JP6617195B2 - マイクロフォンの互換性 - Google Patents

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Description

本記載は、マイクロフォンの互換性に関する。
本記載は、一般的に電子デバイスのためのマイクロフォンに関し、より詳細には、異なる電子デバイス間でマイクロフォンの互換性を実現するシステムおよび方法に関する。
一般的な態様において、マイクロフォンと第1または第2のタイプの電子デバイスとの間の導電性経路に沿った電圧を検出するセンサと、第1のタイプの電子デバイスのマイクロフォン検出電流引込み要件を満足させるために電流を引き込み、第1のタイプの電子デバイスのマイクロフォン検出電流引込み要件よりも低いマイクロフォン検出電流引込み要件を有する第2のタイプの電子デバイスの電流引込みを防止するレギュレータとを備える、マイクロフォン互換性デバイスが提供される。
態様は、以下の特徴のうちの1つまたは複数を含むことができる。
レギュレータは、電圧制御される電流シャントを含むことができる。
検出された電圧は所定の電圧よりも高い場合があり、検出された電圧が所定の電圧よりも高いときレギュレータが電流を引き込むことができる。
所定の電圧は、電子デバイスの最小電圧供給値よりも高くてよい。
マイクロフォン互換性デバイスは、デバイス要件にしたがってレギュレータを通る電流の量を制御する電流制限器をさらに備えることができる。
レギュレータは、マイクロフォンと第2の電子デバイスとの間の接続またはイネーブルイベントの時から、物理的な切断またはディセーブルイベントの時まで、電流を引き込むことができる。
別の一般的な態様において、マイクロフォンと電子デバイスとの間で最初の時に形成される導電性経路に沿った電圧を検出するセンサと、さらなる電流が引き込まれる最初の時の後の時間期間を確定するタイマと、最初の時の後の時間期間の間にさらなる電流が引き込まれるように電流をシャントするシャントデバイスとを備える、マイクロフォン互換性デバイスが提供される。
態様は、以下の特徴のうちの1つまたは複数を含むことができる。
マイクロフォンを検出するためにさらなる電流が引き込まれることを電子デバイスが必要とする場合がある。
マイクロフォンを検出するためにさらなる電流が引き込まれることを電子デバイスが必要としない場合があり、このとき、マイクロフォンは時間期間の後にアクティブ化される。
マイクロフォン互換性デバイスは、マイクロフォンと電子デバイスとの間の電圧の伝達に影響を及ぼす物理的な切断またはディセーブルイベントの後にデバイスをリセットするリセットデバイスをさらに備えることができる。
タイマがRC回路を含むことができ、物理的な切断またはディセーブルイベントの後にリセットデバイスがコンデンサから電荷を排出する。
別の一般的な態様において、マイクロフォン互換性デバイスは、マイクロフォンと少なくとも1つの電子デバイスとの間の導電性経路に沿った電圧を検出するセンサと、第1の電子デバイスと第2の電子デバイスの各々によるマイクロフォン検出を可能にするための電流を引き込む電流制御デバイスであって、第2の電子デバイスが第1の電子デバイスよりも低い電流引込み要件を有する電流制御デバイスとを備える。
態様は、以下の特徴のうちの1つまたは複数を含むことができる。
電流制御デバイスが、第1の電子デバイスのマイクロフォン検出電流引込み要件を満足させるために電流を引き込み、第2の電子デバイスの電流引込みを防止するレギュレータを含むことができる。
レギュレータは、電圧制御される電流シャントを含むことができる。
検出された電圧は所定の電圧よりも高い場合があり、検出された電圧が所定の電圧よりも高いときレギュレータが電流を引き込むことができる。
マイクロフォン互換性デバイスは、デバイス要件にしたがってレギュレータを通る電流の量を制御する電流制限器をさらに備えることができる。
レギュレータは、マイクロフォンと第2の電子デバイスとの間の接続またはイネーブルイベントの時から、物理的な切断またはディセーブルイベントの時まで、電流を引き込むことができる。
電流制御デバイスは、さらなる電流が引き込まれる最初の時の後の時間期間を確定するタイマと、最初の時の後の時間期間の間にさらなる電流が引き込まれるように電流をシャントするシャントデバイスとを含むことができる。
マイクロフォンを検出するためにさらなる電流が引き込まれることを第2の電子デバイスが必要としない場合があり、マイクロフォンを時間期間の後にアクティブ化することができる。
マイクロフォン互換性デバイスは、マイクロフォンと第1または第2の電子デバイスとの間の電圧の伝達に影響を及ぼす物理的な切断またはディセーブルイベントの後にデバイスをリセットするリセットデバイスをさらに備えることができる。
上記およびさらなる利点は、以下の記載ならびに添付図面を参照することによってよりよく理解することができる。図面中、同様の数字は、様々な図面中の同様の構造要素および特徴を示す。図面は必ずしも原寸に比例せず、その代わり、特徴および実装の原理の図示には強調がなされている。
いくつかの例にしたがう、マイクロフォン互換性システムのブロック図である。 いくつかの実施形態にしたがう、マイクロフォン互換性デバイスのブロック図である。 いくつかの実施形態にしたがう、マイクロフォンおよび電子デバイスの簡略化したモデルを図示する電気回路図である。 いくつかの実施形態にしたがう、マイクロフォンおよび電子デバイスの簡略化したモデルを図示する電気回路図である。 いくつかの実施形態にしたがう、マイクロフォン互換性のために制御された電流引込みのための方法の流れ図である。 いくつかの実施形態にしたがう、マイクロフォン互換性デバイスのブロック図である。 いくつかの実施形態にしたがう、マイクロフォン互換性のために制御された電流引込みのための方法の流れ図である。
マイクロフォンは、音声コマンドを提供するために、スマートフォンまたは他のモバイル電子デバイスによって容易に使用されている。しかし、いくつかのデバイスは、マイクロフォンを検出するためにかなりの電流引込みを必要とするマイクロフォン検出方式を提供し、一方、他のデバイスは、かなりの量の電流を引き込まず、すべての可能なマイクロフォンバイアス電圧で適正に動作するために低い電流消費を必要とする低バイアス電圧マイクロフォンのサポートを必要とする。Androidオペレーティングシステムを実行するSamsung社製デバイスなどの小さい電流を引き込む低バイアス電圧マイクロフォンを必要とする他のデバイスにより必要とされる低電力動作を維持しながら、同じマイクロフォンが、Apple社製iOSデバイスなどの大電流の引込みを必要とするいくつかのデバイスにより検出されることはできないことに起因して、非互換性の問題が生じる可能性がある。
図1は、いくつかの例にしたがう、マイクロフォン互換性システムのブロック図である。
マイクロフォン互換性デバイス16が、マイクロフォン12と電子デバイス10との間の回路に接続される。それらのグランドが共通である場合、互換性デバイス16は、マイクロフォン12に並列である。電子デバイス10は、マイクロフォン12がデバイス10で動作するために、所定の電流消費を必要とする。動作期間に、マイクロフォン12は、音波を受け取り、電流の量を、マイクロフォンを通って流れる電力に、したがってマイクロフォン入力上の電圧に変調し、これがマイクロフォン互換性デバイス16によって検出される。マイクロフォン12は、微小電子機械システム(MEMS)のマイクロフォンなどであってよい。しかし、他のマイクロフォンのタイプにも等しく適用することができる。電子デバイス10は、スマートフォン、ラップトップコンピュータ、ノート型コンピュータなどの携帯型コンピュータであってよい。電子デバイス10は、マイクロフォン12からの電流を受け取るための音声またはマイクロフォン入力などの入力ポートを含む。入力ポートは、通常は、グランド端子が入力と出力との間で共有される、組み合わされた入出力ジャックの単一の端子である。
マイクロフォン互換性デバイス16は、異なる電子デバイスの電流消費要件を調整または補償する。たとえば、マイクロフォン互換性デバイス16は、マイクロフォン12が、たとえば、Android(商標)などのモバイルオペレーティングシステムを走らせるデバイスといった、1つのデバイス規格により必要とされるバイアス電圧の範囲をサポートすることを可能にすると共に、大きい電流消費要件を有する他のデバイスと互換性を有することも可能にする。ここで、マイクロフォン12は、電力要件にかかわらず、異なるデバイスの検出検査に合格することを可能にすることができる。いくつかの実施形態では、マイクロフォン互換性デバイス16は、iOSデバイスによって検出されると、さらなる電力を消費するように構築および配置することができる。いくつかの実施形態では、マイクロフォン互換性デバイス16は、マイクロフォン12がより高い電圧に対応できるときにのみ、より高い電圧で、余分の電力を消費する。他の実施形態では、マイクロフォン互換性デバイス16は、電子デバイスと接続した後の検出期間中の短い時間だけ余分の電力を消費し、その後、デバイス16は、低電力動作に戻る。
図2は、いくつかの実施形態にしたがう、マイクロフォン互換性デバイス16Aのブロック図である。マイクロフォン互換性デバイス16Aは、電圧依存性電流シャントとして機能し、それによって、マイクロフォン12を検出するために大きい電流消費を必要とする電子デバイスから電流が引き込まれ、より低い電圧を必要とし、他の場合に大きい電流を引き込むデバイスにより要求される十分な電流を引き込まない電子デバイスのためにバイアス電圧を維持することができる。
マイクロフォン互換性デバイス16Aは、たとえば、マイクロフォン検出のためにiOSデバイスにより必要とされる210μA〜500μAといった、マイクロフォン検出のためにかなりの量の電流を必要とする検出方式を有するデバイスに接続されると、さらなる電流を引き込むように構築および配置される。
これを達成するために、マイクロフォン互換性デバイス16Aは、センサ22、電流制限器24、および電圧レギュレータ26を備える。センサ22、電流制限器24、および/またはレギュレータ26は、図2に示されるように、単一のデバイスの筐体の下にあってよく、または異なるデバイスに分離されてもよい。マイクロフォン互換性デバイス16Aは、マイクロフォン12へのコネクタ、電子デバイス10へのコネクタ、またはマイクロフォン12と電子デバイス10の両方へのコネクタを含むこともできる。いくつかの場合では、デバイス16の構成要素は、マイクロフォン12と共通のPCB上にあり、PCB上の導体を通してマイクロフォン12に接続される。
マイクロフォン12と電子デバイス10との間に電気的接続がなされているかどうかをセンサ22が確定することができるように、電圧センサ22は、マイクロフォン12と電子デバイス10のマイクロフォン入力との間に位置する。特に、電圧センサ22は、マイクロフォン12と電子デバイス10との間の配線上の電圧を監視し、電圧の存在によってイネーブルにされる。
電流制限器24は、電圧レギュレータ26を通る電流を制限する。たとえば、電流制限器は、デバイス要件にしたがって電流引込みを制御する抵抗器を含むことができる。
センサ22がマイクロフォン12と電子デバイス10との間の接続を検出したと判定されると、電圧レギュレータ26は、安定な電圧を提供し、特に、たとえばiOSデバイスといった、検出しようとするデバイス10から余分の電流を引き込むためのシャントレギュレータとして機能する。前に記載したように、いくつかのデバイスは、大量の電流を引き込まない非常に低いバイアス電圧のマイクロフォンのためのサポートを必要とするが、他のデバイスは、マイクロフォンを検出するために、大きい電流引込みを必要とする。電圧レギュレータ26は、マイクロフォン互換性デバイス16Aが両方のデバイスタイプに対応できるように、電流吸込みを実現することができる。
たとえば、図3Aおよび図3Bを参照すると、2つの電子デバイス(デバイス1、デバイス2)は、それぞれが、Table 1(表1)に示されるように異なる規格の電気パラメータを有する場合がある。いくつかの実施形態では、デバイス1がAndroid(商標)オペレーティングシステムを実行する場合があり、デバイス2がiOSオペレーティングシステムを実行する場合がある。
Figure 0006617195
Table 1(表1)および図3Aに示されるように、デバイス1は、たとえば1.5Vといった、最小電圧供給値(Vsupply)を維持するために、136μA以下のマイクロフォン電流を必要とする。一方、デバイス2は、マイクロフォン検出のためデバイス2により必要とされる大量の電流(210μA〜500μA)を必要とする。
図3Aにおいて、たとえば1.8Vといったより低い電圧が検出されると、マイクロフォン12がデバイス1と動作できるように、マイクロフォン互換性デバイス16Aは、さらなる電流を引き込まない。ここで、1.5VバイアスでVsupply電圧を維持するために必要とされるマイクロフォン電流は、136μA未満である。上で記載されるように、デバイス1は、低バイアス電圧マイクロフォンのためのサポートを必要とする。
図3Bにおいて、デバイス2は、マイクロフォン検出のために、たとえば210μA〜500μAといった、デバイス1のものよりも著しく大きいマイクロフォン電流を必要とする。マイクロフォン互換性デバイス16Aは、ここで、マイクロフォン12を検出するために、大きい電流消費を必要とするデバイス2への十分な電流を提供するようにアクティブ化される。
上で例として図示されるTable 1(表1)を参照すると、マイクロフォンは、1.5Vの最小Vsupply限界を有する場合があり、その電圧がこの最小電圧よりも下に下がるとオフになることになる。たとえば1.8〜2.9Vといった、電子デバイスの出力電圧に依存して、出力電圧は、最小電圧に近づく場合がある。前に記載したように、デバイス2によって検出されるためにはさらなる電流を引き込まなければならない。しかし、これは、Vsupplyが最小電圧(たとえば、1.5V)よりも高い場合にだけ達成することができる。電子デバイスがたとえば2.7Vといった十分な電圧で動作する実施形態では、たとえば2.0Vといった所定の電圧より高い電圧が検出されると、マイクロフォン互換性デバイス16Aが余分の電流を引き込むことができる。
図4は、いくつかの実施形態にしたがう、マイクロフォン互換性のために制御された電流引込みのための方法100の流れ図である。方法100を説明する際に、図1〜図3の要素が参照される。
ブロック102において、マイクロフォン12は、電子デバイス10に直接または間接的に結合される。電子デバイス10は、マイクロフォン12を検出するのにかなりの電流消費を必要とするマイクロフォン検出方式を含む場合も、またはすべての可能なマイクロフォンバイアス電圧で適正に動作するために低い電流消費を必要とする場合もある。マイクロフォン12がこのようにして電子デバイス10を確定すると、電気的経路が形成され、これによって、マイクロフォン12と電子デバイス10との間に電流が流れる。
いくつかの電子デバイス10は、マイクロフォン検出プロセスを実行することができる。判断ダイアモンド106において、マイクロフォン12を検出するのにデバイスが大きい電流引込みを必要とするのかについて決定が行われる。yesの場合、方法100はブロック108に進み、そこで、デバイスのマイクロフォン検出要件が電流引込みに関して満足されるように、マイクロフォン12と電子デバイス10との間の電流が制御される。ここで、電流は、切断するまで無期限に引き込むことができる。そうでない場合、方法100はブロック110に進み、そこで、低電流引込みデバイス10がマイクロフォン12に接続される。ここで、電圧依存性電流シャントは電流を引き込まず、そのため、さらなる電力が消費されず、マイクロフォンが低電流引込みデバイス10で動作する。
図5は、いくつかの実施形態にしたがう、マイクロフォン互換性デバイス16Bのブロック図である。マイクロフォン互換性デバイス16Bは、時間指定型電流シャントとして機能し、それによって、マイクロフォン12の検出期間だけの短い間、大きい電流消費を必要とする電子デバイスに十分な電流を提供し、それによって、その後低電力動作が行われる。
マイクロフォン互換性デバイス16Bは、センサ42、タイマ44、シャントデバイス46、およびリセットデバイス48を備える。センサ42、タイマ44、シャントデバイス46、およびリセットデバイス48は、図5に示されるように、同じデバイスの筐体の下にあってよく、または異なるデバイスに分離されてもよい。マイクロフォン互換性デバイス16Bは、マイクロフォン12へのコネクタ、電子デバイス10へのコネクタ、またはマイクロフォン12と電子デバイス16の両方へのコネクタを含むこともできる。
マイクロフォン12と電子デバイス10との間に電気的接続がなされているかどうかをセンサ42が確定することができるように、センサ42は、マイクロフォン12と電子デバイス10におけるマイクロフォン入力とに並列である。
タイマ44は、検出期間の短い間に余分の電力を消費することを可能にする。タイマ44は、たとえば40msといった、電子デバイス10においてマイクロフォン検出プロセスを実行できる期間の時間を確定する。
シャントデバイス46は、デバイス10との最初の物理的な接続後、たとえば40msといった所定の期間の間、電流をシャントする。前に記載したように、いくつかのデバイスは、大量の電流を引き込まない非常に低いバイアス電圧のマイクロフォンのためのサポートを必要とするのに対し、他のデバイスは、マイクロフォンを検出するために大きい電流引込みを必要とする。マイクロフォン互換性デバイス16Bは、両方のデバイスタイプに対応することができる。
Table 1(表1)を再び参照して、マイクロフォン互換性デバイス16Bは、たとえば、たとえばデバイス1またはデバイス2といったデバイスへの接続後、たとえば40msといった所定の時間の間余分の電力を引き込むタイミング方式を提供する。この時間の長さは、デバイス2が検出するのに十分である。一方、デバイス1については、マイクロフォン12のアクティベートがわずかに遅れる。
つまり、マイクロフォン互換性デバイス16Bは、それぞれ図3Aおよび図3Bに示されるデバイス1およびデバイス2と動作することができ、デバイス1が接続されると、デバイス1に結合されたマイクロフォン12をデバイス1が検出するように、余分の電流を引き込むために使用することができる。デバイス2に関しては、デバイス2によってより低い電圧が印加されると、余分の電流が引き込まれる。
リセットデバイス48は、プラグ引抜きまたはマイクロフォン12と電子デバイス10との間の接続に関係するボタン押下などのディセーブルイベント後に、マイクロフォン互換性デバイス16Bをリセットすることを可能にする。リセットデバイス48は、たとえば、マイクロフォン互換性デバイス16Bがデバイス10から切り離された後、タイマ44をリセットする。タイマ44がRC回路を含む実施形態では、リセットデバイス48がダイオードまたは関係するデバイスを含み、マイクロフォン12と電子デバイス10との間の電圧の伝達に影響を及ぼす物理的な切断、または物理的な切断の代わりのボタン押下などの他のイベント後に、タイマ44のコンデンサから電荷を迅速に排出することができる。提供される電圧は、RCタイマを駆動するために使用することができる。他の実施形態では、RCタイマは、接続するとすぐに、充電または「カウント」を開始する。
図6は、いくつかの実施形態にしたがう、マイクロフォン互換性のために制御された電流引込みのための方法200の流れ図である。方法200を説明する際に、図1および図5の要素が参照される。
ブロック202において、マイクロフォン12は、電子デバイス10に直接または間接的に結合される。電子デバイス10は、マイクロフォン12を検出するのにかなりの電流消費を必要とするマイクロフォン検出方式を含む場合も、またはすべての可能なマイクロフォンバイアス電圧で適正に動作するために低い電流消費を必要とする場合もある。マイクロフォン12がこのようにして電子デバイス10を確定すると、電気的経路が形成され、これによって、マイクロフォン12と電子デバイス10との間に電流が流れる。センサ42が経路上の電圧を検出することができる。
ブロック204において、タイマ44が、たとえば、図5を参照して上で記載したように、アクティブ化される。
ブロック206において、マイクロフォン12と電子デバイス10との間の電流が、たとえば40msといった、マイクロフォン検出が行われる所定の時間期間の間、シャントされる。
ブロック208において、タイマ44が停止される。
ブロック210において、マイクロフォン互換性デバイス16Bが低電力動作に戻る。
いくつかの実装を説明した。それにもかかわらず、上記の記載は説明を意図しており、特許請求の範囲によって規定される本発明の概念の範囲を限定する意図はないことを理解されよう。他の例は、以下の特許請求の範囲内にある。
10 電子デバイス
12 マイクロフォン
16 マイクロフォン互換性デバイス
16A マイクロフォン互換性デバイス
16B マイクロフォン互換性デバイス
22 電圧センサ
24 電流制限器
26 電圧レギュレータ
42 センサ
44 タイマ
46 シャントデバイス
48 リセットデバイス
100 方法
200 方法

Claims (20)

  1. マイクロフォンと第1または第2のタイプの電子デバイスとの間の導電性経路に沿った電圧を検出するセンサと、
    前記第1のタイプの電子デバイスのマイクロフォン検出電流引込み要件を満足させるために電流を引き込み、前記第1のタイプの電子デバイスの前記マイクロフォン検出電流引込み要件よりも低いマイクロフォン検出電流引込み要件を有する前記第2のタイプの電子デバイスの電流引込みを防止するレギュレータと
    を備える、マイクロフォン互換性デバイス。
  2. 前記レギュレータが電圧制御される電流シャントを含む、請求項1に記載のマイクロフォン互換性デバイス。
  3. 前記検出された電圧は所定の電圧よりも高く、前記検出された電圧が前記所定の電圧よりも高いときに前記レギュレータが前記電流を引き込む、請求項1に記載のマイクロフォン互換性デバイス。
  4. 前記所定の電圧が前記第1のタイプの電子デバイスの最小電圧供給値よりも高い、請求項3に記載のマイクロフォン互換性デバイス。
  5. デバイス要件にしたがって前記レギュレータを通る電流の量を制御する電流制限器をさらに備える、請求項1に記載のマイクロフォン互換性デバイス。
  6. 前記レギュレータが、前記マイクロフォンと前記第2のタイプの電子デバイスとの間の接続またはイネーブルイベントの時から、物理的な切断またはディセーブルイベントの時まで、前記電流を引き込む、請求項1に記載のマイクロフォン互換性デバイス。
  7. マイクロフォンと電子デバイスとの間で最初の時に形成される導電性経路に沿った電圧を検出するセンサと、
    さらなる電流が引き込まれる前記最初の時の後の時間期間を確定するタイマと、
    前記最初の時の後の前記時間期間の間に前記さらなる電流が引き込まれるように電流をシャントするシャントデバイスと
    を備える、マイクロフォン互換性デバイス。
  8. 前記マイクロフォンを検出するために前記さらなる電流が引き込まれることを前記電子デバイスが必要とする、請求項7に記載のマイクロフォン互換性デバイス。
  9. 前記マイクロフォンを検出するために前記さらなる電流が引き込まれることを前記電子デバイスが必要とせず、前記マイクロフォンが前記時間期間の後にアクティブ化される、請求項7に記載のマイクロフォン互換性デバイス。
  10. 前記マイクロフォンと前記電子デバイスとの間の電圧の伝達に影響を及ぼす物理的な切断またはディセーブルイベントの後に前記マイクロフォン互換性デバイスをリセットするリセットデバイスをさらに備える、請求項7に記載のマイクロフォン互換性デバイス。
  11. 前記タイマがRC回路を含み、前記物理的な切断またはディセーブルイベントの後に前記リセットデバイスがコンデンサから電荷を排出する、請求項10に記載のマイクロフォン互換性デバイス。
  12. マイクロフォンと少なくとも1つの電子デバイスとの間の導電性経路に沿った電圧を検出するセンサと、
    第1の電子デバイスと第2の電子デバイスの各々によるマイクロフォン検出を可能にするための電流を引き込む電流制御デバイスであって、前記第2の電子デバイスが前記第1の電子デバイスよりも低い電流引込み要件を有する電流制御デバイスと
    を備える、マイクロフォン互換性デバイス。
  13. 前記電流制御デバイスが、第1の電子デバイスのマイクロフォン検出電流引込み要件を満足させるために電流を引き込み、前記第2の電子デバイスの電流引込みを防止するレギュレータを含む、請求項12に記載のマイクロフォン互換性デバイス。
  14. 前記レギュレータが電圧制御される電流シャントを含む、請求項13に記載のマイクロフォン互換性デバイス。
  15. 前記検出された電圧は所定の電圧よりも高く、前記検出された電圧が前記所定の電圧よりも高いときに前記レギュレータによって前記電流が引き込まれる、請求項13に記載のマイクロフォン互換性デバイス。
  16. デバイス要件にしたがって前記レギュレータを通る電流の量を制御する電流制限器をさらに備える、請求項13に記載のマイクロフォン互換性デバイス。
  17. 前記レギュレータが、前記マイクロフォンと前記第2の電子デバイスとの間の接続またはイネーブルイベントの時から、物理的な切断またはディセーブルイベントの時まで、前記電流を引き込む、請求項13に記載のマイクロフォン互換性デバイス。
  18. 前記電流制御デバイスが、さらなる電流が引き込まれる最初の時の後の時間期間を確定するタイマと、前記最初の時の後の前記時間期間の間に前記さらなる電流が引き込まれるように電流をシャントするシャントデバイスとを含む、請求項12に記載のマイクロフォン互換性デバイス。
  19. 前記マイクロフォンを検出するために前記さらなる電流が引き込まれることを前記第2の電子デバイスが必要とせず、前記マイクロフォンが前記時間期間の後にアクティブ化される、請求項18に記載のマイクロフォン互換性デバイス。
  20. 前記マイクロフォンと前記第1の電子デバイスまたは前記第2の電子デバイスとの間の電圧の伝達に影響を及ぼす物理的な切断またはディセーブルイベントの後に前記マイクロフォン互換性デバイスをリセットするリセットデバイスをさらに備える、請求項18に記載のマイクロフォン互換性デバイス。
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