JP6624378B2 - 試験管搬送装置における試験管分離分配装置 - Google Patents

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Description

本発明は、試験管を立てた状態で支持するラックを、搬送軌道に沿って搬送する試験管搬送装置における、ラックを他の搬送軌道に移動させる移載ディスク(方向転換用ディスク)を有する試験管の分離分配装置に関する。
特許文献1には、切欠きを有する円形のダイバータディスク(移載ディスク)を含む、物体を分離、分配する装置が開示されている。
この特許文献1に開示されたダイバータディスクは、円形外周部と、ダイバータディスクの外周部に形成された把持開口部とを備え、把持開口部が、接触領域に円形スライドリングを備える被搬送物体を保持し、且つ、方向転換させるように構成され、把持開口部は、複数の別個の接触点が把持開口部内に形成されるような非円形の形状とされている。
このダイバータディスクは、被搬送物体との接触面が少ないため、被搬送物体を確実に保持することができるという利点がある。
しかしながら、被搬送物体が、ほぼ鉛直に立てた試験管のように、重心が高い位置にある場合は、全体が傾きやすく、場合によっては、転倒して、落下してしまうおそれがあるという問題点がある。
特表2013−543829号公報
本発明は、試験管を立てた状態で搬送するラックを、方向転換位置で傾いたり、転倒したりしないようにした、試験管搬送装置における試験管の分離分配装置を提供することを課題とする。
即ち、以下の実施例により、上記課題を解決することができる。
(1)試験管を立てた状態で支持し、且つ、肩部がある円形台座を備えたラックを、搬送軌道の水平の搬送面に沿って、複数個連続的に搬送する試験管搬送装置における前記搬送面から、1つの前記ラックを、他の搬送軌道の搬送面上に移動させる移載ディスクを有する試験管分離分配装置であって、前記搬送面及び前記他の搬送軌道の搬送面の幅方向側端に、前記肩部に接触して、前記円形台座の横方向及び上方への変位を規制するガイドレールを設け、前記移載ディスクは、円形のディスク本体と、前記ディスク本体の外周に、前記ラックの円形台座の半分が入り込む大きさに形成された円弧状切欠きからなる把持開口部と、前記ディスク本体の上面に取付けられ、前記把持開口部の内周縁に沿って、これよりも内側に突出する押え爪部を備えたラック転倒防止板と、を有してなり、前記ラック転倒防止板は、前記把持開口部により拘束された前記ラックの円形台座における前記肩部の上方への変位を抑制するようにされたことを特徴とする試験管搬送装置における試験管分離分配装置。
(2)(1)において、前記ラック転倒防止板の前記押え爪部は3個設けられ、前記把持開口部の円弧の前記内周縁に沿って等間隔に間欠的に配置されことを特徴とする試験管搬送装置における試験管分離分配装置。
(3)(1)又は(2)において、前記円形台座は、前記肩部の上側に隣接する位置に円環状の溝を有し、前記溝の下側部分の外周部が前記肩部とされ、前記ラック転倒防止板の、前記内周縁から突出する前記押え爪部は、その先端が前記溝内に入り込むように構成されていることを特徴とする試験管搬送装置における試験管分離分配装置。
本発明においては、試験管を立てた状態で支持するラックを、移載ディスクの把持開口部に拘束する際に、ラックの円形台座における肩部を、ディスク本体側に設けたラック転倒防止板により抑えて、ラックの傾動、転倒を確実に防止することができるという効果を有する。
本発明の実施例に係る試験管分離分配装置を示す一部断面とした正面図 同実施例における移載ディスクを示す平面図 図2のIII−III線視図
以下、図面を参照して本発明の実施例について詳細に説明する。
図1〜図3に示されるように、本発明の実施例に係る試験管分離分配装置10は、試験管搬送装置1について設けられたものであり、試験管2を立てた状態で支持するラック3を、試験管搬送装置1における第1の搬送軌道4から第2の搬送軌道5へ移載するようにされている。
なお、第1の搬送軌道4と第2の搬送軌道5との間は、図2に示されるように、ガイド壁5Cを備えた移載用軌道5Dによりラック3の底面を支持するようにされている。
試験管分離分配装置10は、ベース12上に鉛直の回転軸14を設け、その上端で移載ディスク20を水平面内で回転するように支持するものである。回転軸14には、ベース12内のモータ(図示省略)により、回転力が与えられるようになっている。
移載ディスク20は、図2に示されるように、円形のディスク本体22と、ディスク本体22の外周に、ラック3の円形台座6の半分が入り込む大きさに形成された円弧状切欠きからなる把持開口部24と、ディスク本体22の上面に取付けられ、把持開口部24の内周縁24Aに沿って、これよりも内側に突出する押え爪部30A、30B、30Cを備えたラック転倒防止板30と、を有している。
ラック3は、円形台座6の上側に、試験管ホルダー部7が設けられ、円形台座6には、その厚さ方向中間部に円周方向の環状溝8が形成されている。環状溝8の下側の外周角部が肩部9とされていて、この肩部9にガイドレール4A又は5Aが接触することによって、円形台座6の横方向及び上方への変位が規制されるようになっている。
ラック転倒防止板30における3つの押え爪部30A、30B、30Cは、図2に示されるように、半円弧状の内周縁24Aに沿って、等間隔で配置され、押え爪部30A、30B、30Cの先端は、環状溝8内で、その底部8Aに接触しない範囲で、内周縁24Aから内側に突出して配置されている。
図3の符号32は、ラック転倒防止板30を、ディスク本体22の上面に締め付け固定するための取付けボルト、符号33は、回転軸14の頂部にディスク本体22を締め付け固定するための取付けボルトをそれぞれ示す。
この実施例においては、移載ディスク20における把持開口部24に拘束されたラック3が、例えば、図2の左側の二点鎖線の状態から右側の二点鎖線の状態に180°転換移動され、第1の搬送軌道4の搬送面4Bから第2の搬送軌道5の搬送面5Bに到るとき、常時ラック転倒防止板30の押え爪部30A、30B、30Cにより、搬送面4B、5B及び移載用軌道5Dの底面とラック転倒防止板30との間に拘束されているので、重心の高い試験管2を載置した状態でも、ラック3が転倒することが抑制される。
上記実施例において、押え爪部30A、30B、30Cは、3個であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば4個、あるいは2個としても良い。このように、複数の押え爪部によってラック転倒防止板30を構成すると、ラック3との接触面積が小さくなるので、抵抗が少なくラック3を搬送軌道から他の搬送軌道に移載することができる。
なお、上記実施例では、ラック3は環状溝8を備え、この環状溝8の下側の肩部9をラック転倒防止板30で抑えて転倒を抑制するようにされているが、肩部9は、必ずしも環状溝8の下部でなくても良い。即ち、環状溝が無い場合でも、肩部9は存在し得るので、この部分をラック転倒防止板30によって傾動を抑制すれば良い。
また、上記実施例では、試験管分離分配装置10は、第1の搬送軌道4から、これと平行な第2の搬送軌道5へラック3を180°方向を転換して移載するものであるが、本発明はこれに限定されるものでなく、転換が例えば90°、その他の角度、あるいは、同一の直線に沿った搬送軌道間で、単にラックを分離分配するものであっても良い。
試験管搬送装置において、試験管を立てた状態で保持するラックを、他の搬送軌道に移載する試験管分離分配装置として産業上の利用可能性がある。
1…試験管搬送装置
2…試験管
3…ラック
4…第1の搬送軌道
4A、5A…ガイドレール
4B、5B…搬送面
5…第2の搬送軌道
5C…ガイド壁
5D…移載用軌道
6…円形台座
7…試験管ホルダー部
8…環状溝
8A…底部
9…肩部
10…試験管分離分配装置
12…ベース
14…回転軸
20…移載ディスク
22…ディスク本体
24…把持開口部
24A…内周縁
30…ラック転倒防止板
30A、30B、30C…押え爪部
32、33…取付けボルト

Claims (3)

  1. 試験管を立てた状態で支持し、且つ、肩部がある円形台座を備えたラックを、搬送軌道の水平の搬送面に沿って、複数個連続的に搬送する試験管搬送装置における前記搬送面から、1つの前記ラックを、他の搬送軌道の搬送面上に移動させる移載ディスクを有する試験管分離分配装置であって、
    前記搬送面及び前記他の搬送軌道の搬送面の幅方向側端に、前記肩部に接触して、前記円形台座の横方向及び上方への変位を規制するガイドレールを設け、
    前記移載ディスクは、
    円形のディスク本体と、
    前記ディスク本体の外周に、前記ラックの円形台座の半分が入り込む大きさに形成された円弧状切欠きからなる把持開口部と、
    前記ディスク本体の上面に取付けられ、前記把持開口部の内周縁に沿って、これよりも内側に突出する押え爪部を備えたラック転倒防止板と、
    を有してなり、
    前記ラック転倒防止板は、前記把持開口部により拘束された前記ラックの円形台座における前記肩部の上方への変位を抑制するようにされたことを特徴とする試験管搬送装置における試験管分離分配装置。
  2. 請求項1において、
    前記ラック転倒防止板の前記押え爪部は3個設けられ、前記把持開口部の円弧の前記内周縁に沿って等間隔に間欠的に配置されことを特徴とする試験管搬送装置における試験管分離分配装置。
  3. 請求項1又は2において、
    前記円形台座は、前記肩部の上側に隣接する位置に円環状の溝を有し、前記溝の下側部分の外周部が前記肩部とされ、前記ラック転倒防止板の、前記内周縁から突出する前記押え爪部は、その先端が前記溝内に入り込むように構成されていることを特徴とする試験管搬送装置における試験管分離分配装置。
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