JP6637858B2 - 無線端末接続管理方法及びその管理システム - Google Patents

無線端末接続管理方法及びその管理システム Download PDF

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Description

本発明は、無線端末を備え、アクセスポイントを形成するゲートウェイを用いて、無線端末毎に各サーバを割り当てる無線端末接続管理方法及びその管理システムに関する。
近年、スマートフォンに代表されるユーザ端末が普及し、ユーザによるアプリケーションの利用頻度が増加している。従前からの情報通信のみならず、家電機器等のハードウェアとアプリケーションを連携させることで、ユーザにとって、より利便性の高いサービスが提案又は開始されている。例えば、Android/iOSを代表とするスマートフォンとBlutoothを搭載した水分量計を連携させることで、自宅に設置した植木の水分が不足した際に、ユーザのスマートフォンへその旨の通知を送信する等の新たなサービスの提供が可能となる。
このサービスは、通信経路の一部に無線通信が含まれているため、その無線出力や種別に応じて接続可能な距離に制約が生じる。例えば、Blutoothは、Wi-Fi等に比べると省電力志向であるため、一般的には、10m程度が通信可能な距離となる。そのため、各種機器に搭載された無線端末とユーザ端末を連携したサービスにおいても同様に距離的制約が生じる。
この距離的制約を解消するものとして、例えば、非特許文献1では、無線端末とユーザ端末(サーバ)の間に、USBドングル無線アンテナを搭載したゲートウェイを設置し、USB/IPを用いてゲートウェイのUSBドングルをサーバへ割り当てる方式が提案されている。
これにより、サーバからは、あたかも自身にUSBドングルが接続され、そのUSBドングルと接続可能な距離に無線端末が存在するように見え、また、サーバ上で動作するアプリケーションからはUSB/IPで中継されていることを意識する必要がなく、従来どおりのAPIを利用したプログラムが記述可能である。
「M2Mエリアネットワークの仮想化に関する検討」 電子情報通信学会 信学技法115(45)
前述した非特許文献1のシステムでは、アクセスポイントとなるUSBドングルとサーバは、ペアで管理されるため、あるアクセスポイントへ同時に接続可能なサーバ数は、1つのみとなる。そのため、アクセスポイントとサーバは、常に1対1という制約が生じ、あるゲートウェイ配下に存在する無線端末は、すべて同一のサーバ内でしか利用できない。
そこで本発明は、ゲートウェイ配下にある複数の無線端末において、無線端末単位でサーバへの割当てを可能とする無線端末接続管理方法及びその管理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に従う第1の形態は、ネットワークを構築する複数のサーバの少なくとも1つに接続され、下位の複数の無線端末に接続可能なゲートウェイを備え、該ゲートウェイにおけるアクセスポイント機能の一部を前記複数のサーバへ仮想化する管理方法であって、前記複数のサーバのうちの第1のサーバにおける1つの物理的なアクセスポイント配下に存在する前記無線端末に対して、前記第1のサーバ以外の他のサーバと接続可能にする仮想化したアクセスポイントを設けて、無線端末単位で前記他のサーバに接続する無線端末を割り当て、割り当てられた前記無線端末を前記他のサーバに接続する無線端末接続管理方法を提供する。
第2の形態においては、前記第1のサーバに接続するゲートウェイは、前記第1のサーバから、利用したい複数の無線端末の申告を受けて、それぞれの無線端末に関する信号を受信した際に、前記第1のサーバの代行となるように、前記無線端末ごとに前記他のサーバに接続可能にする仮想化したアクセスポイントを設けて、前記申告を受けた前記複数の無線端末に関する前記信号を振り分けることで、無線端末単位で前記他のサーバに割り当てて、前記複数の無線端末を前記他のサーバに接続する無線端末接続管理方法を提供する。
第3の形態は、前記複数のサーバのうちの前記第1のサーバ利用したい無線端末に対し、利用するタイミングに合わせて、前記物理的なアクセスポイントで情報の通信を時分割で切断又は接続を行う無線端末接続管理方法を提供する。
第4の形態は、複数のサーバにより構築されるネットワークに接続する第1のサーバと、前記第1のサーバに接続され、1つの物理的なアクセスポイントを有し、前記物理的なアクセスポイント配下に存在して固有の情報を発信する複数の無線端末のいずれかと接続されるゲートウェイと、を備え、さらに、前記第1のサーバ内に設けられ、前記第1のサーバ内に格納されるアプリケーションによって指定された通信先となる無線端末を申告する申告部と、前記ゲートウェイ内に設けられ、前記申告部からの前記申告を受けて、前記指定された無線端末を識別するための通信信号をフックするように指示する管理部と、前記ゲートウェイ内に設けられ、前記管理部により指示されたフックすべき通信信号を受け取った際に、新たな仮想的なアクセスポイントとなる仮想無線アンテナ部を設けて、前記複数のサーバのうちの使用中ではない他のサーバに接続し、前記指定された無線端末に関する信号を振り分ける振り分け部と、を具備し、前記ゲートウェイにより、前記第1のサーバを代行する前記他のサーバに前記複数の無線端末を無線端末単位で割り当てて接続する無線端末接続管理システムを提供する。
第5の形態は、複数のサーバにより構築されるネットワークに接続する第1のサーバと、前記ネットワークを介して前記複数のサーバに接続可能で、1つの物理的なアクセスポイントを有し、前記物理的なアクセスポイント配下に存在して、固有の情報を発信する複数の無線端末のいずれかと接続されるゲートウェイと、を備え、さらに、前記第1のサーバ内に設けられ、前記第1のサーバ内に格納されるアプリケーションによって指定された無線端末を申告する申告部と、前記ゲートウェイ内に設けられ、前記複数のサーバ及び前記複数の無線端末の何れかに接続し、前記固有の情報を送信する通信部と、前記ゲートウェイ内に設けられ、前記申告部から受けた前記指定された無線端末を通知する管理部と、前記ゲートウェイ内に設けられ、前記管理部から通知された無線端末からの通信信号を受けた際に、前記物理的なアクセスポイントを時分割で利用して、前記複数のサーバのうちのいずれかに接続先を切り替える接続先切替部と、を具備し、前記ゲートウェイにより、時分割で接続されるサーバに前記無線端末を無線端末単位で割り当てて接続する無線端末接続管理システムを提供する。
本発明の第1の形態によれば、ゲートウェイ配下にある複数の無線端末において、アクセスポイントとサーバ間における、1対1という制約が取り除かれて、同一アクセスポイント配下にある複数の無線端末を他の各サーバに対して、無線端末の単位で割り当てることが可能となる。
第2の形態によれば、物理的なアクセスポイントにおいて、無線端末からの通信がフックした際に、新たに他のサーバに接続可能な仮想化したアクセスポイントを設けることができる。
第3の形態によれば、サーバが無線端末を利用するタイミングの際に、アクセスポイントにより接続先となる他のサーバに時間的に切り替えて、他のサーバに無線端末の処理を代行させることで、複数のサーバが1つの物理的なアクセスポイントであるドングルを時分割で共有して利用することが可能となる。
第4の形態によれば、ゲートウェイ配下にある複数の無線端末において、アクセスポイントとサーバ間における、1対1という制約が取り除かれて、同一アクセスポイント配下にある複数の無線端末を他の各サーバに対して、無線端末の単位で割り当てることが可能となる。
第5の形態によれば、サーバが無線端末を利用するタイミングの際に、アクセスポイントにより接続先となる他のサーバに時間的に切り替えて、他のサーバに無線端末の処理を代行させることで、複数のサーバが1つの物理的なアクセスポイントであるドングルを時分割で共有して利用することが可能となる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る無線端末接続管理システムの概念的な構成を示す図である。 図2は、第1の実施形態に係る無線端末接続管理システムの一構成例を示す図である。 図3は、本発明の第2の実施形態に係る無線端末接続管理システムの概念的な構成を示す図である。 図4は、第2の実施形態に係る無線端末接続管理システムの一構成例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る無線端末接続管理システムの概念的な構成を示す図である。
本実施形態の無線端末接続管理システム1(以下、管理システムと称する)は、インターネット等のネットワーク33を構築する複数のサーバ2(2a,2b)と、少なくとも1つのサーバ2に接続されるゲートウェイ3と、ゲートウェイ3の下位(又は、配下)に接続する複数の無線端末4(4a〜4m)と、で構成される。また、ネットワーク33上には、他に複数のサーバ2bも接続されている。無線端末接続管理システム1は、複数のサーバ2を通じて、ユーザ端末(例えば、スマートフォン等の移動端末など)32からのアクセス及び設定により、無線端末4を搭載する機器に関する情報発信の管理実施が起動するものとする。
また、図1においては、2つのサーバ2a、2bを代表的に記載しているが、これに限定されるものではなく、本実施形態の管理システムは、2つ以上のサーバを対象として適用することができる。
本実施形態におけるゲートウェイ3は、インターネットに接続して通信が可能である。また、このゲートウェイ3は全てのサーバ2に設ける必要は無く、本実施形態の管理を行う場合に設けられるものであり、以下の説明において、サーバ[第1のサーバ]2aにおいては、ゲートウェイ3を設けることは必須ではあるが、通信が可能であれば、サーバ[他のサーバ]2bにおいては、ゲートウェイ3を設けることは必須ではない。
本実施形態の管理システム1は、サーバ2側からアプリケーション11が利用する複数の無線端末4をゲートウェイ3に申告し、仮想的したアクセスポイントを新たに設けて、無線端末4とアプリケーション11を紐づける、即ち、ゲートウェイ3側で他のサーバ2bに振り分ける管理を行う。
サーバ2aは、少なくともアプリケーション11と、プロトコルスタック12と、通信部13と、申告部14と、を備えている。通信部13は、ネットワーク33との通信機能を有しており、ユーザ端末32と通信することが可能である。プロトコルスタック12及び通信部13は公知な構成部位である。また、サーバ2bは、サーバ2aと同等な構成が好ましいが、少なくともアプリケーション11と、プロトコルスタック12と、ネットワーク33との通信機能を有しており、サーバ2a及びユーザ端末32と通信することが可能な通信部13と、を備えている。
ゲートウェイ3は、サーバ2aの通信部13と通信する通信部21と、仮想無線アンテナ部23と、振り分け部25と、無線アンテナ部22と、管理部24とを備えている。これらの無線端末4は、例えば、家電機器、撮像機器、建築物、車両、監視機器、製造機器及び測量/検査機器等の多種多様の機器に搭載される。それぞれの無線端末4内には、搭載している機器から取得したユーザが所望する固有な情報等を無線アンテナ部22に無線通信する送信部31が設けられている。搭載される機器の情報等は、少なくとも、画像情報(撮影画像等)、数値を含むデータ及び予め設定した用語を含む文字情報を、単体又は、これらの組み合わせにより構成される。
サーバ2aに設けられるプロトコルスタック12及び通信部13と、ゲートウェイ3に設けられる通信部21及び仮想無線アンテナ部23により、アクセスポイント部15[物理的なアクセスポイント]が形成されている。
サーバ2aの申告部14は、サーバ2aに格納されるアプリケーション11が利用したい無線端末4をゲートウェイ3の管理部24に事前に申告する。管理部24は、申告を受けて、予め登録されている複数の無線端末4のうちのサーバ2aから指定された無線端末4からの通信信号(例えば、USB信号)をフックするように振り分け部25に通知する。このフックされる通信信号は、複数の無線端末4が送信する情報の処理が同時期に重畳しないように、無線端末4を特定又は識別するために利用される。
振り分け部25は、管理部24からフックするように指定された通信信号を受けると、新たな仮想的なアクセスポイント、即ち図1に示す新たな仮想無線アンテナ部26を設けて、使用中ではなく且つ処理に最適なサーバ2bを選択して接続し、サーバ2aの代行ができるように設定する。この仮想無線アンテナ部26は、概念的なものであり、ネットワーク33と通信可能に構成されているものとする。振り分け部25は、仮想的なアクセスポイントを設けて、他のサーバ端末2bに処理を代行させる。
即ち、サーバ2aが無線端末4aと通信を行っている状況下で、アプリケーション11に従う申告部14は、管理部24に対して、フックすべき通信信号を指定する。 この仮想的なアクセスポイントは、アプリケーション11における処理結果をサーバ2bを通じて、ユーザ端末32に送信する。この仮想的なアクセスポイントは、通信状況によって、複数個設定することができ、また無線端末4cによる通信が完了した後には、消滅させることができる。これにより、サーバ2aが無線端末4aと通信中であっても、無線端末4cは、アプリケーション11に従い、その他のサーバ2bへ情報を送信する。
以上のように本実施形態は、サーバ2a上のアプリケーション11が利用する無線端末4をゲートウェイ3へ事前に申告し、申告を受けたゲートウェイ3では、サーバ2aが利用したい複数の無線端末4毎に、仮想的なアクセスポイントを開設して、他のサーバ2b等へ接続可能にする。
よって、1つの物理的なアクセスポイント配下に存在する複数の無線端末2に対して、仮想的なアクセスポイントを作ることにより、他のサーバを通じて、ユーザ端末に提供することが可能となる。
本実施形態によれば、アクセスポイントとサーバ間における、1対1という制約が取り除かれて、同一アクセスポイント配下にある複数の無線端末を他の各サーバに対して、無線端末の単位で割り当てることが可能となる。さらに、本実施形態では、ユーザ毎にサーバが割当てられる環境において、1つのアクセスポイントを利用して、複数のユーザ端末を同時に相乗り的にサポートすることが可能となり、設備コストの低下が見込める。
次に、第1の実施形態の無線端末接続管理システム1にBlutoothを適用した例について説明する。
図2は、図1に示した構成の無線端末接続管理システム1に対して、実際に構築する通信手段として、Blutoothを利用し、アクセスポイントとしてUSBドングル無線アンテナとBlutoothソフトウェアスタックを利用する構成例について説明する。本実施形態は、USBドングルを利用することから、前述した非特許文献1と同様に、サーバとゲートウェイ間においてUSB/IPを用いてゲートウェイのUSBドングルをサーバへ割り当てる。
図2に示すように、サーバ2aは、アプリケーション11と、プロトコルスタックとして機能するBluez42と、通信部として機能するUSB/IP43と、申告部14とで構成される。また、ゲートウェイ3は、通信部となるUSB/IP44と、仮想無線アンテナ部として機能する仮想USBドングル45と、振り分け部として機能するUSBパケット振分部46と、無線アンテナ部として機能するUSBドングル47,48と、管理部24とで構成される。この例では、Bluez42と、USB/IP43と、USB/IP44とでアクセスポイント部15が形成される。
このシステム構成において、サーバ2aは、自身が利用したい無線端末4を申告部14を通じて、ゲートウェイ3の管理部24へ送信する。管理部24は、申告に基づき、その無線端末4のUSB信号をフックするようUSBパケット振分部46へ指令を出す。
USBパケット振分部46では、物理的な実体を有するUSBドングル47のUSB信号のうち、管理部24より指令された無線端末4に関する信号をフックし、仮想USBドングル48を生成する。サーバ2は、生成された仮想USBドングル48に対して、接続を行うことで自身が利用したい無線端末4を指定することが可能となる。サーバ2が利用する複数の無線端末4毎に、仮想的なアクセスポイントを生成し、これを用いることで、アクセスポイント単位ではなく、無線端末単位での接続管理を行うことができる。このシステム構成によれば、前述した第1の実施形態と同等の作用効果を得ることができる。
次に、第2の実施形態について説明する。図3は、第2の実施形態に係る無線端末接続管理システムの概念的な構成を示す図である。本実施形態の構成部位で、前述した第1の実施形態と同等の構成部位には同じ参照符号を付してその詳細な説明は省略する。また、図3においては、2つのサーバ2a,2bを代表的に記載しているが、これに限定されるものではなく、本実施形態の管理システムは、2つ以上のサーバで適用することができる。
本実施形態の無線端末接続管理システムは、アクセスポイントを時間的にサーバへ割り当てる無線端末接続管理システムである。
複数のサーバ2a,2bのそれぞれは、前述した第1の実施形態と同様に、アプリケーション11と、プロトコルスタック12と、通信部13と、申告部14と、を備えている。プロトコルスタック12及び通信部13は公知な構成部位である。
ゲートウェイ3は、サーバ2の通信部13と通信する通信部21と、無線アンテナ部22と、管理部24と、接続先切替部27とを備えている。これらの無線端末4は、第1の実施形態と同等であり、搭載される機器から取得したユーザが所望する情報等を無線アンテナ部22に無線通信する送信部31を有している。
サーバ2に設けられるプロトコルスタック12及び通信部13と、ゲートウェイ3に設けられる通信部21及び無線アンテナ部22により、アクセスポイント部15が形成されている。
本実施形態では、複数のサーバ2が無線端末4を利用するタイミングに合わせて、時分割方式により、利用するそれぞれの無線端末4に対して、USBドングルを割り当てて通信を行うことで、1つの物理USBドングルを、複数のサーバ2で共用する。
ここで、サーバ2aは、無線端末4aと通信しているものと仮定する。サーバ2aは、自身が利用したい無線端末4(例えば、無線端末4b)を申告部14からゲートウェイ3の管理部24へ申告する。管理部24では、サーバ2aが無線端末4bを利用するタイミングに合わせて接続先切替部27へ、接続先となる他のサーバ2bのサーバ情報を送信する。この時、接続先切替部27で実際にUSBドングルの切断・接続を実施する。尚、無線端末4を利用するタイミングについては、サーバ2a側から申告部14を通して通知してもよいし、又は、無線端末4の挙動、例えば、周期的に情報例えば、センサデータを送信する無線端末4であれば、その送信タイミングを予め設定し保持してもよい。
従って本実施形態は、サーバ2aが無線端末4bを利用するタイミングの際に、アクセスポイントにより接続先となるサーバ2bに時間的に切り替えて、サーバ2bに無線端末4bの処理を代行させることで、複数のサーバが1つの物理的なアクセスポイントであるドングルを時分割で共有して利用することが可能となる。
次に、第2の実施形態の無線端末接続管理システム1にBlutoothを適用した例について説明する。図4は、図3に示した構成の無線端末接続管理システム1に対して、実際に構築する通信手段として、Blutoothを利用した構成例について説明する。
図4に示すように、サーバ2は、アプリケーション11と、プロトコルスタックとして機能するBluez42と、通信部として機能するUSB/IP43と、申告部14とで構成される。また、ゲートウェイ3は、通信部となるUSB/IP44と、無線アンテナ部として機能するBlutooth USBドングル49と、管理部24と、接続先切替部27とで構成される。この例では、Bluez42と、USB/IP43,44とでアクセスポイント部15が形成される。
前述した第2の実施形態と同様に、サーバ2aは、無線端末4aと通信しているものと仮定する。サーバ2aは、アプリケーション11に従い利用したい無線端末4(例えば、無線端末4b)を申告部14からゲートウェイ3の管理部24へ申告する。管理部24では、サーバ2aが無線端末4bを利用するタイミングに合わせて通信が重畳しないように、接続先切替部27へ別の接続先となる他のサーバ2bのサーバ情報を送信する。この時、接続先切替部27で実際にUSBドングルの切断・接続が実施される。
無線端末4bから読み出された情報は、送信部31からBlutooth USBドングル49を経てUSB/IP44を送信される。さらに、その情報は、接続先切替部27の指示により、USB/IP44からサーバ2bに送信される。
本適用例においても、前述した第2の実施形態と同様に、複数のサーバ2で構成されるネットワークにおいて、あるサーバ2aが無線端末4aを利用するタイミングに合わせて、時分割方式により利用する無線端末4bに対して、USBドングルを割り当てて他のサーバ2bへ通信を行うことで、1つの物理USBドングルを、複数のサーバ2で共用する。
以上のことから、本適用例のサーバ2aは、無線端末4bを利用するタイミングの際に、アクセスポイントの接続先となるサーバ2bに時間的に切り替えて、サーバ2bに無線端末4bの処理を代行させることで、複数のサーバが1つのドングルを時分割で共有して利用することができる。
さらに、前述した第1及び第2の実施形態における無線端末管理方法は、コンピュータに実行させるコンピュータプログラムとして構築することができる。コンピュータプログラムを用いることにより、簡易に実施することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施可能である。本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
1…無線端末接続管理システム(管理システム)、2,2a,2b…サーバ、3…ゲートウェイ、4,4a,4b,4c…無線端末、5…サーバ、11…アプリケーション、12…プロトコルスタック、13,21…通信部、14…申告部、15…アクセスポイント部、22…無線アンテナ部、23,26…仮想無線アンテナ部、24…管理部、25…振り分け部、27…接続先切替部、31…送信部、45…ドングル、46…パケットス振分部、47,48,49…ドングル。

Claims (6)

  1. ネットワークを構築する複数のサーバの少なくとも1つに接続され、下位の複数の無線端末に接続可能なゲートウェイを備え、該ゲートウェイにおけるアクセスポイント機能の一部を前記複数のサーバへ仮想化する管理方法であって、
    前記複数のサーバのうちの第1のサーバにおける1つの物理的なアクセスポイント配下に存在する前記無線端末に対して、前記第1のサーバ以外の他のサーバと接続可能にする仮想化したアクセスポイントを設けて、無線端末単位で前記他のサーバに接続する無線端末を割り当て、割り当てられた前記無線端末を前記他のサーバに接続する無線端末接続管理方法。
  2. 前記第1のサーバに接続するゲートウェイは、前記第1のサーバから、利用したい複数の無線端末の申告を受けて、それぞれの無線端末に関する信号を受信した際に、前記第1のサーバの代行となるように、前記無線端末ごとに前記他のサーバに接続可能にする仮想化したアクセスポイントを設けて、前記申告を受けた前記複数の無線端末に関する前記信号を振り分けることで、無線端末単位で前記他のサーバに割り当てて、前記複数の無線端末を前記他のサーバに接続する、請求項1に記載の無線端末接続管理方法。
  3. 前記複数のサーバのうちの前記第1のサーバ利用したい無線端末に対し、利用するタイミングに合わせて、前記物理的なアクセスポイントで情報の通信を時分割で切断又は接続を行う、請求項1に記載の無線端末接続管理方法。
  4. 複数のサーバにより構築されるネットワークに接続する第1のサーバと、
    前記第1のサーバに接続され、1つの物理的なアクセスポイントを有し、前記物理的なアクセスポイント配下に存在して固有の情報を発信する複数の無線端末のいずれかと接続されるゲートウェイと、
    を備え、さらに、
    前記第1のサーバ内に設けられ、前記第1のサーバ内に格納されるアプリケーションによって指定された通信先となる無線端末を申告する申告部と、
    前記ゲートウェイ内に設けられ、前記申告部からの前記申告を受けて、前記指定された無線端末を識別するための通信信号をフックするように指示する管理部と、
    前記ゲートウェイ内に設けられ、前記管理部により指示されたフックすべき通信信号を受け取った際に、新たな仮想的なアクセスポイントとなる仮想無線アンテナ部を設けて、前記複数のサーバのうちの使用中ではない他のサーバに接続し、前記指定された無線端末に関する信号を振り分ける振り分け部と、を具備し、
    前記ゲートウェイにより、前記第1のサーバを代行する前記他のサーバに前記複数の無線端末を無線端末単位で割り当てて接続する無線端末接続管理システム。
  5. 複数のサーバにより構築されるネットワークに接続する第1のサーバと、
    前記ネットワークを介して前記複数のサーバに接続可能で、1つの物理的なアクセスポイントを有し、前記物理的なアクセスポイント配下に存在して、固有の情報を発信する複数の無線端末のいずれかと接続されるゲートウェイと、
    を備え、さらに、
    前記第1のサーバ内に設けられ、前記第1のサーバ内に格納されるアプリケーションによって指定された無線端末を申告する申告部と、
    前記ゲートウェイ内に設けられ、前記複数のサーバ及び前記複数の無線端末の何れかに接続し、前記固有の情報を送信する通信部と、
    前記ゲートウェイ内に設けられ、前記申告部から受けた前記指定された無線端末を通知する管理部と、
    前記ゲートウェイ内に設けられ、前記管理部から通知された無線端末からの通信信号を受けた際に、前記物理的なアクセスポイントを時分割で利用して、前記複数のサーバのうちのいずれかに接続先を切り替える接続先切替部と、を具備し、
    前記ゲートウェイにより、時分割で接続されるサーバに前記無線端末を無線端末単位で割り当てて接続する無線端末接続管理システム。
  6. 前記請求項1乃至3の何れか1つに対応する無線端末管理方法をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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