JP6648447B2 - 情報受渡システム - Google Patents
情報受渡システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6648447B2 JP6648447B2 JP2015158165A JP2015158165A JP6648447B2 JP 6648447 B2 JP6648447 B2 JP 6648447B2 JP 2015158165 A JP2015158165 A JP 2015158165A JP 2015158165 A JP2015158165 A JP 2015158165A JP 6648447 B2 JP6648447 B2 JP 6648447B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- unit
- inter
- transmission
- communication
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
送信装置は、互いに別体のユニットとして構成された第1の送信ユニットと第2の送信ユニットとを有しており、
第1の送信ユニットは、
受渡対象情報を入力する受渡対象情報入力部と、
受渡対象情報入力部が入力した受渡対象情報を受信装置に送信する第1の装置間通信部と、
受渡対象情報入力部が入力した受渡対象情報を第2の送信ユニットに送信する第1のユニット間通信部と、
を有し、
第2の送信ユニットは、
第1の送信ユニットから送信されてきた受渡対象情報を受信する第2のユニット間通信部と、
第2のユニット間通信部が受信した受渡対象情報を受信装置に送信する第2の装置間通信部と、
を有し、
受信装置は、
第1の装置間通信部から送信されてきた受渡対象情報と推定される情報を受信する第1の情報受信部と、
第2の装置間通信部から送信されてきた受渡対象情報と推定される情報を受信する第2の情報受信部と、
第1の情報受信部が受信した情報と第2の情報受信部が受信した情報とを照合する受信情報照合部と、
を有し、
第1のユニット間通信部と第2のユニット間通信部との間の通信が、近接場型無線通信によって行われるようにしたものである。
送信装置は、互いに別体のユニットとして構成された第1の送信ユニットと第2の送信ユニットとを有しており、
第1の送信ユニットは、
受渡対象情報を入力する受渡対象情報入力部と、
受渡対象情報入力部が入力した受渡対象情報を受信装置に送信する第1の装置間通信部と、
受渡対象情報入力部が入力した受渡対象情報を第2の送信ユニットに送信する第1のユニット間通信部と、
を有し、
第2の送信ユニットは、
第1の送信ユニットから送信されてきた受渡対象情報を受信する第2のユニット間通信部と、
第2のユニット間通信部が受信した受渡対象情報に基づいて所定の派生処理を実行することにより派生情報を生成する派生情報生成部と、
派生情報生成部が生成した派生情報を受信装置に送信する第2の装置間通信部と、
を有し、
受信装置は、
第1の装置間通信部から送信されてきた受渡対象情報と推定される情報を受信する第1の情報受信部と、
第2の装置間通信部から送信されてきた派生情報と推定される情報を受信する第2の情報受信部と、
第1の情報受信部が受信した情報と第2の情報受信部が受信した情報とを派生処理に応じた整合性を確認する照合処理によって照合する受信情報照合部と、
を有し、
派生処理は、受渡対象情報を元の情報として、当該元の情報に対して一義的に定まる派生情報を導出する処理であり、
第1のユニット間通信部と第2のユニット間通信部との間の通信が、近接場型無線通信によって行われるようにしたものである。
送信装置は、互いに別体のユニットとして構成された第1の送信ユニットと第2の送信ユニットとを有しており、
第1の送信ユニットは、
受渡対象情報を入力する受渡対象情報入力部と、
受渡対象情報入力部が入力した受渡対象情報を受信装置に送信する第1の装置間通信部と、
受渡対象情報入力部が入力した受渡対象情報に基づいて所定の派生処理を実行することにより派生情報を生成する派生情報生成部と、
派生情報生成部が生成した派生情報を第2の送信ユニットに送信する第1のユニット間通信部と、
を有し、
第2の送信ユニットは、
第1の送信ユニットから送信されてきた派生情報を受信する第2のユニット間通信部と、
第2のユニット間通信部が受信した派生情報を受信装置に送信する第2の装置間通信部と、
を有し、
受信装置は、
第1の装置間通信部から送信されてきた受渡対象情報と推定される情報を受信する第1の情報受信部と、
第2の装置間通信部から送信されてきた派生情報と推定される情報を受信する第2の情報受信部と、
第1の情報受信部が受信した情報と第2の情報受信部が受信した情報とを派生処理に応じた整合性を確認する照合処理によって照合する受信情報照合部と、
を有し、
派生処理は、受渡対象情報を元の情報として、当該元の情報に対して一義的に定まる派生情報を導出する処理であり、
第1のユニット間通信部と第2のユニット間通信部との間の通信が、近接場型無線通信によって行われるようにしたものである。
送信装置は、互いに別体のユニットとして構成された第1の送信ユニットと第2の送信ユニットとを有しており、
第1の送信ユニットは、
受渡対象情報を入力する受渡対象情報入力部と、
受渡対象情報入力部が入力した受渡対象情報を受信装置に送信する第1の装置間通信部と、
受渡対象情報入力部が入力した受渡対象情報に基づく第1の派生処理を実行することにより第1の派生情報を生成させる第1の派生情報生成部と、
第1の派生情報生成部が生成した第1の派生情報を第2の送信ユニットに送信する第1のユニット間通信部と、
を有し、
第2の送信ユニットは、
第1の送信ユニットから送信されてきた第1の派生情報を受信する第2のユニット間通信部と、
第2のユニット間通信部が受信した第1の派生情報に基づく第2の派生処理を実行することにより第2の派生情報を生成させる第2の派生情報生成部と、
第2の派生情報生成部が生成した第2の派生情報を受信装置に送信する第2の装置間通信部と、
を有し、
受信装置は、
第1の装置間通信部から送信されてきた受渡対象情報と推定される情報を受信する第1の情報受信部と、
第2の装置間通信部から送信されてきた第2の派生情報と推定される情報を受信する第2の情報受信部と、
第1の情報受信部が受信した情報と第2の情報受信部が受信した情報とを第1の派生処理および第2の派生処理に応じた整合性を確認する照合処理によって照合する受信情報照合部と、
を有し、
第1の派生処理は、受渡対象情報を元の情報として、当該元の情報に対して一義的に定まる第1の派生情報を導出する処理であり、第2の派生処理は、第1の派生情報を元の情報として、当該元の情報に対して一義的に定まる第2の派生情報を導出する処理であり、
第1のユニット間通信部と第2のユニット間通信部との間の通信が、近接場型無線通信によって行われるようにしたものである。
送信装置は、互いに別体のユニットとして構成された第1の送信ユニットと第2の送信ユニットとを有しており、
第1の送信ユニットは、
受渡対象情報を入力する受渡対象情報入力部と、
受渡対象情報入力部が入力した受渡対象情報に基づいて所定の派生処理を実行することにより派生情報を生成する派生情報生成部と、
派生情報生成部が生成した派生情報を受信装置に送信する第1の装置間通信部と、
受渡対象情報入力部が入力した受渡対象情報を第2の送信ユニットに送信する第1のユニット間通信部と、
を有し、
第2の送信ユニットは、
第1の送信ユニットから送信されてきた受渡対象情報を受信する第2のユニット間通信部と、
第2のユニット間通信部が受信した受渡対象情報を受信装置に送信する第2の装置間通信部と、
を有し、
受信装置は、
第1の装置間通信部から送信されてきた派生情報と推定される情報を受信する第1の情報受信部と、
第2の装置間通信部から送信されてきた受渡対象情報と推定される情報を受信する第2の情報受信部と、
第1の情報受信部が受信した情報と第2の情報受信部が受信した情報とを派生処理に応じた整合性を確認する照合処理によって照合する受信情報照合部と、
を有し、
派生処理は、受渡対象情報を元の情報として、当該元の情報に対して一義的に定まる派生情報を導出する処理であり、
第1のユニット間通信部と第2のユニット間通信部との間の通信が、近接場型無線通信によって行われるようにしたものである。
第2の送信ユニットが、派生処理に用いる派生処理用情報を格納した派生処理用情報格納部を更に有し、
第2のユニット間通信部が派生処理用情報を第1の送信ユニットに送信する機能を更に有し、
第1のユニット間通信部が第2のユニット間通信部から送信されてきた派生処理用情報を受信する機能を更に有し、
派生情報生成部が、第1のユニット間通信部が受信した派生処理用情報を用いて派生処理を実行するようにしたものである。
派生情報生成部によって実行される派生処理、第1の派生情報生成部によって実行される第1の派生処理、もしくは、第2の派生情報生成部によって実行される第2の派生処理が、元の情報もしくは元の情報から導出された情報に対して所定の固定データを合成する処理を含み、
受信情報照合部が、当該固定データを用いて照合処理を実行するようにしたものである。
派生情報生成部によって実行される派生処理、第1の派生情報生成部によって実行される第1の派生処理、もしくは、第2の派生情報生成部によって実行される第2の派生処理が、所定のアルゴリズムに基づいて毎回異なる変動データを生成する変動データ生成処理と、元の情報もしくは元の情報から導出された情報に対して変動データを合成する変動データ合成処理と、を含み、
受信情報照合部が、上記アルゴリズムと同じアルゴリズムに基づいて毎回生成される変動データを用いて照合処理を実行するようにしたものである。
変動データ生成処理において、処理実行時の年、月、日、曜日、もしくは、時刻に関するデータを変動データとして生成するようにしたものである。
派生情報生成部によって実行される派生処理、第1の派生情報生成部によって実行される第1の派生処理、もしくは、第2の派生情報生成部によって実行される第2の派生処理が、元の情報もしくは元の情報から導出された情報に対して所定の関数を作用させる処理を含み、
受信情報照合部が、上記関数もしくは上記関数の逆関数を用いて照合処理を実行するようにしたものである。
作用させる関数としてハッシュ関数またはその他の一方向性関数を用いるようにしたものである。
派生情報生成部によって実行される派生処理、第1の派生情報生成部によって実行される第1の派生処理、もしくは、第2の派生情報生成部によって実行される第2の派生処理が、元の情報もしくは元の情報から導出された情報に対して所定の暗号鍵を用いた電子署名を作成する処理を含み、この電子署名が含まれた派生情報が生成されるようにし、
受信情報照合部が、上記電子署名の正当性を確認する処理を含む照合処理を実行するようにしたものである。
公開鍵暗号方式に基づく秘密鍵が送信装置側に格納されており、当該秘密鍵に対応する公開鍵が受信装置側に格納されており、
照合処理が、送信装置側において上記秘密鍵を用いて作成された電子署名の正当性を、受信装置側において上記公開鍵を用いて確認する処理を含むようにしたものである。
第1の装置間通信部は、受信装置に対して特定の情報を送信する際に、当該特定の情報について所定のトランザクション番号を紐付けして送信し、
第2の装置間通信部は、受信装置に対して上記特定の情報に対応する情報を送信する際に、当該対応する情報について上記所定のトランザクション番号と同一のトランザクション番号を紐付けして送信し、
受信情報照合部は、第1の装置間通信部から送信されてきた情報と第2の装置間通信部から送信されてきた情報のうち、互いに同一のトランザクション番号が紐付けされている一対の情報を照合対象として認識するようにしたものである。
第1の送信ユニットが、自己の現在位置を認識するための第1の位置認識部を更に有し、第1の装置間通信部が、受信装置に対して情報送信を行う際に、第1の位置認識部が認識した第1の位置情報を組み合わせて送信し、
第2の送信ユニットが、自己の現在位置を認識するための第2の位置認識部を更に有し、第2の装置間通信部が、受信装置に対して情報送信を行う際に、第2の位置認識部が認識した第2の位置情報を組み合わせて送信し、
受信情報照合部が、第1の装置間通信部から送信されてきた第1の情報と第2の装置間通信部から送信されてきた第2の情報とについての照合を行う際に、第1の情報に組み合わされている位置情報と第2の情報に組み合わされている位置情報とが所定の近傍範囲内の情報であることを照合成功の一条件とするようにしたものである。
第1の装置間通信部が、第1の情報受信部に対して情報送信を行ったときに、両者間で送信時刻を共有し、
第1のユニット間通信部が、第2の送信ユニットに情報送信を行う際に、上記送信時刻を組み合わせて送信し、
第2の装置間通信部は、第2の情報受信部に対して情報送信を行う際に、第1のユニット間通信部から送信されてきた送信時刻を併せて送信し、
受信情報照合部が、第1の装置間通信部から送信されてきた第1の情報と第2の装置間通信部から送信されてきた第2の情報とについての照合を行う際に、第1の情報受信部が共有している送信時刻と第2の情報受信部が受信した送信時刻とが一致することを照合成功の一条件とするようにしたものである。
第1の装置間通信部と第1の情報受信部との間の通信および第2の装置間通信部と第2の情報受信部との間の通信をインターネットを介してTCP/IPプロトコルを用いて行い、第1のユニット間通信部と第2のユニット間通信部との間の通信をNFC規格を用いて行うようにしたものである。
第1の送信ユニットが第1のOSの管理下で動作するアプリケーションプログラムを組み込んだ第1の情報処理装置によって構成されており、第2の送信ユニットが第1のOSとは異なる第2のOSの管理下で動作するアプリケーションプログラムを組み込んだ第2の情報処理装置によって構成されているようにしたものである。
送信装置は、第1の送信ユニットと第2の送信ユニットとを有し、これら2組の送信ユニットは、相互に近接場型無線通信によるユニット間通信を行う機能と、受信装置に対する装置間通信を行う機能と、を有しており、
第1の送信ユニットは、受信装置に対して、装置間通信の機能を利用して、受渡対象情報を送信するとともに、第2の送信ユニットに対して、ユニット間通信の機能を利用して、受渡対象情報もしくは受渡対象情報から導出した派生情報を送信し、
第2の送信ユニットは、第1の送信ユニットから送信されてきた情報を受信し、受信装置に対して、装置間通信の機能を利用して、受信した情報もしくは受信した情報から導出した派生情報を照合用情報として送信し、
受信装置は、第1の送信ユニットから送信されてきた受渡対象情報と推定される情報を、第2の送信ユニットから送信されてきた照合用情報と推定される情報を用いて照合するようにしたものである。
送信装置として、相互に近接場型無線通信によるユニット間通信を行う機能と、受信装置に対する装置間通信を行う機能と、を有する2台の送信ユニットを準備するユニット準備段階と、
第1の送信ユニットが受信装置に対して、装置間通信の機能を利用して、受渡対象情報を送信する受渡対象情報送信段階と、
第1の送信ユニットが第2の送信ユニットに対して、ユニット間通信の機能を利用して、受渡対象情報もしくは受渡対象情報から導出した派生情報を送信するユニット間通信段階と、
第2の送信ユニットが、第1の送信ユニットから送信されてきた情報を受信し、受信装置に対して、装置間通信の機能を利用して、受信した情報もしくは受信した情報から導出した派生情報を照合用情報として送信する照合用情報送信段階と、
受信装置が、受渡対象情報送信段階で送信されてきた受渡対象情報と推定される情報を、照合用情報送信段階で送信されてきた照合用情報と推定される情報を用いて照合する照合段階と、
を行うようにしたものである。
送信装置は、第1の送信ユニットと第2の送信ユニットとを有し、これら2組の送信ユニットは、相互に近接場型無線通信によるユニット間通信を行う機能と、受信装置に対する装置間通信を行う機能と、を有しており、
第1の送信ユニットは、第2の送信ユニットに対して、ユニット間通信の機能を利用して、受渡対象情報を送信するとともに、受信装置に対して、装置間通信の機能を利用して、受渡対象情報から導出した派生情報を照合用情報として送信し、
第2の送信ユニットは、第1の送信ユニットから送信されてきた受渡対象情報を、受信装置に対して、装置間通信の機能を利用して送信し、
受信装置は、第2の送信ユニットから送信されてきた受渡対象情報と推定される情報を、第1の送信ユニットから送信されてきた照合用情報と推定される情報を用いて照合するようにしたものである。
送信装置として、相互に近接場型無線通信によるユニット間通信を行う機能と、受信装置に対する装置間通信を行う機能と、を有する2台の送信ユニットを準備するユニット準備段階と、
第1の送信ユニットが受信装置に対して、装置間通信の機能を利用して、受渡対象情報から導出した派生情報を照合用情報として送信する照合用情報送信段階と、
第1の送信ユニットが第2の送信ユニットに対して、ユニット間通信の機能を利用して、受渡対象情報を送信するユニット間通信段階と、
第2の送信ユニットが、第1の送信ユニットから送信されてきた受渡対象情報を、受信装置に対して、装置間通信の機能を利用して送信する受渡対象情報送信段階と、
受信装置が、受渡対象情報送信段階で送信されてきた受渡対象情報と推定される情報を、照合用情報送信段階で送信されてきた照合用情報と推定される情報を用いて照合する照合段階と、
を行うようにしたものである。
図1は、本発明の基本的実施形態に係る基本システム10の構成を示すブロック図である。この基本システム10は、送信装置100と受信装置200とを備え、送信装置100から受信装置200に対して任意の情報を受け渡す機能をもった情報受渡システムである。ここでは、送信装置100から受信装置200に対して受け渡される対象となる情報を受渡対象情報Pと呼ぶことにする。
続いて、§1で述べた基本的な実施形態に対する変形例を述べることにする。まず、ここでは、受渡対象情報に基づく派生情報を用いる変形例を説明する。図1に示す基本システム10の場合、第1の送信ユニット110と第2の送信ユニット120との双方から、同一の受渡対象情報Pを受信装置200に送信し、受信装置200側において、この2つの送信経路から受信した受渡対象情報Pが一致するか否かの照合を行っている。しかしながら、本発明を実施する際に、2つの送信経路について必ずしも同一の受渡対象情報Pを送信する必要はなく、一方の送信経路を通じて受渡対象情報Pを送信し、他方の通信経路を通じて、この受渡対象情報Pから導出された派生情報Qを送信する、という方法を採ることも可能である。むしろ、実用上は、2つの送信経路から受渡対象情報Pを送信すると、情報漏洩の可能性が高まるため、一方の送信経路については、派生情報Qを送信した方が好ましい。
はじめに、§2の変形例で用いる「派生情報Q」の実体を説明するために、いくつかの実例を挙げておこう。図4は、図1に示す基本システム10の変形例に係るシステムで用いられる派生情報の生成プロセスを示す図である。図示のとおり、派生情報Qは、受渡対象情報Pを元の情報として所定の派生処理を施すことにより得られる情報である。ここで、派生処理とは、元の情報Pに対して、何らかの加工を施す処理であり、当該元の情報Pに対して一義的に定まる派生情報Qが導出できる処理であれば、どのような処理であってもかまわない。
図6は、派生情報を用いた照合方法のバリエーションを示すブロック図である。図6左上の「基本照合」の欄は、§1で述べた基本的な実施形態における照合方法を示している。この「基本照合」では、受信装置200側において、2つの送信経路から受信した受渡対象情報Pが一致するか否かの照合を行うことになる。そのため、第1の送信ユニット110は、入力した受渡対象情報Pを受信装置200に送信するとともに、これを第2の送信ユニット120にも送信する。第2の送信ユニット120は、受信した受渡対象情報Pをそのまま受信装置200に送信する。そして、受信装置200は、第1の送信ユニット110から送信されてきた受渡対象情報Pと第2の送信ユニット120から送信されてきた受渡対象情報Pとが一致するか否かの照合処理を行うことになる。
続いて、図6に示す「派生情報の照合A〜C」を実施する変形例の具体的構成を図7〜図9を参照しながら説明する。
図7は、図6右上に示す「派生情報の照合A」を実施する変形例に係るシステム10Aの構成を示すブロック図である。このシステム10Aは、送信装置100Aと受信装置200Aとを備え、送信装置100Aから受信装置200Aに対して受渡対象情報Pの受け渡しを行う情報受渡システムである点において、図1に示す基本システム10と変わりはなく、また、送信装置100Aが、互いに別体のユニットとして構成された第1の送信ユニット110Aと第2の送信ユニット120Aとを有している点も同じである。
図8は、図6左下に示す「派生情報の照合B」を実施する変形例に係るシステム10Bの構成を示すブロック図である。このシステム10Bは、送信装置100Bと受信装置200Bとを備え、送信装置100Bから受信装置200Bに対して受渡対象情報Pの受け渡しを行う情報受渡システムである点において、図1に示す基本システム10と変わりはなく、また、送信装置100Bが、互いに別体のユニットとして構成された第1の送信ユニット110Bと第2の送信ユニット120Bとを有している点も同じである。
図9は、図6右下に示す「派生情報の照合C」を実施する変形例に係るシステム10Cの構成を示すブロック図である。このシステム10Cは、送信装置100Cと受信装置200Cとを備え、送信装置100Cから受信装置200Cに対して受渡対象情報Pの受け渡しを行う情報受渡システムである点において、図1に示す基本システム10と変わりはなく、また、送信装置100Cが、互いに別体のユニットとして構成された第1の送信ユニット110Cと第2の送信ユニット120Cとを有している点も同じである。
ここでは、図7〜図9に示す変形例の受信情報照合部230A〜Cにおいて実行される照合方法をより具体的な例に即して説明する。図5には、例1〜例12として、具体的な派生処理の実例を示した。
§2−2では、派生情報を用いる変形例として、図6に示す「派生情報の照合A〜C」の3通りのバリエーションを示し、§2−3では、この3通りのバリエーションについての具体的構成を図7〜図9を参照して説明した。この3通りのバリエーションは、いずれも、受渡対象情報Pを入力した第1の送信ユニット110A〜Cが、当該受渡対象情報Pを受信装置200A〜Cに送信する役割を果たし、第2の送信ユニット120A〜Cが、派生情報QもしくはQ2を受信装置200A〜Cに送信する役割を果たしている。ここでは、これら一対の送信ユニットの役割を逆転させた変形例を説明する。
図10は、送信ユニットの役割を逆転させた変形例における照合方法のバリエーションを示すブロック図である。図10左の「派生情報の照合D」の欄は、逆転変形例を用いて照合を行う第1の方法を示している。この「派生情報の照合D」では、第1の送信ユニット110Dは、入力した受渡対象情報Pに基づいて§2−1で例示したような派生処理を施し、派生情報Qを生成し、この派生情報Qを受信装置200Dに送信する。また、第2の送信ユニット120Dに対しては、入力した受渡対象情報Pをそのまま送信する。
続いて、図10に示す「派生情報の照合D,E」を実施する変形例の具体的構成を図12,図13を参照しながら説明する。
図12は、図10左に示す「派生情報の照合D」を実施する変形例に係るシステム10Dの構成を示すブロック図である。このシステム10Dは、送信装置100Dと受信装置200Dとを備え、送信装置100Dから受信装置200Dに対して受渡対象情報Pの受け渡しを行う情報受渡システムである点において、図1に示す基本システム10と変わりはなく、また、送信装置100Dが、互いに別体のユニットとして構成された第1の送信ユニット110Dと第2の送信ユニット120Dとを有している点も同じである。
図13は、図10右に示す「派生情報の照合E」を実施する変形例に係るシステム10Eの構成を示すブロック図である。このシステム10Eは、送信装置100Eと受信装置200Eとを備え、送信装置100Eから受信装置200Eに対して受渡対象情報Pの受け渡しを行う情報受渡システムである点において、図12に示すシステム10Dと変わりはなく、また、送信装置100Eが、互いに別体のユニットとして構成された第1の送信ユニット110Eと第2の送信ユニット120Eとを有している点も同じである。
ここでは、更にいくつかの変形例を述べておく。
これまで述べてきたシステム10〜10Eは、送信装置100〜100Eと受信装置200〜200Eとの間において、1対1の対応関係で情報の受け渡しを行うことを前提としたシステムであった。しかしながら、実用上は、むしろ1台の送信装置が複数の受信装置に対して情報の送信を行うケースや、1台の受信装置が複数の送信装置から情報の受信を行うケースの方が一般的である。
図15は、図1に示す基本システム10に、更に、位置情報を導入することにより構成されるシステム10Gのブロック図である。システム10Gの特徴は、第1の送信ユニット110Gに第1の位置認識部115Gが新たな構成要素として加わり、第2の送信ユニット120Gに第2の位置認識部125Gが新たな構成要素として加わった点である。ここで、第1の位置認識部115Gは、自己の現在位置L1(第1の送信ユニット110G自身の現在位置)を認識する構成要素であり、第2の位置認識部125Gは、自己の現在位置L2(第2の送信ユニット120G自身の現在位置)を認識する構成要素である。
図16は、図1に示す基本システム10に、更に、送信時刻を導入することにより構成されるシステム10Hのブロック図である。ここで、システム10Hの各構成要素の基本機能は、図1に示す基本システム10の各構成要素の基本機能と同じである。ただ、システム10Hでは、送信時刻tの取扱いが加わるため、図16に示す各ブロックの符号の末尾には文字「H」を付加して、図1に示す各ブロックの符号と区別している。
これまで述べてきた基本的な実施形態や様々な変形例は、必要に応じて、適宜、組み合わせて実施することができる。本願明細書は、これら可能な組み合わせのすべてを実施例として網羅するものではないが、相互に矛盾が生じない限り、基本的な実施形態や様々な変形例は任意に組み合わせて実施可能である。
これまで、本発明に係る情報受渡システムを様々な実施例について説明したが、最後に、本発明の要旨を簡単にまとめておく。
10A〜10H:変形例に係るシステム
100,100A〜100H:送信装置
110,110A〜110H:第1の送信ユニット
111,111A〜111H:受渡対象情報入力部
112,112A〜112H:第1の装置間通信部
113,113A〜113H:第1のユニット間通信部
114B〜114E:派生情報生成部
115G:第1の位置認識部
120,120A〜120H:第2の送信ユニット
121,121A〜121H:第2のユニット間通信部
122,122A〜122H:第2の装置間通信部
123A,123C:派生情報生成部
124E:派生処理用情報格納部
125G:第2の位置認識部
200,200A〜200H:受信装置
210,210A〜210H:第1の情報受信部
220,220A〜220H:第2の情報受信部
230,230A〜230H:受信情報照合部
A:アルゴリズム
D:固定データ
f:関数
Hash:ハッシュ関数
K:暗号鍵
K1:秘密鍵
K2:公開鍵
L1,L2:位置情報
P:受渡対象情報
Q,Q1,Q2:派生情報
R:変動データ
Rd:処理日
Sig:デジタル署名
T:トランザクション番号
t:送信時刻
X:派生処理用情報
Claims (17)
- 送信装置と受信装置とを備え、前記送信装置から前記受信装置に対して受渡対象情報の受け渡しを行う情報受渡システムであって、
前記送信装置は、互いに別体のユニットとして構成された第1の送信ユニットと第2の送信ユニットとを有しており、
前記第1の送信ユニットは、
受渡対象情報を入力する受渡対象情報入力部と、
前記受渡対象情報入力部が入力した受渡対象情報に基づいて所定の派生処理を実行することにより派生情報を生成する派生情報生成部と、
前記派生情報生成部が生成した派生情報を前記受信装置に送信する第1の装置間通信部と、
前記受渡対象情報入力部が入力した受渡対象情報を前記第2の送信ユニットに送信する第1のユニット間通信部と、
を有し、
前記第2の送信ユニットは、
前記第1の送信ユニットから送信されてきた受渡対象情報を受信する第2のユニット間通信部と、
前記第2のユニット間通信部が受信した受渡対象情報を前記受信装置に送信する第2の装置間通信部と、
前記派生処理に用いる派生処理用情報を格納した派生処理用情報格納部と、
を有し、
前記第2のユニット間通信部が前記派生処理用情報を前記第1の送信ユニットに送信する機能を更に有し、
前記第1のユニット間通信部が前記第2のユニット間通信部から送信されてきた派生処理用情報を受信する機能を更に有し、
前記派生情報生成部が、前記第1のユニット間通信部が受信した派生処理用情報を用いて前記派生処理を実行し、
前記受信装置は、
前記第1の装置間通信部から送信されてきた派生情報と推定される情報を受信する第1の情報受信部と、
前記第2の装置間通信部から送信されてきた受渡対象情報と推定される情報を受信する第2の情報受信部と、
前記第1の情報受信部が受信した情報と前記第2の情報受信部が受信した情報とを前記派生処理に応じた整合性を確認する照合処理によって照合する受信情報照合部と、
を有し、
前記派生処理は、受渡対象情報を元の情報として、当該元の情報に対して一義的に定まる派生情報を導出する処理であり、
前記第1のユニット間通信部と前記第2のユニット間通信部との間の通信は、近接場型無線通信によってのみ行われ、
前記近接場型無線通信は、
一方から他方に無線により電力供給が可能な範囲で交信が行われる通信であり、
ユーザの意図的な操作に基づいて、通信相手となる機器を相互に近接させることによって行われ、
情報の送受が支障なく完了すると、送信成功を示す合図が提示される通信である、
ことを特徴とする情報受渡システム。 - 請求項1に記載の情報受渡システムにおいて、
前記派生情報生成部によって実行される派生処理が、元の情報もしくは元の情報から導出された情報に対して所定の固定データを合成する処理を含み、
前記受信情報照合部が、前記固定データを用いて前記照合処理を実行することを特徴とする情報受渡システム。 - 請求項1に記載の情報受渡システムにおいて、
前記派生情報生成部によって実行される派生処理が、所定のアルゴリズムに基づいて毎回異なる変動データを生成する変動データ生成処理と、元の情報もしくは元の情報から導出された情報に対して前記変動データを合成する変動データ合成処理と、を含み、
前記受信情報照合部が、前記アルゴリズムと同じアルゴリズムに基づいて毎回生成される変動データを用いて前記照合処理を実行することを特徴とする情報受渡システム。 - 請求項3に記載の情報受渡システムにおいて、
前記変動データ生成処理において、処理実行時の年、月、日、曜日、もしくは、時刻に関するデータを変動データとして生成することを特徴とする情報受渡システム。 - 請求項1に記載の情報受渡システムにおいて、
前記派生情報生成部によって実行される派生処理が、元の情報もしくは元の情報から導出された情報に対して所定の関数を作用させる処理を含み、
前記受信情報照合部が、前記関数もしくは前記関数の逆関数を用いて前記照合処理を実行することを特徴とする情報受渡システム。 - 請求項5に記載の情報受渡システムにおいて、
作用させる関数としてハッシュ関数またはその他の一方向性関数を用いることを特徴とする情報受渡システム。 - 請求項1に記載の情報受渡システムにおいて、
前記派生情報生成部によって実行される派生処理が、元の情報もしくは元の情報から導出された情報に対して所定の暗号鍵を用いた電子署名を作成する処理を含み、前記電子署名が含まれた派生情報が生成されるようにし、
前記受信情報照合部が、前記電子署名の正当性を確認する処理を含む照合処理を実行する
ことを特徴とする情報受渡システム。 - 請求項7に記載の情報受渡システムにおいて、
公開鍵暗号方式に基づく秘密鍵が前記送信装置側に格納されており、前記秘密鍵に対応する公開鍵が前記受信装置側に格納されており、
前記照合処理が、前記送信装置側において前記秘密鍵を用いて作成された電子署名の正当性を、前記受信装置側において前記公開鍵を用いて確認する処理を含むことを特徴とする情報受渡システム。 - 請求項1〜8のいずれかに記載の情報受渡システムにおいて、
前記第1の装置間通信部は、前記受信装置に対して特定の情報を送信する際に、当該特定の情報について所定のトランザクション番号を紐付けして送信し、
前記第2の装置間通信部は、前記受信装置に対して前記特定の情報に対応する情報を送信する際に、当該対応する情報について前記所定のトランザクション番号と同一のトランザクション番号を紐付けして送信し、
前記受信情報照合部は、前記第1の装置間通信部から送信されてきた情報と前記第2の装置間通信部から送信されてきた情報のうち、互いに同一のトランザクション番号が紐付けされている一対の情報を照合対象として認識する
ことを特徴とする情報受渡システム。 - 請求項1〜9のいずれかに記載の情報受渡システムにおいて、
前記第1の送信ユニットが、自己の現在位置を認識するための第1の位置認識部を更に有し、前記第1の装置間通信部が、前記受信装置に対して情報送信を行う際に、前記第1の位置認識部が認識した第1の位置情報を組み合わせて送信し、
前記第2の送信ユニットが、自己の現在位置を認識するための第2の位置認識部を更に有し、前記第2の装置間通信部が、前記受信装置に対して情報送信を行う際に、前記第2の位置認識部が認識した第2の位置情報を組み合わせて送信し、
前記受信情報照合部が、前記第1の装置間通信部から送信されてきた第1の情報と前記第2の装置間通信部から送信されてきた第2の情報とについての照合を行う際に、前記第1の情報に組み合わされている位置情報と前記第2の情報に組み合わされている位置情報とが所定の近傍範囲内の情報であることを照合成功の一条件とする
ことを特徴とする情報受渡システム。 - 請求項1〜10のいずれかに記載の情報受渡システムにおいて、
前記第1の装置間通信部が、前記第1の情報受信部に対して情報送信を行ったときに、両者間で送信時刻を共有し、
前記第1のユニット間通信部が、前記第2の送信ユニットに情報送信を行う際に、前記送信時刻を組み合わせて送信し、
前記第2の装置間通信部は、前記第2の情報受信部に対して情報送信を行う際に、前記第1のユニット間通信部から送信されてきた送信時刻を併せて送信し、
前記受信情報照合部が、前記第1の装置間通信部から送信されてきた第1の情報と前記第2の装置間通信部から送信されてきた第2の情報とについての照合を行う際に、前記第1の情報受信部が共有している送信時刻と前記第2の情報受信部が受信した送信時刻とが一致することを照合成功の一条件とする
ことを特徴とする情報受渡システム。 - 請求項1〜11のいずれかに記載の情報受渡システムにおいて、
前記第1の装置間通信部と前記第1の情報受信部との間の通信および前記第2の装置間通信部と前記第2の情報受信部との間の通信をインターネットを介してTCP/IPプロトコルを用いて行い、前記第1のユニット間通信部と前記第2のユニット間通信部との間の通信をNFC規格を用いて行うことを特徴とする情報受渡システム。 - 請求項1〜12のいずれかに記載の情報受渡システムにおいて、
前記第1の送信ユニットが第1のOSの管理下で動作するアプリケーションプログラムを組み込んだ第1の情報処理装置によって構成されており、前記第2の送信ユニットが前記第1のOSとは異なる第2のOSの管理下で動作するアプリケーションプログラムを組み込んだ第2の情報処理装置によって構成されていることを特徴とする情報受渡システム。 - 請求項1〜13のいずれかに記載の情報受渡システムにおける第1の送信ユニット。
- 請求項1〜13のいずれかに記載の情報受渡システムにおける第2の送信ユニット。
- 請求項1〜13のいずれかに記載の情報受渡システムにおける第1の送信ユニットとしてコンピュータを機能させるプログラム。
- 請求項1〜13のいずれかに記載の情報受渡システムにおける第2の送信ユニットとしてコンピュータを機能させるプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015158165A JP6648447B2 (ja) | 2015-08-10 | 2015-08-10 | 情報受渡システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015158165A JP6648447B2 (ja) | 2015-08-10 | 2015-08-10 | 情報受渡システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017038215A JP2017038215A (ja) | 2017-02-16 |
JP6648447B2 true JP6648447B2 (ja) | 2020-02-14 |
Family
ID=58048737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015158165A Active JP6648447B2 (ja) | 2015-08-10 | 2015-08-10 | 情報受渡システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6648447B2 (ja) |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4067614B2 (ja) * | 1996-10-30 | 2008-03-26 | 富士通株式会社 | ネットワーク環境における取り引き証明装置および方法 |
JP3646180B2 (ja) * | 2000-06-07 | 2005-05-11 | 株式会社プロ・テクト | 携帯電話を利用した自動販売機の代金支払認証方法と代金支払認証システム |
JP4232365B2 (ja) * | 2001-10-23 | 2009-03-04 | 沖電気工業株式会社 | カード利用確認システム |
JP2006317997A (ja) * | 2005-05-10 | 2006-11-24 | Onkyo Corp | コンテンツ配信システム |
JP2007133743A (ja) * | 2005-11-11 | 2007-05-31 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | サービス提供サーバおよび認証システム |
WO2007132518A1 (ja) * | 2006-05-15 | 2007-11-22 | Renesas Technology Corp. | マスタ機器及びデータ処理システム |
JP2009124643A (ja) * | 2007-11-19 | 2009-06-04 | Oki Electric Ind Co Ltd | ネットワークシステム |
JP2010226336A (ja) * | 2009-03-23 | 2010-10-07 | Denso It Laboratory Inc | 認証方法および認証装置 |
US8260883B2 (en) * | 2009-04-01 | 2012-09-04 | Wimm Labs, Inc. | File sharing between devices |
JP5889525B2 (ja) * | 2010-12-21 | 2016-03-22 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 認証システム |
JP6136426B2 (ja) * | 2013-03-25 | 2017-05-31 | 大日本印刷株式会社 | 衣類登録システム、近距離無線通信媒体、携帯通信端末、衣類登録方法およびプログラム |
CN104426583B (zh) * | 2013-08-29 | 2018-05-29 | 华为终端(东莞)有限公司 | 基于近场通信的数据传输方法、装置及近场通信设备 |
-
2015
- 2015-08-10 JP JP2015158165A patent/JP6648447B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017038215A (ja) | 2017-02-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11895491B2 (en) | Method and system for provisioning access data to mobile device | |
US10959093B2 (en) | Method and system for provisioning access data to mobile device | |
EP2332089B1 (en) | Authorization of server operations | |
US20190394168A1 (en) | Using Individualized APIs to Block Automated Attacks on Native Apps and/or Purposely Exposed APIs wih Forced User Interaction | |
US9258274B2 (en) | Using individualized APIs to block automated attacks on native apps and/or purposely exposed APIs | |
TWI502533B (zh) | Financial trading system | |
CN102768744B (zh) | 一种远程安全支付方法和系统 | |
EP2733655A1 (en) | Electronic payment method and device for securely exchanging payment information | |
JP6077531B2 (ja) | モバイル機器と共に使用するトランザクションシステムと方法 | |
CN101334884B (zh) | 提高转账安全性的方法和系统 | |
CN106716916A (zh) | 认证系统和方法 | |
CN101449548A (zh) | 安全互联网交易方法和装置 | |
CN106027560A (zh) | 一种面向智能终端的安全传输方法及系统 | |
CN107615797B (zh) | 一种隐藏用户标识数据的装置、方法和系统 | |
TW201305935A (zh) | 一次性密碼產生及應用方法及其系統 | |
CN102811203B (zh) | 互联网中用户身份识别方法、系统及用户终端 | |
JP6648447B2 (ja) | 情報受渡システム | |
Rivers et al. | A Study on Cyber Attacks and Vulnerabilities in Mobile Payment Applications | |
Polyakov et al. | Security of user authentication in payment systems in the agricultural value chain | |
WO2017063545A1 (zh) | 与交易数据有关的身份信息输入方法及系统 | |
CN106415636B (zh) | 一种隐藏用户标识数据的装置、方法和系统 | |
JP2015534406A (ja) | 安全装置と安全なデータ送信方法 | |
KR20150065556A (ko) | 다중 경로를 이용한 피싱 방지 방법 및 장치 | |
KR20150034852A (ko) | 종단간 인증과 거래 연동을 이용한 서버형 인증코드 제공 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180625 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190130 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190219 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190419 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20190621 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20190827 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20191030 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191122 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20191202 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191217 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191230 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6648447 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |