JP6621346B2 - Valve device - Google Patents
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Description
本発明は、バルブを回動させて流体の流通を制御するバルブ装置の技術に関する。 The present invention relates to a technology of a valve device that controls flow of fluid by rotating a valve.
従来、バルブを回動させて流体の流通を制御するバルブ装置の技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
2. Description of the Related Art Conventionally, a technology of a valve device that controls the flow of fluid by rotating a valve is known. For example, as described in
特許文献1に記載されるバルブ装置(流体制御弁)は、流路が貫通形成された円筒状のシート(ハウジングのノズル)、流路に配置される円板状のバルブ(バタフライ型バルブ)、当該バルブの外周に嵌め合わされたシールリング、バルブを支持するシャフト及び当該シャフトを介してバルブを回動させるアクチュエータ等を具備する。
A valve device (fluid control valve) described in
特許文献1に記載されるバルブ装置は、アクチュエータによってバルブの板面がシートの軸線方向を向くようにバルブを回動させることで、流路を閉塞する。このとき、シールリングは、シートとバルブとの隙間をシールする。また、流路を閉塞しているバルブを回動させることで、流路を開放する。
The valve device described in
しかし、特許文献1に記載されるシート及びシールリングは、バルブの回動時に摺動することによって摩耗し易いという点で不利であった。
However, the seat and seal ring described in
本発明は、以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題はシート及びシールリングの摩耗を抑制することが可能なバルブ装置を提供するものである。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and a problem to be solved is to provide a valve device capable of suppressing wear of a seat and a seal ring.
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。 The problem to be solved by the present invention is as described above. Next, means for solving the problem will be described.
即ち、請求項1においては、流路が貫通形成されているシートと、前記流路に回動自在に配置されると共に、回動することで前記流路を開閉するバルブと、前記バルブの外周に嵌め合わされたシールリングと、前記バルブが前記流路を閉塞する位置まで回動したときに、前記シールリングを拡径させて前記シートと前記シールリングとの隙間をシールする拡径手段と、を具備し、前記シールリングは、切れ目部分である合口を具備し、前記拡径手段は、前記合口を押し広げることで前記シールリングを拡径させるものである。
That is, in
請求項2においては、前記拡径手段は、前記バルブが前記流路を閉塞する位置まで回動したときに前記合口に入り込むことで、前記合口を押し広げるものである。 According to a second aspect of the present invention, the diameter-expanding means pushes and widens the joint by entering the joint when the valve is rotated to a position where the valve is closed .
請求項3においては、前記拡径手段は、前記シートに固定されるものである。 According to a third aspect of the present invention, the diameter expanding means is fixed to the sheet .
請求項4においては、前記合口は、前記バルブの回動軸線に対して離れた位置に配置されるものである。 According to a fourth aspect of the present invention, the abutment is arranged at a position separated from the rotation axis of the valve .
請求項5においては、前記拡径手段は、前記シートとは異なる部材によって構成されるものである。 According to a fifth aspect of the present invention, the diameter increasing means is constituted by a member different from the sheet .
請求項6においては、前記シールリングには、縮径方向への張力が作用しているものである。 According to a sixth aspect of the present invention, tension in the diameter reducing direction acts on the seal ring .
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。 As effects of the present invention, the following effects can be obtained.
請求項1においては、シート及びシールリングの摩耗を抑制することができる。また、シールリングを簡単に拡径させることができる。
According to the first aspect, wear of the seat and the seal ring can be suppressed. Further, the diameter of the seal ring can be easily increased.
請求項2においては、シールリングを簡単に拡径させることができる。 According to the second aspect, the diameter of the seal ring can be easily increased.
請求項3においては、拡径手段の構成を簡素化することができる。 In Claim 3, the structure of a diameter expansion means can be simplified .
請求項4においては、シート及びシールリングの摩耗を効果的に抑制することができる。 According to the fourth aspect, the wear of the seat and the seal ring can be effectively suppressed .
請求項5においては、拡径手段を簡単に設けることができる。 In the fifth aspect, the diameter expanding means can be easily provided .
請求項6においては、動作不良の発生を抑制することができる。 According to the sixth aspect, it is possible to suppress the occurrence of malfunction .
以下では、図中の矢印U、矢印D、矢印F、矢印B、矢印L及び矢印Rで示した方向を、それぞれ上方向、下方向、前方向、後方向、左方向及び右方向と定義して説明を行う。 In the following, the directions indicated by arrow U, arrow D, arrow F, arrow B, arrow L and arrow R in the figure are defined as upward, downward, forward, backward, leftward and rightward, respectively. To explain.
以下では、図1及び図2を参照して、本発明の一実施形態に係るバルブ装置10の構成について説明する。なお、本明細書に添付した図面においては、バルブ装置10の構成や動作をわかり易くするために、各部材の寸法や部材間の隙間等を誇張して記載している。
Below, with reference to FIG.1 and FIG.2, the structure of the
バルブ装置10は、流体の流通を制御するためのものである。なお、本実施形態に係るバルブ装置10は、エンジンの排気ガス再循環(EGR)装置に設けられるものとする。図1に示すように、バルブ装置10は、シート20、バルブ30、シールリング40、シャフト50及びノッチピン60等を具備する。
The
シート20は、流体(本実施形態では排気ガス)の流路を形成するものである。シート20は、その軸線方向を前後方向に向けた略筒状に形成される。本実施形態に係るシート20は、エンジンの吸気通路と排気通路とを連通する通路に設けられる。シート20は、流路21及び支持孔22を具備する。
The
流路21は、流体が流通する通路である。流路21は、正面視略円状に形成され、シート20を軸線方向(前後方向)に貫通する。
The
支持孔22は、後述するノッチピン60を支持する孔である。支持孔22は、シート20を外周面から内周面まで径方向に貫通する。支持孔22は、シート20の右端部に形成される。
The
バルブ30は、流路21を開閉するための略円板状の部材である。バルブ30は、その外径がシート20の内径よりも小さくなるように形成される。バルブ30は、後述するシャフト50を介してシート20に回動自在に支持される。これにより、バルブ30は、シート20の内周面(流路21の壁面)との間に隙間を空けた状態で流路21に配置される。図2に示すように、バルブ30は、シールリング溝31を具備する。
The
シールリング溝31は、バルブ30の外周面に形成される溝である。シールリング溝31は、バルブ30の周方向に延びるように形成され、バルブ30の全周に亘って形成される。シールリング溝31は、バルブ30の厚み方向における中央部に形成され、前後に側壁を有する。
The
このように構成されるバルブ30は、図1に示す状態、すなわちその板面がシート20の軸線方向とは異なる方向を向いたときに、流路21を開放する。また、バルブ30は、その板面がシート20の軸線方向に対して直交する方向(左右方向)を向いたときに、流路21を完全に開放する。また、バルブ30は、その板面がシート20の軸線方向を向いたときに、流路21を完全に閉塞する(図6参照)。以下においては、このようなバルブ30が流路21を完全に閉塞する位置(図6に示す位置)を「全閉位置」と称する。
The
図1及び図2に示すシールリング40は、シート20とバルブ30との隙間をシールするためのものである。シールリング40は、その右端部が切り欠かれたような正面視略C字状に形成される。シールリング40は、弾性を有する材料によって構成される。シールリング40は、その外径がバルブ30の外径よりも大きく、かつシート20の内径よりも僅かに小さくなるように形成される。シールリング40は、合口41を具備する。
The
合口41は、シールリング40の右端部に形成される切れ目部分(シールリング40の周方向に沿った隙間)である。
The joint 41 is a cut portion (a gap along the circumferential direction of the seal ring 40) formed at the right end of the
シールリング40は、シールリング溝31に嵌め合わされる。これにより、シールリング40は、その外周面がバルブ30の外周面から径方向外側に突出する。シールリング40は、シールリング溝31の側壁に支持されることによって、バルブ30と一体的に回動すると共にバルブ30の厚み方向への相対移動が規制される。
The
シールリング40には、縮径方向への張力が作用している。すなわち、シールリング40は、常に収縮しようとしており、その内周面がシールリング溝31の底面と接触してバルブ30を径方向内側に押圧している。これによれば、シールリング40のバルブ30に対する相対回転を抑制することができる。
A tension in the direction of diameter reduction acts on the
図1に示すように、シャフト50は、バルブ30を回動可能に支持するための略円柱状の部材である。シャフト50は、その軸線方向を上下方向に向けた状態で、バルブ30の後面に固定される。シャフト50は、その上端部がシート20から突出すると共にモータ等の駆動源と連結される(不図示)。シャフト50は、前記駆動源から動力が伝達されてシート20に対して相対的に回動する。これによって、シャフト50は、その軸線L1を中心としてバルブ30を回動させる。
As shown in FIG. 1, the
ノッチピン60は、シールリング40を拡径させるための略円柱状の部材である。ノッチピン60は、その外径がシールリング40の合口41の上下方向に沿った距離よりも大きくなるように形成される。
The
ノッチピン60は、シート20の支持孔22に圧入されることでシート20に固定される。これによって、ノッチピン60は、シールリング40の合口41に対してシート20の周方向における位置を合わせて配置される。ノッチピン60は、その左端部がシート20の内周面(流路21の側壁)から左方向に突出する。当該ノッチピン60の突出部分は、全閉位置まで回動したバルブ30の外周面からシート20の内周面までの径方向に沿った距離に対応する幅だけシート20から突出している(図6参照)。これにより、ノッチピン60は、バルブ30が全閉位置まで回動してもバルブ30と衝突しないように構成される。
The
次に、図1から図6までを参照してバルブ装置10の閉塞動作について説明する。なお、図3及び図4(a)に白塗りで示す矢印は、バルブ30の回動方向を示している。また、図5に黒塗りで示す矢印は、シールリング40が弾性変形する様子を示している。
Next, the closing operation of the
まず、図1及び図2に示すバルブ装置10は、前記駆動源からシャフト50に動力を伝達することで、図1に示す矢印方向にバルブ30及びシールリング40を回動させる。これによって、バルブ30の板面がシート20の軸線方向を向くように(開度が小さくなるように)バルブ30を回動させる。このとき、図1及び図3に示すように、シールリング40の合口41は、ノッチピン60に接近する。
First, the
前述の如く、シールリング40は、その外径がシート20の内径よりも小さいため、シート20の内周面(流路21の壁面)との間に隙間を空けた状態で回動する。すなわち、シールリング40は、図1に示す状態から回動してもシート20に対して摺動しない。
As described above, since the outer diameter of the
図4に示すように、全閉位置の直前までバルブ30が回動すると、シールリング40の合口41は、ノッチピン60を通過しようとする。前述の如く、ノッチピン60は、その外径が合口41の上下方向に沿った距離よりも大きい。このため、ノッチピン60は、合口41に入り込もうとして当該合口41の上下両端部(シールリング40の周方向における両端部)と当接する。
As shown in FIG. 4, when the
図5及び図6に示すように、シールリング40とノッチピン60とが当接した状態からさらにバルブ30が回動すると、ノッチピン60は、シールリング40の合口41を押し広げながら合口41に入り込む。これによって、ノッチピン60は、シールリング40を均一に拡径させる。
As shown in FIGS. 5 and 6, when the
図5及び図6に示す全閉位置までバルブ30が回動すると、ノッチピン60は、その軸心がシールリング40の合口41の前後中央部に配置されるまで合口41に入り込む。このとき、ノッチピン60は、その頂部(上端部)及び底部(下端部)がシールリング40の両端面と当接する。これによって、シールリング40は、ノッチピン60の外径に応じた長さだけ拡径され、その外周面の全域がシート20の内周面(流路21の壁面)に密着する。これにより、バルブ30が流路21を閉塞したときに、バルブ30の外周面とシート20の内周面との隙間をシールリング40でシールすることができる。
When the
バルブ装置10は、流路21を開放するとき、流路21を閉塞した場合とは反対方向(図1に示す矢印方向とは反対方向)にバルブ30を回動させる。これによって、シールリング40の合口41は、後方向に移動してノッチピン60から離間する。このとき、ノッチピン60は、バルブ30の回動が始まった直後に(全閉位置からバルブ30が僅かに回動したときに)合口41から出て行くこととなる。これにより、シールリング40は、縮径してシート20の内周面に密着しなくなる。その後、流路21を完全に開放するまでバルブ30が回動しても、シールリング40は、シート20の内周面に対して摺動することはない。
When opening the
以上のように、バルブ装置10は、バルブ30が全閉位置にごく近い回動位置にある場合(全閉位置の直前から全閉位置となるまでの間及び全閉位置から僅かにバルブ30を回動させるまでの間)だけ、ノッチピン60によってシールリング40を拡径させてシート20の内周面に密着させている。これによれば、流路21を完全に閉塞したり完全に閉塞した流路21を開放しない限り、シールリング40をシート20に対して摺動しないようにすることができる。このため、シート20及びシールリング40の摩耗を抑制することができ、シート20及びシールリング40の摩耗に起因する排気ガスの漏れを抑制することができる。
As described above, when the
以上の如く、本実施形態に係るバルブ装置10は、流路21が貫通形成されているシート20と、前記流路21に回動自在に配置されると共に、回動することで前記流路21を開閉するバルブ30と、前記バルブ30の外周に嵌め合わされたシールリング40と、全閉位置(前記バルブ30が前記流路21を閉塞する位置)まで回動したときに、前記シールリング40を拡径させて前記シート20と前記シールリング40との隙間をシールするノッチピン60(拡径手段)と、を具備するものである。
As described above, the
このように構成することにより、シート20及びシールリング40の摩耗を抑制することができる。
By comprising in this way, abrasion of the sheet |
また、前記シールリング40は、切れ目部分である合口41を具備し、前記ノッチピン60は、前記合口41を押し広げることで前記シールリング40を拡径させるものである。
In addition, the
このように構成することにより、後述するようなシールリング溝31から径方向外側にシールリング40の内周面を押し出すことでシールリング40を拡径させる場合等と比較して、シールリング40を簡単に拡径させることができる。
また、シールリング40を均一に拡径させることができるため、シールリング40の外周面の全域をシート20の内周面に密着させ易くすることができる。これによって、シール性を向上させることができる。
By configuring in this way, the
Further, since the diameter of the
また、前記ノッチピン60は、前記全閉位置まで回動したときに前記合口41に入り込むことで、前記合口41を押し広げるものである。
In addition, the
このように構成することにより、後述するような合口41に圧縮空気等を噴き付けて拡径させる場合等と比較して、シールリング40を簡単に拡径させることができる。
By comprising in this way, the diameter of the
また、前記ノッチピン60は、前記シート20に固定されるものである。
The
このように構成することにより、後述するようなノッチピン(図7に示す第一変形例に係るノッチピン160)を移動させるための駆動源等を用いることなくシールリング40を拡径させることが可能となるため、シールリング40を拡径させる構成を簡素化することができる。
With this configuration, it is possible to expand the diameter of the
また、前記合口41は、前記バルブ30の回動軸線(シャフト50の軸線L1)に対して離れた位置に配置されるものである。
なお、本実施形態に係る合口41は、バルブ30の右端部、すなわちバルブ30の回動軸線に対して最も離れた位置に配置されている。
Further, the joint 41 is arranged at a position away from the rotation axis of the valve 30 (the axis L1 of the shaft 50).
The
このように構成することにより、バルブ30の回動角度に対する合口41の移動距離を長くすることができる。これにより、バルブ30を僅かに回動させるだけでノッチピン60を合口41に対して出し入れすることができるため、バルブ30が全閉位置にごく近い回動位置にある場合だけシールリング40を拡径させることが可能となる。これによれば、必要なときだけシールリング40を拡径させることができ、シールリング40をシート20に対して極力摺動しないようにすることができる。従って、シート20及びシールリング40の摩耗を効果的に抑制することができる。
By configuring in this way, the moving distance of the
また、前記ノッチピン60は、前記シート20とは異なる部材によって構成されるものである。
Further, the
このように構成することにより、シート20にノッチピン60を一体的に形成する場合と比較して簡単な加工でシート20及びノッチピン60を形成することができるため、ノッチピン60をシート20に簡単に設けることができる。
また、既存のバルブ装置に簡単にノッチピン60を設ける(後付けする)ことができる。
By configuring in this way, the
Moreover, the
また、前記シールリング40には、縮径方向への張力が作用しているものである。
The
このように構成することにより、シールリング40のバルブ30に対する相対回転を抑制することができる。これによれば、合口41がノッチピン60に対してシールリング40の周方向にずれることを抑制できるため、合口41にノッチピン60を入り込ませ易くすることができる。これによって、シールリング40のバルブ30に対する相対回転に起因する動作不良の発生を抑制できる。
By comprising in this way, the relative rotation with respect to the valve |
なお、本実施形態に係るノッチピン60は、本発明に係る拡径手段の実施の一形態である。
The
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能である。 The embodiment of the present invention has been described above, but the present invention is not limited to the above-described configuration, and various modifications can be made within the scope of the invention described in the claims.
例えば、本実施形態に係るバルブ装置10は、EGR装置に設けられるものとしたが、バルブ装置10の適用対象は、これに限定されるものではない。
For example, although the
また、本実施形態に係る流路21には、排気ガスが流通するものとしたが、流路21を流通する流体は、排気ガスに限定されるものではなく、例えば、圧縮空気等であってもよい。また、流路21を流通する流体は、気体に限定されるものではなく、例えば、水等の液体であってもよい。
In addition, the exhaust gas is assumed to flow through the
また、本実施形態においては、合口41を押し広げることでシールリング40を拡径させるものとしたが、必ずしも合口41を押し広げてシールリング40を拡径させる必要はない。例えば、拡径可能な軸部材や圧縮空気等によってシールリング溝31から径方向外側にシールリング40の内周面を押し出すことでシールリング40を拡径させてもよい。
Moreover, in this embodiment, although the diameter of the
また、必ずしもノッチピン60を合口41に入り込ませる必要はなく、例えば、合口41に圧縮空気等を噴き付けることによって合口41を押し広げてもよい。
Further, the
また、本実施形態に係るノッチピン60は、シート20に固定されるものとしたが、これに限定されるものではなく、シート20に相対移動可能に支持されていてもよい。このような場合において、ノッチピン60は、例えば、図7(a)に示す第一変形例に係るバルブ装置110のノッチピン160ような構成とすることも可能である。
In addition, the
第一変形例に係るノッチピン160は、駆動源によって左右方向に移動自在にシート20の支持孔22に支持される。図7に示すように、ノッチピン160は、バルブ30が全閉位置まで回動した後で、左方に移動されて合口41に入り込み、合口41を押し広げてシールリング40を拡径させる。また、ノッチピン160は、流路21を開放するときに、右方向に移動されて合口41から出て行く。その後、バルブ30は回動される。このように構成することで、シート20とシールリング40とが摺動しないようにすることができるため、シート20及びシールリング40の摩耗を効果的に抑制することができる。
このような第一変形例に係るバルブ装置110は、バルブ30の回動に連動する機構によってノッチピン160を左右方向に移動させてもよい。
The
The
また、本実施形態に係るノッチピン60は、バルブ30が全閉位置まで回動したときに、その軸心が合口41の前後中央部に配置されるものとしたが、これに限定されるものではない。ノッチピン60は、例えば、バルブ30が全閉位置まで回動したときに、その軸心が合口41の前部(前後中央部よりも前方)に配置されるものであってもよい。このような場合において、ノッチピン60は、シールリング40の両端面ではなく、角部(合口41の前上端部及び前下端部)と当接していてもよい。
In addition, the
また、本実施形態に係るノッチピン60は、シート20とは異なる部材によって構成されるものとしたが、これに限定されるものではなく、シート20と一体的に形成されるものであってもよい。
In addition, the
また、ノッチピン60が固定される部材は、本実施形態のようなシート20に限定されるものではなく、他の部材に固定されていてもよい。
The member to which the
また、本実施形態に係るシールリング40は、径方向内側への張力が作用するものとしたが、これに限定されるものではなく、例えば、張力が作用しないものであってもよい。
Further, the
また、シールリング40は、合口41の有無を問わない。シールリング40は、例えば、合口41を具備しないもの、すなわち円環状のゴム等の弾性部材によって構成されるものであってもよい。
Moreover, the
また、本実施形態に係るシールリング40の外径は、シート20の内径よりも小さくなるように形成されるものとしたが、これに限定されるものではなく、シート20の内径と略同一の大きさとなるように形成されていてもよい。この場合、シールリング40は、ノッチピン60による拡径前の状態において、拡径時よりも弱い力でシート20と接触することになるため、シート20との摺動による摩耗を抑制することができる。
Further, the outer diameter of the
また、本実施形態に係る合口41は、バルブ30の右端部に配置されるものとしたが、合口41のバルブ30に対する位置は、これに限定されるものではない。合口41は、例えば、バルブ30の左端部に配置されるものであってもよい。このような場合においても、合口41をバルブ30の回動軸線に対して最も離れた位置に配置することができる。
Moreover, although the
また、合口41は、必ずしもバルブ30の回動軸線に対して最も離れた位置に配置する必要はない。合口41は、バルブ30の回動途中でノッチピン60が出入りする程度に、バルブ30の回動軸線に対して離れた位置に配置されていればよい。合口41は、例えば、バルブ30の左下部、左上部、右下部及び右上部等に配置されていてもよい。このような合口41が配置される位置は、「バルブの回動軸線に対して離れた位置」に含まれる。
Further, the
また、本実施形態に係るバルブ30は、図1に示す矢印方向に回動することで流路21を閉塞するものとしたが、バルブ30の回動方向は、これに限定されるものではない。バルブ30は、例えば、図1に示す矢印方向とは反対方向に回動することで流路21を閉塞してもよい。
In addition, the
また、バルブ30の構成は、本実施形態に限定されるものではなく、例えば、図8及び図9に示す第二変形例に係るバルブ装置210のバルブ230のような構成とすることも可能である。
Further, the configuration of the
第二変形例に係るバルブ230は、シールリング溝231及び溝部232を具備する。シールリング溝231は、バルブ230の右端部を除いてバルブ230の外周面の全域に亘って形成される。溝部232は、バルブ230の右端部に形成され、シールリング溝231と連通する。溝部232は、バルブ230の前側面から後側面に亘って形成される。溝部232の内側には、シールリング40の合口41が配置される。また、図9に示すように、第二変形例に係るノッチピン260は、本実施形態に係るノッチピン60よりも、その長さ(軸線方向幅)が溝部232の深さだけ長くなるように形成される。
このように構成することで、バルブ230の回動時にノッチピン260をバルブ230の溝部232に入り込ませることができ、ノッチピン260を合口41の左端部から右端部までに亘って当接させることが可能となる。これによれば、ノッチピン260とシールリング40との当接範囲を広くすることができ、ノッチピン260をシールリング40の合口41に入り込ませ易くすることができる。
The
With this configuration, the
10 バルブ装置
20 シート
21 流路
30 バルブ
40 シールリング
60 ノッチピン(拡径手段)
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記流路に回動自在に配置されると共に、回動することで前記流路を開閉するバルブと、
前記バルブの外周に嵌め合わされたシールリングと、
前記バルブが前記流路を閉塞する位置まで回動したときに、前記シールリングを拡径させて前記シートと前記シールリングとの隙間をシールする拡径手段と、
を具備し、
前記シールリングは、切れ目部分である合口を具備し、
前記拡径手段は、前記合口を押し広げることで前記シールリングを拡径させる、
バルブ装置。 A sheet having a flow passage formed therethrough;
A valve that is rotatably arranged in the flow path, and that opens and closes the flow path by rotating,
A seal ring fitted to the outer periphery of the valve;
A diameter expanding means for expanding the diameter of the seal ring and sealing a gap between the seat and the seal ring when the valve rotates to a position closing the flow path;
Equipped with,
The seal ring has a joint that is a cut portion,
The diameter-expanding means expands the diameter of the seal ring by expanding the joint.
Valve device.
請求項1に記載のバルブ装置。 The diameter-expanding means pushes the abutment by entering the abutment when the valve rotates to a position to close the flow path,
The valve device according to claim 1.
請求項1又は請求項2に記載のバルブ装置。 The diameter expanding means is fixed to the sheet,
The valve device according to claim 1 or 2.
請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載のバルブ装置。 The joint is disposed at a position away from the rotation axis of the valve.
The valve device according to any one of claims 1 to 3 .
請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載のバルブ装置。 The diameter expanding means is constituted by a member different from the sheet,
Valve device according to any one of claims 1 to 4.
請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載のバルブ装置。 A tension in the direction of diameter reduction is acting on the seal ring.
The valve device according to any one of claims 1 to 5.
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