JP6636805B2 - 通信制御装置、通信制御装置の制御方法及びプログラム - Google Patents

通信制御装置、通信制御装置の制御方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6636805B2
JP6636805B2 JP2016000854A JP2016000854A JP6636805B2 JP 6636805 B2 JP6636805 B2 JP 6636805B2 JP 2016000854 A JP2016000854 A JP 2016000854A JP 2016000854 A JP2016000854 A JP 2016000854A JP 6636805 B2 JP6636805 B2 JP 6636805B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
unit
control device
capacity
charging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016000854A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017123714A (ja
Inventor
慎一 田村
慎一 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC Platforms Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Platforms Ltd filed Critical NEC Platforms Ltd
Priority to JP2016000854A priority Critical patent/JP6636805B2/ja
Publication of JP2017123714A publication Critical patent/JP2017123714A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6636805B2 publication Critical patent/JP6636805B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Description

本発明は、2つ以上の通信手段を用いて通信端末と通信する通信制御装置、通信制御装置の制御方法、及びそのためのプログラムに関する。
2つ以上の通信手段を用いて通信端末と通信する通信制御装置において、稼働状況に基づいて動作を制御する装置が知られている。この通信制御装置は、電池部の残量と通信状況に基づいて装置の動作を制御する。
通信制御装置の一例が特許文献1に記載されている。特許文献1に記載された通信制御装置は、一方の無線通信システムによる通信中において、通信していない他方の無線通信システムによる通信が可能な時間を電池残量に基づいて算出し、所定の時間以下の場合、使用者に通知し、通信を切断する。
特開2009−033383号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載された技術は、電池部の残量が所定の値に達した場合、通信中の無線通信システムによる通信を利用者への通知の後切断する。このことによって、通信していない他方の無線通信システムによる通信が可能な電池残量、すなわち他方の無線通信システムによる通信が可能な時間を確保するが、電池部の充電の動作を制御することはできない。したがって、特許文献1に記載された技術は、電池部の劣化を抑制できないという問題点がある。
本発明の目的の一例は、上述した問題点を解決できる通信制御装置、通信制御装置の制御方法およびプログラムを提供することにある。具体的には、本発明の目的の一例は、電池部の満充電を回避し、劣化を抑制できる通信制御装置、通信制御装置の制御方法およびプログラムを提供することにある。
本発明の一形態における第1の通信制御装置は、通信制御装置全体を稼動する電力を供給する電池部と、第1の通信手段もしくは第2の通信手段を用いて通信端末と通信する通信部と、少なくとも第1の通信手段を用いた通信部の通信で消費する平均消費電流を算出する消費電流監視部と、通信手段ごとに通信端末と通信する通信時間と、消費電力監視部が算出した第1の通信手段を用いた通信部の通信で消費した消費電流を取得した結果に基づき、当日の合計の消費電力を算出し、その結果に基づき、電池部を充電する充電容量を決定する制御部とを備える。
本発明の一形態における第1の通信制御装置の制御方法は、第1の通信手段もしくは第2の通信手段を用いてそれぞれ通信端末と通信する通信時間と、第1の通信手段を用いた通信で消費した消費電流を取得した結果に基づき、当日の合計の消費電力を算出し、その結果に基づき、電池部を充電する充電容量を決定する。
本発明の一形態における第1のプログラムは、コンピュータに、第1の通信手段もしくは第2の通信手段を用いてそれぞれ通信端末と通信する通信時間と、第1の通信手段を用いた通信で消費した消費電流を取得した結果に基づき、当日の合計の消費電力を算出し、その結果に基づき、電池部を充電する充電容量を決定する処理を実行させる。
本発明によれば、電池部の満充電を回避し、劣化を抑制できるという効果が得られる。
図1は、本発明の第1の実施の形態における通信制御装置100の構成を示すブロック図である。 図2は、図1に図示しない記憶部に記録される表の一例である。 図3は、本発明の第1の実施の形態における通信制御装置100をコンピュータ装置で実現した場合のハードウェア構成例を示す図である。 図4は、第1の実施の形態における通信制御装置100での通信時間および平均消費電流の記録の動作の概要を示すフローチャートである。 図5は、第1の実施の形態における通信制御装置100での電池部110の充電容量の決定の動作の概要を示すフローチャートである。 図6は、第1の実施の形態における通信制御装置100での電池部110の充電容量の決定の動作の概要を示すフローチャートである。 図7は、本発明の第2の実施形態に係る通信制御装置101の構成を示すブロック図である。 図8は、第2の実施の形態における通信制御装置101での通信部130の通信手段の切り替えの動作の概要を示すフローチャートである。 図9は、本発明の第3の実施形態に係る通信制御装置102の構成を示すブロック図である。 図10は、図9に図示しない記憶部に記録される表の一例である。 図11は、第3の実施の形態における通信制御装置102での電池部110の充電容量の決定および通信部130の通信手段の切り替えの動作の概要を示すフローチャートである。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態における通信制御装置100の構成を示すブロック図である。図1を参照すると、通信制御装置100は、電池部110と、消費電流監視部120と、通信部130と、制御部140と、を備える。
次に、第1の実施の形態における通信制御装置100の構成について説明する。
電池部110は、通信制御装置100全体を稼動する電力を供給する電池を含む。また、電池部110の電池残量の取得要求を受信した場合、電池部110は、要求元に電池残量を通知する。
消費電流監視部120は、電池部110に接続され、少なくとも第1の通信手段を用いた通信部140の通信の場合に、通信制御装置100で消費される平均消費電流を算出する。第1の通信手段は、第1の通信を実行する手段である。
通信部130は、第1の通信手段もしくは第2の通信手段を用いて1つ以上の通信端末と通信する。ここで、第2の通信手段は、第1の通信手段よりも低い消費電流と遅い通信速度での第2の通信を実行する通信手段である。たとえば、第1の通信手段による第1の通信は無線LAN通信、第2の通信手段による第2の通信はBLUETOOTH(登録商標)通信とする。また、通信部130は、通信終了時、通信時間を通信手段ごとに記録する。通信部130は、第3の通信手段を用いて所定の通信網にアクセスし、通信端末と所定の通信網との通信を制御するが、本実施形態の動作の説明の範囲外であるため省略する。
制御部140は、通信部130が記録する通信手段ごとの当日の通信時間と、消費電力監視部120が算出した当日の第1の通信手段の平均消費電流(以下、第1の通信での平均消費電流という)のデータと、を取得する。また、取得した当日の第2の通信手段の通信時間と、後述する図1に図示しない記憶部に記録された過去の第1の通信での平均消費電流の最大値と、に基づき、制御部140は、第2の通信手段を用いた通信で使用された、当日の電池部110の見做し使用容量を算出してもよい。ここで、見做し使用容量とは、第2の通信手段を用いた通信を第1の通信手段を用いて通信したと見做し、当日の第1の通信での平均消費電流のデータを用いて算出される、第2の通信で使用された推定の使用容量のことである。また、取得した第1の通信手段の通信時間(当日の通信時間)と、当日の第1の通信で消費される平均消費電流と、算出した当日の見做し使用容量に基づき、制御部140は、当日の合計の使用容量(第1及び第2の通信手段による当日の使用容量)を算出する。算出結果は、制御部140の図示しないメモリに、使用容量の履歴として記録される。
また、制御部140は、後述する図1に図示しない記憶部に記録された電池部110の過去の使用容量と、算出した当日の合計の使用容量と、に基づき使用容量の平均を算出し、算出された使用容量を、電池部110を充電する充電容量に決定する。制御部140は、前述の取得した通信手段ごとの通信時間と、所定の通信手段での消費電流と、算出した見做し使用容量と、当日の合計の使用容量と、使用容量の平均と、を図1に図示しない記憶部に記録する。
図2は、図1に図示しない記憶部に記録される表の一例である。図2を参照すると、6日前から当日までのそれぞれの日に関し、通信方法ごとの通信時間と、第1の通信で消費される平均消費電流と、見做し使用容量と、当日の合計の使用容量と、制御部140が算出する使用容量の平均と、が表形式で記録される。図2は、前述の全ての情報が1つの表に記録されたものであるが、複数の表に分散されて記録されてもよい。また、図2は、6日前から当日までのそれぞれの日に関しての情報が記録されるが、記録される日数は、使用者が任意に決定してよい。
図3は、本発明の第1の実施の形態における通信制御装置100をコンピュータ装置で実現した場合のハードウェア構成例を示す図である。図3に示されるように、通信制御装置100は、それぞれ通信インタフェース10、CPU(Central Processing Unit)11、主記憶装置14、および二次記憶装置15を含む。
通信インタフェース10は、処理装置および周辺端末との通信のための入出力インタフェースを構成する。また通信インタフェース10は、通信制御装置100に接続する図示しないネットワークとの接続制御のためのインタフェースも含む。具体的には、通信制御装置100の通信インタフェース10は、第1の実施の形態における通信部130として動作し、それぞれプログラム制御に基づいて各種の処理を実行する。
CPU11は、オペレーティングシステムを動作させて本発明の第1の実施の形態に係る通信制御装置100の全体を制御する。また、CPU11は、例えば二次記憶装置15から主記憶装置14にプログラムまたはデータを読み出す。具体的には、通信制御装置100のCPU11は、第1の実施の形態における電池部110と、消費電流監視部120と、制御部140として動作し、それぞれプログラム制御に基づいて各種の処理を実行する。また、通信制御装置100のCPU11は、1つに限らず2つ以上備えていてもよい。
主記憶装置14は、CPU11の制御に基づく作業用メモリである。
二次記憶装置15は、例えば光ディスク、フレキシブルディスク、磁気光ディスク、外付けハードディスク、または半導体メモリ等であって、コンピュータプログラムをコンピュータ読み取り可能に記録する。二次記憶装置15は、通信制御装置100が実行するためのコンピュータプログラムを一時的に記憶するまたは非一時的に記憶する。したがって、CPU11は、二次記憶装置15に記録されているコンピュータプログラムを読み込み、そのプログラムにしたがって、電池部110と、消費電流監視部120と、制御部140として動作してもよい。
また、コンピュータプログラムは、通信網に接続されている図示しない外部コンピュータからダウンロードされてもよい。
なお、第1の実施の形態の説明において利用されるブロック図(図1)には、機能単位のブロックが示されている。これらの機能ブロックは、図3に示すコンピュータ装置に限らず、各部がハードウェア回路によって実現されてもよい。ただし、通信制御装置100が備える各部の実現手段は特に限定されない。すなわち、通信制御装置100は、物理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的に分離した2つ以上の装置を有線または無線で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
以上のように構成された通信制御装置100の動作について、図4、図5、図6のフローチャートを参照して説明する。
図4は、第1の実施の形態における通信制御装置100での通信時間および平均消費電流の記録の動作の概要を示すフローチャートである。尚、このフローチャートによる処理は、前述したCPUによるプログラム制御に基づいて、実行されても良い。
図4に示すように、まず、通信部130が通信端末との通信を終了した場合、制御部110は、通信端末との通信の通信手段が第1の通信手段か否かを確認する(ステップS101)。もし通信手段が第1の通信手段であった場合(ステップS101でYES)、制御部140は、第1の通信時の平均消費電流のデータを消費電流監視部120から取得する(ステップS102)。次に、制御部140は、取得した平均消費電流と通信時間を、図1に図示しない記憶部に記録する(ステップS103)。もし通信手段が第2の通信手段であった場合(ステップS101でNO)、制御部140は、通信時間を、図1に図示しない記憶部に記録する(ステップS104)。
以上で、通信制御装置100は、通信時間および平均消費電流の記録の動作を終了する。
図5および図6は、第1の実施の形態における通信制御装置100での電池部110の充電容量の決定の動作の概要を示すフローチャートである。尚、このフローチャートによる処理も、前述したCPUによるプログラム制御に基づいて、実行されても良い。
図5および図6に示すように、まず、電池部110の充電開始時、制御部140は、図1に図示しない記憶部、または主記憶装置14に記録された表(図2)を参照し、当日の第2の通信手段の通信時間に記録があるか否かを確認する(ステップS201)。もし記録がある場合(ステップS201でYES)、制御部140は、表中に当日の第1の通信での平均消費電流に記録があるか否かを確認する(ステップS202)。記録がある場合(ステップS202でYES)、制御部140は、当日の第2の通信手段の通信時間と、当日の第1の通信での平均消費電流とを参照し、それらを掛け合わせる(ステップS203)。次に、制御部140は、ステップS203の解を、当日の第2の通信手段の通信により使用された見做し使用容量として表に記録する(ステップS204)。図2の表の場合、制御部140は、当日の第2の通信手段の通信時間の1(h)と、当日の第1の通信での平均消費電流の200(mA)とを掛け合わせた解の200(mAh)を表に記録する。表中に当日の第1の通信での平均消費電流の記録が無い場合(ステップS202でNO)、制御部140は、当日の第2の通信手段の通信時間と、表中の第1の通信での平均消費電流の最大値とを参照し、それらを掛け合わせる(ステップS205)。次に、制御部140は、ステップS205の解を、当日の第2の通信手段の通信により使用された見做し使用容量として表に記録する(ステップS206)。
次に、制御部140は、表中の当日の第1の通信での平均消費電流と、当日の第1の通信手段の通信時間とを参照し、それらを掛け合わせる(ステップS207)。図2の表の場合、制御部140は、表中の当日の第1の通信での平均消費電流の200(mA)と、当日の第1の通信手段の通信時間の6(h)とを掛け合わせ、解として1200(mAh)を得る。
次に、制御部140は、表中の当日の第2の通信手段の見做し使用容量と、ステップS207の解とを足し合わせ、当日の合計の使用容量として表に記録する(ステップS208)。表中の当日の第2の通信手段の見做し使用容量が空欄であれば、制御部140は、ステップS207の解をそのまま当日の合計の使用容量として表に記録する。図2の表の場合、制御部140は、ステップS207の解である1200(mAh)と、表中の当日の第2の通信手段の見做し使用容量の200(mA)を足し合わせた解である1400(mAh)を当日の合計の使用容量として表に記録する。
次に、制御部140は、表中の合計の使用容量が全ての日数分記録されているか否か確認する(ステップS209)。全ての日数分記録されている場合(ステップS209でYES)、制御部140は、当日以外の6日間の使用容量の平均を算出し、10倍した後、当日の使用容量を足し、11で割った解を平均使用容量として記録する(ステップS210)。全ての日数分記録されていない場合(ステップS209でNO)、制御部140は、電池部110から満充電容量を取得し、平均使用容量として記録する(ステップS211)。
次に、制御部140は、表中の平均使用容量を取得し、充電容量として決定する(ステップS212)。図2の表の場合、制御部140は、当日以外の6日間の使用容量の平均を算出し、解として1797(mAh)を得る。次に、制御部140は、解である1797(mAh)の10倍である17970(mAh)に当日の使用容量の1400(mAh)を足し、11で割った解である1761(mAh)を平均使用容量として記録する。ここで、使用容量の平均をいったん10倍し、当日の使用容量を加えた後に10+1である11で割っているのは、充電容量の決定において、当日の使用容量の影響を小さくするためである。使用容量の平均を掛け合わせる値は、使用者が任意に決定してよい。また、制御部140は、当日の使用容量の影響を考慮せず、表中に記録される当日までの全ての日数分の平均を算出し、平均使用容量として記録してもよい。
以上で、通信制御装置100は、電池部110の充電容量の決定の動作を終了する。その後、電池部110は、決定された充電容量の分だけ電池を充電するようにすればよい。
次に、本発明の第1の実施の形態の効果について説明する。
上述した本実施形態における通信制御装置100は、電池部の満充電を回避し、劣化を抑制できる。
その理由は、以下のような構成を含むからである。即ち、第1に制御部140は、当日の合計の使用容量を記録する。第2に、制御部140は、記録された過去の使用容量の平均と当日の使用容量に基づき充電容量を決定する。これにより、通信制御装置100は、使用する容量を記録された過去の使用容量から推測し、その結果に基づき充電することができる。したがって、電池劣化の原因となる電池部110の満充電を回避し、電池部110の劣化を抑制できるという効果が得られる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。以下、本実施形態の説明が不明確にならない範囲で、前述の説明と重複する内容については説明を省略する。
図7は、本発明の第2の実施形態に係る通信制御装置101の構成を示すブロック図である。
図7を参照すると、本実施形態における通信制御装置101は、第1の実施形態のそれと比べて、制御部140の代わりに制御部141を備える。
制御部141は、第1の実施形態における制御部140の機能に加えて、第1の通信手段を用いた通信部140の通信中に電池部110の電池残量と消費電流監視部120の平均消費電流を取得する。制御部141は、取得した情報から残り稼動時間を算出する。制御部141は、算出した残り稼動時間に基づき、通信部130の通信手段を第1の通信手段から第2の通信手段に切り替えるよう制御する。
図8は、第2の実施の形態における通信制御装置101での通信部130の通信手段の切り替えの動作の概要を示すフローチャートである。尚、このフローチャートによる処理も、前述したCPUによるプログラム制御に基づいて、実行されても良い。
図8に示すように、まず、通信部130が第1の通信手段を用いた通信中、制御部141は、電池部110の電池残量(mAh)と消費電流監視部120からの平均消費電流(mA)のデータを取得する(ステップS301)。
次に、制御部141は、取得した電池残量(mAh)を平均消費電流(mA)で割り、残り稼動時間(h)を算出する(ステップS302)。もし残り稼動時間(h)が所定の時間を下回っている場合(ステップS303でYES)、制御部141は、通信部130の通信手段を第1の通信手段から第2の通信手段に切り替えるよう制御する(ステップS304)。
以上で、通信制御装置101は、通信部130の通信手段の切り替えの動作を終了する。
次に、本発明の第2の実施の形態の効果について説明する。
上述した本実施形態における通信制御装置101は、使用容量を削減し稼働時間を延長できる。
その理由は、以下のような構成を含むからである。即ち、第1に制御部141は、電池残量と平均消費電流を取得した結果に基づき、残り稼動時間を算出する。第2に、制御部141は、算出した残り稼動時間(h)が所定の時間を下回っている場合、通信部130の通信手段を第1の通信手段から第2の通信手段に切り替える。なお、所定の時間は使用者が任意に設定できる。第2の通信手段は、第1の通信手段よりも低い消費電流で通信する通信手段であるので、通信制御装置101は、使用容量を削減し稼働時間を延長できるという効果が得られる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。以下、本実施形態の説明が不明確にならない範囲で、前述の説明と重複する内容については説明を省略する。
図9は、本発明の第3の実施形態に係る通信制御装置102の構成を示すブロック図である。
図9を参照すると、本実施形態における通信制御装置102は、第1の実施形態のそれと比べて、制御部140の代わりに制御部142を備え、通信部130の代わりに通信部132を備える。
通信部132は、第1の実施形態における通信部130の機能に加えて、通信量の取得要求を受信した場合、要求元に受信時の通信手段における通信量を通知する。通知する通信量は、1日あたりの通信量でも1ヶ月あたりの通信量でもよい。通信量の単位時間は、使用者が任意に設定できる。
制御部142は、第1の実施形態における制御部140の機能に加えて、電池部110の充電開始時、通信部132から通信量を取得する。取得した通信量が所定の通信量を上回った場合、制御部142は、充電容量を図8に図示しない記憶部に記録される所定の通信切り替え用使用容量に変更する。所定の通信量および所定の通信切り替え用使用容量は、使用者が任意に設定できる。所定の通信切り替え用使用容量は、図1に図示しない記憶部に記録される平均使用容量よりも低く設定する。また、通信部132が第1の通信手段を用いた通信中の場合、制御部142は、通信部132の通信手段を第1の通信手段から第2の通信手段に切り替えるよう制御する。
図10は、図9に図示しない記憶部に記録される表の一例である。図10を参照すると、第1の実施形態における図1に図示しない記憶部に記録される表の要素に加えて、通信切り替え使用容量が表に記録される。前述の通り、記録される通信切り替え用使用容量は、使用者が任意に設定できる。
図11は、第3の実施の形態における通信制御装置102での電池部110の充電容量の決定および通信部130の通信手段の切り替えの動作の概要を示すフローチャートである。尚、このフローチャートによる処理も、前述したCPUによるプログラム制御に基づいて、実行されても良い。
図11に示すように、まず、電池部110の充電開始時、制御部142は、第1の実施形態におけるステップS201〜S211の処理を実施し、平均使用容量を記録する(ステップS401)。
次に、制御部142は、通信部132から通信量を取得し(ステップS402)、所定の通信量を上回っているか否か確認する(ステップS403)。取得した通信量が所定の通信量を上回っている場合(ステップS403でYES)、制御部142は、充電容量を図8に図示しない記憶部に記録される所定の通信切り替え用使用容量に決定する(ステップS404)。次に、通信部132が第1の通信手段を用いた通信中の場合(ステップS405でYES)、制御部142は、通信部132の通信手段を第1の通信手段から第2の通信手段に切り替えるよう制御する(ステップS406)。取得した通信量が所定の通信量を上回っていない場合(ステップS403でNO)、制御部142は、第1の実施形態におけるステップS212の処理と同様、表中の平均使用容量を取得し、充電容量として決定する(ステップS407)。
以上で、通信制御装置102は、電池部110の充電容量の決定および通信部132の通信手段の切り替えの動作を終了する。
次に、本発明の第3の実施の形態の効果について説明する。
上述した本実施形態における通信制御装置102は、さらに電池部の劣化を抑制できる。
その理由は、以下のような構成を含むからである。即ち、第1に制御部142は、通信部132から通信量を取得し、所定の通信量を上回っているか確認する。第2に、取得した通信量が所定の通信量を上回っている場合、制御部142は、充電容量を所定の通信切り替え用使用容量に決定する。第3に、制御部142は、通信部132の通信手段を第1の通信手段から第2の通信手段に切り替えるよう制御する。前述の通り、制御部142は、第3の通信手段を用いて所定の通信網にアクセスし、通信端末と所定の通信網との通信を制御する。このとき、第3の通信手段が通信量に基づき通信制限を行う場合、通信制御装置102は、通信端末の通信速度が第1の通信手段ではなく第3の通信手段の通信速度に制限されることがある。したがって、通信量が所定の通信量を上回っている場合、制御部142は、あらかじめ通信部132の通信手段を第1の通信手段から第2の通信手段に切り替える。また、制御部142は、通信手段が第1の通信手段から消費電流の低い第2の通信手段に切り替えられるため、充電容量を平均使用容量よりも低い所定の通信切り替え用使用容量に決定する。このようにして、制御部142は、通信量に基づいて通信部130の通信手段を切り替え、電池部110の充電容量を決定できるので、通信制御装置101は、さらに電池部の劣化を抑制できるという効果が得られる。
以上説明した、本発明の各実施形態における各構成要素は、その機能をハードウェア的に実現することはもちろん、プログラム制御に基づくコンピュータ装置、ファームウェアで実現することができる。プログラムは、磁気ディスクや半導体メモリなどのコンピュータ可読記録媒体に記録されて提供され、コンピュータの立ち上げ時などにコンピュータに読み取られる。この読み取られたプログラムは、そのコンピュータの動作を制御することにより、そのコンピュータを前述した各実施の形態における構成要素として機能させる。
以上、各実施の形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しえる様々な変更をすることができる。
たとえば、以上の各実施形態で説明した各構成要素は、必ずしも個々に独立した存在である必要はない。例えば、各構成要素は、複数の構成要素が1個のモジュールとして実現されたり、一つの構成要素が複数のモジュールで実現されたりしてもよい。また、各構成要素は、ある構成要素が他の構成要素の一部であったり、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していたり、といったような構成であってもよい。
また、以上説明した各実施形態では、複数の動作をフローチャートの形式で順番に記載してあるが、その記載の順番は複数の動作を実行する順番を限定するものではない。このため、各実施形態を実施するときには、その複数の動作の順番は内容的に支障しない範囲で変更することができる。
さらに、以上説明した各実施形態では、複数の動作は個々に相違するタイミングで実行されることに限定されない。例えば、ある動作の実行中に他の動作が発生したり、ある動作と他の動作との実行タイミングが部分的に乃至全部において重複していたりしていてもよい。
さらに、以上説明した各実施形態では、ある動作が他の動作の契機になるように記載しているが、その記載はある動作と他の動作の全ての関係を限定するものではない。このため、各実施形態を実施するときには、その複数の動作の関係は内容的に支障のない範囲で変更することができる。また各構成要素の各動作の具体的な記載は、各構成要素の各動作を限定するものではない。このため、各構成要素の具体的な各動作は、各実施形態を実施する上で機能的、性能的、その他の特性に対して支障をきたさない範囲内で変更されて良い。
10 通信インタフェース
11 CPU
14 主記憶装置
15 二次記憶装置
100、101、102 通信制御装置
110 電池部
120 消費電流監視部
130、132 通信部
140、141、142 制御部

Claims (10)

  1. 通信制御装置全体を稼動する電力を供給する電池部と、
    第1の通信手段もしくは第2の通信手段を用いて通信端末と通信する通信部と、
    少なくとも前記第1の通信手段を用いた前記通信部の通信で消費する平均消費電流を算出する消費電流監視部と、
    通信手段ごとに前記通信端末と通信する通信時間と、前記消費電監視部が算出した前記第1の通信手段を用いた前記通信部の通信で消費した消費電流を取得した結果に基づき、当日の合計の消費電力を算出し、その結果に基づき、前記電池部を充電する充電容量を決定する制御部と
    を備える通信制御装置。
  2. 前記制御部は、所定の過去日数分の合計の消費電力の平均値と当日の合計の消費電力に基づいて前記電池部を充電する充電容量を決定し、合計の消費電力の記録が所定の過去日数分記録されていない場合は、前記電池部の満充電の容量を前記充電容量に決定する請求項1に記載の通信制御装置。
  3. 前記通信部が前記第1の通信手段を用いて前記通信端末と通信する場合、前記消費電流監視部から取得した平均消費電流と前記電池部から取得した電池残量に基づき、前記制御部が稼動残り時間を算出し、
    算出した稼動残り時間が所定の時間を下回った場合、前記制御部が前記通信部の通信手段を前記第1の通信手段から前記第2の通信手段に切り替えるよう制御する請求項1または2に記載の通信制御装置。
  4. 前記制御部は、さらに前記通信部から通信量を取得し、
    取得した前記通信量が所定の通信量を上回った場合、前記充電容量を所定の使用容量に決定する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の通信制御装置。
  5. 第1の通信手段もしくは第2の通信手段を用いてそれぞれ通信端末と通信する通信時間と、前記第1の通信手段を用いた通信で消費した消費電流を取得した結果に基づき、当日の合計の消費電力を算出し、その結果に基づき、電池部を充電する充電容量を決定する通信制御装置の制御方法。
  6. 所定の過去日数分の合計の消費電力の平均値と当日の合計の消費電力に基づいて前記電池部を充電する前記充電容量を決定し、前記合計の消費電力の記録が所定の過去日数分記録されていない場合は、前記電池部の満充電の容量を前記充電容量に決定する請求項5に記載の通信制御装置の制御方法。
  7. 前記第1の通信手段を用いて前記通信端末と通信する場合、前記第1の通信手段での通信時の平均消費電流と前記電池部の電池残量を取得し、稼動残り時間を算出し、
    算出した前記稼動残り時間が所定の時間を下回った場合、通信手段を前記第1の通信手段から前記第2の通信手段に切り替えるよう制御する請求項5または6に記載の通信制御装置の制御方法。
  8. 通信量を取得し、
    取得した前記通信量が所定の通信量を上回った場合、前記充電容量を所定の使用容量に決定し、通信手段を前記第1の通信手段から前記第2の通信手段に切り替えるよう制御する請求項5ないし7のいずれか1項に記載の通信制御装置の制御方法。
  9. 第1の通信手段もしくは第2の通信手段を用いてそれぞれ通信端末と通信する通信時間と、前記第1の通信手段を用いた通信で消費した消費電流を取得した結果に基づき、当日の合計の消費電力を算出し、その結果に基づき、電池部を充電する充電容量を決定する処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  10. 所定の過去日数分の合計の消費電力の平均値と当日の合計の消費電力に基づいて前記電池部を充電する前記充電容量を決定し、前記合計の消費電力の記録が所定の過去日数分記録されていない場合は、前記電池部の満充電の容量を前記充電容量に決定する処理をコンピュータに実行させる請求項9に記載のプログラム。
JP2016000854A 2016-01-06 2016-01-06 通信制御装置、通信制御装置の制御方法及びプログラム Active JP6636805B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016000854A JP6636805B2 (ja) 2016-01-06 2016-01-06 通信制御装置、通信制御装置の制御方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016000854A JP6636805B2 (ja) 2016-01-06 2016-01-06 通信制御装置、通信制御装置の制御方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017123714A JP2017123714A (ja) 2017-07-13
JP6636805B2 true JP6636805B2 (ja) 2020-01-29

Family

ID=59306695

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016000854A Active JP6636805B2 (ja) 2016-01-06 2016-01-06 通信制御装置、通信制御装置の制御方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6636805B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017123714A (ja) 2017-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10389147B2 (en) Method for charging battery and electronic device thereof
US9223366B2 (en) Calculating power consumption for each application executed by an electronic apparatus
EP3014740B1 (en) Power transmitting apparatus, control method for power transmitting apparatus, and recording medium storing program
CN107251486B (zh) 一种扩展联动的方法、装置及系统
CN103916546A (zh) 管理移动设备的电池能量的系统和方法
EP3544344B1 (en) Method, user equipment and computer readable storage medium for switching the operation mode of a user equipment between carrier aggregation (ca) and non-ca operation modes
WO2017063191A1 (zh) 消除充电器对触摸屏的干扰的方法和移动终端
CN111970339B (zh) 请求控制方法、装置及电子设备
CN110391873B (zh) 用于确定数据传送方式的方法、装置以及计算机程序产品
CN113992310A (zh) 用于基站与用户设备之间的无线通信的方法和设备
US20110244900A1 (en) Data transmission system for determining data transmission power using a virtual cell
KR20210043337A (ko) 전압 변환 방식을 제어하기 위한 전자 장치 및 그의 동작 방법
JP6636805B2 (ja) 通信制御装置、通信制御装置の制御方法及びプログラム
JP2018147448A (ja) 情報処理装置、管理制御装置のプログラム更新制御方法及びプログラム更新制御プログラム
JP5733042B2 (ja) フェムトセル無線基地局、通信制御方法およびプログラム
US10521394B2 (en) Apparatus and method for improving application performance within a group of communication devices
JP2015115753A (ja) 通信端末
WO2017219552A1 (zh) 一种充电方法和装置、存储介质
CN109952788B (zh) 基于机器类型通信物理下行链路控制信道监测的增强型机器类型通信无线电资源管理要求
CN105430727A (zh) 一种通信终端的载波聚合模式设定方法及通信终端
JP2005115620A (ja) タスク管理方法及びタスク管理手段を有する電子機器
JP6558808B2 (ja) 制御装置、電子機器、制御方法、及び制御プログラム
JP6378218B2 (ja) 通信制御装置、通信制御方法、及びプログラム
US9515917B2 (en) Communications apparatus, system, and communications method
JP2015037216A (ja) 通信制御装置、通信制御方法及び通信制御システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190917

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191009

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191126

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6636805

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150