JP6628106B2 - 通信システム、及び通信制御方法 - Google Patents
通信システム、及び通信制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6628106B2 JP6628106B2 JP2017101841A JP2017101841A JP6628106B2 JP 6628106 B2 JP6628106 B2 JP 6628106B2 JP 2017101841 A JP2017101841 A JP 2017101841A JP 2017101841 A JP2017101841 A JP 2017101841A JP 6628106 B2 JP6628106 B2 JP 6628106B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission
- prohibition
- signal
- communication
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000004891 communication Methods 0.000 title claims description 134
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 56
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 129
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 claims description 18
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 claims description 13
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 claims description 7
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 19
- 230000006870 function Effects 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 8
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 5
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000012806 monitoring device Methods 0.000 description 4
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 2
- 101100088247 Picea mariana RPL13A gene Proteins 0.000 description 1
- 238000006467 substitution reaction Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Small-Scale Networks (AREA)
Description
図1は、本実施形態の通信システム1の構成を示す図である。通信システム1は、例えば車両4(移動体)に搭載される。通信システム1は、少なくとも車両4内にネットワークNWを構成する。ネットワークNWでは、例えば、バス2(通信バス)を介してCAN(Controller Area Network)、IEEE802.3などの通信方式に基づく通信が行われる。
送信IDと所定の程度の同一性を判定対象にした判定基準の一例を示す。
第1のケースとして、送信IDと所定の程度の同一性がともにある場合には、自ECU10が送信状態にある可能性が高いものと判断し得ることから「異常状態」と判定する。
第2のケースとして、送信IDと所定の程度の同一性がともにない場合には、他のECU10が送信したものを受信したと判断し得ることから「正常状態」と判定する。
第3のケースとして、送信IDが一致して、所定の程度の同一性がない場合には、自ECU10の送信IDを詐称してなりすました装置が存在する可能性が高いものと判断し得ることから「なりすまし」の疑義があると判定する。
第4のケースとして、送信IDが一致せずに、所定の程度の同一性がある場合には、他のECU10が送信した信号に、単に所定の範囲と同じ情報が含まれていた可能性が高いものと判断し得ることから「正常状態」と判定する。
なお、上記の判定は、制御部11が実施する。
第2の例として、所定の期間内で送出信号と受信信号の論理が一致した比率が、所定値以上であるかを判定する場合がある。
第3の例として、所定の期間内で送出信号と受信信号の論理が一致しなかった比率が、所定値以下であるかを判定する場合がある。
第4の例として、送出信号と受信信号のフレーム構造の特徴が一致するかを判定する場合がある。例えば、上記の特徴は、所定のフレーム様式、フレーム長などである。
第5の例として、送出信号と受信信号のフレーム内の所定の位置の情報が一致する場合がある。例えば、上記の情報は、通信エラー検出のための補助情報、暗号鍵、特定の識別情報などである。
第1の実施形態の変形例について説明する。第1の実施形態の判定基準は、送信IDと所定の程度の同一性について判定するものであった。これに代えて、本変形例の判定基準は、送信IDの同一性について判定するものであり、この点が第1の実施形態の判定基準とは異なる。以下、これについて説明する。
第2の実施形態について説明する。第1の実施形態の判定基準は、送信IDと所定の程度の同一性を判定するものであった。これに代えて、本実施形態の判定基準は、所定の程度の同一性を判定するものであり、第1の実施形態の判定基準とは異なる。以下、これについて説明する。
図6に、所定の程度の同一性を判定対象にした判定基準の一例を示す。
第1のケースとして、所定の程度の同一性がある場合には、自ECU10が送信状態にある可能性が高いものと判断し得ることから「異常状態」と判定する。
第2のケースとして、所定の程度の同一性がない場合には、他のECU10が送信したものを受信したと判断し得ることから「正常状態」と判定する。
(異常判定時処理の例)
前述の実施例で示したSA17およびSB17における「異常判定時処理」については、例えば以下のものから1つまたは複数を組み合わせて実施することができる。
(ア)通信インタフェース10Fに供給する電力を遮断する。これにより、通信インタフェース10Fを不活性化させ、バス2に対して信号が送信されることを停止させる。
(イ)ECU10−1を送信元とする信号を受信する場合にこれを破棄することを要求する信号を、他の通信装置に対して送信する。
当該信号は、制御部を制御することによりバス2を介して送信されてもよいし、通信装置同士を接続する、バス2とは異なる信号線を介して送信されてもよい。
第3の実施形態について説明する。第1の実施形態と第2の実施形態の事例は、共に1つのECU10内で判定処理を実施するものである。これに代えて、本実施形態では、禁止部が信号の送信を禁止する対象とする通信部と、ECU10の送信状態を判定する制御部(判定部)とが互いに異なるECU10に含まれて構成され、これらの複数のECU10が連携して機能するものであり、この点が前述の実施形態の事例とは異なる。以下、これについて説明する。
例えば、制御部11−1は、所望の異常判定処理として、ECU10−2を送信元とする信号を受信する場合に、これを破棄することを要求する信号(破棄要求信号)を、他のECU10に対して送信する(SC114)。例えば、ECU10−3は、上記の破棄要求信号を受け、先にSC314において受信していた受信信号を無効化して、所定の制御に適用せずに破棄する(SC315)。
上記実施例で示したECU10−1における「異常判定時処理」については、例えば以下のものから1つまたは複数を組み合わせて実施することができる。
当該信号は、制御部11−1を制御することによりバス2を介して送信されてもよいし、通信装置同士を接続する、バス2とは異なる信号線を介して送信されてもよい。なお、「異常判定時処理」を、当該信号線を介して当該信号を送信する処理とすることは、SC214での「送信禁止(送信停止)」の処理が、例えば、通信インタフェース10F−2に供給する電力を遮断して通信インタフェース10F−2を不活性化させる処理である場合に、より好適となる場合がある。
Claims (7)
- ネットワークに信号を送信する通信部に対して信号の送信を禁止させる禁止部と、
前記禁止部による禁止処理の実行時に、信号生成部が生成するフレームと前記ネットワークから受信した受信フレームの両フレームを比較して前記送信の禁止が正常に行われているかの判定を行う制御部と、
を備え、
前記ネットワークはCAN(Controller Area Network)であり、
前記制御部は、
前記両フレームの比較により、
前記両フレームの送信IDが一致する場合であって、前記両フレームのフレーム長が一致する場合に前記送信の禁止に係る禁止機能の異常と判定するとともに、
前記両フレームの送信IDが一致する場合であって、前記両フレームのフレーム長が一致しない場合になりすましと判定する
通信システム。 - 前記通信部は、前記禁止部によって送信が禁止されている期間であっても、前記ネットワークから信号を受信可能であり、
前記制御部は、前記通信部が受信する前記受信フレームに基づいて前記判定を行う、
ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。 - 前記禁止部が信号の送信を禁止する対象とする前記通信部と、前記制御部とは、それぞれ異なる通信装置に含まれる、
ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。 - 前記禁止機能の異常と判定した場合に、前記通信装置からの信号を破棄する指示を、前記CANとは異なる信号線を通じて送信する
ことを特徴とする請求項3に記載の通信システム。 - 前記禁止機能の異常と判定した場合に、前記通信部への供給電力を遮断する
ことを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載の通信システム。 - 前記制御部は、
前記両フレーム内の所定の位置の情報が一致する場合を、前記両フレームが一致する場合と判定する
ことを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1項に記載の通信システム。 - ネットワークに信号を送信する通信部に対して信号の送信を禁止部に禁止処理を実行させ、
前記禁止部による禁止処理の実行時に、信号生成部が生成するフレームと前記ネットワークから受信した受信フレームの両フレームを比較して前記送信の禁止が正常に行われているかの判定を行う過程
を含み、
前記ネットワークはCANであり、
前記判定を行う過程は、
前記両フレームの比較により、
前記両フレームの送信IDが一致する場合であって、前記両フレームのフレーム長が一致する場合に前記送信の禁止に係る禁止機能の異常と判定するとともに、
前記両フレームの送信IDが一致する場合であって、前記両フレームのフレーム長が一致しない場合になりすましと判定する過程
を含む通信制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017101841A JP6628106B2 (ja) | 2017-05-23 | 2017-05-23 | 通信システム、及び通信制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017101841A JP6628106B2 (ja) | 2017-05-23 | 2017-05-23 | 通信システム、及び通信制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018198363A JP2018198363A (ja) | 2018-12-13 |
JP6628106B2 true JP6628106B2 (ja) | 2020-01-08 |
Family
ID=64663949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017101841A Expired - Fee Related JP6628106B2 (ja) | 2017-05-23 | 2017-05-23 | 通信システム、及び通信制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6628106B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7117559B2 (ja) * | 2019-02-22 | 2022-08-15 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電子制御装置、電子制御システム及びプログラム |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3152055B2 (ja) * | 1994-03-22 | 2001-04-03 | 松下電器産業株式会社 | データ伝送方法 |
JP5283651B2 (ja) * | 2010-03-17 | 2013-09-04 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 車両用の制御装置 |
US10165442B2 (en) * | 2014-05-29 | 2018-12-25 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Transmission device, reception device, transmission method, and reception method |
-
2017
- 2017-05-23 JP JP2017101841A patent/JP6628106B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018198363A (ja) | 2018-12-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10104094B2 (en) | On-vehicle communication system | |
US8925083B2 (en) | Cyber security in an automotive network | |
JP6477281B2 (ja) | 車載中継装置、車載通信システム及び中継プログラム | |
US10432421B2 (en) | Communication control device and communication system | |
JP5880898B2 (ja) | 送信装置 | |
US11070547B2 (en) | Electronic control device, a communication management method performable and a non-transitory storage medium configured to restrict predetermined communication in an in-vehicle network | |
US9787817B2 (en) | Communication system and control device | |
KR101972457B1 (ko) | Can 통신 기반 해킹공격 탐지 방법 및 시스템 | |
KR101754951B1 (ko) | Can 통신 기반 해킹공격에 안전한 can 컨트롤러 | |
KR101966345B1 (ko) | Can 통신 기반 우회 공격 탐지 방법 및 시스템 | |
JP6628106B2 (ja) | 通信システム、及び通信制御方法 | |
JP6375962B2 (ja) | 車載ゲートウェイ装置及び電子制御装置 | |
CN113448299A (zh) | 一种车载网关控制器、信息处理方法及汽车 | |
US11757745B2 (en) | Gateway apparatus, abnormality monitoring method, and storage medium | |
US20180269961A1 (en) | Communication apparatus, communication method, and program | |
JP6369334B2 (ja) | 車載ネットワーク | |
JP6365876B2 (ja) | ノード | |
JP7067508B2 (ja) | ネットワークシステム | |
EP4231594A1 (en) | Relay device, communication network system and communication control method | |
JP6108251B2 (ja) | 受信装置、及び受信方法 | |
JP7110950B2 (ja) | ネットワークシステム | |
JP6447974B2 (ja) | 送信方法 | |
KR20220023213A (ko) | 차량의 can 제어 장치 및 그 동작 방법 | |
JP2013121071A (ja) | 中継システム及び、当該中継システムを構成する中継装置、外部装置 | |
JP6954167B2 (ja) | ネットワークシステム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180129 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20181005 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20181114 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181120 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190118 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190416 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190614 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191105 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191120 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6628106 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |