JP6640583B2 - 複合材の成形装置及び複合材の成形方法 - Google Patents

複合材の成形装置及び複合材の成形方法 Download PDF

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Description

本発明は、複合材を成形する複合材の成形装置及び複合材の成形方法に関するものである。
従来、熱硬化樹脂系複合材を内部に収容したオートクレーブの中の環境温度を調節する、熱硬化樹脂系複合材の知的成形システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。この知的成形システムは、オートクレーブの中の環境温度を計測する第1温度計測器と、熱硬化樹脂系複合材の対象温度を計測する第2温度計測器とを備えている。第1温度計測器及び第2温度計測器は、光ファイバ歪センサが用いられ、第2温度計測器は、複合材の表面又は内部の特定位置の温度を計測している。
特開2004−82644号公報
しかしながら、特許文献1では、光ファイバ歪センサを、複合材に埋め込むことから、硬化後の複合材の強度が低下する可能性があるため、硬化後の複合材を強度部品として用いる場合には望ましくない。
そこで、本発明は、複合材の強度低下を招くことなく、好適に成形された複合材を得ることができる複合材の成形装置及び複合材の成形方法を提供することを課題とする。
本発明の複合材の成形装置は、複合材を成形する複合材の成形装置において、本体部と、前記本体部の表面を被覆し、前記複合材を成形する成形面が形成される表層と、前記表層に埋設される線状の光ファイバ温度センサと、を備え、前記光ファイバ温度センサは、前記成形面と平行な面内において、平面的に配置されることを特徴とする。
この構成によれば、複合材の内部に、光ファイバ温度センサを埋め込む必要がなく、成形面上に設置された複合材の温度を、光ファイバ温度センサにより計測することができる。このため、複合材が目標とする目標成形温度に達するか否かを、光ファイバ温度センサによる計測温度に基づいて評価することができる。これにより、複合材の強度低下を招くことなく、複合材の温度を計測することで、複合材を好適に評価することができ、好適に成形された複合材を得ることができる。
また、前記本体部の内部に設けられる加熱部と、前記光ファイバ温度センサによる計測温度に基づいて、前記加熱部を制御する制御装置と、を備えることが、好ましい。
この構成によれば、制御装置により加熱部を制御することで、成形面を、複合材の成形に適した温度とすることができる。このため、複合材の成形温度による不良の発生を抑制することができ、複合材の生産性を高めることができる。
また、前記加熱部は、前記成形面上に設定される複数の加熱領域のそれぞれにおいて加熱可能となっており、前記制御装置は、複数の前記加熱領域において前記加熱部による加熱量を制御することが、好ましい。
この構成によれば、成形面の複数の加熱領域において、温度を制御することができるため、成形面において温度を詳細に制御することができ、複合材の成形に適した詳細な温度とすることができる。このため、複合材の成形温度による不良の発生をより抑制することができ、複合材の生産性をより高めることができる。
また、前記制御装置は、前記複合材の実温度と前記光ファイバ温度センサにより計測される計測温度との相関関係と、前記加熱部の加熱量に対する前記計測温度の熱応答と、前記複合材の目標成形温度と、を予め記憶しており、前記光ファイバ温度センサにより計測される前記計測温度に基づいて、前記相関関係から前記複合材の実温度を算出し、前記算出した前記複合材の前記実温度と、予め記憶された前記複合材の前記目標成形温度との温度差分を算出し、前記温度差分が小さくなるように、前記熱応答に基づいて、前記加熱部を制御することを特徴とすることが、好ましい。
この構成によれば、相関関係、熱応答、及び目標成形温度に基づいて、複合材の実温度が目標成形温度となるように、制御装置により加熱部を制御することができる。
また、前記光ファイバ温度センサは、その一部が前記成形面内において最高温度となる位置に設けられ、その他の一部が前記成形面内において最低温度となる位置に設けられることが、好ましい。
この構成によれば、光ファイバ温度センサにより成形面内における最高温度と最低温度とを計測することができるため、最高温度と最低温度との間の温度分布を推定することが可能となり、成形面全体の温度分布を推定することができる。
また、前記表層は、繊維強化複合材により形成される複合材層であることが、好ましい。
この構成によれば、表層を複合材層とすることで、成形装置の軽量化を図ることができると共に、成形装置の熱容量を小さくすることができるため、複合材を効率良く加熱することができる。
また、前記本体部は、炭素発泡体を含んで構成されることが、好ましい。
この構成によれば、本体部を炭素発泡体を含んで構成することで、成形装置の軽量化を図ることができると共に、成形装置の熱容量を小さくすることができるため、複合材を効率良く加熱することができる。
本発明の複合材の成形方法は、複合材を成形する複合材の成形方法において、前記複合材を成形する成形面が形成される表層に埋設される光ファイバ温度センサによって計測される計測温度を取得する計測温度取得工程と、前記複合材の実温度と前記光ファイバ温度センサにより計測される計測温度との相関関係に基づいて、前記複合材の実温度を取得する実温度取得工程と、前記複合材の目標成形温度を取得する目標成形温度取得工程と、前記目標成形温度と前記実温度との温度差分を算出する温度差分算出工程と、前記温度差分が小さくなるように、前記複合材への加熱量を制御する加熱制御工程と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、複合材の実温度が目標成形温度となるように、複合材への加熱量を制御することができる。このため、成形面を、複合材の成形に適した温度とすることができる。このため、複合材の成形温度による不良の発生を抑制することができ、複合材の生産性を高めることができる。
図1は、実施形態1に係る複合材の成形装置を模式的に示す斜視図である。 図2は、実施形態1に係る複合材の成形装置を模式的に示す断面図である。 図3は、実施形態1に係る複合材の成形装置の制御装置を示すブロック図である。 図4は、実施形態1に係る複合材の成形方法に関するフローチャートである。 図5は、実施形態2に係る複合材の成形装置を模式的に示す断面図である。 図6は、成形装置及び複合材の解析モデルに関する説明図である。 図7は、加熱ヒータの加熱量履歴に関する一例のグラフである。 図8は、成形装置及び複合材の温度変化の一例に関するグラフである。 図9は、加熱ヒータの加熱量履歴に関する一例のグラフである。 図10は、成形装置及び複合材の温度変化の一例に関するグラフである。 図11は、加熱部の制御の有無による温度差の変化に関するグラフである。 図12は、光ファイバ温度センサと複合材の表面との温度差の変化に関するグラフである。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能であり、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせることも可能である。
[実施形態1]
実施形態1に係る複合材の成形装置1は、熱硬化樹脂を繊維に含浸させた繊維強化プラスチックである複合材を成形する装置である。複合材は、例えば、航空機の機体等を構成する部品として使用されており、部品としては、例えば、機体の尾翼が適用される。なお、複合材は、例えば、炭素繊維強化プラスチック(CFRP:Carbon Fiber Reinforced Plastic)が用いられており、複合材は、炭素繊維に熱硬化樹脂を含浸させたプリプレグを積層して積層体とし、この積層体を硬化させることにより成形される。
図1は、実施形態1に係る複合材の成形装置を模式的に示す斜視図である。図2は、実施形態1に係る複合材の成形装置を模式的に示す断面図である。図3は、実施形態1に係る複合材の成形装置の制御装置を示すブロック図である。図4は、実施形態1に係る複合材の成形方法に関するフローチャートである。
成形装置1は、内部が高温高圧となるオートクレーブ内に収容可能となっている。この成形装置1は、図1及び図2に示すように、本体部11と、複合材層12と、加熱部13と、光ファイバ温度センサ14と、制御装置15とを備えている。
本体部11は、熱伝導率の異なる2種以上の炭素発泡体を接着して構成される。炭素発泡体は、軽量で、耐熱性を有するものとなっている。具体的に、本体部11は、表面側に設けられる熱伝導率の高い表面側炭素発泡体25と、表面側炭素発泡体25に比して熱伝導率の低い裏面側に設けられる裏面側炭素発泡体26とを有している。また、本体部11は、表面側炭素発泡体25と裏面側炭素発泡体26との間に設けられる接着剤層27を有している。
複合材層12は、接着剤層28を介して、本体部11の表面側に接着されており、成形装置1の表層となっている。複合材層12は、CFRPを用いて構成されており、その耐熱温度は、成形する複合材よりも高い温度となっている。複合材層12は、本体部11の表面を被覆しており、その表面が、複合材を成形する成形面12aとなっている。成形面12aは、成形する複合材の形状に倣った形状となっている。この成形面12a上には、複数の加熱領域E1〜E4が設定されている。なお、実施形態1では、説明を簡単にするために、例えば、成形面12a上に4つの加熱領域E1〜E4が設定される場合について説明する。4つの加熱領域E1〜E4は、成形面12aを十字に4分割した領域となっており、第1加熱領域E1、第2加熱領域E2、第3加熱領域E3、及び第4加熱領域E4を含んでいる。
加熱部13は、本体部11の内部に設けられ、成形面12a上に設定される複数の加熱領域E1〜E4のそれぞれにおいて加熱可能となっている。加熱部13は、4つの加熱領域E1〜E4に応じて、第1加熱ヒータ31、第2加熱ヒータ32、第3加熱ヒータ33、及び第4加熱ヒータ34が設けられている。つまり、第1加熱ヒータ31は、成形面12aの第1加熱領域E1において複合材を加熱し、同様に、第2〜第4加熱ヒータ32〜34は、成形面12aの第2〜第4加熱領域E2〜E4において複合材を加熱する。この加熱部13は、制御装置15に接続され、制御装置15によって加熱が制御される。
加熱部13の第1加熱ヒータ31から第4加熱ヒータ34は、本体部11の表面側炭素発泡体25に形成される溝40に嵌め込まれ、各加熱ヒータ31〜34に伝熱セメント41が塗布されることで固定される。そして、表面側炭素発泡体25と同じ材料となる炭素発泡部材42が、溝40内において、伝熱セメント41の表面側に嵌め込まれる。炭素発泡部材42の表面側と、表面側炭素発泡体25との間には、接着剤43が充填される。
光ファイバ温度センサ14は、複合材層12の内部に埋設されている。光ファイバ温度センサ14は、長さ方向に長い線状に形成され、長さ方向における所定の位置の温度を計測可能となっている。線状の光ファイバ温度センサ14は、成形面12aと平行な面内において、平面的(2次元的)に配置されている。具体的に、線状の光ファイバ温度センサ14は、成形面12aにおいて、蛇行して配置されている。なお、光ファイバ温度センサ14の配置は、特に限定されず、平面的に配置されるものであれば、例えば、渦巻き状の配置または格子状の配置であってもよい。平面的に配置される光ファイバ温度センサ14は、光ファイバ温度センサ14が存在する成形面12aの所定の位置における温度を計測している。このため、制御装置15は、成形面12aの所定の位置における計測温度を取得できる。なお、複合材層12の厚みは、約4mm〜5mmとなっており、光ファイバ温度センサ14は、複合材層12の成形面12aから約1mm〜2mmの深さに配置されている。また、光ファイバ温度センサ14の成形面12a上における設置位置は、加熱ヒータ31〜34の直上および加熱ヒータ31〜34間の中央が望ましい。
制御装置15は、制御部51と記憶部52とを有しており、加熱部13及び光ファイバ温度センサ14が接続されている。
記憶部52は、目標となる複合材の成形温度である目標成形温度に関するデータ61と、複合材の実温度と光ファイバ温度センサ14の計測温度との相関関係に関するデータ62と、加熱部13の加熱量に対する成形面12aへの熱応答に関するデータ63と、を記憶している。目標成形温度に関するデータ61は、成形する複合材に適した成形温度に関するデータである。なお、目標成形温度は、複数の加熱領域E1〜E4毎に設定されている。相関関係に関するデータ62は、予め行われた試験等によって得られたものであり、計測温度に基づいて、複合材の実温度を取得することが可能となる。熱応答に関するデータ63は、予め行われた試験等によって得られたものであり、加熱部13の加熱量に基づいて、成形面12aへの熱応答、すなわち、加熱部13から複合材への入熱量を取得することが可能となる。換言すれば、熱応答に関するデータ63は、複合材への入熱量に基づいて、加熱部13の加熱量を取得することが可能となる。
制御部51は、複合材の目標成形温度と複合材の実温度との温度差分が小さくなるように、加熱部13を制御する。制御部51は、加熱部13の制御に際し、光ファイバ温度センサ14により計測される計測温度に基づいて、記憶部52に記憶されている相関関係に関するデータ62から、複合材の実温度を算出する。また、制御部51は、算出した複合材の実温度と、記憶部52に記憶されている目標成形温度との温度差分を算出する。このとき、温度差分は、各加熱領域E1〜E4毎に算出される。さらに、制御部51は、複合材への入熱量に基づいて、記憶部52に記憶されている熱応答に関するデータ63から、加熱部13の各加熱ヒータ31〜34の加熱量を算出する。
次に、図6から図12を参照して、光ファイバ温度センサ14の計測温度に基づく加熱部13の制御について、解析結果に基づき説明する。図6は、成形装置及び複合材の解析モデルに関する説明図である。図6に示すように、解析モデル1Aは、成形装置1を有限要素法でモデル化したものであり、複合材層12、表面側炭素発泡体25、裏面側炭素発泡体26、加熱部13に対応する解析モデルの部位を、複合材層12A、表面側炭素発泡体25A、裏面側炭素発泡体2A6、加熱部13Aとしている。この解析モデル1Aの複合材層12Aの成形面12a上には、複合材としての部品Wが設置されている。なお、下記する加熱部13Aの制御では、制御部51が、部品Wの各加熱領域E1〜E4における目標成形温度(温度分布)が均一となるように制御する。
部品Wは、その厚みが、成形面12a内における水平方向の一方側の位置(X=0)から他方側の位置(X=200)へ向かって厚くなる解析モデルとなっている。ここで、加熱部13Aの図6の左側の加熱ヒータを13aとし、図6の右側の加熱ヒータを13bとする。
ここで、図6のL1(点線)は、部品Wの表面における、水平方向の一方側の位置(X=0)から他方側の位置(X=200)までのラインであり、ラインL1に沿って温度が取得される。また、図6のL2(実線)は、複合材層12Aの内部における水平方向の一方側の位置(X=0)から他方側の位置(X=200)までのラインであり、ラインL2に沿って温度が取得される。
図7は、加熱ヒータの加熱量履歴に関する一例のグラフであり、図8は、成形装置及び複合材の温度変化の一例に関するグラフである。図7に示すように、制御装置15が加熱部13Aを制御せず、左側と右側との加熱ヒータ13a、13bが、開始時間(0s)から所定の時間(3000s)において、一定割合で増加する加熱量(ワット密度)を与え続ける場合、ラインL1の温度とラインL2の温度とは、図8に示すような変化となる。なお、図8は、所定の時間(3000s)におけるラインL1とラインL2を示している。図8に示すとおり、ラインL1において、部品Wの厚みが薄い部位と、部品Wの厚みが厚い部位との温度差は、大きなものとなっている。
図9は、加熱ヒータの加熱量履歴に関する一例のグラフであり、図10は、成形装置及び複合材の温度変化の一例に関するグラフである。図9に示すように、制御装置15が加熱部13Aを制御する場合、具体的に、右側の加熱ヒータ13bが、左側の加熱ヒータ13aに比して温度が高くなるように、開始時間(0s)から1000sまでは加熱ヒータ13aと加熱ヒータ13bに与える加熱量(ワット密度)を同じ一定の割合で増加させ、1000sから3000sまでは加熱ヒータ13bに与える加熱量(ワット密度)の増加割合を加熱ヒータ13aに比して大きくした場合、ラインL1の温度とラインL2の温度とは、図10に示すような変化となる。なお、図10も、所定の時間(3000s)におけるラインL1とラインL2を示している。図10に示すとおり、ラインL1において、部品Wの厚みが薄い部位と、部品Wの厚みが厚い部位との温度差は、図8に比して小さなものとなっている。
図11は、加熱部の制御の有無による温度差の変化に関するグラフである。図11に示すように、制御装置15が加熱部13Aを制御しない場合(◆:加熱制御無)、ラインL1における温度差は、時間が経過するにつれて広がる。一方で、図12に示すように、制御装置15が加熱部13Aを制御する場合(■:加熱制御有)、ラインL1における温度差は、時間が経過するにつれて狭まる。以上から、制御装置15が加熱部13Aを制御することで、部品Wの温度分布が均一となることが、解析により確認された。
また、図12は、光ファイバ温度センサと複合材の表面との温度差の変化に関するグラフである。図12は、上記の熱応答に関するデータ63に相当するグラフである。図12に示すように、光ファイバ温度センサ14により計測された計測温度と部品Wの表面温度(L1)との温度差は、加熱ヒータ13a,13bの位置と、部品Wの板厚によって異なるものとなっている。部品Wの板厚が、例えば、3mmで、加熱ヒータ13aの直上にある場合(◆)、温度差は、小さなものとなっており、計測温度が高くなるにつれて広がる。また、部品Wの板厚が、例えば、4.5mmで、加熱ヒータ13aと加熱ヒータ13bの中央にある場合(◆)、温度差は、小さなものとなっており、計測温度が高くなるにつれて広がる。さらに、部品Wの板厚が、例えば、6mmで、加熱ヒータ13bの直上にある場合(▲)、温度差は、板厚が3mmまたは4.5mmの場合と比べて大きなものとなっており、計測温度が高くなるにつれて広がる。このような熱応答に基づいて、制御部51が加熱部13の制御を行うことで、部品Wの実温度が目標成形温度となるように調整することが可能となる。
次に、図4を参照して、複合材の成形方法について説明する。この成形方法は、複合材の成形時において、制御装置15による加熱部13の制御動作に関するものである。
先ず、成形装置1の成形面12aに硬化前の複合材を設置し、硬化前の複合材と共に成形装置1がオートクレーブ内に収容される。複合材は、オートクレーブ内において高温高圧で加熱されると共に、成形装置1の加熱部13によって加熱される。この状態において、制御装置15は、光ファイバ温度センサ14によって計測される計測温度を取得する(ステップS1:計測温度取得工程)。
制御装置15は、計測温度を取得すると、計測温度に基づいて、相関関係に関するデータ62から、複合材の実温度を算出する(ステップS2:実温度取得工程)。続いて、制御装置15は、記憶部52から目標成形温度に関するデータ61に基づいて、複合材の目標成形温度を取得する(ステップS3:目標成形温度取得工程)。そして、制御装置15は、取得した目標成形温度と、算出した実温度との温度差分を算出する(ステップS4:温度差分算出工程)。
次に、制御装置15は、算出した温度差分が小さくなるような、温度差分に相当する複合材への入熱量を算出し、複合材への入熱量に基づいて、記憶部52に記憶されている熱応答に関するデータ63から、加熱部13の加熱量を算出し、算出した加熱量となるように加熱部13を制御する(ステップS5:加熱制御工程)。そして、上記した各工程S1〜S5が繰り返し行われることで、複合材の実温度が目標成形温度となるように、制御装置15による加熱部13の制御動作が実行される。
なお、目標成形温度取得工程S3は、実温度取得工程S2の後に実行したが、実温度取得工程S2の前に行ってもよい。
以上のように、実施形態1によれば、複合材の内部に、光ファイバ温度センサ14を埋め込む必要がなく、成形面12a上に設置された複合材の温度を、光ファイバ温度センサ14により計測することができる。このため、複合材が目標とする目標成形温度に達するか否かを、光ファイバ温度センサ14による計測温度に基づいて評価することができる。これにより、複合材の強度低下を招くことなく、複合材の温度を計測することで、複合材を好適に評価することができ、好適に成形された複合材を得ることができる。
また、実施形態1によれば、制御装置15により加熱部13を制御することで、成形面12aを、複合材の成形に適した温度とすることができる。このとき、成形面12aの複数の加熱領域E1〜E4において、温度を制御することができるため、成形面12aにおいて温度を詳細に制御することができ、複合材の成形に適した詳細な温度とすることができる。このため、複合材の成形温度による不良の発生を抑制することができ、複合材の生産性を高めることができる。
また、実施形態1によれば、制御装置15は、相関関係、熱応答、及び目標成形温度に基づいて、複合材の実温度が目標成形温度となるように、加熱部13を制御することができる。
また、実施形態1によれば、成形装置1の表層を複合材層12とすることで、成形装置1の軽量化を図ることができると共に、成形装置1の熱容量を小さくすることができるため、複合材を効率良く加熱することができる。
また、実施形態1によれば、本体部11を、炭素発泡体25,26を含んで構成することで、成形装置1の軽量化を図ることができると共に、成形装置1の熱容量を小さくすることができるため、複合材を効率良く加熱することができる。
なお、実施形態1では、成形装置1の表層を複合材層12としたが、この構成に特に限定されず、例えば、成形装置1の表層として、インバー等の金属を用いた金属材層としてもよい。
[実施形態2]
次に、図5を参照して、実施形態2に係る成形装置80について説明する。なお、実施形態2では、重複した記載を避けるべく、実施形態1と異なる部分について説明し、実施形態1と同様の構成である部分については、同じ符号を付して説明する。図5は、実施形態2に係る複合材の成形装置を模式的に示す断面図である。
実施形態2の成形装置80は、光ファイバ温度センサ14の一部が成形面12a内において最高温度となる位置に設けられ、光ファイバ温度センサ14の他の一部が成形面12a内において最低温度となる位置に設けられている。
具体的に、図5に示すように、成形面12aにおいて最高温度となる位置としては、加熱部13の各加熱ヒータ31〜34の直上である。このため、光ファイバ温度センサ14の一部は、各加熱ヒータ31〜34の直上に位置するように設けられる。また、成形面12aにおいて最低温度となる位置としては、例えば、各加熱ヒータ31〜34の中間の位置である。このため、光ファイバ温度センサ14の他の一部は、各加熱ヒータ31〜34の中間に位置するように設けられる。なお、成形面12aの端部が最低温度になる場合、光ファイバ温度センサ14の他の一部は、成形面12aの端部に位置するように設けてもよい。
以上のように、実施形態2によれば、光ファイバ温度センサ14により成形面12a内における最高温度と最低温度とを計測することができるため、最高温度と最低温度との間の温度分布を推定することが可能となり、成形面12a全体の温度分布を推定すること可能となる。
1 成形装置
11 本体部
12 複合材層
12a 成形面
13 加熱部
14 光ファイバ温度センサ
15 制御装置
25 表面側炭素発泡体
26 裏面側炭素発泡体
27 接着剤層
28 接着剤層
31 第1加熱ヒータ
32 第2加熱ヒータ
33 第3加熱ヒータ
34 第4加熱ヒータ
40 溝
41 伝熱セメント
42 炭素発泡部材
43 接着剤
51 制御部
52 記憶部
61 目標成形温度に関するデータ
62 相関関係に関するデータ
63 熱応答に関するデータ
80 成形装置(実施形態2)
E1〜E4 加熱領域

Claims (6)

  1. 複合材を成形する複合材の成形装置において、
    本体部と、
    前記本体部の表面を被覆し、前記複合材を成形する成形面が形成される表層と、
    前記表層に埋設される線状の光ファイバ温度センサと、
    前記本体部の内部に設けられる加熱部と、
    前記光ファイバ温度センサによる計測温度に基づいて、前記加熱部を制御する制御装置と、を備え、
    前記光ファイバ温度センサは、前記成形面と平行な面内において、平面的に配置され、
    前記制御装置は、
    前記複合材の実温度と前記光ファイバ温度センサにより計測される計測温度との相関関係と、
    前記加熱部の加熱量に対する前記成形面への熱応答と、
    前記複合材の目標成形温度と、を予め記憶しており、
    前記光ファイバ温度センサにより計測される前記計測温度に基づいて、前記相関関係から前記複合材の実温度を算出し、
    前記算出した前記複合材の前記実温度と、予め記憶された前記複合材の前記目標成形温度との温度差分を算出し、
    前記温度差分が小さくなるように、前記熱応答に基づいて、前記加熱部を制御することを特徴とする複合材の成形装置。
  2. 前記加熱部は、前記成形面上に設定される複数の加熱領域のそれぞれにおいて加熱可能となっており、
    前記制御装置は、複数の前記加熱領域において前記加熱部による加熱量を制御することを特徴とする請求項に記載の複合材の成形装置。
  3. 前記光ファイバ温度センサは、その一部が前記成形面内において最高温度となる位置に設けられ、その他の一部が前記成形面内において最低温度となる位置に設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の複合材の成形装置。
  4. 前記表層は、繊維強化複合材により形成される複合材層であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の複合材の成形装置。
  5. 前記本体部は、炭素発泡体を含んで構成されることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の複合材の成形装置。
  6. 複合材を成形する複合材の成形方法において、
    前記複合材を成形する成形面が形成される表層に埋設される光ファイバ温度センサによって計測される計測温度を取得する計測温度取得工程と、
    前記複合材の実温度と前記光ファイバ温度センサにより計測される計測温度との相関関係に基づいて、前記複合材の実温度を取得する実温度取得工程と、
    前記複合材の目標成形温度を取得する目標成形温度取得工程と、
    前記目標成形温度と前記実温度との温度差分を算出する差分算出工程と、
    前記温度差分が小さくなるように、前記複合材への加熱量を制御する加熱制御工程と、を備えることを特徴とする複合材の成形方法。
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