JP6624773B2 - 車両検知装置 - Google Patents

車両検知装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6624773B2
JP6624773B2 JP2014136322A JP2014136322A JP6624773B2 JP 6624773 B2 JP6624773 B2 JP 6624773B2 JP 2014136322 A JP2014136322 A JP 2014136322A JP 2014136322 A JP2014136322 A JP 2014136322A JP 6624773 B2 JP6624773 B2 JP 6624773B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
radio wave
transmitter
reception intensity
detection device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014136322A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016014575A (ja
Inventor
嵩寛 松本
嵩寛 松本
崇 金森
崇 金森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Signal Co Ltd filed Critical Nippon Signal Co Ltd
Priority to JP2014136322A priority Critical patent/JP6624773B2/ja
Publication of JP2016014575A publication Critical patent/JP2016014575A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6624773B2 publication Critical patent/JP6624773B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Description

本発明は、駐車場における駐車車両を検知する車両検知装置に関する。
従来、この種の車両検知装置としては、シャーシが金属(鋼板)でできていることから、地中にループコイルを埋設し、コイルのインダクタンスの変化から車両の有無を検知するものが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2006−72437号公報
ところで、近年は、環境問題、特にCOの排出削減のために車両の軽量化が望まれており、炭素繊維複合材料等のシャーシが考えられている。また、車両に非金属の部品が多用されるようになってきている。このように、車両の非金属部品が増加すると、ループコイルのような金属センサでは車両を検知し難くなる恐れがある。
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、非金属部品が増加した車両であっても検知できる車両検知装置を提供することにある。
本発明の車両検知装置は、電波を用いて駐車場における駐車車両を検知する車両検知装置であって、車室内に車両が存在しない状態の受信強度、及び、車室内に車両が存在しない状態から車室内に車両が介在される状態となったことにより生ずる、車両のサイズや高さによる受信強度の変化を考慮にいれた受信強度の変化量に基づき車両の有無を判定する基準値、並びに、受信強度が前記基準値以下の状態を継続する継続時間を求め、車室内に駐車した車両が、電波の送信機と受信機間の通信経路に介在されることにより生ずる電波の受信強度と、前記基準値と、前記継続時間とに基づき駐車車両の有無を検知し、駐車車両が無いことを検出した状態、あるいは駐車車両が無いことが明らかな状態で前記電波を取得し直し、取得し直した電波の受信強度と予め記憶した受信強度と比較し、所定値以上大きく変化した場合に前記基準値を変更する、ことを特徴とする。
本発明によれば、車室内に駐車した車両が、電波の送信機と受信機間の通信経路に介在されることにより、電波が遮断、あるいは電波の電界強度が低下したのを検知して、駐車車両の有無を検知するので、車両に非金属部品が増加した車両であっても検知できる。
本発明の第1の実施形態に係る車両検知装置の構成例を示すブロック図である。 図1に示した車両検知装置による検知動作について説明するための側面図である。 図2の各検知動作に対応する電波の受信強度を示す波形図である。 図1に示した車両検知装置における初期化動作を示すフローチャートである。 図1に示した車両検知装置における駐車車両の有無の判定処理動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る車両検知装置について説明するためのもので、駐車場システムの概略構成図である。 本発明の第3の実施形態に係る車両検知装置について説明するためのもので、駐車場システムの概略構成図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る車両検知装置を示しており、駐車場の車室(駐車区画)の各々に一組の電波の送信機と受信機が設ける場合の構成例を示すブロック図である。駐車場の車室1内の路面、例えば車輪止め2内に、車室1内に向かって電波(微弱電波)を発信する送信機3が設けられている。また、駐車場内の比較的高い位置(例えば地上3m)に、送信機3から送信された微弱電波を受信する受信機4が設置されている。
送信機3は、電源回路5、送信部6、MPU7、ROM8、RAM9及びEEPROM10等を含んで構成されている。電源回路5は、電源線11に接続され、送信機3内の各回路に電源を供給する。送信部6は、MPU7の制御に基づき受信機4に向かって微弱電波を発信する。ROM8にはMPU7の動作を制御するための制御プログラムが格納されている。RAM9は、MPU7の作業領域を提供するもので、演算に用いられる変数や演算結果などを一時的に記憶する。EEPROM10は、種々の情報を不揮発性に記憶するものであり、例えば駐車場内の車室1の位置または番号を特定する車室情報、隣接する車室1と識別するための送信機3のIDコードや送信電波パターンなどの識別情報、送信部6から発信する電波の周波数及び送信時間間隔等が記憶されている。
一方、受信機4は、電源回路12、受信部13、A/D変換器14、MPU15、ROM16、RAM17、緑色灯18及び赤色灯19等を含んで構成されている。電源回路12は、電源線11に接続され、受信機4内の各回路に電源を供給する。受信部13で受信された微弱電波の受信強度(電界強度)のデータ(アナログデータ)は、A/D変換器14でデジタルデータに変換されてMPU15に供給される。ROM16にはMPU15の動作を制御するための制御プログラムが格納されている。RAM17は、MPU15の作業領域を提供するもので、例えば車室1内に車両20が存在しない場合の電波の受信強度、車両20の有無を判定するしきい値などを一時的に記憶する。このRAM17の記憶データを、MPU15で処理することにより車両20の有無を判断するようになっている。そして、車室1内に車両20の入庫を許可するとき、すなわち当該車室1が空の場合には、MPU15の制御により緑色灯18を点灯させ、車室1に駐車車両20が有り、入庫を禁止するときには赤色灯19を点灯させる。
図2は、図1に示した車両検知装置による検知動作について説明するためのもので、(a)図は車室に車両が存在しない場合、(b)図は車両が入庫中の場合、(c)図は車両が入庫した状態をそれぞれ示す側面図である。また、図3は、図2の各検知動作に対応する電波の受信強度を示す波形図である。図2(a)に示すように、駐車車両20が車室1内に存在しない状態では、送信機3から発信された電波が直接受信機4に到達する。よって、受信機4の電波の受信強度は、図3(a)に示すように比較的高いレベルVDET1となる。
これに対し、図2(b)に示すように、車両20が入庫中は、送信機3から発信された電波の一部が車両20で遮られるため受信強度が変化(減衰)する。この状態では、受信機4の電波の受信強度は、図3(b)に示すようにレベルVDET1から少し低下したレベルVDET2となる。続いて、図2(c)に示すように車両20が車室1内に入庫すると、車室1内の駐車車両20が、送信機3と受信機4間の通信経路30に介在され、電波が遮断されるため受信強度が更に低下する。ここで、受信機4の電波の受信強度は、図3(c)に示すようにレベルVDET2から更に低下したレベルVDET3となる。
従って、車室1内に車両20が存在しない状態での受信強度(VDET1)を受信機4のRAM17に記憶しておき、駐車車両20が存在しない場合の基準の受信強度とする。また、しきい値−ΔVthを設定し、車両20の有無の判断基準となる「VDET1−ΔVth」(所定値)をRAM17に記憶しておく。この所定値は、切り返しなどで車両20が一時的に車室1に進入した場合には検知せず、駐車のために入庫した場合に検知するように、受信強度の変化量とその継続時間を設定する。そして、車両20が車室1に入庫し始めることで電波強度が低下し(VDET2)、電波強度が判断基準である「VDET1−ΔVth」以下になったときに、MPU15で車両20が有ると判断する。ここで、「VDET2>VDET1−ΔVth>VDET3」である。
図4は、図1に示した車両検知装置における初期化動作を示すフローチャートである。まず、図2(a)及び図3(a)に示したように、駐車車両20が存在しない状態で、所定のIDを有する送信機3(ここではIDxとする)からの電波を、対応する受信機4で受信し、受信強度VDET1を取得する(ステップS1)。続いて、取得した電波の受信強度VDET1をRAM17に記憶する(ステップS2)。これによって、車室1の周辺環境(背景)を含めた電波の受信強度が記憶される。
次に、車両20の有無を判定する基準値「VDET1−ΔVth」を求めるために、MPU15でしきい値ΔVthを算出する(ステップS3)。この基準値は、切り返しなどで車両20が一時的に車室1に進入した場合には検知せず、駐車のために入庫した場合に検知するように、受信強度の変化量とその継続時間を考慮し、所定レベルの受信強度の低下が所定時間継続したときに検知するようにしきい値ΔVthを設定する。また、様々な種類の車両に対応できるように、車両のサイズや高さによる受信強度の変化も考慮にいれたしきい値ΔVthにする。そして、算出したIDxの基準値「VDET1−ΔVth」をRAM17に記憶する(ステップS4)。この際、受信強度VDET2及びVDET3の少なくとも一方を取得してRAM17に記憶し、MPU15でしきい値ΔVthを算出する際に、受信強度VDET1とともにRAM17から読み出して計算に用いても良い。このように、しきい値ΔVthは様々な手法を用いてMPU15により算出できる。上述した動作を駐車場内の各車室1に対して行い、予め駐車場内の全体の車両検知装置を初期化しておく。
また、初期化終了後における駐車場の利用中において、駐車車両20が無いことを検出した状態、あるいは駐車車両20が無いことが明らかな状態で、受信強度VDET1を取得し直し、予めRAM17に記憶した受信強度と比較し、所定値以上大きく変化した場合に、MPU15でしきい値ΔVthを再演算するようにしても良い。この再演算したしきい値ΔVthに基づきIDxの基準値「VDET1−ΔVth」を算出し、RAM17に記憶して基準値を変更する。このように、基準値「VDET1−ΔVth」を再設定することで、周辺環境の変化や経時変化に追従させることができ、より高精度な検出が可能となる。
図5は、図1に示した車両検知装置における駐車車両の有無の判定処理動作を示すフローチャートである。所定のIDを有する送信機3(ここではIDx)からの電波を、対応する受信機4で受信して受信強度VDETxを取得する(ステップS11)。続いて、取得した受信強度VDETxとRAM17に記憶されている基準値「VDET1−ΔVth」とをMPU15で比較し(ステップS12)、受信強度VDETxが基準値「VDET1−ΔVth」以下か否かを判定する(ステップS13)。受信強度VDETxが基準値「VDET1−ΔVth」以下であれば駐車車両20有りと判定し(ステップS14)、赤色灯19を点灯させる(ステップS15)。一方、受信強度VDETxが基準値「VDET1−ΔVth」より高いときには駐車車両20無しと判定し(ステップS16)、緑色灯18を点灯させる(ステップS17)。
上記のような構成によれば、車室1内に駐車した車両20が、電波の送信機3と受信機4間の通信経路30に介在されることにより生ずる電波の受信状態の変化に基づき、駐車車両20の有無を検知するので、非金属部品が増加しても車両20を安定して検知できる。また、送信機3と受信機4が1対1の関係であるので、各々に指向性の高いアンテナを用いることで検知精度を高めることができる。加えて、駐車車両20の有無を検知する際に、車両20が一時的に車室1に進入した場合には検知しないように基準値や受信強度の変化の継続時間を設定することにより、誤検知を低減して正確な判定が可能となる。
なお、送信部3から送信する電波は、連続的に発信しても良いが、一定の時間間隔で間欠的に送信するようにしても良い。そして、一定の時間間隔以外のタイミングで送信された電波は、故障、いたずら、あるいは不正行為であると判定する。更に、送信する電波の周波数、送信間隔及びIDコードの少なくともいずれか一つを所定時間毎、あるいは任意のタイミングで変更することにより、いたずらや不正行為をより効果的に抑制できる。
また、車輪止め2内に送信機3を設け、駐車場内の高い位置に受信機4を設置したが、車輪止め2内に受信機4を設け、駐車場内の高い位置に送信機3を設置しても同様に車両20を検知できる。送信機3を車室1内に設ける例を示したが、送信機3と受信機4は必ずしも車室1内に設ける必要もなく、車両20が送信機3と受信機4間の通信経路30に介在されることで、電波を遮断あるいは受信機4で受信している電波の電界強度が低下するのを検出できればいかなる配置でも構わない。
更に、送信機3と受信機4に電源線11から電源を供給するようにしたが、それぞれにバッテリ等の電源を内蔵しても良い。車輪止め2内に送信機3とバッテリを内蔵して一体化すれば、電源線11への配線工事が不要となり、車輪止め2をアンカーボルトなどで固定するだけで良いので、施工工事を容易化し、工期を短縮できる。受信機側にバッテリを内蔵して一体化しても同様であり、いずれか一方にバッテリを内蔵しても良い。
[第2の実施形態]
図6は、本発明の第2の実施形態に係る車両検知装置について説明するためのもので、駐車場システムの概略構成図である。電波の見通しなどの周囲の環境によって異なるが、本例では、一台の受信機で5台の送信機からの電波を受信して駐車車両を検出するようになっている。これら5台の送信機を一つのグループに設定しており、グループ毎に使用する周波数帯を分けることでグループ間の混信を抑制している。また、5台の送信機から時分割でIDコードを含む電波を送信することで、同一グループ内の送信機間での混信を抑制している。
すなわち、駐車場40における各車室1−1a〜1−5a,1−1b〜1−5b,1−1c〜1−5c,1−1d〜1−5d内の、例えば車輪止め2−1a〜2−5a,2−1b〜2−5b,2−1c〜2−5c,2−1d〜2−5d内にそれぞれ、各々の車室内に向かって電波(微弱電波)を発信する送信機3−1a〜3−5a,3−1b〜3−5b,3−1c〜3−5c,3−1d〜3−5dが設けられている。駐車場40内の比較的高い位置には、微弱電波を受信する受信機4A〜4Dが設置され、各々の駐車車両の判定結果を管理装置50に供給するようになっている。
受信機4Aは送信機3−1a〜3−5aのグループに対応し、これらの送信機からの電波を受信する。受信機4Bは送信機3−1b〜3−5bのグループに対応し、これらの送信機からの電波を受信する。受信機4Cは送信機3−1c〜3−5cのグループに対応し、これらの送信機からの電波を受信する。更に、受信機4Dは送信機3−1d〜3−5dのグループに対応し、これらの送信機からの電波を受信する。各々の送信機3−1a〜3−5a,3−1b〜3−5b,3−1c〜3−5c,3−1d〜3−5dは、対応する受信機4A〜4Dで、どの送信機から送信された電波であるかを識別可能にするために、異なるIDコードやパターンなどの識別情報を含む電波を時分割で送信するようになっている。ここで、受信機4A〜4Dの設置高さは、車高の高い車と低い車が並んだ場合でも検知できるように、十分に余裕を持った高さ(約3m)に設定されている。また、これらの受信機4A〜4Dには管理装置50から電源が供給され、送信機3−1a〜3−5a,3−1b〜3−5b,3−1c〜3−5c,3−1d〜3−5dにも管理装置50から電源が供給される。
上記のような構成において、送信機3−1a〜3−5a,3−1b〜3−5b,3−1c〜3−5c,3−1d〜3−5dから所定の時間間隔で送信された微弱電波を対応する受信機4A〜4Dで受信している場合は、駐車車両無しと判断する。車両20が車室1−1a〜1−5a,1−1b〜1−5b,1−1c〜1−5c,1−1d〜1−5d内に駐車していると電波を遮り、対応する受信機に電波が届かなくなるので駐車車両有りと判定する。この判定は、受信電波の電界強度でも判定し、所定値以下になったときに駐車車両有りと判断する。そして、各受信機4A〜4Dの駐車車両の判定結果を管理装置50に供給し、満空情報などの管理を行うようになっている。
このような構成によれば、車両20に非金属部品が多用されても駐車車両を安定して検知できる。しかも、各々の受信機4A〜4Dを複数の送信機3−1a〜3−5a,3−1b〜3−5b,3−1c〜3−5c,3−1d〜3−5dでそれぞれ共用するので、駐車場システムのコストダウンが図れる。
[第3の実施形態]
図7は、本発明の第3の実施形態に係る車両検知装置について説明するためのもので、駐車場システムの概略構成図である。本第3の実施形態は、第2の実施形態における送信機と受信機の位置を入れ替えたもので、一台の送信機に対して複数台の受信機を設けたシステムになっている。駐車場40における各車室1−1a〜1−5a,1−1b〜1−5b,1−1c〜1−5c,1−1d〜1−5d内の、例えば車輪止め2−1a〜2−5a,2−1b〜2−5b,2−1c〜2−5c,2−1d〜2−5d内にそれぞれ、電波(微弱電波)を受信する受信機4−1a〜4−5a,4−1b〜4−5b,4−1c〜4−5c,4−1d〜4−5dが設けられている。これらの受信機は、それぞれ異なるIDコードを有している。
また、駐車場40内の比較的高い位置には、微弱電波を送信する送信機3A〜3Dが設置され、電源線11から電源が供給されるようになっている。ここで、送信機3A〜3Dの設置高さは、車高の高い車と低い車が並んだ場合でも隣接する車室内の駐車車両により電波が遮られることがないように、十分に余裕を持った高さ(約3m)に設定されている。
電波の見通しなどの周囲の環境によって異なるが、本例では、一台の送信機の電波を5台程度の受信機で受信して駐車車両を検出するようになっている。ここでは5台の受信機を一つのグループに設定しており、グループ毎に使用する周波数帯を分けることでグループ間の混信を抑制している。また、4台の送信機から時分割でIDコードを含む電波を送信する。
上記のような構成において、送信機3A〜3Dから所定の時間間隔で送信された微弱電波を受信機4−1a〜4−5a,4−1b〜4−5b,4−1c〜4−5c,4−1d〜4−5dで受信している場合は、駐車車両無しと判断する。車両20が車室1−1a〜1−5a,1−1b〜1−5b,1−1c〜1−5c,1−1d〜1−5d内に駐車していると電波を遮り、対応する受信機に電波が届かなくなるので駐車車両有りと判定する。この判定は、受信電波の電界強度でも判定し、所定値以下になったときに駐車車両有りと判断する。そして、各受信機4−1a〜4−5a,4−1b〜4−5b,4−1c〜4−5c,4−1d〜4−5dの駐車車両の判定結果を管理装置50に供給し、満空情報の管理を行うようになっている。
このような構成によれば、車両20に非金属部品が多用されても駐車車両を安定して検知できる。しかも、送信機3A〜3Dを複数の受信機4−1a〜4−5a,4−1b〜4−5b,4−1c〜4−5c,4−1d〜4−5dでそれぞれ共用するので、第2の実施形態と同様に、駐車場システムのコストダウンが図れる。
なお、上記第2、第3の実施形態において、上述した第1の実施形態と同様な変形が可能なのは勿論である。
また、車両の検知に光を用いる場合と異なり、一台の送信機から発信した電波を複数台の受信機で受信することも容易にでき、地面に設置しても汚れなどで誤検知の問題が起こる可能性が低い。しかも、車輪止めなどに送信機とバッテリを内蔵して一体化すれば、施工は車輪止めをアンカーボルトで固定すれば良いので、工事が容易となる。
更に、上記第2、第3の実施形態では、受信機4A〜4D及び送信機3A〜3Dのアンテナが無指向性のものを例に取って説明したが、指向性の高いものを用いて受信あるいは送信方向を変更することで駐車車両のより正確な検知が可能となる。この場合には、送信機から時分割で送信される電波を受信しやすいように、アンテナの指向性の高い方向を移動させると良い。また、5台の送信機または受信機を一つのグループに設定する場合を例に取って説明したが、5台に限られるものではないことは言うまでもない。
以上、第1乃至第3の実施形態とその変形例を用いて本発明の説明を行ったが、本発明は上記第1乃至第3の実施形態とその変形例に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上記第1乃至第3の実施形態及びその変形例には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば第1乃至第3の実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
1…車室(駐車区画)、2,2−1a〜2−5a,2−1b〜2−5b,2−1c〜2−5c,2−1d〜2−5d…車輪止め、3,3A,3B,3C,3D,3−1a〜3−5a,3−1b〜3−5b,3−1c〜3−5c,3−1d〜3−5d…送信機、4,4A,4B,4C,4D,4−1a〜4−5a,4−1b〜4−5b,4−1c〜4−5c,4−1d〜4−5d…受信機、11…電源線、20…車両(駐車車両)、30…通信経路、40…駐車場、50…管理装置

Claims (5)

  1. 電波を用いて駐車場における駐車車両を検知する車両検知装置であって、
    車室内に車両が存在しない状態の受信強度、及び、車室内に車両が存在しない状態から車室内に車両が介在される状態となったことにより生ずる、車両のサイズや高さによる受信強度の変化を考慮にいれた受信強度の変化量に基づき車両の有無を判定する基準値、並びに、受信強度が前記基準値以下の状態を継続する継続時間を求め、
    車室内に駐車した車両が、電波の送信機と受信機間の通信経路に介在されることにより生ずる電波の受信強度と、前記基準値と、前記継続時間とに基づき駐車車両の有無を検知し、
    駐車車両が無いことを検出した状態、あるいは駐車車両が無いことが明らかな状態で前記電波を取得し直し、取得し直した電波の受信強度と予め記憶した受信強度と比較し、所定値以上大きく変化した場合に前記基準値を変更する、ことを特徴とする車両検知装置。
  2. 前記駐車車両の有無の検知は、電波の受信強度が前記基準値以下となり、前記受信強度の低下が所定時間継続したときに、駐車車両が有ると判断するものである、ことを特徴とする請求項1に記載の車両検知装置。
  3. 前記送信機は前記駐車場の車室毎に設けられ、各々が車室に対応する識別情報を送信し、前記受信機は複数の前記送信機で共用される、ことを特徴とする請求項1または2に記載の車両検知装置。
  4. 前記受信機は前記駐車場の車室毎に設けられ、前記送信機は複数の前記受信機で共用される、ことを特徴とする請求項1または2に記載の車両検知装置。
  5. 前記送信機から送信される電波の周波数、送信間隔及びIDコードの少なくともいずれか1つを任意のタイミングで変更する、ことを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項に記載の車両検知装置。
JP2014136322A 2014-07-01 2014-07-01 車両検知装置 Active JP6624773B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014136322A JP6624773B2 (ja) 2014-07-01 2014-07-01 車両検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014136322A JP6624773B2 (ja) 2014-07-01 2014-07-01 車両検知装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016014575A JP2016014575A (ja) 2016-01-28
JP6624773B2 true JP6624773B2 (ja) 2019-12-25

Family

ID=55230880

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014136322A Active JP6624773B2 (ja) 2014-07-01 2014-07-01 車両検知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6624773B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5908049B1 (ja) * 2014-10-30 2016-04-26 株式会社駐車場綜合研究所 駐車場車室管理システム、駐車場車室管理方法、プログラム
JP7047705B2 (ja) * 2018-10-29 2022-04-05 日本電信電話株式会社 無線通信の伝搬損失を利用した混雑度の推定方法、推定装置および推定プログラム

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5373159A (en) * 1976-12-10 1978-06-29 Nippon Signal Co Ltd:The Vehicle detecting method of parking meters and apparatus for the same
JPH05172950A (ja) * 1991-12-19 1993-07-13 Universal Syst Control Kk 車両検知センサ
JPH0962842A (ja) * 1995-08-21 1997-03-07 Fujitsu General Ltd 駐車場管理システム
JPH1039024A (ja) * 1996-07-26 1998-02-13 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 車両在否センサ装置
JPH11272998A (ja) * 1998-03-24 1999-10-08 Toyota Motor Corp 駐車車輌検知装置
JP3788069B2 (ja) * 1998-10-22 2006-06-21 株式会社日立製作所 移動体検知装置およびそれを用いた航空機位置検知装置
JP2001188990A (ja) * 1999-12-28 2001-07-10 Exnos Corp 車両センサ
JPWO2011010629A1 (ja) * 2009-07-21 2012-12-27 オプテックス株式会社 物体検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016014575A (ja) 2016-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2017132991A (ru) Система и способ для определения местоположения мобильного устройства относительно кабины транспортного средства
EP2418508B1 (en) Method and system for determining the occupation state of a parking space
US9643571B2 (en) Field measurement compensation
US9150195B2 (en) Position detection system and position determination method
US20190219678A1 (en) Received signal strength measuring apparatus, received signal strength measuring method, recording medium, and keyless entry system
US10054941B1 (en) Systems and methods for regulating the location of an unmanned aerial system (UAS)
US10549722B2 (en) Radar-based vehicle perimeter security and control
JP2016014259A (ja) 電子キー装置
US20080270024A1 (en) Method, device and vehicle utilizing the same
KR101911713B1 (ko) 전자파를 이용한 주차 차량 감지 장치 및 방법
JP6624773B2 (ja) 車両検知装置
US10578712B2 (en) Installation angle distinction apparatus and distinction method thereof
US9696155B2 (en) Method and system for automatically detecting and checking parking places of a parking arrangement
US10272876B2 (en) Method of operating an ad hoc network to protect a passenger-as-a-pedestrian and system to protect a passenger-as-a-pedestrian
CN107211253B (zh) 车辆用通信机
WO2017051653A1 (ja) 無線通信装置
CN109416882B (zh) 在侧面远离的泊车空位的确定
US9383396B2 (en) Controller and method for collision detection
JP2011220856A (ja) 車載レーダシステム
US20140015707A1 (en) Systems and methods for providing diversity-distance-measuring equipment
US10816342B2 (en) System for gathering and transmitting object distance data
US10050690B1 (en) Adaptive beam sweep in vehicle wireless connectivity system
DE102015209755A1 (de) ID-Geber gestützte Ermittlung von insbesondere Körperabmessungen für insbesondere eine Sitzeinstellung in einem Kraftfahrzeug
JP2015204588A (ja) 路側無線装置
JP2015070466A (ja) 地上装置、及び、これを用いた閉そく装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170619

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180511

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180522

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180614

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20181106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190116

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20190125

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20190301

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190930

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191126

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6624773

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150