JP6640337B2 - 通信デバイス、ネットワークノード、方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

通信デバイス、ネットワークノード、方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本開示は、一般的には、通信デバイス、ネットワークノード、そのための方法、および、当該方法を実装するためのコンピュータプログラムに関する。
本開示は、読者に具体的な背景を示すために、LTEの背景においてなされたものであるが、当業者であれば、適用可能な他の技術との類似性を容易に理解できるだろう。
LTEにおける送信の構造は、10msのフレームに組織される。1つのフレームは等しいサイズの10のサブフレームで構成される。サブフレームは、12または14のOFDMシンボルであり、それは標準または長いサイクリックプリフィックスを使用するかに依存する。サブフレームにおける最初のシンボルは制御シンボルである。制御シグナリングに対する必要性に依存して、1、2、または3つの制御シンボルとすることが可能となる。狭い帯域に対しては、2から4のシンボルとすることが可能となり、いくつかの特定な場合に対しては、多くのシンボルを有することは許容されない。
制御シグナリングはまた、PBCHを用いて、または、ePDCCH、SIBといったデータ領域、または個別RRMシグナリングにより行うことができるが、これらは本発明の範囲外である。
システムは、1、2、または4のCRSポートで構成することができる。CRSは、チャネル推定、チャネル特性の同期および推定のために使用される。1または2つCRSポートに対しては、1番目、5番目、8番目、12番目のシンボルにCRSが存在する(標準のサブフレーム、非MBSFおよび2までのCRSポートに対して)。4つのCRSポートに対しては、2番目と9番目のシンボルにもCRSが存在する。1番目および2番目におけるCRSは、ゆえに、制御信号として同じ時間シンボルを共有する。CRSの周波数における位置は、各CRSポートに対して6番目毎のREである。CRSポート0とCRSポート1は、同じシンボルを共有するが、ポート1は、ポート0と比較して3サブキャリアシフトされ、ポート2およびポート3に向かう。そして、セルのセルIDに依存するサブキャリアにおけるシフトも存在し、当該シフトは、セルIDモジュロ6である。
制御領域において送信される制御信号のタイプは3つある。すなわち、PCFICH、PHICH、およびPDCCHである。制御データは、1つまたはいくつかのリソースエレメントグループ(REG)において送信される。REGは、4または6つのREに渡って広がるが、常にペイロードを伝達する4つのREを含む。REGは、シンボルにCRSが存在するケースにおいて6つのREに渡って広がり、余分なREはCRSに対してリザーブされる。
制御データは、1つのCRSポートに対して、RE毎に1つの変調で、送信される。制御データは、2つまたは4つのCRSポートがある場合は、Alamouti符号で符号化される。Alamouti符号化された2つの変調シンボルは、2つのREにわたって直交に広がる。これはまたは、LTEでは4CRSに対してあてはまるが、ここでは、CRSポート0とCRSポート2がペアで使用され、CRSポート1とCRSポート3が第2のペアとして使用される。
現存のCRS−IC支援情報は、3GPP仕様書TS 36.331, v10.5.0からのeICICシナリオに対して定義される。それは、36.331, v.11.12.0におけるRel-11においてABSサブフレームにおけるCRS−ICに対して以下のように定義される。
「neighCellsCRS-Info:このフィールドは、プライマリ周波数に関する、支援情報を含み、RRM/RLM/CSI測定またはデータ復調を行っている間にCRSからの干渉を低減するためにUEにより使用される。受信したCRS支援情報が測定するセルのCRSのそれと衝突するCRSを有するセルに対するものである場合、UEは、(TS 36.101に規定されるように)measSubframePatternPCell、measSubframePatternConfigNeigh、もし設定されていれば csi-MeasSubframeSet1、および、csi-MeasSubframeSets-r12が設定されていればCSI subframe set 1、により示されたサブフレームにおいて、CRS干渉を低減するためにCRS支援情報を使用し得る。更に、UEは、TS 36.101に規定されるような復調の目的のために、情報エレメント(IE)においてセルからのCRS干渉を低減するためのCRS支援情報を使用し得る。」
更に、Rel-12, TS 36.331, v.12.6.0に従うと、EUTRANは、eimta-MainConfigPCell-r12が設定されると、neighCellsCRS-Info-r11を設定しない。これは以下のように記述される。
“CRS-AssistanceInfoList-r11 ::=SEQUENCE (SIZE (1..maxCellReport)) OF CRS-AssistanceInfo-r11
CRS-AssistanceInfo-r11 ::= SEQUENCE {
physCellId-r11 PhysCellId,
antennaPortsCount-r11 ENUMERATED {an1, an2, an4, spare1},
mbsfn-SubframeConfigList-r11 MBSFN-SubframeConfigList,
...
}”
LTEにおける制御チャネルに対する現在の復調と干渉除去の方法は、全ての制御シンボルに対して同じ方法を用いる。これは、受信に対する最大の可能性が利用されないことを暗示する。したがって、改良した能力を受信器に与えることが望まれる。
追加的に、または、代替的に、PCFICH、PDCCH、PHOCH、およびePDCCHを含む制御チャネルに対する干渉低減の能力を有する、あらゆる進化型の受信器は、そのような能力を有さないレガシー受信器と比較して、同じSINR下でBLERに関してより良い性能を有する。そのような能力は、ネットワークには知られていない。したがって、セルカバレッジ内のUEを維持するために、異なるユーザまたはユーザグループに対する電力を調整するための、ネットワークノードからの機能を有していても、最大の可能性は使用されない。なぜならば、ネットワークノードは、より進化した受信器の能力を有するUEとレガシーUEとを本当に区別することができないからである。したがって、システム全体の能力を強化し得るアプローチを提供することが望まれる。
第1の観点によれば、セルラ通信システムにおいて動作するように構成された通信デバイスの方法が提供される。方法は、制御シンボルに対する干渉低減能力を決定することと、該決定した干渉低減能力についての情報を該セルラ通信システムのネットワークノードへ送信することを含む。
干渉低減能力を決定することは、静的な干渉低減能力に対して一度行われ得る。
干渉低減能力を決定することは、干渉低減能力決定イベントにおいて行われ得る。干渉低減能力決定イベントは、通信デバイスが干渉低減能力に影響を与えるあらゆる変化を決定した場合、周期的な干渉低減能力決定イベント、ネットワークノードから干渉低減能力を送信するための要求を受信したことを受けて通信デバイスがアップリンクフィードバック情報を送信する場合、および、それらのうちのあらゆる組み合わせ、のいずれかであり得る。
決定した干渉低減能力についての情報を送信することは、より高いレイヤのシグナリングで情報を送信することを含み得る。より高いレイヤのシグナリングは、ネットワークノードへのRRCメッセージまたはMACメッセージのいずれか介してなされ得る。
決定した干渉低減能力についての情報を送信することは、ネットワークノードへ、キャリア毎に対して決定したパラメータに関連する情報を示すことに関して、未使用のビット、未使用のコードワード、未使用のフィールド、制御スペース、ビットパターンまたはビットの組み合わせ、および、それらのあらゆる組み合わせのうちいずれか1つの使用を含む。未使用のビットは、あらゆるアップリンク送信パラメータについての指示のために使用されないアップリンク制御チャネルにおける利用可能なビットのあらゆるセットであり得る。
方法は、セルラ通信システムのセルを運用し通信デバイスに対してサービスを提供するネットワークノードから制御シンボルを受信すること、制御シンボルに対する干渉状況を決定すること、決定した干渉に基づいて干渉低減アルゴリズムを選択すること、および、受信した制御シンボルに対して、選択した干渉低減アルゴリズムを実行すること、を含み得る。
第2の観点によれば、セルラ通信システムにおいて動作するように構成されたネットワークノードの方法が提供される。方法は、該セルラ通信システムにおいて動作する通信デバイスから、制御シンボルに対する該通信デバイスの干渉低減能力についての情報を受信することと、該受信した情報に基づいて1つ以上の無線動作タスクの実行を適合化することを含む。
1つ以上の無線動作タスクを実行することを適合化することは、DL制御チャネルにおける送信電力を適合化すること、PDCCH/PCFICHにおけるアグリゲーションレベル(AL)を適合化すること、CRS支援情報をUEに送信すること、情報を他のネットワークノードへ送信すること、およびそれらのあらゆる組み合わせ、のいずれかを含み得る。
方法は、通信デバイスに対して干渉低減能力を送信する要求を送信することを含む。
制御シンボルに対する通信デバイスの決定した干渉低減能力についての情報を受信することは、より高いレイヤのシグナリングで受信され得る。より高いレイヤのシグナリングが、ネットワークノードへのRRCメッセージまたはMACメッセージのいずれか介してなされ得る。
キャリア毎に決定したパラメータに関連する情報を示す、決定した干渉低減能力についての情報を受信することは、未使用のビット、未使用のコードワード、未使用のフィールド、制御スペース、ビットパターンまたはビットの組み合わせ、および、それらのあらゆる組み合わせのうちいずれか1つにおいてなされ得る。未使用のビットは、あらゆるアップリンク送信パラメータについての指示のために使用されないアップリンク制御チャネルにおける利用可能なビットのあらゆるセットであり得る。
第3の観点によれば、セルラ通信システムにおいて動作し、セルラ通信システムのセルを運用し通信デバイスに対してサービスを提供するネットワークノードから制御シンボルを受信するように構成された通信デバイスが提供される。通信デバイスは、第1の観点に従った方法により、受信した制御シンボルに対する干渉低減能力を報告するように構成される。
第4の観点によれば、通信デバイスのプロセッサにおいて実行された場合に、第1の観点による方法を通信デバイスに実行させる命令を含むコンピュータプログラムが提供される。
第5の観点によれば、セルラ通信システムにおいて動作するように構成され、第2の観点に従った方法による無線動作タスクを実行するように構成されたネットワークノードが提供される。
第6の観点によれば、ネットワークノードのプロセッサにおいて実行された場合に、第2の観点に従った方法をネットワークノードに実行させる命令を含むコンピュータプログラムが提供される。
上述したこと、並びに、本発明の追加的な目的、特徴、および利点が、添付の図面を参照して、以下の説明的で非限定的な、好ましい実施形態の詳細な説明を介して、より良く理解されるだろう。
図1は、例に従う方法を示すフローチャートである。 図2は、例に従う方法を示すフローチャートである。 図3は、例に従う方法を示すフローチャートである。 図4は、図1から図3の例のような能力を有する通信デバイスを概略的に示すブロック図である。 図5は、コンピュータ読み取り可能な媒体と処理デバイスを概略的に示す。 図6は、実施形態によるネットワークノードの方法を示すフローチャートである。 図7は、セルラネットワークを示す。 図8は、コンピュータ読み取り可能な媒体と処理デバイスを概略的に示す。 図9は、実施形態に従う通信デバイスの方法を示すフローチャートである。 図10は、実施形態に従う通信デバイスを概略的に示すブロック図である。 図11は、コンピュータ読み取り可能な媒体と処理デバイスを概略的に示す。 図12は、異なる条件下におけるシミュレーションからの図である。 図13は、異なる条件下におけるシミュレーションからの図である。 図14は、異なる条件下におけるシミュレーションからの図である。
隣接セル(NC)が時間同期されていない場合、干渉は構成されていないと仮定され、または、可能性のある構成をブラインド検出しなければならない。しかしながら、サービングセル(SC)と隣接セルが(おおよそのCP内で)サブフレームの同じ開始を共有する場合、1つまたはいくつかの制御シンボルが時間で重なることを意味し、セルは同期していると考えられる。同期したセルは、TDDの展開で、およびFDDの展開に対して、例えば、進化型の干渉処理が使用される場合、常に当てはまる。制御シンボルの重なりは、各セルがどれくらい多くの制御シンボルを有するかに依存する。SC制御領域サイズは、SC−PCHICHから読み取られる。NC制御領域サイズは、NC−PCHICHから読み取るか、ブライド検出することが可能である。REGは、割り当てられるか、割り当てられないことのいずれかが可能である。
まず、SCもNCもCRSを有さないOFDMシンボルを考える。この場合、REGは、4つのREに渡って拡がり、SCとNCからのREGは重なる。SCとNCの両方における1つのCRSポートに対しては、干渉はRE間で独立的である。SCとNCの両方における2つのCRSポートに対しては、2つの重なるREをカバーする有益なデータと干渉は、両方Alamouti符号化される。4つのCRSポートに対しては、Alamouti符号化が2つの独立したAlamouti符号のように4つのREに渡って広がり、ここで、第1の2つのREはCRSポート0とポート2に接続され、他の2つのREはCRSポート1とポート3に接続される。Alamouti符号化されたシンボルのペアである2つのREにおける干渉に対しては、SCを復調する際に使用することができるRE間での依存性がある。
SCとNCの両方からのOFDMシンボルがCRSを含み、当該CRSが衝突、すなわち、同じサブキャリアを占有する場合、制御チャネル上の干渉は、先の段落におけるものと同じようになる。OFDMシンボルがCRSを有し、CRSが衝突しない場合、NC REGデータREは、SC REGデータREとSC CRSと両方で重なる。SC CRSは、NC REGデータREと衝突する。1つのCRSポートのケースに対しては、RE間での依存性はない。2つのCRSポートに対しては、依存性が、Alamouti送信に起因した3つのREに渡る。4つのCRSポートに対しては、依存性は6つのREに渡る。
多数の可能な干渉除去アルゴリズムが問題になる。いくつかの例を以下に示す(アルゴリズムを参照するために、短縮した名称が括弧内で使用される)。
・非パラメトリックMMSE−IRC(IRC)。ここでUEは干渉とノイズ共分散行列を推定するためにCRSにおいて残差を用いる。
・1つのREに渡るパラメトリックMMSR−IRC(EIRC1)。ここで、UEは隣接セルチャネルを推定し、当該推定から干渉とノイズ共分散行列を生成する。当該行列は、1つのREに渡って見られる干渉構成を反映すべきである。
・2つのREに渡るパラメトリックMMSE−IRC(EIRC2)。これは、EIRC1と類似しているが、2つのREを介してみられる干渉構成を反映すべきであるため、行列は2倍大きくなる。この場合の干渉行列は、同じ変調シンボルが2つのREに渡って送信されることをとらえるべきである。この受信器は、Alamouti送信の結果であるRE間の依存性の利点を有する。
・3つのREに渡るパラメトリックMMSE−IRC(EIRC3)。これは、EIRC1と類似しているが、3つのREを介してみられる干渉構成を反映すべきであるため、行列は3倍大きくなる。この場合の干渉行列は、同じ変調シンボルが2つのREに加えてCRSを含む1つのREに渡って送信されることをとらえるべきである。この受信器は、SCとNCの間で非衝突CRSの場合に、Alamouti送信の結果であるRE間の依存性の利点を有する。この場合、依存性は3つのREをカバーする。
・4つまたは6つのREに渡るパラメトリックMMSE−IRC(EIRC4)。これは、EIRC1と類似しているが、4つまたは6つのREを介してみられる干渉構成を反映すべきであるため、行列は4倍または6倍大きくなる。これは、SCまたはNCのいずれかが4CRSポートを有し、他方が2CRSポートを有する場合に、必要となる。この場合、RE間の依存性は、4つまたは6つのREに渡って広がり、それは衝突するCRSの場合は4つのREであり、非衝突のCRSの場合は6である。
・CRS IM(CRS−IC)。これは、CRS支援情報が提供された場合に、CRS−ICを使用するためである。現存のCRS支援情報は、3GPP TS 36.331に定義されているようなRel-11からのものである。RP-142263で示された、「CDR Interference Mitigation for LTE Homogeneous Deployments」のタイトルのアプローチは、PセルとSセルの両方を含む全ての条件下で、標準のサブフレームへのそのようなシグナリングの使用を拡張することを目的としている。
・最大尤度(ML)。このアルゴリズムは、異なる設定を有するあらゆるシナリオに対して使用することができる。
上記の方法の組み合わせも使用され得る。例えば、CRS−ICは、全ての他のタイプの、上記に示した進化形の受信器のアプローチと組み合わせられ得る。
異なる受信器のタイプは、PCFICHおよびPHICHに対して使用され得る。例えば、CRS−ICと共に、MMSE−IRCおよびEIRC1が使用され得る。
異なる受信器のタイプは、ePDCCHに対して使用され得る。例えば、ePDCCHに対して、CRS−ICと共に、MMSE−IRCが使用され得る。
PDCCH、PCFICHおよびPHICH等の制御チャネルに対するアルゴリズムの選択についてここで述べる。全ての以下のアルゴリズムは、制御チャネルに対して使用されるOFDMシンボルは、サービングセルと隣接セル間で同じであることが仮定されている。サービングセルと隣接セル間でCFIが整列していない場合、好ましくはMMSE−IRCのみが使用される。
隣接セルの知識と時間同期に依存して、異なるIMアルゴリズムが使用される。以下に、異なる設定に対する構成のいくつかの例を示す。他の設定は除外されない。何も述べられなければ、2つのCRSポートを仮定する。
非同期セルの場合、IRCが使用され得る。
同期セルと衝突するCRSの場合、EIRC2が使用され得る。
同期セルと第1のOFDMシンボルで非衝突のCRSの場合、EIRC3またはEIRC1とCRS−ICの組み合わせが使用され得る。
同期セルと非衝突のCRSの場合、4つのCRSポートが示され、第2の(制御シンボルの場合の)OFDMシンボルが存在するとき、EIRC3またはEIRC1とCRS−ICの組み合わせが使用され得る。
同期セルと非衝突のCRSと第2の(制御シンボルの場合の)OFDMシンボルが存在するとき、EIRC2が使用され得る。
同期セルと非衝突のCRSと第3/第4の(制御シンボルの場合の)OFDMシンボルが存在するとき、EIRC4が使用され得る。
異なるカテゴリーのケースと、それぞれの好ましいIMアルゴリズムは、異なって形成され得る。
他の制御チャネルに対しては、異なるケースに対する好ましいIMアルゴリズムの同様の構成が設定され得る。ここでいくつかの例を示す。全ての以下のアルゴリズムは、制御チャネルに対して使用されるOFDMシンボルの数はサービングセルと隣接セル間で同じであると仮定する。サービングセルと隣接セル間でCFIが整列していない場合、好ましくはMMSE−IRCが、NCにおける非制御シンボルと衝突するSCにおける制御シンボル対して使用され、それは、SCとNCの両方に対して制御信号を伝達するOFDMシンボルに対する、上記に明示したアルゴリズムのうちの1つである。
1つのREのみが利用可能なときのPCFICH/PHICHに対しては、チャネルPCFICHおよびPHICHがアルゴリズムの選択のためにPDCCHと同じチャートに従うことができるため、当該選択は、CRS−IC新情報が受信されたか否かに依存し得る。例えば、CRS−IC支援情報が受信されていない場合、EIRC1が使用され、CRS−IC支援情報が受信されている場合、EIRC1がCRS−ICと共に使用される。
干渉がPDSCHデータまたはePDCCH間でかなり頻繁に変動する場合のePDCCHに対しては、そのような干渉の特徴を追従することは困難である。この場合、MMSE−IRCが使用され得る。
上記に示した実施形態の1つ以上により、特定のケースに基づいて使用するための、UEに対するアルゴリズムが提供される。NC−PDCCH、PCFICH、およびPHICH等の制御チャネルの干渉低減は、したがって、ネットワークの配備、例えば、隣接セルに関してネットワークが同期しているか同期していないか、CRS支援情報が受信されているか否か、OFDMシンボルインデックスに基づいて、異なる制御チャネルに基づいて、衝突するCRSまたは非衝突のCRSであるか、等に依存する。そのようなアルゴリズムの選択の目的は、UE側において改良された制御チャネル復号に対する可能性を利用することである。上記に明示したアプローチにより、制御チャネルに対するより良い受信器と復調の性能が提供される。
図1は、例に従う方法を示すフローチャートである。方法は、セルラ通信システムにおいて動作するように構成された通信デバイスの方法である。方法は、セルラ通信システムのセルを運用し通信デバイスに対してサービスを提供するネットワークノードから制御シンボルを受信すること(1)を含む。干渉の状況は、制御シンボルに対して決定される(2)。決定された干渉の状況に基づいて、干渉低減アルゴリズムが選択され(3)、選択された干渉低減アルゴリズムは、受信した制御シンボルに対して実行される(4)。
図2は、例に従う方法を示すフローチャートである。SCとNCが、時間整列されているかが調べられる(100)。否であれば、上記に説明したようなIRCといった、非パラメトリックなIMアルゴリズムが選択される(102)。SCとNCが時間整列されていれば、衝突するCRSが存在するかが調べられる(104)。もし存在すれば、EIRC2等の第1のパラメトリックIMアルゴリズムが選択される(106)。衝突するCRSが存在しなければ、制御シンボルが1番目のOFDMシンボルにあるかが調べられる(108)。もし存在すれば、EIRC3等の第2のパラメトリックIMアルゴリズムが選択される(110)。もし存在しなければ、制御シンボルが2番目のOFDMシンボルにあり、4つのCRSポートが存在するかが調べられる(112)。そうであれば、第2のパラメトリックIMアルゴリズムの選択がなされる(110)。そうでなければ、第1のパラメトリックIMアルゴリズムの選択がなされる(106)。
図3は、例に従う方法を示すフローチャートである。SCとNCが、例えばCPウィンドウ内に、時間整列されているかが調べられる(200)。もし整列されていなければ、IRCといった非パラメトリックIMアルゴリズムが選択される(202)。それらが時間整列されていれば、CRS支援情報が利用可能かが調べられる(204)。もし利用可能であれば、CRS−ICアルゴリズム等の別のIMアルゴリズムと組み合わされるIMアルゴリズムが有効となり(206)、以下から理解できるように、更に選択されたIMアルゴリズムと組み合され得る。CRSが衝突しているかが調べられ(208)、もし衝突していれば、EIRC2等の第1のパラメトリックIMアルゴリズムが、CRS−ICアルゴリズムと組み合わされるIMアルゴリズムとして選択される。衝突していなければ、制御シンボルが1番目OFDMシンボルにあるかが調べられる(212)。そうでなければ、制御シンボルが2番目のOFDMシンボルにあるか、および4つのCRSポートが存在するかが調べられる(214)。そうであれば、CRS−ICアルゴリズム等と組み合わせられるIMアルゴリズムとして、EIRC4等の第2のパラメトリックIMアルゴリズムが選択される(216)。そうでなければ、CRS−ICアルゴリズム等と組み合わせられる、EIRC2等の第1のパラメトリックIMアルゴリズムの選択がなされる(210)。制御シンボルが1番目のOFMDシンボルにあるのであれば、CRS−ICアルゴリズム等と組み合わせられるIMアルゴリズムとして、EIRC3等の第3のパラメトリックIMアルゴリズムが選択される(218)。
CRS支援情報が利用可能でない場合、CRS−ICアルゴリズムが無効にされる(220)。第1の2つの支配的なNC等の支配的なNCのセル識別情報が取得される(222)。それはセルサーチメカニズムから取得され得る。そして、衝突するCRSが存在するかが調べられる(224)。もし存在すれば、EIRC2等の第4のパラメトリックIMアルゴリズムが選択される(226)。衝突するCRSがなければ、制御シンボルが1番目OFDMにあるかが調べられる(228)。そうであれば、EIRC1等の第5のパラメトリックIMアルゴリズムが、IMアルゴリズムとして選択される(230)。そうでなければ、EIRC2等の第4のパラメトリックIMアルゴリズムの選択がなされる(226)。
ここで、例として与えられた第2と第4のパラメトリックIMアルゴリズムは同じとみなすことができるが、方法において、有効化/無効化された(206/220)IMアルゴリズムを組み合わせる組み合わせを有してまたは有さないで、使用される。これは、適切と思われる他のアルゴリズムに対しても適用され得る。
図4は、例えば上記の例のいずれかに従う、進化型の受信器の能力を有する、通信デバイス300を概略的に示すブロック図である。UE等の通信デバイスは、アンテナ構成302、アンテナ構成302に接続された受信器304、アンテナ構成に接続された送信器306、1つ以上の回路を有し得る処理エレメント308、1つ以上の入力インタフェース310、および、1つ以上の出力インターフェース312を有する。インタフェース310、320は、例えば電気的または光学的な、ユーザインタフェースおよび/または信号のインタフェースであり得る。UE300は、セルラ通信ネットワークにおいて動作するように構成される。特に、処理エレメント308により、UEは、図1から図3を参照して上記に示した例を実行するように構成され得る。ここで、UE300は、セルラ通信ネットワークにおいて効率的に動作することが可能であり、オープンな屋外の環境からオフィスビルの範囲、および、地下のエリアが範囲の無線カバレッジゾーンが大きく変化する環境で無線カバレッジを提供するために、上記に示したような選択されたIMアルゴリズムを適用するための制御信号を受信するように構成される。処理エレメント308は、受信器304と送信器306と接続されることから、受信および送信が可能とするための信号処理から、アプリケーションの実行、インターフェース310、312の制御等、多くのタスクを成し遂げることができる。
上記に示す方法は、特に、上記に示した処理エレメント308がIMを処理するプロセッサを有する場合は、コンピュータおよび/またはプロセッサ等の処理手段の支援により実装されることが好ましい。したがって、処理手段、プロセッサ、またはコンピュータに、図1から図3を参照して説明した実施形態のいずれかによる方法のいずれかの工程を実行させるように構成された命令を含むコンピュータプログラムが提供される。コンピュータプログラムは、好ましくは、図5に示すような、コンピュータ読み取り可能な媒体400に格納され、それは、好ましくは、図1から図3を参照して説明した実施形態のいずれかのような、本発明の実施形態にそれぞれ従う方法を実行させるために、処理手段、プロセッサ、またはコンピュータ402によりロードされ、実行されることが可能である。プロセッサ402とコンピュータプログラム製品400は、プログラムコードを連続して実行するように構成され、あらゆる方法のアクションが段階的に実行される。処理手段、プロセッサ、またはコンピュータ402は、好ましくは、埋め込みシステムとして一般に参照されるものである。したがって、図5に示した、コンピュータ読み取り可能な媒体400およびプロセッサ402は、原理を理解するためだけの説明的な目的に対して構成されるべきであり、直接的な要素の説明として構成されるべきではない。
PCFICH、PDCCH、PHICH、およびePDCCHを含む制御チャネルに対する干渉低減の能力を有する、UE等の通信デバイスの進化型の受信器は、そのような能力を有さないレガシー受信器と比較して、同じSINR下でBLERに関してより良い性能を有する。そのような進化型の受信器の例は、上記に示したようなものであり、進化型のIMアルゴリズムの能力を有するだけでなく、いくつかの中から、有望なアルゴリズムを選択する能力を有する。そのような進化型の受信器の別の例は、多くのケースに対して正しく効率的な1つのIMアルゴリズムを利用する受信器である。上記の例の観点で、他の例が検討され得る。
そのような進化型の能力は、通信デバイスに対してサービスを提供するネットワークノードには知られていない。したがって、セルカバレッジ内のUEを維持するために、セル内の異なるユーザまたはユーザグループに対する電力を調整するためのネットワークノードからの特徴を有する場合であっても、最大の可能性を利用していない。これは、ネットワークノードが、より進化型の受信器の能力を有するUEを、レガシーUE等の進化型でない受信器の能力を有するUEと、実際に区別できないからである。UEが良好な性能を有するカバレッジ内にいて、完全な可能性を利用できる場合であっても、ネットワークノードは、同じ電力を調整または提供することができないことが実現できる。
したがって、この可能性が利用されるように、UEとネットワークノードの特徴を提供することが、本開示により提案される。
異なるチャネルでの干渉低減が可能なUEと、それがその能力を、全てのタイプの進化型の受信器を示す組み合わせの方法、または、異なるキャリア等の異なる制御チャネルに対する異なる受信器のタイプを示すための1つまたは個別の方法のいずれかで送信することを考える。このとき、ネットワークノードは、そのような情報を、異なる制御チャネルに対して組み合わせた手法で、または同様に異なるキャリアに対して個別の手法で、全ての制御チャネルに対する電力レベル(および/またはPDCCHに対するアグリゲーションレベル)を調節するために利用する。また、CRS−ICのUEの能力に依存して、ネットワークノードは、そのようなCRS支援情報をUEに送信するかしないかを決定し得る。したがって、異なる制御チャネルに対して異なる受信器のタイプを有する、その異なる能力についての情報を取得し、その情報をネットワークノードに提供するUEに対するアプローチが提案される。また、無線動作タスクのために制御チャネルに対するUEの受信器の能力についての情報を用いるためのネットワークノードのアプローチが提案される。
そのようなアプローチにより、ネットワークノードを介した通信システムは、DL送信電力および/またはDL制御チャネルを送信するためのアグリゲーションレベルの処理が向上し、レガシーアプローチと比較して、システム性能の損失を限定的にすることができる。これにより、より高いシステム能力およびスループットを得るための通信システムが可能となる。
多数の可能な干渉除去アルゴリズムが存在する。いくつかの例を以下に示す(アルゴリズムを参照するために、短縮した名称が括弧内で使用される)。
・非パラメトリックMMSE−IRC(IRC)。ここで、UEは干渉とノイズ共分散行列を推定するためにCRSにおいて残差を用いる。
・1つのREに渡るパラメトリックMMSR−IRC(EIRC1)。ここでUEは隣接セルチャネルを推定し、当該推定から干渉とノイズ共分散行列を生成する。当該行列は、1つのREに渡って見られる干渉構成を反映すべきである。
・2つのREに渡るパラメトリックMMSE−IRC(EIRC2)。これは、EIRC1と類似しているが、2つのREを介してみられる干渉構成を反映すべきであるため、行列は2倍大きくなる。この場合の干渉行列は、同じ変調シンボルが2つのREに渡って送信されることをとらえるべきである。この受信器は、Alamouti送信の結果であるRE間の依存性の利点を有する。
・3つのREに渡るパラメトリックMMSE−IRC(EIRC3)。これは、EIRC1と類似しているが、3つのREを介してみられる干渉構成を反映すべきであるため、行列は3倍大きくなる。この場合の干渉行列は、同じ変調シンボルが2つのREに加えてCRSを含む1つのREに渡って送信されることをとらえるべきである。この受信器は、SCとNCの間で非衝突CRSの場合に、Alamouti送信の結果であるRE間の依存性の利点を有する。この場合、依存性は3つのREをカバーする。
・4つまたは6つのREに渡るパラメトリックMMSE−IRC(EIRC4)。これは、EIRC1と類似しているが、4つまたは6つのREを介してみられる干渉構成を反映すべきであるため、行列は4倍または6倍大きくなる。これは、SCまたはNCのいずれかが4CRSポートを有し、他方が2CRSポートを有する名合に、必要となる。この場合、RE間の依存性は、4つまたは6つのREに渡って広がり、それは衝突するCRSの場合は4つのREであり、非衝突のCRSの場合は6である。
・CRS IM(CRS−IC)。これは、CRS支援情報が提供された場合に、CRS−ICを使用するためである。現存のCRS支援情報は、3GPP TS 36.331に定義されているようなRel-11からのものである。RP-142263で示された、「CDR Interference Mitigation for LTE Homogeneous Deployments」のタイトルのアプローチは、PセルとSセルの両方を含む全ての条件下で、標準のサブフレームへのそのようなシグナリングの使用を拡張することを目的としている。
・最大尤度(ML)。このアルゴリズムは、異なる設定を有するあらゆるシナリオに対して使用することができる。
上記の方法の組み合わせも使用され得る。例えば、CRS−ICは、全ての他のタイプの、上記の示した進化形の受信器のアプローチと組み合わせられ得る。
異なる受信器のタイプは、PHICHに対して使用され得る。例えば、CRS−ICと共に、MMSE−IRCおよびEIRC1は使用され得る。
異なる受信器のタイプは、ePDCCHに対して使用され得る。例えば、ePDCCHに対して、例えば、CRS−ICと共に、MMSE−IRCは使用され得る。
UEは、その能力を決定する。それは、特定な状況における利用可能な電力および処理能力に依存して動的になされ得る、または、静的、すなわち、能力はUEの構成に起因して固定的である。決定した能力に関する情報は、ネットワークノードに提供される。したがって、UEは、キャリア毎に異なる制御チャネルに対する異なる受信器のタイプに対するUEの能力に関する情報を、上述したように、第1のネットワークノード、第2のネットワークノード等の1つ以上のネットワークノードへ送信する。UEの能力は、干渉低減能力を示す1ビットとして含まれる全ての制御チャネルを有する1つの組み合わせの値と見なすことができ、または、異なる能力を意味する異なる受信器のタイプを有する各制御チャネルに対する能力として、個別に見なすことができる。他の適切なシグナリング構成も考慮され得る。
能力は、UEからの一定値としてみなされ得る。すなわち、静的で、一度シグナリングされる必要があり、時間で変動せず、または、動的であり得る。動的な報告は、異なる手法で構成され得る。例えば、UEは、UEがパラメータの値におけるあらゆる変更を決定したときはいつも、積極的または自発的に報告する。または、UEは、周期的に、または、UEが、HARQフィードバック、測定報告等のアップリンクフィードバック情報を送信するときはいつも、報告する。UEは、パラメータの値に関連する情報を送信するために、第1または第2のネットワークノードからの要求を受信することに応じて、情報を報告し得る。UEは、第1または第2のネットワークノードにより、キャリア毎に対する先に決定された値に関して、キャリア毎に対してパラメータの値にあらゆる変化がある場合にのみ、情報を報告するように要求される。
UEは、以下のメカニズムのいずれかを用いて、当該情報を報告する。
・報告のメカニズムの第1のタイプでは、UEは、RRCメッセージ等を介して、より高いレイヤのシグナリングにおいて、情報を、第1のネットワークノードまたは第2のネットワークノードへ送信する。そのような情報は、また、MACメッセージにおいて報告され得る。
・報告のメカニズムの第2のタイプでは、UEは、キャリア毎で決定されたパラメータに関連する情報を第1または第2のネットワークノードに示すために、未使用のビットまたはコードワードまたはフィールドまたは制御スペースまたはビットパターンまたはビットの組み合わせ(aka spared、リザーブ、冗長ビットまたはコードワードまたは制御スペースまたはビットパターンまたはビットの組み合わせ等)を使用し得る。典型的にこのメカニズムが使用され、UEは、決定された情報を、サービング基地局等の第1のネットワークノードへ送信する。未使用のビットは、ここでは、アップリンク送信パラメータのいずれかについてUEに示すために使用されない、例えば、CSI関連情報等のアップリンクフィードバック情報を示すために使用されない、アップリンク制御チャネルにおける利用可能なビットのいずれかのセットを意味する。
ネットワークノードは、無線動作タスクのための制御チャネルに対するUEの受信器の能力についての情報を使用する。ネットワークノードは、1つ以上の無線動作タスクを実行するために、1つ以上のパラメータに関連する、取得した情報を使用する。無線動作タスクまたは無線リソース管理タスクの例は、以下の通りである。
・DL制御チャネルおける送信電力の適合化。UEが(進化型の)干渉低減の能力を示す場合、ネットワークノードは、制御チャネル(例えばPDCCH)を送信するためのより低い電力レベルを使用し得る。または、セル内に、制御チャネルの進化型の同じ干渉低減の能力を有するいくつかのUEが存在する場合、ネットワークノードはまた、全ての関連する制御チャネル(例えば、PDCCH、PCFICH、PHICH、ePDCCH)に対するより低い電力レベルを使用し得る。送信電力レベルを低く(低減)することにより、送信の電力消費と他のノードへの干渉が低減される。
・PDCCH/PCFICHにおけるアグリゲーションレベルの適合化。UEが(進化型の)干渉低減の能力を示す場合、ネットワークノードは、制御チャネル(例えばPDCCH)を送信するためにより低いアグリゲーションレベルを使用し得る。これにより、より多くのユーザを制御領域においてスケジュールすることが可能になり、または、制御領域をより小さくすることが可能となり、余りのリソースをデータ送信に使用することができる。
・CRS支援情報をUEに送信すること。ネットワークノードはまた、異なる制御チャネルに対する異なる受信器のタイプのUEの能力に依存して、CRS支援情報をUEにシグナリングし得る。
・情報を他のネットワークノードに送信すること。ネットワークノードはまた、ネットワークノードにより実行された1つ以上の無線動作タスクに関連する情報を、別のネットワークノードへシグナリングし得る。例えば、第1のネットワークノードは、それを、第2のネットワークノード、および/または、隣接の基地局等の第3のネットワークへさえ、送信し得る。例えば、LTEにおけるX2インタフェースを介して、サービングeNodeBにより隣接eNodeBへ送信し得る。受信側のネットワークノードは、1つ以上の無線タスクのために受信した情報を使用し得る。例えば、UEの干渉低減を簡単化するために制御領域のサイズを適合化し、UEにより使用された共通に使用される電力レベルモデルを整合するために制御領域における電力レベルを適合化し、または、UEが干渉を低減させることができるため、共通に使用されるよりも、高い電力レベルを使用することができる。
図6は、実施形態に従うネットワークノードの方法を示すフローチャートである。方法は、セルラ通信システムにおいて動作する通信デバイスから、制御シンボルに対する、決定された通信デバイスの干渉低減能力についての情報を受信すること(502)と、受信した情報に基づいて、どのように1つ以上の無線動作タスクを実行するかを適合化すること(504)を含む。オプション的に、方法は、IM能力についての情報が要求に応じて受信される(502)ように、IM能力についての情報に対する要求を通信デバイスに送信すること(501)を含み得る。1つ以上の無線動作タスクを実行することを適合化することは、DL制御チャネルにおける送信電力を適合化すること、PDCCHにおけるアグリゲーションレベルを適合化すること、PCFICHを適合化すること、CRS支援情報をUEに送信すること、情報を他のネットワークノードへ送信すること、およびそれらのあらゆる組み合わせ、のいずれかを含み得る。制御シンボルに対する、通信デバイスの決定したIM能力についての情報を受信することは、より高いレイヤのシグナリングで、例えば、RRCメッセージまたはMACメッセージを介して、受信され得る。キャリア毎に決定したパラメータに関連する情報を示す、決定したIM能力についての情報を受信することは、未使用のビット、未使用のコードワード、未使用のフィールド、制御スペース、ビットパターンまたはビットの組み合わせ、および、それらのあらゆる組み合わせのうちいずれか1つにおいてなされ得る。未使用のビットは、あらゆるアップリンク送信パラメータについての指示のために使用されないアップリンク制御チャネルにおける利用可能なビットのあらゆるセットであり得る。
報告側の通信デバイスは、上記に示したようなIMアルゴリズム選択の方法を行うことが可能である。それ自体は、特定のIM能力と考えられ得る。決定されたIM能力についての情報を受信すること(502)は、したがって、その意味で、通信デバイスの能力についての情報を受信することを含み得る。
図7は、無線通信デバイス602に対してサービスを提供するように構成されたセルラネットワークにおいて無線アクセス動作するための、eNodeB等のネットワークノード600、すなわち、上記に示した実施形態のいずれかのような通信デバイス、を含むセルラネットワークを示す。ネットワークノード600は、上記に示したようなアプローチまたは、アプローチの組み合わせのいずれかに従って動作するように構成される。ネットワークノードは、したがって、通信デバイス602のIM能力についての情報を受信し、その無線動作タスクを、それに基づいて適合化する。ネットワークノードは、送受信器エレメント604と、上記に示したアプローチを実行するための処理エレメント606を含む。
上記に示す方法は、特に、上記に示した処理エレメント606が無線動作タスクのプロセッサの適応を有する場合は、コンピュータおよび/またはプロセッサ等の処理手段の支援により実装されることが好ましい。したがって、図6を参照して説明した実施形態のいずれかによる方法のいずれかの工程を、処理手段、プロセッサ、またはコンピュータに実行させるように構成された命令を含むコンピュータプログラムが提供される。コンピュータプログラムは、好ましくは、図8に示すような、コンピュータ読み取り可能な媒体700に格納され、それは、好ましくは、図6を参照して説明した実施形態のいずれかのような、本発明の実施形態にそれぞれ従う方法を実行させるために、処理手段、プロセッサ、またはコンピュータ702によりロードされ、実行されることが可能である。プロセッサ702とコンピュータプログラム製品700は、プログラムコードを連続して実行するように構成され、あらゆる方法のアクションが段階的に実行される。処理手段、プロセッサ、またはコンピュータ702は、好ましくは、埋め込みシステムとして一般に参照されるものである。したがって、図8に示した、コンピュータ読み取り可能な媒体7700およびプロセッサ702は、原理を理解するためだけの説明的な目的に対して構成されるべきであり、直接的な要素の説明として構成されるべきではない。
図9は、実施形態に従う通信デバイスの方法を示すフローチャートである。方法は、典型的には、図1から図3を参照して説明した方法のいずれかとの組み合わせにおいて適用され得る。方法は、制御シンボルに対してIM能力を決定すること(802)と、決定さしたIM能力についての情報をネットワークノードへ送信すること(804)を含む。オプション的に、方法は、IM能力についての情報を要求に応じて送信することができる(804)ように、IM能力についての情報に対する要求をネットワークノードから受信すること(801)を含み得る。IM能力を決定すること(802)は、静的な干渉低減能力に対して1度行われ得る。干渉低減能力を決定することは、IM能力決定イベントに応じて実行され得る。当該イベントは、例えば、通信デバイスが干渉低減能力に影響を与えるあらゆる変化を決定した場合、周期的な干渉低減能力決定イベント、ネットワークノードから干渉低減能力を送信するための要求を受信したことを受けて通信デバイスがアップリンクフィードバック情報を送信する場合、および、それらのうちのあらゆる組み合わせ、のいずれかであり得る。決定したIM能力についての情報を送信すること(804)は、より高いレイヤのシグナリングで、例えば、RRCメッセージまたはMACメッセージを介して、情報を送信することを含み得る。決定した干渉低減能力についての情報を送信すること(804)は、ネットワークノードへ、キャリア毎に対する決定したパラメータに関連する情報を示すために、未使用のビット、未使用のコードワード、未使用のフィールド、制御スペース、ビットパターンまたはビットの組み合わせ、および、それらのあらゆる組み合わせのうちいずれか1つの使用を含み得る。未使用のビットは、あらゆるアップリンク送信パラメータについての指示のために使用されないアップリンク制御チャネルにおける利用可能なビットのあらゆるセットであり得る。
通信デバイスは、上記に示したようなIMアルゴリズム選択の方法を行うことが可能である。それ自体は、特定のIM能力と考えられ得る。決定したIM能力についての情報を送信すること(804)は、したがって、その意味で、通信デバイスの能力についての情報を受信することを含み得る。
図10は、実施形態に従う通信デバイス900を概略的に示すブロック図である。UE等の通信デバイスは、アンテナ構成902、アンテナ構成902に接続された受信器904、アンテナ構成に接続された送信器906、1つ以上の回路を有し得る処理エレメント908、1つ以上の入力インタフェース910、および、1つ以上の出力インターフェース912を有する。インタフェース910、912は、ユーザインタフェースおよび/または電気的または光学的な信号のインタフェースであり得る。UE900は、セルラ通信ネットワークにおいて動作するように構成される。特に、上記および図9を参照して示した実施形態を実行するように構成される処理エレメント908により、UE900は、セルラ通信ネットワークにおいて効率的に動作することができ、IMアルゴリズムを潜在的に適用する制御信号を受信し、上記に示したように、決定し、ネットワークノードに報告する。処理エレメント908は、受信器904と送信器906と接続されることから、受信および送信が可能とするための信号処理から、アプリケーションの実行、インターフェース910、912の制御等、多くのタスクを成し遂げることができる。なお、図4と同様に、図9を参照して示した方法は、図1から図3を参照して説明した方法のいずれかと組み合わせることができる。
上記に示す方法は、特に、上記に示した処理エレメント908がIMを処理するプロセッサを有する場合は、コンピュータおよび/またはプロセッサ等の処理手段の支援により実装されることが好ましい。したがって、処理手段、プロセッサ、またはコンピュータに、図1から図3および図9を参照して説明した実施形態のいずれかによる方法のいずれかの工程を実行させるように構成された命令を含むコンピュータプログラムが提供される。コンピュータプログラムは、好ましくは、図11に示すような、コンピュータ読み取り可能な媒体1000に格納され、それは、好ましくは、図1から図3および図9を参照して説明した実施形態のいずれかのような、本発明の実施形態にそれぞれ従う方法を実行させるために、処理手段、プロセッサ、またはコンピュータ1002によりロードされ、実行されることが可能である。プロセッサ1002とコンピュータプログラム製品1000は、プログラムコードを連続して実行するように構成され、あらゆる方法のアクションが段階的に実行される。処理手段、プロセッサ、またはコンピュータ1002は、好ましくは、埋め込みシステムとして一般に参照されるものである。したがって、図11に示した、コンピュータ読み取り可能な媒体1000およびプロセッサ1002は、原理を理解するためだけの説明的な目的に対して構成されるべきであり、直接的な要素の説明として構成されるべきではない。
上述したように、本開示は、読者に具体的な背景を示すために、LTEの背景からなされたものであるが、当業者であれば、適用可能な他の技術との類似性を容易に理解できるだろう。いくつかの実施形態は、通信規格のレガシーな仕様に適用可能であり得る一方で、他の実施形態は、当該仕様の実現可能な発展が意図される。以下に、この意味でのいくつかの特徴について述べる。
制御チャネルの干渉低減のためのUEの能力およびシグナリングに関して、隣接セルからの干渉を低減する能力を有する進化型の受信器を用いて制御チャネルの要件を特定する目的を考慮する。支援シグナリングに対しては、Rel-11からのCRS支援情報(CRS-AssistanceInfo IE)を、追加的なシグナリングおよびネットワークの制約なしに、再利用することができる。どのようにCRS支援情報を再利用数か、および、どのように制御チャネルに対する干渉を低減する特徴に対するUEの能力を定義するかについて考える。シグナリング関連の問題は、RRC設定等のeNBからUEへのシグナリング、および、UE能力等のUEからeNBへのシグナリングの2つの方向を含む。
したがって、CRS支援情報をどのように再利用するかを検討する。Rel-11からのCRS支援情報は、これのために再利用され得る。しかし、3GPP TS 36.331, v.13.0.0から従うようなABSサブフレームに対してのみ定義されたCRS-AssistanceInfo IEを用いて、再利用され得る。
neighCellsCRS-Infoに関して、このフィールドは、プライマリ周波数に関する、支援情報を含み、RRM/RLM/CSI測定またはデータ復調を行っている間にCRSからの干渉を低減するためにUEにより使用される。受信したCRS支援情報は測定するためのセルのCRSのそれと衝突するCRSを有するセルに対するものである場合、UEは、3GPP TS 36.101に規定されているように、measSubframePatternPCell、measSubframePatternConfigNeigh、もし設定されていれば csi-MeasSubframeSet1、および、csi-MeasSubframeSets-r12が設定されていればCSI subframe set 1、により示されたサブフレームにおいてCRS干渉を低減するためにCRS支援情報を使用し得る。更に、UEは、3GPP TS 36.101に規定されるような復調の目的のために、IEにおいて、セルからのCRS干渉を低減するためのCRS支援情報を使用し得る。EUTRANは、eimta-MainConfigPCell-r12が設定される場合は、neighCellsCRS-Info-r11を設定しない。
CRS-AssistanceInfoList-r11は、SEQUENCE (SIZE (1..maxCellReport)) OF CRS-AssistanceInfo-r11に設定され、CRS-AssistanceInfo-r11は、SEQUENCE {physCellId-r11, PhysCellId, antennaPortsCount-r11, ENUMERATED {an1, an2, an4, spare1}, mbsfn-SubframeConfigList-r11, MBSFN-SubframeConfigList, ...}に設定される。
更に、エリクソンにより、3GPPの寄書R4-156406の「LS on the modification of CRS assistance information for CRS interference mitigation」において提案されたような、より一般的な展開のシナリオとして同種のネットワークにより良く適合させるために、ABSサブフレームだけでなく、全ての標準のサブフレームを用いて、PセルだけでなくSセルに、そのようなCRS支援情報を拡張するために、意図してCRS−IMが考慮され得る。
展開のシナリオの観点から、Rel-11から単にCRS支援情報を再利用するほかに、CRS支援情報をどのように再利用するかについてのCRS−IMの提案に従うことがより有益であり得る。ここで、一般的な展開のシナリオにより良く適合させるために、3GPP Rel-11におけるものに代えて、このCRS支援情報を再利用することを提案する。
エリクソンにより、3GPPの寄書R4-155916の「Discussions on different candidate receivers for control channels interference mitigation」に示したように、異なる受信器のタイプにより異なる性能がもたらされ、また、CRS−ICを用いないが良好な性能を有し、制御チャネルにおいて干渉を低減することが実現可能である。CRS−ICは、一般的な同種のネットワークの展開に対しては、必須の特徴である必要はない。よって、CRS−IC支援情報が送信されない場合、制御チャネルの性能は、CRS−ICを用いなくとも、向上させることが可能である。
更に、CRS支援情報を用いずに、制御チャネルに対して干渉を低減させる能力を有するUEが、レガシーMMSE−MRC受信器よりも、かなり良い性能を得るための目的を達成することができるべきであることを提案する。
制御チャネルにおいて干渉を低減させる能力を有するUEに対しては、UEが、そのような能力をネットワークに示すことが有益である。それにより、eNBが一般的に容量とシステムスループットを向上させるために、制御チャネルに対する電力レベルまたはアグリゲーションレベル、CFI等をより良く調整するためにそのような情報を使用することができるようになる。ただし、そのような特徴は、オプションの特徴として考えられ得る。
オプションの特徴として、制御チャネルの干渉低減を定義することを提案し、そのような干渉低減がUEによりサポートされるか否かを示すためのUEの能力シグナリングを定義することを提案する。副次的な特徴として、どのようにシグナリングを定義するかについての実現化の際、異なるオプションがある。第1のオプションは、一つの一般的な能力が、コンポーネントキャリア(CC)毎の全ての制御チャネルに対して干渉低減を示すために使用されることである。第2のオプションは、個別の能力が、CC毎の各制御チャネルに対して干渉低減を示すために使用されることである。両方のオプションは、良い点と悪い点がある。例えば、第1のオプションは、最小のオーバーヘッドを有するが、異なる制御チャネルを調整するための可能性を有さない。第2のオプションは、より多くの柔軟性を有するが、システムオーバーヘッドが大きくなる。全ての制御チャネルに対して一般的に特徴を示す一般的な能力を有する第1のオプションをとることで十分である。
更に、CC毎の全ての制御チャネルに対する特徴を示す1つの一般的な能力を有する第1のオプションをとることを提案する。
ここでは、制御チャネルの干渉低減に対する異なる候補の受信器について説明する。復調の要件に対して検討される候補の進化型の受信器は、3GPP Rel-11/Rel-12で定義されたレガシーPDSCH受信器の構成であり、MMSE−MRC、E−MMSE−IRCといった干渉セルの制御チャネル干渉の線形除去の能力と、干渉セルのCRS干渉の除去の能力を有する。以下に挙げる制御チャネルのそれぞれに対する利得に依存して性能要件を定義するための参照の受信器を含む、シナリオの識別と評価の仮定を検討する。明細書では、以下を検討する。すなわち、上記に示した進化型の受信器を用いたPCFICH/PDCCH/PHICHの復調における要件、MMSE−IRCおよびCRS−ICの能力を有する、上記に示した進化型の受信器でのEPDCCHの復調における要件、および、上記に示した進化型の受信器を用いたPHICHの復調における要件、である。ダウンリンク制御チャネルに対する現実的な干渉モデルを検討する。3GPP Rel-11からのCRS支援情報(CRS-AssistanceInfo IE)は、追加的なシグナリングおよびネットワークの制約なしに、再利用され得る。異なるテスト構成に対する異なる受信器のタイプと、異なる制御チャネルに対する配備のシナリオと、提供する第1のステップの評価結果を検討する。
異なる制御チャネルは、干渉低減に関して、異なるプロパティを表す。PDCCH/PCFICH/PHICHおよびCRSは、時間および周波数領域において広がる。更に、PDCCHおよびPCFICHは、Txダイバーシチを有する各REペアに対して、Alamoutiペアとして、QPSKで変調される。PCHICHは、代わりに、変調オーダーとして、BPSKを使用する。そのようなTxダイバーシチは、より良い性能のために、E−LMMSE−IRCにより使用され得る。
100%としてのNC PDCCH負荷を有するランダム干渉モデルを、シミュレーションのために使用する。ここで、シンボルレベル干渉除去(SLIC)のブラインド受信器が、ベースラインIRC受信器と比較して、ネットワーク支援干渉除去および抑制(NAICS)受信器として使用する。CFIおよび時間および周波数のオフセットは、レガシーにより設定され得る。6%のTx EVMを、全てのテストに対して仮定する。
MMSE−IRC受信器は、既に知られ並びに受け入れらている3GPP TS 36.1.1, v.13.1.0において、PDSCHに対するRel−11から定義され、隣接セルに対する干渉を低減するためにUEの実装を成熟させ、MMSE−MRCに対して対角のみだけに代わって、対角と非対角の、雑音および干渉の共分散行列を計算する。そのような受信器のタイプは、UE側からの多くの複雑性なく、PDSCHから制御チャネルに簡単に拡張することができる。
強化型LMMSE−IRC(E−LMMSE−IRC)は、3GPP TS 36.1.1, v.12.1.0において従う説明を用いて、NAICS SIの下でまず説明する。ここで、MMSE−IRCは、干渉チャネルの推定および他の干渉の知識を明確に考慮する。干渉チャネルの推定を可能にする干渉パラメータが必要となる。例えば、そのDMRS、または、PMI/RIに伴うCRSである。干渉チャネル等の推定を考慮することを除いて、そのようなより進化型の線形受信器における明確な定義は提供されない。そのようなタイプの受信器は、UEの実装からの異なる複雑性を有する異なる条件に依存して、異なって理解することとなる。よって、上記に示したような仮定をとることにより、E−IRCは、異なる受信器のタイプに拡張することができる。1つのREに渡るパラメトリックMMSR−IRC(EIRC1)に対して、UEは隣接セルチャネルを推定し、当該推定から干渉とノイズ共分散行列を生成する。行列は、1つのREに渡って見られる干渉構成を反映すべきである。2つのREに渡るパラメトリックMMSE−IRC(EIRC2)は同様であるが、2つのREを介してみられる干渉構成を反映すべきであるため、行列は2倍大きくなる。この場合の干渉行列は、同じ変調シンボルが2つのREに渡って送信されることをとらえるべきである。この受信器は、Alamouti送信の結果であるRE間の依存性の利点を有することができる。3つのREに渡るパラメトリックMMSE−IRC(EIRC3)は同様であるが、3つのREを介してみられる干渉構成を反映すべきであるため、行列は3倍大きくなる。この場合の干渉行列は、同じ変調シンボルが2つのREに加えてCRSを含む1つのREに渡って送信されることをとらえるべきである。この受信器は、SCとNCの間で非衝突CRSの場合に、Alamouti送信の結果であるRE間の依存性の利点を有することができる。この場合、依存性は3つのREをカバーする。4つまたは6つのREに渡るパラメトリックMMSE−IRC(EIRC4)は同様であるが、4つまたは6つのREを介してみられる干渉構成を反映すべきであるため、行列は4倍または6倍大きくなる。これは、SCまたはNCのいずれかが4CRSポートを有し、他方が2CRSポートを有する場合に、必要となる。この場合、RE間の依存性は、4つまたは6つのREに渡って拡がり、それは衝突するCRSの場合は4つのREであり、非衝突のCRSの場合は6である。CRS−ICは、まず、3GPP TS 36.101,v.13.1.0において規定される要件を有するFeICICシナリオに対するRel−11から導入されたが、典型的な展開のシナリオのような同種のネットワークの下でCRS−ICを用いる適切な要件を定義することを目的として、エリクソンによる3GPPの提案R4-142263における項目「CRS Interference Mitigation for LTE Homogenous Deployments」も存在する。異なる受信器のタイプの組み合わせを考慮する。CRS−ICは、CRS支援情報が提供される場合に、MMSE−IRCまたはE−LMMSE−IRC受信器と組み合わせることができる。CRS支援情報がネットワーク側より提供されない場合は、CRS−ICは、他の受信器のタイプの組み合わせに適用されない可能性がある。更に、CRS支援情報は、エリクソンによる3GPPの寄書R4-155920の「UE capability and signalling related for control channels interference mitigation」でより詳細に説明されている。
図12から図14は、異なる条件下におけるシミュレーションからの図である。図12は、同期したネットワークおよび衝突するCRSにおけるFDDに対するシミュレーションのための図を示す。図13は、同期したネットワークおよび非衝突のCRSにおけるFDDに対するシミュレーションのための図を示す。図14は、非同期のネットワークにおけるFDDに対するシミュレーションのための図を示す。
上記に提案したように実行され得るあらゆるシミュレーションにおいて、PDCCH/PCFICHに対していくつかの観測がなされ得る。第1の観測は、非衝突のCRSに対するものであり、EIRC3は、理想的なチャネル推定での最高の性能を与え得るが、CRS−ICと、MRC受信器と比較して十分な利得を有する実際のチャネル推定を有するEIRC1と同様な性能である。第2の観測は、非衝突のCRSに対するものであり、EIRC1は、CRS−ICとMRC受信器と比較して十分な利得を有する実際のチャネル推定を有さずに、最高な性能を与え得る。第3の観測は、衝突するCRSに対するものであり、EIRC2は、CRS−ICとMRC受信器と比較して十分な利得を必要とせずに、全ての条件下で最高の性能を与える。第4の観測は、非衝突のCRSに対するものであり、繰り返しのチャネル推定が性能を更に向上させることが可能となる。また、エリクソンによる、3GPPの寄書R4-155919の「Test list with scenarios and scopes for control channels interference mitigation」において分析されたように、EIRCは、CPの長さ内で整列されたタイミングを有する同期ネットワークに対して良好に動作するが、非同期のネットワークでは、MMSE−IRCが、まだ考慮され得る。第5の観測は、非同期のネットワーク対してMMSE−IRCが考慮され得るということである。これに基づいて、図3を参照して説明するものに対応するアルゴリズムフローが、PDCCH/PCFICHに対する異なる受信器のタイプの選択に対して提案される。PHICHに対しては、BPSKを用いるため、それが同期のネットワークでありMMSE−IRCが非同期のネットワークに対して使用される場合、CRS−ICを有するまたは有さないEIRC1のいずれかが、PHICHに適用され得る。CRS−ICを有するまたは有さないEIRC1は、同期ネットワークの下で使用され、MMSE−IRCがPHICHに対する非同期のネットワークに対して使用され得る。ePDCCHに対しては、エリクソンによる3GPPの寄書R4-155917の「Consideration on interference model for control channels interference mitigation」で説明されたように、干渉が非常に変動するため、より多くのTxダイバーシチ認識タイプのE−LMMSE−IRC受信器を適用することは困難である。よって、ePDCCHに対しては、CRS−ICを有するまたは有さないMMSE−IRCを使用することが提案され、その結果は、十分な利得がある場合、エリクソンによる3GPPの寄書のR4-155918の「Performance results for different receiver types on different control channels」に示されている。ePDCCHに対して、CRS−ICを有するまたは有さないMMSR−IRCを使用することが提案される。
インテルによる3GPPの寄書のRP-151107の「New WI proposal: Interference mitigation for downlink control channels of LTE」ような、制御チャネル干渉低減に対する干渉のモデルを考えると、達成すべき目的は、ダウンリンク制御チャネルに対する現実的な干渉であり得る。
PDCCH/PCFICH/PHICHに対する干渉のモデルは、10MHzの帯域に対する最初の3つのOFDMシンボルに注目することができる。干渉のモデルを設計する際、以下の項目を考慮する。すなわち、干渉セルの数、タイミングおよび周波数オフセットの影響、干渉特性、SCとNCの両方に対するCFI、NCの負荷、および、NCにおける異なるUEに対する電力レベル、である。
干渉セルの数に関しては、エリクソンによる3GPPの寄書のR4-155919の「Test list with scenarios and scopes for control channels interference mitigation」から、2つのNC上の高いINRを有するNAICSのシナリオを再利用することが提案されている。そのようなテストのシナリオが考慮される場合、展開のシナリオを確認するための、あらゆる更なるシステムレベルの評価は必要ない。リンクレベルからは、1つまたは2つのNCに対する異なる受信器のタイプの性能の影響により、再利用のNAICSを有するように考慮された2つのNCを有して、更に十分な利得が得られることを確認することができる。したがって、高いINRが再使用されたNAICSシナリオを有する2つのNCを維持することが提案される。
タイミングおよび周波数のオフセットの影響に関しては、3GPPの寄書のR4-155919からの、2つのNC上の同じ時間および周波数のオフセットを有するNAICSシナリオを再利用することが提案される。リンクレベルからは、そのようなタイミングおよび周波数のオフセットに対する異なる受信器のタイプの性能の影響により、再利用のNAICSシナリオからタイミングおよび周波数のオフセットを有するように考慮された2つのNCを有して、更に十分な利得が得られることを確認することができる。したがって、2つのNC上のNAICSシナリオから同じタイミングおよび周波数のオフセットを維持することが提案される。
干渉の特性に関しては、PDCCH/PCFICH/PHICHに対する干渉は、異なる条件に依存して大きく変動し得る。基本的に、以下の2つのケースにより区分することができる。CFIは、SCとNCの間で整列される、および、CFIは、SCとNCの間、非同期のネットワーク、または、キャリア間のスケジューリングで整列されない。
SCの観点から、CFIがSCとNCの間で整列される場合、同期セルを仮定すると、PDCCHは、NCからの種々の要素により、破損し得る。すなわち、シンボル0:PCFICH、PHICH、PDCCH、CRS、シンボル1:PHICH、PDCCH、ePDCCH、PDSCH、CRS、シンボル2:PHICH、PDCCH、ePDCCH、PDSCH(、DMRS)、および、シンボル3:PDCCH、ePDCCH、PDSCH(、DMRS)、である。
そのような干渉の特性を考慮すると、それが衝突するCRSまたは非衝突であるかに依存して、異なる受信器のタイプが、より良い性能を得るために、エリクソンによる3GPPの寄書のR4-155916の「Discussions on different candidate receivers for control channels interference mitigation」に従って考慮され得る。
CFIがSCとNCの間、非同期のネットワーク、または、キャリア間のスケジューリングで整列されない場合に関しては、SC PDCCHは、PDSCHにより干渉を受け得る。そして、そのようなPDSCHタイプの干渉に対しては、3GPP Rel-12におけるNAICSと同様に、E−LMMSE−IRC等の適切な干渉低減のために、より多くの情報を必要とし得る。ここで、CRS支援情報のみが、他の支援シグナリングなしで再利用される。
そのような条件は、典型的で有益なシナリオとして考えられ得る。ここで、MMSE−IRCは、PDSCHが干渉するものである場合はいつでも考慮され得る。したがって、PDSCHが干渉するものである場合、E−LMMSE−IRC受信器とMMSE−IRC受信器に対して整列したCFIのみを考慮することが提案される。PDSCHの干渉のケースに対しては、テスト構成を簡単化するために、フルの負荷および整列されていないCFIを有する非同期のネットワークをモデル化することで十分とすべきである。すなわち、2つのNCに対して1/3と2/3サブフレームとしてのタイミングオフセットを有する、SC上でCFI=3とNC上でCFI=1である。
また、フルの負荷および整列されていないCFIを有する非同期ネットワークとしてPDSCHの干渉をモデル化することが提案される。例えば、MMSE−IRC受信器の性能の要件に対して、2つのNCに対して、1/3と2/3サブフレームとしてのタイミングオフセットを有する、SC上でCFI=3とNC上でCFI=1である。
SCとNCの両方に対してCFIを有するケースに関して、非衝突のCRSに対する、R4-155916に示される分析および結果として、干渉の特性は、インデックス0を有するOFDMシンボルは、残りの2つのOFDMシンボルと異なり、衝突するCRSに対して、干渉の特性は、全ての可能性のあるOFDMシンボルインデックス上で常に同じである。したがって、1つのタイプの受信器に注目した性能を維持するために、E−LMMSE−IRC受信器に対してSCとNCの間のCFI整列のケースに対して、非衝突のCRSのケースに対してはCFI=1を用い、衝突のCRSのケースに対してはCFI=2を用いることが提案される。更に、E−LMMSE−IRC受信器に対してSCとNCの間のCFI整列のケースに対して、非衝突のCRSのケースに対してはCFI=1を用い、衝突のCRSのケースに対してはCFI=2を用いることが提案される。
NCの負荷に関しては、SCに対して、アグリゲーションレベル(AL)を決定し、あるレベルの符号化率が固定化されることが望ましい。一方、NCに対しては、干渉低減となる際の負荷を考慮することが好ましい。NAICSに対して規定されたような、フルの負荷を考慮することが1つの可能性である。そのようなフルの負荷のNCのモデルの利点は、テスト構成が、制御チャネル上のNAICS干渉モデルを単に再利用するために簡単化されることであり、多くのユーザがNCに存在する場合に、制御チャネルに対するNC上のフル負荷を有して、現実的な条件を反映し、また、フルの負荷を有して、干渉を低減するために、より多くの進化型の受信器による、より多くの適切な利得を有する。すなわち、性能要件を規定することが容易になる。フルの負荷のモデル化は、ゆえに有益である。したがって、NAICSテスト構成を再利用することにより、制御チャネル上のNC上のフルの負荷を考慮することが提案される。しかしながら、実際のネットワークを考慮すると、負荷は大きく変動する、すなわち、NC上で部分的な負荷がある場合にしばしば変動する。そのような部分的な負荷のNCモデルの利点は、部分的な負荷が、NCにどれくらい多くのユーザがいるかについての概要を提供することであり、それは、実際のネットワーク動作をよりよく反映し、CRS−ICが使用される場合に、部分的な負荷の下でより多くの性能利得となる。したがって、そのような部分的な負荷のモデル化を考慮することが提案される。すなわち、少なくとも非衝突のCRSケースに対して、制御チャネル上でNC上の部分的な負荷である。部分的な負荷の定義をより明確にすることは、両方のNC上で同じ数の負荷を仮定することである、しかしながら、REの割り当ては、一貫性がある限りランダムとなり得る。例えば、30%の負荷は、両方のNC上で30%のPDCCHを意味し、PCFICHは両方のNC上のCRSを伴って常に存在する。他のオプション、例えばより複雑な設定が考慮され得る。
異なる制御チャネルに対する、NCにおける異なるUEに対する電力レベルに関しては、eNBは、システムに性能をより調整するために電力を実際に変動させることができ、これは、eNBからの一般的な特徴として見なされる。検討される1つの例示的なケースは、全てに対して0dBである電力レベルを有する第1の優勢なNC上で3つのUEを仮定し、それぞれが−3、0、3dBの電力レベルを有する第1の優勢なNC上で3つのUEを仮定し、完全な負荷を有するNC上で異なるUEに対して異なる電力レベルによる性能の差を比較することによりなされる。したがって、上記の例のようなNCの干渉のモデル化で、異なるUEに対する異なる電力レベルの影響を検討することが提案される。
ePDCCHとその干渉モデルに対しては、干渉を低減するために参照受信器として、CRS−ICを有するまたは有さないMMSE−IRCが考慮され得る。したがって、フルの負荷のPDSCH干渉が、CRS−ICが使用されない場合に考慮され、ゼロの負荷のPDSCH干渉が、CRS−ICが使用される場合に考慮され得る。したがって、ePDCCH干渉モデルに対しては、CRS−ICが使用されない場合はフルの負荷のPDSCHを考慮し、CRS−ICが使用される場合はゼロの負荷のPDSCHを考慮することが提案される。
異なる制御チャネル上の異なる受信器のタイプに対する性能結果は、上記の教示を適用することにより得られ得る。このことから、衝突および非衝突のCRSを有する分散型または局所型のTMの両方に対するePDCCH、フルの負荷のPDSCH干渉および高いINRを有する2つのNCに対するBLER対SINRにおけるシミュレーション結果が得られ得る。それは、観測される十分な利得を有する、MMSE−IRCを有するePDCCHに対して考慮され得る。
異なる制御チャネルに対して規定され得るテストシナリオを有する全体像を、提案するテストのリストと共に以下に示す。PDCCH/PCHICH等の制御チャネルに対する一般的なテストシナリオは、より共通に展開したシナリオとして、同種のネットワークに注目し得る。したがって、制御チャネル干渉低減のための目標のシナリオは、共通の展開のシナリオとして同種のネットワークであることが提案される。この提案と、エリクソンによる3GPPの寄書のR4-155916の「Discussions on different candidate receivers for control channels interference mitigation」からの分析にも基づいて、テストは、PDCCH/PCFICHに対する現存のテストとして、エリクソンによる3GPPの寄書のR4-155909の「Test coverage and applicability rules for 4Rx capable UEs for demodulation and RRM tests」を考慮して、テストは、2Txまたは4Txを有するTxダイバーシチを有するテスト構成を注目し得る。
送信ダイバーシチの性能に対しては、2つのTx(送信)アンテナポートに対する最低限の要件、および見逃した(missed)ダウンリンクスケジューリンググラントの平均確率(Pm−dsg)は、表1の値のように規定され得る。
Figure 0006640337
4つのTxアンテナポートに対する対応する最低限の要件に対して、見逃したダウンリンクスケジューリンググラントの平均確率(Pm−dsg)は、表2における値のようになる。
Figure 0006640337
同様に、PHICHに対するベースラインのテストシナリオを以下に挙げる。PHICHに対して2つのTxのみに注目することで十分であるべきである。NACKに対する誤り検出のACKの平均確率(Pm−an)は、以下の表3における規定値となり得る。
Figure 0006640337
PDCCH/PCFICHに対して2Txおよび4Tx、PHICHに対して2Txを有するTxダイバーシチを用いる現存のテストを再利用することが提案される。
エリクソンによる3GPPの寄書のR4-155918の「Performance results for different receiver types on different control channels」からのシミュレーション結果に基づいて、セルエッジを対象としたSINRレベルに注目することが好ましい。よって、次のベースラインのテストシナリオが、ePDCCHに対する分散型および局所型なシナリオの両方に対して提案される。
Figure 0006640337
Figure 0006640337
セルエッジのSINRを対象とする分散型および局所型な送信でのePDCCHに対する現存のテストシナリオを再利用することが提案される。
さらに、干渉が隣接セルとして追加され得る。レガシーの条件を再利用する2つのオプションがある。
・2つの干渉セルを有するNAICSシナリオ、および高いINR(E^ s/Noc(dB), 13.91, 3.34)
・2つの干渉セルを有するIRCシナリオ、優勢干渉割合(DIP)
高いINRを有するNAICSシナリオを再利用することが好ましい、なぜならば、IRCの動作に対して、干渉レベルは、先の仕様書に定義されたようなDIP値と共にむしろ低いことが観測されるからである。したがって、制御チャネルの干渉低減の要件に対しては、2つの干渉セルおよび高いINRを有するNAICSテストシナリオを再利用することが提案される。
制御チャネルに対しては、同期ネットワークおよび非同期ネットワークの両方を含む、全ての典型的なネットワーク配備に対する良好なテストカバレッジを有することが好ましい。したがって、同期ネットワークおよび非同期ネットワークの両方を考慮すべきであることが提案される。表6のような、上記のNAICSに関連する提案を考慮して、同期ネットワークに対しては、NAICSからのタイミング(時間)および周波数のオフセットを有する同じテスト構成を再利用することも容易なことである。
Figure 0006640337
したがって、上記のような同期ネットワークに対する時間および周波数のオフセットを有するNAICSテストシナリオを再利用することが提案される。FDDにおける同種のネットワークに対して、非同期のネットワークが、典型的な展開のシナリオとしてみなされる。EIRCは、CPの長さ内でタイミングが整列されない場合に非同期のネットワークで良好に動作しない可能性があるが、非同期のネットワークに対する干渉を低減するために、他の進化型の受信器のタイプを考慮する可能性はまだある。例えば、MMSE−IRC受信器が、FDDシナリオに対して非同期のタイミングを有し、2つのNCに対して1/3および2/3のサブフレームとしてIRC PDSCH復調に対して定義された同じタイミングオフセットを有し、よりロバストである。したがって、2つのNCに対するタイミングオフセットとして1/3および2/3のサブフレームを有するMMSE−IRCを有する非同期ネットワーク化で少なくとも1つのPDCCH/PCFICHテストを考慮することが提案される。
同じ理由に対して、すなわち、良好なテストカバレッジに対して、衝突するCRSテストケースと非衝突のCRSテストケースの両方を考慮することが好ましい。また、エリクソンによる、3GPPの寄書のR4-155916の「Discussions on different candidate receivers for control channels interference mitigation」およびR4-155918の「Performance results for different receiver types on different control channels」において示される結果を有すると、両方の条件に対するテストケースを導入する利点を更に証明する両方の条件に対して観測される良好な性能利得が得られる。したがって、衝突のCRSテストケースと非衝突のCRSテストケースの両方を考慮すべきであることが提案される。
衝突するCRSおよび非衝突のCRSを定義する場合、上記のNAICSに対して示したものと同じテスト構成が再利用され得る。例えば、衝突することは、第1の優勢な干渉セルが衝突するものとしてみなされ、第2の優勢な干渉セルが非衝突であるとみなされる。同様のケースを、非衝突のCRSに対して適用し得る。したがって、衝突のCRSテスト構成と非衝突のCRSテスト構成においてNAICSテストシナリオを再利用することが提案される。
エリクソンによる3GPPの寄書のR4-155916およびR4-155920の「UE capability and signalling related for control channels interference mitigation」に述べられているように、UEが良好な性能を達成すること、すなわち、そのようなコンテンツがRel−11FeICICまたはRel−13CRS−IMから来るかは問題ではなく、そのようなCRS支援情報なしでレガシー受信器より良い性能を達成することは、実現可能である。よって、CRS支援情報無しでさえも、利得を得るためのそのような能力を有するUEを維持することが好ましい。したがって、CRS支援情報無しの進化型の受信器の性能を有するタスクを定義することが提案される。
エリクソンによる3GPPの寄書のR4-155917の「Consideration on interference model for control channels interference mitigation」と共に、表7〜9のように以下にリストされたテストリストにおいて、干渉のモデルが提案される。全ての必要な制御チャネルに対する全体のテストリストを考慮することが提案される。
Figure 0006640337
Figure 0006640337
Figure 0006640337
CC−IM可能なUEに対する適用性のルールに対して、特定のテストを省略することは可能であるが、エリクソンによる3GPPの寄書のR4-155090の「Test coverage and applicability rules for 4Rx capable UEs for demodulation and RRM tests」において述べられているような4Rx動作と同様に、良好なテストカバレッジを維持することが好ましい。レガシー受信器を有するレガシーテストと、進化型の受信器を有する新しいテストの両方に対して、CC−IM対応のUEに対して適用される以下のルールを適用することが提案される。
・ルール1:モデル化された干渉で定義されたテストシナリオが、あらゆるモデル化された干渉無しのレガシー受信器で定義されたレガシーテストシナリオと、SNR/SINRの要件を除いて、サービングセルにおいて同じアンテナ構成を有する場合、干渉で定義された新しいテストのみを実行する必要があり、干渉無しのレガシーテストは省略される。
・ルール2:あらゆるモデル化された干渉無しでレガシー受信器に対して定義されたテストシナリオが、モデル化された干渉を有する対応する新しいテストシナリオを有さない場合、2Rxを有するレガシーテストを実行する必要がある。
したがって、ルール1とルール2は、適切なテストカバレッジを得るために、CC−IM対応のUEに対する全ての制御チャネルに対する要件として適用され得る。
略語
以下に、本開示で使用される略語のいくつかを説明する。
略語 説明
3GPP:Third generation partnership project(第3世代パートナシッププロジェクト)
PBCH:Physical broadcast channel(物理ブロードキャストチャネル)
OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplex(直交周波数分割多重)
MIMO:Multiple input multiple output(多入力多出力)
HSDPA:High Speed Downlink Packet Access(高速ダウンリンクパケットアクセス)
LTE:Long term evolution(ロングタームエヴォリューション)
SIB:System information block(システム情報ブロック)
CRS:Cell-specific reference signal(セル固有参照信号)
RE:Resource element(リソースブロック)
ABS:Almost blank subframe(ほぼブランクのサブフレーム)
HARQ:Hybrid automatic repeat request(ハイブリッド自動再送要求)
CRC:Cyclic redundancy check(巡回冗長検査)
NACK:non-acknowledgement(否定応答)
ACK:acknowledgement(確認応答)
UE:User Equipment(ユーザ装置)
IM:Interference mitigation(干渉低減)
IC:Interference cancellation(干渉除去)
ICIC:Inter-cell interference control(セル間干渉制御)
FeICIC:Further enhanced ICIC(更なる強化型ICIC)
MMES:Minimum mean square equaliser(最小平均二乗等化)
IRC:Interference rejection combining(干渉除去結合)
SC:Serving cell(サービングセル)
NC:Neighbouring cell(隣接セル)
CP:Cyclic prefix(サイクリックプリフィックス)
PCell:Primary cell(プライマリセル)
SCell:Secondary cell(セカンダリセル)
CQI:Channel quality information(チャネル品質情報)
TTE:Transmit Time Interval(送信時間間隔)
EPDCCH:Enhanced PDCCH(強化型PDCCH(ときにePDCCHと記載される))
PDCCH:Physical downlink control channel(物理ダウンリンク制御チャネル)
PDSCH:Physical downlink data channel(物理ダウンリンクデータチャネル)
PCHICH:Physical control format indicator channel(物理制御フォーマットインジケータチャネル)
PCHICH:Physical hybrid ARQ indicator channel(物理制御ハイブリッドARQインジケータチャネル)
CFI:Control format indicator(制御フォーマットインジケータ)
RRM:Radio resource management(無線リソース管理)
RLM:Radio link monitoring(無線リンク監視)
RSRP:Reference Signal Received Power(参照信号受信電力)
RSRQ:Reference Signal Received Quality(参照信号受信品質)
CCH:Control channels(制御チャネル)
IE:Information element(情報エレメント)
AL:Aggregation level(アグリゲーションレベル)

Claims (17)

  1. セルラ通信システムにおいて動作するように構成された通信デバイスの方法であって、
    制御チャネルごとに制御シンボルに対する干渉低減能力を決定すること(802)と、
    前記決定した干渉低減能力についての情報を、前記セルラ通信システムのネットワークノードへ送信すること(804)を含み、
    前記干渉低減能力を決定すること(802)は、干渉低減能力決定イベントにおいて行われる、方法。
  2. 前記干渉低減能力決定イベントは、
    前記通信デバイスが前記干渉低減能力に影響を与えるあらゆる変化を決定した場合、
    周期的な干渉低減能力決定イベント、
    前記通信デバイスがアップリンクフィードバック情報を送信する場合、
    干渉低減能力を送信する要求をネットワークノードから受信すること(801)に応じて、および
    それらの組み合わせ、のいずれかである、請求項に記載の方法。
  3. 前記決定した干渉低減能力についての前記情報を送信すること(804)は、より高いレイヤのシグナリングで前記情報を送信することを含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記高いレイヤのシグナリングは、
    前記ネットワークノードに対するRRCメッセージ、
    MACメッセージ、のいずれかを介してなされる、請求項に記載の方法。
  5. 前記決定した干渉低減能力についての前記情報を送信すること(804)は、前記ネットワークノードへ、キャリア毎に対する決定したパラメータに関連する前記情報を示すために、
    未使用のビット、
    未使用のコードワード、
    未使用のフィールド、制御スペース、ビットパターン、またはビットの組み合わせ、および
    それらのあらゆる組み合わせ、のうちのいずれか1つを使用することを含む、請求項1からのいずれか項に記載の方法。
  6. 前記未使用のビットは、あらゆるアップリンク送信パラメータについての指標のために使用されないアップリンク制御チャネルにおける利用可能なビットのあらゆるセットである、請求項に記載の方法。
  7. セルラ通信システムのセルを運用し通信デバイスに対してサービスを提供するネットワークノードから制御シンボルを受信すること(1)と、
    前記制御シンボルに対する干渉状況を決定すること(2)と、
    前記決定した干渉に基づいて干渉低減アルゴリズムを選択すること(3)と、
    前記受信した制御シンボルに対する前記干渉低減アルゴリズムを実行すること(4)を含む、請求項1からのいずれか項に記載の方法。
  8. セルラ通信システムにおいて動作するように構成されたネットワークノードの方法であって、
    前記セルラ通信システムにおいて動作する通信デバイスから、制御チャネルごとの制御シンボルに対する、決定された前記通信デバイスの干渉低減能力についての情報を受信すること(502)と、
    前記受信した情報に基づいて、1つ以上の無線動作タスクの実行を適合化する(504)ことを有し、
    キャリア毎に対する決定したパラメータに関連した前記情報を示す、前記決定した干渉低減能力についての前記情報を受信すること(502)は、
    未使用のビット、
    未使用のコードワード、
    未使用のフィールド、制御スペース、ビットパターン、またはビットの組み合わせ、および
    それらのあらゆる組み合わせ、のうちのいずれか1つにおいてなされる、方法。
  9. 前記1つ以上の無線動作タスクを実行することを適合化すること(504)は、
    DL制御チャネルおける送信電力を適合化すること、
    PDCCH/PCFICHにおけるアグリゲーションレベルを適合化すること、
    CRS支援情報をUEに送信すること、および、
    それらの組み合わせ、のうちのいずれかを含む、請求項に記載の方法。
  10. 前記通信デバイスに対して干渉低減能力を送信する要求を送信すること(501)を含む、請求項またはに記載の方法。
  11. 制御シンボルに対する、前記通信デバイスの決定した干渉低減能力についての前記情報を受信すること(502)は、より高いレイヤのシグナリングで受信される、請求項から10のいずれか項に記載の方法。
  12. 前記高いレイヤのシグナリングは、
    前記ネットワークノードに対するRRCメッセージ、
    MACメッセージ、のいずれかを介してなされる、請求項11に記載の方法。
  13. 前記未使用のビットは、あらゆるアップリンク送信パラメータについての指標のために使用されないアップリンク制御チャネルにおける利用可能なビットのあらゆるセットである、請求項8から12のいずれか1項に記載の方法。
  14. セルラ通信システムにおいて動作し、前記セルラ通信システムのセルを運用し前記通信デバイスに対してサービスを提供するネットワークノード(600)から制御シンボルを受信するように構成された通信デバイス(300、602、900)であって、前記通信デバイス(300、602、900)は、請求項1からのいずれか1項に記載の方法により受信した制御シンボルに対する干渉低減能力を報告するように構成される、通信デバイス。
  15. 通信デバイス(300、602、900)のプロセッサ(308、402、908、1002)において実行された場合に、前記通信デバイス(300、602、900)に、請求項1からのいずれか1項に記載の方法を実行させる命令を含む、コンピュータプログラム。
  16. セルラ通信システムにおいて動作するように構成され、請求項から13のいずれか1項に記載の方法により無線動作タスクを実行するように構成された、ネットワークノード(600)。
  17. ネットワークノード(600)のプロセッサ(606、702)において実行された場合に、前記ネットワークノードに、請求項から13のいずれか1項に記載の方法を実行させる命令を含む、コンピュータプログラム。
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