JP6622244B2 - コアネットワークに上下非対称のトンネルを確立するデータリンク確立方法及びシステム - Google Patents
コアネットワークに上下非対称のトンネルを確立するデータリンク確立方法及びシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6622244B2 JP6622244B2 JP2017066554A JP2017066554A JP6622244B2 JP 6622244 B2 JP6622244 B2 JP 6622244B2 JP 2017066554 A JP2017066554 A JP 2017066554A JP 2017066554 A JP2017066554 A JP 2017066554A JP 6622244 B2 JP6622244 B2 JP 6622244B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tunnel
- uplink
- downlink
- session
- terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
RAN(Radio Access Network) :無線アクセスネットワーク
UPF(User Plane Function) :ユーザプレーン制御装置
CPF(Control Plane Function) :コントロールプレーン制御装置
PCF(Policy Control Function) :ポリシ制御装置
移動通信システムは、ユーザ所持のスマートフォンや携帯電話機、タブレットのようなUE(User Equipment)(端末)間の通信を実現する。
UPFは、RANとパケットデータ網との間で、ユーザデータを中継する。
CPFは、UEの移動管理やセッション管理、PCFと連携した端末認証、及び、UPFに対するパケット転送制御を実行する。
PCFは、CPFに対してポリシ情報を通知する。
また、ネットワークがUE Contextを記憶しておくこともできるが、メモリ量のリソースの利用効率は低下することとなる。
更に、UE Contextを生成するための制御信号を少なくすることによって、シーケンス量及び演算量の観点からリソースの利用効率を高めることも考えられるが、端末が通信を開始する毎に、ネットワークがUE Contextを生成する必要がある。
コントロールプレーン制御装置が、端末からセッション確立要求を受信した際に、無線アクセス網及びユーザプレーン制御装置へ、セッション確立要求のサービス種別に応じて、端末が使用すべき上りリンク及び下りリンクで非対称のトンネルを確立するべく要求する第1のステップと、
無線アクセス網とユーザプレーン制御装置との間で、端末に対する上りリンク及び下りリンクで、第1のステップの要求に基づく非対称のトンネルが確立される第2のステップと
を有することを特徴とする。
第1のステップの前段で、無線アクセス網とユーザプレーン制御装置との間で、上りリンク及び下りリンクそれぞれに、1つの端末のみに紐付け可能な「セッション単位トンネル」と、複数の端末に紐付け可能な「ノード単位トンネル」とを予め確立し、
第2のステップについて、コントロールプレーン制御装置が、当該端末に対する上りリンクのトンネルを選択し、無線アクセス網が、当該端末に対する下りリンクのトンネルを選択することも好ましい。
セッション単位トンネルは、端末と無線アクセス網との間に無線ベアラを確立することによって、端末と紐付けられ、
ノード単位トンネルは、端末と無線アクセス網との間に無線ベアラを確立することなく、セッション確立要求に基づくサービス種別又は端末識別子(UEID)によって、無線データリンクに紐付けられることも好ましい。
第1のステップについて、コントロールプレーン制御装置は、セッション確立要求のサービス種別に応じて、上りリンク又は下りリンクのいずれか一方にトンネルを割り当てないとすることを、無線アクセス網へ要求することも好ましい。
第1のステップについて、コントロールプレーン制御装置は、セッション確立要求のサービス種別に応じて、以下のいずれか1つのリンク構成を選択する
(構成1)上りリンクにノード単位トンネルを選択し、下りリンクにセッション単位トンネルを選択する、
(構成2)上りリンクにセッション単位トンネルを選択し、下りリンクにノード単位トンネルを選択する、
(構成3)上りリンクにノード単位トンネルを選択し、下りリンクにトンネルを選択しない、
(構成4)上りリンクにセッション単位トンネルを選択し、下りリンクにトンネルを選択しない、
(構成5)上りリンクにトンネルを選択せず、下りリンクにノード単位トンネルを選択する、又は
(構成6)上りリンクにトンネルを選択せず、下りリンクにセッション単位トンネルを選択する
ことも好ましい。
第2のステップについて、無線アクセス網及びコントロールプレーン制御装置は、端末に付与される端末識別子に、IPアドレスと、上りリンク用のトンネルIDと、下りリンク用のトンネルIDとを対応付けたテーブルを作成し、
セッション単位トンネルのトンネルIDは、1つの端末でのみ使用され、
ノード単位トンネルのトンネルIDは、複数の端末で、所定数(グループサイズ)使用されることも好ましい。
コントロールプレーン制御装置は、EPC(Evolved Packet Core)におけるMME(Mobility Management Entity)、S−GW(Serving-Gateway)及びP−GW(PDN(Packet Data Network)-Gateway)のコントロールプレーン制御部と、PCRF(Policy and Charging Rules Function)とを有し、
ユーザプレーン制御装置は、EPCにおけるS−GW及びP−GWのユーザプレーン制御部を有する
ことも好ましい。
コントロールプレーン制御装置は、5GS(5 Generation System)におけるAMF(Access and Mobility Management Function)と、SMF(Session Management Function)と、PCF(Policy Control Function)とを有し、
ユーザプレーン制御装置は、5GSにおけるUPF(User Plane Function)を有する
ことも好ましい。
コントロールプレーン制御装置は、端末からセッション確立要求を受信した際に、無線アクセス網及びユーザプレーン制御装置へ、セッション確立要求のサービス種別に応じて、端末が使用すべき上りリンク及び下りリンクで非対称のトンネルを確立するべく要求するものであり、
無線アクセス網とユーザプレーン制御装置との間で、端末に対する上りリンク及び下りリンクで、第1のステップの要求に基づく非対称のトンネルが確立される
ことを特徴とする。
ここで、RANとUPFとの間では、上りリンク及び下りリンクそれぞれについて、「セッション単位トンネル」、「ノード単位トンネル」又は「トンネル無し」を確立することができる。
「セッション単位トンネル」とは、上りリンク又は下りリンクについて、1つのUEのみに紐付けられたセッションをいう。
「ノード単位トンネル」とは、上りリンク又は下りリンクについて、複数のUEに紐付けられたセッションをいう。
(構成1)上りリンクにノード単位トンネルを選択し、下りリンクにセッション単位トンネルを選択する。
(構成2)上りリンクにセッション単位トンネルを選択し、下りリンクにノード単位トンネルを選択する。
(構成3)上りリンクにノード単位トンネルを選択し、下りリンクにトンネルを選択しない。
(構成4)上りリンクにセッション単位トンネルを選択し、下りリンクにトンネルを選択しない。
(構成5)上りリンクにトンネルを選択せず、下りリンクにノード単位トンネルを選択する。
(構成6)上りリンクにトンネルを選択せず、下りリンクにセッション単位トンネルを選択する。
これら構成1〜6によれば、IoTのような多様なUEに対して、そのパケットデータの送受信特性に応じて、上下非対称のトンネルを割り当てることができる。
無線ベアラとは、物理レイヤ、MAC(Medium Access Control)レイヤ、RLC(Radio Link Control)レイヤ、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)レイヤによって確立される。
Ethernetであれば、MACアドレス。
SMS(Short Messege Service)であれば、MSISDN(Mobile Station International Subscriber Directory Number)。
オペレータ内閉域網であれば、UEとCPF間の制御信号で利用するIMSI、UEIDの再利用
以下では、UEとパケットデータ網との間の通信における実施形態について説明している。
(組1:ULトンネルID DLトンネルID)
( 1 1 )
組1は、上りのセッション単位トンネルに、ULトンネルID=1を割り当て、下りのセッション単位トンネルに、DLトンネルID=1を割り当てた、上下対称のトンネルの組を表す。
(組2:ULトンネルID DLトンネルID)
( 2 2 )
( 2 3 )
( 2 4 )
組2は、上りのノード単位トンネルに、ULトンネルID=2を割り当て、下りのセッション単位トンネルに、DLトンネルID=2、3、4を割り当てた、上下非対称のトンネルの組を表す。
(組3:ULトンネルID DLトンネルID)
( 3 5 )
組3は、上りのセッション単位トンネルに、ULトンネルID=3を割り当て、下りのセッション単位トンネルに、DLトンネルID=5を割り当てた、上下対称のトンネルの組を表す。
(組4:ULトンネルID DLトンネルID)
( 4 6 )
( 5 6 )
組4は、上りのノード単位トンネルに、ULトンネルID=4、5を割り当て、下りのセッション単位トンネルに、DLトンネルID=6を割り当てた、上下非対称のトンネルの組を表す。
(S1:上下非対称のトンネル確立の要求)
UEは、セッション確立要求をCPFへ送信する。CPFは、UEからセッション確立要求を受信した際に、RAN及びUPFへ、セッション確立要求のサービス種別に応じて、UEが使用すべき上りリンク及び下りリンクで非対称のトンネルを確立するべく要求する。
尚、CPFは、セッション確立要求のサービス種別に応じて、上りリンク又は下りリンクのいずれか一方にトンネルを割り当てないとすることを、RAN及びUPFへ要求することもできる。
RANとUPFとの間で、UEに対する上りリンク及び下りリンクで、S1の要求に基づく非対称のトンネルが確立される。
また、CPFが、UEに対する上りリンクのトンネルを選択し、RANが、当該UEに対する下りリンクのトンネルを選択する。
(S0:上下非対称のトンネルの事前確立)
RANとUPFとの間で、上りリンク及び下りリンクそれぞれに、上下非対称のトンネルを予め確立する。この場合、S1について、CPFは、事前確立のトンネルの中から選択する。
(組2:ULトンネルID DLトンネルID)
( 2 2 )
( 2 3 )
( 2 4 )
(S42)RANは、UEから受信したセッション確立要求を、CPFへ転送する。
(S43)CPFは、受信したセッション確立要求のサービス種別に紐づくULトンネルを選択する。サービス種別に応じて、上りリンクについて、セッション単位トンネルか又はノード単位トンネルかを選択する。そして、ULトンネルID(=2)を選択すると共に、IPアドレスも決定する。
ここで、ULトンネルID=2には、3つのセッション単位トンネルのDLトンネルIDが対応付けられている。そのために、3個のDLトンネルIDそれぞれに、IPアドレスも付与する。
更に、当該UEについて登録(アタッチ)完了時に、割り当て済のUEIDと、IPアドレス、ULトンネルID及びDLトンネルIDとの組を紐づける。
尚、CPFは、基地局−MME間のUEに紐付くIDであるUE-S1AP-IDを含む制御信号を受信することによって、UEIDを特定する。
(S44)そして、CPFは、DLトンネル確立要求を、RANへ送信する。DLトンネル確立要求には、ULトンネルID=2と共に、UEID及びサービス種別も含められる。このとき、UPFには、事前に、IPアドレスとULトンネルID=2とが対応付けられているので、CPFは、UPFへ、何ら制御信号を送信しない。
(S45)RANは、受信したDLトンネル確立要求に含まれるサービス種別に紐づくDLトンネルIDを選択する。ここでは、ULトンネルID=2の中から、DLトンネルID=3を選択したとする。
(S46)そして、RANは、DLトンネル確立応答(DLトンネルID=3)を、CPFへ返信する。
(S47)これによって、CPFは、ULトンネルID=2とDLトンネルID=3とが対応付けられたトンネルが確立されたと認識する。
(S48)そして、CPFは、セッション確立応答をRANへ返信する。セッション確立応答には、サービス種別とIPアドレスとが含まれる。
(S49)RANは、CPFから受信したセッション確立応答を、UEへ返信する。
これによって、UEは、パケットデータ網との間で、上りリンクと下りリンクで非対称のトンネルを中継したユーザデータの送受信が可能となる。
例えば、RANは確立可能なノード単位トンネルを1つのみとするルールを設定し、CPFにおいて特定UEに許容するサービス種別を、その唯一のノード単位トンネルのものとすることでデフォルトトンネルを利用する。
又は、RANは1つのサービス種別について複数のノード単位トンネルを確立可能で、尚且つ最初に確立されたノード単位トンネルをデフォルトトンネルとするルールを設定し、CPFにおいてセッション確立要求に含まれる当該サービス種別について、更にセッション確立要求にUEの端末能力が含まれていれば、端末能力に応じて特定UEに対しては最初に確立されたノード単位トンネルに紐づくIPアドレスを払い出すようにすることでデフォルトトンネルを利用する。
更に、当該UEについて登録(アタッチ)完了時に、割り当て済のUEIDと、IPアドレス及びULトンネルIDとの組を紐づける。
(S532)このとき、UPFは、事前にトンネルを生成していないために、ULトンネルIDについて認識していない。そのために、CPFは、UPFへ、ULトンネルID通知を送信する。ULトンネルID通知には、選択されたULトンネルID(=2)とIPアドレスとを対応付けて含める。
これによって、UPFは、ULトンネルIDとIPアドレスとが対応付けられたトンネルを生成する。
(S572)このとき、UPFは、DLトンネルIDについても認識していない。そのために、CPFは、UPFへ、DLトンネルID通知を送信する。DLトンネルID通知には、選択されたULトンネルID(=3)を含める。
これによって、UPFは、ULトンネルIDと、DLトンネルIDと、IPアドレスとが対応付けられたトンネルを認識する。
(S612)RANは、無線ベアラ無しでULデータパケットを受信した場合、そのサービス種別に紐づくノード単位トンネルを選択する。尚、ULデータパケットがサービス種別を含んでいない場合、デフォルトトンネルを選択する。
RANは、ULデータパケットにULノードトンネルIDのヘッダを付与し、選択したノード単位トンネルを中継して、UPFへ送信する。
(S613)UPFは、ノード単位トンネルによって受信したULデータパケットから、ULノードトンネルIDのヘッダを除去する。
そして、UPFは、ULデータパケットの送信元IPアドレスが、ノード単位トンネルに紐づけられたIPアドレスか否かを判定する。真と判定された場合、ULデータパケットを、パケットデータ網へ送信する。
尚、UPFは、ULデータパケットの内容情報をCPFへ送信することによって、CPFからのデータパケットの妥当性チェックを受けるものであってもよい。
尚、UPFは、DLデータパケットの内容情報をCPFへ送信することによって、CPFからのデータパケットの妥当性チェックを受けるものであってもよい。
(S622)UPFは、選択されたセッション単位トンネルを介して、RANへ、DLデータパケットを送信する。このとき、DLデータパケットに、DLセッショントンネルIDのヘッダを付与する。
(S623)RANは、DLデータパケットからDLセッショントンネルIDのヘッダを除去し、そのDLセッショントンネルIDからUEを特定する。
RANは、特定したUEに対して無線ベアラが確立されていない場合、そのUEのUEIDによってページングを送信する。
RANは、ページングに応答したUEに対して、無線ベアラを確立する。セッション単位トンネルは、RANとUEとの間で無線ベアラを確立することによって、UEと紐付けられる。
そして、RANは、確立した無線ベアラを介して、UEへ、DLデータパケットを送信する。
(S712)RANは、無線ベアラに紐付くセッション単位トンネルを選択する。そして、RANは、ULデータパケットに、ULセッショントンネルIDのヘッダを付与し、選択したセッション単位トンネルを中継して、UPFへ送信する。
(S713)UPFは、セッション単位トンネルによって受信したULデータパケットから、ULセッショントンネルIDのヘッダを除去する。
そして、UPFは、ULデータパケットの送信元IPアドレスが、セッション単位トンネルに紐づけられたIPアドレスか否かを判定する。真と判定された場合、ULデータパケットを、パケットデータ網へ送信する。
尚、UPFは、ULデータパケットの内容情報をCPFへ送信することによって、CPFからのデータパケットの妥当性チェックを受けるものであってもよい。
尚、UPFは、DLデータパケットの内容情報をCPFへ送信することによって、CPFからのデータパケットの妥当性チェックを受けるものであってもよい。
(S722)UPFは、DLデータパケットにDLノードトンネルIDのヘッダを付与し、ノード単位トンネルを介して、RANへ、DLデータパケットを送信する。
(S723)RANは、受信したDLデータパケットから、DLノードトンネルIDのヘッダを除去する。また、RANは、受信したDLデータパケットの宛先IPアドレスから、UEIDを特定する。
そして、RANは、UEとの間で無線ベアラを確立することなく、特定したUEIDによってDLデータパケットを送信する。
「トンネル種別」とは、上りトンネル種別及び下りトンネル種別それぞれについて、セッション単位トンネル又はノード単位トンネルを設定する。本発明によれば、上りトンネル種別及び下りトンネル種別を非対称に設定することができる。勿論、いずれか一方のトンネルを「無し」と設定することもできる。
「グループサイズ」とは、一括して生成するトンネルの数を表す。セション単位トンネルの場合その本数、及び、グループ単位トンネルの場合そのUE数である。
図8によれば、以下のように設定したとする。
上りトンネル種別=ノード単位トンネル
グループサイズ=3
下りトンネル種別=セッション単位トンネル
(S83)CPFは、トンネル確立要求を、RANへ送信する。トンネル確立要求には、ULトンネルID=2及びグループサイズ=3が含められる。
(S84)RANは、1個のULトンネルID=2に対して、3個のDLトンネルID=2、3、4を割り当てる。ここでは、ULトンネルID=2の1個ノード単位トンネルと、DLトンネルID=2、3、4の3個のセッション単位トンネルとを割り当てる。
(S85)そして、RANは、トンネル確立応答をCPFへ返信する。トンネル確立応答には、3個のDLトンネルID=2、3、4が含められる。
(S86)次に、CPFは、UPFへ、セッション確立要求を送信する。ここでは、CPF及びRANによって選択された、ULトンネルID、DLトンネルID及びIPアドレスの対応付けの組が、UPFへ送信される。
(S87)セッション確立要求を受信したUPFは、トンネルを設定する。
(S88)そして、UPFは、セッション確立応答を、CPFへ送信する。
(S89)これによって、CPFは、トンネルの生成が完了し、トンネル生成応答をPCFへ返信する。
上りトンネル種別=セッション単位トンネル
下りトンネル種別=ノード単位トンネル
グループサイズ=2
(S93)CPFは、トンネル確立要求を、RANへ送信する。トンネル確立要求には、ULセッショントンネルID=4、5及びグループサイズ=2が含められる。
(S94)RANは、2個のULトンネルIDに対して、1個のDLノードトンネルID=6を割り当てる。ここでは、ULトンネルID=4、5の2個のセッション単位トンネルに対して、DLトンネルID=6の1個のノード単位トンネルを割り当てる。
(S95)そして、RANは、トンネル確立応答をCPFへ返信する。トンネル確立応答には、1個のDLトンネルID=6が含められる。
(S96)次に、CPFは、UPFへ、セッション確立要求を送信する。ここでは、CPF及びRANによって選択された、ULトンネルID、DLトンネルID及びIPアドレスの対応付けの組が、UPFへ送信される。
(S97)セッション確立要求を受信したUPFは、トンネルを設定する。
(S98)そして、UPFは、セッション確立応答を、CPFへ送信する。
(S99)これによって、CPFは、トンネルの生成が完了し、トンネル生成応答をPCFへ返信する。
2 RAN
3 UPF
4 CPF
5 PCF
Claims (9)
- コントロールプレーン制御装置によって無線アクセス網とユーザプレーン制御装置との間に上りリンク及び下りリンクを確立するデータリンク確立方法であって、
前記コントロールプレーン制御装置が、端末からセッション確立要求を受信した際に、前記無線アクセス網及び前記ユーザプレーン制御装置へ、前記セッション確立要求のサービス種別に応じて、前記端末が使用すべき上りリンク及び下りリンクで非対称のトンネルを確立するべく要求する第1のステップと、
前記無線アクセス網と前記ユーザプレーン制御装置との間で、前記端末に対する上りリンク及び下りリンクで、第1のステップの要求に基づく非対称のトンネルが確立される第2のステップと
を有することを特徴とするデータリンク確立方法。 - 第1のステップの前段で、前記無線アクセス網と前記ユーザプレーン制御装置との間で、上りリンク及び下りリンクそれぞれに、1つの端末のみに紐付け可能な「セッション単位トンネル」と、複数の端末に紐付け可能な「ノード単位トンネル」とを予め確立し、
第2のステップについて、前記コントロールプレーン制御装置が、当該端末に対する上りリンクのトンネルを選択し、前記無線アクセス網が、当該端末に対する下りリンクのトンネルを選択する
ことを特徴とする請求項1に記載のデータリンク確立方法。 - 前記セッション単位トンネルは、端末と無線アクセス網との間に無線ベアラを確立することによって、端末と紐付けられ、
前記ノード単位トンネルは、端末と無線アクセス網との間に無線ベアラを確立することなく、前記セッション確立要求に基づくサービス種別又は端末識別子(UEID)によって、無線データリンクに紐付けられる
ことを特徴とする請求項2に記載のデータリンク確立方法。
- 第1のステップについて、前記コントロールプレーン制御装置は、前記セッション確立要求のサービス種別に応じて、上りリンク又は下りリンクのいずれか一方にトンネルを割り当てないとすることを、前記無線アクセス網へ要求する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のデータリンク確立方法。 - 第1のステップについて、前記コントロールプレーン制御装置は、前記セッション確立要求のサービス種別に応じて、以下のいずれか1つのリンク構成を選択する
(構成1)上りリンクにノード単位トンネルを選択し、下りリンクにセッション単位トンネルを選択する、
(構成2)上りリンクにセッション単位トンネルを選択し、下りリンクにノード単位トンネルを選択する、
(構成3)上りリンクにノード単位トンネルを選択し、下りリンクにトンネルを選択しない、
(構成4)上りリンクにセッション単位トンネルを選択し、下りリンクにトンネルを選択しない、
(構成5)上りリンクにトンネルを選択せず、下りリンクにノード単位トンネルを選択する、又は
(構成6)上りリンクにトンネルを選択せず、下りリンクにセッション単位トンネルを選択する
ことを特徴とする請求項4に記載のデータリンク確立方法。 - 第2のステップについて、前記無線アクセス網及び前記コントロールプレーン制御装置は、前記端末に付与される端末識別子に、IPアドレスと、上りリンク用のトンネルIDと、下りリンク用のトンネルIDとを対応付けたテーブルを作成し、
セッション単位トンネルのトンネルIDは、1つの端末でのみ使用され、
ノード単位トンネルのトンネルIDは、複数の端末で、所定数(グループサイズ)使用される
ことを特徴とする請求項5に記載のデータリンク確立方法。 - 前記コントロールプレーン制御装置は、EPC(Evolved Packet Core)におけるMME(Mobility Management Entity)、S−GW(Serving-Gateway)及びP−GW(PDN(Packet Data Network)-Gateway)のコントロールプレーン制御部と、PCRF(Policy and Charging Rules Function)とを有し、
前記ユーザプレーン制御装置は、EPCにおけるS−GW及びP−GWのユーザプレーン制御部を有する
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のデータリンク確立方法。 - 前記コントロールプレーン制御装置は、5GS(5 Generation System)におけるAMF(Access and Mobility Management Function)と、SMF(Session Management Function)と、PCF(Policy Control Function)とを有し、
前記ユーザプレーン制御装置は、5GSにおけるUPF(User Plane Function)を有する
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のデータリンク確立方法。 - コントロールプレーン制御装置によって無線アクセス網とユーザプレーン制御装置との間に上りリンク及び下りリンクを確立するシステムであって、
前記コントロールプレーン制御装置は、端末からセッション確立要求を受信した際に、前記無線アクセス網及び前記ユーザプレーン制御装置へ、前記セッション確立要求のサービス種別に応じて、前記端末が使用すべき上りリンク及び下りリンクで非対称のトンネルを確立するべく要求するものであり、
前記無線アクセス網と前記ユーザプレーン制御装置との間で、前記端末に対する上りリンク及び下りリンクで、第1のステップの要求に基づく非対称のトンネルが確立される
ことを特徴とするシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017066554A JP6622244B2 (ja) | 2017-03-30 | 2017-03-30 | コアネットワークに上下非対称のトンネルを確立するデータリンク確立方法及びシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017066554A JP6622244B2 (ja) | 2017-03-30 | 2017-03-30 | コアネットワークに上下非対称のトンネルを確立するデータリンク確立方法及びシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018170635A JP2018170635A (ja) | 2018-11-01 |
JP6622244B2 true JP6622244B2 (ja) | 2019-12-18 |
Family
ID=64018992
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017066554A Active JP6622244B2 (ja) | 2017-03-30 | 2017-03-30 | コアネットワークに上下非対称のトンネルを確立するデータリンク確立方法及びシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6622244B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011146844A (ja) * | 2010-01-13 | 2011-07-28 | Kddi Corp | モバイルipネットワークについて複数のトンネルを生成する経路制御方法及びシステム |
EP2683211B1 (en) * | 2012-07-02 | 2021-04-07 | Alcatel Lucent | Support of data transmission in a packet mobile network |
-
2017
- 2017-03-30 JP JP2017066554A patent/JP6622244B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018170635A (ja) | 2018-11-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20210250857A1 (en) | Service Capability Server / EPC Coordination For Power Savings Mode And Paging | |
US11159976B2 (en) | Handling of mapped EPS bearer context for invalid QoS flow description | |
US20210227595A1 (en) | Communication system and communication method for improving signal processing efficiency | |
TWI665929B (zh) | 處理在長期演進網路端及第五代網路端間的移動性的裝置及方法 | |
TWI711317B (zh) | 系統間切換進程間切換電子裝置的方法和處理電路 | |
US20200053803A1 (en) | Method for selecting session and service continuity mode in wireless communication system and device therefor | |
WO2013075635A1 (zh) | 连接建立方法和用户设备 | |
EP3821680B1 (en) | Multi-hop relaying in a mobile communication network | |
US11206580B2 (en) | Communication method and communications apparatus | |
JP2019520764A (ja) | 無線通信システムにおいて基地局のnasシグナリング支援方法及びそのための装置 | |
CN106470465B (zh) | Wifi语音业务发起方法、lte通信设备、终端及通信系统 | |
JP2022535933A (ja) | マルチユーザモバイル端末のためのサービス配信を実行するための装置、システム、方法、およびコンピュータ可読媒体 | |
JP2016536814A (ja) | 専用ベアラを用いるローカルandsfサーバへのアクセス | |
JP2023158130A (ja) | サイドリンク伝送におけるユーザ装置能力の標識方法及び装置 | |
TW201918057A (zh) | 處理協定資料單元會議及網路切片的裝置及方法 | |
WO2022152055A1 (zh) | 传输方法、传输装置、通信设备及可读存储介质 | |
CN108605378B (zh) | 一种数据传输方法、装置及相关设备 | |
TWI791936B (zh) | 無有效EPS 承載上下文之QoS 流描述之處理方法及使用者設備 | |
JP6622244B2 (ja) | コアネットワークに上下非対称のトンネルを確立するデータリンク確立方法及びシステム | |
KR20230137998A (ko) | Af 세션에 대한 외부 매개변수 프로비저닝을 위한 새로운 방법 | |
US20200252826A1 (en) | Method And Apparatus For Transmitting User Data Under Congestion Control In Wireless Communications | |
CN117796043A (zh) | 向受制于准入控制的网络切片的注册 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190304 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190930 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20191009 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191009 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191111 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191121 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6622244 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |