JP6628172B1 - 災害時脱出ルート案内システムおよび災害時脱出ルート案内方法 - Google Patents
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Abstract
Description
前記建物内に空間離散的に設置された複数の発信機であって、各発信機は、固有の発信機IDを表す識別信号を発信するものと、
複数人の脱出希望者によって携行される複数の通信端末であって、それぞれ、各発信機から識別信号を近距離無線通信方式で受信可能なものと、
前記複数の通信端末と通信可能な管理サーバと
を含み、
前記建物は、複数のフロアを有し、
各脱出希望者の通信端末は、いずれかの発信機から信号を受信すると、その信号によって表される発信機IDと、当該通信端末の識別情報またはそのユーザの識別情報である端末/ユーザIDとを前記管理サーバに送信する送信部を含み、
前記管理サーバは、
各通信端末から前記発信機IDと前記端末/ユーザIDとを受信する受信部と、
その受信した発信機IDを、各通信端末が当該管理サーバに送信した送信時刻または当該管理サーバが各通信端末から受信した受信時刻と、前記端末/ユーザIDとに関連付けてメモリに保存する保存部と、
発信機IDと空間座標値との間の予め定められた関係であって前記メモリに保存されているものに従い、各脱出希望者ごとに、前記メモリに保存されている複数の発信機IDの時刻歴を、それに対応する複数の発信機の設置位置を表す複数の空間座標値の時刻歴に変換し、各脱出希望者ごとに、前記複数の空間座標値の時刻歴から、各脱出希望者が実際に利用した避難ルートを推定する避難ルート推定部と、
前記建物の各フロアごとに、複数人の脱出希望者がそれぞれ個別に利用したと推定される複数の避難ルートのうち、互いに場所的に共通する部分を、それら脱出希望者が共通に利用した成功脱出ルートとして推定する成功脱出ルート推定部と、
その推定された成功脱出ルートに対応する複数の発信機IDに関連付けて前記メモリに保存されている複数の送信時刻間または受信時刻間の時間差から、同じ成功脱出ルートに沿った複数人の脱出希望者のそれぞれの移動速度を計算し、各成功脱出ルートごとに計算された複数の移動速度に基づき、各成功脱出ルートごとに、その成功脱出ルートを利用して前記建物から脱出する場合の困難度である脱出困難度を推定する脱出困難度推定部と、
各フロアごとに推定された成功脱出ルートおよび各成功脱出ルートごとに推定された脱出困難度に基づいて避難誘導情報を生成し、その避難誘導情報を他の複数人の脱出希望者の複数の通信端末に配信し、それにより、前記避難誘導情報を複数人の脱出希望者の間で共有する避難誘導情報配信部と
を含む災害時脱出ルート案内システムが提供される。
複数のフロアを有する建物内に、固有の発信機IDを表す信号を発信する複数の発信機が空間離散的に設置されており、
当該方法は、
前記建物からの複数人の脱出希望者の複数の通信端末が、いずれかの発信機から信号を受信すると、その信号の発信機IDを管理サーバに送信する工程と、
その管理サーバが、発信機IDの時刻歴から、各脱出希望者ごとに、実際に利用した避難ルートを推定し、各フロアごとに、複数人の脱出希望者がそれぞれ個別に利用したと推定される複数の避難ルートのうちの共通部を、それら脱出希望者に共通の成功脱出ルートとして推定する工程と、
その管理サーバが、同じ成功脱出ルートに沿った複数人の脱出希望者のそれぞれの移動速度を計算し、各成功脱出ルートごとに計算された複数の移動速度に基づき、各成功脱出ルートごとに、建物からの脱出困難度を推定する工程と、
その管理サーバが、成功脱出ルートと脱出困難度に基づいて避難誘導情報を生成し、その避難誘導情報を他の複数人の脱出希望者の複数の通信端末に配信する工程と
を含む災害時脱出ルート案内方法が提供される。
前記建物内に空間離散的に設置された複数の発信機であって、各発信機は、固有の発信機IDを表す識別信号を発信するものと、
複数人の脱出希望者によって携行される複数の通信端末であって、それぞれ、各発信機から識別信号を近距離無線通信方式で受信可能なものと、
前記複数の通信端末と通信可能な管理サーバと
を含み、
各脱出希望者の通信端末は、いずれかの発信機から信号を受信すると、その信号によって表される発信機IDと、当該通信端末の識別情報またはそのユーザの識別情報である端末/ユーザIDとを前記管理サーバに送信する送信部を含み、
前記管理サーバは、
各通信端末から前記発信機IDと前記端末/ユーザIDとを受信する受信部と、
その受信した発信機IDを、各通信端末が当該管理サーバに送信した送信時刻または当該管理サーバが各通信端末から受信した受信時刻と、前記端末/ユーザIDとに関連付けてメモリに保存する保存部と、
発信機IDと空間座標値との間の予め定められた関係であって前記メモリに保存されているものに従い、各脱出希望者ごとに、前記メモリに保存されている複数の発信機IDの時刻歴を、それに対応する複数の発信機の設置位置を表す複数の空間座標値の時刻歴に変換し、各脱出希望者ごとに、前記複数の空間座標値の時刻歴から、各脱出希望者が実際に利用した避難ルートを推定する避難ルート推定部と、
複数人の脱出希望者がそれぞれ個別に利用したと推定される複数の避難ルートのうち、互いに場所的に共通する部分を、それら脱出希望者が共通に利用した成功脱出ルートとして推定する成功脱出ルート推定部と
を含む災害時脱出ルート案内システム。
前記推定された成功脱出ルートを、他の複数人の脱出希望者の複数の通信端末に配信し、それにより、成功脱出ルートに基づく避難誘導情報を複数人の脱出希望者の間で共有する成功脱出ルート配信部を含む(1)項に記載の災害時脱出ルート案内システム。
前記避難ルート推定部は、その災害判定部によって災害が発生したと判定されると、起動し、
前記成功脱出ルート推定部は、いずれの脱出希望者が前記建物からの脱出に成功したか否かを判定する脱出判定部を含み、
前記成功脱出ルート推定部は、前記推定された複数の避難ルートのうち、前記建物からの脱出に成功したと前記脱出判定部によって判定された複数人の脱出希望者が利用したと推定されるものを選択し、その選択された複数の避難ルートから前記成功脱出ルートを推定する(1)または(2)項に記載の災害時脱出ルート案内システム。
前記成功脱出ルート推定部は、前記建物の各フロアごとに、かつ、逐次反復的にリアルタイムに、成功脱出ルートを推定する(1)ないし(5)項のいずれかに記載の災害時脱出ルート案内システム。
前記閉じた空間内に空間離散的に設置された複数の発信機であって、各発信機は、固有の発信機IDを表す信号を発信するものと、
複数人のユーザによって携行される複数の通信端末であって、それぞれ、各発信機から信号を近距離無線通信方式で受信可能なものと、
前記複数の通信端末と通信可能な管理サーバと
を含み、
各ユーザの通信端末は、いずれかの発信機から信号を受信すると、その信号によって表される発信機IDと、当該通信端末の識別情報またはそのユーザの識別情報である端末/ユーザIDとを前記管理サーバに送信する送信部を含み、
前記管理サーバは、
各通信端末から前記発信機IDと前記端末/ユーザIDとを受信する受信部と、
その受信した発信機IDを、各通信端末が当該管理サーバに送信した送信時刻または当該管理サーバが各通信端末から受信した受信時刻と、前記端末/ユーザIDとに関連付けてメモリに保存する保存部と、
発信機IDと空間座標値との間の予め定められた関係であって前記メモリに保存されているものに従い、各ユーザごとに、前記メモリに保存されている複数の発信機IDの時刻歴を、それに対応する複数の発信機の設置位置を表す複数の空間座標値の時刻歴に変換し、各ユーザごとに、前記複数の空間座標値の時刻歴から、各ユーザが実際に利用した移動ルートを推定する移動ルート推定部と、
前記複数人のユーザがそれぞれ個別に利用したと推定される複数の移動ルートのうち、互いに場所的に共通する部分を抽出し、その抽出された部分と同じ位置またはそれの近傍位置に、前記複数人のユーザが共通に示す関心の対象が存在すると推定する関心対象推定部と
を含む移動ルート解析システム。
前記閉じた空間内に空間離散的に設置された複数の発信機であって、各発信機は、固有の発信機IDを表す信号を発信するものと、
複数人のユーザによって携行される複数の通信端末であって、それぞれ、各発信機から信号を近距離無線通信方式で受信可能なものと、
前記複数の通信端末と通信可能な管理サーバと
を含み、
各ユーザの通信端末は、いずれかの発信機から信号を受信すると、その信号によって表される発信機IDと、当該通信端末の識別情報またはそのユーザの識別情報である端末/ユーザIDとを前記管理サーバに送信する送信部を含み、
前記管理サーバは、
各通信端末から前記発信機IDと前記端末/ユーザIDとを受信する受信部と、
その受信した発信機IDを、各通信端末が当該管理サーバに送信した送信時刻または当該管理サーバが各通信端末から受信した受信時刻と、前記端末/ユーザIDとに関連付けてメモリに保存する保存部と、
発信機IDと空間座標値との間の予め定められた関係であって前記メモリに保存されているものに従い、各ユーザごとに、前記メモリに保存されている複数の発信機IDの時刻歴を、それに対応する複数の発信機の設置位置を表す複数の空間座標値の時刻歴に変換し、各ユーザごとに、前記複数の空間座標値の時刻歴から、各ユーザが実際に利用した移動ルートを推定する移動ルート推定部と、
各ユーザごとに、前記推定された移動ルートに対応する複数の発信機IDに関連付けて前記メモリに保存されている複数の送信時刻または受信時刻間の時間差から、前記移動ルートのうち、当該ユーザの移動速度が基準値より低い部分をボトルネックとして抽出するボトルネック抽出部と
を含む移動ルート解析システム。
当該方法は、
前記建物内に空間離散的に設置された複数の発信機であって、各発信機は、固有の発信機IDを表す識別信号を発信するものと、
複数人の脱出希望者によって携行される複数の通信端末であって、それぞれ、各発信機から識別信号を近距離無線通信方式で受信可能なものと、
前記複数の通信端末と通信可能な管理サーバと
を用いて実行され、
当該方法は、
各脱出希望者の通信端末が、いずれかの発信機から信号を受信すると、その信号によって表される発信機IDと、当該通信端末の識別情報またはそのユーザの識別情報である端末/ユーザIDとを前記管理サーバに送信する送信工程と、
前記管理サーバが、各通信端末から前記発信機IDと前記端末/ユーザIDとを受信する受信工程と、
前記管理サーバが、その受信した発信機IDを、各通信端末が当該管理サーバに送信した送信時刻または当該管理サーバが各通信端末から受信した受信時刻と、前記端末/ユーザIDとに関連付けてメモリに保存する保存工程と、
前記管理サーバが、発信機IDと空間座標値との間の予め定められた関係であって前記メモリに保存されているものに従い、各脱出希望者ごとに、前記メモリに保存されている複数の発信機IDの時刻歴を、それに対応する複数の発信機の設置位置を表す複数の空間座標値の時刻歴に変換し、各脱出希望者ごとに、前記複数の空間座標値の時刻歴から、各脱出希望者が実際に利用した避難ルートを推定する避難ルート推定工程と、
前記管理サーバが、複数人の脱出希望者がそれぞれ個別に利用したと推定される複数の避難ルートのうち、互いに場所的に共通する部分を、それら脱出希望者が共通に利用した成功脱出ルートとして推定する成功脱出ルート推定工程と
を含む災害時脱出ルート案内方法。
当該方法は、
前記閉じた空間内に空間離散的に設置された複数の発信機であって、各発信機は、固有の発信機IDを表す信号を発信するものと、
複数人のユーザによって携行される複数の通信端末であって、それぞれ、各発信機から信号を近距離無線通信方式で受信可能なものと、
前記複数の通信端末と通信可能な管理サーバと
を用いて実行され、
当該方法は、各ユーザの通信端末が、いずれかの発信機から信号を受信すると、その信号によって表される発信機IDと、当該通信端末の識別情報またはそのユーザの識別情報である端末/ユーザIDとを前記管理サーバに送信する送信工程と、
前記管理サーバが、各通信端末から前記発信機IDと前記端末/ユーザIDとを受信する受信工程と、
前記管理サーバが、その受信した発信機IDを、各通信端末が当該管理サーバに送信した送信時刻または当該管理サーバが各通信端末から受信した受信時刻と、前記端末/ユーザIDとに関連付けてメモリに保存する保存工程と、
前記管理サーバが、発信機IDと空間座標値との間の予め定められた関係であって前記メモリに保存されているものに従い、各ユーザごとに、前記メモリに保存されている複数の発信機IDの時刻歴を、それに対応する複数の発信機の設置位置を表す複数の空間座標値の時刻歴に変換し、各ユーザごとに、前記複数の空間座標値の時刻歴から、そのユーザが実際に利用した移動ルートを推定する移動ルート推定工程と、
前記管理サーバが、前記複数人のユーザがそれぞれ個別に利用したと推定される複数の移動ルートのうち、互いに場所的に共通する部分を抽出し、その抽出された部分と同じ位置またはそれの近傍位置に、前記複数人のユーザが共通に示す関心の対象が存在すると推定する関心対象推定工程と
を含む移動ルート解析方法。
Claims (7)
- 災害時に建物から複数人の脱出希望者が安全に脱出するためのルートを案内するシステムであって、
前記建物内に空間離散的に設置された複数の発信機であって、各発信機は、固有の発信機IDを表す識別信号を発信するものと、
複数人の脱出希望者によって携行される複数の通信端末であって、それぞれ、各発信機から識別信号を近距離無線通信方式で受信可能なものと、
前記複数の通信端末と通信可能な管理サーバと
を含み、
前記建物は、複数のフロアを有し、
各脱出希望者の通信端末は、いずれかの発信機から信号を受信すると、その信号によって表される発信機IDと、当該通信端末の識別情報またはそのユーザの識別情報である端末/ユーザIDとを前記管理サーバに送信する送信部を含み、
前記管理サーバは、
各通信端末から前記発信機IDと前記端末/ユーザIDとを受信する受信部と、
その受信した発信機IDを、各通信端末が当該管理サーバに送信した送信時刻または当該管理サーバが各通信端末から受信した受信時刻と、前記端末/ユーザIDとに関連付けてメモリに保存する保存部と、
発信機IDと空間座標値との間の予め定められた関係であって前記メモリに保存されているものに従い、各脱出希望者ごとに、前記メモリに保存されている複数の発信機IDの時刻歴を、それに対応する複数の発信機の設置位置を表す複数の空間座標値の時刻歴に変換し、各脱出希望者ごとに、前記複数の空間座標値の時刻歴から、各脱出希望者が実際に利用した避難ルートを推定する避難ルート推定部と、
前記建物の各フロアごとに、複数人の脱出希望者がそれぞれ個別に利用したと推定される複数の避難ルートのうち、互いに場所的に共通する部分を、それら脱出希望者が共通に利用した成功脱出ルートとして推定する成功脱出ルート推定部と、
その推定された成功脱出ルートに対応する複数の発信機IDに関連付けて前記メモリに保存されている複数の送信時刻間または受信時刻間の時間差から、同じ成功脱出ルートに沿った複数人の脱出希望者のそれぞれの移動速度を計算し、各成功脱出ルートごとに計算された複数の移動速度に基づき、各成功脱出ルートごとに、その成功脱出ルートを利用して前記建物から脱出する場合の困難度である脱出困難度を推定する脱出困難度推定部と、
各フロアごとに推定された成功脱出ルートおよび各成功脱出ルートごとに推定された脱出困難度に基づいて避難誘導情報を生成し、その避難誘導情報を他の複数人の脱出希望者の複数の通信端末に配信し、それにより、前記避難誘導情報を複数人の脱出希望者の間で共有する避難誘導情報配信部と
を含む災害時脱出ルート案内システム。 - 各空間座標値は、前記建物に固定された3次元直交座標系内において3次元的に定義され、
前記避難ルート推定部は、各脱出希望者ごとに、前記複数の空間座標値の時刻歴を、前記建物に固定された3次元直交座標系内において複数の移動ベクトルが一列に並んで成る移動ベクトル列に変換し、その移動ベクトル列として前記避難ルートを定義し、
前記成功脱出ルート推定部は、各移動ベクトル列を、前記建物に固定された3次元直交座標系内において複数のドットの集まりに変換し、それらドットのうち、前記複数人の脱出希望者についての複数の移動ベクトル列の間で互いに実質的に一致するものを抽出し、それら抽出されたドットを、1本の直線セグメントまたは互いに直列に接続された複数本の直線セグメントより成る1本の直線セグメント列に変換し、1本の直線セグメントまたは1本の直線セグメント列として前記成功脱出ルートを定義する請求項1に記載の災害時脱出ルート案内システム。 - 前記避難ルート推定部は、前記建物に災害が発生したか否かを判定する災害判定部を含み、
前記避難ルート推定部は、その災害判定部によって災害が発生したと判定されると、起動し、
前記成功脱出ルート推定部は、いずれの脱出希望者が前記建物からの脱出に成功したか否かを判定する脱出判定部を含み、
前記成功脱出ルート推定部は、前記推定された複数の避難ルートのうち、前記建物からの脱出に成功したと前記脱出判定部によって判定された複数人の脱出希望者が利用したと推定されるものを選択し、その選択された複数の避難ルートから前記成功脱出ルートを推定する請求項1または2に記載の災害時脱出ルート案内システム。 - 前記災害判定部は、前記建物内に設置されている火災報知器または前記建物外に存在する災害監視システムに連動する請求項3に記載の災害時脱出ルート案内システム。
- 前記建物は、複数の玄関をそれぞれ前記出口として有し、
前記複数の発信機は、前記複数の玄関にそれぞれ設置された複数の玄関発信機を含み、
前記脱出判定部は、各脱出希望者の通信端末から、いずれかの玄関発信機の発信機IDを受信したときに、各脱出希望者が前記建物から、前記複数の玄関のうち、前記いずれかの玄関発信機が設置されているものを通過して脱出することに成功したと判定する請求項3に記載の災害時脱出ルート案内システム。 - 請求項1ないし5のいずれかに記載の管理サーバとしてコンピュータを機能させるためのプログラム。
- 請求項6に記載のプログラムをコンピュータ読み取り可能に記録した記録媒体。
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