JP6651116B2 - 溝形成用バケット - Google Patents

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Description

本発明は、溝形成用バケットに関し、詳しくは、圃場の地下灌漑を行う際の埋設管を埋設するための主溝及び副溝を形成する際に最適な構造を有する溝形成用バケットに関する。
圃場の地中に複数の有孔給水管を埋設して灌漑を行う地下灌漑システムとして、一方に配設された給水枡と、他方に配設された排水枡と、前記給水枡と接続され前記有孔給水管に給水する給水分配管と、前記排水枡と接続され前記有孔給水管からの排水を集水する排水集水管と、前記排水枡に接続された排水管と、前記給水枡に給水する給水設備とを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。このような地下灌漑システムでは、給水分配管、排水集水管及び有孔給水管を埋設するため、圃場の所定位置に、所定幅、所定深さの溝を形成し、溝内に各管をそれぞれ敷設して埋め戻すようにしている。
各管を埋設するための溝を形成する際、各溝の直線部分は、従来から用いられている各種溝形成装置によって所定形状の溝を容易に形成することができるが、給水分配管や排水集水管に対する有孔給水管の接続部は、給水分配管や排水集水管と有孔給水管とをT字状に接続しなければならないため、各溝をT字状に形成する必要がある。
特開2015−23879号公報
しかし、従来の各種溝形成装置では、T字状に交わる溝を形成することが困難なため、バックホーのバケットで溝交叉部の周囲を含めて大きく掘削し、各管を接続した後に埋め戻すようにしている。このため、埋め戻し部の面積が大きくなり、トラクタの車輪が落ち込んで走行できなくなるおそれがあった。また、溝形状に対応した幅狭のバケットを使用してバックホーで溝を形成することも考えられるが、掘削時の圧力によってバケットの内面に土砂が張り付いてしまい、バケットを下向きにして揺らしもバケット内から土砂を排出することができず、人出によって土砂を掻き出さなければならなかった。
そこで本発明は、T字状に交わる溝を容易かつ確実に形成することができる溝形成用バケットを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の溝形成用バケットは、あらかじめ設定された幅及び深さで形成された主溝に対してT字状に交わる副溝を形成する際に用いる溝形成用バケットであって、該溝形成用バケットは、作業機に装着される作業機装着部と、該作業機装着部の下方に連設された溝形成部とを備え、該溝形成部は、形成する副溝における側壁の形状に対応した形状を有する一対の側壁形成板と、該一対の側壁形成板の下端同士の間に設けられて、形成する副溝の底面の形状に対応した形状を有する水平方向の底面形成部と、前記一対の側壁形成板の上部同士の間に設けられた天板と、前記一対の側壁形成板、前記底面形成部及び前記天板で囲まれた筒状のバケット部内に設けられた可撓性を有するベルト部材とを備えており、前記底面形成部の副溝形成方向の寸法は、前記主溝の溝幅寸法より短く形成され、前記ベルト部材は、下端部が前記底面形成部に設けられた下部連結部に連結されるとともに、上端部が前記側壁形成板の上部に設けられた上部連結部に連結され、該ベルト部材の長さは、前記下部連結部と前記上部連結部との間の距離より長く形成され、ベルト部材が一対の側壁形成板同士の間に収まる位置からベルト部材が一対の側壁形成板の副溝形成方向後部側開口から後方に突出する位置まで変形可能に形成され、前記上部連結部は、前記側壁形成板の上部に位置調節可能に設けられ、前記一対の側壁形成板の副溝形成方向後部側開口からの前記ベルト部材の後方への突出量を調節可能に形成されていることを特徴としている。
さらに、本発明の溝形成用バケットは、前記底面形成部における前記下部連結部の前方に、該下部連結部を覆う形状の掘削部材が設けられていること、前記一対の側壁形成板は、副溝形成方向の寸法が前記主溝の溝幅寸法より短く形成された溝形成板部と、該溝形成板部の上部に連設した補強板部とを備え、該補強板部が前記天板に連結されるとともに、該補強板部に前記上部連結部が設けられていることを特徴としている。また、前記一対の側壁形成板の副溝形成方向後部側開口を開閉可能に覆うカバー部材を備えていることを特徴としている。
本発明の溝形成用バケットによれば、主溝に対してT字状に交わる副溝を形成する際に、ベルト部材を一対の側壁形成板同士の間に収めた状態にして一対の側壁形成板を主溝内に挿入した後、主溝に対して直交する副溝形成方向に溝形成用バケットを移動させると、副溝形成方向の土砂が一対の側壁形成板間に進入し、ベルト部材を一対の側壁形成板の副溝形成方向後部側開口から後方に突出させる。ベルト部材が後方に突出した状態で溝形成用バケットを上昇させることにより、一対の側壁形成板及び後方に突出したベルト部材内に進入した土砂を排出することができ、主溝に対して直交する方向に、一対の側壁形成板の外面同士の寸法に応じた幅で、一対の側壁形成板の挿入深さに応じた形状の副溝を主溝に対して直交する方向に形成することができる。
本発明の溝形成用バケットの第1形態例を示す一部断面正面図である。 同じく溝形成用バケットの溝形成方向後部側から見た側面図である。 溝形成用バケットを主溝内に挿入した状態を示す説明図である。 溝形成用バケットを主溝内から副溝形成方向に移動させた状態を示す説明図である。 溝形成用バケットを形成した副溝内から上昇させた状態を示す説明図である。 主溝に対して直交する方向の副溝を形成した状態を示す平面図である。 本発明の溝形成用バケットの第2形態例を示す一部断面正面図である。 本発明の溝形成用バケットの第3形態例を示す一部断面正面図である。 本発明の溝形成用バケットの第4形態例を示す正面図である。 同じく転圧を行っている状態を示す正面図である。 同じく転圧を行っている状態を示す断面側面図である。
図1乃至図6は、本発明の溝形成用バケットの第1形態例を示している。本形態例に示す溝形成用バケット11は、図6に示すように、圃場のあらかじめ設定された位置に、あらかじめ設定された幅及び深さで形成された主溝12に対してT字状に交わる副溝13を形成するのに最適な溝形成用バケットである。この溝形成用バケット11は、図1乃至図5に示すように、作業機、例えばバックホー14のアーム14aの先端に固定ピン14bによって装着される作業機装着部15と、該作業機装着部15の下方に連設された溝形成部16とを備えている。
溝形成部16は、形成する副溝13における側壁13aの形状に対応した形状を有する一対の側壁形成板17,17と、該一対の側壁形成板17,17の下端同士の間に設けられて、形成する副溝13の底面13bの形状に対応した形状を有する水平方向の底面形成部18と、前記一対の側壁形成板17,17の上端部同士の上に設けられた天板19と、前記一対の側壁形成板17,17、前記底面形成部18及び前記天板19で囲まれた筒状のバケット部20内に設けられた可撓性を有するベルト部材21とを備えており、天板19の上部に前記作業機装着部15が設けられている。また、天板19には、側方に向かって突出する張出部19aが設けられており、該張出部19aの突出端と前記側壁形成板17,17の上部外面との間には、頬杖状の補強部材19bが設けられている。
側壁形成板17,17の外面同士の寸法は、形成する副溝13の幅寸法に対応して設定され、通常は、15〜25cmに設定されており、前記底面形成部18の副溝形成方向の寸法は、前記主溝12の溝幅寸法より短く形成されている。また、側壁形成板17,17は、副溝形成方向後部側17aが天板19に対して直交する方向の直線状に形成され、副溝形成方向前部側17bは、下端部から上部に向かって次第に前方に向かって突出する状態で斜めに形成されている。
ベルト部材21は、強度及び可撓性を有し、伸縮性は持たないベルト状部材、例えば、所定幅のゴム製クローラのようなものを所定長さに形成したものが用いられている。このベルト部材21の下端部は、前記底面形成部18に設けられた下部連結部22に回動可能に連結されるとともに、ベルト部材21の上端部は、側壁形成板17,17の上部同士の間に設けられた上部連結部23に回動可能に連結されている。
ベルト部材21の長さは、下部連結部22と上部連結部23との間の直線距離より長く形成されており、図1に実線で示すように、側壁形成板17,17内に収まる収納状態位置から、図1に想像線で示すように、側壁形成板17,17の副溝形成方向後部側17aの開口から後方に突出したバケット状態位置まで変形可能に形成されている。
次に、この溝形成用バケット11を使用して前記副溝13を形成する手順を説明する。まず、図3に示すように、溝形成用バケット11を副溝形成方向に向けた状態で、主溝12内に溝形成用バケット11の溝形成部16を、側壁形成板17,17の副溝形成方向後部側17aが、主溝12の副溝形成方向反対側の側壁12aに沿うようにしてあらかじめ設定された深さまで挿入する。このとき、ベルト部材21が側壁形成板17,17の下端前方又は下端後方から下方に垂れ下がっていたとしても、溝形成部16を主溝12内に挿入することにより、前後の土砂で持ち上げられて側壁形成板17,17内に収まった収納状態位置になる。また、バックホー14のオペレータとは別の補助作業者がベルト部材21を持ち上げて側壁形成板17,17内に収めるようにすることもできる。
所定状態で溝形成部16を挿入した後、バックホー14を操作して溝形成用バケット11を副溝13の形成方向に移動させる。溝形成部16が副溝形成方向に前進することにより、側壁形成板17,17の副溝形成方向前部側17b,17bが副溝13の側壁形成部分の土砂を切り裂き、切り裂かれた土砂がバケット部20内に進入し、進入した土砂がベルト部材21を副溝形成方向後方に押し出し、図4に示すように、一対の側壁形成板17,17の後方に突出したベルト部材21内に土砂を押し込んだ状態になる。この状態で、図5に示すように溝形成用バケット11を上昇させると、ベルト部材21内に押し込まれた土砂は、側壁形成板17,17によって切り裂かれた副溝13の側壁から離れ、押し込まれた際の圧力及び土砂が有する粘性によってベルト部材21内に保持され、バケット部20内の土砂と共に上昇する。
これにより、主溝12に対してT字状に交わる副溝13の始点部分を形成することができる。副溝13を形成した部分から上昇したバケット部20内及びベルト部材21内に保持された土砂は、バックホー14を操作して溝形成用バケット11を副溝13の側方に移動させた後、溝形成用バケット11を上下左右に適宜揺らすことにより、バケット部20内及びベルト部材21内から落下させることができる。すなわち、溝形成用バケット11を揺らしてベルト部材21を震動させることにより、ベルト部材21から土砂が分離し、バケット部20内の土砂を伴って溝形成用バケット11から落下する。したがって、副溝13を形成するために掘削した土砂を簡単な操作でバケット部20内から排出できるので、土砂の掘削と排出とを繰り返すことにより、副溝13の形成を効率よく行うことができる。
このようにして副溝13を形成することにより、主溝12と副溝13とが交わる部分を形成することにより、掘削面積を最小にすることが可能であり、各管を接続した後の埋め戻し部の面積を小さくできるので、トラクタの車輪が落ち込むことがなくなり、農作業などを円滑に行うことができる。
図7は、本発明の溝形成用バケットの第2形態例を示している。なお、以下の説明において、前記第1形態例に示した溝形成用バケットの構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
本形態例に示す溝形成用バケット51は、側壁形成板17,17の上部同士の間に設けられた上部連結部23を位置調節可能に設けたものであって、側壁形成板17,17の上部の3箇所に、上部連結部23の連結軸を装着可能な連結軸装着部52a,52b,52cを設け、副溝13を形成する場所の土質に合わせて副溝形成方向後部側17aから後方に突出するベルト部材21の突出量を調節できるようにしている。
例えば、適度な粘性を有する土砂の場合は、取付軸23aを最下方の連結軸装着部52aに取り付けてベルト部材21の後方への突出量を最大とし、1回の作業で掘削できる土砂量を多くして副溝13の形成効率を向上させる。一方、砂分が多かったり、粘性が弱かったりして流動性が高く、ベルト部材21内の土砂が形成した副溝13内に落下してしまうような場合には、取付軸23aを最上方の連結軸装着部52cに取り付けてベルト部材21の後方への突出量を最小とし、バケット部20内で土砂を保持することにより、掘削後の副溝13内への土砂の落下を抑えることができる。
図8は、本発明の溝形成用バケットの第3形態例を示している。本形態例に示す溝形成用バケット61は、一対の側壁形成板62を、前後方向寸法を前記各形態例に示す側壁形成板17,17より小さく形成した溝形成板部63と、該溝形成板部63の上部に連設した補強板部64とで形成している。補強板部64の上部と前記天板19の張出部19aとの間には、リブ状の補強部材65,65が複数箇所に適宜な間隔で設けられるとともに、隣接する補強部材65,65間の補強板部64には、3箇所に連結軸装着部66a,66b,66cが設けられており、ベルト部材21の上部連結部23の連結位置を調節することにより、前記第2形態例と同様に、側壁形成板17,17の後方から突出するベルト部材21の突出量を調節できるようにしている。さらに、溝形成板部63,63の底部側に設けられている底面形成部には、ベルト部材21の下部連結部22の前部側を覆う形状の掘削部材67が設けられている。
このように、溝形成板部63の前後方向寸法を小さく形成することにより、特に、前記主溝12の溝幅寸法より短く形成することにより、副溝形成時の主溝内への溝形成板部63の挿入をより容易に行えるとともに、溝形成板部63,63の内面への土砂の張り付き力を抑えることができるので、掘削した土砂の排出をより容易に行うことができる。さらに、下部連結部22の前部側を覆う掘削部材67を設けることにより、礫の多い土質の場合でも副溝13の掘削を容易かつ確実に行えるとともに、下部連結部22を保護することもできる。また、ベルト部材21の後方への突出量を調節できるので、各種土質での副溝13の形成をより確実に行うことができる。
図9乃至図11は、本発明の溝形成用バケットの第3形態例を示している。本形態例に示す溝形成用バケット71は、一対の側壁形成板72,72の副溝形成方向後部側開口72aを開閉可能に覆うカバー部材73を備えている。このカバー部材73は、副溝形成方向後部側開口72aを閉じたときに、各側壁形成板72,72の外面に重なる状態となる一対の重合板部73a,73aと、副溝形成方向後部側開口72aを閉塞する閉塞板部73bと、閉塞板部73bの外方に突出した角筒状の転圧部73cとによって全体的な断面が略コ字状に形成されている。
重合板部73a,73aの上部には、側壁形成板72,72に沿ってL字状に屈曲した屈曲部73d,73dが形成されており、該屈曲部73d,73dの基部が、側壁形成板72,72をバケット幅方向に貫通した軸部材74によって側壁形成板72,72に回動可能に取り付けられている。
また、屈曲部73d,73dの先端部には、固定ピン75を挿通可能なピン挿通孔76がそれぞれ設けられており、側壁形成板72,72の上部には、カバー部材73を閉じ状態に保持する際に固定ピン75を挿通する閉じ位置保持孔77と、カバー部材73を開き位置に保持する際に固定ピン75を挿通する開き位置保持孔78とが設けられている。
このようなカバー部材73を備えた溝形成用バケット71を使用して前記副溝13を形成する際には、図9に示すように、カバー部材73を、軸部材74を中心として開き位置に回動させ、ピン挿通孔76及び開き位置保持孔78に固定ピン75を挿通して固定する。これにより、カバー部材73は、溝形成用バケット71の上部から後方に向かって水平方向に保持されて副溝形成方向後部側72aの開口を開いた状態なるので、ベルト部材21が副溝形成方向後部側72aの開口から突出可能になるので、前記副溝形成手順と同じ手順で副溝13を形成することができる。
一方、図10に示すように、カバー部材73を閉じ位置に回動させ、ピン挿通孔76及び閉じ位置保持孔77に固定ピン75を挿通して固定する。これにより、カバー部材73は、溝形成用バケット71における副溝形成方向後部側72aの開口を閉じた状態になるので、ベルト部材21が側壁形成板72,72内に収まる収納状態位置に保持されて副溝形成方向後部側72aの開口から後方に突出しない状態になる。
このように、カバー部材73を閉じてベルト部材21を後方に突出しない状態にすることにより、カバー部材73の転圧板部73cの外面を使用して転圧を行うことが可能となり、副溝13の形成作業及び埋め戻し後の転圧作業を、カバー部材73の開閉状態を切り替えるだけで連続的に行うことができる。
また、本形態例に示す溝形成用バケット71では、前記両形態例に対して、作業機装着部15の副溝形成方向後部側を高くして傾斜させた状態で設けており、溝形成作業と転圧作業とを容易に行えるようにしている。
なお、カバー部材73は、側壁形成板72,72に一体的に回動可能に設けずに、別体に形成し、適宜な固定手段によって側壁形成板72,72に着脱可能に形成することもできる。また、カバー部材73の形状は、副溝形成方向後部側72aの開口を開閉できれば任意の形状で形成することができ、単純な板状成形品でもよく、コ字状のチャンネル材を用いるようにしてもよい。
さらに、作業機装着部は、使用する作業機に応じた形状にすることができる。また、溝形成部は、形成する副溝の幅や深さ、土質などの条件に応じた形状にすることができる。
11…溝形成用バケット、12…主溝、12a…副溝形成方向反対側の側壁、13…副溝、13a…側壁、13b…底面、14…バックホー、14a…アーム、14b…固定ピン、15…作業機装着部、16…溝形成部、17…側壁形成板、17a…副溝形成方向後部側、17b…副溝形成方向前部側、18…底面形成部、19…天板、19a…張出部、19b…補強部材、20…バケット部、21…ベルト部材、22…下部連結部、23…上部連結部、51…溝形成用バケット、52a,52b,52c…連結軸装着部、61…溝形成用バケット、62…側壁形成板、63…溝形成板部、64…補強板部、65…補強部材、66a,66b,66c…連結軸装着部、67…掘削部材、71…溝形成用バケット、72…側壁形成板、72a…副溝形成方向後部側開口、73…カバー部材、73a…重合板部、73b…閉塞板部、73c…転圧部、73d…屈曲部、74…軸部材、75…固定ピン、76…ピン挿通孔、77…閉じ位置保持孔、78…開き位置保持孔

Claims (4)

  1. あらかじめ設定された位置に、あらかじめ設定された幅及び深さで形成された主溝に対してT字状に交わる副溝を形成する際に用いる溝形成用バケットであって、該溝形成用バケットは、作業機に装着される作業機装着部と、該作業機装着部の下方に連設された溝形成部とを備え、該溝形成部は、形成する副溝における側壁の形状に対応した形状を有する一対の側壁形成板と、該一対の側壁形成板の下端同士の間に設けられて、形成する副溝の底面の形状に対応した形状を有する水平方向の底面形成部と、前記一対の側壁形成板の上部同士の間に設けられた天板と、前記一対の側壁形成板、前記底面形成部及び前記天板で囲まれた筒状のバケット部内に設けられた可撓性を有するベルト部材とを備えており、前記底面形成部の副溝形成方向の寸法は、前記主溝の溝幅寸法より短く形成され、前記ベルト部材は、下端部が前記底面形成部に設けられた下部連結部に連結されるとともに、上端部が前記側壁形成板の上部に設けられた上部連結部に連結され、該ベルト部材の長さは、前記下部連結部と前記上部連結部との間の距離より長く形成され、ベルト部材が一対の側壁形成板同士の間に収まる位置からベルト部材が一対の側壁形成板の副溝形成方向後部側開口から後方に突出する位置まで変形可能に形成され、前記上部連結部は、前記側壁形成板の上部に位置調節可能に設けられ、前記一対の側壁形成板の副溝形成方向後部側開口からの前記ベルト部材の後方への突出量を調節可能に形成されていることを特徴とする溝形成用バケット。
  2. 前記底面形成部における前記下部連結部の前方に、該下部連結部を覆う形状の掘削部材が設けられていることを特徴とする請求項1記載の溝形成用バケット。
  3. 前記一対の側壁形成板は、副溝形成方向の寸法が前記主溝の溝幅寸法より短く形成された溝形成板部と、該溝形成板部の上部に連設した補強板部とを備え、該補強板部が前記天板に連結されるとともに、該補強板部に前記上部連結部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の溝形成用バケット。
  4. 前記一対の側壁形成板の副溝形成方向後部側開口を開閉可能に覆うカバー部材を備えていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項記載の溝形成用バケット。
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