JP6648445B2 - 情報処理システム、サーバ、メインフレーム及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理システム、サーバ、メインフレーム及び情報処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理システム、サーバ、メインフレーム及び情報処理方法に関する。
メインフレームとオープンシステムとを連携させたシステムの利用が拡大している。ここで、オープンシステムとは、公開(オープン)されている仕様に準拠したソフトウェアやハードウェアを利用することで異なるベンダの製品を組合せて構築されたシステムをいう。
メインフレームの文字コード体系は各社独自のものとなっており、文字コード体系の変更は容易には行えない。メインフレームの文字コード体系には、例えばJIS、シフトJIS、EUC-JPなどがある。
一方、オープンシステムにおけるオープンサーバでは、Unicodeに準拠した文字(フォント)及び符号化方式を使用することが一般的となっている。例えば、オープンシステムのクライアントとして使用されることの多いWindows OS(登録商標)の近年のバージョンでは、JIS X 0213:2004をベースとした文字及び文字入力機構が採用されている。このように、近年、Unicodeによる表現がオペレーティングシステムやアプリケーションにおいて事実上の標準となっている。Unicodeは、現在もさらなる文字の標準化を推し進めており、その収容文字数は増加し続けている。
メインフレームとオープンシステムとが混在したシステムを構築する際には、両者の文字コード(文字集合及び符号化方式)の差異を埋めるため、都度データの変換を必要とするが、いずれかのシステムでしか使用できない文字に対する考慮が常に課題となっている。
特許文献1には、異体字変換処理において、標準的にはサポート(使用)されない異体字も候補として表示し、非標準の異体字が選択されたときは、その異体字の持つユニークなコードとともに文字パターン(文字の形状)が外部記憶部である非標準文字エリアに登録される文字処理装置が開示されている。ここで、異体字とは、標準の字体と同じ意味・発音を持つが、表記に差異がある文字をいう。当該文字処理装置によれば、非標準文字エリアにある文字パターンがあたかも標準的にサポートされる文字であるかのように処理することができる。
特許文献2には、ユーザによって入力された文字について変換可能な文字の候補の中から外字が選択された場合に、その外字と互いに異体字の関係にある外字を記録する外字取得システムが開示されている。ここで、外字とは、標準文字(常用文字)以外の、人名、地名、俗字等の漢字を示す。当該外字取得システムによれば、端末に記録されていない外字を効率よく取得することができる。
特開平04−047446 特開2013−182434
しかし、特許文献1及び2に記載の発明には次の問題点があった。すなわち、特許文献1に記載の文字処理装置では、表示が指示された文字のパターンが外部記憶部に存在しなければ当該文字を表示することができない。そのため、予め外部記憶部にできる限り多くの文字パターンを記憶しておく必要がある。しかし、外部記憶部の容量には限界がある。特許文献2に記載の外字取得システムでは、取得した外字を端末において表示することができることが前提である。そのため、オープンシステムとメインフレームのように異なる文字コードを使用するシステムどうしが連携するシステムにおいては、一方のシステムにおいて文字を表現できない場合が生じる。
本発明の目的は、上述の課題を解決する情報処理システム、サーバ、メインフレーム及び情報処理方法を提供することにある。
本発明の情報処理システムは、第1の文字コードが定義されている第1のシステムと、第1の文字コードに含まれない文字を含む第2の文字コードが定義されている第2のシステムと、を含む情報処理システムであって、第2のシステムは、第2の文字コードに基づいて表現される文字に関する情報の入力を受け付け、受け付けた情報に対応する文字が第1の文字コードに含まれているか否かを判別する判別手段と、受け付けた情報に対応する文字が第1の文字コードに含まれていないと判別された場合に、受け付けた情報から文字の形状に関する情報を抽出する抽出手段と、抽出された情報を第1のシステムに送信する送信手段と、を備え、第1のシステムは、抽出された情報に基づいて文字を出力する出力手段を備える情報処理システムである。
本発明のサーバは、第1の文字コードが定義されている第1のシステムと連携し、第1の文字コードに含まれない文字を含む第2の文字コードが定義されているサーバであって、第2の文字コードに基づいて表現される文字に関する情報の入力を受け付け、第1の文字コードに受け付けた情報に対応する文字が含まれているか否かを判別する判別手段と、第1の文字コードに受け付けた情報に対応する文字が含まれていないと判別された場合に、受け付けた情報から文字の形状に関する情報を抽出する抽出手段と、抽出した情報を第1のシステムに送信する送信手段と、を備える。
本発明のメインフレームは、第1の文字コードが定義されており、かつ第1の文字コードに含まれない文字を含む第2の文字コードが定義されている第2のシステムと連携するメインフレームであって、第2の文字コードに基づいて表現される文字の形状に関する情報を第2のシステムから受信し、当該受信した情報に基づいて文字を出力する出力手段を備える。
本発明の情報処理方法は、第1の文字コードが定義されている第1のシステムと、第1の文字コードに含まれない文字を含む第2の文字コードが定義されている第2のシステムとを含む情報処理システムにおける情報処理方法であって、第2の文字コードに基づいて表現される文字に関する情報の入力を受け付け、第1の文字コードに受け付けた情報に対応する文字が含まれているか否かを判別する判別ステップと、第1の文字コードに受け付けた情報に対応する文字が含まれていないと判別された場合に、受け付けた情報から文字の形状に関する情報を抽出する抽出ステップと、抽出した情報を第1のシステムに送信する送信ステップと、抽出した情報に基づいて文字を出力する出力ステップと、を備える。
本発明の情報処理システムは、第1の種類の文字コードが定義されている第1のシステムと、
第1の文字コードに含まれない文字を含む第2の種類の文字コードが定義されている第2のシステムとを有し、第2のシステムは、第1の文字に関する入力を受け付け、第1の文字に対応する第1の種類の文字コードが存在するか否かを判別する判別手段と、第1の文字に対応する第1の種類の文字コードが存在しないと判別された場合に、第1の文字の形状に関する情報を第1のシステムに送信する送信手段と、を備え、第1のシステムは、受信した第1の文字の形状に関する情報に基づいて文字を出力する出力手段を備える。
本発明によれば、異なる文字コードを使用するシステムどうしが連携するシステムにおいて、一のシステムに当該一のシステムでは定義されていない文字コードが入力されたとしても、当該文字コードにより表現される文字を当該一のシステム上で出力することができる。この際、当該文字コードで表現される文字を当該一のシステムに予め多数登録しておく必要はない。
第1の実施形態にかかる情報処理システム1000の構成を示す図である。 第1の実施形態にかかる情報処理システム1000の動作を説明する図である。 第2の実施形態にかかる情報処理システム2000の構成を示す図である。 第2の実施形態にかかる情報処理システム2000におけるオープンシステム20の動作を説明するフローチャートである。 端末100及びサーバ200における情報の流れを説明する図である。 外字データベースエントリ情報904の構成を示す図である。 外字データベースエントリ情報904の作成方法を説明するフローチャートである。 第2の実施形態の変形例にかかる情報処理システム2000aの構成を示す図である。 第2の実施形態の変形例にかかる情報処理システム2000bの構成を示す図である。 第3の実施形態にかかる情報処理システム3000の構成を示す図である。 第3の実施形態にかかる情報処理システム3000の一部の構成を示す図である。 第4の実施形態にかかる情報処理システム1000aの構成を示す図である。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態にかかる情報処理システム1000の構成を示す図である。
情報処理システム1000は、第1の文字コードが定義されているシステム(第1のシステム)1と、第1の文字コードに含まれない文字を含む第2の文字コードが定義されているシステム(第2のシステム)2とを含んで構成される。
本発明において、文字とは、例えばひらがなやカタカナ、漢字、アルファベットなどあらゆる文字をいう。文字コードとは、例えば「A」という文字を、「1000001」とコード化して処理する場合に、文字とコードとの対応規則をまとめたものをいう。
システム2は、判別手段21、抽出手段22及び送信手段23を備える。
判別手段21は、第2の文字コードに基づいて表現される文字に関する情報の入力を受け付け、当該受け付けた情報に対応する文字(当該文字)が第1の文字コードに含まれているか否かを判別する。
抽出手段22は、当該文字が第1の文字コードに含まれていないと判別手段21が判別した場合に、判別手段21が受け付けた情報から文字の形状に関する情報を抽出する。
送信手段23は、抽出手段22が抽出した情報をシステム1に送信する。
システム1は、出力手段12を備える。出力手段12は、システム2の送信手段23から受信した情報、すなわち抽出手段22が抽出した情報に基づいて文字を出力する。
第1の実施形態にかかる情報処理システム1000の動作を説明する。図2は、情報処理システム1000の動作を示す図である。
システム2の判別手段21は、第2の文字コードに基づいて表現される文字に関する情報の入力を受け付け、当該受け付けた情報に対応する文字(当該文字)が第1の文字コードに含まれているか否かを判別する(ステップS1)。抽出手段22は、当該文字が第1の文字コードに含まれていないと判別手段21が判別した場合に、判別手段21が受け付けた情報から文字の形状に関する情報を抽出する(ステップS2)送信手段23は、抽出手段22が抽出した情報をシステム1に送信する(ステップS3)。システム1の出力手段12は、システム2の送信手段23から受信した情報に基づいて文字を出力する(ステップS4)。
第1の実施形態にかかる情報処理システム1000では、システム2において、第2の文字コードに基づいて表現される文字が第1の文字コードに含まれていないと判別手段21が判別した場合に、抽出手段22が、判別手段21が受け付けた情報から文字の形状に関する情報を抽出する。そして、送信手段23が、当該抽出した情報をシステム1に送信する。システム1では、出力手段12が、システム2の送信手段23から受信した情報に基づいて文字を出力する。これにより、システム1で定義されていない第2の文字コードで表現される文字がシステム1に入力として与えられた場合においても、システム1上で当該文字を出力することができる。
一般的に、メインフレームのアーキテクチャ上、外字を記憶する領域の数または容量には制限がある。そのため、当該領域に無尽蔵に外字を登録することができるわけではない。第1の実施形態にかかる情報処理システム1000によれば、システム1に多数の外字を予め登録しておく必要はない。
[第2の実施形態]
図3は、第2の実施形態にかかる情報処理システム2000の構成を示す図である。
情報処理システム2000は、第1の実施形態と同様、第1の文字コードが定義されているシステム500と、第1の文字コードに含まれない文字コードを含む第2の文字コードが定義されているシステム20とを含んで構成される。
システム500は、例えばメインフレームである。以下、システム500をメインフレーム500と呼ぶ。システム20は、端末100及びサーバ200を含んで構成される。以下、システム20をオープンシステム20と呼ぶ。
メインフレーム500では、ベンダ毎に固有の文字コード(第1の文字コード)が定義されており、これは、オープンシステム20で使用可能な文字コード(第2の文字コード)と異なっている。
第2の文字コードは、例えばサーバ200上で動作しているWebアプリケーションで使用可能な文字コードである。第2の文字コードは、例えば端末で一般的に使用されているオペレーティングシステムに合わせたJIS X 0213:2004である。
本実施形態において、「外字」は、通常用いられる意味の他に、オープンシステム20では定義されているがメインフレーム500では定義されていない文字という意味も有するものとする。
メインフレーム500は、ユーザ定義文字領域501及び出力手段502を備える。
ユーザ定義文字領域501は、外字のために用意された符号を保持する領域であり、新規外字の登録及び出力の際に参照される記憶領域である。
出力手段502は、サーバ200の外字データ生成手段205(後述)が作成した外字データに基づいて、第2の文字コードで表現される文字を出力する。
端末100は、サーバ200と通信するクライアント端末であり、例えば携帯端末やパーソナルコンピュータである。端末100は、フォントファイル101を有しており、ブラウザ102を備えている。
フォントファイル101は、第2の文字コードで表現される文字(オープンシステムで使用可能な文字)に関する情報を格納したファイルである。
端末100は、ブラウザ102を介して、サーバ200で動作するWebアプリケーション201との通信を行う。
端末100は、複数存在することができる。
サーバ200では、Webアプリケーション201が動作している。また、サーバ200は、入力データ分析手段202、フォント解析手段203、外字データ生成手段205及び外字データベース207を備える。
入力データ分析手段202は、第1の実施形態における判別手段に相当する。入力データ分析手段202は、メインフレーム文字集合901を保持している。メインフレーム文字集合901は、メインフレーム500で表現可能な文字の符号を列挙した情報である。メインフレーム文字集合901は、入力データ分析手段202内にデータベース形式で保管されても、ファイルとして保管されていても良い。入力データ分析手段202は、端末100のブラウザ102からWebアプリケーション201に入力されたデータを分析し、当該データ中の第2の文字コードで表現される文字(当該文字)の符号がメインフレーム文字集合901に含まれるか否かを判別する。
フォント解析手段203は、第1の実施形態における抽出手段に相当する。フォント解析手段203は、フォントファイル204から当該文字の形状に関する情報を抽出する。
フォントファイル204は、第2の文字コードで表現される文字(オープンシステム20で使用可能な文字)に関する情報を格納したファイルである。
なお、フォント解析手段203は、第1の実施形態における抽出手段と同様、端末により入力された情報から文字の形状に関する情報を抽出してもよい。
外字データ生成手段205は、第1の実施形態における送信手段に相当する。外字データ生成手段205は、フォント解析手段203が抽出した情報に基づいて外字データを生成し、外字データベース207(後述)に送信する。また、外字データ生成手段205は、外字符号決定手段903を有する。
外字符号決定手段903は、入力データ分析手段202による分析の結果、入力された情報の中にメインフレーム文字集合901に含まれない文字が存在した場合に、外字符号を発番する。
外字データベース207は、外字データ生成手段205が生成した外字データを管理するためのデータベースである。
次に、第2の実施形態にかかる情報処理システム2000におけるオープンシステム20の動作を説明する。オープンシステム20の動作には、<フォントデータの解析>、<外字データの生成>及び<外字データの管理>がある。
<フォントデータの解析>
サーバ200の入力データ分析手段202は、端末100により入力された、第2の文字コードで表現される文字(当該文字)をメインフレーム500で表示可能か否か判断する。すなわち、データ分析手段202は、当該文字に対応する符号がメインフレーム文字集合901に含まれるか否かを判別する。
<外字データの生成>
データ分析手段202が、当該文字に対応する符号がメインフレーム文字集合901に含まれないと判別した場合、フォント解析手段203は、フォントファイル204から当該文字の形状に関する情報を抽出し、外字データ生成手段205に送信する。
そして、外字データ生成手段205は、フォント解析手段203が抽出した情報、すなわち文字の形状に関する情報に基づいて外字データを生成し、外字データベース207に当該外字データを送信する。これにより、当該文字は、メインフレーム500において通常の外字として扱われる。外字データの生成については、後述する。
<外字データの管理>
外字データ生成手段205が生成した外字データは、外字データベース207で管理される。外字データベース207は、メインフレーム500のユーザ定義文字領域501が保持する符号に対応する外字の情報を保持している。
図4乃至7を用いて、上述した<フォントデータの解析>、<外字データの生成>及び<外字データの管理>の動作をより詳細に説明する。図4は、情報処理システム2000の動作を説明するフローチャートである。図5は、端末100及びサーバ200における情報の流れを説明する図である。図6は、外字データベース207が記憶する外字データベースエントリ情報904の構成を示す図である。図7は、外字データベースエントリ情報904の作成方法を説明するフローチャートである。
図5を参照すると、情報処理システム2000のシステム利用者は、端末100において、例えば当該端末にインストールされている「かな漢字変換プログラム」により任意の文字を入力する。入力された文字の符号を含んだ情報900は、ブラウザ102を介してサーバ200に送信される(図5のF1)。サーバ200では、Webアプリケーション201が当該情報を認識する。Webアプリケーション201は、入力された情報900を入力データ分析手段202に送信する(図5のF2)。
図4及び5を参照すると、入力データ分析手段202は、Webアプリケーション201から受信した情報900とメインフレーム文字集合901を突合し、情報900の中に、メインフレーム文字集合901に含まれない符号が存在するか否かを判別する(図4のS11)。
入力データ分析手段202が、情報900の中に、メインフレーム文字集合901に含まれない符号が存在しないと判別した場合(図4のS11でno)は、本実施形態に係る以後の処理は行われず、従来通りの方式で情報連携が行われる(図4のS12)。
入力データ分析手段202は、情報900の中に、メインフレーム文字集合901に含まれない符号が存在すると判別した場合(図4のS11でyes)、当該符号をフォント解析手段203に送信する(図4のS13、図5のF3)。また、入力データ分析手段202は、メインフレーム文字集合901に含まれない文字の前後の文字情報を外字データ生成手段205に送信する(図4のS14、図5のF4)。
フォント解析手段203が読み込み可能な位置にはフォントファイル204が存在する。入力データ分析手段202から文字の符号を受信したフォント解析手段203は、フォントファイル204から当該符号に該当するフォントデータ902を抽出し、外字データ生成手段205に送信する(図4のS15、図5のF5)。フォントデータ902とは、入力フォントファイル204から当該符号に相当する文字の形状に関する部分を抜き出したものである。フォントデータ902は、具体的には文字のアウトラインであり、フォントファイル204がビットマップフォントに類するものであれば、当該符号に該当するビットマップデータそのものであり、TrueTypeやOpenType等であれば文字の輪郭を所定の形式で符号化した文字アウトラインデータである。
外字データ生成手段205は、メインフレーム文字集合901に含まれない符号に対応する文字の前後の文字情報900を入力データ分析手段202から受信し(図4のS14、図5のF4)、フォントデータ902をフォント解析手段203から受信して(図4のS15、図5のF5)、外字データを生成する(図4のS16)。この際、外字符号決定手段903は、外字符号を発番する(後述)。外字データ生成手段205は、生成した外字データ及び当該外字データに対応する外字符号を外字データベース207に送信する(図5のF6)。
外字データベース207では、外字符号(外字コード)と、メインフレーム文字集合901に含まれない文字(当該文字)の前の文字(前の文字)、当該文字(文字)及び当該文字の後ろの文字(後ろの文字)を含む外字データを対応づけて、外字データベースエントリ情報904として記憶する。ここで、当該文字の他に前の文字及び後ろの文字を対応づけて記憶するのは、例えば前の文字A、後ろの文字Bに挟まれた当該文字Cというように、当該文字の位置を定義するためである。
ここで、外字符号決定手段903による発番方法について説明する。
図5及び7を参照すると、外字符号決定手段903は、メインフレーム文字集合901に含まれない文字(当該文字)に対し、外字データベース207を参照し、当該文字の形状と外字データベース207に記憶されている文字の形状との比較を行う。すなわち、当該文字と同じ形状の文字が既に外字データベース207に記憶されているか否か確認する(図7のS21)。既に同じ形状の文字が記憶されている場合(図7のS21でyes)には、記憶されている文字に既に割り当てられている符号を当該文字に対応づける(図7のS22)。
同じ形状の文字が記憶されていない場合(図7のS22でno)、メインフレーム500において予め使用を許可されているユーザ定義文字領域501を確認し、未だ文字が割り当てられていない符号位置が存在するか否か確認する(図7のS23)。未だ文字が割り当てられていない符号位置が存在する場合(図7のS23でyes)には、それらの中から任意の符号位置を選択し、当該文字の符号として採用する(図7のS24)。符号位置の選択方法には、例えば、最初に検出した符号位置を選択する方法や、番号の最も小さな符号位置を選択する方法がある。
利用を許可されたユーザ定義文字領域501が全て使用されている場合(図7のS23でno)、外字符号決定手段903は、符号を決定しようとしている文字の一つ前の文字、及び一つ後ろの文字に関する情報を取得する(図7のS25)。符号を決定しようとしている文字が文頭または文末であった場合には、前の文字または後ろの文字は、図6に示すようにそれぞれ「無」として扱う。
外字符号決定手段903は、外字データベース207を検索し、符号を決定しようとしている文字の一つ前の文字及び符号を決定しようとしている文字の一つ後ろの文字の組み合わせと同じ組み合わせを有する外字データベースエントリ情報904があるか否か調べる(図7のS26)。同じ組み合わせを有する外字データベースエントリ情報904がない場合(図7のS26でno)には、予め使用を許可されているメインフレームのユーザ定義文字領域501の中から任意に符号を選択し、当該文字の符号として採用する(図7のS27)。
以上のようにして、同一符号に対して複数の文字を割り当てる。
一方、同じ組み合わせを有する外字データベースエントリ情報904がある場合(図7のS26でyes)には、その外字データベースエントリ情報で使用している外字符号以外の符号から任意に符号を選択し、当該文字の符号として採用する(図7のS28)。ここで、その外字データベースエントリ情報で使用している外字符号以外に、予め使用を許可されているユーザ定義文字領域501の符号が存在しない場合には、新たに外字を定義することができないことになる。しかし、使用を許可されたユーザ定義文字領域501が極端に小さくない限り、このようなケースは非常に稀である。
以上のようにして、外字データベース207に新たに外字データベースエントリ情報904を作成する。
続いて、第2の文字コードで表現される文字をメインフレーム500において出力する際の動作について説明する。
メインフレーム500の出力手段502は、サーバ200から受信した情報の中に外字データベースエントリ情報904で定義される文字(当該文字)に対応する符号が存在する場合、当該文字の前後の文字及び当該文字の符号を条件として外字データ生成手段205に外字データベース207内の検索を要求する。外字データ生成手段205は、与えられた条件を満たす外字データベースエントリ情報904をメインフレーム500に送信する。出力手段502は、外字データベースエントリ情報904から当該文字のフォントデータ902を抜き出し、当該フォントデータ902を解釈して描画データを作成する。そして、当該文字を出力画面の指定の位置に描画する。ここで、フォントデータ902を解釈する方法はフォントファイル204の形式に依存する。例えば、フォントファイル204がビットマップフォントであればビットマップの描画であり、TrueTypeやOpenType等であればアウトライン情報に基づき直線・曲線を組み合わせて滑らかに描画する。
以上のように、メインフレーム500では、外字データベース207で管理される外字データを参照して第2の文字コードで表現される文字を出力する。
第2の実施形態にかかる情報処理システム2000では、オープンシステム20において入力データ分析手段202が、端末100により入力された情報の中に、メインフレーム文字集合901に含まれない符号が存在すると判別した場合フォントファイル解析手段203が、フォントファイル204から対応する文字の形状に関する情報を抽出する。そして外字データ作成手段205が、当該抽出した情報に基づく外字データを作成する。当該外字データは、外字データベース207で管理される。これにより、メインフレーム500にメインフレーム500で未定義の文字が入力された場合においても、当該文字をメインフレーム500で表示することが可能となる。この際、メインフレーム500に多数の外字を予め登録しておく必要はない。
メインフレーム500で未定義の文字に対して上述したような符号化を行っても、メインフレーム500のプログラムでは、当該文字を単に未定義文字「?」としてこれまで通り扱うことができる。一方で、当該メインフレーム500と連携するオープンシステムでは、オープンシステムで入力した通りの形状を有する文字として認識することができる。これにより、オープンシステムの利用者は、文字コードの内容を意識することなく、メインフレーム500で未定義の文字をメインフレーム500上で扱うことができる。
サーバ及びメインフレームを複数用いる場合には、情報処理システムに管理サーバを含めることができる(図8)。
管理サーバ300は、外字に係る情報を他のサーバと共有・連携するために用いられるマスタ外字データベース301及びマスタ外字データベース変換手段302を備える構成とすることができる。
管理サーバ300を用いる場合、上記<外字データの管理>において、外字データベース207に保持されている情報は、マスタ外字データベース301と随時同期され、マスタ外字データベース301をハブとして複数のサーバ間でリアルタイムに内容を連携する。すなわち、外字データベース207に新たに外字データベースエントリ情報904が作成されると、外字データベース207はマスタ外字データベース301と通信を行い、データの同期を行う。そして、マスタ外字データベース301は、外字データベース207からの同期が行われたことを契機に、オープンシステム20内存在する、当該同期処理を発生させたサーバ以外のサーバに対して情報を同期する。
[変形例1]
上記説明では、メインフレーム500で定義されていない第2の文字コードで表現される文字をメインフレーム500の出力手段502で出力する態様について説明した。変形例1では、メインフレーム500で定義されていない第2の文字コードで表現される文字をメインフレーム500の端末エミュレータ(ホスト端末エミュレータ)で出力する態様について説明する。
図8は、変形例1にかかる情報処理システム2000aの構成を示す図である。以下では、上述の情報処理システム2000と同様の構成及び動作については、説明を省略する。
情報処理システム2000aは、ホスト端末エミュレータ400を含む。また、サーバ200aは、外字データ取得手段206を含む。
ホスト端末エミュレータ400は、端末画面401、外字描画手段402及び外字データ取得手段403を備える。
端末画面401は、外字描画手段402(後述)により生成された描画データに基づいて外字を表示する。
外字描画手段402は、外字データ取得手段403(後述)により送信された情報に基づいて描画データを生成する。
外字データ取得手段403は、サーバ200aの外字データ取得手段206を介して外字データベース207のデータを取得する。
外字データ取得手段206は、ホスト端末エミュレータ400の外字取得手段403から、表示に係る外字データを取得する。
メインフレーム500に格納された情報をホスト端末エミュレータ400において表示する際の動作について説明する。
メインフレーム500は、ホスト端末エミュレータ400に表示に関するデータを送信する。
ホスト端末エミュレータ400の外字データ取得手段403は、メインフレーム500から受信した情報の中に、外字データベースエントリ情報904で定義される文字(当該文字)に対応する符号が存在する場合、当該文字の前後の文字及び当該文字の符号を入力情報としてサーバ200aの外字データ取得手段206と通信する。
サーバ200aの外字データ取得手段206は、ホスト端末エミュレータ400の外字データ取得手段403から受信した情報を条件として外字データベース207を検索し、与えられた条件に相当する外字データベースエントリ情報904を外字データ取得手段403に送信する。
ホスト端末エミュレータ400の外字データ取得手段403は、外字データ取得手段206から受信した外字データベースエントリ情報904から当該文字のフォントデータ902を抜き出し、外字描画手段402に送信する。外字描画手段402は、外字データ取得手段403から受信したフォントデータ902を解釈し、描画データを作成する。そして、当該文字を端末画面401の指定の位置に描画する。ここで、フォントデータ902を解釈する方法はフォントファイル204の形式に依存する。例えば、フォントファイル204がビットマップフォントであればビットマップの描画であり、TrueTypeやOpenType等であればアウトライン情報に基づき直線・曲線を組み合わせて滑らかに描画する。
情報処理システム2000aによれば、メインフレーム500で未定義の文字がメインフレーム500に入力された場合においても、端末エミュレータ400で表示することが可能となる。この際、メインフレーム500に多数の外字を予め登録しておく必要はない。
[変形例2]
情報処理システムは、さらにプリンタを含むことができる(図9)。
プリンタ600は、メインフレーム500からの帳票を印刷する。プリンタ600は、外字描画手段601、外字データ取得手段602を備える。
外字描画手段601は、取得した外字データを文字として組み立て、帳票を生成する。
外字データ取得手段602は、サーバ200bの外字データ取得手段206から外字データを取得する。
第2の実施形態では、生成された外字データをホスト端末エミュレータ400の端末画面401に表示する方法について説明した。プリンタ600においても、ホスト端末エミュレータ400の場合と同様に、生成された外字データを出力することができる。この場合、外字描画手段601及び外字データ取得手段602が、それぞれが外字描画手段402及び外字データ取得手段403に対応して同様に動作する。
[変形例3]
端末、サーバ、管理サーバ及びホスト端末エミュレータは、全て同一マシン上にあっても別マシン上にあってもよい。また、これらの一部が別マシン上にあってもよい。
[変形例4]
上記説明では、外字符号決定手段903は、メインフレーム文字集合901に含まれない文字(当該文字)に対し、外字データベース207を参照し、当該文字の形状と外字データベース207に記憶されている文字の形状との比較を行う。これに対し、以下のような構成とすることもできる。
例えば、外字データベースにおいて文字Fと符号E1E1が対応付けられて記憶されており、文字Eに対応付けられた符号E1E1がメインフレームに入力されたとする。まず、入力された符号E1E1と外字データベースに記憶されている符号との比較を行う。符号E1E1が外字データベースに記憶されているため、符号E1E1に対応する文字Eの形状と外字データベースにおいて符号E1E1と対応付けられている文字Fの形状とを比較する。比較の結果文字の形状が異なるため、入力された文字Eは外字として扱われ上述した登録及び出力処理が行われる。まず符号同士の比較を行うことにより、はじめから文字の形状同士の比較を行う処理に比べて比較処理の速度が向上する。
[第3の実施形態]
図10は、第3の実施形態にかかる情報処理システム3000の構成を示す図である。
第3の実施形態では、定義されている文字コードが異なる複数のメインフレーム間に本発明を適用した態様、すなわち、別ホスト(例えば図10のメインフレームAとメインフレームB)のシステム統合等の態様について説明する。第3の実施形態にかかる情報処理システム3000では、以下、特に説明のない構成については、第1及び第2の実施形態にかかる情報処理システムにおける構成と同様の構成を有するものとする。
情報処理システム3000は、管理サーバ300a及び300bを含む。管理サーバ300a及び管理サーバ300bは別個に運用されており、それぞれがマスタ外字データベース301a、301b及びマスタ外字データベース変換手段302a、302bを備える。
マスタ外字データベース変換手段302aまたは302bは、文字変換表30を有する。文字変換表は、一のメインフレームの情報を他のメインフレームの情報に転送する際に用いられる、変換のルールを示すものである。
図11は、第3の実施形態にかかる情報処理システムにおけるメインフレームを取り出した図である。図11のメインフレームA700及びメインフレームB800は、いずれも第1及び2の実施形態で説明した方法で、ユーザ定義文字領域701及び801にそれぞれ情報701a及び801aを蓄積している。また、第1及び第2の実施形態ではサーバが外字データベースを備えていたが、本実施形態では、メインフレームA700及びB800のそれぞれが外字データベース710及び810を備え、入力された情報に基づいて蓄積された、外字に関する定義情報(外字定義情報)720及び820を有している。
メインフレームB800のユーザ定義文字領域801からメインフレームA700のユーザ文字定義領域701に対して、情報801aを転送することを考える。
情報801aは外字データベース810の定義情報と関連付けて符号化されているため、情報801aのみをメインフレームAに転送しても外字の情報は欠落するかメインフレームAにおいて異なる情報となる。外字の情報を保持したまま情報801aを転送するためには、外字データベース710及び外字データベース810両方の情報が必要となる。すなわち、外字データベース810に記憶されている情報もコピーして外字データベース710に記憶されている情報と統合しなければならない。
外字データベース810は、例えば以下の項目を含む外字データベースエントリの集合からなる。
外字データベースエントリ
・外字符号 例) A1A1
・直前の文字 例) 小
・直後の文字 例) 市
・字形データ 例) (「樽」の字を構成するベクトルデータ)
この例では、「小」と「市」に挟まれた「A1A1」という符号は「樽」という字であることを示している。つまり、「外字符号」「直前の文字」「直後の文字」の3条件により、実際に表現すべき図形を定義している。
外字データベース710及び外字データベース810において同一の「外字符号」「直前の文字」「直後の文字」に対して異なる字形データが定義されている場合、外字データベース810の情報と外字データベース710の情報とを統合する際には衝突が発生する。この場合、以下のように衝突解消の措置をとる必要がある。
第一に、外字データベース810に既に存在するエントリはそのまま維持する。これは、外字データベース810単独で見れば整合性が保たれていること、かつ情報801aは、外字データベース810に記憶されている情報で示される定義に依存しているためである。
第二に、外字データベース710に外字データベース810を追記したと仮定し、「外字符号」「直前の文字」「直後の文字」の3つが全て一致するエントリが存在するか否か判別する。
「外字符号」「直前の文字」「直後の文字」の3つが全て一致するエントリが存在する場合は、それらのエントリの字形データを確認し、字形の同一性を判断する。同一性の判断には、字形のアウトラインデータそのものから画像の近似度を計算する画像工学的手法を用いることができる。しかし、字形の同一性判断には言語学的な基準を包摂基準として用いることも多いため、自動的で機械的な同一性判定は困難である。字形の同一性判断のバリエーションとして、文字を各サーバ上で外字として登録する際に、世に広く通用する識別符号をメタデータとして付与しておく方法がある。このような符号として有用なものには、IPA(Information-technology Promotion Agency;情報処理推進機構)のMJ図形番号や、戸籍統一文字番号、登記統一文字番号、汎用電子整理番号などがある。これらの番号で表現できる文字集合に含まれる文字数は、一般のコンピュータで用いる文字集合に含まれる文字数の数倍以上であり、通常は外字として表現する文字も多数含まれている。これらの文字集合を利用することで、どの文字集合にも存在しない外字は遥かに少なく抑えることができる。機械的な文字同定作業は問題を起こしやすいが、別文字集合における識別符号を併用した上で、それでもなお漏れている文字のみを包摂基準に沿って識者が同定することで現実的な運用法となる。
「外字符号」「直前の文字」「直後の文字」の3つが全て一致するエントリが存在しなければ、両外字データベースをそのまま統合することができる。この場合は両データベースを統合した後、情報801aもメインフレームA700にそのままの形で移送してよい。「外字符号」「直前の文字」「直後の文字」の3つが全て一致するエントリが存在しない場合は、外字データベース710で未だ定義していなかった符号の中から任意に符号を選択し新たに定義する。これと同時に文字変換表30に変換前と変換後の符号を追加する。
文字変換表30
・外字符号(変換元) 例) A1A1
・直前の文字 例) 小
・直後の文字 例) 市
・外字符号(変換先) 例) A1B3
この例では、「小」と「市」に囲まれた符号A1A1は変換先(外字データべース810)において既に別の定義があることからA1B3に符号変換すると定義している。
以上の処理を外字データベース810のすべてのエントリに対して実施すると、情報801aをメインフレームAの情報701aに転送する際に必要となる変換表30が自動的に完成する。
最後にメインフレームB800は、変換表30のルールに従って変換しながら情報801aをユーザ定義文字領域701に転送する。
第3の実施形態にかかる情報処理システムによれば、別ホスト(メインフレームA700とB800)とのシステム統合等の場合でも、それぞれのマスタ外字データベース間のデータの移行が可能となる。
上記説明では、別システムが複数存在し、マスタ外字データベース間にデータの互換性がない場合を想定している。しかし、システムの単体運用の場合は、マスタ外字データベースがマスタデータベース変換手段を備えていなくても特に支障はない。
[第4の実施形態]
第1の実施形態では、判別手段21は、第2の文字コードに基づいて表現される文字に関する情報の入力を受け付け、受け付けた情報に対応する文字が第1の文字コードに含まれているか否かを判別する。本実施形態では、判別手段21aは、第1の文字に関する入力を受け付ける。
図12は、第4の実施形態にかかる情報処理装置1000aの構成を示す図である。
システム1aは、出力手段12aを備える。
システム2aは、判別手段21a及び送信手段23aを備える。
システム1aでは、第1の種類の文字コードが定義されており、システム2aでは、第1の文字コードに含まれない文字を含む第2の種類の文字コードが定義されている。
情報処理システム1000aの動作を説明する。
システム2aの判別手段21aは、第1の文字に関する入力を受け付け、第1の文字に対応する第1の種類の文字コードが存在するか否かを判別する。判別手段21aにより、第1の文字に対応する第1の種類の文字コードが存在しないと判別された場合に、送信手段23aは、第1の文字の形状に関する情報をシステム1aに送信する。システム1aの出力手段12aは、システム2aから受信した第1の文字の形状に関する情報に基づいて文字を出力する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて他の変形例、応用例を含むことは言うまでもない。上記の実施形態の一部又は全部は、以下のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
第1の文字コードが定義されている第1のシステムと、前記第1の文字コードに含まれない文字を含む第2の文字コードが定義されている第2のシステムと、を含む情報処理システムであって、
前記第2のシステムは、
前記第2の文字コードに基づいて表現される文字に関する情報の入力を受け付け、前記受け付けた情報に対応する文字が前記第1の文字コードに含まれているか否かを判別する判別手段と、
前記受け付けた情報に対応する文字が前記第1の文字コードに含まれていないと判別された場合に、前記受け付けた情報から文字の形状に関する情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出された情報を前記第1のシステムに送信する送信手段と、を備え、
前記第1のシステムは、前記抽出された情報に基づいて文字を出力する出力手段を備える情報処理システム
(付記2)
前記第2のシステムは、前記第2の文字コードに基づいて表現される文字に関する情報であるフォントファイルを有し、
前記抽出手段は、前記受け付けた情報または前記フォントファイルから文字の形状に関する情報を抽出する、付記1に記載の情報処理システム。
(付記3)
前記第2のシステムは、前記抽出手段が抽出した情報を記憶する外字データベースを備える、付記1または2に記載の情報処理システム。
(付記4)
前記第1のシステムは、前記抽出手段が抽出した情報を記憶する外字データベースを備える、付記1乃至3に記載の情報処理システム。
(付記5)
前記第1のシステムは、前記第2の文字コードに基づいて表現される文字に割り当てられる符号を保持するユーザ定義文字領域を備え、
前記送信手段は、外字符号決定手段を備え、
前記外字符号決定手段は、前記ユーザ定義文字領域を参照して前記抽出された情報に符号を付す、付記1乃至4に記載の情報処理システム。
(付記6)
前記外字符号決定手段は、前記第2の文字コードに基づいて表現される文字が割り当てられていない前記符号が前記ユーザ定義文字領域に存在しない場合に、前記第2の文字コードに基づいて表現される文字の前後の文字に対応する情報を取得し、前記抽出された情報及び当該前後の文字に対応する情報からなる組み合わせに対して符号を付す、付記5に記載の情報処理システム。
(付記7)
第1の文字コードが定義されている第1のシステムと連携し、前記第1の文字コードに含まれない文字を含む第2の文字コードが定義されているサーバであって、
前記第2の文字コードに基づいて表現される文字に関する情報の入力を受け付け、前記第1の文字コードに前記受け付けた情報に対応する文字が含まれているか否かを判別する判別手段と、
前記第1の文字コードに前記受け付けた情報に対応する文字が含まれていないと判別された場合に、前記受け付けた情報から文字の形状に関する情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出した情報を前記第1のシステムに送信する送信手段と、を備えるサーバ。
(付記8)
前記第2の文字コードに基づいて表現される文字に関する情報であるフォントファイルを有し、
前記抽出手段は、前記受け付けた情報または前記フォントファイルから文字の形状に関する情報を抽出する、付記7に記載のサーバ。
(付記9)
前記送信手段が作成した文字データを記憶する外字データベースを備える、付記7または8に記載のサーバ。
(付記10)
前記第1のシステムは、前記第2の文字コードに基づいて表現される文字に割り当てられる符号を保持するユーザ定義文字領域を備え、
前記送信手段は、外字符号決定手段を備え、
前記外字符号決定手段は、前記ユーザ定義文字領域を参照して前記抽出された情報に符号を付す、付記7乃至9に記載のサーバ。
(付記11)
前記外字符号決定手段は、前記第2の文字コードに基づいて表現される文字が割り当てられていない前記符号が前記ユーザ定義文字領域に存在しない場合に、前記第2の文字コードに基づいて表現される文字の前後の文字に対応する情報を取得し、前記抽出された情報及び当該前後の文字に対応する情報からなる組み合わせに対して符号を付す、付記10に記載のサーバ。
(付記12)
第1の文字コードが定義されており、かつ前記第1の文字コードに含まれない文字コードを含む第2の文字コードが定義されている第2のシステムと連携するメインフレームであって、
前記第2の文字コードに基づいて表現される文字の形状に関する情報を前記第2のシステムから受信し、当該受信した情報に基づいて文字を出力する出力手段を備えるメインフレーム。
(付記13)
前記第2の文字コードに基づいて表現される文字の形状に関する情報を記憶する外字データベースをさらに備える、付記12に記載のメインフレーム。
(付記14)
前記第2の文字コードに基づいて表現される文字に割り当てられる符号を保持するユーザ定義文字領域を備える、付記12または13に記載のメインフレーム。
(付記15)
第1の文字コードが定義されている第1のシステムと、前記第1の文字コードに含まれない文字を含む第2の文字コードが定義されている第2のシステムとを含む情報処理システムにおける情報処理方法であって、
前記第2の文字コードに基づいて表現される文字に関する情報の入力を受け付け、前記第1の文字コードに前記受け付けた情報に対応する文字が含まれているか否かを判別する判別ステップと、
前記第1の文字コードに前記受け付けた情報に対応する文字が含まれていないと判別された場合に、前記受け付けた情報から文字の形状に関する情報を抽出する抽出ステップと、
前記抽出した情報を前記第1のシステムに送信する送信ステップと、
前記抽出した情報に基づいて文字を出力する出力ステップと、を備える情報処理方法。
(付記16)
前記第2のシステムは、前記第2の文字コードに基づいて表現される文字に関する情報であるフォントファイルを有し、
前記抽出ステップにおいて、前記受け付けた情報または前記フォントファイルから文字の形状に関する情報を抽出する、付記15に記載の情報処理方法。
(付記17)
前記第1のシステムは、前記第2の文字コードに基づいて表現される文字に割り当てられる符号を保持するユーザ定義文字領域を備え、
前記送信ステップは、外字符号決定ステップを含み、
前記外字符号決定ステップにおいて、前記ユーザ定義文字領域を参照して前記抽出された情報に符号を付す、付記15または16に記載の情報処理方法。
(付記18)
前記外字符号決定ステップにおいて、前記第2の文字コードに基づいて表現される文字が割り当てられていない前記符号が前記ユーザ定義文字領域に存在しない場合に、前記第2の文字コードに基づいて表現される文字の前後の文字に対応する情報を取得し、前記抽出された情報及び当該前後の文字に対応する情報からなる組み合わせに対して符号を付す、付記17に記載の情報処理方法。
(付記19)
第1の種類の文字コードが定義されている第1のシステムと、
前記第1の文字コードに含まれない文字を含む第2の種類の文字コードが定義されている第2のシステムとを有し、
前記第2のシステムは、
第1の文字に関する入力を受け付け、前記第1の文字に対応する前記第1の種類の文字コードが存在するか否かを判別する判別手段と、
前記第1の文字に対応する前記第1の種類の文字コードが存在しないと判別された場合に、前記第1の文字の形状に関する情報を前記第1のシステムに送信する送信手段と、を備え、
前記第1のシステムは、受信した前記第1の文字の形状に関する情報に基づいて文字を出力する出力手段を備える情報処理システム。
1、1a、2、2a システム
12、12a、502、702、802 出力手段
20 オープンシステム
21、21a 判別手段
22 抽出手段
23、23a 送信手段
30 文字変換表
100 端末
101、204 フォントファイル
102 ブラウザ
200、200a、200b サーバ
201 Webアプリケーション
202 入力データ分析手段
203 フォント解析手段
205 外字データ生成手段
206 外字データ取得手段
207、710、810 外字データベース
300、300a、300b 管理サーバ
301、301a、301b マスタ外字データベース
302、302a、302b マスタ外字データベース変換手段
400 ホスト端末エミュレータ
401 端末画面
402 外字描画手段
403 外字データ取得手段
500 メインフレーム
501、701、801 ユーザ定義文字領域
600 プリンタ
601 外字描画手段
602 外字データ取得手段
700 メインフレームA
720、820 外字定義情報
800 メインフレームB
901 メインフレーム文字集合
902 フォントデータ
903 外字符号決定手段
904 外字データベースエントリ情報
1000、1000a、2000、2000a、2000b、3000 情報処理システム

Claims (7)

  1. 第1の文字コードが定義されている第1のシステムと、前記第1の文字コードに含まれない文字を含む第2の文字コードが定義されている第2のシステムと、を含む情報処理システムであって、
    前記第2のシステムは、
    前記第2の文字コードに基づいて表現される文字に関する情報の入力を受け付け、前記受け付けた情報に対応する文字が前記第1の文字コードに含まれているか否かを判別する判別手段と、
    前記受け付けた情報に対応する文字が前記第1の文字コードに含まれていないと判別された場合に、前記受け付けた情報から文字の形状に関する情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出された情報を前記第1のシステムに送信する送信手段と、を備え、
    前記第1のシステムは、前記抽出された情報に基づいて文字を出力する出力手段を備え
    前記第1のシステムは、前記第2の文字コードに基づいて表現される文字に割り当てられる符号を保持するユーザ定義文字領域を備え、
    前記送信手段は、前記ユーザ定義文字領域を参照して前記抽出された情報に符号を付す外字符号決定手段を備え、
    前記外字符号決定手段は、
    前記第2の文字コードに基づいて表現される文字が割り当てられていない前記符号が前記ユーザ定義文字領域に存在しない場合に、前記抽出手段が抽出した情報を記憶する外字データベースを検索し、前記第2の文字コードに基づいて表現される文字の前後の文字の組み合わせと同じ組み合わせを有する外字データベースエントリ情報があるか否か調べ、
    前記同じ組み合わせを有する外字データベースエントリ情報がない場合には、前記ユーザ定義文字領域の中から任意の符号を選択し、前記第2の文字コードに基づいて表現される文字の符号として採用し、
    前記同じ組み合わせを有する外字データベースエントリ情報がある場合には、当該外字データベースエントリ情報で使用している外字符号以外の符号から任意に符号を選択し、前記第2の文字コードに基づいて表現される文字の符号として採用する
    情報処理システム。
  2. 前記第2のシステムは、前記第2の文字コードに基づいて表現される文字に関する情報であるフォントファイルを有し、
    前記抽出手段は、前記受け付けた情報または前記フォントファイルから文字の形状に関する情報を抽出する、請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記第2のシステムは、前記抽出手段が抽出した情報を記憶する外字データベースを備える、請求項1または2に記載の情報処理システム。
  4. 前記第1のシステムは、前記抽出手段が抽出した情報を記憶する外字データベースを備える、請求項1乃至3に記載の情報処理システム。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理システムに含まれる第2のシステムと連携するメインフレームであって、
    前記第2の文字コードに基づいて表現される文字の形状に関する情報を前記第2のシステムから受信し、当該受信した情報に基づいて文字を出力する出力手段を備えるメインフレーム。
  6. 第1の文字コードが定義されている第1のシステムと、前記第1の文字コードに含まれない文字を含む第2の文字コードが定義されている第2のシステムとを含む情報処理システムにおける情報処理方法であって、
    前記第2の文字コードに基づいて表現される文字に関する情報の入力を受け付け、前記第1の文字コードに前記受け付けた情報に対応する文字が含まれているか否かを判別する判別ステップと、
    前記第1の文字コードに前記受け付けた情報に対応する文字が含まれていないと判別された場合に、前記受け付けた情報から文字の形状に関する情報を抽出する抽出ステップと、
    前記抽出した情報を前記第1のシステムに送信する送信ステップと、
    前記抽出した情報に基づいて文字を出力する出力ステップと、を備え
    前記第1のシステムは、前記第2の文字コードに基づいて表現される文字に割り当てられる符号を保持するユーザ定義文字領域を備え、
    前記送信ステップは、前記ユーザ定義文字領域を参照して前記抽出された情報に符号を付す外字符号決定ステップを含み、
    前記外字符号決定ステップでは、
    前記第2の文字コードに基づいて表現される文字が割り当てられていない前記符号が前記ユーザ定義文字領域に存在しない場合に、前記抽出手段が抽出した情報を記憶する外字データベースを検索し、前記第2の文字コードに基づいて表現される文字の前後の文字の組み合わせと同じ組み合わせを有する外字データベースエントリ情報があるか否か調べ、
    前記同じ組み合わせを有する外字データベースエントリ情報がない場合には、前記ユーザ定義文字領域の中から任意の符号を選択し、前記第2の文字コードに基づいて表現される文字の符号として採用し、
    前記同じ組み合わせを有する外字データベースエントリ情報がある場合には、当該外字データベースエントリ情報で使用している外字符号以外の符号から任意に符号を選択し、前記第2の文字コードに基づいて表現される文字の符号として採用する
    情報処理方法。
  7. 第1の種類の文字コードが定義されている第1のシステムと、
    前記第1の文字コードに含まれない文字を含む第2の種類の文字コードが定義されている第2のシステムとを有し、
    前記第2のシステムは、
    第1の文字に関する入力を受け付け、前記第1の文字に対応する前記第1の種類の文字コードが存在するか否かを判別する判別手段と、
    前記第1の文字に対応する前記第1の種類の文字コードが存在しないと判別された場合に、前記第1の文字の形状に関する情報を前記第1のシステムに送信する送信手段と、を備え、
    前記第1のシステムは、受信した前記第1の文字の形状に関する情報に基づいて文字を出力する出力手段を備え
    前記第1のシステムは、前記第2の文字コードに基づいて表現される文字に割り当てられる符号を保持するユーザ定義文字領域を備え、
    前記送信手段は、前記ユーザ定義文字領域を参照して前記抽出された情報に符号を付す外字符号決定手段を備え、
    前記外字符号決定手段は、
    前記第2の文字コードに基づいて表現される文字が割り当てられていない前記符号が前記ユーザ定義文字領域に存在しない場合に、前記抽出手段が抽出した情報を記憶する外字データベースを検索し、前記第2の文字コードに基づいて表現される文字の前後の文字の組み合わせと同じ組み合わせを有する外字データベースエントリ情報があるか否か調べ、
    前記同じ組み合わせを有する外字データベースエントリ情報がない場合には、前記ユーザ定義文字領域の中から任意の符号を選択し、前記第2の文字コードに基づいて表現される文字の符号として採用し、
    前記同じ組み合わせを有する外字データベースエントリ情報がある場合には、当該外字データベースエントリ情報で使用している外字符号以外の符号から任意に符号を選択し、前記第2の文字コードに基づいて表現される文字の符号として採用する
    情報処理システム。
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