JP6614639B2 - 音声認識装置及びコンピュータプログラム - Google Patents

音声認識装置及びコンピュータプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6614639B2
JP6614639B2 JP2015104336A JP2015104336A JP6614639B2 JP 6614639 B2 JP6614639 B2 JP 6614639B2 JP 2015104336 A JP2015104336 A JP 2015104336A JP 2015104336 A JP2015104336 A JP 2015104336A JP 6614639 B2 JP6614639 B2 JP 6614639B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
probability
state
speech recognition
sequence
posterior
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015104336A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016218309A (ja
Inventor
直之 神田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Information and Communications Technology
Original Assignee
National Institute of Information and Communications Technology
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by National Institute of Information and Communications Technology filed Critical National Institute of Information and Communications Technology
Priority to JP2015104336A priority Critical patent/JP6614639B2/ja
Priority to CN201680029440.7A priority patent/CN107615376B/zh
Priority to US15/575,512 priority patent/US10607602B2/en
Priority to PCT/JP2016/063818 priority patent/WO2016190077A1/ja
Priority to EP16799785.7A priority patent/EP3300075A4/en
Publication of JP2016218309A publication Critical patent/JP2016218309A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6614639B2 publication Critical patent/JP6614639B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L15/00Speech recognition
    • G10L15/08Speech classification or search
    • G10L15/16Speech classification or search using artificial neural networks
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L15/00Speech recognition
    • G10L15/08Speech classification or search
    • G10L15/14Speech classification or search using statistical models, e.g. Hidden Markov Models [HMMs]
    • G10L15/142Hidden Markov Models [HMMs]
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L15/00Speech recognition
    • G10L15/08Speech classification or search
    • G10L15/18Speech classification or search using natural language modelling
    • G10L15/183Speech classification or search using natural language modelling using context dependencies, e.g. language models
    • G10L15/19Grammatical context, e.g. disambiguation of the recognition hypotheses based on word sequence rules
    • G10L15/193Formal grammars, e.g. finite state automata, context free grammars or word networks
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L15/00Speech recognition
    • G10L15/22Procedures used during a speech recognition process, e.g. man-machine dialogue

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Computational Linguistics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Audiology, Speech & Language Pathology (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Evolutionary Computation (AREA)
  • Probability & Statistics with Applications (AREA)
  • Machine Translation (AREA)

Description

この発明は音声認識装置に関し、特に、ニューラルネットワークを用いて高精度な音声認識を行う音声認識装置及びそのコンピュータプログラムに関する。
人間とコンピュータとのインターフェイスとして音声による入出力を用いる装置及びサービスが増えている。例えば携帯電話の操作にも音声による入出力が利用されている。音声による入出力では、その基盤をなす音声認識装置の認識精度はできるだけ高くする必要がある。
音声認識として一般的な技術は統計的機械学習により得られたモデルを用いる。例えば音響モデルとしてはHMM(隠れマルコフモデル)が使用される。また、音声認識の過程で生成される文字列が、HMMの状態列からどの程度の確率で得られるかを算出するための単語発音辞書、及び、ある言語の単語列がどの程度の確率で出現するかを算出するための言語モデル等も使用される。
こうした処理を行うために、従来の音声認識装置は、音声信号をフレーム化するフレーム化処理部と、各フレームからメル周波数ケプストラム係数等の特徴量を算出し、多次元の特徴量ベクトルの系列を生成する特徴量生成部と、この特徴量ベクトルの系列を用い、音響モデルと言語モデルとを用いてその特徴量ベクトルの系列を与える尤度が最も高い単語列を音声認識結果として出力するデコーダを含む。尤度計算では、音響モデルを構成するHMMの各状態からの出力確率と状態遷移確率とが重要な役割を果たす。これらはいずれも機械学習により得られる。出力確率は学習により得たガウス混合モデルにより算出される。
従来の音声認識装置における音声認識の基本的考え方を図1を参照して説明する。従来は、単語列30(単語列W)が様々なノイズの影響を経て観測系列36(観測系列X)として観測されると考え、最終的な観測系列Xを与える尤度が最も高くなるような単語列を音声認識の結果として出力する。この過程では、単語列Wが生成される確率をP(W)で表す。その単語列Wから、中間生成物である発音列32を経てHMMの状態系列S(状態系列34)が生成される確率をP(S|W)とする。さらに状態系列Sから観測Xが得られる確率をP(X|S)で表す。
音声認識の過程では、図2の第1式に示されるように、先頭から時刻Tまでの観測系列X1:Tが与えられたときに、そのような観測系列を与える尤度が最大となるような単語列が音声認識の結果として出力される。すなわち、音声認識の結果の単語列Wは次の式により求められる。なお、数式において文字の直上に記されている記号「〜」は、明細書では文字の直前に記載している。
Figure 0006614639
この式の右辺をベイズの式により変形すると次が得られる。
Figure 0006614639
さらにこの式の分子の第1項目はHMMにより次のように求めることができる。
Figure 0006614639
この式で状態系列S1:TはHMMの状態系列S,…,Sを示す。式(3)の右辺の第1項はHMMの出力確率を示す。式(1)〜式(3)より、音声認識の結果の単語列〜Wは次の式で求められる。
Figure 0006614639
HMMでは、時刻tにおける観測値xは状態sにしか依存しない。したがって、式(4)における、HMMの出力確率P(X1:T|S1:T)は次の式によって算出できる。
Figure 0006614639
確率P(x|s)は、ガウス混合モデル(GMM)により算出される。
式(4)の他の項のうち、P(S1:T|W)はHMMの状態遷移確率と単語の発音確率との積により算出され、P(W)は言語モデルにより算出される。分母のP(X1:T)は各仮説について共通する値であり、したがってarg max演算の実行時には無視できる。
最近、HMMにおける出力確率を、GMMではなくディープニューラルネットワーク(DNN)により算出するという、DNN―HMMハイブリッド方式と呼ばれるフレームワークについて研究がされている。DNN―HMMハイブリッド方式により、GMMを用いた音響モデルより高い精度が達成され、注目されている。その際、元来はDNNの出力は事後確率P(S|X)を表すため、そのままでは、出力確率P(X|S)を用いるHMMを用いた従来の枠組みに適合しない。この問題を解決するため、DNNの出力する事後確率P(S|X)に対してベイズの法則を適用し、出力確率P(X|S)を用いる形に変形して用いている。
C. Weng, D. Yu, S. Watanabe, and B.-H. F. Juang, "Recurrent deep neural networks for robust speech recognition," in Acoustics, Speech and Signal Processing (ICASSP), 2014 IEEE International Conference on. IEEE, 2014, pp. 5532-5536.
最近、音響モデルに適用するニューラルネットワークとして、リカレント型ニューラルネットワーク(RNN)が注目されている。RNNとは、入力層側から出力層側への一方向のノード間の結合だけではなく、出力側の層から、隣接する入力側の層へのノード間の結合、同じ層内のノード間の結合、及び自己帰還結合等を含む構造のニューラルネットワークである。この構造のため、RNNは時間に依存する情報を表すことができるという、通常のニューラルネットワークにはない性格を備えている。音声は、時間に依存する情報としては典型的である。したがってRNNは音響モデルに適していると考えられる。
しかし、従来の研究では、RNNを用いた音声認識装置の性能はあまり高くない。非特許文献1には、誤差逆伝搬法を改良した学習方法で学習を行ったRNNにより、シグモイド型判別関数を用いて従来より4〜7%の精度の向上が得られたと報告されている。しかし非特許文献1に開示されたRNNの性能向上は、より小さな規模のDNNとの比較であり、同程度の規模のDNNとの比較ではどのような結果が得られるかが明らかでない。一方、RNNにかぎらず、DNNについても同様の手法で精度を高めることができるとより好ましい。
それ故に本発明の目的は、ニューラルネットワークの特性を活かして、音声認識精度を高めることができる音声認識装置を提供することである。
本発明の第1の局面に係る音声認識装置は、音声信号から得られた所定の音声特徴量からなる観測系列が与えられたときの状態系列の事後確率を状態系列ごとに算出する第1の事後確率算出手段と、状態系列が与えられたときの単語列の事後確率を各単語列について算出する第2の事後確率算出手段と、入力観測系列について第1の事後確率算出手段及び第2の事後確率算出手段がそれぞれ算出する事後確率を用いて、音声信号に対応する単語列の仮説ごとに算出されたスコアに基づいて、音声信号に対する音声認識を行うための手段とを含む。
第2の事後確率算出手段は、言語モデルによる単語列の生起確率と、音響モデルを構成するHMMの状態遷移確率と、第1の事後確率算出手段により算出される状態系列の生起確率とにより、音声信号に対応する単語列の各仮説について事後確率を算出するための手段を含んでもよい。
好ましくは、状態系列を構成する各状態は、音響モデルを構成するHMMの状態である。
より好ましくは、第1の事後確率算出手段は、観測系列を入力として、当該観測系列を生ずる状態の事後確率を算出するよう学習済のニューラルネットワークと、ニューラルネットワークにより算出された事後確率の系列により、状態系列が生起する確率を算出するための第1の確率算出手段とを含む。
さらに好ましくは、ニューラルネットワークはRNN、又はDNNである。
本発明の第2の局面に係るコンピュータプログラムは、コンピュータを、上記したいずれかの音声認識装置の全ての手段として機能させる。
従来の音声認識の考え方を示す図である。 従来の音声認識の基本をなす数式を示す図である。 通常のDNNの構成を模式的に示す図である。 RNNの構成と、異なる時刻のRNNのノード間の結合の例を模式的に示す図である。 本発明の1実施の形態における音声認識の考え方を示す図である。 本発明の1実施の形態における音声認識の基本をなす数式を示す図である。 本発明の1実施の形態に係る音声認識装置の構成を示すブロック図である。 本発明の1実施の形態に係る音声認識装置を実現するコンピュータの外観を示す図である。 図8に示すコンピュータのハードウェア構成を示すブロック図である。
以下の説明及び図面では、同一の部品には同一の参照番号を付してある。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
最初に、DNNとRNNとの相違について説明する。図3を参照して、DNN70は、入力層72及び出力層78と、入力層72と出力層78との間に設けられた複数の隠れ層74及び76とを含む。この例では隠れ層は2層のみ示したが、隠れ層の数は2には限定されない。各層は複数個のノードを持つ。図3では各層におけるノード数はいずれも5個で同じであるが、これらの数は通常は様々である。隣り合うノード間は互いに結合されている。ただし、データは入力層側から出力層側へと一方向にしか流れない。各結合には重み及びバイアスが割り当てられている。これら重み及びバイアスは、学習データを用いた誤差逆伝搬法により学習される。
DNN70においては、時刻tにおいて入力層72に時刻tにおける音声特徴量Xが与えられると、出力層78から状態予測値Sが出力される。音響モデルの場合、出力層78のノード数は、対象となる言語の音素の数と一致するよう設計されることが多く、その場合には、各ノードは、入力された音声特徴量がそのノードの表す音素である確率を示す。したがって、出力層78の各ノードの出力する状態予測値を加算すると1になる。
一方、RNNの構成の例を図4に示す。図4は、時刻t−1におけるRNN100(t−1)と、時刻tにおけるRNN100(t)と、時刻t+1におけるRNN(t+1)の間の関係を示す。この例では、RNN100(t)の隠れ層内の各ノードは、入力層の各ノードだけではなく、RNN100(t−1)の自分自身の出力を受けている。すなわち、RNN100は入力される音声特徴量の時系列に対する出力を生成できる。
DNNにより求められるものは、P(S|X)である。すなわち、時刻tに特徴量Xを観測したときの、HMMの状態Sの確率である。HMMの状態Sは音素に対応する。一方、RNNにより求められるものは、P(St|X,…、X)である。すなわち、観測系列X1:tを観測したときのHMMの状態Sの確率である。
これを式(5)と比較すると、DNNの場合、その出力をそのまま式(5)に適用することができないことが分かる。そのため、従来は、以下に示すようにベイズの法則を用いてDNNの出力をP(Xt|St)に変換している。
Figure 0006614639
式(6)において、P(x)は各HMMの状態に共通であり、したがってarg max演算では無視できる。P(s)はアライメントされた学習データにおいて各状態の数を数えることで推定できる。
結局、DNN―HMMハイブリッド方式の場合、DNNの出力P(S|X)を確率P(S)で割ることにより、従来のHMMを用いた枠組みの中でDNNを用いて認識スコアを計算していることになる。
一方、DNNに代えてRNNを利用すれば、音声の時系列の情報を音声認識に活かすことができ、精度を高めることが期待できる。しかし、従来のDNN―HMMハイブリッド方式においてDNNを単純にRNNに置き換える試みは、一部を除いてDNNより精度が低い結果しかもたらさないことが知られている。非特許文献1のようにDNNを用いた場合より精度を高めることができたという報告もあるが、RNNより規模の小さなDNNと比較する等しており、RNNを使用したために精度が高くなったということはできない。このようにRNNで精度が高くできないのは、以下の様な理由によると考えられる。
観測系列X1:tが与えられた場合のRNNの出力は状態に関する事後確率P(S|X1:t)となる。DNN―HMMハイブリッド方式と同様にこの出力を確率P(S)で割ると、次の式(7)に示すように、本来必要なP(Xt|St)(上記式(6)の左辺で表される)ではなく、P(X1:t|S)が求まってしまう。
Figure 0006614639
P(X1:t|S)はP(X|S)に比例するわけではないので、式(5)に用いることはできない。時刻tにおける状態Sとそれ以前の観測系列X1:tとの間には強い依存関係があるためである。このスコア自体は豊富な情報を含むが、HMMの枠組みでは扱いきれない。
このような原因により、RNNの場合には、DNN―HMMハイブリッド方式と同じ枠組みでスコアを計算しようとしても精度が低くなってしまうと考えられる。
そこで、RNNの特徴を活かして精度の高い音声認識を行うためには、DNN―HMMハイブリッド方式以外の枠組みを用いることが必要である。図5に、そのような新しい枠組みについて示す。本実施の形態はこの枠組に沿って音声認識を行う装置に関する。前述したとおり、RNNの出力は事後確率P(S|X1:t)である。本実施の形態では、このようなRNNの特性を活かして音声認識を行う考え方を採用する。
図5を参照して、本実施の形態では、観測系列36(観測系列X)から状態系列34の確率を求め、さらに各状態列34から発音列32を経て単語列W30の確率を求め、最終的に確率が最大となる単語列W30を音声認識結果として出力する。観測系列36(観測系列X1:T)から状態系列S1:Tが得られる確率はP(S1:T|X1:T)であり、状態系列S1:Tから単語列Wが得られる確率はP(W|S1:T)である。すなわち、図6にも示される、以下の式によって観測系列X1:Tに対する音声認識結果の単語列〜Wが得られる。
Figure 0006614639
この式の前半は、特徴量X1:Tを観測したときに確率最大となる単語列〜Wを求めることで音声認識が行われることを意味する。式の後半は、単語列Wの確率P(W|X1:T)が、特徴量Xから状態系列S1:Tが生成される確率P(S1:T|X1:T)と、状態系列S1:Tから単語列Wが生成される確率P(W|S1:T)の積で求められることを意味する。
この式中で、図6に参照符号122で示される項目であるP(W|S1:T)は以下の式(8)により計算できる。
Figure 0006614639
式(8)のうち、分子は従来の手法の式(4)でも出てきた式であり、従来と同様に計算できる。分母は状態系列S1:Tの言語確率であり、次の式(9)により近似できる。この式を用いれば、P(S1:T)はNグラム言語モデルを用いて計算できる。
Figure 0006614639
一方、図6の参照符号120により示される項目であるP(S1:T|X1:T)は、次のように近似できる。
Figure 0006614639
上式の前半はベイズ則にしたがって厳密に成立するものである。後半の近似は、状態Sが未来の観測系列X(t+1):Tに依存しないことを想定している。通常このように近似することはできないが、観測値Xに未来の観測系列が十分に反映されていることを前提とするとこの近似が成立する。そのためにこの確率の学習時には、対象となる時点より後の時点のベクトルを含む、連続する特徴量ベクトル(例えば対象時点のベクトルと、その前後のベクトル)をつなぎあわせて生成した大きな特徴量ベクトルを利用したり、観測系列に付されているラベルを後ろにずらしたりする。本実施の形態では、対象時点のベクトルとその前後のベクトルとを結合したものを用い、さらにラベルを後ろにずらしたものを用いている。
この最後の式はさらに、次のように近似できる。
Figure 0006614639
この変形では、事後確率P(S|S1:t−1,X1:t)がRNNの出力する確率P(S|X1:t)で十分に近似できることを想定している。これは必ずしもSとS1:t−1とが独立であることを前提としているわけではない。両者の間に強い依存関係があったとしても、RNNが観測系列X1:tから状態Stを算出するだけの十分な能力がありさえすれば、この近似が成立する。実際のところ、理論的に考えるとこの近似は非常に粗い近似であるが、後述するように、シミュレーションでは、この方法によって音声認識の精度を高めることができた。
図6に示す式、並びに式(8)、式(10)及び式(11)をまとめると、結局、従来法では、式(6)に示されるように、各時刻tにおけるDNNの出力を確率P(S)で割ることを各時刻で行うことにより、認識スコアを算出するのに対し、本実施の形態に係る手法では、次の式(12)に示すように、ある仮説に関するRNNの出力(の積)を、確率P(S1: )で割ることにより仮説の認識スコアを算出する。
Figure 0006614639
すなわち、RNNの出力をP(S1:T)で割って得た値を用いて各仮説の認識スコアを算出していることになる。式(12)において、RNNの出力は各時点で得られるが他の値は全て事前の学習に基づいて算出できる。この計算ではRNNの出力が直接的に用いられており、従来のDNN―HMMハイブリッド方式のようにDNNの出力を無理にHMMの出力形式に変換する必要はない。このような方式をここでは直接デコード方式と呼ぶ。
なお、式(9)による近似に代えて、他の近似を採用する事もできる。例えば次のような粗い近似を用いる事もできる。
Figure 0006614639
又は、次のような近似を用いる事もできる。
Figure 0006614639
この他にも近似の方法は種々考えられる。
本実施の形態に係る音声認識装置は、上記したように、RNNを音響モデルとして利用し、その出力を用いた直接デコード方式を採用している。
図7を参照して、この本実施の形態に係る音声認識装置280は、入力音声282に対する音声認識を行って、音声認識テキスト284として出力する機能を持つ。音声認識装置280は、入力音声282に対してアナログ/デジタル(A/D)変換を行ってデジタル信号として出力するA/D変換回路300と、A/D変換回路300の出力するデジタル化された音声信号を、所定長及び所定シフト量で一部重複するようにフレーム化するフレーム化処理部302と、フレーム化処理部302の出力する各フレームに対して所定の音響処理を行うことにより、そのフレームの音声特徴量を抽出し特徴量ベクトルを出力する特徴量抽出部304とを含む。各フレーム及び特徴量ベクトルには、入力音声282の例えば先頭に対する相対時刻等の情報が付されている。特徴量としては、MFCC(Mel-Frequency Cepstrum Coefficient:メル周波数ケプストラム係数)、その一次微分、二次微分、及びパワー等が用いられる。
音声認識装置280はさらに、特徴量抽出部304が出力する特徴量ベクトルを一時記憶するための特徴量記憶部306と、特徴量記憶部306に記憶された特徴量ベクトルを入力として、各時刻における各フレームがある音素に対応する事後確率を音素ごとに示すベクトルを出力する、RNNからなる音響モデル308と、音響モデル308の出力するベクトルを用いて、WFST(重み付き有限状態トランスデューサ)により入力音声282に対応する音声認識テキスト284として最も確率の高い単語列を出力するための、後述するように本明細書においてS−1HCLGと名づけたWFSTによるデコーダ310とを含む。RNNからなる音響モデル308を採用した点と、音声認識デコーダとして直接デコード方式にしたがって予め構成したWFSTを用いる点が従来と異なる。
音声認識デコーダ310は、S−1HCLGによる、音響モデルにより算出された状態系列の事後確率を用いて、複数の仮説(単語列)の生起する確率を算出し認識スコアとして出力するWFST320と、WFST320により算出された認識スコアに基づき、最も確率の高い仮説を音声認識テキスト284として出力する仮説選択部322とを含む。
WFSTによる音声認識とは以下の様なものである。状態遷移機械のモデルとして、有限オートマトンが知られている。有限オートマトンは計算理論の基礎をなす概念であり、その一種に、入力される記号列に対して予め定められている規則に基づく状態遷移を行い、状態遷移の結果により、入力された記号列を受理するか否かを決定するものがある。WFSTはそうしたオートマトンから派生したものであり、ある記号列を受理して状態遷移を行い、同時に別の記号列を出力する変換機械である。WFSTはノードとノード間を結ぶアークとからなるグラフとして表すことができる。ノードは状態を表し、アークは状態遷移を表す。各アークには入力記号と出力記号とが付与される。各アークにさらに重みを付加することで、確率という概念を表すことができる。ルートノードから各アークをたどっていくことで仮説が生成され、それらのアークに割り当てられた重み(確率)を乗算することでその仮説の生起確率が計算できる。
音声認識では種々のモデルが用いられる。HMM、単語発音辞書及び言語モデルはいずれもWFSTで表すことができる。さらに近年では、音素の文脈を表すために音素単位によるトライフォンHMMが利用されており、これもWFSTで表すことができる。単語発音辞書は、音素列を単語列に変換するWFSTであり、語彙を求めるために使用する。言語モデルは例えばトライグラムの言語モデルであり、入力単語列と同一の出力単語列を出力するWFSTであって、言語の文法を表す。
WFSTには、合成という演算が存在する。2つのWFSTを合成することにより、2つのWFSTを段階的に適用する処理を1回の合成後WFSTで行うことができる。したがって、上記したHMM,単語発音辞書、言語モデル及びトライフォンHMMのWFSTの組合せを合成して1つのWFSTにすることができる。デコーダ310は、そのように予め学習を行い合成されたWFSTを用いるデコーダである。ここで使用するWFSTは、言語に関する知識により予め構築されるグラフであり、HCLGと呼ばれる知識源を用いる。HCLGは、4つのWFST(H,C,L,G)の合成である。HはHMMを、Cは文脈を、Lは語彙を、Gは文法を、それぞれ表す。本実施の形態の音声認識デコーダのWFSTはさらに、上記したP(S1:T)による除算(P(S1:T−1)をするためのWFSTが合成して組み込まれている。このWFSTは、HMMの状態系列からHMMへの状態系列へのWFSTであり、各アークには、P(S1:T−1を近似したP(S|S(t−N+1):(t−1)−1が付与されている。したがってこのWFSTをここでは「S−1HCLG」と略記する。
本実施の形態に係る音響モデル308を構成するRNNの入力層のノードの数は、特徴量ベクトルの要素の数と一致する。RNNの出力層のノードの数は、音声認識装置280が扱う言語で想定される音素の数と一致する。すなわち、各ノードは、HMMによる音響モデルの各状態を表す。出力層の各ノードには、ある時刻で入力された音声が、そのノードの表す音素である確率が出力される。したがって音響モデル308の出力は、その時刻での入力音声が、各ノードの表す音素である確率を要素とするベクトルである。
−1HCLGによるデコーダ310は、音響モデル308が出力するベクトルの各要素について、前記したS−1HCLGによるWFST320によって音素列の確率計算をし、適宜枝刈りを行いながらWFSTのグラフをたどっていくことにより仮説と確率計算を含めた認識スコアの計算をする。仮説選択部322が、最終的に最も認識スコアが高い(生起確率の高い)単語列を音声認識テキスト284として出力する。この際、WFST320はRNNの出力を直接使いながら認識スコアを計算する。従来のDNN―HMMフレームワークのようにHMMの出力形式にあわせてRNNの出力を変換することが不要であり、認識の効率を高めることができる。
[実験1]
上記実施の形態に係る、RNNを用いた直接デコード方式の効果を確認するために、DNNを用いた従来方式、RNNを用いた従来方式、及び上記実施の形態に係る、RNNを用いた直接デコード方式とについて同じ学習データを用いて学習し、同じテストデータを用いて単語誤り率を調べた。その結果を次のテーブル1に示す。
Figure 0006614639
テーブル1から明らかなように、上記実施の形態による直接デコード方式を用いると、パラメータ数7MのRNNでもパラメータ数35Mの従来手法のもの以上の性能を発揮する。またRNNを用いた直接デコード方式では、少なくとも実験した範囲では、パラメータ数を増やすことにより認識性能を高められることも分かる。
[実施の形態の効果]
上記実施の形態は、DNN―HMMハイブリッド方式に代えて、RNNを用いた直接デコード方式の音声認識装置に関するものである。実験結果によれば、直接デコード方式の音声認識手法の方が、DNN―HMMハイブリッド方式よりも小さな構成で同等以上の性能を示すことがわかった。
[コンピュータによる実現]
本発明の実施の形態に係る音声認識装置280は、コンピュータハードウェアと、そのコンピュータハードウェア上で実行されるコンピュータプログラムとにより実現できる。図8はこのコンピュータシステム330の外観を示し、図9はコンピュータシステム330の内部構成を示す。
図8を参照して、このコンピュータシステム330は、メモリポート352及びDVD(Digital Versatile Disc)ドライブ350を有するコンピュータ340と、キーボード346と、マウス348と、モニタ342とを含む。
図9を参照して、コンピュータ340は、メモリポート352及びDVDドライブ350に加えて、CPU(中央処理装置)356と、CPU356、メモリポート352及びDVDドライブ350に接続されたバス366と、ブートプログラム等を記憶する読出専用メモリ(ROM)358と、バス366に接続され、プログラム命令、システムプログラム及び作業データ等を記憶するランダムアクセスメモリ(RAM)360と、ハードディスク354を含む。コンピュータシステム330はさらに、他端末との通信を可能とするネットワーク368への接続を提供するネットワークインターフェイス(I/F)344を含む。
コンピュータシステム330を上記した実施の形態に係る音声認識装置280の各機能部として機能させるためのコンピュータプログラムは、DVDドライブ350又はメモリポート352に装着されるDVD362又はリムーバブルメモリ364に記憶され、さらにハードディスク354に転送される。又は、プログラムはネットワーク368を通じてコンピュータ340に送信されハードディスク354に記憶されてもよい。プログラムは実行の際にRAM360にロードされる。DVD362から、リムーバブルメモリ364から又はネットワーク368を介して、直接にRAM360にプログラムをロードしてもよい。
このプログラムは、コンピュータ340を、上記実施の形態に係る音声認識装置280の各機能部として機能させるための複数の命令からなる命令列を含む。コンピュータ340にこの動作を行わせるのに必要な基本的機能のいくつかはコンピュータ340上で動作するオペレーティングシステム若しくはサードパーティのプログラム又はコンピュータ340にインストールされる、ダイナミックリンク可能な各種プログラミングツールキット又はプログラムライブラリにより提供される。したがって、このプログラム自体はこの実施の形態のシステム、装置及び方法を実現するのに必要な機能全てを必ずしも含まなくてよい。このプログラムは、命令のうち、所望の結果が得られるように制御されたやり方で適切な機能又はプログラミングツールキット又はプログラムライブラリ内の適切なプログラムを実行時に動的に呼出すことにより、上記したシステム、装置又は方法としての機能を実現する命令のみを含んでいればよい。もちろん、プログラムのみで必要な機能を全て提供してもよい。
今回開示された実施の形態は単に例示であって、本発明が上記した実施の形態のみに制限されるわけではない。本発明の範囲は、発明の詳細な説明の記載を参酌した上で、特許請求の範囲の各請求項によって示され、そこに記載された文言と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含む。
30 単語列
32 発音列
34 状態系列
36 観測系列
70 DNN
72 入力層
74,76 隠れ層
78 出力層
100 RNN
280 音声認識装置
282 入力音声
284 音声認識テキスト
300 A/D変換回路
302 フレーム化処理部
304 特徴量抽出部
306 特徴量記憶部
308 音響モデル
310 デコーダ
320 S−1HCLGによるWFST
330 コンピュータシステム
340 コンピュータ
354 ハードディスク
356 CPU
358 ROM
360 RAM

Claims (6)

  1. 音声信号から得られた所定の音声特徴量からなる観測系列が与えられたときの状態系列の事後確率を状態系列ごとに算出する第1の事後確率算出手段と、
    状態系列が与えられたときの単語列の事後確率を各単語列について算出する第2の事後確率算出手段と、
    入力観測系列について前記第1の事後確率算出手段及び前記第2の事後確率算出手段がそれぞれ算出する事後確率を用いて、前記音声信号に対応する単語列の仮説ごとに算出されたスコアに基づいて、前記音声信号に対する音声認識を行うための手段とを含む、音声認識装置。
  2. 前記第2の事後確率算出手段は、言語モデルによる単語列の生起確率と、音響モデルを構成する隠れマルコフモデルの状態遷移確率と、前記第1の事後確率算出手段により算出される状態系列の生起確率とにより、前記音声信号に対応する単語列の各仮説について事後確率を算出するための手段を含む、請求項1に記載の音声認識装置。
  3. 前記状態系列の各状態は、音響モデルを構成する隠れマルコフモデルの状態である、請求項1又は請求項2に記載の音声認識装置。
  4. 前記第1の事後確率算出手段は、
    前記観測系列を入力として、当該観測系列を生ずる状態系列の各々を構成する各状態の事後確率を算出するよう学習済のニューラルネットワークと、
    状態系列ごとに、当該状態系列を構成する各状態について前記ニューラルネットワークにより算出された事後確率からなる事後確率の系列により、当該状態系列の事後確率を算出するための第1の確率算出手段とを含む、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の音声認識装置。
  5. 前記ニューラルネットワークはリカレント型ニューラルネットワークである、請求項4に記載の音声認識装置。
  6. コンピュータを、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の全ての手段として機能させる、コンピュータプログラム。
JP2015104336A 2015-05-22 2015-05-22 音声認識装置及びコンピュータプログラム Active JP6614639B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015104336A JP6614639B2 (ja) 2015-05-22 2015-05-22 音声認識装置及びコンピュータプログラム
CN201680029440.7A CN107615376B (zh) 2015-05-22 2016-05-10 声音识别装置及计算机程序记录介质
US15/575,512 US10607602B2 (en) 2015-05-22 2016-05-10 Speech recognition device and computer program
PCT/JP2016/063818 WO2016190077A1 (ja) 2015-05-22 2016-05-10 音声認識装置及びコンピュータプログラム
EP16799785.7A EP3300075A4 (en) 2015-05-22 2016-05-10 Speech recognition device and computer program

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015104336A JP6614639B2 (ja) 2015-05-22 2015-05-22 音声認識装置及びコンピュータプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016218309A JP2016218309A (ja) 2016-12-22
JP6614639B2 true JP6614639B2 (ja) 2019-12-04

Family

ID=57393215

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015104336A Active JP6614639B2 (ja) 2015-05-22 2015-05-22 音声認識装置及びコンピュータプログラム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10607602B2 (ja)
EP (1) EP3300075A4 (ja)
JP (1) JP6614639B2 (ja)
CN (1) CN107615376B (ja)
WO (1) WO2016190077A1 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6614639B2 (ja) 2015-05-22 2019-12-04 国立研究開発法人情報通信研究機構 音声認識装置及びコンピュータプログラム
US10229672B1 (en) 2015-12-31 2019-03-12 Google Llc Training acoustic models using connectionist temporal classification
JP6727607B2 (ja) 2016-06-09 2020-07-22 国立研究開発法人情報通信研究機構 音声認識装置及びコンピュータプログラム
KR20180080446A (ko) * 2017-01-04 2018-07-12 삼성전자주식회사 음성 인식 방법 및 음성 인식 장치
JP6728083B2 (ja) * 2017-02-08 2020-07-22 日本電信電話株式会社 中間特徴量計算装置、音響モデル学習装置、音声認識装置、中間特徴量計算方法、音響モデル学習方法、音声認識方法、プログラム
US11024302B2 (en) * 2017-03-14 2021-06-01 Texas Instruments Incorporated Quality feedback on user-recorded keywords for automatic speech recognition systems
JP6699945B2 (ja) * 2017-04-17 2020-05-27 日本電信電話株式会社 音響モデル学習装置、その方法、及びプログラム
WO2020039571A1 (ja) * 2018-08-24 2020-02-27 三菱電機株式会社 音声分離装置、音声分離方法、音声分離プログラム、及び音声分離システム
JP7063779B2 (ja) * 2018-08-31 2022-05-09 国立大学法人京都大学 音声対話システム、音声対話方法、プログラム、学習モデル生成装置及び学習モデル生成方法
US11694062B2 (en) 2018-09-27 2023-07-04 Nec Corporation Recurrent neural networks having a probabilistic state component and state machines extracted from the recurrent neural networks
TWI698857B (zh) * 2018-11-21 2020-07-11 財團法人工業技術研究院 語音辨識系統及其方法、與電腦程式產品
WO2020136948A1 (ja) * 2018-12-26 2020-07-02 日本電信電話株式会社 発話リズム変換装置、モデル学習装置、それらの方法、およびプログラム
CN113707135B (zh) * 2021-10-27 2021-12-31 成都启英泰伦科技有限公司 一种高精度连续语音识别的声学模型训练方法
CN114267337B (zh) * 2022-03-02 2022-07-19 合肥讯飞数码科技有限公司 一种语音识别系统及实现前向运算的方法

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2996926B2 (ja) * 1997-03-11 2000-01-11 株式会社エイ・ティ・アール音声翻訳通信研究所 音素シンボルの事後確率演算装置及び音声認識装置
US6397179B2 (en) * 1997-12-24 2002-05-28 Nortel Networks Limited Search optimization system and method for continuous speech recognition
JP2009080309A (ja) 2007-09-26 2009-04-16 Toshiba Corp 音声認識装置、音声認識方法、音声認識プログラム、及び音声認識プログラムを記録した記録媒体
US8972253B2 (en) * 2010-09-15 2015-03-03 Microsoft Technology Licensing, Llc Deep belief network for large vocabulary continuous speech recognition
US8442821B1 (en) 2012-07-27 2013-05-14 Google Inc. Multi-frame prediction for hybrid neural network/hidden Markov models
US9431008B2 (en) * 2013-05-29 2016-08-30 Nuance Communications, Inc. Multiple parallel dialogs in smart phone applications
US10438581B2 (en) * 2013-07-31 2019-10-08 Google Llc Speech recognition using neural networks
US10867597B2 (en) * 2013-09-02 2020-12-15 Microsoft Technology Licensing, Llc Assignment of semantic labels to a sequence of words using neural network architectures
CN103578464B (zh) * 2013-10-18 2017-01-11 威盛电子股份有限公司 语言模型的建立方法、语音辨识方法及电子装置
US9412365B2 (en) * 2014-03-24 2016-08-09 Google Inc. Enhanced maximum entropy models
US9378731B2 (en) * 2014-09-25 2016-06-28 Google Inc. Acoustic model training corpus selection
US9824684B2 (en) * 2014-11-13 2017-11-21 Microsoft Technology Licensing, Llc Prediction-based sequence recognition
CN104575490B (zh) * 2014-12-30 2017-11-07 苏州驰声信息科技有限公司 基于深度神经网络后验概率算法的口语发音评测方法
JP6628350B2 (ja) * 2015-05-11 2020-01-08 国立研究開発法人情報通信研究機構 リカレント型ニューラルネットワークの学習方法及びそのためのコンピュータプログラム、並びに音声認識装置
JP6614639B2 (ja) 2015-05-22 2019-12-04 国立研究開発法人情報通信研究機構 音声認識装置及びコンピュータプログラム
KR102371188B1 (ko) 2015-06-30 2022-03-04 삼성전자주식회사 음성 인식 장치 및 방법과 전자 장치

Also Published As

Publication number Publication date
EP3300075A1 (en) 2018-03-28
CN107615376A (zh) 2018-01-19
US20180204566A1 (en) 2018-07-19
US10607602B2 (en) 2020-03-31
EP3300075A4 (en) 2019-01-02
JP2016218309A (ja) 2016-12-22
CN107615376B (zh) 2021-05-25
WO2016190077A1 (ja) 2016-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6614639B2 (ja) 音声認識装置及びコンピュータプログラム
JP6727607B2 (ja) 音声認識装置及びコンピュータプログラム
JP6884946B2 (ja) 音響モデルの学習装置及びそのためのコンピュータプログラム
JP2016212273A (ja) リカレント型ニューラルネットワークの学習方法及びそのためのコンピュータプログラム、並びに音声認識装置
JP6580882B2 (ja) 音声認識結果出力装置、音声認識結果出力方法及び音声認識結果出力プログラム
JP5249967B2 (ja) 音声認識装置、重みベクトル学習装置、音声認識方法、重みベクトル学習方法、プログラム
AU2018271242A1 (en) Method and system for real-time keyword spotting for speech analytics
JP7192882B2 (ja) 発話リズム変換装置、モデル学習装置、それらの方法、およびプログラム
JP5807921B2 (ja) 定量的f0パターン生成装置及び方法、f0パターン生成のためのモデル学習装置、並びにコンピュータプログラム
JP2002342323A (ja) 言語モデル学習装置およびそれを用いた音声認識装置ならびに言語モデル学習方法およびそれを用いた音声認識方法ならびにそれらの方法を記憶した記憶媒体
JP4964194B2 (ja) 音声認識モデル作成装置とその方法、音声認識装置とその方法、プログラムとその記録媒体
JP4950600B2 (ja) 音響モデル作成装置、その装置を用いた音声認識装置、これらの方法、これらのプログラム、およびこれらの記録媒体
JP4586386B2 (ja) 素片接続型音声合成装置及び方法
JP2005156593A (ja) 音響モデル作成方法、音響モデル作成装置、音響モデル作成プログラムおよび音声認識装置
JP5104732B2 (ja) 拡張認識辞書学習装置、これを用いた音声認識システム、その方法及びそのプログラム
JP2018013721A (ja) 音声合成パラメータ生成装置及びそのためのコンピュータプログラム
JP2003271185A (ja) 音声認識用情報作成装置及びその方法と、音声認識装置及びその方法と、音声認識用情報作成プログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体と、音声認識プログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体
JP4678464B2 (ja) 音声認識装置および音声認識方法、並びにプログラムおよび記録媒体
Kumar et al. Speech Recognition Using Hmm and Combinations: A Review
JP5229738B2 (ja) 音声認識装置及び音声変換装置
JP2015194781A (ja) 定量的f0パターン生成装置、f0パターン生成のためのモデル学習装置、並びにコンピュータプログラム
Sajjan et al. SPEECH RECOGNITION USING HIDDEN MARKOV MODELS
JPH04318600A (ja) 音声認識方法
JP2003271187A (ja) 音声認識装置、音声認識方法及び音声認識プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180417

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190702

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190808

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191008

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191031

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6614639

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250