JP6623293B2 - 伝導性otaテスト冶具 - Google Patents

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Description

本開示は、基板集積アンテナアレイに関し、より詳細には、このようなアレイにおける個々のアンテナ素子の測定結果(measurement)の取得に関する。
ミリメートル周波数で動作する次世代(たとえば、第5世代(5G))セルラー通信ネットワークでは、特に基地局においてであるが、潜在的には無線デバイスにおいても、多数のアンテナを使用することになる。特定の無線ノード(たとえば、基地局または無線デバイス)により利用されるアンテナは、アンテナアレイとして実装される。このようなアンテナアレイにおけるアンテナ素子の数は、128個、さらにはそれ以上になるものと予想される。さらに、ミリメートル周波数において、アンテナアレイは、単一の基板(たとえば、単一のプリント配線板(PCB))上で無線周波数(RF)構成要素とともに集積される可能性が高い。本明細書では、アンテナアレイ、およびいくつかの実装形態ではRF構成要素が集積された基板は、基板集積アンテナアレイ(SIAA)と呼ばれる。
レガシーテスト実行のためのコネクタへのアクセスを伴わない集積アンテナシステムの場合に生じる1つの問題は、たとえば出力電力、エラーベクトル振幅(EVM)、および隣接チャネル漏洩電力比(ACLR)等のテスト要件が、従来のテスト方式、すなわち各送受信機チェーンへのコネクタまたはケーブルを利用する伝導性テストを使用して必ずしも実現可能でないということである。本明細書において、伝導性テスト方式は、コネクタベーステスト方式とも呼ばれる。1つの代替テスト方式は、無響テスト室を利用するテスト方式等の放射性テスト方式である。ただし、無響テスト室を用いるような放射性テストでは、各アンテナ素子を別個にテストする必要があるため、長いテスト時間を要する。加えて、放射性テスト方式では、損傷または劣化したアンテナ素子または送受信機チェーンを調べるのに、特定のアンテナ素子または送受信機チェーンを分離しない。
伝導性テスト方式は、送受信機チェーンを別々にテストするのに使用可能であるが、これらのテスト方式は各送受信機チェーンに対して別個の物理的コネクタを必要とする。ただし、伝導性テスト方式は、多数の送受信機チェーンおよび関連する物理的に小さなアンテナ素子を有するSIAAの場合には、各送受信機チェーンへの物理的コネクタを有するのが難しいため、より困難なものになる。さらに、伝導性テスト方式では通例、アンテナ素子を無線アナログ部品から切断する必要がある。このテストでは、個々の無線部品を観測可能であるが、それによって、不所望であり損失が多く複雑な回路がもたらされる。また、アンテナ素子が切断されるため、伝導性テスト方式は、テストの一部としてアンテナ素子を含まず、アンテナ素子のテストカバレッジを提供しない。
コネクタベースのテスト機構は、それが可能であっても、SIAA等のアンテナ集積無線に最適な解決策ではない場合がある。より高い周波数(ミリメートル波)では、コネクタベースのテスト機構の実装が困難となる。さらに、コネクタは、不要な損失をもたらし、この損失は、高い周波数において、より大きい影響を及ぼす。さらに、コネクタベースのテスト機構に利用されるコネクタは、アンテナ素子自体よりもサイズが大きくなることがあり、したがって、コネクタベースのテスト機構は、大きくて扱いにくい解決策であり得る。いくつかの実装形態(たとえば、ミリ波)においては、必要なコネクタタイプまたはサイズが存在しないことがあり、また製造が困難である可能性もある。
このため、たとえば設計および製造時にSIAAをテストするためのコネクタレスのテスト機構が求められている。しかしながら、上述の通り、従来の無線テスト機構は理想的とは言えず、それはたとえば、より長いテスト時間を要するからであり、そのことは、システム自体が各アンテナ素子のテストを繰り返すことが必要になるため、アンテナ素子の数が増加するにつれて特に問題となる。したがって、SIAA、特に、ミリメートル波周波数に用いられるような多数のアンテナ素子を有するアンテナアレイを備えたSIAAの個々のアンテナ素子および/または無線信号経路のテストを可能にするコネクタレスのテスト機構が求められている。
基板集積アンテナアレイ(SIAA)上に実装されたアンテナアレイの各アンテナ素子の個々の送信および/または受信測定の実行に関するシステムおよび方法が開示される。いくつかの実施形態において、SIAAは、基板と、基板の表面の1つまたは複数のアンテナ素子と、基板内でグランドに電気的に結合された第1の面および基板の表面の第2の面を有し、基板内で1つまたは複数のアンテナ素子の各アンテナ素子を別々に囲む導電性ビアフェンスとを備える。SIAAによれば、各テスト構造体の使用により、アンテナ素子ごとの測定を実行することができる。
いくつかの実施形態において、1つまたは複数のアンテナ素子は、複数のアンテナ素子を含む。いくつかの実施形態において、アンテナ素子は、基板の表面上の構造体である。他の実施形態において、アンテナ素子は、基板の表面上の金属グランドプレーンに形成されたスロットアンテナ素子である。
いくつかの実施形態において、導電性ビアフェンスは、基板内でグランドに結合された第1の端部および基板の表面の第2の端部をそれぞれ有する複数の導電性ビアを備える。複数の導電性ビアは、1つまたは複数のアンテナ素子の各アンテナ素子が複数の導電性ビアのそれぞれのサブセットによって別々に囲まれるように基板において位置決めされている。
いくつかの実施形態において、導電性ビアフェンスは、連続的な構造体である。
いくつかの実施形態において、基板は、機械的位置合わせ機構を備える。さらに、いくつかの実施形態において、機械的位置合わせ機構は、基板の外周の(around the periphery)基板の表面中の溝と、基板の外周の基板の表面上の隆起と、基板の表面上の複数のピンと、基板の表面にあいた複数の孔と、から成る群のうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実施形態において、基板は、プリント配線板(PCB)である。
いくつかの実施形態において、SIAAは、基板と反対側の1つまたは複数のアンテナ素子の表面上に誘電体をさらに備える。いくつかの実施形態において、誘電体の厚さは、λ/4未満であり、λは、SIAAにより送信または受信される搬送波周波数の波長である。
SIAAおよびテスト冶具アセンブリを備えるシステムの実施形態も開示される。いくつかの実施形態において、SIAAは、基板と、基板の表面の1つまたは複数のアンテナ素子と、を備える。テスト冶具アセンブリは、複数のアンテナ素子間に分離をもたらす1つまたは複数の材料で形成された1つまたは複数のキャビティを含む。1つまたは複数の材料としては、導電性材料、複数のアンテナ素子間に分離をもたらすのに十分な表皮深さ(すなわち、対流被膜の厚さ)を有する対流被覆非導電性材料、導電性を付与するためにドープされた1つまたは複数の非導電性材料等が挙げられる。テスト冶具アセンブリは、1つまたは複数のキャビティの各キャビティについて、1つまたは複数のキャビティが1つまたは複数のアンテナ素子を電気的に分離するように、キャビティの側壁が複数のアンテナ素子のそれぞれを囲むようにSIAAの基板の表面上に位置決めされている。
いくつかの実施形態において、1つまたは複数のアンテナ素子は、複数のアンテナ素子を含み、1つまたは複数のキャビティは、複数のキャビティを含む。いくつかの実施形態において、アンテナ素子は、基板の表面上の構造体である。他の実施形態において、アンテナ素子は、基板の表面上の金属グランドプレーンに形成されたスロットアンテナ素子である。
いくつかの実施形態において、SIAAは、基板内でグランドに電気的に結合された第1の面および基板の表面の第2の面を有する導電性ビアフェンスをさらに備える。導電性ビアフェンスは、基板内で1つまたは複数のアンテナ素子の各アンテナ素子を別々に囲む。テスト冶具アセンブリは、1つまたは複数のキャビティの各キャビティについて、ビアフェンスおよび1つまたは複数のキャビティが1つまたは複数のアンテナ素子を電気的に分離するように、複数のアンテナ素子のそれぞれを囲むビアフェンスのセクション(section)とキャビティの側壁が位置合わせされるとともに電気的に結合されるようにSIAAの基板の表面上に位置決めされている。
いくつかの実施形態において、キャビティの側壁は、1つまたは複数のアンテナ素子のそれぞれを囲む導電性ビアフェンスのセクションと物理的に接触している。
いくつかの実施形態において、導電性ビアフェンスは、基板内でグランドに結合された第1の端部および基板の表面の第2の端部をそれぞれが有する複数の導電性ビアを備える。複数の導電性ビアは、1つまたは複数のアンテナ素子の各アンテナ素子が複数の導電性ビアのそれぞれのサブセットによって別々に囲まれるように基板において位置決めされる。テスト冶具アセンブリは、1つまたは複数のキャビティの各キャビティについて、ビアフェンスおよび1つまたは複数のキャビティが1つまたは複数のアンテナ素子を電気的に分離するように、1つまたは複数のアンテナ素子のそれぞれを囲む複数の導電性ビアのサブセットとキャビティの側壁が位置合わせされるとともに電気的に結合されるようにSIAAの基板の表面上に位置決めされている。いくつかの実施形態において、キャビティの側壁は、1つまたは複数のアンテナ素子のそれぞれを囲む複数の導電性ビアフェンスのサブセットと物理的に接触している。
いくつかの実施形態において、SIAAは、基板と反対側の1つまたは複数のアンテナ素子の表面上に誘電体をさらに備える。いくつかの実施形態において、誘電体の厚さは、λ/4未満であり、λは、SIAAにより送信または受信される搬送波周波数の波長である。
いくつかの実施形態において、このシステムは、テスト冶具アセンブリの1つまたは複数のキャビティが1つまたは複数のアンテナ素子とそれぞれ位置合わせされるように、テスト冶具アセンブリをSIAAと位置合わせする機械的位置合わせ機構をさらに備える。いくつかの実施形態において、機械的位置合わせ機構は、SIAAおよびテスト冶具アセンブリの一方の外周の溝と、SIAAおよびテスト冶具アセンブリの他方の外周の隆起と、を含む。
いくつかの実施形態において、テスト冶具アセンブリは、1つまたは複数のキャビティそれぞれにおいて1つまたは複数のセンサをさらに備える。いくつかの実施形態において、このシステムは、1つまたは複数のアンテナ素子からの信号の送信時に、1つまたは複数のセンサにより出力された信号を処理して、1つまたは複数のアンテナ素子それぞれの1つまたは複数の測定を実行する制御装置をさらに備える。いくつかの実施形態において、1つまたは複数の測定は、振幅誤差、位相誤差、出力電力、エラーベクトル振幅、および隣接チャネル漏洩電力比のうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実施形態において、このシステムは、1つまたは複数のセンサにより1つまたは複数のキャビティに注入される信号を生成し、1つまたは複数のセンサからの信号の受信時に、1つまたは複数のアンテナ素子により出力された1つまたは複数の受信信号を処理して、1つまたは複数のアンテナ素子それぞれの1つまたは複数の受信測定を実行する制御装置をさらに備える。いくつかの実施形態において、1つまたは複数の受信測定は、雑音指数および受信感度から成る群のうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実施形態において、方法は、複数のアンテナ素子間に分離をもたらす1つまたは複数の材料で形成された1つまたは複数のキャビティを含むテスト冶具アセンブリを用いてSIAA上の1つまたは複数のアンテナ素子それぞれの1つまたは複数の測定を実行することを含む。1つまたは複数の材料としては、導電性材料、複数のアンテナ素子間に分離をもたらすのに十分な表皮深さ(すなわち、対流被膜の厚さ)を有する対流被覆非導電性材料、導電性を付与するためにドープされた1つまたは複数の非導電性材料等が挙げられる。テスト冶具アセンブリは、1つまたは複数のキャビティの各キャビティについて、1つまたは複数のキャビティが1つまたは複数のアンテナ素子を電気的に分離するように、キャビティの側壁が1つまたは複数のアンテナ素子のそれぞれを囲むようにSIAAの表面上に位置決めされている。この方法は、1つまたは複数の測定を利用することをさらに含む。
いくつかの実施形態において、1つまたは複数の測定を利用することは、1つまたは複数の測定を利用して1つまたは複数のアンテナ素子を較正することを含む。
いくつかの実施形態において、1つまたは複数の測定を利用することは、SIAAとともに、1つまたは複数の測定に関連する情報を別のエンティティに提供することを含み、この情報は、1つまたは複数の測定および、1つまたは複数の測定に由来する情報から成る群のうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実施形態において、方法は、SIAAおよびSIAA上の1つまたは複数のアンテナ素子それぞれの1つまたは複数の測定に関連する情報を取得することと、この情報を利用することと、を含む。
いくつかの実施形態において、SIAA上の1つまたは複数のアンテナ素子それぞれの1つまたは複数の測定は、複数のアンテナ素子間に分離をもたらす1つまたは複数の材料で形成された1つまたは複数のキャビティを含むテスト冶具アセンブリを用いて実行されたものである。1つまたは複数の材料としては、導電性材料、複数のアンテナ素子間に分離をもたらすのに十分な表皮深さ(すなわち、対流被膜の厚さ)を有する対流被覆非導電性材料、導電性を付与するためにドープされた1つまたは複数の非導電性材料等が挙げられる。1つまたは複数のアンテナ素子それぞれの1つまたは複数の測定が実行される一方、テスト冶具アセンブリは、1つまたは複数のキャビティの各キャビティについて、1つまたは複数のキャビティが1つまたは複数のアンテナ素子を電気的に分離するように、キャビティの側壁が1つまたは複数のアンテナ素子のそれぞれを囲むようにSIAAの表面上に位置決めされたものである。
いくつかの実施形態において、SIAAは、基板と、基板の表面の1つまたは複数のアンテナ素子と、基板内でグランドに電気的に結合された第1の面および基板の表面の第2の面を有する導電性ビアフェンスとを備える。導電性ビアフェンスは、基板内で1つまたは複数のアンテナ素子の各アンテナ素子を別々に囲む。
いくつかの実施形態において、基板は、機械的位置合わせ機構を備える。
いくつかの実施形態において、SIAAは、基板と反対側の1つまたは複数のアンテナ素子の表面上に誘電体をさらに備える。いくつかの実施形態において、誘電体の厚さは、λ/4未満であり、λは、SIAAにより送信または受信される搬送波周波数の波長である。
当業者であれば、添付の図面に関連して以下の実施形態の詳細な説明を読むことにより、本開示の範囲が理解されるとともに、その追加の態様が認識されよう。
本明細書に組み込まれるとともに本明細書の一部を形成する添付の図面は、本開示の複数の態様を示しており、以下の記述と併せて、本開示の原理を説明するのに役立つ。
本開示のいくつかの実施形態に係る、基板集積アンテナアレイ(SIAA)およびアンテナ素子ごとの測定結果を取得するテスト冶具アセンブリを具備するシステムを示した図である。 アンテナ素子上方のSIAA上に誘電体構造が含まれた図1のシステムの一変形例を示した図である。 本開示のいくつかの実施形態に係る、図1のSIAAの例示的な一実施形態の断面図である。 本開示のいくつかの実施形態に係る、図1のSIAAの例示的な一実施形態の上面図である。 本開示のいくつかの実施形態に係る、図1のSIAAの例示的な一実施形態の上面図である。 本開示のいくつかの実施形態に係る、図1のテスト冶具アセンブリの断面図である。 本開示のいくつかの実施形態に係る、図1のテスト冶具アセンブリの底面図である。 アンテナアレイがスロットアンテナアレイであるいくつかの他の実施形態に係る、SIAAを示した図である。 本開示のいくつかの実施形態に係る、図5のSIAAおよびアンテナ素子ごとの測定結果を取得するテスト冶具アセンブリを具備するシステムを示した図である。 本開示のいくつかの実施形態に係る、SIAAおよびテスト冶具アセンブリの使用に関するプロセスを示した図である。 本開示のいくつかの他の実施形態に係る、SIAAおよびテスト冶具アセンブリの使用に関するプロセスを示した図である。
以下に記載する実施形態は、当業者による実施形態の実践を可能にする情報を表すとともに、実施形態を実践する最良の形態を示している。添付の図面に照らして以下の説明を読むことにより、当業者であれば、本開示の概念が了解されるとともに、本明細書において特に言及していないこれらの概念の用途が認識されよう。これらの概念および用途は、本開示の範囲および添付の特許請求の範囲に含まれることが了解されるものとする。
基板集積アンテナアレイ(SIAA)システムの場合、現在のところ、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)適合性要件を満たすのに、全面放射パターンは求められない可能性がある。等価等方放射電力(EIRP)/実効等方感度(EIS)のテスト要件は、360°全面放射パターンではなく、さまざまなステアリング角における主ビーム上の1点を対象としている。これは、今日のアンテナテスト範囲が、最小限の要件を満たすためにSIAA基地局をテストする唯一の解決策ではないことを意味する。
SIAA上に実装されたアンテナアレイの各アンテナ素子の個々の送信および/または受信測定の実行に関するシステムおよび方法が開示される。本明細書において使用される場合、SIAAは、アンテナアレイの複数のアンテナ素子が実装された基板(たとえば、プリント配線板(PCB))である。いくつかの実施形態においては、無線周波数(RF)構成要素(たとえば、RF送信機および/またはRF受信機の構成要素)もSIAA上に実装されている。
この点に関して、図1は、本開示のいくつかの実施形態に係る、テスト冶具アセンブリ12の利用により、SIAA16の個々のアンテナ素子14の送信および/または受信測定を実行するシステム10を示している。図示のように、SIAA16は、基板18を具備する。基板18は、たとえばPCBであってもよいが、これに限定されない。他種の基板18が用いられてもよい。本実施形態において、アンテナ素子14は、SIAA16の表面上の構造体である。議論の簡素化および容易化のため、図示の例においては、3つのアンテナ素子14が存在しており、アンテナ素子14−1、14−2、および14−3と呼ばれる。ただし、SIAA16は、多くのアンテナ素子14(たとえば、128個以上)を具備していてもよいことに留意すべきである。アンテナ素子14は、たとえば導電性材料(たとえば、金属)等の任意適当な材料で形成されている。金属は一例であり、他の材料が用いられてもよい。たとえば、誘電体放射アンテナに適した材料が用いられるようになっていてもよい。図5および図6に関して論じるように、いくつかの他の実施形態においては、アンテナ素子14は各スロットアンテナ素子を構成するスロットである。
また、SIAA16は、導電性ビアフェンス20を具備する。導電性ビアフェンス20の第1の面は、基板18内でグランドに結合されている(たとえば、物理的にグランドに接続されている)。この特定の例において、導電性ビアフェンス20の第1の面は、基板18内で接地板22に結合されている。導電性ビアフェンス20の第2の面は、基板18の表面にある。いくつかの実施形態において、導電性ビアフェンス20の第2の面は、基板18の表面で露出しているか、または、基板18の表面上のコンタクトに電気的かつ物理的に接続されている。ただし、いくつかの実施形態において、導電性ビアフェンス20の第2の面は、基板18の表面で露出しておらず、基板18の表面に十分近く、テスト冶具アセンブリ12と併せて、アンテナ素子14の電気的分離を可能にする。
いくつかの実施形態において、導電性ビアフェンス20は、導電性材料(たとえば、金属)が充填された基板18中の多くのビアまたは孔で形成されている。いくつかの他の実施形態において、導電性ビアフェンス20は、連続的な構造体となるように導電性材料が充填された基板18の表面に形成されたトレンチで形成されている。さらに、いくつかの実施形態において、SIAA16は、導電性ビアフェンス20上方の基板18の表面上にコンタクトを具備することにより、後述の通り、導電性ビアフェンス20とテスト冶具アセンブリ12との間の電気的接触および本例においては物理的接触を可能にする。
導電性ビアフェンス20は、基板18内でアンテナ素子14それぞれを別々に囲む。言い換えると、導電性ビアフェンス20は、アンテナ素子14−1を囲む第1のセクション、アンテナ素子14−2を囲む第2のセクション、およびアンテナ素子14−3を囲む第3のセクションを具備する。以下に詳しく論じる通り、テスト冶具アセンブリ12と併せて、導電性ビアフェンス20は、アンテナ素子14に対する測定を個別に実行できるように個々のアンテナ素子14を電気的に分離する多キャビティ構造を形成する。
テスト冶具アセンブリ12は、冶具24または支持構造と、複数のアンテナ素子間に分離をもたらす冶具24内の1つまたは複数の材料28により形成されたいくつかのキャビティ26とを含む。1つまたは複数の材料28としては、導電性材料(たとえば、金属)、複数のアンテナ素子間に分離をもたらすのに十分な表皮深さ(すなわち、対流被膜の厚さ)を有する対流被覆非導電性材料、導電性を付与するためにドープされた1つまたは複数の非導電性材料、または低誘電率もしくは適当な表皮深さを有する類似材料が挙げられる。本例においては、3つのキャビティ26が存在しており、キャビティ26−1、26−2、および26−3と呼ばれる。
テスト冶具アセンブリ12は、キャビティ26−1、26−2、および26−3がアンテナ素子14−1、14−2、および14−3とそれぞれ位置合わせされるように、SIAA16上に位置決めされている。より具体的に、テスト冶具アセンブリ12は、各アンテナ素子14−1、14−2、および14−3を囲む導電性ビアフェンス20のセクションとキャビティ26−1、26−2、および26−3の側壁30が位置合わせされるとともに電気的に結合されるように、SIAA16上に位置決めされている。上で論じた通り、導電性ビアフェンス20の一面(たとえば、図示の例における上面)は、SIAA16の基板18の表面にあるため、導電性ビアフェンス20とキャビティ26の側壁30との間の電気的接触および本例においては物理的接触が可能となる。キャビティ26は、導電性ビアフェンス20に対して、導電性ビアフェンス20とともにアンテナ素子14を電気的に分離し得る適当な形状を有する。具体的には、キャビティ26−1およびアンテナ素子14−1を囲む導電性ビアフェンス20のセクションがアンテナ素子14−1を電気的に分離する。同様に、キャビティ26−2および26−3は、アンテナ素子14−2および14−3を囲む導電性ビアフェンス20の各セクションと併せて、アンテナ素子14−2および14−3をそれぞれ電気的に分離する。
また、テスト冶具アセンブリ12は、キャビティ26内に位置決めされたセンサ32を具備する。センサ32は、キャビティ26内にあることから、アンテナ素子14と同様に、互いに電気的に分離さるため、アンテナ素子14ごとまたは送信もしくは受信チェーンごとの測定が可能となる。いくつかの実施形態において、センサ32は、各アンテナ素子14から送信された信号を検出する。したがって、センサ32−1がアンテナ素子14−1から送信された信号を検出し、センサ32−2がアンテナ素子14−2から送信された信号を検出し、センサ32−3がアンテナ素子14−3から送信された信号を検出する。センサ32により検出された信号は、制御装置34に出力される。とりわけ、これらの信号は、制御装置34による処理に先立って、センサまたはセンサ32と制御装置34との間に接続された回路により前処理(たとえば、ダウンコンバートおよびアナログ−デジタル(A/D)変換)されてもよい。制御装置34は、信号を処理して、アンテナ素子14それぞれの1つまたは複数の測定を個別に実行する。測定には、たとえば振幅誤差、位相誤差、出力電力、エラーベクトル振幅(EVM)、および隣接チャネル漏洩電力比(ACLR)のうちの1つまたは複数を含んでいてもよい。ただし、これらの測定は、一例に過ぎない。付加的または代替的な測定が実行されてもよい。
上記の追加または代替として、いくつかの実施形態においては、受信測定(たとえば、雑音指数測定)が実行される。たとえば、いくつかの実施形態において、センサ32は、たとえば制御装置34により生成された信号を送信または注入する。注入された信号は、各アンテナ素子14によって受信され、SIAA16内部またはSIAA外部に含まれる各受信チェーンによって処理される。処理された信号は、制御装置34に提供され、アンテナ素子14それぞれの1つまたは複数の受信測定を個別に実行するように処理される。別の例として、アンテナ素子14により出力された信号は、たとえばアンテナ素子14においてセンサ32による信号の注入がない場合に測定を実行するように処理されるようになっていてもよい。
制御装置34は、ハードウェアまたはハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせとして実装されていてもよい。たとえば、制御装置34は、1つもしくは複数のプロセッサ(たとえば、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、中央演算処理装置(CPU)および/または類似のもの)ならびにプロセッサにより実行された場合に制御装置34を本明細書に記載の通り動作させるソフトウェア命令を格納したメモリとして実装されていてもよい。
また、テスト冶具アセンブリ12およびSIAA16は、キャビティ26の側壁30と導電性ビアフェンス20とを適正かつ正確に位置合わせする機械的位置合わせ機構を具備する。本例において、機械的機構には、SIAA16の外周の基板18の表面中の溝36およびテスト冶具アセンブリ12の外周の各隆起38を含む。ただし、他の機械的位置合わせ機構(たとえば、ピンおよび孔)が用いられてもよい。
図2は、本開示のいくつかの実施形態に係る、誘電体40または誘電体構造がSIAA16の表面上に含まれ、アンテナ素子14上方に延びたシステム10の一変形例を示している。いくつかの実施形態において、誘電体40は、取り外し不可能または取り外し可能な誘電体レドームである。誘電体40は、取り外し不可能な場合、いくつかの実施形態において、ビアフェンス20を覆っていてもよく、その場合は、ビアフェス20上方のエリアにドープされ、エリアにおいて導電性となっていてもよい。誘電体40は、誘電材料の1つまたは複数の層を含む。誘電体40は、SIAA16、特に、アンテナ素子14を保護する。通常、誘電体40の厚さは、比較的大きくなる。誘電体がこのように厚いと、テスト冶具アセンブリ12は、本明細書に記載の通り機能しなくなる。このため、本実施形態において、誘電体40は、十分に薄く、および/または、所望の動作周波数においてキャビティ26の側壁30と導電性ビアフェンス20とを十分良好に容量結合し得るようにドープされている。言い換えると、誘電体40は、十分に薄く、および/または、少なくともキャビティ26の側壁30が導電性ビアフェンス20と位置合わせされた場所で、導電性となるようにドープされている。いくつかの実施形態において、誘電体40の厚さは、λ/4未満であり、λは、SIAA16により送信または受信される搬送波周波数の波長である。いくつかの代替の実施形態において、誘電体40は、テスト冶具アセンブリ12をSIAA16の表面に取り付けてアンテナ素子14をテストする前に取り外せるように、取り外し可能である。テストが完了したら、テスト冶具アセンブリ12をSIAA16から取り外すことができ、誘電体40をSIAA16上に戻して、たとえば通常の動作を行える。あるいは、誘電体40は、取り外し可能であっても不可能であってもよく、テスト冶具アセンブリ12を用いたテストが完了するまで、SIAA16上に組み付けられない。
図3A、図3B、および図3Cはそれぞれ、本開示のいくつかの例示的な実施形態に係る、図1のSIAA16の断面図および上面図である。この議論は、誘電体40の図示を除いて、図2の実施形態にも等しく適用可能である。図3Aに示すとともに上述した通り、SIAA16は、基板18と、基板18の表面上のアンテナ素子14と、導電性ビアフェンス20とを具備する。本例において、SIAA16は、基板18内において、導電性ビアフェンス20が結合された接地板22をさらに具備する。加えて、本例において、SIAA16は、テスト冶具アセンブリ12(図示せず)のキャビティ26の側壁30を導電性ビアフェンス20と適正に位置合わせする機械的位置合わせ機構をもたらす溝36を具備する。
図3Bに示すように、本例において、導電性ビアフェンス20は、基板18の表面から接地板22まで延びたいくつかのビア42で形成されている。言い換えると、ビア42それぞれの一端が基板18の表面で好ましくは露出し、ビア42それぞれの他端が(電気的および潜在的には物理的に)接地板22に結合されているのが好ましい。各ビア42は、たとえば本例においては金属等の導電性材料である適当な材料が充填された基板18中の孔である。本例において、ビア42は正方形状の断面を有するおよび/または類似のもの、たとえば正方形、長方形、円形等、任意所望の形状の断面を有していてもよいことに留意されたい。さらに、ビア42のサイズ、ビア42の数、およびビア42の間隔は、特定の実装態様に応じて変動してもよい。またさらに、図示はしていないが、ビア42上方の基板18の表面には、コンタクトパッドが設けられ、テスト冶具アセンブリ12のキャビティ26の側壁30と導電性ビアフェンス20との間の電気的および物理的接触を実現または改善していてもよい。図3Bで分かるように、導電性ビアフェンス20の第1のセクションがアンテナ素子14−1を囲み、第2のセクションがアンテナ素子14−2を囲み、第3のセクションがアンテナ素子14−3を囲む。
図3Bに示す導電性ビアフェンス20の例は、ほんの一例に過ぎないことに留意すべきである。別の例として、導電性ビアフェンス20は、基板18の表面中のトレンチにより形成されていてもよく、トレンチには、図3Cに示すように、たとえば導電性材料(金属)等の適当な材料が充填されている。また、図3Bに示すアンテナ素子14の形状は、ほんの一例に過ぎないことに留意すべきである。アンテナ素子14の形状は、特定の実装態様に応じて変動してもよい。
また、図3Bおよび図3Cに分かるように、この例において、溝36は、基板18の外周に延びている。この場合も、溝36は、機械的位置合わせ機構のほんの一例に過ぎない。本開示を読んで当業者が理解するように、他の機械的位置合わせ機構が用いられてもよい。
図4Aおよび図4Bはそれぞれ、本開示のいくつかの実施形態に係る、図1のテスト冶具アセンブリ12の断面図および底面図である。図4Aに示すとともに上述した通り、テスト冶具アセンブリ12は、冶具24と、キャビティ26を形成する冶具24内の1つまたは複数の材料28とを含む。加えて、テスト冶具アセンブリ12は、各キャビティ26にセンサ32を具備する。また、本例において、テスト冶具アセンブリ12は、SIAA16の表面中の溝36とともに動作して、キャビティ26の側壁30と導電性ビアフェンス20との間の適正な機械的位置合わせをもたらす隆起38を具備する。
図4Bに示すように、本例においては、キャビティ26の形成に材料28が利用される。特に、キャビティ26−1は、材料28で形成された側壁30−1、30−2、30−3、および30−4のほか、上面44−1を有する。本例において、センサ32−1は、キャビティ26−1の上面44−1上またはその近傍に位置決めされている。キャビティ26−2は、材料28で形成された側壁30−3、30−5、30−6、および30−7のほか、上面44−2を有する。本例においては、キャビティ26−1および26−2が共通の側壁30−3を共有していることに留意されたい。本例において、センサ32−2は、キャビティ26−2の上面44−2上またはその近傍に位置決めされている。キャビティ26−3は、材料28で形成された側壁30−6、30−8、30−9、および30−10のほか、上面44−3を有する。本例においては、キャビティ26−2および26−3が共通の側壁30−6を共有していることに留意されたい。本例において、センサ32−3は、キャビティ26−3の上面44−3上またはその近傍に位置決めされている。
本明細書に開示の概念は、ミリメートル波用途の設計により適するが、ミリメートル波に依存した周波数ではない。アンテナボード上のアンテナ素子14またはサブアレイ間の導電性ビアフェンス20または壁を含むもの等、テスト冶具アセンブリ12を接続可能な任意の設計において、本明細書に開示の概念を使用可能である。
各キャビティ26の結合伝達関数は、導出可能であるとともに特性化可能であるため、各測定から除去することができることに留意されたい。さらに、各センサ32は、伝導性信号の分離測定をもたらす。これにより、各アンテナ素子14の能動駆動回路の分離送信性能測定(たとえば、線形性等)、雑音指数の分離受信性能測定、およびすべてのアンテナ素子14の同時測定を可能にすることにより時間コストの節約が可能となる。またさらに、テスト冶具アセンブリ12によれば、コネクタなしでの測定が可能となり、コストおよび複雑性が抑えられる。さらに、導電性ビアフェンス20および任意選択として機械的位置合わせ機構を追加しさえすればよいため、SIAA16を製造する追加コストが最小限となる。
上記例示的な実施形態において、アンテナ素子14は、基板18の表面上に形成されたアンテナ素子14として示している。ただし、いくつかの別の実施形態において、アンテナ素子14は、スロットアンテナを形成するスロットである。この点において、図5は、アンテナ素子14が基板18の表面上のグランドプレーン46に形成されたスロットであって、アンテナアレイがスロットアンテナアレイであるSIAA16の一例を示している。図5の例においては、長方形状を有するものとしてスロットを示しているが、スロットの形状は、特定の実装形態に応じて変動する(すなわち、スロットは、任意の形状を有し得る)ことに留意されたい。グランドプレーン46は、少なくともいくつかの実施形態において、基板18内でグランド接続された金属層である。スロットは、スロットアンテナ素子14と呼ばれる。当業者には理解されるであろうように、スロットアンテナ素子14の駆動もしくは励起ならびに/またはスロットアンテナ素子14からの信号の受信のため、基板18内のマイクロストリップまたは類似の構造が動作する。図5には示していないが、SIAA16は、上述の通りテスト冶具アセンブリ12をSIAA16と位置合わせする機械的位置合わせ機構も具備する。また、本実施形態において、導電性ビアフェンス20は、任意選択であるため、図示していない。ただし、いくつかの実施形態において、スロットアンテナアレイを用いるSIAA16は、上述の通り、導電性ビアフェンス20も具備する。
図6は、本開示のいくつかの実施形態に係る、図5のSIAA16およびテスト冶具アセンブリ12の断面図である。本例において、SIAA16は、導電性ビアフェンス20を具備しており、上述の通り、キャビティ26の側壁30が導電性ビアフェンス20と位置合わせされている。本実施形態においても、導電性ビアフェンス20は任意選択であることに留意されたい。より具体的には、グランドプレーン46が接地済みであるため、側壁30がグランドプレーン46に接触すると、テスト冶具24が接地される。このため、いくつかの実施形態においては、テスト冶具24の側壁30が接地済みであることから、SIAA16はビアフェンス20を具備しない。
上で論じた通り、テスト冶具アセンブリ12は、SIAA16の導電性ビアフェンス20と併せて、アンテナ素子ごとの測定を可能にする。これらアンテナ素子ごとの測定を把握することで、多くの補正ステップのうちの1つを行うことができる。たとえば、製造時、アンテナ素子ごとの測定により、SIAA16および費やされる時間を犠牲にして、アンテナ素子14のいずれかまたは各送信もしくは受信チェーンのいずれかが一部の所定要件を満たさないことが示された場合は、SIAA16が拒絶されてもよい。ただし、別の例として、テスト冶具アセンブリ12を用いて得られたアンテナ素子ごとの測定結果によりもたらされる知識により、SIAA16には、SIAA16の展開時に使用すべきでないアンテナ素子14および関連回路を示す情報を標準装備することも可能である。これが妥当となり得るのは、多数のアンテナ素子14を有するアンテナシステムにおいて、アンテナアレイの全体性能に対する各アンテナ素子の寄与が小さくなるためである。補正動作の他の例として、相対利得または位相誤差のマップを含むことも可能である。この誤差情報は、システムによる使用により、SIAA16の製造品質を補償することができる。
この点において、図7および図8は、本開示のいくつかの実施形態に係る、テスト冶具アセンブリ12を用いて取得された測定結果を利用するプロセスを示したフローチャートである。図7のプロセスにおいては、テスト冶具アセンブリ12を用いて、測定を実行する(ステップ100)。測定は、たとえば各アンテナ素子14の振幅および/または位相誤差測定等、アンテナ素子ごとの測定である。ただし、任意所望の種類のアンテナ素子ごとの測定が実行されてもよい。たとえば、送信シナリオの場合は、アンテナ素子14を介して信号が送信される。送信時は、アンテナ素子14により出力された各信号をセンサ32が検知して、たとえば制御装置34に各信号を提供する。そして、制御装置34は、検知された信号を処理して、所望の測定結果を提供する。たとえば、アンテナ素子14を駆動する送信チェーンに入力された各信号に対して(たとえば、ベースバンドで)検知信号を比較することにより、振幅および/または位相誤差測定結果が取得されてもよい。別の例として、受信シナリオの場合、制御装置34は、テスト信号を生成し、センサ32を通じてキャビティ26に注入するとともに、各アンテナ素子14の受信チェーンの結果としての出力信号を取得してもよい。この結果としての出力信号に基づいて、制御装置34は、たとえば出力信号に基づく雑音指数測定結果および/または受信感度を演算するようにしてもよい。上の例は、何ら限定的なものではないことに留意されたい。本開示を読んで当業者が理解するように、他種の測定結果が同様に取得されてもよい。
その後、測定結果を利用する(ステップ102)。たとえば、制御装置(たとえば、制御装置34)は、ステップ100における測定を実行してもよく、またはステップ100において測定を実行した測定システムからの測定結果を取得してもよい。そして、制御装置は、測定結果を利用して、たとえば無線または送受信機チェーンの能動構成要素の較正により、たとえばSIAA16に実装されたアンテナアレイを補償するようにしてもよい。たとえば、制御装置は、各測定結果を用いて、各アンテナ素子14または各送信もしくは受信チェーンの振幅および/または位相誤差を較正するようにしてもよい。別の例としては、測定結果または測定結果に由来する情報を別のエンティティ(たとえば、システムでSIAA16を利用することになる顧客)に提供することによって、測定結果が利用されるようになっていてもよい。この情報は、たとえば、どのアンテナ素子14、またはどの送信もしくは受信チェーンが何らかの所定の性能要件を満たさないかを示す測定結果または情報を含む。この情報は、たとえば製造業者によって、たとえばSIAA16の顧客または購入者に提供されてもよい。
図8は、本開示のいくつかの実施形態に係る、SIAA16のアンテナ素子14に対して実行された測定に関連する情報を取得して使用するプロセスを示したフローチャートである。このプロセスは、たとえば顧客および/または製造業者からSIAA16を購入あるいは取得する顧客により実装されたシステムによって実行されてもよい。図示のように、SIAA16およびアンテナ素子14に対して実行された測定に関連する情報を取得する(ステップ200)。測定は、たとえば上述の通りテスト冶具アセンブリ12を用いて実行されたアンテナ素子ごとの測定である。この情報は、上述の通り、測定結果、または測定結果に由来する情報であってもよい。その後、情報を利用する(ステップ202)。たとえば、この情報は、SIAA16が組み込まれたシステムの制御装置により利用され、たとえば所定の性能要件を満たさない任意のアンテナ素子14の使用を回避すること、および/または、情報が示すようなSIAA16の理想的ではない特性を軽減する補償または較正プロセスを実行することが可能である。たとえば、この情報は、各アンテナ素子14の振幅および/または位相誤差を示していてもよく、システムは、アンテナ素子14のうちの少なくとも一部の振幅および/または位相誤差を補償するように動作可能である。
本開示の全体にわたって、以下の略語を使用している。
3GPP 第3世代パートナーシッププロジェクト
5G 第5世代
SIAA 基板集積アンテナアレイ
ACLR 隣接チャネル漏洩電力比
A/D アナログ−デジタル
ASIC 特定用途向け集積回路
CPU 中央演算処理装置
dB デシベル
DSP デジタル信号プロセッサ
EIRP 等価等方放射電力
EIS 実効等方感度
EVM エラーベクトル振幅
FPGA フィールドプログラマブルゲートアレイ
GHz ギガヘルツ
PCB プリント配線板
RF 無線周波数
当業者であれば、本開示の実施形態の改良および修正が認識されよう。このような改良および修正はすべて、本明細書に開示の概念の範囲内にあるものと考えられる。

Claims (33)

  1. 基板集積アンテナアレイ(SIAA)(16)であって、
    基板(18)と、
    前記基板(18)の表面の1つまたは複数のアンテナ素子(14)と、
    前記基板(18)内でグランドに電気的に結合された第1の面および前記基板(18)の前記表面の第2の面を有する導電性ビアフェンス(20)であって、前記基板(18)内で前記1つまたは複数のアンテナ素子(14)の各アンテナ素子(14)を別々に囲む、導電性ビアフェンス(20)と、
    テスト冶具アセンブリ(12)の1つまたは複数のキャビティ(26)が前記1つまたは複数のアンテナ素子(14)とそれぞれ位置合わせされるように、前記テスト冶具アセンブリ(12)を前記SIAA(16)と位置合わせする機械的位置合わせ機構と、
    を備える、SIAA(16)。
  2. 前記1つまたは複数のアンテナ素子(14)が、前記基板(18)の前記表面上のアンテナ素子(14)である、請求項に記載のSIAA(16)。
  3. 前記1つまたは複数のアンテナ素子(14)が、前記基板(18)の前記表面上のグランドプレーン(46)に形成されたスロットアンテナ素子(14)である、請求項に記載のSIAA(16)。
  4. 前記導電性ビアフェンス(20)が複数の導電性ビア(42)を備え、前記複数の導電性ビア(42)のそれぞれが、前記基板(18)内でグランドに結合された第1の端部および前記基板(18)の前記表面の第2の端部を有し、前記複数の導電性ビア(42)が、前記1つまたは複数のアンテナ素子(14)の各アンテナ素子(14)が前記複数の導電性ビア(42)のそれぞれのサブセットによって別々に囲まれるように前記基板(18)において位置決めされる、請求項1からのいずれか一項に記載のSIAA(16)。
  5. 前記導電性ビアフェンス(20)が、連続的な構造体である、請求項1からのいずれか一項に記載のSIAA(16)。
  6. 前記機械的位置合わせ機構が、
    前記基板(18)の外周の前記基板(18)の前記表面中の溝(36)と、
    前記基板(18)の外周の前記基板(18)の前記表面上の隆起(38)と、
    前記基板(18)の前記表面上の複数のピンと、
    前記基板(18)の前記表面にあいた複数の孔と、
    から成る群のうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載のSIAA(16)。
  7. 前記基板(18)が、プリント配線板である、請求項1からのいずれか一項に記載のSIAA(16)。
  8. 前記基板(18)と反対側の前記1つまたは複数のアンテナ素子(14)の表面上に誘電体(40)をさらに備える、請求項1からのいずれか一項に記載のSIAA(16)。
  9. 前記誘電体(40)の厚さが、λ/4未満であり、ここで、λは、前記SIAA(16)により送信または受信される搬送波周波数の波長である、請求項に記載のSIAA(16)。
  10. 基板(18)と、
    前記基板(18)の表面の1つまたは複数のアンテナ素子(14)と、
    を備える、基板集積アンテナアレイ(SIAA)(16)と、
    電気的分離をもたらす1つまたは複数の材料(40)で形成された1つまたは複数のキャビティ(26)を含むテスト冶具アセンブリ(12)であって、前記1つまたは複数のキャビティ(26)の各キャビティ(26)について、前記1つまたは複数のキャビティ(26)が前記1つまたは複数のアンテナ素子(14)を電気的に分離するように、前記キャビティ(26)の側壁(30)が前記1つまたは複数のアンテナ素子(14)のそれぞれを囲むように前記SIAA(16)の前記基板(18)の前記表面上に位置決めされた、テスト冶具アセンブリ(12)と、
    を備える、システム(10)。
  11. 前記1つまたは複数のアンテナ素子(14)が、前記基板(18)の前記表面上のアンテナ素子(14)である、請求項10に記載のシステム(10)。
  12. 前記1つまたは複数のアンテナ素子(14)が、前記基板(18)の前記表面上のグランドプレーン(46)に形成されたスロットアンテナ素子(14)である、請求項10に記載のシステム(10)。
  13. 前記SIAA(16)が、前記基板(18)内でグランドに電気的に結合された第1の面および前記基板(18)の前記表面の第2の面を有する導電性ビアフェンス(20)であって、前記基板(18)内で前記1つまたは複数のアンテナ素子(14)の各アンテナ素子(14)を別々に囲む、導電性ビアフェンス(20)をさらに備え、
    前記テスト冶具アセンブリ(12)が、前記1つまたは複数のキャビティ(26)の各キャビティ(26)について、前記導電性ビアフェンス(20)および前記1つまたは複数のキャビティ(26)が前記1つまたは複数のアンテナ素子(14)を電気的に分離するように、前記複数のアンテナ素子(14)のそれぞれを囲む前記導電性ビアフェンス(20)のセクションと前記キャビティ(26)の前記側壁(30)が位置合わせされるとともに電気的に結合されるように前記SIAA(16)の前記基板(18)の前記表面上に位置決めされた、請求項10に記載のシステム(10)。
  14. 前記キャビティ(26)の前記側壁(30)が、前記1つまたは複数のアンテナ素子(14)のそれぞれを囲む前記導電性ビアフェンス(20)の前記セクションと物理的に接触した、請求項10から13のいずれか一項に記載のシステム(10)。
  15. 前記導電性ビアフェンス(20)が複数の導電性ビア(42)を備え、前記複数の導電性ビア(42)のそれぞれが、前記基板(18)内でグランドに結合された第1の端部および前記基板(18)の前記表面の第2の端部を有し、前記複数の導電性ビア(42)が、前記1つまたは複数のアンテナ素子(14)の各アンテナ素子(14)が前記複数の導電性ビア(42)のそれぞれのサブセットによって別々に囲まれるように前記基板(18)において位置決めされ、
    前記テスト冶具アセンブリ(12)が、前記1つまたは複数のキャビティ(26)の各キャビティ(26)について、前記導電性ビアフェンス(20)および前記1つまたは複数のキャビティ(26)が前記1つまたは複数のアンテナ素子(14)を電気的に分離するように、前記1つまたは複数のアンテナ素子(14)のそれぞれを囲む前記複数の導電性ビア(42)の前記サブセットと前記キャビティ(26)の前記側壁(30)が位置合わせされるとともに電気的に結合されるように前記SIAA(16)の前記基板(18)の前記表面上に位置決めされた、請求項13に記載のシステム(10)。
  16. 前記キャビティ(26)の前記側壁(30)が、前記1つまたは複数のアンテナ素子(14)のそれぞれを囲む前記複数の導電性ビア(42)の前記サブセットと物理的に接触している、請求項15に記載のシステム(10)。
  17. 前記SIAA(16)が、前記基板(18)と反対側の前記1つまたは複数のアンテナ素子(14)の表面上に誘電体(40)をさらに備える、請求項10から16のいずれか一項に記載のシステム(10)。
  18. 前記誘電体(40)の厚さが、λ/4未満であり、ここで、λは、前記SIAA(16)により送信または受信される搬送波周波数の波長である、請求項17に記載のシステム(10)。
  19. 前記テスト冶具アセンブリ(12)の前記1つまたは複数のキャビティ(26)が前記1つまたは複数のアンテナ素子(14)とそれぞれ位置合わせされるように、前記テスト冶具アセンブリ(12)を前記SIAA(16)と位置合わせする機械的位置合わせ機構をさらに備える、請求項10から18のいずれか一項に記載のシステム(10)。
  20. 前記機械的位置合わせ機構が、
    前記SIAA(16)および前記テスト冶具アセンブリ(12)の一方の外周の溝(36)と、
    前記SIAA(16)および前記テスト冶具アセンブリ(12)の他方の外周の隆起(38)と、
    を含む、請求項19に記載のシステム(10)。
  21. 前記テスト冶具アセンブリ(12)が、前記1つまたは複数のキャビティ(26)それぞれにおいて1つまたは複数のセンサ(32)をさらに備える、請求項10から20のいずれか一項に記載のシステム(10)。
  22. 前記1つまたは複数のアンテナ素子(14)からの信号の送信時に、前記1つまたは複数のセンサ(32)により出力された信号を処理して、前記1つまたは複数のアンテナ素子(14)の各々について1つまたは複数の測定を実行する制御装置(34)をさらに備える、請求項21に記載のシステム(10)。
  23. 前記1つまたは複数の測定が、振幅誤差、位相誤差、出力電力、エラーベクトル振幅、および隣接チャネル漏洩電力比から成る群のうちの少なくとも1つを含む、請求項22に記載のシステム(10)。
  24. 前記1つまたは複数のセンサ(32)により前記1つまたは複数のキャビティ(26)に注入される信号を生成し、前記1つまたは複数のアンテナ素子(14)または1つまたは複数の各受信チェーンにより出力された、1つまたは複数の結果の信号を処理して、前記1つまたは複数のアンテナ素子(14)の各々について1つまたは複数の受信測定を実行する制御装置(34)をさらに備える、請求項21に記載のシステム(10)。
  25. 前記1つまたは複数の受信測定が、雑音指数および受信感度から成る群のうちの少なくとも1つを含む、請求項24に記載のシステム(10)。
  26. 分離をもたらす1つまたは複数の材料で形成された1つまたは複数のキャビティ(26)を含むテスト冶具アセンブリ(12)を用いて基板集積アンテナアレイ(SIAA)(16)上の1つまたは複数のアンテナ素子(14)の各々について1つまたは複数の測定を実行すること(100)であって、前記テスト冶具アセンブリ(12)が、前記1つまたは複数のキャビティ(26)の各キャビティ(26)について、前記1つまたは複数のキャビティ(26)が前記1つまたは複数のアンテナ素子(14)を電気的に分離するように、前記キャビティ(26)の側壁(30)が前記1つまたは複数のアンテナ素子(14)のそれぞれを囲むように前記SIAA(16)の表面上に位置決めされた、実行すること(100)と、
    前記1つまたは複数の測定を利用すること(102)と、
    を含む、方法。
  27. 前記1つまたは複数の測定を利用すること(102)が、前記1つまたは複数の測定を利用して前記1つまたは複数のアンテナ素子(14)を較正することを含む、請求項26に記載の方法。
  28. 前記1つまたは複数の測定を利用すること(102)が、前記SIAA(16)とともに、前記1つまたは複数の測定に関連する情報を別のエンティティに提供することを含み、前記情報が、前記1つまたは複数の測定、および前記1つまたは複数の測定に由来する情報から成る群のうちの少なくとも1つを含む、請求項26に記載の方法。
  29. 基板集積アンテナアレイ(SIAA)(16)、および前記SIAA(16)上の1つまたは複数のアンテナ素子(14)の各々について1つまたは複数の測定に関連する情報を取得すること(200)であって、前記SIAA(16)上の前記1つまたは複数のアンテナ素子(14)のそれぞれの前記1つまたは複数の測定が、分離をもたらす1つまたは複数の材料で形成された1つまたは複数のキャビティ(26)を含むテスト冶具アセンブリ(12)を用いて実行され、前記テスト冶具アセンブリ(12)が、前記1つまたは複数のキャビティ(26)の各キャビティ(26)について、前記1つまたは複数のキャビティ(26)が前記1つまたは複数のアンテナ素子(14)を電気的に分離するように、前記キャビティ(26)の側壁(30)が前記1つまたは複数のアンテナ素子(14)のそれぞれを囲むように前記SIAA(16)の表面上に位置決めされた、取得すること(200)と、
    前記情報を利用すること(202)と、
    を含む、方法。
  30. 前記SIAA(16)が、基板(18)と、前記基板(18)の表面の1つまたは複数のアンテナ素子(14)と、前記基板(18)内でグランドに電気的に結合された第1の面および前記基板(18)の前記表面の第2の面を有する導電性ビアフェンス(20)とを備え、前記導電性ビアフェンス(20)が、前記基板(18)内で前記1つまたは複数のアンテナ素子(14)の各アンテナ素子(14)を別々に囲む、請求項29に記載の方法。
  31. 前記基板(18)が、機械的位置合わせ機構を備える、請求項30に記載の方法。
  32. 前記SIAA(16)が、前記基板(18)と反対側の前記1つまたは複数のアンテナ素子(14)の表面上に誘電体(40)をさらに備える、請求項30または31に記載の方法。
  33. 前記誘電体(40)の厚さが、λ/4未満であり、ここで、λは、前記SIAA(16)により送信または受信される搬送波周波数の波長である、請求項32に記載の方法。
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