が出現している様子が示されている。これにより、タイマ予告演出が行われることが予告される。なお、他の予告アイコンが出現してもよい。
その後、図41(b5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1に表示されていたタイマ予告の予告アイコンI81がチュートリアル表示部TT1から飛び出し、拡大しながら上方に移動している様子が示されている。
図41(b6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1において、シャッタ画像による閉鎖動作が開始される。
その後、図41(b7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、シャッタ画像によりチュートリアル表示部TT1が完全に閉鎖された様子が示されている。これにより、チュートリアル表示部TT1における表示状態が視認困難とされる。なお、この演出例では、シャッタ画像が完全に閉鎖されるまで、タイマ予告の予告アイコンI81を表示した状態を維持し、タイマ予告の予告アイコンI81がストックされることを報知するようにしていたが、シャッタ画像による閉鎖動作が開始される際に消去するようにしてもよい。
図41(b8)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、シャッタ画像により閉鎖されていたチュートリアル表示部TT1において、シャッタ画像が開放された様子が示されている。このとき、シャッタ画像は、所定の開放アニメにより開放表示される。チュートリアル表示部TT1は、シャッタ画像が開放されると、準備中画像RDYが表示される。図41(b8)に示すタイミングでは、準備中画像RDYは、デフォルトの表示態様とされている。この準備中画像RDYは、タイマ予告の予告アイコンI81がストックされたことにより表示されたものである。すなわち、準備中画像RDYの表示によりタイマ予告演出の開始が予告されている。なお、この演出例では、タイマ予告演出の開始を予告するための準備中画像RDYの表示態様とミニゲームの開始を予告するための準備中画像RDYの表示態様とで同じとしているが、異なるようにしてもよい。また、準備中画像RDYの表示を行わずに、ミニゲームやタイマ予告演出が開始されてもよい。
図42は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の他の例を段階的に示す図である。ここで、第三の表示の終了タイミング、或る予告表示の開始や終了タイミング、或る演出の開始や終了タイミングが、第二の状態を細分化した状態のうちの別々の状態であってもよいし、同じ状態であってもよい。
図42(a1)は、図35(l)に続く演出である。なお、図36(a1)に示す演出は、図35(m)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。なお、図42(a1)に示す演出において、準備中画像RDYがスーパーリーチに発展した後で表示開始されてもよい。
図42(a2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、決闘シーンのアニメーションが継続しており、その後、図42(a3)に示すように、主人公の殿様が敵役の剣豪に勝利し、「装飾4−装飾4−装飾4」の装飾図柄の組合せが導出されて揺れ変動が開始される。このとき、準備中画像RDYは依然として表示された状態となっている。すなわち、大当りになることを表す表示がなされている状態において準備中画像RDYが表示されているということができる。また、大当りとなることを祝福するように、家紋役物224E、八代役物224Fa及び将軍役物224Fbが多色で発光するレインボー表示態様で発光している。
その後、図42(a4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、準備中画像RDYがエフェクトEF5にオーバーラップされており、エフェクトEF5にオーバーラップされていない状態よりも表示状態が視認困難とされている。
すると、図42(a5)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、準備中画像RDYが表示されていた領域で、タイマ予告演出が開始されている様子が示されている。タイマ予告演出が開始されると、準備中画像RDYが表示されていた領域にタイマ表示が表示され、その後カウントダウンが開始する。カウントダウンを行った結果、0秒を示す「0:00」になると、或る予告表示が開始されるように構成されている。図42(a5)に示す演出例では、タイマ表示として「3:00」が表示され、その後、カウントダウンが開始される。なお、カウントダウンが開始された後、「0:00」となる前にタイマ予告演出が終了する偽のタイマ予告演出が開始される場合があってもよい。
図42(a6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、カウントダウンが行われた結果、タイマ表示が「0:00」となってカウントダウンが完了した様子が示されている。
すると、図42(a7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ表示が行われていた表示領域で「Go」の文字が表示され、或る予告演出が開始されることを報知している。なお、この「Go」の文字の表示は、行われる場合があってもよいし、行われない場合があってもよい。
図42(a8)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、大当り図柄の昇格演出が開始されている様子が示されている。すると、図42(a9)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、デカボタン画像136aLが残時間メータMTとともに表示され、演出ボタン136の操作有効期間が開始されたことが報知される。このデカボタン画像136aLの表示が或る予告演出に対応しており、すなわち、タイマ予告演出が行われた結果実行される予告演出に対応している。ここで、例えば、タイマ予告演出が行われない場合は、大当り図柄の昇格演出が開始されなくてもよいし、大当り図柄の昇格演出が開始された場合には、デカボタン画像136aLではなくデフォルトの表示態様のボタン画像136aが表示されるようにしてもよい。また、タイマ予告演出に換えてミニゲームが行われてもよい。また、タイマ予告演出やミニゲームが行われなかった場合でもデカボタン画像136aLが表示される場合があってもよい。
その後、図42(a9)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、「装飾4−装飾4−装飾4」の大当りの装飾図柄の組み合わせから「装飾7−装飾7−装飾7」の大当りの装飾図柄の組み合わせに変更され、確変大当りが確定したことが報知される。すなわち、大当り図柄が昇格されたことが報知されている。
図42(b1)〜同図(b4)は、スーパーリーチにおける決闘シーンのアニメーションの継続中にタイマ予告演出によるタイマ表示のカウントダウンが開始された様子を示している。
図42(b1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、決闘シーンのアニメーションが継続している様子が示されている。このとき、タイマ予告演出が開始されており、チュートリアル表示部TT1が表示されていた表示領域にタイマ予告表示が表示されている。図42(b1)に示すタイミングでは、タイマ予告表示にはタイマ表示として「10:00」が表示されており、その後、カウントダウンが開始される。なお、カウントダウンが開始される時期は、スーパーリーチに発展する前であってもよいし、スーパーリーチに発展した後であってもよいし、スーパーリーチに発展したタイミングであってもよいし、リーチ状態に移行する前であってもよいし、リーチ状態に移行した後であって、スーパーリーチに発展する前であってもよい。
図42(b2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボタン予告演出が開始されており、残時間メータMTとともにデフォルトの表示態様のボタン画像136aが表示されている様子が示されている。すなわち、最終ジャッジ演出が開始されている様子が示されている。一方、タイマ予告表示では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図42(b2)に示すタイミングでは、タイマ表示は「9:00」を示している。すなわち、この演出例では、演出ボタン136の操作受付期間においてタイマ予告演出によるタイマ表示のカウントダウンが行われている様子が示されている。ここで、最終ジャッジ演出における演出ボタン136の操作受付期間の長さとタイマ予告演出におけるカウントダウンが行われる長さとでは、演出ボタン136の操作受付期間の方が長くなっている。
その後、図42(b3)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図42(b4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、主人公の殿様が敵役の剣豪に勝利し、「装飾4−装飾4−装飾4」の装飾図柄の組合せが導出されて揺れ変動が開始される。一方、タイマ予告表示では、依然としてタイマ表示のカウントダウンが継続しており、すなわち、その後、大当り図柄の昇格演出が行われる可能性があることが示唆されている。なお、この演出例では、最終ジャッジ演出において演出ボタン136が操作されなかった場合であってもタイマ表示は「0:00」にならないように構成されている。これは、例えば、最終ジャッジ演出においてハズレの装飾図柄の組み合わせが表示され、その後、タイマ表示が「0:00」となったタイミングで復活演出が行われるようにしているためである。また、逆に、最終ジャッジ演出において演出ボタン136が操作されなかった場合には、カウントが0になってもよい。
図43は、本実施形態に適用可能なタイマ予告演出の一例を段階的に示す図である。なお、図43(a)に示す演出は、図41(a1)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図43(b)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1に表示されていた説明表示から準備中画像RDYに切り換えられた様子が示されている。この演出例における準備中画像RDYは、表示態様が1種類のみ用意されており、他の表示態様への変化表示は行われない。このように、この演出例では、準備中画像RDYの表示態様では大当りの信頼度がわからないようになっている。また、或る予告表示や或る演出が複数種類ある場合に、いずれの或る予告表示や或る演出が行われるのかがわからないようになっている。
図43(c)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1に表示されていた準備中画像RDYからタイマ予告表示に切り換えられ、タイマ予告演出が開始された様子が示されている。この演出例では、タイマ予告表示における背景色が複数色の中からいずれかが選択され、背景色により大当りの信頼度が示される。図43(c)に示す演出例では、タイマ予告表示の背景色は青色とされており、信頼度の低い態様となっている。また、タイマ予告表示におけるタイマ表示は「10:00」となっており、カウントダウンが開始してから10秒後に或る予告表示が表示される可能性があることが報知されている。なお、タイマ表示のカウントダウンが開始する前や開始した後で、タイマ予告表示の背景色が変化し、信頼度が途中で向上するような演出が行われてもよい。
その後、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが開始し、図43(d)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ表示が「0:00」となりカウントダウンが完了した様子が示されている。また、装飾図柄が左図柄と右図柄にそれぞれ「装飾4」が停止表示されてリーチ状態となった様子が示されている。なお、タイマ表示が「0:00」となった後でリーチ状態となってもよいし、リーチ状態となった後でタイマ表示が「0:00」となってもよいし、タイマ表示が「0:00」となったタイミングでリーチ状態となってもよい。なお、この演出例では、タイマ表示のカウントダウンが0になるとスーパーリーチに発展することを表す表示と対応関係にあり、必ずスーパーリーチに発展するようになっている。
そして、タイマ表示のカウントダウンが完了すると、図43(e)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示領域TT1においてタイマ表示に換えて「Go」の文字が表示され、或る予告表示が開始されることを報知している。
すると、図43(f)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボタン予告演出が開始されてデフォルトのボタン画像136aが残時間メータMTとともに表示され、演出ボタン136の操作受付状態が開始された様子が示されている。また、チュートリアル表示部TT1では、「Go」の表示が消去され、非表示状態とされている。この演出例では、ボタン予告演出の開始自体は、タイマ予告演出が行われた結果開始される予告表示ではなく、ボタン予告演出において演出ボタン136が操作された結果、成功した場合に表示される予告表示がタイマ予告演出が行われた結果開始される予告表示に対応している。なお、ボタン予告演出が開始された後でチュートリアル表示部TT1が非表示状態となってもよいし、チュートリアル表示部TT1が非表示状態となった後でボタン予告演出が開始されてもよいし、ボタン予告演出が開始されたタイミングでチュートリアル表示部TT1が非表示となってもよい。「Go」の表示の後にチュートリアル表示を表示しないことで、他の演出(例えば、ボタン演出)に集中させる効果を奏する場合がある。
図43(g)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボタン予告演出が開始され、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて残時間メータのゲージが減少している様子が示されている。
その後、図43(h)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、ボタン予告演出に成功したとして、図43(i)に示すように、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に移行する。具体的には、第1装飾図柄表示装置208Lで表示されていた装飾図柄は、第2装飾図柄表示装置208Mの上方で小さく表示されて変動表示が継続され、また、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の左右両隅部にリーチ状態を形成している「装飾4」が表示される。これにより、「装飾4」でのリーチ状態であることが容易に認識することができる場合がある。なお、第2装飾図柄表示装置208Mにおいて表示されていた受付回数表示850とストックボタン画像852はスーパーリーチに移行するタイミングで消去される。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチへ移行する演出表示(スーパーリーチ移行表示)が行われ、また、家紋役物224Eが上昇及び回転し、第1装飾図柄表示装置208Lの中央下部の前面側にオーバーラップしている。そのため、変動アイコンh0や一部の保留アイコン(例えば、保留アイコンh11)が家紋役物224Eによってオーバーラップされることにより視認困難とされている。また、家紋役物224Eは、チュートリアル表示部TT1の一部にもオーバーラップしている。この家紋役物224Eの上昇・回転動作により、スーパーリーチへ移行することが報知されている。また、この演出例では、スーパーリーチのうちの少なくとも剣豪リーチへ移行する場合には、スーパーリーチ移行表示が開始された後でUI部UI3が保留アイコンh11及びチュートリアル表示部TT1とともに下方にフレームアウトされ、非表示となる。すなわち、この演出例では、タイマ予告演出の結果として行われる或る予告表示がスーパーリーチへの発展に対応しているということができる。
図43(j)では、剣豪リーチが開始されている様子が示されている。なお、剣豪リーチに移行する場合には、UI部UI3は非表示とされるが、UI部UI3に表示されていた変動アイコンh0は、表示位置を下方に変更して表示が維持されている。また、チュートリアル表示部TT1は、非表示であったため、チュートリアル表示部TT1がUI部UI3とともにフレームアウトされた後は、何らの表示も行われない。また、家紋役物224Eは、下方に移動され、初期位置に戻っている。
図43(k)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、姫のカットイン画像HCIが表示されている様子が示されている。この姫のカットイン画像HCIは、ボタン予告演出やタイマ予告演出やミニゲームを経由しないで突然表示されたものであって信頼度は低いものとなっているが、ボタン予告演出やタイマ予告演出あるいはミニゲームが行われた結果として表示されるようにしてもよい。また、姫のカットイン画像HCIに換えて、例えば、鉄板画像TPが表示される場合があってもよい。
図44は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の別の例を段階的に示す図である。なお、図44(a)〜同図(c)に示す演出は、図43(a)〜同図(c)と同じなので、説明を省略する。
図44(d)では、ナビキャラとしての殿様のキャラクタが爆弾を投てきしているアニメーションが行われている様子が示されている。具体的には、第3装飾図柄表示装置208Nに表示されている殿様のキャラクタが「まだだ」と叫びながら爆弾を投てきし、この爆弾は、第3装飾図柄表示装置208Nから第1装飾図柄表示装置208Lに亘って移動する。そして、この爆弾は、タイマ表示のカウントダウンが行われているチュートリアル表示部TT1に向かい、チュートリアル表示部TT1の上方の近傍で破裂する。
すると、図44(e)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ表示のカウントダウンが中断されて、再び、準備中画像RDYが表示されている様子が示されている。このタイマ予告演出が開始された時点では、タイマ表示が「10:00」となっており、ボタン予告演出が開始されるタイミングを報知していたが、そのタイマ予告演出が中断されたことにより、ボタン予告演出に対応するものではなかったことが認識される場合がある。なお、ナビキャラによるタイマ予告演出の中断演出が行われた場合の方が、ナビキャラによるタイマ予告演出の中断演出が行われなかった場合よりも大当り図柄が確定表示されやすくしてもよい。なお、タイマ表示のカウントダウンが中断する演出が行われた場合には、準備中画像RDYの表示に換えてタイマ表示の時間が増加してカウントアップされるまでの時間が延長されるようにしてもよいし、カウントダウンの速度が遅くなってもよい。また、例えば、タイマ予告はカウントダウンの速度が変化しないので0のタイミングを予測しやすいという利点があり、だからこそ、準備中画像RDYの終了タイミング(つまり、タイマ予告の開始タイミング)によって将来のことがわかる場合がある。
図44(f)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボタン予告演出が開始されてデフォルトのボタン画像136aが残時間メータMTとともに表示され、演出ボタン136の操作受付状態が開始された様子が示されている。なお、チュートリアル表示部TT1では、準備中画像RDYが引き続き表示されている。
図44(g)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボタン予告演出が開始され、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて残時間メータのゲージが減少している様子が示されている。
その後、図44(h)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、ボタン予告演出に成功したとして、図44(i)に示すように、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に移行する。具体的には、第1装飾図柄表示装置208Lで表示されていた装飾図柄は、第2装飾図柄表示装置208Mの上方で小さく表示されて変動表示が継続され、また、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の左右両隅部にリーチ状態を形成している「装飾4」が表示される。これにより、「装飾4」でのリーチ状態であることが容易に認識することができる場合がある。なお、第2装飾図柄表示装置208Mにおいて表示されていた受付回数表示850とストックボタン画像852はスーパーリーチに移行するタイミングで消去される。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチへ移行する演出表示(スーパーリーチ移行表示)が行われ、また、家紋役物224Eが上昇及び回転し、第1装飾図柄表示装置208Lの中央下部の前面側にオーバーラップしている。そのため、変動アイコンh0や一部の保留アイコン(例えば、保留アイコンh11)が家紋役物224Eによってオーバーラップされることにより視認困難とされている。また、家紋役物224Eは、準備中画像RDYが表示されたチュートリアル表示部TT1の一部にもオーバーラップしている。この家紋役物224Eの上昇・回転動作により、スーパーリーチへ移行することが報知されている。また、この演出例では、スーパーリーチのうちの少なくとも剣豪リーチへ移行する場合には、スーパーリーチ移行表示が開始された後でUI部UI3が保留アイコンh11及びチュートリアル表示部TT1とともに下方にフレームアウトされ、非表示となる。
図44(j)では、剣豪リーチが開始されている様子が示されている。なお、剣豪リーチに移行する場合には、UI部UI3は非表示とされるが、UI部UI3に表示されていた変動アイコンh0は、表示位置を下方に変更して表示が維持されている。また、チュートリアル表示部TT1は、UI部UI3とともに非表示とされるが、準備中画像RDYは、引き続き表示が維持されている。また、家紋役物224Eは、下方に移動され、初期位置に戻っている。
図44(k)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、準備中画像RDYからタイマ予告表示に切り替わり、タイマ予告演出が再開されている様子が示されている。具体的には、再開後のタイマ予告表示は、金色の背景色に変更されており、大当りの信頼度が向上していることが示されている。また、図44(k)では、タイマ予告表示におけるタイマ表示は「10:00」を示しており、カウントダウンが再開されてから10秒後に或る予告表示が表示される可能性があることが報知されている。すなわち、この演出例では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)中にタイマ予告演出によるタイマ表示のカウントダウンが行われている様子が示されている。なお、タイマ予告演出の開始時期は、適宜のタイミングとされており、例えば、スーパーリーチの開始前、スーパーリーチの開始後、リーチ状態となる前、リーチ状態となってからスーパーリーチが開始するよりも前等のタイミングで開始されてもよい。また、タイマ予告演出が再開されたときにおけるタイマ表示は、適宜に時間に設定することができ、例えば、中断時の時間を示す「9:00」から開始するようにしてもよい。
その後、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが開始し、図44(l)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ表示が「0:00」となりカウントダウンが完了した様子が示されている。
そして、タイマ表示のカウントダウンが完了すると、図44(m)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ表示に換えて「Go」の文字が表示され、或る予告表示が開始されることを報知している。
すると、図44(n)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、予告表示としての鉄板画像TPが表示され、大当り確定であることが報知される。すなわち、タイマ予告演出は、或る予告表示としての鉄板画像TPの表示の予告表示に対応しているということができる。この演出例では、図43に示すように、タイマ予告演出に対応する予告表示がスーパーリーチへの発展ではなく、タイマ予告演出が引き延ばされた結果、スーパーリーチ中に表示されるカットイン画像の表示に対応することとなり、その結果、カットイン画像が信頼度の高いものとなっている。このように、この演出例では、スーパーリーチにおけるよいところでカウントダウンが「0:00」となり、よい演出が行われる例について示されている。また、準備中画像RDYの終了タイミング(或る予告表示の開始タイミング)が、或る変動において遅ければ遅いほど大当りの期待度が高くなるように構成されている。
図45は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の別の例を段階的に示す図である。なお、図45(a)に示す演出は、図43(a)と同じなので、説明を省略する。
図45(b)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1に表示されていた説明表示から準備中画像RDYに切り換えられた様子が示されている。このとき、準備中画像RDYが表示されたチュートリアル表示部TT1の上方には、「TIMER×2」の表示が行われており、タイマ予告演出が2回行われることが示されている。なお、「TIMER×2」の表示は、準備中画像RDYの表示と同時に表示されてもよいし、準備中画像RDYが表示された後で表示されてもよく、例えば、最初はタイマ予告演出が1回行われると思わせておいて、実は2回行われることを演出するようにしてもよい。なお、「TIMER×2」の表示に換えて、例えば、準備中画像RDYを2つ表示するようにしてもよい。
図45(c)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1に表示されていた準備中画像RDYからタイマ予告表示に切り換えられ、タイマ予告演出が開始された様子が示されている。タイマ予告表示の背景色は青色とされており、信頼度の低い態様となっている。なお、ここで、タイマ予告表示の背景色が緑色のデフォルトの表示態様であってもよい。また、タイマ予告表示におけるタイマ表示は「10:00」となっており、カウントダウンが開始してから10秒後に或る予告表示が表示される可能性があることが報知されている。
その後、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが開始し、図45(d)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ表示が「0:00」となりカウントダウンが完了した様子が示されている。また、装飾図柄が左図柄と右図柄にそれぞれ「装飾4」が停止表示されてリーチ状態となった様子が示されている。また、タイマ表示のカウントダウンが完了すると、チュートリアル表示部TT1の上方に表示されていた「TIMER×2」の表示は消去されており、1回目のタイマ予告演出が消化されて終了したことが報知されている。なお、「TIMER×2」の表示を、タイマ表示が「0:00」となったときのエフェクトの表示により視認困難としてもよい。また、「TIMER×2」の表示を消去せず、表示したままとしてもよい。また、準備中表示が複数表示される場合には、1つ目の準備中表示が終了した後に、準備中表示に関する表示が一度非表示になる状態を設けてもよい。
そして、タイマ表示のカウントダウンが完了すると、図45(e)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示領域TT1においてタイマ表示に換えて「Go」の文字が表示され、或る予告表示が開始されることを報知している。
すると、図45(f)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボタン予告演出が開始されてデフォルトのボタン画像136aが残時間メータMTとともに表示され、演出ボタン136の操作受付状態が開始された様子が示されている。このとき、ボタン画像136a及び残時間メータMTは、装飾図柄にオーバーラップしている。また、チュートリアル表示部TT1では、「Go」の表示が消去され、非表示状態とされている。そのため、タイマ予告演出のストックが1つもないように見える場合がある。この演出例では、ボタン予告演出の開始自体は、タイマ予告演出が行われた結果開始される予告表示ではなく、ボタン予告演出において演出ボタン136が操作された結果、成功した場合に表示される予告表示がタイマ予告演出が行われた結果開始される予告表示に対応している。
図45(g)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボタン予告演出が開始され、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて残時間メータのゲージが減少している様子が示されている。このとき、チュートリアル表示部TT1において準備中画像RDYが再び表示され、2回目のタイマ予告演出が開始されることが報知されるが、準備中画像RDYの再表示時には、1回目の準備中画像RDYが表示されたときと比べて拡大して表示される。そのため、この準備中画像RDYにより、変動アイコンh0や装飾図柄の一部がオーバーラップされる場合がある。このように、準備中画像RDYが一旦非表示になって、さらにオーバーラップしたりすることで、より注目させる効果がある場合がある。
その後、図45(h)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、ボタン予告演出に成功したとして、図45(i)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチ移行表示が行われ、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展する。また、家紋役物224Eが上昇及び回転し、第1装飾図柄表示装置208Lの中央下部の前面側にオーバーラップする。また、家紋役物224Eは、拡大された準備中画像RDYの一部にもオーバーラップしており、家紋役物224Eにオーバーラップされていない状態よりも視認困難とされている。なお、準備中画像RDYは、拡大表示された場合にのみ家紋役物224Eにオーバーラップされ、拡大表示されていない場合にはオーバーラップされないようにしてもよい。また、スーパーリーチ移行表示が開始された後でUI部UI3が保留アイコンh11及びチュートリアル表示部TT1とともに下方にフレームアウトされ、非表示となる。すなわち、この演出例では、タイマ予告演出の結果として行われる或る予告表示がスーパーリーチへの発展に対応しているということができる。
図45(j)では、剣豪リーチが開始されている様子が示されている。なお、剣豪リーチに移行する場合には、UI部UI3は非表示とされるが、UI部UI3に表示されていた変動アイコンh0は、表示位置を下方に変更して表示が維持されている。また、チュートリアル表示部TT1は、UI部UI3とともに非表示とされるが、準備中画像RDYは、引き続き表示が維持されている。なお、準備中画像RDYは拡大表示されているため、変動アイコンh0の一部がオーバーラップされており、また、リーチ演出表示における剣豪のキャラクタもオーバーラップされている。このように、拡大表示された準備中画像RDYは、スーパーリーチの実行中においても表示される場合がある。また、家紋役物224Eは、下方に移動され、初期位置に戻っている。
図45(k)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、準備中画像RDYからタイマ予告表示に切り替わり、2回目のタイマ予告演出が開始されている様子が示されている。具体的には、開始後のタイマ予告表示は、金色の背景色に変更されており、大当りの信頼度が向上していることが示されている。また、図45(k)では、タイマ予告表示におけるタイマ表示は「3:00」を示しており、カウントダウンが開始されてから3秒後に或る予告表示が表示される可能性があることが報知されている。すなわち、この演出例では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)中にタイマ予告演出によるタイマ表示のカウントダウンが行われている様子が示されている。また、この演出例では、タイマ予告表示の大きさが拡大表示された準備中画像RDYの大きさと同じ大きさとされており、タイマ予告表示が拡大表示された場合は、拡大表示されない場合よりも大当り図柄が確定表示されやすくなっている。また、タイマ予告表示の背景色が金色の場合には、必ず拡大表示されるようにしてもよい。また、タイマ予告表示の背景色が金色以外の色であっても拡大表示される場合があってもよい。また、この演出例では、1つ目のタイマ予告演出よりも2つ目のタイマ予告演出の方が背景色が信頼度の高い色となっているが、タイマ表示の時間は短くなっている。なお、1つ目のタイマ予告演出よりも2つ目のタイマ予告演出の方がタイマ表示の時間が長くてもよい。
その後、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが開始し、図45(l)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ表示が「0:00」となりカウントダウンが完了した様子が示されている。
そして、タイマ表示のカウントダウンが完了すると、図45(m)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ表示に換えて「Go」の文字が表示され、或る予告表示が開始されることを報知している。
すると、図45(n)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、予告表示としての鉄板画像TPが表示され、大当り確定であることが報知される。すなわち、2回目のタイマ予告演出は、或る予告表示としての鉄板画像TPの表示の予告表示に対応しているということができる。この演出例では、タイマ予告演出が2回行われることが予め報知されることで大当りに対する期待感を飛躍的に向上させることができる場合がある。
このように、この演出例では、準備中画像RDYが服ウ数表示された場合において、1つの準備中画像RDYが消化された場合は、同一の図柄変動表示において、全ての準備中画像RDYが消化されていることが示されている。
図46は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の別の例を段階的に示す図である。なお、図46(a1)〜同図(a2)に示す演出は、図42(a1)〜同図(a2)と同じなので、説明を省略する。
図46(a3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、長押し用演出表示による長押し演出が表示開始されている様子が示されている。長押し用演出表示は、上方に殿様のキャラクタが描かれた領域が配置され、下方に剣豪のキャラクタが描かれた領域が配置されており、演出ボタン136の長押し操作の操作量に応じて、双方の領域の大きさが相対的に変動するように表示される。なお、長押し演出が開始されたときも準備中画像RDYは表示されている。なお、図46(a3)に示すタイミングでは、演出ボタン136の操作有効期間は開始されていない。
図46(a4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、長押し演出による長押し操作の受け付けが開始された様子が示されている。すなわち、演出ボタン136の操作有効期間が開始された様子が示されている。なお、この長押し演出では、残時間ゲージMTが表示されないが表示されてもよい。また、準備中画像RDYからタイマ予告表示に切り替わり、タイマ予告演出が開始されている様子が示されている。具体的には、タイマ予告表示は、緑色の背景色に変更されており、信頼度はそれほど高くないことが示されている。また、図46(a4)では、タイマ予告表示におけるタイマ表示は「5:00」を示しており、カウントダウンが開始されてから5秒後に或る予告表示が表示される可能性があることが報知されている。すなわち、この演出例では、操作有効期間とタイマ表示のカウントダウンの時間が一致している。なお、完全に一致していなくてもよい。なお、演出ボタン136の操作有効期間が開始された後でタイマ予告演出が開始されてもよいし、タイマ予告演出が開始された後で演出ボタン136の操作有効期間が開始されてもよいし、演出ボタン136の操作有効期間が開始されたタイミングでタイマ予告演出が開始されてもよい。
図46(a5)では、遊技者による演出ボタン136の長押し操作が行われている様子が示されている。なお、図46(a5)に示すタイミングでは、タイマ予告表示におけるタイマ表示は「4:00」となっている。
図46(a6)では、遊技者による演出ボタン136の長押し操作が引き続き行われている様子が示されている。このとき、長押し用演出表示では、上方に配置された殿様のキャラクタが描かれた領域が拡大し、その分、下方に配置された剣豪のキャラクタが描かれた領域が縮小されており、殿様のキャラクタが優勢であることが示されている。これにより、有利な結果となりやすいことが示唆されている。なお、図46(a6)に示すタイミングでは、タイマ予告表示におけるタイマ表示は「3:00」となっている。
図46(a7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ表示が「0:00」となってカウントダウンが終了し、「Go」の文字が表示されている様子が示されている。また、長押し演出が引き続き行われており、演出ボタン136の操作有効期間も未だ継続中となっている。すなわち、「Go」の文字表示は、演出ボタン136の操作有効期間において表示されているということができる。また、長押し用演出表示では、上方に配置された殿様のキャラクタが描かれた領域がさらに拡大し、その分、下方に配置された剣豪のキャラクタが描かれた領域がさらに縮小されており、殿様のキャラクタが断然優勢であることが示されている。なお、「Go」の文字が表示された後で長押し演出が終了されてもよいし、長押し演出が終了した後で「Go」の文字が表示されるようにしてもよいし、「Go」の文字が表示されるタイミングで長押し演出が終了するようにしてもよい。また、「Go」の文字が表示された後で操作有効期間が終了してもよいし、操作有効期間が終了した後で「Go」の文字が表示されるようにしてもよいし、「Go」の文字が表示されるタイミングで操作有効期間が終了するようにしてもよい。
すると、図46(a8)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、「一撃」の文字が表示されるとともに、デカボタン画像136aLが残時間メータMTとともに表示されてボタン予告演出が開始され、操作有効期間が再度設定された様子が示されている。すなわち、このボタン予告演出は、長押し演出に続いて行われるボタン操作演出の一例ということができる。換言すれば、複数(種類)のボタン演出が連続して行われる例を示しているということができる。なお、ここで、設定される操作有効期間は、長押し演出における操作有効期間がいったん終了した後で再度設定されてもよいし、長押し演出における操作有効期間に連続して設定されるようにしてもよい。
その後、図46(a9)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図46(a10)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、主人公の殿様が敵役の剣豪に勝利し、「装飾4−装飾4−装飾4」の装飾図柄の組合せが導出されて揺れ変動が開始される。このとき、家紋役物224E、八代役物224Fa及び将軍役物224Fbでは、大当りとなることを祝福するようにレインボーの発光態様で発光する。
このように、この演出例では、長押しパートで準備中表示が終了してタイマ表示のカウントダウンが開始され、長押しパートと次のパートとの間や長押しパートの最後の方でカウントダウンが完了して「0:00」となり、次のパートで行われるボタン演出がよいものになること例について示されている。
図46(b1)〜同図(b5)は、剣豪リーチにおいて長押し演出が行われるが、タイマ予告演出が行われていない様子が示されている。
具体的には、図46(b1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、長押し用演出表示による長押し演出が開始された後、長押し操作の受け付けが開始され、また、演出ボタン136の長押し操作が行われている様子が示されている。なお、この演出例では、タイマ予告演出は行われていない。
しかしながら、この演出例では、図46(b2)に示すように、演出ボタン136の長押し操作が継続されているが、長押し用演出表示では、上方に配置された殿様のキャラクタが描かれた領域が縮小し、その分、下方に配置された剣豪のキャラクタが描かれた領域が拡大されており、殿様のキャラクタが劣勢(敵キャラである剣豪のキャラクタ優勢)であることが示されている。これにより、有利な結果となり難いことが示唆されている。
その後、図46(b3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、「一撃」の文字が表示されるとともに、デフォルトの表示態様のボタン画像136aが残時間メータMTとともに表示されてボタン予告演出が開始され、操作有効期間が再度設定された様子が示されている。このように、長押し演出が行われるときに、タイマ予告演出が行われない場合には、デカボタン画像136aLが表示され難く、デフォルトの表示態様のボタン画像136aが表示されやすくなる。なお、長押し演出が行われるときに、タイマ予告演出が行われない場合には、デカボタン画像136aLが表示されないようにしてもよい。
その後、図46(b4)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図46(b5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、主人公の殿様が敵役の剣豪に負け、「装飾4−装飾5−装飾4」のハズレの装飾図柄の組合せが導出されて揺れ変動が開始される。なお、ミニゲームやタイマ予告演出を経由しない場合であってもよい流れとなって大当りとなるようにしてもよい。
図47は、本実施形態に適用可能なボタン連打演出の一例を段階的に示す図である。
図47(a)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図47(a)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が1つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、1つの保留アイコンh11が表示されている。なお、変動アイコンh0及び保留アイコンh11は、いずれもデフォルトの表示態様となっている。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図47(a)に示されるチュートリアル表示部TT1では、「パンダは殿様の師匠」と表示されており、パンダのキャラクタと殿様のキャラクタとの関係について説明がなされている。また、図47(a)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボタン連打演出が開始されており、「ボタン連打で時間内にメーターをMAXにしろ」の説明が行われており、さらに、「用意」の文字とともにボタン画像136aが表示され、表示画面の左側には、上下方向に5つのメモリが配置されてなる操作量メータMT11が表示されている。なお、図47(a)に示すタイミングでは、演出ボタン136の連打操作の受け付け開始前、すなわち、操作有効期間の開始前であり、演出ボタンランプ138も白色で点灯している。この演出例では、ボタン画像136aの上方に表示された「用意」の表示が準備中画像RDYに相当する表示(ボタン連打演出の準備演出表示)ということができる。なお、ボタン連打演出が開始されると、第1装飾図柄表示装置208Lにおいて変動表示が行われていた装飾図柄は、第2装飾図柄表示装置208Mの上方に移動し、縮小表示されている。また、図47(a)に示すUI部UI3は、青色で表示されたデフォルトの表示態様とされている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図47(a)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mには、受付回数表示850とストックボタン画像852も表示されている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、家紋役物224Eが配置されており、また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、演出可動体の一つである八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
図47(b)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、演出ボタン136の連打操作の受け付けが開始された様子が示されている。具体的には、ボタン画像136aの上方に表示されていた「用意」の文字が「開始」の文字に切り替わるとともに、ボタン画像136aの下方に残時間メータMTが表示され、操作有効期間が開始されたことを報知するとともに、演出ボタンランプ138が、赤色に発光する。この演出例では、操作有効期間が開始されたタイミングでボタン連打演出(本演出)が開始されているということもできる。
図47(c)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、操作有効期間からの時間の経過に応じて残時間メータMTのゲージが減少する態様で表示され、また、ボタン画像136aの右側では、数字の表示によるカウントダウン表示が表示されている。図47(c)に示すタイミングでは、カウントダウン表示として「5」が表示され、操作有効期間が終了するまでの時間が5秒であることが報知されている。このカウントダウン表示におけるカウントダウンが完了すると或る予告演出が行われる可能性があることから、このカウントダウン表示によるカウントダウンの演出がタイマ予告演出に対応しているということもできる。
図47(d)では、遊技者による演出ボタン136の連打操作が開始された様子が示されている。なお、図47(d)に示すタイミングでは、カウントダウン表示として「4」が表示されており、操作有効期間が終了するまであと4秒であることが報知されている。
図47(e)では、遊技者による演出ボタン136の連打操作が引き続き行われており、第1装飾図柄表示装置208Lでは、連打操作の回数に応じて操作量メータMT11のメモリが赤色で1つ表示されている。なお、図47(e)に示すタイミングでは、カウントダウン表示として「3」が表示されており、操作有効期間が終了するまであと3秒であることが報知されている。
図47(f)では、遊技者による演出ボタン136の連打操作が引き続き行われており、第1装飾図柄表示装置208Lでは、操作量メータMT11のメモリが赤色で3つ表示されている様子が示されている。なお、図47(f)に示すタイミングでは、カウントダウン表示として「1」が表示されており、操作有効期間が終了するまであと1秒であることが報知されている。
図47(g)では、第1装飾図柄表示装置208Lにおけるカウントダウン表示が「0」となり、操作有効期間が終了し、遊技者による演出ボタン136の連打操作が終了した様子が示されている。なお、操作量メータMT11のメモリは赤色で3つ表示された態様となっており、すなわち、ボタン連打演出に失敗したことが示されている。なお、演出ボタンランプ138は、赤色で点灯した状態とされているが、操作有効期間が終了したタイミングで点灯状態が赤色から白色に切り替わるようにしてもよいし、操作有効期間が終了する前に演出ボタンランプ138の点灯状態が赤色から白色に切り替わるようにしてもよい。
ボタン連打演出に失敗すると、図47(h)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、「残念・・・」と表示され、ボタン連打演出に失敗したことが報知される。なお、この演出例では、タイマ予告の他にカウントダウン表示的な演出を実行可能なパチンコ機において、或る予告表示には、このカウントダウン表示的な表示は含まない場合があってもよい。
図48は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の別の例を段階的に示す図である。
図48(a)に示す第1装飾図柄表示装置では、表示画面の下部にUI部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図48(a)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が2つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、2つの保留アイコンh11,h12が表示されている。なお、変動アイコンh0及び保留アイコンh11,h12は、いずれもデフォルトの表示態様となっている。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図48(a)に示されるチュートリアル表示部TT1では、第1準備中画像RDY1が表示されている。この第1準備中画像RDYの機能は、上述した準備中画像RDYと同様である。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が行われている。また、図48(a)に示すUI部UI3は、青色で表示されたデフォルトの表示態様とされている。また、この演出例では、第1準備中画像RDY1の上方に第2準備中画像RDYが表示されており、複数の準備中画像が同時に表示されている様子が示されている。第1準備中画像RDY1及び第2準備中画像RDY2は、それぞれ対応する演出(タイマ予告演出やミニゲーム等)が行われる。なお、これらの準備中画像(第1準備中画像RDY1、第2準備中画像RDY2)は、いずれも先読み予告として機能している。また、いずれの準備中画像も背景色が緑色とされておりデフォルトの表示態様となっている。また、これらの準備中画像は、同時に表示開始されてもよいし、一方が表示開始された後で他方が表示開始されるようにしてもよい。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図48(a)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mには、受付回数表示850とストックボタン画像852も表示されている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。
図48(b)は、図48(a)に示す図柄変動表示が終了し、次の図柄変動表示が開始している様子が示されている。具体的には、第1特図表示装置212における図柄変動が開始されると、保留アイコンh11,h12がそれぞれ移動アニメーションにより移動表示され、第1の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコンが表示される台座の上に載置されて変動アイコンh0となり、第2の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが第1の保留アイコンh11となり、それぞれ、対応する台座上に移動する。また、装飾図柄の変動表示が開始されている。なお、第1準備中画像RDY1及び第2準備中画像RDY2は引き続き表示されており、すなわち、これらの準備中画像が複数の図柄変動表示に跨って表示されているということができる。
図48(c)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1に表示されていた第1準備中画像RDY1がタイマ予告表示に切り換えられ、タイマ予告演出が開始された様子が示されている。なお、第1準備中画像RDY1に対応するタイマ予告表示の背景色は緑色とされており、デフォルトの表示態様となっている。また、タイマ予告表示におけるタイマ表示は「5:00」となっており、カウントダウンが開始してから5秒後に或る予告表示が表示される可能性があることが報知されている。この演出例では、複数の準備中画像のうちの一つが発動(消化)されて演出が開始された場合は、他の全ての準備中画像も消化されるように構成されている。なお、準備中画像は1回の図柄変動表示においてすべて消化されるが、予告アイコンは次回以降の図柄変動表示まで持ち越して表示されるようにしてもよい。
図48(d)は、第1準備中画像RDY1に対応するタイマ予告表示におけるタイマ表示が「0:00」となり、カウントダウンが完了した様子が示されている。
すると、図48(e)に示すように、第1準備中画像RDY1に対応するタイマ予告表示が表示されていた領域に「Go」の文字が表示され、このタイマ予告表示に係るタイマ予告演出に対応する或る予告表示が開始されることが報知される。
図48(f)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、「Go」の文字がその表示領域とともに消去され、第2準備中画像RDY2が下方にスライド移動し、チュートリアル表示部TT1の位置まで移動する準備中画像移動アニメが行われている。また、第1準備中画像RDY1に対応するタイマ予告演出によるタイマ表示のカウントダウンが完了したことに応じた予告演出(先行開始予告演出)が開始し、忍者のキャラクタNJ4が出現している様子が示されている。ここで表示される忍者のキャラクタNJ4は、図35(f)に示して上述した保留アイコンの表示態様が変化される際に表示される場合がある忍者のキャラクタNJ4と同じであるが、別のキャラクタであってもよい。なお、この演出において、先行開始予告演出が開始した後で準備中画像移動アニメが開始してもよいし、準備中画像移動アニメが開始した後で先行開始予告演出が開始してもよいし、先行開始予告演出が開始したタイミングで準備中画像移動アニメが開始してもよい。また、図48(f)に示す忍者のキャラクタNJ4は、第2準備中画像RDY2にオーバーラップしているが、第2準備中画像RDY2にオーバーラップされてもよい。
図48(g)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留変化アニメが開始されており、忍者のキャラクタNJ4が変動アイコンh0に向けて手裏剣を投てきし、変動アイコンh0に命中した様子が示されている。このとき、エフェクトEF4により、変動アイコンh0の全体が覆われ、エフェクトEF4に覆われていない状態に比べて、視認困難状態とされている。
図48(h)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留変化アニメが行われた結果、変動アイコンh0がデフォルトの表示態様から赤色の表示態様となり、当該変動予告が開始されている。
図48(i)では、左図柄と右図柄にそれぞれ「装飾4」が停止表示されてリーチ状態となった後、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に移行する様子が示されている。具体的には、第1装飾図柄表示装置208Lで表示されていた装飾図柄は、第2装飾図柄表示装置208Mの上方で小さく表示されて変動表示が継続され、また、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の左右両隅部にリーチ状態を形成している「装飾4」が表示される。なお、第2装飾図柄表示装置208Mにおいて表示されていた受付回数表示850とストックボタン画像852はスーパーリーチに移行するタイミングで消去される。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチへ移行する演出表示(スーパーリーチ移行表示)が行われ、また、家紋役物224Eが上昇及び回転し、第1装飾図柄表示装置208Lの中央下部の前面側にオーバーラップしている。そのため、変動アイコンh0や一部の保留アイコン(例えば、保留アイコンh11)が家紋役物224Eによってオーバーラップされることにより視認困難とされている。また、家紋役物224Eは、第2準備中画像RDY2の一部にもオーバーラップしている。この家紋役物224Eの上昇・回転動作により、スーパーリーチへ移行することが報知されている。また、この演出例では、スーパーリーチ移行表示が開始された後でUI部UI3が保留アイコンh11及びチュートリアル表示部TT1とともに下方にフレームアウトされ、非表示となる。
図48(j)では、剣豪リーチが開始されている様子が示されている。なお、剣豪リーチに移行する場合には、UI部UI3は非表示とされるが、UI部UI3に表示されていた変動アイコンh0は、表示位置を下方に変更して表示が維持されている。また、チュートリアル表示部TT1は、UI部UI3とともに非表示とされるが、第2準備中画像RDY2は、引き続き表示が維持されている。また、家紋役物224Eは、下方に移動され、初期位置に戻っている。
図48(k)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第2準備中画像RDY2からタイマ予告表示に切り替わり、タイマ予告演出が開始されている様子が示されている。タイマ予告表示は金色の背景色とされており、大当りの信頼度が向上していることが示されている。また、図48(k)では、タイマ予告表示におけるタイマ表示は「10:00」を示しており、カウントダウンが再開されてから10秒後に或る予告表示が表示される可能性があることが報知されている。なお、タイマ予告表示は、表示開始時にはデフォルトの表示態様とされ、表示開始した後(例えば、カウントダウンが開始された後)で金色の背景色に変化する等の昇格表示が行われる場合があってもよい。
その後、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが開始し、図48(l)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ表示が「0:00」となりカウントダウンが完了した様子が示されている。
そして、タイマ表示のカウントダウンが完了すると、図48(m)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、タイマ表示に換えて「Go」の文字が表示され、或る予告表示が開始されることを報知している。
すると、図48(n)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、予告表示としての鉄板画像TPが表示され、大当り確定であることが報知される。すなわち、第2準備画像RDY2に対応するタイマ予告演出は、或る予告表示としての鉄板画像TPの表示の予告表示に対応しているということができる。なお、この演出例では、複数の準備中画像のうちの一つが消化された後は、新たな準備中画像が表示されないが、複数の準備中画像の一つが消化された後で、新たな準備中画像が表示されるようにしてもよい。
図49は、本実施形態に適用可能な説明表示による演出の一例を段階的に示す図である。なお、図49(a1)に示す演出は、図35(a)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図49(a2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1における説明表示が、「パンダは殿様の師匠」から「殿様は八代将軍です」に変更された様子が示されている。この演出例では、チュートリアル表示部TT1にける説明表示を切り替える場合には、上述したシャッタ画像による開閉表示は行われず、説明表示間での切換表示により行われる。この演出例では、一の図柄変動表示において、説明表示を切り替える場合にシャッタ画像による開閉表示を行わず、説明表示間での切換表示を行うことが示されている。
図49(b1)〜同図(b3)は、説明表示の切り替えを行う場合にシャッタ画像による開閉表示が行われる様子を示している。なお、図49(b1)〜同図(b2)に示す演出は、図35(a)〜同図(b)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図49(b3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、シャッタ画像によるチュートリアル表示部TT1が完全に閉鎖される前に、シャッタ画像が開放し、「殿様は八代将軍です」の説明表示が表示されている様子が示されている。すなわち、シャッタ画像による開閉表示が予告表示が行われる前兆表示ではなく、偽の前兆表示であったことが示されている。なお、ここで、シャッタ画像によりチュートリアル表示部TT1が完全に閉鎖された後でシャッタ画像が開放するようにしてもよい。このような演出が行われることにより、予告表示が開始されるのかと期待したが、予告表示が開始されず説明表示が行われたことで遊技者をがっかりさせることで、シャッタ画像の開閉表示に期待を持たせることができる場合がある。
図50は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の別の例を段階的に示す図である。図50(a1)〜同図(a3)は、図35(e)に続く演出の別の例について示している。なお、図50(a1)〜同図(a2)に示す演出は、図35(f)〜同図(g)に示す演出例と同じであるので、説明を省略する。
図50(a3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、エフェクトEF4が消去されたが1つ目の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様のまま変化していない様子が示されている。このように、図35を参照して上述した保留変化アニメが行われても表示態様が変化しない失敗演出が行われてもよい。なお、保留変化アニメに登場するキャラクタを複数種類用意し、保留変化アニメにおいて登場するキャラクタによって保留アイコンの表示態様が変化する割合が異なるようにしてもよい。
なお、上述した保留変化アニメでは、忍者のキャラクタNJ4がUI部UI3にオーバーラップして表示されていたが、例えば、図50(b1)に示すように、UI部UI3の上方に表示させてUI部UI3にオーバーラップしないようにしてもよい。この場合、保留変化アニメにおいて、忍者のキャラクタNJ4がUI部UI3にオーバーラップする場合とオーバーラップしない場合があってもよい。
図51は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の別の例を段階的に示す図である。
図51(a1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図51(a1)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が1つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、1つの保留アイコンh11が表示されている。なお、変動アイコンh0及び保留アイコンh11は、いずれもデフォルトの表示態様となっている。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図51(a1)に示されるチュートリアル表示部TT1では、「パンダは殿様の師匠」と表示されており、パンダのキャラクタと殿様のキャラクタとの関係について説明がなされている。なお、この演出例において、装飾図柄は、第2装飾図柄表示装置208Mの上方に移動し、縮小表示されている。また、図51(a1)に示すUI部UI3は、青色で表示されたデフォルトの表示態様とされている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図51(a1)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mには、受付回数表示850とストックボタン画像852も表示されている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、家紋役物224Eが配置されており、また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、演出可動体の一つである八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
図51(a2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ミニゲームとしてのルーレット演出が開始されている様子が示されている。このルーレット演出では、円形に形成されたルーレット盤RRが3等分され3つに区画されている。3つの区画のうちの上方には爺の領域が配置され、左下方には姫の領域が配置され、右下方にはチビ姫の領域が配置されている。ルーレット演出が開始されると、各領域についてそれぞれ赤色で点滅表示することにより変動表示を行い、最終的に赤色で点灯した領域に対応する予告表示が準備されるようになっている。なお、ルーレット演出が開始する図柄変動表示と、準備中表示等が終了する図柄変動表示が同じであってもよいし、別であってもよい。また、ルーレット演出が開始することを表す表示が行われる構成においては、該表示が行われる図柄変動表示と、準備中宇表示等が終了する図柄変動表示が同じであってもよいし、別であってもよい。上述した記載の組み合わせによって、該表示は先読み予告表示ということができる。
図51(a3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ルーレット演出の変動表示の結果、全ての領域が赤色で点灯した様子が示されている。すなわち、爺のキャラクタに対応する予告表示と、姫のキャラクタに対応する予告表示と、チビ姫のキャラクタに対応する予告表示がそれぞれ準備されることが報知されている。
すると、図51(a4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1に第1準備中画像RDY1が姫のキャラクタHMEがその右上部分に付加されて表示され、表示画面の左上には、第3準備中画像RDY3が爺のキャラクタGIIが隣接するようにして表示され、第3準備中画像RDY3の下方にチビ姫のキャラクタCHMがそれぞれ表示される。すなわち、キャラクタを出現させる場合には、キャラクタに対応した位置に各キャラクタを登場するとともに、準備中画像の表示が伴う場合には、そのキャラクタに対応する位置に表示される。なお、登場するキャラクタそのものが準備中画像に相当する場合があるということもできる。また、登場するキャラクタと実行される演出との関係が1:1であってもよいし、1:N(N>1)であってもよい。また、或る演出が複数のキャラクタが消化されることにより実行される場合があってもよい(キャラクタと演出との関係が、N(N>1):1であってもよい)。
図51(a5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チビ姫のキャラクタCHMが上方に移動し、第3準備中画像RDY3の左下隅部分にオーバーラップしている様子が示されている。すなわち、或る予告表示が他の予告表示にオーバーラップしているということができる。これにより、チビ姫のキャラクタCHMに対応する予告表示が開始することが報知される。
図51(a6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チビ姫のキャラクタCHMが変動アイコンh0に向けて物体を投じるアニメーションが行われている様子が示されている。そして、物体が変動アイコンh0に到達するとエフェクトEF7が表示され、変動アイコンh0が視認困難とされる。すなわち、チビ姫のキャラクタCMHに対応する予告表示は、変動アイコンh0の表示態様の変化による予告表示である。
すると、図51(a7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、エフェクトEF7が消去されて変動アイコンh0が視認容易な状態となる。このとき、変動アイコンh0の表示態様がデフォルトの表示態様から赤色の表示態様に変更され、変動アイコンh0による当該変動予告が開始されている様子が示されている。
図51(a8)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、爺のキャラクタGIIが振動する態様での表示が開始される。これにより、爺のキャラクタGIIに対応する予告表示が開始することが報知される。
図51(a9)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、爺のキャラクタGIIに隣接して配置された第3準備中画像RDY3が表示されていた領域でミニゲームが開始されている様子が示されている。ミニゲームが開始されると、横方向に延在する円筒状のドラムDRMが横方向を回転軸として回転を開始する。ドラムDRMの表面には複数の図柄(識別情報)が表示されており、ドラムDRMが停止表示された際に表示された識別情報により、ミニゲームの成否が表示される。
図51(a10)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ドラムDRMが停止表示し、「激熱」の文字が表示された図柄が導出され、大当りとなる可能性が高いことが示唆されている。すなわち、ドラムDRMに「激熱」の文字が導出されることにより、当該変動予告が行われている。この演出は、何かの表示態様を変化させる演出ではなく、大当り予告を行う演出であるということができる。
図51(a11)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、姫のキャラクタHMEが振動する態様での表示が開始される。これにより、姫のキャラクタHMEに対応する予告表示が開始することが報知される。姫のキャラクタHMEはUI部UI3にオーバーラップされて表示されているので、姫のキャラクタHMEの振動表示によりUI部UI3の表示に注目させることができる場合がある。
図51(a12)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1準備中画像RDY1が表示されていた領域で、タイマ予告演出が開始されている様子が示されている。姫のキャラクタHMEに対応する予告表示はタイマ予告演出である。タイマ予告演出が開始されると、第1準備中画像RDY1が表示されていた領域にタイマ表示が表示され、その後カウントダウンが開始する。カウントダウンを行った結果、「0:00」になると、或る予告表示が開始されるように構成されている。図51(a12)に示す演出例では、タイマ表示として「30:00」が表示され、その後、カウントダウンが開始される。
図51(a13)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、カウントダウンが行われた結果、タイマ表示が「0:00」となってカウントダウンが完了した様子が示されている。すると、姫のキャラクタHMEが上昇して第1準備中画像RDY1とは別の位置に移動し、タイマ予告演出に対応する予告表示が開始されることを報知している。すなわち、図48(m)に示して上述いた「Go」の表示と同様の演出が行われているということができる。
すると、図51(a14)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチ移行表示が行われ、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展する様子が示されている。姫のキャラクタHMEに対応する予告表示は、剣豪リーチへの発展に対応している。また、図示はしないが、家紋役物224Eが上昇及び回転し、第1装飾図柄表示装置208Lの中央下部の前面側にオーバーラップする。また、この演出例では、スーパーリーチ移行表示の背景色が金色とされており、大当りの信頼度が高いことが報知されている。また、チュートリアル表示部TT1では、タイマ表示によるカウントダウンが完了したため、非表示とされている。また、スーパーリーチ移行表示が開始された後でUI部UI3が保留アイコンh11及びチュートリアル表示部TT1とともに下方にフレームアウトされ、非表示となる。
なお、この演出例では、スーパーリーチの発展前に全ての準備中画像が消化されるようにしたが、少なくとも1つがスーパーリーチ発展後に消化されるようにしてもよく、例えば、鉄板画像TPが表示されることとなるミニゲームやタイマ予告演出が行われるようにしてもよい。
図51(b1)は、図51(a2)において上述したルーレット演出において、3つの領域のうちの爺の領域だけ赤色で点灯した様子が示されている。すなわち、爺のキャラクタに対応する予告表示と、姫のキャラクタに対応する予告表示と、チビ姫のキャラクタに対応する予告表示のうちの、爺のキャラクタに対応する予告表示のみが準備されることが報知されている。
すると、図51(b2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第3準備中画像RDY3が爺のキャラクタGIIが隣接するようにして表示される。すなわち、爺のキャラクタGIIに対応した位置に爺のキャラクタGIIを登場するとともに、爺のキャラクタGIIに伴って出現する準備中画像も、爺のキャラクタGIIに隣接する位置に表示される。したがって、この演出例では、ドラムDRMによるミニゲームのみが行われることとなる。
図52は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の別の例を段階的に示す図である。
図52(a1)に示す演出は、図51(a3)に示す演出と同様であるが、チビ姫の領域に「×2」が表示されており、チビ姫のキャラクタCHMに対応する予告表示が2回分準備されることとなる。
すると、図52(a2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1に第1準備中画像RDY1が姫のキャラクタHMEがその右上部分に付加されて表示され、表示画面の左上には、第3準備中画像RDY3が爺のキャラクタGIIが隣接するようにして表示され、第3準備中画像RDY3の下方に2体のチビ姫のキャラクタCHM1,CHM2が表示される。なお、爺のキャラクタGIIや姫のキャラクタHMEによる演出が複数準備される場合には、例えば、1つの準備中画像に対して同じキャラクタを2体表示させるようにすることができる。具体的には、姫のキャラクタHMEによる演出が複数準備される場合には、第1準備中画像RDY1が一つ表示され、姫のキャラクタHMEが2体表示させることにより実現することができる。逆に、キャラクタが1つで準備中画像を複数表示するようにしてもよい。
図52(a3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、2体のチビ姫のキャラクタのうちの一方のチビ姫のキャラクタCHM1が上方に移動し、第3準備中画像RDY3の左下隅部分にオーバーラップしている様子が示されている。これにより、チビ姫のキャラクタCHM1に対応する2回の予告表示のうちの1回目の予告表示が開始することが報知される。
図52(a4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チビ姫のキャラクタCHM1が変動アイコンh0に向けて物体を投じるアニメーションが行われている様子が示されている。そして、物体が変動アイコンh0に到達するとエフェクトEF7が表示され、変動アイコンh0が視認困難とされる。すなわち、チビ姫のキャラクタCMH1に対応する変動アイコンh0の表示態様の変化による予告表示が開始されることが報知される。
すると、図52(a5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、エフェクトEF7が消去されて変動アイコンh0が視認容易な状態となる。このとき、変動アイコンh0の表示態様がデフォルトの表示態様から赤色の表示態様に変更され、変動アイコンh0による当該変動予告が開始されている様子が示されている。
さらに、図52(a6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、2体のチビ姫のキャラクタのうちの他方のチビ姫のキャラクタCHM2が上方に移動し、第3準備中画像RDY3の左下隅部分にオーバーラップしている様子が示されている。これにより、チビ姫のキャラクタCHM2に対応する2回目の予告表示が開始することが報知される。
図52(a7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チビ姫のキャラクタCHM2が変動アイコンh0に向けて物体を投じるアニメーションが行われている様子が示されている。そして、物体が変動アイコンh0に到達するとエフェクトEF7が表示され、変動アイコンh0が視認困難とされる。すなわち、チビ姫のキャラクタCMH2に対応する変動アイコンh0の表示態様の変化により変動アイコンによる予告表示がランクアップすることが報知される。
すると、図52(a8)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、エフェクトEF7が消去されて変動アイコンh0が視認容易な状態となる。このとき、変動アイコンh0の表示態様が赤色の予告の表示態様から金色の予告の表示態様に変更され、変動アイコンh0による当該変動予告がランクアップしている様子が示されている。
図52(b1)〜同図(b4)は、図52(a3)に続く別の演出例を示している。なお、図52(b1)に示す演出は、図52(a4)に示す演出を同じであるので、説明を省略する。
図52(b2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チビ姫のキャラクタCHM1が投じた物体が変動アイコンh0に到達してエフェクトEF7が表示された後、表示画面全体が暗転する暗転表示BLが行われ、エフェクトEF7が表示されていた部分が白色に光り、そこから水平方向に光が延びていく態様の表示が行われる。このとき、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されていた第1準備中画像RDY1や第2準備中画像RDY3は非表示とされている。なお、変動アイコンh0の表示態様の変化表示が行われているときに、別のミニゲームが開始されている場合には、当該ミニゲームも表示画面の暗転により一時的に非表示とされるようにしてもよい。また、準備中画像が複数表示されている場合に、全部の準備中画像が一時的に非表示とされるようにしてもよいし、一部の準備中画像のみが一時的に非表示とされるようにしてもよい。このように、暗転表示BLが表示されている状態を第四の状態という場合がある。そして、この演出例において、UI部UI3とともに保留アイコンが表示されている第一の状態と、UI部UI3とともに保留アイコンが非表示とされる第二の状態との関係でいうと、第一の状態から第四の状態となり、再び第一の状態となった後に第二の状態となる場合があってもよいし、第一の状態から第二の状態となる場合があってもよいし、第一の状態から第四の状態となり、その後第二の状態となる場合があってもよい。
図52(b3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、エフェクトEF7が表示されていた部分の光が拡大表示されている様子が示されている。
その後、暗転表示が終了すると、図52(b4)に示すように、変動アイコンh0がデフォルトの表示態様から赤色の表示態様に変化して演出が再開される。なお、図52(b4)に示す演出は、図52(a5)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図52(c1)〜同図(c3)は、図51(a6)に続く別の演出例を示している。なお、図52(c1)に示す演出は、図51(a7)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図52(c2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、爺のキャラクタGIIが振動する態様での表示が開始され、また、第3準備中画像RDY3が表示されていた領域で「Go」の文字が表示され、ミニゲームが開始されることを報知している。なお、爺のキャラクタGIIが振動を開始してから「Go」の表示が開始してもよいし、「Go」の表示が開始してから爺のキャラクタGIIが振動を開始してもよいし、爺のキャラクタGIIが振動を開始するタイミングで「Go」の表示が開始されてもよい。これにより、爺のキャラクタGIIに対応する予告表示が開始することが報知される。
図52(c3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、爺のキャラクタGIIに隣接して配置された第3準備中画像RDY3が表示されていた領域でミニゲームが開始されている様子が示されている。この演出例では、ミニゲームが開始されると、第3準備中画像RDY3が表示されていた領域が拡大して表示画面の略中央まで移動し、ドラムDRMの回転による演出が開始される。すなわち、この演出例では、ミニゲームが行われる領域が準備中画像が表示されていた領域とは異なる領域で行われていることが示されている。なお、「Go」の表示が行われた後でミニゲームが開始された場合の方が、「Go」の表示が行われずにミニゲームが開始された場合よりも大当りとなりやすいようにしてもよい。また、ミニゲームが拡大表示されなかった場合よりも、ミニゲームが拡大表示された場合の方が大当りとなりやすいようにしてもよい。なお、準備中画像の表示からミニゲームやタイマ予告演出等が開始されるまでの間の表示も他の別の領域で行われるようにしてもよい。第三の表示と或る予告表示(或る演出)が同じ領域で行われる場合、第一の表示と第二の表示が行われる場所は別々なので、第三の表示系の表示の方がわかりやすいという効果を奏する場合がある。
図53は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の別の例を段階的に示す図である。ここで、左側の演出表示が行われる表示装置(表示装置1)と、右側の演出表示が行われる表示装置(表示装置2)が別々の表示装置であってもよい。その場合、表示装置2の方に第三の表示(或る予告表示)がなされる場合があってもよい。
図53(a)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図53(a)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が1つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、1つの保留アイコンh11が表示されている。なお、変動アイコンh0は、赤色の表示態様となっており、当該変動予告の表示態様とされているが、保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様となっている。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図53(a)に示されるチュートリアル表示部TT1では、準備中画像RDYが表示されている。なお、この演出例において、装飾図柄は、第2装飾図柄表示装置208Mの上方に移動し、縮小表示されている。また、図53(a)に示すUI部UI3は、青色で表示されたデフォルトの表示態様とされている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図53(a)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mには、受付回数表示850とストックボタン画像852も表示されている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、家紋役物224Eが配置されており、変動アイコンh0の表示色に合わせて赤色で発光している。また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、演出可動体の一つである八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
図53(b)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、マルチチャンスアップ予告が開始されている。マルチチャンスアップ予告が開始されると、第1装飾図柄表示装置208Lの表示領域が左右2つに分割され、左側予告表示領域CULと右側予告表示領域CURとが形成される。左側予告表示領域CULでは、「全滅でチビ姫がSPリーチ参戦」の表示が行われており、チビ姫が大量の子分を全滅させることをミッションとするチビ姫無双演出が行われ、右側予告表示領域CURでは、「勝利で殿がSPリーチ参戦」の表示が行われており、爺と殿様とで飲み比べを行い、殿様が飲み比べに勝つことをミッションとする飲み比べ演出が行われる。この演出例では、チビ姫無双演出におけるミッションと飲み比べ演出におけるミッション少なくともいずれか一方のミッションが達成されるとスーパーリーチに移行し、両方のミッションが達成されると信頼度がアップするように構成されている。なお、チビ姫無双演出が開始された後で飲み比べ演出が開始されてもよいし、飲み比べ演出が開始された後でチビ姫無双演出が開始されてもよいし、両方の演出が同時に開始されてもよい。また、この演出例において、チビ姫無双演出におけるミッションと飲み比べ演出におけるミッションの少なくともいずれか一方のミッションが達成された場合には、大当りとなるようにしてもよい。
図53(c)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チビ姫無双演出と飲み比べ演出の両方の演出の実行中に、チュートリアル表示領域TT1においてミニゲームが開始されている様子が示されている。ミニゲームが開始されると、殿様のミニキャラMC1と的TGTが表示される。的TGTは、4等分に分割された領域により構成されており、4つの領域のうちの上部の領域が当りの領域となっており、当りの領域に矢が当たることでチャンスアップ予告が行われるようになっている。なお、当りの領域は、1つに限らず複数あってもよいし、全部の領域が当りの場合があってもよいし、全部の領域が非当り領域である場合があってもよい。
図53(d)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のミニキャラMC1が放った矢が的TGTの当りの領域に刺さった様子が示されている。すなわち、予告表示としてのミニゲームに成功した様子が示されている。
すると、図53(e)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チビ姫無双演出が行われている左側予告表示領域CULにおいて「チャンス」の文字が表示されたチャンスアップカットイン画像WCIが表示され、これによりチャンスアップカットイン画像WCIが表示された領域に対応するチビ姫無双演出におけるミッションが達成しやすくなったことが報知されている。このように、この演出例では、準備中画像RDYが表示された領域と予告表示が行われる領域とが一致しておらず、遊技者に違和感を与えて興趣を向上することができる場合がある。なお、飲み比べ演出が行われている右側予告表示領域CURにおいてチャンスアップカットイン画像WCIが表示される場合があってもよいし、左側予告表示領域CULと右側予告表示領域CURの両方でチャンスアップカットイン画像WUIが表示される場合があってもよい。なお、チュートリアル表示部TT1では、ミニゲームが終了したことにより、非表示とされている。
図53(f)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、左側予告表示領域CULに表示されたチビ姫無双演出において子分が全滅し、ミッションが達成された様子が示されている。
図53(g)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、左側予告表示領域CULにおいてチビ姫のアップの表示とともに「全滅」の文字が表示されて、チビ姫無双演出におけるミッションが達成されたことが報知されている。なお、右側予告表示領域CURでは、飲み比べ演出が続いている。
図53(h)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、右側予告表示領域CURに表示された飲み比べ演出において殿様が爺に勝ち、ミッションが達成された様子が示されている。
図53(i)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、右側予告表示領域CURにおいて殿様のアップの表示とともに「勝利」の文字が表示されて、飲み比べ演出におけるミッションが達成されたことが報知されている。
図53(j)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、剣豪リーチが開始されている様子が示されている。なお、剣豪リーチに移行する場合には、UI部UI3は非表示とされるが、UI部UI3に表示されていた変動アイコンh0は、表示位置を下方に変更して表示が維持されている。この演出例では、飲み比べ演出におけるミッションが達成されたため剣豪リーチが開始され、チビ姫無双演出におけるミッションが達成されたため、殿様の味方としてチビ姫が登場している。なお、飲み比べ演出におけるミッションが達成され、チビ姫無双演出におけるミッションに失敗した場合は、剣豪リーチに移行するが、チビ姫は登場せず、チビ姫無双演出におけるミッションが達成され、飲み比べ演出におけるミッションに失敗した場合は、チビ姫用のスーパーリーチに移行する。すなわち、この演出では、2つのミッションのそれぞれの成否によってその後に展開する演出の内容が異なるようになっている。
図53(k)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、横縞の背景上に、「チャンス」の文字と姫のキャラクタとが表示された姫のカットイン画像HCIが表示されている。これにより、大当りの信頼度が向上しているが、準備中画像RDYから開始されたミニゲームやタイマ予告演出を経由して開始された予告表示ではなく、それほど高い信頼度ではないことが示唆されている。
図54は、図53に示す演出の別の演出例を段階的に示す図である。なお、図54(a)〜同図(b)に示す演出は、図53(a)〜同図(b)に示す演出と同じなので、説明を省略する。
図54(c)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チビ姫無双演出と飲み比べ演出の両方の演出が行われている様子が示されている。この演出例では、準備中画像RDYの表示が継続しており、ミニゲームが未だ開始されていない。すなわち、この演出例では、準備中画像RDYに対応する予告表示がスーパーリーチに移行する前では開始されない様子が示されている。この演出は、図54(c)〜同図(e)まで続いている。なお、図54(e)では、ミニゲームが成功したことに対応するチャンスアップカットイン画像WCIは表示されていない。その後は、図54(f)〜同図(j)に示す演出が行われる。なお、図54(f)〜同図(j)に示す演出は、図53(f)〜同図(j)に示す演出に対しチュートリアル表示部TT1に準備中画像RDYが表示されている点を除いて同じであるので、説明を省略する。
図54(k)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、準備中画像RDYがエフェクトEF5にオーバーラップされており、準備中画像RDYの表示が終了し、準備中画像RDYに対応する予告表示が開始されることが報知されている。
図54(l)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、準備中画像RDYが表示されていた領域でミニゲームが開始されている様子が示されている。ミニゲームが開始されると、殿様のミニキャラMC1と的TGTが表示される。的TGTは、4等分に分割された領域により構成されており、4つの領域のうちの上部の領域が当りの領域となっており、当りの領域に矢が当たることでチャンスアップ予告が行われるようになっている。なお、当りの領域は、1つに限らず複数あってもよいし、全部の領域が当りの場合があってもよいし、全部の領域が非当り領域である場合があってもよい。
図54(m)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のミニキャラMC1が放った矢が的TGTの当りの領域に刺さった様子が示されている。すなわち、予告表示としてのミニゲームに成功した様子が示されている。
すると、図54(n)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、鉄板画像TPが表示される。この鉄板画像TPは、大当り確定であることを報知する予告表示である。このように、この演出例では、スーパーリーチに移行した後でミニゲームが開始されており、スーパーリーチに移行する前にミニゲームが開始されて対応する予告表示が行われた場合よりも信頼度が高い予告表示が行われている。
図55は、本実施形態に適用可能な準備中予告演出の別の例を段階的に示す図である。なお、図55(a1)に示す演出は、図51(a1)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図55(a2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、「捕まえたらリーチ」表示が行われており、殿様が越後屋を捕まえることをミッションとする追っかけ演出が開始されている様子が示されている。追っかけ演出が開始されると、表示画面の右上部分にサブウィンドウWP3が出現し、図55(a1)において第1装飾図柄表示装置208Lで表示されていた装飾図柄の変動表示に係る表示(メイン表示)が表示されている。このように、この演出例では、或る演出が実行される前の背景において図柄変動表示の状況を把握することができる場合がある。
図55(a3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様が越後屋との距離を詰めている様子が示されている。一方、サブウィンドウWP3では、メイン表示が継続して行われている。
図55(a4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様が越後屋を捕まえ、ミッションが達成された様子が示されている。これにより、リーチとなることが報知される。なお、このとき、チュートリアル表示部TT1に準備中画像RDYを表示し、リーチ発生の準備中である旨を表示するようにしてもよい。これにより、ミッション(ミニゲーム)の結果に対応する予告表示をストック表示することで、遊技者に予告表示としてのリーチが発生することを容易に認識させることができる場合がある。
図55(a5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、追っかけ演出が終了し、サブウィンドウWP3において表示されていたメイン表示が再び表示画面全体で表示され、その後、「装飾4」でリーチとなった様子が示されている。この演出例では、追っかけ演出におけるミッションに成功したことによりリーチが発生したことが示されている。なお、メイン表示を全画面表示する場合に、サブウィンドウWP3を拡大表示(ワイプ表示)することにより行うようにしてもよいし、切換表示してもよい。また、メイン表示が全画面表示となったときに、チュートリアル表示部TT1に準備中画像RDYが表示されてもよい。
図55(b1)〜同図(b2)は、図55(a1)〜同図(a5)において示される追っかけ演出の実行中におけるサブウィンドウの表示に関する別の演出例が示されている。
図55(b1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図55(b1)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が1つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、1つの保留アイコンh11が表示されている。なお、変動アイコンh0は、赤色の表示態様となっており、当該予告の表示態様とされているが、保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様となっている。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図55(b1)に示されるチュートリアル表示部TT1では、第1準備中画像RDY1が表示されている。また、表示画面の左上部分には、第3準備中画像RDY3が表示されている。なお、この演出例において、装飾図柄は、第2装飾図柄表示装置208Mの上方に移動し、縮小表示されている。また、図55(b1)に示すUI部UI3は、青色で表示されたデフォルトの表示態様とされている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図53(a)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mには、受付回数表示850とストックボタン画像852も表示されている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、家紋役物224Eが配置されており、変動アイコンh0の表示色に合わせて赤色で発光している。また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、演出可動体の一つである八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
図55(b2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、上述した追っかけ演出が開始されている。追っかけ演出が開始されると、表示画面の右上部分にサブウィンドウWP3が出現し、図55(b1)において第1装飾図柄表示装置208Lで表示されていた装飾図柄の変動表示に係る表示(メイン表示)が表示されている。なお、第1準備中画像RDY1と第3準備中画像RDY3は、表示位置を変更せず引き続き表示されている。なお、この場合、サブウィンドウWP3には、2つの準備中画像RDY1,RDY3のうちの、チュートリアル表示部TT1に表示された第1準備中画像RDY1のみがサブウィンドウWP3に表示され、第3準備中画像RDY3はサブウィンドウWP3においては表示されていない。このように、この演出例でも、或る演出(追っかけ演出)が実行される前の背景において図柄変動表示の状況を把握することができる場合がある。なお、この演出例において、サブウィンドウWP3と準備中画像がそれぞれ重ならない位置に表示されているが、準備中画像がサブウィンドウWP3と重なって準備中画像がサブウィンドウWP3にオーバーラップするようにしてもよい。オーバーラップされるようにしてもよい。
図55(c1)〜同図(c2)は、図55(b1)〜同図(b2)に示される演出の別の例について示されている。なお、図55(c1)に示す演出は、図55(b1)に示す演出を同じであるので、説明を省略する。
図55(c2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、上述した追っかけ演出が開始されている。追っかけ演出が開始されると、表示画面の右上部分にサブウィンドウWP3が出現し、図55(c1)において第1装飾図柄表示装置208Lで表示されていた装飾図柄の変動表示に係る表示(メイン表示)が表示されている。なお、この演出例では、第1準備中画像RDY1と第3準備中画像RDY3のうち、第3準備中画像RDY3については、表示位置を変更せず引き続き表示されているが、第1準備中画像RDY1は、メイン表示がサブウィンドウWP3に表示されるに伴い、サブウィンドウWP3においてのみ表示され、今まで表示されていた位置で表示された第1準備中画像RDY1については消去されている。
図55(d1)〜同図(d2)は、背景表示が傾いて表示された場合の準備中画像の表示態様について示されている。なお、図55(d1)に示す演出例は、図53(a)に示す演出例と同じであるので、説明を省略する。
図55(d2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、背景表示が約3/4に縮小されるとともに、縮小された背景画像が反時計方向に約10度傾くシェイクビジョン演出が行われている様子が示されている。この場合、チュートリアル表示部TT1において表示されていた準備中画像RDYは、表示態様も表示位置も変化しないで表示状態が維持されている。すなわち、準備中画像RDYは、背景表示とともに表示が傾くことはしない様子が示されている。
図56は、本実施形態に適用可能なステップアップ予告演出の一例を段階的に示す図である。なお、図56(a1)に示す演出は、図51(a1)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
図56(a2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、UI部UI3の下方から第1ステップアップ表示部SUAがせりあがり、UI部UI3を持ち上げるようにして表示されている様子が示されている。具体的には、第1ステップアップ表示部SUAは、UI部UI3と同じ横幅となっており、左側にステップアップ予告の第1段階であることを示す「A」の文字が表示され、その右側には、ステップアップ予告としてのミニゲームを行うするミニゲーム表示領域が形成されている。
図56(a3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ミニゲーム表示領域でミニゲームが開始されている様子が示されている。ミニゲームが開始されると、ミニゲーム表示領域では、「ストライクさせろ」の表示が行われ、殿様のキャラクタがボーリングの球を投球する様子を示す表示が行われる。すなわち、このミニゲームは、ボーリングゲームでストライクを取ることをミッションとするボーリングチャンスゲームである。
図56(a4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のキャラクタがボーリングの球を投球し、ピラミッド状に配列された10本のピンに向かっていく様子が示されている。
その後、図56(a5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボーリングの球がピンに衝突し、10本のピンの全てが倒れてストライクとなり、ミッションが達成された様子が示されている。
すると、図56(a6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1に準備中画像RDYが表示され、これに対応するミニゲームあるいはタイマ予告演出が開始されることが報知される。なお、この準備中画像RDYは、背景色が緑色となっており、デフォルトの表示態様とされている。
ボーリングチャンスゲームが終了すると、図56(a7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1ステップアップ表示部SUAが下方に移動してフレームアウトし、UI部UI3がデフォルトの位置まで戻る。
図56(b1)〜同図(b8)は、ステップアップ予告の別の演出例について説明している。なお、図56(b1)〜同図(b2)に示す演出は、図56(a1)〜(a2)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図56(b3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1ステップアップ表示部SUAの下方から第2ステップアップ表示部SUBがせりあがり、UI部UI3と第1ステップアップ表示部SUAを持ち上げるようにして表示されている様子が示されている。具体的には、第2ステップアップ表示部SUBも、UI部UI3と同じ横幅となっており、左側にステップアップ予告の第2段階であることを示す「B」の文字が表示され、その右側には、ステップアップ予告としてのミニゲームを行うするミニゲーム表示領域が形成されている。なお、この演出例では、第1ステップアップ表示部SUAでミニゲームが行われるよりも、第2ステップアップ表示部SUBでミニゲームが行われた方が、ミッションに成功しやすい。また、第1ステップアップ表示部SUAでミニゲームに成功した場合よりも、第2ステップアップ表示部SUBでミニゲームが成功した場合の方が、最終的に大当り図柄が確定表示されやすい。
図56(b4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ミニゲーム表示領域でミニゲームが開始されている様子が示されている。ミニゲームが開始されると、ミニゲーム表示領域では、「カップインさせろ」の表示が行われ、殿様のキャラクタがパッティングをする様子を示す表示が行われる。すなわち、このミニゲームは、パットでカップインすることをミッションとするゴルフゲームである。
図56(b5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のキャラクタがパッティングをし、ゴルフボールがカップに向かっていく様子が示されている。
その後、図56(b6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ゴルフボールがカップインし、ミッションが達成された様子が示されている。
すると、図56(b7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1に準備中画像RDYが表示され、これに対応するミニゲームあるいはタイマ予告演出が開始されることが報知される。なお、この準備中画像RDYは、背景色が赤色となっており、大当りの信頼度が高いことが報知されている。
ボーリングチャンスゲームが終了すると、図56(b8)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1ステップアップ表示部SUA及び第2ステップアップ表示部SUBが下方に移動してフレームアウトし、UI部UI3がデフォルトの位置まで戻る。
なお、この演出例では、ボーリングチャンスゲームとゴルフゲームにおいて成功した例について説明したが、例えば、ボーリングチャンスゲームにおいて、ピンが全部倒れなかった様子を示す表示を行ってミッション失敗を報知するようにしてもよいし、ゴルフゲームにおいて、カップインしなかった様子を示す表示を行ってミッション失敗を報知するようにしてもよい。また、この演出例では、ボーリングチャンスゲーム及びゴルフゲームにおいて殿様のキャラクタが登場したが、他のキャラクタが登場する場合があってもよく、例えば、姫のキャラクタが登場すると、殿様のキャラクタが登場した場合よりも大当りの信頼度が高いことを示唆するようにしてもよい。
図57は、図56に示すステップアップ予告演出の別の例について説明する図である。なお、図57(a1)に示す演出は、図56(a1)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図57(a2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、UI部UI3の下方から第1ステップアップ表示部SUAがせりあがり、UI部UI3を持ち上げるようにして表示されている様子が示されている。なお、このとき、チュートリアル表示部TT1において表示されていた説明表示と変動アイコンh0が消去されている。すなわち、この演出例では、第1ステップアップ表示部SUAが出現する際にUI部UI3におけるあるものを非表示にする様子が示されている。なお、第1ステップアップ表示部SUAが表示開始した後で説明表示が消去されてもよいし、説明表示が消去された後で第1ステップアップ表示部SUAが表示開始されてもよいし、第1ステップアップ表示部SUAが表示開始されるタイミングで説明表示が消去されてもよい。その後は、図57(a3)〜同図(a5)に示す演出が行われる。なお、図57(a3)〜同図(a5)に示す演出は、図56(a3)〜同図(a5)に示す演出と、チュートリアル表示部TT1に説明表示が行われておらず、また、変動アイコンh0が表示されていない点を除いて同じであるので、説明を省略する。
図57(a6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ミッションが達成された様子が引き続き示されている。
ボーリングチャンスゲームが終了すると、図57(a7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1ステップアップ表示部SUAが下方に移動してフレームアウトし、UI部UI3がデフォルトの位置まで戻る。なお、説明表示と変動アイコンh0は非表示のままとなっている。
すると、図57(a8)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、変動アイコンh0が赤色の表示態様で再表示されている様子が示されている。すなわち、変動アイコンh0が当該変動予告の表示態様に変化して再表示されていることが示されている。なお、変動アイコンh0の表示態様が変化して再表示する前に準備中画像RDYを表示し、ミニゲームやタイマ予告演出等を経由するようにしてもよい。
図57(b1)〜同図(b3)は、ステップアップ予告演出の別の表示態様について示されている。なお、図57(b1)に示す演出は、図57(a1)に示す演出と同じであるが、保留アイコン表示領域における4つ台座が表示されていない点で異なっている。
図57(b2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、UI部UI3の下方から第1ステップアップ表示部SUAがせりあがり、UI部UI3を持ち上げるようにして表示されている様子が示されている。なお、このとき、チュートリアル表示部TT1において表示されていた説明表示と変動アイコンh0が消去されている。また、この演出例では、保留アイコンh11がUI部UI3の上方への移動にも拘らず、表示位置が変更されず、そのため、第1ステップアップ表示部SUAのミニゲーム表示領域にオーバーラップしている様子が示されている。すなわち、第1ステップアップ表示部SUAが出現する際、UI部UI3が移動しても或る表示(保留アイコンh11)は移動しない様子が示されているということができる。
図57(b3)第1装飾図柄表示装置208Lでは、ミニゲーム表示領域でボーリングチャンスゲームが開始している様子が示されている。なお、上述したように、保留アイコンh11がミニゲーム表示領域にオーバーラップしているため、「ストライクさせろ」の文字表示の一部が隠されている。すなわち、保留アイコンh11によりミニゲームの一部が隠されているということができる。
図58は、本実施形態に適用可能なステップアップ予告演出の別の例を段階的に示す図である。
図58(a)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図58(a)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が1つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、1つの保留アイコンh11が表示されている。なお、変動アイコンh0は、赤色の表示態様となっており、当該変動予告の表示態様とされているが、保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様となっている。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図58(a)に示されるチュートリアル表示部TT1では、非表示とされている。なお、図58(a)に示すUI部UI3は、青色で表示されたデフォルトの表示態様とされている。また、図58(a)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に移行する様子が示されている。具体的には、第1装飾図柄表示装置208Lで表示されていた装飾図柄は、第2装飾図柄表示装置208Mの上方で小さく表示されて変動表示が継続され、また、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の左右両隅部にリーチ状態を形成している「装飾4」が表示される。これにより、「装飾4」でのリーチ状態であることが容易に認識することができる場合がある。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチへ移行する演出表示(スーパーリーチ移行表示)が行われ、また、家紋役物224Eが上昇及び回転し、第1装飾図柄表示装置208Lの中央下部の前面側にオーバーラップしている。そのため、変動アイコンh0や一部の保留アイコン(例えば、保留アイコンh11)が家紋役物224Eによってオーバーラップされることにより視認困難とされている。また、家紋役物224Eは、チュートリアル表示部TT1の一部にもオーバーラップしている。この家紋役物224Eの上昇・回転動作により、スーパーリーチへ移行することが報知されている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図58(a)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。
また、家紋役物224Eは、変動アイコンh0の表示色に合わせて赤色で発光している。また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、演出可動体の一つである八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
図58(b)では、家紋役物224Eが初期位置に戻った様子が示されている。
図58(c)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、UI部UI3が表示画面の下方にフレームアウトするアニメーション(UI部FOアニメ)が開始されている様子が示されている。UI部FOアニメが開始されると、保留アイコン表示領域に表示されていた保留アイコンが消去される。
その後は、図58(d)〜同図(f)に示すように、UI部UI3がUI部FOアニメによりフレームアウトする。このとき、変動アイコンh0は、UI部UI3とともにフレームアウトせず、図58(f)に示すように、表示位置を下げた状態で表示状態が維持される。
図58(g)では、剣豪リーチが開始されている様子が示されている。
図58(h)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1ステップアップ表示部SUAがせりあがり、変動アイコンh0を持ち上げるようにして表示されている様子が示されている。すなわち、この演出例では、UI部UI3が表示されていないので、持ち上げるものはないが、変動アイコンh0は表示されているので、変動アイコンh0だけが移動している様子が示されているということができる。
図58(i)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ミニゲーム表示領域でミニゲームとしての上述したボーリングチャンスゲームが開始されている様子が示されている。ボーリングチャンスゲームが開始されると、ミニゲーム表示領域では、「ストライクさせろ」の表示が行われ、殿様のキャラクタがボーリングの球を投球する様子を示す表示が行われる。
図58(j)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のキャラクタがボーリングの球を投球し、ピラミッド状に配列された10本のピンに向かっていく様子が示されている。
その後、図58(k)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボーリングの球がピンに衝突し、10本のピンの全てが倒れてストライクとなり、ミッションが達成された様子が示されている。
すると、図58(l)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の右下隅部に準備中画像RDYが出現し、これに対応するミニゲームあるいはタイマ予告演出が開始されることが報知される。なお、この準備中画像RDYは、背景色が緑色となっており、デフォルトの表示態様とされている。また、図58(l)では、第1ステップアップ表示部SUAが下方に移動してフレームアウトする様子が示されている。このとき、準備中画像RDYは、第1ステップアップ表示部SUAにオーバーラップされており、図58(m)に示すように、第1ステップアップ表示部SUAのフレームアウトが完了するまで、少なくとも一部が視認困難とされる。
図59は、本実施形態に適用可能なステップアップ予告演出の別の例を段階的に示す図である。
図59(a1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図59(a1)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が1つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、1つの保留アイコンh11が表示されている。なお、変動アイコンh0は、赤色の表示態様となっており、当該予告の表示態様とされているが、保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様となっている。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図59(a1)に示されるチュートリアル表示部TT1では、第1準備中画像RDY1が表示されている。なお、第1準備中画像RDY1は、背景色が緑色となっており、デフォルトの表示態様とされている。また、図59(a1)に示すUI部UI3は、青色で表示されたデフォルトの表示態様とされている。また、図59(a1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に移行する様子が示されている。具体的には、第1装飾図柄表示装置208Lで表示されていた装飾図柄は、第2装飾図柄表示装置208Mの上方で小さく表示されて変動表示が継続され、また、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の左右両隅部にリーチ状態を形成している「装飾4」が表示される。これにより、「装飾4」でのリーチ状態であることが容易に認識することができる場合がある。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチへ移行する演出表示(スーパーリーチ移行表示)が行われ、また、家紋役物224Eが上昇及び回転し、第1装飾図柄表示装置208Lの中央下部の前面側にオーバーラップしている。そのため、変動アイコンh0や一部の保留アイコン(例えば、保留アイコンh11)が家紋役物224Eによってオーバーラップされることにより視認困難とされている。また、家紋役物224Eは、チュートリアル表示部TT1の一部にもオーバーラップしている。この家紋役物224Eの上昇・回転動作により、スーパーリーチへ移行することが報知されている。この演出例では、スーパーリーチに移行する際にはすでに第1準備中画像RDY1が表示されている例が示されている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図59(a1)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。
また、家紋役物224Eは、変動アイコンh0の表示色に合わせて赤色で発光している。また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、演出可動体の一つである八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
図59(a2)では、家紋役物224Eが初期位置に戻った様子が示されている。
図59(a3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、UI部UI3が表示画面の下方にフレームアウトするアニメーション(UI部FOアニメ)が開始されている様子が示されている。UI部FOアニメが開始されると、保留アイコン表示領域に表示されていた保留アイコンが消去される。
その後は、図59(a4)〜同図(a6)に示すように、UI部UI3がUI部FOアニメによりフレームアウトする。このとき、変動アイコンh0と第1準備中画像RDY1は、UI部UI3とともにフレームアウトせず、図59(a6)に示すように、変動アイコンh0については、表示位置を下げた状態で表示状態が維持され、第1準備中画像RDY1については、表示位置が変更せずに表示状態が維持される。
図59(a7)では、剣豪リーチが開始されている様子が示されている。
図59(a8)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1ステップアップ表示部SUAがせりあがり、変動アイコンh0を持ち上げるようにして表示されている様子が示されている。すなわち、この演出例では、UI部UI3が表示されていないので、持ち上げるものはないが、変動アイコンh0は表示されているので、変動アイコンh0だけが移動している様子が示されているということができる。また、第1準備中画像RDY1は、表示位置を変更せず、第1ステップアップ表示SUAにオーバーラップして表示される。なお、第1準備中画像RDY1が第1ステップアップ表示SUAにオーバーラップされてもよい。なお、第1ステップアップ表示部SUAがせりあがるとともに、第1準備中画像RDY1も上方に移動するようにしてもよい。
図59(a9)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ミニゲーム表示領域でミニゲームとしての上述したボーリングチャンスゲームが開始されている様子が示されている。ボーリングチャンスゲームが開始されると、ミニゲーム表示領域では、「ストライクさせろ」の表示が行われ、殿様のキャラクタがボーリングの球を投球する様子を示す表示が行われる。しかしながら、第1ステップアップ表示SUAのミニゲーム表示領域は、第1準備中画像RDY1にオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態よりも視認困難とされている。以下の演出についても同様である。
図59(a10)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、殿様のキャラクタがボーリングの球を投球し、ピラミッド状に配列された10本のピンに向かっていく様子が示されている。
その後、図59(a11)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ボーリングの球がピンに衝突し、10本のピンの全てが倒れてストライクとなり、ミッションが達成された様子が示されている。
すると、図59(a12)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の左上隅部に第3準備中画像RDY3が出現し、これに対応するミニゲームあるいはタイマ予告演出が開始されることが報知される。すなわち、或る数の準備中画像が或る領域に表示されている場合に、新たな準備中画像が表示される場合には、当該新たな準備中画像は他の領域に表示されるということができる。なお、この第3準備中画像RDY3は、背景色が緑色となっており、デフォルトの表示態様とされている。また、図59(a12)〜同図(a13)に示すように、第1ステップアップ表示部SUAが下方に移動してフレームアウトする。
図59(b1)〜同図(b2)は、UI部FOアニメの別の表示態様について示す図である。なお、図59(b1)は、図59(a3)に続く演出である。また、図55(b1)に示す演出は、図59(a4)に示す演出を同じであるので、説明を省略する。
図59(b2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、UI部FOアニメが完了した後、剣豪リーチが開始されている様子が示されている。この演出例では、UI部FOアニメによりUI部UI3がフレームアウトするが、変動アイコンh0を載置する台座のみ、表示位置を下げた態様で表示を維持されていることが示されている。すなわち、UI部UI3がフレームアウトしてもUI部UI3の一部は表示されていることが示されている。
図60は、本実施形態に適用可能な疑似連演出の一例を段階的に示す図である。
図60(a1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図60(a1)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が2つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、2つの保留アイコンh11,h12が表示されている。なお、変動アイコンh0及び保留アイコンh11,h12は、いずれもデフォルトの表示態様となっている。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図60(a1)に示されるチュートリアル表示部TT1では、準備中画像RDYが表示されている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が行われている。なお、図60(a1)に示すUI部UI3は、青色で表示されたデフォルトの表示態様とされている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図53(a)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mには、受付回数表示850とストックボタン画像852も表示されている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、家紋役物224Eが配置されており、また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、演出可動体の一つである八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
図60(a2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄が左図柄、右図柄の順で順次停止表示し、左図柄に「装飾6」が、右図柄に「装飾7」がそれぞれ停止表示されている様子が示されている。なお、中図柄は変動表示中である。
図60(a3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中図柄の変動速度が低速となり、殿様の絵柄によって構成された疑似連図柄が表示画面の上方からスクロールインしている様子が示されている。
図60(a4)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、中図柄に疑似連図柄が一旦停止表示している様子が示されている。
すると、図60(a5)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、疑似連を開始するか否かを演出する疑似連図柄停止アニメが開始される。疑似連図柄停止アニメが開始されると、変動アイコンh0及び準備中画像RDYを残してUI部UI3がUI部FOアニメによりフレームアウトする。ここで、疑似連図柄停止アニメが開始した後でUI部FOアニメが開始されてもよいし、UI部FOアニメが開始してから疑似連図柄停止アニメが開始されてもよいし、疑似連図柄停止アニメが開始するタイミングでUI部FOアニメが開始されてもよい。また、UI部FOアニメが完了した後で疑似連図柄停止アニメが開始されてもよい。このように、この演出例では、疑似連演出煽りを行う場合や疑似連成立時などの或る状態では、UI部UI3は非表示とされる例について示されている。疑似連図柄停止アニメが開始されると、図60(a5)〜同図(a7)に示すように疑似連図柄が横方向に膨張を行う。
図60(a6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、疑似連図柄がさらに膨張しており、左図柄と右図柄にオーバーラップしており、左図柄と右図柄が視認困難な態様とされている。
図60(a7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、疑似連図柄がさらに膨張しており、第2装飾図柄表示装置208Mと第1装飾図柄表示装置208Lと第3装飾図柄表示装置208Nに亘って表示されている。このとき、疑似連図柄は、縦方向にも膨張しており、準備中画像RDYによって一部がオーバーラップされている。また、疑似連図柄は、第2装飾図柄表示装置208Mに表示されているステージ名表示部ST1、受付回数表示850及びストックボタン画像852にもオーバーラップされており、また、第3装飾図柄表示装置208Nに表示されている殿様のキャラクタや第2保留数表示にもオーバーラップされている。また、このとき、家紋役物224Eが上昇を開始し、疑似連図柄の一部をオーバーラップしている。
すると、図60(a8)に示すように、家紋役物224Eが回転し、スピーカ120から「ドン」という音声が出力され、疑似連が行われることが報知される。
図60(a9)は、疑似連図柄停止アニメが終了して疑似連図柄が元の表示態様で表示され、また、UI部UI3がフレームインアニメ(UI部FIアニメ)によりフレームインする様子が示されている。なお、疑似連図柄停止アニメが終了した後でUI部FIアニメが開始されてもよいし、疑似連図柄停止アニメが終了する前にUI部FIアニメが開始されてもよいし、疑似連図柄停止アニメが終了するタイミングでUI部FIアニメが開始されてもよい。なお、装飾図柄は、「装飾6−疑似連図柄−装飾7」の装飾図柄の組み合わせで揺れ変動による仮停止状態となっており、その後、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。
図60(b1)〜同図(b3)は、モード移行やステージチェンジの際に行われるステチェン演出の前後の表示の一例について示されている。なお、図60(b1)に示す演出は、図60(a1)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
図60(b2)では、ステチェン演出が開始され、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nがそれぞれ暗転表示し、第1装飾図柄表示装置208Lの略中心が光り、そこから左右方向に光線が延びていく様子が示されている。このとき、光線は、第2装飾図柄表示装置208Mや第3装飾図柄表示装置208Nに跨って表示されている。この演出例では、ステチェン演出による暗転表示の際に、UI部UI3が非表示とされる様子が示されている。また、この演出例では、ステチェン演出による暗転表示の際に、準備中画像RDYが非表示とされる様子も示されている。また、暗転表示中に準備中画像RDYが終了してミニゲームやタイマ予告演出が開始されていてもよい。
図60(b3)では、ステチェン演出が終了した様子が示されている。この演出例では、ステチェン演出の終了後は、ステチェン演出が開始する前と同じ表示が行われている。すなわち、モード移行もステージチェンジも行われない偽のステチェン演出であったことが示されている。
図61は、本実施形態に適用可能なボタン予告演出の一例を段階的に示す図である。
図61(a)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図61(a)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が1つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、1つの保留アイコンh11が表示されている。なお、変動アイコンh0は、赤色の表示態様となっており、当該変動予告の表示態様とされているが、保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様となっている。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図61(a)に示されるチュートリアル表示部TT1では、非表示とされている。また、図61(a)に示すUI部UI3は、金色で表示された予告表示態様とされている。また、図61(a)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、剣豪リーチが開始されている様子が示されている。具体的には、第1装飾図柄表示装置208Lで表示されていた装飾図柄は、第2装飾図柄表示装置208Mの上方で小さく表示されて変動表示が継続され、また、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の左右両隅部にリーチ状態を形成している「装飾4」が表示される。これにより、「装飾4」でのリーチ状態であることが容易に認識することができる場合がある。この演出例では、剣豪リーチの実行中においてもUI部UI3が表示されている例を示している。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、ステージ名表示部ST1、受付回数表示850及びストックボタン画像852のいずれも消去されており、背景表示も剣豪リーチの背景表示とされている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、表示画面上部において特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されているが、殿様のキャラクタは表示されていない。また、背景表示も剣豪リーチの背景表示とされている。
また、家紋役物224Eは、変動アイコンh0の表示色に合わせて赤色で発光している。また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、演出可動体の一つである八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
図61(b)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、合体アニメーションが開始されており、表示画面の左右上方から一対の半透明ボタン画像136qが表示されており、互いに近接しながら中央に向かって移動している。なお、合体アニメーションの表示中は演出ボタン136の操作はまだ受け付けられていない状態である。
図61(c)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、一対の半透明ボタン画像136qが近接して合体が完了する直前の様子が示されている。図61(c)に示す演出例では、一対の半透明ボタン画像136qが近接すると、エフェクトEF6により、一対の半透明ボタン画像136qの少なくとも一部にオーバーラップし、オーバーラップしていない状態よりも半透明ボタン画像136qを視認困難としている。そのため、合体アニメーションに成功するか否かについて遊技者に期待感を持たせることができる場合がある。また、図61(c)では、UI部UI3がUI部FOアニメによりフレームアウトしている様子が示されている。なお、UI部UI3がフレームアウトした後でエフェクトEF6が表示されてもよいし、UI部UI3がフレームアウトする前にエフェクトEF6が表示されてもよいし、UI部UI3がフレームアウトするタイミングでエフェクトEF6が表示されてもよい。
図61(d)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、合体アニメーションが成功し、デカボタン画像136aLが実体化してボタン予告演出が開始され、また、残時間メータMTも表示されて操作受付状態が開始された様子が示されている。このように、この演出例では、少なくともボタン画像136a(デカボタン画像136aL)によるボタン予告演出が行われている期間ではUI部UI3が非表示とされる例が示されている。
図62は、本実施形態に適用可能な演出の一例を段階的に示す図である。
図62(a1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図62(a1)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が2つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、2つの保留アイコンh11,h12が表示されている。なお、変動アイコンh0及び保留アイコンh11,h12は、いずれもデフォルトの表示態様となっている。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図62(a1)に示されるチュートリアル表示部TT1では、「パンダは殿様の師匠」と表示されており、パンダのキャラクタと殿様のキャラクタとの関係について説明がなされている。また、図62(a1)に示すタイミングでは、第1特図表示装置212がハズレ図柄で停止表示しており、第1装飾図柄表示装置208Lでは「装飾3−装飾5−装飾6」のハズレの装飾図柄の組み合わせで停止表示している。また、特図1第4図柄284a1もハズレの表示態様で点灯している。なお、図60(a1)に示すUI部UI3は、赤色で表示された予告表示態様とされている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図53(a)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mには、受付回数表示850とストックボタン画像852も表示されている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、家紋役物224Eが配置されており、また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、演出可動体の一つである八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
図62(a2)では、引き続き図柄の停止表示中の様子が示されている。このとき、第1装飾図柄表示装置208Lでは、変動アイコンh0が消去されている。
その後、第1特図表示装置212における図柄変動が開始されると、図62(a3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、UI部UI3の全部を覆うUI部ワイプ表示部WP4が表示され、バイクに乗った殿様のキャラクタがUI部ワイプ表示部WP4の左側からフレームインし、図62(a3)〜同図(a5)に示すように、右端に向けて疾走する様子が示されている。すなわち、この演出例では、UI部UI3の表示態様を予告表示態様からデフォルトの表示態様に戻すためにUI部ワイプ表示部WP4を表示し、このUI部ワイプ表示部WP4で演出表示を行うことで、UI部UI3における表示態様の変化を自然に行うことができる場合がある。なお、例えば、スーパーリーチ演出でハズレて表示を元の表示に戻す際に表示画面全体をワイプ表示部で被覆してこのワイプ表示部で演出表示を行うようにしてもよい。
図62(a6)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、UI部ワイプ表示部WP4における殿様のキャラクタによる演出が終了し、UI部ワイプ表示部WP4が消去された様子が示されている。UI部ワイプ表示部WP4が消去されてUI部UI3が表示されると、第1の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコンが表示される台座の上に載置されて変動アイコンh0となり、第2の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが第1の保留アイコンh11となり、対応する台座上に移動する。なお、チュートリアル表示部TT1では、「殿様は八代将軍です」の表示が行われており、UI部ワイプ表示部WP4の表示の前後で説明表示が変化している。
なお、この演出例において、準備中画像RDYが表示されている状態ではUI部ワイプ表示部WP4の表示が行われないようにしてもよいし、行われるようにしてもよい。準備中画像RDYが表示されている状態でUI部ワイプ表示部WP4の表示が行われる場合には、その間は準備中画像RDYは非表示とされ、その結果、いつの間にか準備中画像RDYの表示が終了してミニゲームやタイマ予告演出が開始されてもよい。
図62(b1)〜同図(b4)は、チュートリアル表示部TT1における表示の一例を示している。
図62(b1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、4つの保留アイコンが表示可能に台座が4つ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図62(b1)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が1つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、1つの保留アイコンh11が表示されている。なお、変動アイコンh0は、金色に表示されており、当該変動予告の表示態様とされているが、保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様となっている。また、家紋役物224Eも変動アイコンh0の表示色に合わせて金色に発光している。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図62(b1)に示されるチュートリアル表示部TT1では、非表示とされている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が行われている。なお、図62(b1)に示すUI部UI3は、青色で表示されたデフォルトの表示態様とされている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図62(b1)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mには、受付回数表示850とストックボタン画像852も表示されている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、家紋役物224Eが配置されており、また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、演出可動体の一つである八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
図62(b2)〜同図(b4)に示す第2装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1において、剣豪のキャラクタが下方からスクロールインし、頭頂部から足元まで視線を連続的に動かす態様で剣豪のキャラクタをスクロール表示している様子が示されている。また、図62(b4)に示すように、剣豪のキャラクタの足元まで表示された後は、足元から頭頂部まで視線を連続的に動かす態様で剣豪のキャラクタがスクロール表示される。すなわち、剣豪のキャラクタの頭頂部と足元の間の連続的なスクロール表示が往復する態様で表示される。この演出例では、チュートリアル表示部TT1において、キャラクタの一部を連続的にスクロールしながら表示することでキャラクタの全体を表示する例について示されている。
この演出例は、例えば、説明表示が再開されない状態や、保留アイコンだけ非表示にする状態(UI部UI3は表示されている状態)の場合に、UI部UI3のある部分を用いて或る表示を行う例について示されているということができる。
図63は、本実施形態に適用可能な演出の別の例を段階的に示す図である。なお、図63に示す演出例を適用可能なパチンコ機100は、例えば、1つの始動口につき第1特図始動口と第2特図始動口とに振り分けることができ、通常の遊技状態において図柄変動表示を8つ保留することが可能な、いわゆるMAX8機(8保入順機という場合もある)が挙げられる。ここでは、MAX8機を例に挙げて説明する。
図63(a1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部UI3が配置されており、このUI部UI3には、その中央に変動アイコンh0が台座に載置された態様で表示されており、変動アイコンh0の左側には、8つの保留アイコンが表示可能に台座が千鳥配置にて前後に4つずつ配置された保留アイコン表示領域が形成されている。図63(a1)に示すタイミングでは、特図1及び特図2の変動表示が合計7つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、7つの保留アイコンh1〜h7が表示されている。なお、変動アイコンh0及び保留アイコンh1〜h7は、いずれもデフォルトの表示態様となっている。また、変動アイコンh0の右側には、チュートリアル表示部TT1が配置されており、図63(a1)に示されるチュートリアル表示部TT1では、「パンダは殿様の師匠」が表示されており説明表示が行われている。なお、この演出例において、装飾図柄は、第2装飾図柄表示装置208Mの上方に移動し、縮小表示されている。また、図63(a1)に示すUI部UI3は、青色で表示されたデフォルトの表示態様とされている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の下部にステージ名表示部ST1が配置されている。図63(a1)に示されるステージ名表示部ST1では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第2装飾図柄表示装置208Mには、受付回数表示850とストックボタン画像852も表示されている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されている。第2保留数表示によれば、図63(a1)に示すタイミングでは、特図1が4つ保留されており、特図2が3つ保留されていることが報知されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、家紋役物224Eが配置されている。また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、演出可動体の一つである八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。
図63(a2)では、第2特図始動口に遊技球が入賞して特図1及び特図2の保留が合計で8個になった様子が示されている。具体的には、第1装飾図柄表示装置208Lでは、8つ目の保留アイコンh8を表示させる際に、すでに表示中の1つ目の保留アイコンh1〜7つ目の保留アイコンh7及び変動アイコンh0の表示態様をデフォルトの表示態様から爺の顔を模した爺の表示態様に変化している様子が示されている。また、UI部UI3もデフォルトの表示態様から、金色で表示された特別表示態様に変化している。また、スピーカ120からは、「ポン」という音声が出力され、保留が満タンとなったことが報知される。この演出例では、保留満タンとなった場合に、UI部UI3と、変動アイコンh0と保留アイコンh1〜h8を一斉に変化させる演出例について示されている。なお、この演出例において、爺の表示態様が示されている保留アイコンに対応する図柄変動表示の回数を報知するようにしてもよい。
図63(b1)では、剣豪リーチが行われている様子が示されている。図63(b1)に示す第3装飾図柄表示装置208Nでは、第2保留数表示が表示されており、第2保留数表示によれば、図63(b1)に示すタイミングでは、特図1が4つ保留されており、特図2が3つ保留されていることが報知されている。
図63(b2)では、第2特図始動口に遊技球が入賞して特図1及び特図2の保留が合計で8個になった様子が示されている。具体的には、第3装飾図柄表示装置208Nにおける第2保留数表示では、特図1が4つ保留されており、特図2が4つ保留されていることが報知され、また、スピーカ120からは、「ポン」という音声が出力され、保留が満タンとなったことが報知される。
図63(b3)では、スーパーリーチでハズレとなり、剣豪リーチの演出が終了して城下町ステージの表示に戻った様子が示されている。具体的には、第1装飾図柄表示装置208Lでは、剣豪リーチの演出が終了して城下町ステージに戻ると、「装飾4−装飾5−装飾4」のハズレの装飾図柄の組み合わせが表示されて揺れ変動による仮停止表示が行われる。また、剣豪リーチの演出の実行中に保留満タンとなったので、UI部UI3をデフォルトの表示態様から金色で表示された特別表示態様に変化し、変動アイコンh0及び保留アイコンh1〜h8の全部がデフォルトの表示態様から爺の表示態様に変化している。この演出例では、スーパーリーチによりUI部UI3が非表示とされている間に保留満タンとなった場合には、UI部UI3が再表示された際にUI部UI3、変動アイコン及び保留アイコンの表示態様を変化させる演出例について示されている。
図63(c1)〜同図(c4)は、図63(b1)〜同図(b3)に示す演出例の別の態様について説明する図である。なお、図63(c1)〜同図(c2)に示す演出は、図63(b1)〜同図(b2)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
図63(c3)では、スーパーリーチでハズレとなり、剣豪リーチの演出が終了して城下町ステージの表示に戻った様子が示されている。具体的には、第1装飾図柄表示装置208Lでは、剣豪リーチの演出が終了して城下町ステージに戻ると、「装飾4−装飾5−装飾4」のハズレの装飾図柄の組み合わせが表示されて揺れ変動による仮停止表示が行われる。また、この演出例では、剣豪リーチの演出の実行中に保留満タンとなったが、UI部UI3、変動アイコンh0及び保留アイコンh1〜h8の表示態様の変化を行わず、保留満タンとなった旨を示す「MAX」の文字が変動アイコンh0の上部に表示される。その後、UI部UI3、変動アイコンh0及び保留アイコンh1〜h8の表示態様が変化しない状態で図柄が確定表示される。
その後、第1特図表示装置212における図柄変動が開始されると、図63(c4)に示すように、UI部UI3がデフォルトの表示態様から金色で表示された特別表示態様に変化し、変動アイコンh0及び保留アイコンh1〜h8の全部がデフォルトの表示態様から爺の表示態様に変化する。その後、保留アイコンh1〜h8がそれぞれ移動アニメーションにより移動表示され、第1の保留アイコンh1の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコンが表示される台座の上に載置されて変動アイコンh0となり、第2の保留アイコンh2〜第8の保留アイコンh8の表示位置にあった保留アイコンがそれぞれ第1の保留アイコンh1〜第7の保留アイコンh7となり、それぞれ、対応する台座上に移動する。また、図63(c4)に示される第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が開始される。なお、チュートリアル表示部TT1では、「パンダは殿様の師匠」が表示され、説明表示が行われている。
図64は、本実施形態に適用可能な演出の別の例を段階的に示す図である。
図64(a1)〜同図(a3)及び図64(b1)〜同図(b2)に示す演出例では、UI部UI4が変動アイコン表示領域と保留アイコン表示領域とチュートリアル表示部TT4とステージ名表示部ST2とが一体となって第1装飾図柄表示装置208Lの下部に表示されている。なお、この演出例においても、スーパーリーチとなった場合は、UI部は第1装飾図柄表示装置208Lの下方にフレームアウトするようにしているが、スーパーリーチとなってもフレームアウトせずに表示したままであってもよい。なお、予告アイコンがストックされる場合には、チュートリアル表示部TT4やステージ名表示部ST2における説明表示が消去される。また、この演出例では、チュートリアル表示部TT4やステージ名表示部ST2において準備中画像を表示することができる。
図64(a1)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部に方形状の枠で囲まれたUI部UI4が配置されている。図64(a1)に示されるUI部UI4は、その中央に保留アイコン表示領域が形成されている。保留アイコン表示領域は、4つの枠によって仕切られ、各枠内に保留アイコンが1つずつ表示されるように構成されている。また、UI部UI4の中央上部には、変動アイコン表示領域が形成されており、UI部UI4が構成する枠上に載置される態様で変動アイコンが表示されている。なお、図64(a1)に示すタイミングでは、特図1の変動表示が2つ保留されているので、保留アイコン表示領域には、2つの保留アイコンh11,h12が表示されている。なお、変動アイコンh0及び2つの保留アイコンh11,h12は、いずれもデフォルトの表示態様となっている。また、保留アイコン表示領域の右側には、説明表示部としてのチュートリアル表示部TT4が配置されており、保留アイコン表示領域の左側には、ステージ名表示部ST2が配置されている。チュートリアル表示部TT4及びステージ名表示部ST2の機能構成は、上述したチュートリアル表示部TT1及びステージ名表示部ST1と同様であるので、ここでの説明は省略する。なお、図64(a1)に示されるチュートリアル表示部TT4では、「予告アイコン消化で・・・」と表示されており、また、ステージ名表示部ST2では、「城下町ステージ」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、第1装飾図柄の変動表示が行われている。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、第2装飾図柄表示装置208Mの表示画面の上部では、第2装飾図柄の変動表示が行われている。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、遊技の進行に応じて様々な動作を行っている。また、第3装飾図柄表示装置208Nの表示画面上部では、特図1及び特図2の第2保留数表示も表示されている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、上述した家紋役物224Eが配置されており、また、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、上述した八代役物224Fと将軍役物224Fbとが配置されている。
図64(a2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT4に表示されていた説明表示から第1準備中画像RDY1に切り換えられた様子が示されている。第1準備中画像RDY1は、背景色が緑色とされておりデフォルトの表示態様となっている。
図64(a3)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ステージ名表示部ST2に表示されていたステージ名の表示から第4準備中画像RDY4に切り換えられた様子が示されている。第4準備中画像RDY4は、背景色が緑色とされておりデフォルトの表示態様となっている。このように、この演出例では、複数の説明表示部分のそれぞれにおいて準備中画像を表示する例について示されている。
図64(b1)〜同図(b2)は、図64(a1)に続く別の演出例について示す図である。なお、図64(b1)に示す演出は、図64(a2)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図64(b2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、ステージ名表示部ST2に表示されていたステージ名の表示を引き続き行いながら、第4準備中画像RDY4をステージ名表示部ST2の表示枠よりも上方にずらした位置に表示している様子が示されている。すなわち、準備中画像が説明表示が表示されている領域の一部にオーバーラップしている様子が示されている。なお、このような表示態様をチュートリアル表示部TT4において適用することも可能である。
また、図64(c1)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の右側に爺のキャラクタGY1とともに、第3チュートリアル表示部(説明表示部)としての吹き出し部TT3が表示されている。爺のキャラクタGY1及び吹き出し部TT3は、会話演出(あるいは、セリフ演出)が行われる場合に表示される場合がある表示であり、チュートリアル表示(説明表示)や予告表示等を行う。図64(c1)に示されるタイミングでは、チビ姫のキャラクタCH1によるセリフ表示に呼応して、吹き出し部TT3には「ここじゃ」というセリフ表示がなされており、会話予告が継続している。ここで、爺のキャラクタGY1及び吹き出し部TT3は、第1装飾図柄によってオーバーラップされているが、爺のキャラクタGY1及び吹き出し部TT3が、第1装飾図柄にオーバーラップするようにしてもよい。また、爺のキャラクタGY1及び吹き出し部TT3が、第1装飾図柄にオーバーラップしない位置に配置されてもよい。また、爺のキャラクタGY1と吹き出し部TT3とが同じタイミングで表示されてもよいし、爺のキャラクタGY1が表示された後で吹き出し部TT3が表示されてもよいし、吹き出し部TT3が表示された後で爺のキャラクタGY1が表示されてもよい。また、チビ姫のキャラクタCH1及び爺のキャラクタGY1による会話予告は、演出ボタン136の操作により行われるようにしてもよい。また、チュートリアル表示部TT1では、非表示とされている。なお、チュートリアル表示部TT1が非表示となるタイミングは、爺のキャラクタGY1が表示された後のタイミングであってもしてもよいし、爺のキャラクタGY1が表示されるよりも前のタイミングであってもよい。また、チュートリアル表示部TT1の説明表示が消去されるタイミングと、爺のキャラクタGY1が表示されるタイミングとが同じタイミングであってもよい。また、この場合において、常にいずれかのタイミングで行われるように構成してもよいし、場合によってタイミングが異なるように構成されてもよい。また、複数本の矢は、第2装飾図柄表示装置208Mの右辺に刺さるように表示されている。
その後、図64(c2)に示すように、家紋役物224Eが初期位置から上昇し、第1装飾図柄表示装置208Lの前面側にオーバーラップしている様子が示されている。より具体的には、家紋役物224Eは、移動後、保留表示枠FL1を完全に覆うとともに、第1の保留アイコンh11の一部と、チュートリアル表示部TT1の一部と、吹き出し部TT2の一部をそれぞれ覆っている。
その後、図64(c3)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留表示枠FL1の拡張アニメーション(拡張アニメ)が行われて保留表示枠FL1が上方に拡張し、家紋役物224Eよりも上方に表れている様子が示されている。すなわち、保留表示枠FL1が家紋役物224Eにオーバーラップされていない部分が表れているということができる。また、拡張後の保留表示枠FL1は、吹き出し部TT2と重なり、吹き出し部TT2にオーバーラップするが、吹き出し部TT3とは重ならず、オーバーラップしていない。すなわち、この演出例では、後から表示されるセリフ予告(吹き出し部TT3)には保留表示枠FL1が拡張してもオーバーラップしない場合がある。このように、拡張後の保留表示枠FL1の表示態様を拡張表示態様という場合がある。なお、この演出例では、拡張前の保留表示枠FL1と拡張後の保留表示枠FL1の図を表しているが、拡張アニメは、保留表示枠FL1が段階的に拡張するものも含まれる。
その後、図64(c4)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留表示枠FL1の上部において、忍者のキャラクタNJ1が表れる様子が示されている。なお、忍者のキャラクタNJ1は、家紋役物224Eに一部がオーバーラップされており、家紋役物224Eに一部がオーバーラップされていない場合よりも視認困難とされている。
図64(c5)では、家紋役物224Eが初期位置に向けて下降する様子が示されている。すると、忍者のキャラクタNJ1のうち、家紋役物224Eにオーバーラップされていない部分が拡大し、視認が容易とされている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、忍者のキャラクタNJ1が手裏剣SH1を投てきしている様子が示されている。この手裏剣SH1は、チュートリアル表示部TT1に向かって移動している。
その後、図64(c6)では、家紋役物224Eが初期位置に戻っている様子が示されている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、手裏剣SH1が、チュートリアル表示部TT1と重なり、チュートリアル表示部TT1の一部が爆発するエフェクトEF2の表示が行われている。このエフェクトEF2は、チュートリアル表示部TT1の一部を視認困難としている。これにより、チュートリアル表示部TT1に予告表示が行われて大当りへの信頼度が高くなるかもしれないという期待感を遊技者に持たせることができる場合がある。
すると、図64(c7)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1に準備中画像RDYが表示され、これに対応するミニゲームあるいはタイマ予告演出が開始されることが報知される。この準備中画像RDYは、背景色が緑色となっており、デフォルトの表示態様とされている。なお、この演出において、準備中画像RDYに換えて、タイマ予告表示が表示されてタイマ予告演出が開始されてもよいし、ミニゲームが開始されてもよいし、予告表示が行われてもよい。
図65は、保留表示枠の拡張演出の一例について段階的に示す図である。
図65(a1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、表示画面の下部にUI部UI2が配置されている。この演出例におけるUI部UI2は、左側に保留アイコン表示領域が形成されている。保留アイコン表示領域は、4つの枠によって仕切られ、それぞれ保留表示枠を構成し、各枠内に保留アイコンが1つずつ表示されるように構成されている。図65(a1)に示されるタイミングでは、保留アイコン表示領域には、4つの保留アイコンが各枠内に収容されており、第1の保留アイコンh11〜第4の保留アイコンh14のうちの第2の保留アイコンh12は、先読み予告の表示態様(例えば、青色で点灯する表示態様)であり、その他の保留アイコンは、デフォルトの表示態様とされている。また、第1の保留アイコンh11が収容されている枠の上方には、変動アイコン表示領域が形成されており、図柄変動表示中では、この変動アイコン表示領域に変動アイコンh0が表示される。ここで、変動アイコンh0が表示されている領域についてもUI部UI2に含まれるものとしてもよい。また、保留アイコン表示領域の右側には、チュートリアル表示部TT7が配置されている。図65(a1)に示されるタイミングでは、チュートリアル表示部TT7には、準備中画像RDYが表示されている。また、第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が行われている。なお、変動アイコンh0及び第1の保留アイコンh11〜第4の保留アイコンh14のいずれも、装飾図柄にオーバーラップしていない。
第2装飾図柄表示装置208Mでは、表示画面の上部において、第2装飾図柄の変動表示が行われている。なお、この演出例では、ステージ名表示部ST1、受付回数表示850及びストックボタン画像852のいずれも表示されていない。
第3装飾図柄表示装置208Nでは、表示画面上部において特図1及び特図2の第2保留数表示が表示されているが、殿様のキャラクタは表示されていない。また、背景表示も剣豪リーチの背景表示とされている。
また、第1装飾図柄表示装置208Lの下方には、上述した家紋役物224Eが配置され、第1装飾図柄表示装置208Lの上方には、上述した八代役物224Faと将軍役物224Fbとが配置されている。なお、図65(a1)に示されるタイミングでは、家紋役物224Eは、第2の保留アイコンh12の表示色に合わせて、青色に発光している。
その後、図65(a2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留アイコン表示領域が拡大して表示されている様子が示されている。保留アイコン表示領域の拡大表示は、例えば、徐々に拡大するアニメーション表示等により行うことができる。図65(a2)に示されるタイミングでは、先読み予告の表示態様である、第2の保留アイコンh12が収容されている保留表示枠が表示画面の中央で拡大表示されている。すなわち、この演出例では、第2の保留アイコンh12が収容されている保留表示枠が拡張した態様で表示されているということができる。また、この演出例では、チュートリアル表示部TT7は、保留表示枠の拡大表示により表示画面外となってしまうが、チュートリアル表示部TT7において表示されていた準備中画像RDYは、表示位置を変更せず、チュートリアル表示部TT7とは分離されて表示画面の右下部分に表示される。なお、このとき、準備中画像RDYが保留表示枠や保留アイコンの一部にオーバーラップするようにしてもよい。なお、図65(a2)に示されるタイミングでは、第1装飾図柄は、第3装飾図柄表示装置208Nにおいて変動表示している。
その後、図65(a3)に示されるタイミングになると、青色で発光していた家紋役物224Eの発光色が緑色に変化する。すなわち、第2の保留アイコンh12の表示色が青色から緑色に変化することを予告しているということができる。
その後、図65(a4)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、拡大表示された第2の保留アイコンh12の表示色が青色から緑色に変更されている。これにより、遊技者は、第2の保留アイコンh12に対応する保留にかかる図柄変動表示に対する大当りへの期待感を高めることができる場合がある。
その後、図65(a5)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留アイコン表示領域が縮小してデフォルトの表示態様に戻る。保留アイコン表示領域の縮小表示は、例えば、徐々に縮小するアニメーション表示等により行うことができる。この演出例では、このようにして保留表示枠を拡張し、拡張した保留表示枠で保留アイコンの表示態様の変更演出を行うことができる。また、この演出例では、保留アイコン表示領域の縮小表示により出現するチュートリアル表示部TT7に準備中画像RDYが収容される態様で表示されるようになる。
図65(b1)〜同図(b2)は、図65(a1)〜同図(a5)に示す演出例の別の形態について示されている。なお、図65(b1)に示す演出は、図65(a1)に示す演出と同じであるので、説明を省略する。
図65(b2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、図65(a2)に示して上述した要領で保留アイコン表示領域が拡大して表示されている様子が示されている。このとき、保留アイコン表示領域は、表示画面の下方に表示されており、拡大表示された保留アイコンとともに準備中画像RDYによってオーバーラップされている。また、図65(b2)に示す演出例では、表示画面の右上部分にサブウィンドウWP3が出現し、図65(b1)において第1装飾図柄表示装置208Lで表示されていた装飾図柄の変動表示に係る表示(メイン表示)が表示されている。なお、サブウィンドウWP3における表示では、UI部UI2は非表示とされているが、表示されていてもよい。また、このサブウィンドウWP3は、拡大表示された保留アイコン表示領域の一部にオーバーラップしている。このように、この演出例では、或る演出が実行される前の背景において図柄変動表示の状況を把握することができる場合がある。
続いて、図66〜図68を参照しながら球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について説明する。ここで、図66は、球抜きエラー表示の表示例について示す図であり、図67は、球抜きエラー表示の表示例について示す図であり、図68は、球抜きエラー表示の表示例について示す図である。なお、球抜きエラーの警告表示(以下、「球抜きエラー表示」という。)の表示位置は、一定の場所とされているが、いずれの位置を表示位置とするかは、適宜に設定可能である。以下の説明では、球抜きエラー表示の表示位置のバリエーションも含めて表示例を以下に示す。なお、この球抜きエラー表示は、球抜ボタン130が操作されて下皿満タン状態が解消されて球抜きエラーが解消された場合に消去されるようになっている。また、以下に示す演出例では、球抜きエラー表示の表示例について示すものであるが、例えば、前面枠扉106が開放されたときに発生する扉開放エラー等にも適用可能である。また、球抜きエラー表示を行っているときに、エラー音を併せて出力してもよいし、出力しないようにしてもよい。
図66(a1)〜同図(a2)に示す演出例は、例えば、図35(c)〜同図(d)に示す演出例において球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について示されている。図66(a1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、シャッタ画像により閉鎖状態とされたチュートリアル表示部TT1の一部にオーバーラップして球抜きエラー表示ERR1が表示されている様子が示されている。球抜きエラー表示ERR1では、「球を抜いてください」の表示が行われ、下皿に貯留されている遊技球を輩出して下皿満タン状態を解消させることを促している。
そして、図66(a2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、シャッタ画像が開放されて準備中画像RDYが表示されたチュートリアル表示部TT1に球抜きエラー表示ERR1の一部がオーバーラップして表示されている様子が示されている。これにより、球抜き表示を見ることで準備中画像RDYに気づくことができるようになる場合がある。また、準備中画像RDYを見ることで球抜きエラー表示ERR1に気づくことができる場合がある。また、早く球抜きをして球抜きエラー表示ERR1を消去させることで、そこで行われている演出表示を楽しませることができる場合がある。また、球抜きエラー表示ERR1と準備中画像RDYを同時に見て、準備中画像RDYの表示が終了したら球抜きをするきっかけを与えることができる場合がある。
図66(b1)〜同図(b2)に示す演出例は、例えば、図37(c1)〜同図(c2)に示す演出例において球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について示されている。図66(b1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、残時間表示メータMT4に球抜きエラー表示ERR1の一部がオーバーラップしている様子が示されている。すなわち、この演出例では、複数の表示で構成されるタイマ予告のうちの一の表示が球抜きエラー表示ERR1によりオーバーラップされているということができる。
その後、図66(b2)に示すように、タイマ表示の残時間が少なくなるに応じて残時間表示メータMT4が短くなると、球抜きエラー表示ERR1によるオーバーラップ状態が解消され、残時間表示メータMT4が視認容易な状態となる。これにより、球抜きエラー表示ERR1を見ることで残時間表示メータMT4に気づくことができるようになる場合がある。また、残時間表示メータMT4を見ることで球抜きエラー表示ERR1に気づくことができる場合がある。また、早く球抜きをして球抜きエラー表示ERR1を消去させることで、そこで行われている演出表示を楽しませることができる場合がある。また、球抜きエラー表示ERR1と残時間メータMT4を同時に見て、残時間メータMT4の表示が終了したら球抜きをするきっかけを与えることができる場合がある。
図66(c1)〜同図(c2)に示す演出例は、例えば、図38(b4)〜同図(b5)に示す演出例において球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について示されている。図66(c1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、球抜きエラー表示ERR1が敵役の剣豪のキャラクタにオーバーラップしているが、合体アニメーションに係る半透明ボタン画像136qにはオーバーラップしていない様子が示されている。なお、このときに、球抜きエラー表示ERR1が合体アニメーション中の半透明ボタン画像136qにオーバーラップしてもよい。
その後、図66(c2)に示すように、半透明ボタン画像139qが近接すると、球抜きエラー表示ERR1の一部がオーバーラップするようになる。これにより、球抜き表示を見ることで合体アニメーションに気づくことができるようになる場合がある。また、合体アニメーションを見ることで球抜きエラー表示ERR1に気づくことができる場合がある。また、早く球抜きをして球抜きエラー表示ERR1を消去させることで、そこで行われている演出表示を楽しませることができる場合がある。また、球抜きエラー表示ERR1と合体アニメーションを同時に見て、合体アニメーションの表示が終了したら球抜きをするきっかけを与えることができる場合がある。
図66(d1)〜同図(d2)に示す演出例は、例えば、図45(f)〜同図(g)に示す演出例において球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について示されている。図66(d1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、球抜きエラー表示ERR1の一部が装飾図柄の右図柄と残時間メータMTにオーバーラップするように表示されているが、チュートリアル表示部TT1を含むUI部UI3にはオーバーラップされていない。
その後、図66(d2)に示すように、チュートリアル表示部TT1において準備中画像RDYが再び表示され、2回目のタイマ予告演出が開始されることが報知されるが、準備中画像RDYの再表示時には、1回目の準備中画像RDYが表示されたときと比べて拡大して表示される。そのため、今までチュートリアル表示部TT1にオーバーラップしていなかった球抜きエラー表示ERR1の一部によって準備中画像RDYがオーバーラップされるようになる。これにより、球抜き表示を見ることで拡大された準備中画像RDYに気づくことができるようになる場合がある。また、準備中画像RDYを見ることで球抜きエラー表示ERR1に気づくことができる場合がある。また、早く球抜きをして球抜きエラー表示ERR1を消去させることで、そこで行われている演出表示を楽しませることができる場合がある。また、球抜きエラー表示ERR1と拡大された準備中画像RDYを同時に見て、準備中画像RDYの表示が終了したら球抜きをするきっかけを与えることができる場合がある。
図66(e1)〜同図(e2)に示す演出例は、例えば、図46(a5)〜同図(a6)に示す演出例において球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について示されている。図66(e1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、球抜きエラー表示ERR1の一部が剣豪のキャラクタが描かれた領域に一部がオーバーラップしているが、殿様のキャラクタが描かれた領域にはオーバーラップしていない。
その後、図66(e2)に示すように、遊技者による演出ボタン136の長押し操作が行われた結果、上方に配置された殿様のキャラクタが描かれた領域が拡大し、すると、当該殿様のキャラクタが描かれた領域に球抜きエラー表示ERR1の一部がオーバーラップするようになる。これにより、球抜き表示を見ること殿様のキャラクタと敵役の剣豪のキャラクタとの優劣に気づくことができるようになる場合がある。また、殿様のキャラクタと敵役の剣豪のキャラクタとの優劣を見ることで球抜きエラー表示ERR1に気づくことができる場合がある。また、早く球抜きをして球抜きエラー表示ERR1を消去させることで、そこで行われている演出表示を楽しませることができる場合がある。また、球抜きエラー表示ERR1及び殿様のキャラクタと敵役の剣豪のキャラクタとの優劣を同時に見て、殿様のキャラクタと敵役の剣豪のキャラクタとの優劣の表示が終了したら球抜きをするきっかけを与えることができる場合がある。
図66(f1)〜同図(f2)に示す演出例は、例えば、図48(e)〜同図(f)に示す演出例において球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について示されている。図66(f1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、球抜きエラー表示ERR1の一部が第2準備中画像RDY2にオーバーラップしている様子が示されている。一方、「Go」の文字が表示された表示領域(第1準備中画像RDYが表示されていた表示領域)にはオーバーラップしていない。
その後、図66(f2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、「Go」の文字がその表示領域とともに消去され、第2準備中画像RDY2が下方にスライド移動し、チュートリアル表示部TT1の位置まで移動する準備中画像移動アニメが行われている。また、第1準備中画像RDY1に対応するタイマ予告演出によるタイマ表示のカウントダウンが完了したことに応じた予告演出(先行開始予告演出)が開始し、忍者のキャラクタNJ4が出現している様子が示されている。このとき、球抜きエラー表示ERR1と第2準備中画像RDY2とのオーバーラップ状態は解消されている。一方、球抜きエラー表示ERR1の一部が忍者のキャラクタNJ4にオーバーラップしている。また、忍者のキャラクタNJ4に球抜きエラー表示ERR1がオーバーラップしなくてもよい。これにより、球抜きエラー表示ERR1を見ること第2準備中画像RDY2や忍者のキャラクタNJ4の表示に気づくことができるようになる場合がある。また、第2準備中画像RDY2や忍者のキャラクタNJ4を見ることで球抜きエラー表示ERR1に気づくことができる場合がある。また、早く球抜きをして球抜きエラー表示ERR1を消去させることで、そこで行われている演出表示を楽しませることができる場合がある。また、球抜きエラー表示ERR1及び第2準備中画像RDY2や忍者のキャラクタNJ4を同時に見て、第2準備中画像RDY2や忍者のキャラクタNJ4の表示が終了したら球抜きをするきっかけを与えることができる場合がある。
図67(a1)〜同図(a2)に示す演出例は、例えば、図51(a3)〜同図(a4)に示す演出例において球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について示されている。図67(a1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、球抜きエラー表示ERR1がルーレット盤RRの左側に表示されている。このとき、球抜きエラー表示ERR1は、いずれの表示に対してもオーバーラップされていない。
その後、図67(a2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、チュートリアル表示部TT1に第1準備中画像RDY1が姫のキャラクタHMEがその右上部分に付加されて表示され、表示画面の左上には、第3準備中画像RDY3が爺のキャラクタGIIが隣接するようにして表示され、第3準備中画像RDY3の下方にチビ姫のキャラクタCHMがそれぞれ表示される。このとき、球抜きエラー表示ERR1の一部がチビ姫のキャラクタCHMにオーバーラップされている。すなわち、この演出例では、複数の準備中画像のうちの一部について球抜きエラー表示ERR1の少なくとも一部がオーバーラップしている様子が示されているということができる。これにより、球抜きエラー表示ERR1を見ることで複数の準備中画像(キャラクタを含む)のうちの少なくともいずれかの表示に気づくことができるようになる場合がある。また、複数の準備中画像を見ることで球抜きエラー表示ERR1に気づくことができる場合がある。また、早く球抜きをして球抜きエラー表示ERR1を消去させることで、そこで行われている演出表示を楽しませることができる場合がある。また、球抜きエラー表示ERR1及び複数の準備中画像を同時に見て、準備中画像の表示が終了したら球抜きをするきっかけを与えることができる場合がある。
図67(b1)〜同図(b2)に示す演出例は、例えば、図51(b1)〜同図(b2)に示す演出例において球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について示されている。図67(b1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、球抜きエラー表示ERR1がルーレット盤RRの左側に表示されている。このとき、球抜きエラー表示ERR1は、いずれの表示に対してもオーバーラップされていない。
その後、図67(b2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、第3準備中画像RDY3が爺のキャラクタGIIが隣接するようにして表示される。すなわち、爺のキャラクタGIIに対応した位置に爺のキャラクタGIIを登場するとともに、爺のキャラクタGIIに伴って出現する準備中画像も、爺のキャラクタGIIに隣接する位置に表示される。この場合は、図67(a2)に示す演出例とは異なり、或る演出に対応する準備中画像(チビ姫のキャラクタCHM)が表示されていないので、球抜きエラー表示ERR1は、いずれの表示に対してもオーバーラップされていない。
図67(c1)〜同図(c2)に示す演出例は、例えば、図53(b)〜同図(e)に示す演出例において球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について示されている。図67(c1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、図53(b)に示す演出において、球抜きエラー表示ERR1が左側予告表示領域CULの略中央に表示されている様子が示されている。このとき、球抜きエラー表示ERR1は、いずれの表示に対してもオーバーラップされていない。
その後、図67(c2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、図53(e)に示す演出において、チュートリアル表示部TT1に表示されていた準備中画像RDYに基づいて実行されるミニゲームに成功した結果、左側予告表示領域CULにおいてチャンスアップカットイン画像WCIが表示されている様子が示されている。このとき、球抜きエラー表示ERR1の一部が、このチャンスアップカットイン画像WCIにオーバーラップしている様子が示されている。これにより、球抜きエラー表示ERR1を見ることでチャンスアップカットイン画像WCIの表示に気づくことができるようになる場合がある。また、チャンスアップカットイン画像WCIを見ることで球抜きエラー表示ERR1に気づくことができる場合がある。また、早く球抜きをして球抜きエラー表示ERR1を消去させることで、そこで行われている演出表示を楽しませることができる場合がある。また、球抜きエラー表示ERR1及びチャンスアップカットイン画像WCIを同時に見て、チャンスアップカットイン画像WCIの表示が終了したら球抜きをするきっかけを与えることができる場合がある。
図67(d1)〜同図(d2)に示す演出例は、例えば、図55(b1)〜同図(b2)に示す演出例において球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について示されている。図67(d1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、図55(b1)に示す演出例において、球抜きエラー表示ERR1がチュートリアル表示部TT1の上方に表示されている様子が示されている。このとき、球抜きエラー表示ERR1は、いずれの表示に対してもオーバーラップされていない。
その後、図67(d2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、上述した追っかけ演出が開始されている。追っかけ演出が開始されると、表示画面の右上部分にサブウィンドウWP3が出現し、図67(d2)において第1装飾図柄表示装置208Lで表示されていた装飾図柄の変動表示に係る表示(メイン表示)が表示されている。なお、第1準備中画像RDY1と第3準備中画像RDY3は、表示位置を変更せず引き続き表示されている。なお、この場合、サブウィンドウWP3には、2つの準備中画像RDY1,RDY3のうちの、チュートリアル表示部TT1に表示された第1準備中画像RDY1のみがサブウィンドウWP3に表示され、第3準備中画像RDY3はサブウィンドウWP3においては表示されていない。このとき、球抜きエラー表示ERR1は、サブウィンドウWP3に表示されず、表示位置を変更せず引き続き表示される。なお、このとき、球抜きエラー表示ERR1の少なくとも一部がサブウィンドウWP3にオーバーラップされてもよい。
図67(e1)〜同図(e2)に示す演出例は、例えば、図55(d1)〜同図(d2)に示す演出例において球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について示されている。図67(e1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、図55(d1)に示す演出例において、球抜きエラー表示ERR1が表示画面の右上隅部に表示されている様子が示されている。このとき、球抜きエラー表示ERR1は、いずれの表示に対してもオーバーラップされていない。
その後、図67(e2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、背景表示が約3/4に縮小されるとともに、縮小された背景画像が反時計方向に約10度傾くシェイクビジョン演出が行われている様子が示されている。この場合、チュートリアル表示部TT1において表示されていた準備中画像RDYは、表示態様も表示位置も変化しないで表示状態が維持されている。すなわち、準備中画像RDYは、背景表示とともに表示が傾くことはしない様子が示されている。このとき、球抜きエラー表示ERR1は、シェイクビジョン演出が行われている場合でも表示位置は変更されず、また、傾斜もせず、表示状態が維持される。このとき、背景画像が傾斜することにより、余白部分が黒色で表される。そして、球抜きエラー表示ERR1の一部がこの余白部分に重なっており、例えば、球抜きエラー表示ERR1が黒色の文字で表示されている場合には、余白部分の色と同化され、一部が視認困難となる場合がある。
図67(f1)〜同図(f2)に示す演出例は、例えば、図56(a1)〜同図(a2)に示す演出例において球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について示されている。図67(f1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、図56(a1)に示す演出例において、球抜きエラー表示ERR1がチュートリアル表示部TT1の上方に表示されている様子が示されている。このとき、球抜きエラー表示ERR1は、いずれの表示に対してもオーバーラップされていない。
その後、図67(f2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、UI部UI3の下方から第1ステップアップ表示部SUAがせりあがり、UI部UI3を持ち上げるようにして表示されている様子が示されている。このとき、球抜きエラー表示ERR1は、UI部UI3がせりあがったことにより、チュートリアル表示部TT1に少なくとも一部がオーバーラップしている。すなわち、UI部UI3の表示領域が拡大したことにより、球抜きエラー表示ERR1がUI部UI3にオーバーラップするようになる。これにより、球抜きエラー表示ERR1を見ることで第1ステップアップ表示部SUAにおける演出の発生に気づくことができるようになる場合がある。また、UI部UI3がせりあがるのを見ることで球抜きエラー表示ERR1に気づくことができる場合がある。また、早く球抜きをして球抜きエラー表示ERR1を消去させることで、そこで行われている演出表示を楽しませることができる場合がある。また、球抜きエラー表示ERR1及び第1ステップアップ表示部SUAにおける演出を同時に見て、第1ステップアップ表示部SUAの表示が終了したら球抜きをするきっかけを与えることができる場合がある。
図68(a1)〜同図(a2)に示す演出例は、例えば、図58(d)〜同図(e)に示す演出例において球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について示されている。図68(a1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、図58(d)に示す演出例において、球抜きエラー表示ERR1の一部がチュートリアル表示部TT1の上部にオーバーラップされている様子が示されている。すなわち、この演出例では、UI部UI3がUI部FOアニメによってフレームアウトする前では、球抜きエラー表示ERR1がUI部UI3にオーバーラップする様子が示されている。
その後、図68(a2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、UI部UI3がUI部FOアニメによりフレームアウトしている様子が示されている。この演出例では、UI部FOアニメによりUI部UI3が下方にフレームアウトする途中で球抜きエラー表示ERR1のUI部UI3へのオーバーラップ状態が解消されている様子が示されている。
図68(b1)〜同図(b2)に示す演出例は、例えば、図62(a3)〜同図(a5)に示す演出例において球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について示されている。図68(b1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、図62(a3)に示す演出例において、球抜きエラー表示ERR1の一部がUI部ワイプ表示部WP4にオーバーラップしている様子が示されている。なお、このときは、UI部ワイプ表示部WP4に表示されているバイクに乗った殿様のキャラクタにはオーバーラップしていない。
その後、図68(b2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、バイクに乗った殿様のキャラクタがUI部ワイプ表示部WP4の右端部まで移動している様子が示されている。このとき、球抜きエラー表示ERR1の一部が、UI部ワイプ表示部WP3とともに、バイクに乗った殿様のキャラクタにオーバーラップしている。これにより、球抜きエラー表示ERR1を見ることでUI部ワイプ表示部WP3における演出表示に気づくことができるようになる場合がある。また、UI部ワイプ表示部WP3における演出表示を見ることで球抜きエラー表示ERR1に気づくことができる場合がある。また、早く球抜きをして球抜きエラー表示ERR1を消去させることで、そこで行われている演出表示を楽しませることができる場合がある。また、球抜きエラー表示ERR1及びUI部ワイプ表示部WP3における演出表示を同時に見て、UI部ワイプ表示部WP3における演出表示が終了したら球抜きをするきっかけを与えることができる場合がある。
図68(c1)〜同図(c2)に示す演出例は、例えば、図65(b1)〜同図(b2)に示す演出例において球抜きエラーが発生した場合の警告表示の表示例について示されている。図68(c1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、図65(b1)に示す演出例において、球抜きエラー表示ERR1が表示画面の右側に表示されており、一部が装飾図柄にオーバーラップしている様子が示されている。なお、他の表示に対してはオーバーラップしていない。
その後、図68(c2)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、保留アイコン表示領域が拡大して表示されている様子が示されている。このとき、保留アイコン表示領域は、表示画面の下方に表示されており、拡大表示された保留アイコンとともに準備中画像RDYによってオーバーラップされている。また、図68(c2)に示す演出例では、表示画面の右上部分にサブウィンドウWP3が出現し、図68(c1)において第1装飾図柄表示装置208Lで表示されていた装飾図柄の変動表示に係る表示(メイン表示)が表示されている。なお、サブウィンドウWP3における表示では、UI部UI2は非表示とされている。また、このサブウィンドウWP3は、拡大表示された保留アイコン表示領域の一部にオーバーラップしている。このとき、球抜きエラー表示ERR1は、一部がサブウィンドウWP3にオーバーラップし、他の一部が保留アイコン表示領域にオーバーラップしている。なお、球抜きエラー表示ERR1は、サブウィンドウWP3には表示されておらず、表示位置が維持されている。これにより、球抜きエラー表示ERR1を見ることで拡大表示された保留アイコン表示領域における保留アイコンの表示態様の変化演出に気づくことができるようになる場合がある。また、保留アイコン表示領域における保留アイコンの表示態様の変化演出を見ることで球抜きエラー表示ERR1に気づくことができる場合がある。また、早く球抜きをして球抜きエラー表示ERR1を消去させることで、そこで行われている演出表示を楽しませることができる場合がある。また、球抜きエラー表示ERR1及び保留アイコン表示領域における保留アイコンの表示態様の変化演出を同時に見て、保留アイコン表示領域における保留アイコンの表示態様の変化演出が終了したら球抜きをするきっかけを与えることができる場合がある。
図68(d1)〜同図(d3)に示す演出例は、球抜きエラー表示ERR1の表示態様のバリエーションについて示している。
図68(d1)に示す球抜きエラー表示ERR1は、「球を抜いてください」の表示が方形状の枠で囲まれた表示態様となっており、背景が透明とされている。そのため、球抜きエラー表示ERR1が表示された場合でも、球抜きエラー表示ERR1の表示を目立たせることができるとともに、球抜きエラー表示ERR1の背面側の表示の視認性の影響を小さくすることができる場合がある。
図68(d2)に示す球抜きエラー表示ERR1は、図68(d1)に示す球抜きエラー表示ERR1と同じ態様であるが、背景が不透明とされている。そのため、球抜きエラー表示ERR1が表示された場合に、球抜きエラー表示ERR1の視認性はよくなるが、球抜きエラー表示ERR1の背面側は視認困難とされる場合がある。
図68(d3)に示す球抜きエラー表示ERR1は、図68(d2)に示す球抜きエラー表示ERR1の別の表示態様であり、黒地の背景に「球を抜いてください」の表示を白抜きで表した態様とされている。
なお、以上説明した実施形態では、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置280M及び第3装飾図柄表示装置208Nの3つの装飾図柄表示装置を用いて説明したが、装飾図柄表示装置を1つだけ備えたパチンコ機100であっても適用可能であることはいうまでもない。また、装飾図柄表示装置が2つ設けられたパチンコ機に適用することもできるし、装飾図柄表示装置が4つ以上設けられたパチンコ機であっても適用することができる。
以上、本発明をパチンコ機(弾球遊技機)に適用させた例について詳細に説明したが、本発明の遊技台は、これに限るものではなく、例えば、メダルや遊技球(パチンコ球)を使用する回胴遊技機(スロットマシン)にも適用可能である。すなわち、これまでに説明したパチンコ機100は、ぱちんこ(1種+1種)であるが、他のぱちんこ(例えば、1種、2種、3種、1種+2種等)でもよく、スロット等(パロット、じゃん球)でもよい。より具体的には、メダル(遊技媒体)を投入してスタートレバーを操作することでリールを回転させるとともに、内部抽選によって役を内部決定し、ストップボタンを操作することでリールを停止させたときに、図柄表示窓上に内部決定に応じて予め定められた図柄の組み合わせが表示されると役が成立し、メダルの払い出しを伴う役が成立した場合には、規定数のメダルを払い出すなど遊技者に特典が与えられるようした回胴遊技機(スロットマシン)であってもよい。あるいは、所定数の遊技球を封入球として封入し、前記封入球を遊技領域へ発射して遊技を行い、所定の進入領域に前記封入球が入賞したことに基づいて遊技者に所定の遊技価値を付与し、前記所定の進入領域に入賞した前記封入球または入賞しなかった前記封入球を再び前記遊技領域へ発射して循環使用可能な封入球式遊技台であってもよい。
このように、本発明は、様々な種類の遊技台に適用可能であり、以下、図面を用いてさらに具体的に説明する。
図69は、本発明を適用可能な封入式のパチンコ機の正面図である。
図69に示す封入式のパチンコ機900では、所定数の遊技媒体(例えば、遊技球)を遊技台内部で循環させる。すなわち、発射手段901から遊技領域902に発射された遊技媒体が、遊技領域902から排出されて再び発射手段901へ供給可能としている。また、遊技媒体の数(賞球、貸球、総持玉数等)の情報や、その他の情報を表示する表示手段903が遊技台前面の遊技領域902の下方に配設されており、図1に示す上皿126や下皿128は設けられていない。
図70は、本発明を適用可能なスロットマシンを正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。
このスロットマシン1000は、本体1001と、本体1001の正面に取付けられ、本体1001に対して開閉可能な前面扉1002と、を備える。本体1001の中央内部には、(図70において図示省略)外周面に複数種類の図柄が配置されたリールが3個(左リール1010、中リール1011、右リール1012)収納され、スロットマシン1000の内部で回転できるように構成されている。これらのリール1010乃至1012はステッピングモータ等の駆動手段により回転駆動される。
図70に示すスロットマシン1000では、各図柄は帯状部材に等間隔で適当数印刷され、この帯状部材が所定の円形筒状の枠材に貼り付けられて各リール1010乃至1012が構成されている。リール1010乃至1012上の図柄は、遊技者から見ると、図柄表示窓1013から縦方向に概ね3つ表示され、合計9つの図柄が見えるようになっている。そして、各リール1010乃至1012を回転させることにより、遊技者から見える図柄の組み合せが変動することとなる。つまり、各リール1010乃至1012は複数種類の図柄の組合せを変動可能に表示する表示手段として機能する。なお、このような表示手段としてはリール以外にも液晶表示装置等の電子画像表示装置も採用できる。また、図70に示すスロットマシン1000では、3個のリールをスロットマシン1000の中央内部に備えているが、リールの数やリールの設置位置はこれに限定されるものではない。
各々のリール1010乃至1012の裏面には、図柄表示窓1013に表示される個々の図柄を照明するためのバックライト(図70において図示省略)が配置されている。バックライトは、各々の図柄ごとに遮蔽されて個々の図柄を均等に照射できるようにすることが望ましい。なお、スロットマシン1000内部において各々のリール1010乃至1012の近傍には、投光部と受光部から成る光学式センサ(図示省略)が設けられており、この光学式センサの投光部と受光部の間をリールに設けられた一定の長さの遮光片が通過するように構成されている。このセンサの検出結果に基づいてリール上の図柄の回転方向の位置を判断し、目的とする図柄が入賞ライン上に表示されるようにリール1010乃至1012を停止させる。
入賞ライン表示ランプ1020は、有効となる入賞ライン1014を示すランプである。有効となる入賞ラインは、遊技媒体としてベットされたメダルの数によって予め定まっている。入賞ライン1014は5ラインあり、例えば、メダルが1枚ベットされた場合、中段の水平入賞ラインが有効となり、メダルが2枚ベットされた場合、上段水平入賞ラインと下段水平入賞ラインが追加された3本が有効となり、メダルが3枚ベットされた場合、右下り入賞ラインと右上り入賞ラインが追加された5ラインが入賞ラインとして有効になる。なお、入賞ライン1014の数については5ラインに限定されるものではなく、また、例えば、メダルが1枚ベットされた場合に、中段の水平入賞ライン、上段水平入賞ライン、下段水平入賞ライン、右下り入賞ラインおよび右上り入賞ラインの5ラインを入賞ラインとして有効としてもよい。
告知ランプ1023は、例えば、内部抽選において特定の入賞役(具体的には、ボーナス)に内部当選していること、または、ボーナス遊技中であることを遊技者に知らせるランプである。遊技メダル投入可能ランプ1024は、遊技者が遊技メダルを投入可能であることを知らせるためのランプである。再遊技ランプ1022は、前回の遊技において入賞役の一つである再遊技に入賞した場合に、今回の遊技が再遊技可能であること(メダルの投入が不要であること)を遊技者に知らせるランプである。リールパネルランプ1028は演出用のランプである。
ベットボタン1030乃至1032は、スロットマシン1000に電子的に貯留されているメダル(クレジットという。)を所定の枚数分投入するためのボタンである。図70に示すスロットマシン1000においては、ベットボタン1030が押下される毎に1枚ずつ最大3枚まで投入され、ベットボタン1031が押下されると2枚投入され、ベットボタン1032が押下されると3枚投入されるようになっている。以下、ベットボタン1032はMAXベットボタンとも言う。なお、遊技メダル投入ランプ1029は、投入されたメダル数に応じた数のランプを点灯させ、規定枚数のメダルの投入があった場合、遊技の開始操作が可能な状態であることを知らせる遊技開始ランプ1021が点灯する。
メダル投入口1034は、遊技を開始するに当たって遊技者がメダルを投入するための投入口である。すなわち、メダルの投入は、ベットボタン1030乃至1032により電子的に投入することもできるし、メダル投入口1034から実際のメダルを投入(投入操作)することもでき、投入とは両者を含む意味である。貯留枚数表示器1025は、スロットマシン1000に電子的に貯留されているメダルの枚数を表示するための表示器である。遊技情報表示器1026は、各種の内部情報(例えば、ボーナス遊技中のメダル払出枚数)を数値で表示するための表示器である。払出枚数表示器1027は、何らかの入賞役に入賞した結果、遊技者に払出されるメダルの枚数を表示するための表示器である。
スタートレバー1035は、リール1010乃至1012の回転を開始させるためのレバー型のスイッチである。即ち、メダル投入口1034に所望するメダル枚数を投入するか、ベットボタン1030乃至1032を操作して、スタートレバー1035を操作すると、リール1010乃至1012が回転を開始することとなる。スタートレバー1035に対する操作を遊技の開始操作と言う。このスロットマシン1000では、スタートレバー1035が操作されたことに基づいて、複数種類の役のうち、いずれの役に当選しているか否かの抽選を行う内部抽選処理が実行され、スロットマシン1000を遊技者にとって相対的に有利な状態とするかあるいは相対的に不利な状態にするかが決定される。
ストップボタンユニット1036には、ストップボタン1037乃至1039が設けられている。ストップボタン1037乃至10310は、スタートレバー1035の操作によって回転を開始したリール1010乃至1012を個別に停止させるためのボタン型のスイッチであり、各リール1010乃至1012に対応づけられている。以下、ストップボタン1037乃至1039に対する操作を停止操作と言い、最初の停止操作を第1停止操作、次の停止操作を第2停止操作、最後の停止操作を第3停止操作という。なお、各ストップボタン1037乃至1039の内部に発光体を設けてもよく、ストップボタン1037乃至1039の操作が可能である場合、該発光体を点灯させて遊技者に知らせることもできる。
メダル返却ボタン1033は、投入されたメダルが詰まった場合に押下してメダルを取り除くためのボタンである。精算ボタン1043は、スロットマシン1000に電子的に貯留されたメダル、ベットされたメダルを精算し、メダル払出口1055から排出するためのボタンである。ドアキー孔1040は、スロットマシン1000の前面扉1002のロックを解除するためのキーを挿入する孔である。メダル払出口1055は、メダルを払出すための払出口である。
また、図70に示すスロットマシン1000には、図1に示すパチンコ機100に設けられていた操作キーユニット181と同じ操作キーユニット1090が、MAXベットボタン1032とメダル投入口1034の間に設けられている。この操作キーユニット1090も、十字キーとOKボタンとキャンセルボタンを有する。さらに、その操作キーユニット1090の横には、図1に示すパチンコ機100に設けられていたチャンスボタン136と同じ演出ボタン1091が設けられている。
音孔1060はスロットマシン1000内部に設けられているスピーカの音を外部に出力するための孔である。前面扉1002の左右各部に設けられたサイドランプ1044は遊技を盛り上げるための装飾用のランプである。前面扉1002の上部には演出装置1080が配設されている。この演出装置1080は、水平方向に開閉自在な2枚の右扉1063a、左扉1063bからなる扉(シャッタ)部材1063と、この扉部材1063の奥側に配設された液晶表示装置1057(図示省略)を備えており、2枚の右扉1063a、左扉1063bが液晶表示装置1057の手前で水平方向外側に開くと液晶表示装置1057(図示省略)の表示画面がスロットマシン1000正面(遊技者側)に出現する構造となっている。なお、液晶表示装置でなくとも、種々の演出画像や種々の遊技情報を表示可能に構成されていればよく、例えば、ドットマトリクスディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ、或いは、プロジェクタとスクリーンとからなる表示装置等でもよい。また、表示画面は、方形をなし、その全体を遊技者が視認可能に構成している。図70に示すスロットマシン1000では、表示画面は長方形の平坦面であるが、正方形の平坦面でもよい。また、表示画面の周縁に不図示の装飾物を設けて、表示画面の周縁の一部が該装飾物に隠れる結果、表示画面が異形に見えるようにすることもできる。さらに、表示画面は曲面をなしていてもよい。
以上説明したスロットマシン1000では、操作手段としては、ベットボタン1030〜1032、スタートレバー1035、ストップボタン1037〜1039等の他、操作キーユニット1090(第一の操作手段や第三の操作手段の一例)や演出ボタン1091(第二の操作手段の一例)があげられる。さらに、図70に示すスロットマシン1000では、機器のタイトル等を表示した表示パネル1070が、前側に向かって突出可能である。また、表示パネル1070内部には、発光ダイオード(LED)が内蔵されている。図70に示す表示パネル1070は初期位置にある。この表示パネル1070は、前側に向かって突出してきた場合には、押し込み操作を行うことができ、透過部191と同じように、操作手段(ボタン)として機能し、操作手段の一例(例えば、第一の操作手段の一例)に相当するとともに、可動手段の一例にも相当する。また、操作キーユニット1090の各ボタンや、演出ボタン1091や、表示パネル1070は振動可能である。ただし、操作キーユニット1090の各ボタンは振動しないものであってもよい。
以上の記載では、
『 複数種類の表示を表示可能な表示手段[例えば、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N等]を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第一の表示[例えば、図35(f)〜同図(g)に示す忍者のキャラクタNJ4による保留アイコンの表示態様の変化演出表示(保留変化事前演出表示)等]であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第二の表示[例えば、図35(h)に示す、赤色の表示態様の保留アイコン等]であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第三の表示[例えば、図35(d)に示す、準備中画像RDY等]であり、
前記第一の表示は、前記第二の表示に関連するキャラクタの表示であり、
前記第二の表示は、先読み予告の表示態様の保留アイコンの表示であり、
前記第三の表示は、或る予告表示[例えば、図35(o)〜同図(p)に示すミニゲームの表示等]の表示開始を待機していることを表す表示であり、
前記第一の表示の表示が開始された後で前記第二の表示の表示が開始される場合があり[例えば、図35(f)〜同図(h)に示すように、忍者のキャラクタNJ4による保留変化事前演出表示が行われた後で第1の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から赤色の表示態様に変化している等]、
第一の状態において前記第三の表示が開始される場合があり[例えば、図35(d)に示すように、保留アイコンh11,h12を表示するUI部UI3が表示されている状態において準備中画像RDYの表示が開始されている等]、
前記第一の状態において表示が開始された前記第三の表示が、第二の状態において表示が終了する場合があり[例えば、図35(d)〜同図(n)に示すように、UI部UI3が表示されている状態において表示が開始された準備中画像RDYが、UI部UI3が非表示とされている状態において表示が終了している等]、
前記第二の状態において前記第三の表示の表示が終了した後で、該第二の状態において前記或る予告表示の表示が開始される場合があり[例えば、図35(n)〜同図(o)に示すように、準備中画像RDYの表示が終了した後で、UI部UI3が非表示とされている状態でミニゲームの表示が開始されている等]、
前記或る予告表示が表示された後で、或る演出[例えば、図35(q)に示す鉄板画像TPの表示等]が開始される場合があり[例えば、図35(o)〜同図(q)に示すように、ミニゲームの表示結果が大成功となると、鉄板画像TPが表示される等]、
前記或る演出は、実行中の図柄変動表示に関する予告であり[例えば、図35(q)に示す鉄板画像TPは、大当り確定であることを報知する予告表示である等]、
前記第一の状態の後で前記第二の状態となる場合があり[例えば、図35(l)〜同図(m)に示すように、剣豪リーチに移行する場合には、表示されていたUI部UI3が非表示とされる等]、
前記第一の状態は、保留アイコンが表示可能な状態のうちの一の状態であり、
前記第二の状態は、保留アイコンが表示されない状態のうちの一の状態[例えば、剣豪リーチにおいてUI部UI3が非表示とされる状態等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台は表示手段には改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を実現できる。
また、この遊技台によれば、予告表示よりも事前に表示される表示のうちの一つである第三の表示が保留アイコン以外の予告表示であることがわかりやすくなって当該変動に集中させて楽しませることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、初心者に対しては、準備中表示によって当該予告なのか先読み予告なのかドキドキさせて楽しませることができ、ある程度の経験者に対しては準備中表示が当該予告に関する表示だとわかりやすくなって期待のしどころを明確にさせることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、準備中表示の終了のタイミングによってどの予告が行われるかがわかりやすくなる場合がある。
ここで、表示手段は、複数種類の表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の表示を表示しない場合があってもよい。
また、第一の表示は、第二の表示にのみ関連するキャラクタの表示であってもよいし、第二の表示以外の表示にも関連するキャラクタの表示であってもよい。また、第一の表示は、第二の表示に必ず関連するキャラクタの表示であってもよいし、第二の表示に関連しない場合があるキャラクタの表示であってもよい。
また、第一の状態において第三の表示のみが開始される場合があってもよいし、第一の状態において第三の表示以外の表示も開始される場合があってもよい。また、第一の状態において第三の表示が必ず開始されてもよいし、第一の状態において第三の表示が開始されない場合があってもよい。
また、第一の状態においてのみ第三の表示が開始される場合があってもよいし、第一の状態以外の状態においても第三の表示が開始される場合があってもよい。
また、第一の状態において表示が開始された第三の表示が、第二の状態においてのみ表示が終了する場合があってもよいし、第一の状態において表示が開始された第三の表示が、第二の状態以外の状態においても表示が終了する場合があってもよい。また、第一の状態において表示が開始された第三の表示が、第二の状態において必ず表示が終了しもよいし、第一の状態において表示が開始された第三の表示が、第二の状態において表示が終了しない場合があってもよい。
また、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態において或る予告表示の表示のみが開始される場合があってもよいし、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態において或る予告表示以外の表示の表示も開始される場合があってもよい。また、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態において或る予告表示の表示が必ず開始されてもよいし、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態において或る予告表示の表示が開始されない場合があってもよい。
また、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後でのみ、第二の状態において或る予告表示の表示が開始される場合があってもよいし、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後以外にも、第二の状態において或る予告表示の表示が開始される場合があってもよい。
また、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態においてのみ或る予告表示の表示が開始される場合があってもよいし、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態以外の状態においても或る予告表示の表示が開始される場合があってもよい。
また、或る予告表示が表示された後で、或る演出のみが開始される場合があってもよいし、或る予告表示が表示された後で、或る演出以外の演出も開始される場合があってもよい。また、或る予告表示が表示された後で、或る演出が必ず開始されてもよいし、或る予告表示が表示された後で、或る演出が開始されない場合があってもよい。
また、或る予告表示が表示された後でのみ、或る演出が開始される場合があってもよいし、或る予告表示が表示された後以外でも、或る演出が開始される場合があってもよい。
また、或る演出は、実行中の図柄変動表示にのみ関する予告であってもよいし、実行中の図柄変動表示以外の表示にも関する予告であってもよい。また、或る演出は、実行中の図柄変動表示に必ず関する予告であってもよいし、実行中の図柄変動表示に関しない予告である場合であってもよい。
また、第一の状態の後でのみ第二の状態となる場合があってもよいし、第一の状態以外の状態の後でも第二の状態となる場合があってもよい。また、第一の状態の後で必ず第二の状態となってもよいし、第一の状態の後で第二の状態とならない場合があってもよい。
また、第一の状態は、保留アイコンのみが表示可能な状態のうちの一の状態であってもよいし、保留アイコン以外の表示も表示可能な状態のうちの一の状態であってもよい。また、第一の状態は、保留アイコンが必ず表示される状態のうちの一の状態であってもよいし、保留アイコンが表示されない場合がある状態のうちの一の状態であってもよい。
また、第二の状態は、保留アイコンのみが表示されない状態のうちの一の状態であってもよいし、保留アイコン以外の表示も表示されない状態のうちの一の状態であってもよい。また、第二の状態は、保留アイコンが必ず表示されない状態のうちの一の状態であってもよいし、保留アイコンが表示される場合がある状態のうちの一の状態であってもよい。
なお、ここで、第一の表示は、保留アイコンの表示態様の変化演出に係るキャラクタの表示であってもよいし、常時表示されるキャラクタ(ナビキャラ)の校正におけるエフェクト表示であってもよい。
また、第二の表示は、デフォルトの表示態様の保留アイコンから先読み予告の表示態様の保留アイコンに変化する表示であってもよい。
また、第三の表示は、準備中の文字表示であってもよいし、キャラクタの表示であってもよいし、予告アイテムの表示であってもよいし、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの実行中の表示であってもよい。
また、或る予告表示は、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの実行中の表示であってもよいし、ミニゲームであってもよいし、予告演出であってもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第六の表示[例えば、図35(a)に示すUI部UI3等]であり、
前記第六の表示は、少なくとも保留アイコンの背面に表示される画像の表示であり、
前記第六の表示が表示されている状態で保留アイコンが表示可能に構成されており[例えば、保留アイコンはUI部UI3が表示されている状態で表示可能とされている等]、
前記第六の表示が表示されていない状態で保留アイコンが表示されないように構成されている[例えば、図35(m)に示すように、UI部UI3が非表示とされている状態では、保留アイコンは表示されない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、保留アイコンを目立たせることができる場合がある。
ここで、第六の表示は、保留アイコンのみの背面に表示される画像の表示であってもよいし、保留アイコン以外の表示の背面にも表示される画像の表示であってもよい。また、第六の表示は、少なくとも保留アイコンの背面に必ず表示される画像の表示であってもよいし、少なくとも保留アイコンの背面に表示されない画像の表示の場合であってもよい。
また、第六の表示が表示されている状態で保留アイコンのみが表示可能に構成されていてもよいし、第六の表示が表示されている状態で保留アイコン以外の表示も表示可能に構成されていてもよい。また、第六の表示が表示されている状態で保留アイコンが必ず表示されるように構成されていてもよいし、第六の表示が表示されている状態で保留アイコンが表示されない場合があるように構成されていてもよい。
また、第六の表示が表示されている状態でのみ保留アイコンが表示可能に構成されていてもよいし、第六の表示が表示されている状態以外の状態でも保留アイコンが表示可能に構成されていてもよい。
また、第六の表示が表示されていない状態で保留アイコンのみが表示されないように構成されていてもよいし、第六の表示が表示されていない状態で保留アイコン以外の表示も表示されないように構成されていてもよい。また、第六の表示が表示されていない状態で保留アイコンが必ず表示されないように構成されていてもよいし、第六の表示が表示されていない状態で保留アイコンが表示される場合があるように構成されていてもよい。
また、第六の表示が表示されていない状態でのみ保留アイコンが表示されないように構成されていてもよいし、第六の表示が表示されていない状態以外の状態でも保留アイコンが表示されないように構成されていてもよい。
また、『 前記第一の状態において、前記第六の表示の少なくとも一部の表示が前記第三の表示にオーバーラップされて表示される場合があるように構成されており[例えば、図35(d)に示すように、準備中画像RDYはUI部UI3におけるチュートリアル表示部TT1に重ねて表示されている等]、
前記第一の状態における前記第三の表示の表示位置と前記第二の状態における該第三の表示の表示位置が同じ表示位置である[例えば、図35(d)に示す、準備中画像RDYの表示位置と、図35(m)に示す、準備中画像RDYの表示位置は同じである等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、普段目にすることが多い保留アイコン回りに第三の表示を表示することで、第三の表示が保留アイコンの表示態様の変化による先読み予告ではないことを強く印象付けるとともに、保留アイコンの表示態様の変化以外の予告が行われていることを気づかせるようにして見逃しを防止することができる場合がある。
ここで、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示が第三の表示にのみオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよいし、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示が第三の表示以外の表示にもオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよい。また、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示が第三の表示に必ずオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示が第三の表示にオーバーラップされて表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示のみが第三の表示にオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよいし、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示以外の表示も第三の表示にオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記第六の表示は、複数種類の態様で表示可能な表示であり、
前記複数種類の態様のうちの一の態様は、第一の態様[例えば、図35(a)に示す、青色で表示されたデフォルトの表示態様等]であり、
前記複数種類の態様のうちの一の態様は、第二の態様[例えば、図35(e)に示す、金色の表示態様等]であり、
前記第六の表示が前記第一の態様から前記第二の態様に変化しなかった場合よりも、該第六の表示が該第一の態様から該第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすい[例えば、図35(e)に示す、UI部UI3が金色の表示態様で表示された場合には、保留アイコンの表示態様が変化しやすく、したがって、先読みの対象である保留アイコンに対応する保留に基づく図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすい等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第六の表示は、第一の態様と第二の態様でのみ表示可能なものであってもよいし、第一の態様と第二の態様以外の態様でも表示可能なものであってもよい。また、第六の表示は、第一の態様と第二の態様で必ず表示されるものであってもよいし、第一の態様と第二の態様で表示されない場合があるものであってもよい。
また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄のみが確定表示されやすくてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄以外の図柄も確定表示されやすくてもよい。また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄が必ず確定表示されてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されない場合があってもよい。
また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合にのみ、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されるようにしてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合以外の場合にも、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されるようにしてもよい。
また、『 前記第六の表示は、複数種類の態様で表示可能な表示であり、
前記複数種類の態様のうちの一の態様は、第一の態様[例えば、図35(a)に示す、青色で表示されたデフォルトの表示態様等]であり、
前記複数種類の態様のうちの一の態様は、第二の態様[例えば、図35(e)に示す、金色の表示態様等]であり、
前記第六の表示が前記第一の態様から前記第二の態様に変化しなかった場合よりも、該第六の表示が該第一の態様から該第二の態様に変化した場合の方が、前記第二の表示の表示が開始されやすい[例えば、図35(e)に示す、UI部UI3が金色の表示態様で表示された場合には、赤色の表示態様の保留アイコンが表示されやすい等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第六の表示は、第一の態様と第二の態様でのみ表示可能なものであってもよいし、第一の態様と第二の態様以外の態様でも表示可能なものであってもよい。また、第六の表示は、第一の態様と第二の態様で必ず表示されるものであってもよいし、第一の態様と第二の態様で表示されない場合があるものであってもよい。
また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、第二の表示の表示のみが開始されやすくてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、第二の表示以外の表示表示も開始されやすくてもよい。また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、第二の表示の表示が必ず開始されてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、第二の表示の表示が開始さない場合があってもよい。
また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合にのみ、第二の表示の表示が開始されてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合以外の場合にも、第二の表示の表示が開始されやすくてもよい。
また、『 前記第一の表示の少なくとも一部が前記第六の表示にオーバーラップするように構成されている[例えば、図35(f)に示すように、忍者のキャラクタNJ4がUI部UI3にオーバーラップしている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第六の表示に着目すれば様々な情報を得ることができ、遊技をわかりやすくすることができる場合がある。
ここで、第一の表示の少なくとも一部が第六の表示にのみオーバーラップするように構成されてもよいし、第一の表示の少なくとも一部が第六の表示以外の表示にもオーバーラップするように構成されてもよい。また、第一の表示の少なくとも一部が第六の表示に必ずオーバーラップするように構成されてもよいし、第一の表示の少なくとも一部が第六の表示にオーバーラップしない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の表示の一部のみが第六の表示にオーバーラップするように構成されてもよいし、第一の表示の全部が第六の表示にオーバーラップするように構成されてもよい。
また、『 前記第一の表示と前記第六の表示がオーバーラップしないように構成されている[例えば、図50(b1)に示すように、忍者のキャラクタNJ4はUI部UI3にオーバーラップしていない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第六の表示に着目すれば、一見、第三の表示が保留アイコンの変化表示に関する表示のように思えるが、そうではないことがわかる場合がある。
ここで、第一の表示と第六の表示のみがオーバーラップしないように構成されていてもよいし、第一の表示と第六の表示以外の表示もオーバーラップしないように構成されていてもよい。また、第一の表示と第六の表示が必ずオーバーラップしないように構成されていてもよいし、第一の表示と第六の表示がオーバーラップする場合があるように構成されていてもよい。
また、『 或るリーチ演出[例えば、図35(m)〜同図(q)に示すスーパーリーチ(剣豪リーチ)等]を実行可能に構成されており、
前記第一の状態は、前記或るリーチ演出の実行が開始される前の状態のうちの一の状態であり[例えば、図35(m)〜同図(q)に示すスーパーリーチ(剣豪リーチ)が開始される前の状態等]、
前記第二の状態は、前記或るリーチ演出が実行されている状態[例えば、図35(m)〜同図(q)に示すスーパーリーチ(剣豪リーチ)が実行されている状態等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或るリーチ状態であるか否かに気付きやすくなる場合がある。
ここで、或るリーチ演出のみを実行可能に構成されてもよいし、或るリーチ演出以外のリーチ演出も実行可能に構成されてもよい。また、或るリーチ演出を必ず実行するように構成されてもよいし、或るリーチ演出を実行しない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の状態は、或るリーチ演出のみの実行が開始される前の状態のうちの一の状態であってもよいし、或るリーチ演出以外のリーチ演出の実行が開始される前の状態のうちの一の状態であってもよい。また、第一の状態は、或るリーチ演出の実行が必ず開始される前の状態のうちの一の状態であってもよいし、或るリーチ演出の実行が開始されない状態のうちの一の状態であってもよい。
また、第二の状態は、或るリーチ演出のみが実行されている状態であってもよいし、或るリーチ演出以外のリーチ演出が実行されている状態であってもよい。また、第二の状態は、或るリーチ演出が必ず実行されている状態であってもよいし、或るリーチ演出が実行されていない状態であってもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第四の表示[例えば、図35(o)〜同図(p)に示すミニゲームの表示等]であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第五の表示[例えば、図35(q)に示す鉄板画像TPの表示等]であり、
前記或る予告表示は、前記或る演出が開始されることを予告する表示であり[例えば、図35(o)〜同図(p)に示すミニゲームにおいて、殿様のミニキャラMC1が放った矢が的TGTの当りの領域に刺さることで鉄板画像TPの表示を予告している等]、
前記或る予告表示として前記第四の表示が表示される場合があり、
前記或る演出として前記第五の表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、或る予告表示は、或る演出が開始されることのみを予告するものであってもよいし、或る演出が開始されること以外のことも予告するものであってもよい。また、或る予告表示は、或る演出が開始されることを必ず予告するものであってもよいし、或る演出が開始されることを予告しない場合があるものであってもよい。
また、或る予告表示として第四の表示のみが表示される場合があってもよいし、或る予告表示として第四の表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、或る予告表示として第四の表示が必ず表示されてもよいし、或る予告表示として第四の表示が表示されない場合があってもよい。
また、或る演出として第五の表示のみが表示される場合があってもよいし、或る演出として第五の表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、或る演出として第五の表示が必ず表示されてもよいし、或る演出として第五の表示が表示されない場合があってもよい。
また、『 或る図柄変動表示において表示が開始された前記第三の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始された後も継続して表示される場合がある[例えば、図35(i)〜同図(j)に示すように、準備中画像RDYが複数の図柄変動表示に跨って表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第三の表示によって複数変動に跨って期待感を持たせることができ、またゴールもわかりやすいので、期待感を持たせる期間が明確になる場合がある。
ここで、或る図柄変動表示において表示が開始された第三の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始された後でのみ継続して表示される場合があってもよいし、或る図柄変動表示において表示が開始された第三の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始された後以外にも継続して表示される場合があってもよい。また、或る図柄変動表示において表示が開始された第三の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始された後で必ず継続して表示されてもよいし、或る図柄変動表示において表示が開始された第三の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始された後も継続して表示されない場合があってもよい。
また、『 或る図柄変動表示において表示が開始された前記第一の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始される前に消去される[例えば、図35(f)〜同図(h)に示すように、忍者のキャラクタNJ4は、複数の図柄変動表示に跨って表示されない等]、ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、或る図柄変動表示において表示が開始された第一の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始される前にのみ消去されてもよいし、或る図柄変動表示において表示が開始された第一の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始される前以外にも消去されてもよい。また、或る図柄変動表示において表示が開始された第一の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始される前に必ず消去されてもよいし、或る図柄変動表示において表示が開始された第一の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始される前に消去されない場合があってもよい。
また、『 前記第三の表示が表示される領域において、前記或る演出が実行される場合がある[例えば、図41(a4)に示すように、チュートリアル表示部TT1において「激熱」の文字からなる予告表示が表示される場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第三の表示が表示される領域において、或る演出のみが実行される場合があってもよいし、第三の表示が表示される領域において、或る演出以外の演出も実行される場合があってもよい。また、第三の表示が表示される領域において、或る演出が必ず実行されてもよいし、第三の表示が表示される領域において、或る演出が実行されない場合があってもよい。
また、第三の表示が表示される領域のみにおいて、或る演出が実行される場合があってもよいし、第三の表示が表示される領域以外の領域においても、或る演出が実行される場合があってもよい。
また、『 遊技者による操作が可能な操作手段[例えば、演出ボタン136等]を備え、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第七の表示[例えば、図38(b6)に示すデカボタン画像136aL等]であり、
前記第七の表示は、前記操作手段の操作を促す表示であり、
前記第七の表示は、前記第三の表示が開始された後で表示が開始される表示であり[例えば、図38(b1)〜同図(b6)に示すように、デカボタン画像136aLは準備中画像RDYが表示開始された後で表示開始されている等]、
前記第七の表示の表示中に前記操作手段が操作されると前記或る演出が開始され[例えば、図38(b6)に示すデカボタン画像136aLの表示中に演出ボタン136が操作されると鉄板画像TPが表示される等]、
前記第三の表示は、前記第七の表示の表示が開始される前に表示が終了する表示である[例えば、図38(b1)〜同図(b6)に示すように、準備中画像RDYは、デカボタン画像136aLが表示開始される前に表示が終了される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、操作手段は、遊技者のみによる操作が可能なものであってもよいし、遊技者以外の者による操作も可能なものであってもよい。また、操作手段は、遊技者により必ず操作されるものであってもよいし、遊技者により操作されない場合があるものであってもよい。
また、第七の表示は、操作手段の操作のみを促すものであってもよいし、操作手段の操作以外のものも促すものであってもよい。また、第七の表示は、操作手段の操作を必ず促すものであってもよいし、操作手段の操作を促さない場合があるものであってもよい。
また、第七の表示は、第三の表示が開始された後でのみ表示が開始されるものであってもよいし、第三の表示が開始された後以外でも表示が開始されるものであってもよい。また、第七の表示は、第三の表示が開始された後で必ず表示が開始されるものであってもよいし、第三の表示が開始された後で表示が開始されないものであってもよい。
また、第七の表示の表示中に操作手段が操作されると必ず或る演出が開始されてもよいし、第七の表示の表示中に操作手段が操作されると或る演出が開始されない場合があってもよい。また、第七の表示の表示中にのみ操作手段が操作されると或る演出が開始されてもよいし、第七の表示の表示中以外にも操作手段が操作されると或る演出が開始されてもよい。また、第七の表示のみの表示中に操作手段が操作されると或る演出が開始されてもよいし、第七の表示以外の表示も表示中に操作手段が操作されると或る演出が開始されてもよい。
また、第三の表示は、第七の表示の表示が開始される前にのみ表示が終了するものであってもよいし、第七の表示の表示が開始される前以外にも表示が終了するものであってもよい。また、第三の表示は、第七の表示の表示が開始される前に必ず表示が終了するものであってもよいし、第七の表示の表示が開始される前に表示が終了しない場合があるものであってもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第八の表示[例えば、図38(b4)〜同図(b5)に示す合体アニメーション等]であり、
前記第八の表示は、前記第七の表示の表示が開始されることを予告する表示であり[例えば、図38(b4)〜同図(b6)に示すように、合体アニメーションによりボタン予告演出の開始を予告している、すなわち、デカボタン画像136aLの表示を予告している等]、
前記第三の表示は、前記第八の表示の表示中に表示が終了する表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第八の表示は、第七の表示の表示が開始されることのみを予告するものであってもよいし、第七の表示の表示が開始されること以外のことも予告するものであってもよい。また、第八の表示は、第七の表示の表示が開始されることを必ず予告するものであってもよいし、第七の表示の表示が開始されることを予告しない場合があるものであってもよい。
また、第三の表示は、第八の表示の表示中にのみ終了するものであってもよいし、第八の表示以外の表示の表示中にも終了するものであってもよい。また、第三の表示は、第八の表示の表示中に必ず終了するものであってもよいし、第八の表示の表示中に終了しない場合があるものであってもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第九の表示[例えば、図45(a)に示す変動アイコンh0等]であり、
前記第九の表示は、変動アイコンの表示であり、
前記第三の表示が二つ表示される場合があり[例えば、図48(a)に示すように、準備中画像RDY1,RDY2が2つ表示される場合がある等]、
二つの前記第三の表示のうちの一方の表示が終了した後で他方の表示態様が変化し[例えば、図45(g)に示すように、準備中画像RDYが拡大して表示されている等]、
表示態様が変化した前記第三の表示が前記第九の表示にオーバーラップする[例えば、図45(g)に示すように、拡大表示された準備中画像RDYが変動アイコンh0にオーバーラップしている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、二つの第三の表示が表示されていることに気づきやすくなる場合がある。
ここで、第三の表示が二つのみ表示される場合があってもよいし、第三の表示が三つ以上表示される場合があってもよいし、第三の表示が一つだけ表示される場合があってもよい。
また、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後で他方の表示態様のみが変化してもよいし、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後で他方の表示態様以外のものの表示態様も変化してもよい。また、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後で他方の表示態様が必ず変化してもよいし、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後で他方の表示態様が変化しない場合があってもよい。
また、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後でのみ他方の表示態様が変化してもよいし、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後以外でも他方の表示態様が変化してもよい。
また、表示態様が変化した第三の表示が第九の表示にのみオーバーラップしてもよいし、表示態様が変化した第三の表示が第九の表示以外の表示にもオーバーラップしてもよい。また、表示態様が変化した第三の表示が第九の表示に必ずオーバーラップしてもよいし、表示態様が変化した第三の表示が第九の表示にオーバーラップしない場合があってもよい。
また、表示態様が変化した第三の表示のみが第九の表示にオーバーラップしてもよいし、表示態様が変化した第三の表示以外の表示も第九の表示にオーバーラップしてもよい。
また、『 前記第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示において全ての該第三の表示の表示が終了する[例えば、図45(b)〜同図(k)に示すように、2つの準備中画像RDYは、同一の図柄変動表示において全て消化されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示において全ての第三の表示の表示のみが終了してもよいし、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示において全ての第三の表示以外の表示の表示も終了してもよい。また、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示において全ての第三の表示の表示が必ず終了してもよいし、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示において全ての第三の表示の表示が終了しない場合があってもよい。
また、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示においてのみ全ての第三の表示の表示が終了してもよいし、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示以外の図柄変動表示においても全ての第三の表示の表示が終了してもよい。また、第三の表示が二つ表示された場合にのみ、一の図柄変動表示において全ての第三の表示の表示が終了してもよいし、第三の表示が二つ表示された場合以外の場合も、一の図柄変動表示において全ての第三の表示の表示が終了してもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第十の表示[例えば、図35(a)に示す、チュートリアル表示部TT1に表示された「パンダは殿様の師匠」と表示された説明表示等]であり、
前記第十の表示は、説明表示であり、
前記第十の表示は、表示される場合には前記表示手段における第一の表示領域に表示される表示であり[例えば、図35(a)に示すように、説明表示はチュートリアル表示部TT1に表示される等]、
前記第三の表示は、前記第一の表示領域に表示される場合がある表示である[例えば、図35(d)に示すように、準備中画像RDYはチュートリアル表示部TT1に表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第十の表示は、表示される場合には表示手段における第一の表示領域にのみ表示されるものであってもよいし、表示される場合には表示手段における第一の表示領域以外にも表示されるものであってもよい。また、表示される場合には表示手段における第一の表示領域に必ず表示されるものであってもよいし、表示される場合には表示手段における第一の表示領域に表示されない場合があるものであってもよい。
また、第三の表示は、第一の表示領域にのみ表示される場合があるものであってもよいし、第一の表示領域以外の表示領域にも表示される場合があるものであってもよい。また、第三の表示は、第一の表示領域に必ず表示されるものであってもよいし、第一の表示領域に表示されない場合があるものであってもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
以上の記載では、
『 複数種類の表示を表示可能な表示手段[例えば、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N等]を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第一の表示[保留アイコンの表示態様の変化演出表示(保留変化事前演出表示)に係るキャラクタ、例えば、図35(f)〜同図(g)に示す忍者のキャラクタNJ4等]であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第二の表示[先読み予告の表示態様の保留アイコン、例えば、図35(h)に示す、赤色の表示態様の保留アイコン等]であり、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第三の表示[準備中表示、例えば、図35(d)に示す、準備中画像RDY等]であり、
前記第一の表示は、前記第二の表示に関連するキャラクタの表示であり、
前記第二の表示は、先読み予告の表示態様の保留アイコンの表示であり、
前記第三の表示は、或る予告表示[ミニゲームやタイマ予告、例えば、図35(o)〜同図(p)に示すミニゲームの表示や、図37(b3)〜同図(b4)に示すタイマ予告演出等]の表示開始を待機していることを表す表示であり、
前記第一の表示の表示が開始された後で前記第二の表示の表示が開始される場合があるように構成されており[キャラクタによる保留変化事前演出表示が開始された後で、保留アイコンが先読み予告の表示態様で表示される、例えば、図35(f)〜同図(h)に示すように、忍者のキャラクタNJ4による保留変化事前演出表示が行われた後で第1の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から赤色の表示態様に変化している等]、
第一の状態において前記第三の表示が開始される場合があるように構成されており[保留アイコンが表示されている状態において準備中表示の表示が開始される、例えば、図35(d)に示すように、保留アイコンh11,h12を表示するUI部UI3が表示されている状態において準備中画像RDYの表示が開始されている等]、
前記第一の状態において表示が開始された前記第三の表示が、第二の状態において表示が終了する場合があるように構成されており[保留アイコンが表示されている状態において表示開始された準備中表示が、保留アイコンが非表示の状態において表示が終了する、例えば、図35(d)〜同図(n)に示すように、UI部UI3が表示されている状態において表示が開始された準備中画像RDYが、UI部UI3が非表示とされている状態において表示が終了している等]、
前記第二の状態において前記第三の表示の表示が終了した後で、該第二の状態において前記或る予告表示の表示が開始される場合があるように構成されており[保留アイコンが非表示の状態において準備中表示の表示が終了した後で、ミニゲームやタイマ予告が開始される、例えば、図35(n)〜同図(o)に示すように、準備中画像RDYの表示が終了した後で、UI部UI3が非表示とされている状態でミニゲームの表示が開始されている、あるいは、図37(b1)〜同図(b4)に示すように、準備中画像RDYの表示が終了した後で、UI部UI3が非表示とされている状態でタイマ予告演出が開始されている等]、
前記或る予告表示が表示された後で、或る演出[当該予告、例えば、図35(q)に示す鉄板画像TPの表示や、図38(c4)に示すデカボタン136aLによるボタン予告演出等]が開始されるように構成されており[ミニゲームの表示結果が大成功となったりタイマ予告でカウントダウンが完了すると当該予告が開始される、例えば、図35(o)〜同図(q)に示すように、ミニゲームの表示結果が大成功となると、鉄板画像TPが表示される、図38(c1)〜同図(c4)に示すように、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが完了するとデカボタン136aLによるボタン予告演出が開始される等]、
前記或る演出は、実行中の図柄変動表示に関する予告であり、
前記第一の状態の後で前記第二の状態となる場合があるように構成されており[保留アイコンが表示可能な状態から保留アイコンが表示されない状態へ移行する場合がある、例えば、図35(l)〜同図(m)に示すように、剣豪リーチに移行する場合には、表示されていたUI部UI3が非表示とされ、保留アイコンが表示可能な状態から非表示の状態へ移行する等]、
前記第一の状態は、保留アイコンが表示可能な状態のうちの一の状態であり[例えば、剣豪リーチに移行する前のUI部UI3が表示されている状態等]、
前記第二の状態は、保留アイコンが表示されない状態のうちの一の状態である[例えば、剣豪リーチにおいてUI部UI3が非表示とされる状態等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台は表示手段には改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を実現できる。
また、この遊技台によれば、予告表示よりも事前に表示される表示のうちの一つである第三の表示が保留アイコン以外の予告表示であることがわかりやすくなって当該変動に集中させて楽しませることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、初心者に対しては、準備中表示によって当該予告なのか先読み予告なのかドキドキさせて楽しませることができ、ある程度の経験者に対しては準備中表示が当該予告に関する表示だとわかりやすくなって期待のしどころを明確にさせることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、準備中表示の終了のタイミングによってどの予告が行われるかがわかりやすくなる場合がある。
ここで、表示手段は、複数種類の表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の表示を表示しない場合があってもよい。
また、第一の表示は、第二の表示にのみ関連するキャラクタの表示であってもよいし、第二の表示以外の表示にも関連するキャラクタの表示であってもよい。また、第一の表示は、第二の表示に必ず関連するキャラクタの表示であってもよいし、第二の表示に関連しない場合があるキャラクタの表示であってもよい。
また、第一の状態において第三の表示のみが開始される場合があってもよいし、第一の状態において第三の表示以外の表示も開始される場合があってもよい。また、第一の状態において第三の表示が必ず開始されてもよいし、第一の状態において第三の表示が開始されない場合があってもよい。
また、第一の状態においてのみ第三の表示が開始される場合があってもよいし、第一の状態以外の状態においても第三の表示が開始される場合があってもよい。
また、第一の状態において表示が開始された第三の表示が、第二の状態においてのみ表示が終了する場合があってもよいし、第一の状態において表示が開始された第三の表示が、第二の状態以外の状態においても表示が終了する場合があってもよい。また、第一の状態において表示が開始された第三の表示が、第二の状態において必ず表示が終了しもよいし、第一の状態において表示が開始された第三の表示が、第二の状態において表示が終了しない場合があってもよい。
また、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態において或る予告表示の表示のみが開始される場合があってもよいし、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態において或る予告表示以外の表示の表示も開始される場合があってもよい。また、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態において或る予告表示の表示が必ず開始されてもよいし、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態において或る予告表示の表示が開始されない場合があってもよい。
また、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後でのみ、第二の状態において或る予告表示の表示が開始される場合があってもよいし、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後以外にも、第二の状態において或る予告表示の表示が開始される場合があってもよい。
また、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態においてのみ或る予告表示の表示が開始される場合があってもよいし、第二の状態において第三の表示の表示が終了した後で、第二の状態以外の状態においても或る予告表示の表示が開始される場合があってもよい。
また、或る予告表示が表示された後で、或る演出のみが開始される場合があってもよいし、或る予告表示が表示された後で、或る演出以外の演出も開始される場合があってもよい。また、或る予告表示が表示された後で、或る演出が必ず開始されてもよいし、或る予告表示が表示された後で、或る演出が開始されない場合があってもよい。
また、或る予告表示が表示された後でのみ、或る演出が開始される場合があってもよいし、或る予告表示が表示された後以外でも、或る演出が開始される場合があってもよい。
また、或る演出は、実行中の図柄変動表示にのみ関する予告であってもよいし、実行中の図柄変動表示以外の表示にも関する予告であってもよい。また、或る演出は、実行中の図柄変動表示に必ず関する予告であってもよいし、実行中の図柄変動表示に関しない予告である場合であってもよい。
また、第一の状態の後でのみ第二の状態となる場合があってもよいし、第一の状態以外の状態の後でも第二の状態となる場合があってもよい。また、第一の状態の後で必ず第二の状態となってもよいし、第一の状態の後で第二の状態とならない場合があってもよい。
また、第一の状態は、保留アイコンのみが表示可能な状態のうちの一の状態であってもよいし、保留アイコン以外の表示も表示可能な状態のうちの一の状態であってもよい。また、第一の状態は、保留アイコンが必ず表示される状態のうちの一の状態であってもよいし、保留アイコンが表示されない場合がある状態のうちの一の状態であってもよい。
また、第二の状態は、保留アイコンのみが表示されない状態のうちの一の状態であってもよいし、保留アイコン以外の表示も表示されない状態のうちの一の状態であってもよい。また、第二の状態は、保留アイコンが必ず表示されない状態のうちの一の状態であってもよいし、保留アイコンが表示される場合がある状態のうちの一の状態であってもよい。
なお、ここで、第一の表示は、保留アイコンの表示態様の変化演出に係るキャラクタの表示であってもよいし、常時表示されるキャラクタ(ナビキャラ)の校正におけるエフェクト表示であってもよい。
また、第二の表示は、デフォルトの表示態様の保留アイコンから先読み予告の表示態様の保留アイコンに変化する表示であってもよい。
また、第三の表示は、準備中の文字表示であってもよいし、キャラクタの表示であってもよいし、予告アイテムの表示であってもよいし、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの実行中の表示であってもよい。
また、或る予告表示は、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの実行中の表示であってもよいし、ミニゲームであってもよいし、予告演出であってもよい。
なお、『 第三の状態は、保留アイコンが表示可能な状態のうちの一の状態であり、
第四の状態は、保留アイコンが表示されない状態のうちの一の状態であり、
前記第三の状態は、第一の状態とは異なる状態であり、
前記第四の状態は、前記第二の状態とは異なる状態である、
ことを特徴とする遊技台。』
であってもよい。
また、『 前記第一の状態において表示が開始された前記第三の表示が、該第一の状態において表示が終了する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
であってもよい。
また、『 前記第一の状態において表示が開始された前記第三の表示が、前記第三の状態において表示が終了する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
であってもよい。
また、『 前記第一の状態において表示が開始された前記第三の表示が、前記第四の状態において表示が終了する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』
であってもよい。
また、第一の状態は、図柄変動表示(装飾図柄、特別図柄)の実行中であることを含む状態であってもよい。
また、『 前記或る予告表示が表示された後で、或る演出が開始される場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
であってもよい。
なお、或る予告表示が真の予告表示に限らず、或る演出が開始されない偽の予告表示であってもよい。
また、或る予告表示がミニゲームである場合には、或る演出はミニゲームの結果を示す表示であってもよい。
また、キャラクタとは、人物に限らず、予告アイテム等のミニアイテム系の表示であってもよい。
また、「前記第一の表示の表示が開始された後で前記第二の表示の表示が開始される場合がある」が、「前記第一の表示の表示が開始された後で前記第二の表示の表示が開始される表示が、なされる場合がある」であってもよい。ここで、第一の表示が別場面で表示される場合があってもよいし、なくてもよい。また、第二の表示が別場面で表示される場合があってもよいし、なくてもよい。
また、「前記第一の状態の後で前記第二の状態となる場合があるように構成されており」とは、「前記第一の状態に続いて前記第二の状態となる場合があるように構成されており」のことであってもよい。
また、第一の状態の後に他の状態(例えば、第四の状態)を経ることなく第二の状態に移行する場合があってもよい。また、第一の状態の後に他の状態(例えば、第三の状態や第三の状態)を経た後に第二の状態に移行する場合があってもよい。また、一の図柄変動表示がなされている状態において、第一の状態から第二の状態に移行する場合があってもよい。
また、或る予告表示がフェードアウトしつつ、或る演出がフェードインするようにしてもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第六の表示[保留アイコン表示領域を含む画像の表示、例えば、図35(a)に示すUI部UI3等]であり、
前記第六の表示は、少なくとも保留アイコンの背面に表示される画像の表示であり、
前記第六の表示が表示されている状態で保留アイコンが表示可能に構成されており[保留アイコンは、保留アイコン表示領域を含む画像が表示されている状態で表示可能とされている、例えば、保留アイコンはUI部UI3が表示されている状態で表示可能とされている等]、
前記第六の表示が表示されていない状態で保留アイコンが表示されないように構成されている[保留アイコン表示領域を含む画像が表示されていない状態では保留アイコンは表示されない、例えば、図35(m)に示すように、UI部UI3が非表示とされている状態では、保留アイコンは表示されない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、保留アイコンを目立たせることができる場合がある。
ここで、第六の表示は、保留アイコンのみの背面に表示される画像の表示であってもよいし、保留アイコン以外の表示の背面にも表示される画像の表示であってもよい。また、第六の表示は、少なくとも保留アイコンの背面に必ず表示される画像の表示であってもよいし、少なくとも保留アイコンの背面に表示されない画像の表示の場合であってもよい。
また、第六の表示が表示されている状態で保留アイコンのみが表示可能に構成されていてもよいし、第六の表示が表示されている状態で保留アイコン以外の表示も表示可能に構成されていてもよい。また、第六の表示が表示されている状態で保留アイコンが必ず表示されるように構成されていてもよいし、第六の表示が表示されている状態で保留アイコンが表示されない場合があるように構成されていてもよい。
また、第六の表示が表示されている状態でのみ保留アイコンが表示可能に構成されていてもよいし、第六の表示が表示されている状態以外の状態でも保留アイコンが表示可能に構成されていてもよい。
また、第六の表示が表示されていない状態で保留アイコンのみが表示されないように構成されていてもよいし、第六の表示が表示されていない状態で保留アイコン以外の表示も表示されないように構成されていてもよい。また、第六の表示が表示されていない状態で保留アイコンが必ず表示されないように構成されていてもよいし、第六の表示が表示されていない状態で保留アイコンが表示される場合があるように構成されていてもよい。
また、第六の表示が表示されていない状態でのみ保留アイコンが表示されないように構成されていてもよいし、第六の表示が表示されていない状態以外の状態でも保留アイコンが表示されないように構成されていてもよい。
なお、第六の表示は変動中の装飾図柄にオーバーラップされない表示であってもよい。
また、第六の表示の一部の表示が第三の表示の一部の表示にオーバーラップされる構成において、第三の表示の一部とは別の部分の表示が装飾図柄にオーバーラップされてもよい。
また、第六の表示は、保留アイコンの台座の表示を含んでもよい。
また、第六の表示は、変動アイコンの台座の表示を含んでもよい。
また、第六の表示は、背景画像の表示とは別の表示であってもよい。
また、『 前記第一の状態において、前記第六の表示の少なくとも一部の表示が前記第三の表示にオーバーラップされて表示される場合があるように構成されており[保留アイコンが表示されている状態において、保留アイコン表示領域を含む画像の一部が準備中表示にオーバーラップされて表示される、例えば、図35(d)に示すように、準備中画像RDYはUI部UI3におけるチュートリアル表示部TT1に重ねて表示されている等]、
前記第一の状態における前記第三の表示の表示位置と前記第二の状態における該第三の表示の表示位置が同じ表示位置である[保留アイコンが表示されている状態における準備中表示の表示位置と保留アイコンの非表示状態における準備中表示の表示位置が同じである、例えば、図35(d)に示す、準備中画像RDYの表示位置と、図35(m)に示す、準備中画像RDYの表示位置は同じである等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、普段目にすることが多い保留アイコン回りに第三の表示を表示することで、第三の表示が保留アイコンの表示態様の変化による先読み予告ではないことを強く印象付けるとともに、保留アイコンの表示態様の変化以外の予告が行われていることを気づかせるようにして見逃しを防止することができる場合がある。
ここで、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示が第三の表示にのみオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよいし、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示が第三の表示以外の表示にもオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよい。また、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示が第三の表示に必ずオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示が第三の表示にオーバーラップされて表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示のみが第三の表示にオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよいし、第一の状態において第六の表示の少なくとも一部の表示以外の表示も第三の表示にオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記第六の表示は、複数種類の態様で表示可能な表示であり、
前記複数種類の態様のうちの一の態様は、第一の態様[デフォルトの表示態様、例えば、図35(a)に示す、青色で表示されたデフォルトの表示態様等]であり、
前記複数種類の態様のうちの一の態様は、第二の態様[予告あるいは先読み予告の表示態様、例えば、図35(e)に示す、金色の表示態様等]であり、
前記第六の表示が前記第一の態様から前記第二の態様に変化しなかった場合よりも、該第六の表示が該第一の態様から該第二の態様に変化した場合の方が、前記第二の表示の表示が開始されやすくなるように構成されている[保留アイコン表示領域を含む画像がデフォルトの表示態様から先読み予告の表示態様に変化しなかった場合よりも、保留アイコン表示領域を含む画像がデフォルトの表示態様から先読み予告の表示態様に変化した場合の方が、先読み予告の表示態様の保留アイコンが表示されやすい、例えば、図35(e)に示す、UI部UI3が金色の表示態様で表示された場合には、赤色の表示態様の保留アイコンが表示されやすい等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第六の表示は、第一の態様と第二の態様でのみ表示可能なものであってもよいし、第一の態様と第二の態様以外の態様でも表示可能なものであってもよい。また、第六の表示は、第一の態様と第二の態様で必ず表示されるものであってもよいし、第一の態様と第二の態様で表示されない場合があるものであってもよい。
また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、第二の表示の表示のみが開始されやすくてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、第二の表示以外の表示表示も開始されやすくてもよい。また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、第二の表示の表示が必ず開始されてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、第二の表示の表示が開始さない場合があってもよい。
また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合にのみ、第二の表示の表示が開始されてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合以外の場合にも、第二の表示の表示が開始されやすくてもよい。
なお、「前記第六の表示が前記第一の態様から前記第二の態様に変化しなかった場合よりも、該第六の表示が該第一の態様から該第二の態様に変化した場合の方が、前記第二の表示の表示が開始されやすくなるように構成されている」とは、「或る状態において、前記第六の表示が前記第一の態様から前記第二の態様に変化しなかった場合よりも、該第六の表示が該第一の態様から該第二の態様に変化した場合の方が、前記第二の表示の表示が開始されやすくなるように構成されている」のことであってもよい。
また、『 前記第六の表示は、複数種類の態様で表示可能な表示であり、
前記複数種類の態様のうちの一の態様は、第一の態様[デフォルトの表示態様、例えば、図35(a)に示す、青色で表示されたデフォルトの表示態様等]であり、
前記複数種類の態様のうちの一の態様は、第二の態様[予告あるいは先読み予告の表示態様、例えば、図35(e)に示す、金色の表示態様等]であり、
前記第六の表示が前記第一の態様から前記第二の態様に変化しなかった場合よりも、該第六の表示が該第一の態様から該第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすくなるように構成されている[保留アイコン表示領域を含む画像がデフォルトの表示態様から先読み予告の表示態様に変化しなかった場合よりも、保留アイコン表示領域を含む画像がデフォルトの表示態様から先読み予告の表示態様に変化した場合の方が、大当りとなりやすい、例えば、図35(e)に示す、UI部UI3が金色の表示態様で表示された場合には、保留アイコンの表示態様が変化しやすく、したがって、先読みの対象である保留アイコンに対応する保留に基づく図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすい等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第六の表示は、第一の態様と第二の態様でのみ表示可能なものであってもよいし、第一の態様と第二の態様以外の態様でも表示可能なものであってもよい。また、第六の表示は、第一の態様と第二の態様で必ず表示されるものであってもよいし、第一の態様と第二の態様で表示されない場合があるものであってもよい。
また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄のみが確定表示されやすくてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄以外の図柄も確定表示されやすくてもよい。また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄が必ず確定表示されてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化しなかった場合よりも、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されない場合があってもよい。
また、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合にのみ、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されるようにしてもよいし、第六の表示が第一の態様から第二の態様に変化した場合以外の場合にも、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されるようにしてもよい。
なお、「前記第六の表示が前記第一の態様から前記第二の態様に変化しなかった場合よりも、該第六の表示が該第一の態様から該第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすくなるように構成されている」とは、「或る状態において、前記第六の表示が前記第一の態様から前記第二の態様に変化しなかった場合よりも、該第六の表示が該第一の態様から該第二の態様に変化した場合の方が、図柄変動表示において大当り図柄が確定表示されやすくなるように構成されている」のことであってもよい。
また、『 前記第六の表示の少なくとも一部の表示が前記第一の表示にオーバーラップされて表示される場合があるように構成されている[保留アイコン表示領域を含む画像の少なくとも一部が保留アイコンの表示態様の変化演出表示(保留変化事前演出表示)に係るキャラクタにオーバーラップされる、例えば、図35(f)に示すように、UI部UI3の一部が忍者のキャラクタNJ4にオーバーラップされている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第六の表示に着目すれば様々な情報を得ることができ、遊技をわかりやすくすることができる場合がある。
ここで、第六の表示の少なくとも一部の表示が第一の表示のみにオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよいし、第六の表示の少なくとも一部の表示が第一の表示以外の表示にもオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよい。また、第六の表示の少なくとも一部の表示が第一の表示に必ずオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよいし、第六の表示の少なくとも一部の表示が第一の表示にオーバーラップされて表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、第六の表示の少なくとも一部の表示のみが第一の表示にオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよいし、第六の表示の少なくとも一部の表示以外の表示も第一の表示にオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよい。
また、第六の表示の一部の表示が第一の表示にオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよいし、第六の表示の全部の表示が第一の表示にオーバーラップされて表示される場合があるように構成されてもよい。
また、第一の表示の少なくとも一部が第六の表示にのみオーバーラップするように構成されてもよいし、第一の表示の少なくとも一部が第六の表示以外の表示にもオーバーラップするように構成されてもよい。また、第一の表示の少なくとも一部が第六の表示に必ずオーバーラップするように構成されてもよいし、第一の表示の少なくとも一部が第六の表示にオーバーラップしない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の表示の一部のみが第六の表示にオーバーラップするように構成されてもよいし、第一の表示の全部が第六の表示にオーバーラップするように構成されてもよい。
また、『 前記第一の表示と前記第六の表示の両方が表示されている状態において、該第六の表示が該第一の表示にオーバーラップされることなく表示される場合があるように構成されている[保留アイコン表示領域を含む画像と保留アイコンの表示態様の変化演出表示(保留変化事前演出表示)に係るキャラクタの両方が表示されている状態において、保留アイコン表示領域を含む画像が保留アイコンの表示態様の変化演出表示(保留変化事前演出表示)に係るキャラクタにオーバーラップされていない、例えば、図50(b1)に示すように、UI部UI3が忍者のキャラクタNJ4にオーバーラップされていない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第六の表示に着目すれば、一見、第三の表示が保留アイコンの変化表示に関する表示のように思えるが、そうではないことがわかる場合がある。
ここで、第一の表示と第六の表示の両方が表示されている状態において、第六の表示が第一の表示にのみオーバーラップされることなく表示される場合があるように構成されてもよいし、第一の表示と第六の表示の両方が表示されている状態において、第六の表示が第一の表示以外の表示にもオーバーラップされることなく表示される場合があるように構成されてもよい。また、第一の表示と第六の表示の両方が表示されている状態において、第六の表示が第一の表示に必ずオーバーラップされることなく表示されるように構成されてもよいし、第一の表示と第六の表示の両方が表示されている状態において、第六の表示が第一の表示にオーバーラップされることなく表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の表示と第六の表示の両方が表示されている状態において、第六の表示のみが第一の表示にオーバーラップされることなく表示される場合があるように構成されてもよいし、第一の表示と第六の表示の両方が表示されている状態において、第六の表示以外の表示も第一の表示にオーバーラップされることなく表示される場合があるように構成されてもよい。また、第一の表示と第六の表示の両方が表示されている状態においてのみ、第六の表示が第一の表示にオーバーラップされることなく表示される場合があるように構成されてもよいし、第一の表示と第六の表示の両方が表示されている状態以外の状態においても、第六の表示が第一の表示にオーバーラップされることなく表示される場合があるように構成されてもよい。
また、第一の表示と第六の表示のみがオーバーラップしないように構成されていてもよいし、第一の表示と第六の表示以外の表示もオーバーラップしないように構成されていてもよい。また、第一の表示と第六の表示が必ずオーバーラップしないように構成されていてもよいし、第一の表示と第六の表示がオーバーラップする場合があるように構成されていてもよい。
また、『 或るリーチ演出[特定のスーパーリーチ演出、例えば、図35(m)〜同図(q)に示すスーパーリーチ(剣豪リーチ)等]を実行可能に構成されており、
前記第一の状態は、前記或るリーチ演出の実行が開始される前の状態のうちの一の状態[特定のスーパーリーチ演出が開始される前の状態、例えば、図35(m)〜同図(q)に示すスーパーリーチ(剣豪リーチ)が開始される前の状態等]であり、
前記第二の状態は、前記或るリーチ演出が実行されている状態[特定のスーパーリーチ演出が実行されている状態、例えば、図35(m)〜同図(q)に示すスーパーリーチ(剣豪リーチ)が実行されている状態等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、或るリーチ状態であるか否かに気付きやすくなる場合がある。
ここで、或るリーチ演出のみを実行可能に構成されてもよいし、或るリーチ演出以外のリーチ演出も実行可能に構成されてもよい。また、或るリーチ演出を必ず実行するように構成されてもよいし、或るリーチ演出を実行しない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の状態は、或るリーチ演出のみの実行が開始される前の状態のうちの一の状態であってもよいし、或るリーチ演出以外のリーチ演出の実行が開始される前の状態のうちの一の状態であってもよい。また、第一の状態は、或るリーチ演出の実行が必ず開始される前の状態のうちの一の状態であってもよいし、或るリーチ演出の実行が開始されない状態のうちの一の状態であってもよい。
また、第二の状態は、或るリーチ演出のみが実行されている状態であってもよいし、或るリーチ演出以外のリーチ演出が実行されている状態であってもよい。また、第二の状態は、或るリーチ演出が必ず実行されている状態であってもよいし、或るリーチ演出が実行されていない状態であってもよい。
なお、第一の状態は、或る変動におけるSPリーチに発展する前のリーチ状態であり、第二の状態は、該或る変動におけるSPリーチ実行中の状態であってもよい。
また、第一の状態は、或る変動におけるSPリーチに発展する前の状態であって、更に、リーチ状態となる前の或る状態であり、第二の状態は、該或る変動におけるSPリーチ実行中の状態であってもよい。
すなわち、第一の状態と第二の状態とがワンセットである場合があってもよい。
また、『 前記或る予告表示は、タイマ予告表示[例えば、図38(b3)〜同図(b5)に示すタイマ予告演出の表示等]である、
ことを特徴する遊技台。』
についても説明した。
なお、タイマ予告表示は複数の態様があってもよい。ここで、態様とは、色や時間や大きさ等のうちの少なくともいずれかを含む。
また、タイマ予告表示が複数種類ある場合には、或る種類のタイマ予告表示のことであってもよい。
また、『 前記或る予告表示は、ミニゲームの表示[例えば、図35(o)〜同図(q)に示すミニゲームの表示等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、ミニゲームは複数の態様があってもよい。ここで、態様とは、色や時間や大きさ等のうちの少なくともいずれかを含む。
また、ミニゲームが複数種類ある場合には、或る種類のミニゲームのことであってもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第四の表示[当該予告の一つ、例えば、図38(b6)に示すデカボタン136aLによるボタン予告演出の表示等]であり、
前記或る演出として前記第四の表示が表示される場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、或る演出として第四の表示のみが表示される場合があるように構成されてもよいし、或る演出として第四の表示以外の表示も表示される場合があるように構成されてもよい。また、或る演出として第四の表示が必ず表示されるように構成されてもよいし、或る演出として第四の表示が表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第五の表示[当該予告の一つ、例えば、図35(q)に示す鉄板画像TPの表示等]であり、
前記或る演出として前記第五の表示が表示される場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、或る演出として第五の表示のみが表示される場合があるように構成されてもよいし、或る演出として第五の表示以外の表示も表示される場合があるように構成されてもよい。また、或る演出として第五の表示が必ず表示されるように構成されてもよいし、或る演出として第五の表示が表示されない場合があるように構成されてもよい。
なお、第四の表示と第五の表示は別の表示であってもよい。ここで、第四の表示が表示された場合よりも第五の表示が表示された場合の方が、大当り図柄が確定表示されやすくてもよいし、第五の表示が表示された場合よりも第四の表示が表示された場合の方が、大当り図柄が確定表示されやすくてもよい。
また、第五の表示が特殊条件下でしか出現しない表示の場合、第三の表示の態様と或る予告表示の態様のうちの少なくともいずれか一方が或る態様の場合にのみ表示される場合があってもよい。
また、『 或る図柄変動表示において表示が開始された前記第三の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始された後も継続して表示される場合があるように構成されている[ある図柄変動表示において表示が開始された準備中表示が、次の図柄変動表示が開始された後も継続して表示される、例えば、図35(i)〜同図(j)に示すように、準備中画像RDYが複数の図柄変動表示に跨って表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。
この遊技台によれば、第三の表示によって複数変動に跨って期待感を持たせることができ、またゴールもわかりやすいので、期待感を持たせる期間が明確になる場合がある。
ここで、或る図柄変動表示において表示が開始された第三の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始された後でのみ継続して表示される場合があってもよいし、或る図柄変動表示において表示が開始された第三の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始された後以外にも継続して表示される場合があってもよい。また、或る図柄変動表示において表示が開始された第三の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始された後で必ず継続して表示されてもよいし、或る図柄変動表示において表示が開始された第三の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始された後も継続して表示されない場合があってもよい。
また、『 或る図柄変動表示において表示が開始された前記第一の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始される前に消去される場合があるように構成されている[ある図柄変動表示において表示が開始された保留アイコンの表示態様の変化演出表示(保留変化事前演出表示)に係るキャラクタが、次の図柄変動表示が開始される前に消去される、例えば、図35(f)〜同図(h)に示すように、忍者のキャラクタNJ4は、複数の図柄変動表示に跨って表示されない等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、或る図柄変動表示において表示が開始された第一の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始される前にのみ消去される場合があるように構成されてもよいし、或る図柄変動表示において表示が開始された第一の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始される前以外にも消去される場合があるように構成されてもよい。また、或る図柄変動表示において表示が開始された第一の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始される前に必ず消去されるように構成されてもよいし、或る図柄変動表示において表示が開始された第一の表示が、次に開始される図柄変動表示が開始される前に消去されない場合があるように構成されてもよい。
なお、或る予告表示と或る演出が図柄変動表示を跨いで行われてもよいし、行われなくてもよい。また、或る予告表示と或る演出が第一状態から第二の状態(第二の状態から第一の状態)に跨いで行われてもよいし、行われなくてもよい。
また、『 前記第三の表示が表示される領域において、前記或る演出が実行される場合があるように構成されている[準備中表示が表示される領域において、当該予告が実行される、例えば、図41(a4)に示すように、準備中画像RDYが表示されるチュートリアル表示部TT1において「激熱」の文字からなる予告表示が表示される場合がある等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第三の表示が表示される領域において、或る演出のみが実行される場合があってもよいし、第三の表示が表示される領域において、或る演出以外の演出も実行される場合があってもよい。また、第三の表示が表示される領域において、或る演出が必ず実行されてもよいし、第三の表示が表示される領域において、或る演出が実行されない場合があってもよい。
また、第三の表示が表示される領域のみにおいて、或る演出が実行される場合があってもよいし、第三の表示が表示される領域以外の領域においても、或る演出が実行される場合があってもよい。
また、『 遊技者による操作が可能な操作手段[ボタンやレバー、例えば、演出ボタン136等]を備え、
前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第七の表示[ボタンやレバーの画像の表示、例えば、図38(b6)に示すデカボタン画像136aL等]であり、
前記第七の表示は、前記操作手段の操作を促す表示であり、
前記第七の表示は、前記第三の表示が開始された後で表示が開始される表示であり[ボタンやレバーの画像の表示は、準備中表示が開始された後で表示開始される、例えば、図38(b1)〜同図(b6)に示すように、デカボタン画像136aLは準備中画像RDYが表示開始された後で表示開始されている等]、
前記第七の表示の表示中に前記操作手段が操作されると前記或る演出が開始され[ボタンやレバーの画像の表示の表示中にボタン(あるいは、レバー)が操作されると当該予告が開始される、例えば、図38(b6)に示すデカボタン画像136aLの表示中に演出ボタン136が操作されると鉄板画像TPが表示される等]、
前記第三の表示は、前記第七の表示の表示が開始される前に表示が終了する表示である[準備中表示は、ボタンやレバーの画像が表示開始される前に表示が終了する、例えば、図38(b1)〜同図(b6)に示すように、準備中画像RDYは、デカボタン画像136aLが表示開始される前に表示が終了される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、操作手段は、遊技者のみによる操作が可能なものであってもよいし、遊技者以外の者による操作も可能なものであってもよい。また、操作手段は、遊技者により必ず操作されるものであってもよいし、遊技者により操作されない場合があるものであってもよい。
また、第七の表示は、操作手段の操作のみを促すものであってもよいし、操作手段の操作以外のものも促すものであってもよい。また、第七の表示は、操作手段の操作を必ず促すものであってもよいし、操作手段の操作を促さない場合があるものであってもよい。
また、第七の表示は、第三の表示が開始された後でのみ表示が開始されるものであってもよいし、第三の表示が開始された後以外でも表示が開始されるものであってもよい。また、第七の表示は、第三の表示が開始された後で必ず表示が開始されるものであってもよいし、第三の表示が開始された後で表示が開始されないものであってもよい。
また、第七の表示の表示中に操作手段が操作されると必ず或る演出が開始されてもよいし、第七の表示の表示中に操作手段が操作されると或る演出が開始されない場合があってもよい。また、第七の表示の表示中にのみ操作手段が操作されると或る演出が開始されてもよいし、第七の表示の表示中以外にも操作手段が操作されると或る演出が開始されてもよい。また、第七の表示のみの表示中に操作手段が操作されると或る演出が開始されてもよいし、第七の表示以外の表示も表示中に操作手段が操作されると或る演出が開始されてもよい。
また、第三の表示は、第七の表示の表示が開始される前にのみ表示が終了するものであってもよいし、第七の表示の表示が開始される前以外にも表示が終了するものであってもよい。また、第三の表示は、第七の表示の表示が開始される前に必ず表示が終了するものであってもよいし、第七の表示の表示が開始される前に表示が終了しない場合があるものであってもよい。
なお、第七の表示は、通常ボタン画像とデカボタン画像のうちのデカボタン画像であってもよい。ここで、通常ボタン画像が表示された場合とデカボタン画像が表示された場合では、デカボタン画像が表示された場合の方が、大当り図柄が確定表示されやすくてもよい。
また、第七の表示は、ボタン画像の通常色とボタン画像の特別色のうちの特別色のボタン画像であってもよい。ここで、通常色のボタン画像が表示された場合と特別色のボタン画像が表示された場合とでは、特別色のボタン画像が表示された場合の方が、大当り図柄が確定表示されやすくてもよい。
また、第七の表示は、通常ボタン画像とボタンとは別の操作手段(第二のボタンやレバー等)の画像のうちの別の操作手段の画像であってもよい。ここで、通常ボタン画像が表示された場合とボタンとは別の操作手段の画像が表示された場合とでは、ボタンとは別の操作手段の画像が表示された場合の方が、大当り図柄が確定表示されやすくてもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第八の表示[例えば、図38(b4)〜同図(b5)に示す合体アニメーション等]であり、
前記第八の表示は、前記第七の表示の表示が開始されることを予告する表示であり[例えば、図38(b4)〜同図(b6)に示すように、合体アニメーションによりボタン予告演出の開始を予告している、すなわち、デカボタン画像136aLの表示を予告している等]、
前記第三の表示は、前記第八の表示の表示中に表示が終了する表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第八の表示は、第七の表示の表示が開始されることのみを予告するものであってもよいし、第七の表示の表示が開始されること以外のことも予告するものであってもよい。また、第八の表示は、第七の表示の表示が開始されることを必ず予告するものであってもよいし、第七の表示の表示が開始されることを予告しない場合があるものであってもよい。
また、第三の表示は、第八の表示の表示中にのみ終了するものであってもよいし、第八の表示以外の表示の表示中にも終了するものであってもよい。また、第三の表示は、第八の表示の表示中に必ず終了するものであってもよいし、第八の表示の表示中に終了しない場合があるものであってもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第九の表示[例えば、図45(a)に示す変動アイコンh0等]であり、
前記第九の表示は、変動アイコンの表示であり、
前記第三の表示が二つ表示される場合があり[準備中表示が2つ表示される場合がある、例えば、図48(a)に示すように、準備中画像RDY1,RDY2が2つ表示される場合がある等]、
二つの前記第三の表示のうちの一方の表示が終了した後で他方の表示態様が変化し[2つの準備中表示のうちの一方の準備中表示の表示が終了した後で他方の準備中表示の表示態様が変化する、例えば、図45(g)に示すように、準備中画像RDYが拡大して表示されている等]、
表示態様が変化した前記第三の表示が前記第九の表示にオーバーラップする[表示態様が変化した準備中表示が変動アイコンにオーバーラップする、例えば、図45(g)に示すように、拡大表示された準備中画像RDYが変動アイコンh0にオーバーラップしている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、二つの第三の表示が表示されていることに気づきやすくなる場合がある。
ここで、第三の表示が二つのみ表示される場合があってもよいし、第三の表示が三つ以上表示される場合があってもよいし、第三の表示が一つだけ表示される場合があってもよい。
また、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後で他方の表示態様のみが変化してもよいし、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後で他方の表示態様以外のものの表示態様も変化してもよい。また、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後で他方の表示態様が必ず変化してもよいし、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後で他方の表示態様が変化しない場合があってもよい。
また、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後でのみ他方の表示態様が変化してもよいし、二つの第三の表示のうちの一方の表示が終了した後以外でも他方の表示態様が変化してもよい。
また、表示態様が変化した第三の表示が第九の表示にのみオーバーラップしてもよいし、表示態様が変化した第三の表示が第九の表示以外の表示にもオーバーラップしてもよい。また、表示態様が変化した第三の表示が第九の表示に必ずオーバーラップしてもよいし、表示態様が変化した第三の表示が第九の表示にオーバーラップしない場合があってもよい。
また、表示態様が変化した第三の表示のみが第九の表示にオーバーラップしてもよいし、表示態様が変化した第三の表示以外の表示も第九の表示にオーバーラップしてもよい。
また、『 前記第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示において全ての該第三の表示の表示が終了するように構成されている[準備中表示が2つ表示された場合は、同一の図柄変動表示において全て消化される、例えば、図45(b)〜同図(k)に示すように、2つの準備中画像RDYは、同一の図柄変動表示において全て消化されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示において全ての第三の表示の表示のみが終了してもよいし、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示において全ての第三の表示以外の表示の表示も終了してもよい。また、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示において全ての第三の表示の表示が必ず終了してもよいし、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示において全ての第三の表示の表示が終了しない場合があってもよい。
また、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示においてのみ全ての第三の表示の表示が終了してもよいし、第三の表示が二つ表示された場合は、一の図柄変動表示以外の図柄変動表示においても全ての第三の表示の表示が終了してもよい。また、第三の表示が二つ表示された場合にのみ、一の図柄変動表示において全ての第三の表示の表示が終了してもよいし、第三の表示が二つ表示された場合以外の場合も、一の図柄変動表示において全ての第三の表示の表示が終了してもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第十の表示[説明表示、例えば、図35(a)に示す、チュートリアル表示部TT1に表示された「パンダは殿様の師匠」と表示された説明表示等]であり、
前記第十の表示は、説明表示であり、
前記第十の表示は、表示される場合には前記表示手段における第一の表示領域に表示される表示であり[説明表示は、表示される場合には特定の表示領域に表示される、例えば、図35(a)に示すように、説明表示はチュートリアル表示部TT1に表示される等]、
前記第三の表示は、前記第一の表示領域に表示される場合がある表示である[準備中表示は、説明表示が表示される特定の表示領域に表示される、例えば、図35(d)に示すように、準備中画像RDYは説明表示が表示されるチュートリアル表示部TT1に表示されている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第十の表示は、表示される場合には表示手段における第一の表示領域にのみ表示されるものであってもよいし、表示される場合には表示手段における第一の表示領域以外にも表示されるものであってもよい。また、表示される場合には表示手段における第一の表示領域に必ず表示されるものであってもよいし、表示される場合には表示手段における第一の表示領域に表示されない場合があるものであってもよい。
また、第三の表示は、第一の表示領域にのみ表示される場合があるものであってもよいし、第一の表示領域以外の表示領域にも表示される場合があるものであってもよい。また、第三の表示は、第一の表示領域に必ず表示されるものであってもよいし、第一の表示領域に表示されない場合があるものであってもよい。
また、『 「或る予告表示の表示開始を待機していることを表す表示」とは、「準備中の文字表示[例えば、図35(d)に示す準備中画像RDYにおける「準備中」の文字表示等]」のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第十一の表示[球抜き表示、例えば、図66(a1)に示す球抜きエラー表示ERR1等]であり、
前記第十一の表示は、遊技球を排出することを促す表示であり[例えば、球抜きエラー表示ERR1では、「球を抜いてください」の文字表示により球抜きを促している等]、
前記第三の表示と前記第十一の表示の両方が表示されている状態において、該第三の表示の少なくとも一部の表示が該第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されている[準備中表示と球抜き表示の両方が表示されている状態において、準備中表示の少なくとも一部が球抜き表示にオーバーラップされている、例えば、図66(a2)に示すように、準備中画像RDYが球抜きエラー表示ERR1にオーバーラップされている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第十一の表示は、遊技球を排出することのみを促す表示であってもよいし、遊技球を排出すること以外のことも促す表示であってもよい。また、第十一の表示は、遊技球を排出することを必ず促す表示であってもよいし、遊技球を排出することを促さない場合がある表示であってもよい。
また、第十一の表示は、遊技球のみを排出することを促す表示であってもよいし、遊技球以外のものも排出することを促す表示であってもよい。
また、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、第三の表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示にのみオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、第三の表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示以外にもオーバーラップされて表示されるように構成されてもよい。また、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、第三の表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示に必ずオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、第三の表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示にオーバーラップされないで表示される場合があるように構成されてもよい。
また、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、第三の表示の少なくとも一部の表示のみが第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、第三の表示の少なくとも一部の表示以外の表示も第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよい。また、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態のみにおいて、第三の表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態以外の状態においても、第三の表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよい。
また、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、第三の表示の一部の表示が第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、第三の表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、第三の表示の全部の表示が第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよい。
また、『 前記或る予告表示と前記第十一の表示の両方が表示されている状態において、該或る予告表示の少なくとも一部の表示が該第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されている[ミニゲームやタイマ予告と球抜き表示の両方が表示されている状態において、ミニゲームやタイマ予告の少なくとも一部が球抜き表示にオーバーラップされている、例えば、図66(b1)に示すように、残時間表示メータMT4が球抜きエラー表示ERR1にオーバーラップされている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、或る予告表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示のみにオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、或る予告表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示以外の表示にもオーバーラップされて表示されるように構成されてもよい。また、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、或る予告表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示に必ずオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、或る予告表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示にオーバーラップされないで表示される場合があるように構成されてもよい。
また、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、或る予告表示の少なくとも一部の表示のみが第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、或る予告表示の少なくとも一部の表示以外の表示も第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよい。また、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態のみにおいて、或る予告表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態以外の状態においても、或る予告表示の少なくとも一部の表示が第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよい。
また、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、或る予告表示の一部の表示が第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよいし、或る予告表示と第十一の表示の両方が表示されている状態において、或る予告表示の全部の表示が第十一の表示にオーバーラップされて表示されるように構成されてもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[弾球遊技機、例えば、パチンコ機100等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、スロットマシン[回胴式遊技機]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、保留アイコンは、スロットマシンにおける或る演出の開始を保留していることを表す表示で用いられる場合があるが、この遊技台によれば、これを実現することができる。
次に、本実施形態によるパチンコ機100において実行される演出の他の具体例について、図71〜図90を用いて説明する。なお、図71〜図90に示す符号は、原則として図71〜図90に示す実施例の説明にのみ用いることとし、重複する符号が他の図面に示されている場合であっても、図71〜図90に示す符号を優先する。
まず、図71(1)を用いて、本例のパチンコ機100の装飾図柄表示装置208での演出表示について説明する。装飾図柄表示装置208の表示領域の左端には、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。特図1保留数aa1は特図1の保留数を数字で表す表示であり、特図2保留数aa3は特図2の保留数を数字で表す表示であり、普図保留数aa5は普図の保留数を数字で表す表示である。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の右下角部には変動アイコンを表示可能な変動アイコン表示領域cが設けられている。変動アイコン表示領域cの右側は、保留アイコン表示領域であり、図71(1)に示す例では、特図1保留アイコンa1、a2、a3、a4と、特図2保留アイコンb1、b2、b3がこの順で左方から交互になるように横方向に並んで表示されている。本例のパチンコ機100は、特図1始動口と特図2始動口に遊技球が交互に入賞する機構が遊技盤に設けられており、入賞順に保留が消化される入賞順変動機である。また、装飾図柄表示装置208の表示領域の右下角部には横長長方形の表示領域dが設けられている。表示領域dには、チュートリアル表示や、メッセージ表示等が表示され、特に表示すべき内容がない場合には、「準備中」の文字列画像が表示される。
次に、図71(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図71(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図71(1)は、特図変動遊技が非実行中である状態を示している。図柄表示領域208a〜208cには、はずれ図柄態様である「装飾3−装飾4−装飾8」が停止表示されている。
図71(2)は、不図示の特図1表示装置212により特図1変動遊技が開始されたことに伴い、装飾図柄の変動表示、第4図柄の変動表示が開始された状態を示している。また、当該特図1変動遊技の開始に伴い、保留アイコン減少アニメーションが実行され、保留アイコン表示領域に表示されていた特図1保留アイコンa1が変動アイコンc1となって変動アイコン表示領域cに移動し、特図1保留アイコンa2〜a4、特図2保留アイコンb1〜b3が左方に移動する。
図71(3)は、チャンスボタン136の外観を模したボタン画像f1と、チャンスボタン136の操作が有効となる操作有効期間を示すメータ画像f2が表示された状態を示している。ボタン画像f1、メータ画像f2は、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す表示である。
図71(4)は、操作有効期間が開始された状態を示している。メータ画像f2が示す操作有効期間の残り時間が減少している。
図71(5)は、遊技者がチャンスボタン136を操作している状態を示している。本例では、チャンスボタン136は1回押下される。本例では、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回押下されると、会話予告表示が表示開始される。なお、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回も押下されない場合には、会話予告表示が表示開始されてもよいし、所定の確率で会話予告表示が表示開始されなくてもよい。
図71(6)は、会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、まず、爺のキャラクタ画像(以下、「爺」と称する)g2が表示される。爺g2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端上方から出現する。
図71(7)は、爺g2が左方に移動している状態を示している。
図71(8)は、爺g2が左方に移動している状態を示している。
図71(9)は、爺g2が左方に移動中に爺g2が殿のキャラクタ画像(以下、「殿」と称する)g1に変化した状態を示している。殿g1は左方に移動している。
図71(10)は、殿g1が停止した状態を示している。図71(6)〜(10)に示すように、装飾図柄表示装置208は、キャラクタの移動アニメーションを表示可能である。本例のキャラクタの移動アニメーションは、殿g1と爺g2と含む表示である。
図71(11)は、「殿」の文字画像を含むキャラクタ名表示(以下、「キャラ名表示」と称する)h1が表示開始された状態を示している。キャラ名表示h1は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端上方から出現する。キャラ名表示h1は左方に移動している。
図71(12)は、吹き出し表示i1が表示開始された状態を示している。吹き出し表示i1は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端中央から出現する。吹き出し表示i1は左方に移動している。
図71(13)は、キャラ名表示h1と吹き出し表示i1が左方に移動している状態を示している。
図71(14)は、キャラ名表示h1と吹き出し表示i1が左方に移動している状態を示している。
図71(15)は、キャラ名表示h1と吹き出し表示i1が停止した状態を示している。キャラ名表示h1は、殿g1の上方で停止し、吹き出し表示i1は、殿g1の右側近傍で停止する。
図71(16)は、吹き出し表示i1内に、殿g1のセリフ(台詞)であるセリフ表示が表示開始された状態を示している。セリフ表示は、文字列画像の左側から表示開始される。図71(16)では、「午」の文字画像が表示されている。
図71(17)は、吹き出し表示i1内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図71(17)では、「午前の」の文字列画像が表示されている。
図71(18)は、吹き出し表示i1内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図71(18)では、「午前の天気は」の文字列画像が表示されている。
図71(19)は、吹き出し表示i1内のセリフ表示の表示が完了した状態を示している。吹き出し表示i内には、セリフ表示として「午前の天気は」の文字列画像と「太陽のマーク」の記号が表示されている。
図71(20)は、チャンスボタン136の外観を模したボタン画像f1と、チャンスボタン136の操作が有効となる操作有効期間を示すメータ画像f2が表示された状態を示している。
図71(21)は、操作有効期間が開始された状態を示している。メータ画像f2が示す操作有効期間の残り時間が減少している。
図71(22)は、遊技者がチャンスボタン136を操作している状態を示している。本例では、チャンスボタン136は1回押下される。本例では、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回押下されると、会話予告表示が継続して開始される。なお、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回も押下されない場合には、会話予告表示が継続して表示されてもよいし、所定の確率で会話予告表示が継続せずに終了してもよい。
図71(23)は、会話予告表示が継続された状態を示している。本例では、まず、会話予告表示が継続されると、爺g2が表示される。爺g2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端下方から出現する。
図71(24)は、爺g2が右方に移動している状態を示している。
図71(25)は、爺g2が右方に移動している状態を示している。
図71(26)は、爺g2が右方に移動している状態を示している。
図71(27)は、爺g2が停止した状態を示している。
図71(28)は、「爺」の文字画像を含むキャラ名h2が表示開始された状態を示している。キャラ名表示h2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端中央から出現する。キャラ名表示h2は右方に移動している。
図71(29)は、吹き出し表示i2が表示開始された状態を示している。吹き出し表示i2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端下方から出現する。吹き出し表示i2は右方に移動している。
図71(30)は、キャラ名表示h2と吹き出し表示i2が右方に移動している状態を示している。
図71(31)は、キャラ名表示h2と吹き出し表示i2が右方に移動している状態を示している。
図71(32)は、キャラ名表示h2と吹き出し表示i2が停止した状態を示している。キャラ名表示h2は、爺g2の上方で停止し、吹き出し表示i2は、爺g2の左側近傍で停止する。
図71(33)は、吹き出し表示i2内に、爺g2のセリフ(台詞)であるセリフ表示が表示開始された状態を示している。セリフ表示は、文字列画像の左側から表示開始される。図71(33)では、「お」の文字画像が表示されている。
図71(34)は、吹き出し表示i2内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図71(34)では、「お昼の」の文字列画像が表示されている。
図71(35)は、吹き出し表示i2内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図71(35)では、「お昼の天気は」の文字列画像が表示されている。
図71(36)は、吹き出し表示i2内のセリフ表示の表示が完了した状態を示している。吹き出し表示i2内には、セリフ表示として「お昼の天気は」の文字画像と「曇りのマーク」の記号が表示されている。
図71(37)は、会話予告表示が終了した後に、左図柄表示領域208aに「装飾7」が仮停止表示された状態を示している。
図71(38)は、会話予告表示が終了した後に、右図柄表示領域208cに「装飾7」が仮停止表示された状態を示している。以降の図示は省略するが、本例では、この後「装飾7」でのリーチ演出が開始される。なお、会話予告表示の終了後には、リーチ演出が開始されない場合もある。
本例のパチンコ機100の装飾図柄表示装置208は、第一の表示(図71(19)に示す1回目のセリフ予告表示)と第二の表示(図71(36)に示す2回目のセリフ予告表示)を表示可能である。第一の表示は、図71(19)で表示されている、殿g1と、吹き出し表示i1と、吹き出し表示i1内のセリフ表示と、キャラ名表示h1とを含んでいる。第二の表示は、図71(36)で表示されている、爺g2と、吹き出し表示i2と、吹き出し表示i2内のセリフ表示と、キャラ名表示h2とを含んでいる。第一の表示と第二の表示とで、第一の会話予告表示が表示される。また、本例の第一の表示と第二の表示は当該変動の予告表示である。また、本例では、図71(6)〜(8)で爺g2が表示された後に第一の表示が表示される。第一の表示の表示よりも前に爺g2が表示される場合がある。本例のパチンコ機100によれば、爺g2を含む第二の表示が表示されることを予告することで、遊技者は第二の表示が表示されるかもしれないと期待することができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
次に、図72(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図72(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図72(1)〜(5)に示す状態は、図71(1)〜(5)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図72(6)は、会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、まず、殿g1が表示される。殿g1は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端上方から出現する。
図72(7)〜(10)は、殿g1が左方に移動している状態を示している。
図72(10)〜(38)に示す状態は、図71(10)〜(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例では、図72(19)で殿のセリフ表示が表示される前には最初から殿g1が表示され、爺g2等の他のキャラクタが表示されない。このように、第一の表示の表示よりも前に爺g2が表示されない場合がある。
次に、図73(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図73(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図73(1)〜(22)に示す状態は、図71(1)〜(22)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図73(23)は、会話予告表示が継続された状態を示している。本例では、まず、会話予告表示が継続されると、姫のキャラクタ画像(以下、「姫」と称する)g3が表示される。姫g3は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端下方から出現する。
図73(24)は、姫g3が右方に移動している状態を示している。
図73(25)は、姫g3が右方に移動している状態を示している。
図73(26)は、姫g3が右方に移動中に、姫g3が爺g2に変化した状態を示している。爺g2は右方に移動している。
図73(27)〜(38)に示す状態は、図71(27)〜(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例では、姫g3は、図73(36)に示す第二の表示には登場しないキャラクタである。本例のパチンコ機100によれば、図73(36)に示す第二の表示に登場しない姫g3を表示するガセ予告を行うことで第二の表示が表示されたときにキャラクタが異なることで遊技者の意表を突くことができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
次に、図74(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図74(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図74(1)〜(5)に示す状態は、図71(1)〜(5)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図74(6)は、会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、まず、姫g3が表示される。姫g3は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端上方から出現する。
図74(7)は、姫g3が左方に移動している状態を示している。
図74(8)は、姫g3が左方に移動している状態を示している。
図74(9)は、姫g3が左方に移動中に、姫g3が殿g1に変化した状態を示している。殿g1は左方に移動している。
図74(10)〜(38)に示す状態は、図71(10)〜(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例では、姫g3は、図74(10)に示す第一の表示には登場しないキャラクタである。本例のパチンコ機100によれば、図74(10)に示す第一の表示に登場しない姫g3を表示するガセ予告を行うことで第一の表示が表示されたときにキャラクタが異なることで遊技者の意表を突くことができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
次に、図75(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図75(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図75(1)〜(25)に示す状態は、図71(1)〜(25)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図75(26)は、爺g2が右方に移動中に、爺g2が姫g3に変化した状態を示している。姫g3は右方に移動している。
図75(27)は、姫g3が停止した状態を示している。
図75(28)は、「姫」の文字画像を含むキャラ名h3が表示開始された状態を示している。キャラ名表示h3は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端中央から出現する。キャラ名表示h3は右方に移動している。
図75(29)は、吹き出し表示i3が表示開始された状態を示している。吹き出し表示i3は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端下方から出現する。吹き出し表示i3は右方に移動している。
図75(30)は、キャラ名表示h3と吹き出し表示i3が右方に移動している状態を示している。
図75(31)は、キャラ名表示h3と吹き出し表示i3が右方に移動している状態を示している。
図75(32)は、キャラ名表示h3と吹き出し表示i3が停止した状態を示している。キャラ名表示h3は、姫g3の上方で停止し、吹き出し表示i3は、姫g3の左側近傍で停止する。
図75(33)は、吹き出し表示i3内に、姫g3のセリフ(台詞)であるセリフ表示が表示開始された状態を示している。セリフ表示は、文字列画像の左側から表示開始される。図75(33)では、「午後」の文字画像が表示されている。
図75(34)は、吹き出し表示i3内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図75(34)では、「午後の天気は」の文字列画像が表示されている。
図75(35)は、吹き出し表示i3内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図75(35)では、「午後の天気は」の文字列画像が表示されている。
図75(36)は、吹き出し表示i3内のセリフ表示の表示が完了した状態を示している。吹き出し表示i3内には、セリフ表示として「午後の天気は」の文字画像と「雨のマーク」の記号が表示されている。
図75(37)、(38)に示す状態は、図71(37)、(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例のパチンコ機100の装飾図柄表示装置208は、第一の表示(図75(19)に示す1回目のセリフ予告表示)と第二の表示(図75(36)に示す2回目のセリフ予告表示)を表示可能である。第一の表示は、図75(19)で表示されている、殿g1と、吹き出し表示i1と、吹き出し表示i1内のセリフ表示と、キャラ名表示h1とを含んでいる。第二の表示は、図75(36)で表示されている、姫g3と、吹き出し表示i3と、吹き出し表示i3内のセリフ表示と、キャラ名表示h3とを含んでいる。第一の表示と第二の表示とで、第一の会話予告表示が表示される。また、本例の第一の表示と第二の表示は当該変動の予告表示である。また、本例では、図75(6)〜(8)で爺g2が表示された後に図75(23)〜(25)で爺g2が表示されているが、爺g2は、図75(36)に示す会話予告表示には登場しないガセ予告である。本例のパチンコ機100によれば、会話予告表示に登場しない爺g2を表示するガセ予告を行うことで会話予告表示が表示されたときのキャラクタを異ならせて遊技者の意表を突くことができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
次に、図76(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図76(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図76(1)〜(5)に示す状態は、図71(1)〜(5)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図76(6)は、会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、まず、爺g2が表示される。爺g2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端上方から出現する。
図76(7)は、爺g2が左方に移動している状態を示している。
図76(8)は、爺g2が左方に移動中に、爺g2が姫g3に変化した状態を示している。姫g3は左方に移動している。
図76(9)は、姫g3が左方に移動中に、姫g3が殿g1に変化した状態を示している。殿g1は左方に移動している。
図76(10)〜(38)に示す状態は、図71(10)〜(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例では、図76(6)〜(10)に示すように、キャラクタの移動アニメーション中(移動表示中)にキャラクタ画像が2回変化し、3つのキャラクタ画像の移動表示が表示される。なお、本例では、爺g2、姫g3、殿g1の順に表示されているが、姫g3、爺g2、殿g1の順に表示されてもよい。また、キャラクタ画像の移動表示中に表示されるキャラクタ画像は4つ以上であってもよい。
次に、図77(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図77(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図77(1)〜(5)に示す状態は、図71(1)〜(5)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図77(6)は、会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、まず、殿g1が表示される。殿g1は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端上方から出現する。
図77(7)は、殿g1が左方に移動中に、殿g1が爺g2に変化した状態を示している。爺g2は左方に移動している。
図77(8)は、爺g2が左方に移動中に、爺g2が姫g3に変化した状態を示している。姫g3は左方に移動している。
図77(9)は、姫g3が左方に移動中に、姫g3が殿g1に変化した状態を示している。殿g1は左方に移動している。
図77(10)〜(38)に示す状態は、図71(10)〜(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例では、図77(6)〜(10)に示すように、キャラクタの移動アニメーション表示中にキャラクタ画像が、殿g1、爺g2、姫g3、殿g1の順に3つのキャラクタが一巡するように表示される。なお、キャラクタの移動アニメーション表示中に、4つ以上のキャラクタが一巡するように表示されてもよいし、一巡半してもよい。また、図77(23)〜(27)に示すキャラクタの移動アニメーション表示中に複数のキャラクタ画像が一巡するように表示されてもよい。
次に、図78(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図77(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図77(1)〜(5)に示す状態は、図71(1)〜(5)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図78(6)は、会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、まず、殿g1が表示される。殿g1は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端上方から出現する。
図78(7)は、殿g1が左方に移動中に、殿g1が爺g2に変化した状態を示している。爺g2は左方に移動している。なお、図78(6)に示す殿g1の全体が表示されてない時点で殿g1が爺g2に変化してもよい。
図78(8)は、爺g2が左方に移動中に、爺g2が姫g3に変化した状態を示している。姫g3は左方に移動している。
図78(9)は、姫g3が左方に移動中に、姫g3が爺g2に変化した状態を示している。殿g1は左方に移動している。
図78(10)は、爺g2が左方に移動中に、爺g2が殿g1に変化した後に殿g1が停止した状態を示している。なお、爺g2が停止した後または停止と同時に殿g1に変化してもよい。
図78(11)〜(38)に示す状態は、図71(11)〜(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例では、図78(6)〜(10)に示すように、キャラクタの移動アニメーション表示中にキャラクタ画像が、殿g1、爺g2、姫g3、爺g2、殿g1の順に3つのキャラクタが一巡するように表示される。キャラクタは、殿g1、爺g2、姫g3の順に変化した後、姫g3、爺g2、殿g1の順のように逆回りに変化してもよい。なお、キャラクタの移動アニメーション表示中に、4つ以上のキャラクタが一巡し、当該一巡と逆回りに変化するように表示されてもよい。また、図78(23)〜(27)に示すキャラクタの移動アニメーション表示中に図78(6)〜(10)に示すようなキャラクタが変化する表示が表示されてもよい。
次に、図79(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図79(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図79(1)〜(5)に示す状態は、図71(1)〜(5)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図79(6)は、会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、まず、爺g2が表示される。爺g2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端上方から出現する。
図79(7)は、爺g2が左方に移動中に、爺g2の表情が変化するアニメーションが表示された状態を示している。このように、爺g2の移動アニメーション中に爺g2の態様が変化するアニメーションが表示されてもよい。
図79(8)は、爺g2が左方に移動中に、爺g2が殿g1に変化した状態を示している。殿g1は左方に移動している。
図79(9)は、殿g1が左方に移動中に、殿g1の表情が変化するアニメーションが表示された状態を示している。このように、殿g1の移動アニメーション中に殿1の態様が変化するアニメーションが表示されてもよい。
図79(10)は、殿g1の表情が変化した後に殿g1が停止した状態を示している。なお、殿g1が停止した後または停止と同時に殿g1の表情が変化するアニメーションが表示されてもよい。また本例では、キャラクタの移動アニメーションにおいて、爺g2の表示期間よりも図79(19)に示す会話予告で表示される殿g1の表示期間の方が長い。このように、キャラクタの移動アニメーションにおいて、会話予告表示で表示されるキャラクタの表示期間が最も長くてもよい。
図79(11)〜(22)に示す状態は、図71(11)〜(22)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図79(23)は、会話予告表示が継続された状態を示している。本例では、まず、会話予告表示が継続されると、爺g2が表示される。爺g2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端下方から出現する。
図79(24)は、爺g2が右方に移動中に、爺g2の表情が変化するアニメーションが表示された状態を示している。このように、爺g2の移動アニメーション中に爺g2の態様が変化するアニメーションが表示されてもよい。
図79(25)は、爺g2が右方に移動中に、爺g2の表情が変化するアニメーションが表示された状態を示している。このように、爺g2の移動アニメーション中に爺g2の態様が変化するアニメーションが表示されてもよい。
図79(26)は、爺g2が右方に移動中に、爺g2の表情が変化するアニメーションが表示された状態を示している。このように、殿g1の移動アニメーション中に殿1の態様が変化するアニメーションが表示されてもよい。
図79(27)は、爺g2が停止した状態を示している。なお、爺g2が停止した後または停止と同時に爺g2の表情が変化するアニメーションが表示されてもよい。
図79(28)〜(38)に示す状態は、図71(38)〜(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例のように、キャラクタの移動アニメーションの表示中にキャラクタの態様(例えば、表情)が変化する表示が表示されてもよい。
次に、図80(1)〜(40)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図80(1)〜(40)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図80(1)に示す状態は、図74(36)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図80(2)は、左図柄表示領域208aに「装飾7」が仮停止表示された状態を示している。
図80(3)は、右図柄表示領域208cに「装飾8」が仮停止表示された状態を示している。
図80(4)は、中図柄表示領域208aに疑似連の装飾図柄が仮停止表示された状態を示している。疑似連の装飾図柄は、疑似連の演出表示が行われる場合に表示される。疑似連は、1回の特図変動遊技中に装飾図柄の変動表示が複数回行われたかのような疑似変動を行う演出であり、当該変動の予告演出である。疑似連の装飾図柄が表示された後に装飾図柄の変動表示の2回目(疑似連の2回目)が開始される。
図80(5)は、疑似連の2回目が開始された状態を示している。また、図17に示す可動体700が上方に移動して停止している。また、疑似連の2回目の実行中には、表示領域dに「×2」と表示され、疑似連の2回目が実行されていることが報知される。
図80(6)は、チャンスボタン136の外観を模したボタン画像f1と、チャンスボタン136の操作が有効となる操作有効期間を示すメータ画像f2が表示された状態を示している。ボタン画像f1、メータ画像f2は、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す表示である。
図80(7)は、操作有効期間が開始された状態を示している。メータ画像f2が示す操作有効期間の残り時間が減少している。
図80(8)は、遊技者がチャンスボタン136を操作している状態を示している。本例では、チャンスボタン136は1回押下される。本例では、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回押下されると、2回目の会話予告表示が表示開始される。なお、1回目の会話予告表示は、図80(1)に示す会話予告表示である。なお、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回も押下されない場合には、2回目の会話予告表示が表示開始されてもよいし、所定の確率で2回目の会話予告表示が表示開始されなくてもよい。
図80(9)は、2回目の会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、まず、姫g3が表示される。姫g3は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端上方から出現する。
図80(10)は、姫g3が左方に移動している状態を示している。
図80(11)は、姫g3が左方に移動している状態を示している。
図80(12)は、姫g3が左方に移動している状態を示している。
図80(13)は、姫g3が停止した状態を示している。なお、図80(9)〜(13)に示すキャラクタの移動アニメーションは、図71(6)〜(10)、図73(6)〜(10)、図74(6)〜(10)、図75(6)〜(10)、図76(6)〜(10)、図77(6)〜(10)、図78(6)〜(10)、図79(6)〜(10)に示すアニメーションと同様のアニメーションが表示されてもよい。
図80(14)は、キャラ名表示h3が表示開始された状態を示している。キャラ名表示h3は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端上方から出現する。キャラ名表示h3は左方に移動している。
図80(15)は、吹き出し表示i3が表示開始された状態を示している。吹き出し表示i3は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端中央から出現する。吹き出し表示i3は左方に移動している。
図80(16)は、キャラ名表示h3と吹き出し表示i3が左方に移動している状態を示している。
図80(17)は、キャラ名表示h3と吹き出し表示i3が左方に移動している状態を示している。
図80(18)は、キャラ名表示h3と吹き出し表示i3が停止した状態を示している。キャラ名表示h3は、姫g3の上方で停止し、吹き出し表示i3は、姫g3の右側近傍で停止する。
図80(19)は、吹き出し表示i3内に、姫g3のセリフ(台詞)であるセリフ表示が表示開始された状態を示している。セリフ表示は、文字列画像の左側から表示開始される。図80(19)では、「午」の文字画像が表示されている。
図80(20)は、吹き出し表示i3内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図80(21)では、「午後の」の文字列画像が表示されている。
図80(21)は、吹き出し表示i3内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図80(21)では、「午後の天気は」の文字列画像が表示されている。
図80(22)は、吹き出し表示i3内のセリフ表示の表示が完了した状態を示している。吹き出し表示i3内には、セリフ表示として「午後の天気は」の文字列画像と「雨のマーク」の記号が表示されている。
図80(23)は、チャンスボタン136の外観を模したボタン画像f1と、チャンスボタン136の操作が有効となる操作有効期間を示すメータ画像f2が表示された状態を示している。
図80(24)は、操作有効期間が開始された状態を示している。メータ画像f2が示す操作有効期間の残り時間が減少している。
図80(25)は、遊技者がチャンスボタン136を操作している状態を示している。本例では、チャンスボタン136は1回押下される。本例では、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回押下されると、会話予告表示が継続して開始される。なお、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回も押下されない場合には、会話予告表示が継続して表示されてもよいし、所定の確率で会話予告表示が継続せずに終了してもよい。
図80(26)は、会話予告表示が継続された状態を示している。本例では、まず、会話予告表示が継続されると、爺g2が表示される。爺g2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端下方から出現する。
図80(27)は、爺g2が右方に移動している状態を示している。
図80(28)は、爺g2が右方に移動している状態を示している。
図80(29)は、爺g2が右方に移動している状態を示している。
図80(30)は、爺g2が停止した状態を示している。
図80(31)は、「爺」の文字画像を含むキャラ名h2が表示開始された状態を示している。キャラ名表示h2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端中央から出現する。キャラ名表示h2は右方に移動している。
図80(32)は、吹き出し表示i2が表示開始された状態を示している。吹き出し表示i2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端下方から出現する。吹き出し表示i2は右方に移動している。
図80(33)は、キャラ名表示h2と吹き出し表示i2が右方に移動している状態を示している。
図80(34)は、キャラ名表示h2と吹き出し表示i2が右方に移動している状態を示している。
図80(35)は、キャラ名表示h2と吹き出し表示i2が停止した状態を示している。キャラ名表示h2は、爺g2の上方で停止し、吹き出し表示i2は、爺g2の左側近傍で停止する。
図80(36)は、吹き出し表示i2内に、爺g2のセリフ(台詞)であるセリフ表示が表示開始された状態を示している。セリフ表示は、文字列画像の左側から表示開始される。図80(36)では、「お」の文字画像が表示されている。
図80(37)は、吹き出し表示i2内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図80(37)では、「お昼の」の文字列画像が表示されている。
図80(38)は、吹き出し表示i2内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図80(38)では、「お昼の天気は」の文字列画像が表示されている。
図80(39)は、吹き出し表示i2内のセリフ表示の表示が完了した状態を示している。吹き出し表示i2内には、セリフ表示として「お昼の天気は」の文字画像と「曇りのマーク」の記号が表示されている。また、吹き出し表示i2の態様が白色から青色に変化しており、キャラ名表示h2の態様が白色から青色に変化している。大当り信頼度は、白色よりも青色の方が高く設定されている。このように、2回目の会話予告表示では、大当り信頼度の高い表示を表示してもよい。
図80(40)は、会話予告表示が終了した後に、左右図柄表示領域208a、208cに「装飾7」が仮停止表示された状態を示している。以降の図示は省略するが、本例では、この後「装飾7」でのリーチ演出が開始される。
本例では、図80(1)に示す1回目の会話予告表示(第一の会話予告表示)が表示された後に、図80(39)に示すように2回目の会話予告表示(第二の会話予告表示)が表示されている。このように、1回の特図変動遊技内で複数回の会話予告表示が表示されてもよい。なお、会話予告表示の回数が多いほど大当り信頼度が高く設定されていてもよい。
次に、図81(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図81(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図81(1)〜(15)に示す状態は、図71(1)〜(15)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図81(16)〜(18)は、セリフ表示の移動表示(移動アニメーション)が表示されている状態を示している。セリフ表示は、装飾図柄表示装置208の表示領域右端から左方の吹き出し表示h1内に向かって移動している。このように、セリフ表示の移動アニメーションが表示されてもよい。
図81(19)は、セリフ表示が吹き出し表示h1内で停止した状態を示している。
図81(20)〜(32)に示す状態は、図71(20)〜(32)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図81(33)〜(35)は、セリフ表示の移動表示(移動アニメーション)が表示されている状態を示している。セリフ表示は、装飾図柄表示装置208の表示領域左端から左方の吹き出し表示h2内に向かって移動している。このように、セリフ表示の移動アニメーションが表示されてもよい。
図81(36)は、セリフ表示が吹き出し表示h1内で停止した状態を示している。
図81(37)、(38)に示す状態は、図71(37)、(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例では、セリフ表示の移動アニメーションが表示される。このように、セリフ表示の移動アニメーションが表示されてもよい。
次に、図82(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図82(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図82(1)〜(5)に示す状態は、図71(1)〜(5)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図82(6)は、会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、爺g2が表示される。爺g2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端下方から出現する。
図82(7)は、爺g2が左方に移動している状態を示している。
図82(8)は、爺g2が左方に移動している状態を示している。
図82(9)は、爺g2が左方に移動中に爺g2が殿のキャラクタ画像(以下、「殿」と称する)g1に変化した状態を示している。殿g1は左方に移動している。
図82(10)は、殿g1が停止した状態を示している。図82(6)〜(10)に示すように、装飾図柄表示装置208は、キャラクタの移動アニメーションを表示可能である。本例のキャラクタの移動アニメーションは、殿g1と爺g2と含む表示である。
図82(11)は、「殿」の文字画像を含むキャラクタ名表示(以下、「キャラ名表示」と称する)h1が表示開始された状態を示している。キャラ名表示h1は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端中央から出現する。キャラ名表示h1は左方に移動している。
図82(12)は、吹き出し表示i1が表示開始された状態を示している。吹き出し表示i1は、装飾図柄表示装置208の表示領域の右端下方から出現する。吹き出し表示i1は左方に移動している。
図82(13)は、キャラ名表示h1と吹き出し表示i1が左方に移動している状態を示している。
図82(14)は、キャラ名表示h1と吹き出し表示i1が左方に移動している状態を示している。
図82(15)は、キャラ名表示h1と吹き出し表示i1が停止した状態を示している。キャラ名表示h1は、殿g1の上方で停止し、吹き出し表示i1は、殿g1の右側近傍で停止する。
図82(16)は、吹き出し表示i1内に、殿g1のセリフ(台詞)であるセリフ表示が表示開始された状態を示している。セリフ表示は、文字列画像の左側から表示開始される。図82(16)では、「午」の文字画像が表示されている。
図82(17)は、吹き出し表示i1内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図82(17)では、「午前の」の文字列画像が表示されている。
図82(18)は、吹き出し表示i1内に、セリフ表示が表示されている状態を示している。図82(18)では、「午前の天気は」の文字列画像が表示されている。
図82(19)は、吹き出し表示i1内のセリフ表示の表示が完了した状態を示している。吹き出し表示i内には、セリフ表示として「午前の天気は」の文字列画像と「太陽のマーク」の記号が表示されている。本例では、図71(19)と比較して、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示が装飾図柄表示装置208の表示領域の下方に表示される。
図82(20)は、チャンスボタン136の外観を模したボタン画像f1と、チャンスボタン136の操作が有効となる操作有効期間を示すメータ画像f2が表示された状態を示している。ボタン画像f1とメータ画像f2は、吹き出し表示h1の一部(第一の表示の一部)にオーバーラップして表示される。
図82(21)は、操作有効期間が開始された状態を示している。メータ画像f2が示す操作有効期間の残り時間が減少している。
図82(22)は、遊技者がチャンスボタン136を操作している状態を示している。本例では、チャンスボタン136は1回押下される。本例では、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回押下されると、会話予告表示が継続して開始される。なお、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回も押下されない場合には、会話予告表示が継続して表示されてもよいし、所定の確率で会話予告表示が継続せずに終了してもよい。
図82(23)は、会話予告表示が継続された状態を示している。本例では、まず、会話予告表示が継続されると、爺g2が表示される。爺g2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端下方から出現する。また、爺g2の出現と同時に、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示が上方に移動するアニメーションが表示される。なお、当該アニメーションの開始タイミングは、爺g2の出現前でもよいし、爺g2の出現後でもよい。
図82(24)は、爺g2が右方に移動し、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示が上方に移動している状態を示している。また、爺g2が殿g1および吹き出し表示h1の一部にオーバーラップして表示されている。
図82(25)は、爺g2が右方に移動し、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示が上方に移動している状態を示している。
図82(26)は、爺g2が右方に移動し、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示が上方に移動している状態を示している。
図82(27)は、爺g2が停止し、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示が停止した状態を示している。
図82(28)〜(38)に示す状態は、図71(28)〜(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例では、会話予告表示のうちの爺g2等の第二の表示の表示開始時に殿j1等の第一の表示が移動するアニメーションが表示される。
次に、図83(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図83(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図83(1)〜(22)に示す状態は、図82(1)〜(22)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図83(23)は、会話予告表示が継続された状態を示している。本例では、まず、会話予告表示が継続されると、爺g2が表示される。爺g2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端下方から出現する。また、爺g2の出現と同時に、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示が上方に移動するアニメーションが表示される。なお、当該アニメーションの開始タイミングは、爺g2の出現前でもよいし、爺g2の出現後でもよい。
図83(24)は、爺g2が右方に移動し、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示が上方に移動している状態を示している。また、爺g2が殿g1および吹き出し表示h1の一部にオーバーラップして表示されている。
図83(25)は、爺g2が右方に移動し、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示が上方に移動している状態を示している。
図83(26)は、爺g2が右方に移動し、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示が停止した状態を示している。
図83(27)は、爺g2が停止した状態を示している。
図83(28)〜(32)に示す状態は、図71(28)〜(32)に示す状態と同様に、キャラ名表示h2、吹き出し表示i2が左方に移動するアニメーションが表示されるが、本例では、キャラ名表示h2、吹き出し表示i2が殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示にオーバーラップして表示される。本例では、会話予告表示のうちの爺g2等の第二の表示の移動するアニメーションが殿j1等の第一の表示にオーバーラップして表示される。
図83(32)〜(35)は、図71(32)〜(35)に示す状態と同様に、吹き出し表示h2内にセリフ表示が表示されている状態を示している。
図83(36)は、吹き出し表示i2内のセリフ表示の表示が完了した状態を示している。吹き出し表示i2内には、セリフ表示として「お昼の天気は」の文字画像と「曇りのマーク」の記号が表示されている。本例では、吹き出し表示h2および吹き出し表示h2内のセリフ表示が吹き出し表示h1および吹き出し表示h1内のセリフ表示が内にオーバーラップして表示される。
図83(37)、(38)に示す状態は、図83(37)、(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例では、会話予告表示のうちの爺g2等の第二の表示が殿j1等の第一の表示にオーバーラップして表示される。
次に、図84(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図84(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図84(1)〜(5)に示す状態は、図71(1)〜(5)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。
図84(6)〜(10)は、図71(6)〜(10)と同様にキャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。本例では、図71(6)〜(10)に示す例よりも爺g2、殿g1の表示サイズが大きいサイズで表示されている。
図84(11)〜(19)は、図71(11)〜(19)と同様にキャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示が表示されている状態を示している。本例では、図71(11)〜(19)に示す例よりもキャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示の表示サイズが大きいサイズで表示されている。
図84(20)は、チャンスボタン136の外観を模したボタン画像f1と、チャンスボタン136の操作が有効となる操作有効期間を示すメータ画像f2が表示された状態を示している。ボタン画像f1は、吹き出し表示h1の一部(第一の表示の一部)にオーバーラップして表示される。
図84(21)は、操作有効期間が開始された状態を示している。メータ画像f2が示す操作有効期間の残り時間が減少している。
図84(22)は、遊技者がチャンスボタン136を操作している状態を示している。本例では、チャンスボタン136は1回押下される。本例では、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回押下されると、会話予告表示が継続して開始される。なお、操作有効期間中にチャンスボタン136が1回も押下されない場合には、会話予告表示が継続して表示されてもよいし、所定の確率で会話予告表示が継続せずに終了してもよい。
図84(23)は、会話予告表示が継続された状態を示している。本例では、まず、会話予告表示が継続されると、爺g2が表示される。爺g2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端下方から出現する。また、爺g2の出現と同時に、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示の表示サイズが縮小されるアニメーションが表示される。なお、当該アニメーションの開始タイミングは、爺g2の出現前でもよいし、爺g2の出現後でもよい。
図84(24)は、爺g2が右方に移動し、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示の表示サイズが縮小されるアニメーションが表示されている状態を示している。
図84(25)は、爺g2が右方に移動し、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示の表示サイズが縮小されるアニメーションが表示されている状態を示している。
図84(26)は、爺g2が右方に移動し、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示の表示サイズが縮小されるアニメーションが表示されている状態を示している。
図84(27)は、爺g2が停止し、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示の表示サイズが縮小されるアニメーションが終了した状態を示している。殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示h1、セリフ表示の表示サイズは、図71(6)〜(36)に示す例と同じになる。
図84(28)〜(38)に示す状態は、図71(28)〜(38)に示す状態と同じであるのでその説明は省略する。本例では、会話予告表示のうちの殿g1等の第一の表示が爺g2等の第二の表示が表示開始されるまで拡大して表示され、爺g2の移動アニメーション中に殿g1等の第一の表示が縮小表示される。なお、図84(36)に示す状態で、吹き出し表示h1の一部が吹き出し表示h2の一部にオーバーラップして表示されてもよく、この場合には、吹き出し表示h1の表示サイズが吹き出し表示h2の一部にオーバーラップされる表示サイズであってもよい。
次に、図85(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図85(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図85(1)〜(38)では、図82(1)〜(38)に示す会話予告表示と同じ演出が行われている。このため、本例での会話予告表示の詳細な説明は省略する。
図85(1)は、図82(1)と同じ状態を示している。
図85(2)は、タイマ予告表示jが表示開始された状態を示している。タイマ予告表示jは、横長長方形状の枠内に「注目!」の文字列画像が表示されている。タイマ予告表示jは所定時間のカウントダウン表示を行い、カウントダウンで0秒となると所定の演出(例えば、可動体の動作や所定の予告表示)が行われる。カウントダウンが開始される前には、タイマ予告表示j内には「注目!」の文字列画像が表示される。
図85(3)、(4)は、タイマ予告表示jが表示されている点を除いて、図82(3)、(4)と同じ状態を示している。
図85(5)は、図82(5)と同じ状態を示している。
図85(6)は、図82(6)と同様に会話予告表示が開始された状態を示している。本例では、会話予告表示の開始とともにタイマ予告表示jのカウントダウン表示も開始される。本例では、40秒のカウントダウン表示が行われる。
図85(6)〜(19)は、図82(6)〜(19)と同様に会話予告表示が表示され、本例では、さらに、タイマ予告表示jのカウントダウン表示も表示されている。タイマ予告表示jは、図85(6)〜(19)に示すように、殿g1、爺g2のキャラクタや、キャラ名表示h1、吹き出し表示i1、セリフ表示にオーバーラップして表示される。例えば、図85(14)以降では、キャラ名表示h1の全体がタイマ予告表示jにオーバーラップして表示されており、キャラ名表示h1が視認不可能となっている。
図85(20)、(21)は、タイマ予告表示jが表示されている点を除いて、図82(20)、(21)と同じ状態を示している。
図85(22)は、図82(5)と同じ状態を示している。
図85(23)は、図82(23)と同様に会話予告表示が継続された状態を示している。また、図82(23)では、タイマ予告表示jのカウントダウン表示の残り時間が36.99秒になっている。
図85(24)〜(36)は、図82(24)〜(36)と同様に会話予告表示が表示され、本例では、さらに、タイマ予告表示jのカウントダウン表示も表示されている。タイマ予告表示jは、図85(24)〜(36)に示すように、爺g2のキャラクタや、キャラ名表示h2、吹き出し表示i2、セリフ表示にオーバーラップして表示される。例えば、図85(30)では、キャラ名表示h2の全体がタイマ予告表示jにオーバーラップして表示されており、キャラ名表示h2が視認不可能となっている。
図85(37)、(38)は、タイマ予告表示jが表示されている点を除いて、図82(37)、(38)と同じ状態を示している。このように、会話予告表示とともにタイマ予告表示jが表示されてもよい。タイマ予告表示jに代えて、他の表示(球抜きエラー表示や扉開放エラー表示、他の予告表示、保留アイコンの変化演出表示)等が表示されてもよい。また、タイマ予告表示jに示すように、図85(6)〜(10)に示すキャラクタの移動アニメーションの表示期間の長さは、図85(19)〜(36)に示す殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示i1、セリフ予告表示を含む会話予告表示の表示期間の長さよりも短い。
次に、図86(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図86(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図85(1)〜(38)では、図82(1)〜(38)に示す会話予告表示と同じ演出が行われている。このため、本例での会話予告表示の詳細な説明は省略する。
図86(1)は、図82(1)と同じ状態を示している。
図86(2)は、可動体kが装飾図柄表示装置208の表示領域前方の位置に移動した状態を示している。本例では、会話予告表示の表示開始前に可動体kの移動が行われる。可動体kは、装飾図柄表示装置208の表示領域前方で上下左右などを往復する移動を行ってもよいし、振動動作を行ってもよい。本例では、図柄変動表示の開始からリーチ演出の開始までの間、可動体kが装飾図柄表示装置208の前方に位置している。
図86(3)、(4)は、可動体kが装飾図柄表示装置208の前方に位置している点を除いて、図82(3)、(4)と同じ状態を示している。また、図85(3)、(4)では、ボタン画像f1の全体が可動体kにより隠されている。
図86(5)は、図82(5)と同じ状態を示している。
図86(6)〜(19)は、図82(6)〜(19)と同様に会話予告表示が表示され、本例では、可動体kにより殿g1、爺g2のキャラクタや、キャラ名表示h1、吹き出し表示i1、セリフ表示の少なくとも一部が遊技者から視認不能となる。
図86(20)、(21)は、可動体kが装飾図柄表示装置208の前方に位置している点を除いて、図82(3)、(4)と同じ状態を示している。また、図86(20)、(21)では、ボタン画像f1の全体が可動体kにより隠されている。
図86(22)は、図82(22)と同じ状態を示している。
図86(23)は、図82(23)と同様に会話予告表示が継続された状態を示している。図86(24)〜(36)は、図82(24)〜(36)と同様に会話予告表示が表示され、本例では、可動体kにより殿g1、爺g2のキャラクタや、キャラ名表示h1、h2、吹き出し表示i1、i2、セリフ表示の少なくとも一部が遊技者から視認不能となる。
図86(37)は、可動体kが装飾図柄表示装置208の前方に位置している点を除いて、図82(37)と同じ状態を示している。図86(38)は、リーチ演出が開始された状態を示している。リーチ演出が開始されると可動体kは装飾図柄表示装置208の前方の位置から移動して初期位置に復帰する。このように、会話予告表示とともに可動体kの移動演出が行われてもよい。
次に、図87(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図87(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図87(1)〜(38)では、図82(1)〜(38)に示す会話予告表示と同じ演出が行われている。このため、本例での会話予告表示の詳細な説明は省略する。
図87(1)は、図82(1)と同じ状態を示している。
図87(2)は、装飾図柄表示装置208の前方に配置された導光板により模様表示mが表示された状態を示している。本例のパチンコ機100は、図35〜図68に示すパチンコ機100と同様に、装飾図柄表示装置208の前方に導光板が配置されており、当該導光板の発光により模様表示mを表示可能である。模様表示mは、図87(2)〜(37)に示すように、装飾図柄表示装置208での表示にオーバーラップして表示される。例えば、図87(36)に示すように、模様表示mは、殿g1等の第一の表示、爺g2等の第二の表示にオーバーラップして表示される。このように、殿g1等の第一の表示と爺g2等の第二の表示のうちの少なくともいずれか一方の表示に模様表示mやエラー表示(球抜きエラーや扉開放エラーの表示)がオーバーラップする場合がある、
図87(38)は、リーチ演出が開始された状態を示している。リーチ演出が開始されると模様表示mは消去される。このように、会話予告表示とともに導光板による表示が表示されてもよい。
次に、図88(1)〜(38)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図88(1)〜(38)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図88(1)〜(5)は、図71(1)〜(5)に示す状態と同じ状態を示しているのでその説明は省略する。
図88(6)は、会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、キャラクタ画像が正方形の枠内に表示され、正方形の枠内が所定色で表示される。正方形の枠内の色は、大当り信頼度の低い順から、白色、青色、緑色に設定されている。図88(6)では、爺g2を囲む正方形の枠内は白色で表示されている。なお、本例の会話予告表示は、キャラクタが正方形の枠内に表示される以外の点は、図71に示す会話予告表示と同じである。
図88(7)は、爺g2が左方に移動している状態を示している。爺g2を囲む正方形の枠内は青色で表示されている。
図88(8)は、爺g2が左方に移動している状態を示している。爺g2を囲む正方形の枠内は緑色で表示されている。
図88(9)は、爺g2が左方に移動中に爺g2が殿g1に変化した状態を示している。殿g1は左方に移動している。殿g1を囲む正方形の枠内は青色で表示されている。
図88(10)は、殿g1が停止した状態を示している。図89(6)〜(10)に示すように、装飾図柄表示装置208は、キャラクタの移動アニメーションを表示可能である。本例のキャラクタの移動アニメーションは、殿g1と爺g2と含む表示である。殿g1を囲む正方形の枠内は白色で表示されている。このように、キャラクタを囲む正方形の枠内は白色、青色、緑色、青色、白色の順で変化する。なお、この色の変化の順が任意に設定可能である。なお、この色の変化は、キャラクタの移動アニメーション中に行われる。
図88(11)〜(21)に示す状態は、殿g1が正方形の枠内に囲まれて表示されており、当該枠内が白色である点を除いて、図71(11)〜(21)に示す状態とおなじあるので、その説明は省略する。
図88(22)は、遊技者がチャンスボタン136を操作している状態を示している。
図88(23)は、会話予告表示が継続された状態を示している。本例では、まず、会話予告表示が継続されると、爺g2が表示される。爺g2は、装飾図柄表示装置208の表示領域の左端下方から出現する。また、爺g2を囲む正方形の枠内は白色で表示されている。
図88(24)は、爺g2が右方に移動している状態を示している。爺g2を囲む正方形の枠内は青色で表示されている。
図88(25)は、爺g2が右方に移動している状態を示している。爺g2を囲む正方形の枠内は緑色で表示されている。
図88(26)は、爺g2が右方に移動している状態を示している。爺g2を囲む正方形の枠内は青色で表示されている。
図88(27)は、爺g2が停止した状態を示している。爺g2を囲む正方形の枠内は青色で表示されている。
図88(28)〜(36)に示す状態は、爺g2が正方形の枠内に囲まれて表示されており、当該枠内が青色である点を除いて、図71(28)〜(36)に示す状態と同じあるので、その説明は省略する。
図88(37)、(38)は、図71(37)、(38)と同じ状態を示している。本例では、会話予告表示のキャラクタが枠内に表示され、当該枠内が所定色で表示される。当該枠内の色により大当り信頼度が設定されている。
次に、図89(a1)〜(a20)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図89(a1)〜(a20)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図89(a1)〜(a5)は、図71(1)〜(5)に示す状態と同じ状態を示しているのでその説明は省略する。
図89(a6)は、会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、キャラクタとキャラ名表示とが同時に表示開始される。図89(a6)では、爺g2と、キャラ名表示h1とが左方に移動している。キャラ名表示は、キャラクタと異なり、当初から会話予告表示のキャラクタ名が表示される。
図89(a7)は、爺g2、キャラ名表示h1が左方に移動している状態を示している。また、吹き出し表示i1が表示開始されている。
図89(a8)は、爺g2、キャラ名表示h1、吹き出し表示i1が左方に移動している状態を示している。
図89(a9)は、爺g2が左方に移動中に爺g2が殿g1に変化した状態を示している。殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示i1は左方に移動している。
図89(a10)は、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示i1が停止した状態を示している。このように、会話予告表示では、キャラクタの移動アニメーション中に、キャラ名表示h1や吹き出し表示i1の移動アニメーションが表示されてもよい。
図89(a11)〜(a13)は、図71(20)〜(22)に示す状態と同じ状態を示している。
図89(a14)は、会話予告表示が継続された状態を示している。本例の会話予告表示では、キャラクタとキャラ名表示とが同時に表示開始される。図89(a12)では、爺g2と、キャラ名表示h2とが左方に移動している。
図89(a15)は、爺g2、キャラ名表示h2が右方に移動している状態を示している。
図89(a16)は、爺g2、キャラ名表示h2が右方に移動している状態を示している。また、吹き出し表示i2が表示開始されている。
図89(a17)は、爺g2、キャラ名表示h2、吹き出し表示i2が右方に移動している状態を示している。
図89(a18)は、爺g2、キャラ名表示h2、吹き出し表示i2が停止した状態を示している。このように、会話予告表示では、キャラクタの移動アニメーション中に、キャラ名表示h2や吹き出し表示i2の移動アニメーションが表示されてもよい。
図89(a19)、(a20)は、図71(37)、(38)に示す状態と同じ状態を示している。本例のように、キャラクタの移動アニメーション中に、キャラ名表示や吹き出し表示の移動アニメーションが表示されてもよい。また、吹き出し表示i1、i2は表示開始当初からセリフ表示を含んでいてもよい。
次に、図89(b1)〜(b20)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図89(b1)〜(b20)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図89(b1)〜(b5)は、図71(1)〜(5)に示す状態と同じ状態を示しているのでその説明は省略する。
図89(b6)は、会話予告表示が開始された状態を示している。本例の会話予告表示では、キャラクタとキャラ名表示とが同時に表示開始される。図89(b6)では、爺g2と、キャラ名表示h1とが左方に移動している。キャラ名表示は、キャラクタと異なり、当初から会話予告表示のキャラクタ名が表示される。また、本例では、キャラクタの下方に3つの正方形画像が横方向に並んで表示される。3つの正方形画像は、内部が白色、青色、緑色でそれぞれ表示される。図89(b6)に示す時点では、左方の正方形画像と、真中の正方形画像の一部とが表示されている。左方の正方形画像は白色であり、真中の正方形画像は青色である。これらの正方形画像もキャラクタとともに左方に移動する。
図89(b7)は、爺g2、キャラ名表示h1が左方に移動している状態を示している。図89(b7)に示す時点では、左方の正方形画像と、真中の正方形画像と、右方の正方形画像の一部が表示されている。左方の正方形画像は青色であり、真中の正方形画像は緑色であり、右方の正方形画像は白色である。これらの正方形画像は、移動しながら表示色が変化する。
図89(b8)は、爺g2、キャラ名表示h1、吹き出し表示i1が左方に移動している状態を示している。図89(b8)に示す時点では、左方の正方形画像は緑色であり、真中の正方形画像は白色であり、右方の正方形画像は青色である。
図89(b9)は、爺g2が左方に移動中に爺g2が殿g1に変化した状態を示している。殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示i1は左方に移動している。図89(b9)に示す時点では、左方の正方形画像は白色であり、真中の正方形画像は青色であり、右方の正方形画像は緑色である。
図89(b10)は、殿g1、キャラ名表示h1、吹き出し表示i1が停止した状態を示している。また、殿g1は枠内が白色の枠表示に囲まれて表示されている。このように、会話予告表示では、キャラクタの移動アニメーション中に表示されていた3つ正方形うちのいずれかの色でキャラクタを囲む枠が表示される。キャラクタを囲む枠内の表示色は、大当り信頼度の低い順に、白色、青色、緑色である。
図89(b11)〜(b13)は、図71(20)〜(22)に示す状態と同じ状態を示している。
図89(b14)は、会話予告表示が継続された状態を示している。本例の会話予告表示では、キャラクタとキャラ名表示とが同時に表示開始される。図89(b12)では、爺g2と、キャラ名表示h2とが左方に移動している。キャラ名表示h2内は青色で表示されている。また、本例では、キャラクタの下方に3つの正方形画像が横方向に並んで表示される。3つの正方形画像は、内部が白色、青色、緑色でそれぞれ表示される。図89(b14)に示す時点では、右方の正方形画像と、真中の正方形画像の一部とが表示されている。右方の正方形画像は緑色であり、真中の正方形画像は白色である。これらの正方形画像もキャラクタとともに右方に移動する。
図89(b15)は、爺g2、キャラ名表示h2が右方に移動している状態を示している。図89(b7)に示す時点では、右方の正方形画像と、真中の正方形画像と、左方の正方形画像の一部が表示されている。右方の正方形画像は白色であり、真中の正方形画像は緑色であり、左方の正方形画像は青色である。これらの正方形画像は、移動しながら表示色が変化する。
図89(b16)は、爺g2、キャラ名表示h2が右方に移動している状態を示している。また、吹き出し表示i2が表示開始されている。吹き出し表示i2内は青色で表示されている。図89(b16)に示す時点では、右方の正方形画像は青色であり、真中の正方形画像は白色であり、左方の正方形画像は緑色である。これらの正方形画像は、移動しながら表示色が変化する。
図89(b17)は、爺g2、キャラ名表示h2、吹き出し表示i2が右方に移動している状態を示している。図89(b17)に示す時点では、右方の正方形画像は緑色であり、真中の正方形画像は青色であり、左方の正方形画像は白色である。
図89(b18)は、爺g2、キャラ名表示h2、吹き出し表示i2が停止した状態を示している。また、爺g2は枠内が青色の枠表示に囲まれて表示されている。また、キャラ名表示h2、吹き出し表示i2内も青色で表示されている。これらの表示色は、大当り信頼度の低い順に、白色、青色、緑色である。
図89(b19)、(b20)は、図71(37)、(38)に示す状態と同じ状態を示している。キャラクタの移動アニメーション中に表示されている3つの正方形画像は、キャラクタが停止後に囲まれる枠内の表示色の候補表示である。本例のように、キャラクタが停止後に囲まれる枠内の表示色の候補がキャラクタの移動アニメーション中に表示されてもよい。
次に、図90(a1)〜(a5)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図90(a1)〜(a5)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図90(a1)〜(a5)は、図71(6)〜(10)等に示すキャラクタの移動アニメーションを示している。
図90(a1)は、キャラクタの移動アニメーションが開始された状態を示している。爺g2が出現して左方に移動している。
図90(a2)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。爺g2が左方に移動している。
図90(a3)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。爺g2の左方への移動中に、殿g1が表示されている。殿g1は、爺g2の左方に表示され、爺g2に一部がオーバーラップして表示されている。また、殿g1は、例えば、透過率が50%で表示されている。殿g1と爺g2は共に左方に移動する。
図90(a4)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。爺g2に一部は殿g1にオーバーラップして表示されている。また、爺g2は、例えば、透過率が50%で表示されている。殿g1と爺g2は共に左方に移動する。
図90(a5)は、キャラクタの移動アニメーションが終了した状態を示している。爺g2は、移動アニメーション終了時に消去される。
本例のように、キャラクタの移動アニメーション中にキャラクタが増加してもよい。本例では、キャラクタは1つ増加しているが2つ以上であってもよい。また、キャラクタの移動アニメーション中にキャラクタが透過率1〜99%で表示されてもよい。また、一のキャラクタが他のキャラクタの全体にオーバーラップして表示されてもよい。
次に、図90(b1)〜(b5)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図90(b1)〜(b5)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図90(b1)〜(b5)は、図71(6)〜(10)等に示すキャラクタの移動アニメーションを示している。
図90(b1)は、キャラクタの移動アニメーションが開始された状態を示している。殿g1と爺g2が出現して左方に移動している。殿g1は、爺g2の左方に表示され、爺g2に一部がオーバーラップして表示されている。
図90(b2)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。殿g1、爺g2が左方に移動している。爺g2の一部は殿g1にオーバーラップして表示されている。
図90(b3)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。殿g1、爺g2が左方に移動している。殿g1の一部は爺g2にオーバーラップして表示されている。
図90(a4)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。殿g1、爺g2が左方に移動している。爺g2の一部は殿g1にオーバーラップして表示されている。
図90(a5)は、キャラクタの移動アニメーションが終了した状態を示している。爺g2は、移動アニメーション終了時に消去される。
本例のように、キャラクタの移動アニメーションの当初から複数のキャラクタが表示されてもよい。一のキャラクタと他のキャラクタとで、オーバーラップするキャラクタが交互に変化してもよい。
次に、図90(c1)〜(c5)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図90(c1)〜(c5)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図90(c1)〜(c5)は、図71(6)〜(10)等に示すキャラクタの移動アニメーションを示している。
図90(c1)は、キャラクタの移動アニメーションが開始された状態を示している。殿g1と爺g2と姫g3が出現して左方に移動している。
図90(c2)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。姫g3が消去されている。
図90(c3)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。爺g2が消去されている。
図90(c4)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。殿g1が左方に移動している。
図90(c5)は、キャラクタの移動アニメーションが終了した状態を示している。爺g2は、移動アニメーション終了時に消去される。
本例のように、キャラクタの移動アニメーションの当初から複数のキャラクタが表示されており、キャラクタの移動アニメーション中に1つずつキャラクタが消去され、最後に一のキャラクタが残るようにしてもよい。
次に、図90(d1)〜(d5)を用いて、本実施の形態によるパチンコ機100の演出例について説明する。図90(d1)〜(d5)は、パチンコ機100の演出例を時系列で示している。図90(d1)〜(d5)は、図71(6)〜(10)等に示すキャラクタの移動アニメーションを示している。
図90(d1)は、キャラクタの移動アニメーションが開始された状態を示している。殿g1と爺g2と姫g3が出現して左方に移動している。
図90(d2)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。殿g1に代わってチビ姫g4が表示され、姫g3に代わって忍者g5が表示されている。なお、キャラクタは当初から全部代わっていてもよいし、複数回変化して、当初のキャラクタが再度表示されてもよい。
図90(d3)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。忍者g5が消去されている。
図90(d4)は、キャラクタの移動アニメーションが表示されている状態を示している。爺g2が消去されている。
図90(d5)は、キャラクタの移動アニメーションが終了した状態を示している。チビ姫g4が停止している。
本例のように、キャラクタの移動アニメーションの当初から複数のキャラクタが表示されており、キャラクタの移動アニメーション中に1つのキャラクタに代わって別のキャラクタが表示され、次いで、順次キャラクタが消去され、最後に一のキャラクタが残るようにしてもよい。また、キャラクタは一度に複数消去されてもよい。
図90(e)は、図13に示す演出制御処理(ステップS409)で実行する会話予告表示を決定する際に用いられるテーブルを示している。例えば、図71に示す会話予告が「会話予告1」であり、図72に示す会話予告は「会話予告2」である。パチンコ機100は、複数の会話予告の中から任意の会話予告を選択して実行することができる。また、例えば、「会話予告1」と「会話予告2」のように複数の会話予告を組み合わせて実行することもできる。また、パチンコ機100は、本例の会話予告表示中に、図16に示すセリフ予告表示を表示可能であり、また、本例の会話予告表示と図16に示すセリフ予告表示とを組み合わせて表示可能である。
また、パチンコ機100は、図90(e)の会話演出決定用テーブルの「***」で図示省略した複数の演出のうちのいずれかが選択された場合に、1の会話予告のうちの第一の吹き出し表示として図16、図19〜図28、図30〜図34、図71〜図90、図412、図425〜図445までのいずれかの吹き出し表示を表示した後に、第二の吹き出し表示として図16、図19〜図28、図30〜図34、図71〜図90、図412、図425〜図445までのいずれかの吹き出し表示を表示することが可能である。また、パチンコ機100は、図90(e)の会話演出決定用テーブルの「***」で図示省略した複数の演出のうちのいずれかが選択された場合に、1の会話予告のうちの第一の吹き出し表示として図16、図19〜図28、図30〜図34、図71〜図90、図412、図425〜図445までのいずれかの吹き出し表示の複数の要素を組み合わせた吹き出し表示を表示した後に、第二の吹き出し表示として図16、図19〜図28、図30〜図34、図71〜図90、図412、図425〜図445までのいずれかの吹き出し表示の複数の要素を組み合わせた吹き出し表示を表示することが可能である。また、パチンコ機100は、図90(e)の会話演出決定用テーブルの「***」で図示省略した複数の演出のうちのいずれかが選択された場合に、1の会話予告として3以上の吹き出し表示を表示可能である。また、パチンコ機100は、図90(e)の会話演出決定用テーブルの「***」で図示省略した複数の演出のうちのいずれかが選択された場合に、1回の図柄変動表示の期間に2回または3回以上の会話予告を表示可能である。また、パチンコ機100は、吹き出し表示の表示中や会話予告の実行中に、実施形態や図面に記載の他の演出表示やエラー表示や可動体の演出動作の実行条件が成立した場合に該表示や該動作を実行可能である。
本例によるパチンコ機100は、図71等に示す会話予告表示を表示可能である。本例によるパチンコ機100は、図16に示すセリフ予告表示を表示可能である。例えば、会話予告表示の表示中や、会話予告表示と同一の図柄変動表示内で図71に示す会話予告表示を表示してもよい。
本例によるパチンコ機100は、図71等に示す会話予告表示を表示可能である。本例によるパチンコ機100は、図35に示す準備中予告演出や、図43に示すタイマ予告演出を実行可能である。例えば、会話予告表示の表示中や、会話予告表示と同一の図柄変動表示内で準備中予告演出やタイマ予告演出を実行してもよい。
本例によるパチンコ機100は、図71等に示す会話予告表示を表示可能である。本例によるパチンコ機100は、図92に示すメータ増加演出とアイテム付与演出を実行可能である。例えば、会話予告表示の表示中や、会話予告表示と同一の図柄変動表示内でメータ増加演出とアイテム付与演出を実行してもよい。
本例によるパチンコ機100は、図71に示す吹き出し表示i1内の文字表示が移動表示される会話予告表示を表示可能である。本例によるパチンコ機100は、図153に示す演出表示の態様で会話予告表示を表示可能である。例えば、図153(k)に示す吹き出し表示f4のように、図153(b)、(e)等に示す吹き出し表示f1、f2と表示サイズが異なる(表示サイズが小さい、表示サイズが大きい)吹き出し表示を表示して会話予告表示を表示してもよい。なお、図153に示す吹き出し表示f1は、図71に示す吹き出し表示i1に相当し、図153に示す吹き出し表示f2は、図71に示す吹き出し表示i2に相当する。
本例によるパチンコ機100は、図71に示す吹き出し表示i1内の文字表示が移動表示される会話予告表示を表示可能である。本例によるパチンコ機100は、図153に示す演出表示の態様で会話予告表示を表示可能である。例えば、図153(b)〜(f)に示すように、吹き出し表示f1、f2が上に向けて移動する移動アニメーションにおいて、吹き出し表示f1の移動距離の方が吹き出し表示f2の移動距離より長いようにして会話予告表示を表示してもよい。なお、図153に示す吹き出し表示f1は、図71に示す吹き出し表示i1に相当し、図153に示す吹き出し表示f2は、図71に示す吹き出し表示i2に相当する。
本例によるパチンコ機100は、図71に示す吹き出し表示i1内の文字表示が移動表示される会話予告表示を表示可能である。本例によるパチンコ機100は、図153に示す演出表示の態様で会話予告表示を表示可能である。例えば、吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションを図153(e)に示す時点で終了し、吹き出し表示f2の一部が他の表示にオーバーラップして表示されるようにして会話予告表示を表示してもよい。なお、図153に示す吹き出し表示f1は、図71に示す吹き出し表示i1に相当し、図153に示す吹き出し表示f2は、図71に示す吹き出し表示i2に相当する。パチンコ機100は、図71に示す吹き出し表示i1または吹き出し表示i2の少なくとも一方を別の表示にオーバーラップして表示される位置で停止させて表示して会話予告表示を表示してもよい。
本例によるパチンコ機100は、図71に示す吹き出し表示i1内の文字表示が移動表示される会話予告表示を表示可能である。本例によるパチンコ機100は、図153に示す演出表示の態様で会話予告表示を表示可能である。例えば、図153(b)〜(f)に示すように吹き出し表示f1、f2の表示開始の際には吹き出し表示f1、f2が上に向けて移動する移動アニメーションを行い、図153(r)〜(t)に示すように、吹き出し表示f1、f2の表示終了の際には吹き出し表示f1、f2が右方に向かって移動する移動アニメーションを行うように、吹き出し表示の表示開始の際と表示終了の際とで吹き出し表示の移動方向を異ならせてもよい。パチンコ機100は、図71に示す吹き出し表示i1または吹き出し表示i2の少なくとも一方を表示開始の際と表示終了の際とで移動方向を異ならせてもよい。
本例によるパチンコ機100は、図71等に示す会話予告表示を表示可能である。本例によるパチンコ機100は、図170に示す(g)〜(p)に示す疑似連演出を実行可能である。例えば、会話予告表示の表示中や、会話予告表示と同一の図柄変動表示内で疑似連演出を実行してもよい。
次に、以上説明したパチンコ機100の特徴的構成について再度図71乃至図90を参照しつつ説明する。
(b1)
複数の表示を表示可能な表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備えた遊技台であって、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第一の表示(例えば、図71(19)や図74(19)に示す殿g1の会話予告表示)であり、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第二の表示(例えば、図71(36)や図74(36)に示す爺g2の会話予告表示)であり、
前記第一の表示は、第一の台詞(例えば、午前の天気は「晴れマーク」)を含む表示であり、
前記第一の表示は、第一のキャラクタ(例えば、殿g1)を含む表示であり、
前記第二の表示は、第二の台詞(例えば、お昼の天気は「曇マーク」)を含む表示であり、
前記第二の表示は、第二のキャラクタ(例えば、爺g2)を含む表示であり、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第一の会話予告表示(例えば、図71(6)〜(36)に示す会話予告表示)であり、
前記第一の会話予告表示は、第一の場面(例えば、図71(6)〜(8)に示す爺j2が移動している場面)、第二の場面(例えば、図71(19)や図74(19)に示す場面)、第三の場面(例えば、図71(36)や図74(36)に示す場面)を含む表示であり、
前記第二の場面は、前記第一の場面の後に表示される場面であり、
前記第三の場面は、前記第二の場面の後に表示される場面であり、
前記第一の場面は、前記第二の台詞を含む表示と前記第一の表示が表示されていない状態において前記第二のキャラクタが表示される場面であり(例えば、図71(6)〜(8)参照)、
前記第二の場面は、前記第二の表示が表示されていない状態において前記第一の表示が表示される場面であり(例えば、図71(19)、図74(19)参照)、
前記第三の場面は、前記第一の表示が表示されている状態において前記第二の表示が表示される場面であり(例えば、図71(36)、図74(36)参照)、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第三の会話予告表示(例えば、図74(6)〜(36)に示す会話予告表示)であり、
前記第三の会話予告表示は、第四の場面(例えば、図74(6)〜(8)に示す姫g3が移動している場面)、前記第二の場面、前記第三の場面を含む表示であり、
前記第三の会話予告表示における前記第二の場面は、前記第四の場面の後に表示される場面であり、
前記第三の会話予告表示における前記第三の場面は、該第三の会話予告表示における前記第二の場面の後に表示される場面であり、
前記第四の場面は、前記第二の台詞を含む表示と前記第一の表示が表示されていない状態において第三のキャラクタ(例えば、姫g3)が表示される場面である、
ことを特徴とする遊技台。
(b2)
上記b1に記載の遊技台であって、
前記第一の表示の表示よりも前に前記第三のキャラクタ(例えば、姫g3)が表示される(例えば、図74(6)〜(8)、図76(8)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(b3)
上記b1またはb2に記載の遊技台であって、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第三の表示(例えば、図80(39)に示す会話予告表示)であり、
前記第三の表示は、第三の台詞(例えば、午後の天気は「雨マーク」)を含む表示であり、
前記第三の表示は、前記第三のキャラクタ(例えば、姫g3)を含む表示であり、
前記第二の表示が表示された後に前記第三の表示が表示される場合がある(例えば、図80(39)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(b4)
上記b3に記載の遊技台であって、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第二の会話予告表示(例えば、図80(9)〜(39)に示す会話予告表示)であり、
前記第一の会話予告表示は、前記第一の表示を含む表示であり(例えば、図71(19)参照)、
前記第一の会話予告表示は、前記第二の表示を含む表示であり(例えば、図71(36)参照)、
前記第二の会話予告表示は、前記第三の表示を含む表示である(例えば、図80(39)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(b5)
上記b4に記載の遊技台であって、
一の或る図柄変動表示が表示されている期間において、前記第一の会話予告表示が表示された後に前記第二の会話予告表示が表示される場合がある(例えば、図80(1)〜(39)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(b6)
上記b1乃至b5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第一のアニメーション表示(例えば、図71(6)〜(10)に示すキャラクタの移動アニメーション)であり、
前記第一の表示の表示よりも前に前記第一のアニメーション表示が表示され、
前記第一のアニメーション表示は、キャラクタの移動表示を含む表示であり、
前記第一のアニメーション表示は、前記第一のキャラクタを含む表示であり、
前記第一のアニメーション表示は、前記第二のキャラクタを含む場合がある表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(b7)
上記b6に記載の遊技台であって、
前記第一のアニメーション表示の表示期間のうちの或るタイミングにおいて、前記第一のキャラクタと前記第二のキャラクタが同時に表示される(例えば、図90(a3)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(b8)
上記b6またはb7に記載の遊技台であって、
前記第一のアニメーション表示において、前記第二のキャラクタの表示開始が前記第一のキャラクタの表示開始よりも前である(例えば、図71(6)〜(10)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(b9)
上記b6乃至b8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第二のアニメーション表示(例えば、図71(23)〜(27)に示すキャラクタの移動アニメーション)であり、
前記第二の表示の表示よりも前に前記第二のアニメーション表示が表示され、
前記第二のアニメーション表示は、キャラクタの移動表示を含む表示であり、
前記第二のアニメーション表示は、前記第二のキャラクタを含む表示であり、
前記第二のアニメーション表示は、前記第一のキャラクタを含まない表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(b10)
上記b9に記載の遊技台であって、
前記第二のアニメーション表示におけるキャラクタの数は、前記第一のアニメーション表示におけるキャラクタの数よりも少ない、
ことを特徴とする遊技台。
(b11)
上記b9またはb10に記載の遊技台であって、
前記第二のアニメーション表示において最初に表示されるキャラクタは、前記第一のアニメーション表示において最初に表示されるキャラクタとは異なる(例えば、図78(6)〜(10)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(b12)
上記b9乃至b11のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一のアニメーション表示の表示期間の長さは、前記第一の表示の表示期間の長さよりも短い、
ことを特徴とする遊技台。
(b13)
上記b1乃至b12のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示とは、第一の色(例えば、白色)を含む表示であり、
前記第二の表示とは、第二の色(例えば、青色)を含む表示であり、
前記第一の色における信頼度は、前記第二の色における信頼度とは異なる信頼度であり、
前記第一の表示の表示よりも前に前記第二の色を含む表示が表示される場合がある(例えば、図80(39)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(b14)
上記b13に記載の遊技台であって、
前記第二の色における信頼度は、前記第一の色における信頼度よりも高い信頼度である、
ことを特徴とする遊技台。
(b15)
上記b1乃至b14のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示の表示(例えば、図71(19)に示す殿g1の会話予告表示)よりも前に前記第一の台詞が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(b16)
上記b1乃至b15のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、第一の名称(例えば、「殿」)を含む表示であり、
前記第一の名称とは、前記第一のキャラクタの名称のことであり、
前記第一の表示の表示よりも前に前記第一の名称が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(b17)
上記b1乃至b16のいずれか一項に記載の遊技台であって、
遊技者が操作可能な操作手段(例えば、チャンスボタン136)を備え、
前記第一の表示の表示中に前記操作手段が操作された場合に前記第二の表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(b18)
上記b1乃至b17のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示が表示された後に前記第二の表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(b19)
上記b1乃至b18のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段にオーバーラップする位置に移動可能な可動体(例えば、可動体k)を備え、
前記第一の表示と前記第二の表示のうちの少なくともいずれかに前記可動体がオーバーラップする場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(b20)
上記b1乃至b19のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示と前記第二の表示のうちの少なくともいずれか一方の表示に或る表示(例えば、模様表示m)がオーバーラップする場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(b21)
上記b1乃至b20のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、
ことを特徴とする遊技台。
(b22)
上記b1乃至b20のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000、2000)である、
ことを特徴とする遊技台。
(B1)
複数の表示を表示可能な表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備えた遊技台であって、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第一の表示(例えば、図71(19)に示す会話予告表示)であり、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第二の表示(例えば、図71(36)に示す会話予告表示)であり、
前記第一の表示は、第一の台詞(例えば、午前の天気は「晴れマーク」)を含む表示であり、
前記第一の表示は、第一のキャラクタ(例えば、殿g1)を含む表示であり、
前記第二の表示は、第二の台詞(例えば、お昼の天気は「曇マーク」)を含む表示であり、
前記第二の表示は、第二のキャラクタ(例えば、爺g2)を含む表示であり、
前記第一の表示が表示された後に前記第二の表示が表示される場合があり、
前記第一の表示の表示よりも前に前記第二のキャラクタが表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、第二のキャラクタを含む第二の表示が表示されることを予告することで、遊技者は第二の表示が表示されるかもしれないと期待することができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(B2)
上記B1に記載の遊技台であって、
前記第一の表示の表示よりも前に第三のキャラクタ(例えば、姫g3)が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成による遊技台によれば、第一の表示に登場しないキャラクタを表示するガセ予告を行うことで第一の表示が表示されたときのキャラクタを異ならせて遊技者の意表を突くことができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(B3)
上記B2に記載の遊技台であって、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第三の表示(例えば、図80(39)に示す会話予告表示)であり、
前記第三の表示は、第三の台詞(例えば、午後の天気は「雨マーク」)を含む表示であり、
前記第三の表示は、前記第三のキャラクタ(例えば、姫g3)を含む表示であり、
前記第二の表示が表示された後に前記第三の表示が表示される場合がある(例えば、図80(39)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
第三のキャラクタを第二の表示でなく第三の表示で登場させることで遊技者の意表を突くことができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(B4)
上記B3に記載の遊技台であって、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第一の会話予告表示(例えば、図80(1)に示す会話予告表示)であり、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第二の会話予告表示(例えば、図80(39)に示す会話予告表示)であり、
前記第一の会話予告表示は、前記第一の表示を含む表示であり、
前記第一の会話予告表示は、前記第二の表示を含む表示であり、
前記第二の会話予告表示は、前記第三の表示を含む表示である、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、第一の会話予告表示で登場した第三のキャラクタを第二の会話予告表示で登場させることで遊技者の意表を突くことができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(B5)
上記B4に記載の遊技台であって、
一の或る図柄変動表示が表示されている期間において、前記第一の会話予告表示が表示された後に前記第二の会話予告表示が表示される場合がある(図80(1)〜(39)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、第一の会話予告表示で登場した第三のキャラクタを第二の会話予告表示で登場させることで遊技者の意表を突くことができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(B6)
上記B1乃至B5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第一のアニメーション表示(例えば、図71(6)〜(10)に示すキャラクタの移動アニメーション)であり、
前記第一の表示の表示よりも前に前記第一のアニメーション表示が表示され、
前記第一のアニメーション表示は、キャラクタの移動表示を含む表示であり、
前記第一のアニメーション表示は、前記第一のキャラクタを含む表示であり、
前記第一のアニメーション表示は、前記第二のキャラクタを含む場合がある表示である、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、第一のアニメーション表示で第二のキャラクタが表示されるため、第一の表示が第二のキャラクタによって行われるかもしれないと遊技者に期待させることができる場合がある。
(B7)
上記B6に記載の遊技台であって、
前記第一のアニメーション表示の表示期間のうちの或るタイミングにおいて、前記第一のキャラクタと前記第二のキャラクタが同時に表示される(例えば、図90(a3)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、第一の表示がどのキャラクタで表示されるのかについて遊技者に推理させて楽しませることができる場合がある。
(B8)
上記B6またはB7に記載の遊技台であって、
前記第一のアニメーション表示において、前記第二のキャラクタの表示開始が前記第一のキャラクタの表示開始よりも前である、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、第一の表示が第二のキャラクタで表示されると遊技者に思わせて楽しませることができる場合がある。
(B9)
上記B6乃至B8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第二のアニメーション表示(例えば、図71(23)〜(27)に示すキャラクタの移動アニメーション)であり、
前記第二の表示の表示よりも前に前記第二のアニメーション表示が表示され、
前記第二のアニメーション表示は、キャラクタの移動表示を含む表示であり、
前記第二のアニメーション表示は、前記第二のキャラクタを含む表示であり、
前記第二のアニメーション表示は、前記第一のキャラクタを含まない表示である、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、第一の表示で登場したキャラクタを登場させて遊技者が興醒めすることなく遊技させることができる場合がある。
(B10)
上記B9に記載の遊技台であって、
前記第二のアニメーション表示におけるキャラクタの数は、前記第一のアニメーション表示におけるキャラクタの数よりも少ない、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、第二の表示におけるキャラクタの候補を少なくすることで遊技者によるキャラクタの予想の的中率を上げて遊技者を楽しませることができる場合がある。
(B11)
上記B9またはB10に記載の遊技台であって、
前記第二のアニメーション表示において最初の表示されるキャラクタは、前記第一のアニメーション表示において最初に表示されるキャラクタとは異なる、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、第二の表示におけるキャラクタの候補を少なくすることで遊技者によるキャラクタの予想の的中率を上げて遊技者を楽しませることができる場合がある。
(B12)
上記B9乃至B11のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一のアニメーション表示の表示期間の長さは、前記第一の表示の表示期間の長さよりも短い、
ことを特徴とする遊技台。
(B13)
上記B1乃至B12のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示とは、第一の色(例えば、白色)を含む表示であり、
前記第二の表示とは、第二の色(例えば、青色)を含む表示であり、
前記第一の色における信頼度は、前記第二の色における信頼度とは異なる信頼度であり、
前記第一の表示の表示よりも前に前記第二の色を含む表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、第二の表示の信頼度を予告することで第二の表示が表示されたときの信頼度に期待することができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(B14)
上記B13に記載の遊技台であって、
前記第二の色における信頼度は、前記第一の色における信頼度よりも高い信頼度である、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、後に表示される第二の表示の信頼度を高めることで第二の表示が表示されることについて遊技者に期待させることができる場合がある。
(B15)
上記B1乃至B14のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示の表示(例えば、図71(19)に示す表示)よりも前に前記第一の台詞が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、第一の表示の表示よりも前に第二のキャラクタが表示されたとしても第一の台詞によって第一のキャラクタが登場すると遊技者に期待させることができる場合がある。
(B16)
上記B1乃至B15のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、第一の名称(例えば、「殿」)を含む表示であり、
前記第一の名称とは、前記第一のキャラクタの名称のことであり、
前記第一の表示の表示よりも前に前記第一の名称が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
当該構成を備えた遊技台によれば、第一の表示の表示よりも前に第二のキャラクタが表示されたとしても第一の名称によって第一のキャラクタが登場すると遊技者に期待させることができる場合がある。
(B17)
上記B1乃至B16のいずれか一項に記載の遊技台であって、
遊技者が操作可能な操作手段(例えば、チャンスボタン136)を備え、
前記第一の表示の表示中に前記操作手段が操作された場合に前記第二の表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(B18)
上記B1乃至B17のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示が表示された後に前記第二の表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(B19)
上記B1乃至B18のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段にオーバーラップする位置に移動可能な可動体(例えば、可動体k)を備え、
前記第一の表示と前記第二の表示のうちの少なくともいずれかに前記可動体がオーバーラップする場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(B20)
上記B1乃至B19のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示と前記第二の表示のうちの少なくともいずれか一方の表示に或る表示(例えば、模様表示m)がオーバーラップする場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(B21)
上記B1乃至B20のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、
ことを特徴とする遊技台。
(B22)
上記B1乃至B20のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000、2000)である、
ことを特徴とする遊技台。
(C1)
複数の表示を表示可能な表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備えた遊技台であって、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第一の表示(例えば、図71(19)に示す会話予告表示)であり、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第二の表示(例えば、図71(36)に示す会話予告表示)であり、
前記第一の表示は、第一の台詞(例えば、午前の天気は「晴れマーク」)を含む表示であり、
前記第一の表示は、第一のキャラクタ(例えば、殿g1)を含む表示であり、
前記第二の表示は、第二の台詞(例えば、お昼の天気は「曇マーク」)を含む表示であり、
前記第二の表示は、第二のキャラクタ(例えば、爺g2)を含む表示であり、
前記第一の表示が表示された後に前記第二の表示が表示される場合があり、
前記第一の表示の表示よりも前に、前記第二のキャラクタが該第一の表示が表示されていない状態において表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(C2)
C1に記載の遊技台であって、
前記第一の表示の表示よりも前に第三のキャラクタ(例えば、姫g3)が表示される場合がある(例えば、図74(6)〜(8)、図76(8)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(C3)
C2に記載の遊技台であって、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第三の表示(例えば、図80(39)に示す会話予告表示)であり、
前記第三の表示は、第三の台詞(例えば、午後の天気は「雨マーク」)を含む表示であり、
前記第三の表示は、前記第三のキャラクタ(例えば、姫g3)を含む表示であり、
前記第二の表示が表示された後に前記第三の表示が表示される場合がある(例えば、図80(39)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(C4)
C3に記載の遊技台であって、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第一の会話予告表示(例えば、図80(1)に示す会話予告表示)であり、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第二の会話予告表示(例えば、図80(39)に示す会話予告表示)であり、
前記第一の会話予告表示は、前記第一の表示を含む表示であり、
前記第一の会話予告表示は、前記第二の表示を含む表示であり、
前記第二の会話予告表示は、前記第三の表示を含む表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(C5)
C4に記載の遊技台であって、
一の或る図柄変動表示が表示されている期間において、前記第一の会話予告表示が表示された後に前記第二の会話予告表示が表示される場合がある(例えば、図80(1)〜(39)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(C6)
C1乃至C5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第一のアニメーション表示(例えば、図71(6)〜(10)に示すキャラクタの移動アニメーション)であり、
前記第一の表示の表示よりも前に前記第一のアニメーション表示が表示され、
前記第一のアニメーション表示は、キャラクタの移動表示を含む表示であり、
前記第一のアニメーション表示は、前記第一のキャラクタを含む表示であり、
前記第一のアニメーション表示は、前記第二のキャラクタを含む場合がある表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(C7)
C6に記載の遊技台であって、
前記第一のアニメーション表示の表示期間のうちの或るタイミングにおいて、前記第一のキャラクタと前記第二のキャラクタが同時に表示される(例えば、図90(a3)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(C8)
C6またはC7に記載の遊技台であって、
前記第一のアニメーション表示において、前記第二のキャラクタの表示開始が前記第一のキャラクタの表示開始よりも前である、
ことを特徴とする遊技台。
(C9)
C6乃至C8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第二のアニメーション表示(例えば、図71(23)〜(27)に示すキャラクタの移動アニメーション)であり、
前記第二の表示の表示よりも前に前記第二のアニメーション表示が表示され、
前記第二のアニメーション表示は、キャラクタの移動表示を含む表示であり、
前記第二のアニメーション表示は、前記第二のキャラクタを含む表示であり、
前記第二のアニメーション表示は、前記第一のキャラクタを含まない表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(C10)
C9に記載の遊技台であって、
前記第二のアニメーション表示におけるキャラクタの数は、前記第一のアニメーション表示におけるキャラクタの数よりも少ない、
ことを特徴とする遊技台。
(C11)
C9またはC10に記載の遊技台であって、
前記第二のアニメーション表示において最初の表示されるキャラクタは、前記第一のアニメーション表示において最初に表示されるキャラクタとは異なる、
ことを特徴とする遊技台。
(C12)
C9乃至C11のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一のアニメーション表示の表示期間の長さは、前記第一の表示の表示期間の長さよりも短い、
ことを特徴とする遊技台。
(C13)
C1乃至C12のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示とは、第一の色(例えば、白色)を含む表示であり、
前記第二の表示とは、第二の色(例えば、青色)を含む表示であり、
前記第一の色における信頼度は、前記第二の色における信頼度とは異なる信頼度であり、
前記第一の表示の表示よりも前に前記第二の色を含む表示が表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(C14)
C13に記載の遊技台であって、
前記第二の色における信頼度は、前記第一の色における信頼度よりも高い信頼度である、
ことを特徴とする遊技台。
(C15)
C1乃至C14のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示の表示(例えば、図71(19)に示す表示)よりも前に前記第一の台詞が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(C16)
C1乃至C15のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、第一の名称(例えば、「殿」)を含む表示であり、
前記第一の名称とは、前記第一のキャラクタの名称のことであり、
前記第一の表示の表示よりも前に前記第一の名称が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(C17)
C1乃至C16のいずれか一項に記載の遊技台であって、
遊技者が操作可能な操作手段(例えば、チャンスボタン136)を備え、
前記第一の表示の表示中に前記操作手段が操作された場合に前記第二の表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(C18)
C1乃至C17のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示が表示された後に前記第二の表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(C19)
C1乃至C18のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段にオーバーラップする位置に移動可能な可動体(例えば、可動体k)を備え、
前記第一の表示と前記第二の表示のうちの少なくともいずれかに前記可動体がオーバーラップする場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(C20)
C1乃至C19のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示と前記第二の表示のうちの少なくともいずれか一方の表示に或る表示(例えば、模様表示m)がオーバーラップする場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(C21)
C1乃至C20のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、
ことを特徴とする遊技台。
(C22)
C1乃至C20のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000、2000)である、
ことを特徴とする遊技台。
前記第一の表示が他の表示にオーバーラップされる場合があり、前記第一の表示が前記第二のアニメーションによってオーバーラップされる面積は、該第一の表示が前記第二の表示によってオーバーラップされる面積よりも大きくてもよい。この場合、第二のアニメーション中は第一の表示に大きくオーバーラップすることで第二のアニメーションに注目させることができ、第二の表示の表示中は第一の表示との関連性を確保することができる場合がある。
前記第一の台詞が前記第二のアニメーションによってオーバーラップされる面積は、該第一の台詞が前記第二の表示によってオーバーラップされる面積よりも大きくてもよい。この場合、第二のアニメーション中は第一の台詞に大きくオーバーラップすることで第二のアニメーションに注目させることができ、第二の表示の表示中は第一の台詞との関連性を確保することができる場合がある。
会話予告の台詞が不一致な場合があってもよい。
第一のアニメーションにおいて複数のキャラクタが順番に表示開始され、該第一のアニメーションにおいて或るキャラクタが複数回表示されてもよい。
第一のアニメーションにおいて複数のキャラクタが順番に表示開始され、該第一のアニメーションにおいて該順番が一周してもよい。
第一のアニメーションにおいて複数のキャラクタが順番に表示開始され、該第一のアニメーションにおいて該順番が或るタイミングで巻き戻ってもよい。
第一のアニメーションにおいて複数のキャラクタが順番に表示開始され、該第一のアニメーションにおいて各キャラクタがアニメーションを行ってもよい。
第一のアニメーションにおいて複数のキャラクタが同時に表示され、該第一のアニメーションにおいてキャラクタの数が増加または減少してもよい。
第一のアニメーションにおいて複数のキャラクタが同時に表示され、該第一のアニメーションにおいて或るキャラクタが変化してもよい。
第一のアニメーションにおいて複数のキャラクタが同時に表示され、該第一のアニメーションにおいてキャラクタが一または複数毎に減少した後に第一の表示が表示されてもよい。
第二の表示の表示後に第二のキャラクタに対応したリーチ演出に移行してもよい。
疑似変動表示毎に会話予告表示が行われ、第一の疑似変動表示において第一の会話予告表示が行われ、該第一の疑似変動表示の後の第二の疑似変動表示において第二の会話予告表示が行われてもよい。
疑似変動表示毎に可動体が動作し、第一の会話予告表示の一部が可動体にオーバーラップされ、第二の会話予告表示の一部が可動体にオーバーラップされてもよい。
第一の会話予告表示の一部がタイマ予告表示にオーバーラップされ、第二の会話予告表示の一部が該タイマ予告表示にオーバーラップされてもよい。
次に、図91乃至図115を用いて、本実施形態によるパチンコ機100において実行される演出の他の具体例について説明する。なお、図91〜図115に示す符号は、原則として図91〜図115に示す実施例の説明にのみ用いることとし、重複する符号が他の図面に示されている場合であっても、図91〜図115に示す符号を優先する。
<アイテムの種類>
次に、図91を用いて、本実施形態に係るパチンコ機100が有するアイテムの種類について説明する。図91は、アイテムの一例を示した図である。
ここで、アイテムとは、パチンコ機100が遊技者に付与することが可能な特典、装備、機能等の総称であり、本実施形態に係るアイテムは、カスタムアイテムと非カスタムアイテムの2種類に大別することができる。カスタムアイテムは、遊技者が自らの好みに応じて、パチンコ機の表示、音声、機能、各種確率等を改造(カスタマイズ)することができるアイテムである。また、非カスタムアイテムは、パチンコ機100の表示、音声、機能、各種確率等を改造(カスタマイズ)することはできないが、遊技者に所定の利益が付与されるアイテムである。
パチンコ機100は、アイテムごとに設定されたアイテム付与条件が成立した場合に、当該アイテムを遊技者に付与するように構成されている。カスタムアイテムが付与された場合には、遊技者は、後述する演出カスタマイズ画面(図100(q)等参照)を用いて、付与されたカスタムアイテムの設定操作を行うことで、パチンコ機100の表示、音声、機能、各種確率等を自らの好みに応じて改造(カスタマイズ)することが可能である。また、非カスタムアイテムが付与された場合には、遊技者は、アイテムを通じて所定の利益(例えば、予告、先読み予告、チュートリアル表示等の遊技者にとって有利な利益)を得ることが可能である。
図91に示す例では、例えば、アイテムA(通常BGMカスタム1)、アイテムB(通常BGMカスタム2)、または、アイテムC(通常BGMカスタム3)のアイテム付与条件が成立し、当該アイテムが付与された場合には、パチンコ機100における通常遊技中の背景音(BGM)を自らの好みに応じて改造(カスタマイズ)することが可能である。また、アイテムD(保留台座カスタム1)、アイテムE(保留台座カスタム2)、または、アイテムF(保留台座カスタム3)のアイテム付与条件が成立し、当該アイテムが付与された場合には、パチンコ機100における保留アイコン(保留表示)の表示の一部(本例では、保留アイコンの下に表示される台座の画像)を、自らの好みに応じて改造(カスタマイズ)することが可能である。
また、「熱」のアイテム付与条件が成立し、当該アイテムが付与された場合には、当該変動の結果が「熱い(期待度が高い)」ことを示す予告1が行われることで、遊技者は、当該変動の当選結果に関する情報(例えば、当該特図変動遊技の当選結果が当りであること、または、当りの可能性が高いこと等の情報)を得ることができる。また、「激熱」のアイテム付与条件が成立し、当該アイテムが付与された場合には、当該変動の結果が「激熱なこと(期待度が極めて高いこと)」を示す予告2が行われることで、遊技者は、当該変動の当選結果に関する情報(例えば、当該特図変動遊技の当選結果が大当りであること、または、大当りの可能性が高いこと等の情報)を得ることができる。
<メータ増加演出とアイテム付与演出>
次に、メータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。ここで、メータ増加演出とは、図3を用いて説明したメータ増加用進入口227に球が進入したことに関連して実行される演出であり、本実施形態では、所定数(本例では、10個)のゲージ(目盛り)を有するメータを表示し、メータ増加用進入口227に球が1個、進入するたびにメータのゲージを1個ずつ消灯する(減らす)表示を行う(詳細は後述)。
このようなメータ増加演出を実行することで、遊技者は、メータ増加用進入口227に進入した球の数や、メータのゲージが満タンになったか否か(メータ増加用進入口227に所定数(本例では10個)の球が進入したか否か)を把握することが可能となる。なお、メータ増加演出の態様は本例に限定されず、例えば、メータ増加用進入口227に球が1個、進入するたびにメータのゲージを1個ずつ点灯する(増やす)表示を行ってもよい。
また、アイテム付与演出とは、アイテムの付与に関連して実行される演出であり、本実施形態では、メータのゲージが満タンになった場合(メータ増加用進入口227に所定数(本例では10個)の球が進入した場合)にアイテム付与条件が成立したと判定し、装飾図柄表示装置208を用いて、アイテムが付与されたことや、当該アイテムの種類等を報知する表示等を行う(詳細は後述)。このようなアイテム付与演出を実行することで、遊技者は、アイテムが付与されたことや、当該アイテムの種類等を把握することが可能となる。なお、アイテム付与条件や、アイテム付与演出の態様は本例に限定されず、例えば、すでに獲得済みのアイテムの数や種類を表示してもよいし、アイテムが特別であること(レアなアイテムであること)を表示してもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例1>
次に、図92を用いて、実施例1に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図92は、実施例1に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例1は、図柄変動中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する例である。図92(a)に示す遊技状態は、特図の変動遊技を実行している状態(図柄変動中)である。また、本例では、保留されている特図変動遊技があり、装飾図柄表示装置208の左側の表示領域では、特図1変動遊技の保留数が3、特図2変動遊技の保留数が3、普図変動遊技の保留数が0であることが数字で示されている。また、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域では、6個の保留アイコンPIの表示により、特図変動遊技(特図1変動遊技と特図2変動遊技)の保留数が6であることが示されているとともに、9個のゲージが消灯され、1個のゲージGGが点灯したメータ増加演出により、メータ増加用進入口227に9個の球が進入したこと(あと1個の球が進入すればゲージが満タンになること)を報知している。さらに、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域では、「アイテム未設定」の文字表示CD1を行うことで、遊技者によってカスタムアイテムの設定がされていないことが示されている。
このような図柄変動中において、図92(b)に示すように、メータ増加用進入口227に1個の球が進入した場合、続く図92(c)に示すように、点灯していた1つのゲージを消灯することで10個の全てのゲージが消灯するメータ増加演出を実行した後、図92(d)に示すように、メータの表示に代えて「満タン」の文字表示CD2を行うメータ増加演出を実行することで、メータ増加用進入口227に所定数(本例では10個)の球が進入し、アイテム付与条件が成立したことを報知する。
続く図92(e)に示す状態は、アイテム付与演出を開始した状態である。本例に係るアイテム付与演出では、アイテム付与条件が成立したことを契機として、図92(e)〜同図(g)に示す期間に亘って、カプセルの外観を模した画像CGを段階的に拡大表示しながら、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域から中央まで移動させるアニメーション表示を行い、図92(h)に示すように、カプセルを模した画像CGの内部からアイテムに関する情報が出現するアニメーション表示を行った後、図92(i)に示すように、アイテムに関する情報として、アイテム名(本例では、アイテムA)INの表示とアイテムの説明IT(本例では、アイテムAの説明(図において内容は省略))の表示を行う。
なお、本例では、アイテム付与演出に関連する表示を、装飾図柄の変動表示よりも手前に表示することで、アイテム付与演出に関連する表示の少なくとも一部を、装飾図柄の変動表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、アイテム付与演出の視認性が阻害されることがないため、獲得したアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、装飾図柄の変動表示の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
続く図92(j)に示す状態は、アイテム付与演出に加えてボタン演出を開始した状態である。本例では、アイテム付与演出においてアイテムに関する情報(本例では、アイテム名とアイテムの説明)を表示したことを契機として、図92(j)〜同図(m)に示す期間に亘って、ボタン演出を行う。
なお、本例では、ボタン演出に関連する表示を、アイテム付与演出に関する表示や装飾図柄の変動表示よりも手前に表示することで、ボタン演出に関連する表示の少なくとも一部を、アイテム付与演出に関する表示や装飾図柄の変動表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、ボタン演出の視認性が阻害されることがないため、操作手段による操作やその有効時間を遊技者に的確に知らせることができる上に、装飾図柄の変動表示やアイテム付与演出の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
このボタン演出では、複数の選択肢から特定の選択(本例では、獲得したアイテムをセットするか否かの選択)が可能な選択表示SGと、操作の受付が有効なチャンスボタン136の外観を模した画像とチャンスボタン136の押下操作を促す文字列(本例では、PUSH)とを含むボタン画像BG1と、図示しない上下左右の方向キーのうち、操作の受付が有効な左右キーの外観を模したボタン画像BG2と、操作手段(本例では、チャンスボタン136と左右キー)による操作の受付が有効な期間を示すメータ表示からなる操作有効期間表示TGの表示を行う。
このようなボタン演出中において「はい」の選択肢が仮選択された状態で、図92(l)に示すように、チャンスボタン136の押下操作を受け付けた場合、図92(m)に示すように、「はい」の選択肢をハイライト表示することで、「はい」の選択が確定したこと(獲得したアイテムをセットする選択がなされたこと)を報知する。
続く図92(n)に示す状態は、ボタン演出を終了し、アイテム付与演出を再開した状態である。再開後のアイテム付与演出では、ボタン演出において複数の選択肢から特定の選択(本例では、獲得したアイテムをセットする選択)がされたことを契機として、図92(n)〜同図(p)に示す期間に亘って、アイテム名を含む画像を段階的に縮小表示しながら、装飾図柄表示装置208の中央から下側の表示領域まで移動させるアニメーション表示を行った後、「アイテム未設定」の文字表示CD1に代えて「アイテムA設定中」の文字表示CD3を行うことで、遊技者によってカスタムアイテムとしてアイテムAが設定されたことが示されている。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例2>
次に、図93を用いて、実施例2に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図93は、実施例2に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例2は、SP(スーパー)リーチ変動中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する例である。本実施例2では、図93(a)〜同図(b)に示す期間に亘って、特図の変動遊技が、通常の図柄変動からSPリーチ変動に発展し、続く図93(c)〜同図(r)に示す期間に亘って、SPリーチ変動に加えてSPリーチ演出を実行している。
このようなSPリーチ変動中において、図93(d)に示すように、メータ増加用進入口227に1個の球が進入した場合、続く図93(e)に示すように、点灯していた1つのゲージを消灯することで10個の全てのゲージが消灯するメータ増加演出を実行した後、図93(f)に示すように、メータの表示に代えて「満タン」の文字表示CD2を行うメータ増加演出を実行することで、メータ増加用進入口227に所定数(本例では10個)の球が進入し、アイテム付与条件が成立したことを報知する。
なお、以降のメータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、SPリーチ変動中であることを除いて上記実施例1と同じであるため、図93において同じ符号を付すとともに、その説明は省略するが、図93(h)〜同図(q)に示す期間に亘って、アイテム付与演出に関する表示を、SPリーチ演出に関する表示やメータよりも手前に表示することで、アイテム付与演出に関する表示の少なくとも一部を、SPリーチ演出に関する表示やメータの少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、アイテム付与演出の視認性が阻害されることがないため、獲得したアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、SPリーチ演出やメータの視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
また、図93(k)〜同図(o)に示す期間に亘って、装飾図柄の変動表示を、アイテム付与演出に関する表示よりも手前に表示することで、装飾図柄の変動表示の少なくとも一部を、アイテム付与演出に関する表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、装飾図柄の変動表示の視認性が阻害されることがないため、変動遊技の経過を遊技者に的確に知らせることができる上に、アイテム付与演出の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
さらに、続く図93(l)〜同図(o)に示す期間に亘って、ボタン演出に関連する表示と装飾図柄の変動表示を、SPリーチ演出やアイテム付与演出に関する表示よりも手前に表示することで、ボタン演出に関連する表示と装飾図柄の変動表示の少なくとも一部を、SPリーチ演出やアイテム付与演出に関する表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、装飾図柄の変動表示やボタン演出の視認性が阻害されることがないため、変動遊技の経過や操作手段による操作やその有効時間を遊技者に的確に知らせることができる上に、SPリーチ演出やアイテム付与演出の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例3>
次に、図94を用いて、実施例3に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図94は、実施例3に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例3は、非図柄変動中(図柄の停止表示中)にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する例である。図94(a)に示す遊技状態は、特図の変動遊技を実行していない状態(非図柄変動中)である。本例では、保留されている特図変動遊技が無く、装飾図柄表示装置208の左側の表示領域では、特図1変動遊技の保留数が0、特図2変動遊技の保留数が0、普図変動遊技の保留数が0であることが数字で示されている。また、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域では、保留アイコンPIを表示しないことにより、特図変動遊技(特図1変動遊技と特図2変動遊技)の保留数が0であることが示されているとともに、9個のゲージが消灯され、1個のゲージGGが点灯したメータ増加演出により、メータ増加用進入口227に9個の球が進入したこと(あと1個の球が進入すればゲージが満タンになること)を報知している。さらに、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域では、「アイテム未設定」の文字表示CD1を行うことで、遊技者によってカスタムアイテムの設定がされていないことが示されている。
このような非図柄変動中において、図94(b)に示すように、メータ増加用進入口227に1個の球が進入した場合、続く図94(c)に示すように、点灯していた1つのゲージを消灯することで10個の全てのゲージが消灯するメータ増加演出を実行した後、図94(d)に示すように、メータの表示に代えて「満タン」の文字表示CD2を行うメータ増加演出を実行することで、メータ増加用進入口227に所定数(本例では10個)の球が進入し、アイテム付与条件が成立したことを報知する。
なお、以降のメータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、SPリーチ変動中であることを除いて上記実施例1と同じであるため、図94において同じ符号を付すとともに、その説明は省略するが、図94(j)〜同図(m)に示す期間に亘って、アイテム付与演出に関連する表示を、装飾図柄の停止表示よりも手前に表示することで、アイテム付与演出に関連する表示の少なくとも一部を、装飾図柄の停止表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、アイテム付与演出の視認性が阻害されることがないため、獲得したアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、装飾図柄の変動停止の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例4>
次に、図95を用いて、実施例4に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図95は、実施例4に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例4は、非図柄変動中(図柄の停止表示中)にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいて、図柄変動中にアイテム付与演出を開始する例である。図95(a)に示す非図柄変動中において、図95(b)に示すように、メータ増加用進入口227に1個の球が進入し、続く図95(c)では、点灯していた2つのゲージのうちの1つを消灯するメータ増加演出を実行している。続いて、図95(c)に示す非図柄変動中において、図95(d)に示すように、始動口(本例では、第1特図始動口230)に球が入球したことに基づいて、続く図95(e)では、図柄変動表示を開始している。
このような図柄変動中において、図95(f)に示すように、メータ増加用進入口227に1個の球が進入した場合、続く図95(g)に示すように、点灯していた1つのゲージを消灯することで10個の全てのゲージが消灯するメータ増加演出を実行した後、図95(h)に示すように、メータの表示に代えて「満タン」の文字表示CD2を行うメータ増加演出を実行することで、メータ増加用進入口227に所定数(本例では10個)の球が進入し、アイテム付与条件が成立したことを報知する。
続く図95(e)に示す状態は、アイテム付与演出を開始した状態である。本例に係るアイテム付与演出では、アイテム付与条件が成立したことを契機として、図95(i)〜同図(k)に示す期間に亘って、カプセルの外観を模した画像CGを段階的に拡大表示しながら、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域から中央まで移動させるアニメーション表示を行い、図95(l)に示すように、カプセルを模した画像CGの内部からアイテムに関する情報が出現するアニメーション表示を行った後、図95(m)に示すように、「熱」の文字表示を含むアイテム画像IGの表示を行う。このアイテム画像IGは、非カスタムアイテムである「熱」のアイテム付与条件が成立し、当該特図変動遊技の結果が「熱い(期待度が高い)」こと(当該特図変動遊技の当選結果が当りであること、または、当りの可能性が高いこと)を示している。
なお、本例では、アイテム付与演出に関連する表示を、装飾図柄の変動表示よりも手前に表示することで、アイテム付与演出に関連する表示の少なくとも一部を、装飾図柄の変動表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、アイテム付与演出の視認性が阻害されることがないため、獲得したアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、装飾図柄の変動表示の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
続く図95(n)に示す状態では、アイテム付与演出を終了するとともに、SPリーチを開始している。このように、SPリーチの開始前にアイテム付与演出に関連する表示を消去するように構成すれば、SPリーチの視認性が阻害されることがないため、変動遊技の経過を遊技者に的確に知らせることができる場合がある。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例5>
次に、図96を用いて、実施例5に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図96は、実施例5に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例5は、保留数が満タンの状態における図柄変動中にメータ増加用進入口227に球が進入したことに基づいて増加モード(2倍モード)に移行した後、アイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する例である。
図96(a)に示す遊技状態は、特図の変動遊技を実行している状態(図柄変動中)である。本例では、保留されている特図変動遊技があり、装飾図柄表示装置208の左側の表示領域では、特図1変動遊技の保留数が3、特図2変動遊技の保留数が4、普図変動遊技の保留数が0であることが数字で示されている。また、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域では、7個の保留アイコンPIの表示により、特図変動遊技(特図1変動遊技と特図2変動遊技)の保留数が7であることが示されているとともに、6個のゲージが消灯され、4個のゲージGGが点灯したメータ増加演出により、メータ増加用進入口227に6個の球が進入したこと(あと4個の球が進入すればゲージが満タンになること)を報知している。さらに、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域では、「アイテム未設定」の文字表示CD1を行うことで、遊技者によってカスタムアイテムの設定がされていないことが示されている。
このような図柄変動中において、図96(b)に示すように、メータ増加用進入口227に1個の球が進入した場合、続く図96(c)に示すように、点灯していた4つのゲージのうちの1つを消灯するメータ増加演出を実行している。続いて、図96(c)に示す図柄変動中において、図96(d)に示すように、始動口(本例では、第1特図始動口230)に球が入球し、続く図96(e)に示すように、装飾図柄表示装置208の左側の表示領域では、特図1変動遊技の保留数が3から4に増加したことが数字で示されているとともに、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域では、8個の保留アイコンPIの表示により、特図変動遊技(特図1変動遊技と特図2変動遊技)の保留数が7から8に増加して満タンになったことが示されている。
本例では、特図変動遊技(特図1変動遊技と特図2変動遊技)の保留数が満タン(本例では8)になった場合に、メータ増加演出が増加モードに移行するように構成している。ここで、メータ増加演出の増加モードとは、メータ増加用進入口227に1個の球が進入するたびに、メータのゲージをN倍(Nは2以上の正の整数)で進行させるモードのことであり、本例では、Nを2に設定し、2倍モードと称している。
図96(f)に示す状態は、メータ増加演出が増加モード(2倍モード)に移行した状態である。この増加モードに置いて、図96(g)に示すように、メータ増加用進入口227に1個の球が進入した場合、続く図96(h)に示すように、点灯していた3つのゲージのうちの2つを消灯するメータ増加演出を実行する。また、図96(i)に示すように、さらに、メータ増加用進入口227に1個の球が進入した場合、続く図96(j)に示すように、点灯していた1つのゲージを消灯することで10個の全てのゲージが消灯するメータ増加演出を実行するとともに、もう1つのゲージを消去する権利を次遊技以降に持ち越すことができるように構成している。以降のメータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、メータ増加演出が増加モード(2倍モード)であることを除いて上記実施例1と同じであるため、図96において同じ符号を付すとともに、その説明は省略する。
なお、本例では、保留数が満タンの状態における図柄変動中にメータ増加用進入口227に球が進入したことに基づいて増加モード(2倍モード)に移行する例を示したが、他の条件が成立した場合に増加モードに移行するように構成してもよいし、増加モードは、2倍モードに限定されるものではない。また、アイテム付与条件が成立した場合(メータのゲージが満タンになった場合)には、メータのゲージを消去する権利を次遊技以降に持ち越せるように構成したが、持ち越せないように構成してもよいし、持ち越しができる遊技数を可変にしてもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例6>
次に、図97を用いて、実施例6に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図97は、実施例6に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例6は、図柄変動中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始し、このアイテム付与演出において複数のアイテム(本例では、2種類のカスタムアイテム)を付与する例である。なお、メータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、アイテム付与演出において複数のアイテムを付与することを除いて上記実施例1と同じであるため、図97において同じ符号を付すとともに、その説明は省略する。
本例に係るアイテム付与演出では、図97(h)に示すように、カプセルを模した画像CGの内部から2種類のアイテムに関する情報が出現するアニメーション表示を行った後、図97(i)に示すように、2種類のアイテムに関する情報として、アイテム名(本例では、アイテムA、アイテムB)IN1、IN2の表示とアイテムの説明(本例では、アイテムAとアイテムBの説明(図において内容は省略))IT1、IT2の表示を行う。なお、アイテム付与演出において付与するアイテムは3種類以上であってもよい。
続く図97(j)に示す状態は、アイテム付与演出に加えてボタン演出を開始した状態である。本例に係るボタン演出では、複数の選択肢から特定の選択(本例では、獲得したアイテムAまたはアイテムBをセットするか否かの選択)が可能な選択表示SGと、操作の受付が有効なチャンスボタン136の外観を模した画像とチャンスボタン136の押下操作を促す文字列(本例では、PUSH)とを含むボタン画像BG1と、図示しない上下左右の方向キーのうち、操作の受付が有効な左右キーの外観を模したボタン画像BG2と、操作手段(本例では、チャンスボタン136と左右キー)による操作の受付が有効な期間を示すメータ表示からなる操作有効期間表示TGの表示を行う。
このようなボタン演出中において「アイテムA」の選択肢が仮選択された状態で、図97(l)に示すように、チャンスボタン136の押下操作を受け付けた場合、図97(m)に示すように、「アイテムA」の選択肢をハイライト表示することで、「アイテムA」の選択が確定したこと(獲得したアイテムAとアイテムBのうち、アイテムAをセットする選択がなされたこと)を報知する。
続く図97(n)に示す状態は、ボタン演出を終了し、アイテム付与演出を再開した状態である。再開後のアイテム付与演出では、ボタン演出において複数の選択肢から特定の選択(本例では、獲得したアイテムAとアイテムBのうち、アイテムAをセットする選択)がされたことを契機として、図97(n)〜同図(p)に示す期間に亘って、アイテム名を含む画像を段階的に縮小表示しながら、装飾図柄表示装置208の中央から下側の表示領域まで移動させるアニメーション表示を行った後、「アイテム未設定」の文字表示CD1に代えて「アイテムA設定中」の文字表示CD3を行うことで、遊技者によってカスタムアイテムとしてアイテムAが設定されたことが示されている。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例7>
次に、図98を用いて、実施例7に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図98は、実施例7に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例7は、図柄変動中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始し、このアイテム付与演出において複数のアイテム(本例では、カスタムアイテムと非カスタムアイテム)を付与する例である。なお、メータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、アイテム付与演出において複数のアイテムを付与することを除いて上記実施例1と同じであるため、図98において同じ符号を付すとともに、その説明は省略する。
本例に係るアイテム付与演出では、図98(h)に示すように、カプセルを模した画像CGの内部から2種類のアイテムに関する情報が出現するアニメーション表示を行った後、図98(i)に示すように、2種類のアイテムに関する情報として、アイテム名(本例では、アイテムA)INの表示とアイテムの説明(本例では、アイテムAの説明(内容は省略))IT1の表示と、「熱」の文字表示を含むアイテム画像IGの表示を行う。なお、アイテム付与演出において付与する非カスタムアイテムは、図91を用いて説明した他の非カスタムアイテム(例えば、保留変化、機種説明1〜3、ハズレ等)であってもよい。
続く図98(j)に示す状態は、アイテム付与演出に加えてボタン演出を開始した状態である。以降のアイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、上記実施例1と同じであるため、図98において同じ符号を付すとともに、その説明は省略する。
<デモ画面>
次に、図99〜図101を用いて、パチンコ機100におけるデモ画面について説明する。図99は、パチンコ機100における画面の遷移の一例を示した遷移図であり、図100は、画面遷移の一例を時系列で示した図であり、図101は、メニュー画面において各種メニューが選択された場合の画面遷移の一例を示した図である。
本実施形態に係るパチンコ機100は、装飾図柄表示装置208を用いて、図99(a)に示すような、デモ画面、メニュー画面、音量調整画面、輝度調整画面、図柄変動表示、が少なくとも表示可能に構成されている。デモ画面は、非図柄変動中において所定の時間(例えば、30秒)の経過を検出した場合等に表示が開始される画面であり、本例では、メニュー画面、音量調整画面、または、輝度調整画面に遷移することが可能なトップメニュー画面を表示する。このデモ画面の表示中に第一の操作手段(本例では、チャンスボタン136)の操作を受け付けた場合には、各種メニューの選択が可能なメニュー画面の表示を開始する。
また、デモ画面(または、輝度調整画面)の表示中に第二の操作手段(本例では、右キー)または第三の操作手段(本例では、左キー)の操作を受け付けた場合には、スピーカ120等の音量の調整が可能な音量調整画面の表示を開始し、デモ画面(または、音量調整画面)の表示中に第四の操作手段(本例では、上キー)または第五の操作手段(本例では、下キー)の操作を受け付けた場合には、各種ランプ418や装飾図柄表示装置208等の輝度の調整が可能な輝度調整画面の表示を開始する。
また、音量調整画面の表示中に第二の操作手段(本例では、右キー)の操作を受け付けた場合には、音量を1段階上げるとともに音量が1段階上がったことを示唆するメータ表示を実行し、音量調整画面の表示中に第三の操作手段(本例では、左キー)の操作を受け付けた場合には、音量を1段階下げるとともに音量が1段階下がったことを示唆するメータ表示を実行する。輝度調整画面の表示中に第四の操作手段(本例では、上キー)の操作を受け付けた場合には、輝度を1段階上げるとともに輝度が1段階上がったことを示唆するメータ表示を実行し、輝度調整画面の表示中に第五の操作手段(本例では、下キー)の操作を受け付けた場合には、輝度を1段階下げるとともに輝度が1段階下がったことを示唆するメータ表示を実行する。
さらに、これらのメニュー画面、音量調整画面、または、輝度調整画面の表示中において所定の時間(例えば、30秒)の経過を検出した場合等にはデモ画面の表示を開始し、図柄変動表示の開始条件が成立した場合等には図柄変動表示を開始する。
<デモ画面/メニュー画面>
図99(b)は、メニュー画面の遷移の一例を示した遷移図である。本例に係るメニュー画面は、演出カスタマイズ、携帯端末連動サービス、初期化、デモ画面に戻る、の4つのメニューで構成されており、それぞれのメニューが選択された場合に、演出カスタマイズ画面、携帯端末連動サービス画面、初期化確認画面、デモ画面に遷移するように構成されている。
例えば、図100に示す例では、図100(a)に示す非図柄変動中において所定の時間(30秒)の経過を検出したことから、図100(b)に示すデモ画面(トップメニュー画面)の表示を開始し、このデモ画面の表示中に、図100(c)に示すように、第五の操作手段(本例では、下キー161d)の操作を受け付けたことから、図100(d)に示す輝度調整画面の表示を開始している。
続けて、この輝度調整画面の表示中に、図100(e)に示すように、第五の操作手段(本例では、下キー161d)の操作を受け付けたことから、図100(f)に示すように、輝度を1段階下げるとともに輝度が1段階下がったことを示唆するメータ表示を実行し、続く図100(g)に示すように、第四の操作手段(本例では、上キー161c)の操作を受け付けたことから、図100(h)に示すように、輝度を1段階上げるとともに輝度が1段階上がったことを示唆するメータ表示を実行している。
続けて、この輝度調整画面の表示中に、図100(i)に示すように、第二の操作手段(本例では、右キー161a)の操作を受け付けたことから、輝度調整画面に代えて、図100(j)に示す音量調整画面の表示を開始している。また、この音量調整画面の表示中に、図100(k)に示すように、第二の操作手段(本例では、右キー161a)の操作を受け付けたことから、図100(l)に示すように、音量を1段階上げるとともに音量が1段階下がったことを示唆するメータ表示を実行している。
続けて、図100(l)に示す音量調整画面の表示中において所定の時間(30秒)の経過を検出したことから、図100(m)に示すデモ画面(トップメニュー画面)の表示を開始し、このデモ画面の表示中に、図100(n)に示すように、第一の操作手段(本例では、チャンスボタン136)の操作を受け付けたことから、図100(o)に示すメニュー画面の表示を開始している。
続けて、このメニュー画面において演出カスタマイズのメニューが仮選択された状態で、図100(p)に示すように、第一の操作手段(本例では、チャンスボタン136)の操作を受け付けたことから、演出カスタマイズ画面の表示を開始している。また、図100(q)に示す演出カスタマイズ画面の表示中に、図100(r)に示すように、第二の操作手段(本例では、右キー161a)の操作を受け付けたことから、ハイライト表示を、次に選択が可能なアイテム(本例では、アイテムP)に移動する表示を行い、アイテムPが仮選択された状態で、図100(t)に示すように、第一の操作手段(本例では、チャンスボタン136)の操作を受け付けたことから、アイテムPに対応するカスタマイズを有効にするとともに、装飾図柄表示装置208の下方の表示領域において「アイテムP設定中」の文字表示を行うことで、遊技者によってカスタムアイテムとしてアイテムPが設定されたことが示されている。
<デモ画面/メニュー画面/携帯端末連動サービス画面>
図99(c)は、携帯端末連動サービス画面の遷移の一例を示した遷移図である。本例に係る携帯端末連動サービス画面は、お試しプレイ、パスワード入力、データ保存、データクリア、クイックスタート、メニュー画面に戻る、の6つのメニューで構成されている。
例えば、図101(b)に示すメニュー画面において、携帯端末連動サービスのメニューが選択された場合には、図101(b1)に示す携帯端末連動サービス画面の表示を開始し、この携帯端末連動サービス画面において、お試しプレイのメニューが選択された場合には、図101(b1−1)に示す、お試しプレイ画面の表示を開始した後、このお試しプレイ画面において新規登録が選択された場合には、図101(b1−2)に示す新規登録画面の表示を開始する。
また、図101(b2)に示す携帯端末連動サービス画面において、パスワード入力のメニューが選択された場合には、図101(b2−1),同図(b2−1−1)に示すようなパスワード入力画面の表示を開始し、このパスワード入力画面において、誤ったパスワードが入力された場合には、図101(b2−1−2)に示すような、パスワードの入力ミスを報知する画面の表示を開始する一方、正しいパスワードが入力された場合には、図101(b2−1−3)に示すような、パスワードの入力完了を報知する画面の表示を開始する。
また、図101(b3)に示す携帯端末連動サービス画面において、データ保存のメニューが選択された場合には、図101(b3−1)に示すような確認画面の表示を開始し、この確認画面において「はい」が選択された場合には、図101(b3−2)に示すような二次元コード表示画面の表示を開始し、この二次元コード表示画面の表示中に「終了」が選択された場合には、図101(b3−2−1)に示すような確認画面の表示を開始する。
また、図101(b4)に示す携帯端末連動サービス画面において、データクリアのメニューが選択された場合には、図101(b4−1)に示すような確認画面の表示を開始し、この確認画面において「はい」が選択された場合には、図101(b4−1−1)に示すような完了画面の表示を開始する。また、図101(b5)に示す携帯端末連動サービス画面において、クイックスタートのメニューが選択された場合には、図101(b5−1)に示すような開始画面の表示を開始し、図101(b6)に示す携帯端末連動サービス画面において、メニュー画面に戻る、のメニューが選択された場合には、トップメニューの表示を開始する。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例8>
次に、図102を用いて、実施例8に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図102は、実施例8に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例8は、デモ画面(トップメニュー画面)の表示中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する例である。図102(a)に示す遊技状態は、非図柄変動中にデモ画面(トップメニュー画面)を表示している状態である。また、本例では、保留されている特図変動遊技が無く、装飾図柄表示装置208の左側の表示領域では、特図1変動遊技の保留数が0、特図2変動遊技の保留数が0、普図変動遊技の保留数が0であることが数字で示されている。また、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域では、保留アイコンPIを表示しないことにより、特図変動遊技(特図1変動遊技と特図2変動遊技)の保留数が0であることが示されているとともに、9個のゲージが消灯され、1個のゲージGGが点灯したメータ増加演出により、メータ増加用進入口227に9個の球が進入したこと(あと1個の球が進入すればゲージが満タンになること)を報知している。さらに、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域では、「アイテム未設定」の文字表示CD1を行うことで、遊技者によってカスタムアイテムの設定がされていないことが示されている。
このようなデモ画面(トップメニュー画面)の表示中において、図102(b)に示すように、メータ増加用進入口227に1個の球が進入した場合、続く図102(c)に示すように、点灯していた1つのゲージを消灯することで10個の全てのゲージが消灯するメータ増加演出を実行した後、図102(d)に示すように、メータの表示に代えて「満タン」の文字表示CD2を行うメータ増加演出を実行することで、メータ増加用進入口227に所定数(本例では10個)の球が進入し、アイテム付与条件が成立したことを報知する。
なお、以降のメータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、デモ画面(トップメニュー画面)の表示中であることを除いて上記実施例1と同じであるため、図102において同じ符号を付すとともに、その説明は省略するが、図102(e)〜同図(n)に示す期間に亘って、アイテム付与演出に関連する表示を、デモ画面(トップメニュー画面)に関する表示よりも手前に表示することで、アイテム付与演出に関連する表示の少なくとも一部を、デモ演出に(トップメニュー画面)関する表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、アイテム付与演出の視認性が阻害されることがないため、アイテムが付与されたことや、付与されたアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、デモ画面(トップメニュー画面)の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
また、本例では、図102(l)に示すタイミングでチャンスボタン136による操作を受け付けているが、デモ画面(トップメニュー画面)に関する表示よりも、ボタン演出に関する表示を手前に表示させていることから、デモ画面(トップメニュー画面)に関する操作(本例では、メニュー選択、音量調整、または、輝度調整を行うための操作)よりも、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を優先して受け付けるように構成している。
よって、図102(l)に示すタイミング(ボタン演出がデモ画面(トップメニュー画面)よりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うが、図102(n)に示すタイミング(ボタン演出が表示されておらずデモ画面(トップメニュー画面)が表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、デモ画面(トップメニュー画面)に関する操作(本例では、メニュー選択、音量調整、または、輝度調整を行うための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行う。なお、図102(l)に示すタイミング(ボタン演出がデモ画面(トップメニュー画面)よりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合であっても、デモ画面(トップメニュー画面)に関する操作(本例では、メニュー選択、音量調整、または、輝度調整を行うための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うように構成してもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例9>
次に、図103を用いて、実施例9に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図103は、実施例9に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例9は、図99や図100を用いて説明したメニュー画面の表示中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する例である。なお、メータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、メニュー画面の表示中であることを除いて上記実施例8と同じであるため、図103において同じ符号を付すとともに、その説明は省略するが、本例では、図103(e)〜同図(n)に示す期間に亘って、アイテム付与演出に関連する表示を、メニュー画面に関する表示よりも手前に表示することで、アイテム付与演出に関連する表示の少なくとも一部を、メニュー画面に関する表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、アイテム付与演出の視認性が阻害されることがないため、アイテムが付与されたことや、付与されたアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、メニュー画面の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
また、本例では、図103(l)に示すタイミングでチャンスボタン136による操作を受け付けているが、メニュー画面に関する表示よりも、ボタン演出に関する表示を手前に表示させていることから、メニュー画面に関する操作(本例では、携帯端末連動サービス等のメニュー選択を行うための操作)よりも、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を優先して受け付けるように構成している。
よって、図103(l)に示すタイミング(ボタン演出がメニュー画面よりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うが、図103(n)に示すタイミング(ボタン演出が表示されておらずメニュー画面が表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、メニュー画面に関する操作(本例では、携帯端末連動サービス等のメニュー選択を行うための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行う。なお、図103(l)に示すタイミング(ボタン演出がメニュー画面よりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合であっても、メニュー画面に関する操作(本例では、携帯端末連動サービス等のメニュー選択を行うための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うように構成してもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例10>
次に、図104を用いて、実施例10に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図104は、実施例10に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例10は、図99や図100を用いて説明した音量調整画面の表示中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する例である。なお、メータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、音量調整の表示中であることを除いて上記実施例8と同じであるため、図104において同じ符号を付すとともに、その説明は省略するが、本例では、図104(e)〜同図(n)に示す期間に亘って、アイテム付与演出に関連する表示を、音量調整に関する表示よりも手前に表示することで、アイテム付与演出に関連する表示の少なくとも一部を、音量調整に関する表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、アイテム付与演出の視認性が阻害されることがないため、アイテムが付与されたことや、付与されたアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、音量調整の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
また、本例では、図104(l)に示すタイミングでチャンスボタン136による操作を受け付けているが、音量調整に関する表示よりも、ボタン演出に関する表示を手前に表示させていることから、音量調整に関する操作(本例では、音量を調整するための操作)よりも、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を優先して受け付けるように構成している。
よって、図104(l)に示すタイミング(ボタン演出が音量調整よりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うが、図104(n)に示すタイミング(ボタン演出が表示されておらず音量調整が表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、音量調整に関する操作(本例では、音量を調整するための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行う。なお、図104(l)に示すタイミング(ボタン演出が音量調整よりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合であっても、音量調整に関する操作(本例では、音量調整を行うための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うように構成してもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例11>
次に、図105を用いて、実施例11に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図105は、実施例11に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例11は、図101を用いて説明した二次元コード表示画面の表示中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する例である。なお、メータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、二次元コード表示画面の表示中であることを除いて上記実施例8と同じであるため、図105において同じ符号を付すとともに、その説明は省略するが、本例では、図105(g)〜同図(n)に示す期間に亘って、アイテム付与演出に関連する表示を、二次元コード表示画面に関する表示よりも手前に表示することで、アイテム付与演出に関連する表示の少なくとも一部を、二次元コードの少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、アイテム付与演出の視認性が阻害されることがないため、アイテムが付与されたことや、付与されたアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、二次元コードの視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
また、本例では、図105(l)に示すタイミングでチャンスボタン136による操作を受け付けているが、二次元コードよりも、ボタン演出に関する表示を手前に表示させていることから、二次元コードに関する操作(本例では、二次元コード表示画面を終了させるための操作)よりも、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を優先して受け付けるように構成している。
よって、図105(l)に示すタイミング(ボタン演出が二次元コードよりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うが、図105(n)に示すタイミング(ボタン演出が表示されておらず二次元コードが表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、二次元コードに関する操作(本例では、二次元コード表示画面を終了させるための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行う。なお、図105(l)に示すタイミング(ボタン演出が二次元コード表示画面よりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合であっても、二次元コードに関する操作(本例では、二次元コード表示画面を終了させるための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うように構成してもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例12>
次に、図106を用いて、実施例12に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図106は、実施例12に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例12は、図99や図100を用いて説明した演出カスタマイズ画面の表示中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始した後、演出カスタマイズ画面を用いてアイテムを設定する例である。なお、メータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、演出カスタマイズ画面の表示中であることを除いて上記実施例8と同じであるため、図106において同じ符号を付すとともに、その説明は省略するが、本例では、図106(e)〜同図(o)に示す期間に亘って、アイテム付与演出に関連する表示を、演出カスタマイズ画面に関する表示よりも手前に表示することで、アイテム付与演出に関連する表示の少なくとも一部を、演出カスタマイズ画面の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、アイテム付与演出の視認性が阻害されることがないため、アイテムが付与されたことや、付与されたアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、演出カスタマイズ画面の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
また、本例では、図106(l)に示すタイミングでチャンスボタン136による操作を受け付けているが、演出カスタマイズ画面よりも、ボタン演出に関する表示を手前に表示させていることから、演出カスタマイズ画面に関する操作(本例では、演出カスタマイズ画面において、設定するアイテムを決定する操作)よりも、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を優先して受け付けるように構成している。
よって、図106(l)に示すタイミング(ボタン演出が演出カスタマイズ画面よりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うが、図106(n)に示すタイミング(ボタン演出が表示されておらず演出カスタマイズ画面が表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、演出カスタマイズ画面に関する操作(本例では、演出カスタマイズ画面において、設定するアイテムを決定する操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行う。なお、図106(l)に示すタイミング(ボタン演出が演出カスタマイズ画面よりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合であっても、演出カスタマイズ画面に関する操作(本例では、演出カスタマイズ画面において、設定するアイテムを決定する操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うように構成してもよい。
また、本例では、ボタン演出中において「はい」の選択肢が仮選択された状態で、図106(l)に示すように、チャンスボタン136の押下操作を受け付け、図106(m)に示すように、「はい」の選択肢をハイライト表示した場合であっても、獲得したアイテムを即座にセットする処理は行わず、図106(q)〜同図(u)に示すように、改めてメニュー画面において携帯端末連動サービス画面が選択され、図106(v)に示すように、演出カスタマイズ画面が表示された場合に、アイテム付与演出において獲得したアイテム(本例では、アイテムA)が設定可能になるように構成している。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例13>
次に、図107を用いて、実施例13に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図107は、実施例13に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例13は、図99や図100を用いて説明した演出カスタマイズ画面の表示中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始した後、ボタン演出における操作によって即座にアイテムを設定する例である。
メータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、上記実施例12と同じであるため、図107において同じ符号を付すとともに、その説明は省略するが、本例では、図107(j)〜同図(k)に示すボタン演出中において「はい」の選択肢が仮選択された状態で、図107(l)に示すように、チャンスボタン136の押下操作を受け付けた場合、図107(m)に示すように、「はい」の選択肢をハイライト表示することで、「はい」の選択が確定したこと(獲得したアイテムAをセットする選択がなされたこと)を報知する。演出カスタマイズ画面を表示中にアイテムを獲得した場合は、図107(i)に示すように、表示中の演出カスタマイズ画面において、選択可能なアイテムとして、アイテムAを追加表示する。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例14>
次に、図108を用いて、実施例14に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図108は、実施例14に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例14は、図99や図100を用いて説明した演出カスタマイズ画面の表示中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始した後、演出カスタマイズ画面を用いてアイテムを設定する点は、図106を用いて説明した実施例12と同じであるが、本例では、演出カスタマイズ画面を、アイテム付与演出に関する表示よりも手前に表示することで、演出カスタマイズ画面の少なくとも一部を、アイテム付与演出に関する表示の少なくとも一部(本例では、メータの全てのゲージ)にオーバーラップさせている。
このような構成とすれば、演出カスタマイズ演出の視認性が阻害されることがないため、獲得したアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、アイテム付与演出の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。なお、演出カスタマイズ画面の少なくとも一部を、アイテム付与演出に関する表示の少なくとも一部にオーバーラップさせないように構成してもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例15>
次に、図109を用いて、実施例15に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図109は、実施例15に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例15は、図99や図100を用いて説明した演出カスタマイズ画面の表示中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始した後、演出カスタマイズ画面の表示中に図柄変動表示が開始された場合であってもアイテム付与演出を継続する例である。なお、メータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、演出カスタマイズ画面の表示中であることを除いて上記実施例12と同じであるため、図109において同じ符号を付すとともに、その説明は省略する。
本例では、図109(k)に示すアイテム付与演出中において、図109(l)に示すように、始動口(本例では、第1特図始動口230)に球が入球したことから、続く図109(m)では、図柄変動表示を開始しているが、アイテム付与演出を継続している。このような構成とすれば、アイテム付与演出が遊技者の予期しないタイミングで中止されてしまうことがなく、遊技者の遊技意欲を阻害することがない。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例16>
次に、図110を用いて、実施例16に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図110は、実施例16に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例16は、図柄変動中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する点は、図92を用いて説明した実施例1と同じであるが、本例では、当該変動と次回の変動の2回の変動に跨ってアイテムを表示している。
具体的には、図110(k)に示すアイテム付与演出の実行中に当該変動が終了し、図柄の停止表示を行った後、続く図110(l)に示すように、特図2の保留に基づいて新たな変動遊技を開始している。そして、アイテム付与条件が成立した図柄変動に続く次の図柄変動においてもボタン演出を継続し、図110(m)に示すように、チャンスボタン136の押下操作を受け付けたことに基づいて、ボタン演出を終了し、アイテム付与演出を再開し、遊技者が獲得したアイテムを表示している。本例のように、複数の図柄変動に跨ってアイテムの表示を可能とすれば、図柄変動の停止や開始に伴ってアイテム付与演出が中断されてしまうようなことがなく、遊技者の遊技意欲を持続できる場合がある。なお、アイテムの表示を継続する図柄変動は2回に限定されず、3回以上であってもよいし、連続した図柄変動でなくてもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例17>
次に、図111を用いて、実施例17に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図111は、実施例17に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例17は、図柄変動中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する点は、図92を用いて説明した実施例1と同じであるが、本例では、アイテム付与演出の実行中にもメータ増加用進入口227への球の進入を検出可能であり、球の進入を検出した場合にメータ増加演出を実行している。
具体的には、図110(j)に示すアイテム付与演出の実行中に、図110(k)に示すように、メータ増加用進入口227への球の進入を検出したため、続く図110(l)に示すように、アイテム付与演出によるアイテムの表示中に、メータのゲージを進行させるメータ増加演出を開始している。本例のように、アイテムの表示中にメータの増加を可能とすれば、遊技者の遊技意欲をさらに高めることができる場合がある。なお、アイテムの表示中のメータの増加を可能とすることに加えて、アイテム付与条件の成立が可能であってもよく(メータのゲージが満タンになることが可能であってもよく)、この場合、アイテム付与の権利を次遊技以降に持ち越しできるように構成してもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例18>
次に、図112を用いて、実施例18に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図112は、実施例18に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例18は、図柄変動中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてミニゲームを実行し、当該ミニゲームが終了した後にアイテム付与演出を開始する。図112(e)はミニゲームを開始した状態である。本例では、メータのゲージを表示する表示領域を拡大し、拡大後の表示領域において、あみだくじを実行するように構成している。なお、ミニゲームは、他の種類のゲームであってもよいことは言うまでもない。
本例のあみだくじにおけるキャラのスタート位置は、予め定めた位置であってもよいし、抽選によって決定してもよいし、遊技者の選択操作に基づいて決定してもよく、遊技者の選択操作に関わらず結果が予め定められていてもよい。また、あみだくじの結果の「×」の符号は、はずれ、カプセルを模した画像は、アイテムの獲得、Eの文字は、アイテムEを獲得することを意味しており、Eの文字に到達する場合は獲得するアイテムを予告するように構成している。なお、カプセルを模した画像の柄や色が通常とは異なる場合は、特定のアイテムの出現率が高くてもよいし、ミニゲームの種類は複数あってもよく、ミニゲームの種類によってアイテムの獲得のし易さや特定アイテムの出現率が異なっていてもよい。
本例では、ミニゲーム(あみだくじ)の結果がカプセルを模した画像であったことから、当該画像を用いたアイテム付与演出を開始し、遊技者が獲得したアイテムを表示している。本例のような構成とすれば、アイテム付与条件が成立してからアイテムが表示されるまでの期間について遊技者を飽きさせることなく、楽しませることができる場合がある。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/変形例1>
次に、図113を用いて、変形例1に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図113は、変形例1に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
上記実施形態では、「メータ増加用進入口227への球の進入」をメータ増加演出の契機としたが、本発明は、これに限定されるものではなく、「メータ増加用進入口227への球の進入」以外の条件をメータ増加演出の契機としてもよい。したがって、例えば、図113(a)〜同図(b)に示すように、非図柄変動中に始動口(本例では、第1特図始動口230)に球が入球した場合にメータ増加演出を実行してもよいし、図113(c)〜同図(e)に示すように、図柄変動中に始動口(本例では、第1特図始動口230)に球が入球した場合にメータ増加演出を実行してもよい。
また、図113(e)〜同図(g)に示すように、変動遊技の先読み結果に基づいて、第一の表示態様の保留アイコンPI1を第二の表示態様の保留アイコンPI2に変化させた場合にメータ増加演出を実行してもよいし、図113(i)〜同図(l)に示すように、疑似連を実行した場合にメータ増加演出を実行してもよい。
また、図113(m)〜同図(o)に示すように、ボタン演出の実行中に操作手段(本例では、チャンスボタン136)による操作を受け付けた場合にメータ増加演出を実行してもよいし、図113(p)に示すように、リーチを実行した場合にメータ増加演出を実行してもよいし、図113(q)に示すように、SPリーチやSPリーチ演出を実行した場合にメータ増加演出を実行してもよいし、図113(r)に示すように、予告表示(本例では、姫のキャラクタ画像の表示)を実行した場合にメータ増加演出を実行してもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/変形例2>
次に、図114を用いて、変形例2に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図114は、変形例2に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
図99や図100を用いて説明した音量調整画面の表示中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する点は、図104を用いて説明した実施例10と同じであるが、本例では、ボタン演出に関する表示よりも、音量調整に関する表示を手前に表示させている場合であっても、音量調整に関する操作(本例では、音量を調整するための操作)よりも、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を優先して受け付けるように構成している。
具体的には、図114(c)に示す音量調整画面の表示中において、図114(d)に示すように、メータ増加用進入口227に1個の球が進入した場合、続く図114(e)に示すように、点灯していた1つのゲージを消灯することで10個の全てのゲージが消灯するメータ増加演出を実行した後、図114(f)に示すように、メータの表示に代えて「満タン」の文字表示CD2を行うメータ増加演出を実行することで、メータ増加用進入口227に所定数(本例では10個)の球が進入し、アイテム付与条件が成立したことを報知する。
続く図114(g)に示す状態は、アイテム付与演出を開始した状態である。本例に係るアイテム付与演出では、アイテム付与条件が成立したことを契機として、図114(g)〜同図(i)に示す期間に亘って、カプセルの外観を模した画像CGを段階的に拡大表示しながら、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域から中央まで移動させるアニメーション表示を行い、図114(j)に示すように、カプセルを模した画像CGの内部からアイテムに関する情報が出現するアニメーション表示を行った後、図114(k)に示すように、アイテムに関する情報として、アイテム名(本例では、アイテムA)INの表示とアイテムの説明IT(本例では、アイテムAの説明(内容は省略))の表示を行う。
なお、本例では、アイテム付与演出に関連する表示を、音量調画面の表示よりも奥側に表示することで、音量調画面の表示の少なくとも一部を、アイテム付与演出に関連する表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、音量調整画面の視認性が阻害されることがないため、音量調整に関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、アイテム付与演出の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
また、本例では、ボタン演出に関する表示よりも、音量調整に関する表示を手前に表示させているが、図114(n)に示すように、第二の操作手段(本例では、右キー161a)の操作を受け付けた場合には、音量を1段階上げる処理を実行することなく、ボタン演出中において「はい」と「いいえ」の仮選択を切り替える表示を実行し、第三の操作手段(本例では、左キー161b)の操作を受け付けた場合には、音量を1段階下げる処理を実行することなく、ボタン演出中において「はい」と「いいえ」の仮選択を切り替える表示を実行する。
また、ボタン演出中において「はい」の選択肢が仮選択された状態で、図114(r)に示すように、チャンスボタン136の押下操作を受け付けた場合、ボタン演出を終了した後、図114(s)〜同図(u)に示す期間に亘って、アイテム名を段階的に縮小表示しながら、装飾図柄表示装置208の中央から下側の表示領域まで移動させるアニメーション表示を行った後、「アイテム未設定」の文字表示CD1に代えて「アイテムA設定中」の文字表示CD3を行う。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/変形例3>
次に、図115を用いて、変形例3に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図115は、変形例3に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
上記実施形態では、「メータ増加用進入口227への球の進入」をアイテム付与の成立条件としたが、本発明は、これに限定されるものではなく、「メータ増加用進入口227への球の進入」以外の条件をアイテム付与の成立条件としてもよい。したがって、例えば、図115(a)〜同図(c)に示すように、可変入賞口234に進入した球の累積数(例えば、大当り遊技中における累計獲得球数)が所定数(本例では、10000球)を超えた場合にアイテムを付与してもよいし、図115(d)〜同図(h)に示すように、操作手段によって特定の操作を受け付けた場合(本例では、上キー161c→右キー161a→下キー161d→左キー161bの順番で操作を受け付けた場合)にアイテムを付与してもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る遊技台(例えば、図1に示すパチンコ機100)は、表示手段(例えば、図3に示す装飾図柄表示装置208)を備えた遊技台であって、前記表示手段は、演出設定表示(例えば、図106に示す演出カスタマイズ画面、図104に示す音量調整画面、図100に示す輝度調整画面)を表示可能な手段であり、前記演出設定表示とは、1または複数の設定(例えば、図106に示すアイテムの設定、図103に示す音量の設定、図100に示す輝度の設定)を含む表示のことであり、前記演出設定表示の表示中において、表示中の該演出設定表示とは別に、1の設定(例えば、図104や図106に示すアイテムAの設定)を含む表示(以下、「第一の表示」という。例えば、図104や図106に示す、アイテムを付与したことを示唆する表示(アイテム名INの表示とアイテムの説明ITの表示))を前記表示手段に表示可能である、ことを特徴とする遊技台である。
本実施形態に係る遊技台によれば、演出設定表示の表示中において、該表示中の演出設定表示とは別に、1の設定を含む第一の表示を表示可能であるため、演出設定表示の表示中であっても遊技者を楽しませることができる場合がある。
また、数または量が増加または減少する表示を表示可能なカウント表示手段(例えば、図92(a)等に示すメータのゲージGG)を備え、前記カウント表示手段の表示が或るカウント表示(以下、「第一のカウント表示」という。例えば、図92(c)等に示す、10個の全てのゲージが消灯する表示や、図92(d)等に示す「満タン」の文字表示CD2)となった場合に、前記第一の表示が前記表示手段に表示され、前記カウント表示手段による表示は、非図柄変動表示の期間に変化可能な表示であってもよい。
このような構成とすれば、非図柄変動表示中にカウント表示手段の表示が変化するので遊技者を飽きさせることなく遊技させることができる場合がある。また、変動遊技の保留が無くなっても遊技者を興醒めさせない場合がある。
また、前記カウント表示手段の表示が前記第一のカウント表示となった場合に、前記第一の表示とは異なる第二の表示が前記表示手段に表示され、前記第二の表示とは、予告を示す表示(例えば、図95(m)等に示す「熱」の文字表示を含むアイテム画像IGの表示)のことであってもよい。
このような構成とすれば、設定を含む表示以外の表示が表示されることにより、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
また、前記カウント表示手段の表示が前記第一のカウント表示となった場合に、ミニゲーム(例えば、図112に示すミニゲーム)が実行された後に前記第一の表示が前記表示手段に表示されてもよい。
このような構成とすれば、第一の表示が表示されるまでの期間について遊技者を楽しませることができる場合がある。
また、操作手段(例えば、図92(l)等に示すチャンスボタン136)を備え、前記表示手段は、前記第一の表示の表示中に、前記操作手段に関する表示(以下、「第一の操作表示」という。例えば、図92(j)等に示すボタン演出)を表示可能な手段であり、前記第一の操作表示とは、前記操作手段の有効期間表示(例えば、図92(j)等に示す操作有効期間表示TG)を含む表示であってもよい。
このような構成とすれば、第一の表示の表示中も遊技者が操作手段を操作して参加でき、遊技者の介入度合いを高めることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
また、前記演出設定表示と前記第一の表示の表示中に図柄変動表示が開始されると、該演出設定表示が消去されるものであってもよい。
このような構成とすれば、第一の表示を演出設定表示よりも長く表示して遊技者にアピールすることができ、遊技者の遊技意欲を高めることができる場合がある。
また、前記第一の表示が前記表示手段に表示されると、前記演出設定表示において選択可能な設定(例えば、図106に示すアイテムの設定)が増加するものであってもよい。
このような構成とすれば、遊技者による選択肢を増やすことができ、遊技者の遊技意欲を高めることができる場合がある。
また、図115(o)〜同図(r)に示すように、前記演出設定表示(例えば、演出カスタマイズ画面)の表示中において、所定の遊技領域に球が進入した場合(例えば、メータ増加用進入口に球が入球した場合、始動口や入賞口に球が入球した場合)に、該表示中の演出設定表示とは別に、前記第一の表示(例えば、遊技者がアイテムAを獲得したことを示唆する表示)を前記表示手段に表示可能であって、前記演出設定表示における1または複数の設定に、前記第一の表示に対応する設定(例えば、アイテムA)を追加して前記表示手段に表示可能なものであってもよい。
なお、本発明に係る遊技台の構成は、上記実施形態に係るパチンコ機100の構成に限定されるものではなく、例えば、非図柄変動中に出現したアイテムの表示中に、図柄変動が開始した場合であっても、該アイテムを消去しなくてもよい。また、カスタム表示とアイテムを表示中に、図柄の変動が開始した場合であっても、該アイテムを消去せずにカスタム表示のみを消去してもよい。また、カスタム表示の表示中はメータが視認し難い(または、視認不可能)であっても、メータが満タンになった場合にはアイテムを出現させてもよい。また、非図柄変動中にメータが満タンになった後にアイテムを出現させてもよい。
また、一部を非図柄変動中に貯めたメータが、図柄変動中に満タンになった後に信頼度を示すアイテムを出現させてもよい。また、信頼度を示すアイテム(熱、激熱など)は、非図柄変動時よりも図柄変動時に出現させ易くしてもよいし、非図柄変動時に出現させなくてもよい。また、非図柄変動中にボタン有効メータ(操作有効期間表示)を表示してもよい。また、デモ画面の表示をキャンセルして(または、キャンセルすることなく)アイテムを表示してもよいし、メニュー表示をキャンセルして(または、キャンセルすることなく)アイテムを表示してもよいし、二次元コードの表示をキャンセルして(または、キャンセルすることなく)アイテムを表示してもよい。
また、球通過以外の契機でメータが貯まってもよい。また、メータの増加量が通常時よりも増加する増加モードがあってもよい。また、この場合、保留満タンまたは電サポ終了で増加モードに移行するように構成してもよい。また、メータ満タンでミニゲーム後にアイテムが出現させてもよい。また、SPリーチ中であってもアイテムが出現する演出を行ってもよい。また、リーチのボタン演出の期間とカスタマイズ可否のボタン演出の期間が重なってもよく、一方よりも他方の演出にボタンが有効となってもよい。また、出現するアイテムが遊技状態やステージ毎やタイミングによって変化してもよい。
また、カスタマイズ画面の表示中にアイテムを出現させた場合に、カスタマイズ画面における「?」の表示を変化(アイテムを追加表示)させてもよいし、変化させずにカスタマイズ画面を再表示させた場合に、カスタマイズ画面における「?」の表示を変化させていてもよい。また、出現するアイテムの予告を行ってもよく、メータの色が通常時と違うと特定のアイテムが出現し易くしてもよく、時間経過で色を変化させてもよい。また、アイテムが複数変動に跨がって表示されてもよいし、アイテムの表示中にメータが貯まってもよいし、1種類の契機でメータが満タンになるように構成してもよい。
また、装飾図柄表示装置208以外の他の表示デバイス(例えば、他の液晶表示装置、1または複数の単色またはフルカラーのLED、ドットマトリクス表示装置、7セグメント表示装置、有機EL(ElectroLuminescence)表示装置、リール(ドラム)式表示装置、リーフ式表示装置、プラズマディスプレイ、またはプロジェクタ)のみでメータ表示を行ってもよく、装飾図柄表示装置208と他の表示デバイスでそれぞれメータ表示を行ってもよく(例えば、メータ増加用進入口227へ球が進入すると装飾図柄表示装置208のメータ表示と他の表示デバイスのメータ表示が同じ増加量だけ増加する)、装飾図柄表示装置208と他の表示デバイスで1つのメータ表示を行うカウント表示手段としてもよい。
また、本発明に係る遊技台は、パチンコ機に限定されるものではなく、例えば、複数種類の図柄が施された複数のリールと、リールの回転を指示するためのスタートレバーと、各々のリールに対応して設けられ、リールの回転を個別に停止させるための停止ボタンと、複数種類の役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段と、抽選手段の抽選結果に基づいてリールの回転の停止に関する停止制御を行うリール停止制御手段と、抽選手段の抽選結果に基づいて停止されたリールによって表示される図柄組合せが、内部当選した役に対応して予め定めた図柄組合せであるか否かの判定をする判定手段と、図柄の停止態様が所定の入賞態様である場合、所定の入賞態様に対応する遊技媒体を払出す遊技媒体払出処理を行う払出制御手段と、を備えたスロットマシンなどにも好適である。
また、本発明に係る遊技台は、封入式遊技機に適用することもできる。ここで、「封入式遊技機」は、遊技機内に封入された遊技球を循環使用するものである。また、主制御部、第1副制御部、および第2副制御部をワンチップで構成してもよいし、主制御部と第1副制御部で双方向の通信が可能に構成してもよい。また、主制御部と第1副制御部で双方向の通信を可能とする一方で、第1副制御部から第2副制御部への通信は一方向の通信としてもよい。
次に、図116乃至図169を用いて、本実施形態によるパチンコ機100において実行される演出の他の具体例について説明する。なお、図116〜図169に示す符号は、原則として図116〜図169に示す実施例の説明にのみ用いることとし、重複する符号が他の図面に示されている場合であっても、図116〜図169に示す符号を優先する。
次に、図116乃至図118を用いて、可動体1、および可動体2を用いた演出例を説明する。
図116は、可動体1、および可動体2を用いた演出例を段階的に示している。
図116(a)は、可動体1、2が装飾図柄表示装置208の上方の初期位置に位置している状態を示している。可動体1、2のそれぞれが初期位置に位置する場合は、可動体1が可動体2にオーバーラップしている。このため、可動体1、2のそれぞれが初期位置に位置する場合は、遊技者からは可動体2が可動体1によって視認し難くなっている。可動体1、2は、発光手段(例えば、複数のLED)を備えた可動体であり、演出に合わせて様々な発光パターンで発光することができる可動体である。図116(a)は、可動体1、2の発光手段が発光していない状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の中央下の領域は、変動アイコン表示を表示する領域であり、変動アイコン表示の表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示の表示領域の左方は、特図1保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコン表示領域には、商人のキャラクタ態様をした保留アイコンab1、デフォルト態様の保留アイコンab2、ab3が表示されている。商人のキャラクタ態様をした保留アイコンは、先読み予告として用いられる保留アイコンである。また、変動アイコン表示の表示領域の右方は、特図2保留アイコン表示領域であり、特図2保留アイコン表示領域には、デフォルト態様の保留アイコンac1が表示されている。なお、図116乃至図118において、可動体1、2に備えられている発光手段が発光している場合は、薄墨色で表し、発光手段が発光していない場合は、白色で表している。
装飾図柄表示装置208における表示は、複数のレイヤーにより構成されている。最奥のレイヤーでは、装飾図柄の変動表示が行われている。最前のレイヤーでは、「球を抜いてください」の文字列による球抜きエラー表示h111が表示されている。装飾図柄が表示されるレイヤーと球抜きエラー表示h111が表示されるレイヤーの間のレイヤーには、チャンスボタン136を模したボタン予告表示h110、チャンスボタン136の操作有効期限をゲージで表す操作有効期限表示h112、および「殿」キャラクタと「リーチになったらチャンス!」の吹き出しによる予告表示(またはチュートリアル表示)h113が表示されている。
図116(a)に続く、図116(b)は、可動体1、2が初期位置に位置たままで、それぞれの発光手段が発光している状態を示している。
図116(b)に続く、図116(c)は、可動体1が初期位置から装飾図柄表示装置208の略中央前方に移動し、可動体2は初期位置に位置している状態を示している。可動体1が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置することで、可動体1が装飾図柄の一部、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6の一部、ボタン予告表示h110の一部、球抜きエラー表示h111の一部、操作有効期限表示h112、および予告表示(またはチュートリアル表示)h113の一部にオーバーラップしている。なお、可動体1が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置することで、可動体1がこれら以外の表示にオーバーラップする場合があってもよいし、これらの表示のうちのいずれか一の表示にオーバーラップしない場合があってもよい。
図116(c)に続く、図116(d)は、可動体1が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、変形動作が行われている途中の状態を示している。可動体1の可動部11が初期姿勢から右回りに約30°回転し、可動部12が初期姿勢から左回りに約30°回転し、可動部14が下方に移動している。
図116(d)に続く、図116(e)は、可動体1が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、変形動作が完了した状態を示している。可動体1の可動部11が初期姿勢から右回りに約120°回転し、可動部12が初期姿勢から左回りに約120°回転し、可動部14が下方に移動している。可動体1が変形することで、新たに、保留アイコンab1〜ab3の一部、変動アイコンad1の一部、保留アイコンac1の一部、ボタン予告表示h110の他の一部、および球抜きエラー表示h111の他の一部等が可動体1によってオーバーラップされている。なお、可動体1が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置で変形することで、可動体1がこれら以外の表示にオーバーラップする場合があってもよいし、これらの表示のうちのいずれか一の表示にオーバーラップしない場合があってもよい。
図116(e)に続く、図116(f)は、可動体1が変形前の形状に戻る動作を行った後に初期位置に移動して、可動体1、2のそれぞれの発光手段を消灯した状態を示している。
このように、本演出例では、初期位置の状態で前後方向に重なる位置に位置している可動体1と可動体2において、前側にある可動体1のみが装飾図柄表示装置208の前方に落下して変形する動作が行われる例である。本演出例は、先読み予告として行われてもよいし、当該変動の予告として行われてもよい。本演出例が行われる場合は、本演出例が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。
図117は、図232乃至図236等で説明した可動体1、および可動体2を用いた演出例を段階的に示している。
図117(a)は、可動体1、2が装飾図柄表示装置208の上方の初期位置に位置している状態を示している。可動体1、2のそれぞれが初期位置に位置する場合は、可動体1が可動体2にオーバーラップしている。このため、可動体1、2のそれぞれが初期位置に位置する場合は、遊技者からは可動体2が可動体1によって視認し難くなっている。可動体1、2は、発光手段(例えば、複数のLED)を備えた可動体であり、演出に合わせて様々な発光パターンで発光することができる可動体である。図117(a)は、可動体1、2の発光手段が発光していない状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の中央下の領域は、変動アイコン表示を表示する領域であり、変動アイコン表示の表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示の表示領域の左方は、特図1保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコン表示領域には、商人のキャラクタ態様をした保留アイコンab1、デフォルト態様の保留アイコンab2、ab3が表示されている。商人のキャラクタ態様をした保留アイコンは、先読み予告として用いられる保留アイコンである。また、変動アイコン表示の表示領域の右方は、特図2保留アイコン表示領域であり、特図2保留アイコン表示領域には、デフォルト態様の保留アイコンac1が表示されている。
装飾図柄表示装置208における表示は、複数のレイヤーにより構成されている。最奥のレイヤーでは、装飾図柄の変動表示が行われている。最前のレイヤーでは、「球を抜いてください」の文字列による球抜きエラー表示h111が表示されている。装飾図柄が表示されるレイヤーと球抜きエラー表示h111が表示されるレイヤーの間のレイヤーには、チャンスボタン136を模したボタン予告表示h110、チャンスボタン136の操作有効期限をゲージで表す操作有効期限表示h112、および「殿」キャラクタと「リーチになったらチャンス!」の吹き出しによる予告表示(またはチュートリアル表示)h113が表示されている。
図117(a)に続く、図117(b)は、可動体1、2が初期位置に位置たままで、それぞれの発光手段が発光している状態を示している。
図117(b)に続く、図117(c)は、可動体2が初期位置から装飾図柄表示装置208の略中央前方に移動し、可動体1は初期位置に位置している状態を示している。可動体2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置することで、可動体2が装飾図柄の一部、特図2保留数aa3の一部、特図2の第4図柄aa4、ボタン予告表示h110の一部、球抜きエラー表示h111、操作有効期限表示h112、および予告表示(またはチュートリアル表示)h113の一部にオーバーラップしている。なお、可動体2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置することで、可動体2がこれら以外の表示にオーバーラップする場合があってもよいし、これらの表示のうちのいずれか一の表示にオーバーラップしない場合があってもよい。
図117(c)に続く、図117(d)は、可動体2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、変形動作が行われている途中の状態を示している。可動体2の一対の可動部23のそれぞれが初期姿勢から右回りに約70°回転している。
図117(d)に続く、図117(e)は、可動体2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、変形動作が完了した状態を示している。可動体2の一対の可動部23のそれぞれが初期姿勢から右回りに約90°回転している。可動体2が変形することで、新たに、保留アイコンab1、ab2の一部、ボタン予告表示h110の他の一部が可動体2によってオーバーラップされている。なお、可動体2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置で変形することで、可動体2がこれら以外の表示にオーバーラップする場合があってもよいし、これらの表示のうちのいずれか一の表示にオーバーラップしない場合があってもよい。
図117(e)に続く、図117(f)は、可動体2が変形前の形状に戻る動作を行った後に初期位置に移動して、可動体1、2のそれぞれの発光手段を消灯した状態を示している。
このように、本演出例では、初期位置の状態で前後方向に重なる位置に位置している可動体1と可動体2において、後側にある可動体2のみが装飾図柄表示装置208の前方に落下して変形する動作が行われる例である。本演出例は、先読み予告として行われてもよいし、当該変動の予告として行われてもよい。本演出例が行われる場合は、本演出例が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、図116に示した演出例が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよいし、本演出例が行われる場合よりも図116に示した演出例が行われる場合の方が、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。
図118は、図232乃至図236等で説明した可動体1、および可動体2を用いた演出例を段階的に示している。
図118(a)は、可動体1、2が装飾図柄表示装置208の上方の初期位置に位置している状態を示している。可動体1、2のそれぞれが初期位置に位置する場合は、可動体1が可動体2にオーバーラップしている。このため、可動体1、2のそれぞれが初期位置に位置する場合は、遊技者からは可動体2が可動体1によって視認し難くなっている。可動体1、2は、発光手段(例えば、複数のLED)を備えた可動体であり、演出に合わせて様々な発光パターンで発光することができる可動体である。図118(a)は、可動体1、2の発光手段が発光していない状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の中央下の領域は、変動アイコン表示を表示する領域であり、変動アイコン表示の表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示の表示領域の左方は、特図1保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコン表示領域には、商人のキャラクタ態様をした保留アイコンab1、デフォルト態様の保留アイコンab2、ab3が表示されている。商人のキャラクタ態様をした保留アイコンは、先読み予告として用いられる保留アイコンである。また、変動アイコン表示の表示領域の右方は、特図2保留アイコン表示領域であり、特図2保留アイコン表示領域には、デフォルト態様の保留アイコンac1が表示されている。
装飾図柄表示装置208における表示は、複数のレイヤーにより構成されている。最奥のレイヤーでは、装飾図柄の変動表示が行われている。最前のレイヤーでは、「球を抜いてください」の文字列による球抜きエラー表示h111が表示されている。装飾図柄が表示されるレイヤーと球抜きエラー表示h111が表示されるレイヤーの間のレイヤーには、チャンスボタン136を模したボタン予告表示h110、チャンスボタン136の操作有効期限をゲージで表す操作有効期限表示h112、および「殿」キャラクタと「リーチになったらチャンス!」の吹き出しによる予告表示(またはチュートリアル表示)h113が表示されている。
図118(a)に続く、図118(b)は、可動体1、2が初期位置に位置したままで、それぞれの発光手段が発光している状態を示している。
図118(b)に続く、図118(c)は、可動体1、2が同時に初期位置から移動を開始して、同時に装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置した状態を示している。可動体1、2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置することで、可動体1や可動体2が装飾図柄の一部、特図2保留数aa3の一部、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6の一部、ボタン予告表示h110の一部、球抜きエラー表示h111、操作有効期限表示h112、および予告表示(またはチュートリアル表示)h113の一部にオーバーラップしている。また、可動体1、2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置することで、可動体1や可動体2がこれら以外の表示にオーバーラップする場合があってもよいし、これらの表示のうちのいずれか一の表示にオーバーラップしない場合があってもよい。なお、可動体1と可動体2の移動開始のタイミングが異なる場合があってもよい。また、可動体1と可動体2の移動開始のタイミングを異ならせても移動終了のタイミングが同じになる場合があってもよいし、可動体1と可動体2の移動開始のタイミングを同じにしても移動終了のタイミングが異なる場合があってもよい。
図118(c)に続く、図118(d)は、可動体1、2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、変形動作が行われている途中の状態を示している。可動体1の可動部11が初期姿勢から右回りに約30°回転し、可動部12が初期姿勢から左回りに約30°回転し、可動部14が下方に移動し、可動体2の一対の可動部23のそれぞれが初期姿勢から右回りに約70°回転している。なお、可動体1と可動体2の変形動作の開始のタイミングが異なる場合があってもよい。
図118(d)に続く、図118(e)は、可動体1、2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、変形動作が同時に終了した状態を示している。可動体1の可動部11が初期姿勢から右回りに約120°回転し、可動部12が初期姿勢から左回りに約120°回転し、可動部14が下方に移動し、可動体2の一対の可動部23のそれぞれが初期姿勢から右回りに約90°回転している。可動体1、2が変形することで、新たに、保留アイコンab1〜ab3の一部、変動アイコンad1の一部、保留アイコンac1の一部、ボタン予告表示h110の他の一部、および球抜きエラー表示h111の他の一部が可動体1や可動体2によってオーバーラップされている。また、可動体1、2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置で変形することで、可動体1や可動体2がこれら以外の表示にオーバーラップする場合があってもよいし、これらの表示のうちのいずれか一の表示にオーバーラップしない場合があってもよい。なお、可動体1と可動体2の変形動作の終了のタイミングが異なる場合があってもよい。
図118(e)に続く、図118(f)は、可動体1、2が変形前の形状に戻る動作を同時に行った後に、同時に初期位置に移動開始、および移動終了して、可動体1、2のそれぞれの発光手段を同時に消灯した状態を示している。なお、可動体1と可動体2が変形前の形状に戻る動作は、別々のタイミングで開始される場合があってもよいし、別々のタイミングで終了される場合があってもよい。また、可動体1と可動体2の変形前の形状に戻る動作の開始のタイミングを異ならせても終了のタイミングが同じになる場合があってもよいし、可動体1と可動体2の変形前の形状に戻る動作の開始のタイミングを同じにしても終了のタイミングが異なる場合があってもよい。また、可動体1と可動体2の初期位置への移動開始のタイミングが異なる場合があってもよいし、可動体1と可動体2の初期位置への移動開始のタイミングが異なる場合があってもよい。また、可動体1と可動体2の初期位置への移動開始のタイミングを異ならせても移動終了のタイミングを同じになる場合があってもよいし、可動体1と可動体2の初期位置への移動開始のタイミングを同じにしても移動終了のタイミングが異なる場合があってもよい。可動体1、2のそれぞれの発光手段が別々のタイミングで消灯する場合があってもよい。
このように、本演出例では、初期位置の状態で前後方向に重なる位置に位置している可動体1と可動体2において、両方の可動体が装飾図柄表示装置208の前方に同時に落下して同時に変形する動作が行われる例である。本演出例は、先読み予告として行われてもよいし、当該変動の予告として行われてもよい。本演出例が行われる場合は、本演出例が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、図116に示した演出例や図117に示した演出例が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよいし、本演出例が行われる場合よりも図116に示した演出例や図117に示した演出例が行われる場合の方が、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。
次に、図119乃至図127を用いて、可動体90、および可動体90を用いた演出例を説明する。
図119を用いて、可動体90を説明する。図119(a)は、可動体90の略示正面図であり、図119(b)は、可動体90の略示左側面図である。
可動体90は、可動体90a、可動体90aの左下に設けられた可動体90b、可動体90bを動作させるためのモータm1と回転軸d1、可動体90aの右下に設けられた可動体90c、および可動体90cを動作させるためのモータm2と回転軸d2を有している。可動体90aは、板状の横長長方形の基板取付ベース部90a1、LED基板90a2、およびカバー部90a3を有している。可動体90bは、板状の扇形の基板取付ベース部90b1、LED基板90b2、およびカバー部90b3を有し、可動体90cは、板状の扇形の基板取付ベース90c1、LED基板90c2、およびカバー部90c3を有している。
可動体90aのLED基板90a2には、発光ダイオードa11〜a35が3行6列の配列に整列して設けられている(ただし、2行1列目、3行1列目、2行6列目、および3行6列目には発光ダイオードが設けられていない)。可動体90bのLED基板90b2には、円弧部分の外周に沿うように、発光ダイオードb1〜b4が設けられ、可動体90cのLED基板90c2には、円弧部分の外周に沿うように、発光ダイオードc1〜c4が設けられている。発光ダイオード(a11〜c4)は、全てが単色(同色、または異色)の発光ダイオードで構成されてもよいし、一部が単色の発光ダイオードで他の一部がフルカラーLEDであってもよいし、全てがフルカラーLEDで構成されてもよい。また、可動体90aに搭載する発光ダイオード(a11〜c4)には、発光ダイオード以外の光源を用いてもよい。
図120を用いて、可動体90の初期動作を説明する。図120(a)〜(g)は、パチンコ機100の電源投入時等に行われる可動体90の初期動作を段階的に示している。なお、図120乃至図126において、可動体90a、90b、および90cに搭載されている発光ダイオードが消灯している場合を白色で表し、点灯している場合を薄墨色で表している。また、図120乃至図126において、カバー部90a3、90b3、90c3の図示を省略している。
図120(a)は、可動体90が初期位置に位置し、可動体90a、90b、および90cに搭載されている発光ダイオードが消灯している状態を示している。可動体90は、両端に設けられたアーム部によって上下方向の移動が可能となっている。可動体90の両端に設けられたアーム部は、透明、半透明、または有色であってもよいし、発光ダイードを配置することで発光可能であってもよい。アーム部の後方には、可動体90に接続されるケーブルを遊技者から視認できないように配置してもよい。また、装飾図柄表示装置208には、「準備中」の文字列が表示されている。
図120(a)に続く、図120(b)は、可動体90が移動して装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置し、可動体90a、90b、および90cに搭載されている全ての発光ダイオードが点灯している状態を示している。また、「準備中」の文字列の表示が可動体90によってオーバーラップされている。
図120(b)に続く、図120(c)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが回転する動作が行われた状態を示している。可動体90bは、左回りに約60°回転し、可動体90cは、右回りに約60°回転している。また、可動体90b、90cが回転することで、可動体90b、90cによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの一部の発光ダイオードa32〜a35が視認可能となっている。
図120(c)に続く、図120(d)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが同時に回転する動作が行われた状態を示している。可動体90bは、初期姿勢から左回りに90°回転し、可動体90cは、初期姿勢から右回りに90°回転している。また、可動体90b、90cが回転することで、可動体90aに搭載されている全ての発光ダイオードa11〜a35が視認可能になっている。
図120(d)に続く、図120(e)は、可動体90に設けられた全ての発光ダイードを消灯して、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻る回転動作が行われた状態を示している。可動体90bは、図120(d)の姿勢から右回りに約30°回転し、可動体90cは、図120(d)の姿勢から左回りに約30°回転している。
図120(e)に続く、図120(f)は、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻った状態を示している。可動体90bは、図120(d)の姿勢から右回りに90°回転し、可動体90cは、図120(d)の姿勢から左回りに90°回転している。
図120(f)に続く、図120(g)は、可動体90が初期位置に移動した状態を示している。
図121を用いて、可動体90の演出例の一例を説明する。図121(a)〜(n)は、可動体90を用いた演出例を段階的に示している。
図121(a)は、可動体90が初期位置に位置し、可動体90a、90b、および90cに搭載されている発光ダイオードが消灯している状態を示している。装飾図柄表示装置208には、装飾図柄変動表示が表示されている。
図121(a)に続く、図121(b)は、可動体90が移動して装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置してから、可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯した状態を示している。なお、可動体90の移動前に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90の移動中に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90aに搭載されている発光ダイオードのうち可動体90b、90cによってオーバーラップされている発光ダイオード(発光ダイオードa22、a25、a32、a33、a34、およびa35)は消灯していてもよい。
図121(b)に続く、図121(c)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが同時に回転する動作が行われた状態を示している。可動体90bは、左回りに約60°回転し、可動体90cは、右回りに約60°回転している。また、可動体90b、90cが回転することで、可動体90b、90cによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの一部の発光ダイオードa32〜a35の光が視認可能となっている。
図121(c)に続く、図121(d)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが回転する動作が行われた状態を示している。可動体90bは、初期姿勢から左回りに90°回転し、可動体90cは、初期姿勢から右回りに90°回転している。また、可動体90b、90cが回転することで、可動体90aに搭載されている全ての発光ダイオードa11〜a35の光が視認可能になっている。
図121(d)に続く、図121(e)は、可動体90に設けられた全ての発光ダイードを消灯して、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻る回転動作が行われた状態を示している。可動体90bは、図121(d)の姿勢から右回りに約30°回転し、可動体90cは、図121(d)の姿勢から左回りに約30°回転している。
図121(e)に続く、図121(f)は、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻った状態を示している。可動体90bは、図121(d)の姿勢から右回りに90°回転し、可動体90cは、図121(d)の姿勢から左回りに90°回転している。
図121(f)に続く、図121(g)は、可動体90が初期位置に移動した状態を示している。
図121(g)に続く、図121(h)は、可動体90が初期位置から移動して装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯した状態を示している。なお、可動体90の移動前に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90の移動中に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90aに搭載されている発光ダイオードのうち可動体90b、90cによってオーバーラップされている発光ダイオード(発光ダイオードa22、a25、a32、a33、a34、およびa35)は消灯していてもよい。
図121(h)に続く、図121(i)は、可動体90に設けられた可動体90bのみが右回りに約60°回転している。可動体90bが回転することで、可動体90bによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの一部の発光ダイオード(発光ダイオードa32、a33)の光が視認可能となっている。
図121(i)に続く、図121(j)は、可動体90に設けられた可動体90bのみが初期姿勢から左回りに90°回転している。また、可動体90bが回転することで、可動体90bによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの全部の発光ダイオード(発光ダイオードa22、a32、a33)の光が視認可能となっている。
図121(j)に続く、図121(k)は、可動体90に設けられた可動体90cのみが右回りに約60°回転している。可動体90cが回転することで、可動体90cによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの一部の発光ダイオード(発光ダイオードa34、a35)の光が視認可能となっている。
図121(k)に続く、図121(l)は、可動体90に設けられた可動体90cのみが初期姿勢から右回りに90°回転している。また、可動体90cが回転することで、可動体90cによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの全部の発光ダイオード(発光ダイオードa25、a34、a35)の光が視認可能になり、可動体90に設けられた全ての発光ダイオードの光が視認可能となっている。
図121(l)に続く、図121(m)は、可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してから、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に同時に戻った状態を示している。可動体90bは、図121(l)の姿勢から右回りに90°回転し、可動体90cは、図121(l)の姿勢から左回りに90°回転している。なお、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に同時に戻った後に、可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してもよいし、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻っている最中に可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してもよい。また、図121(i)〜(l)における可動体90b、90cの動作を戻すように、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻る場合があってもよい。
図121(m)に続く、図121(n)は、可動体90が初期位置に移動し、装飾図柄表示装置において、装飾7のリーチ演出が開始された状態を示している。装飾7のリーチ演出は、可動体90が初期位置への移動開始前に開始されてもよいし、可動体90が初期位置への移動中に開始されてもよいし、可動体90が初期位置への移動後に開始されてもよい。
このように、本演出例は、当該変動の予告として用いられる演出であるが、先読み予告の演出としても用いられる場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、本演出例が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、図122乃至図125に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図122を用いて、図119に示す可動体90の変形例を用いた演出例の一例を説明する。図122(a)〜(n)は、可動体90の変形例を用いた演出例を段階的に示している。可動体90の本変形例では、可動体90b、90cが可動体90aにおいて上下方向に移動するように構成されている。
図122(a)は、可動体90の変形例が初期位置に位置し、可動体90a、90b、および90cに搭載されている発光ダイオードが消灯している状態を示している。装飾図柄表示装置208には、装飾図柄変動表示が表示されている。
図122(a)に続く、図122(b)は、可動体90が移動して装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置してから、可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯した状態を示している。なお、可動体90の移動前に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90の移動中に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90aに搭載されている発光ダイオードのうち可動体90b、90cによってオーバーラップされている発光ダイオード(発光ダイオードa22、a25、a32、a33、a34、およびa35)は消灯していてもよい。
図122(b)に続く、図122(c)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが同時に上方に移動する動作が行われた状態を示している。可動体90b、90cが移動することで、可動体90b、90cによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの一部の発光ダイオードa32〜a35の光が視認可能となっている。なお、可動体90b、90cは、別々のタイミングで移動する場合があってもよい。
図122(c)に続く、図122(d)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが同時に更に上方に移動して目的位置で停止した状態を示している。可動体90b、90cが上方に移動することで、可動体90aに搭載されている発光ダイオードa11〜a16が可動体90b、90cによってオーバーラップされると共に、可動体90aに搭載されている発光ダイオードa22〜a35の光が視認可能になっている。
図122(d)に続く、図122(e)は、可動体90に設けられた全ての発光ダイードを消灯して、可動体90b、90cのそれぞれが同時に下方に移動している状態を示している。可動体90b、90cの移動によって、発光ダイオードa22〜a25が可動体90b、90cによってオーバーラップされると共に、発光ダイオードa13、a14が視認可能になっている。
図122(e)に続く、図122(f)は、可動体90b、90cのそれぞれが同時に元の位置に戻った状態を示している。なお、可動体90b、90cのそれぞれが別々のタイミングで元の位置に戻る場合があってもよい。
図122(f)に続く、図122(g)は、可動体90が初期位置に移動した状態を示している。
図122(g)に続く、図122(h)は、可動体90が初期位置から移動して装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯した状態を示している。なお、可動体90の移動前に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90の移動中に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90aに搭載されている発光ダイオードのうち可動体90b、90cによってオーバーラップされている発光ダイオード(発光ダイオードa22、a25、a32、a33、a34、およびa35)は消灯していてもよい。
図122(h)に続く、図122(i)は、可動体90に設けられた可動体90bのみ上方に移動することで、可動体90bによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの一部の発光ダイオード(発光ダイオードa32、a33)の光が視認可能となると共に、発光ダイオードa11、a12が可動体90bによってオーバーラップされている。
図122(i)に続く、図122(j)は、可動体90に設けられた可動体90bのみが上方に移動して、目的位置で停止した状態を示している。可動体90bcが上方に移動することで、可動体90aに搭載されている発光ダイオードa11〜a13が可動体90bによってオーバーラップされると共に、可動体90aに搭載されている発光ダイオードa22、a23の光が視認可能になっている。
図122(j)に続く、図122(k)は、可動体90に設けられた可動体90cのみ上方に移動することで、可動体90cによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの一部の発光ダイオード(発光ダイオードa34、a35)の光が視認可能となると共に、発光ダイオードa15、a16が可動体90cによってオーバーラップされている。
図122(k)に続く、図122(l)は、可動体90に設けられた可動体90cのみが上方に移動して、目的位置で停止した状態を示している。可動体90cが上方に移動することで、可動体90aに搭載されている発光ダイオードa14〜a16が可動体90cによってオーバーラップされると共に、可動体90aに搭載されている発光ダイオードa24、a25の光が視認可能になっている。
図122(l)に続く、図122(m)は、可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してから、可動体90b、90cのそれぞれが元の位置に同時に戻った状態を示している。なお、可動体90b、90cのそれぞれが元の位置に同時に戻った後に、可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してもよいし、可動体90b、90cのそれぞれが元の位置に戻っている最中に可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してもよい。また、図122(i)〜(l)における可動体90b、90cの動作を戻すように、可動体90b、90cのそれぞれが元の位置に戻る場合があってもよい。
図122(m)に続く、図122(n)は、可動体90が初期位置に移動し、装飾図柄表示装置において、装飾7のリーチ演出が開始された状態を示している。装飾7のリーチ演出は、可動体90が初期位置への移動開始前に開始されてもよいし、可動体90が初期位置への移動中に開始されてもよいし、可動体90が初期位置への移動後に開始されてもよい。
このように、本演出例は、当該変動の予告として用いられる演出であるが、先読み予告の演出としても用いられる場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、本演出例が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、図121乃至図125に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図123を用いて、図119に示す可動体90の変形例を用いた演出例の一例を説明する。図123(a)〜(n)は、可動体90の変形例を用いた演出例を段階的に示している。可動体90の本変形例では、可動体90b、90cが可動体90aの後側に設けられている。
図123(a)は、可動体90の変形例が初期位置に位置し、可動体90a、90b、および90cに搭載されている発光ダイオードが消灯している状態を示している。装飾図柄表示装置208には、装飾図柄変動表示が表示されている。
図123(a)に続く、図123(b)は、可動体90が移動して装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置してから、可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯した状態を示している。なお、可動体90の移動前に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90の移動中に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90b、90cに搭載されている発光ダイオード(発光ダイオードb1〜b3、c1〜c3)は消灯していてもよい。
図123(b)に続く、図123(c)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが同時に回転する動作が行われた状態を示している。可動体90bは、左回りに約60°回転し、可動体90cは、右回りに約60°回転している。また、可動体90b、90cが回転することで、可動体90b、90cの発光ダイードのうちの一部の発光ダイオード(発光ダイオードb1、b2、c1、c2)の光が視認可能となっている。
図123(c)に続く、図123(d)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが回転する動作が行われた状態を示している。可動体90bは、初期姿勢から左回りに90°回転し、可動体90cは、初期姿勢から右回りに90°回転している。また、可動体90b、90cが回転することで、可動体90b、90cに搭載されている全ての発光ダイオードの光が視認可能となっている。
図123(d)に続く、図123(e)は、可動体90に設けられた全ての発光ダイードを消灯して、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻る回転動作が行われた状態を示している。可動体90bは、図121(d)の姿勢から右回りに約30°回転し、可動体90cは、図123(d)の姿勢から左回りに約30°回転している。
図123(e)に続く、図123(f)は、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻った状態を示している。可動体90bは、図121(d)の姿勢から右回りに90°回転し、可動体90cは、図123(d)の姿勢から左回りに90°回転している。
図123(f)に続く、図123(g)は、可動体90が初期位置に移動した状態を示している。
図123(g)に続く、図123(h)は、可動体90が初期位置から移動して装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯した状態を示している。なお、可動体90の移動前に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90の移動中に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90b、90cに搭載されている発光ダイオード(発光ダイオードb1〜b4、c1〜c4)は消灯していてもよい。
図123(h)に続く、図123(i)は、可動体90に設けられた可動体90bのみが左回りに約60°回転している。可動体90bが回転することで、可動体90bに搭載されている発光ダイオードb1、b2の光が視認可能となっている。
図123(i)に続く、図123(j)は、可動体90に設けられた可動体90bのみが初期姿勢から左回りに90°回転している。また、可動体90bが回転することで、可動体90bに搭載されている発光ダイードのうちの全ての発光ダイオードb1〜b3の光が視認可能となっている。
図123(j)に続く、図123(k)は、可動体90に設けられた可動体90cのみが右回りに約60°回転している。可動体90cが回転することで、可動体90cに搭載されている発光ダイオードb1、b2の光が視認可能となっている。
図123(k)に続く、図123(l)は、可動体90に設けられた可動体90cのみが初期姿勢から右回りに90°回転している。また、可動体90cが回転することで、可動体90cに搭載されている全ての発光ダイードc1〜c3の光が視認可能となっている。
図123(l)に続く、図123(m)は、可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してから、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に同時に戻った状態を示している。可動体90bは、図123(d)の姿勢から右回りに90°回転し、可動体90cは、図123(d)の姿勢から左回りに90°回転している。なお、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に同時に戻った後に、可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してもよいし、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻っている最中に可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してもよい。また、図123(i)〜(l)における可動体90b、90cの動作を戻すように、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻る場合があってもよい。
図123(m)に続く、図123(n)は、可動体90が初期位置に移動し、装飾図柄表示装置において、装飾7のリーチ演出が開始された状態を示している。装飾7のリーチ演出は、可動体90が初期位置への移動開始前に開始されてもよいし、可動体90が初期位置への移動中に開始されてもよいし、可動体90が初期位置への移動後に開始されてもよい。
このように、本演出例は、当該変動の予告として用いられる演出であるが、先読み予告の演出としても用いられる場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、本演出例が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、図121乃至図125に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図124を用いて、図119に示す可動体90を用いた演出例を説明する。図124(a)〜(l)は、可動体90を用いた演出例を示している。
図124(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示が表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄の一部、デフォルト態様の保留アイコンa1の一部、先読み予告態様の保留アイコンa2の一部、変動アイコンad1の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図124(a)に続く、図124(b)は、装飾図柄表示装置208において「装飾5−装飾6−装飾5」の確定表示が表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄の一部、先読み予告態様の保留アイコンa2の一部、変動アイコンad2の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図124(b)に続く、図124(c)は、装飾図柄表示装置208において、先読み予告態様の保留アイコンa2の消化による装飾図柄変動表示が表示されている。装飾図柄表示装置208では、「ボタンを押せ!」の文字列の表示の一部、ボタン予告表示h110、操作有効期限表示h112が表示され、ボタン操作の予告演出が行われている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄の一部、商人のキャラクタ態様の変動アイコンad3の一部、「ボタンを押せ!」の文字列の表示の一部、ボタン予告表示h110、操作有効期限表示h112が可動体90によってオーバーラップされている。
図124(c)に続く、図124(d)は、遊技者が操作有効期限内にチャンスボタン136を操作することで、左図柄表示領域208aに「装飾7」が仮停止表示され、太陽の画像が表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄の一部、商人のキャラクタ態様の変動アイコンad1の一部、太陽の画像の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図124(d)に続く、図124(e)は、遊技者が操作有効期限内にチャンスボタン136を操作することで、右図柄表示領域208cに「装飾7」が仮停止表示され、リーチ演出が開始されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄の一部、商人のキャラクタ態様の変動アイコンad1の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図124(e)に続く、図124(f)は、装飾図柄表示装置208において、「勝負じゃ!」の文字列を表示した殿のキャラクタ表示によるSPリーチ演出表示が開始され、装飾図柄表示装置208の右上に装飾図柄変動表示が縮小表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、殿のキャラクタ表示によるSPリーチ演出表示の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図124(f)に続く、図124(g)は、装飾図柄表示装置208において、SPリーチ演出が終了して、装飾図柄表示装置208の右上に「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが縮小して仮停止表示がされている。装飾図柄表示装置208において、「勝ち」の文字列と殿のキャラと敵キャラクタの対決シーンが終了して殿のキャラが勝った演出表示がされている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、殿のキャラが勝った演出表示の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図124(g)に続く、図124(h)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾7−装飾7−装飾7」の停止表示がされている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図124(h)に続く、図124(i)は、装飾図柄表示装置208において、15R特別大当り遊技の1R目の大当り遊技演出表示が表示されている。装飾図柄表示装置208の左上には、大当りの停止図柄である「装飾7」が表示され、右上にはラウンド数を示す「1R」の文字列が表示され、その左方に大当り遊技中における払い出し数の合計を示す「80球」の文字列、および右下に大当り回数を示す「大当り回数:1」の文字列が表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、1R目の大当り遊技演出表示の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図124(i)に続く、図124(j)は、装飾図柄表示装置208において、15R特別大当り遊技が終了して「Dito」の文字列が表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、「Dito」の文字列の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図124(j)に続く、図124(k)は、大当り遊技終了後の電サポ状態に移行している。装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示と「右打ちしてね!」の文字列と右打ちをすることをわかりやすく示す絵柄と変動アイコンad4と特図2保留アイコンac1が表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄変動表示の一部と「右打ちしてね!」の文字列の一部と右打ちをすることをわかりやすく示す絵柄の一部と変動アイコンad4の一部と特図2保留アイコンac1の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図124(k)に続く、図124(l)は、電サポ状態が継続している。装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示と「扉開放エラー」の文字列と「球満タンエラー」の文字列と変動アイコンad5と先読み予告態様の特図2保留アイコンac2が表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄変動表示の一部と「扉開放エラー」の文字列の一部と「球満タンエラー」の文字列の一部と変動アイコンad5の一部と先読み予告態様の特図2保留アイコンac2の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
本演出例に示すように、様々な演出や遊技状態において、装飾図柄表示装置208の略中央前方に可動体90が位置する場合がある。可動体90によって上記に示した表示の全てがオーバーラップされる場合があってもよいし、可動体90によってオーバーラップされていた表示がオーバーラップされない場合があってもよい。
図125を用いて、図119に示す可動体90を用いた演出例を説明する。
図125(a)は、ボタン操作の予告演出のチャンスボタン136の操作有効期間において、遊技者がチャンスボタン136を押下することで、図121に示す可動体90による予告演出が行われた状態を示している。なお、チャンスボタン136の操作有効期間内において遊技者がチャンスボタン136を操作しなかった場合でもチャンスボタン136の操作有効期間の終了後に図121に示す可動体90による予告演出が行われてもよい。なお、図125(a)に示す一連の演出は、当該変動の予告として用いられてもよいし、先読み予告として用いられてもよい。また、図125(a)に示す一連の演出が行われる場合は、図125(a)に示す一連の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本演出例が行われる場合は、図121乃至図125に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図125(b)は、カウントダウンの予告演出によるカウントダウンの終了後に、図121に示す可動体90による予告演出が行われた状態を示している。なお、図125(b)に示す一連の演出は、当該変動の予告として用いられてもよいし、先読み予告として用いられてもよい。また、図125(b)に示す一連の演出が行われる場合は、図125(b)に示す一連の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、図125(b)に示す一連の演出が行われる場合は、図125(a)に示す一連の演出が行われる場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、図125(a)に示す一連の演出が行われる場合は、図125(b)に示す一連の演出が行われる場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本演出例が行われる場合は、図121乃至図125に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図126を用いて、図119に示す可動体90の初期位置における見え方の変形例について説明する。なお、可動体90は、遊技釘を有する遊技板125より後方に位置している。
図126(a)は、可動体90の初期位置において、構造体30aの後方に位置している例である。構造体30aは、平板状の形状を有し、略中心部に横長長方形状の開口部を備えている。構造体30aは、不透明部材で構成されている。可動体90が初期位置に位置している場合は、構造体30aの開口部を介して、可動体90の可動体90aの一部、可動体90bの一部、可動体90cの一部が視認可能となっている。なお、可動体90a〜90cのうちのいずれか一の可動体の一部が視認可能で他の可動体は視認不可能となる場合があってもよいし、可動体90a〜90cのうちのいずれか二の可動体の一部が視認可能で他の一の可動体は視認不可能となる場合があってもよい。
図126(b)は、可動体90の初期位置において、構造体30bの後方に位置している例である。構造体30bは、平板状の形状を有し、略中央部に縦長長方形状の切り欠き部を備えている。構造体30bは、不透明部材で構成されている。可動体90が初期位置に位置している場合は、構造体30bの切り欠き部を介して、可動体90の可動体90aの一部、可動体90bの一部、可動体90cの一部が視認可能となっている。なお、可動体90a〜90cのうちのいずれか一の可動体の一部が視認可能で他の可動体は視認不可能となる場合があってもよいし、可動体90a〜90cのうちのいずれか二の可動体の一部が視認可能で他の一の可動体は視認不可能となる場合があってもよい。
図126(c)は、可動体90の初期位置において、構造体30cの後方に位置している例である。構造体30cは、不透明部材で構成されている。可動体90が初期位置に位置している場合は、構造体30cにオーバーラップされているため、可動体90は遊技者から視認不可能となっている。なお、構造体30cに透過液晶デバイスを配置することで、透過液晶デバイスにおける表示中よりも非表示中に構造体30cの後方に位置している可動体90を視認し易くしてもよい。
図127を用いて、図119に示す可動体90の位置や移動動作の変形例について説明する。
図127(a)は、液晶表示装置a208、可動体90、および発光パネルユニット919を左側面から見た概略図である。本例では、可動体90が液晶表示装置a208の前方で、かつ発光パネルユニット919の後方で上下方向に移動する例である。なお、液晶表示装置a208や発光パネルユニット919は、上下方向に移動可能であってもよいし、左右方向に移動可能であってもよいし、回転可能であってもよい。
図127(b)は、透過液晶表示装置b208、可動体90を左側面から見た概略図である。本例は、可動体90が透過液晶表示装置b208の後方で上下方向に移動する例である。なお、透過液晶表示装置b208は、上下方向に移動可能であってもよいし、左右方向に移動可能であってもよいし、回転可能であってもよい。
図127(c)は、可動液晶表示装置c208、可動体90を左側面から見た概略図である。本例は、可動体90が可動液晶表示装置c208の後方、および前方で上下方向に移動する例である。図127(c)における左側の図は、可動体90および可動液晶表示装置c208が初期位置に位置している場合の可動体90の移動方向を示している。可動体90および可動液晶表示装置c208が初期位置に位置している場合においては、可動体90は可動液晶表示装置c208の後方に位置し、可動体90は上下方向にのみ移動可能である。図127(c)における真ん中の図は、可動液晶表示装置c208が下方に移動した状態を示している。図127(c)における右側の図は、可動液晶表示装置c208が下方に移動した後に、可動体90が可動液晶表示装置c208の前方に移動した状態を示している。可動体90が可動液晶表示装置c208の前方に位置している場合には、可動体90は上下方向に移動可能となる。なお、可動液晶表示装置c208は、左右方向に移動可能であってもよいし、回転可能であってもよい。
次に、図128乃至図138を用いて、構造体247を用いた演出例を説明する。図128乃至図138の演出例に用いられる構造体247は、正面の形状が略円形状で表面に家紋の模様が施された構造体であり、上下方向の移動が可能である。また、図128乃至図137において、左側の図は、装飾図柄表示装置208と構造体247の状態を示し、真ん中の図は、左側の図の状態における装飾図柄表示装置208を、構造体247を透かして見た場合を示している。右側の図は、装飾図柄表示装置208に表示された所定のキャラクタ表示(例えば、サボハニのキャラクタ表示SBや太陽の表示su1)が遊技者の目線の角度によって見えているかどうかを判断するための概略図である。図中において、遊技者が所定のキャラクタ表示を視認できる目線を○で表し、遊技者が所定のキャラクタ表示を視認できない目線を×で表している。なお、本例の構造体247の形状や配置位置は、構造体247の後方に表示される所定のキャラクタを所定の目線の角度(例えば、一般的な座高(例えば、座高が70cm〜100cm)の遊技者の通常の遊技姿勢における目線の角度)では、視認できないように計算して設計される場合があってもよい。また、本例に用いられる装飾図柄表示装置208は、可動液晶表示装置であってもよいし、透過液晶表示装置であってもよい。
図128は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図128(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図128(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図128(a)に続く、図128(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBが、画面の下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBは、当該変動の予告として用いられる表示である。図128(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの一部を視認できている。なお、本例、および以下に示す例の遊技者の目線の説明において、略正面とは、水平方向を0°とした場合に目線の角度が±約10°の範囲内を略正面と規定し、略斜め上とは、目線の角度が+約20°以上を略斜め上と規定し、略斜め下とは、目線の角度が−約20°以下を略斜め下と規定するが、本開示は必ずしもこれらに限定されるものではない。遊技者の目線の説明において、略斜め上とは略正面よりも目線の位置が高ければよいし、略斜め下とは略正面よりも目線の位置が低ければよい。
図128(b)に続く、図128(c)は、装飾図柄表示装置208において、構造体247にオーバーラップされる位置に、サボハニのキャラクタ表示SBの全体が表示されている。図128(c)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図128(c)に続く、図128(d)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの上半身の部分が、構造体247の上端の位置よりも上方に表示され、特図2保留アイコンb3にオーバーラップするように表示されている。図128(d)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの一部を視認でき、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの全体を視認できている。
図128(d)に続く、図128(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBが、構造体247の上方に位置する画面の略中央に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされる位置からオーバーラップされない位置に移動表示を行う例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図129乃至図137に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、構造体247にオーバーラップされる位置に表示したサボハニのキャラクタ表示SBを移動表示しないで、装飾図柄表示装置208が上方向、下方向、左方向、右方向、回転のうちの少なくともいずれか一、または複数の移動が行われることで略正面から見ている遊技者がサボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認可能となる場合があってもよいし、構造体247にオーバーラップされる位置に表示したサボハニのキャラクタ表示SBを移動表示しつつも、装飾図柄表示装置208が上方向、下方向、左方向、右方向、回転のうちの少なくともいずれか一、または複数の移動が行われることで略正面から見ている遊技者がサボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認可能となる場合があってもよい。
図129は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図129(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図129(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図129(a)に続く、図129(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBの全体が、画面の下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBは、当該変動の予告として用いられる表示である。図129(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図129(b)に続く、図129(c)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBが、構造体247の上方に位置する画面の略中央に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
図129(c)に続く、図129(d)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが下方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの下半分が、構造体247にオーバーラップされる位置に表示され、特図2保留アイコンb3にオーバーラップするように表示されている。図129(d)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの一部を視認でき、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの全体を視認できている。
図129(d)に続く、図129(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが下方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの全体が、構造体247にオーバーラップされる位置に表示されている。図129(e)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされる位置からオーバーラップされない位置に移動表示を行った後に再び、構造体247にオーバーラップされる位置に移動表示を行う例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図128乃至図137に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図130は、構造体247、および構造体50tを用いた演出例を段階的に示している。構造体50tは、不透明な薄板状で構成された構造体であり、表面には遊技台のタイトルが表示されている。図130(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247、および上部の前方に構造体50tが位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図130(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図130(a)に続く、図130(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBの全体が、画面の下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBは、当該変動の予告として用いられる表示である。図130(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図130(b)に続く、図130(c)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBが、構造体247の上方に位置する画面の略中央に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
図130(c)に続く、図130(d)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの上半分が、構造体50tにオーバーラップされる位置に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
図130(d)に続く、図130(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの全体が、構造体50tにオーバーラップされる位置に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。図130(d)の状態において、構造体50tを略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め下から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされる位置からオーバーラップされない位置に移動表示を行った後に構造体50tにオーバーラップされる位置に移動表示を行う例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図128乃至図138に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図131は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図131(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図131(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図131(a)に続く、図131(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、サボハニのキャラクタ表示SBの全体が画面の左下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBは、変動アイコンad1の一部にオーバーラップするように表示されている。
図131(b)に続く、図131(c)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに右方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの右下部が、構造体247にオーバーラップされる位置に表示されている。
図131(c)に続く、図131(d)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに右方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの全体が、構造体247にオーバーラップされる位置に表示されている。図131(d)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図131(d)に続く、図131(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが更に右方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの全体が、構造体247にオーバーラップされない位置に表示されている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされない位置からオーバーラップされる位置に移動表示を行った後に構造体247にオーバーラップされない位置に移動表示を行う例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図128乃至図138に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図132は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図132(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図132(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図132(a)に続く、図132(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、サボハニのキャラクタ表示SBの全体が画面の左下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBは、変動アイコンad1の一部にオーバーラップするように表示されている。また、本例のサボハニのキャラクタ表示SBは、図131等で示したサボハニのキャラクタ表示SBよりも大きい表示である。
図132(b)に続く、図132(c)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに右方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの右下部が、構造体247にオーバーラップされる位置に表示され、サボハニのキャラクタ表示SBの略上半分が特図1保留アイコンa3の一部にオーバーラップするように表示されている。
図132(c)に続く、図132(d)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに右方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの略下半分が、構造体247にオーバーラップされる位置に表示されている。図132(d)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの略上半分を視認でき、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図132(d)に続く、図132(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが更に右方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの全体が、構造体247にオーバーラップされない位置に表示されている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされない位置からサボハニのキャラクタ表示SBの一部がオーバーラップされる位置に移動表示を行った後に構造体247にオーバーラップされない位置に移動表示を行う例であり、サボハニのキャラクタ表示SBの一部は、常に略正面の目線の遊技者から視認可能となる演出例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図128乃至図138に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図133は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図133(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図133(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図133(a)に続く、図133(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBの全体が、画面の下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBは、当該変動の予告として用いられる表示である。図133(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図133(b)に続く、図133(c)は、装飾図柄表示装置208において、構造体247にオーバーラップされる位置に太陽の表示su1の全体が、画面の下から登場するように表示されている。太陽の表示su1は、当該変動の予告として用いられる表示である。図133(c)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、太陽の表示su1およびサボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、太陽の表示su1の少なくとも一部およびサボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図133(c)に続く、図133(d)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが太陽の表示su1を上に投げるアニメーション表示が表示され、太陽の表示su1が上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。太陽の表示su1の略上半分が、構造体247にオーバーラップされない位置に表示され、特図1保留アイコンa3の一部にオーバーラップするように表示されている。
図133(d)に続く、図133(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが、構造体247にオーバーラップされる位置に表示されたまま、太陽の表示su1が上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。太陽の表示su1は、構造体247の上方に位置する画面の略中央に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBと太陽の表示su1が構造体247にオーバーラップされる位置に表示されてから、太陽の表示su1のみが構造体247にオーバーラップされない位置に移動表示を行う例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図128乃至図138に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図134は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図134(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図134(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図134(a)に続く、図134(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBの全体と太陽の表示su1の全体が、画面の下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBと太陽の表示su1は、当該変動の予告として用いられる表示である。図134(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBと太陽の表示su1を視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部と太陽の表示su1の少なくとも一部を視認できている。
図134(b)に続く、図134(c)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBと太陽の表示su1が上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBと太陽の表示su1が、構造体247の上方に位置する画面の略中央に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
図134(c)に続く、図134(d)は、装飾図柄表示装置208において、太陽の表示su1のみが下方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。太陽の表示su1の略下半分が、構造体247にオーバーラップされる位置に表示され、特図2保留アイコンa3にオーバーラップするように表示されている。図134(d)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、太陽の表示su1の一部を視認でき、略斜め上から見ている遊技者は、太陽の表示su1の全体を視認できている。
図134(d)に続く、図134(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが、構造体247にオーバーラップされない位置に表示されたまま、太陽の表示su1が更に下方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。太陽の表示su1は、構造体247にオーバーラップされる位置で表示されている。構造体247を略正面から見ている遊技者は、太陽の表示su1を視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、太陽の表示su1の少なくとも一部を視認できている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBと太陽の表示su1が構造体247にオーバーラップされる位置に表示されてから、サボハニのキャラクタ表示SBと太陽の表示su1が構造体247にオーバーラップされない位置に移動表示を行い、その後に太陽の表示su1のみを構造体247にオーバーラップされる位置に移動表示を行う例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図128乃至図138に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図135は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図135(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図135(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われ、エフェクト画像ef1が構造体247から放射線状にはみ出るように表示されている。エフェクト画像ef1は、当該変動の予告として用いられるサボハニのキャラクタ表示SBを覆うエフェクト画像でありサボハニのキャラクタ表示SBに付随する表示である。
図135(a)に続く、図135(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBの略上半分が、画面の下から登場するように表示され、エフェクト画像ef1は画面の下から登場するように上方に移動表示されている。図135(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないもののエフェクト画像ef1の一部が視認できるのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部とエフェクト画像ef1の一部を視認できている。
図135(b)に続く、図135(c)は、装飾図柄表示装置208において、構造体247にオーバーラップされる位置に、サボハニのキャラクタ表示SBの全体が表示され、エフェクト画像ef1は画面の下から登場するように上方に移動表示されている。図135(c)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図135(c)に続く、図135(d)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBとエフェクト画像ef1が上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの略上半身の部分が、構造体247の上端の位置よりも上方に表示され、特図2保留アイコンb3にオーバーラップするように表示されている。図128(d)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの一部を視認でき、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの全体を視認できている。
図135(d)に続く、図135(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBとエフェクト画像ef1がさらに上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBとエフェクト画像ef1が、構造体247の上方に位置する画面の略中央に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされる位置からオーバーラップされない位置に移動表示を行う例であるが、サボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされる位置に表示される前に、サボハニのキャラクタ表示SBに付随するエフェクト画像ef1が構造体247にオーバーラップされない位置に表示される例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図128乃至図138に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図136は、構造体247を用いた3つの演出例を示している。図136(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図136(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われ、殿のキャラクタ表示h113と「キャラを見つけたらチャンス!」の文字列の吹き出し表示h114が装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。「キャラを見つけたらチャンス!」の文字列の吹き出し表示h114は、サボハニのキャラクタ表示SBが出現することを予告する表示であり、サボハニのキャラクタ表示SBは当該変動の予告として用いられる表示である。
図136(a)に続く、図136(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBの全体が、画面の下から登場するように表示されている。また、吹き出し表示h114には、「キャラ出現中!」の文字列が表示されている。「キャラ出現中!」の文字列は、サボハニのキャラクタ表示SBの出現前に表示されてもよいし、出現と同時に表示されてもよいし、出現後に表示されてもよい。図136(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図136(b)に続く、図136(c)は、装飾図柄表示装置208において、構造体247にオーバーラップされる位置に表示されたサボハニのキャラクタ表示SBが拡大表示されている。また、吹き出し表示h114には、「キャラ拡大中!」の文字列が表示されている。「キャラ拡大中!」の文字列は、サボハニのキャラクタ表示SBの拡大開始前に表示されてもよいし、拡大開始と同時に表示されてもよいし、拡大開始後に表示されてもよい。図135(c)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの一部を視認できている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBを構造体247にオーバーラップされる位置に表示する前に、サボハニのキャラクタ表示SBが表示されることを予告する表示を行い、サボハニのキャラクタ表示SBを構造体247にオーバーラップされる位置に表示した後は、サボハニのキャラクタ表示SBが表示されていることを知らせる表示を行い、構造体247にオーバーラップされる位置に表示されたサボハニのキャラクタ表示SBが拡大表示され、サボハニのキャラクタ表示SBが拡大表示されていることを知らせる表示を行う例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図128乃至図138に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。また、拡大されるサボハニのキャラクタ表示SBの大きさが大きいほど、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図136(A)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。図136(A)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示が行われ、構造体247にオーバーラップされる位置に、当該変動の予告表示となるサボハニ1のキャラクタ表示SB1とサボハニ2のキャラクタ表示SB2が表示されている。図136(A)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニ1のキャラクタ表示SB1およびサボハニ2のキャラクタ表示SB2を視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニ1のキャラクタ表示SB1の少なくとも一部、およびサボハニ2のキャラクタ表示SB2の少なくとも一部を視認できている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニ1のキャラクタ表示SB1と当該変動の予告に用いられるサボハニ2のキャラクタ表示SB2を構造体247にオーバーラップされる位置に表示する例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図128乃至図138に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。また、構造体247にオーバーラップされる位置に表示される予告表示の数が多いほど、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図136(あ)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置し、装飾図柄表示装置208の上部の前方に構造体50tが位置している状態を示している。図136(あ)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示が行われ、構造体247にオーバーラップされる位置に、当該変動の予告表示となるサボハニ1のキャラクタ表示SB1が表示され、構造体50tにオーバーラップされる位置に、当該変動の予告表示となるサボハニ2のキャラクタ表示SB2が表示されている。図136(あ)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニ1のキャラクタ表示SB1およびサボハニ2のキャラクタ表示SB2を視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニ1のキャラクタ表示SB1の少なくとも一部を視認でき、略斜め下から見ている遊技者は、サボハニ2のキャラクタ表示SB2の少なくとも一部を視認できる。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニ1のキャラクタ表示SB1を構造体247にオーバーラップされる位置に表示し、当該変動の予告に用いられるサボハニ2のキャラクタ表示SB2を構造体50tにオーバーラップされる位置に表示する例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図128乃至図138に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。また、複数の構造体にオーバーラップされる位置に表示される予告表示の数が多いほど、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図137は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図137(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図137(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図137(a)に続く、図137(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBの全体が、画面の下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBは、当該変動の予告として用いられる表示である。図137(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図137(b)に続く、図137(c)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBが、構造体247の上方に位置する画面の略中央に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
図137(c)に続く、図137(d)は、構造体247が上方に移動して、画面の略中央に表示されているサボハニのキャラクタ表示SBにオーバーラップする位置に位置している状態を示している。図137(d)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないが、略斜め下から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBを構造体247にオーバーラップされる位置に表示した後に構造体247にオーバーラップされない位置に移動表示し、その後に構造体247を移動させて、サボハニのキャラクタ表示SBが構造体247によってオーバーラップされる例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図128乃至図138に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、本例では予告表示となるサボハニのキャラクタ表示SBの移動表示に遅れて、構造体247の移動が行われるが、サボハニのキャラクタ表示SBの移動表示に合わせて、常にサボハニのキャラクタ表示SBにオーバーラップするように構造体247の移動が行われてもよいし、構造体247の移動を先に行い、遅れてサボハニのキャラクタ表示SBの移動表示が行われてもよい。
図138は、構造体247を用いた演出例を示している。図138(a)は、エフェクト画像ef1とサボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされる位置に表示した状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBは、当該変動の予告として用いられる表示である。図138(b)は、構造体247を左斜め上から右下に向けて視認している。正面から構造体247を視認している遊技者は、エフェクト画像ef1の一部が視認できるもののサボハニのキャラクタ表示SBが視認できていない。一方、図138(b)に示すように、構造体247を左斜め上から右下に向けて視認している遊技者は、エフェクト画像ef1の一部とサボハニのキャラクタ表示SBの略全体が視認できている。このように、エフェクト画像ef1を表示することで、正面から視認している遊技者の目線を変えさせることができる。また、本例の演出は先読み予告として行われる場合があってもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図128乃至図137に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図139乃至図148を用いて、保留アイコンや変動アイコンを用いた演出例を説明する。なお、図139乃至図148の図中の矢印は、保留アイコンや変動アイコンの軌跡と移動の方向を説明するためのものであるが、装飾図柄表示装置208に保留アイコンや変動アイコンの軌跡と移動の方向を示す表示として表示される場合があってもよい。
図139は、保留アイコンを用いた演出例の2例を段階的に示している。図139は、図139(a)〜(g)の後に図139(h)、(i)の演出を行うパターン1の例と図139(a)〜(g)の後に図139(j)、(k)の演出を行うパターン2の例を示している。
<パターン1の例>
以下、本演出例のパターン1の例を図139(a)〜(i)を用いて説明する。図139(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図139(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図139(a)に続く、図139(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図139(b)に続く、図139(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図139(c)に続く、図139(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図139(d)に続く、図139(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図139(e)に続く、図139(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。本例では、予告表示m1は、擬似連続予告の演出に用いられる予告表示であるが、擬似連続予告が行われることを示唆する予告表示であってもよいし、当該変動の予告として用いられる表示であってもよい。また、予告表示m1は、操作演出表示が行われることを予告する予告表示であってもよいし、SPリーチ演出が行われことの予告表示であってもよい。
図139(f)に続く、図139(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図139(g)に続く、図139(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図139(h)に続く、図139(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
<パターン2の例>
以下、本演出例のパターン2の例を図139(j)、(k)を用いて説明する。
図139(a)〜(g)に続く、図139(j)は、装飾図柄表示装置208において、図139(g)で示した予告表示m1の衝突アニメーションが終了して、予告表示m1が消去され、特図1保留アイコンa3が表示されていた台座に特図1保留アイコンa3が再登場する保留アイコン再登場アニメーションが表示されている。また、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の消去前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の消去の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の消去後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。また、予告表示m1の消去のタイミングで特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが開始されてもよいし、予告表示m1の消去前に特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが開始されてもよいし、予告表示m1の消去後に特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが開始されてもよい。
図139(j)に続く、図139(k)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが終了して、特図1保留アイコンa3が移動前の位置で表示された状態を示している。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に所定の保留アイコンが予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動する擬似連続予告が行われる例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図139乃至図148に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、擬似連続予告に用いる保留アイコンが表示されていない場合は、変動アイコンを予告表示m1として用いる場合があってもよい。
図140は、保留アイコンを用いた演出例の2例を段階的に示している。図140は、図140(a)〜(g)の後に図140(h)〜(j)の演出を行うパターン1の例と図140(a)〜(g)の後に図140(k)〜(m)の演出を行うパターン2の例を示している。
<パターン1の例>
以下、本演出例のパターン1の例を図140(a)〜(j)を用いて説明する。図140(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図140(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図140(a)に続く、図140(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図140(b)に続く、図140(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図140(c)に続く、図140(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図140(d)に続く、図140(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図140(e)に続く、図140(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。直近において、特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、特図1保留アイコンa3として「外出中」の文字列が表示された縦長長方形状の保留アイコン(以下、「外出中保留アイコン」と称する場合がある。)が表示されている。なお、外出中保留アイコンに代えて、色を薄くしたデフォルト形状の保留アイコンを用いる場合があってもよい。
図140(f)に続く、図140(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図140(g)に続く、図140(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた台座に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図140(h)に続く、図140(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の台座に戻る移動アニメーションが終了し、当該台座には、外出中保留アイコンにオーバーラップするように、予告表示m1と同じ態様の保留アイコンが表示されている。
図140(i)に続く、図140(j)は、装飾図柄表示装置208において、外出中保留アイコンが消去される。
<パターン2の例>
以下、本演出例のパターン2の例を図140(k)〜(m)を用いて説明する。
図140(a)〜(g)に続く、図140(k)は、装飾図柄表示装置208において、図140(g)で示した予告表示m1の衝突アニメーションが終了して、予告表示m1が消去される。外出中保留アイコンが表示されている台座では、予告表示m1の態様(デフォルト態様)の保留アイコンが外出中保留アイコンにオーバーラップして再登場する保留アイコン再登場アニメーションが表示されている。また、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の消去前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の消去の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の消去後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。また、予告表示m1の消去のタイミングで特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが表示されてもよいし、予告表示m1の消去前に特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが表示されてもよいし、予告表示m1の消去後に特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが表示されてもよい。
図140(k)に続く、図140(l)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが終了して、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3が移動前の台座で表示された状態を示している。図140(m)は、外出中保留アイコンが消去された状態を示している。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に所定の保留アイコンが予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動する擬似連続予告が行われる例において、移動中の保留アイコンに代わって別の態様の保留アイコンを仮表示する例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図139乃至図148に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図141は、保留アイコンを用いた演出例の2例を段階的に示している。図141は、図141(a)〜(g)の後に図141(h)、(i)の演出を行うパターン1の例と図141(a)〜(g)の後に図141(j)、(k)の演出を行うパターン2の例を示している。
<パターン1の例>
以下、本演出例のパターン1の例を図141(a)〜(i)を用いて説明する。図141(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図141(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図141(a)に続く、図141(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図141(b)に続く、図141(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図141(c)に続く、図141(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図141(d)に続く、図141(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図141(e)に続く、図141(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図2保留アイコンb3が特図1保留アイコンa3表示していた台座に一時的に移動する保留アイコン仮移動アニメーションが表示されている。また、本例では、予告表示m1は、擬似連続予告の演出に用いられる予告表示であるが、擬似連続予告が行われることを示唆する予告表示であってもよいし、当該変動の予告として用いられる表示であってもよい。
図141(f)に続く、図141(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abでは、保留アイコン仮移動アニメーションが継続して表示され、直近において特図1保留アイコンa3が表示されていた台座に特図2保留アイコンb3が一時的に表示されている。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図141(g)に続く、図141(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。また、特図1、2保留アイコン表示領域208abでは、保留アイコン仮移動アニメーションが継続して表示され、特図2保留アイコンb3が元の台座に移動している。また、チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図141(h)に続く、図141(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了して、特図1保留アイコンa3が移動前の位置で表示された状態を示している。また、特図2保留アイコンb3の保留アイコン仮移動アニメーションが終了して、特図2保留アイコンb3が移動前の位置で表示されている。
<パターン2の例>
以下、本演出例のパターン2の例を図141(j)、(k)を用いて説明する。
図141(a)〜(g)に続く、図141(j)は、装飾図柄表示装置208において、図141(g)で示した予告表示m1の衝突アニメーションが終了して、予告表示m1が消去され、特図2保留アイコンb3が一時的に表示されてる台座に特図1保留アイコンa3が再登場する保留アイコン再登場アニメーションと特図2保留アイコンb3が元の台座に向かって移動する保留アイコン仮移動アニメーションが表示されている。本例では、保留アイコン再登場アニメーションで登場する保留アイコンが特図2保留アイコンb3にオーバーラップするように表示されるが、特図2保留アイコンb3が保留アイコン再登場アニメーションで登場する保留アイコンにオーバーラップするように表示されてもよい。また、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の消去前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の消去の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の消去後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。また、予告表示m1の消去のタイミングで特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが開始されてもよいし、予告表示m1の消去前に特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが開始されてもよいし、予告表示m1の消去後に特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが開始されてもよい。
図141(j)に続く、図141(k)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが終了して、特図1保留アイコンa3が移動前の位置で表示され、特図2保留アイコンb3の保留アイコン仮移動アニメーションが終了して、特図2保留アイコンb3が移動前の位置で表示されている。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に所定の保留アイコンが予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動する擬似連続予告が行われる例において、移動中の保留アイコンに代わって右隣りにある保留アイコンを仮表示し、移動中の保留アイコンが元の位置に戻る際には、仮表示した保留アイコンが元の位置に戻る例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図139乃至図148に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図142は、保留アイコンを用いた演出例の2例を段階的に示している。図142は、図142(a)〜(g)の後に図139(h)、(i)の演出を行うパターン1の例と図142(a)〜(g)の後に図139(j)、(k)の演出を行うパターン2の例を示している。
<パターン1の例>
以下、本演出例のパターン1の例を図142(a)〜(i)を用いて説明する。図142(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図142(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図142(a)に続く、図142(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図142(b)に続く、図142(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図142(c)に続く、図142(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図142(d)に続く、図142(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図142(e)に続く、図142(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。本例では、予告表示m1は、ガセの予告表示である。
図142(f)に続く、図142(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図142(g)に続く、図142(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の停止表示が表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、「準備中」の文字列が表示されたままである。
図142(h)に続く、図142(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
<パターン2の例>
以下、本演出例のパターン2の例を図142(j)、(k)を用いて説明する。
図142(a)〜(g)に続く、図142(j)は、装飾図柄表示装置208において、図142(g)で示した予告表示m1の衝突アニメーションが終了して、予告表示m1が消去され、直近において、特図1保留アイコンa3が表示されていた台座に特図1保留アイコンa3が再登場する保留アイコン再登場アニメーションが表示されている。また、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の停止表示が表示され、チュートリアル表示領域tu1には、「準備中」の文字列が表示されたままである。
図142(j)に続く、図142(k)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが終了して、特図1保留アイコンa3が移動前の位置で表示された状態を示している。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に所定の保留アイコンがガセ予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動する擬似連続予告が行われない例である。
図143は、保留アイコンを用いた演出例を段階的に示している。
図143(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図143(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図143(a)に続く、図143(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図143(b)に続く、図143(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図143(c)に続く、図143(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図143(d)に続く、図143(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図143(e)に続く、図143(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。本例では、予告表示m1は、擬似連続予告の演出に用いられる予告表示であるが、擬似連続予告が行われることを示唆する予告表示であってもよいし、当該変動の予告として用いられる表示であってもよい。
図143(f)に続く、図143(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図143(g)に続く、図143(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図143(h)に続く、図143(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
図143(i)に続く、図143(j)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図143(j)に続く、図143(k)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。
図143(k)に続く、図143(l)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図143(l)に続く、図143(m)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の再移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再々表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、3回目の疑似変動が行われていることを示す「×3」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図143(m)に続く、図143(n)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る再移動アニメーションが終了した状態を示している。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に所定の保留アイコンが予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動する擬似連続予告を複数回連続して行う例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図139乃至図148に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、擬似連続予告に用いる保留アイコンが表示されていない場合は、変動アイコンを予告表示m1として用いる場合があってもよい。
図144は、保留アイコンを用いた演出例を段階的に示している。
図144(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図144(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図144(a)に続く、図144(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図144(b)に続く、図144(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図144(c)に続く、図144(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図144(d)に続く、図144(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図144(e)に続く、図144(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。本例では、予告表示m1は、擬似連続予告の演出に用いられる予告表示であるが、擬似連続予告が行われることを示唆する予告表示であってもよいし、当該変動の予告として用いられる表示であってもよい。
図144(f)に続く、図144(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図144(g)に続く、図144(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図144(h)に続く、図144(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
図144(i)に続く、図144(j)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図144(j)に続く、図144(k)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図2保留アイコンb3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図2保留アイコンb3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図2保留アイコンb3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。
図144(k)に続く、図144(l)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図144(l)に続く、図144(m)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の再移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再々表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、3回目の疑似変動が行われていることを示す「×3」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図144(m)に続く、図144(n)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図2保留アイコンb3として、移動前の位置に戻る再移動アニメーションが終了した状態を示している。
このように、本例は、1回の変動において、2の異なる保留アイコンを予告表示m1として用いる擬似連続予告を複数回行う例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図139乃至図148に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、擬似連続予告に用いる保留アイコンが足りていない場合は、変動アイコンを予告表示m1として用いる場合があってもよい。
図145は、保留アイコンを用いた演出例を段階的に示している。
図145(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図145(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図145(a)に続く、図145(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図145(b)に続く、図145(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図145(c)に続く、図145(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図145(d)に続く、図145(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図145(e)に続く、図145(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。本例では、予告表示m1は、擬似連続予告の演出に用いられる予告表示であるが、擬似連続予告が行われることを示唆する予告表示であってもよいし、当該変動の予告として用いられる表示であってもよい。
図145(f)に続く、図145(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図145(g)に続く、図145(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、「準備中」の文字列が表示されたままである。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図145(h)に続く、図145(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
図145(i)に続く、図145(j)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4」によるリーチ演出が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、「リーチ!」の文字列が表示されている。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に所定の保留アイコンが予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動してリーチ演出が開始される例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図139乃至図148に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図146は、変動アイコンを用いた演出例を段階的に示している。
図146(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図146(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図146(a)に続く、図146(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図146(b)に続く、図146(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図146(c)に続く、図146(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図146(d)に続く、図146(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図146(e)に続く、図146(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に変動アイコンad1が変動アイコン表示領域280から飛び出して、予告表示m2として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m2と特変動アイコンad1は、同じ表示態様である。また、変動アイコン表示領域280の台座には、変動アイコンを表示していない。本例では、予告表示m2は、擬似連続予告の演出に用いられる予告表示であるが、擬似連続予告が行われることを示唆する予告表示であってもよいし、先読み予告として用いられる表示であってもよい。
図146(f)に続く、図146(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m2が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m2は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図146(g)に続く、図146(h)は、装飾図柄表示装置208において、変動アイコン表示領域280の位置(台座)に戻る予告表示m2の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m2の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m2の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m2の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図146(h)に続く、図146(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m2が変動アイコンad1として、変動アイコン表示領域280の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に変動アイコンが予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動する擬似連続予告が行われる例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図139乃至図148に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、デフォルト態様の変動アイコンのみならず、デフォルト態様以外の態様の変動アイコンが本例の予告表示m2として用いられる場合があってもよい
図147は、保留アイコンを用いた演出例を段階的に示している。
図147(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図147(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図147(a)に続く、図147(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図147(b)に続く、図147(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図147(c)に続く、図147(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図147(d)に続く、図147(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図147(e)に続く、図147(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。本例では、予告表示m1は、先読み予告として用いられる表示である。
図147(f)に続く、図147(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図147(g)に続く、図147(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の停止表示が表示されている状態を示している。
図147(h)に続く、図147(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
図147(i)に続く、図147(j)は、次の図柄変動が実行された状態を示している。装飾図柄表示装置208では、装飾図柄変動表示が表示され、保留アイコンが左に移動する保留アイコンの移動アニメーションと保留アイコンが変動アイコン表示領域208に移動する保留・変動アイコン移動アニメーションが終了している。
図147(j)に続く、図147(k)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾2−装飾2−装飾3」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図147(k)に続く、図147(l)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾2−装飾2−装飾3」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。
図147(l)に続く、図147(m)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾2−装飾2−装飾3」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾2」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾2」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾3」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図147(m)に続く、図147(n)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾2−装飾2−装飾3」の停止表示が表示されている状態を示している。
図147(n)に続く、図147(o)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
図147(o)に続く、図147(p)は、次の図柄変動が実行された状態を示している。装飾図柄表示装置208では、装飾図柄変動表示が表示され、保留アイコンが左に移動する保留アイコンの移動アニメーションと保留アイコンが変動アイコン表示領域208に移動する保留・変動アイコン間移動アニメーションが終了している。
図147(p)に続く、図147(q)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾7−装飾7−装飾8」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図147(q)に続く、図147(r)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾7−装飾7−装飾8」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様であり、当該変動の予告として用いられる。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。
図147(r)に続く、図147(s)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾7−装飾7−装飾8」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾7」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾7」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾8」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図147(s)に続く、図147(t)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾2−装飾2−装飾3」の仮停止表示を終了して装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図147(t)に続く、図147(u)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了し、「装飾7」のリーチ演出が行われ御。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に所定の保留アイコンが予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突する連続予告を複数の変動に亘って行い、リーチ演出に発展する例である。本例における1回目と2回目に登場する予告表示は、先読み予告として用いられ、3回目に登場する予告表示は、当該変動の予告として用いられる。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図139乃至図148に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図148は、保留アイコンを用いた演出例を段階的に示している。
図148(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、特図2保留アイコンb2は、殿のキャラクタの態様をした保留アイコンである。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図148(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。なお、殿のキャラクタの態様をした保留アイコンは、先読み予告として用いられる場合があってもよい。
図148(a)に続く、図148(b)は、装飾図柄表示装置208において、殿のキャラクタの態様をした特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図148(b)に続く、図148(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、殿のキャラクタの態様をした特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図148(c)に続く、図148(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図148(d)に続く、図148(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図148(e)に続く、図148(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、特図2保留アイコンb2が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して予告表示c1として移動し、特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して予告表示c2として移動し、特図2保留アイコンb3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して予告表示c3として移動する移動アニメーションが表示されている。予告表示c1〜c3、特図2保留アイコンb2、b3、および特図1保留アイコンa3の全てが同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図2保留アイコンb2、b3、特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。本例では、予告表示c1〜c3は、当該変動の予告として用いられる表示であるが、擬似連続予告の演出に用いられる予告表示であってもよいし、擬似連続予告が行われることを示唆する予告表示であってもよいし、先読み予告と兼用される場合があってもよい。
図148(f)に続く、図148(g)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示c1が予告表示c1’に変化し、予告表示c2が予告表示c2’に変化し、予告表示c3が予告表示c3’に変化した状態を示している。予告表示c1’〜c3’は、いずれも同じ表示態様であり、大きく表示された殿のキャラクタが日本刀を抜いて戦っている表示態様をしている。装飾図柄表示措置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示c1’が左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」と戦い、予告表示c2’が左図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」と戦い、予告表示c3’が右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」と戦う戦闘アニメーションが表示されている。
図148(g)に続く、図148(h)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示c1’がc1に、予告表示c2’がc2に、予告表示c3’がc3に変化しながら、予告表示c1が特図2保留アイコンb2を表示していた位置に、予告表示c2が特図1保留アイコンa3を表示していた位置に、予告表示c3が特図2保留アイコンb3を表示していた位置に戻る予告表示c1〜c3の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。
図148(h)に続く、図148(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示c1が特図2保留アイコンb2として移動前の位置に戻り、予告表示c2が特図1保留アイコンa3として移動前の位置に戻り、予告表示c3が特図2保留アイコンb3として移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了している。また、装飾図柄表示装置208において、「装飾7」のリーチ演出が実行されている。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に複数の保留アイコンが複数の予告表示として複数の装飾図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動してリーチ演出が開始される例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図139乃至図147に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、本例の予告表示として用いる保留アイコンの数が足りない場合は、変動アイコンを予告表示として用いる場合があってもよい。
次に、図149乃至図169を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図149(a)〜(c)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図149(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図145(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図149(a)は、画面の略中央に殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図149(a)に続く、図149(b)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図149(b)に続く、図149(c)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が吹き出し表示f1の上方に表示された状態を示している。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。なお、吹き出し表示f1の横幅と吹き出し表示f2の横幅は同じであり、吹き出し表示f1の高さと吹き出し表示f2の高さは同じとなるように構成されているが、横幅と高さがそれぞれ異なる場合があってもよいし、横幅のみが異なる場合があってもよいし、高さのみが異なる場合があってもよい。以下の説明における吹き出し表示f1、f2においても同様である。
次に、図150を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図150(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図150(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図150(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図150(a)に続く、図150(b)は、画面の左端から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されると共に、普図保留数aa5、および普図の第4図柄aa6にオーバーラップされている。
図150(b)に続く、図150(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面左端から登場した吹き出し表示f1が左から右に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。なお、吹き出し表示f1は、画面略中央で停止表示される直前の状態までは、吹き出し部に表示されている文字列と晴れマークの絵柄を表示しない(吹き出し部の枠のみが表示されている)で、画面略中央で停止表示した後に文字列と晴れマークの絵柄を文字列の先頭から順番に表示するようにしてもよいし、文字列と晴れマークの絵柄の全部が一度に表示されてもよい。また、他の吹き出し表示においても同様の構成であってもよい。
図150(c)に続く、図150(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図150(d)に続く、図150(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面右端から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、本例では、吹き出し表示f2は吹き出し表示f1よりも優先される表示である。このため、吹き出し表示f1とf2が重なる場合には、吹き出し表示f2が吹き出し表示f1にオーバーラップするように表示される。本例では、吹き出し表示f1の晴れマークの絵柄の一部が吹き出し表示f2の吹き出し部分にオーバーラップされる場合があるが、晴れマークの絵柄以外の部分が吹き出し表示f2にオーバーラップされてもよい。
図150(e)は、吹き出し表示f2の登場により、吹き出し表示f1は上方に移動する移動アニメーションが行われた状態を示している。本例では、吹き出し表示f1は上方に移動する移動アニメーションと吹き出し表示f2が左方に向けて移動する移動アニメーションが同時に行われる。
図150(e)に続く、図150(f)は、画面右端から登場した吹き出し表示f2が左に向けて移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央で表示され、吹き出しf1が上方に移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央上部で表示された状態を示している。
図150(f)に続く、図150(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図150(g)に続く、図150(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面左端から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、本例では、吹き出し表示f3は吹き出し表示f2よりも優先される表示である。このため、吹き出し表示f3とf2が重なる場合には、吹き出し表示f3が吹き出し表示f2にオーバーラップするように表示される。本例では、吹き出し表示f2の吹き出し部の文字列が吹き出し表示f3の吹き出し部分にオーバーラップされる場合があるが、吹き出し部の文字列以外の部分が吹き出し表示f3にオーバーラップされてもよい。なお、吹き出し表示f3の横幅は、吹き出し表示f1、f2の横幅と同じであり、吹き出し表示f3の高さは、吹き出し表示f1、f2の高さと同じであるが、横幅と高さがそれぞれ異なる場合があってもよいし、横幅のみが異なる場合があってもよいし、高さのみが異なる場合があってもよい。以下の説明における吹き出し表示f1〜f3においても同様である。
また、図150(h)は、吹き出し表示f3の登場により、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2は上方に移動する移動アニメーションが行われ、吹き出し表示f1は画面上端から出て行くように消去される状態を示している。本例では、吹き出し表示f1、f2が上方に移動する移動アニメーションと吹き出し表示f3が右方に向けて移動する移動アニメーションが同時に行われる。
図150(h)に続く、図150(i)は、画面左端から登場した吹き出し表示f3が右に向けて移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央で表示され、吹き出しf2が上方に移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央上部で表示され、吹き出し表示f1は画面上端から出ていくように消去された状態を示している。また、このコマの後、爺のキャラクタの吹き出し表示f2と姫のキャラクタの吹き出し表示f3は、吹き出し表示f2を消去した後に吹き出し表示f3が消去されてもよいし、吹き出し表示f2と吹き出し表示f3が同時に消去されてもよいし、吹き出し表示f3を消去した後に吹き出し表示f2が消去されてもよい。また、吹き出し表示f2、および吹き出し表示f3のうちの少なくとも一つは、装飾図柄変動表示におけるリーチ図柄が表示される前に消去されてもよいし、擬似連続表示のn回目(nは任意の数)を開始するよりも前に消去されてもよいし、仮停止表示を表示する前に消去されてもよい。吹き出し表示f2と吹き出し表示f3は、その場で即パッと消去されてもよいし、その場でだんだん薄くなってフェードアウトするように消去されてもよいし、殿のキャラクタの吹き出し表示f1と同じで上方に移動する移動アニメーションを表示した後に画面上端から出ていくように消去されてもよいし、それぞれの登場時の方向から出ていくように消去されてもよい。以降の図面において説明する吹き出し表示においても同様であってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図149乃至図169に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、本例および以降の図面において説明する吹き出し表示は、吹き出し表示の各構成(天気マーク(晴れマーク、曇りマーク、雨マーク)の絵柄、文字列の表示、枠、キャラクタの名前の表示、キャラクタの顔画像)のそれぞれにおいて、各構成のうちの少なくとも一部がアニメーション表示されてもよいし、一部のみがアニメーション表示されてもよいし、全部がアニメーション表示されてもよい。例えば、晴れマークの絵柄が回転するアニメーション表示を表示してもよいし、文字列の表示が点滅するアニメーション表示を表示してもよいし、キャラクタが口パクするアニメーション表示を表示してもよいし、晴れマークの絵柄が回転するアニメーション表示と文字列の表示が点滅するアニメーション表示とキャラクタが口パクするアニメーション表示のうちの1または複数を表示しながら吹き出し表示全体が移動表示してもよい。また、文字列の表示を先頭の文字から順番に表示するようにして文字列の表示の文字数が増加している期間にキャラクタが口パクするアニメーション表示を表示してもよい。吹き出し表示の各構成のアニメーション表示は、アニメーション表示の先頭から最後までの動作が繋がった繰り返し可能なアニメーション表示であってもよい。例えば、回転して元の姿勢に戻る1つのアニメーション表示を繰り返してもよいし、拡大または縮小した後に元の大きさに戻る1つのアニメーション表示を繰り返してもよいし、位置を移動した後に元の位置に戻る1つのアニメーション表示を繰り返してもよいし、点滅する1つのアニメーション表示を繰り返してもよいし、光沢表示が移動または変化する1つのアニメーション表示を繰り返してもよい。また、吹き出し表示の各構成のうちの少なくとも一のアニメーション表示の一部が吹き出し表示の各構成の他のアニメーションの一部にオーバーラップしてもよい。また、吹き出し表示は本例に限らず、吹き出し表示の各構成のそれぞれについて一部が透明または半透明でもよいし、一部のみが透明または半透明でもよいし、全部が半透明でもよい。
次に、図151を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図151(a)〜(m)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図151(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図151(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図151(a)に続く、図151(b)は、画面の左端から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されると共に、普図保留数aa5、および普図の第4図柄aa6にオーバーラップされている。
図151(b)に続く、図151(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面左端から登場した吹き出し表示f1が左から右に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図151(c)に続く、図151(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図151(d)に続く、図151(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1が上方に移動する移動アニメーションが開始される。
図151(e)に続く、図151(f)は、吹き出し表示f1の上方に移動する移動アニメーションを一旦中断して、画面上部で吹き出し表示f1が停止表示されている。
図151(f)に続く、図151(g)は、吹き出し表示f1の移動アニメーションの中断後に爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面右端から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図151(g)に続く、図151(h)は、画面右端から登場した吹き出し表示f2が左に向けて移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央で表示された状態を示している。
図151(h)に続く、図151(i)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図151(i)に続く、図151(j)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われている状態を示している。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。
図151(j)に続く、図151(k)は、画面上端から吹き出し表示f1が消去されれ、吹き出し表示f2の上方に移動する移動アニメーションを一旦中断して、画面上部で吹き出し表示f2が停止表示されている。
図151(k)に続く、図151(l)は、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面左端から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図151(l)に続く、図151(m)は、画面左端から登場した吹き出し表示f3が右に向けて移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央で表示された状態を示している。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図149乃至図169に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図152を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図152(a)〜(m)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図152(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図152(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図152(a)に続く、図152(b)は、画面の左端から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されると共に、普図保留数aa5、および普図の第4図柄aa6にオーバーラップされている。
図152(b)に続く、図152(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面左端から登場した吹き出し表示f1が左から右に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図152(c)に続く、図152(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図152(d)に続く、図152(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面右端から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、本例では、吹き出し表示f2は吹き出し表示f1よりも優先される表示である。このため、吹き出し表示f1とf2が重なる場合には、吹き出し表示f2が吹き出し表示f1にオーバーラップするように表示される。
図152(e)に続く、図152(f)は、画面右端から登場した吹き出し表示f2が左に向けて移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f2の吹き出し部分が吹き出し表示1の吹き出し部分とぴったり重なる位置である。吹き出し表示f2は、吹き出し表示f1よりも優先される表示であるため、吹き出し表示f1の吹き出し部分に表示されている「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄や吹き出し部分の枠の部分は、吹き出し表示f2の吹き出し部分に隠れるが、殿のキャラクタの顔画像と「殿」の文字画像は、吹き出し表示f2に隠れていない。
図152(f)に続く、図152(g)は、吹き出し表示f2の左に向けて移動する移動アニメーションが終了した後に、吹き出し表示f1が上方に移動する移動アニメーションが開始される。図152(g)では、吹き出し表示f1が上方に移動することで、吹き出し表示f2の吹き出し部によって隠されていた「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄や吹き出し部分の枠の部分の略上半分が視認できる。なお、図152(f)と図152(g)の間の或るタイミングにおいて、吹き出し表示f1の吹き出し部は、晴れマークの絵柄の一部が表示されて、文字列が表示されていない状態となる。
図152(g)に続く、図152(h)は、吹き出し表示f1の上方に移動する移動アニメーションを一旦中断して、画面上部で吹き出し表示f1が停止表示されている。
図152(h)に続く、図152(i)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図152(i)に続く、図152(j)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面左端から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、本例では、吹き出し表示f3は吹き出し表示f2よりも優先される表示である。このため、吹き出し表示f2とf3が重なる場合には、吹き出し表示f3が吹き出し表示f2にオーバーラップするように表示される。
図152(j)に続く、図152(k)は、画面左端から登場した吹き出し表示f3が右に向けて移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f3の吹き出し部分が吹き出し表示2の吹き出し部分とぴったり重なる位置である。吹き出し表示f3は、吹き出し表示f2よりも優先される表示であるため、吹き出し表示f2の吹き出し部分に表示されている「午前の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄や吹き出し部分の枠の部分は、吹き出し表示f3の吹き出し部分に隠れるが、爺のキャラクタの顔画像と「爺」の文字画像は、吹き出し表示f3に隠れていない。
図152(k)に続く、図152(l)は、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われている状態を示している。図152(l)では、吹き出し表示f2が上方に移動することで、吹き出し表示f3の吹き出し部によって隠されていた「午前の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄や吹き出し部分の枠の部分の略上半分が視認できる。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。
図152(l)に続く、図151(m)は、画面上端から吹き出し表示f1が消去され、吹き出し表示f2の上方に移動する移動アニメーションを一旦中断して、画面上部で吹き出し表示f2が停止表示されている。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図149乃至図169に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図153を用いて、吹き出し表示の演出例の2例を説明する。図153は、図153(a)〜(m)の後に図153(n)〜(q)の演出を行うパターン1の例と図153(a)〜(m)の後に図153(r)〜(t)の演出を行うパターン2の例を示している。
<パターン1の例>
図153(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図153(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図153(a)に続く、図153(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図153(b)に続く、図153(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図153(c)に続く、図153(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図153(d)に続く、図153(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが再開されると共に、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図153(e)に続く、図153(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図153(f)に続く、図153(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図153(g)に続く、図153(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。
図153(h)に続く、図153(i)は、吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f3が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f2が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f3は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f2がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f2の移動の速度と吹き出し表示f3の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。
図153(i)に続く、図153(j)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f2と吹き出し表示f3にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図153(j)に続く、図153(k)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f2、f3が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、サボハニのキャラクタによる吹き出し表示f4が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f4とは、サボハニのキャラクタ画像とサボハニのキャラクタ画像にオーバーラップされる位置に表示されている「ハニー」の文字画像と「リーチになったらリャンス」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f4の吹き出し部の高さは、吹き出し表示f1等の吹き出し部の略半分となるように構成されている。
図153(k)に続く、図153(l)は、吹き出し表示f2〜f4のスクロール表示を一旦中断した状態を示している。画面下部より登場した吹き出し部f4が登場しきった位置で停止表示され、吹き出し表示f3の上への移動も一旦中断して停止表示されている。また、吹き出し表示f2の略下半分が画面上端で停止表示されている。
図153(l)に続く、図153(m)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図153(m)に続く、図153(n)は、吹き出し表示f2〜f4のスクロール表示が再開されると共に、画面下部より吹き出し表示f5が登場するように表示された状態を示している。吹き出し表示f5とは、疾風のキャラクタの顔画像と疾風のキャラクタの顔画像の上に表示されている「疾風」の文字画像と「激熱」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f5の吹き出し部の高さは、吹き出し表示f1等の吹き出し部の略2倍となるように構成されている。
図153(n)に続く、図153(o)は、吹き出し表示f3〜f5のスクロール表示が行われて、吹き出し表示f3が画面上端から出ていくように消去される。
図153(o)に続く、図153(p)は、吹き出し表示f4、f5のスクロール表示が行われて、吹き出し表示f4が画面上端から出ていくように消去される。
図153(p)に続く、図153(q)は、吹き出し表示f5のスクロール表示が中断、または終了して、吹き出し表示f5の停止表示がされた状態を示している。装飾図柄表示装置208には、吹き出し表示f5の全体が表示されている。この後、吹き出し表示f5を消去すると共にリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
<パターン2の例>
図153(a)〜(m)に続く、図153(r)は、画面左端から吹き出し表示f5が登場するように表示されると共に、図153(m)において停止表示していた吹き出し表示f2〜f3を右方向に同時に移動させる移動アニメーションが表示された状態を示している。即ち、本例では、吹き出し表示f1〜f4を上に向けて順番にスクロール表示する演出の後に吹き出し表示f2〜f5を右に向けてスクロール表示する演出が行われる例である。
図153(r)に続く、図153(s)は、吹き出し表示f2〜f5の右に向けてスクロール表示が行われて、吹き出し表示f2〜f3が画面右端から同時に出ていくように消去される。
図153(s)に続く、図153(t)は、吹き出し表示f5のスクロール表示が中断、または終了して、吹き出し表示f5の停止表示がされた状態を示している。装飾図柄表示装置208には、吹き出し表示f5の全体が表示されている。この後、吹き出し表示f5を消去すると共にリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図149乃至図169に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。また、本例のパターン1の例が行われる場合は、本例のパターン2の例が行われる場合よりも、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例のパターン2の例が行われる場合は、本例のパターン1の例が行われる場合よりも、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図154を用いて、吹き出し表示の演出例の2例を説明する。図154は、図154(a)〜(j)の後に図154(k)、(l)の演出を行うパターン1の例と図154(a)〜(j)の後に図154(m)、(n)の演出を行うパターン2の例を示している。
<パターン1の例>
図154(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図154(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図154(a)に続く、図154(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図154(b)に続く、図154(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図154(c)に続く、図154(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図154(d)に続く、図154(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが再開されると共に、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図154(e)に続く、図154(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図154(f)に続く、図154(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図154(g)に続く、図154(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。
図154(h)に続く、図154(i)は、吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f3が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f2が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f3は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f2がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f2の移動の速度と吹き出し表示f3の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。
図154(i)に続く、図154(j)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f2と吹き出し表示f3にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図154(j)に続く、図154(k)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、消去された吹き出し表示f1が画面上端から登場するように表示され、吹き出し表示f1〜f3が下に向いてスクロール表示される。
図154(k)に続く、図154(l)は、吹き出し表示f1、f2のスクロール表示を一旦中断または終了した状態を示している。画面上部より再登場した吹き出し表示f1が画面略上部の位置で停止表示され、吹き出し表示f2が画面略中央で停止表示されている。この後、吹き出し表示f1、f2を消去すると共にリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
<パターン2の例>
図154(a)〜(j)に続く、図154(m)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、画面上端から吹き出し表示f1’が登場するように表示されると共に、吹き出し表示f1’、f2、f3が下に向いてスクロール表示される。吹き出し表示f1’は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「疑似連チャンス!」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図154(m)に続く、図154(n)は、吹き出し表示f1’、f2のスクロール表示を一旦中断または終了した状態を示している。画面上部より登場した吹き出し表示f1’が画面略上部の位置で停止表示され、吹き出し表示f2が画面略中央で停止表示されている。この後、吹き出し表示f1’、f2を消去すると共に、擬似連続予告演出やリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図149乃至図169に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。また、本例のパターン1の例が行われる場合は、本例のパターン2の例が行われる場合よりも、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例のパターン2の例が行われる場合は、本例のパターン1の例が行われる場合よりも、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図155を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図155(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図155(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図155(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図155(a)に続く、図155(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1’が登場するように表示されている。吹き出し表示f1’は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「疑似連チャンス!」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1’は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図155(b)に続く、図155(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1’が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図155(c)に続く、図155(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1’の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図155(d)に続く、図155(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1’が上に向けて移動する移動アニメーションが再開されると共に、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図155(e)に続く、図155(f)は、吹き出し表示f1’が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1’が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1’がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1’の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図155(f)に続く、図155(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1’と吹き出し表示f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1’と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図155(g)に続く、図155(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1’を停止表示したままで、f2が上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1’が表示されている位置より上に、吹き出し表示f2が表示されず消去されるように構成されている。また、吹き出し表示f1’を吹き出し表示f2よりも優先させて表示させることで、吹き出し表示f2が吹き出し表示f1の後方をスクロール表示で移動している際には、吹き出し表示f2のうちの吹き出し表示f1’がオーバーラップしている部分が表示されないように構成されてもよい。この場合においては、吹き出し表示f2のうちの爺のキャラクタの顔画像と爺の文字画像は、吹き出し表示f1’にオーバーラップされないため、画面上端の位置までスクロー表示される。このように、本例では大当り信頼度の高い吹き出し表示が登場した場合には、大当り信頼度の低い方の吹き出しを優先させて消去することで、信頼度の高い吹き出し表示を画面に残すように構成されている。
図155(h)に続く、図155(i)は、吹き出し表示f1’を停止表示したままで、画面下部から登場した吹き出し表示f3が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f3が、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f2がこの前に停止表示していた位置である。この後、吹き出し表示f1’、f3を消去すると共にリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図149乃至図169に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図156を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図156(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図156(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図156(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図156(a)に続く、図156(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1’が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図156(b)に続く、図156(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図156(c)に続く、図156(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図156(d)に続く、図156(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されてから、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが再開される。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。本例では、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されてから吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われるため、吹き出し表示f2が吹き出し表示f1の略下半分にオーバーラップするように表示される。
図156(e)に続く、図156(f)は、吹き出し表示f1の略下半分が吹き出し表示f2にオーバーラップされている状態で、共に上に向けて移動する移動アニメーションが行われている。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図156(f)に続く、図156(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1、f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図156(g)に続く、図156(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2を停止表示したままで、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f3が吹き出し表示f2の略下半分にオーバーラップするように表示される。本例では、吹き出し表示1の吹き出し部分(「今日の天気は」の文字列や晴れマークの絵柄や吹き出し部の枠部分)の一部が吹き出し表示f2の吹き出し部分(「今日の天気は」の文字列や曇りマークの絵柄や吹き出し部の枠部分)の一部にオーバーラップして、吹き出し表示2の吹き出し部分(「今日の天気は」の文字列や曇りマークの絵柄や吹き出し部の枠部分)の一部が吹き出し表示f3の吹き出し部分(「今日の天気は」の文字列や雨マークの絵柄や吹き出し部の枠部分)の一部にオーバーラップするように構成されているがこれ以外の場合があってもよい。例えば、各キャラクタの顔画像がオーバーラップする場合があってもよいし、各キャラクタの名前の文字画像がオーバーラップする場合があってもよいし、吹き出し部にキャラクタの顔画像がオーバーラップする場合があってもよいし、キャラクタの顔画像に吹き出し部がオーバーラップする場合があってもよいし、吹き出し部にキャラクタの名前の文字画像がオーバーラップする場合があってもよい。
図156(h)に続く、図156(i)は、吹き出し表示f1〜f3を上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し部f1の上端と吹き出し部f3の下端が画面に収まる位置で、吹き出し表示f1〜f3の移動アニメーションを中断または終了した状態を示している。この後、吹き出し表示f1〜f3を消去すると共にリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。また、本例では2つの吹き出し表示を重ねる構成であるが、2以上の吹き出し表示を重ねる場合があってもよいし、例えば、重ねられた吹き出し表示の数が多くなるほど、大当りの信頼度が高くなる場合があってもよい。また、本例では、各吹き出し表示の重なり具合を均等となるように構成されているが、各吹き出し表示の重なり具合を均等とならないように構成されてもよい。例えば、吹き出し表示f1とf2の重なる面積は、吹き出し表示f2とf3の重なる面積よりも小さくなる場合があってもよいし、大きくなる場合があってもよい。また、吹き出し表示f1とf2が重なり、吹き出し表示f2とf3が重ならない場合があってもよいし、吹き出し表示f1とf2が重ならないで、吹き出し表示f2とf3が重なる場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図149乃至図169に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図157を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図157(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図157(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図157(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図157(a)に続く、図157(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図157(b)に続く、図157(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図157(c)に続く、図157(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図157(d)に続く、図157(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されると共に、吹き出し表示f1が縮小してから上方に移動するアニメーションが表示される。また、吹き出し表示f1は、上方に移動しながら徐々に縮小する場合があってもよい。なお、吹き出し表示の縮小具合は本例に限らず、吹き出し表示の各構成(天気の絵柄、文字、枠、キャラクタの名前、キャラクタの顔画像)のそれぞれについて一部が縮小してもよいし、一部のみが縮小してもよいし、全部が縮小してもよいし、各構成毎に縮小率が異なるように縮小してもよい。
図157(e)に続く、図157(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図157(f)に続く、図157(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1、f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図157(g)に続く、図157(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されると共に、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2が上方に移動するアニメーションが表示される。また、吹き出し表示f2は上方に移動する前に縮小表示されるように構成されているが、吹き出し表示f2は、上方に移動しながら徐々に縮小する場合があってもよい。なお、吹き出し表示f2の縮小具合は吹き出し表示f1の縮小具合と同じであってもよいし、異なっていてもよい。また、吹き出し表示f1、およびf2のうちのいずれか一方が他方よりも大きくまたは小さく縮小される場合があってもよいし、一方と他方で縮小する構成が異なっていてもよい。
図157(h)に続く、図157(i)は、吹き出し表示f2、f3の上に向けて移動するアニメーションを中断、または終了して停止表示をした状態を示している。この後、吹き出し表示f2、f3を消去すると共にリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図149乃至図169に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図158を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図158(a)〜(k)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図158(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図158(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図158(a)に続く、図158(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図158(b)に続く、図158(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図158(c)に続く、図158(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図158(d)に続く、図158(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、殿のキャラクタによる吹き出し表示f1’が画面下部から登場するように表示されると共に、吹き出し表示f1が上方に移動するアニメーションが表示される。吹き出し表示f1’は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「疑似連チャンス!」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図158(e)に続く、図158(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f1’が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f1’は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f1’が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f1’の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図158(f)に続く、図158(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1、f1’のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f1’にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図158(g)に続く、図158(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1のみが上方に移動するアニメーションが表示され、吹き出し表示f1が画面上端から出ていくように消去される。また、吹き出し表示f1’が吹き出し表示f1aに変化するアニメーションが行われる。当該アニメーションでは、吹き出し表示f1’の吹き出し部が拡大して、吹き出し部の文字列が徐々に消えていくにつれて、代わりに吹き出し表示f1aの吹き出し部の文字列が浮かんでくるように構成されている。また、吹き出し表示f1aは、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「SPリーチ確定」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1aの吹き出し部の高さは、吹き出し表示f1の吹き出し部の高さの略2倍である。なお、本例では古い吹き出し表示f1は、新しい吹き出し表示f1’の変化に応じて、上に移動して消去されるように構成されているが、例えば、左右方向のいずれかに移動して消去されてもよいし、移動せずに変化した吹き出し表示f1aによってオーバーラップされてもよいし、その場でフェードアウトするように消去されてもよい。
図158(h)に続く、図158(i)は、吹き出し表示f1aが画面の枠内に収まるように停止表示されている。
図158(i)に続く、図158(j)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1aにオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図158(j)に続く、図158(k)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、「SPリーチ確定」の文字列を消去して「全回転リーチ確定」の文字列を表示している。「全回転リーチ確定」の文字列は、吹き出し表示f1aの吹き出し部からはみ出る様に表示される。「全回転リーチ確定」の文字列は、装飾図柄や殿のキャラクタ画像や保留アイコンや変動アイコンや特図1保留数aa1や特図1の第4図柄aa2や特図2保留数aa3や特図2の第4図柄aa4や普図保留数aa5や普図の第4図柄aa6等の表示やチュートリアル表示領域tu1の文字列の表示、またはこれら以外の表示にオーバーラップする場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図149乃至図169に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。この後、吹き出し表示f1aを消去すると共にSPリーチ演出や全回転リーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図149乃至図169に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図159を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図159(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図159(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図159(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図159(a)に続く、図159(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。また、画面の左端から姫のキャラクタ表示m3が登場するように表示されている。姫のキャラクタ表示m3は、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6にオーバーラップされている。
図159(b)に続く、図159(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。また、姫のキャラクタm3は右方に移動するアニメーションが表示され、姫のキャラクタm3は、吹き出し表示f1の殿のキャラクタの顔画像の一部にオーバーラップするように表示されている。
図159(c)に続く、図159(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。また、姫のキャラクタm3は右方に移動するアニメーションが表示され、姫のキャラクタm3は、吹き出し表示f1の殿のキャラクタの顔画像の略全体、および「殿」の文字画像の略全体にオーバーラップするように表示されている。なお、遊技者がチャンスボタン136を押下するまで、吹き出し表示f1が停止している場合は、姫のキャラクタm3も右方向の移動を停止するように構成されてもよい。
図159(d)に続く、図159(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが再開されると共に、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、姫のキャラクタm3は右方に移動するアニメーションが表示され、姫のキャラクタm3は、吹き出し表示f1の吹き出し部の左部の文字部分、および吹き出し表示f2の吹き出し部の左部の文字部分にオーバーラップするように表示されている。
図159(e)に続く、図159(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。また、姫のキャラクタm3は右方に移動するアニメーションが表示され、姫のキャラクタm3は、吹き出し表示f1の吹き出し部の中部の文字部分、および吹き出し表示f2の吹き出し部の中部の文字部分にオーバーラップするように表示されている。
図159(f)に続く、図159(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。また、姫のキャラクタm3は右方に移動するアニメーションが表示され、姫のキャラクタm3は、吹き出し表示f1の吹き出し部の右部の文字部分と晴れマークの絵柄部分、および吹き出し表示f2の吹き出し部の右部の文字部分と曇りマークの絵柄部分にオーバーラップするように表示されている。また、姫のキャラクタm3は、ボタン予告表示h110の一部および操作有効期限表示h112の一部にオーバーラップされるように表示されている。
図159(g)に続く、図159(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。また、姫のキャラクタm3は右方に移動するアニメーションが表示され、姫のキャラクタm3は、吹き出し表示f2の吹き出し部の右部の曇りマークの絵柄部分と吹き出し表示f3の吹き出し部の右部の雨マークの絵柄部分、および爺のキャラクタの顔画像の一部にオーバーラップするように表示されている。
図159(h)に続く、図159(i)は、吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f3が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f2が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f3は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f2がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f2の移動の速度と吹き出し表示f3の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。また、姫のキャラクタm3は右方に移動するアニメーションが表示され、画面右端から出ていくように消去される。姫のキャラクタm3の一部は、爺のキャラクタの顔画像の一部にオーバーラップするように表示されている。この後、吹き出し表示f2、f3を消去すると共にリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図149乃至図169に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図160を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図160(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図160(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図160(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図160(a)に続く、図160(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。また、装飾図柄表示装置208の略中央前方に構造体247が移動してきた状態を示している。構造体247によって吹き出し表示f1の枠部分が視認し難くなっている。
図160(b)に続く、図160(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の略中央前方に構造体247が位置している。構造体247によって吹き出し表示f1の枠部分、文字列部分、および晴れマークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
図160(c)に続く、図160(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している
図160(d)に続く、図160(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが再開されると共に、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、装飾図柄表示装置208の略中央前方に構造体247が位置している。構造体247によって吹き出し表示f1の枠部分、文字列部分、および晴れマークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
図160(e)に続く、図160(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。また、装飾図柄表示装置208の略中央前方に構造体247が位置している。構造体247によって吹き出し表示f1、f2の枠部分、文字列部分、および晴れマーク、曇りマークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
図160(f)に続く、図160(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の略中央前方に構造体247が位置している。構造体247によって吹き出し表示f1、f2の枠部分、文字列部分、晴れマーク、曇りマークの絵柄の一部、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が視認し難くなっている。
図160(g)に続く、図160(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。また、装飾図柄表示装置208の略中央前方に構造体247が位置している。構造体247によって吹き出し表示f2の枠部分、文字列部分、曇りマークの絵柄の一部、吹き出し表示f3の枠部分の一部が視認し難くなっている。
図160(h)に続く、図160(i)は、吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f3が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f2が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f3は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f2がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f2の移動の速度と吹き出し表示f3の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。また、装飾図柄表示装置208の略中央前方に構造体247が位置している。構造体247によって吹き出し表示f2、f3の枠部分、文字列部分、曇りマーク、雨マークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
本例は、構造体247が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置している間に、吹き出し表示が移動するように構成されているが、構造体247が初期位置に位置している間にのみ、吹き出し表示が移動するように構成されてもよいし、構造体247が装飾図柄表示装置208の画面にオーバーラップしている間に吹き出し表示が移動するように構成されてもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図149乃至図169に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図161を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図161(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図161(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図161(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図161(a)に続く、図161(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルに笑顔のキャラクタの発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f1の枠部分、文字列部分、および晴れマークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
図161(b)に続く、図161(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルによる発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f1の枠部分、文字列部分、および晴れマークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
図161(c)に続く、図161(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルによる発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f1の枠部分、文字列部分、晴れマークの絵柄の一部、およびボタン予告表示h110、操作有効期限表示h112が視認し難くなっている。
図161(d)に続く、図161(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが再開されると共に、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルによる発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f1、f2の枠部分、文字列部分、晴れマーク、曇りマークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
図161(e)に続く、図161(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルによる発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f1、f2の枠部分、文字列部分、晴れマーク、曇りマークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
図161(f)に続く、図161(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルによる発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f1、f2の枠部分、文字列部分、晴れマーク、曇りマークの絵柄の一部、およびボタン予告表示h110、操作有効期限表示h112が視認し難くなっている。
図161(g)に続く、図161(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルによる発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f2、f3の枠部分、文字列部分、曇りマーク、雨マークの絵柄の一部、およびボタン予告表示h110、操作有効期限表示h112が視認し難くなっている。
図161(h)に続く、図161(i)は、吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f3が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f2が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f3は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f2がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f2の移動の速度と吹き出し表示f3の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルによる発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f2、f3の枠部分、文字列部分、曇りマーク、雨マークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
本例は、装飾図柄表示装置208の前方に位置する発光パネルによる発光表示がされている際に、吹き出し表示が移動するように構成されているが、発光パネルによる発光表示していない間にのみ、吹き出し表示が移動するように構成されてもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図149乃至図169に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図162を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図162(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図162(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図162(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図162(a)に続く、図162(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f1の枠部分にオーバーラップしている。
図162(b)に続く、図162(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f1の枠部分の一部、文字列部分の全部、天気のマークの絵柄の一部、殿のキャラクタの顔画像の一部、「殿」の文字の全部にオーバーラップしている。
図162(c)に続く、図162(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f1の枠部分の一部、文字列部分の全部、天気のマークの絵柄の一部、殿のキャラクタの顔画像の一部、「殿」の文字の全部にオーバーラップしている。
図162(d)に続く、図162(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが再開されると共に、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f1の吹き出し部の略全部、殿のキャラクタの顔画像の一部、「殿」の文字の一部、吹き出し表示f2の枠部分の一部にオーバーラップしている。
図162(e)に続く、図162(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f1の枠部分の一部、晴れのマークの絵柄の一部、殿のキャラクタの顔画像の一部、吹き出し表示f2の吹き出し部の略全体、爺のキャラクタの顔画像の一部にオーバーラップしている。
図162(f)に続く、図162(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f1の枠部分の一部、晴れマークの絵柄の一部、吹き出し表示f2の吹き出し部の略全体の部分、爺のキャラクタの顔画像の一部、およびボタン予告表示h110、操作有効期限表示h112の全部にオーバーラップしている。
図162(g)に続く、図162(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f2の吹き出し部の略全体、爺のキャラクタの顔画像の一部、吹き出し表示f3の枠部分の一部、「姫」の文字画像の一部にオーバーラップしている。
図162(h)に続く、図162(i)は、吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f3が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f2が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f3は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f2がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f2の移動の速度と吹き出し表示f3の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f2の枠部分の一部、曇りマークの絵柄の一部、爺のキャラクタの顔画像の一部、吹き出し表示f3の枠部分の一部、文字列全体、雨マークの絵柄の一部、姫のキャラクタの顔画像の一部「姫」の文字画像の全部にオーバーラップしている。
本例は、装飾図柄表示装置208に第一の表示が表示されている際に、吹き出し表示が移動するように構成されているが、第一の表示を表示していない間にのみ、吹き出し表示が移動するように構成されてもよい。また、第一の表示は、保留表示、保留アイコン、変動アイコン、予告アイコン、アイコン領域表示、装飾図柄、第四図柄、ミニ装飾図柄、予告表示、先読み予告表示、チュートリアル表示、疑似連表示、リーチ表示、右打ち表示、左打ち表示、キャラクタ表示、背景表示、大当り表示、ラウンド表示、ビッグボーナス表示、AR表示、RT表示、連荘回数表示、獲得球数表示、獲得枚数表示、音量調整表示、光量調整表示、ボタン押下表示、エラー表示、球抜き表示、扉開放表示、異常発生表示のうちの少なくともいずれかであってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図149乃至図169に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図163を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図163(a)〜(h)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図163(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図163(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図163(a)に続く、図163(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1’が登場するように表示されている。吹き出し表示f1’とは、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「疑似連チャンス!」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1’は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図163(b)に続く、図163(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1’が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abには、特図1保留アイコンa4が新たに表示されている。
図163(c)に続く、図163(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1’の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図163(d)に続く、図163(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2’が画面下部から登場するように表示されると共に、吹き出し表示f1’が上方に移動するアニメーションが表示される。吹き出し表示f2’は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「保留変化じゃ」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図163(e)に続く、図163(f)は、吹き出し表示f1’が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2’が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1’が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2’は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2’が停止表示する位置は、吹き出し表示f1’がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1’の移動の速度と吹き出し表示f2’の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。
図163(f)に続く、図163(g)は、吹き出し表示f2’に表示されている曇りマークの絵柄が特図1、2保留アイコン表示領域280abに向かって移動している状態を示している。
図163(g)に続く、図163(h)は、吹き出し表示f2’に表示されていた曇りマークの絵柄が、デフォルト態様の特図1保留アイコンa4に置き換わって特図1保留アイコンa4として表示されている。この後、吹き出し表示f1’、f2’を消去すると共にSPリーチ演出や全回転リーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
本例の演出は、吹き出し表示f1’と吹き出し表示f2’による連続した予告が行われる例である。吹き出し表示f1’は、当該変動の予告に用いられ、吹き出し表示f2’は、先読み予告に用いられる。また、本例では、吹き出し表示の吹き出し部の内側に表示されていた曇りマークの絵柄を移動させて保留アイコンとして表示させる例であるが、吹き出し部の外に表示している当該変動や先読みに用いられる予告アイコンを吹き出し部の内側に移動させて表示してもよく、また吹き出し部の内側に表示されていたアイコンを当該予告アイコンで上書きする表示を行ってもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図149乃至図169に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図164を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図164(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。また、図164〜図166においては、装飾図柄表示装置208の左側にサブ液晶a208、右側にサブ液晶b208が設けられている。
図164(a)は、サブ液晶a208に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図164(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図164(a)に続く、図164(b)は、装飾図柄表示装置208の画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1の一部が登場するように表示されるのと同時に、サブ液晶a208の画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部と同じ高さの部分)から吹き出し表示f1の他の一部が登場するように表示されている。吹き出し表示f1の一部は、「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部であり、吹き出し表示f1の他の一部は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像、および吹き出し部の一部が該当する。
図164(b)に続く、図164(c)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の一部と、サブ液晶a208において、吹き出し表示f1の他の一部が、同時に上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、装飾図柄表示装置208やサブ液晶a208の画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図164(c)に続く、図164(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図164(d)に続く、図164(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、装飾図柄表示装置208において、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2の一部が画面下部から登場するように表示されると共に、吹き出し表示f1の一部が上方に移動するアニメーションが表示される。また、サブ液晶b208において、サブ液晶b208の画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部と同じ高さの部分)から吹き出し表示f2の他の一部が登場するように表示されている。吹き出し表示f2の一部は、「午前の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部であり、吹き出し表示f2の他の一部は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像、および吹き出し部の一部が該当する。
図164(e)に続く、図164(f)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1の一部が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2の一部は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2の一部が停止表示する位置は、吹き出し表示f1の一部がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。また、サブ液晶a208において、吹き出し表示f1の他の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて画面上部で停止表示すると共に、サブ液晶b208において、吹き出し表示f2の他の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われ画面下部で停止表示する。
図164(f)に続く、図164(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の一部とf2の一部にオーバーラップする位置にボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示されている。
図164(g)に続く、図164(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、装飾図柄表示装置208において、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f2の一部が上方に移動するアニメーションが表示されると共に、吹き出し表示f3の一部が画面下部から登場するように表示される。また、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1の他の一部が画面上端から出ていくように消去され、吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。また、サブ液晶c208において、吹き出し表示f2の他の一部が上方に移動するアニメーションが表示される。吹き出し表示f3の一部は、「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部であり、吹き出し表示f3の他の一部は、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像、および吹き出し部の一部が該当する。
図164(h)に続く、図164(i)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f2の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f3の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f2の一部が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f3の一部は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2の一部が停止表示する位置は、吹き出し表示f1の一部がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f2の移動の速度と吹き出し表示f3の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。また、サブ液晶b208において、吹き出し表示f2の他の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて画面上部で停止表示すると共に、サブ液晶a208において、吹き出し表示f3の他の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われ画面略中央部で停止表示する。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図149乃至図169に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図165を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図165(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図165(a)は、サブ液晶a208に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図165(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図165(a)に続く、図165(b)は、装飾図柄表示装置208の画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図165(b)に続く、図165(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図165(c)に続く、図165(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図165(d)に続く、図165(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されると共に、吹き出し表示f1が上方に移動するアニメーションが表示される。
図165(e)に続く、図165(f)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図165(f)に続く、装飾図柄表示装置208において、図165(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1、f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図165(g)に続く、図165(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、装飾図柄表示装置208において、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されると共に、吹き出し表示f2が上方に移動するアニメーションが表示される。また、サブ液晶b208の上端から、既に消去した吹き出し表示f1がサブ液晶b208の大きさに合わせて縮小されて登場するように表示される。
図165(h)に続く、図165(i)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f2、f3の上に向けて移動するアニメーションが継続して行われ、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1が下方に移動するアニメーションが行われ、サブ液晶b208の下部に吹き出し表示が貯まるように表示されている。このように、本例の演出は、装飾図柄表示装置208において消去した吹き出し表示をサブ液晶b208に貯める演出である。サブ液晶b208が吹き出し表示でいっぱいになると古い吹き出し表示から消去するようにしてもよいし、新しい吹き出し表示を消去するようにしてもよいし、全ての吹き出し表示を消去するようにしてもよいし、半分の吹き出し表示を消去するようにしてもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図149乃至図169に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。また、本例では、サブ液晶b208に表示する吹き出し表示f1は、装飾図柄表示装置208に表示する吹き出し表示f1より小さくなるように構成されているが、サブ液晶b208に表示する吹き出し表示f1が装飾図柄表示装置208に表示する吹き出し表示f1より大きくなるように構成されてもよいし、同じ大きさとなるように構成されてもよい。
次に、図166を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図166(a)〜(m)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図166(a)は、サブ液晶a208に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図166(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図166(a)に続く、図166(b)は、サブ液晶b208の画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部と同じ高さ)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図166(b)に続く、図166(c)は、サブ液晶b208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示された状態を示している。
図166(c)に続く、図166(d)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾3−装飾8−装飾4」の停止表示をした状態を示している。また、停止表示の表示中は、サブ液晶b208の吹き出し表示f1の移動も停止している。
図166(d)に続く、図166(e)は、次の変動が開始され、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示が表示されている。また、サブ液晶b208では、吹き出し表示f1の移動アニメーションが開始されている。
図166(e)に続く、図166(f)は、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われている。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図166(f)に続く、図166(g)は、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1、f2のスクロール表示が継続して行われている。
図166(g)に続く、図166(h)は、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1、f2のスクロール表示が継続して行われている。
図166(h)に続く、図166(i)は、装飾図柄表示装置208で「装飾2−装飾8−装飾9」の停止表示をした状態を示している。図166(h)では、装飾図柄の停止表示中でも、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1、f2のスクロール表示が継続して行われ、画面の下部から吹き出し表示f3が登場するように表示されている。
図166(i)に続く、図166(j)は、次の変動が開始され、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示が表示され、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1〜f3のスクロール表示が継続して行われている。
図166(j)に続く、図166(k)は、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1〜f3のスクロール表示が継続して行われ、画面の下部から吹き出し表示f6が登場するように表示されている。吹き出し表示f6は、ちび姫のキャラクタの顔画像とちび姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「ちび姫」の文字画像と「夕方の天気は」、「リーチかな?」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。本例の吹き出し表示f6は、当該変動においてリーチが行われることの予告として用いられる表示である。
図166(k)に続く、図166(l)は、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1〜f3、およびf6のスクロール表示が継続して行われ、吹き出し表示f1が画面上端から消去され、画面下部から登場した吹き出し表示f6の全体が表示された段階で、吹き出し表示f2、f3、f6のスクロール表示を中断、または終了している。
図166(l)に続く、図166(m)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4」のリーチ演出が行われている状態を示している。このように、本例は、複数の変動を跨いで、吹き出し表示が表示され続ける例である。また、装飾図柄の停止表示中であっても、サブ液晶によって吹き出し表示の演出を継続して行う場合がある。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図149乃至図169に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図167は、保留アイコンを用いた演出例の2例を段階的に示している。図167は、図167(a)〜(h)の後に図167(i)〜(k)の演出を行うパターン1の例と図167(a)〜(h)の後に図167(i’)〜(l’)の演出を行うパターン2の例を示している。
<パターン1の例>
以下、本演出例のパターン1の例を図167(a)〜(k)を用いて説明する。
図167(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図167(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図167(a)に続く、図167(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図167(b)に続く、図167(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図167(c)に続く、図167(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図167(d)に続く、図167(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、2つ目の吹き出し表示f1が画面下部から登場するように表示されると共に、2つの吹き出し表示f1が上方に移動するアニメーションが表示される。なお、3つ以上同じ吹き出し表示が連続する場合があってもよい。
図167(e)に続く、図167(f)は、両方の吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われる。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図167(f)に続く、図167(g)は、装飾図柄表示装置208において、両吹き出し表示f1のスクロール表示を一旦中断して、両吹き出し表示f1にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図167(g)に続く、図167(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、両吹き出し表示f1が上方に移動するアニメーションが表示され、両吹き出し表示f1が画面上端から出ていくように消去される直前である。また、画面下部から吹き出し表示f1bが登場するように表示される。吹き出し表示f1bは、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「総て人の上にたつ時は、愚なるも智あるさまに見え、下にいるものは、智あるも愚に見ゆるものなり。」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1bの吹き出し部は、装飾図柄表示装置208の一画面に収まらない大きさである。
図167(h)に続く、図167(i)は、吹き出し表示f1bの上端が画面上端に位置している状態を示している。
図167(i)に続く、図167(j)は、吹き出し表示f1bのスクロール表示が行われている状態を示す。
図167(j)に続く、図167(k)は、吹き出し表示f1bの下端が視認されるまで、吹き出し表示f1bのスクロール表示が行われた状態を示している。
<パターン2の例>
以下、本演出例のパターン2の例を図167(i’)〜(l’)を用いて説明する。
図167(a)〜(h)に続く、図167(i’)は、吹き出し部f1bのスクロール表示が一旦停止している状態を示している。なお、吹き出し部f1bのスクロール表示はが1回または複数回停止する場合があってもよい。
図167(i’)に続く、図167(j’)は、装飾図柄表示装置208に、チャンスボタン136を模したボタン予告表示h110、チャンスボタン136の操作有効期限をゲージで表す操作有効期限表示h112が表示された状態を示している。
図167(j’)に続く、図167(k’)は、チャンスボタン136の操作有効期限内に遊技者がチャンスボタン136押下することで、停止していた吹き出し部f1bのスクロール表示が再開される。
図167(k’)に続く、図167(l’)は、吹き出し表示f1bの下端が視認されるまで、吹き出し表示f1bのスクロール表示が行われた状態を示している。この後、吹き出し表示f1bを消去すると共にSPリーチ演出や全回転リーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。また、吹き出し表示f1bのスクロール表示が停止するたびにボタン予告演出が行われる場合があってもよいし、ボタン予告演出が行われない場合があってもよい。吹き出し表示f1bのスクロール表示において、「総て人の上にたつ時は、愚なるも智あるさまに見え、下にいるものは、智あるも愚に見ゆるものなり。」の文字列の全てがスクロール表示される場合と全てがスクロール表示されない場合があってもよい。当該文字列が全てスクロール表示される場合は、当該文字列が全てスクロール表示されない場合と比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図149乃至図169に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図168を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図168(a)〜(g)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図168(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図168(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図168(a)に続く、図168(b)は、画面の右上および右下から2つの吹き出し表示f1が同時に登場するように表示され、同じスピードで左方に移動するアニメーションが表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。なお、同時に3つ以上の同じ吹き出し表示が登場してもよい。
図168(b)に続く、図168(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面右端から、吹き出し表示f2、f3が同時に登場するように表示され、同じスピードで左方に移動するアニメーションが表示されている。なお、同時に2つ以上の異なる吹き出し表示が登場する場合があってもよい。また、上と下の吹き出し表示f1は、同じ速度で左方に移動するアニメーションが開始されている。
図168(c)に続く、図168(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1〜f3が同じ速度で左方に移動するアニメーションが行われている。
図168(d)に続く、図168(e)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1〜f3が同じ速度で左方に移動するアニメーションが行われている。
図168(e)に続く、図168(f)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1〜f3が同じ速度で左方に移動するアニメーションが行われ、登場した順番に左端から出ていくように消去される直前の状態である。また、本例では全ての吹き出し表示が同じ方向に同じ速度で移動するアニメーションが行われるが、吹き出し表示のそれぞれが異なる方向に異なる速度で移動するアニメーションが行われてもよい。また、当該変動の予告や先読み予告に用いられる吹き出し表示については、当該変動の予告や先読み予告に用いられない予告とは、異なる方向に移動させる場合があってもよいし、異なる速度で移動させる場合があってもよい。
図168(f)に続く、図168(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1〜f3が同じ速度で左方に移動するアニメーションが行われ、登場した順番に左端から出ていくように消去された後の状態を示している。この後、SPリーチ演出や全回転リーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。なお、本例では、同時に表示開始した上の吹き出し表示f1と下の吹き出し表示f1が同時に表示終了しているが、上の吹き出し表示f1と下の吹き出し表示f1のうちの一方が他方よりも先に表示終了するようにしてもよいし、上の吹き出し表示f1と下の吹き出し表示f1のうちの一方が他方より移動速度が速くてもよい。また、同時に表示開始した吹き出し表示f2と吹き出し表示f3が同時に表示終了しているが、吹き出し表示f2と吹き出し表示f3のうちの一方が他方よりも先に表示終了するようにしてもよいし、吹き出し表示f2と吹き出し表示f3のうちの一方が他方より移動速度が速くてもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図149乃至図169に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図169を用いて、吹き出し表示の演出例の2例を説明する。
図169(a)は、吹き出し表示f1が表示されている状態で吹き出し表示f2を表示した場合の演出例である。図169(a)の右側は、吹き出し表示f2を吹き出し表示f1にオーバーラップする位置に表示する際に、吹き出し表示f1を移動させない例である。本例では、吹き出し表示f1は吹き出し表示f2にオーバーラップされているため、吹き出し表示f1に表示されたキャラクタのセリフと吹き出し表示f2に表示されたキャラクタのセリフを同時に視認できない。
図169(b)は、吹き出し表示f1が表示されている状態で吹き出し表示f2を表示した場合の演出例である。図169(b)の右側は、吹き出し表示f2を吹き出し表示f1にオーバーラップする位置に表示する際に、吹き出し表示f1を上方へ移動させる例である。吹き出し表示f1を上方に移動させることで、吹き出し表示f1に表示されたキャラクタのセリフと吹き出し表示f2に表示されたキャラクタのセリフを同時に視認することができる場合がある。
次に、以上説明した一実施の形態によるパチンコ機100の特徴的構成について再度図1乃至図169を参照しつつ説明する。
(e1)
第一の可動手段(例えば、可動体90a)と(例えば、図119参照)、
第二の可動手段(例えば、可動体90b)と(例えば、図119参照)、
第一の発光手段(例えば、発光ダイオードa22、a32、a33)と(例えば、図119参照)、
第二の発光手段(例えば、発光ダイオードa11〜a16、a23、a24)と(例えば、図119参照)、
を備えた遊技台であって、
前記第一の可動手段は、前記第二の可動手段を有する手段であり(例えば、図119参照)、
前記第一の可動手段は、前記第一の発光手段を有する手段であり(例えば、図119参照)、
前記第一の可動手段は、前記第二の発光手段を有する手段であり(例えば、図119参照)、
第一の状態において、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段のうちの一方は前記第二の可動手段と重なり(例えば、図120(b)参照)、
第二の状態において、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段の両方は前記第二の可動手段と重ならず(例えば、図120(d)参照)、
前記第一の発光手段の発光態様は、前記第一の状態と前記第二の状態の両方で同じ発光態様であり(例えば、図120(b)、(d)参照)、
前記第二の発光手段の発光態様は、前記第一の状態と前記第二の状態の両方で同じ発光態様である(例えば、図120(b)、(d)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
第一の発光手段と第二の発光手段の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(e2)
e1に記載の遊技台であって、
前記第一の状態において、前記第一の発光手段が発光可能であり(例えば、図120(b)参照)、
前記第一の状態において、前記第一の発光手段が前記第二の可動手段にオーバーラップされる(例えば、図120(b)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(e3)
e1またはe2に記載の遊技台であって、
前記第一の発光手段は、構造体(例えば、構造体30c)にオーバーラップされる場合がある手段である(例えば、図126(c)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(e4)
e1乃至e3のいずれか一項に記載の遊技台であって、
初期状態において、前記第一の発光手段が前記第二の可動手段と重なる(例えば、図120(a)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(e5)
e1乃至e4のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の発光手段は、初期状態から少なくとも前記第一の状態を経て前記第二の状態に移行可能な手段である(例えば、図120(a)〜(d)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(e6)
e1乃至e5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の可動手段は、第三の発光手段(例えば、発光ダイオードa25、a33、a34)を有する手段であり、
前記第一の可動手段は、第三の可動手段(例えば、可動体90c)を有する手段であり(例えば、図119参照)、
前記第一の状態において、前記第三の発光手段が前記第三の可動手段と重なり(例えば、図120(b)参照)、
前記第二の状態において、前記第三の発光手段が前記第三の可動手段と重ならない(例えば、図120(d)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(e7)
e1乃至e6のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第二の可動手段は、発光基板(例えば、LED基板90b2)を有する手段であり(例えば、図119参照)、
初期状態において、前記第一の発光手段が前記発光基板と重なる(例えば、図120(a)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(e8)
e7に記載の遊技台であって、
前記第一の状態において、前記第一の発光手段が前記発光基板と重なる場合がある(例えば、図120(d)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(e9)
e1乃至e8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の可動手段は、カバー(例えば、カバー部90a3)を有する手段であり(例えば、図119(b)参照)、
初期状態において、前記第一の発光手段が前記カバーと重なる手段である(例えば、図120(a)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(e10)
e1乃至e9のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の状態とは、前記第一の可動手段の動作中のうちの或るタイミングにおける状態である(例えば、図120(b)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(e11)
e1乃至e10のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第二の状態とは、前記第一の可動手段の非動作中における状態である(例えば、図120(c)〜(e)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(e12)
e1乃至e11のいずれか一項に記載の遊技台であって、
基板(例えば、LED基板90a2)を備え(例えば、図119(b)参照)、
前記基板は、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段の両方を有する基板であり(例えば、図119(b)参照)、
前記第一の可動手段は、前記基板を有する手段である(例えば、図119(b)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(e13)
e1乃至e12のいずれか一項に記載の遊技台であって、
遊技釘を有する遊技板(例えば、遊技板125)を備え、
前記第一の可動手段は、前記遊技板よりも後方で動作可能な手段である(例えば、図126参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(e14)
e1乃至e13のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、
ことを特徴とする遊技台。
(e15)
e1乃至e13のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000)である、
ことを特徴とする遊技台。
・第一の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態の両方で同じ発光態様であってもよく、第二の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態の両方で同じ発光態様であってもよい。
・第一の発光手段と第二の発光手段は、第一のカバーに覆われる手段であってもよい。
・初期状態において、第一の可動手段と第二の可動手段のうちの一方の少なくとも一部が構造体にオーバーラップされてもよい。
・初期状態において、第一の可動手段と第二の可動手段のうちの他方の少なくとも一部が構造体にオーバーラップされてもよい。
・第一の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態で異なる発光態様であってもよいし、一方は非発光であってもよい。
・第二の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態で異なる発光態様であってもよいし、一方は非発光であってもよい。
・第一の発光手段と第二の発光手段が別々のカバーに覆われてもよい。
・第一の発光手段と第二の発光手段は、第二の可動手段が有してもよい。
・第二の可動手段は、第一の可動手段よりも後方に位置してもよい。
・第二の発光手段は、初期状態と第一の状態と第二の状態において第二の可動手段と重ならない手段であってもよい。
・第一の発光手段と第二の発光手段の両方はフルカラーLEDであってもよいし、両方が単色LEDであってもよいし、一方が単色LEDで他方がフルカラーLEDでもよいし、一方が高輝度LEDで他方が普通のLEDであってもよい。
・移動可能な表示手段を備え、表示手段が移動後に該表示手段の後方から前方に第一の可動手段が移動してもよい。
・透過液晶表示装置を備え、第一の可動手段は透過液晶表示装置の後方で動作してもよい。
・模様を発光可能な透明パネルを備え、第一の可動手段は透明パネルの後方で動作してもよい。
・カウント予告のカウント後に第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。
・可動物の動作を示唆する保留アイコンの消化に応じて第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。
・可動物の動作を示唆する予告の後に第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。
・第一の可動手段の動作と第二の可動手段の動作と第一の発光手段の発光と第二の発光手段の発光は、予告として行われてもよいし、先読み予告として行われてもよい。
(f1)
第一の可動手段(例えば、可動体90a)と(例えば、図119参照)、
第二の可動手段(例えば、可動体90b)と(例えば、図119参照)、
第一の発光手段(例えば、発光ダイオードa22、a32、a33)と(例えば、図119参照)、
第二の発光手段(例えば、発光ダイオードa11〜a16、a23、a24)と(例えば、図119参照)、
を備えた遊技台であって、
前記第一の可動手段は、前記第二の可動手段を有する手段であり(例えば、図119参照)、
前記第一の可動手段は、前記第一の発光手段を有する手段であり(例えば、図119参照)、
前記第一の可動手段は、前記第二の発光手段を有する手段であり(例えば、図119参照)、
第一の状態において、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段のうちの一方は前記第二の可動手段と重なり(例えば、図120(b)参照)、
第二の状態において、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段の両方は前記第二の可動手段と重ならず(例えば、図120(d)参照)、
前記第一の発光手段は、第一のカバー(例えば、カバー部90a3)に覆われる手段であり(例えば、図119(b)参照)、
前記第二の発光手段は、前記第一のカバーに覆われる手段である(例えば、図119(b)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
第一の発光手段と第二の発光手段の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(f2)
f1に記載の遊技台であって、
前記第一の状態において、前記第一の発光手段が発光可能であり(例えば、図120(b)参照)、
前記第一の状態において、前記第一の発光手段が前記第二の可動手段にオーバーラップされる(例えば、図120(b)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(f3)
f1またはf2に記載の遊技台であって、
前記第一の発光手段は、構造体(例えば、構造体30c)にオーバーラップされる場合がある手段である(例えば、図126(c)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(f4)
f1乃至f3のいずれか一項に記載の遊技台であって、
初期状態において、前記第一の発光手段が前記第二の可動手段と重なる(例えば、図120(a)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(f5)
f1乃至f4のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の発光手段は、初期状態から少なくとも前記第一の状態を経て前記第二の状態に移行可能な手段である(例えば、図120(a)〜(d)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(f6)
f1乃至f5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の可動手段は、第三の発光手段(例えば、発光ダイオードa25、a33、a34)を有する手段であり、
前記第一の可動手段は、第三の可動手段(例えば、可動体90c)を有する手段であり(例えば、図119参照)、
前記第一の状態において、前記第三の発光手段が前記第三の可動手段と重なり(例えば、図120(b)参照)、
前記第二の状態において、前記第三の発光手段が前記第三の可動手段と重ならない(例えば、図120(d)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(f7)
f1乃至f6のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第二の可動手段は、発光基板(例えば、LED基板90b2)を有する手段であり(例えば、図119参照)、
初期状態において、前記第一の発光手段が前記発光基板と重なる(例えば、図120(a)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(f8)
f7に記載の遊技台であって、
前記第一の状態において、前記第一の発光手段が前記発光基板と重なる場合がある(例えば、図120(d)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(f9)
f1乃至f8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の可動手段は、第二のカバー(例えば、カバー部90b3)を有する手段であり(例えば、図119(b)参照)、
初期状態において、前記第一の発光手段が前記第二のカバーと重なる手段である(例えば、図120(a)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(f10)
f1乃至f9のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の状態とは、前記第一の可動手段の動作中のうちの或るタイミングにおける状態である(例えば、図120(b)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(f11)
f1乃至f10のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第二の状態とは、前記第一の可動手段の非動作中における状態である(例えば、図120(c)〜(e)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(f12)
f1乃至f11のいずれか一項に記載の遊技台であって、
基板(例えば、LED基板90a2)を備え(例えば、図119(b)参照)、
前記基板は、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段の両方を有する基板であり(例えば、図119(b)参照)、
前記第一の可動手段は、前記基板を有する手段である(例えば、図119(b)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(f13)
f1乃至f12のいずれか一項に記載の遊技台であって、
遊技釘を有する遊技板(例えば、遊技板125)を備え、
前記第一の可動手段は、前記遊技板よりも後方で動作可能な手段である(例えば、図126参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(f14)
f1乃至f13のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、
ことを特徴とする遊技台。
(f15)
f1乃至f13のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000)である、
ことを特徴とする遊技台。
・第一の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態の両方で同じ発光態様であってもよく、第二の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態の両方で同じ発光態様であってもよい。
・第一の発光手段と第二の発光手段は、第一のカバーに覆われる手段であってもよい。
・初期状態において、第一の可動手段と第二の可動手段のうちの一方の少なくとも一部が構造体にオーバーラップされてもよい。
・初期状態において、第一の可動手段と第二の可動手段のうちの他方の少なくとも一部が構造体にオーバーラップされてもよい。
・第一の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態で異なる発光態様であってもよいし、一方は非発光であってもよい。
・第二の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態で異なる発光態様であってもよいし、一方は非発光であってもよい。
・第一の発光手段と第二の発光手段が別々のカバーに覆われてもよい。
・第一の発光手段と第二の発光手段は、第二の可動手段が有してもよい。
・第二の可動手段は、第一の可動手段よりも後方に位置してもよい。
・第二の発光手段は、初期状態と第一の状態と第二の状態において第二の可動手段と重ならない手段であってもよい。
・第一の発光手段と第二の発光手段の両方はフルカラーLEDであってもよいし、両方が単色LEDであってもよいし、一方が単色LEDで他方がフルカラーLEDでもよいし、一方が高輝度LEDで他方が普通のLEDであってもよい。
・移動可能な表示手段を備え、表示手段が移動後に該表示手段の後方から前方に第一の可動手段が移動してもよい。
・透過液晶表示装置を備え、第一の可動手段は透過液晶表示装置の後方で動作してもよい。
・模様を発光可能な透明パネルを備え、第一の可動手段は透明パネルの後方で動作してもよい。
・カウント予告のカウント後に第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。
・可動物の動作を示唆する保留アイコンの消化に応じて第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。
・可動物の動作を示唆する予告の後に第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。
・第一の可動手段の動作と第二の可動手段の動作と第一の発光手段の発光と第二の発光手段の発光は、予告として行われてもよいし、先読み予告として行われてもよい。
(g1)
第一の可動手段(例えば、可動体1)と、
第二の可動手段(例えば、可動体1)と、
を備えた遊技台であって、
前記第一の可動手段は、第一の動作(例えば、下方に移動する動作)を実行可能な手段であり(例えば、図116(c)参照)、
前記第二の可動手段は、第二の動作(例えば、下方に移動する動作)を実行可能な手段であり(例えば、図117(c)参照)、
前記第二の可動手段の初期位置は、前記第一の可動手段の初期位置の後方に位置し(例えば、図116(a)参照)、
前記第二の動作を実行した前記第二の可動手段の位置は、前記第一の動作を実行した前記第一の可動手段の後方に位置する(例えば、図118(c)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
第二の可動手段の見え方を第一の可動手段との位置関係によって変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(g2)
g1に記載の遊技台であって、
前記第一の動作における前記第一の可動手段が移動する向きは、前記第二の動作における前記第二の可動手段が移動する向きと同じ向きである(例えば、図118(c)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
第二の動作の実行中も第二の可動手段の見え方を変化させることができる場合がある。
(g3)
g1またはg2に記載の遊技台であって、
前記第一の可動手段の少なくとも一部と前記第二の可動手段の一部が前後方向に重なった状態において、該第二の可動手段の他の一部が前方から視認可能である、
ことを特徴とする遊技台。
第二の可動手段の見え方を変化させることができる場合がある。
(g4)
g1乃至g3のいずれか一項に記載の遊技台であって、
表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備え、
前記表示手段の位置は、前記第二の動作を実行した前記第二の可動手段の位置の後方に位置する(例えば、図118(c)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
表示手段の見え方を変化させることができる場合がある。
(g5)
g4に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、第一のエラー表示(例えば、「球を抜いて下さい」の文字列の表示)を表示可能な手段であり(例えば、図118(b)参照)、
前記第一のエラー表示の少なくとも一部は、前記第一の可動手段と前記第二の可動手段の少なくとも一方によってオーバーラップされる場合がある(例えば、図118(c)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
第一のエラー表示の見え方を変化させることができる場合がある。
(g6)
g5に記載の遊技台であって、
前記第一のエラー表示とは、球抜き表示のことである(例えば、図118(b)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
球抜き表示の見え方を変化させることができる場合がある。
(g7)
g1乃至g6のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、
ことを特徴とする遊技台。
(g8)
g1乃至g5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000)である、
ことを特徴とする遊技台。
・第一の動作における前記第一の可動手段が移動する向きは、上向きや左向きや右向きや下向きであってもよく、第一の動作は落下であってもよく、前後方向の成分や左右方向の成分や上下方向の成分の少なくともいずれかを含む向きであってもよい。
・第二の動作における前記第二の可動手段が移動する向きは、上向きや左向きや右向きや下向きであってもよく、第一の動作は落下であってもよく、前後方向の成分や左右方向の成分や上下方向の成分の少なくともいずれかを含む向きであってもよい。
・第一の動作と第二の動作の両方が同時に実行されてもよく、一方が実行された後に他方が実行されてもよく、一方または他方のみ実行されてもよい。
・第一の動作と第二の動作の両方が実行された後、第一の可動手段と第二の可動手段の両方が同時に初期位置に戻ってもよく、一方が戻った後に他方が戻ってもよい。
・第一の可動手段と第二の可動手段のうちの一方が動作して初期位置に戻っている間に他方が動作してもよい。
・第一の動作中に第二の可動手段のLEDは発光演出を行ってもよく、第一の可動手段のLEDと同じ発光演出を行ってもよい。
・第二の動作中に第一の可動手段のLEDは発光演出を行ってもよく、第二の可動手段のLEDと同じ発光演出を行ってもよい。
・第一の可動手段が第二の可動手段の前方に位置する場合でも第二の可動手段のLEDは発光演出を行ってもよく、第一の可動手段のLEDと同じ発光演出を行ってもよい。
(h1)
第一の可動手段(例えば、可動体90a)と(例えば、図119参照)、
第二の可動手段(例えば、可動体90b)と(例えば、図119参照)、
第一の発光手段(例えば、発光ダイオードa22、a32、a33)と(例えば、図119参照)、
第二の発光手段(例えば、発光ダイオードa11〜a16、a23、a24)と(例えば、図119参照)、
を備えた遊技台であって、
前記第一の可動手段は、前記第二の可動手段を有する手段であり(例えば、図119参照)、
前記第一の可動手段は、前記第一の発光手段を有する手段であり(例えば、図119参照)、
前記第一の可動手段は、前記第二の発光手段を有する手段であり(例えば、図119参照)、
第一の状態において、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段のうちの一方は前記第二の可動手段と重なり(例えば、図120(b)参照)、
第二の状態において、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段の両方は前記第二の可動手段と重ならず(例えば、図120(d)参照)、
初期状態において、前記第一の可動手段と前記第二の可動手段のうちの一方の少なくとも一部が構造体(例えば、構造体30a)にオーバーラップされる(例えば、図126(a)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
第一の発光手段と第二の発光手段の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(h2)
h1に記載の遊技台であって、
前記第一の状態において、前記第一の発光手段が発光可能であり(例えば、図120(b)参照)、
前記第一の状態において、前記第一の発光手段が前記第二の可動手段にオーバーラップされる(例えば、図120(b)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(h3)
h1またはh2に記載の遊技台であって、
前記第一の発光手段は、構造体(例えば、構造体30c)にオーバーラップされる場合がある手段である(例えば、図126(c)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(h4)
h1乃至h3のいずれか一項に記載の遊技台であって、
初期状態において、前記第一の発光手段が前記第二の可動手段と重なる(例えば、図120(a)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(h5)
h1乃至h4のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の発光手段は、初期状態から少なくとも前記第一の状態を経て前記第二の状態に移行可能な手段である(例えば、図120(a)〜(d)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(h6)
h1乃至h5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の可動手段は、第三の発光手段(例えば、発光ダイオードa25、a33、a34)を有する手段であり、
前記第一の可動手段は、第三の可動手段(例えば、可動体90c)を有する手段であり(例えば、図119参照)、
前記第一の状態において、前記第三の発光手段が前記第三の可動手段と重なり(例えば、図120(b)参照)、
前記第二の状態において、前記第三の発光手段が前記第三の可動手段と重ならない(例えば、図120(d)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(h7)
h1乃至h6のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第二の可動手段は、発光基板(例えば、LED基板90b2)を有する手段であり(例えば、図119参照)、
初期状態において、前記第一の発光手段が前記発光基板と重なる(例えば、図120(a)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(h8)
h7に記載の遊技台であって、
前記第一の状態において、前記第一の発光手段が前記発光基板と重なる場合がある(例えば、図120(d)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(h9)
h1乃至h8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の可動手段は、カバー(例えば、カバー部90a3)を有する手段であり、
初期状態において、前記第一の発光手段が前記カバーと重なる手段である(例えば、図120(a)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(h10)
h1乃至h9のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の状態とは、前記第一の可動手段の動作中のうちの或るタイミングにおける状態である(例えば、図120(b)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(h11)
h1乃至h10のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第二の状態とは、前記第一の可動手段の非動作中における状態である(例えば、図120(c)〜(e)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(h12)
h1乃至h11のいずれか一項に記載の遊技台であって、
基板(例えば、LED基板90a2)を備え(例えば、図119(b)参照)、
前記基板は、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段の両方を有する基板であり(例えば、図119(b)参照)、
前記第一の可動手段は、前記基板を有する手段である(例えば、図119(b)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(h13)
h1乃至h12のいずれか一項に記載の遊技台であって、
遊技釘を有する遊技板(例えば、遊技板125)を備え、
前記第一の可動手段は、前記遊技板よりも後方で動作可能な手段である(例えば、図126参照)、
ことを特徴とする遊技台。
(h14)
h1乃至h13のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、
ことを特徴とする遊技台。
(h15)
h1乃至h13のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000)である、
ことを特徴とする遊技台。
・第一の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態の両方で同じ発光態様であってもよく、第二の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態の両方で同じ発光態様であってもよい。
・第一の発光手段と第二の発光手段は、第一のカバーに覆われる手段であってもよい。
・初期状態において、第一の可動手段と第二の可動手段のうちの一方の少なくとも一部が構造体にオーバーラップされてもよい。
・初期状態において、第一の可動手段と第二の可動手段のうちの他方の少なくとも一部が構造体にオーバーラップされてもよい。
・第一の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態で異なる発光態様であってもよいし、一方は非発光であってもよい。
・第二の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態で異なる発光態様であってもよいし、一方は非発光であってもよい。
・第一の発光手段と第二の発光手段が別々のカバーに覆われてもよい。
・第一の発光手段と第二の発光手段は、第二の可動手段が有してもよい。
・第二の可動手段は、第一の可動手段よりも後方に位置してもよい。
・第二の発光手段は、初期状態と第一の状態と第二の状態において第二の可動手段と重ならない手段であってもよい。
・第一の発光手段と第二の発光手段の両方はフルカラーLEDであってもよいし、両方が単色LEDであってもよいし、一方が単色LEDで他方がフルカラーLEDでもよいし、一方が高輝度LEDで他方が普通のLEDであってもよい。
・移動可能な表示手段を備え、表示手段が移動後に該表示手段の後方から前方に第一の可動手段が移動してもよい。
・透過液晶表示装置を備え、第一の可動手段は透過液晶表示装置の後方で動作してもよい。
・模様を発光可能な透明パネルを備え、第一の可動手段は透明パネルの後方で動作してもよい。
・カウント予告のカウント後に第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。
・可動物の動作を示唆する保留アイコンの消化に応じて第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。
・可動物の動作を示唆する予告の後に第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。
・第一の可動手段の動作と第二の可動手段の動作と第一の発光手段の発光と第二の発光手段の発光は、予告として行われてもよいし、先読み予告として行われてもよい。
(i1)
表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)と、
構造体(例えば、構造体247)と、
を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、第一の位置(例えば、表示領域の中央下部)に第一の表示(例えば、サボハニのキャラクタ表示SB)を表示可能な手段であり(例えば、図128(c)参照)、
前記構造体の少なくとも一部は、前記表示手段の一部にオーバーラップする位置に位置し(例えば、図128参照)、
前記第一の位置に表示された前記第一の表示は、前記構造体にオーバーラップされる場合がある表示である(例えば、図128(c)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
遊技者に遊技台を観る方向を変えて遊技する楽しさを提供でき、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(i2)
i1に記載の遊技台であって、
前記構造体は、移動可能な構造体であり(例えば、図137参照)、
前記第一の位置に表示された前記第一の表示は、前記構造体の移動後に該構造体にオーバーラップされない表示である、
ことを特徴とする遊技台。
第一の表示の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(i3)
i1またはi2に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、移動可能な表示手段であり(例えば、図385乃至図391参照)、
前記第一の位置に表示された前記第一の表示は、前記表示手段の移動後に前記構造体にオーバーラップされない表示である、
ことを特徴とする遊技台。
第一の表示の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(i4)
i1乃至i3のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、第二の位置(例えば、表示領域の中央部)に前記第一の表示を表示可能な手段であり、
前記第二の位置に表示された前記第一の表示は、前記構造体にオーバーラップされない表示である(例えば、図128(e)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
第一の表示の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(i5)
i4に記載の遊技台であって、
前記第一の表示が前記第一の位置に表示された後に前記第二の位置に表示される場合がある(例えば、図128参照)、
ことを特徴とする遊技台。
第一の表示の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(i6)
i1乃至i5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、予告表示である(例えば、図128参照)、
ことを特徴とする遊技台。
予告表示の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(i7)
i1乃至i6のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、
ことを特徴とする遊技台。
(i8)
i1乃至i6のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000)である、
ことを特徴とする遊技台。
・第一の表示は、先読み予告表示であってもよいし、文字を含む表示であってもよいし、アイコン表示であってもよいし、保留アイコン表示であってもよいし、変動アイコン表示であってもよいし、キャラクタ表示であってもよいし、エラー表示であってもよい。
・第二の位置に表示された第一の表示が構造体にオーバーラップされる場合があってもよい。
・第二の位置に表示された第一の表示が表示手段の移動後に構造体にオーバーラップされる場合があってもよい。
・構造体は、表示手段を備えてもよく、LED基板を備えてもよく、移動可能であってもよい。
・表示手段は、移動可能であってもよい。
・構造体は、透過液晶装置であってもよく、透過液晶表示の表示中に後方で第一の表示をおこなってもよい。
・構造体は、発光パネルであってもよく、発光パネルの発光表示中に後方で第一の表示をおこなってもよい。
(図面)
・予告表示が構造体にオーバーラップされる第一の位置からオーバーラップされない第二の位置に移動する例
・予告表示が構造体にオーバーラップされる第一の位置からオーバーラップされない第二の位置に移動後に再び第一の位置に移動する例
・予告表示が構造体にオーバーラップされる第一の位置からオーバーラップされない第二の位置に移動後に他の構造体にオーバーラップされる第三の位置に移動
・予告表示が構造体にオーバーラップされない第四の位置からオーバーラップされる第一の位置に移動後にオーバーラップされない第五の位置に移動する例
・予告表示が常に一部見える例
・予告表示が構造体にオーバーラップされる第一の位置に表示され、他の予告表示がオーバーラップされない第二の位置に移動する例
・予告表示が第二の位置に表示され、他の予告表示が第一の位置に移動する例
・予告表示が構造体にオーバーラップされる第一の位置からオーバーラップされない第二の位置に移動し、エフェクト表示が先に見える例
・予告表示が構造体にオーバーラップされる第一の位置に表示される前に予告表示の予告を行う例、予告表示が拡大して見える例
・予告表示を第二の位置に表示し、構造体の移動または表示手段の移動によって第二の位置の予告表示が隠れる例
(j1)
装飾図柄変動表示を表示可能な表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、複数のアイコンを表示可能な手段であり、
前記複数のアイコンのうちの一つは、保留アイコンであり、
前記装飾図柄変動表示の表示中に、前記アイコンによるアニメーション(以下、「第一のアニメーション」(例えば、予告表示m1の移動アニメーション)という。)を表示する場合があり、
前記第一のアニメーションの表示後に前記装飾図柄変動表示において第一の演出表示(例えば、擬似連続変動の演出)が行われる場合がある(例えば、図139参照)、
ことを特徴とする遊技台。
装飾図柄変動表示に遊技者の注目を集めることができ、遊技者の興趣を向上できる場合がある。
(j2)
j1に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、前記保留アイコンを変動アイコンとして表示可能な手段である、
ことを特徴とする遊技台。
保留アイコンや変動アイコンの挙動を楽しむことができる場合がある。
(j3)
j1またはj2に記載の遊技台であって、
前記第一のアニメーションとは、前記アイコンの変化表示を含むアニメーションのことである(例えば、図148(f)、(g)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
アイコンの挙動を楽しむことができる場合がある。
(j4)
j1乃至j3のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一のアニメーションとは、前記アイコンの移動表示を含むアニメーションのことである(例えば、図139(f)〜(i)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
アイコンの挙動を楽しむことができる場合がある。
(j5)
j1乃至j4のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一のアニメーションとは、前記アイコンの減少表示を含むアニメーションのことである(例えば、図139(f)、(g)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
アイコンの挙動を楽しむことができる場合がある。
(j6)
j1乃至j5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一のアニメーションとは、前記アイコンの増加表示を含むアニメーションのことである(例えば、図139(j)、(k)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
アイコンの挙動を楽しむことができる場合がある。
(j7)
j6に記載の遊技台であって、
1つの前記アイコンにおける増加表示が複数回表示される場合がある(例えば、図143参照)、
ことを特徴とする遊技台。
1つのアイコンの挙動をより楽しむことができる場合がある。
(j8)
j1乃至j7のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の演出表示とは、前記装飾図柄変動表示における疑似連続変動表示のことである(例えば、図139(h)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
装飾図柄変動表示に遊技者の注目を集めることができる場合がある。
(j9)
j1乃至j8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の演出表示とは、前記装飾図柄変動表示におけるリーチ変動表示のことである(例えば、図145(j)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
装飾図柄変動表示に遊技者の注目を集めることができる場合がある。
(j10)
j1乃至j9のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の演出表示とは、前記装飾図柄変動表示における操作演出表示のことである、ことを特徴とする遊技台。
装飾図柄変動表示に遊技者の注目を集めることができる場合がある。
(j11)
j1乃至j10のいずれか一項に記載の遊技台であって、
アイコン表示領域(例えば、特図1、2保留アイコン表示領域208ab)に前記アイコンが表示されている際に前記第一のアニメーションが表示され(例えば、図140(f)参照)、
前記第一のアニメーションの表示期間の少なくとも一部の期間に、前記アイコン表示領域に他の表示(例えば、「準備中」の文字列が表示されたアイコン)が表示される場合がある(例えば、図140(g)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
アイコン表示領域の表示に遊技者の注目を集めることができる場合がある。
(j12)
j1乃至j11のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記装飾図柄変動表示の表示中に、2以上の前記アイコンによるアニメーション(以下、「第二のアニメーション」という。)を表示する場合があり(例えば、図148(f)参照)、
前記第二のアニメーションの表示後に前記装飾図柄変動表示において前記第一の演出表示が行われる場合がある(例えば、図148(h)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
2以上のアイコンの挙動をより楽しむことができる場合がある。
(j13)
j1乃至j12のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、
ことを特徴とする遊技台。
・アイコンが移動して元のアイコン表示領域には何も表示されなくてもよいし、仮のアイコン表示が代わりに表示されてもよいし、他のアイコンが移動されて(詰めて)表示されてもよい。
・アイコンが移動した後に元のアイコン表示領域に再度表示(戻り表示)される場合、増加表示を行ってもよいし、他のアイコン表示に重なるように表示してもよいし、他のアイコン表示を退かすように表示してもよい。
・第一のアニメーション後に装飾図柄が変化してもよいし、消去(破壊)されてもよいし、揺れ変動表示から変動表示に移行してもよいし、中図柄に特殊図柄を仮停止してもよい。
・第一のアニメーションの後に第一の演出表示が行われなくてもよい。
・1回の装飾図柄変動表示の間に複数回の第一のアニメーションを行ってもよい。
・複数回の装飾図柄変動表示の間に1つのアイコンで複数回の第一のアニメーションを行ってもよい。
・期待度の高いアイコンのほうが期待度の低いアイコンよりも第一のアニメーションを行い易くてもよいし、逆でもよい。
・保留満タンの場合のほうが保留非満タンの場合よりも第一のアニメーションを行い易くてもよいし逆でもよい。
・第一のアニメーションが行われることを示唆する予告表示を行ってもよい。
・第一のアニメーションの開始時期を示唆するカウント予告表示(タイマ演出)を行ってもよい。
・保留アイコンや変動アイコンとは異なるアイコン(ミニアイテム)を消化した場合に第一のアニメーションを行ってもよい。
・ミニゲームの結果が第一の結果である場合に第一のアニメーションを行ってもよい。
(図面)
・図139乃至図148は、はずれ図柄の揺れ変動中に保留アイコンが装飾図柄の中図柄にぶつかって装飾図柄変動表示が再変動(疑似連)する例である。
・図140は、保留アイコンが移動中に仮のアイコンを保留の台座に表示する例である。・図141は、保留アイコンが移動中に後ろの保留アイコンが詰めて戻ってくるときに元の位置に戻る例である。
・図142は、保留アイコンがぶつかっても発展しないガセ演出の例である。
・図143は、1回の変動で同じ保留アイコンが複数回第一のアニメーションを行う例である。
・図144は、1回の変動で異なる保留アイコンが第一のアニメーションを行う例である。
・図145は、保留アイコンの第一のアニメーション後にリーチとなる例である。
・図146は、変動アイコンが装飾図柄の中図柄にぶつかる例である。
・図147は、同じ保留アイコンが複数変動に亘ってぶつかってリーチに発展する例である。
・図148は、複数の保留アイコンが装飾図柄に同時にぶつかってリーチとなる例である。
(k1)
表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、複数の表示を表示可能な手段であり、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第一の吹き出し表示(例えば、吹き出し表示f1)であり(例えば、図150(f)参照)、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第二の吹き出し表示(例えば、吹き出し表示f2)であり(例えば、図150(f)参照)、
第一の表示領域に前記第一の吹き出し表示を表示中に、前記第二の吹き出し表示が表示開始される場合があり(例えば、図150(e)参照)、
前記第一の表示領域の少なくとも一部と前記第二の吹き出し表示の少なくとも一部が重なる場合がある(例えば、図150(e)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
遊技者が視線を変化させずに第二の吹き出し表示を視認可能となるので遊技に集中でき、遊技者の興趣を向上させることができる。
(k2)
k1に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、前記第一の吹き出し表示の移動アニメーション(以下、「第一の移動アニメーション」(例えば、上方への移動アニメーション)という。)を表示可能な手段であり(例えば、図150(d)、(e)参照)、
前記第一の表示領域に前記第一の吹き出し表示が表示された後に、前記第一の移動アニメーションが表示される場合がある(例えば、図150(d)、(e)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
第一の吹き出し表示の移動先に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
(k3)
k2に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、前記第二の吹き出し表示の移動アニメーション(以下、「第二の移動アニメーション」(例えば、左方に移動する移動アニメーション)という。)を表示可能な手段であり、
前記第二の移動アニメーションが表示された後に、前記第二の吹き出し表示が表示される(例えば、図150(f)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
第二の吹き出し表示の移動先に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
(k4)
k2またはk3に記載の遊技台であって、
前記第一の吹き出し表示の他の移動アニメーション(以下、「第三の移動アニメーション」(例えば、右方に移動する移動アニメーション)という。)の表示後に前記第一の表示領域に該第一の吹き出し表示が表示され(例えば、図150(b)、(c)参照)、
前記第一の移動アニメーションと前記第三の移動アニメーションは前記第一の吹き出し表示の移動する向きが異なる場合がある(例えば、図150参照)、
ことを特徴とする遊技台。
移動アニメーションによって移動する向きを異ならせることで遊技者の期待感を高めることができる場合がある。
(k5)
k1乃至k4のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の吹き出し表示の少なくとも一部と前記第二の吹き出し表示の少なくとも一部が重なる場合がある(例えば、図150(e)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
第一の吹き出し表示と第二の吹き出し表示の両方に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
(k6)
k1乃至k5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の吹き出し表示の少なくとも一部が前記第二の吹き出し表示の少なくとも一部にオーバーラップされる場合がある(例えば、図150(e)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
手前の第二の吹き出し表示に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
(k7)
k1乃至k6のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の吹き出し表示は、キャラクタ(例えば、殿のキャラクタ)を含む表示であり、
前記第二の吹き出し表示は、キャラクタ(例えば、殿のキャラクタ)を含む表示であり、
前記第一の吹き出し表示のキャラクタと前記第二の吹き出し表示のキャラクタが同じ場合がある(例えば、図167(f)、(g)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
同じキャラクタの吹き出し表示が連続して表示されることで遊技者の期待感を高めることができる場合がある。
(k8)
k1乃至k7のいずれか一項に記載の遊技台であって、
操作手段(例えば、チャンスボタン136)を備え、
前記第一の吹き出し表示が表示された後に前記操作手段が操作された場合に、前記第二の吹き出し表示が表示開始される場合がある(例えば、図150(d)、(e)参照)、ことを特徴とする遊技台。
遊技者の遊技への参加意欲を高めることができる場合がある。
(k9)
k1乃至k8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、
ことを特徴とする遊技台。
(k10)
k1乃至k8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000)である、
ことを特徴とする遊技台。
・吹き出し表示は、他の表示(例えば、予告、エラー表示、球抜き表示)にオーバーラップされている間に移動表示してもよいし消えてもよい。
・吹き出し表示は、移動表示後に一部が消えてもよいし、2以上の吹き出し表示が消えてもよいし、2以上の吹き出し表示が同時または順番にきえてもよい。
・吹き出し表示の大きさは、第一の吹き出し表示と同じでもよいし、2倍でもよいし、半分でもよい。
・吹き出し表示が消えた後に再表示されてもよい(消去アニメーションを行った後に消去アニメーションの逆再生や登場アニメーションを行ってもよい)。
・再表示された吹き出し表示の一部が変化していてもよい(色が赤色や金色や虹色に変化してもよい、文字が期待度の高い文字に変化してもよい)。
・新しい吹き出し表示を表示する際に、期待度の高い吹き出し表示は残って他の吹き出し表示(期待度の低い吹き出し表示)が優先的に消えてもよい。
・吹き出し表示が拡大する表示を行ってもよいし、吹き出し表示の文字が吹き出し表示の枠からはみ出す表示を行ってもよい。
・吹き出し表示が操作手段の操作によらずに消えてもよい。
・吹き出し表示の移動アニメーションの間にキャラクタのアニメーションを行ってもよい。
・複数変動に亘って吹き出し表示を表示してもよい。
・吹き出し表示で先読み予告を行ってもよい。
・第二の表示手段で吹き出し表示をおこなってもよいし、表示手段と第二の表示手段に跨って吹き出し表示を行ってもよいし、表示手段と第二の表示手段のうちの一方から他方に吹き出し表示が移動する表示を行ってもよいし、表示手段と第二の表示手段のうちの一方に吹き出し表示を表示し他方に対応するキャラクタを表示してもよい。
(図面)
図149は、会話予告の一例である。
図150は、会話予告の例・登場アニメが横移動、新しい吹き出し登場時のアニメは縦移動(新しい吹き出しのアニメと古い吹き出しのアニメが同時)である。
図151は、会話予告の例・登場アニメが横移動、新しい吹き出し登場時のアニメは縦移動(タイミングの変形例・古い吹き出しのアニメ後に新しい吹き出しのアニメ)の例である。
図152は、会話予告の例・登場アニメが横移動、新しい吹き出し登場時のアニメは縦移動(タイミングの変形例・新しい吹き出しのアニメ後に古い吹き出しのアニメ)の例である。
図153は、会話予告の例・登場アニメが縦移動の例・吹き出しの大きさが通常・半分・2倍と異なる例である。
図154は、会話予告の例・消えたキャラが戻ってくる例・戻ったら内容が変化している例である。
図155は、会話予告の例・特定の吹き出し(例えば、期待度の高い吹き出し)は消去されない例である。
図156は、会話予告の例・吹き出しが重なる例である。
図157は、会話予告の例・古い吹き出しが縮小される例である。
図158は、会話予告の例・同じキャラの吹き出しが連続する例・吹き出しが拡大する例・吹き出しの内容が吹き出しからはみ出す例である。
図159は、会話予告の例・予告キャラが移動中に吹き出しが移動する例である。
図160は、会話予告の例・可動体が動作した状態で吹き出しが移動する例である。
図161は、会話予告の例・表示装置の前の発光パネルが発光した状態で吹き出しが移動する例である。
図162は、会話予告の例・第一の表示が表示された状態で吹き出しが移動する例である。
図163は、会話予告の例・吹き出しが先読み予告(保留アイコンを先読みアイコンに変化する)例である。
図164は、会話予告の例・キャラと吹き出しが別々の表示手段に表示される例である。図165は、会話予告の例・吹き出しが他の表示手段に移動する例である。
図166は、会話予告の例・吹き出しが複数変動に亘って表示される例である。
(l1)
表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、複数の表示を表示可能な手段であり、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第一の吹き出し表示(例えば、吹き出し表示f1)であり(例えば、図150(f)参照)、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第二の吹き出し表示(例えば、吹き出し表示f2)であり(例えば、図150(f)参照)、
第一の表示領域に前記第一の吹き出し表示を表示中に、前記第二の吹き出し表示が表示開始される場合があり(例えば、図150(e)参照)、
前記第二の吹き出し表示を表示中に、前記第一の吹き出し表示が第二の表示領域に表示される場合がある(例えば、図150(e)、(f)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
第二の吹き出し表示を表示中も第一の吹き出し表示を別の表示領域に表示することで2つの吹き出し表示の関連性を遊技者が把握し易くなるので遊技に集中でき、遊技者の興趣を向上させることができる。
(l2)
l1に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、前記第一の吹き出し表示の移動アニメーション(以下、「第一の移動アニメーション」(例えば、上方への移動アニメーション)という。)を表示可能な手段であり(例えば、図150(d)、(e)参照)、
前記第一の表示領域に前記第一の吹き出し表示が表示された後に、前記第一の移動アニメーションが表示される場合がある(例えば、図150(d)、(e)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
第一の吹き出し表示の移動先に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
(l3)
l1またはl2に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、前記第二の吹き出し表示の移動アニメーション(以下、「第二の移動アニメーション」(例えば、左方に移動する移動アニメーション)という。)を表示可能な手段であり、
前記第二の移動アニメーションが表示された後に、前記第二の吹き出し表示が表示される(例えば、図150(f)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
第二の吹き出し表示の移動先に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
(l4)
l1乃至l3のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の吹き出し表示の少なくとも一部と前記第二の吹き出し表示の少なくとも一部が重なる場合がある(例えば、図150(e)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
第一の吹き出し表示と第二の吹き出し表示の両方に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
(l5)
l1乃至l4のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の吹き出し表示の少なくとも一部が前記第二の吹き出し表示の少なくとも一部にオーバーラップされる場合がある(例えば、図150(e)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
手前の第二の吹き出し表示に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
(l6)
l1乃至l5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の吹き出し表示は、キャラクタ(例えば、殿のキャラクタ)を含む表示であり、
前記第二の吹き出し表示は、キャラクタ(例えば、殿のキャラクタ)を含む表示であり、
前記第一の吹き出し表示のキャラクタと前記第二の吹き出し表示のキャラクタが同じ場合がある(例えば、図167(f)、(g)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
同じキャラクタの吹き出し表示が連続して表示されることで遊技者の期待感を高めることができる場合がある。
(l7)
l1乃至l6のいずれか一項に記載の遊技台であって、
操作手段(例えば、チャンスボタン136)を備え、
前記第一の吹き出し表示が表示された後に前記操作手段が操作された場合に、前記第二の吹き出し表示が表示開始される場合がある(例えば、図150(d)、(e)参照)、ことを特徴とする遊技台。
遊技者の遊技への参加意欲を高めることができる場合がある。
(l8)
l1乃至l7のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第三の吹き出し表示(例えば、吹き出し表示f5)であり(例えば、図153(q)参照)、
前記第一の表示領域に前記第一の吹き出し表示を表示中に、前記第三の吹き出し表示が表示開始される場合があり(例えば、図153(n)参照)、
前記第一の吹き出し表示の幅と前記第二の吹き出し表示の幅は同じであり、
前記第一の吹き出し表示の幅と前記第三の吹き出し表示の幅は異なる(例えば、図153(q)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
吹き出し表示の幅を異ならせることで遊技者の期待感を高めることができる場合がある。
(l9)
l1乃至l8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、
ことを特徴とする遊技台。
(l10)
l1乃至l8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000)である、
ことを特徴とする遊技台。
・吹き出し表示は、他の表示(例えば、予告、エラー表示、球抜き表示)にオーバーラップされている間に移動表示してもよいし消えてもよい。
・吹き出し表示は、移動表示後に一部が消えてもよいし、2以上の吹き出し表示が消えてもよいし、2以上の吹き出し表示が同時または順番にきえてもよい。
・吹き出し表示の大きさは、第一の吹き出し表示と同じでもよいし、2倍でもよいし、半分でもよい。
・吹き出し表示が消えた後に再表示されてもよい(消去アニメーションを行った後に消去アニメーションの逆再生や登場アニメーションを行ってもよい)。
・再表示された吹き出し表示の一部が変化していてもよい(色が赤色や金色や虹色に変化してもよい、文字が期待度の高い文字に変化してもよい)。
・新しい吹き出し表示を表示する際に、期待度の高い吹き出し表示は残って他の吹き出し表示(期待度の低い吹き出し表示)が優先的に消えてもよい。
・吹き出し表示が拡大する表示を行ってもよいし、吹き出し表示の文字が吹き出し表示の枠からはみ出す表示を行ってもよい。
・吹き出し表示が操作手段の操作によらずに消えてもよい。
・吹き出し表示の移動アニメーションの間にキャラクタのアニメーションを行ってもよい。
・複数変動に亘って吹き出し表示を表示してもよい。
・吹き出し表示で先読み予告を行ってもよい。
・第二の表示手段で吹き出し表示をおこなってもよいし、表示手段と第二の表示手段に跨って吹き出し表示を行ってもよいし、表示手段と第二の表示手段のうちの一方から他方に吹き出し表示が移動する表示を行ってもよいし、表示手段と第二の表示手段のうちの一方に吹き出し表示を表示し他方に対応するキャラクタを表示してもよい。
各事象(各演出)は、直列的に実行可能であってもよいし並列的に実行可能であってもよい。
なお、各事象(各演出)は、或る事象(或る演出)の一部または全部と、他の事象(他の演出)の一部または全部の組み合わせが可能である。
各事象(各演出)は、直列的に実行される場合もあれば並列的に実行される場合があってもよい。
各事象(各演出)は、直列的に実行される場合があるのみであってもよい。
各事象(各演出)は、並列的に実行される場合があるのみであってもよい。
ここで、直列的に実行とは、或る事象(或る演出)が終了してから他の事象(他の演出)が開始すること、また、並列的に実行とは、或る事象(或る演出)と他の事象(他の演出)が同時に行われている状態があればよく、或る事象(或る演出)の開始タイミングと終了タイミング、他の事象(他の演出)の開始タイミングと終了タイミングについての組み合わせは適宜可能である。
また、各事象(各演出)は、或る状態でのみ並列的および/または直列的に実行可能であるように構成してもよいし、状態で区別することなく実行可能に構成してもよい。
或る状態は、遊技者操作によって移行する状態であってもよいし、遊技者操作によらずに移行する状態であってもよい(例えば、遊技者操作の後に遊技者操作によらずに移行する場合には、最終的な契機のことでもよいし、最初の契機のことであってもよい。)。
ここで、「遊技者操作によらずに移行する」とは、抽選に基づいて移行するものであってもよいし、制御状態に対応して移行する状態であってもよいし、両方の組み合わせであってもよい。
ここで、「抽選」とは、遊技者に対する有利度に関連する抽選であってもよいし、遊技者に対する有利度に関連しない抽選であってもよい。
ここで、「制御状態」とは、遊技者に対する有利度に関連する状態であってもよいし、遊技者に対する有利度に関連しない状態であってもよい(例えば、制御状態1と制御状態2とで、遊技者に対する有利度が異なっていたり、異ならない状態であったりしてもよい。)。
遊技者に対する有利度が異なる状態について具体的に説明すると、制御状態1と制御状態2がある場合において、制御状態Nに滞在していること自体で有利度が異なる場合、滞在していること自体では有利度が異ならず、滞在後の状態に有利度の差異がある場合があり、そのいずれであってもよい。
各図(各事象(各演出))の説明の際に用いている画像は、説明のための画像であり、当然、他の画像であってもよい、例えば、殿様(男性キャラ)の画像を姫様(女性キャラ)の画像に置き換えることも可能である。
また、或る演出を説明する画像と、他の演出を説明する画像が同じ画像である場合であっても、他の演出を説明する画像を他の画像と置き換えたうえで、或る演出と他の演出を並列的および/または直列的に実行することも可能である。
また、或る演出を説明する画像と、他の演出を説明する画像が同じ画像である場合に、並列的および/または直列的に実行することを可能とせず、択一的に実行するものとしてもよい。
なお、画像が同一の場合の他、タイミングが同一(例えば、共にスーパーリーチ演出中)、場所が同一(例えば、共に保留表示領域)の場合などがあるが、この場合にも同様である。
具体的には、タイミングが同一の場合であっても、例えばスーパーリーチの前半と後半とで直列的に実行したりしてもよく、場所が同一の場合であっても、異なる場所で並列的に実行したり、同じ場所でスーパーリーチの前半後半とで直列的に実行してもよい。
各事象(各演出)は、或る手段(演出手段)によって実現されるものである。
或る手段(演出手段)は、複数の装置(複数の演出装置)で構成されるものであってもよい。
複数の装置(複数の演出装置)の夫々で行われる各事象(各演出)が一の装置(演出装置)で行われてもよい。
一の装置(演出装置)で行われる各事象(各演出)が複数の装置(複数の演出装置)で行われてもよい。
なお、装置(演出装置)としては、装飾図柄表示装置208、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N等の表示装置、可動体700、702等の可動体が挙げられる。
また、各事象(各演出)について、一の装置(演出装置)を例に挙げて説明している場合があり、例えば、報知であれば、報知が可能な他の装置(演出装置)に適用が可能である。
また、例えば報知であれば、複数の装置(複数の演出装置)で実現可能に構成してもよい。
また、複数の装置(複数の演出装置)で実現可能に構成した場合において、或る報知の特性の一部または全部を複数の装置(複数の演出装置)の夫々に適用してもよい。
各事象(各演出)における各構成は例示しているに過ぎない場合があり、各事象(各演出)のうちの一方のみしか或る構成が備えていない場合であっても、他方にその構成を補完したうえで組み合わせが可能であったり、一方にのみ備えられた或る構成を削除したうえで組み合わせが可能であったりしてもよい。
また、構成の相違により、組み合わせを否定するものであってもよい。
次に、図170乃至図185を用いて、本実施形態によるパチンコ機100において実行される演出の他の具体例について説明する。なお、図170〜図185に示す符号は、原則として図170〜図185に示す実施例の説明にのみ用いることとし、重複する符号が他の図面に示されている場合であっても、図170〜図185に示す符号を優先する。
<第2装飾図柄を用いた演出>
図170〜図185を参照して、本発明の実施形態の一つとして、本実施形態に係るぱちんこ機100において実行される第2装飾図柄を用いた演出例について適宜構成の一部を抜き出した拡大図も参照して説明する。
<演出例A>
改めて図170は、本実施形態のぱちんこ機の画像表示装置208´を中心とした演出の一例を段階的に示す図である。
まず図170(a)に示すタイミングは、第1装飾図柄の変動が停止した状態(変動停止の状態)を示しており、第1画像表示装置2081では、図柄表示領域208a〜208cにおいて「装飾3−装飾1−装飾4」の装飾図柄(第1装飾図柄)の組合せ(はずれの図柄組合せ)が停止表示されている。
また、アイコン表示領域800の右端に白色の変動アイコンh0が表示され、その左側には、4つの示唆表示(この例では、台座)が表示され、そのうち3つの台座の上にそれぞれ保留アイコンh11,h12、h13が表示されて、特図1の保留が3であることを報知している。また、保留アイコンh12、h13は白色(デフォルト)で表示されているのに対し、保留アイコンh11は青色で表示され、先読み予告が実行されている。説明表示領域TT1では、「パンダは殿様の師匠」というチュートリアル表示が実行されている。
第2画像表示装置2082では、メータ(ボタン画像)が表示されているが、このタイミングではメータは全て白色で塗りつぶされ、メータが0であることを報知している。また、ステージ名表示領域では、「城下町」と表示されており、現在のステージが城下町であることが報知されている。
第3画像表示装置2083では、殿様のキャラクタがステージ上に乗っている様子が示されており、第3画像表示装置2083の表示領域の上部では、特図1の保留が「3」であり、特図2の保留が「0」であることを示す特図1及び特図2の第2保留数表示が行われている。
第4図柄表示装置284は、特図1(四角形)および特図2(丸形)のいずれもグレーの塗りつぶしで表示され、はずれ停止の状態であることを示している。また、チャンスボタン136、137はいずれも内蔵のLEDが白色点灯している。家紋役物224は、保留アイコンh11の先読み予告と連動して内蔵LEDが青色で発光し、初期位置(この例では、第1画像表示装置2081の下方)に待機(停止)している。八代役物224Bおよび将軍役物244Cは、内蔵のLEDが白色で発光し、初期位置(この例では、第1画像表示装置2081の上方)に待機(停止)している。このタイミングでスピーカ120からの音声出力は行っていない。
以下の説明では、主に、時間経過に伴いそれ以前の演出から変化した演出を中心に説明する。
図170(b)に示すタイミングは、保留(同図(a)の保留アイコンh11に対応する保留)が1つ消化され、不図示の第1特図表示装置212における図柄変動が開始された状態であり、第4図柄表示装置284では、特図1(四角形)が白色、特図2(丸形)がグレーの塗りつぶしで表示されて特図1の変動遊技が実行中の状態を示している。
このタイミングでは、第1画像表示装置2081の第1図柄表示領域208X(図柄表示領域208a〜208c)では、第1装飾図柄の変動表示(第1の変動表示)を行っている。本実施形態では、装飾図柄の変動表示(第1の変動表示および第2の変動表示)を下向きの白抜き矢印で表す(以下、他の実施例でも同様である)。また、同図(b)に示す白抜き矢印は細長矢印であり、この場合は装飾図柄が透過性を有する態様で高速変動していることを示す。一方、白抜き矢印が短(太)矢印で表示されている場合(例えば、同図(e))は、装飾図柄が低速変動していることを示す。低速変動の場合は、装飾図柄の認識が可能な程度の速度であってもよい。
また、保留の消化に伴い、アイコン表示領域800では、保留アイコンh11,h12,h13がそれぞれ移動アニメーションにより移動表示され、保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコンがアイコン表示領域800の右端に移動して青色の変動アイコンh0として表示され、先読み予告を行う。また、保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコンh0の左隣の保留アイコンh11となり、保留アイコンh13の表示位置にあった保留アイコンが保留アイコンh12となって、変動アイコンh0の左の2つの台座の上に、それぞれ白色の保留アイコンh11,h12が表示されて、特図1の保留が2であることを報知している。
第3画像表示装置2083の表示領域の上部では、特図1の保留が「2」であり、特図2の保留が「0」であることを示す特図1及び特図2の第2保留数表示が行われている。
なお、説明表示部TT1では、依然として「パンダは殿様の師匠」の文字表示が行われている。このように、説明表示部TT1における説明表示は、複数の図柄変動表示に跨って行われる場合がある。
図170(c)に示すタイミングは、第1画像表示装置2081の左図柄表示領域208aにおいて、装飾図柄(ここでは「装飾6」)が揺れ変動(仮停止)を行い、同図(d)に示すタイミングは、第1画像表示装置2081の右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄(ここでは「装飾6」)が揺れ変動(仮停止)を行った状態であり、リーチ(テンパイ)と見せかけている。
同図(e)に示すタイミングは、右図柄表示領域208cにおいて揺れ変動(仮停止)を行っていた装飾図柄(「装飾6」)が再び変動を開始した状態である。なお、このタイミングにおける右図柄表示領域208cの「装飾6」の変動は、白抜き短(太)矢印で示すように低速変動である。また、装飾図柄が揺れ変動(仮停止)後に低速変動を開始する状態を「装飾図柄がスベる」または「装飾図柄がズレル」という場合がある。
本実施形態では、装飾図柄(第1装飾図柄)がズレた場合、連続演出(例えば、擬似連演出)が開始される場合がある。なお、この例では、擬似連演出の開始条件の一つとして装飾図柄(第1装飾図柄)がズレる場合を説明するが、擬似連演出の開始条件として他の開始条件であってもよく、装飾図柄(第1装飾図柄)が必ずズレるものであってもよいし、ズレる場合とズレない場合があってもよいし、ズレないものであってもよく、以下に説明する疑似連演出についても同様である。
同図(f)に示すタイミングは、右図柄表示領域208cにおいて装飾図柄(ここでは「装飾7」)が揺れ変動(仮停止)を行っている状態である。このように、ある装飾図柄(ここでは「装飾6」)がズレた後に、別の(次の)装飾図柄(ここでは「装飾7」)が揺れ変動(仮停止)している場合、その仮停止した装飾図柄(「装飾7」)を「ズレ目」という場合がある。
本実施形態では、装飾図柄(第1装飾図柄)のズレ目の発生は、擬似連演出が開始される場合があることの報知の一つである。なお、擬似連演出が開始される場合があることの報知は他の報知であってもよく、ズレ目の発生でなくてもよい。
同図(g)に示すタイミングは、高速変動を行っていた中図柄表示領域208bにおいて、第一のアニメーションが開始した状態である。この例では、第一のアニメーションは、特殊図柄(第一の図柄)によるアニメーションである。ここで、特殊図柄とは、数字を表す装飾図柄とは別の種類の図柄であり、例えば、連続演出(第一の演出)の実行に関する図柄のうちの一の図柄である。なお、特殊図柄も装飾図柄(本実施形態の第1装飾図柄、第2装飾図柄)の一つである。具体的には、特殊図柄とは、その図柄が停止表示されることにより、連続演出(例えば、擬似連演出や連続予告演出など)が開始される図柄をいう。
一例として、本実施形態の第一のアニメーションは、図柄表示領域208a〜208cの少なくともいずれかにおいて特殊図柄が停止表示されるかどうかを煽るアニメーション(特殊図柄の停止煽りアニメーション)である。本実施形態では一例として、第一のアニメーションは、中図柄表示領域208bにおいて特殊図柄が停止表示されるかどうかを煽るアニメーション(中図柄煽りアニメーション)である場合を例に説明する。ここで特殊図柄の停止表示は、揺れ変動停止表示(仮停止表示)であってもよく、以下の実施例において同様である。
中図柄煽りアニメーションが終了すると、特殊図柄が停止表示される場合があり、特殊図柄が停止表示されると、連続演出が実行される場合がある。
ここでは、特殊図柄は、同図(g)に示すようにキャラクタ(殿)の図柄であり、中図柄表示領域208bにおいてこの特殊図柄(キャラクタ(殿)の図柄)が停止表示されると、例えば、連続演出として擬似連演出が実行される。このように擬似連演出の実行の開始に関する特殊図柄を、擬似連図柄という場合がある。
なお、連続演出(疑似連演出)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cにおいてそれぞれ、ある図柄(3つの図柄)が停止表示した場合にの実行が開始される構成であってもよく、その場合の、煽るアニメーション(第一のアニメーション)は、3つの図柄のうちの最後の図柄が停止表示されるかどうかを煽るアニメーションであってもよい。またこの場合の停止表示は、3つの図柄のうち少なくともいずれかに揺れ変動を含むなど、確定表示以外の停止表示をいう。
すなわち、同図(g)に示すタイミングは、中図柄表示領域208bにおいて擬似連演出の開始に関する(開始条件となる)擬似連図柄が停止表示されるかどうかを煽る第一のアニメーション(中図柄煽りアニメーション)が行われている状態を示している。
同図(h)に示すタイミングでは、中図柄表示領域208bにおいて擬似連図柄が一旦停止し、同図(i)に示すタイミングでは、擬似連図柄の横幅が徐々に拡大表示を開始した状態を示している。すなわち、同図(h)の擬似連図柄は、左図柄表示領域208aおよび右図柄表示領域208cの装飾図柄(「装飾6」および「装飾7」)と同程度の表示サイズであるが、同図(i)の擬似連図柄はその横幅が拡大している。これにより、左図柄表示領域208aの「装飾6」の右端部と、右図柄表示領域208aの「装飾7」の左端部はそれぞれ、擬似連図柄の左端部と右端部にオーバーラップされ始める。
また、同図(i)に示すタイミングでは、第2画像表示装置2082の上部において、第2装飾図柄を表示するための第2図柄表示領域208Yがその表示を開始する。なお、このタイミングでは、第2図柄表示領域208Y(図では白塗りの四角枠で示す枠部部分)のみがその表示を開始し、第2装飾図柄は非表示となっている。
同図(j)に示すタイミングは、擬似連図柄の横幅がさらに拡大表示している状態を示している。このタイミングでは、左図柄表示領域208aの「装飾6」と、右図柄表示領域208aの「装飾7」とが、いずれも擬似連図柄によって完全にオーバーラップされ、遊技者に視認不可(左図柄表示領域208aと右図柄表示領域208aの装飾図柄がいずれも、擬似連図柄と比較して遊技者に視認困難)となっている。
また、このタイミング(第一のアニメーション表示(中図柄煽りアニメーション)が表示されている状態のうちの少なくとも一部の状態)において、第2図柄表示領域208Yにおいて、第2装飾図柄が停止表示(揺れ変動、仮停止表示)される。このタイミングにおける第2装飾図柄は、例えば図171(o)に示す図柄組合せで停止表示される。すなわち、左図柄表示領域208kに装飾図柄(ここでは「装飾6」)が揺れ変動(仮停止)表示され、右図柄表示領域208gに装飾図柄(ここでは「装飾7」)が揺れ変動(仮停止)表示されるとともに、中図柄表示領域208lに擬似連図柄(ここでは、同図(h)と同じキャラクタ(殿)の図柄)が停止表示されている。
なお、同図(i)に示すように、第2装飾図柄の表示予定領域としての第2図柄表示領域208Yの「枠のみ」を表示することなく、同図(j)に示すように第2図柄表示領域208Yにおいて第2装飾図柄が表示を開始する(第2装飾図柄の表示の開始によって第2図柄表示領域208Yが遊技者に認識可能となる)ようにしてもよい。
このタイミングにおいて、第1装飾図柄は擬似連図柄の拡大表示によって遊技者に視認不可(例えば、疑似連図柄や表示されている第2装飾図柄よりも視認困難)となっており、第一のアニメーションの終了後の第1装飾図柄(第1装飾図柄の変動停止の状態)が未確定であるが、第2装飾図柄(第2図柄表示領域208Yの中図柄表示領域208l)によって擬似連図柄の停止表示の有無が遊技者に認識可能となっている。つまり、上級者にとっては、第2装飾図柄を注視することで、このタイミングで、第1装飾図柄の変動停止の状態、すなわち、特殊図柄(擬似連図柄)の停止表示の状態およびそれによる連続演出(擬似連演出)の実行開始の有無が認識可能になる。このように、第1装飾図柄の変動停止の状態が未確定であるが、第2装飾図柄によって特殊図柄の停止表示の有無(連続演出の有無)が遊技者に認識可能となる状態(第1図柄表示領域208Xにおいて遊技者に視認不可(視認困難)となっている第1装飾図柄に変わって、その状態が報知されている状態)を本明細書では「先バレ」という。
同図(k)に示すタイミングは、擬似連図柄の横幅がさらに拡大表示している状態を示している。このタイミングでは、左図柄表示領域208aの「装飾6」と、右図柄表示領域208aの「装飾7」とが、いずれも擬似連図柄によって完全にオーバーラップされ、遊技者に視認不可(左図柄表示領域208aと右図柄表示領域208aの装飾図柄がいずれも、擬似連図柄と比較して遊技者に視認困難)となっている。更に、拡大した擬似連図柄の左右端部がそれぞれ第2画像表示装置2082、第3画像表示装置2083の表示領域の一部において表示されている。すなわち、一つの擬似連図柄が複数の画像表示装置208´(第1画像表示装置2081、第2画像表示装置2082および第3画像表示装置2093)に亘って(跨って)、表示されている。
より詳細には、第2画像表示装置2082においては、擬似連図柄の拡大した左端部が、第2装飾図柄、メータおよびステージ名表示領域と重なり、例えば、擬似連図柄の左端部は、少なくとも第2装飾図柄にオーバーラップされる(この例では、擬似連図柄の左端部は、第2装飾図柄、メータおよびステージ名表示領域にオーバーラップされる)。なお、第2装飾図柄は、図171(o)の図柄組合せの停止表示が継続している。
第3画像表示装置2083においては、擬似連図柄の拡大した右端部が、第3画像表示装置2083における表示の一部にオーバーラップされる(この例では、ステージ上に乗っている殿様のキャラクタ、および特図1及び特図2の第2保留数表示にオーバーラップされる)。
また、このタイミングにおいて、可動体の一部(この例では、家紋役物244A)が上昇を開始し、第1画像表示装置2081の一部と重なる(第1画像表示装置2081にオーバーラップする)。これにより、第1画像表示装置2081で表示されている表示の一部が、家紋役物224Aにオーバーラップされ、遊技者に視認不可(または、第2装飾図柄や可動体(家紋役物224Aなど)よりも視認困難)となる。具体的には、擬似連図柄(の一部)、アイコン表示領域800の表示の一部(この例では、変動アイコンh0(の全て)、保留アイコンh11とその台座の一部)、および説明表示領域TT1のチュートリアル表示の一部が、が遊技者に視認不可(または、第2装飾図柄や可動体(家紋役物224Aなど)よりも視認困難)となっている。
同図(l)に示すタイミングは、擬似連図柄の拡大表示は終了(同図(k)に示す擬似連図柄と同等のサイズで拡大を停止)し、上昇した家紋役物244Aが上昇した位置で回転し、またスピーカ120から「ドン」という効果音が出力されている状態を示している。
このタイミングにおいて、第1装飾図柄の図柄組合せは擬似連図柄の拡大表示によって遊技者に視認不可(視認困難)となっているが、これで第1装飾図柄は変動停止の状態が確定する。つまり、遊技者はこのタイミングで、特殊図柄(擬似連図柄)の停止表示の状態およびそれによる連続演出(擬似連演出)の実行開始の有無が認識可能になる。第2装飾図柄は、同図(k)と同様(図171(o)の状態)である。
したがって、遊技者は、同図(j)のタイミングにおいて第2図柄表示領域208Yの擬似連図柄の停止表示(先バレ)に気づかない場合であっても、同図(l)に示す可動体(家紋役物244A)の動作(ここでは回転動作)および/またはスピーカ120からの効果音によって、擬似連図柄の停止表示、およびそれによる擬似連演出の実行開始が確定したことを認識できる。
家紋役物244Aは、例えば、擬似連図柄の停止表示、およびそれによる擬似連演出の実行開始が確定した後に回転を開始する。なお、家紋役物224Aは、初期位置(同図(j)に示す、第1画像表示装置2081の下方の位置)で回転を開始後に上昇してもよく、その場合は例えば、擬似連図柄の停止表示、およびそれによる擬似連演出の実行開始が確定した後に、上昇後の停止位置(同図(l)の位置)まで移動する。
なお、家紋役物244Aは、他の演出時であっても、上昇、下降などの移動や回転などの動作を行う。また、家紋役物244Aは、他の演出時には、上昇、下降などの移動や回転などの動作を行わないように構成してもよいし、他の演出時には上昇、下降などの移動や回転などの動作のうち一部の動作を行うようにしてもよいし、一部の動作のみ行わないようにしてもよい。
同図(m)に示すタイミングは、第一のアニメーション表示が終了した後に、第1図柄表示領域208Xにおける擬似連図柄の停止表示が遊技者に視認可能となった状態を示している。図示は省略するが、同図(l)から同図(m)までの間に、拡大した擬似連図柄の縮小表示のアニメーションが実行され、同図(m)に示すように初期状態のサイズ(左図柄表示領域208aの「装飾6」や右図柄表示領域208cの「装飾7」と同等の表示サイズ)まで縮小する。これにより、第1図柄表示領域208Xの左図柄表示領域208aにおいて揺れ変動(仮停止)される「装飾6」、中図柄表示領域208bにおいて揺れ変動(仮停止)される特殊図柄(擬似連図柄)、および右図柄表示領域208cにおいて揺れ変動(仮停止)される「装飾7」が遊技者に視認可能となり、擬似連演出の実行の確定が報知される。第2装飾図柄は、同図(k)と同様(図171(o)の状態)である。つまり、同図(m)に示すタイミングでは、第1装飾図柄と第2装飾図柄とが、同じ表示態様(同じ図柄組合せの(仮)停止表示)で、同時に、遊技者に視認可能となっている。
なお、同図(l)から同図(m)までの間に実行される、擬似連図柄の縮小表示のアニメーションは、擬似連図柄の拡大表示のアニメーション表示(例えば、同図(h)〜同図(k))と実行時間が同じであってもよいし、短いものであってもよいし、長いものであってもよい。また、擬似連図柄の縮小表示のアニメーションが実行されないものであってもよい。
一般的に、遊技者は同図(m)に示すように、第1画像表示装置2081(第1図柄表示領域208X)の中図柄表示領域208bにおいて特殊図柄(擬似連図柄)が停止表示されることによって、連続演出(擬似連演出)の実行の開始が確定したことを認識可能となる。あるいは、遊技に慣れている遊技者は、例えば同図(l)に示すように、第一のアニメーション表示によって第1装飾図柄の状態(図柄組合せや(仮)停止表示の有無)が視認不可(視認困難)であっても、可動体(家紋役物224A)の動作(この場合は回転動作)によって、連続演出(擬似連演出)の実行の開始が確定したことを認識可能となる場合がある。
本実施形態では、それら(同図(m)、同図(l))より前のタイミングで、且つ、第一のアニメーション表示によって第1図柄表示領域208Xの状態が視認不可(視認困難)であっても、同図(j)に示すように、第一のアニメーション表示でオーバーラップされていない第2装飾図柄によって、連続演出(擬似連演出)の実行の開始が確定したことを遊技者に認識させることができる場合がある。
なお、この例では、同図(g)に示す特殊図柄(擬似連図柄)が表示を開始したタイミングを第一のアニメーションの開始タイミングとしたが、第一のアニメーションの開始タイミングはこのタイミングに限らない。例えば、第一のアニメーションの開始タイミングは、同図(g)に示す特殊図柄(擬似連図柄)が遊技者に視認可能となったタイミングであってもよいし、同図(h)に示すように中図柄表示領域208bにおいて擬似連図柄が一旦停止したタイミングでもよいし、同図(h)より後のタイミングで特殊図柄の表示態様が変化(この例では同図(i)に示すような擬似連図柄の拡大表示を開始)したタイミングであってもよい。
また、第一のアニメーションの終了タイミングは、例えば、同図(m)で特殊図柄が停止表示されるまで、同図(m)で特殊図柄が停止表示される前まで、同図(l)〜同図(m)の間に特殊図柄の縮小アニメーションが実行される場合は、当該縮小アニメーションが終了するまで、当該縮小アニメーションが開始するまで、あるいは、同図(l)で拡大アニメーションが終了するまで、などのタイミングである。
すなわち、第一のアニメーションの表示期間は、上述の第一のアニメーションの開始タイミングのいずれかと終了タイミングのいずれかの組合せとして定義される期間であるが、一例として、同図(m)より前に特殊図柄の縮小アニメーションが実行される場合は、第一のアニメーションの表示期間は、同図(g)〜同図(m)で特殊図柄が停止表示される前まで、同図(h)〜同図(m)で特殊図柄が停止表示される前まで、あるいは同図(i)〜同図(m)で特殊図柄が停止表示される前までなどである。また、同図(m)以前に特殊図柄の縮小アニメーションが実行されない場合(拡大表示で終了する場合)は、第一のアニメーションの表示期間は、同図(g)〜同図(l)まで、同図(h)〜同図(l)まで、あるいは同図(i)〜同図(l)までなどであり、以下の各実施例においても同様である。
同図(n)に示すタイミングは、第1画像表示装置2081の表示領域において、第一のアニメーションとは別の、第二のアニメーションが表示を開始した状態を示している。
このタイミングで(擬似連図柄が停止後に)表示される第二のアニメーションは、擬似連演出が開始するまでの期間に表示されるアニメーションであり、ここでは、複数回(例えば、2回)継続する擬似連演出の実行が確定していることを示すアニメーションである。
この例では、第二のアニメーションは、同図(n)に示すように、中央より左よりにキャラクタ(殿)が表示され、同図(o)に示すようにキャラクタ(殿)が中央に移動しながらその表示サイズが拡大し、「まだまだ!!」という文字が表示されるアニメーションである。また、この例では、第二のアニメーションは、第1画像表示装置2081のみで表示されるが、第二のアニメーションが複数の画像表示装置208´に亘って表示されても良い。
同図(p)に示すタイミングは、複数回継続する擬似連演出が実行を開始した状態を示しており、保留の消化、およびアイコン表示領域の表示の変化はない。
このタイミングでは、第1画像表示装置2081の図柄表示領域208a〜208c(第1図柄表示領域208X)において、「装飾6−装飾7−装飾7」の第1装飾図柄の組合せが停止表示されている。また、第1装飾図柄の一部(この例では「装飾6」の一部)にオーバーラップして、擬似連演出の回数に関する表示(以下、「擬似連回数表示」といい、この例では2回を示す「×2」)が表示されている。
また、第2画像表示装置2082の図柄表示領域208k〜208g(第2図柄表示領域208Y)では、同図(j)〜同図(o)と同様の図171(o)の状態の第2装飾図柄(擬似連図柄の停止表示を含む装飾図柄)が表示を継続している。このように、本実施形態では、第1画像表示装置2081の表示が変化した場合であっても、第2図柄表示領域208Yに表示する第2装飾図柄によって、正確な情報(この例では、擬似連演出が実行される状態であること)を遊技者に認識可能となるようにしている。つまり、第2画像表示装置2082(第2図柄表示領域208Y)で表示される第2装飾図柄は、装飾図柄の表示(装飾図柄の組合せ)によって、遊技者に何らかの情報を報知する、といった装飾図柄の本来の機能を発揮するように表示される図柄であるといえる。換言すると、第2装飾図柄は、第1装飾図柄の状態(図柄組合せや(仮)停止表示の有無)が遊技者に視認不可または視認困難となっている場合であっても、第1装飾図柄による情報の報知を担保する。
このように、連続演出(例えば、擬似連演出)が実行される場合には、第一のアニメーション(中図柄煽りアニメーション)表示の後に、中図柄表示領域208bに特殊図柄(例えば、擬似連図柄)が停止表示される。その後、装飾図柄の変動表示が再開される場合に、中図柄表示領域208bにおいて特殊図柄以外の図柄(例えば、右図柄表示領域208cと同様の数字の装飾図柄(ここでは「装飾7」))を表示する。つまり、このタイミングでは、第2装飾図柄の図柄組合せ(「装飾6−特殊図柄−装飾7」)は、第1装飾図柄の図柄組合せ(「装飾6−装飾7−装飾7」)とは異なる図柄組合せとなっている。
なお、この例では、第1装飾図柄の変動表示が再開される状態において、中図柄表示領域208bに数字の装飾図柄を表示しているが、第1装飾図柄の変動表示が再開される状態において、中図柄表示領域208bには第2装飾図柄と同じ図柄(すなわち、特殊図柄)が表示されていても良い。
同図(q)に示すタイミングは、第1画像表示装置2081の第1図柄表示領域208Xおよび、第2画像表示装置2082の第2図柄表示領域208Yにおいて、それぞれ、装飾図柄(第1装飾図柄および第2装飾図柄)の変動表示(高速変動)が再開した状態を示している。また、装飾図柄の変動表示の開始に伴い、擬似連回数表示(この例では、「×2」)が縮小表示されるアニメーションが実行される。
同図(r)に示すタイミングは、第1図柄表示領域208Xにおいて、それぞれ、第1装飾図柄の変動表示(高速変動)が継続する一方で、第2図柄表示領域208Y(第2装飾図柄)は非表示となっている。
なお、上記の例において、同図(i)に示すタイミングの後に、第2図柄表示領域208Yにおいて同図(q)に示すような第2装飾図柄の変動表示を表示した後に、同図(j)に示す第2装飾図柄の仮停止(擬似連図柄の停止表示)を行っても良い。
また、第2画像表示装置2082における、特殊図柄の停止表示を含む第2装飾図柄の停止表示(同図(j)に示す第2装飾図柄(図171(o))は、第1画像表示装置2081における特殊図柄を含む第1装飾図柄の停止表示(同図(m))より前に遊技者に視認可能となっていればよく、例えば同図(i)に示すタイミングで、特殊図柄の停止表示を含む第2装飾図柄(図171(o))の停止表示を表示してもよいし、同図(k)あるいは、同図(l)に示すタイミングで、特殊図柄の停止表示を含む第2装飾図柄(図171(o))の停止表示を表示してもよい。
なお、同図(j)において、右図柄(「装飾6」)と左図柄(「装飾7」)が拡大した中図柄(擬似連図柄)にオーバーラップされるタイミング(第1のタイミング)と、第2装飾図柄の表示タイミング(第2のタイミング)とは同じタイミングであってもよいし、第1のタイミングが第2のタイミングより先でもよいし、第1のタイミングが第2のタイミングの後であってもよい。
また、同図(p)において、擬似連回数表示の表示タイミング(第1のタイミング)は、第1装飾図柄の表示開始タイミング(再開のタイミング、第2のタイミング)とは同じタイミングであってもよいし、第1のタイミングが第2のタイミングより先でもよいし、第1のタイミングが第2のタイミングの後であってもよい。
また、同図(q)において、第1装飾図柄の変動表示の開始タイミング(第1のタイミング)と、第2装飾図柄の変動表示の開始タイミング(第2のタイミング)とは同じタイミングであってもよいし、第1のタイミングが第2のタイミングより先でもよいし、第1のタイミングが第2のタイミングの後であってもよい。
また、擬似連回数表示は、同図(q)から開始されてもよく、その場合、擬似連回数表示の表示タイミング(第1のタイミング)と、第2装飾図柄の変動表示の開始タイミング(第2のタイミング)とは同じタイミングであってもよいし、第1のタイミングが第2のタイミングより先でもよいし、第1のタイミングが第2のタイミングの後であってもよい。
また、同図(r)において、擬似連回数表示が同図(q)に示すサイズから縮小するタイミング(第1のタイミング)と、第2装飾図柄の消去のタイミング(第2のタイミング)とは同じタイミングであってもよいし、第1のタイミングが第2のタイミングより先でもよいし、第1のタイミングが第2のタイミングの後であってもよい。
<各実施例に共通の事項>
本実施例を含め、図170〜図185に示す各実施例に共通の事項を記載する。
まず、擬似連演出が開始される(場合がある)条件となる装飾図柄の状態(装飾図柄の図柄組合せ)は、左図柄または右図柄にズレ目が発生する(その後に中図柄に特殊図柄が停止する)場合、左図柄および右図柄がテンパイとなり(同じ図柄で停止した場合)、中図柄に特殊図柄が停止する場合、あるいは左図柄および右図柄の図柄を問わず中図柄に特殊図柄が停止するかどうか(のみ)の場合、などがある。
また、左図柄または右図柄にズレ目が発生した場合に擬似連演出が開始される場合がある構成にあっては、ズレ目が発生しなければテンパイとなり、その後、テンパイした数字の装飾図柄に1を加算した数字の装飾図柄が通過すればリーチに発展する。一方、擬似連演出が開始されない場合には、ズレ目が発生しなければテンパイとなり、その後、テンパイした数字の装飾図柄に1を加算した数字の装飾図柄で停止表示されてはずれとなる。
また、左図柄と右図柄がテンパイした場合に擬似連演出が開始される場合がある構成にあっては、まず擬似連図柄が停止表示されるかどうかという状態があり、その後、テンパイした数字の装飾図柄に1を加算した数字の装飾図柄が通過すればリーチに発展する。一方、擬似連演出が開始されない場合には、テンパイした数字の装飾図柄に1を加算した数字の装飾図柄で停止表示されて、はずれとなる。
また、例えば左図柄が「装飾6」、中図柄が「特殊図柄」、右図柄が「装飾7」が停止表示(「装飾6−特殊図柄−装飾7」の図柄組合せが停止表示)されて疑似連演出が開始した場合、次の擬似連演出においても左図柄が「装飾6」、中図柄が「特殊図柄」、右図柄が「装飾7」が停止表示され、その後のリーチは例えば左図柄が「装飾6」、右図柄が「装飾6」でテンパイ(「装飾6テンパイ」という)となるように構成されている。この場合、「装飾6テンパイ」は、「装飾6テンパイ」以外のリーチよりも、大当り確率が高くなるように構成されている。
従って、第2装飾図柄で、例えば同図(j)、図171(o)に示すように「装飾6−特殊図柄−装飾7」の図柄組合せのうち、左図柄の「装飾6」が遊技者に視認可能となることで、スーパーリーチに発展した場合「装飾6テンパイ」になるか否かを遊技者が認識できる場合があり、遊技者の期待感を高めることができる場合がある。
テンパイ図柄は大当り期待度が異なるものがあり、例えば、左図柄が「装飾7」、右図柄が「装飾7」でテンパイ(「装飾7テンパイ」という)は、その後の展開が「熱い」展開となる。このような場合、第2装飾図柄によって、例えば「装飾7−特殊図柄−装飾8」の図柄組合せが停止表示されることが視認可能となることにより、遊技者にその後の展開が「熱い」ものであることを認識させることができる場合がある。
また、第一のアニメーション(特殊図柄の停止煽りアニメーション)は拡大表示を含むものとなっているが、回転表示が含まれるものであってもよく、図柄自体の拡大表示ではなく図柄に付されたエフェクト表示等が徐々に拡大する表示を含むものなどであってもよい。また、第一のアニメーションの拡大表示によって、第2装飾図柄以外の他の表示がオーバーラップされる場合があってもよい。
また、第2装飾図柄は、表示される場合と非表示となる場合がある構成を例に説明するが、後述する第3装飾図柄が表示される構成(図179)を除き、第2装飾図柄が常時表示されるものであってもよい。
また、特殊図柄による煽りアニメーション(第一のアニメーション、特殊図柄の停止煽りアニメーション、中図柄煽りアニメーション)のうちの一つの煽り演出では、第2装飾図柄による先バレが生じてもよいし、第2装飾図柄には特殊図柄に対応するものが無く、特殊図柄以外の図柄による第2装飾図柄の停止表示によって、先バレが生じるものがあってもよい。
また、擬似連演出後に発生する装飾図柄(第1装飾図柄)の停止表示(再表示)には、再度、擬似連図柄が停止したと誤認させないようにするために、特殊図柄が含まれないことが望ましい。
また、擬似連回数が複数の場合は、その回数が進む(増加)増加するごとに、変動アイコンh0の表示態様が変化するように(あるいは、変化可能となるように(変化可能な状態のうちの一の状態となるように))、構成してもよく、その構成において、あるタイミングでは保留アイコンや変動アイコンを非表示にしてもよい。
また、擬似連回数が複数の場合を例に説明しているが、擬似連回数は1回であってもよい。擬似連回数は増加するほど(擬似連演出が連続するほど)大当り期待度は高くなる。また、本明細書に記載の各演出例において、擬似連演出よりも大当り期待度が高い演出を行う場合があってもよいし、擬似連演出よりも大当り期待度が低い演出を行う場合があってもよい。
<演出例B>
次に、他の演出例について説明する。図171は、本実施形態のぱちんこ機の画像表示装置208´を中心とした演出の他の一例を段階的に示す図である。
この演出例は、第一のアニメーション表示の終了後に、特殊図柄が停止表示されない場合(すなわち、連続演出が開始されない場合)の一例であり、図171(a)〜同図(i)は、図170(a)〜図170(i)に示すタイミングと同様であるので、説明は省略する。また、それ以外においても図170に示した演出例Aと同様の構成については説明を省略する場合がある。
図171(j)に示すタイミングは、擬似連図柄の横幅がさらに拡大表示している状態を示している。このタイミングでは、左図柄表示領域208aの「装飾6」と、右図柄表示領域208aの「装飾7」とが、いずれも擬似連図柄によって完全にオーバーラップされ、遊技者に視認不可(左図柄表示領域208aと右図柄表示領域208aの装飾図柄がいずれも、擬似連図柄と比較して遊技者に視認困難)となっている。
また、第2画像表示装置2082では、同図(i)に示すタイミングで枠部分(白塗りの四角枠)のみが表示を開始していた第2図柄表示領域208Yにおいて、第2装飾図柄が表示される。この場合の第2装飾図柄は、同図(p)に示す状態で表示される。すなわち、左図柄表示領域208kに装飾図柄(ここでは「装飾6」)が揺れ変動(仮停止)表示され、右図柄表示領域208gに装飾図柄(ここでは「装飾7」)が揺れ変動(仮停止)表示される。一方、中図柄表示領域208lでは、装飾図柄(第2装飾図柄)の変動表示(高速変動)が行われている状態である。
同図(k)に示すタイミングは、第1図柄表示領域208Xにおいて、拡大した擬似連図柄の縮小表示のアニメーションが実行され、同図(h)に示すように初期状態のサイズ(左図柄表示領域208aの「装飾6」や右図柄表示領域208cの「装飾7」と同等の表示サイズ)まで縮小し、また中図柄表示領域208bにおいて上方から下降するするアニメーション(中図柄のスクロール表示)が実行されている状態を示している。
また、このタイミングにおいて、第2図柄表示領域208Yでは、第2装飾図柄が停止表示される。この場合の第2装飾図柄は、同図(q)に示す状態で表示される。すなわち、左図柄表示領域208kに装飾図柄(ここでは「装飾6」)が揺れ変動(仮停止)表示され、中図柄表示領域208lでは、装飾図柄(第二の図柄、ここでは「装飾8」)が停止表示され、右図柄表示領域208gに装飾図柄(ここでは「装飾7」)が揺れ変動(仮停止)表示された状態である。つまり、このタイミングにおいて第1図柄変動領域208Xと第2図柄変動領域208Yはいずれも遊技者に視認可能となっているが、第1装飾図柄の状態(図柄組合せや(仮)停止表示の有無)と、第2装飾図柄の状態(図柄組合せや(仮)停止表示の有無)は異なる状態となっている。以下単に、「装飾図柄の状態」と記載した場合、装飾図柄の図柄組合せや(仮)停止表示の有無などの状態(表示態様)をいうものとする。
同図(l)に示すタイミングは、第1図柄変動領域208Xにおける第一のアニメーション表示の後に、中図柄表示領域208bにおいて数字の装飾図柄(ここでは「装飾8」)が停止表示された状態を示している。つまり、第一のアニメーション表示の後に、中図柄表示領域208bにおいて特殊図柄(ここでは、擬似連図柄)が停止表示されず、特殊図柄の停止による連続演出(擬似連演出)が実行されないことが確定した状態である。ここで、第一のアニメーション表示とは、同図(g)〜同図(k)における擬似連図柄(キャラクタ(殿)の図柄)によるアニメーションをいう。
また、このタイミングでは、第2図柄表示領域208Yにおいて、同図(q)に示す第2装飾図柄の停止表示(揺れ変動表示)が継続している。つまりこのタイミングでは、第1装飾図柄と第2装飾図柄は、同じ状態(装飾図柄の組合せが「装飾6−装飾8−装飾7」の仮停止状態)で遊技者に視認可能となっている。
このように、この例では、第一のアニメーション表示の後に連続演出(例えば、擬似連演出)の実行が開始しない場合を示しており、その場合には、第1図柄表示領域208Xの中図柄表示領域208bにおいて特殊図柄(例えば、擬似連図柄)は停止表示されず、特殊図柄とは異なる種類の図柄(例えば、数字の装飾図柄)が停止表示(揺れ変動表示、仮停止表示)される。更に、この場合に中図柄表示領域208bに停止表示される装飾図柄(ここでは「装飾8」)は、連続演出が実行される場合に表示される数字の装飾図柄(図170(p)の中図柄表示領域208bに停止表示される装飾図柄(「装飾7」)とは異なる数字の装飾図柄(第三の図柄)である。
同図(m)に示すタイミングは、第2画像表示装置2082において、第2装飾図柄が消去された状態を示し、同図(n)に示すタイミングは、第1図柄表示領域208Xにおいて、第1装飾図柄が停止表示された(ここでは、第2装飾図柄(「装飾6−装飾8−装飾7」の装飾図柄の組合せ)が停止表示された状態を示している。
一般的に、遊技者は同図(l)に示すように、第一のアニメーションの表示が終了した後に、第1画像表示装置2081(第1図柄表示領域208X)の中図柄表示領域208bにおいて特殊図柄(擬似連図柄)が停止表示されないことによって、連続演出(擬似連演出)が実行されないことが確定したことを認識可能となる。あるいは、遊技に慣れている遊技者は、例えば同図(l)に示すように、第一のアニメーション表示によって第1図柄表示領域208Xの状態が視認不可(視認困難)であっても、可動体(家紋役物224A)の動作(この場合は回転動作)によって、連続演出(擬似連演出)の実行の開始が確定したことを認識可能となる場合がある。
本実施形態では、それより前のタイミングで、第1装飾図柄の停止表示が確定しない状態(第一のアニメーション表示が実行中)であっても、同図(k)に示すように、中図柄表示領域208lに擬似連図柄以外の装飾図柄(数字の装飾図柄)が停止表示されている第2装飾図柄(図171(q))によって、連続演出(擬似連演出)が実行されないことが確定したことを遊技者に認識させることができる場合がある。
あるいは、同図(l)に示すタイミングより前のタイミングで、且つ、第一のアニメーション表示が実行中であっても、同図(j)に示すように、(中図柄表示領域208lが高速変動している(擬似連図柄が停止表示されない))第2装飾図柄(図171(p))によって、連続演出(擬似連演出)が実行されないことが確定したことを遊技者に認識させることができる場合がある。
なお、同図(k)において、中図柄表示領域208bの擬似連図柄が下方に移動する(ズレる)と見せかけて上方に戻り、中図柄表示領域208bに停止表示される場合があるが、その場合は、図170(m)に示す擬似連図柄の停止表示になり、図170(n)〜同図(r)と同様に、擬似連演出が開始される。この場合、遊技者が事前に、中図柄に特殊図柄が停止表示された第2装飾図柄を視認していた場合、第2装飾図柄の中図柄に特殊図柄が停止表示された状態で、第1装飾図柄の中図柄(中図柄表示領域208bの擬似連図柄)が下方にズレれれば、遊技者はズレると見せかけて上方に戻ることを認識できる(先バレになる)場合がある。
なお、特殊図柄が通常の停止の態様で停止表示する場合よりも、下方にズレた後に上方に戻って停止表示する場合の法が、大当り期待度が高くなるように構成してもよい。
このように、第一のアニメーションの実行中(同図(j)、(k))では、その終了後の第1装飾図柄(第1装飾図柄の変動停止の状態)が未確定であるが、第2装飾図柄(第2図柄表示領域208Yに擬似連図柄が停止表示されないこと)によって、連続演出(擬似連演出)が行われないことが先バレしている。つまり、例えば上級者などは、第2装飾図柄を注視することで、第1装飾図柄の変動停止より前に、特殊図柄(擬似連図柄)の停止表示の状態およびそれによる連続演出(擬似連演出)の実行開始の有無が認識可能になる。
なお、例えば同図(j)に示す第2装飾図柄の表示タイミングにおいて、中図柄が停止表示された第2装飾図柄(図171(q))が表示されてもよい。
また、図170に示すように擬似連演出が実行される場合には第2装飾図柄の表示による先バレは生じず、図171に示すように擬似連演出が実行されない場合にのみ先バレが生じるようにしてもよい。
また、図170に示すように擬似連演出が実行される場合と、図171に示すように擬似連演出が実行されない場合のいずれにおいても先バレが生じるようにしてもよい。
また、図171(k)において、擬似連図柄のスクロール表示のアニメーションが開始するタイミング(第1のタイミング)と、第2装飾図柄が表示されるタイミング(第2のタイミング)は、同じであってもよいし、第1のタイミングが第2のタイミングより早くてもよいし、第1のタイミングが第2のタイミングより遅くても良い。
<演出例C>
図172は、本実施形態のぱちんこ機の画像表示装置208´を中心とした演出の他の一例を段階的に示す図である。
(演出例C−1)
同図(b)〜同図(f)は、第2装飾図柄の変動表示(第2の変動表示)を実行するための第2図柄表示領域208Yが、第1画像表示装置2081に設けられている場合の演出例である。
すなわち、同図(b)〜同図(f)は、それぞれ図170(h)〜図170(l)に示すタイミングに対応しており、図170(h)〜図170(l)においては第2画像表示装置2082において表示されていた第2装飾図柄が、第1画像表示装置2081に設けられた第2図柄表示領域208Yにおいて表示されている。
具体的には、図172(b)に示すタイミングでは、中図柄表示領域208bにおいて擬似連図柄が一旦停止し、同図(c)に示すタイミングでは、擬似連図柄の横幅が徐々に拡大表示を開始し、左図柄表示領域208aの「装飾6」の右端部と、右図柄表示領域208aの「装飾7」の左端部はそれぞれ、擬似連図柄の左端部と右端部にオーバーラップされ始め、第1画像表示装置2081の例えば上部左方において、第2装飾図柄を表示するための第2図柄表示領域208Y(図では白塗りの四角枠で示す枠部部分)のみがその表示を開始する(第2装飾図柄は非表示である)。
同図(d)に示すタイミングは、擬似連図柄の横幅がさらに拡大表示し、左図柄表示領域208aの「装飾6」と、右図柄表示領域208aの「装飾7」とが、いずれも擬似連図柄によって完全にオーバーラップされ、遊技者に視認不可(左図柄表示領域208aと右図柄表示領域208aの装飾図柄がいずれも、擬似連図柄と比較して遊技者に視認困難)となっている。
また、このタイミング(第一のアニメーション表示(中図柄煽りアニメーション)が表示されている状態のうちの少なくとも一部の状態)において、第2図柄表示領域208Yにおいて、図171(o)に示す状態の第2装飾図柄が表示される。すなわち、左図柄表示領域208kに装飾図柄(ここでは「装飾6」)が揺れ変動(仮停止)表示され、右図柄表示領域208gに装飾図柄(ここでは「装飾7」)が揺れ変動(仮停止)表示されるとともに、中図柄表示領域208lに擬似連図柄(ここでは、同図(h)と同じキャラクタ(殿)の図柄)が停止表示された状態の第2装飾図柄である。つまり、第一のアニメーションの終了前に、中図柄表示領域208lにおける擬似連図柄の停止表示が先バレの状態となっており、このタイミング(またはそれ以降のタイミング)で、擬似連演出の実行の確定が、遊技者に認識可能となる場合がある。
また、このタイミングにおいて、第2装飾図柄、または第2図柄表示領域208Yの少なくとも一部は、第一のアニメーションの一部にオーバーラップしている。
同図(e)に示すタイミングは、第1装飾図柄の擬似連図柄の横幅がさらに拡大し、一つの擬似連図柄が複数の画像表示装置208´(第1画像表示装置2081、第2画像表示装置2082および第3画像表示装置2093)に亘って(跨って)、表示されている。擬似連図柄の停止表示を含む第2装飾図柄(図171(o))は表示を継続中であり、第1装飾図柄の擬似連図柄にオーバーラップする。また、家紋役物244Aが上昇を開始し、第1画像表示装置2081の一部と重なる(第1画像表示装置2081にオーバーラップする)。
同図(f)に示すタイミングは、第1装飾図柄の擬似連図柄の拡大表示は終了し、上昇した家紋役物244Aが上昇した位置で回転し、またスピーカ120から「ドン」という効果音が出力されている状態を示している。擬似連図柄の停止表示を含む第2装飾図柄(図171(o))は表示を継続中である。
このように、本実施例(演出例)においては、拡大する第1装飾図柄の擬似連図柄がまず第2装飾図柄と重なり(第2装飾図柄によってオーバーラップされ)、その後に第2画像表示装置2082で表示を開始する。
遊技者は、同図(d)に示す第2図柄表示領域208Yの擬似連図柄の停止表示に気づかない場合であっても、同図(f)に示す可動体(家紋役物244A)の動作(ここでは回転動作)および/またはスピーカ120からの効果音によって、擬似連図柄の停止表示、およびそれによる擬似連演出の実行開始が確定したことを認識できる。これ以外の構成は、図170と同様である。
(演出例C−2)
図172(h)〜同図(l)は、他の演出例を示す図であり、第一のアニメーションの実行中に第1装飾図柄の一部を非表示とする演出例である。
図172(h)〜同図(l)は、それぞれ図170(h)〜図170(l)に示すタイミングに対応している。
図172(h)に示すタイミングでは、第1図柄表示領域208Xの中図柄表示領域208bにおいて擬似連図柄が一旦停止し、同図(i)に示すタイミングでは、擬似連図柄の横幅が徐々に拡大表示を開始する。そしてこのタイミングにおいて、左図柄表示領域208aと右図柄表示領域208aの装飾図柄(第1装飾図柄)はそれぞれ非表示となる。また、第2画像表示装置2082の例えば上部においては、第2装飾図柄を表示するための第2図柄表示領域208Y(図では白塗りの四角枠で示す枠部部分)のみがその表示を開始する(第2装飾図柄は非表示である)。
同図(j)に示すタイミングは、擬似連図柄の横幅がさらに拡大表示され、第2図柄表示領域208Yにおいて、第2装飾図柄が表示される。この第2装飾図柄は図171(o)の状態である。すなわち、左図柄表示領域208kに装飾図柄(ここでは「装飾6」)が揺れ変動(仮停止)表示され、右図柄表示領域208gに装飾図柄(ここでは「装飾7」)が揺れ変動(仮停止)表示されるとともに、中図柄表示領域208lに擬似連図柄(ここでは、キャラクタ(殿)の図柄)が停止表示されている。これにより、第一のアニメーションの終了前に、中図柄表示領域208lにおける擬似連図柄の停止表示が先バレの状態となっており、このタイミング(またはそれ以降のタイミング)で、擬似連演出の実行の確定が、遊技者に認識可能となる場合がある。
同図(k)に示すタイミングは、第1装飾図柄の擬似連図柄の横幅がさらに拡大し、一つの擬似連図柄が複数の画像表示装置208´(第1画像表示装置2081、第2画像表示装置2082および第3画像表示装置2093)に亘って(跨って)、表示されている。擬似連図柄の停止表示を含む第2装飾図柄(図171(o))は表示を継続中である。第2装飾図柄、または第2図柄表示領域208Yの少なくとも一部は、第2画像表示装置2082において表示される第一のアニメーションの一部にオーバーラップしている。
同図(l)に示すタイミングは、第1装飾図柄の擬似連図柄の拡大表示は終了し、上昇した家紋役物244Aが上昇した位置で回転し、またスピーカ120から「ドン」という効果音が出力されている状態を示している。擬似連図柄の停止表示を含む第2装飾図柄は表示を継続中である。これ以外の構成は、図170と同様である。
このように、本実施例(演出例)においては、拡大する第1装飾図柄の擬似連図柄がまず第2画像表示装置2082で表示を開始し、その後に第2装飾図柄(図171(o))と重なる(第2装飾図柄によってオーバーラップされる)。
なお、この演出例において、同図(i)で非表示となった左図柄表示領域208aと右図柄表示領域208aの装飾図柄は、少なくとも、図170(n)に示す、第二のアニメーション(擬似連演出の開始までの期間に実行されるアニメーション)より前のタイミング(例えば、図170(m)に示すタイミングで、非表示となる前の状態で(この例では、左図柄表示領域208aに「装飾6」の装飾図柄、右図柄表示領域208aに「装飾7」の装飾図柄が)再表示される。
このように、第1装飾図柄が第一のアニメーションの実行中に非表示となる場合には、第2装飾図柄の表示によって、遊技者に装飾図柄の状態を認識させることができる。なお、第2装飾図柄の表示開始のタイミングは、図170の演出例の場合と同様である。
(演出例C−3)
図172(n)〜同図(o)は、他の演出例を示す図であり、図170(d)において、テンパイ(リーチ)となる場合の演出例である。
図172(n)は、図170(d)に示すタイミングに対応しており、図170(d)ではテンパイと見せかける(実際にテンパイにならない)演出を行うが、図172(n)に示すタイミングではテンパイとなってる状態を示している。
図172(o)に示すタイミングは、テンパイ(リーチ)演出の実行中の状態を示しており、この例では、左図柄表示領域208aと右図柄表示領域208aの装飾図柄(第1装飾図柄、例えば、「装飾6」)がそれぞれ拡大表示されるとともに、中図柄表示領域208bにおいて装飾図柄(例えば、「装飾6」)が、左図柄表示領域208aと右図柄表示領域208aの装飾図柄よりも遊技者に視認性の悪い状態で表示されるアニメーションが実行されている。
また、拡大表示された左図柄と右図柄にオーバーラップされることにより、中図柄の高速変動自体も、左図柄と右図柄と比較して遊技者に視認困難となっている。
ここで、「遊技者に視認性の悪い状態で表示されるアニメーション」とは、中図柄の高速変動によって、左図柄と右図柄と比較して視認性が悪くなるようなアニメーションや、左図柄や右図柄と比較して透過率が高い状態(装飾図柄が薄く表示される状態)で表示されるアニメーションなどである。
なお、この場合(テンパイの場合)、画像表示装置208´のいずれにおいても、第2装飾図柄は表示されない。つまり、本実施例では、右図柄および/または左図柄によるアニメーション表示によって、中図柄のスクロール表示の視認性が阻害される状態(第1装飾図柄による情報の報知が阻害される状態)であっても、第2装飾図柄の表示(による当該情報の報知)は行われない。
なお、同図(d)において、第2装飾図柄の表示を開始しているが、第2装飾図柄の表示開始のタイミングと擬似連図柄の拡大により擬似連図柄が第2装飾図柄にオーバーラップされるタイミングは、同時であってもよいし、第2装飾図柄が表示を開始した後に擬似連図柄の拡大により擬似連図柄が第2装飾図柄にオーバーラップされるものであってもよいし、擬似連図柄の拡大したあとに、第2装飾図柄が擬似連図柄にオーバーラップするように表示を開始するものであってもよい。同図(k)においても同様である。
<演出例D>
図173は、本実施形態のぱちんこ機の画像表示装置208´を中心とした演出の他の一例を段階的に示す図である。
同図(a)に示すタイミングでは、例えば、図170(b)から(c)に示すような第1装飾図柄の変動表示が実行され、図173(b)に示すタイミングはそれに続いて左図柄表示領域208aに例えば「装飾6」の装飾図柄、右図柄表示領域208aに「装飾7」の装飾図柄がそれぞれ揺れ変動(仮停止)され中図柄表示領域208bでは装飾図柄が高速変動している状態を示している。
同図(c)に示すタイミングは、図170(g)に示すタイミングに対応しており、高速変動を行っていた中図柄表示領域208bにおいて、第一のアニメーションが開始した状態である。この例では、第一のアニメーションは、特殊図柄(第一の図柄)によるアニメーションであるが、擬似連演出とは別の特殊図柄(ここでは、キャラクタ(姫)の図柄)が停止表示されるかどうかを煽るアニメーション(中図柄煽りアニメーション)である。例えば、擬似連演出とは別の特殊図柄(ここでは、キャラクタ(姫)の図柄)が停止表示されると、擬似連演出とは同種であるが別の連続演出(例えば、後述するミニキャラクタMCなどによる連続演出、連続予告演出など)が開始される。
同図(c)に示すタイミングでは、中図柄表示領域208bにおいて、キャラクタ(姫)の特殊図柄が上方から下降する中図柄のスクロール表示のアニメーションを実行している。
同図(d)に示すタイミングは、中図柄表示領域208bにおいて、キャラクタ(姫)の特殊図柄が(一旦)停止表示され、その後に、例えば上下方向の位置はそのままに、回転するアニメーション(第二のアニメーション)を実行している。
同図(e)に示すタイミングは、中図柄表示領域208bにおいて、同図(d)においてキャラクタ(姫)の特殊図柄が停止表示されたことに伴い、連続演出の実行が決定し、引き続き、当該連続演出に関する(例えば、連続演出開始前の)アニメーション(第二のアニメーション)が実行されている状態を示す。ここでは第二のアニメーションは、キャラクタ(姫)の画像が表示されるとともに「チャンス!!」という文字が表示される画像を含むアニメーションである。
すなわち、この演出例においては、第一のアニメーションの表示期間は、例えば、同図(d)において特殊図柄が停止表示するまで(キャラクタ(姫)の図柄が同図(d)において回転する前まで)の期間である。
同図(f)に示すタイミングは、第1図柄表示領域208Xにおいて、第1装飾図柄の停止表示(ここでは、「装飾6−装飾7−装飾7」の図柄組合せの停止表示(揺れ変動、仮停止))が実行されている状態を示している。
また、このタイミングにおいて、説明表示領域TT1の上方に小さいキャラクタ(ミニキャラクタMC)が表示される。この例では、ミニキャラクタMCは、ミニキャラクタ(姫)であり、この表示が連続演出(連続演出の少なくとも一部を構成する演出表示)である。
この例では、特殊図柄は擬似連図柄とは異なる図柄であるが、特殊図柄が停止表示された後のアニメーション(第二のアニメーション)が表示を終了した後に、装飾図柄の表示(停止表示)が再表示される場合にあっては、左図柄表示領域208aと右図柄表示領域208aには、図170において擬似連図柄が停止表示される際の左図柄表示領域208aの装飾図柄(「装飾6」)と、右図柄表示領域208aの装飾図柄(「装飾7」)と同じ装飾図柄が表示されている。
このような場合、中図柄表示領域208bの装飾図柄は、右図柄表示領域208aの装飾図柄(「装飾7」)と同じ(または左図柄表示領域208aの装飾図柄(「装飾6」)と同じ)装飾図柄が停止表示される場合がある。すなわち、このタイミングでは、特殊図柄(キャラクタ(姫))が停止表示され、アニメーション(第二のアニメーション)が表示された後に再開される第1装飾図柄の表示では、同図(f)に示すように例えば、「装飾6−装飾7−装飾7」の図柄組合せの装飾図柄の停止表示(揺れ変動、仮停止)となる。
同図(g)に示すタイミングは、第4図柄表示装置284において、特図1(四角形)および特図2(丸形)のいずれもグレーの塗りつぶしで表示され、はずれ停止の状態であることを示している。また、第1画像表示装置2081の第1図柄表示領域208Xにおいて、装飾図柄が停止表示(はずれの図柄組合せである「装飾6−装飾7−装飾7」の図柄組合せで停止表示)されている。
同図(h)に示すタイミングは、保留(同図(g)の保留アイコンh11に対応する保留)が1つ消化され、不図示の第1特図表示装置212における図柄変動が開始された状態であり、第4図柄表示装置284では、特図1(四角形)が白色、特図2(丸形)がグレーの塗りつぶしで表示されて特図1の変動遊技が実行中の状態を示している。
このタイミングでは、第1画像表示装置2081の図柄表示領域208a〜208cでは、高速変動の第1装飾図柄の変動表示(第1の変動表示)を行っている。
また、保留の消化に伴い、アイコン表示領域800では、保留アイコンh11,h12がそれぞれ移動アニメーションにより移動表示され、保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコンがアイコン表示領域800の右端に移動して白色の変動アイコンh0として表示される。また、保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコンh0の左隣の保留アイコンh11となり、変動アイコンh0の左の台座の上に、白色の保留アイコンh11が表示されて、特図1の保留が1であることを報知している。
第3画像表示装置2083の表示領域の上部では、特図1の保留が「1」であり、特図2の保留が「0」であることを示す特図1及び特図2の第2保留数表示が行われている。
なお、説明表示部TT1の情報のミニキャラクタ(姫)は表示を継続している(次変動まで表示が継続される(持ち越される))。ミニキャラクタ(姫)は、例えば、これ以降の遊技中に、特殊図柄(ここでは、キャラクタ(姫))の停止表示(同図(d)参照))によってその数(表示数)が増加し、表示数が増加するほど、例えば大当りの期待度が高まるなど、遊技者の期待度が高まる演出となる。つまり、ミニキャラクタ(姫)の表示数の増加(出現)の演出は、連続演出という点で、擬似連演出と同種の演出といえる。
一方、擬似連演出は一変動内での連続演出であるのに対し、本実施例のミニキャラクタ(姫)が登場する演出は、複数変動に跨る連続演出(ヨコ連と呼ばれる連続演出)である点で、異なる種類の連続演出であるともいえる。
また、ミニキャラクタ(姫)の表示数の増加(出現)の演出は、表示数の増加によって遊技者の期待度が高まる演出という点でメータ表示と同様の演出表示ということができる。したがって、ミニキャラクタ(姫)の表示数の増加(出現)の演出に変えて、メータ表示(メータが増加(または減少)する表示)の演出であってもよい。
また、ミニキャラクタ(姫)の表示数は、連続演出の回数に対応していても良い。
なお、この例においては、画像表示装置208´における、第2装飾図柄の表示は行われない(先バレは生じない)。
また、この例では、第二のアニメーション表示においてキャラクタ(姫)の特殊図柄が回転する場合を説明したが、擬似連図柄と同様に拡大する構成であってもよい。
<演出例E>
図174は、本実施形態のぱちんこ機の画像表示装置208´を中心とした演出の他の一例を段階的に示す図である。
(演出例E−1)
同図(a)〜同図(c)に示すタイミングは、図173(a)〜(c)に示すタイミングと同様であるので説明は省略する。
図174(d)に示すタイミングは、第1図柄表示領域208Xの中図柄表示領域208bにおいて、キャラクタ(姫)の特殊図柄が(一旦)停止表示され、その後に、例えば上下方向の位置はそのままに、回転するアニメーションを実行している。
また、このタイミングでは、第2画像表示装置2082の第2図柄表示領域208Yにおいて、第2装飾図柄が表示(停止表示)されている。この場合の第2装飾図柄は、同図(d)右図に示す状態である。具体的には、第2図柄表示領域208Yの左図柄表示領域208jにおいて、数字の装飾図柄(例えば「装飾6」)が揺れ変動(仮停止)表示され、中図柄表示領域208kにおいて、数字の装飾図柄(例えば「装飾7」)が停止表示され、右図柄表示領域208lにおいて、数字の装飾図柄(例えば「装飾7」)が揺れ変動(仮停止)表示されている。
同図(e)〜同図(h)に示すタイミングは、第2図柄表示領域208Yに第2装飾図柄が表示されている以外、図173(e)〜図173(h)に示すタイミングと同様である。
すなわち、同図(e)では、第二のアニメーション(キャラクタ(姫)の画像が表示されるとともに「チャンス!!」という文字が表示される画像を含むアニメーション)が実行され、同図(f)に示すタイミングは、第1図柄表示領域208Xにおいて、第1装飾図柄の停止表示(ここでは、「装飾6−装飾7−装飾7」の図柄組合せの停止表示(揺れ変動、仮停止))が実行されるとともに、説明表示領域TT1の上方にミニキャラクタ(姫)が表示される。第2装飾図柄は、同図(d)右図に示す状態が維持される。
また、同図(g)に示すタイミングは、第4図柄表示装置284において、特図1(四角形)および特図2(丸形)のいずれもグレーの塗りつぶしで表示され、はずれ停止の状態であることを示している。また、第1画像表示装置2081の第1図柄表示領域208Xにおいて、装飾図柄が停止表示(はずれの図柄組合せである「装飾6−装飾7−装飾7」の図柄組合せで停止表示)されている。第2装飾図柄は、同図(d)右図に示す状態が維持される。
このように、同図(d)、同図(e)では、同図(f)、同図(g)で表示される第1装飾図柄と同じ装飾図柄の組合せの第2装飾図柄が停止表示され、先バレが生じている。
このように本実施例では、擬似連図柄以外の特殊図柄であっても第2装飾図柄によって先バレが生じるが、第2装飾図柄で表示される図柄には特殊図柄が含まれておらず(特殊図柄を有しておらず)、特殊図柄を含まない、全て数字の装飾図柄の図柄組合せによって先バレが生じる。
同図(h)に示すタイミングは、保留(同図(g)の保留アイコンh11に対応する保留)が1つ消化され、第1画像表示装置2081の図柄表示領域208a〜208cでは、高速変動の第1装飾図柄の変動表示(第1の変動表示)を行っており、第2画像表示装置2082の図柄表示領域208j〜208lにおいても、高速変動の第2装飾図柄の変動表示(第2の変動表示)を行っている。これ以外の構成は、図173と同様であるので説明は省略する。
なお、この例では同図(d)において表示を開始する第2装飾図柄の表示タイミング(第1のタイミング)と、特殊図柄の停止タイミング(第2のタイミング)は、同じであっても良いし、第1のタイミングが第2のタイミングより先でもよいし、第1のタイミングが第2のタイミングの後であってもよい。
また、同図(d)において表示を開始する第2装飾図柄の表示タイミング(第1のタイミング)と、特殊図柄の回転開始のタイミング(第2のタイミング)は、同じであっても良いし、第1のタイミングが第2のタイミングより先でもよいし、第1のタイミングが第2のタイミングの後であってもよい。
また、同図(h)において開始する第2装飾図柄の変動表示の開始タイミング(第1のタイミング)と、第1装飾図柄の変動表示の開始タイミング(第2のタイミング)は、同じであっても良いし、第1のタイミングが第2のタイミングより先でもよいし、第1のタイミングが第2のタイミングの後であってもよい。
(演出例E−2)
図174(m)〜同図(o)は、他の演出例を示す図であり、他の特殊図柄が表示される場合の演出例である。
同図(m)、(n)に示すタイミングは、同図(a)、(b)に示すタイミングと同様である。同図(o)に示すタイミングは、同図(c)に示すタイミングと同様であるが、第1図柄表示領域208Xの中図柄表示領域208bにおいて、キャラクタ(姫)の特殊図柄とは異なる(別の)特殊図柄がスクロール表示されるアニメーション(第一のアニメーション)が実行されている状態を示している。この例の特殊図柄は、例えば、高速擬似連に関する特殊図柄(例えば、「継続」と表示されている特殊図柄)であり、高速擬似連に関する特殊図柄が中図柄表示領域208bに停止表示されると、高速擬似連の演出が実行される。
同図(p)に示すタイミングは、第1図柄表示領域の中図柄表示領域208bにおいて、高速擬似連に関する特殊図柄が停止表示(揺れ変動、仮停止)されている状態を示しており、同図(q)に示すタイミングは、高速擬似連に関する特殊図柄が停止表示したことにより、第1図柄表示領域208Xにおいて、第1装飾図柄の変動表示(第1の変動表示)が開始し、高速擬似連の演出が実行されている状態を示している。また、この場合、例えばアイコン表示領域800の上方に高速擬似連の実行回数(この例では「2発目」)が表示される。高速擬似連の演出では、特殊図柄(例えば、「継続」と表示されている特殊図柄)のスクロール表示→停止表示(仮停止表示)→第1の変動表示(再変動表示)が高速で例えば100回(高速擬似連の実行回数の表示が「100発目」となるまで)繰り返される。
なお、この演出例において、特殊図柄には高速擬似連に関する特殊図柄に図170に示すような擬似連図柄(キャラクタ(殿)の図柄)や、他の演出モードにおける図柄が混在していてもよい。
また、この演出例では、第2装飾図柄は表示されず、先バレも生じないが、第2装飾図柄が表示されるようにしてもよい。この場合、第2装飾図柄の表示開始タイミングは、同図(n)〜同図(p)のいずれのタイミングであってもよい。また同図(q)において第2装飾図柄が表示されていてもよく、その場合は例えば同図(p)の第1装飾図柄の停止表示と同じ停止表示が行われていても良いし、同図(q)の第1図柄表示領域208Xの表示と同様の表示(高速擬似連の演出)が行われるものであってもよい。
なお、図170に示した通常の擬似連演出の後にこの高速擬似連演出に発展してもよいし、いずれか一方のみが実行される構成でもよい。
<演出例F>
図175は、本実施形態のぱちんこ機の画像表示装置208´を中心とした演出(例えば、高速擬似連の演出)の他の一例を段階的に示す図である。
同図(b)〜同図(c)に示すタイミングは、第2画像表示装置2082の第2図柄表示領域208Yにおいて、第2装飾図柄の変動表示(第2の変動表示、同図(f))が表示が行われている以外は、図174(n)〜(o)に示すタイミングと同様であるので説明は省略する。
同図(d)に示すタイミングは、第1図柄表示領域208Xの中図柄表示領域208bにおいて、高速擬似連に関する特殊図柄(例えば、「継続」と表示されている特殊図柄)が停止表示(揺れ変動、仮停止)されている状態を示している。そして、このタイミングにおいても、第2画像表示装置2082の第2図柄表示領域208Yにおいて、第2装飾図柄の変動表示(第2の変動表示)が表示を継続している(停止表示されない)。
同図(e)に示すタイミングは、高速擬似連に関する特殊図柄が停止表示したことにより、第1図柄表示領域208Xにおいて、第1装飾図柄の変動表示(第1の変動表示)が開始し、高速擬似連の演出が実行されている状態を示している。そして、このタイミングにおいても、第2図柄表示領域208Yにおいて、第2装飾図柄の変動表示(第2の変動表示)が表示を継続している(停止表示されない)。これ以外の構成は、図174(n)〜図174(q)の構成と同様である。
この例では、図175(b)〜同図(e)の期間、第2画像表示装置2082の第2図柄表示領域208Yにおいて、第2装飾図柄の変動表示(第2の変動表示)が表示を継続している。そして、図175(b)〜同図(d)の期間では、第1装飾図柄と第2装飾図柄は異なる状態となっている。このように、高速擬似連の演出が実行される場合には(高速擬似連の演出中に区切り(特殊図柄の仮停止など)を設ける場合があっても、第2の変動表示を継続するようにしてもよい。
この例では、第2装飾図柄の停止表示(仮停止表示)がないため、先バレも生じない。しかし見方を変えると、第2装飾図柄の停止表示(仮停止表示)がない(第2装飾図柄の変動表示(第2の変動表示)が表示を継続していること)によって、通常の擬似連演出か、高速擬似連演出かを遊技者に認識させることができる場合がある(例えば、上級者であれば認識可能である)、ということもできる。
<演出例G>
図176は、本実施形態のぱちんこ機の画像表示装置208´を中心とした演出の他の一例を段階的に示す図であり、ボタン演出が実行される場合の演出例である。
(演出例G−1)
同図(b)に示すタイミングは、第2装飾図柄が、図171(p)の状態で表示されている以外は、図170(j)と同様である。すなわち、第2図柄表示領域208Yの左図柄表示領域208jにおいて装飾図柄(ここでは「装飾6」)が、右図柄表示領域208lにおいて装飾図柄(ここでは「装飾7」)がそれぞれ停止表示(揺れ変動、仮停止)され、中図柄表示領域208kにおいて、中図柄の変動表示(高速変動)が実行されている。
同図(c)に示すタイミングは、第1図柄表示領域208Xにおいて拡大表示されていた擬似連図柄がその拡大表示を停止する。このタイミングの擬似連図柄の表示サイズは、例えば、同図(b)と同程度の表示サイズであり、より具体的には、スクロール表示される擬似連図柄(図170(g)など)の表示サイズよりは大きく、第1画像表示装置2081の表示領域は超えない程度(第2画像表示装置2082および第3画像表示装置2083において擬似連図柄が表示されない程度)である。
そしてこのタイミングでは、操作手段に関する演出(ボタン演出)が実行される。すなわち、拡大された擬似連図柄の前面に(擬似連図柄の一部にオーバーラップして)、ボタン演出に関するアニメーションが表示される。ボタン演出に関するアニメーションは、例えば、操作手段(例えば、チャンスボタン136)の操作を促す表示と、チャンスボタン136の操作の受付有効期間を示す表示を含む。操作手段の操作を促す表示は例えば、チャンスボタン136を模した画像(ボタン画像BG)と「押せ!!」という文字および矢印の表示であり、チャンスボタン136の操作の受付有効期間を示す表示(経過時間報知画像TG)は、例えば当該受付有効期間の全体を有色(白色以外)の塗りつぶし画像で表示するとともに、受付有効期間の時間経過とともに塗りつぶし画像が小さくなっていく(メータが減算(減少)表示される)アニメーションを実行する表示である。また、これに合わせてチャンスボタン136は、内蔵のLEDが赤点灯し、操作が可能であることを報知する。
この例では、拡大表示された疑似連図柄の前面に、ボタン画像BGと、経過時間報知画像TGがオーバーラップしている例を示しているが、拡大表示された疑似連図柄の前面に、ボタン画像BGと、経過時間報知画像TGがオーバーラップしている例を示しているが、拡大表示された疑似連図柄の少なくとも一部の前面に、メータが減算表示される経過時間報知画像TGの少なくとも一部がオーバーラップするように構成されてもよい。
また、このタイミングでは、第2図柄表示領域208Yにおいては同図(c)と同様に、第2装飾図柄は、図171(p)の状態が継続する。
同図(d)に示すタイミングは、チャンスボタン136の操作の受付有効期間内に、チャンスボタン136が操作された状態を示している。本実施例では、ボタン演出においてチャンスボタン136が操作されるまでは、擬似連図柄の拡大表示のアニメーションを停止しており、チャンスボタン136の操作の受付有効期間内に、チャンスボタン136が操作された場合に、擬似連図柄の拡大表示のアニメーションを再開する。
また、このタイミングでは、第2図柄表示領域208Yにおいては同図(c)と同様に、第2装飾図柄は、図171(p)の状態が継続する。
つまり、同図(b)〜同図(d)では、第1装飾図柄と第2装飾図柄の状態が異なっている。
同図(e)に示すタイミングは、チャンスボタン136の操作によって、第1装飾図柄の擬似連図柄の拡大表示が再開し、横幅がさらに拡大した状態を示している。このタイミングでは、擬似連図柄の左右端部がそれぞれ第2画像表示装置2082、第3画像表示装置2083の表示領域の一部において表示されている。すなわち、一つの擬似連図柄が複数の画像表示装置208´(第1画像表示装置2081、第2画像表示装置2082および第3画像表示装置2093)に亘って(跨って)、表示されている。
また、チャンスボタン136の操作によって第2図柄表示領域208Yの中図柄表示領域208kでは、同図(e)下図に示すように、擬似連図柄(キャラクタ(殿))が停止表示(「装飾6−擬似連図柄−装飾7」の図柄組合せで(仮)停止表示)され、これにより、擬似連演出の開始が確定したことが先バレしている(第1図柄表示領域208Xにおいて視認不可(視認困難)となっている第1装飾図柄に変わって、擬似連図柄の停止表示が報知されている)。そして、第2画像表示装置2082においては、擬似連図柄の拡大した左端部が、第2装飾図柄、メータおよびステージ名表示領域と重なり、例えば、擬似連図柄の左端部は、少なくとも第2装飾図柄にオーバーラップされる(この例では、擬似連図柄の左端部は、第2装飾図柄、メータおよびステージ名表示領域にオーバーラップされる)。
第3画像表示装置2083においては、擬似連図柄の拡大した右端部が、第3画像表示装置2083における表示の一部にオーバーラップされる(この例では、ステージ上に乗っている殿様のキャラクタ、および特図1及び特図2の第2保留数表示にオーバーラップされる)。
また、このタイミングにおいて、家紋役物244Aが上昇を開始し、第1画像表示装置2081の一部と重なる。
同図(f)に示すタイミングは、第1装飾図柄の擬似連図柄の拡大表示は終了(同図(e)に示す擬似連図柄と同等のサイズで拡大を停止)し、上昇した家紋役物244Aが上昇した位置で回転し、またスピーカ120から「ドン」という効果音が出力されている状態を示している。ボタン画像が非表示となった状態(同図(e)、同図(f))では、第1画像表示装置2081と第2画像表示装置2082(および第3画像表示装置2083)に亘って、第1装飾図柄の擬似連図柄が表示されている。第2装飾図柄は、同図(e)の状態が継続する。
これ以外の構成は、図170(k)〜図170(n)を参照して説明した構成と同様であるので、説明は省略する。
この例では、第一のアニメーション(特殊図柄の停止煽りアニメーション、中図柄煽りアニメーション)の実行中に、ボタン演出が実行される。つまり、第一のアニメーションに、ボタン演出に関するアニメーション(ボタン演出のアニメーション)が含まれる。そして、この場合、ボタン演出のアニメーションは、第1画像表示装置2081においてのみ、表示される。なお、そして、ボタン演出のアニメーションは、第2画像表示装置2082(または第3画像表示装置2083)においてのみ、表示されてもよく、複数の画像表示装置208´にそれぞれ表示されてもよく、複数の画像表示装置208´に亘って一つのボタン演出のアニメーションが表示されてもよい。
ボタン演出が実行される場合、ボタン演出が開始するまで(例えば、同図(c)に示すボタン演出のアニメーションが表示を開始するまで)は、第1図柄表示装置2081において擬似連図柄の拡大表示(拡大アニメーション)が実行され、ボタン演出が開始すると擬似連図柄の拡大表示は一旦停止する。そして、チャンスボタン136の操作の受付有効期間内にチャンスボタン136が操作されると、擬似連図柄の拡大表示が再開する。
また、ボタン演出の開始からチャンスボタン136が操作されるまでは、第2画像表示装置2082の中図柄表示領域208kにおいて装飾図柄の変動表示が行われ(第2装飾図柄は、図171(p)の状態)、チャンスボタン136の操作によって、第2画像表示装置2082の中図柄表示領域208kにおいて装飾図柄(この場合は擬似連図柄)が停止表示され(第2装飾図柄は図176(e)の下図の状態)、また、第1画像表示装置2081において擬似連図柄の拡大表示が再開する。
つまり、ボタン演出の開始からt1の時間にチャンスボタン136を操作した場合、ボタン演出の開始からt2(t2>t1)の時間後にチャンスボタン136を操作した場合と比較して、早期に、第2装飾図柄を停止表示させることができ、早期に連続演出(ここでは擬似連演出)の実行の有無を認識させる(第2装飾図柄による先バレを生じさせる)ことができる。
なお、この例において、チャンスボタン136の操作後に、第2画像表示装置2082において第2装飾図柄の停止表示が行われるタイミング(第1のタイミング)と、第1画像表示装置2081において擬似連図柄の拡大表示が再開するタイミング(第2のタイミング)は、同じタイミングであってもよいし、第1のタイミングが第2のタイミングより早くてもよいし、第2のタイミングが第1のタイミングよりも早くても良い。
なお、同図(d)においてチャンスボタン136を操作した場合であっても、同図(e)において第2装飾図柄(中図柄)の停止表示が行われず、変動表示が継続してもよい。
(演出例G−2)
同図(h)〜同図(l)は、第一のアニメーションの実行中にボタン演出が実行された場合であって、チャンスボタン136の操作の受付有効期間内に操作が行われなかった場合の一例であり、同図(h)〜同図(l)に示すタイミングは、それぞれ、同図(b)〜同図(f)に示すタイミングに対応しているので、重複する説明については省略する。
同図(i)においてボタン演出が開始された場合であっても、同図(j)、同図(k)に示すように、チャンスボタン136の操作の受付有効期間内に操作が行われない場合には、第2装飾図柄(中図柄)の停止表示が行われず、変動表示が継続する(図171(p)の状態)。
同図(l)に示すタイミングは、チャンスボタン136の操作の受付有効期間が終了した状態を示している。この場合、時間切れによって第2装飾図柄の停止表示が行われ、この例では中図柄表示領域208kに擬似連図柄が停止表示されている(図176(e)下図の状態)。
また、チャンスボタン136の操作が行われず、第1画像表示装置2081における擬似連図柄の拡大表示アニメーションが再開できないため、同図(l)に示すタイミングでは、(途中の拡大アニメーション(の一部)をキャンセルして)最大サイズの擬似連図柄が表示される。
(演出例G−3)
同図(n)〜同図(r)は、第一のアニメーションの実行中にボタン演出が実行された場合であって、チャンスボタン136の操作の受付有効期間内に操作が行われたが、第1装飾図柄の擬似連図柄が停止表示されなかった場合の一例であり、同図(n)〜同図(r)に示すタイミングは、それぞれ、同図(b)〜同図(f)に示すタイミングに対応しているので、重複する説明については省略する。
同図(p)に示すタイミングは、チャンスボタン136が操作された状態を示している。そして、同図(q)に示すタイミングは、第1装飾図柄の擬似連図柄の拡大表示が終了し、第1画像表示装置2081の中図柄表示領域208bにおいて、拡大前の表示サイズ(初期状態の表示サイズ)の擬似連図柄がスクロール表示を開始している状態を示している。また、第2画像表示装置2082においては、第2装飾図柄の停止表示(揺れ変動、仮停止)が実行される。この場合の第2装飾図柄は、同図(q)下図に示す状態であり、数字の装飾図柄(例えば、「装飾6−装飾8−装飾7」)の図柄組合せの(仮)停止表示である。これにより、第1装飾図柄の擬似連図柄が停止表示されないこと(擬似連演出が実行開始しないこと)が先バレしている。
同図(r)に示すタイミングでは、第1図柄表示領域208Xにおいて、第2装飾図柄と同じ図柄組合せの第1装飾図柄(例えば、「装飾6−装飾8−装飾7」)が停止表示(揺れ変動、仮停止)され、擬似連演出が実行開始しないことを報知している。
なお、本実施例において同図(p)〜同図(q)の間で、第1図柄表示領域208Xにおける擬似連図柄が、同図(p)に示す表示サイズから同図(q)に示す表示サイズまで縮小表示されるアニメーションが実行されてもよいし、同図(p)でチャンスボタン136が操作された後、一旦拡大表示を再開し、所定のサイズ(例えば、最大サイズ)まで拡大した後に同図(q)に示す表示サイズまで縮小表示されるアニメーションが実行されてもよい。
擬似連演出が実行されない場合には、同図(p)に示すタイミングでチャンスボタン136を操作すると、第2画像表示装置2082において、数字の第2装飾図柄(例えば、「装飾6−装飾8−装飾7」の図柄組合せの装飾図柄)が停止表示(仮停止表示)され、第1画像表示装置2081において、擬似連図柄の縮小表示のアニメーションを実行した後、擬似連演出が実行開始しないことを示唆する擬似連図柄のスクロール表示が行われる(同図(p))。
なお、第1装飾図柄の中図柄(特殊図柄)のスクロール表示は、特殊図柄が所定の位置で停止せずにスクロール表示が開始することで、連続演出(擬似連演出)の実行が開始されないと見せかけて、逆戻りし、特殊図柄が停止表示される(連続演出(擬似連演出)が実行される)構成もあり、その構成であっても本実施例を適用可能である。その場合は、例えば同図(q)に示すタイミングで、第2図柄表示領域208Yにおいて、中図柄に擬似連図柄の停止表示を含む第2装飾図柄が停止表示され、先バレが生じるようにしてもよいし、同図(r)に示すタイミングで、同図(e)下図に示すような中図柄に擬似連図柄の停止表示を含む第1装飾図柄と第2装飾図柄(同じ図柄組合せの装飾図柄)が停止表示されるようにしてもよい。
<演出例H>
図177は、本実施形態のぱちんこ機の画像表示装置208´を中心とした演出の他の一例を段階的に示す図であり、大当り仮停止表示後に行われる演出例である。
同図(b)に示すタイミングは、リーチが形成されている状態であり、第1図柄表示領域208Xの左図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄(ここでは「装飾6」)が揺れ変動(仮停止)を行い、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄(ここでは「装飾6」)が揺れ変動(仮停止)を行い、中図柄表示領域208bにおいて、中図柄が高速変動している。
同図(c)に示すタイミングは、中図柄表示領域208bにおいて、中図柄が低速変動に変化する。この低速変動では、例えば、中図柄が「装飾7」を通過した場合は、はずれ以外が確定する。また中図柄が「装飾5」より手前で停止したり、中図柄が「装飾7」で停止した場合は、はずれが確定する。
同図(d)に示すタイミングは、スーパーリーチ(例えば、剣豪リーチ)に発展する可能性があることを示唆する演出(予告演出)が開始されている状態である。すなわち、第1画像表示装置2081では、左図柄と右図柄が、仮停止のまま徐々に縮小される縮小表示のアニメーションが実行される。また、当該縮小表示のアニメーションの実行中のあるタイミングにおいて、第2画像表示装置2082において第2装飾図柄の変動表示が表示を開始する。また、アイコン表示領域800では、変動アイコンh01の下方に台座が出現する。
同図(e)に示すタイミングは、第1画像表示装置2081において左図柄と右図柄の縮小表示のアニメーションが更に進んだ状態であり、左図柄と右図柄が縮小しながらそれぞれ、第1画像表示装置2081の表示領域の左上方と右上方に互いに離間するように移動するアニメーションが実行されている。第2装飾図柄の変動表示は継続している。
同図(f)に示すタイミングは、スーパーリーチ(例えば、剣豪リーチ)演出が開始することを予告する表示(予告演出)を実行している状態であり、第1画像表示装置2081において剣豪のカットイン画像(ここでは、キャラクタ(剣豪)と、「剣豪見参!!」の文字が表示された画像)が表示される。
また、アイコン表示領域800では、変動アイコンh0の台座と、他の保留アイコンh11、h12および保留アイコンの台座が消去され、変動アイコンh0のみが表示される。第2装飾図柄の変動表示は継続している。
同図(g)に示すタイミングは、第1画像表示装置2081において、場面が切り替わり、キャラクタ(殿)とキャラクタ(剣豪)の対決シーンが表示されてスーパーリーチ演出が実行を開始した状態を示している。
また、第2画像表示装置2082の第2図柄表示領域208Yでは、同図(g)右図に示すように、左図柄表示領域208jと右図柄表示領域208lにおいてそれぞれ装飾図柄(この例ではいずれも「装飾6」)が仮停止表示されている。このように、本実施例では、リーチ演出において第2装飾図柄が変動表示の状態で表示を開始し(同図(d))、スーパーリーチ演出の予告演出(同図(f))の実行後にスーパーリーチ演出が開始された場合に第2装飾図柄の左図柄と右図柄の仮停止が表示される(同図(g))。
同図(h)に示すタイミングは、第2図柄表示領域208Yにおいて、特殊演出(特殊表示EX)が実行されている状態を示している。当該特殊演出は、例えば、昇格演出が実行されることを報知する予告演出の一つである。また、特殊演出は、第1図柄領域208Xでは実行されない演出であり、例えば、第2図柄表示領域208Yの視認性を低下させる表示である。この例では、同図(g)右図に示す第2装飾図柄の前面に、すなわち、図柄表示領域208j〜208lに亘ってこれらにオーバーラップするように「CHANCE」という文字の表示(特殊表示EX)を行っている。特殊演出は、実行される場合がある場合と実行されない場合があり、実行される(出現)の割合も様々である。すなわち、実行されているスーパーリーチ演出によって特殊演出が実行される確率が異なるように構成されている。ある演出よりも大当り期待度が高い別の演出の方が、他の条件が同じ場合において、該特殊演出の実行確率が高くなるように構成されている。この特殊演出が実行される(出現)確率は、0%、5%、10%、30%、50%、70%、100%などである。
同図(i)に示すタイミングは、第1画像表示装置2081において対決直後のシーンが表示されている状態である。このタイミングでは、第2図柄表示領域208Yの特殊表示EXは消去され、同図(g)右図に示す状態の第2装飾図柄が表示されている。
同図(j)に示すタイミングは、第1画像表示装置2081においてキャラクタ(殿)が勝利したシーンが表示されるとともに、中図柄表示領域208bに装飾図柄(ここでは「装飾6」)が揺れ変動(仮停止)された状態を示している。また、第2図柄表示領域208Yにおいても、同図(j)右図に示すように、中図柄表示領域208kに装飾図柄(ここでは「装飾6」)が揺れ変動(仮停止)し、大当りの図柄組合せ(この例では、「装飾6−装飾6−装飾6」)で第2装飾図柄が揺れ変動(仮停止)している。
同図(k)に示すタイミングは、ボタン演出が実行を開始した状態を示している。このボタン演出は例えば、大当り図柄昇格演出であり、第1装飾図柄が遊技者に視認不可または視認困難となる程度の大きなボタン画像BGが、第1装飾図柄にオーバーラップして表示され、チャンスボタン136の操作を促す表示(この例では「押せ!!」という文字と矢印の画像)と、チャンスボタン136の操作の受付有効期間を表す経過時間報知画像TGとが表示される。
ボタン画像BGの表示により、第1図柄表示領域208Xの第1装飾図柄は視認困難となっているが、第2装飾図柄は、第1装飾図柄と同じ大当りの図柄組合せ(この例では、同図(j)右図に示す「装飾6−装飾6−装飾6」の図柄組合せ)で揺れ変動(仮停止)し、遊技者に視認可能となっている。
このタイミングで(経過時間報知画像TGで示される操作の受付有効期間内に)チャンスボタン136が操作されると、同図(l)に示すように、第1図柄表示領域208X、第2図柄表示領域208Yのいずれにおいても、昇格後の大当りの図柄組合せ(ここでは「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄が揺れ変動(仮停止)し、遊技者に視認可能となる。また、操作の受付有効期間内にチャンスボタン136が操作されずに時間切れとなった場合に昇格し、同図(l)に示す表示が行われても良い。
この演出例では、同図(k)に示すボタン演出の実行時には第1図柄表示領域208Xの第1装飾図柄は視認困難であり、第2図柄表示領域208Yにおいて第2装飾図柄は遊技者に視認可能となっているが、第2装飾図柄での先バレ(同図(l)に示す昇格後の装飾図柄の組合せの先バレ)は生じない。
このように、スーパーリーチ演出に発展する場合であっても、少なくとも発展前のいずれかのタイミングで、第2図柄表示領域208Yに、第2装飾図柄が表示される。
遊技者にとっては、スーパーリーチ演出の当否結果に関することが最も興味を引くポイントである。したがって、スーパーリーチ演出で第1図柄表示領域208Xが遊技者に視認困難であっても、第2図柄表示領域208Yで表示する第2装飾図柄によって、装飾図柄の状態を遊技者に性格に伝える必要性は低い。そこで、スーパーリーチ演出の実行中に、第2図柄表示領域208Yにおいて第2装飾図柄を表示する場合には、第2装飾図柄に関連する特殊演出(例えば、第2装飾図柄の視認性を低下させるような演出)を行う。また、この特殊演出は、状況に応じてある確率(0%、5%、10%、30%、50%、70%、100%など)で実行される。
なお、同図(d)において、第2装飾図柄の表示が開始するタイミング(第1のタイミング)と、第1装飾図柄の縮小表示が開始するタイミング(第2のタイミング)は、同じタイミングであってもよいし、第1のタイミングが第2のタイミングより早くてもよいし、第2のタイミングが第1のタイミングより早くてもよい。
また、同図(g)において、第2装飾図柄の左図柄と右図柄が仮停止するタイミング(第1のタイミング)と、スーパーリーチ演出が開始するタイミング(第2のタイミング)は、同じタイミングであってもよいし、第1のタイミングが第2のタイミングより早くてもよいし、第2のタイミングが第1のタイミングより早くてもよい。
また、第2装飾図柄の特殊演出(特殊表示EX)が開始するタイミングは、同図(h)のタイミングに限らず、スーパーリーチ演出の実行中であればいずれの期間であってもよい。
また、同図(j)において、第2装飾図柄の中図柄が仮停止するタイミング(第1のタイミング)と、スーパーリーチ演出の当否結果(この例ではキャラクタ(殿)が勝利したこと)を報知する表示のタイミング(第2のタイミング)は、同じタイミングであってもよいし、第1のタイミングが第2のタイミングより早くてもよいし、第2のタイミングが第1のタイミングより早くてもよい。
また、同図(l)において、昇格後の第1装飾図柄が表示されるタイミング(第1のタイミング)と、昇格後の第2装飾図柄が表示されるタイミング(第2のタイミング)は、同じタイミングであってもよいし、第1のタイミングが第2のタイミングより早くてもよいし、第2のタイミングが第1のタイミングより早くてもよい。
<演出例I>
図178は、本実施形態のぱちんこ機の画像表示装置208´を中心とした演出の他の一例を段階的に示す図であり、大当り仮停止表示後に行われる他の演出例である。
同図(b)に示すタイミングは、図177(j)に示すタイミングと同様であるので、説明は省略する。
同図(c)に示すタイミングは、ボタン演出が実行を開始した状態を示している。このボタン演出は例えば、出玉上乗せ演出であり、第1画像表示装置281においてボタン画像BGと、チャンスボタン136の操作を促す表示(この例では「出玉を上乗せしろ 押せ!!」という文字と矢印の画像)と、チャンスボタン136の操作の受付有効期間を表す経過時間報知画像TGとが表示される。
また、このタイミングで、第2図柄表示領域208Yでは、昇格後の大当りの図柄組合せ(例えば同図(c)右図に示す「装飾7−装飾7−装飾7」)が仮停止表示され、先バレが生じている。
すなわち、当否判定の結果、実際は16R大当りに当選したが、同図(b)では例えば4R大当りの図柄組合せ(例えば「装飾6−装飾6−装飾6」)が仮停止表示されているとする。この場合、同図(c)に示すように出玉上乗せ演出が実行され、第2図柄表示領域208Yでは、16R大当りの図柄組合せ(例えば「装飾7−装飾7−装飾7」)が仮停止表示されることで、遊技者は16R大当りに当選したことを認識できる場合がある(第2装飾図柄による先バレ)。
同図(d)に示すタイミングは、同図(c)に示すタイミングでチャンスボタン136の操作がされたことによって、出玉の上乗せ数の表示(出玉上乗せ表示TT2)を行い、出玉が上乗せされたことを報知する演出を実行している状態である。出玉上乗せ表示TT2は、ここでは「+600」という画像の表示であり、これにより600玉が上乗せされたことを報知している。第2装飾図柄の状態は、同図(c)右図と同様である。
なお、出玉上乗せ数表示TT2を視認した遊技者は、その出玉上乗せ数から、実際に当選したラウンド数を予測できる場合がある。すなわち、16R大当りの場合の出玉(賞球)の最大数が一例として2400玉(=15玉×10カウント×16R)であるとすると、同図(b)に示すように例えば4R大当り(図柄組合せ(例えば「装飾6−装飾6−装飾6」))で得られる出玉数は600玉(=15玉×10カウント×4R)となる。
つまり、同図(d)に示す出玉上乗せ数表示を視認した遊技者は、この数(またはその加算)によって、(第2装飾図柄による実際の当選ラウンド数が不明であっても)実際には何R大当りであるか予想することができる。つまりこの場合の出玉上乗せ数表示は、大当りに関する報知(実際の大当りが何R大当りであるか(実際に当選したラウンド数)に関する報知)である。
同図(e)〜同図(i)では、ボタン演出(出玉上乗せ演出)(遊技者によるチャンスボタン136操作)と、出玉上乗せ数表示TT2が数回繰り返され、同図(j)に示すタイミングでは、出玉上乗せ数が最大数に達したことを示す出玉上乗せ数表示TT2(この例では「MAX」の表示)が実行される。
そして、同図(k)に示すタイミングでは、第1図柄表示領域208Xにおいて16R大当りの図柄組合せ(例えば「装飾7−装飾7−装飾7」)が仮停止表示されることで、16R大当り(出玉数(賞球数)2400玉の大当り)に当選したことが報知される。なお、同図(c)〜同図(k)の期間、第2図柄表示領域208Yにおいては、16R大当りの図柄組合せ(例えば「装飾7−装飾7−装飾7」)の仮停止表示が継続している(第2装飾図柄による先バレが継続している)。
なお、この例では、16R大当りの場合の出玉(賞球)の最大数(例えば、2400玉)と、同図(d)、同図(f)および同図(h)の出玉上乗せ数表示TT2(の合計)によって、同図(h)または同図(j)のタイミングにおいて遊技者は16R大当りに当選したことを認識できる場合がある。つまり、同図(h)または同図(j)に示す出玉上乗せ数表示TT2によって先バレが生じているとも言える。
なお、同図(c)において、第2画像表示装置2082の第2装飾図柄の表示が開始するタイミング(第1のタイミング)と、第1画像表示装置2081におけるボタン演出が開始するタイミング(第2のタイミング)は、同じタイミングであってもよいし、第1のタイミングが第2のタイミングより早くてもよいし、第2のタイミングが第1のタイミングより早くてもよい。
このように、大当り仮停止表示後に行われる一の演出(例えば、図177(k)〜図177(l)に示す大当り図柄昇格演出)においては、チャンスボタン136の操作前に、第2装飾図柄による先バレは生じないが、大当り仮停止表示後に行われる演出のうちの他の演出(例えば、図178に示す出玉上乗せ演出や、大当りR数上乗せ演出などの演出)では、第2装飾図柄による先バレ(図178(c))が生じても良い。
<演出例J>
図179(a)〜(g)は、本実施形態のぱちんこ機の画像表示装置208´を中心とした演出の他の一例を段階的に示す図であり、第1装飾図柄および第2装飾図柄に加えて、第3装飾図柄が表示される演出例である。
(演出例J−1)
図179(a)〜図179(f)は、第3図柄表示領域208Zに第3装飾図柄が表示される点以外は、図172(a)〜図172(f)の演出例と同様であるので、主に異なる点を中心に説明し、それ以外の説明を省略する。
同図(b)に示すように、第3装飾図柄は、第1装飾図柄および第2装飾図柄とは別に、第3図柄表示領域208Zにおいて表示される装飾図柄であり、一例として、画像表示装置208´のいずれか(この例では、第1画像表示装置2081)において、少なくとも装飾図柄の変動遊技中(装飾図柄の変動表示または停止表示の実行中のタイミング)においては常時表示されている(第2装飾図柄が表示されていなくても表示されている)装飾図柄である。また、第3装飾図柄は、各図柄の表示サイズが少なくとも第1装飾図柄の各図柄の表示サイズより小さく、第3装飾図柄の全体の表示サイズが、少なくとも第1装飾図柄の全体の表示サイズより小さい装飾図柄(ミニ装飾図柄)である。なお、以下の説明において「第3装飾図柄が常時表示される」と記載した場合は、「装飾図柄が表示される期間中にあっては第3装飾図柄が常時表示される」という意味である。
第3装飾図柄は、同図(a)〜同図(g)の期間、その表示を継続するが、表示中に例えば同図(d)、(e)に示すように、第3図柄表示領域208Zの位置が移動するように構成してもよい。
同図(g)に示すタイミングは、例えば同図(f)に示すタイミング以降に、他の可動体(八代役物224Bおよび将軍役物224C)が初期位置から下降し、第1画像表示装置2081の上部前面にオーバーラップしてる状態である。このタイミングでは、八代役物224Bおよび将軍役物224Cによって、擬似連図柄の一部と、第2図柄表示領域208Yに表示されている第2装飾図柄の一部が覆われて、遊技者に視認困難(視認不可)となっている。
図179(a)〜図179(g)に示す例では、第1画像表示装置2081に第3図柄表示領域208Zが設けられ、特図1の変動遊技中において常時表示されている状態を示している。この例では、図179(b)〜図179(g)に示す期間は特図1の変動遊技中(装飾図柄の変動表示中のタイミング)であるので、第1装飾図柄が遊技者に視認不可となるタイミング(同図(d)〜(g))であっても、第2装飾図柄が非表示(視認困難)のタイミング(同図(b)、(c)、(g))であっても、第3装飾図柄は、常時表示されている。なお、第1装飾図柄および第2装飾図柄に特殊図柄(擬似連図柄)が停止表示される場合であっても、第3装飾図柄は特殊図柄を有しておらず、これが停止表示されることはない。
また、第3図柄表示領域208Zは移動可能に構成されており、同図(e)〜同図(f)に示すように、例えば可動体などが画像表示装置208´の前面に移動し、第1装飾図柄および第2装飾図柄の少なくとも一部が可動体によって視認困難となる場合であっても、第3図柄表示領域208Zの移動によって第3装飾図柄は常に遊技者に視認可能となっている。
(演出例J−2)
同図(n)〜同図(r)は、本実施形態のぱちんこ機の画像表示装置208´を中心とした演出の他の一例を段階的に示す図であり、第1装飾図柄および第2装飾図柄に加えて、第3装飾図柄が表示される他の演出例である。
同図(n)〜同図(o)は、図177(c)〜図177(d)の演出例と同様のタイミングであるが、第1画像表示装置2081の例えば左上方に第2図柄表示領域208Yが設けられて第2装飾図柄が表示され、説明表示領域TT1の上方に第3図柄表示領域208Zが設けられて第3装飾図柄が常時表示されている。つまり、1つの画像表示装置(第1画像表示装置2081)に複数のミニ装飾図柄が(同時に)表示される場合がある構成である。ただし、第2装飾図柄と第3装飾図柄の状態は異なっている。
同図(n)に示すタイミングは、第2装飾図柄の右図柄と左図柄(例えば、それぞれ「装飾6」)が停止表示され、中図柄が高速変動を行っている(図177(g)右図の状態)。また、第3装飾図柄は変動表示を行っている。
同図(o)に示すタイミングは、リーチ演出が開始され、第1装飾図柄(例えば、それぞれ「装飾6」が仮停止されている右図柄と左図柄)の縮小移動アニメーションが実行されている状態である。第2装飾図柄は、図177(g)右図の状態を継続し、第3装飾図柄は変動表示を行っている。
同図(p)および同図(q)は、縮小移動アニメーションによって第1装飾図柄が第2装飾図柄に近づき、第1装飾図柄の一部が第2装飾図柄にオーバーラップして第2装飾図柄の一部が遊技者に視認困難(視認不可)となっている状態である。第2装飾図柄は、図177(g)右図の状態を継続し、第3装飾図柄は変動表示を行っている。
同図(r)は、第1装飾図柄と第2装飾図柄とがほぼ重なった後に、一方(この例では第1装飾図柄)が非表示となった状態である。第2装飾図柄は、図177(g)右図の状態を継続し、第3装飾図柄は変動表示を行っている。
なお、同図(n)〜同図(r)の演出例において、第2装飾図柄を例えば、第2画像表示装置2082で表示するとともに、同図(p)〜(q)において、第1装飾図柄の左図柄と右図柄とがそれぞれ左右に移動して、第1装飾図柄の左図柄が第2画像表示装置2082で表示され、第1装飾図柄の右図柄が第3画像表示装置2083で表示されるように構成してもよい。この場合、第1装飾図柄の左図柄が第2画像表示装置2082において第2装飾図柄の方向に移動し、重なった段階で消去(非表示)となるように構成してもよい。
この例では、第2装飾図柄は、ある条件の成立によってある期間のみ表示される装飾図柄であるのに対し、第3装飾図柄は常時表示される装飾図柄である。
なお、本明細書に記載の各実施例(演出例)は適宜組合せて適用することができるが、本実施例と組合せて適用する場合においては、各実施例における第2装飾図柄は、常時表示されることはない。
また、第3装飾図柄は、第1装飾図柄および第2装飾図柄とは図柄のデザインが異なっても良く、その場合であっても第3装飾図柄は常時表示される。
また、同図(g)、(p)、(q)に示すように第2装飾図柄は、第1装飾図柄や可動体などによってオーバーラップされ、遊技者に視認困難(視認不可)となる場合があるが、第3装飾図柄は(移動表示が可能に構成され)、第1装飾図柄や可動体が移動することがあっても、第3装飾図柄は常時表示される。
一方、第3装飾図柄は、主に装飾図柄が変動表示している遊技者に視認可能に構成されており、第2装飾図柄と比較して図柄の特定が困難である。また、第3装飾図柄は特殊図柄も備えていないため、第2装飾図柄のように第1装飾図柄の代替として装飾図柄の組合せ(状態)を遊技者に報知するように構成されていない。
<演出例K>
図180は、本実施形態のぱちんこ機の画像表示装置208´を中心とした演出の他の一例を段階的に示す図であり、第2画像表示装置(左サブ液晶)2082、第3画像表示装置(右サブ液晶)2083の動作に関連する演出例である。
(演出例K−1)
同図(a)〜同図(b)には第2画像表示装置(左サブ液晶)2082および第3画像表示装置(右サブ液晶)2083による一の演出例を示す。この例では、第1画像表示装置(メイン液晶)2081に、第2装飾図柄を表示する第2図柄表示領域208Yが設けられている。
同図(a)は、図173(b)に示すタイミングに対応するタイミングであるが、第2画像表示装置(左サブ液晶)2082および第3画像表示装置(右サブ液晶)2083は、背景画像のみ表示されている。なお、このタイミングにおいて、左サブ液晶2082と右サブ液晶2083は初期位置にあり、互いに最も離間して、左サブ液晶2082はメイン液晶2081の左端部とオーバーラップしてメイン液晶2081の左に配置され、右サブ液晶2083はメイン液晶2081の右端部とオーバーラップしてメイン液晶2081の右に配置される。
同図(b)に示すタイミングでは、初期位置にある左サブ液晶2082と右サブ液晶2083に1つの特殊図柄(例えば、擬似連図柄)が分割して表示されている状態を示している。また、このタイミングではメイン液晶2081において、第2図柄表示領域208Yの枠部分のみが表示を開始している。本実施例では、左サブ液晶2082と右サブ液晶2083とが所定位置に移動することで擬似連図柄の停止表示となり、擬似連演出の実行が確定する。
同図(c)に示すタイミングは、メイン液晶2081において第2装飾図柄が表示を開始し、その一部が左サブ液晶2082によってオーバーラップされ、遊技者に視認不可となっている状態である。なお、この例では、同図(c)に示すタイミングにおいて第2装飾図柄の中図柄表示領域208kは、左サブ液晶2082にオーバーラップされておらず、また、第2装飾図柄は、同図(j)に示す状態であって、中図柄表示領域208kにおいて、特殊図柄(擬似連図柄)が仮停止表示されている。したがって、これを視認した遊技者は、擬似連図柄の仮停止(擬似連演出の実行)を認識することができる場合がある(第2装飾図柄による先バレが生じている)。
同図(d)に示すタイミングは、左サブ液晶2082と右サブ液晶2083がメイン液晶2081の前方を、互いに近接するように移動(スライド移動)を開始した状態である。左サブ液晶2082の移動によって、メイン液晶2081の第2装飾図柄は完全にオーバーラップされ、その全体が遊技者に視認不可となっている。
同図(e)に示すタイミングは、左サブ液晶2082と右サブ液晶2083とがメイン液晶2081の前方のほぼ中央で当接(隣接)して停止している状態である。左サブ液晶2082と右サブ液晶2083が当接することにより、両サブ液晶2082、2083のそれぞれに分割して表示されていた擬似連画像が、両サブ液晶2082、2083亘って(跨って)一体的に表示される。これにより、疑似連図柄の停止表示の状態となり、これ以降に、擬似連演出の実行が開始される。また、メイン液晶2081の第1装飾図柄は、2つのサブ液晶2082,2083にオーバーラップされ、そのほとんどが遊技者に認識不可となっている。
一方、一旦、左サブ液晶2082によってオーバーラップされていた、第2装飾図柄が、左サブ液晶2082の左方から露出し、再び遊技者に視認可能な状態となっている。第2装飾図柄は、同図(j)に示す状態であり、2つのサブ液晶2082,2083による第1装飾図柄の擬似連図柄の表示と同様に、中図柄表示領域208kに擬似連図柄が仮停止表示されている。
同図(f)に示すタイミングは、再び左サブ液晶2082と右サブ液晶2083が初期位置に向かって、互いに離間する方向に移動を開始した状態である。このタイミングでは、2つのサブ液晶2082,2083にオーバーラップされていたメイン液晶2081の第1装飾図柄が再び遊技者に視認可能な状態となる。この例では、左サブ液晶2082と右サブ液晶2083において特殊図柄の表示が継続している状態で、メイン液晶2081の中図柄表示領域208bに、特殊図柄とは異なる他の図柄(ここでは「装飾7」の数字の装飾図柄)が仮停止表示され、図柄表示領域208a〜208c(第1図柄表示領域208X)において、「装飾6−装飾7−装飾7」の第1装飾図柄の組合せが停止表示されている。また、擬似連回数表示(この例では2回を示す「×2」)が表示されている。
またこのタイミングでメイン液晶2081の第2装飾図柄は再び、左サブ液晶2082にオーバーラップされている。
同図(g)に示すタイミングは、左サブ液晶2082と右サブ液晶2083が初期位置に移動し、両サブ液晶2082,2083で表示されていた特殊図柄が非表示となった状態である。また、このタイミングでは、左サブ液晶2082にオーバーラップされることにより、メイン液晶2081の第2装飾図柄(同図(j))の一部は遊技者に視認不可となっている。
同図(h)に示すタイミングは、メイン液晶2081の第2図柄表示領域208Yおよび第2装飾図柄が非表示となった状態を示し、同図(i)に示すタイミングは、メイン液晶2081において、第1装飾図柄の変動表示(第1の変動表示)が再開した状態を示している。
なお、同図(c)における第2装飾図柄の表示開始のタイミング(第1のタイミング)と、左サブ液晶2082および右サブ液晶2083の移動開始のタイミング(第2のタイミング)は、同じタイミングであってもよいし、第1のタイミングが第2のタイミングより早くてもよいし、第2のタイミングが第1のタイミングより早くても良い。
また、同図(h)における第2装飾図柄の非表示のタイミング(第1のタイミング)と、左サブ液晶2082および右サブ液晶2083の初期位置への移動完了(移動の終了)のタイミング(第2のタイミング)は、同じタイミングであってもよいし、第1のタイミングが第2のタイミングより早くてもよいし、第2のタイミングが第1のタイミングより早くても良い。
本演出例は、連続演出(擬似連演出)が実行されることを報知する状態(特殊図柄(擬似連図柄)の停止表示に対応する状態)のうちの少なくとも一の状態では少なくとも一方のサブ液晶(左サブ液晶2082と右サブ液晶2083の少なくともいずれか)がある位置に移動するように構成される。
そしてサブ液晶が移動する際の少なくとも一部の期間において、第2装飾図柄が移動するサブ液晶によってオーバーラップされるものである。
(演出例K−2)
図180(m)〜同図(r)は、移動する左サブ液晶2082および右サブ液晶2083による他の演出例を示す。この例では、移動可能なサブ液晶の一方(例えば、左サブ液晶2082)に、第2装飾図柄を表示する第2図柄表示領域208Yが設けられている。
同図(m)〜同図(r)は左サブ液晶2082に第2図柄表示領域208Yおよび第2装飾図柄が表示されている以外は、それぞれ、同図(b)〜同図(g)に示す構成と同様であるので異なる部分のみ説明し重複する説明は省略する。
すなわち、同図(b)〜同図(g)と同様に、本演出例は、連続演出(擬似連演出)が実行されることを報知する状態(特殊図柄(擬似連図柄)の停止表示に対応する状態)のうちの少なくとも一の状態では少なくとも一方のサブ液晶(左サブ液晶2082と右サブ液晶2083の少なくともいずれか)がある位置に移動するように構成される。
このとき、同図(n)のタイミング以降、第2装飾図柄(同図(j))が左サブ液晶2082に表示されるため、本演出例においては、第2装飾図柄はその表示中は(同図(n)〜同図(r))は、他の構成によってオーバーラップされることはなく、常に遊技者に視認可能となっている。
また第2装飾図柄は、左サブ液晶2082の移動に伴って、メイン液晶2081の前方を左右方向にスライド移動する。
このように、第1装飾図柄の代替となる(補助的な)第2装飾図柄が、その表示中は常に遊技者に視認可能となるとともに、移動表示されることで、装飾図柄の変動表示または仮停止表示など、その状態を遊技者に認識させやすくすることができる。
なお、図180に示す演出例では2つのサブ液晶2082、2083によって一つの特殊図柄を表示する例を説明したが、少なくとも一つのサブ液晶を含む複数の液晶(画像表示装置208´)によって、一つの特殊図柄を表示するようにしてもよい。たとえば、メイン液晶2081と左サブ液晶2082によって一つの特殊図柄を表示する構成でもよいし、メイン液晶2081と右サブ液晶2083によって一つの特殊図柄を表示する構成でもよいし、全ての液晶表示装置208´によって一つの特殊図柄を表示する構成でもよい。
<演出例L>
図181は、本実施形態のぱちんこ機の画像表示装置208´を中心とした演出の他の一例を段階的に示す図であり、第2画像表示装置2082、第3画像表示装置2083の動作に関連する他の演出例である。
第2画像表示装置2082および第3画像表示装置2083は、それぞれ、第1画像表示装置208を挟んでその上下に配置されるものであってもよい。一例として、第1画像表示装置2081の上側に配置される画像表示装置が第2画像表示装置2082であり、下側に配置される画像表示装置が第3画像表示装置2083である。
一例として、第2画像表示装置2082及び第3画像表示装置2083は、上下(高さ)方向の長さが第1画像表示装置2081の略半分の長さよりも短く、また、幅方向の長さもわずかに短い。また、初期位置において、第2画像表示装置2082は、少なくともその下端辺部分が第1画像表示装置2081の上端辺部分の前面側に重なっており、第3画像表示装置2083は、少なくともその上端辺部分が第1画像表示装置2081の下端辺部分の前面側に重なっている。
そして、第2画像表示装置2082および第3画像表示装置2083は、第1画像表示装置2081の前方を、第1画像表示装置2081の表示面に沿って互いに近接又は離間するように、この例では上下方向に移動(スライド移動)可能に構成されている。
(演出例L−1)
まず、図181(a)〜同図(c)に示す演出例では、第2画像表示装置2082およびに、第2装飾図柄を表示する第2図柄表示領域208Yが設けられている。
同図(a)に示すタイミングは、第1装飾図柄の変動表示を開始している状態である。このように本実施例では、第1図柄表示領域208Xが、複数の画像表示装置208´(この例では、第1画像表示装置2081、第2画像表示装置2082および第3画像表示装置2083)に亘って設けられており、第1装飾図柄の変動表示が3つの画像表示装置208´に跨って、表示される。
また、第1装飾図柄は、停止表示(確定表示)の場合は、3つの画像表示装置208´に跨らないように構成されてもよいし、第1画像表示装置2081で表示される第1装飾図柄の一部が第2画像表示装置2082(または第3画像表示装置2083)に跨がるように構成されてもよいし、第1画像表示装置2081で表示される第1装飾図柄のうち中図柄のみが第2画像表示装置2082(または第3画像表示装置2083)に跨がるように構成されてもよい。
同図(b)に示すタイミングは、第2画像表示装置2082および第3画像表示装置2083の間から遊技者に視認可能となっている第1画像表示装置2081において、第一のアニメーション(特殊図柄の停止煽りアニメーション、中図柄煽りアニメーション)が実行されている状態である。また、この場合の第一のアニメーションはボタン演出のアニメーションを含むアニメーションであり、特殊図柄の前面に(オーバーラップするように)ボタン画像BG、ボタンの操作を示唆する画像(ここでは「押せ!」の文字と矢印の画像)と、経過時間報知画像TGが表示される。
このタイミングでは、第1画像表示装2081において、第一のアニメーションが実行されることにより、第1装飾図柄が遊技者に視認不可となっている。一方、第2画像表示装置2082においては、このタイミングで、図171(o)に示す状態の第2装飾図柄が表示を開始し、左図柄表示領域208jに装飾図柄(この例では「装飾6」)、中図柄表示領域208kに特殊図柄(擬似連図柄)、右図柄表示領域208lに装飾図柄(この例では「装飾7」)を仮停止表示し、連続演出(擬似連演出)の実行の開始が決定したことを報知している。なお、図181においては、第2装飾図柄は全て、図171(o)に示す状態である。
なお、この例では、第一のアニメーションは第1画像表示装置2081のみにおいて実行されるが、その一部が第2画像表示装置2082および/または第3画像表示装置2083で実行されてもよい。
同図(c)に示すタイミングでは、チャンスボタン136が操作されたことに対応して、連続演出(ここでは、疑似連演出)が行われることを予告する演出(この例では、長い巻物に「継続」の文字が表示される予告演出)が実行される。予告演出の後方では、第1装飾図柄の仮停止表示が行われており、左図柄(「装飾6」)と右図柄(「装飾7」)は遊技者に視認可能となっているが、中図柄は予告演出にオーバーラップされて、遊技者には視認不可となっている。
この予告演出は、3つの画像表示装置208´に跨って表示される。つまり、予告演出の一部(この例では巻物の一部)は、第2画像表示装置2082においても表示されるが、第2装飾図柄は、当該予告演出にオーバーラップして表示され、第2装飾図柄は、遊技者に視認可能となっている。つまり、第1画像表示装置2081の第1装飾図柄(の特に中図柄)は遊技者に視認不可となってるが、第2装飾図柄によって、装飾図柄の仮停止の状態(擬似連図柄が停止表示されていること)が遊技者に認識可能となっている。
本実施例では、第1装飾図柄の変動表示は、複数の画像表示装置208´に跨って表示されるが、特殊図柄やボタン画像は、複数の画像表示装置208´に跨らず、例えば第1画像表示装置2081に表示される。ここで、本実施例において、「複数の画像表示装置208´に跨って表示される」とは、「複数の全ての画像表示装置208´に跨って表示される」ことを含む。すなわち、同図(a)に示すように、第2画像表示装置2082および第3画像表示装置2083が離間した状態で、第1画像表示装置2081、第2画像表示装置2082および第3画像表示装置2083の全てに跨って第1装飾図柄の変動表示表示されることをいう。
なお、図示は省略するが、第1装飾図柄のある図柄(例えば、中図柄)のスクロール表示が複数の画像表示装置208´に跨って表示される構成であってもよい。なお、図176に示したボタン演出を行う構成を本実施例に置き換えてもよい。
(演出例L−2)
同図(d)〜同図(e)に示す演出例は、第2画像表示装置2082および第3画像表示装置2083によって予告演出が実行されている例である。
同図(d)に示すタイミングは、第2画像表示装置2082および第3画像表示装置2083が近接する方向にスライド移動し、当接(上下に隣接)して第1装飾図柄が遊技者に視認不可となっている状態である。このタイミングであっても、第2装飾図柄によって、装飾図柄の仮停止の状態(擬似連図柄が停止表示されていること)が遊技者に認識可能となっている。
同図(e)に示すタイミングは、第2画像表示装置2082および第3画像表示装置2083が離間して初期位置に戻る状態である。このタイミングでは、同図(c)と同様の表示が行われる。
(演出例L−3)
図181(g)〜同図(h)は、他の演出例を示す。
同図(g)に示すタイミングは、同図(c)に示すタイミングに対応しており、チャンスボタン136が操作されたことに対応して、連続演出(ここでは、疑似連演出)が行われることを予告する演出(この例では、巻物に「継続」の文字が表示される予告演出)が実行されている状態である。予告演出は第1画像表示装置2081のみで実行され、その後方では、第1装飾図柄の仮停止表示が行われており、左図柄(「装飾6」)と右図柄(「装飾7」)は遊技者に視認可能となっているが、中図柄は予告演出にオーバーラップされて、遊技者には視認不可となっている。
このタイミングで、第2装飾図柄は、第2画像表示装置2082で表示され、第2装飾図柄によって、装飾図柄の仮停止の状態(擬似連図柄が停止表示されていること)が遊技者に認識可能となっている。
同図(h)に示すタイミングは、第2画像表示装置2082が下方にスライド移動し、第1画像表示装置2081で表示される予告演出の一部(巻物の上方)にオーバーラップした状態である。この場合、第1画像表示装置2081で表示される予告演出の一部が第2画像表示装置2082においても表示され、予告演出のはその全体が遊技者に視認可能となっている。
また、第2装飾図柄も第2画像表示装置2082の移動にともなって、相対的に下方に移動するが、2画像表示装置2082において表示される予告演出とはオーバーラップせず、遊技者に視認可能となっている。
(演出例L−4)
図181(i)〜同図(j)は、他の演出例を示す。この例では、第2装飾図柄は第1画像表示装置2081の第1装飾図柄の上方において表示されている。
同図(i)に示すタイミングは、第1画像表示装置2081において、第1装飾図柄が表示され、その一部にオーバーラップして予告演出が実行されている状態である。予告演出の後方では、第1装飾図柄の仮停止表示が行われており、左図柄(「装飾6」)と右図柄(「装飾7」)は遊技者に視認可能となっているが、中図柄は予告演出にオーバーラップされて、遊技者には視認不可となっている。
一方、第1画像表示装置2081に移動し、第1装飾図柄の上方において第2装飾図柄が表示され、遊技者に視認可能となっている。
同図(j)に示すタイミングは、第2画像表示装置2082が下方にスライド移動し、第1画像表示装置2081で表示される予告演出の一部(巻物の上方)にオーバーラップした状態である。この場合、第1画像表示装置2081で表示される予告演出の一部が第2画像表示装置2082においても表示され、予告演出はその全体が遊技者に視認可能となっている。
一方、第1画像表示装置2081で表示されていた第2装飾図柄は、第2画像表示装置2082の移動によってこれにオーバーラップされ、その一部が遊技者に視認不可となっている。
(演出例L−5)
図181(k)〜同図(l)は、他の演出例を示す。同図(k)に示すタイミングは、同図(i)に示すタイミングと同様であり、第2装飾図柄は、第1画像表示装置2081に移動し、第1装飾図柄の上方において表示されている。
同図(l)に示すタイミングは、第2画像表示装置2082が下方にスライド移動し、第1画像表示装置2081で表示される予告演出の一部(巻物の上方)にオーバーラップした状態である。この場合、第1画像表示装置2081で表示される予告演出の一部が第2画像表示装置2082においても表示され、予告演出はその全体が遊技者に視認可能となっている。
このタイミングでは第1画像表示装置2081で表示されていた第2装飾図柄は、第2画像表示装置2082に移動し、遊技者に視認可能となっている。
第2装飾図柄が移動するタイミングは、第2画像表示装置2082にオーバーラップされる前であってもよいし、オーバーラップと同時であってもよいし、第2画像表示装置2082にオーバーラップされた後であってもよい。
このように、本実施例(同図(a)〜同図(c)、同図(d)〜同図(e)、同図(g)〜同図(h))では、特殊図柄が複数の画像表示装置(ここでは第1画像表示装置2081、第2画像表示装置2082)にそれぞれ表示され、一方の特殊図柄の前面のみに、他の画像(ここでは予告演出の画像)が表示されその後の予告演出は、第2画像表示装置2082(または第3画像表示装置2083)の移動によって、複数の画像表示装置208´に跨って表示される。
また、本実施例(同図(k)〜同図(l))では、画像表示装置(ここでは第2画像表示装置2082)が移動し、他の画像表示装置(ここでは第1画像表示装置2081)で表示されていた第2装飾図柄にオーバーラップする場合には、第2装飾図柄が第2画像表示装置2082に移動し、遊技者に認識可能な状態を維持する。この場合、他の表示(例えば、第1装飾図柄)は第2画像表示装置2082に移動しないが、第2画像表示装置2082の移動によってオーバーラップされてしまう他の表示(例えば、予告演出の画像の一部)は(第2画像表示装置2082に移動し)第2画像表示装置2082で表示される。
また、同図(i)〜同図(j)に示すように、移動する第2画像表示装置2082によってオーバーラップされた場合であっても、第2装飾図柄が移動しない場合もある。
<演出例M>
図182は、本実施形態のぱちんこ機の画像表示装置208´を中心とした演出の他の一例を段階的に示す図である。
(演出例M−1)
同図(b)〜同図(e)は、大当り中の演出例である。
同図(b)に示すタイミングは、大当り遊技開始前の状態であり、第1画像表示装置(メイン液晶)2081の第1図柄表示領域208Xにおいて第1装飾図柄として、大当りの図柄組合せ(例えば「装飾7−装飾7−装飾7」)が仮停止表示され、チャンスボタン136も内蔵LEDが虹色点灯している。また、第2画像表示装置(左サブ液晶)2082の第2図柄表示領域208Yでは、同図(b)下図に示すように第1装飾図柄と同じ内容の第2装飾図柄を表示している。
同図(c)に示すタイミングは、大当り遊技中(例えば、ラウンド遊技中)の状態であり、メイン液晶2081(左サブ液晶2082、右サブ液晶2083も含む)において大当り中の演出が実行されている。大当り遊技中においては、原則、第2装飾図柄を非表示とする。
同図(d)に示すタイミングは、引き続き大当り遊技中の状態であるが、エラー(例えば、下皿満タンエラーなど)の発生により、当該エラーの報知を行っている状態である。エラーの報知は例えば、メイン液晶2081におけるエラー表示E1(この例では「球を抜いてください」という文字の表示)である。また、この場合、例えば、左サブ液晶2082において、第2装飾図柄(大当りの図柄組合せ(例えば「装飾7−装飾7−装飾7」)が仮停止表示されている装飾図柄)を表示する。
同図(e)に示すタイミングは、エラーの解消によってメイン液晶2081におけるエラー表示E1が非表示となった状態である。このタイミングでは、第2装飾図柄も再び非表示とする。
この場合、同図(d)において、第2装飾図柄が表示されるタイミング(第1のタイミング)とエラー表示E1が表示されるタイミング(第2のタイミング)は、同じタイミングであってもよいし、第1のタイミングが第2のタイミングより早くてもよいし、第2のタイミングが第1のタイミングより早くてもよい。
また、同図(e)において、第2装飾図柄が非表示となるタイミング(第1のタイミング)とエラー表示E1が非表示となるタイミング(第2のタイミング)は、同じタイミングであってもよいし、第1のタイミングが第2のタイミングより早くてもよいし、第2のタイミングが第1のタイミングより早くてもよい。
(演出例M−2)
次に、同図(g)〜同図(l)は、第1装飾図柄の中図柄を用いた演出を行う場合の演出例である。
同図(g)に示すタイミングは、メイン液晶2081の第1図柄表示領域208Xにおいて、右図柄と左図柄にそれぞれ同じ装飾図柄(例えば「装飾1」)が仮停止され、中図柄は変動中となって、リーチ演出が開始された状態である。この場合、例えば左サブ液晶2082の第2図柄表示領域208Yにおいて、第1装飾図柄と同じ図柄組合せ(同図(f)の状態)の第2装飾図柄が表示されている。
同図(h)〜同図(l)に示すタイミングは、第1図柄表示領域208Xの中図柄表示領域208bにおいて、中図柄のカウントダウン表示が実行されている状態である。一方、第2図柄表示領域208Yでは、第2装飾図柄は、同図(f)の状態で表示を継続している(カウントダウン表示は行われない)。このように、(カウントダウン表示に限らず)第1図柄表示領域208Xの中図柄表示領域208bにおいて、中図柄を用いた演出を実行する場合には、第2図柄表示領域208Yでは、中図柄は変動表示を継続してもよい。
(演出例M−3)
次に、同図(m)〜同図(o)は、トリプルラインリーチ演出を行う場合のの演出例である。
同図(m)に示すタイミングは、第1装飾図柄によるトリプルラインリーチ演出が実行されている状態であり、この場合、第2装飾図柄は非表示となっている。
同図(n)に示すタイミングは、第1装飾図柄のあるライン(この例では「装飾7」)の煽り演出が実行されている状態である。この場合、同図(n)下図に示すように、第2装飾図柄は、当該ラインの装飾図柄(この例では「装飾7」)と同じ図柄組合せで表示される。
同図(o)に示すタイミングは、第1装飾図柄の他のライン(この例では「装飾8」)の煽り演出が実行されている状態である。この場合には第2装飾図柄は非表示となる。が表示される。
この例において、リプルラインリーチにおけるあるラインの煽り演出の際に第2装飾図柄を表示し、ダブルラインリーチの場合に第2装飾図柄を非表示とするようにしてもよい。
なお、同図(n)において、第2装飾図柄が表示されるタイミング(第1のタイミング)と第1装飾図柄の煽り演出の開始のタイミング(第2のタイミング)は、同じタイミングであってもよいし、第1のタイミングが第2のタイミングより早くてもよいし、第2のタイミングが第1のタイミングより早くてもよい。
また、同図(o)において、第2装飾図柄が非表示となるタイミング(第1のタイミング)と第1装飾図柄の煽り演出の開始のタイミング(第2のタイミング)は、同じタイミングであってもよいし、第1のタイミングが第2のタイミングより早くてもよいし、第2のタイミングが第1のタイミングより早くてもよい。
(演出例M−4)
図183(b)〜図183(e)は、例えば、図170(g)〜図170(h)の間において、第2装飾図柄を表示する場合の演出例である。
同図(b)に示すタイミングは、図170(g)に示すタイミングと同様であり、メイン液晶2081において、中図柄(特殊図柄)のスクロール表示が実行されている状態である。
同図(c)に示すタイミングは、メイン液晶2081において、第1装飾図柄が仮停止表示(特殊図柄の停止表示が確定)されるとともに、第2装飾図柄も第1装飾図柄と同じ状態(図171(o)の状態)で表示される。このタイミングでは、メイン液晶2081において、表示領域の複数の表示(表示群G)について、一体的にその表示態様を変化させる演出(以下、これを「表示群一体演出」という)を行っている。表示群一体演出の一例としては、表示群Gを一体的に拡大表示、縮小表示、傾斜表示、回転表示する演出(これらの一つまたは複数の組合せの演出)や、表示群を一体的に揺れ表示させる演出(シェイクビジョン演出)、またはこれらのシーンを含むアニメーションの演出である。この例では、同図(c)に示すように、表示群Gを一体的に傾斜させる表示群一体演出を実行している。
具体的には、メイン液晶2081の表示領域における複数の表示(背景表示も含む複数の表示群G)が一体的に、メイン液晶2081の外枠(物理的なフレーム)に対して傾斜する表示(シーン)を含むアニメーションである。このような表示群一体演出では、背景表示も含む複数の表示群Gが一体的にわずかに縮小されて傾斜することから、実際の表示領域においてはスペースが生じ、そのスペースは例えば黒色などの塗りつぶしで表示される。
そして、この例では、表示群一体演出の実行中であってもメイン液晶2081に第2装飾図柄が表示される。この例では、第2装飾図柄は傾斜せず、所定の領域に表示されている。第2装飾図柄の表示の内容(図柄組合せ)は、表示群一体演出で表示されている第1装飾図柄の表示の内容(図柄組合せ)と同じであり、この例では「装飾6−特殊図柄(擬似連図柄)−装飾7」の装飾図柄の図柄組合せである。
第2装飾図柄は、表示群Gの傾斜によって生じたスペース(黒色の塗りつぶし表示)と、傾斜した表示群Gの少なくとも一部に亘ってオーバーラップするように表示される。なお、第2装飾図柄は表示群Gの傾斜によって生じたスペース(黒色の塗りつぶし表示)のみにオーバーラップして表示されるものであってもよいし、傾斜した表示群Gのみにオーバーラップして表示されるものであってもよい。また、第2装飾図柄は、表示群Gと同じ角度で傾斜して表示されてもよい。
表示群一体演出によって、第1装飾図柄が遊技者に視認しにくくなる場合があっても、第2装飾図柄によって、装飾図柄の組合せ(その状態)が遊技者に認識できる場合がある(第2装飾図柄による先バレが可能となる)。
同図(d)に示すタイミングは、表示群一体演出が終了した状態である。このタイミングでは、傾斜して表示されていた表示群Gが通常の表示状態に戻り、第2装飾図柄は同じ位置で表示を継続する。この例では、通常の表示に戻った第1装飾図柄の一部(左図柄の「装飾6」)が、第2装飾図柄にオーバーラップされている。第1装飾図柄と第2装飾図柄の状態は同じである。
同図(e)に示すタイミングは、図170(h)に示すタイミングと同様であり、第2装飾図柄が非表示となっている状態である。
なお、同図(c)において、第2装飾図柄が表示開始されるタイミング(第1のタイミング)と表示群一体演出の開始のタイミング(第2のタイミング)は、同じタイミングであってもよいし、第1のタイミングが第2のタイミングより早くてもよいし、第2のタイミングが第1のタイミングより早くてもよい。
(演出例M−5)
同図(g)〜同図(i)は、例えば、特図1変動遊技と特図2変動遊技において、装飾図柄のデザインが変化する場合の演出例である。
例えば、最大保留数が8で、特図1変動遊技と特図2変動遊技において有利度が異なる仕様(例えば、特1変動遊技は確変50%で特2変動遊技は確変100%や、16R大当りの比率が異なるなど)の場合、特図1の変動表示を行う装飾図柄と、特図2の変動表示を行う装飾図柄とで、装飾図柄の少なくとも一部のデザインを異ならせる場合がある。本実施例はこのような場合における、第2装飾図柄の表示例である。
具体的には、この例では、特図2の変動遊技の方が特図1の変動遊技よりも有利度が高く、例えば、特図2は「装飾7−装飾7−装飾7」の図柄組合せの場合と、「装飾3−装飾3−装飾3」の図柄組合せの場合に16R大当りとなるのに対し、特図1は「装飾7−装飾7−装飾7」の図柄組合せの場合にのみ16R大当りとなるものとする。
また、16R大当りとなる装飾図柄は、他の装飾図柄と少なくとも一部においてデザインが異なるものとする。例えば同図(g)の右図柄(「装飾7」)には16R大当り図柄であることを示すマークMが付与されている。つまり、特図1の変動遊技では、装飾図柄の「装飾7」のみにマークMが付与され、特図2の変動遊技では、装飾図柄の「装飾3」と「装飾7」にマークMが付与される。
同図(g)に示すタイミングは、特図1の変動遊技の結果、メイン液晶2081の第1図柄表示領域208Xにはずれの図柄組合せ(例えば「装飾3−装飾8−装飾7」の図柄組合せ)の第1装飾図柄が仮停止表示されている状態である。
特図1の変動遊技であるので、第1装飾図柄の右図柄(「装飾7」)のみにマークMが付与され、左図柄(「装飾3」)にはマークMが付与されていない。
このタイミングでは、特図1の保留が2、特図2の保留が2(保留の合計が4)であり、アイコン表示領域800には、その右端部に変動アイコンh0が表示されて、変動アイコンh0の左に、特図1の保留に対応する保留アイコンh11、h12と特図2の保留に対応する保留アイコンh21、h22とが交互に表示されている。
また、右サブ液晶2083では、特図1及び特図2の第2保留数表示(この例では「2 2」)が行われている。
また、左サブ液晶2082では、同図(g)右図に示すように、第1装飾図柄と同じ状態の第2装飾図柄が(仮)停止表示されている。
同図(h)に示すタイミングは、特図1の変動遊技が停止し、第1装飾図柄および第2装飾図柄としてはずれの図柄組合せ(例えば「装飾3−装飾8−装飾7」の図柄組合せ)がそれぞれ停止表示された状態である。
同図(i)に示すタイミングは、特図2の保留が1つ消化され、特図2の変動遊技が開始した状態である。メイン液晶2081の第1図柄表示領域208Xでは、特図2の装飾図柄の変動表示(第1の変動表示)が開始され、アイコン表示領域800では左端に当該変動に対応する変動アイコンh0が表示され、その左に保留アイコンh11、h22、h12が表示されている。また、右サブ液晶2083では、特図1及び特図2の第2保留数表示(この例では「2 1」)が行われている。
また、左サブ液晶2082では、同図(i)右図に示すように、図柄組合せ(例えば「装飾3−装飾8−装飾7」の図柄組合せ)の第2装飾図柄が引き続き停止表示されているが、特図2の変動表示が実行中であることから、第2装飾図柄の左図柄の「装飾3」と右図柄の「装飾7」に、マークMが付与されている。つまり、同図(g)の状態と比較すると、第2装飾図柄の左図柄の「装飾3」に対してマークMが追加されている)。
特図1の変動遊技から特図2の変動遊技に変わった場合、16R大当り図柄である「装飾3」にもマークMを付与し、遊技者に報知するが、第1図柄表示領域208Xでは高速変動を開始しており、マークMが付与された装飾図柄を認識することが非常に困難である。
このような場合であっても、停止表示されている第2装飾図柄において、該当する装飾図柄(この例では「装飾3」)が含まれている場合、当該装飾図柄にマークMを付与することにより、遊技者に16R大当り図柄を報知することができる。
なお、第1装飾図柄と第2装飾図柄において、デザインが切り替わる態様(マークMの付与および消去の態様)や、デザインが切り替わるタイミング(マークMの付与および消去のタイミング)を異ならせるようにしてもよいし、同じにしてもよい。
(演出例M−6)
同図(m)は、第2装飾図柄の他の演出例であり、例えばスーパーリーチ演出の実行中の表示の一例である。
遊技者は、例えばスーパーリーチ演出の実行中などでは一般的に、装飾図柄の図柄組合せ(どの図柄でテンパイしているか)などには興味がなくなっている場合が多い。このような場合は、第2装飾図柄において正確な情報を報知する必要性も低いことから、第2装飾図柄を用いた演出を行うようにしてもよい。
この例では、第2装飾図柄(図177(g)右図と同じ状態)にオーバーラップし、第2装飾図柄が遊技者が視認困難となるように、例えば、予告演出として特殊表示EX(ここでは「CHANCE」の文字の表示)を表示する演出を実行している。
また、第2装飾図柄に加えて他の装飾図柄(第1装飾図柄よりもその表示サイズが小さい第3装飾図柄)を表示してもよく、遊技者に視認困難となっている(予告演出が実行されている)第2装飾図柄の変わりに、第3装飾図柄において、装飾図柄の状態を表示するようにしてもよい。この例では、第1画像表示装置2081に設けられた第3図柄表示領域208Zにおいて、同図(m)左図に示す第3装飾図柄(特殊表示EXにオーバーラップされる第2装飾図柄と同じ状態)を表示している。
<演出例N>
図184は、本実施形態のぱちんこ機の画像表示装置208´を中心とした演出の他の一例を段階的に示す図であり、球抜き表示E2と第2装飾図柄とが表示される場合の演出例である。
なお、図184では、これまで説明した構成において球抜き表示E2を行う場合の演出例を説明するものであり、既述の構成についてはその説明を省略する。
ここで球抜き表示E2は、下皿満タンエラーが発生した場合に画像表示装置208´に表示され、遊技者にエラーの発生を報知する表示であって、エラー表示の一つである。下皿満タンエラーは、下皿128が満タン状態で発生するエラーであり、球排出レバー132を操作して下皿満タン状態が解消した場合に下皿満タンエラーは解消し、球抜き表示E2も非表示となる。
(演出例N−1)
同図(b)、同図(c)に示すタイミングはそれぞれ、図170(i)、図170(j)のタイミングに対応している。
同図(b)に示すように、特殊図柄(擬似連図柄)の横幅が徐々に拡大表示を開始したタイミングでは、メイン液晶2081の例えば第1装飾図柄の一部(この例では、左図柄の一部)にオーバーラップするように、球抜き表示E2を表示する。
一方、このタイミングでは、擬似連図柄は球抜き表示E2とオーバーラップしていない。また、アイコン表示領域800や、説明表示領域TT1も球抜き表示E2とオーバーラップしていない。
左サブ液晶2082では第2図柄表示領域208Yが表示されているが、その表示開始のタイミング(第1のタイミング)と球抜き表示E2の表示開始のタイミング(第2のタイミング)は、同じタイミングであってもよいし、第1のタイミングが第2のタイミングより早くてもよいし、第2のタイミングが第1のタイミングより早くてもよい。
同図(c)に示すように、擬似連図柄の拡大表示が進むと、擬似連図柄はその一部が球抜き表示E2によってオーバーラップされる。そして、このタイミングで左サブ液晶2082において第2装飾図柄(図171(o)に示す状態)が表示される。
図171(o)に示す状態の第2装飾図柄の表示開始のタイミング(第1のタイミング)と、擬似連図柄の一部が球抜き表示E2によってオーバーラップされるタイミング(第2のタイミング)は、同じタイミングであってもよいし、第1のタイミングが第2のタイミングより早くてもよいし、第2のタイミングが第1のタイミングより早くてもよい。
(演出例N−2)
同図(e)、同図(f)に示すタイミングはそれぞれ、図173(d)、図173(f)のタイミングに対応している。
同図(e)に示すように、中図柄表示領域208bにおいて、特殊図柄(キャラクタ(姫))が(一旦)停止表示され、その後に、回転するアニメーションを実行しているタイミングでは、例えば、説明表示領域TT1の上方に球抜き表示E2を表示する。この場合、球抜き表示E2はいずれの表示ともオーバーラップしていない。
同図(f)に示すタイミングは、連続演出に関する表示であるミニキャラクタ(姫)が表示を開始し、球抜き表示E2にオーバーラップする。
(演出例N−3)
同図(h)、同図(i)に示すタイミングはそれぞれ、図176(d)、図176(e)のタイミングに対応している。
同図(h)に示すように、チャンスボタン136の操作の受付有効期間内に、チャンスボタン136が操作された(または操作直前)のタイミングでは、特殊図柄の下方に球抜き表示E2を行う。このタイミングでは、球抜き表示E2は、いずれの表示ともオーバーラップしていない。
第2装飾図柄(ここでは、図171(p)に示す状態)の表示開始のタイミング(第1のタイミング)と、球抜き表示E2の表示開始のタイミング(第2のタイミング)は、同じタイミングであってもよいし、第1のタイミングが第2のタイミングより早くてもよいし、第2のタイミングが第1のタイミングより早くてもよい。
また、同図(i)に示すタイミングは、チャンスボタン136の操作によって、特殊図柄が拡大表示を再開し、この拡大表示に球抜き表示E2がオーバーラップする。このタイミングの第2装飾図柄は、図171(o)に示す状態である。この場合の第2装飾図柄(図171(o))の表示開始のタイミング(第1のタイミング)と、擬似連図柄の一部が球抜き表示E2によってオーバーラップされるタイミング(第2のタイミング)は、同じタイミングであってもよいし、第1のタイミングが第2のタイミングより早くてもよいし、第2のタイミングが第1のタイミングより早くてもよい。
(演出例N−4)
同図(k)〜同図(m)に示すタイミングはそれぞれ、図180(c)〜図180(e)のタイミングに対応している。
同図(k)に示すように、メイン液晶2081において第2装飾図柄(図171(o)の状態)が表示を開始し、その一部が左サブ液晶2082によってオーバーラップされているタイミングでは、第1装飾図柄(例えば、左図柄)の下方に球抜き表示E2を行う。このタイミングでは、球抜き表示E2は、いずれの表示ともオーバーラップしていない。
第2装飾図柄(図171(o)に示す状態)の表示開始のタイミング(第1のタイミング)と、球抜き表示E2の表示開始のタイミング(第2のタイミング)は、同じタイミングであってもよいし、第1のタイミングが第2のタイミングより早くてもよいし、第2のタイミングが第1のタイミングより早くてもよい。
また、同図(l)に示すタイミングは、左サブ液晶2082と右サブ液晶2083が近接するようにスライド移動し、左サブ液晶2082によって球抜き表示E2がオーバーラップされる。この場合は、球抜き表示E2は、少なくとも一部が遊技者に視認困難となる。
また、同図(m)に示すタイミングは、左サブ液晶2082と右サブ液晶2083と当接(隣接)して停止している状態であり、この場合も、左サブ液晶2082によって球抜き表示E2はオーバーラップされ、少なくとも一部が遊技者に視認困難となる。なお、同図(m)に示すタイミングと同図(l)に示すタイミングとでは、少なくとも球抜き表示E2の異なる部分が、左サブ液晶2082によってオーバーラップされる。すなわち、同図(l)に示すタイミングでは、球抜き表示E2の少なくとも左端部が左サブ液晶2082によってオーバーラップされ(右端部はオーバーラップされず)、同図(m)に示すタイミングでは、球抜き表示E2の少なくとも右端部が左サブ液晶2082によってオーバーラップされる(左端部はオーバーラップされない)。第2装飾図柄(図171(o))は、左サブ液晶2082から露出し、遊技者に視認可能となっている。
また、同図(l)と同図(m)の間のタイミングにおいて、球抜き表示E2の両端部が左サブ液晶2082によってオーバーラップされず、遊技者に視認可能となるタイミングがあってもよい。
(演出例N−5)
同図(o)、同図(p)に示すタイミングはそれぞれ、図181(i)、図181(j)のタイミングに対応している。
同図(o)に示すように、第1画像表示装置2081において、第1装飾図柄が表示され、その一部にオーバーラップして予告演出が実行されているタイミングでは、第2画像表示装置2082の下方に球抜き表示E2を行う。このタイミングでは、第2装飾図柄(図171(o)に示す状態)も第2画像表示装置2082の下方(球抜き表示E2とは予告演出(表示)を挟んだほぼ対称位置に表示されている。
第2装飾図柄(図171(o)に示す状態)の表示開始のタイミング(第1のタイミング)と、球抜き表示E2の表示開始のタイミング(第2のタイミング)は、同じタイミングであってもよいし、第1のタイミングが第2のタイミングより早くてもよいし、第2のタイミングが第1のタイミングより早くてもよい。
また、同図(p)に示すタイミングは、第2画像表示装置2082が下方にスライド移動し、第1画像表示装置2081で表示される予告演出の一部(巻物の上方)にオーバーラップした状態である。この場合、第1画像表示装置2081で表示される予告演出の一部が第2画像表示装置2082においても表示され、予告演出はその全体が遊技者に視認可能となっている。また、移動した第2画像表示装置2082によって、球抜き表示E2の一部はオーバーラップされるが、そのオーバーラップされた部分は、第2画像表示装置2082においても表示され、球抜き表示E2は全体として遊技者に視認可能となる。
一方、第1画像表示装置2081で表示されていた第2装飾図柄(図171(o)に示す状態)は、第2画像表示装置2082の移動によってこれにオーバーラップされ、その一部が遊技者に視認不可となっている。
以上、本演出例(演出例N)においては、球抜き表示E2の表示例を説明したが、球抜き表示E2は、球抜き操作を行い、下皿満タンエラーが解消されると非表示となる(消去される)。
また、球抜き表示E2を行う場合、合わせて、スピーカ120から報知音を出力するようにしてもよい。
また、球抜き表示E2に変えて、他のエラー表示(例えば、扉開放エラーなど)を表示するものであってもよい。
また、演出例N−1〜演出例N−5では、それぞれ球抜き表示E2を異なる位置に表示しているが、球抜き表示E2が表示される一例として演出例N−1〜演出例N−5の表示位置を列挙したものであり、実際には球抜き表示E2は一の所定の箇所に表示される。例えば、同図(e)、(f)に示す位置に球抜き表示E2が表示される構成のぱちんこ機100において、同図(b)、(c)に示す演出が実行される場合には、球抜き表示E2は、同図(b)、(c)の説明表示領域TT1の上方に表示される。
このように、本実施形態の第2装飾図柄や、特殊図柄や、連続演出(連続演出に関する表示、連続演出の一部の表示)などに合わせて球抜き表示E2を表示することにより、遊技者が球抜き表示E2に着目することで、本実施形態の第2装飾図柄や、特殊図柄や、連続演出などを認識しやすくすることができる場合がある。
あるいは、本実施形態の第2装飾図柄や、特殊図柄や、連続演出(連続演出に関する表示、連続演出の一部の表示)などに合わせて球抜き表示E2を表示することにより、遊技者が第2装飾図柄や、特殊図柄や、連続演出などに着目することで、球抜き表示E2を認識しやすくすることができる場合がある。
また、球抜き表示E2を表示することにより、早期に球抜き表示E2を消去して画像表示装置208´において行われる演出表示を楽しもうとする意欲を掻き立て、下皿満タンエラーの解消(球抜き)の操作を促すことができる場合がある。
また、球抜き表示E2を表示することにより、球抜き表示E2に注目させる際に重要な演出表示にも注目させることができ、演出表示の終了後に球抜きを行うきっかけを与えることができる場合がある。
<画像制御の一例>
図185は、本実施形態の第2装飾図柄の表示に関する画像制御の一例について説明する概要図である。
同図(a)は、VRAM436の構成を示す概略図であり、同図(b)は、画像表示装置208´(左サブ液晶2082、メイン液晶2081および右サブ液晶2083)を示す概略図である。
また、同図(c)、同図(d)は一般的な画像制御を説明する概略図であり、同図(e)〜同図(h)は、本実施形態の一部の表示に採用される画像制御を説明する概略図である。
同図(a)、(b)に示すように、VRAM436には、左サブ液晶2082(B)、メイン液晶2081(A)および右サブ液晶2083(C)にそれぞれ対応したフレームバッファA,B,Cと、ワークエリアW(例えば、ROM408内に圧縮されている画像データを展開して記憶する領域)を有している。なお、実際は、交互に切り替えて表示するために(スワップ用に)フレームバッファA,B,Cは2組設けられている。
例えば、図184(g)、(h)に示すように、メイン液晶2081で表示される第1装飾図柄と同じ図柄組合せの第2装飾図柄を、例えば左サブ液晶2082に表示する場合、一般的には、図185(c)、(d)に示すような画像制御を行う。
まず図185(c)に示すように、VDP434は、ROM406に記憶された装飾図柄(例えば、図184(g)に示す装飾図柄の変動表示)の画像データを読み出し、VRAM436のワークエリアWを使用して画像データを解凍しつつ一時記憶し、表示画像を生成する。そして、表示画像は描画領域に指定された1組目のフレームバッファA1、B1に展開される。このとき、例えばフレームバッファA1には等倍で展開し、フレームバッファB1には第2装飾図柄のサイズに合わせて縮小して展開する。
そして、フレームバッファA1、B1と2組目のフレームバッファA2、B2の描画領域の指定をスワップすることで、描画領域に指定されていないフレームバッファA1、B1に記憶された画像がメイン液晶2081および左サブ液晶2082に表示される。
これに対し、例えば、図170(h)〜(j)などの演出では、第1装飾図柄(中図柄のアニメーション表示(第一のアニメーション表示)を含む装飾図柄)と、第2装飾図柄(中図柄の仮停止表示を含む装飾図柄)とで、異なる表示を行っている。
この場合、VDP434は、同図(e)に示すように、ROM406に記憶された装飾図柄(例えば、図170(h)に示す第1装飾図柄)の画像データを読み出し、VRAM436のワークエリアWを使用して画像データを解凍しつつ一時記憶し、表示画像を生成する。
そして、同図(f)に示すように、生成した表示画像を縮小し(あるいはそのままのサイズで)もう1セット生成する。
その後、同図(g)に示すように、一方の(第1装飾図柄となる)表示画像の一部を加工して(この場合は、中図柄の画像の拡大を行い)、また他方の(第2装飾図柄となる)表示画像を必要に応じて加工して(たとえば画像の縮小などを行う。
そして、同図(h)に示すように加工後の第1装飾図柄の表示画像と、(加工後の)第2装飾図柄の表示画像とを描画領域に指定された1組目のフレームバッファA1、B1にそれぞれ(そのままのサイズで)展開し、フレームバッファA1、B1と2組目のフレームバッファA2、B2の描画領域の指定をスワップすることで、描画領域に指定されていないフレームバッファA1、B1に記憶された画像がメイン液晶2081および左サブ液晶2082に表示される。以降、演出(アニメーション)の進行に合わせて同様の処理を継続して行う。
以上、説明したように、本発明の実施形態にかかる遊技台(例えば、ぱちんこ機100)は、表示手段(例えば、画像表示装置208´、第1画像表示装置2081、第2画像表示装置2082、第3画像表示装置2083)を備えた遊技台であって、前記表示手段は、複数種類の表示を表示可能な手段であり、前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第一の装飾図柄(例えば、第1図柄表示領域208X(図柄表示領域208a〜208c)に表示される装飾図柄)の変動表示(以下、「第一の変動表示」という。)であり、前記複数種類の表示のうちの一の表示は、第二の装飾図柄(例えば、第2図柄表示領域208Y(図柄表示領域208k〜208g)に表示される装飾図柄)の変動表示(以下、「第二の変動表示」という。)であり、前記第二の装飾図柄(例えば、確定表示時の第二の装飾図柄、確定表示時の少なくとも一つの第二の装飾図柄、図170(m)や図171(o)などに示す中図柄表示領域208kに表示される装飾図柄)よりも前記第一の装飾図柄(例えば、確定表示時の第一の装飾図柄、確定表示時の少なくとも一つの第一の装飾図柄、図170(m)などに示す中図柄表示領域208bに表示される装飾図柄)の方が表示サイズが大きく、前記第一の変動表示において、第一のアニメーション表示(例えば、図柄表示領域208a〜208cの少なくともいずれかにおいて特殊図柄が停止表示(仮停止表示)されるかどうかを煽るアニメーション(例えば、特殊図柄の停止煽りアニメーション、中図柄煽りアニメーション))が表示される場合があり、前記第一のアニメーション表示が表示されている状態のうちの少なくとも一部の状態において、前記第二の変動表示が表示される、ことを特徴とする遊技台である。
なお、「前記第一の変動表示において、第一のアニメーション表示が表示される場合があり」とは、「第一の変動表示において第一のアニメーション表示が開始される表示が、なされる場合があり」のことである。また、第一の変動表示と第一のアニメーション表示が別のタイミングで表示される場合があってもよいし、別のタイミングで表示されない場合があってもよい。
また、「前記第一のアニメーション表示が表示されている状態のうちの少なくとも一部の状態において、前記第二の変動表示が表示される」とは、「第一のアニメーション表示が表示されている状態のうちの少なくとも一部の状態において、第二の変動表示が開始される表示が、なされる場合がある」のことである。また、第二の変動表示と第一のアニメーション表示が別のタイミングで表示される場合があってもよいし、別のタイミングで表示されない場合があってもよい。
このような構成によれば、例えば、第一のアニメーション表示が開始されたことによって、第一の変動表示の内容(装飾図柄の種類)や、状態(確定表示の有無)が未確定であったり、第一の変動表示の内容や状態が、第一のアニメーションや第二の変動表示と比較して遊技者に視認困難となる場合があっても、第二の変動表示によって、第一の変動表示の内容や状態、あるいはその後の演出(例えば、大当り期待度に関連する演出)を、遊技者に認識(推測)させることができる場合がある(第二の変動表示によって、先バレが可能となる場合がある)。これにより、遊技者の興趣を高めることができる場合がある。
また、第2装飾図柄の表示によって、図柄変動の状態を遊技者に正確に伝えることができる場合がある。
また、遊技に慣れた上級者にとっては、第2装飾図柄の表示(先バレ)によって演出の結果を早期に認識することができ、遊技に対する意欲を高めることができる場合がある。
また、前記第一のアニメーション表示は、第一の図柄が停止表示されるかどうかを煽るアニメーション表示のうちの一の表示であり、前記第一のアニメーション表示の終了後に、前記第一の図柄が停止表示される場合があり、前記第一の図柄は、第一の演出(例えば、連続演出、擬似連演出、連続予告演出、図170(p)〜図170(r)に示す演出、図173(f)〜図173(h)に示す演出など)の実行の開始に関する図柄(以下、「第一演出図柄(例えば、特殊図柄、擬似連図柄、図170(h)の中図柄、図173(d)の中図柄、図174(p)の中図柄など)」という。)のうちの一の図柄であってもよい。
なお、前記第一の図柄は、前記第一の変動表示において表示される図柄のうちの一の図柄であってもよい。
また、「前記第一のアニメーション表示の終了後に、前記第一の図柄が停止表示される場合があり」とは、「前記第一のアニメーション表示の終了後に前記第一の図柄が停止表示される表示が、なされる場合があり」のことである。
また、第一のアニメーション表示と第一の図柄の停止表示が別のタイミングで表示される場合があってもよいし、別のタイミングで表示されない場合があってもよい。
このような構成によれば、例えば、第一のアニメーション表示が開始されたことによって、前記第一のアニメーション表示の終了後に、第一の演出の実行の開始に関する第一演出図柄が停止表示されるか否かが未確定であったり、第一のアニメーションや第二の変動表示と比較して遊技者に視認困難となる場合があっても、第二の変動表示によって、第一の演出図柄が停止表示されるか否か、第一の演出(例えば、大当り期待度に関連する演出)を、遊技者に認識(推測)させることができる場合がある(第二の変動表示によって、先バレが可能となる場合がある)。これにより、遊技者の興趣を高めることができる場合がある。
また、例えば、特殊図柄の停止表示に基づく連続演出を行うことで遊技者の興趣を高めつつ、第2装飾図柄の表示によって、図柄変動の状態を遊技者に正確に伝えることができる場合がある。
また、遊技に慣れた上級者にとっては、第2装飾図柄の表示(先バレ)によって演出の結果を早期に認識することができ、遊技に対する意欲を高めることができる場合がある。
また、前記第一のアニメーション表示の終了後に、前記第一の図柄が停止表示されない場合があり、前記第一のアニメーション表示の終了後に前記第一の図柄が停止表示される場合において、該第一のアニメーション表示の終了以前に、前記第二の変動表示において第二の図柄(例えば、特殊図柄、擬似連図柄、図170(j)に示す第2図柄表示領域208Yの中図柄、図171(o)に示す中図柄、図174(d)の第2図柄表示領域208Yの中図柄など)が停止表示され、前記第二の図柄は、前記第一演出図柄のうちの前記第一の図柄とは別体の一の図柄であってもよい。
なお、前記第二の図柄は、前記第二の変動表示において表示される図柄のうちの一の図柄であってもよい。
また、「前記第一のアニメーション表示の終了後に、前記第一の図柄が停止表示されない場合があり」とは、「前記第一のアニメーション表示の終了後に前記第一の図柄が停止表示されない表示が、なされる場合があり」とのことである。
また、「該第一のアニメーション表示の終了以前に、前記第二の変動表示において第二の図柄が停止表示され」とは、「該第一のアニメーション表示の終了以前に前記第二の変動表示において第二の図柄が停止表示される表示が、なされる場合があり」のことである。また、第一のアニメーション表示と第二の図柄の停止表示が別のタイミングで表示される場合があってもよいし、別のタイミングで表示されない場合があってもよい。
このような構成によれば、例えば、第一のアニメーション表示の終了後に第一の演出図柄が停止表示される場合において、第一のアニメーション表示が開始されたことによって、該第一のアニメーション表示の終了後に、第一演出図柄が停止表示されるか否かが未確定であったり、第一のアニメーションや第二の変動表示と比較して遊技者に視認困難となる場合があっても、第二の変動表示において停止表示される第二の図柄によって、第一の演出図柄が停止表示されるか否か、第一の演出(例えば、大当り期待度に関連する演出)を、遊技者に認識(推測)させることができる場合がある(第二の変動表示の第二の図柄によって、先バレが可能となる場合がある)。これにより、遊技者の興趣を高めることができる場合がある。
また、例えば、特殊図柄の停止表示に基づく連続演出を行うことで遊技者の興趣を高めつつ、第2装飾図柄の表示によって、図柄変動の状態を遊技者に正確に伝えることができる場合がある。
また、遊技に慣れた上級者にとっては、第2装飾図柄の表示(先バレ)によって演出の結果を早期に認識することができ、遊技に対する意欲を高めることができる場合がある。
また、前記第一の変動表示において、前記第一の図柄が拡大する表示(例えば、図170(i)〜図170(l)に示すような表示)を表示する場合があり、前記第二の変動表示において、前記第二の図柄が拡大する表示を表示する場合がなく、前記第一のアニメーション表示は、前記第一の図柄が拡大する表示を含む表示であってもよい。
また、前記第一のアニメーション表示の終了後に、第三の図柄(例えば、第1図柄表示領域208Xの中図柄表示領域208bに表示される、特殊図柄とは異なる装飾図柄、図171(l)に示す中図柄の「装飾8」などの図柄)が停止表示される場合があり、前記第一のアニメーション表示の終了後に前記第三の図柄が停止表示される場合において、前記第二の変動表示において第四の図柄(例えば、第2図柄表示領域208Yの中図柄表示領域208kに表示される、特殊図柄とは異なる装飾図柄、図171(q)に示す中図柄の「装飾8」などの図柄)が停止表示され、前記第三の図柄は、前記第一演出図柄とは別の図柄のうちの一の図柄であり、前記第四の図柄は、前記第一演出図柄とは別の図柄のうちの前記第三の図柄とは別体の一の図柄であってもよい。
なお、「前記第一のアニメーション表示の終了後に、第三の図柄が停止表示される場合があり」とは、「前記第一のアニメーション表示の終了後に第三の図柄が停止表示される表示が、なされる場合があり」のことである。また、第一のアニメーション表示と第三の図柄の停止表示が別のタイミングで表示される場合があってもよいし、別のタイミングで表示されない場合があってもよい。
また、「前記第二の変動表示において第四の図柄が停止表示され」とは、「前記第二の変動表示において第四の図柄が停止表示される表示が、なされる場合があり」のことである。
また、前記複数種類の表示のうちの一の表示は、遊技球を排出することを促す表示(以下、「球排出表示(例えば、図182(d)に示すエラー表示E1)」という。)であり、前記球排出表示が表示されている状態において表示される前記第一のアニメーション表示の少なくとも一部の表示が、該球排出表示にオーバーラップされる、ものであってもよい。
また、前記第一のアニメーション表示の表示中において、前記第二の変動表示の少なくとも一部の表示が該第一のアニメーション表示によってオーバーラップされる、ものであってもよい。
また、前記第一のアニメーション表示の表示中において、該第一のアニメーション表示の少なくとも一部の表示が前記第二の変動表示によってオーバーラップされる、ものであってもよい。
また、前記第一のアニメーション表示の表示中において、前記第一の変動表示の少なくとも一部の表示が該第一のアニメーション表示によってオーバーラップされる、ものであってもよい。
また、前記第一の変動表示において、第二のアニメーション表示(例えば、連続演出開始前のアニメーション表示、図170(n)、(o)に示すアニメーション表示、図173(e)に示すアニメーション表示など)が表示される場合があってもよい。
また、第一の表示手段(例えば、第1画像表示装置2081)と、第二の表示手段(例えば、第2画像表示装置2082、)を備え、前記表示手段は、前記第一の表示手段であり、前記第一の変動表示は、前記第一の表示手段において表示される場合があり、前記第二の変動表示は、前記第二の表示手段において表示される場合があってもよい。
また、前記遊技台は、ぱちんこ機であってもよい。
また、上述の、例えば、「第一の表示」や「第二の表示」などの「第×の××」という語句は可読性を向上させるために名づけたに過ぎず、「第×の××」は特別な意味を持つ用語でない。
なお、これまでランプや照明と称したものは、発光手段の一例であり、ランプは、LED、冷陰極管等の光を発するものであれば置換可能である。
例えば、上記実施の形態は、遊技機内に封入された遊技球を循環使用する封入式遊技機にも適用可能である。例えば、ぱちんこ機は、球を封入し、封入した球をぱちんこ機内で循環させて使用する封入式ぱちんこ機であってもよく、この封入式ぱちんこ機は、封入した球を発射球として使用し、球の払出は電子的な表示によって実行されるものであってもよい。
なお、上記詳細な説明で説明した事項、特に実施例および変形例で説明した事項は組み合わせることが可能である。
上記実施の形態では、遊技台の例としてパチンコ機を用いたが本発明はこれに限られない。本発明は、図186に示すようなスロットマシン2000にも適用可能である。
本発明に係る遊技台は、図186に示す「複数種類の図柄が施され、回転駆動される複数のリール2002と、リールの回転を指示するためのスタートレバー2004と、各々のリールに対応して設けられ、リールの回転を個別に停止させるための停止ボタン2006と、複数種類の役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段(入賞役内部抽選)と、抽選手段の抽選結果に基づいてリールの回転の停止に関する停止制御を行うリール停止制御手段(リール停止制御処理)と、抽選手段の抽選結果に基づいて停止されたリールによって表示される図柄組合せが、内部当選した役に対応して予め定めた図柄組合せであるか否かの判定をする判定手段(入賞判定処理)と、図柄の停止態様が所定の入賞態様である場合、所定の入賞態様に対応する遊技媒体を払出す遊技媒体払出処理を行う払出制御手段(メダル払出処理2008)と、に加え、抽選手段の抽選結果に基づいて演出を実行する演出手段2010を備え、この演出手段が、所定の遊技領域2012に球を発射する発射装置2014と、発射装置から発射された球を入球可能に構成された入賞口2016と、入賞口2016に入球した球を検知する検知手段2018と、検知手段2018が球を検知した場合に球を払出す払出手段2020と、所定の図柄(識別情報)を変動表示する可変表示装置2022と、可変表示装置2022を遮蔽する位置に移動可能なシャッタ2024と、所定動作態様で動作する可動体2026と、を備え、入賞口に遊技球が入って入賞することを契機として、可変表示装置2022が図柄を変動させた後に停止表示させて、遊技を演出するような演出装置2010、であるスロットマシン2000」にも好適である。
本発明に係る遊技台は図187(a)に示す、「紙幣投入口3002に紙幣を投入し、ベット3004およびスタート3006操作に基づいて抽選を実行し、抽選結果を抽選結果表示装置3008で表示し、当選時には特典コイン数を残クレジット数に加算し、キャッシュアウト3009が選択された場合には、レシート発行機3010から残クレジット数に対応するコードが記載されたレシートを発行するカジノマシン3000」であってもよい。
さらには、同図(b)に示すように、本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えている携帯電話機4000、同図(c)に示すように、本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えているポータブルゲーム機5000、本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えている家庭用テレビゲーム機6000、に適用してもよい。
より具体的には、同図(b)における携帯電話機7000は、遊技者によって操作される操作部と、ゲームに関するデータを携帯電話回線を通じで取得するデータ取得部と、取得したゲームに関するデータ(本発明を実現する電子データ)を記憶する記憶部と、記憶部に記憶したデータと操作部の操作とに基づいてゲームの制御を行う制御部を備えている。
同図(c)におけるポータブルゲーム機5000は、遊技者によって操作される操作部と、ゲームに関するデータを所定の記憶媒体(DVD等)から取得するデータ取得部と、取得したゲームに関するデータ(本発明を実現する電子データ)を記憶する記憶部と、記憶部に記憶したデータと操作部の操作とに基づいてゲームの制御を行う制御部を備えている。同図(d)における家庭用テレビゲーム機6000は、遊技者によって操作される操作部と、ゲームに関するデータを所定の記憶媒体(DVD等)から取得するデータ取得部と、取得したゲームに関するデータ(本発明を実現する電子データ)を記憶する記憶部と、記憶部に記憶したデータと操作部の操作とに基づいてゲームの制御を行う制御部を備えている。
さらには、同図(e)に示すように、本発明を実現する電子データを記憶したデータサーバ7000に適用してもよい。このデータサーバ7000からインターネット回線を介して同図(d)に示す家庭用テレビゲーム機6000に本発明を実現する電子データをダウンロードするような場合がある。
また、パチンコ機等の実機の動作を家庭用ゲーム機用として擬似的に実行するようなゲームプログラムにおいても、本発明を適用してゲームを実行することができる。その場合、ゲームプログラムを記録する記録媒体は、DVD−ROM、CD−ROM、FD(フレキシブルディスク)、その他任意の記録媒体を利用できる。
さらに、本発明は、遊技台としてパチンコ機およびスロットマシンを例にあげたが、これに限るものではなく、アレンジボール遊技機や、じゃん球遊技機、スマートボール等に適用してもよい。
上記実施の形態による本発明は以下のようにまとめられる。
(付記a1)
表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、或る種類のセリフ予告表示を表示可能な手段であり、
前記或る種類のセリフ予告表示は、或るキャラクタに関する内容の文字表示を含む場合がある表示であり、
前記或る種類のセリフ予告表示に関連して或るミニゲームが開始される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記a2)
付記a1に記載の遊技台であって、
操作手段を備え、
前記操作手段の操作によらずに或るミニゲームの結果が導出可能に構成されており、
或るミニゲームの結果として或る結果(以下、「第一の結果」という。)が導出されると、或る演出表示の表示が開始されるように構成されており、
或るミニゲームの結果として前記第一の結果とは別の或る結果(以下、「第二の結果」という。)が導出されると、或る演出表示の表示が開始されないように構成されており、
前記第二の結果の導出によって或る演出表示の表示が開始されなかった変動表示よりも、前記第一の結果の導出によって或る演出表示の表示が開始された変動表示の方が、最終的に大当り態様で確定表示されやすく構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記a3)
付記a2に記載の遊技台であって、
前記或る種類のセリフ予告表示は、吹き出しを含む表示であり、
前記吹き出しは複数種類の態様で表示される場合があり、
前記複数種類の態様のうちの一の態様は、第一の態様であり、
前記複数種類の態様のうちの一の態様は、第二の態様であり、
前記第一の態様と前記第二の態様は別の態様であり、
前記吹き出しの態様が前記第一の態様の前記或る種類のセリフ予告表示に関連して開始される或るミニゲームよりも、前記吹き出しの態様が前記第二の態様の前記或る種類のセリフ予告表示に関連して開始される或るミニゲームの方が、前記第一の結果が導出されやすく構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記a4)
付記a3に記載の遊技台であって、
前記吹き出しにおいて或るミニゲームが行われるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記a5)
付記a3またはa4に記載の遊技台であって、
キャラクタのセリフを表す或る種類の文字表示が前記吹き出しにおいて表示可能に構成されており、
前記或る種類の文字表示として複数種類の文字表示を表示可能に構成されており、
前記複数種類の文字表示のうちの一の文字表示は、第一の文字表示であり、
前記複数種類の文字表示のうちの一の文字表示は、第二の文字表示であり、
前記第一の文字表示と前記第二の文字表示は別の文字表示であり、
前記第二の文字表示が表示されずに前記第一の文字表示が表示された変動表示よりも、前記第二の文字表示が表示された変動表示の方が、最終的に大当り態様で確定表示されやすく構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記a6)
付記a3乃至a5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記或る種類のセリフ予告表示の表示が開始されるよりも前に、前記吹き出しの態様を示唆する表示を行うように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記a7)
付記a2乃至a6のいずれか一項に記載の遊技台であって、
或る演出表示は、前記或る種類のセリフ予告表示のうちの或る表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記a8)
付記a2乃至a7のいずれか一項に記載の遊技台であって、
或るミニゲームが開始された後であって結果が導出されるよりも前に、該或るミニゲームについての表示が消去される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記a9)
付記a2乃至a8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
図柄変動表示を表示可能な図柄表示手段を備え、
前記表示手段は、図柄変動表示に対応して装飾図柄の変動表示を表示可能に構成されており、
前記図柄表示手段は、最終的にハズレ図柄態様が確定表示される図柄変動表示(以下、「ハズレ図柄変動表示」という。)を表示可能に構成されており、
前記図柄表示手段は、最終的に大当り図柄態様が確定表示される図柄変動表示(以下、「大当り図柄変動表示」という。)を表示可能に構成されており、
前記表示手段は、前記ハズレ図柄変動表示に対応して表示される装飾図柄の変動表示(以下、「ハズレ変動表示」という。)を表示可能に構成されており、
前記表示手段は、前記大当り図柄変動表示に対応して表示される装飾図柄の変動表示(以下、「大当り変動表示」という。)を表示可能に構成されており、
前記ハズレ変動表示は、最終的に、或る組合せの装飾図柄の確定表示(以下、「第一の確定表示」という。)を表示する変動表示であり、
前記大当り変動表示は、最終的に、前記第一の確定表示とは別の或る組合せの装飾図柄の確定表示(以下、「第二の確定表示」という。)を表示する変動表示であり、
前記ハズレ図柄変動表示の終了に対応して前記第一の確定表示の表示が開始されるように構成されており、
前記大当り図柄変動表示の終了に対応して前記第二の確定表示の表示が開始されるように構成されており、
付記a2に記載の「前記第二の結果の導出によって或る演出表示の表示が開始されなかった変動表示よりも、前記第一の結果の導出によって或る演出表示の表示が開始された変動表示の方が、最終的に大当り態様で確定表示されやすく構成されている、」とは、「前記第二の結果の導出によって或る演出表示の表示が開始されなかった装飾図柄の変動表示よりも、前記第一の結果の導出によって或る演出表示の表示が開始された装飾図柄の変動表示の方が、前記第二の確定表示が表示されやすく構成されている、」
のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記a10)
付記a2乃至a9のいずれか一項に記載の遊技台であって、
或るミニゲームが開始されるよりも前に、或る演出表示が表示されることを示唆する表示を表示可能に構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記a11)
付記a2乃至a10のいずれか一項に記載の遊技台であって、
タイマ予告演出を実行可能に構成されており、
前記タイマ予告演出に関連して、前記或る演出表示が表示される場合があるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記a12)
付記a2乃至a11のいずれか一項に記載の遊技台であって、
或る演出表示は、前記第一の結果の導出によってのみ表示が開始される表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記a13)
付記a1乃至a12のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、複数種類の或るキャラクタを表す表示を表示可能な手段であり、
前記複数種類の或るキャラクタを表す表示のうちの一の表示は、第一のキャラクタ表示であり、
前記複数種類の或るキャラクタを表す表示のうちの一の表示は、第二のキャラクタ表示であり、
前記第一のキャラクタ表示と前記第二のキャラクタ表示は別の表示であり、
前記表示手段は、複数種類の装飾図柄を表示可能な手段であり、
前記複数種類の装飾図柄のうちの或る装飾図柄は、前記第一のキャラクタ表示を含む装飾図柄(以下、「或る装飾図柄」という。)であり、
前記或る種類のセリフ予告表示のうちの或るセリフ予告表示は、前記第二のキャラクタ表示を含む表示(以下、「或るセリフ予告表示」という。)であり、
前記或る装飾図柄を含む或るチャンス目(以下、「或るチャンス目」という。)を表示可能に構成されており、
前記或るチャンス目が停止表示した後に、前記或るセリフ予告表示が表示されるように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記a14)
付記a13に記載の遊技台であって、
前記或るチャンス目が停止表示する前に、チャンス目ではない装飾図柄の組合せの表示(以下、「非或るチャンス目」という。)が停止表示される場合があり、
前記非或るチャンス目を前記或るチャンス目に変化させる演出を実行可能に構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記a15)
付記a13またはa14に記載の遊技台であって、
複数種類の演出状態のうちの或る演出状態において、前記或るチャンス目を表示可能に構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記a16)
付記a1乃至a15のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記或る種類のセリフ予告表示は、複数種類のキャラクタのうちのいずれかのキャラクタを含む表示であり、
前記或る種類のセリフ予告表示の表示が開始されるよりも前に、該或る種類のセリフ予告表示に含まれるキャラクタを示唆する表示を表示可能に構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記a17)
付記a1乃至a16のいずれか一項に記載の遊技台であって、
付記a1に記載の「前記或る種類のセリフ予告表示に関連して或るミニゲームが開始される場合がある、」とは、「前記或る種類のセリフ予告表示の表示が開始された後、該或る種類のセリフ予告表示の表示が終了されるよりも前に、或るミニゲームが開始される場合がある、」のことである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記a18)
付記a1乃至a17のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記或る種類のセリフ予告表示(以下、「第一の種類のセリフ予告表示」という。)とは別の種類のセリフ予告表示(以下、「第二の種類のセリフ予告表示」という。)を表示可能に構成されており、
前記第一の種類のセリフ予告表示と前記第二の種類のセリフ予告表示の両方の表示が表示されている状態があり、
前記第一の種類のセリフ予告表示と前記第二の種類のセリフ予告表示のうちの該第二の種類のセリフ予告表示のみが表示される場合には、或るミニゲームが開始されないように構成されている、
ことを特徴とする遊技台。
(付記a19)
付記a18に記載の遊技台であって、
操作手段を備え、
前記操作手段の操作の応答表示として、前記第二の種類のセリフ予告表示のうちの或るセリフ予告表示の表示が開始されるように構成されており、
前記操作手段の外観を表す表示(以下、「操作表示」という。)が表示されている状態において前記操作手段の操作が行われると、応答表示として前記第二の種類のセリフ予告表示のうちの或るセリフ予告表示の表示が開始されるように構成されており、
前記第一の種類のセリフ予告表示の少なくとも一部の表示が、前記操作表示によってオーバーラップされる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記a20)
付記a1乃至a19のいずれか一項に記載の遊技台であって、
或るミニゲームは可変表示を含んでいる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記a21)
付記a1乃至a20のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記a22)
付記a1乃至a20のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシンである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記b1)
複数の表示を表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第一の表示であり、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第二の表示であり、
前記第一の表示は、第一の台詞を含む表示であり、
前記第一の表示は、第一のキャラクタを含む表示であり、
前記第二の表示は、第二の台詞を含む表示であり、
前記第二の表示は、第二のキャラクタを含む表示であり、
前記第一の表示が表示された後に前記第二の表示が表示される場合があり、
前記第一の表示の表示よりも前に前記第二のキャラクタが表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記b2)
付記b1に記載の遊技台であって、
前記第一の表示の表示よりも前に第三のキャラクタが表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記b3)
付記b2に記載の遊技台であって、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第三の表示であり、
前記第三の表示は、第三の台詞を含む表示であり、
前記第三の表示は、前記第三のキャラクタを含む表示であり、
前記第二の表示が表示された後に前記第三の表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記b4)
付記b3に記載の遊技台であって、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第一の会話予告表示であり、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第二の会話予告表示であり、
前記第一の会話予告表示は、前記第一の表示を含む表示であり、
前記第一の会話予告表示は、前記第二の表示を含む表示であり、
前記第二の会話予告表示は、前記第三の表示を含む表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記b5)
付記b4に記載の遊技台であって、
一の或る図柄変動表示が表示されている期間において、前記第一の会話予告表示が表示された後に前記第二の会話予告表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記b6)
付記b1乃至b5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第一のアニメーション表示であり、
前記第一の表示の表示よりも前に前記第一のアニメーション表示が表示され、
前記第一のアニメーション表示は、キャラクタの移動表示を含む表示であり、
前記第一のアニメーション表示は、前記第一のキャラクタを含む表示であり、
前記第一のアニメーション表示は、前記第二のキャラクタを含む場合がある表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記b7)
付記b6に記載の遊技台であって、
前記第一のアニメーション表示の表示期間のうちの或るタイミングにおいて、前記第一のキャラクタと前記第二のキャラクタが同時に表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記b8)
付記b6またはb7に記載の遊技台であって、
前記第一のアニメーション表示において、前記第二のキャラクタの表示開始が前記第一のキャラクタの表示開始よりも前である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記b9)
付記b6乃至b8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第二のアニメーション表示であり、
前記第二の表示の表示よりも前に前記第二のアニメーション表示が表示され、
前記第二のアニメーション表示は、キャラクタの移動表示を含む表示であり、
前記第二のアニメーション表示は、前記第二のキャラクタを含む表示であり、
前記第二のアニメーション表示は、前記第一のキャラクタを含まない表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記b10)
付記b9に記載の遊技台であって、
前記第二のアニメーション表示におけるキャラクタの数は、前記第一のアニメーション表示におけるキャラクタの数よりも少ない、
ことを特徴とする遊技台。
(付記b11)
付記b9またはb10に記載の遊技台であって、
前記第二のアニメーション表示において最初の表示されるキャラクタは、前記第一のアニメーション表示において最初に表示されるキャラクタとは異なる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記b12)
付記b9乃至b11のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一のアニメーション表示の表示期間の長さは、前記第一の表示の表示期間の長さよりも短い、
ことを特徴とする遊技台。
(付記b13)
付記b1乃至b12のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示とは、第一の色を含む表示であり、
前記第二の表示とは、第二の色を含む表示であり、
前記第一の色における信頼度は、前記第二の色における信頼度とは異なる信頼度であり、
前記第一の表示の表示よりも前に前記第二の色を含む表示が表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記b14)
付記b13に記載の遊技台であって、
前記第二の色における信頼度は、前記第一の色における信頼度よりも高い信頼度である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記b15)
付記b1乃至b14のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示の表示よりも前に前記第一の台詞が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記b16)
付記b1乃至b15のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、第一の名称を含む表示であり、
前記第一の名称とは、前記第一のキャラクタの名称のことであり、
前記第一の表示の表示よりも前に前記第一の名称が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記b17)
付記b1乃至b16のいずれか一項に記載の遊技台であって、
遊技者が操作可能な操作手段を備え、
前記第一の表示の表示中に前記操作手段が操作された場合に前記第二の表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記b18)
付記b1乃至b17のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示が表示された後に前記第二の表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記b19)
付記b1乃至b18のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段にオーバーラップする位置に移動可能な可動体を備え、
前記第一の表示と前記第二の表示のうちの少なくともいずれかに前記可動体がオーバーラップする場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記b20)
付記b1乃至b19のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示と前記第二の表示のうちの少なくともいずれか一方の表示に或る表示がオーバーラップする場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記b21)
付記b1乃至b20のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記b22)
付記b1乃至b20のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシンである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記c1)
複数の表示を表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第一の表示であり、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第二の表示であり、
前記第一の表示は、第一の台詞を含む表示であり、
前記第一の表示は、第一のキャラクタを含む表示であり、
前記第二の表示は、第二の台詞を含む表示であり、
前記第二の表示は、第二のキャラクタを含む表示であり、
前記第一の表示が表示された後に前記第二の表示が表示される場合があり、
前記第一の表示の表示よりも前に、前記第二のキャラクタが該第一の表示が表示されていない状態において表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記c2)
付記c1に記載の遊技台であって、
前記第一の表示の表示よりも前に第三のキャラクタが表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記c3)
付記c2に記載の遊技台であって、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第三の表示であり、
前記第三の表示は、第三の台詞を含む表示であり、
前記第三の表示は、前記第三のキャラクタを含む表示であり、
前記第二の表示が表示された後に前記第三の表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記c4)
付記c3に記載の遊技台であって、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第一の会話予告表示であり、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第二の会話予告表示であり、
前記第一の会話予告表示は、前記第一の表示を含む表示であり、
前記第一の会話予告表示は、前記第二の表示を含む表示であり、
前記第二の会話予告表示は、前記第三の表示を含む表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記c5)
付記c4に記載の遊技台であって、
一の或る図柄変動表示が表示されている期間において、前記第一の会話予告表示が表示された後に前記第二の会話予告表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記c6)
付記c1乃至c5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第一のアニメーション表示であり、
前記第一の表示の表示よりも前に前記第一のアニメーション表示が表示され、
前記第一のアニメーション表示は、キャラクタの移動表示を含む表示であり、
前記第一のアニメーション表示は、前記第一のキャラクタを含む表示であり、
前記第一のアニメーション表示は、前記第二のキャラクタを含む場合がある表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記c7)
付記c6に記載の遊技台であって、
前記第一のアニメーション表示の表示期間のうちの或るタイミングにおいて、前記第一のキャラクタと前記第二のキャラクタが同時に表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記c8)
付記c6またはc7に記載の遊技台であって、
前記第一のアニメーション表示において、前記第二のキャラクタの表示開始が前記第一のキャラクタの表示開始よりも前である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記c9)
付記c6乃至c8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第二のアニメーション表示であり、
前記第二の表示の表示よりも前に前記第二のアニメーション表示が表示され、
前記第二のアニメーション表示は、キャラクタの移動表示を含む表示であり、
前記第二のアニメーション表示は、前記第二のキャラクタを含む表示であり、
前記第二のアニメーション表示は、前記第一のキャラクタを含まない表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記c10)
付記c9に記載の遊技台であって、
前記第二のアニメーション表示におけるキャラクタの数は、前記第一のアニメーション表示におけるキャラクタの数よりも少ない、
ことを特徴とする遊技台。
(付記c11)
付記c9またはc10に記載の遊技台であって、
前記第二のアニメーション表示において最初の表示されるキャラクタは、前記第一のアニメーション表示において最初に表示されるキャラクタとは異なる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記c12)
付記c9乃至c11のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一のアニメーション表示の表示期間の長さは、前記第一の表示の表示期間の長さよりも短い、
ことを特徴とする遊技台。
(付記c13)
付記c1乃至c12のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示とは、第一の色を含む表示であり、
前記第二の表示とは、第二の色を含む表示であり、
前記第一の色における信頼度は、前記第二の色における信頼度とは異なる信頼度であり、
前記第一の表示の表示よりも前に前記第二の色を含む表示が表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。
(付記c14)
付記c13に記載の遊技台であって、
前記第二の色における信頼度は、前記第一の色における信頼度よりも高い信頼度である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記c15)
付記c1乃至c14のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示の表示よりも前に前記第一の台詞が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記c16)
付記c1乃至c15のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、第一の名称を含む表示であり、
前記第一の名称とは、前記第一のキャラクタの名称のことであり、
前記第一の表示の表示よりも前に前記第一の名称が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記c17)
付記c1乃至c16のいずれか一項に記載の遊技台であって、
遊技者が操作可能な操作手段を備え、
前記第一の表示の表示中に前記操作手段が操作された場合に前記第二の表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記c18)
付記c1乃至c17のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示が表示された後に前記第二の表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記c19)
付記c1乃至c18のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段にオーバーラップする位置に移動可能な可動体を備え、
前記第一の表示と前記第二の表示のうちの少なくともいずれかに前記可動体がオーバーラップする場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記c20)
付記c1乃至c19のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示と前記第二の表示のうちの少なくともいずれか一方の表示に或る表示がオーバーラップする場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記c21)
付記c1乃至c20のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記c22)
付記c1乃至c20のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシンである、
ことを特徴とする遊技台。
(付記d1)
複数の表示を表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第一の表示であり、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第二の表示であり、
前記第一の表示は、第一の台詞を含む表示であり、
前記第一の表示は、第一のキャラクタを含む表示であり、
前記第二の表示は、第二の台詞を含む表示であり、
前記第二の表示は、第二のキャラクタを含む表示であり、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第一の会話予告表示であり、
前記第一の会話予告表示は、第一の場面、第二の場面、第三の場面を含む表示であり、
前記第二の場面は、前記第一の場面の後に表示される場面であり、
前記第三の場面は、前記第二の場面の後に表示される場面であり、
前記第一の場面は、前記第二の台詞を含む表示と前記第一の表示が表示されていない状態において前記第二のキャラクタが表示される場面であり、
前記第二の場面は、前記第二の表示が表示されていない状態において前記第一の表示が表示される場面であり、
前記第三の場面は、前記第一の表示が表示されている状態において前記第二の表示が表示される場面であり、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第三の会話予告表示であり、
前記第三の会話予告表示は、第四の場面、前記第二の場面、前記第三の場面を含む表示であり、
前記第三の会話予告表示における前記第二の場面は、前記第四の場面の後に表示される場面であり、
前記第三の会話予告表示における前記第三の場面は、該第三の会話予告表示における前記第二の場面の後に表示される場面であり、
前記第四の場面は、前記第二の台詞を含む表示と前記第一の表示が表示されていない状態において第三のキャラクタが表示される場面である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記d2)
付記d1に記載の遊技台であって、
前記第一の表示の表示よりも前に前記第三のキャラクタが表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記d3)
付記d1またはd2に記載の遊技台であって、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第三の表示であり、
前記第三の表示は、第三の台詞を含む表示であり、
前記第三の表示は、前記第三のキャラクタを含む表示であり、
前記第二の表示が表示された後に前記第三の表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記d4)
付記d3に記載の遊技台であって、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第二の会話予告表示であり、
前記第一の会話予告表示は、前記第一の表示を含む表示であり、
前記第一の会話予告表示は、前記第二の表示を含む表示であり、
前記第二の会話予告表示は、前記第三の表示を含む表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記d5)
付記d4に記載の遊技台であって、
一の或る図柄変動表示が表示されている期間において、前記第一の会話予告表示が表示された後に前記第二の会話予告表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記d6)
付記d1乃至d5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第一のアニメーション表示であり、
前記第一の表示の表示よりも前に前記第一のアニメーション表示が表示され、
前記第一のアニメーション表示は、キャラクタの移動表示を含む表示であり、
前記第一のアニメーション表示は、前記第一のキャラクタを含む表示であり、
前記第一のアニメーション表示は、前記第二のキャラクタを含む場合がある表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記d7)
付記d6に記載の遊技台であって、
前記第一のアニメーション表示の表示期間のうちの或るタイミングにおいて、前記第一のキャラクタと前記第二のキャラクタが同時に表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記d8)
付記d6またはd7に記載の遊技台であって、
前記第一のアニメーション表示において、前記第二のキャラクタの表示開始が前記第一のキャラクタの表示開始よりも前である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記d9)
付記d6乃至d8のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記複数の表示のうちの一の表示は、第二のアニメーション表示であり、
前記第二の表示の表示よりも前に前記第二のアニメーション表示が表示され、
前記第二のアニメーション表示は、キャラクタの移動表示を含む表示であり、
前記第二のアニメーション表示は、前記第二のキャラクタを含む表示であり、
前記第二のアニメーション表示は、前記第一のキャラクタを含まない表示である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記d10)
付記d9に記載の遊技台であって、
前記第二のアニメーション表示におけるキャラクタの数は、前記第一のアニメーション表示におけるキャラクタの数よりも少ない、
ことを特徴とする遊技台。
(付記d11)
付記d9またはd10に記載の遊技台であって、
前記第二のアニメーション表示において最初に表示されるキャラクタは、前記第一のアニメーション表示において最初に表示されるキャラクタとは異なる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記d12)
付記d9乃至d11のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一のアニメーション表示の表示期間の長さは、前記第一の表示の表示期間の長さよりも短い、
ことを特徴とする遊技台。
(付記d13)
付記d1乃至d12のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示とは、第一の色を含む表示であり、
前記第二の表示とは、第二の色を含む表示であり、
前記第一の色における信頼度は、前記第二の色における信頼度とは異なる信頼度であり、
前記第一の表示の表示よりも前に前記第二の色を含む表示が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記d14)
付記d13に記載の遊技台であって、
前記第二の色における信頼度は、前記第一の色における信頼度よりも高い信頼度である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記d15)
付記d1乃至d14のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示の表示よりも前に前記第一の台詞が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記d16)
付記d1乃至d15のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、第一の名称を含む表示であり、
前記第一の名称とは、前記第一のキャラクタの名称のことであり、
前記第一の表示の表示よりも前に前記第一の名称が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記d17)
付記d1乃至d16のいずれか一項に記載の遊技台であって、
遊技者が操作可能な操作手段を備え、
前記第一の表示の表示中に前記操作手段が操作された場合に前記第二の表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記d18)
付記d1乃至d17のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示が表示された後に前記第二の表示が表示される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記d19)
付記d1乃至d18のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記表示手段にオーバーラップする位置に移動可能な可動体を備え、
前記第一の表示と前記第二の表示のうちの少なくともいずれかに前記可動体がオーバーラップする場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記d20)
付記d1乃至d19のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示と前記第二の表示のうちの少なくともいずれか一方の表示に或る表示がオーバーラップする場合がある、
ことを特徴とする遊技台。
(付記d21)
付記d1乃至d20のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記d22)
付記d1乃至d20のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシンである、
ことを特徴とする遊技台。