JP6622075B2 - Smoke detector - Google Patents
Smoke detector Download PDFInfo
- Publication number
- JP6622075B2 JP6622075B2 JP2015239111A JP2015239111A JP6622075B2 JP 6622075 B2 JP6622075 B2 JP 6622075B2 JP 2015239111 A JP2015239111 A JP 2015239111A JP 2015239111 A JP2015239111 A JP 2015239111A JP 6622075 B2 JP6622075 B2 JP 6622075B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- smoke
- suction nozzle
- housing
- suction
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Fire-Detection Mechanisms (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Description
本発明は、吸引ノズルから吸引した空気に含まれる煙粒子を検知する可搬型の煙検知装置に関する。 The present invention relates to a portable smoke detector that detects smoke particles contained in air sucked from a suction nozzle.
サーバー等を設置したコンピュータルームや半導体製造設備等におけるクリーンルームには、微小な煙を検知可能な高感度の煙検知装置が設置される。高感度の煙検知装置は、監視区域に設置したサンプリング管から空気を吸引し、吸引した空気中に浮遊する粒子を、レーザー光を用いて光学的に検出し、粒子数が所定以上となった場合に、警報を出力する。 In a clean room in a computer room or a semiconductor manufacturing facility where a server or the like is installed, a high-sensitivity smoke detector capable of detecting minute smoke is installed. The high-sensitivity smoke detector sucks air from the sampling tube installed in the monitoring area, optically detects particles floating in the sucked air using laser light, and the number of particles exceeds a predetermined value. In the case, an alarm is output.
このような固定式の煙検知装置の他、可搬型の煙検知装置も知られている。可搬型の煙検知装置は、監視区域に持ち込まれて使用されるもので、空気を吸引する吸引ノズルと、吸引ノズルから吸引した空気中の煙濃度を検出する本体部とを有する。作業者は、可搬型の煙検知装置の本体部を把持し、あるいはショルダーストラップ等で体に固定し、吸引ノズルを手で持って移動する。そして、吸引ノズルを様々な箇所に向けることにより、煙の発生箇所を特定することができる。このような煙検知装置としては、例えば特許文献1に挙げるようなものがある。
In addition to such a fixed smoke detector, a portable smoke detector is also known. The portable smoke detector is used by being brought into a monitoring area, and includes a suction nozzle that sucks air and a main body that detects smoke concentration in the air sucked from the suction nozzle. An operator grasps the main body of the portable smoke detection device or fixes it to the body with a shoulder strap or the like, and moves while holding the suction nozzle by hand. And the generation | occurrence | production location of smoke can be pinpointed by directing a suction nozzle to various locations. As such a smoke detection device, for example, there is a device described in
可搬型の煙検知装置は、本体部と吸引ノズルとに分かれているため、本体部を片方の手で持つか体に固定しておく必要があり、その状態でもう片方の手で持った吸引ノズルを検出対象に向けていくことになる。本体部と吸引ノズルとは可撓性を有するホース部材等で接続されているが、この形態では、吸引ノズルの取り回しが必ずしも容易とは言えない。また、吸引ノズルを検出対象に向けながら本体部を操作することが難しい。 Since the portable smoke detector is divided into a main body and a suction nozzle, it is necessary to hold the main body with one hand or to be fixed to the body, and in that state the suction with the other hand The nozzle is directed toward the detection target. Although the main body and the suction nozzle are connected by a flexible hose member or the like, it is not always easy to handle the suction nozzle in this form. Further, it is difficult to operate the main body while directing the suction nozzle toward the detection target.
本発明は前記課題を鑑みてなされたものであり、吸引ノズルの取り回しが容易で、各種操作も容易に行うことのできる煙検知装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide a smoke detection device in which a suction nozzle can be easily handled and various operations can be easily performed.
前記課題を解決するため、請求項1の発明に係る煙検知装置は、筐体の一面に、先端に空気の吸引口を有する吸引ノズルが設けられ、
前記筐体は、前記吸引ノズルを介して吸引した空気に含まれる煙粒子に基づき煙濃度を検出する検出部を内部に有すると共に、上面に手で把持する把手部を有し、
前記筐体は、前記把手部の中央位置よりも前記吸引ノズルが設けられる一面と反対側寄りに重心を有することを特徴として構成されている。
In order to solve the above-mentioned problem, the smoke detection device according to the invention of
The housing has a detection unit for detecting smoke concentration based on smoke particles contained in the air sucked through the suction nozzle inside, and a handle unit gripped by hand on the upper surface ,
The housing is configured to have a center of gravity closer to a side opposite to the one surface on which the suction nozzle is provided than a central position of the handle portion .
請求項1に係る発明によれば、手で把持できる筐体に吸引ノズルが設けられているので、筐体を片手で持って吸引ノズルを容易に様々な場所に向けることができ、取り回しを良好にできる。また、把手部で筐体を持った場合に、筐体が吸引ノズル側を上にするように傾くので、吸引ノズルを上方に向けやすく、煙発生箇所に吸引ノズルを向けることをより容易にすることができる。 According to the first aspect of the present invention, since the suction nozzle is provided in the case that can be gripped by hand, the suction nozzle can be easily directed to various places by holding the case with one hand, and the handling is good. Can be. In addition, when the handle is held by the handle, the case tilts so that the suction nozzle side faces up, making it easier to point the suction nozzle upward and make it easier to point the suction nozzle to the smoke generation location. be able to.
また、請求項2の発明に係る煙検知装置は、前記筐体は、前記把手部が設けられる上面と反対側の下面寄りに重心を有することを特徴として構成されている。 The smoke detector according to the invention of claim 2 is characterized in that the casing has a center of gravity near a lower surface opposite to an upper surface on which the handle portion is provided .
請求項2に係る発明によれば、吸引ノズルが上を向くように筐体が傾くことにより、取り回し性をより良好にすることができる。 According to the second aspect of the present invention, the casing can be tilted so that the suction nozzle faces upward, whereby the handling property can be improved.
さらに、請求項3の発明に係る煙検知装置は、前記吸引ノズルは、先端側の肉厚が前記筐体側の肉厚より薄いことを特徴として構成されている。 Furthermore, the smoke detection device according to the invention of claim 3 is characterized in that the suction nozzle has a thickness on the tip side thinner than a thickness on the housing side .
請求項3に係る発明によれば、吸引ノズルの重心を筐体側に偏るようにして、吸引ノズルを各所に向ける取り回し性を良好にすることができる。 According to the third aspect of the invention, the center of gravity of the suction nozzle is biased toward the housing, and the handling performance for directing the suction nozzle to various places can be improved.
本発明に係る煙検知装置によれば、吸引ノズルの取り回しを容易にすること共に、操作部の操作も容易に行うことができて、煙発生場所の特定を迅速かつ効率よく行うことができる。 According to the smoke detection device of the present invention, it is possible to easily handle the suction nozzle and to easily operate the operation unit, and to quickly and efficiently identify the smoke generation location.
本発明の実施形態について、図面に沿って詳細に説明する。本実施形態の煙検知装置は、可搬型であって、作業者が手で持って監視区域内を移動し、煙の発生箇所を特定するために用いられる。図1には本実施形態における煙検知装置の平面図を、図2には煙検知装置の正面図を、それぞれ示している。これら各図に示すように、本実施形態の煙検知装置は、手で持つことができる筐体1を有している。
Embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. The smoke detection device of the present embodiment is portable, and is used by an operator to move in a monitoring area by hand and specify a location where smoke is generated. FIG. 1 shows a plan view of the smoke detector in the present embodiment, and FIG. 2 shows a front view of the smoke detector. As shown in these drawings, the smoke detection device of the present embodiment has a
筐体1は、略直方体の箱状をなすように形成されている。筐体1の一面からは、吸引ノズル10が一方向に向かって伸びるように設けられている。吸引ノズル10は、筐体1に直結される中空状のパイプ部11を有し、その先端は開口した吸引口12となっている。吸引口12は筐体1の内部と連通しており、吸引口12から吸引した空気を、筐体1内に取り込むことができる。また、パイプ部11の内部には、吸引した空気の流速を測定できる気流センサ13が設けられる。
The
筐体1の吸引ノズル10が設けられる面と直交する面には、把手部15と煙濃度表示部16と電源スイッチ25及び風速切替スイッチ22aが設けられる。把手部15は、作業者が手で把持できる持ち手状に形成されている。また、煙濃度表示部16は、バーグラフ状の表示部分であって、検知した煙濃度をリアルタイムに表示することができる。なお、煙濃度表示部16としては、バーグラフ状のものには限られず、煙濃度を数値で表示するものや、指示計で表示するものなど、別の形態であってもよい。また、煙濃度表示部16には、表示する煙濃度のレンジを切替えるスイッチ、あるいはレンジを連続的に変化させるボリュームスイッチを設けることもできる。電源スイッチ25は、煙検知装置における電源供給のオンオフ操作を行うことができる。風速切替スイッチ22aは、吸引ノズル10で吸引する空気の流速を切替えることができる。
A
筐体1の吸引ノズル10が設けられる面及び把手部15や煙濃度表示部16が設けられる面と直交する面には、リセットスイッチ26、警報表示部27及び操作部であるファンスイッチ28が設けられる。リセットスイッチ26は、煙検知装置においてエラーが発生した場合に、正常状態に復帰させる際に操作される。また、ファンスイッチ28は、筐体1内に設けられる吸引ファンのオン、オフ操作を行うことができる。煙検知を行う際には、筐体1内の吸引ファンをオンにし、作業者が移動する際などには吸引ファンをオフにすることで、必要なときのみ吸引ファンを動作させることができる。これにより、電池の消費を抑えることができる。
A
図3には、警報表示部27の拡大図を示している。警報表示部27は、検知した煙濃度の増加に対応して、注意灯、警戒灯及び警報灯を有している。また、電源供給を示す電源灯、障害発生を示す障害代表灯及び吸引系統の詰まりを示す吸引チェック灯を有している。
FIG. 3 shows an enlarged view of the
図4には、把手部15を手で把持した状態の煙検知装置の平面図を示している。この図に示すように、把手部15を作業者が片方の手で把持することで、筐体1を持つことができる。筐体1には、把手部15と吸引ノズル10とがいずれも一体的に設けられているので、作業者が把手部15を手で把持し、その手の向きを変えることにより、吸引ノズル10の向く方向も変えることができる。
In FIG. 4, the top view of the smoke detection apparatus of the state which hold | gripped the
図5には、煙検知装置の構成を表したブロック図を示している。この図に示すように、筐体1は、煙検知装置の制御を行う制御部20と、煙濃度の検出を行う煙検知ユニット21と、空気の吸引を行う吸引ユニット22と、煙検知装置に電源を供給する電源部23とを有している。煙検知ユニット21と吸引ユニット22は、制御部20によって動作が制御される。電源部23は、充電池からなる。
FIG. 5 is a block diagram showing the configuration of the smoke detection device. As shown in this figure, the
また、制御部20には、煙濃度表示部16と、電源スイッチ25及びリセットスイッチ26が接続される。電源スイッチ25がオフからオンに操作されると、電源部23から各部に対し電源が供給され、制御部20や煙検知ユニット21、吸引ユニット22等が動作状態となる。
Further, the smoke
さらに、制御部20には、前述の警報表示部27、ファンスイッチ28、風速切替スイッチ22a、気流センサ13及び音響出力可能なスピーカーなどからなる音響出力部29が接続される。制御部20からは、正常、注意、警戒、警報、障害などの状態に応じて音声信号が出力され、音響出力部29は当該音声信号に基づくブザー鳴動あるいは音声出力を行う。風速切替スイッチ22aは、制御部20を介して吸引ユニット22による吸引強度を切替えることができる。これにより、吸引口12から吸引される空気の流速を変更できる。
Further, the
風速切替スイッチ22aの切替に伴い、前述した煙濃度表示部16において表示する煙濃度のレンジを、制御部20により自動的に切替えるようにしてもよい。例えば、風速切替スイッチ22aを操作して、吸引口12から吸引される空気の流速を大きくした場合には、煙の検出をより高感度に行うことが可能となることから、煙濃度表示部16もより細かい数値のレンジに変更する。逆に、吸引口12から吸引される空気の流速を小さくした場合には、煙濃度表示部16を大きい数値のレンジに変更する。これにより、煙濃度表示部16のレンジを自動的に適切となるように設定できる。
The smoke density range displayed on the smoke
煙検知ユニット21は、吸引ノズル10を介して吸引した空気を引込管に取込み、この引込管を流れる気流に対し、レーザー光を結像させ、1マイクロメートル程度の検煙点を形成する。この検煙点を煙粒子が通過する際に発生する散乱光を、レーザー光の電界成分Eの方向と平行に配置したフォトダイオードにより受光し、検出パルスを出力してカウントし、このカウント数により微小な煙濃度を検出することができる。煙検知ユニット21で検出した煙濃度の情報は、制御部20に送られ、制御部20は、煙検知ユニット21で検出した煙濃度に応じた表示を煙濃度表示部16にさせることができる。
The smoke detection unit 21 takes in the air sucked through the
吸引ユニット22は、内部に吸引ファンを有し、これによって吸引ノズル10の吸引口12から空気を吸引することができる。吸引ノズル10から吸引された空気は、前述のように煙検知ユニット21に取り込まれる。また、筐体1の底面には図示しないが排出口が形成されており、この排出口から空気が排出される。
The suction unit 22 has a suction fan inside, and can thereby suck air from the
吸引ノズル10のパイプ部11内に設けられる気流センサ13は、吸引ユニット22により空気が吸引されている際に、パイプ部11内の空気の流速を測定し、制御部20にその情報を送信する。これにより、風速切替スイッチ22aによる切替状態や空気の吸引がされていないことを制御部20で把握できる。風速切替スイッチ22aが操作されたにも関わらず、空気の流速が変化していない場合や、空気の吸引がされていないことが検出された場合、制御部20は警報表示部27に障害発生を表示させると共に、音響出力部29から障害発生の音声を発生させる。
The
また、気流センサ13で検出された空気の流速を基に、吸引ファンの制御や煙濃度表示部16のレンジ調整を、制御部20により行うことができる。吸引ファンの制御や煙濃度表示部16のレンジ調整は以下のように行う。まず、最初は気流センサ13で検出される空気の流速が高くなるように吸引ファンを制御する。このときは吸引量が大きいため、煙の量が少なくても検出が可能な高感度状態である。また、この状態において、煙濃度表示部16を細かい数値のレンジとすることで、僅かな煙の検出についても煙濃度表示部16で適切に表示することができる。
Further, the
高感度状態では、空気の吸引量が大きく、吸引ノズル10の周辺の空気の流れを乱してしまうことから、煙発生箇所を正確に特定することが難しいことがある。そこで、高感度状態で煙を検出したら、制御部20は、気流センサ13で検出される空気の流速が小さくなるように吸引ファンを制御し、低感度状態とする。この状態において、煙濃度表示部16を大きい数値のレンジとすることで、煙の発生場所を煙濃度表示部16によって正確に特定することができる。
In the high sensitivity state, the amount of air sucked is large, and the flow of air around the
なお、気流センサ13は、本実施形態ではパイプ部11の内部に設けられているが、これに限らず、筐体1内の空気の流路に設けることもできる。例えば煙検知ユニット21の直前などに気流センサ13を配置することができる。
Note that the
電源部23は、電源回路部24と接続されている。電源回路部24は、ACコンセントに接続可能なACプラグを接続することができ、AC100ボルトを入力することで、所定の直流電圧に変換して電源部23に出力することができる。これにより、電源部23には、電源回路部24から電力が入力され、充電がなされる。
The
次に、本実施形態の煙検知装置の使用方法について説明する。監視区域には、固定式の煙検知装置が設置されており、この煙検知装置において所定以上の煙濃度が検出された場合に、作業者が本実施形態の煙検知装置を持って、監視区域の煙発生場所を特定する作業を行う。このとき、作業者は、筐体10の把手部15を片方の手で持って作業を行う。
Next, the usage method of the smoke detection apparatus of this embodiment is demonstrated. A fixed smoke detector is installed in the monitoring area, and when a smoke concentration higher than a predetermined level is detected in the smoke detector, the operator holds the smoke detector of the present embodiment, and the monitoring area Work to identify the location of smoke generation. At this time, the worker works by holding the
作業者は、電源スイッチ25をオフからオンに操作し、煙検知装置の電源を投入する。次に、作業者は、煙が発生しそうな場所、例えば、監視区域がコンピュータルームである場合には、サーバーの近くまで移動する。煙が発生しそうな場所に到達したら、作業者は、ファンスイッチ28を操作して、吸引ユニット22を動作させる。その上で、吸引口12を各所に向けて空気を吸引し、煙検知ユニット21において煙濃度を検出する。煙濃度は、手元の煙濃度表示部16で表示されるので、作業者は煙濃度をリアルタイムに把握することができる。また、煙濃度のレベルに応じて、筐体1の警報表示部27の表示状態が変化し、吸引口12を向けた場所から煙が発生していた場合には、そのことをすぐに把握することができる。
The operator operates the
本実施形態の煙検知装置は、把手部15を有する筐体1に吸引ノズル10や煙検知ユニット21などが一体的に設けられているので、作業者は片手で吸引口12を様々な場所に向けることができ、取り回しが容易である。また、吸引ノズル10を様々な場所に向けながらでも、筐体1に設けられたスイッチ等を容易に操作することができる。
In the smoke detection device of the present embodiment, the
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の適用は本実施形態には限られず、その技術的思想の範囲内において様々に適用されうる。例えば、本実施形態において、把手部15は持ち手状に形成されているが、筐体1を手で把持できる形状であれば他の形状であってもよい。また、把手部は複数形成されていてもよく、その場合、吸引ノズル10のうち筐体1に近い部分に設けてもよい。
Although the embodiment of the present invention has been described above, the application of the present invention is not limited to this embodiment, and can be applied in various ways within the scope of its technical idea. For example, in the present embodiment, the
また、吸引ノズル10の先端部の吸引口12近傍に、マイクロスイッチなどからなる作動スイッチを設けてもよい。作動スイッチは、制御部20に接続され、押圧によりオフからオンに切り替わる。吸引ノズル10を検出対象に近づけ、吸引口12近傍の作動スイッチが検出対象に当接してオンになったら、吸引ユニット22を動作させて煙検知ユニット21に空気を吸引する。これにより、検出対象に吸引口12が近づいた際にのみ、吸引ユニット22を動作させることができるので、電池の消費を抑えることができる。
Further, an operation switch composed of a micro switch or the like may be provided in the vicinity of the
また、吸引ノズル10は、筐体1に対し着脱自在であってもよい。この場合、煙検知装置を保管する際には、吸引ノズル10を筐体1から取り外して、収納性を良好にすることができる。
Further, the
さらに、吸引ノズルが伸縮可能に構成されていてもよい。伸縮可能とした吸引ノズル30の断面図を図6に示している。伸縮可能な吸引ノズル30は、例えば第1パイプ部材31と第2パイプ部材32とを有している。第1パイプ部材31の一方の端面は、小径状の開口部31aを有している。また、第1パイプ部材31の他方の端面は、第2パイプ部材32の外径に略適合する開口部31bを有している。第2パイプ部材32の一方の端部は、第1パイプ部材31の中空内部に配置され、端面には開口部32aが形成されている。また、第2パイプ部材32の第1パイプ部材31の中空内部に配置されている部分には、径方向に突出する突状部32bが形成されており、第1パイプ部材31の内径に略適合している。突状部32bの外径は、第1パイプ部材31の開口部31bよりも大きく、したがって、第2パイプ部材32を伸ばした場合に、突状部32bが第1パイプ部材31の開口部31bから出ることはできず、その位置で止まることができる。また、第2パイプ部材32は、図中破線で示すように、第1パイプ部材31に対してスライドし、中空内部に収納することができる。第2パイプ部材32の突状部32b側の端部は、第1パイプ部材31の開口部31a側の端面に当接し、それ以上移動しないようにすることができる。これにより、第2パイプ部材32を第1パイプ部材31内に収納できるから、吸引ノズル30の長さを短くし、収納性をより良好にすることができる。また、開口部によって各パイプ部材の中空内部は長さ方向に連通しているので、空気の吸引も確実に行うことができる。
Furthermore, the suction nozzle may be configured to be extendable and contractible. FIG. 6 shows a cross-sectional view of the
吸引ノズル10または筐体1の重心位置を調整することにより、取り回しをより容易にすることもできる。吸引ノズル10は長尺状であるため、先端側の重量が大きいと取り回しがしにくい。そこで、そこで、吸引ノズル10の先端側ほど肉厚が小さくなるようにするなどして、重心が根元側に偏るように構成することで、吸引ノズル10を各所に向ける取り回し性を良好にすることができる。
By adjusting the position of the center of gravity of the
また、筐体1の内部における重量物の配置により、筐体1の重心位置を調整することもできる。図7には、筐体1の重心位置を調整した場合の正面図を示している。筐体1内には、バッテリー等の重量物が設けられるので、その配置位置を調整することにより、筐体1の重心位置1aを、把手部15の中央位置よりも吸引ノズル10が設けられる面と反対側寄りとすることができる。また、筐体1の重心位置1aは、筐体1の把手部15が設けられる上面と反対側の下面寄りとなることが望ましい。この筐体1に設けられた把手部15を手で持つことにより、筐体1は吸引ノズル10側が上を向くように傾く。煙は上方に上がっていくため、吸引ノズル10を向ける場所は高所が多い。このため、煙検知装置においては吸引ノズル10が上を向くように筐体1が傾くことにより、取り回し性をより良好にすることができる。
Further, the position of the center of gravity of the
筐体1の重心位置は、必ずしも把手部15の中央位置よりも後寄りとならなくてもよく、できるだけ後寄りとなるように重量物の配置を調整してもよい。これによっても、筐体1を持った際の吸引ノズル10の取り回し性は良好にすることができる。また、筐体1の重心位置を調整するために、錘部材を筐体1内に配置するようにしてもよい。さらに、把手部15の筐体1における位置を調整することにより、筐体1の重心位置との相対位置を変化させ、吸引ノズル10が上を向きやすいようにすることもできる。
The position of the center of gravity of the
1 筐体
10 吸引ノズル
11 パイプ部
12 吸引口
15 把手部
16 煙濃度表示部
20 制御部
21 煙検知ユニット
22 吸引ユニット
23 電源部
24 電源回路部
25 電源スイッチ
26 リセットスイッチ
27 警報表示部
28 ファンスイッチ
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記筐体は、前記吸引ノズルを介して吸引した空気に含まれる煙粒子に基づき煙濃度を検出する検出部を内部に有すると共に、上面に手で把持する把手部を有し、
前記筐体は、前記把手部の中央位置よりも前記吸引ノズルが設けられる一面と反対側寄りに重心を有することを特徴とする可搬型の煙検知装置。 A suction nozzle having an air suction port at the tip is provided on one surface of the housing ,
The housing has a detection unit for detecting smoke concentration based on smoke particles contained in the air sucked through the suction nozzle inside, and a handle unit gripped by hand on the upper surface ,
The portable smoke detector according to claim 1, wherein the casing has a center of gravity closer to a side opposite to the one surface on which the suction nozzle is provided than a center position of the handle portion .
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015239111A JP6622075B2 (en) | 2015-12-08 | 2015-12-08 | Smoke detector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015239111A JP6622075B2 (en) | 2015-12-08 | 2015-12-08 | Smoke detector |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019210184A Division JP6854332B2 (en) | 2019-11-21 | 2019-11-21 | Smoke detector and method of identifying smoke generation location |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017107311A JP2017107311A (en) | 2017-06-15 |
JP6622075B2 true JP6622075B2 (en) | 2019-12-18 |
Family
ID=59060739
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015239111A Active JP6622075B2 (en) | 2015-12-08 | 2015-12-08 | Smoke detector |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6622075B2 (en) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6827382B2 (en) * | 2017-07-18 | 2021-02-10 | 能美防災株式会社 | Mobile smoke detector |
JP6987679B2 (en) * | 2018-03-14 | 2022-01-05 | ホーチキ株式会社 | Smoke detector |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3392360B2 (en) * | 1997-11-28 | 2003-03-31 | ホーチキ株式会社 | Gas ejector |
JP4994681B2 (en) * | 2006-03-15 | 2012-08-08 | 理研計器株式会社 | Portable gas alarm |
CN202171547U (en) * | 2011-05-24 | 2012-03-21 | 中节能六合天融环保科技有限公司 | Portable flue gas sampling and heating probe |
JP6350786B2 (en) * | 2013-10-01 | 2018-07-04 | 能美防災株式会社 | Mobile smoke detector and method for identifying smoke generation position using the same |
JP3198679U (en) * | 2015-04-23 | 2015-07-16 | 新コスモス電機株式会社 | Portable gas detector |
-
2015
- 2015-12-08 JP JP2015239111A patent/JP6622075B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017107311A (en) | 2017-06-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6854332B2 (en) | Smoke detector and method of identifying smoke generation location | |
JP7049506B2 (en) | Smoke detector | |
JP6551899B2 (en) | Smoke detection device | |
JP6350786B2 (en) | Mobile smoke detector and method for identifying smoke generation position using the same | |
JP6622075B2 (en) | Smoke detector | |
JP2018173967A (en) | Smoke detector | |
JP2008232723A (en) | Mist measuring instrument | |
ITMI20110132A1 (en) | GAS LEAK DETECTION DEVICE, PARTICULARLY FOR JOINTS OF TUBES AND THE LIKE. | |
JP7429259B2 (en) | smoke detection device | |
KR20180076195A (en) | Apparatus for measuring Fine Particle Matter | |
JP7304927B2 (en) | smoke detector | |
JP7142743B2 (en) | detector | |
JP6922058B2 (en) | Smoke detector | |
JP6512616B2 (en) | Mobile smoke detection device and method of specifying smoke generation position using the same | |
JP2016212061A (en) | Dust detection device and dust detection system | |
JP7013147B2 (en) | Smoke detector | |
JP6987679B2 (en) | Smoke detector | |
JP2018173845A (en) | Smoke detector | |
JP6775074B2 (en) | Smoke detector | |
JP2017062820A (en) | Identification method of smoke generation position using movable smoke detector | |
JP6774535B2 (en) | Smoke detector | |
JP2007147519A (en) | Particle counter, and particle counting system | |
JP2015120109A (en) | Discharge break detection device for adhesive agent | |
JP2019021020A (en) | Movable type smoke detection device | |
JP2006064406A (en) | Particulate measuring system and particulate measuring instrument |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180920 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190710 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190716 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190827 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191111 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191121 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6622075 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |