JP6631208B2 - エンジンの制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、エンジンの始動後、排気ガス浄化装置を早期に活性化させ、浄化性能を得るエンジンの制御装置に関する。
自動車等のエンジンから排出される排気ガスを大気開放前に浄化することを目的として、排気ガス浄化装置が排気経路の途中に設けられる。
排気ガス浄化装置として、例えば、排気ガス中に含まれる有害物質である炭化水素(HC)、一酸化炭素(CO)、窒素酸化物(NO)等を除去するために、プラチナ、パラジウム、ロジウム等を使用した三元触媒が一般的である。また、排気ガス中に含まれる有害物質である粒子状物質(PM)を除去するために、微粒子捕集フィルタも用いられる。
これらの排気ガス浄化装置のうち三元触媒は、触媒が一定以上の温度となった時に活性化し、所定の排気ガス浄化機能を発揮する。このため、エンジンの始動後は排気ガスの温度を早期に高め、できるだけ早い段階で触媒を活性化することが望ましい。また、フィルタは、捕集された粒子状物質(PM)を燃焼させて、定期的にフィルタから除去する必要がある。粒子状物質(PM)の燃焼にはフィルタの温度を通常運転時より高温化する必要があるため、高温化に要する時間をできるだけ短縮することが望ましい。
エンジンの運転中に、排気ガスの温度を早期に高める手法として、例えば、特許文献1に記載の技術がある。この技術では、エンジンブレーキ作動中の減速時に、ディーゼルエンジンの微粒子捕集フィルタよりも上流側に設けた電気加熱装置に通電することにより、ディーゼル微粒子捕集フィルタの温度を早期に高めようとするものである。
また、特許文献2には、断面円形を成すディーゼル微粒子捕集フィルタの流路方向上流側端面或いはディーゼル微粒子捕集フィルタより上流側に設けられ断面円形を成す酸化触媒の流路方向上流部端面に、その断面円形の流路の中心部に位置する断面円形の又は外縁部分に位置する環状の電気加熱装置を設けた技術がある。
特開2001−280121号公報 特開2002−285826号公報
特許文献1のエンジンの制御装置によれば、電気加熱装置がディーゼル微粒子捕集フィルタよりも上流側の1箇所に位置するため、ディーゼル微粒子捕集フィルタの流路方向中ほど(中流部)や、流路方向下流寄りの部分(下流部)を早期に温めるのは困難である。
一方、特許文献2のエンジンの制御装置によれば、特許文献1と同様の課題を有するとともに、電気加熱装置がディーゼル微粒子捕集フィルタの上流側端部に位置する場合に、ディーゼル微粒子捕集フィルタよりの流路方向上流側に設けられる酸化触媒を早期に温めるのは困難である。
さらに、特許文献2のエンジンの制御装置の一実施形態によれば、ディーゼル微粒子捕集フィルタは、その流路の方向に直交する断面が円形を成す円筒状であり、電気加熱装置は、そのディーゼル微粒子捕集フィルタの円形の断面を外周側から囲むように環状に配置されている。このため、熱の多くが外気へ逃げてしまうという問題がある。
そこで、この発明の課題は、三元触媒や微粒子捕集フィルタ等の排気ガス浄化装置を早期に温めて活性化させることである。
上記の課題を解決するために、この発明は、燃焼室から引き出された排気通路に接続され内部に排気ガスが導入されるケーシングと、前記ケーシング内に備えられ前記ケーシング内に導入された排気ガスを大気放出前に浄化する排気浄化部と、前記ケーシング内へ導入される排気ガスの温度を取得する温度取得手段と、前記排気浄化部を加熱するヒータ部と、排気ガスの温度に基づいて前記ヒータ部による加熱を制御する加熱制御手段と、を備え、前記ヒータ部は前記排気浄化部内における排気ガスの流路の方向に沿って複数備えられ、前記加熱制御手段は複数の前記ヒータ部による加熱を別々に制御するエンジンの制御装置を採用した。
前記ヒータ部は、前記ケーシング内に導入された排気ガスを大気放出前に浄化する触媒が導電性の担体に担持され、前記担体に通電することで発熱する電気加熱触媒である構成を採用することができる。
ここで、前記ケーシング内における排気ガスの流路の方向に交差する断面において、前記ヒータ部よりも外側に前記排気浄化部が位置する構成を採用することができる。
前記ヒータ部よりも外側に前記排気浄化部が位置する前記構成に加え、前記ケーシング内における排気ガスの流路の方向に交差する断面において、前記ヒータ部が環状を成し、その断面において前記ヒータ部よりも内側に前記排気浄化部が位置する構成を採用することができる。
これらの各態様において、前記ケーシング内へ導入される排気ガスの温度が所定温度未満である場合に、いずれか一方の前記ヒータ部を加熱状態とし、且つ、他方の前記ヒータ部を非加熱状態又は一方の前記ヒータ部よりも温度が低い低加熱状態とする構成を採用することができる。
このとき、前記ケーシング内へ導入される排気ガスの温度が前記所定温度よりも低い第一切替温度未満である場合に、前記ケーシング内における排気ガスの流路の方向に沿って相対的に上流側に位置する前記ヒータ部である第一ヒータ部を加熱状態とし、且つ、相対的に下流側に位置する前記ヒータ部である第二ヒータ部を非加熱状態又は前記第一ヒータ部よりも温度が低い低加熱状態とする冷態時第一加熱期間が設定される構成を採用することができる。
また、前記ケーシング内へ導入される排気ガスの温度が前記所定温度よりも低い第一切替温度以上である場合に、前記第二ヒータ部を加熱状態とし、前記第一ヒータ部を非加熱状態又は前記第二ヒータ部よりも温度が低い低加熱状態とする冷態時第二加熱期間が設定される構成を採用することができる。
これらの各態様において、前記排気浄化部は加熱によってその浄化機能が再生されるものであり、前記燃焼室へ導入される燃料がゼロ又は所定量未満である燃料カット状態である場合に、いずれか一方のヒータ部を加熱状態とし、且つ、他方のヒータ部を非加熱状態又は一方の前記ヒータ部よりも温度が低い低加熱状態とする構成を採用することができる。
このとき、前記ヒータ部の加熱による浄化機能の再生は、前記ケーシング内へ導入される排気ガスの圧損が所定圧損値以上である場合、又は、前記ヒータ部の加熱による浄化機能の再生が過去に行われている場合はその行われた後そのエンジンを搭載する車両の走行距離が所定距離以上である場合に実施される構成を採用することができる。
また、前記ケーシング内へ導入される排気ガスの圧損が前記所定圧損値よりも高い切替圧損値未満である場合に、前記ケーシング内における排気ガスの流路の方向に沿って相対的に上流側に位置する前記ヒータ部である第一ヒータ部を加熱状態とし、且つ、相対的に下流側に位置する前記ヒータ部である第二ヒータ部を非加熱状態又は前記第一ヒータ部よりも温度が低い低加熱状態とする再生時第一加熱期間が設定される構成を採用することができる。
さらに、前記ケーシング内へ導入される排気ガスの圧損が前記所定圧損値よりも高い切替圧損値以上である場合に、前記第一ヒータ部及び前記第二ヒータ部を加熱状態とする再生時第二加熱期間が設定される構成を採用することができる。
この発明は、排気浄化部を加熱するヒータ部を、ケーシング内における排気ガスの流路の方向に沿って複数備え、その複数のヒータ部による加熱を別々に制御するようにしたので、排気ガス浄化装置を早期に温めて活性化させることができる。
この発明の一実施形態のエンジンの制御装置の模式図である。 同実施形態のエンジンの排気ガス浄化装置の縦断面図である。 他の実施形態のエンジンの排気ガス浄化装置の縦断面図である。 さらに他の実施形態のエンジンの排気ガス浄化装置の縦断面図である。 ヒータ部の制御を示すチャート図である。 この発明のエンジンの制御装置による制御を示すフロー図である。
以下、この発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、この実施形態のエンジンの制御装置10の構成を示す模式図である。また、図2(a)(b)は、エンジンの制御装置10が備える排気ガス浄化装置20の内部の構成を示す断面図である。図3(a)(b)及び図4は、それぞれ排気ガス浄化装置20の変形例である。
図1に示すように、エンジンEのシリンダ1の気筒内にはピストン2が進退自在に収容されて、そのピストン2とシリンダ1の気筒の内面等によって、燃焼室3が形成されている。燃焼室3へ通じる吸気通路4には、その吸気通路4の上流側から下流側に向かって、エアクリーナ11、過給機12のコンプレッサ、吸気の温度を下げるインタークーラ13、通路断面積を変化させて吸気の流量を制御するスロットルバルブ14、吸入空気量を検出するエアフローセンサ15等が順に設けられている。
エンジンEの燃焼室3から引き出された排気通路5は、上流側から下流側へ向かって、過給機12のタービン、大気放出前に有害物質を除去又は低減することにより排気ガスを浄化する排気ガス浄化装置20、消音装置としてマフラ26等が設けられている。
排気ガス浄化装置20の上流側には、空燃比を検出する空燃比センサ(エアバイフューエルセンサ)25、その排気ガス浄化装置20に導入される排気ガスの温度を検出する温度取得手段24として第一温度センサ24aが備えられている。また、排気ガス浄化装置20の下流側には、排気ガス浄化装置20から排出される排気ガスの温度を検出する温度検出手段24として第二温度センサ24bが備えられている。
第一温度センサ24aは、排気ガス浄化装置20の入口付近において、排気や部材の温度を測定する温度センサである。第二温度センサ24bは、排気ガス浄化装置20の出口付近において、排気や部材の温度を測定する温度センサである。第一温度センサ24a及び第二温度センサ24bによって得られた温度の情報は、ケーブルを通じて、エンジンEを制御する電子制御ユニット(Electronic Control Unit)30へ伝達される。
また、エアフローセンサ15、空燃比センサ25によって得られた吸入空気量、空燃比の情報も、同じく電子制御ユニット30へ伝達される。
吸気通路4と、排気ガス浄化装置20の上流側の排気通路5とは、排気環流通路7で結ばれている。排気環流通路7は、排気環流バルブ7aによって開閉され、排気ガスの一部が環流ガスとして吸気通路4内へ環流される。排気環流バルブ7aの開閉は、電子制御ユニット30によって制御される。
なお、この実施形態では、排気ガス浄化装置20は、排気ガスが通過することにより、その排気ガスに含まれる炭化水素、窒素酸化物等が浄化(除去)される機能を備える三元触媒であるが、この排気ガス浄化装置20を、主に直噴ガソリンエンジン等を対象として用いられるガソリン微粒子捕集フィルタとしてもよい。また、この実施形態はガソリンエンジンであるが、ディーゼルエンジンを採用した場合は、排気ガス浄化装置20として、酸化触媒やディーゼル微粒子捕集フィルタ(Diesel Particulate Filter)が用いられる。
これらの排気ガス浄化装置20は、排気ガスの浄化に有効な温度条件がある。触媒やフィルタの温度が、その触媒やフィルタ特有の活性温度以上であれば、通常の運転状況ではない異常な高温ではない限り、有害物質の浄化が良好に行われる。
電子制御ユニット30は、車両に搭載したエンジンEの運転状態を判断する運転状態判別手段31を備える。
運転状態判別手段31は、エンジンEから冷却水の温度の情報や、エンジンの回転数、エンジン負荷、排気ガス浄化装置20における排気ガスの圧損の情報等を取得し、その情報をエンジンEの制御に活用している。運転状態判別手段31は、冷却水の温度の情報に基づいて、エンジンEが冷間時であるか、暖機後の状態であるか、また、噴射されている燃料の情報に基づいて、現在の運転状態が、1サイクル当たりの燃料噴射量が所定量以上成されている燃焼状態であることや、燃料噴射が行われていない、又は、1サイクル当たりの燃料噴射量が所定量未満である燃料カット状態であること等の運転の情報を取得することができる。排気ガスの圧損の計測方法としては、例えば、排気ガス浄化装置20の前後に圧力センサを配置し、前後の差圧を取得することで圧力損失を算出する手法がある。また、圧力の他にも、装置前後の排気流量を比較することでも算出が可能である。
また、運転状態判別手段31は、速度情報やアクセル開度情報等に基づき、エンジンEを搭載する車両が、加速域にあるのか減速域にあるのか、あるいは、惰性走行中であるか、停車状態であるか等の情報を取得することができる。
なお、吸気バルブや排気バルブ、燃料噴射装置8、点火プラグ9、その他エンジンの動作に必要な機器は、それぞれケーブルを通じて、電子制御ユニット30によって制御される。
また、エンジンEには発電機Gが備えられている。車両の減速時等において、所定の運転条件下で発電機Gによって回生電力を発生させることができ、その回生電力をバッテリBに充電することができる。発電機Gによる発電量は、電子制御ユニット30が備える電力制御手段33によって制御される。
排気ガス浄化装置20は、図2に示すように、排気通路5に接続され内部に排気ガスが導入されるケーシング21と、ケーシング21内に備えられ排気通路5からケーシング21内に導入された排気ガスを大気放出前に浄化する排気浄化部22とを備える。
排気浄化部22は、ケーシング21内の空間に配置されたガラス繊維、セラミックファイバ、ロックウール等の充填材、その他、排気ガスを通過し得るフィルタ材等によって構成される。
また、ケーシング21内には、排気浄化部22を加熱するヒータ部23を備える。ヒータ部23は、ケーシング21内に導入された排気ガスを大気放出前に浄化する触媒が導電性の担体に担持され、その担体に通電することで発熱する電気加熱触媒となっている。このように、ヒータ部23は、通電によりジュール熱を発生させる電熱線等の導体で構成されているが、加熱の方式は自由であり、各種の抵抗加熱方式、誘導加熱方式等によるヒータ部23を採用することができる。
電子制御ユニット30は、排気ガスの温度に基づいて、ヒータ部23による加熱を制御する加熱制御手段32を備える。
排気ガスの温度は、排気通路5に設けられた温度取得手段24によって取得される。この実施形態では、温度取得手段24は、排気ガス浄化装置20の上流側に設けた第一温度センサ24a、排気ガス浄化装置20の下流側に設けた第二温度センサ24bによって構成されている。
図1に示すように、ヒータ部23は、ケーシング21内における排気ガスの流路の方向に沿って二つ備えられている。ここで、ケーシング21は筒状を成し、図2の左側に示す筒軸方向の一端が排気ガスの入口、右側に示す他端が排気ガスの出口となっている。すなわち、ケーシング21の筒軸方向が、排気ガスの流路の方向となっている。図3、図4の例についても同様である。
この実施形態では、ケーシング21は排気ガスの流路の方向に直交する断面が円形である円筒状であるが、この断面を多角形状、あるいは、楕円形状、オーバル形状等とした各種の筒状部材であってもよい。
流路の方向に沿って並列する二つのヒータ部23について、以下、上流側のヒータ部23を第一ヒータ部23aと、下流側のヒータ部23を第二ヒータ部23bと称する。加熱制御手段32は、これらの複数のヒータ部23による加熱を別々に制御することができる。
加熱制御手段32は、例えば、第一ヒータ部23aを加熱状態とし、第二ヒータ部23bを非加熱状態とすることができる。逆に、第一ヒータ部23aを非加熱状態とし、第二ヒータ部23bを加熱状態とすることもできる。また、第一ヒータ部23aと第二ヒータ部23bの両方を加熱状態あるいは非加熱状態とすることもでき、さらに、加熱状態にある第一ヒータ部23aと第二ヒータ部23bの温度、加熱の度合いに差異を設けることもできる。
この実施形態では、ヒータ部23を、排気ガスの流路の方向に沿って第一ヒータ部23aと第二ヒータ部23のように二つ並列して備えているが、これを3つ以上並列するものとしてもよい。
図2(a)(b)の実施形態では、ケーシング21内には、排気ガスの流路の方向に直交する断面において、ヒータ部23はその筒軸付近の中心部に位置している。そして、ヒータ部23よりも外側を囲むように、排気浄化部22が環状に位置している。ヒータ部23に電気を供給するケーブルは、筒状部材の端面や側面等の適宜の場所からケーシング21外に引き出されている。ヒータ部23が、ケーシング21内の断面の中心部に位置して、その外周を排気浄化部22が囲んでいるので、ヒータ部23の熱が外気に漏れにくく、効率的な排気浄化部22の加熱が可能である。
図3(a)(b)の変形例では、ケーシング21内における排気ガスの流路の方向に直交する断面において、ヒータ部23が環状を成している。その環状のヒータ部23よりも外側に排気浄化部22が位置し、且つ、その断面において、ヒータ部23よりも内側にも排気浄化部22が位置している。ヒータ部23が、ケーシング21内の断面の中心部に位置して、その外周を排気浄化部22が囲み、また、ヒータ部23の内側にも排気浄化部22が位置しているので、さらに、効率的な排気浄化部22の加熱が可能である。
さらに、図4の変形例では、ケーシング21内における排気ガスの流路の方向に沿って、その流路の方向に直交する断面全域に亘って排気浄化部22が位置する部分と、その断面全域に亘ってヒータ部23が位置する部分とが交互に位置している。すなわち、排気ガスの流路の方向に沿って順に、断面全域に亘る排気浄化部22、断面全域に亘る第一ヒータ部23a、断面全域に亘る排気浄化部22、断面全域に亘る第二ヒータ部23b、断面全域に亘る排気浄化部22が位置している。このため、ヒータ部23と排気浄化部22との対向面積を大きく確保でき、第一ヒータ部23aと第二ヒータ部23bが、それぞれ流路の方向に隣接する排気浄化部22を早期に加熱することができる。
このエンジンの制御装置の作用、及び、その制御方法を、図5のチャート図及び図6のフロー図に基づいて説明する。
吸気通路4からの空気が導入され、燃料が噴射されることによって燃焼室3内で燃料が燃焼し、エンジンEが稼働する。燃焼室3からの排気ガスは、排気通路5を通じて排出される。排気ガスは、排気通路5を通って排気ガス浄化装置20に至る。また、排気ガスの一部は、排気還流通路7を通って吸気通路4に還流される。
ステップS1において、エンジンEが冷態時、すなわち、エンジンEの始動直後であるかどうかが判別される。この判別は、第一温度センサ24aの情報に基づいて行われ、ケーシング21内へ導入される排気ガスの温度が所定温度未満であればエンジン冷態時と、ケーシング21内へ導入される排気ガスの温度が所定温度以上であればエンジン冷態時ではないと判別される。この所定温度は、通常は、排気ガス浄化装置20の活性温度よりも低い温度に設定されるが、これを活性温度と同じ温度に設定してもよい。
エンジン冷態時であれば、ステップS7へ進み、図5(a)の制御を開始する。ここでは、まず、燃焼室3からの排気ガスはまだ導入されたばかりで、排気浄化部22の温度は、排気ガス浄化装置20が適正に機能し得る活性温度よりもかなり低い状態である。このため、排気温度が、所定温度よりも低い値に設定された第二切替温度未満である場合は、早期に排気浄化部22を温めて所定の浄化機能を発揮させるために、第一ヒータ部23aと第二ヒータ部23bをともに加熱状態とする。この加熱状態にある期間を、冷態時準備加熱期間と称する。第一ヒータ部23aと第二ヒータ部23bの両方を加熱状態とするので、早期の温度上昇が可能である。
しかし、バッテリが保有する電気の容量上の問題から、第一ヒータ部23aと第二ヒータ部23bの両方の加熱状態を長く継続することは好ましくない。場合によっては、バッテリの電気を使い果たしてしまい、エンジンEを稼働できない状態になる可能性があるからである。このため、冷態時準備加熱期間は必要最小限度とし、その後は、第一ヒータ部23aと第二ヒータ部23bのどちらか一方のみを加熱状態とする冷態時第一加熱期間に移行させ、使用する電力を抑えながら、引き続き排気ガス浄化装置20が適正に機能し得る活性温度まで装置の温度上昇を図る。
ここで、冷態時第一加熱期間では、ケーシング21内へ導入される排気ガスの温度が、前述の所定温度よりも低く且つ第二切替温度よりも高く設定された第一切替温度未満であり、且つ、第二切替温度以上である場合を想定している。
冷態時第一加熱期間では、上流側の第一ヒータ部23aを加熱状態とし、且つ、下流側の第二ヒータ部23bを非加熱状態とする。これにより、相対的に上流側に位置するエリアの排気浄化部22を早期に活性温度に到達させ、あるいは、活性温度に近い温度にまで上昇させ、ある程度の排気ガスの浄化機能を確保する。上流側の第一ヒータ部23aを優先させたのは、上流側の排気浄化部22の方が、下流側の排気浄化部22よりも排気ガスによる温度上昇効果を受けやすいので、上流側の排気浄化部22の方が、下流側の排気浄化部22よりも温度が高い状態になっているからである。
ここで、冷態時第一加熱期間として、第一ヒータ部23aを加熱状態とし、且つ、第二ヒータ部23bを第一ヒータ部23aよりも温度が低い低加熱状態と設定することもできる。
つぎに、排気の温度が上昇するとともに、冷態時第二加熱期間へ移行する。冷態時第二加熱期間への移行は、ケーシング21内へ導入される排気ガスの温度が第一切替温度以上となった場合に行われる。
冷態時第二加熱期間では、冷態時第一加熱期間では加熱していなかった、あるいは、加熱度合いが弱かった第二ヒータ部23bのみを加熱状態とし、使用する電力を抑えながら、引き続き排気ガス浄化装置20が適正に機能し得る活性温度まで装置の温度上昇を図る。
すなわち、冷態時第二加熱期間では、上流側の第一ヒータ部23aを非加熱状態とし、且つ、下流側の第二ヒータ部23bを加熱状態とする。これにより、相対的に上流側に位置するエリアの排気浄化部22に続いて、相対的に下流側に位置するエリアの排気浄化部22を活性温度に到達させ、あるいは、活性温度に近い温度にまで上昇させ、排気ガスの浄化機能をさらに高める。
ここで、冷態時第二加熱期間として、第二ヒータ部23bを加熱状態とし、且つ、第一ヒータ部23aを第二ヒータ部23bよりも温度が低い低加熱状態と設定することもできる。冷態時第一加熱期間から冷態時第二加熱期間への移行の際に、上流側の排気浄化部22がまだ活性温度未満である場合は、バッテリの電気の残量に問題ない限りにおいて、このような制御が有効である。
ケーシング21内の排気浄化部22が全て活性温度に到達すれば、あるいは、活性温度に近い予め決められた所定温度に到達すれば、第一ヒータ部23aと第二ヒータ部23bによる加熱を停止し、昇温制御を終了する。
ここで、ケーシング21内の排気浄化部22が全て活性温度に到達したことは、あるいは、予め決められた温度に到達したことは、排気ガス浄化装置20の出口に設けた第二温度センサ24bの示す温度によって把握することができる。
つぎに、ステップS1において、エンジン冷態時でなければ、ステップS2へ進む。ここで、排気ガス浄化装置20の圧損が予め決められた所定圧損値以上であるかどうか、又は、排気ガス浄化装置20の前回の再生時からの車両の走行距離が、予め決められた所定走行距離に達しているかどうかが判別される。
排気ガス浄化装置20では、排気ガスの浄化を続けていくと排気浄化部22に除去された物質が蓄積していく。このため、排気ガス浄化装置20を通過する排気ガスの圧損が徐々に大きくなり、排気抵抗の増大に繋がっていく。また、排気ガスの浄化機能も下がっていく。このため、排気ガス浄化装置20内の排気浄化部22を加熱することにより、圧損の低減、浄化機能の回復を図られる。このような排気浄化部22の加熱を、一般に再生と称する。再生は、燃料カット中に行うと効果的である。
ステップS2において、ケーシング21内へ導入される排気ガスの圧損が予め決められた所定圧損値以上である場合、あるいは、ヒータ部23の加熱による浄化機能の再生が過去に行われている場合はその行われた後そのエンジンEを搭載する車両の走行距離(再生の履歴がない場合は車両の総走行距離で判定)が所定走行距離以上である場合は、再生が必要であると判別され、ステップS3へ進む。再生が必要でないと判別された場合は、ステップS6へ進み、制御を終了する。
ステップS3では、現在の車両の運転状態を判別する。ここで、運転状態が減速域である場合は、ステップS4へ進む。運転状態が減速域でなければ、ステップS6へ進み、制御を終了する。
ステップS4では、現在の車両の運転状態が燃料カット状態、すなわち、燃焼室3へ導入される燃料がゼロであるか、あるいは、燃焼室3へ導入される燃料が所定量未満となる燃料カット中であるかどうかが判別される。燃料カット中であれば、ステップS5へ進み、図5(b)の制御を開始する。運転状態が燃料カット中でなければ、ステップS6へ進み、制御を終了する。
ステップS5では、排気ガス浄化装置20の再生の制御を行う。ここで、車両の運転状態は、減速時で且つ燃料カット中であるので、エンジンEに備えられた発電機Gによって回生電力が発生している状況である。このため、再生のためのヒータ部23の加熱の電力の一部又は全部として、回生電力を用いることができる。このためバッテリが保有する電気の残量が少ない場合にも、再生を行うことができる。
図5(b)において、排気ガス浄化装置20の圧損が所定圧損値未満である場合、再生は行わないので、第一ヒータ部23aと第二ヒータ部23bの加熱は行わない。排気ガス浄化装置20の圧損が所定圧損値以上である場合、再生の制御を行う。ここで、圧損による再生の要不要の判別に代えて、前回の再生時からの車両の走行距離による判別を行う場合は、チャート図の横軸を走行距離とし、所定圧損値に代えて、予め決められた所定走行距離とする。
再生の制御を行う場合、圧損(走行距離)が比較的小さい場合と、圧損(走行距離)が比較的大きい場合に分けて制御する。
図5(b)において、ケーシング21内へ導入される排気ガスの圧損が、所定圧損値よりも高い値に設定された切替圧損値未満であれば、排気ガスの浄化性能はまだそれほど悪化していないので、排気浄化部22の一部分の再生、すなわち、軽度の再生で足りると考えられる。このため、第一ヒータ部23aを加熱状態とし、且つ、第二ヒータ部23bを非加熱状態とする再生時第一加熱期間が設定される。これにより、主に上流側の排気浄化部22の再生が行われる。加熱の時間は、排気浄化部22の状態、すなわち、圧損値や走行距離に基づいて求められる再生のレベルによって、適宜の時間が設定される。
ここで、再生時第一加熱期間として、第一ヒータ部23aを加熱状態とし、且つ、第二ヒータ部23bを第一ヒータ部23aよりも温度が低い低加熱状態と設定することもできる。
つぎに、圧損が切替圧損値以上であれば、排気ガスの浄化性能は、全体的な再生が必要な程度に悪化しているので、充分な再生が必要であると考えられる。このため、第一ヒータ部23a及び第二ヒータ部23bの両方を加熱状態とする再生時第二加熱期間が設定される。これにより、排気浄化部22全体の再生が行われる。このとき、回生電力を活用できるので、運転状態が回生ブレーキを使用している状態のまま変わらない限り、比較的長時間に亘る加熱状態の維持も可能である。加熱の時間は、排気浄化部22の状態、すなわち、圧損値や走行距離に基づいて求められる再生のレベルによって、適宜の時間が設定される。
ケーシング21内の排気浄化部22の再生が終了すれば、第一ヒータ部23aや第二ヒータ部23bによる加熱を停止し、再生制御を終了する。
上記の実施形態では、エンジン冷態時に、冷態時第一加熱期間として、第一ヒータ部23aを加熱状態とし、且つ、第二ヒータ部23bを非加熱状態又は低加熱状態としたが、これを逆にして、第二ヒータ部23bを加熱状態とし、且つ、第一ヒータ部23aを非加熱状態又は低加熱状態とした態様も考えられる。このとき、冷態時第二加熱期間は、第一ヒータ部23aを加熱状態とし、且つ、第二ヒータ部23bを非加熱状態又は低加熱状態としてよい。
また、上記の実施形態では、燃料カット状態である場合に、再生時第一加熱期間として、第一ヒータ部23aを加熱状態とし、且つ、第二ヒータ部23bを非加熱状態又は低加熱状態としたが、これを逆にして、第二ヒータ部23bを加熱状態とし、且つ、第一ヒータ部23aを非加熱状態又は低加熱状態とした態様も考えられる。
なお、以上は、エンジンEとしてガソリンエンジンを想定して説明したが、ディーゼルエンジン等の他のエンジンでも、この発明を適用することができる。
1 シリンダ
2 ピストン
3 燃焼室
4 吸気通路
5 排気通路
7 排気還流通路
8 燃料噴射装置
9 点火プラグ
10 エンジンの制御装置
11 エアクリーナ
12 過給機
13 インタークーラ
14 スロットルバルブ
15 エアフローセンサ
20 排気ガス浄化装置
21 ケーシング
22 排気浄化部
23 ヒータ部
23a 第一ヒータ部
23b 第二ヒータ部
24 温度取得手段
25 空燃比センサ
30 電子制御ユニット
31 運転状態判別手段
32 加熱制御手段
33 電力制御手段
E エンジン
G 発電機

Claims (9)

  1. 燃焼室から引き出された排気通路に接続され内部に排気ガスが導入されるケーシングと、
    前記ケーシング内に備えられ前記ケーシング内に導入された排気ガスを大気放出前に浄化する排気浄化部と、
    前記ケーシング内へ導入される排気ガスの温度を取得する温度取得手段と、
    前記排気浄化部を加熱するヒータ部と、
    排気ガスの温度に基づいて前記ヒータ部による加熱を制御する加熱制御手段と、
    を備え、
    前記ヒータ部は前記排気浄化部内における排気ガスの流路の方向に沿って複数備えられ、
    前記加熱制御手段は複数の前記ヒータ部による加熱を別々に制御し、
    前記ケーシング内へ導入される排気ガスの温度が所定温度未満である場合に、
    いずれか一方のヒータ部を加熱状態とし、且つ、他方のヒータ部を非加熱状態又は一方の前記ヒータ部よりも温度が低い低加熱状態とし、
    前記ケーシング内へ導入される排気ガスの温度が前記所定温度よりも低い第一切替温度未満である場合に、
    前記ケーシング内における排気ガスの流路の方向に沿って相対的に上流側に位置する前記ヒータ部である第一ヒータ部を加熱状態とし、且つ、相対的に下流側に位置する前記ヒータ部である第二ヒータ部を非加熱状態又は前記第一ヒータ部よりも温度が低い低加熱状態とする冷態時第一加熱期間が設定される
    エンジンの制御装置。
  2. 前記ヒータ部は、前記ケーシング内に導入された排気ガスを大気放出前に浄化する触媒が導電性の担体に担持され、該担体に通電することで発熱する電気加熱触媒である
    請求項1に記載のエンジンの制御装置。
  3. 前記ケーシング内における排気ガスの流路の方向に交差する断面において前記ヒータ部よりも外側に前記排気浄化部が位置する
    請求項1又は2に記載のエンジンの制御装置。
  4. 前記ケーシング内における排気ガスの流路の方向に交差する断面において前記ヒータ部は環状を成し、その断面において前記ヒータ部よりも内側に前記排気浄化部が位置する
    請求項3に記載のエンジンの制御装置。
  5. 前記ケーシング内へ導入される排気ガスの温度が前記所定温度よりも低い第一切替温度以上である場合に、
    前記第二ヒータ部を加熱状態とし、前記第一ヒータ部を非加熱状態又は前記第二ヒータ部よりも温度が低い低加熱状態とする冷態時第二加熱期間が設定される
    請求項1〜4の何れか1項に記載のエンジンの制御装置。
  6. 前記排気浄化部は加熱によってその浄化機能が再生されるものであり、
    前記燃焼室へ導入される燃料がゼロ又は所定量未満である燃料カット状態である場合に、
    いずれか一方の前記ヒータ部を加熱状態とし、且つ、他方の前記ヒータ部を非加熱状態
    又は一方の前記ヒータ部よりも温度が低い低加熱状態とする
    請求項1〜の何れか1項に記載のエンジンの制御装置。
  7. 前記ヒータ部の加熱による浄化機能の再生は、
    前記ケーシング内へ導入される排気ガスの圧損が所定圧損値以上である場合、又は、前記ヒータ部の加熱による浄化機能の再生が過去に行われている場合はその行われた後そのエンジンを搭載する車両の走行距離が所定距離以上である場合に実施される
    請求項に記載のエンジンの制御装置。
  8. 前記ケーシング内へ導入される排気ガスの圧損が前記所定圧損値よりも高い切替圧損値未満である場合に、
    前記ケーシング内における排気ガスの流路の方向に沿って相対的に上流側に位置する前記ヒータ部である第一ヒータ部を加熱状態とし、且つ、相対的に下流側に位置する前記ヒータ部である第二ヒータ部を非加熱状態又は前記第一ヒータ部よりも温度が低い低加熱状態とする再生時第一加熱期間が設定される
    請求項に記載のエンジンの制御装置。
  9. 前記ケーシング内へ導入される排気ガスの圧損が前記所定圧損値よりも高い切替圧損値以上である場合に、
    前記第一ヒータ部及び前記第二ヒータ部を加熱状態とする再生時第二加熱期間が設定される
    請求項に記載のエンジンの制御装置。
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