JP6623161B2 - 回収デバイス - Google Patents

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Description

〔関連出願への相互参照〕
本出願は、本明細書に引用によってその全体が組み込まれている2014年1月3日出願の米国仮特許出願第61/923,446号からの優先権の利益を主張する。
本発明の開示の様々な実施形態は、一般的に、回収デバイス及び関連のシステム及び方法に関する。より具体的には、本発明の開示は、患者内の物体を回収するためのデバイス、システム、及び方法に関する。
回収デバイスは、患者の体腔又は身体通路を塞ぐか又は他にその中に存在する場合がある有機物質(例えば、血餅、組織、尿路結石、胆管結石、及び膵石のような生物学的結石)及び無機物質(例えば、医療デバイスの構成要素又は他の異物)を除去するのに多くの場合に使用される。例えば、結石は、腎臓、膵臓、尿路、及び胆嚢内のような身体のある一定の部分で大きくなる可能性がある。低侵襲性医療手順は、天然開口部を通して又は経皮的腎結石摘出術(「PNCL」)手順中のような切開を通してこれらの結石を除去するのに使用される。更に、患者の尿管内の尿路結石(例えば、腎臓結石)を治療するのに、例えば、砕石術及び尿道鏡検査法が使用される。
回収デバイスは、物体を操作するためのエンドエフェクタを含む場合がある。例示的なエンドエフェクタは、エンドエフェクタが開かれたとき形成されるフロントループを支持する複数のアームを有する場合である。フロントループのサイズは、捕捉され、再位置決めされ、及び/又はエンドエフェクタから取出すことができる物体のサイズを制限する場合がある。一部の手順に対して、エンドエフェクタのフロントループのサイズを増大して、より大きい物体の捕捉、再位置決め、及び/又は取出しを容易にする必要性がある場合がある。同じくエンドエフェクタのターゲット領域内への挿入及びそこからの引き抜きを容易にし、及び/又はより小さい物体を捕捉、再位置決め、及び/又は取出すためにエンドエフェクタを扁平状態に至るまで再度閉じることが望ましい場合がある。すなわち、機能を改善した回収デバイスに対する必要性が残っている。
本発明の開示の実施形態は、取りわけ、回収デバイス及び関連のシステム及び方法に関する。本明細書に開示する実施形態の各々は、他の開示する実施形態のいずれかに関連して説明する特徴のうちの1又は2以上を含む場合がある。
本発明の開示の一実施形態において、回収デバイスは、収縮状態と拡張状態の間で可動な遠位に位置付けられたエンドエフェクタを含むことができる。エンドエフェクタは、通路を各々が含む複数の支持部材を含むことができる。エンドエフェクタはまた、複数の移動可能部材を含むことができる。第1の移動可能部材は、支持部材通路の第1の通路の中に延びる第1の部分を含むことができる。回収デバイスはまた、複数の移動可能部材に結合された長手方向アクチュエータ及び捩り用アクチュエータを含む近位に位置付けられたハンドルアセンブリを含むことができる。長手方向アクチュエータ及び捩り用アクチュエータは、支持部材を長手方向に移動して捩ることなく移動可能部材を長手方向に移動して捩るように構成することができる。
回収デバイスの実施形態は、以下の特徴のうちの1又は2以上を含むことができ、すなわち、第1の移動可能部材の第2の部分は、支持部材通路の第1の通路から第2の通路の中に延びることができ、第1の移動可能部材及び1対の隣接支持部材は、エンドエフェクタループを形成することができ、長手方向アクチュエータ及び捩り用アクチュエータは、移動可能部材の長手方向移動及び捩りを引き起こすための共通アクチュエータ部材を含むことができ、移動可能部材のうちの1つの一部分は、移動可能部材のうちの別の一部分に巻き付くことができ、移動可能部材の各々の一部分は、螺旋経路を辿ることができる。
本発明の開示の別の実施形態において、回収デバイスは、収縮状態と拡張状態の間で可動な遠位に位置付けられたエンドエフェクタを含むことができる。エンドエフェクタは、通路を各々が含む複数の支持部材を含むことができる。エンドエフェクタはまた、通路に少なくとも部分的に受入れられた複数の移動可能部材を含むことができる。拡張状態において、移動可能部材は、収縮状態に対して長手方向に変位し、かつ捩ることができる。
回収デバイスの実施形態は、以下の特徴のうちの1又は2以上を含むことができ、すなわち、移動可能部材の各々は、近位部分及び遠位部分を含むことができ、近位部分の少なくとも一部は、移動可能部材が捩られたとき移動可能部材内に捩れを発生させるように遠位部分の少なくとも一部に対して回転可能である場合があり、移動可能部材は、支持部材に対して長手方向に可動である場合があり、移動可能部材内の捩れは、曲げ形態に向けて移動可能部材の遠位部分を付勢することができ、シースは、支持部材及び移動可能部材を受入れるように構成することができ、移動可能部材の各々は、曲げ形態のあるとき回収デバイスの長手方向軸線から半径方向外向きに延びることができ、近位に位置付けられたハンドルアセンブリは、移動可能部材を捩って移動可能部材を支持部材に対して長手方向に移動するように構成することができ、ハンドルアセンブリは、移動可能部材を長手方向に移動しながら移動可能部材を回転させるように構成することができ、支持部材及び移動可能部材は、複数のループを形成することができ、複数のループは、遠位フロントループ及び複数の近位サイドループを含むことができる。
本発明の別の実施形態において、ターゲット領域から物体を回収する方法は、回収デバイスの遠位に位置付けられたエンドエフェクタを遠位に位置付けられたエンドエフェクタを収縮状態にしてターゲット領域に位置決めする段階を含むことができる。エンドエフェクタは、通路を各々が含む複数の支持部材を含むことができる。エンドエフェクタはまた、支持部材通路の中に延びる複数の移動可能部材を含むことができる。本方法はまた、物体がエンドエフェクタに入ることを可能にするように、支持部材を長手方向に延長して捩ることなく移動可能部材を長手方向に延長して捩ることによってエンドエフェクタを拡張する段階を含むことができる。
本方法の実施形態は、以下の特徴のうちの1又は2以上を含むことができ、すなわち、移動可能部材は、長手方向に延長される前に捩ることができ、移動可能部材は、長手方向に延長された後で捩ることができ、移動可能部材は、長手方向に延長されながら捩ることができ、エンドエフェクタの収縮は、エンドエフェクタを長手方向に後退させることによるものであり、エンドエフェクタの収縮は、移動可能部材を捩り戻すことによるものである。
以上の概要及び以下の詳細説明の両方は、例示的かつ説明のためだけのものであり、特許請求する本発明を制限しないことは理解することができる。
本明細書に組み込まれてその一部を構成する添付の図面は、本発明の開示の例示的実施形態を示し、その説明と共に、本発明の開示の原理を説明するように機能する。
本開示の実施形態による後退及び収縮状態のエンドエフェクタを含む回収デバイスの側面図である。 本開示の実施形態による図1の回収デバイスの断面図である。 本開示の実施形態による図1の回収デバイスを遠位端から見た図である。 本開示の実施形態による延長及び拡張状態の図1の回収デバイスの斜視図である。 本開示の実施形態による延長及び拡張状態の図1の回収デバイスの遠位端から見た図である。 本開示の実施形態による別の延長及び拡張状態の図1の回収デバイスの遠位端から見た図である。 本開示の実施形態による図1の回収デバイスの一部分の斜視図である。 本開示の実施形態による図1の回収デバイスのハンドルアセンブリの斜視図である。 本開示の実施形態による図8Aのハンドルアセンブリの側面図である。 本開示の実施形態による図8Aのハンドルアセンブリの保持機構の側面図である。 本開示の実施形態による図8Aのハンドルアセンブリの作動アセンブリの側面図である。 本開示の実施形態による図1の回収デバイスの代替ハンドルアセンブリの斜視図である。 本開示の実施形態による図1の回収デバイスの代替ハンドルアセンブリの斜視図である。
概観
本発明の開示は、回収デバイス及び関連のシステム及び方法に関するものである。その例が添付図面に示されている本発明の開示の実施形態を以下で詳細に参照する。可能な限り、同じ部分を指す同じ参照番号が図面全体を通じて使用される。用語「遠位」は、デバイスを患者に導入するときユーザから最も離れた部分を指す。対照的に、用語「近位」は、デバイスを患者の中に配置するときユーザに最も近い部分を指す。
例示的実施形態
図1〜図3は、回収デバイス10の一部を示している。回収デバイス10は、外側シース12を含むことができる。外側シース12は、外側シース12の中を長手方向に延びる内腔14を含むことができる。外側シース12は、例えば、約1.9フレンチ(0.63ミリメートル)の中空管とすることができるが、寸法は、回収デバイス10を用いて実施されている手順のタイプに基づいて異なる場合がある。外側シース12は、ポリマー材料又は材料の組合せで作ることができる。外側シース12の近位部分は、外側シース12の遠位部分とは異なる材料で作ることができる。例えば、外側シース12の遠位部分は、外側シース12の近位部分の材料よりも可撓性の材料で作ることができる。
回収デバイス10はまた、駆動部材16を含むことができる。駆動部材16は、内腔14の中を延びることができる。駆動部材16は、細長くすることができ、例えば、その近位端部からその遠位端部まで平行移動及び/又は回転力を伝達するように構成されたワイヤ、編組、シャフト、及び/又は任意その他の適切な駆動部材を含むことができる。駆動部材16は、円筒形、楕円形、多角形、及び/又は不規則形を含む任意適当な断面形状を有することができる。駆動部材16は、金属、ポリマー、又は材料の組合せで作ることができる。駆動部材16は、約0.0125インチ(0.3175ミリメートル)の直径を有することができるようにも考えられている。しかし、駆動部材16は、回収デバイス10を用いて実施されている手順のタイプに応じて他の直径を有することができる。
回収デバイス10はまた、第1の移動可能部材18、第2の移動可能部材20、及び第3の移動可能部材22を含むことができる。第1の移動可能部材18は、第1の脚18a、反転又はU字形曲げ部18b、及び第2の脚18cを含むことができる。第2の移動可能部材20は、第1の脚20a、反転又はU字形曲げ部20b、及び第2の脚20cを含むことができる。第3の移動可能部材22は、第1の脚22a、反転又はU字形曲げ部22b、及び第2の脚22cを含むことができる。3つの移動可能部材18、20、22が示されているが、1又は2以上の追加の移動可能部材も含むことができる。
移動可能部材18、20、22の各々は、以下に限定されるものではないが、金属、ポリマー、又は材料の組合せを含む任意適当な材料で形成することができる。例えば、移動可能部材18、20、22のうちの1又は2以上は、ニチノールのような形状記憶材料で形成することができ、拘束力の欠如の下では移動可能部材18、20、22のうちの1又は2以上を外側シース12の長手方向軸線から半径方向外向きに離れて移動する内部バイアスを保有するように処理することができる。移動可能部材18、20、22のうちの1又は2以上は、約0.003インチ(0.0762ミリメートル)の直径を有するワイヤとすることができるが、他の適切な直径をこれに代えて利用することができる。
移動可能部材18、20、22の各々は、円筒形、楕円形、多角形、及び/又は不規則形を含む任意適当な断面形状を有することができる。移動可能部材18、20、22のうちの1又は2以上は、平坦にされ、機械加工され、押出され、引出され、及び/又はエッチングされて残りの部分とは異なる輪郭にされた一部分を含むことができる。移動可能部材18、20、22のうちの1又は2以上は、スロット付きにされ、偏向又は有向曲げが可能である。移動可能部材18、20、22のうちの1又は2以上の外面は、粗面化され、切欠かれ、スロット付きにされ、エッチングされ、砂つけ加工され、又はそうでなければ修正されてより良好な把持面を提供することができる。
移動可能部材18、20、22は、駆動部材16に取付けることができる。例えば、第1の脚18a、20a、22aの近位端部は、駆動部材16の遠位端部に取付けることができる。継手接合、接着剤、溶融、溶接、圧着、及び/又は任意その他の適切な取付け機構のうちの1又は2以上によって取付け部をもたらすことができる。
スリーブ24は、第1の脚18a、20a、22aの近位部分並びに駆動部材16の遠位部分の上に配置することができるようにも考えられている。スリーブ24は、TEFLON(登録商標)等のポリテトラフロオロエチレンで作ることができる。スリーブ24は、第1の脚18a、20a、22a並びに駆動部材16の上で熱収縮性とすることができる。スリーブ24は、約11.5cmの長さを有することができるが、長さ及び他のスリーブ寸法は、回収デバイス10を用いて実施されている手順のタイプに基づいて異なる場合があることは理解しなければならない。スリーブ24は、第1の脚18a、20a、22aを集めるのを助けることができるので、集めた部分は、駆動部材16によって遠位方向に押圧されるとき半径方向外向きに広がることができず、集めた部分に追加の強度を与える。第1の脚18a、20a、22aの各々の近位部分は、他の第1の脚の近位部分と接触することができる。第1の脚18a、20a、22aの近位部分の長手方向軸線は、実質的に平行にすることができる。
回収デバイス10はまた、第1の支持部材26、第2の支持部材28、及び第3の支持部材30を含むことができる。支持部材26、28、30はそれぞれ、これらの中を長手方向に延びる内腔34、36、38を含むことができる。一実施形態において、支持部材26、28、30のうちの少なくとも1つは管とすることができる。支持部材26、28、30は、外側シース12の長手方向軸線の回りに周方向に配置することができる。支持部材の長手方向軸線は、長手方向軸線の回りに周方向に等間隔で配置することができる。しかし、任意その他の適切な数の支持部材及び間隔構成をこれに代えて使用することができることに注意しなければならない。支持部材26、28、30の各々は、円筒形、楕円形、多角形、及び/又は不規則形を含む任意適当な断面形状を有することができる。支持部材26、28、30のうちの1又は2以上は、平坦にされ、機械加工され、押出され、引出され、及び/又はエッチングされて残りの部分とは異なる輪郭にされた一部分を含むことができる。支持部材26、28、30のうちの1又は2以上は、スロット付きにされて偏向又は有向曲げを可能にする。支持部材26、28、30のうちの1又は2以上は、約0.007インチ(0.1778ミリメートル)の内径、約0.001インチ(0.0254ミリメートル)の肉厚、及び/又は約19.5ミリメートルの長さを有することができるが、他の適切な寸法をこれに代えて利用することができる。支持部材26、28、30のうちの1又は2以上の外面は、粗面化され、切欠かれ、スロット付きにされ、エッチングされ、砂つけ加工され、又はそうでなければ修正されてより良好な把持面を提供することができる。支持部材26、28、30は、ポリイミド又はポリエチレンテレフタレートのようなポリマーを含む任意適当な材料で作ることができる。
移動可能部材18、20、22並びに支持部材26、28、30は、一緒に熱処理することができ、移動可能部材18、20、22並びに支持部材26、28、30の材料は、支持部材26、28、30が移動可能部材18、20、22の熱処理中に溶融しないように選択することができる。3つの支持部材26、28、30が示されているが、1又は2以上の追加の支持部材を使用することができる。
支持部材26、28、30の近位部分は、内腔14の中を延びることができ、外側シース12によって覆うことができる。例えば、支持部材26、28、30のうちの1又は2以上の約10ミリメートルの長さは、外側シース12に対して遠位方向に露出された約9.5ミリメートルの長さを残して、外側シース12によって覆うことができる。支持部材26、28、30の各々は、他の2つの支持部材と接触することができる。例えば、支持部材26、28、30の近位部分の各々は、他の2つの支持部材の近位部分と接触することができ、その結果、支持部材26、28、30は、図2及び3に示すように、外側シース12の長手方向軸線の周りに三角形の配置を有することができる。支持部材26、28、30の長手方向軸線は、三角形の頂点を形成することができ、長手方向軸線の一部は平行にすることができる。
支持部材26、28、30の遠位部分は、内腔14から遠位方向に及び外側シース12の遠位端部から離れて延びることができる。遠位部分は、外側シース12の長手方向軸線に向かって又はそれから離れるように移動するように構成することができる。支持部材26、28、30の数は、移動可能部材18、20、22の数に等しくすることができる。
3つの支持部材26、28、30の各々は、外側シース12に結合することができる。例えば、外側シース12の遠位端部によって覆われた支持部材26、28、30の近位端部は、紫外線硬化型接着剤又はシアノアクリレートのような接着剤13によって外側シース12の遠位端部に結合することができる。これに加えて又はこれに代えて、外側シース12の遠位端部は、支持部材26、28、30の近位端部の上で熱収縮させることができる。支持部材26、28、30の近位端部は、外側シース12の遠位端部に対して静止した状態に維持することができ、支持部材26、28、30の遠位端部は、外側シース12の遠位端部に対して及び互いに対して移動することが可能である。
第1の脚18aは、駆動部材16から遠位方向に延びることができ、第1の支持部材26の近位端部で内腔34に入ることができる。第1の脚18aは、内腔34の中を遠位方向に延びることができ、第1の支持部材26の遠位端部で内腔34を出ることができる。そこで、第1の脚18aは、曲げ部18bへ移行することができる。曲げ部18bは、第2の脚18cへ移行することができる。第2の脚18cは、第2の支持部材28の遠位端部で内腔36に入ることができる。第2の脚18cは、内腔36の中を近位方向に延びることができ、第2の支持部材28の近位端部で内腔36を出ることができる。
第1の脚20aは、駆動部材16から遠位方向に延びることができ、第2の支持部材28の近位端部で内腔36に入ることができる。第1の脚20aは、内腔36の中を遠位方向に延びることができ、第2の支持部材28の遠位端部で内腔36を出ることができる。そこで、第1の脚20aは、曲げ部20bへ移行することができる。曲げ部20bは、第2の脚20cへ移行することができる。第2の脚20cは、第3の支持部材30の遠位端部で内腔38に入ることができる。第2の脚20cは、内腔38の中を近位方向に延びることができ、第3の支持部材30の近位端部で内腔38を出ることができる。
第1の脚22aは、駆動部材16から遠位方向に延びることができ、第3の支持部材30の近位端部で内腔38に入ることができる。第1の脚22aは、内腔38の中を遠位方向に延びることができ、第3の支持部材30の遠位端部で内腔38を出ることができる。そこで、第1の脚22aは、曲げ部22bへ移行することができる。曲げ部22bは、第2の脚22cへ移行することができる。第2の脚22cは、第1の支持部材26の遠位端部で内腔34に入ることができる。第2の脚22cは、内腔34の中を近位方向に延びることができ、第1の支持部材26の近位端部で内腔34を出ることができる。
これに代えて、第1の脚18aは、第1の支持部材26の中を遠位方向に延びることができ、第2の脚18cは、第3の支持部材30の中を近位方向に延びることができるように考えられている。第1の脚20aは、第2の支持部材28の中を遠位方向に延びることができ、第2の脚20cは、第1の支持部材26の中を近位方向に延びることができる。第1の脚22aは、第3の支持部材30の中を遠位方向に延びることができ、第2の脚22cは、第2の支持部材28の中を近位方向に延びることができる。
第2の脚18c、20c、22cの遠位端部は、カプラ46によって結合することができる。カプラ46は、管とすることができ、第2の脚18c、20c、22cの遠位端部を受入れるように構成された内腔48を含むことができる。第2の脚18c、20c、22cは、カプラ46内で互いに取付けることができる。第2の脚18c、20c、22cのうちの1又は2以上は、カプラ46に取付けることができる。例えば、第2の脚18c、20c、22cのうちの1又は2以上は、接着剤、溶融、溶接、摩擦嵌め、カプラ46の熱収縮、及び/又は取付け部の任意その他の適切な形態によってカプラ46に取付けることができる。第1の脚18a、20a、22aの一部は、カプラ46の側面に沿って延びることができ、カプラ46の外面と接触することができる。カプラ46は、外側シース12の長手方向軸線から離れて第1の脚18a、20a、22aの一部を離間させ、第1の脚18a、20a、22aを支持部材26、28、30の中に案内するのを助けることができる。
移動可能部材18、20、22並びに支持部材26、28、30は、エンドエフェクタ50を形成することができる。エンドエフェクタ50は、バスケット52とすることができる。図1〜図3において、エンドエフェクタ50は、後退及び収縮状態で示されている。エンドエフェクタ50は、駆動部材16を外側シース12に対して近位方向に移動することによってその後退及び収縮状態に移動することができる。後退及び収縮状態において、曲げ部18b、20b、22bは、支持部材26、28、30の遠位端部にあり、又はそれらに隣接することができる。第1の脚18a、20a、22a並びに第2の脚18c、20c、22cの遠位端部は、支持部材26、28、30の内腔34、36、38内に位置することができる。支持部材26、28、30の長手方向軸線は、実質的に平行にすることができ、支持部材26、28、30の各々の近位及び遠位部分の両方は、他の支持部材と接触状態にすることができる。内腔34、36、38内の第1の脚18a、20a、22a並びに第2の脚18c、20c、22cの一部は、実質的に平行にすることができる。支持部材26、28、30、及び/又は外側シース12は、移動可能部材18、20、22内の固有のバイアスを相殺し、移動可能部材18、20、22の一部が外側シース12の長手方向軸線から半径方向外向きに曲がらないことを可能にする。
後退及び収縮状態において、カプラ46の遠位端部は、距離47だけ支持部材26、28、30の近位端部から離間させることができる。距離47は、約1ミリメートルとすることができるが、他の距離を使用することもできる。カプラ46の近位端部は、距離49及び距離51を含む距離だけスリーブ24の遠位端部から離間させることができる。距離49及び51は、合計で約16ミリメートルとすることができるが、他の距離を使用することもできる。例えば、距離49は、約12〜13ミリメートルとすることができるが、距離51は、約3〜4ミリメートルとすることができる。距離47、49、51は、回収デバイス10を用いて実施される手順に基づいて異なる場合がある。
図4及び図5において、回収デバイス10は、延長及び拡張状態のエンドエフェクタ50と共に示されている。延長及び拡張状態において、移動可能部材18、20、22の一部は、支持部材26、28、30並びに外側シース12の遠位端部から露出することができる。露出された状態で、移動可能部材18、20、22のうちの1又は2以上は、移動可能部材18、20、22のうちの1又は2以上の固有の半径方向外向きの付勢により、外側シース12の長手方向軸線から半径方向外向きに移動することができる。移動可能部材18、20、22のうちの1又は2以上の半径方向外向き移動は、支持部材26、28、30の対応する半径方向外向き移動を引き起こすことができる。
移動可能部材18、20、22の露出部分は、支持部材26、28、30の遠位端部の間にブリッジ62、64、66を形成することができる。各ブリッジは、与えられた支持部材の遠位端部から遠位方向に延びることができ、隣接した支持部材の遠位端部に受入れられる。ブリッジ62、64、66は、第1の脚18a、20a、22aの遠位部分、曲げ部18b、20b、22b並びに第2の脚18c、20c、22cの遠位部分によって形成することができる。
各ブリッジ及びそれに対応する2つの支持部材は、エンドエフェクタ50のサイドループを形成することができる。3つのサイドループ54、56、58が、図4及び図5に示されている。ブリッジ62、64、66は、エンドエフェクタ50のフロントループ60を形成することができる。物質は、フロントループ60並びにサイドループ54、56、58のうちの1又は2以上を通ってエンドエフェクタ50に入ることができる。追加の移動可能部材及び支持部材を追加することにより、追加のサイドループを生成することができる。
駆動部材16を外側シース12に対して遠位方向に移動させて、エンドエフェクタ50を延長し、移動可能部材18、20、22のうちの1又は2以上における固有の半径方向外向き付勢によりエンドエフェクタ50がその延長及び拡張状態に移動することを可能にする。エンドエフェクタ50の延長及び拡張は、段階的に行うことができる。図1に示す後退及び収縮状態から始まって、エンドエフェクタ50の延長及び拡張の第1の段階は、外側シース12並びに支持部材26、28、30に対する遠位方向への駆動部材16の移動から始めることができる。駆動部材16の相対移動は、移動可能部材18、20、22並びにカプラ46を外側シース12に対して遠位方向に移動させることができる。駆動部材16、移動可能部材18、20、22並びにカプラ46の移動は、平行移動とすることができる。例えば、駆動部材16、第1の脚18a、20a、22a、曲げ部18b、20b、22b、第2の脚18c、20c、22c並びにカプラ46は、第1の段階中、外側シース12並びに支持部材26、28、30に対して遠位方向に移動することができる。第1の脚18a、20a、22a並びに第2の脚18c、20c、22cの近位部分は、支持部材26、28、30の近位端部で支持部材26、28、30の内腔34、36、38に入ることができる。第1の脚18a、20a、22a、曲げ部18b、20b、22b並びに第2の脚18c、20c、22cの遠位端部は、支持部材26、28、30の遠位端部から現れ、この遠位端部から更に外に延びることができる。移動可能部材18、20、22の露出部分は、ブリッジ62、64、66を形成することができ、ブリッジ62、64、66の長さは、移動可能部材18、20、22の露出長さが増すとき増すことができる。ブリッジ62、64、66が大きくなると、移動可能部材18、20、22並びに支持部材26、28、30の遠位部分は、外側シース22の長手方向軸線から半径方向外向きに拡張することができる。フロントループ60並びにサイドループ54、56、58の寸法が大きくなる。
カプラ46は、外側シース12並びに支持部材26、28、30に対して移動可能部材18、20、22と共に移動ことができる。カプラ46が、外側シース12並びに支持部材26、28、30に対して距離47を移動したとき、カプラ46の更なる遠位方向の移動は、カプラ46が第2の脚18c、20c、22cの更なる広がりを防止する点に達すると停止し、従って、第2の脚18c、20c、22cが支持部材26、28、30の内腔34、36、38に入るのを防止することができる。延長及び拡張の第1の段階の終わりに、曲げ部18b、20b、22bの各々は、距離47だけ支持部材26、28、30の遠位端部から離間させることができる。
エンドエフェクタ50の延長及び拡張の第2の段階は、カプラ46の遠位方向の移動が停止した後に始まる。第2の段階中、外側シース12並びに支持部材26、28、30に対する駆動部材16の更なる遠位方向の移動は、外側シース12並びに支持部材26、28、30に対する第1の脚18a、20a、22aの遠位方向の移動を駆動することができる。第2の段階中、第2の脚18c、20c、22cは、支持部材26、28、30に対して固定されたままにすることができる。第1の脚18a、20a、22aは、支持部材26、28、30の遠位端部から益々露出され、それによってブリッジ62、64、66の長さを増すことができる。移動可能部材18、20、22並びに支持部材26、28、30の遠位部分は、半径方向外向きに拡張することができる。フロントループ60並びにサイドループ54、56、58の寸法も拡張することができる。
第2の段階における延長及び拡張は、距離49にわたって続けることができる。第1の脚18a、20a、22aが距離49を移動した状態で、駆動部材16の遠位方向の移動を停止させることができる。駆動部材16の遠位方向の移動は、第1の脚18a、20a、22aが支持部材26、28、30の近位端部に入るように十分に離れて広がるのをスリーブ24の遠位端部が防止するところで停止させることができる。これに加えて又はこれに代えて、遠位方向の移動は、以下で更に説明するハンドルアセンブリ200のような回収デバイス10のハンドルアセンブリの作動により停止させることができる。
駆動部材16を外側シース12並びに支持部材26、28、30に対して近位方向に移動させることにより、エンドエフェクタ50を移動して後退及び収縮状態に戻ることを達成することができる。延長及び拡張状態から後退及び収縮状態への移動も段階的に行うことができる。エンドエフェクタ50の後退及び収縮の第1の段階は、外側シース12に対して近位方向に移動する駆動部材16から始めることができる。これにより、第1の脚18a、20a、22aを外側シース12並びに支持部材26、28、30に対して近位方向に移動させることができる。第1の脚18a、20a、22aの遠位部分は、支持部材26、28、30の遠位端部で内腔34、36、38に入ることができる。第2の脚18c、20c、22c並びにカプラ46は、支持部材26、28、30に対して静止したままにすることができる。ブリッジ62、64、66の長さは、減少させることができる。第1の脚18a、20a、22a、第2の脚18c、20c、22c並びに支持部材26、28、30は、半径方向内向きに移動することができる。従って、フロントループ60並びにサイドループ54、56、58は、サイズを縮小することができる。
エンドエフェクタ50の後退及び収縮の第1の段階は、距離49にわたって行うことができる。距離49を達成した状態で、後退及び収縮の第2の段階は、外側シース12並びに支持部材26、28、30に対する近位方向への駆動部材16の連続移動で行うことができる。連続移動は、移動可能部材18、20、22並びにカプラ46を外側シース12並びに支持部材26、28、30に対して近位方向に移動することができる。駆動部材16、移動可能部材18、20、22並びにカプラ46の移動は、平行移動とすることができる。例えば、駆動部材16、第1の脚18a、20a、22a、曲げ部18b、20b、22b、第2の脚18c、20c、22c並びにカプラ46は、第2の段階中、外側シース12並びに支持部材26、28、30に対して近位方向に移動することができる。第1の脚18a、20a、22a並びに第2の脚18c、20c、22cの近位部分は、支持部材26、28、30の近位端部で支持部材26、28、30の内腔34、36、38を出ることができる。第1の脚18a、20a、22a、曲げ部18b、20b、22b並びに第2の脚18c、20c、22cの遠位部分は、支持部材26、28、30の遠位端部の中に入り又は遠位端部を更に通り過ぎて移動することができる。ブリッジ62、64、66の長さは、移動可能部材18、20、22の露出長さが減少するとき減少することができる。ブリッジ62、64、66が収縮すると、移動可能部材18、20、22並びに支持部材26、28、30の遠位部分は、外側シース22の長手方向軸線に向けて半径方向内向きに収縮することができる。フロントループ60並びにサイドループ54、56、58は、サイズを収縮することができる。
カプラ46は、外側シース12並びに支持部材26、28、30に対して移動可能部材18、20、22と共に移動ことができる。カプラ46が、外側シース12並びに支持部材26、28、30に対して距離47を移動したとき、カプラ46の更なる近位方向移動は、これらが移動可能部材18、20、22の更なる近位方向移動を防止する点に曲げ部18b、20b、22bが達すると停止させることができる。これに加えて又はこれに代えて、更なる移動は、以下で更に説明するハンドルアセンブリ200のような回収デバイス10のハンドルアセンブリの作動によって停止させることができる。後退及び収縮の第2の段階の終わりに、図1に示す状態が得られる。
図7に示すように、駆動部材16は、その長手方向軸線の回りに回転させることができる。駆動部材16の回転68は、移動可能部材18、20、22を捩り、第1の脚18a、20a、22aの各部分が捩りセクション70を形成することを可能にする。捩りセクション70において、移動可能部材18、20、22は、螺旋経路を辿ることができる。第1の方向の駆動部材16の連続回転は、捩りを増大させることができる。第1の方向と反対の第2の方向の駆動部材16の回転は、捩りを低減することができる。図1は、何ら捩りのないデバイス10を示している。駆動部材16を回転させることはまた、これらのそれぞれの長手方向軸線の回りの移動可能部材18、20、22の各々において捩り又は撚り72を引き起こすことができる。第1の方向の駆動部材16の連続回転は、捩り又は撚り72を増大させることができる。第2の方向の駆動部材16の回転は、捩り又は撚り72を低減させることができる。曲げ部18b、20b、22b並びに第2の脚18c、20c、22cは、支持部材26、28、30並びにカプラ46とのこれらの係合により捩られない場合がある。捩り及び/又は撚りは、移動可能部材18、20、22に存在する固有の半径方向外向き付勢を高めるか又は増大させることができる。
図6に示すように、駆動部材16の回転68により、延長及び拡張エンドエフェクタ50の特性は、変化する場合がある。例えば、移動可能部材18、20、22の捩り及び/又は撚りにより、遠位方向に延びるとき、移動可能部材18、20、22は、これらが、捩り及び/又は撚りがより少ないか又はない状態よりも更に外側シース12の長手方向軸線から半径方向外向きに拡張することができる。その結果、エンドエフェクタ50が延長及び拡張して捩り及び/又は撚りを受けて、図6のブリッジ62、64、66のいずれかの上で外側シース12の長手方向軸線から最外点まで延びる半径方向線74の長さは、移動可能部材18、20、22が捩り及び/又は撚りを受けないエンドエフェクタに対応する図5のブリッジ62、64、66のいずれかの上で外側シース12の長手方向軸線から最外点まで延びる半径方向線76の長さよりも大きくすることができる。図6のフロントループ60の周囲は、図5のフロントループ60の周囲よりも大きくすることができる。図6のサイドループ54、56、58の周囲は、図5のサイドループの周囲よりも大きくすることができる。
更に、移動可能部材18、20、22の捩り及び/又は撚りにより、バスケットが延長かつ拡張しているとき支持部材26、28、30の遠位端部内の移動可能部材18、20、22の各部分と外側シース12の長手方向軸線との間に形成される角度は、捩り及び/又は撚りがより少ないか又はない状態よりも大きくすることができる。同様に、支持部材26、28、30の遠位端部の各々と外側シース12の長手方向軸線との間に形成される角度は、捩り及び/又は撚りがより少ないか又はない状態よりも大きくすることができる。
更に、移動可能部材18、20、22の捩り及び/又は撚りにより、図6のエンドエフェクタ50は、図4及び図5のエンドエフェクタ50よりも少ない延長距離にわたって更に半径方向外向きに拡張することができる。例えば、図4を参照すると、移動可能部材18、20、22を捩るとき、エンドエフェクタ50は、外側シース12の遠位端部から第1の距離78で全半径方向拡張に達することができる。捩り及び/又は撚りが少ないか又はない状態で、エフェクタ50は、外側シース12の遠位端部から第2の距離80を延びるとき全半径方向拡張に達することができる。第1の距離78は、第2の距離80よりも小さくすることができる。図6のエンドエフェクタ50は、短距離にわたって拡張し、従って、エンドエフェクタ50は、その延長段階の早期により大きい物体/より多くの物質を把持し、かつより確実にそれを行うことができ、その理由は、移動可能部材18、20、22は、それらが更に延長されると強度を失う傾向があるからである。従って、完全延長及び拡張において、図6のエンドエフェクタ50は、図4及び図5のエンドエフェクタ50よりも強くすることができる。より短い支持部材26、28、30は、図4及び図5のバスケットよりも図6のバスケットに使用することができる。より短い支持部材は、より長い支持部材よりも強い。支持部材26、28、30を短くすることで、図6のエンドエフェクタ50を更に強化することができる。従って、ユーザは、図6のエンドエフェクタ50に対して強化された制御を備えることができ、その理由は、それが図4及び図5のエンドエフェクタ50よりも応力下でより良く変形に耐えることになるからである。
更に、図6のエンドエフェクタ50は、図4及び図5のエンドエフェクタ50よりも短い距離にわたって完全に拡張するので、且つ、ユーザは、外側シース12の遠位端部又はその近くの視覚的支援がエンドエフェクタ50にそれが延長かつ拡張されるときより近くなる場合があるので、ターゲット領域における物体の距離及び/又はサイズを指標付けすることを可能にする。更に、図6のエンドエフェクタ50は、より短い距離にわたって完全に拡張するので、図6のエンドエフェクタ50は、より短い距離にわたって収縮することもできる。従って、図6のエンドエフェクタ50は、回収されている物体又は物質に対して図4及び図5のエンドエフェクタ50よりも速く閉じる場合がある。これはまた、エンドエフェクタ50及び/又は物体又は物質に対するより良好な制御をユーザに提供することができる。
駆動部材16の1〜2回転が図6のエンドエフェクタ50を生成するのに十分であるとすることができるように考えられているが、回転/部分回転の数はデバイス構成要素の特性(例えば、移動可能部材特性、支持部材特性、外側シース特性、その他)に基づいて異なる場合がある。駆動部材16の回転はまた、バスケット延長中に1又は2以上の点でユーザがどのくらいのバスケット拡張を望んでいるかに基づいて調節可能である。多すぎる回転は、第1の脚18a、20a、22aの各部分が支持部材26、28、30の近位端部を分離してこの近位端部に入るのを防止する程度まで移動可能部材18、20、22を捩る場合がある。
バスケット拡張を高めることができる駆動部材16の回転の方向は、支持部材26、28、30の移動可能部材18、20、22の配置に依存する場合がある。例えば、第1の脚18aが第1の支持部材26の中を遠位方向に延び、第2の脚18cが、第2の支持部材28の中を近位方向に延び、第1の脚20aが、第2の支持部材28の中を遠位方向に延び、第2の脚20cが、第3の支持部材30の中を近位方向に延び、第1の脚22aが、第3の支持部材30の中を遠位方向に延び、かつ第2の脚22cが、第1の支持部材26の中を近位方向に延びるとき、駆動部材16を第1の方向に向けて回転させることで、移動可能部材18、20、22の捩りを増大させることができ、移動可能部材18、20、22内の捩れを増大させ、図6に示すようにエンドエフェクタ50を拡張させることができる。駆動部材16を第2の方向(第1の方向の反対の)に回転させることで、エンドエフェクタ50の拡張に対してその影響がない場合がある。
他方、第1の脚18aが、第1の支持部材26の中を遠位方向に延び、第2の脚18cが、第3の支持部材30の中を近位方向に延び、第1の脚20aが、第2の支持部材28の中を遠位方向に延び、第2の脚18cが、第1の支持部材26の中を近位方向に延び、第1の脚22aが、第3の支持部材30の中を遠位方向に延び、かつ第2の脚22cが、第2の支持部材28の中を近位方向に延びるとき、駆動部材16を第2の方向に向けて回転させることで、移動可能部材18、20、22の捩りを増大させることができ、移動可能部材18、20、22の捩れを増大させ、図6に示すようにエンドエフェクタ50を拡張させることができる。駆動部材16を第1の方向に向けて回転させることで、エンドエフェクタ50の拡張に対してその影響がない場合がある。
図8A〜図8Dは、ハンドルアセンブリ200を示している。ハンドルアセンブリ200は、ハウジング202、作動アセンブリ204、保持機構216、及び端キャップ206を含むことができる。作動アセンブリ204(図8D)は、本体208と、本体208の上面に設けられた突起210を含むことができる。作動アセンブリ204は、ハウジング202の通路又は空洞212に少なくとも部分的に受入れられる。空洞212は、ハウジング202の外面に沿って延びる長手方向スロット222に通じている。作動アセンブリ204は、空洞212内でハウジング202に対して摺動可能である。例えば、ユーザは、自分の手の掌でハウジング202を把持することができ、突起210の上に自分の親指を配置することができる。ユーザは、突起210を自分の親指で遠位方向に押すことによって、作動アセンブリ204をハウジング202に対して遠位方向に押すことができる。ユーザは、突起210を自分の親指で近位方向に押すことによって、作動アセンブリ204をハウジング202に対して近位方向に押すことができる。
作動アセンブリ204の遠位部分は、ハウジング202の遠位端部から遠位方向に延びることができる。例えば、遠位部分は、空洞212の遠位端部の開口部(図示せず)から外側に延びることができる。遠位部分は、外側シース12を本体208に接続するように構成されたコネクタ214を含むことができる。コネクタ214は、例えば、歪み緩和部材を含むことができる。外側シース12は、作動アセンブリ204を遠位方向及び近位方向に移動させることによって、駆動部材16(並びに移動可能部材18、20、22)に対して遠位方向及び近位方向に移動することができる。
駆動部材16の近位端部は、ハンドルアセンブリ200の中を延びることができる。駆動部材16は、ハウジング202及び/又は作動アセンブリ204において空洞212又は任意その他の適切な1つ又は複数の開口部の中を延びることができる。ハウジング202は、保持機構216(図8C)を受入れる。保持機構216の近位端部は、ハウジング202の近位端部から近位方向に延びることができる万力又は任意その他の適切な保持機構を含むことができる。保持機構216は、第1の顎部材218及び第2の顎部材220を含むことができる。第1の顎部材218及び第2の顎部材220が互いに向かって移動するとき、これらは、これらの間で駆動部材16を保持/締結し、従って、駆動部材16を保持機構216に及びハウジング202に結合することができる。端キャップ206は、端キャップ206がハウジング202の近位端部の上に置かれるとき、駆動部材16の周りで第1の顎部材218及び第2の顎部材220を閉じるのを助けることができる。例えば、ハウジング202は、雄ネジ部分227を含むことができる。端キャップ206は、相補的雌ネジ(図示せず)を含むことができ、ハウジング202の上にねじ込むことができる。
作動アセンブリ204を遠位方向に移動することによって、外側シース12が遠位方向に移動するとき、外側シース12並びに支持部材26、28、30は、ハウジング202、駆動部材16並びに移動可能部材18、20、22に対して遠位方向に移動することができる。遠位方向に移動する支持部材26、28、30は、エンドエフェクタ50を形成する移動可能部材18、20、22の各部分の上を摺動し、エンドエフェクタ50をその後退及び収縮状態に配置することができる。作動アセンブリ204を近位方向に移動することによって、外側シース12を近位方向に移動すれば、外側シース12並びに支持部材26、28、30をハウジング202、駆動部材16、及び移動可能部材18、20、22に対して近位方向に移動することができる。近位方向に移動する支持部材26、28、30は、エンドエフェクタ50を形成する移動可能部材18、20、22の各部分から摺動して外れ又はこれらを露出し、エンドエフェクタ50がその延長及び拡張状態に移動することを可能にする。
外側シース12並びに支持部材26、28、30と駆動部材16並びに移動可能部材18、20、22との間の相対移動の量は、作動アセンブリ204の各部分と保持機構216の間の係合によって設定することができる。例えば、保持機構216は、近位壁又は突起231と、遠位壁又は突起225を含むことができる。作動アセンブリ204の近位壁又は突起229は、突起225と突起231の間の空間で近位方向及び遠位方向に移動することができる。
回収デバイス10の一実施形態において、作動アセンブリ204の突起229が保持機構216の突起225と係合するとき、エンドエフェクタ50を後退及び収縮状態(図1〜図3)にすることができる。作動アセンブリ204が保持機構216及びハウジング202に対して近位方向に移動し、従って、外側シース12並びに支持部材26、28、30を駆動部材16並びに移動可能部材18、20、22に対して近位方向に移動させると、エンドエフェクタ50を延長及び拡張状態(図4〜図6)に移動させることができる。保持機構216及びハウジング202に対する作動アセンブリ204の近位方向移動は、突起229が保持機構216の突起231と接触するとき停止させることができる。この移動中に、突起225と突起231の間の空間の突起229によって移動する距離は、距離49、51を含む距離にわたって外側シース12並びに支持部材26、28、30に対して第1の脚18a、20a、22aを遠位方向に移動させることができる。作動アセンブリ204は、突起229が突起225と接触するまで保持機構216及びハウジング202に対して遠位方向に移動し、エンドエフェクタ50を移動させ、後退及び収縮状態に戻すことができる。突起225と突起229の間の係合は、エンドエフェクタ50の後退/収縮中に、支持部材26、28、30の遠位端部が移動可能部材18、20、22の曲げ部18b、20b、22bに対して押圧されるのを防止するのを助けることができるようにも考えられている。支持部材26、28、30の遠位端部と曲げ部18b、20b、22bの間の過剰な力は、支持部材26、28、30の分割を引き起こす場合がある。
回収デバイス10の別の実施形態において、作動アセンブリ204は、作動アセンブリ204と保持機構216の間の移動を制限するための制限器223を含むことができる。制限器223は、例えば、作動アセンブリ204の突起229の遠位面に結合された管を含むことができる。制限器223の遠位端部が保持機構216の突起225と係合するとき、エンドエフェクタ50を後退及び収縮状態(図1〜図3)にすることができる。作動アセンブリ204は、保持機構216及びハウジング202に対して近位方向に移動し、従って、外側シース12並びに支持部材26、28、30を駆動部材16並びに移動可能部材18、20、22に対して近位方向に移動し、エンドエフェクタ50をその延長及び拡張状態(図4〜図6)に移動することができる。保持機構216及びハウジング202に対する作動アセンブリ204の近位方向移動は、突起229が保持機構216の突起231と接触するとき停止させることができる。この移動中、突起229を突起225に対してよりも近位側に再位置決めする制限器223の長さにより、突起229が及んだ距離は、制限器223がない場合に突起229が及んだ距離よりも小さくなる。短縮距離は、距離49にわたって外側シース12並びに支持部材26、28、30に対して第1の脚18a、20a、22aの遠位方向移動をもたらし、距離51を未使用のままにしておくことができる。作動アセンブリ204は、制限器223が突起225と接触するまで保持機構216及びハウジング202に対して遠位方向に移動し、エンドエフェクタ50を移動してその後退及び収縮状態に戻すことができる。
制限器223を含む実施形態において、距離49のみが、エンドエフェクタ50の延長/拡張及び/又は後退/収縮中に一般的に使用される。しかし、エンドエフェクタ50に捕捉された物体が大きすぎて、エンドエフェクタ50の一般的な延長/拡張によってエンドエフェクタ50から解除することができない場合に、ユーザは、端キャップ206を取外して駆動部材216を保持機構216から解放することができる。次に、ユーザは、駆動部材216を作動アセンブリ204、外側シース12、及び支持部材26、28、30に対して距離51にわたって遠位方向に手動で操作し、物体を解放するためにエンドエフェクタ50の追加の延長/拡張を可能にする。従って、制限器223及び距離51は、追加の移動の脱出長さを提供して、エンドエフェクタ50で捕捉するほど十分に小さいが、エンドエフェクタ50から容易に除去するには大き過ぎる場合がある物体を依然として解除することができることを保証するのを助けることができる。制限器223と突起226の間の係合は、支持部材26、28、30の遠位端部が移動可能部材18、20、22の曲げ部18b、20b、22bに押圧されるのを防止するのを助けることができるようにも考えられている。曲げ部18b、20b、22bと支持部材26、28、30の遠位端部との間の過剰な力は、エンドエフェクタ50の後退/収縮中に支持部材26、28、30の分割をもたらす場合がある。
端キャップ206の除去、駆動部材16の近位端部の保持、望ましい回転角度による望ましい方向の駆動部材16の回転、及び駆動部材16をその回転状態に保持するための回転駆動部材16の周りの保持機構216の閉鎖により、回転68(図6及び図7)を駆動部材16に印加することができるように考えられている。回転68は、エンドエフェクタ50が、図6に示すように延長かつ拡張することができるように捩り及び/又は撚りを移動可能部材18、20、22に提供することができる。デバイスは、それをユーザが受入れるとき予め決められた回転量を有することができるように、製造中に駆動部材16に回転68を印加することができる。
図9は、ハンドルアセンブリ300の別の実施形態を示している。ハンドルアセンブリ300は、ハウジング302及び作動アセンブリ304を含むことができる。作動アセンブリ304は、本体308と、本体308上の作動部材310を含むことができる。作動部材310は、突起312及びリング314を含むことができる。リング314は、本体308の周方向に延びるスロット318に受入れられる。本体308及びリング314は、相対回転可能である。本体308とリング314の間の長手方向相体移動は、リング314の近位面及び遠位面とスロット318の近位面及び遠位面の間の係合により制限又は防止することができる。
作動アセンブリ304は、ハウジング302の内腔306に摺動可能に受入れられる。突起312は、ハウジング302の上面に沿って延びる長手方向スロット316に摺動可能に受入れられる。作動アセンブリ304は、内腔306内でハウジング302に対して摺動可能である。例えば、ユーザは、自分の手の掌でハウジングを把持することができ、突起312の上に自分の親指を配置することができる。ユーザは、突起312を自分の親指で遠位方向に押すことによって、作動アセンブリ304をハウジング302に対して遠位方向に押すことができる。ユーザは、突起312を自分の親指で近位方向に押すことによって、作動アセンブリ304をハウジング302に対して近位方向に押すことができる。
本体308は、その長さに沿って延びるキー溝又はスロット320を含むことができる。スロット320は、渦巻き又は螺旋の形状にすることができる。キー又は突起322は、ハウジング302の内面から半径方向内向きに延びることができる。作動アセンブリ304が、近位方向又は遠位方向に移動すると、キー322は、スロット320と係合し、本体308を回転させることができる。作動部材310は、本体308に接続されているがこれに対して自由に回転可能であるリング314により、本体308と共に回転しないように構成することができる。
ハウジング302の遠位端部は、外側シース12の近位端部に結合することができる。駆動部材16の近位端部は、本体308の遠位端部に結合することができる。従って、駆動部材16は、作動アセンブリ304を遠位方向に移動することによって遠位に、かつ作動アセンブリ304を近位方向に移動することによって近位方向に移動させることができる。駆動部材16上での回転68(図6及び図7)は、作動アセンブリ304の遠位方向移動中にキー322とキー溝320の間の係合による本体308の回転に印加され、及び/又はその回転により増加する場合がある。作動アセンブリ304の近位方向移動中にキー322とスロット320の間の係合による本体308の回転により、回転68を低減し及び/又は駆動部材16から除去することができる。図9の実施形態により、エンドエフェクタ50を延長及び拡張させながら回転68を印加し及び/又は増加させることができ、エンドエフェクタ50を後退及び収縮させながら減少及び/又は除去することができる。スロット320の向き(例えば、渦巻き又は螺旋の方向)を逆にして、作動アセンブリ304の近位方向及び遠位方向移動中に本体308の回転の方向を逆にすることができるように考えられてもよい。駆動部材16の回転68の量は、巻き部の間の距離等のスロット320の特性を制御することによって制御することができるようにも考えられている。
作動アセンブリ304は、機械的締結機構(図示せず)によってハウジング302に結合することができるように考えられている。締結機構は、ユーザが作動アセンブリ304を移動していないとき、ハウジング302に対してある一定の位置に作動アセンブリ304を保持するのを助けることができる。締結機構は、例えば、摩擦嵌め係合、ラチェットアセンブリ、ラッチアセンブリ、又は任意その他の適切な締結機構を含むことができる。更に、一部の実施形態において、締結機構は、ハウジング302と本体308及び作動部材310のうちの少なくとも一方との間で作用させることができるように考えられている。
図10は、ハンドルアセンブリ400の別の実施形態を示している。ハンドルアセンブリ400は、ハウジング402と、作動アセンブリ404を含むことができる。作動アセンブリ404は、本体408と、本体408上の作動部材410を含むことができる。作動部材410は、突起412及びリング414を含むことができる。リング414は、本体408の周方向に延びるスロット416に受入れられる。本体408及びリング414は、相対回転可能である。本体408とリング414の間の長手方向相対移動は、リング414の近位面及び遠位面とスロット416の近位面及び遠位面の間の係合により制限することができる。
作動アセンブリ404は、ハウジング402の内腔406に受入れられる。突起412は、ハウジング402の上面に沿って延びる長手方向スロット418に受入れられる。作動アセンブリ404は、内腔406内でハウジング402に対して摺動可能である。例えば、ユーザは、自分の手の掌でハウジングを把持することができ、突起412の上に自分の親指を配置することができる。ユーザは、突起412を自分の親指で遠位方向に押すことによって、作動アセンブリ404をハウジング402に対して遠位方向に押すことができる。ユーザは、突起412を自分の親指で近位方向に押すことによって、作動アセンブリ404をハウジング402に対して近位方向に押すことができる。
本体408の近位端部は、ハウジング402から外側に近位方向に延びることができる。ユーザは、本体408の近位端部を把持して、本体408を時計回り及び反時計回り方向に回転させることができる。作動部材410は、本体408に対して自由に回転可能であるリング414により、かつ作動部材410と長手方向スロット418の側面の間の係合により、本体408の回転中に周方向に固定されたままに留まることができる。
ハウジング402の遠位端部は、外側シース12の近位端部に結合することができる。駆動部材16の近位端部は、本体408の遠位端部に結合することができる。従って、作動アセンブリ404を遠位方向に移動させることによって、駆動部材16を遠位方向に移動させ、作動アセンブリ404を近位方向に移動させることによって、駆動部材16を近位方向に移動させることができる。ユーザが本体408の近位端部を一方向に回転させることにより、駆動部材16の回転68(図6及び図7)を引起し及び/又は増加させることができる。回転68は、エンドエフェクタ50を図6に示す状態に拡張するために、捩り及び/又は撚りを移動可能部材18、20、22に付与することができる。ユーザが本体408の近位端部を反対方向に回転させることにより、駆動部材16から回転68を低減及び/又は除去することができる。図10の実施形態により、エンドエフェクタ50を延長及び後退させる前、その間、又はその後に、回転68を増加させることができる。本体408は、摩擦嵌めアセンブリ、ラチェットアセンブリ、又はラッチアセンブリのような任意適当な機械的締結機構によって所定位置に選択的に保持することができるように考えられている。
開示した回収デバイスは、身体からの物質の捕捉及び除去を必要とする任意適当な用途に利用することができる。任意の実施形態で説明した任意の態様は、本明細書に説明する任意その他の実施形態と共に使用することができる。デバイスは、任意適当な医療手順に使用することができ、任意適当な身体内腔及び体腔を通じて進むことができ、かつ任意適当な身体部分から物質を除去するのに使用することができる。例えば、本明細書に説明するデバイスは、経口的、経膣的、経直腸的、経鼻的、経尿道的、又は任意適当な組織の切開によりアクセスするものを含むあらゆる天然身体内腔又は管を通して使用することができる。
開示したデバイスは、約3フレンチ(1ミリメートル)又はそれよりも小さい寸法を有する断片を捕捉するように構成することができる。一部の実施形態において、開示した医療デバイスは、1ミリメートル〜12ミリメートルの直径を有するより小さい結石を捕捉して解除することができる。一部の実施形態において、ユーザは、より大きい結石を尿管の小径を通してそれらを除去する前に腎臓の下部腎杯から上部腎杯に再位置決めしてレーザで破壊することを望む場合がある。スコープチャネルを通すものとは対照的に、スコープチャネルの損傷を防ぐためにスコープの前で結石を除去することができる。結石が除去されたとき、内視鏡及び回収デバイスの両方を人体から除去することができる。一部の実施形態において、尿管鏡のためのガイドシースを使用して尿管鏡及び回収デバイスを前の位置に戻すか又は新たな位置に案内し、追加の結石を捕捉し、かつ結石除去中に尿管壁を保護することができる。延長及び拡張状態から後退及び収縮状態に移動しながら、本発明の開示の回収デバイスは、エンドエフェクタ50内により大きい結石を結紮し、より小さい結石を捕捉することができる。
本発明の開示の範囲から逸脱することなく開示したシステム及び処理に様々な修正及び変形を行うことができることは当業者には明らかであろう。本発明の開示の他の実施形態は、本明細書に開示する特徴の仕様及び実施の考察から当業者には明らかであろう。仕様及び例は、単に例示として考えるものとするように意図している。

Claims (19)

  1. 回収デバイスであって、
    遠位側に位置し且つ収縮状態と拡張状態の間を移動可能であるエンドエフェクタを有し、
    前記エンドエフェクタは、内腔を含む外側シースに且つ前記内腔内に固定された複数の支持部材と、複数の移動可能部材を含み、前記複数の支持部材の各々は、貫通する通路を含み、前記複数の移動可能部材の各々は、前記複数の支持部材の通路のうちの1つに少なくとも部分的に受入れられる第1の部分と、前記複数の支持部材の通路のうちの別の1つに少なくとも部分的に受入れられる第2の部分を有し、
    更に、近位側に位置するハンドルアセンブリを有し、前記ハンドルアセンブリは、長手方向アクチュエータと捩り用アクチュエータを含み、前記長手方向アクチュエータ及び前記捩り用アクチュエータは、前記複数の移動可能部材に結合され、前記複数の支持部材と独立に、前記複数の移動可能部材を前記外側シースに対して長手方向に移動させ且つ捩るように構成される、回収デバイス。
  2. 前記複数の移動可能部材のうちの1つ及びそれと隣接した1対の支持部材は、エンドエフェクタループを形成する、請求項1に記載の回収デバイス。
  3. 前記長手方向アクチュエータ及び前記捩り用アクチュエータは、前記移動可能部材を長手方向に移動させ且つ捩るための共通のアクチュエータ部材を含む、請求項1に記載の回収デバイス。
  4. 前記複数の移動可能部材のうちの1つの一部分は、前記複数の移動可能部材のうちの別の1つの一部分の周りに捩られる、請求項1に記載の回収デバイス。
  5. 前記複数の移動可能部材の各々の一部分は、螺旋経路に従う、請求項1に記載の回収デバイス。
  6. 回収デバイスであって、
    遠位側に位置し且つ収縮状態と拡張状態の間を移動可能であるエンドエフェクタを有し、
    前記エンドエフェクタは、内腔を含む外側シースに且つ前記内腔内に固定された複数の支持部材と、複数の移動可能部材を含み、前記複数の支持部材の各々は、貫通する通路を含み、前記複数の移動可能部材の各々は、前記複数の支持部材の通路のうちの1つに少なくとも部分的に受入れられる近位部分と、前記複数の支持部材の別の通路に少なくとも部分的に受入れられる遠位部分と、前記複数の支持部材の近位側に位置する遠位端部を含み、前記拡張状態を達成するために、前記複数の移動可能部材は、前記複数の支持部材と独立に前記外側シースに対して長手方向に変位され且つ捩られる、回収デバイス。
  7. 前記複数の移動部材の各々の近位部分の少なくとも一部分は遠位部分の少なくとも一部分に対して回転可能であり、前記移動可能部材を捩ったときに前記移動可能部材に捩りを発生させ、
    前記移動可能部材は、前記複数の支持部材に対して長手方向に移動可能である、請求項6に記載の回収デバイス。
  8. 前記移動可能部材の捩りにより、前記移動可能部材の遠位部分を曲げ形態に向かって付勢させる、請求項7に記載の回収デバイス。
  9. 更に、前記複数の支持部材及び前記複数の移動可能部材を受入れるように構成されたシースを有し、
    前記複数の移動可能部材の各々は、前記曲げ形態にあるとき、前記回収デバイスの長手方向軸線から半径方向外向きに延びる、請求項8に記載の回収デバイス。
  10. 更に、近位側に位置するハンドルアセンブリを有し、前記ハンドルアセンブリは、前記複数の移動可能部材を捩るように構成され、且つ、前記複数の移動可能部材を前記複数の支持部材に対して長手方向に移動させるように構成される、請求項6に記載の回収デバイス。
  11. 前記ハンドルアセンブリは、前記複数の移動可能部材を長手方向に移動させながら回転させるように構成される、請求項10に記載の回収デバイス。
  12. 前記複数の支持部材及び前記複数の移動可能部材は、複数のループを形成する、請求項6に記載の回収デバイス。
  13. 前記複数のループは、遠位側フロントループと、複数の近位側サイドループを含む、請求項12に記載の回収デバイス。
  14. 前記複数の移動可能部材の各々の遠位端部は、前記複数の支持部材よりも近位側の箇所で互いに結合される、請求項6に記載の回収デバイス。
  15. ハンドルアセンブリであって、
    内腔を含む外側シースに結合されたハウジングと、
    前記ハウジングに移動可能に取付けられた作動アセンブリと、を有し、
    前記作動アセンブリは、前記内腔の中を延びる駆動部材に結合され、
    前記駆動部材は、前記外側シースに固定された複数の支持部材を貫通する複数の移動可能部材を含み、
    前記複数の移動可能部材の各々は、エンドエフェクタループを形成するために、前記複数の支持部材の通路のうちの1つに少なくとも部分的に受入れられる第1の部分と、前記複数の支持部材の通路のうちの別の1つに少なくとも部分的に受入れられる第2の部分を有し、
    前記作動アセンブリは、前記複数の支持部材と独立に、前記複数の移動可能部材を前記外側シースに対して平行移動及び回転させるように移動可能である、ハンドルアセンブリ。
  16. 前記作動アセンブリは、前記複数の移動可能部材を回転させることなしに、前記複数の移動可能部材を平行移動させるように移動可能である、請求項15に記載のハンドルアセンブリ。
  17. 前記作動アセンブリは、前記複数の移動可能部材を同時に平行移動及び回転させるように移動可能である、請求項15に記載のハンドルアセンブリ。
  18. 前記駆動部材は、前記複数の移動可能部材を前記外側シースの長手方向軸線から半径方向外方に移動させるように回転可能である、請求項15に記載のハンドルアセンブリ。
  19. 前記複数の移動可能部材及び前記複数の支持部材は、複数のループを形成し、前記ループは、遠位フロントループと、複数の近位サイドループを含む、請求項18に記載のハンドルアセンブリ。
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