JP6644806B2 - 狭帯域セルラーモノのインターネットシステムのための周波数リソース割振り - Google Patents

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Description

相互参照
[0001]本特許出願は、各々が本出願の譲受人に譲渡された、2016年1月6日に出願された、「Frequency Resource Allocation for a Narrow-Band Cellular Internet of Things System」と題する、Liらによる米国特許出願第14/988,878号、および2015年2月25日に出願された、「Frequency Resource Allocation for a Narrow-Band Cellular Internet of Things System」と題する、Liらによる米国仮特許出願第62/120,763号の優先権を主張する。
[0002]以下は、一般にワイヤレス通信に関し、より詳細には、セルラーモノのインターネット(CIoT:Cellular Internet of Things)システムのための周波数リソース(トーン)の割振りに関する。
[0003]ワイヤレス通信システムは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、時間、周波数、および電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムであり得る。そのような多元接続システムの例としては、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム(たとえば、ロングタームエボリューション(LTE(登録商標))システム)がある。
[0004]例として、ワイヤレス多元接続通信システムは、場合によってはユーザ機器(UE)として知られていることがある、複数の通信デバイスのための通信を各々が同時にサポートする、いくつかの基地局を含み得る。基地局は、(たとえば、基地局からUEへの送信のために)ダウンリンクチャネル上でUEと通信し、(たとえば、UEから基地局への送信のために)アップリンクチャネル上でUEと通信し得る。
[0005]いくつかのUEは、自動通信を提供し得る。自動UEは、マシンツーマシン(M2M)通信またはマシンタイプ通信(MTC)を実装するものを含み得る。M2MまたはMTCは、デバイスが人の介入なしに互いにまたは基地局と通信することを可能にするデータ通信技術を指すことがある。M2MまたはMTCデバイスは、UEを含み得、モノのインターネット(IoT)の一部として使用され得る。IoT中のいくつかのM2MまたはMTCデバイスは、パーキングメーター、水道およびガスメーター、ならびに少量のデータを低頻度で通信し得る他のセンサーを含み得る。
[0006]いくつかの場合には、IoT中のものを含んで、UEは、低スループットまたは低頻度データ転送のために設計された電力制限デバイスであり得る。いくつかの場合には、UEは、隣接するワイヤレス通信ネットワークの他のワイヤレス通信帯域と重複する周波数帯域上でワイヤレス通信を送信および受信するように構成され得る。そのような重複は、一方または両方のワイヤレス通信ネットワークへの干渉を生じ得る。
[0007]本開示は、一般にワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、セルラーモノのインターネット(CIoT)システムのための周波数リソースまたはトーンの割振りのための改善されたシステム、方法、および装置に関し得る。様々な態様では、隣接するワイヤレス通信システムの送信との低減された干渉を有することとなり、したがって、より高い電力の送信をサポートし得る、CIoTシステムのためのトーンの第1のグループを識別することを通して、CIoTシステムおよび隣接するワイヤレス通信システムについての干渉が低減され得る。
[0008]比較的悪いチャネル状態を有し、より高い電力の送信から恩恵を受けるであろう、CIoTシステム中のユーザ機器(UE)が識別され得る。そのようなUEとの通信は、より高い電力の送信をサポートするトーンの第1のグループを通して実行され得、より良好なチャネル状態を有する他のUEとの通信は、より低い電力の送信を有する他のトーンを通して実行され得る。いくつかの例では、トーンの第1のグループのトーンの間の周波数ホッピングを通して干渉緩和をさらに向上させるために、周波数ダイバーシティが採用され得る。いくつかの例では、残りのトーンは、干渉平均化とさらなる干渉緩和とを与えるためにフラクショナル周波数再利用(FFR:fractional frequency reuse)技法を通して2つまたはそれ以上のサブセットに分割され得る。
[0009]ワイヤレスデバイスにおけるワイヤレス通信の方法が説明される。本方法は、第1のワイヤレス通信ネットワーク上でのワイヤレス通信のための狭帯域トーンの第1のセットを識別することと、狭帯域トーンの第1のセットのうちのトーンの第2のグループよりも高い電力の送信をサポートするトーンの第1のグループを狭帯域トーンの第1のセットから識別することと、識別が、第1のグループのトーンと第2のワイヤレス通信ネットワーク上でのワイヤレス通信のための広帯域トーンの第2のセットとの間の干渉レベルに少なくとも部分的に基づく、を含み得る。
[0010]ワイヤレスデバイスにおけるワイヤレス通信のための装置が説明される。本装置は、第1のワイヤレス通信ネットワーク上でのワイヤレス通信のための狭帯域トーンの第1のセットを識別するための手段と、狭帯域トーンの第1のセットのうちのトーンの第2のグループよりも高い電力の送信をサポートするトーンの第1のグループを狭帯域トーンの第1のセットから識別するための手段と、識別が、第1のグループのトーンと第2のワイヤレス通信ネットワーク上でのワイヤレス通信のための広帯域トーンの第2のセットとの間の干渉レベルに少なくとも部分的に基づく、を含み得る。
[0011]ワイヤレスデバイスにおけるワイヤレス通信のためのさらなる装置が説明される。本装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信しているメモリと、メモリに記憶された命令とを含み得、ここにおいて、命令は、第1のワイヤレス通信ネットワーク上でのワイヤレス通信のための狭帯域トーンの第1のセットを識別することと、狭帯域トーンの第1のセットのうちのトーンの第2のグループよりも高い電力の送信をサポートするトーンの第1のグループを狭帯域トーンの第1のセットから識別することと、識別が、第1のグループのトーンと第2のワイヤレス通信ネットワーク上でのワイヤレス通信のための広帯域トーンの第2のセットとの間の干渉レベルに少なくとも部分的に基づく、を行うためにプロセッサによって実行可能である。
[0012]ワイヤレスデバイスにおけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体が説明される。コードは、第1のワイヤレス通信ネットワーク上でのワイヤレス通信のための狭帯域トーンの第1のセットを識別することと、狭帯域トーンの第1のセットのうちのトーンの第2のグループよりも高い電力の送信をサポートするトーンの第1のグループを狭帯域トーンの第1のセットから識別することと、識別が、第1のグループのトーンと第2のワイヤレス通信ネットワーク上でのワイヤレス通信のための広帯域トーンの第2のセットとの間の干渉レベルに少なくとも部分的に基づく、を行うために実行可能な命令を含み得る。
[0013]上記で説明された方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、狭帯域トーンの第1のセットが、第1のワイヤレス通信ネットワークの第1の利用可能なアップリンク/ダウンリンク帯域幅中の隣接するトーンの間に第1の周波数間隔を有する複数のトーンを備え、広帯域トーンの第2のセットが、第2のワイヤレス通信ネットワークの第2の利用可能なアップリンク/ダウンリンク帯域幅中の隣接するトーンの間に第2の周波数間隔を有する複数のトーンを備え、第2の周波数間隔が第1の周波数間隔の整数倍である。追加または代替として、いくつかの例では、第1のワイヤレス通信ネットワークの周波数キャリアと第2のワイヤレス通信ネットワークの周波数キャリアとの間の間隔が、第1の周波数間隔の整数倍である。
[0014]上記で説明された方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、トーンの第1のグループが、狭帯域トーンの第1のセットのうちのトーンの第2のグループと比較して広帯域トーンの第2のセットのトーンとのより少ない干渉を生成するトーンを備える。追加または代替として、いくつかの例は、UEがトーンの第1のグループ上での送信を必要とするチャネル状態を有すると決定することと、トーンの第1のグループが第1のワイヤレス通信ネットワーク上でのアップリンク送信において使用するために割り振られることを示すリソース割振りをUEに送信することとを含み得る。
[0015]上記で説明された方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、トーンの第1のグループのうちの1つまたは複数のトーン上でより高い電力の送信を使用して1つまたは複数のダウンリンク送信を第1のUEに送信することと、第2のグループトーンのうちの1つまたは複数のトーン上でより低い電力の送信を使用して1つまたは複数のダウンリンク送信を第2のUEに送信することとをさらに含み得る。追加または代替として、いくつかの例は、第1のUEが、信頼できる通信のためにより高い電力の送信が必要であることを示すチャネル状態を有すると決定することを含み得る。
[0016]上記で説明された方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、決定することは、第1のUEへの通信のためのレイテンシターゲットと第1のUEに関連する経路損失とに少なくとも部分的に基づく。追加または代替として、いくつかの例は、トーンの第1のグループのトーンの間の周波数ホッピングを使用する送信を備える、第1のUEへの1つまたは複数のダウンリンク送信の送信を含み得る。
[0017]上記で説明された方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、トーンの第2のグループの2つまたはそれ以上のサブセットを識別するためにトーンの第2のグループ内のフラクショナル周波数再利用を採用することと、それぞれトーンの第1のグループのための送信電力よりも低い異なる送信電力を使用して、2つまたはそれ以上のサブセット上でダウンリンク通信を送信することとをさらに含み得る。追加または代替として、いくつかの例では、トーンの第1のグループを狭帯域トーンの第1のセットから識別することは、トーンの第1のグループがアップリンク送信のために使用されるべきであることを示すリソース割振りを基地局から受信することを備える。
[0018]上記で説明された方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、トーンの第1のグループのうちの1つまたは複数のトーン上で1つまたは複数のアップリンク送信を基地局に送信することをさらに含み得る。追加または代替として、いくつかの例は、トーンの第1のグループのトーンの間の周波数ホッピングを使用する送信を備える、基地局への1つまたは複数のアップリンク送信の送信を含み得る。
[0019]上記で説明された方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、トーンの第2のグループがアップリンク送信のために使用されるべきであることを示すリソース割振りを基地局から受信することと、トーンの第2のグループの2つまたはそれ以上のサブセットを識別するためにトーンの第2のグループ内のフラクショナル周波数再利用を採用することと、それぞれトーンの第1のグループのための送信電力よりも低い異なる送信電力を使用して、2つまたはそれ以上のサブセット上でアップリンク通信を送信することとをさらに含み得る。追加または代替として、いくつかの例では、狭帯域トーンの第1のセットが直交周波数分割多元接続(OFDMA)トーンを備え、広帯域トーンの第2のセットがOFDMAトーンを備える。
[0020]上記は、以下の発明を実施するための形態がより良く理解され得るように、本開示による例の特徴および技術的利点についてやや広く概説した。以下で、追加の特徴および利点が説明される。開示される概念および具体例は、本開示の同じ目的を実行するための他の構造を変更または設計するための基礎として容易に利用され得る。そのような等価な構成は、添付の特許請求の範囲から逸脱しない。本明細書で開示される概念の特性、それらの編成と動作方法の両方は、関連する利点とともに、添付の図に関連して以下の説明を検討するとより良く理解されよう。図の各々は、例示および説明のみの目的で与えられるものであり、特許請求の範囲の制限の定義として与えられるものではない。
[0021]本開示の性質および利点のさらなる理解は、以下の図面を参照することによって実現され得る。添付の図では、同様の構成要素または特徴は同じ参照ラベルを有し得る。さらに、同じタイプの様々な構成要素は、参照ラベルの後に、ダッシュと、それらの同様の構成要素の間で区別する第2のラベルとを続けることによって区別され得る。第1の参照ラベルのみが本明細書において使用される場合、説明は、第2の参照ラベルにかかわらず、同じ第1の参照ラベルを有する同様の構成要素のいずれにも適用可能である。
[0022]本開示の様々な態様による、セルラーモノのインターネット(CIoT)システムのための周波数リソースの割振りのためのワイヤレス通信システムの一例を示す図。 [0023]本開示の様々な態様による、CIoTシステムのための周波数リソースの割振りのためのワイヤレス通信サブシステムの一例を示す図。 [0024]本開示の様々な態様による、CIoTシステムおよび隣接するワイヤレス通信システムのための周波数トーンの周波数領域ロケーションの一例を示す図。 [0025]本開示の様々な態様による、CIoTシステムおよび隣接するワイヤレス通信システム中で送信されるシンボルの時間領域ロケーションの一例を示す図。 [0026]本開示の様々な態様による、CIoTシステムのための周波数リソースの割振りのためのトーングループ化の一例を示す図。 [0027]本開示の様々な態様による、CIoTシステムのためのネイバリングセルにわたるダウンリンクトーン割振りの一例を示す図。 [0028]本開示の様々な態様による、CIoTシステムのための周波数リソースの割振りのためのプロセスフロー図の一例を示す図。 [0029]本開示の様々な態様による、CIoTシステムのための周波数リソースの割振りのために構成されたデバイスのブロック図。 [0030]本開示の様々な態様による、CIoTシステムのための周波数リソースの割振りのために構成されたデバイスのブロック図。 [0031]本開示の様々な態様による、CIoTシステムのための周波数リソースの割振りのために構成された通信管理モジュールのブロック図。 [0032]本開示の様々な態様による、CIoTシステムのための周波数リソースの割振りのために構成されたUEを含むシステムのブロック図。 [0033]本開示の様々な態様による、CIoTシステムのための周波数リソースの割振りのために構成された基地局を含むシステムのブロック図。 [0034]本開示の様々な態様による、CIoTシステムのための周波数リソースの割振りのための方法を示すフローチャート。 [0035]本開示の様々な態様による、CIoTシステムのための周波数リソースの割振りのための方法を示すフローチャート。 [0036]本開示の様々な態様による、CIoTシステムのための周波数リソースの割振りのための方法を示すフローチャート。 [0037]本開示の様々な態様による、CIoTシステムのための周波数リソースの割振りのための方法を示すフローチャート。 [0038]本開示の様々な態様による、CIoTシステムのための周波数リソースの割振りのための方法を示すフローチャート。
[0039]ワイヤレス通信する自動デバイスのネットワークは、いくつかの場合には、モノのインターネット(IoT)と呼ばれることがある。IoTネットワークを介して通信するデバイス(たとえば、マシンタイプ通信(MTC)デバイス)は、自動メーター、センサーなどを含み得る。いくつかの事例では、自動デバイスは、比較的低いスループットの適用例(たとえば、更新を基地局に送る水位センサー)を有し得る。セルラーモノのインターネット(CIoT)と呼ばれる、認可スペクトルにおいて動作するセルラーシステムを含む、自動デバイスによる使用のために利用可能ないくつかのワイヤレス通信システムがあり得る。しかしながら、セルラーシステムは、高スループット適用例を使用するデバイスのために使用され得る。低スループット状態(たとえば、低頻度および小規模データ転送)に従って動作するデバイスは、より高いスループットのデバイスに関連するものとは異なる設計考慮事項を提示し得る。たとえば、自動デバイスは、バッテリー交換なしに長い時間期間の間動作するように設計され得る。
[0040]LTEなど、いくつかのセルラーシステムでは、比較的広い帯域幅と比較的広く分離された周波数トーン(たとえば、15kHzトーン間隔)とを有する明確なチャネル構造があり得る。さらに、隣接するCIoTシステムは、CIoTシステム中のUEの比較的小規模および低頻度送信のためのデータ送信レートをサポートするのに十分な、比較的狭い帯域幅(たとえば、2.5kHzだけ離間した72個のトーンをもつ200kHz帯域幅)を有し得る。したがって、IoT設計考慮事項を補う周波数リソースの割振りに従って動作することが、CIoTデバイスおよびCIoT基地局にとって適切であり得る。
[0041]たとえば、周波数リソースの割振りは、CIoT UEのチャネル状態と、より高い電力の送信をサポートし得るトーンとに基づいて決定され得る。いくつかの例では、CIoTシステムは狭帯域直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムであり得、ネイバリングワイヤレス通信システムは広帯域OFDMAシステムであり得る。いくつかの例では、ネットワーク展開は、狭帯域OFDMA CIoTシステムのトーン間隔の整数(m)倍であるトーン間隔を有する広帯域OFDMAシステムを含み得る。さらに、展開は、2つのシステムの周波数キャリア間の距離が狭帯域OFDMA CIoTシステムトーン間隔の整数(K)倍であることを規定し得る。そのような展開シナリオでは、m個の狭帯域トーンごとに1つのトーンが、隣接する広帯域OFDMAシステム中のトーンに干渉しない。
[0042]たとえば、多くのLTE展開は、15kHzトーン間隔を採用し、(2.5KHzトーン間隔をもつ)6つのCIoTトーンごとに1つのトーンが、LTEトーンのいずれかとのごくわずかな干渉しか有しないか、または、いかなる干渉をも有しない。低減された干渉を有するこれらのトーンは、トーンの第1のグループにグループ化され得、これらのトーンは、比較的高い電力を用いた送信(たとえば、最悪の経路損失に対応するユーザ機器(UE)デバイス)のために使用され得る。残りのトーンは、代わりに比較的より低い送信電力を必要とする、より小さい経路損失をもつUEに動的に割り振られ得る。トーンの第1のグループを使用するデバイスは、いくつかの例では、ある程度の干渉平均化効果を達成するために(後続のタイムスロットにわたって異なるトーンを使用する)周波数ホッピングを採用し得る。残りのトーンを使用するデバイスは、いくつかの例では、向上した干渉緩和を与えるためにFFR技法を使用し得る。様々な例では、LTEトーンおよびCIoTトーンは、それぞれ、OFDMAトーンであり得る。
[0043]以下の説明は、例を与えるものであり、特許請求の範囲に記載される範囲、適用可能性、または例を限定するものではない。本開示の範囲から逸脱することなく、説明される要素の機能および構成において変更が行われ得る。様々な例は、適宜に様々なプロシージャまたは構成要素を省略、置換、または追加し得る。たとえば、説明される方法は、説明される順序とは異なる順序で実行され得、様々なステップが追加、省略、または組み合わせられ得る。また、いくつかの例に関して説明される特徴は、他の例において組み合わせられ得る。
[0044]図1は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信システム100の一例を示す。ワイヤレス通信システム100は、基地局105と、少なくとも1つのUE115と、コアネットワーク130とを含む。コアネットワーク130は、ユーザ認証と、アクセス許可と、トラッキングと、インターネットプロトコル(IP)接続性と、他のアクセス、ルーティング、またはモビリティ機能とを与え得る。基地局105は、バックホールリンク132(たとえば、S1など)を通してコアネットワーク130とインターフェースする。基地局105は、UE115との通信のための無線構成およびスケジューリングを実行し得るか、または基地局コントローラ(図示せず)の制御下で動作し得る。様々な例では、基地局105は、ワイヤードまたはワイヤレス通信リンクであり得るバックホールリンク134(たとえば、X1など)上で、直接的または間接的のいずれかで(たとえば、コアネットワーク130を通して)、互いに通信し得る。
[0045]基地局105は、1つまたは複数の基地局アンテナを介してUE115とワイヤレス通信し得る。基地局105の各々は、それぞれの地理的カバレージエリア110に通信カバレージを与え得る。いくつかの例では、基地局105は、基地トランシーバ局、無線基地局、アクセスポイント、無線トランシーバ、ノードB、eノードB(eNB)、ホームノードB、ホームeノードB、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることがある。基地局105のための地理的カバレージエリア110は、カバレージエリアの一部分のみを構成するセクタに分割され得る(図示せず)。ワイヤレス通信システム100は、異なるタイプの基地局105(たとえば、マクロセル基地局および/またはスモールセル基地局)を含み得る。異なる技術のための重複する地理的カバレージエリア110があり得る。
[0046]いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100はロングタームエボリューション(LTE)/LTEアドバンスト(LTE−A)ネットワークである。LTE/LTE−Aネットワークでは、発展型ノードB(eNB)という用語は、概して、基地局105を表すために使用され得、UEという用語は、概して、UE115を表すために使用され得る。ワイヤレス通信システム100は、異なるタイプのeNBが様々な地理的領域にカバレージを与える、異種LTE/LTE−Aネットワークであり得る。たとえば、各eNBまたは基地局105は、マクロセル、スモールセル、および/または他のタイプのセルに通信カバレージを与え得る。「セル」という用語は、コンテキストに応じて、基地局、基地局に関連するキャリアまたはコンポーネントキャリア、あるいはキャリアまたは基地局のカバレージエリア(たとえば、セクタなど)を表すために使用され得る3GPP(登録商標)用語である。
[0047]マクロセルは、概して、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUE115による無制限アクセスを可能にし得る。スモールセルは、マクロセルと比較して、マクロセルと同じまたは異なる(たとえば、認可、無認可などの)周波数帯域内で動作し得る、低電力基地局である。スモールセルは、様々な例によれば、ピコセル、フェムトセル、およびマイクロセルを含み得る。ピコセルは、たとえば、小さい地理的エリアをカバーし得、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUE115による無制限アクセスを可能にし得る。フェムトセルは、小さい地理的エリア(たとえば、自宅)を同じくカバーし得、フェムトセルとの関連を有するUE115(たとえば、限定加入者グループ(CSG:closed subscriber group)中のUE115、自宅内のユーザのためのUE115など)による制限付きアクセスを与え得る。マクロセルのためのeNBはマクロeNBと呼ばれることがある。スモールセルのためのeNBは、スモールセルeNB、ピコeNB、フェムトeNB、またはホームeNBと呼ばれることがある。eNBは、1つまたは複数の(たとえば、2つ、3つ、4つなどの)セル(たとえば、コンポーネントキャリア)をサポートし得る。
[0048]ワイヤレス通信システム100は同期動作または非同期動作をサポートし得る。同期動作の場合、基地局105は同様のフレームタイミングを有し得、異なる基地局105からの送信は近似的に時間的に整合され得る。非同期動作の場合、基地局105は異なるフレームタイミングを有し得、異なる基地局105からの送信は時間的に整合されないことがある。本明細書で説明される技法は、同期動作または非同期動作のいずれかのために使用され得る。
[0049]様々な開示される例のうちのいくつかに適応し得る通信ネットワークは、階層化プロトコルスタックに従って動作するパケットベースネットワークであり得る。ユーザプレーンでは、ベアラまたはパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP:packet data convergence protocol)レイヤにおける通信はIPベースであり得る。無線リンク制御(RLC)レイヤが、論理チャネルを介して通信するためにパケットセグメンテーションおよびリアセンブリを実行し得る。媒体アクセス制御(MAC)レイヤが、優先度処理と、トランスポートチャネルへの論理チャネルの多重化とを実行し得る。MACレイヤはまた、リンク効率を改善するためにMACレイヤにおいて再送信を行うためにハイブリッド自動再送要求(HARQ)を使用し得る。制御プレーンでは、無線リソース制御(RRC)プロトコルレイヤは、UE115と基地局105との間のRRC接続の確立と構成と維持とを行い得る。RRCプロトコルレイヤはまた、ユーザプレーンデータのための無線ベアラのコアネットワーク130サポートのために使用され得る。物理(PHY)レイヤにおいて、トランスポートチャネルは物理チャネルにマッピングされ得る。
[0050]UE115は、ワイヤレス通信システム100全体にわたって分散され得、各UE115は固定式または移動可能であり得る。UE115は、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の好適な用語をも含むか、あるいはそのように当業者によって呼ばれることもある。UE115は、セルラーフォン、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、ワイヤレスローカルループ(WLL)局などであり得る。UEは、マクロeNB、スモールセルeNB、リレー基地局などを含む、様々なタイプの基地局およびネットワーク機器と通信することが可能であり得る。
[0051]ワイヤレス通信システム100では、いくつかのUE115は、自動通信を提供し得る。自動ワイヤレスデバイスは、マシンツーマシン(M2M)通信またはマシンタイプ通信(MTC)を実装するものを含み得る。M2M通信および/またはMTCは、デバイスが人の介入なしに互いにまたは基地局と通信することを可能にするデータ通信技術を指すことがある。たとえば、M2M通信および/またはMTCは、センサーまたはメーターを組み込んで情報を測定またはキャプチャし、情報を活用することができる、あるいはプログラムまたはアプリケーションと対話する人間に情報を提示することができるアプリケーションプログラムまたは中央サーバにその情報を中継するデバイスからの通信を指すことがある。いくつかのUE115は、情報を収集する、または機械の自動化された挙動を可能にするように設計されたものなど、MTCデバイスであり得る。MTCデバイスのための適用例の例としては、スマートメータリング、インベントリ監視、水位監視、機器監視、ヘルスケア監視、野生生物監視、天候および地質学的事象監視、フリート管理およびトラッキング、リモートセキュリティ検知、物理的アクセス制御、ならびにトランザクションベースのビジネスの課金がある。MTCデバイスは、低減されたピークレートにおいて半二重(一方向)通信を使用して動作し得る。MTCデバイスはまた、アクティブ通信に関与していないとき、電力節約「ディープスリープ」モードに入るように構成され得る。M2MまたはMTCデバイスである、ワイヤレス通信システム100におけるUE115はまた、IoTの一部であり得る。したがって、ワイヤレス通信システム100はまた、IoTシステムを含むか、またはその一部であり得る。
[0052]ワイヤレス通信システム100に示されている通信リンク125は、UE115から基地局105へのアップリンク送信、および/または基地局105からUE115へのダウンリンク送信を含み得る。ダウンリンク送信は順方向リンク送信と呼ばれることもあり、アップリンク送信は逆方向リンク送信と呼ばれることもある。各通信リンク125は1つまたは複数のキャリアを含み得、ここで、各キャリアは、上記で説明された様々な無線技術に従って変調された複数のサブキャリア(たとえば、異なる周波数の波形信号)からなる信号であり得る。各被変調信号は、異なるサブキャリア上で送られ得、制御情報(たとえば、基準信号、制御チャネルなど)、オーバーヘッド情報、ユーザデータなどを搬送し得る。通信リンク125は、周波数分割複信(FDD)動作を使用して(たとえば、対スペクトルリソースを使用して)または時分割複信(TDD)動作を使用して(たとえば、不対スペクトルリソースを使用して)双方向通信を送信し得る。FDD(たとえば、フレーム構造タイプ1)およびTDD(たとえば、フレーム構造タイプ2)のためのフレーム構造が定義され得る。
[0053]ワイヤレス通信システム100のいくつかの実施形態では、基地局105および/またはUE115は、基地局105とUE115との間の通信品質と信頼性とを改善するために、アンテナダイバーシティ方式を採用するために複数のアンテナを含み得る。追加または代替として、基地局105および/またはUE115は、同じまたは異なるコード化データを搬送する複数の空間レイヤを送信するために、マルチパス環境を利用し得る多入力多出力(MIMO)技法を採用し得る。
[0054]ワイヤレス通信システム100は、複数のセルまたはキャリア上での動作、すなわち、キャリアアグリゲーション(CA)またはマルチキャリア動作と呼ばれることがある特徴をサポートし得る。キャリアは、コンポーネントキャリア(CC)、レイヤ、チャネルなどと呼ばれることもある。「キャリア」、「コンポーネントキャリア」、「セル」、および「チャネル」という用語は、本明細書では互換的に使用され得る。UE115は、キャリアアグリゲーションのために、複数のダウンリンクCCと1つまたは複数のアップリンクCCとで構成され得る。キャリアアグリゲーションは、FDDコンポーネントキャリアとTDDコンポーネントキャリアの両方とともに使用され得る。
[0055]ワイヤレスネットワークにアクセスすることを試みるUE115は、基地局105からの1次同期信号(PSS)を検出することによって、初期セル探索を実行し得る。PSSは、スロットタイミングの同期を可能にし得、物理レイヤ識別情報値を示し得る。次いで、UE115は、2次同期信号(SSS)を受信し得る。SSSは、無線フレーム同期を可能にし得、セルを識別するための物理レイヤ識別情報値と組み合わせられ得る、セル識別情報値を与え得る。SSSはまた、複信モードおよびサイクリックプレフィックス長の検出を可能にし得る。PSSとSSSの両方が、キャリアの中心の6つのリソースブロック(RB)(72個のサブキャリア)中にあり得る。PSSとSSSとを受信した後に、UE115は、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)中で送信され得る、マスタ情報ブロック(MIB)を受信し得る。MIBは、システム帯域幅情報ならびにトーン間隔を含んでいることがある。MIBを復号した後に、UE115は、1つまたは複数のシステム情報ブロック(SIB)を受信し得る。たとえば、SIB1は、セルアクセスパラメータと他のSIBのためのスケジューリング情報とを含んでいることがある。SIB1を復号することは、UE115がSIB2を受信することを可能にし得る。SIB2は、ランダムアクセスチャネル(RACH)プロシージャと、ページングと、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)と、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)と、電力制御と、サウンディング基準信号(SRS)と、セル禁止とに関係するRRC構成情報を含んでいることがある。
[0056]PBCHはまた、UE115がRACHプロシージャを実行することを可能にし得るチャネル構成を示し得る。チャネル構成は、共有トラフィックチャネル(たとえば、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)またはPUSCH)の時間および周波数リソース構成を含み得る。いくつかの場合には、UE115は、制御チャネル送信のインデックスに基づいて、データ送信のためのリソースを識別し得る。いくつかの場合には、制御チャネル送信とデータチャネル送信との間の所定の遅延があり得る。いくつかの展開では、狭帯域CIoTシステムは、広帯域OFDMAシステムと重複するカバレージエリアを有し得る。狭帯域CIoTシステムのトーン間隔は、広帯域OFDMAシステムのトーン間隔がCIoTシステムのトーン間隔の整数倍であるように選択され得る。そのような構成は、トーンの他方と比較して広帯域OFDMAシステムのトーンとの低減された干渉を有するトーンのグループを与え得る。
[0057]図2は、本開示の様々な態様による、CIoTシステムのための周波数リソースの割振りのためのワイヤレス通信サブシステム200の一例を示す。ワイヤレス通信サブシステム200は、図1を参照しながら上記で説明されたUE115の例であり得る、UE115−aおよびUE115−bを含み得る。ワイヤレス通信サブシステム200は、図1を参照しながら上記で説明された基地局105の例であり得る、基地局105−aおよび105−bをも含み得る。基地局105−aおよび105−bは、それぞれ、カバレージエリア110−aおよび110−bを有し得、それらのカバレージエリアは重複し得、図1を参照しながら説明されたカバレージエリア110の例であり得る。基地局105−aおよび105−bは、隣接し、それぞれ、少なくとも部分的に重複する狭帯域CIoTシステムおよび広帯域OFDMAシステムであり得る。
[0058]UE115−aは、図1において上記で説明されたように、アップリンクおよびダウンリンクを介して基地局105−aと通信し得る。たとえば、ダウンリンク送信205−aは、等間隔に離間したN個のトーン(たとえば、2.5kHzだけ離間したN=72個のトーン)の第1のセットに分割される200kHz帯域幅を有する狭帯域通信を使用して、基地局105−aによってUE115−aに送信されるOFDMA送信であり得る。アップリンク送信205−bは、ダウンリンク送信205−aと同じ帯域幅を利用するシングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)であり得る。UE115−bは、同じく図1において上記で説明されたように、双方向アップリンクおよびダウンリンク送信210を使用して基地局105−aと通信し得る。たとえば、アップリンクおよびダウンリンク送信210は、等間隔に離間したトーン(たとえば、15kHzのトーン間隔)の第2のセットに分割される1.4〜20MHz帯域幅を有する広帯域通信を使用して送信され得る。UE115−aと基地局105−a、およびUE115−bと基地局105−bとの間の通信は、時間同期され得るが、2つのシステムが時間的に完全に同期されない場合でも、本明細書で説明される様々な技法は、いくつかの高電力狭帯域トーンから広帯域OFDMAシステムへの干渉を低減することにおける利益を与えることができる。
[0059]いくつかの例では、基地局105−aと基地局105−bの両方は、利用可能なダウンリンク/アップリンク帯域幅が等間隔に離間したN個のトーンに分割される、OFDMAベースの設計を使用する。CIoTシステム中で動作する基地局105−aは、上記で説明されたように、2.5kHzのトーン間隔を有するN=72個のトーンを使用する、200kHzの狭帯域帯域幅を利用し得る。基地局105−aは、いくつかの例では、特定のデバイスの必要に基づいて、UE115−aなどの異なるUEに異なるトーンを割り振り得る。基地局105−bのトーン間隔は、例では、基地局105−aの狭帯域トーン間隔の整数(m)倍(たとえば、15kHz)であり得る。基地局105−aの周波数キャリアと基地局105−bの周波数キャリアとの間の距離は、NB−OFDMAトーン間隔の整数(K)倍であり得る。そのような方法で、m個の狭帯域トーンごとに1つのトーンが、広帯域トーンとの比較的低い干渉を与える。比較的低い干渉をもつこれらのトーンは、トーンの第1のグループに入れられ得、基地局105−bとUE115−bとの間の広帯域トーンとの干渉の欠如により、残りのトーンよりも高い送信電力をサポートし得る。UE115−aが、比較的高い経路損失を生じる悪いチャネル状態を有する場合、トーンの第1のグループのトーンは、UE115−aとのより信頼できる通信を与えるために使用され得る。トーンの第2のグループを表す残りのトーンは、代わりにより低い送信電力を使用し得る、より小さい経路損失をもつ他のデバイスに動的に割り振られ得る。いくつかの例では、トーンの第1のグループを使用する送信は、ある程度の干渉平均化効果を得、送信の信頼性をさらに向上させるために、(後続のタイムスロットにわたって異なるトーンを使用する)周波数ホッピングを採用し得る。
[0060]次に図3Aを参照しながら、本開示の様々な態様による、隣接する広帯域OFDMAシステムおよび狭帯域OFDMAシステムのためのトーン間隔の周波数領域例300が説明される。周波数領域トーン間隔300は、図1または図2を参照しながら上記で説明されたように、基地局105と通信するためにUE115によって使用され得る。この例では、広帯域トーン310はトーン間隔D1を有し得、トーン間隔D1は、m番目の狭帯域トーン315と狭帯域トーン320との間の狭帯域トーン間隔D2のm倍に等しくなり得る。さらに、広帯域OFDMAシステムの中心周波数キャリアと狭帯域OFDMAシステムの中心周波数キャリアとの間の距離D3は、狭帯域トーン間隔D2の整数(k)倍である(すなわち、D3=kD2)。そのような方法で、あらゆるm番目の狭帯域トーン315は、隣接する広帯域トーン310に対してわずかな干渉しか引き起こさないか、または、いかなる干渉をも引き起こさず、広帯域トーン310との比較的少ない干渉を有するm番目の狭帯域トーン315の第1のグループを与えるために一緒にグループ化され得る。残りの狭帯域トーン320は、同様に、広帯域トーン310との比較的より高い干渉を有する狭帯域トーン320の第2のグループを与えるために一緒にグループ化され得る。m番目の狭帯域トーン315の第1のグループが比較的少ない干渉を有するので、トーンの第1のグループを使用する送信電力は比較的高くなり得る。同様に、トーンの第2のグループが広帯域トーン310との比較的より高い干渉を有するので、そのような干渉を緩和するために、時間の第2のグループを使用する送信電力は比較的低くなり得る。
[0061]m番目の狭帯域トーン315の第1のグループのより高い電力の送信は、比較的高い経路損失を有するデバイスとの通信のために、または比較的低いレイテンシ要件を有し得る通信(たとえば、ベストエフォート通信とは対照的な高優先度通信)のために使用され得る。狭帯域トーン320の第2のグループのより低い電力の送信は、より低い経路損失を有するデバイスとの通信および/またはあまり厳しくないレイテンシ要件を有する通信のために使用され得る。様々な例によれば、各々が1つのデバイスに対応する、潜在的に異なる電力をもつ複数の様々なコーディングブロックが、狭帯域トーン320の第2のグループを介して送信され得る。
[0062]m番目の狭帯域トーン315の第1のグループまたは狭帯域トーン320の第2のグループを使用する送信は、ダウンリンク送信またはアップリンク送信のいずれかであり得る。いくつかの例では、干渉は、周波数ホッピング技法の使用によってさらに緩和され得、その技法では、各デバイスに/によって送信された各コーディングブロックに割り振られたm番目の狭帯域トーン315のサブセットが、それの送信の持続時間にわたって変化し得る。そのような例におけるm番目の狭帯域トーン315は、第1のグループ中のトーンであり、そのような技法は、各コーディングブロックの送信における周波数ダイバーシティを与え得る。
[0063]図3Bは、本開示の様々な態様による、CIoTシステムおよび隣接するワイヤレス通信システム中で送信されるシンボルのロケーションの時間領域例350を示す。狭帯域CIoTシステムのためのシンボル355、および広帯域OFDMAシステムのシンボル360は、図1または図2を参照しながら上記で説明されたように、基地局105と通信するためにUE115によって使用され得る。様々な例によれば、広帯域OFDMAシステムのシンボル360のシンボル持続時間は、狭帯域CIoTシステムのシンボル355のシンボル持続時間よりも短くm分の1になり得る。
[0064]図4は、本開示の様々な態様による、狭帯域CIoTシステムのトーンの異なるグループのための送信電力の例400を示す。狭帯域CIoTシステムのためのトーンのグループは、図1または図2を参照しながら上記で説明されたように、基地局105と通信するためにUE115によって使用され得る。図4の例では、トーンの第1のグループ405は、上記で説明されたように、トーンのセット410中のあらゆるm番目のトーンを含むものとして識別され得る。トーンの第2のグループ415は、トーンのセット410の残りのトーンとして識別され得る。いくつかの例では、フラクショナル周波数再利用(FFR)技法は、トーンの第2のグループ415の2つまたはそれ以上のサブセットを識別するためにトーンの第2のグループ415内で採用され得る。図4の例では、FFR技法を使用し得るトーンの2つのサブセット420および425が識別される。そのようなFFR技法は、セル中で、デバイスが、それらの経路損失と必要とされるダウンリンク/アップリンク送信電力とに基づいてカテゴリー分類され、次いで、異なるサブグループに割り振られ得ることを規定する。この例では、グループ2.1 420は、トーンの第1のグループ405のための送信電力よりも小さい送信電力を使用して送信される20個のトーンを含み得る。さらに、グループ2.2 425は、グループ2.1 420のための送信電力よりも小さい送信電力を使用して送信される40個のトーンを含み得る。
[0065]図5は、本開示の様々な態様による、狭帯域CIoTシステムのネイバリングセルにわたるサブグループ割振りの例500を示す。いくつかの例では、サブグループ割振りは、干渉平均化から恩恵を受けるためにネイバリングセルにわたって異なり得る。狭帯域CIoTシステムのためのトーンのグループは、図1または図2を参照しながら上記で説明されたように、ネイバリングセルの基地局105と通信するためにUE115によって使用され得る。図5の例では、3つのネイバリングセルがCIoTトーンを送信し、第1のセルがトーン505を送信し、第2のセルがトーン510を送信し、第3のセルがトーン515を送信し得る。各セルは、上記で説明されたような様式でトーンをグループ化し得、その様式では、グループ1は広帯域トーンとの低減された干渉を有するトーンを含み得る。グループ2.1は、上記で説明されたように識別され得、このサブグループに割り振られるトーンは、このサブグループのためのトーンの選択がネイバリングセルの間で直交になるように選択され得る。グループ2.2はまた、上記で説明されたように識別され得、各セルのための残りのトーンはこのサブグループに割り振られ得る。上記で説明されたように、トーンの異なるグループは異なる送信電力を有し得る。一例では、グループ1は、28dBm/トーン超の極めて高い送信電力を使用する送信を与える12個のトーンを含み得、グループ2.1は、約25dBm/トーンの高い送信電力を使用する送信を与える20個のトーンを含み得、グループ2.2は、20dBm/トーン未満の比較的低い電力を使用する送信を与える40個のトーンを含み得る。もちろん、これらの例は、当業者によって容易に認識されるように、多数の例のうちの1つにすぎない。
[0066]図6は、本開示の様々な態様による、CIoTシステムのための周波数リソースの割振りのためのプロセスフロー図600の一例を示す。リソース割振りのためのプロセスフロー図600は、図1および図2を参照しながら上記で説明されたUE115の一例であり得る、UE115−cを含み得る。リソース割振りのためのプロセスフロー図600は、図1および図2を参照しながら上記で説明された基地局105の一例であり得る、基地局105−cをも含み得る。
[0067]ステップ605において、UE115−cは、チャネル品質情報を基地局105−cに送信し得、チャネル品質情報は、ステップ610においてUE115−についての経路損失を決定するために使用され得る。ステップ615において、基地局105−cは、CIoT送信において使用するための狭帯域トーンを識別し得る。ステップ620において、基地局105−cは、上記で説明されたのと同様にして、トーンの第1および第2のグループを識別し得る。基地局105−cは、UE115−cのためのトーンの識別されたグループを使用してダウンリンク送信625を送信し得る。基地局105−cはまた、リソース割振り630をUE115−cに送信し得る。リソース割振り630は、UE115−cが送信のために使用すべきであるトーンの識別情報を与え得る。たとえば、基地局105−cは、UE115−cが、より高い電力の送信を必要とする比較的高い経路損失を有すると決定し得、トーンの第1のグループからのトーンがUE115−cのアップリンク送信のために使用されるべきであることを識別し得る。同様に、UE115−cが比較的低い経路損失を有する(または通信が厳しいレイテンシ要件を有しない)と基地局105−cが決定した場合、基地局は、UE115−cのアップリンク送信のためのトーンをトーンの第2のグループから識別し得る。ステップ635において、UE115−cは、アップリンク送信のためのトーンの狭帯域グループを識別し得、トーンの識別されたグループを使用してアップリンク送信640を送信し得る。
[0068]図7は、本開示の様々な態様による、CIoTシステムのための周波数リソースの割振りのために構成されたデバイス701のブロック図700を示す。デバイス701は、図1〜図6を参照しながら説明されたUE115または基地局105の態様の一例であり得る。デバイス701は、受信機705、通信管理モジュール710、および/または送信機715を含み得る。デバイス701はプロセッサをも含み得る。これらの構成要素の各々は互いに通信していることがある。
[0069]受信機705は、パケット、ユーザデータ、および/または様々な情報チャネルに関連する制御情報(たとえば、制御チャネル、データチャネル、およびCIoTシステムのための周波数リソースの割振りに関係する情報など)などの情報を受信し得る。情報は、通信管理モジュール710に、およびデバイス701の他の構成要素に受け渡され得る。いくつかの例では、受信機705は、UE115と基地局105との間の通信のための識別されたトーンのグループの通信を受信し得る。
[0070]通信管理モジュール710は、上記で説明された技法を使用して、トーンの1つまたは複数のグループ上での通信を受信し得、狭帯域CIoTシステムのトーンの1つまたは複数のグループ上での通信を管理し得る。送信機715は、デバイス701の他の構成要素から受信された信号を送信し得る。いくつかの例では、送信機715は、トランシーバモジュールにおいて受信機705とコロケートされ得る。送信機715は単一のアンテナを含み得るか、またはそれは複数のアンテナを含み得る。いくつかの例では、送信機715は、生成されたアップリンクキャリア周波数を用いてアップリンク信号を送信し得る。いくつかの例では、送信機715は、共有データトラフィックチャネルの時間周波数リソース上でデータチャネル送信を送信し得る。いくつかの例では、送信機715は、スリープ間隔中に低電力モードにされ、次いで、スリープ起動タイマーの満了時にデータチャネル送信を送信するためにパワーアップされ得る。
[0071]図8は、本開示の様々な態様による、CIoTシステムのための周波数リソースの割振りのためのデバイス801のブロック図800を示す。デバイス801は、図1〜図6を参照しながら説明されたUE115または基地局の態様、あるいは図7のデバイス701の態様の一例であり得る。デバイス801は、受信機705−a、通信管理モジュール710−a、または送信機715−aを含み得る。デバイス801はプロセッサをも含み得る。これらの構成要素の各々は互いに通信していることがある。通信管理モジュール710−aはまた、トーン識別モジュール805と、グループ識別モジュール810と、チャネル状態決定モジュール815とを含み得る。
[0072]受信機705−aは、通信管理モジュール710−aに、およびデバイス801の他の構成要素に受け渡され得る情報を受信し得る。通信管理モジュール710−aは、図7を参照しながら上記で説明された動作を実行し得る。送信機715−aは、デバイス801の他の構成要素から受信された信号を送信し得る。
[0073]トーン識別モジュール805は、図2〜図6を参照しながら上記で説明されたように、狭帯域CIoT中の通信において使用するための狭帯域トーンを識別し得る。グループ識別モジュール810は、図2〜図6を参照しながら上記で説明されたように、狭帯域CIoT中の送信のためのトーンの異なる利用可能なグループを決定し得、トーンの異なるグループは、関連する利用可能な送信電力を有する。グループ識別モジュール810はまた、FFR技法のために使用され得るトーンのグループの1つまたは複数のサブセットを決定し得る。チャネル状態決定モジュール815は、図2〜図6を参照しながら上記で説明されたように、特定のUEに関連するチャネル状態を決定し得、UEのチャネル状態に少なくとも部分的に基づいて、UEに関連する経路損失を決定し得る。
[0074]図9は、本開示の様々な態様による、CIoTシステムのための周波数リソースの割振りのための通信管理モジュール710−bのブロック図900を示す。通信管理モジュール710−bは、図7〜図8を参照しながら説明された通信管理モジュール710の態様の一例であり得る。通信管理モジュール710−bは、トーン識別モジュール805−aと、グループ識別モジュール810−aと、チャネル状態決定モジュール815−aとを含み得る。これらのモジュールの各々は、図8を参照しながら上記で説明された機能を実行し得る。通信管理モジュール710−bはまた、広帯域トーン決定モジュール905、干渉消去モジュール910、周波数ホッピングモジュール915、リソース割振りモジュール920、送信電力モジュール925、レイテンシ決定モジュール930、またはFFRモジュール935を含み得る。
[0075]広帯域トーン決定モジュール905は、図2〜図6を参照しながら上記で説明されたように、1つまたは複数のネイバリング広帯域ワイヤレス通信システムのトーン特性を識別し得る。干渉消去モジュール910は、図2〜図6を参照しながら上記で説明されたように、狭帯域CIoTシステムを介した送信に対して干渉抑圧または干渉消去技法を実行し得る。周波数ホッピングモジュール915は、図2〜図6を参照しながら上記で説明されたように、送信のための周波数ダイバーシティまたは干渉平均化のうちの1つまたは複数を与えるために、トーンのグループ上での送信のための周波数ホッピング技法を実行し得る。リソース割振りモジュール920は、図2〜図6を参照しながら上記で説明されたように、狭帯域CIoT送信のために使用されるべきであるリソースを決定し得る。リソース割振りモジュール920はまた、通信管理モジュール710−bが基地局の一部として含まれる例において送信のためにUE115によって使用されるべきリソースを決定し得る。送信電力モジュール925は、図2〜図6を参照しながら上記で説明されたように、狭帯域CIoTシステムの識別されたトーン上での送信のための送信電力を決定し得る。
[0076]レイテンシ決定モジュール930は、図2〜図6を参照しながら上記で説明されたように、データを送信するために使用されるべきであるトーンのグループを識別するのを助けるために使用され得る、UEにまたはUEから送信されるべきであるデータに関連するレイテンシを決定し得る。FFRモジュール935は、図2〜図6を参照しながら上記で説明されたように、トーンのグループ内で干渉平均化および周波数ダイバーシティのためのFFR技法を実行し得る。
[0077]図10は、本開示の様々な態様による、CIoTシステムのための周波数リソースの割振りのために構成されたUE115−dを含むシステム1000の図を示す。システム1000は、図1〜図9を参照しながら上記で説明されたUE115あるいはデバイス701または801の一例であり得る、UE115−dを含み得る。UE115−dは、図7〜図9を参照しながら説明された通信管理モジュール710の一例であり得る、通信管理モジュール1010を含み得る。UE115−dは狭帯域CIoTモジュール1025をも含み得る。UE115−dは、通信を送信するための構成要素と通信を受信するための構成要素とを含む、双方向音声またはデータ通信のための構成要素をも含み得る。たとえば、UE115−dは基地局105−fと双方向に通信し得る。
[0078]狭帯域CIoTモジュール1025は、図2〜図6を参照しながら上記で説明されたように、MTCプロシージャまたは狭帯域IoTプロシージャに基づいてネットワークとデータを交換し得る。たとえば、狭帯域CIoTモジュール1025は、異なる電力レベル上での送信をサポートする狭帯域トーンのセットからのトーンのグループを使用することによって、UE115−dと基地局105−fとの間の改善された通信を可能にし得る。MTCプロシージャの他の例では、UE115−dは、ダウンリンクメッセージを復調するためにOFDMAを利用し得、アップリンク変調のためにSC−FDMAを利用し得る。
[0079]UE115−dはまた、プロセッサモジュール1005と、(ソフトウェア(SW)を含む)1020メモリ1015と、トランシーバモジュール1035と、1つまたは複数のアンテナ1040とを含み得、その各々は、(たとえば、バス1045を介して)互いに直接または間接的に通信し得る。トランシーバモジュール1035は、上記で説明されたように、(1つまたは複数の)アンテナ1040および/あるいはワイヤードリンクまたはワイヤレスリンクを介して、1つまたは複数のネットワークと双方向に通信し得る。たとえば、トランシーバモジュール1035は、基地局105および/または別のUE115と双方向に通信し得る。トランシーバモジュール1035は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のために(1つまたは複数の)アンテナ1040に与え、(1つまたは複数の)アンテナ1040から受信されたパケットを復調するためのモデムを含み得る。UE115−dは、単一のアンテナ1040を含み得るが、UE115−dはまた、複数のワイヤレス送信を同時に送信および/または受信することが可能な複数のアンテナ1040を有し得る。
[0080]メモリ1015は、ランダムアクセスメモリ(RAM)および読取り専用メモリ(ROM)を含み得る。メモリ1015は、実行されたとき、プロセッサモジュール1005に本明細書で説明される様々な機能(たとえば、CIoTシステムのための周波数リソースの割振りなど)を実行させる命令を含むコンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェア/ファームウェアコード1020を記憶し得る。代替的に、ソフトウェア/ファームウェアコード1020は、プロセッサモジュール1005によって直接的に実行可能でないことがあるが、(たとえば、コンパイルされ実行されたとき)コンピュータに本明細書で説明される機能を実行させ得る。プロセッサモジュール1005は、インテリジェントハードウェアデバイス、(たとえば、中央処理ユニット(CPU)、マイクロコントローラ、ASICなど)を含み得る。
[0081]図11は、本開示の様々な態様による、CIoTシステムのための周波数リソースの割振りのために構成された基地局105を含むシステム1100の図を示す。システム1100は、図1〜図9を参照しながら上記で説明されたように、デバイス701、デバイス801、または基地局105の一例であり得る、基地局105−eを含み得る。基地局105−eは、図7〜図9を参照しながら説明された通信管理モジュール710の一例であり得る、基地局通信管理モジュール1110を含み得る。基地局105−eは、通信を送信するための構成要素と通信を受信するための構成要素とを含む、双方向音声およびデータ通信のための構成要素をも含み得る。たとえば、基地局105−eは、(MTCまたはCIoTデバイスであり得る)UE115−eまたはUE115−fと双方向に通信し得る。
[0082]いくつかの場合には、基地局105−eは、1つまたは複数のワイヤードバックホールリンクを有し得る。基地局105−eは、コアネットワーク130へのワイヤードバックホールリンク(たとえば、S1インターフェースなど)を有し得る。基地局105−eはまた、基地局間バックホールリンク(たとえば、X2インターフェース)を介して、基地局105−fおよび基地局105−gなど、他の基地局105と通信し得る。基地局105の各々は、同じまたは異なるワイヤレス通信技術を使用してUE115と通信し得る。いくつかの場合には、基地局105−eは、基地局通信モジュール1125を利用して105−fまたは105−gなどの他の基地局と通信し得る。いくつかの実施形態では、基地局通信モジュール1125は、基地局105のうちのいくつかの間の通信を行うために、LTE/LTE−Aワイヤレス通信ネットワーク技術内のX2インターフェースを与え得る。いくつかの実施形態では、基地局105−eは、コアネットワーク130を通して他の基地局と通信し得る。いくつかの場合には、基地局105−eは、ネットワーク通信モジュール1130を通してコアネットワーク130と通信し得る。
[0083]基地局105−eは、プロセッサモジュール1105と、(ソフトウェア(SW)1120を含む)メモリ1115と、トランシーバモジュール1135と、(1つまたは複数の)アンテナ1140とを含み得、その各々は、(たとえば、バスシステム1145を介して)互いに直接または間接的に通信していることがある。トランシーバモジュール1135は、(1つまたは複数の)アンテナ1140を介して、マルチモードデバイスであり得るUE115と双方向に通信するように構成され得る。トランシーバモジュール1135(または基地局105−eの他の構成要素)はまた、アンテナ1140を介して、1つまたは複数の他の基地局(図示せず)と双方向に通信するように構成され得る。トランシーバモジュール1135は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のためにアンテナ1140に与え、アンテナ1140から受信されたパケットを復調するように構成されたモデムを含み得る。基地局105−eは、各々が1つまたは複数の関連するアンテナ1140をもつ、複数のトランシーバモジュール1135を含み得る。トランシーバモジュールは、図6の組み合わせられた受信機および送信機の一例であり得る。
[0084]メモリ1115はRAMおよびROMを含み得る。メモリ1115はまた、実行されたとき、プロセッサモジュール1110に本明細書で説明される様々な機能(たとえば、CIoTシステムのための周波数リソースの割振りなど)を実行させるように構成された命令を含んでいるコンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェアコード1120を記憶し得る。代替的に、ソフトウェアコード1120は、プロセッサモジュール1105によって直接的に実行可能でないことがあるが、(たとえば、コンパイルされ実行されたとき)コンピュータに本明細書で説明される機能を実行させるように構成され得る。プロセッサモジュール1105は、インテリジェントハードウェアデバイス(たとえば、CPU、マイクロコントローラ、ASICなど)を含み得る。プロセッサモジュール1105は、エンコーダ、キュー処理モジュール、ベースバンドプロセッサ、無線ヘッドコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)など、様々な専用プロセッサを含み得る。
[0085]基地局通信モジュール1125は、他の基地局105との通信を管理し得る。通信管理モジュールは、他の基地局105と協働してUE115との通信を制御するためのコントローラまたはスケジューラを含み得る。たとえば、基地局通信モジュール1125は、ビームフォーミングまたはジョイント送信などの様々な干渉緩和技法のためのUE115への送信のためのスケジューリングを協調させ得る。
[0086]図12は、本開示の様々な態様による、CIoTシステムのための周波数リソースの割振りのための方法1200を示すフローチャートを示す。方法1200の動作は、図1〜図10を参照しながら説明されたようにUE115またはそれの構成要素によって、図1〜図11を参照しながら説明されたように基地局105またはそれの構成要素によって、あるいは図7または図8を参照しながら説明されたデバイス701または801によって実施され得る。たとえば、方法1200の動作は、図7〜図11を参照しながら説明されたように通信管理モジュール710によって実行され得る。いくつかの例では、UE115または基地局105は、以下で説明される機能を実行するようにUE115または基地局105の機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加または代替として、UE115または基地局は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能の態様を実行し得る。
[0087]ブロック1205において、方法1200は、図2〜図6を参照しながら上記で説明されたように、第1のワイヤレス通信ネットワーク上でのワイヤレス通信のための狭帯域トーンの第1のセットを識別することを含む。いくつかの例では、ブロック1205の動作は、図8〜図9を参照しながら上記で説明されたように、トーン識別モジュール805によって実行され得る。
[0088]ブロック1210において、方法1200は、図2〜図6を参照しながら上記で説明されたように、トーンの第1のセットのうちのトーンの第2のグループよりも高い電力の送信をサポートするトーンの第1のグループを狭帯域トーンの第1のセットから識別することを含み得、識別が、第1のグループのトーンと第2のワイヤレス通信ネットワーク上でのワイヤレス通信のための広帯域トーンの第2のセットとの間の干渉レベルに少なくとも部分的に基づく。いくつかの例では、ブロック1210の動作は、図8〜図9を参照しながら上記で説明されたように、グループ識別モジュール810によって実行され得る。
[0089]図13は、本開示の様々な態様による、CIoTシステムのための周波数リソースの割振りのための方法1300を示すフローチャートを示す。方法1300の動作は、図1〜図11を参照しながら説明されたように基地局105またはそれの構成要素によって、あるいは図7または図8を参照しながら説明されたデバイス701または801によって実施され得る。たとえば、方法1300の動作は、図7〜図11を参照しながら説明されたように通信管理モジュール710によって実行され得る。いくつかの例では、基地局105は、以下で説明される機能を実行するように基地局105の機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加または代替として、基地局105は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能の態様を実行し得る。
[0090]ブロック1305において、方法1300は、図2〜図6を参照しながら上記で説明されたように、第1のワイヤレス通信ネットワーク上でのワイヤレス通信のための狭帯域トーンの第1のセットを識別することを含む。いくつかの例では、ブロック1305の動作は、図8〜図9を参照しながら上記で説明されたように、トーン識別モジュール805によって実行され得る。
[0091]ブロック1310において、方法1300は、図2〜図6を参照しながら上記で説明されたように、トーンの第1のセットのうちのトーンの第2のグループよりも高い電力の送信をサポートするトーンの第1のグループを狭帯域トーンの第1のセットから識別することを含み得、識別が、第1のグループのトーンと第2のワイヤレス通信ネットワーク上でのワイヤレス通信のための広帯域トーンの第2のセットとの間の干渉レベルに少なくとも部分的に基づく。いくつかの例では、ブロック1310の動作は、図8〜図9を参照しながら上記で説明されたように、グループ識別モジュール810によって実行され得る。
[0092]ブロック1315において、方法1300は、図2〜図6を参照しながら上記で説明されたように、UEがトーンの第1のグループ上での送信を必要とするチャネル状態を有すると決定することを含む。いくつかの例では、ブロック1315の動作は、図8〜図9を参照しながら上記で説明されたように、グループ識別モジュール810またはチャネル状態決定モジュール815によって実行され得る。
[0093]ブロック1320において、方法1300は、図2〜図6を参照しながら上記で説明されたように、トーンの第1のグループが第1のワイヤレス通信ネットワーク上でのUEのアップリンク送信において使用するために割り振られることを示すリソース割振りをUEに送信することを含む。いくつかの例では、ブロック1320の動作は、図8〜図9を参照しながら上記で説明されたように、グループ識別モジュール810またはリソース割振りモジュール920によって実行され得る。
[0094]図14は、本開示の様々な態様による、CIoTシステムのための周波数リソースの割振りのための方法1400を示すフローチャートを示す。方法1400の動作は、図1〜図11を参照しながら説明されたように基地局105またはそれの構成要素によって、あるいは図7または図8を参照しながら説明されたデバイス701または801によって実施され得る。たとえば、方法1400の動作は、図7〜図11を参照しながら説明されたように通信管理モジュール710によって実行され得る。いくつかの例では、基地局105は、以下で説明される機能を実行するように基地局105の機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加または代替として、基地局105は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能の態様を実行し得る。
[0095]ブロック1405において、方法1400は、図2〜図6を参照しながら上記で説明されたように、第1のワイヤレス通信ネットワーク上でのワイヤレス通信のための狭帯域トーンの第1のセットを識別することを含む。いくつかの例では、ブロック1405の動作は、図8〜図9を参照しながら上記で説明されたように、トーン識別モジュール805によって実行され得る。
[0096]ブロック1410において、方法1400は、図2〜図6を参照しながら上記で説明されたように、トーンの第1のセットのうちのトーンの第2のグループよりも高い電力の送信をサポートするトーンの第1のグループを狭帯域トーンの第1のセットから識別することを含み得、識別が、第1のグループのトーンと第2のワイヤレス通信ネットワーク上でのワイヤレス通信のための広帯域トーンの第2のセットとの間の干渉レベルに少なくとも部分的に基づく。いくつかの例では、ブロック1410の動作は、図8〜図9を参照しながら上記で説明されたように、グループ識別モジュール810によって実行され得る。
[0097]ブロック1415において、方法1400は、図2〜図6を参照しながら上記で説明されたように、トーンの第1のグループのうちの1つまたは複数のトーン上でより高い電力の送信を使用して1つまたは複数のダウンリンク送信を第1のUEに送信することを含む。いくつかの例では、ブロック1415の動作は、図7〜図9を参照しながら上記で説明されたように、グループ識別モジュール810または送信機715によって実行され得る。
[0098]ブロック1420において、方法1400は、図2〜図6を参照しながら上記で説明されたように、第2のグループトーンのうちの1つまたは複数のトーン上でより低い電力の送信を使用して1つまたは複数のダウンリンク送信を第2のUEに送信することを含む。いくつかの例では、ブロック1420の動作は、図7〜図9を参照しながら上記で説明されたように、グループ識別モジュール810または送信機715によって実行され得る。
[0099]図15は、本開示の様々な態様による、CIoTシステムのための周波数リソースの割振りのための方法1500を示すフローチャートを示す。方法1500の動作は、図1〜図11を参照しながら説明されたように基地局105またはそれの構成要素によって、あるいは図7または図8を参照しながら説明されたデバイス701または801によって実施され得る。たとえば、方法1500の動作は、図7〜図11を参照しながら説明されたように通信管理モジュール710によって実行され得る。いくつかの例では、基地局105は、以下で説明される機能を実行するように基地局105の機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加または代替として、基地局105は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能の態様を実行し得る。
[0100]ブロック1505において、方法1500は、図2〜図6を参照しながら上記で説明されたように、第1のワイヤレス通信ネットワーク上でのワイヤレス通信のための狭帯域トーンの第1のセットを識別することを含む。いくつかの例では、ブロック1505の動作は、図8〜図9を参照しながら上記で説明されたように、トーン識別モジュール805によって実行され得る。
[0101]ブロック1510において、方法1500は、図2〜図6を参照しながら上記で説明されたように、トーンの第1のセットのうちのトーンの第2のグループよりも高い電力の送信をサポートするトーンの第1のグループを狭帯域トーンの第1のセットから識別することを含み得、識別が、第1のグループのトーンと第2のワイヤレス通信ネットワーク上でのワイヤレス通信のための広帯域トーンの第2のセットとの間の干渉レベルに少なくとも部分的に基づく。いくつかの例では、ブロック1510の動作は、図8〜図9を参照しながら上記で説明されたように、グループ識別モジュール810によって実行され得る。
[0102]ブロック1515において、方法1500は、図2〜図6を参照しながら上記で説明されたように、トーンの第2のグループの2つまたはそれ以上のサブセットを識別するためにトーンの第2のグループ内のフラクショナル周波数再利用を採用することを含む。いくつかの例では、ブロック1515の動作は、図7〜図9を参照しながら上記で説明されたように、グループ識別モジュール810またはFFRモジュール935によって実行され得る。
[0103]ブロック1520において、方法1500は、図2〜図6を参照しながら上記で説明されたように、それぞれトーンの第1のグループのための送信電力よりも低い異なる送信電力を使用して2つまたはそれ以上のサブセット上でダウンリンク通信を送信することを含む。いくつかの例では、ブロック1520の動作は、図7〜図9を参照しながら上記で説明されたように、グループ識別モジュール810、FFRモジュール935、または送信機715によって実行され得る。
[0104]図16は、本開示の様々な態様による、CIoTシステムのための周波数リソースの割振りのための方法1600を示すフローチャートを示す。方法1600の動作は、図1〜図10を参照しながら説明されたようにUE115またはそれの構成要素によって、あるいは図7または図8を参照しながら説明されたデバイス701または801によって実施され得る。たとえば、方法1600の動作は、図7〜図11を参照しながら説明されたように通信管理モジュール710によって実行され得る。いくつかの例では、UE115は、以下で説明される機能を実行するようにUE115の機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加または代替として、UE115は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能の態様を実行し得る。
[0105]ブロック1605において、方法1600は、図2〜図6を参照しながら上記で説明されたように、トーンの第1のグループがアップリンク送信のために使用されるべきであることを示すリソース割振りを基地局から受信することを含む。いくつかの例では、ブロック1605の動作は、図8〜図9を参照しながら上記で説明されたように、グループ識別モジュール810またはリソース割振りモジュール920によって実行され得る。
[0106]ブロック1610において、方法1600は、図2〜図6を参照しながら上記で説明されたように、トーンの第1のセットのうちのトーンの第2のグループよりも高い電力の送信をサポートするトーンの第1のグループを狭帯域トーンの第1のセットから識別することを含み得、識別が、第1のグループのトーンと第2のワイヤレス通信ネットワーク上でのワイヤレス通信のための広帯域トーンの第2のセットとの間の干渉レベルに少なくとも部分的に基づく。いくつかの例では、ブロック1610の動作は、図8〜図9を参照しながら上記で説明されたように、グループ識別モジュール810によって実行され得る。
[0107]ブロック1615において、方法1600は、図2〜図6を参照しながら上記で説明されたように、トーンの第1のグループのうちの1つまたは複数のトーン上で1つまたは複数のアップリンク送信を基地局に送信することを含む。いくつかの例では、ブロック1615の動作は、図8〜図9を参照しながら上記で説明されたように、グループ識別モジュール810、周波数ホッピングモジュール915、または送信機715によって実行され得る。
[0108]したがって、方法1200、1300、1400、1500、および1600は、CIoTシステムのための周波数リソースの割振りを与え得る。方法1200、1300、1400、1500、および1600は可能な実装形態を表すこと、ならびに動作およびステップは、他の実施形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては変更され得ることに留意されたい。いくつかの例では、方法1200、1300、1400、1500、および1600のうちの2つまたはそれ以上からの態様が組み合わせられ得る。
[0109]本明細書で説明される技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA、および他のシステムなどの様々なワイヤレス通信システムのために使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、CDMA2000、ユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA)などの無線技術を実装し得る。CDMA2000は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格をカバーする。IS−2000リリース0およびAは、一般に、CDMA2000 1X、1Xなどと呼ばれる。IS−856(TIA−856)は、一般に、CDMA2000 1xEV−DO、高速パケットデータ(HRPD:High Rate Packet Data)などと呼ばれる。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標):Wideband CDMA)およびCDMAの他の変形態を含む。TDMAシステムは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標):Global System for Mobile Communications)などの無線技術を実装し得る。OFDMAシステムは、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、発展型UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11(WiFi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(LTE)およびLTEアドバンスト(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSの新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−A、およびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP:3rd Generation Partnership Project)と称する団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2:3rd Generation Partnership Project 2)と称する団体からの文書に記載されている。本明細書で説明された技法は、無認可および/または共有帯域幅を介したセルラー(たとえば、LTE)通信を含む、上述のシステムおよび無線技術、ならびに他のシステムおよび無線技術のために使用され得る。ただし、上記の説明では、例としてLTE/LTE−Aシステムについて説明し、上記の説明の大部分においてLTE用語が使用されるが、本技法はLTE/LTE−A適用例以外に適用可能である。
[0110]添付の図面に関して上記に記載された詳細な説明は、例について説明しており、実装され得るまたは特許請求の範囲内に入る例のみを表すものではない。「例」および「例示的」という語は、この説明で使用されるとき、「例、事例、または例示の働きをすること」を意味し、「好ましい」または「他の例よりも有利な」を意味しない。詳細な説明は、説明される技法の理解を与えるための具体的な詳細を含む。ただし、これらの技法は、これらの具体的な詳細なしに実施され得る。いくつかの事例では、説明された例の概念を不明瞭にすることを回避するために、よく知られている構造および装置がブロック図の形式で示されている。
[0111]情報および信号は、多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表され得る。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
[0112]本明細書の開示に関して説明された様々な例示的なブロックおよび構成要素は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、ASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明された機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成としても実装され得る。
[0113]本明細書で説明された機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの組合せで実装され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとして、コンピュータ可読媒体上に記憶されるか、またはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。他の例および実装形態は、本開示および添付の特許請求の範囲および趣旨内に入る。たとえば、ソフトウェアの性質により、上記で説明された機能は、プロセッサ、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらのうちのいずれかの組合せによって実行されるソフトウェアを使用して実装され得る。機能を実装する特徴はまた、機能の部分が、異なる物理的ロケーションにおいて実装されるように分散されることを含めて、様々な位置に物理的に配置され得る。特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、2つ以上の項目の列挙中で使用されるとき、「および/または」という用語は、列挙された項目のうちのいずれか1つが単独で採用され得ること、または列挙された項目のうちの2つ以上の任意の組合せが採用され得ることを意味する。たとえば、組成が、構成要素A、B、および/またはCを含んでいると記述されている場合、その組成は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとBの組合せ、AとCの組合せ、BとCの組合せ、またはAとBとCの組合せを含んでいることがある。また、特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、項目の列挙(たとえば、「のうちの少なくとも1つ」あるいは「のうちの1つまたは複数」などの句で終わる項目の列挙)中で使用される「または」は、たとえば、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」の列挙が、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するような選言的列挙を示す。
[0114]コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体とコンピュータ通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、フラッシュメモリ、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータ、または汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ここで、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
[0115]本開示についての以上の説明は、当業者が本開示を作成または使用することができるように与えられたものである。本開示への様々な変更は当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義された一般原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で説明された例および設計に限定されるべきでなく、本明細書で開示された原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられるべきである。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ワイヤレスデバイスにおける通信の方法であって、
第1のワイヤレス通信ネットワーク上でのワイヤレス通信のための狭帯域トーンの第1のセットを識別することと、
狭帯域トーンの前記第1のセットのうちのトーンの第2のグループよりも高い電力の送信をサポートするトーンの第1のグループを狭帯域トーンの前記第1のセットから識別することと、前記識別が、トーンの前記第1のグループと第2のワイヤレス通信ネットワーク上でのワイヤレス通信のための広帯域トーンの第2のセットとの間の干渉レベルに少なくとも部分的に基づく、
を備える、方法。
[C2]
狭帯域トーンの前記第1のセットが、前記第1のワイヤレス通信ネットワークの第1の利用可能なアップリンク/ダウンリンク帯域幅中の隣接するトーンの間に第1の周波数間隔を有する第1の複数のトーンを備え、広帯域トーンの前記第2のセットが、前記第2のワイヤレス通信ネットワークの第2の利用可能なアップリンク/ダウンリンク帯域幅中の隣接するトーンの間に第2の周波数間隔を有する第2の複数のトーンを備え、前記第2の周波数間隔が前記第1の周波数間隔の整数倍である、C1に記載の方法。
[C3]
前記第1のワイヤレス通信ネットワークの周波数キャリアと前記第2のワイヤレス通信ネットワークの周波数キャリアとの間の間隔が、前記第1の周波数間隔の整数倍である、C2に記載の方法。
[C4]
トーンの前記第1のグループが、狭帯域トーンの前記第1のセットのうちのトーンの前記第2のグループと比較して広帯域トーンの前記第2のセットのトーンとのより少ない干渉を生成するトーンを備える、C2に記載の方法。
[C5]
ユーザ機器(UE)がトーンの前記第1のグループ上での送信を必要とするチャネル状態を有すると決定することと、
トーンの前記第1のグループが前記第1のワイヤレス通信ネットワーク上での前記UEのアップリンク送信において使用するために割り振られることを示すリソース割振りを前記UEに送信することと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C6]
トーンの前記第1のグループのうちの1つまたは複数のトーン上でより高い電力の送信を使用して1つまたは複数のダウンリンク送信を第1のUEに送信することと、
トーンの前記第2のグループのうちの1つまたは複数のトーン上でより低い電力の送信を使用して1つまたは複数のダウンリンク送信を第2のUEに送信することと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C7]
前記第1のUEが、信頼できる通信のためにより高い電力の送信が必要であることを示すチャネル状態を有すると決定すること
をさらに備える、C6に記載の方法。
[C8]
前記決定することが、前記第1のUEへの前記通信のためのレイテンシターゲットと前記第1のUEに関連する経路損失とに少なくとも部分的に基づく、C7に記載の方法。
[C9]
前記1つまたは複数のダウンリンク送信を前記第1のUEに送信することが、トーンの前記第1のグループのトーンの間の周波数ホッピングを使用することを備える、C6に記載の方法。
[C10]
トーンの前記第2のグループの2つまたはそれ以上のサブセットを識別するためにトーンの前記第2のグループ内のフラクショナル周波数再利用を採用することと、
それぞれトーンの前記第1のグループのための送信電力よりも低い異なる電力を使用して、前記2つまたはそれ以上のサブセット上でダウンリンク通信を送信することと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C11]
トーンの前記第1のグループを狭帯域トーンの前記第1のセットから前記識別することが、
トーンの前記第1のグループがアップリンク送信のために使用されるべきであることを示すリソース割振りを基地局から受信すること
を備える、C1に記載の方法。
[C12]
トーンの前記第1のグループのうちの1つまたは複数のトーン上で1つまたは複数のアップリンク送信を前記基地局に送信すること
をさらに備える、C11に記載の方法。
[C13]
前記1つまたは複数のアップリンク送信を前記基地局に送信することが、トーンの前記第1のグループのトーンの間の周波数ホッピングを使用して送信することを備える、
をさらに備える、C12に記載の方法。
[C14]
トーンの前記第2のグループがアップリンク送信のために使用されるべきであることを示すリソース割振りを基地局から受信することと、
トーンの前記第2のグループの2つまたはそれ以上のサブセットを識別するためにトーンの前記第2のグループ内のフラクショナル周波数再利用を採用することと、
それぞれトーンの前記第1のグループのための送信電力よりも低い異なる電力を使用して前記2つまたはそれ以上のサブセット上でアップリンク通信を送信することと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C15]
狭帯域トーンの前記第1のセットが直交周波数分割多元接続(OFDMA)トーンを備え、広帯域トーンの前記第2のセットがOFDMAトーンを備える、C1に記載の方法。
[C16]
ワイヤレスデバイスにおける通信のための装置であって、
第1のワイヤレス通信ネットワーク上でのワイヤレス通信のための狭帯域トーンの第1のセットを識別するための手段と、
狭帯域トーンの前記第1のセットのうちのトーンの第2のグループよりも高い電力の送信をサポートするトーンの第1のグループを狭帯域トーンの前記第1のセットから識別するための手段と、前記識別が、トーンの前記第1のグループと第2のワイヤレス通信ネットワーク上でのワイヤレス通信のための広帯域トーンの第2のセットとの間の干渉レベルに少なくとも部分的に基づく、
を備える、装置。
[C17]
狭帯域トーンの前記第1のセットが、前記第1のワイヤレス通信ネットワークの第1の利用可能なアップリンク/ダウンリンク帯域幅中の隣接するトーンの間に第1の周波数間隔を有する第1の複数のトーンを備え、広帯域トーンの前記第2のセットが、前記第2のワイヤレス通信ネットワークの第2の利用可能なアップリンク/ダウンリンク帯域幅中の隣接するトーンの間に第2の周波数間隔を有する第2の複数のトーンを備え、前記第2の周波数間隔が前記第1の周波数間隔の整数倍である、C16に記載の装置。
[C18]
前記第1のワイヤレス通信ネットワークの周波数キャリアと前記第2のワイヤレス通信ネットワークの周波数キャリアとの間の間隔が、前記第1の周波数間隔の整数倍である、C17に記載の装置。
[C19]
トーンの前記第1のグループが、狭帯域トーンの前記第1のセットのうちのトーンの前記第2のグループと比較して広帯域トーンの前記第2のセットのトーンとのより少ない干渉を生成するトーンを備える、C17に記載の装置。
[C20]
ユーザ機器(UE)がトーンの前記第1のグループ上での送信を必要とするチャネル状態を有すると決定するための手段と、
トーンの前記第1のグループが前記第1のワイヤレス通信ネットワーク上での前記UEのアップリンク送信において使用するために割り振られることを示すリソース割振りを前記UEに送信するための手段と
をさらに備える、C16に記載の装置。
[C21]
トーンの前記第1のグループのうちの1つまたは複数のトーン上でより高い電力の送信を使用して1つまたは複数のダウンリンク送信を第1のUEに送信するための手段と、 トーンの前記第2のグループのうちの1つまたは複数のトーン上でより低い電力の送信を使用して1つまたは複数のダウンリンク送信を第2のUEに送信するための手段と
をさらに備える、C16に記載の装置。
[C22]
前記第1のUEが、信頼できる通信のためにより高い電力の送信が必要であることを示すチャネル状態を有すると決定するための手段
をさらに備える、C21に記載の装置。
[C23]
前記決定することが、前記第1のUEへの前記通信のためのレイテンシターゲットと前記第1のUEに関連する経路損失とに少なくとも部分的に基づく、C22に記載の装置。
[C24]
前記1つまたは複数のダウンリンク送信を前記第1のUEに送信するための手段が、トーンの前記第1のグループのトーンの間の周波数ホッピングを使用して送信することを備える、
をさらに備える、C21に記載の装置。
[C25]
トーンの前記第2のグループの2つまたはそれ以上のサブセットを識別するためにトーンの前記第2のグループ内のフラクショナル周波数再利用を採用するための手段と、
それぞれトーンの前記第1のグループのための送信電力よりも低い異なる電力を使用して前記2つまたはそれ以上のサブセット上でダウンリンク通信を送信するための手段とをさらに備える、C16に記載の装置。
[C26]
トーンの前記第2のグループがアップリンク送信のために使用されるべきであることを示すリソース割振りを基地局から受信するための手段と、
トーンの前記第2のグループの2つまたはそれ以上のサブセットを識別するためにトーンの前記第2のグループ内のフラクショナル周波数再利用を採用するための手段と、
それぞれトーンの前記第1のグループのための送信電力よりも低い異なる電力を使用して前記2つまたはそれ以上のサブセット上でアップリンク通信を送信するための手段とをさらに備える、C16に記載の装置。
[C27]
ワイヤレスデバイスにおける通信のための装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサと電子通信しているメモリと、
前記メモリに記憶された命令と
を備え、ここにおいて、前記命令は、
第1のワイヤレス通信ネットワーク上でのワイヤレス通信のための狭帯域トーンの第1のセットを識別することと、
狭帯域トーンの前記第1のセットのうちのトーンの第2のグループよりも高い電力の送信をサポートするトーンの第1のグループを狭帯域トーンの前記第1のセットから識別することと、前記識別が、トーンの前記第1のグループと第2のワイヤレス通信ネットワーク上でのワイヤレス通信のための広帯域トーンの第2のセットとの間の干渉レベルに少なくとも部分的に基づく、
を行うために前記プロセッサによって実行可能である、装置。
[C28]
狭帯域トーンの前記第1のセットが、前記第1のワイヤレス通信ネットワークの第1の利用可能なアップリンク/ダウンリンク帯域幅中の隣接するトーンの間に第1の周波数間隔を有する第1の複数のトーンを備え、広帯域トーンの前記第2のセットが、前記第2のワイヤレス通信ネットワークの第2の利用可能なアップリンク/ダウンリンク帯域幅中の隣接するトーンの間に第2の周波数間隔を有する第2の複数のトーンを備え、前記第2の周波数間隔が前記第1の周波数間隔の整数倍である、C27に記載の装置。
[C29]
前記命令は、
ユーザ機器(UE)がトーンの前記第1のグループ上での送信を必要とするチャネル状態を有すると決定することと、
トーンの前記第1のグループが前記第1のワイヤレス通信ネットワーク上での前記UEのアップリンク送信において使用するために割り振られることを示すリソース割振りを前記UEに送信することと
を行うために前記プロセッサによって実行可能である、C27に記載の装置。
[C30]
ワイヤレスデバイスにおける通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コードは、
第1のワイヤレス通信ネットワーク上でのワイヤレス通信のための狭帯域トーンの第1のセットを識別することと、
狭帯域トーンの前記第1のセットのうちのトーンの第2のグループよりも高い電力の送信をサポートするトーンの第1のグループを狭帯域トーンの前記第1のセットから識別することと、前記識別が、トーンの前記第1のグループと第2のワイヤレス通信ネットワーク上でのワイヤレス通信のための広帯域トーンの第2のセットとの間の干渉レベルに少なくとも部分的に基づく、
を行うために実行可能な命令を備える、非一時的コンピュータ可読媒体。

Claims (15)

  1. ワイヤレスデバイスにおける通信の方法であって、
    第1のワイヤレス通信ネットワーク上でのワイヤレス通信のための狭帯域トーンの第1のセットを識別することと、
    狭帯域トーンの前記第1のセットのうちのトーンの第2のグループよりも高い電力の送信をサポートするトーンの第1のグループを狭帯域トーンの前記第1のセットから識別することと、トーンの前記第1のグループの前記識別が、トーンの前記第1のグループが第2のワイヤレス通信ネットワーク上でのワイヤレス通信のための広帯域トーンのセットに対して干渉を引き起こす程度を示す干渉レベルに少なくとも部分的に基づく、
    を備え、
    ここにおいて、狭帯域トーンの前記第1のセットが、前記第1のワイヤレス通信ネットワークの第1の利用可能なアップリンクおよびダウンリンク帯域幅中の隣接するトーンの間に第1の周波数間隔を有する第1の複数のトーンを備え、広帯域トーンの前記セットが、前記第2のワイヤレス通信ネットワークの第2の利用可能なアップリンクおよびダウンリンク帯域幅中の隣接するトーンの間に第2の周波数間隔を有する第2の複数のトーンを備え、
    ここにおいて、前記第2の周波数間隔が前記第1の周波数間隔の整数倍であり、
    ここにおいて、前記第1のワイヤレス通信ネットワークの周波数キャリアと前記第2のワイヤレス通信ネットワークの周波数キャリアとの間の間隔が、前記第1の周波数間隔の整数倍である、方法。
  2. トーンの前記第1のグループが、狭帯域トーンの前記第1のセットのうちのトーンの前記第2のグループと比較して広帯域トーンの前記セットのトーンに対してより少ない干渉を引き起こすトーンを備える、請求項1に記載の方法。
  3. ユーザ機器(UE)がトーンの前記第1のグループ上での送信を必要とするチャネル状態を有すると決定することと、
    トーンの前記第1のグループが前記第1のワイヤレス通信ネットワーク上での前記UEのアップリンク送信において使用するために割り振られることを示すリソース割振りを前記UEに送信することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  4. トーンの前記第1のグループのうちの1つまたは複数のトーン上でより高い電力の送信を使用して1つまたは複数のダウンリンク送信を第1のUEに送信することと、
    トーンの前記第2のグループのうちの1つまたは複数のトーン上でより低い電力の送信を使用して1つまたは複数のダウンリンク送信を第2のUEに送信することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1のUEが、信頼できる通信のためにより高い電力の送信が必要とされることを示すチャネル状態を有すると決定すること
    をさらに備える、請求項4に記載の方法。
  6. 前記決定することが、前記第1のUEへの前記通信または前記第1のUEからの前記通信のためのレイテンシターゲットと前記第1のUEに関連する経路損失とに少なくとも部分的に基づき、前記レイテンシターゲットは、前記第1のUEへの前記通信または前記第1のUEからの前記通信に関連する優先度から決定され、前記経路損失は、前記第1のUEが基地局にチャネル品質情報を送信することに少なくとも部分的に基づいて決定される、請求項5に記載の方法。
  7. 前記1つまたは複数のダウンリンク送信を前記第1のUEに送信することが、トーンの前記第1のグループのトーンの間の周波数ホッピングを使用することを備える、請求項4に記載の方法。
  8. トーンの前記第2のグループの2つまたはそれ以上のサブセットを識別するためにトーンの前記第2のグループ内のフラクショナル周波数再利用を採用することと、
    それぞれトーンの前記第1のグループのための送信電力よりも低い異なる電力を使用して、前記2つまたはそれ以上のサブセット上でダウンリンク通信を送信することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  9. トーンの前記第1のグループを狭帯域トーンの前記第1のセットから前記識別することが、
    トーンの前記第1のグループがアップリンク送信のために使用されるべきであることを示すリソース割振りを基地局から受信すること
    を備える、請求項1に記載の方法。
  10. トーンの前記第1のグループのうちの1つまたは複数のトーン上で1つまたは複数のアップリンク送信を前記基地局に送信すること
    をさらに備える、請求項9に記載の方法。
  11. 前記1つまたは複数のアップリンク送信を前記基地局に送信することが、トーンの前記第1のグループのトーンの間の周波数ホッピングを使用して送信することを備える、
    をさらに備える、請求項10に記載の方法。
  12. トーンの前記第2のグループがアップリンク送信のために使用されるべきであることを示すリソース割振りを基地局から受信することと、
    トーンの前記第2のグループの2つまたはそれ以上のサブセットを識別するためにトーンの前記第2のグループ内のフラクショナル周波数再利用を採用することと、
    それぞれトーンの前記第1のグループのための送信電力よりも低い異なる電力を使用して前記2つまたはそれ以上のサブセット上でアップリンク通信を送信することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  13. 狭帯域トーンの前記第1のセットが直交周波数分割多元接続(OFDMA)トーンを備え、広帯域トーンの前記セットがOFDMAトーンを備える、請求項1に記載の方法。
  14. ワイヤレスデバイスにおける通信のための装置であって、
    請求項1ないし13のいずれか一項に記載のステップを行うように構成された手段 を備える装置。
  15. ワイヤレスデバイスにおける通信のためのコードを記憶する非一時的なコンピュータ可読媒体であって、前記コードは、請求項1ないし13のいずれか一項に記載のこれらステップを行うように構成された、プロセッサ上で実行可能な命令を備える、非一時的なコンピュータ可読媒体。
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