JP6612071B2 - 冷却通路を備えた燃焼器キャップ - Google Patents

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Description

本開示は、全体的には燃焼システムに関し、より具体的には、内部に冷却通路を備えた燃焼器キャップ、この燃焼器キャップを用いる燃焼システム、及び燃焼器キャップの付加製造ファイルに関する。
ガスタービンエンジン等に使用される燃焼システムは、燃焼器チャンバに隣接した複数の燃料ノズルを含む。燃焼器キャップは、複数の大きな孔を含む板状部材であり、ノズル領域との間の障壁を形成する、及び/又は燃料ノズルを燃焼器チャンバに対して離間した関係に位置付けるようになっている。燃焼器チャンバの内部では、燃料ノズルからの燃料が圧縮機からの空気と混合して燃焼してタービンエンジンを回転させる。燃焼器キャップは、燃焼器チャンバ内の燃焼ガスに曝されるので、チャンバ内の熱的状態を経験する。従来、燃焼器キャップを冷却するために、板状部材には多数の小さな噴流孔が設けられており、流体はこの孔を通って燃焼器チャンバに流れてキャップを冷却するようになっている。この構成には多くの課題がある。第1に、キャップの噴流孔は、熱誘導応力によってキャップ内に応力集中部をもたらす場合がある。他の状况では、熱障壁コーティング(TBC)を、この熱に曝される部位に施工して、この部位を熱誘導応力から保護するようになっている。しかしながら、小さな噴流孔を含む燃焼器キャップにTBCを施工することは、噴流孔を塞がないことを要するので非常に難しく費用がかかる。加えて、噴流孔は、冷却流が燃焼器チャンバに流入することを必要とし、これは燃焼システムのエミッションに悪影響を及ぼす場合がある。
米国特許第8,495,881号明細書
本開示の第1の態様は、燃焼システムの燃焼器チャンバのための燃焼器キャップを提供し、燃焼器キャップは、板状部材を備え、該板状部材は、燃焼システムの複数の燃料ノズルに適合する複数の開口と、板状部材の面にわたって延びる冷却通路と、冷却通路への入口開口と、冷却通路から板状部材の燃焼器チャンバとは反対側に至る出口開口と、を含む。
本開示の第2の態様は、燃焼システムを提供し、該燃焼システムは、ケーシングの内部にあり、燃焼器チャンバを定める燃焼器ライナを取り囲む、フロースリーブと、燃焼器ライナに燃料空気混合気を供給する複数の燃料ノズルと、板状部材を含む燃焼器ライナのための燃焼器キャップと、を備え、該板状部材は、複数の燃料ノズルに適合する複数の開口と、板状部材の面にわたって延びる冷却通路と、冷却通路への入口開口と、冷却通路から板状部材の燃焼器チャンバとは反対側に至る出口開口と、を含む。
本開示の第3の態様は、燃焼システムのための燃焼器キャップを表すコードを格納する非一時的なコンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記燃焼器キャップは、コンピュータ化付加製造システムによるコードの実行によって物理的に作り出され、コードは、燃焼器キャップを表すコードを備え、燃焼器キャップは、板状部材を含み、該板状部材は、燃焼システムの複数の燃料ノズルに適合する複数の開口と、板状部材の面にわたって延びる冷却通路と、冷却通路への入口開口と、冷却通路から板状部材の燃焼器チャンバとは反対側に至る出口開口と、を含む。
本開示の例示した態様は、本明細書に記載した問題点及び/又は記載していないその他の問題点を解決するように設計されている。
本開示のこれらの及びその他の特徴は、本開示の様々な実施形態を示す添付図面と関連させてなした本開示の様々な態様の以下の詳細な説明から一層容易に理解されるようになるであろう。
本開示の実施形態による冷却通路を備えた燃焼器キャップを用いる燃焼システムの断面図。 本開示の実施形態による冷却通路を含む板状部材を有する図1の燃焼システムの燃焼器キャップの拡大断面図。 本開示の1つの実施形態による冷却通路を含む図2の板状部材の斜視図。 本開示の実施形態による冷却通路を含む板状部材を有する燃焼システムの燃焼器キャップの拡大断面図。 本開示の他の実施形態による冷却通路を含む図4の板状部材の斜視図。 本開示の実施形態による冷却通路を含む板状部材を有する燃焼システムの燃焼器キャップの拡大断面図。 本開示の他の実施形態による冷却通路を含む図6の板状部材の斜視図。 本開示の実施形態による燃焼器キャップを表すコードを記憶する非一時的なコンピュータ可読記憶媒体を含む付加製造プロセスのブロック図。
本発明の図面は必ずしも縮尺通りではない点に留意されたい。当該図面は、本開示の典型的な態様のみを描くことを意図しており、従って、本開示の範囲を限定するものとみなすべきではない。図面では、同じ参照符号は、複数の図面にわたり同じ要素を示している。
以下の説明は、燃焼システムの燃焼器ライナのための燃焼器キャップに関する。燃焼器キャップは、燃焼システムの複数の燃料ノズルに適合する複数の開口と、板状部材の面にわたって延びる冷却通路とを含む板状部材を有する。燃焼器キャップは、ガスタービンエンジン用燃焼器ライナに関連して以下に説明する。しかしながら、燃焼器キャップにはガスタービンエンジン以外の他の用途があることを理解されたい。また、燃焼器キャップを含む燃焼システムは、燃焼器キャップを生じるために使用できる付加製造ファイルとして以下に説明する。
ここで図面を参照すると、図1は、ガスタービン用燃焼システム100を概略的に示す。システム100は、ガスタービンエンジン(図示せず)の燃焼器組立体104に組み込まれた燃焼器キャップ102を含む。本開示の例示的な実施形態による燃焼器キャップ102は、種々の構成で燃焼器組立体104に組み込むことができ、図1に示す構成に限定されるものではない。燃焼システム100の詳細は以下に示されている。
図1及び2を参照すると、例示的な燃焼器組立体104を含む燃焼システム100の関連部分が示されている。図1は、燃焼システム100の断面図を示し、図2は、燃焼器キャップ102の詳細な断面図を示す。燃焼システム100は、ケーシング112内に配置された燃焼器ライナ110によって少なくとも部分的に規定される燃焼器チャンバ108を含むことができる。フロースリーブ114は、ケーシング112内に取り付けられて燃焼器ライナ110を取り囲むことができる。燃焼器ケーシング112内において、フロースリーブ114は、燃焼器ライナ110から外側に所定距離だけ離間する。フロースリーブ114と燃焼器ライナ110との間の空間は、圧縮機からの冷却流体122(図2)(例えば、空気)の流れを受け入れるチャンバ120の一部を形成し、冷却流体122は、フロースリーブの開口を通って移行部品インピンジメントスリーブ128に流入する。加えて、フロースリーブ114とケーシング112との間の空間は、冷却流体126(図2)(例えば、空気)の流れを受け入れるチャンバ124の一部を形成する。冷却流体126、122は、空気等の何らかの公知の又は今後開発される流体を含むことができる。1つの実施形態において、冷却流体126は、圧力Pcdの空気を供給する圧縮機吐出(図示せず)からの圧縮空気とすることができる。冷却流体126は、例えば温度約370−430℃とすることができるが、冷却流体122は、例えば温度約380−450℃とすることができる。典型的に、冷却流体122は、冷却流体126よりも暖かい。燃焼器ライナ110内の燃焼ガスは、例えば温度1480−1650℃とすることができる。
図1−2に示すように、燃焼器ライナ110への燃料空気混合気106の供給源が設けられている。供給源106は、特に、液体又は気体燃料を燃焼器チャンバ108に噴射する複数の燃料ノズル130(図1には2つだけが示されている)を含むことができ、燃焼器チャンバ108では、燃料がチャンバ124を通って流入する空気を伴って燃焼する。各ノズル130は、バーナー管132内に燃料ノズル組立体(明示しない)を含むことができる。各バーナー管132は、燃焼器キャップ102の開口142(図3、5、及び7)内に配置することができる。各バーナー管132の内部は燃焼器チャンバ108に開口する。各ノズル130のノズル組立体(明示せず)は、公知の様式でバーナー管132に延びることができる。所定長のバーナー管132は、燃焼器ライナ110に隣接する燃焼器キャップ102の燃焼器キャップ空間146内に位置付けることができる。作動時、燃料はノズル130に供給され、燃焼器ライナ110、燃焼器チャンバ108内で点火される。燃焼生成物の高温高エネルギの排気流、過剰燃料、及び/又は過剰空気は、タービン翼(図示せず)に向かって移動して、公知の様式で所望の仕事を発生する。
図2−7を参照して、燃焼システム100の燃焼器ライナ110のための燃焼器キャップ102を詳細に説明する。図2、4、及び6は、燃焼器キャップ102の種々の実施形態の詳細な断面図を示し、図3、5、及び7は、燃焼器キャップ102の種々の実施形態の斜視図を示す。(注:それぞれの断面図及び斜視図は図示の構造の位置に関して必ずして一致していない)。燃焼器キャップ102は、燃焼システム100の燃料ノズルの複数のバーナー管132(図3、5、及び6において仮想線で示す)に適合する複数の開口142を含む板状部材140を有することができる。詳細には、開口142は、ノズル130のバーナー管132に適合する寸法とすることができる。図2、4、及び6で明らかなように、板状部材140は、燃焼器側の面144が燃焼器チャンバ108に曝されており、燃焼器キャップ空間146は、裏側の面148でバーナー管132を取り囲む。ノズルシュラウド150は、燃焼器キャップ空間146を取り囲んでこれを定めることができる。ノズルシュラウド150は、例えば金属薄板で作ることができる。図2、4、及び6において、大部分のバーナー管132は明瞭化のために省略されていることに留意されたい。
従来の燃焼器キャップと対照的に、図3、5、及び7に仮想線で明確に示すように、燃焼器キャップ102の板状部材140は、板状部材の面にわたって延びる冷却通路160を含む。つまり、冷却通路160は、板状部材140の内部に広がり、本明細書に記載の特定の出口及び入口開口以外から漏出することはない。また、冷却通路160は、本明細書で説明するように、付加製造方法を利用して板状部材140と同時に作り出すことができ、板状部材の一体部分であるので、板状部材140に内蔵されると見なすことができる。各冷却通路160の直径は、約0.80−1.2mmとすることができ、板状部材140の厚さは、約2.4−3.6mmとすることができる。以下に説明するように、出口開口は、燃焼器チャンバ108の反対側の板状部材140の面148(燃焼器キャップ空間146側)に延びる。板状部材140は、燃焼器ライナ110に隣接した取り付けに適合するのに必要な任意の形状とすることができる。図示の実施例において、板状部材140は、実質的に円形であるが、他の形状も可能である。各開口142は、それぞれのノズル130、例えばこのバーナー管132に適合するような寸法及び形状である。図示の実施例において、各開口142は、実質的に円形でありノズルの実質的に円形のバーナー管132(図3、5、及び7)に適合するようになっているが、他の形状も可能である。図2、4、及び6に示すように、燃焼器キャップ102は、燃焼器キャップ空間146の開口端で板状部材140に対向するバッフル板状部材152を含むこともできる。
冷却通路160は、板状部材140を通る種々の通路とすることができ、燃焼器キャップ102のあらゆる所要部分の冷却を可能にする。しかしながら、従来のキャップとは対照的に、冷却通路160は、冷却流体が燃焼システム100の燃焼器チャンバ108に流入するのを許容しない。つまり、冷却流体が燃焼器チャンバ108に直接流入できる噴流孔は存在しない。冷却通路160は、板状部材140の面にわたって延びることができ、この通路は、本明細書に記載の特定の限られた数の入口及び出口開口以外、板状部材140の反対側の面144、148から出て行かない。この場合も、冷却通路160からの出口開口は、燃焼器チャンバ108の反対側の板状部材140の側(燃焼器キャップ空間146の側)に延びる。図3、5、及び7に示すように、冷却通路160は、板状部材140の面にわたって延びることができ、バーナー管132のための複数の開口142の間を通過するようになっており、この空間の冷却を可能にする。また、冷却通路160は、特別な経路部分を含むことができ、この経路部分は、ホットスポット又は特別な放熱を必要とする他の領域のための特別な冷却を可能にする。例えば、図5に示すように、板状部材の面にわたって延びる通路160の少なくとも一部166は、実質的に蛇行様式で延びることができる。他の実施例において、経路は、板状部材140内でらせん形とすること、開口142の周りで円形とすること、板状部材140内で正弦曲線状に延びること、及び/又は燃焼器キャップ102の特定のホットスポットまで延びて終端することができる。さらに、図7に示すように、冷却通路160は、出口及び入口開口以外の全長の少なくとも一部において、板状部材140の面144、148の間を軸方向に延びるが、例えば、燃焼器チャンバ108に向かって又はこれから離れる方向に面144、148から外に出ない、部分168を含むこともできる。
燃焼器キャップ10の冷却流体入口及び出口に関して、図2−7は、種々の実施形態を示し、この一部は各実施形態の間で置換可能である。
図2及び3に示す1つの実施形態において、燃焼器キャップ102は、冷却通路160への入口開口170を示す。この場合、入口開口170は、燃焼システムの圧縮機の圧縮機吐出から冷却流体126を送る供給通路172に流体連通するように構成される。図2には特定のレイアウトが示されているが、供給通路172は、例えばチャンバ124から中間通路を経由して又は直接冷却流体126を引き出すことができる任意の場所を経由することができる。図3は、冷却通路160への出口開口174の1つの実施形態を示す。この場合、出口開口174は、燃焼システムの燃焼ケーシング112とノズルシュラウド150との間のチャンバ176と流体連通状態の、冷却流体122を送る出口通路172と流体連通するように構成される。図2に示すように、チャンバ176はチャンバ120と流体連通することができるが、冷却流体122の他の可能性のある経路が存在する。理解できるように、圧縮機吐出からの冷却流体126は、フロースリーブ114と燃焼器ライナ110との間のチャンバ120からの部分的に熱的に負荷された/使用された冷却流体122に比べて比較的高圧である。その結果、入口170に流入する冷却流体126は、冷却通路160を通って出口開口174から流出し、低圧の冷却流体122に合流するための十分な圧力を有する。冷却流体126は、冷却通路160を際に燃焼器キャップ102、つまり板状部材140を冷却するが、燃焼器チャンバ108に流出しない(従来の噴流孔式燃焼器キャップとは対照的に)。出口開口174から流出する冷却流体は、その後、別の冷却及び/又は燃焼に利用することができる。
図4及び5を参照すると、別の実施形態において、燃焼器キャップ102は、図2−3の実施形態と同様の冷却通路160への入口開口170を含む。つまり、入口開口170は、燃焼システムの圧縮機の圧縮機吐出から冷却流体126を送る供給通路172に流体連通するように構成される。この場合の、図3には特定のレイアウトが示されているが、供給通路172は、例えばチャンバ124から中間通路を経由して又は直接冷却流体126を引き出すことができる任意の場所を経由することができる。図3とは対照的に、図4−5に示すように、冷却通路160の出口開口274は、燃焼システムの複数のノズル130のうちの少なくとも1つのバーナー管132に冷却流体を送る出口通路276と流体連通するように構成される。図5に詳細に示すように、出口開口274からの通路276は、複数の部品を含むことができる。例えば、通路276は、出口開口274からの直線セクション277を含むことができ、直線セクション277は環状導管278と流体連通して、冷却流体126を均等分配様式でバーナー管132の周囲に送る。バーナー管132は、冷却流体126が内部に流入するのを可能にする任意の必須部分(符号を付与せず)を含むことができる。通路276は特定の構成で説明されているが、冷却流体126を出口開口274からバーナー管132に向かって送出する、例えば、バーナー管132への直接的な単一通路で送出する任意の方法を用いることができる。理解できるように、圧縮機吐出からの冷却流体126は、燃焼器チャンバ108の燃焼ガス、従ってバーナー管132の内部に比べて相対的に高い圧力をもたらす。その結果、入口170に流入する冷却流体126は、冷却通路160を通って出口開口274から流出し、バーナー管132の内部の低圧の冷却流体182、例えば空気に合流するための十分な圧力を有する。冷却流体126は、冷却通路160を際に燃焼器キャップ102、つまり板状部材140を冷却するが、燃焼器チャンバ108に流出しない。出口開口274から流出する冷却流体は、その後、バーナー管132及び燃焼器チャンバ108内の燃焼流体182を伴った燃焼に利用することができる。
図6及び7を参照すると、他の実施形態において、燃焼器キャップ102は、冷却通路160への入口開口270を含むことができる。ここでは、入口開口270は、燃焼システムのフロースリーブ114と燃焼器ライナ110との間のチャンバ120から冷却流体122を送る供給通路272と流体連通するように構成されている。供給通路272は、チャンバ120と、又はケーシング112とノズルシュラウド150との間のチャンバ176といったチャンバと流体連通するチャンバと直接、流体結合することができる。ここでは、図4−5の実施形態と同様に、冷却通路160の出口開口274は、燃焼システムの複数のノズル130のうちの少なくとも1つのバーナー管132に冷却流体を送る出口通路276と流体連通するように構成される。通路276は、図4−5の実施形態に関して説明したものと実質的に同じとすることができる。理解できるように、通路120からの冷却流体122は(図6)、燃焼器チャンバ108の燃焼ガス182、従ってバーナー管132の内部に比べて相対的に高い圧力をもたらす。その結果、入口270に流入する冷却流体122は、冷却通路160を通って出口開口274から流出し、バーナー管132の内部の低圧の冷却流体182に合流するための十分な圧力を有する。図4−5に関して説明したように、出口開口からの通路276は、環状導管278と流体結合して冷却流体122を均等分配様式でバーナー管132の周囲に送ることができる。バーナー管132は、冷却流体126が内部に流入するのを可能にする任意の必須部分(符号を付与せず)を含むことができる。この場合も、通路276及び278は特定の構成で説明されているが、冷却流体126を出口開口274からバーナー管132に向かって送出する任意の方法を用いることができる。
また、図7は、板状部材140内に各々が独自の出口及び入口開口を有する複数の冷却通路160A、160Bを用いる方法を示す。任意の数の冷却通路を用いることができる。代替的に、図示しないが、そうすることで十分な冷却流体圧が存在する場合は、単一の入口及び複数の出口を設けることも可能である。このようにして、冷却流体は、特定の場所から流入し、2つ以上の場所から流出することができ、冷却流体を種々の場所に供給できる。
冷却通路160の入口開口及び出口開口の種々の実施形態を説明したが、入口開口及び出口開口の各々は、燃焼システムのノズルシュラウド150内の板状部材140の背面148(燃焼器キャップ空間146側)に配置される。このように、冷却通路160に流入する冷却流体126、122は、従来の噴流孔式燃焼器プレートとは対照的に直接、燃焼器チャンバ108に流入しない。
本明細書に記載の多数の供給通路、例えば172、276、278の一部は、必要な曲がり部、接続部等を加工できる、及び燃焼システム100の熱環境に耐えることができる任意の公知の又は今後開発される配管又は導管を含むことができる。1つの実施例において、供給通路は、ステンレス鋼配管を含むことができるが、他の材料を適用することもできる。さらに、板状部材140、ノズルシュラウド150を通る通路、又は他の構成部品に対する流体シール接続に適合するように、種々の通路に対して任意の現在公知の又は今後開発されるシール又はコネクタを設けることがでる。
本明細書で説明するように、本開示の実施形態により、燃焼器108に冷却流体を導入することなく燃焼器キャップ102を冷却することができ、エミッションが改善される。前述のように、使用した冷却流体を燃焼用にノズル130で再利用すること、又は他の冷却通路で再利用することができる。冷却通路160は、応力発生源(stress risers)に曝されることを低減することで、燃焼器キャップ102の寿命/耐久性を改善することができる。さらに、板状部材140の何れの面144、148にも噴流孔が設けられていないので、熱障壁コーティング(TBC)190(図7のみ)は、板状部材140上に施工することができ、限定されるものではないが、熱誘導応力からの板状部材140の保護及び部品寿命の改善等の、TBCによる何らかの種々の熱特性の改善をもたらす。燃焼器キャップ102は、外形及び寸法を現行の燃焼システム100と互換性があるように製造することができるので、現行のキャップの代わりに使用することができる。
前述の燃焼器キャップ102は、任意の公知の又は今後開発される、例えば機械加工、鋳造等の技術を利用して製造することができる。しかしながら、1つの実施形態において、付加製造が特に適している。本明細書で用いる場合、付加製造(AM)は、従来プロセスに該当する材料除去ではなく、材料の連続積層によって物体を作り出す何らかのプロセスを含むことができる。付加製造では、工具、金型、治具を一切使用することなく、材料を殆ど又は全く無駄にすることなく複雑な形状を作り出すことができる。大部分が切除されて廃棄される金属のソリッドビレットから構成部品を機械加工する代わりに、付加製造で用いる唯一の材料は、部品を形成するのに必要な材料である。付加製造プロセスは、限定されるものではないが、3Dプリンティング、ラピッドプロトタイピング(RP)、ダイレクトデジタルマニュファクチャリング(DDM)、選択的レーザ溶融(SLM)、及び直接金属レーザ溶融(DMLM)を含むことができる。現在の環境ではDMLMが好都合であることが分かっている。
例示的な付加製造プロセスを示すために、図8は、物体902を作り出すための例証的コンピュータ化付加製造システム900の概略/ブロック図2を示す。本実施例において、システム900は、DMLM用に構成される。本開示の全体的教示は、他の形態の付加製造にも同様に適用できることを理解されたい。物体902は二重壁タービン要素として示されているが、付加製造プロセスは、燃焼器キャップ102(図1−7)を製造するために容易に適用できることを理解されたい。全体的にAMシステム900は、コンピュータ化付加製造(AM)制御システム904及びAMプリンタ906を含む。以下に示すように、AMシステム900は、燃焼器キャップを規定するコンピュータ実行可能命令セットを含むコード920を実行して、AMプリンタ906を用いて物体を物理的に作り出す。各AMプロセスは、例えば、細粒粉体、液体(例えば、ポリマー)、シートの形態の異なる原材料を使用することができ、このストックをAMプリンタ906のチャンバ910に収容することができる。この場合、燃焼器キャップ102は、ニッケル系合金又は他の燃焼システム用途に適切な材料といった何らかの従来の燃焼器キャップの材料で作ることができる。図示のように、アプリケータ912は、空白キャンバスとして広がる原材料薄層914を生成することができ、これから最終物体の各々の連続スライスを生成できる。別の場合、例えば材料がポリマーである場合、アプリケータ912は、コード920で規定されるように先の層の上に次の層を直接施工又はプリントすることができる。図示の実施例において、レーザ又は電子ビーム916は、コード920で規定されるように各スライスの粒子を溶融する。AMプリンタ906の種々の部品は、各々の新しい層の付加に適合するように動くことができ、例えば、各層の後で、構造プラットフォーム918が降下すること、及び/又はチャンバ910及び/又はアプリケータ912が上昇することができる。
AM制御システム904は、コンピュータプログラムコードとしてコンピュータ930に実装されて示される。この点に関して、コンピュータ930は、メモリ932、プロセッサ934、入力/出力(I/O)インタフェース936、及びバス938を含んでいる。さらに、コンピュータ932は、外部I/Oデバイス/リソース940及び記憶システム942と通信するように示されている。全体的に、プロセッサ934は、本明細書で説明する燃焼器キャップ102(図1−7)を表すコード920からの命令の下でメモリ932及び/又は記憶システム942に格納されるAM制御システム904等のコンピュータプログラムコードを実行する。コンピュータプログラムコードの実行時に、プロセッサ934は、メモリ932、記憶システム942、I/Oデバイス940及び/又はAMプリンタ906からデータを読み出すこと及び/又はこれにデータを書き込むことができる。バス938は、コンピュータ930の各構成要素間の通信リンクを提供し、I/Oデバイス940は、ユーザがコンピュータ940と対話することを可能にする任意のデバイスを備えることができる(例えば、キーボード、ポインティングデバイス、ディスプレイ等)。コンピュータ930は、ハードウェア及びソフトウェアの可能性のある種々の組み合わせだけを表す。例えば、プロセッサ934は、単一のプロセッシングユニットを備えること、又は1つ又はそれ以上の場所、例えばクライアント及びサーバーにおける1つ又はそれ以上のプロセッシングユニットにわたって分散することができる。同様に、メモリ932及び/又は記憶システム942は、1つ又はそれ以上の物理的な場所に存在することができる。メモリ932及び/又は記憶システム942は、例えば磁気媒体、光学媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)を含む、種々のタイプの非一時的なコンピュータ可読記憶媒体の任意の組み合わせを備えることができる。コンピュータ930は、ネットワークサーバー、デスクトップコンピュータ、ラップトップ、携帯デバイス、携帯電話、ポケットベル、携帯情報端末等の任意のタイプのコンピュータデバイスを備えることができる。
付加製造プロセスは、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体(例えば、メモリ932、記憶システム942)に燃焼器キャップ102を表すコード920を格納することから始まる。前述のように、コード920は、燃焼器キャップを規定するコンピュータ実行可能命令セットを含み、これはシステム900によって実行される際に物理的に頂上(tip)を作り出すために用いることができる。例えば、コード920は、燃焼器キャップの正確に規定された3Dモデルを含むことができ、AutoCAD(商標)、TurboCAD(商標)、DesignCAD 3D Max等の公知の多様なコンピュータ支援設計(CAD)ソフトウェアシステムの一部から生成することができる。この点において、コード920は、任意の公知の又は今後開発されるファイル形式とすることができる。例えば、コード920は、3DシステムのステレオリソグラフィCADプログラム用に生成されたStandard Tessellation Language(STL)、又は付加製造ファイル(AMF)とすることができ、付加製造ファイルは、American Society of Mechanical Engineers(ASME)規格であり、これは実行可能なマークアップ言語(XML)ベースのフォーマットであり、任意のCADソフトウェアが、AMプリンタで製造されることになる任意の3次元物体の形状及び構成を表現きるようにデザインされている。コード920は、必要に応じて、異なるフォーマット間で変換すること、データ信号セットに変換すること、データ信号セットとして送受信してコードに変換して格納することができる。コード920は、システム900への入力とすること、及び部品設計者、知的財産(IP)プロバイダー、設計会社、システム900のオペレータ又は所有者、又は他のソースから到来することができる。いずれの場合も、AM制御システム904は、コード920を実行して、燃焼器キャップ102(図1−7)を連続した薄いスライスに分割し、燃焼器キャップは、液体、粉体、シート、又は他の材料の連続した層でAMプリンタ906を用いて作られる。DMLMの実施例において、各層は、コード920で規定される正確な形状に溶かされて前の層に融合される。その後、燃焼器キャップは、小規模の機械加工、シーリング、研磨等の任意の種々の仕上げプロセスを受けることができる。
本明細書で使用される用語は、単に特定の実施形態を説明するためのものに過ぎず、本開示を限定するものではない。本明細書で使用される単数形態は、前後関係から明らかに別の意味を示さない限り、複数形態も含む。更に、本明細書内で使用する場合に、「含む」及び/又は「備える」という用語は、そこに述べた特徴部、完全体、ステップ、動作、要素及び/又は構成部品の存在を明示しているが、1つ又はそれ以上の特徴部、完全体、ステップ、動作、要素、構成部品及び/又はそれらの群の存在又は付加を排除するものではないことは理解されるであろう。
特許請求の範囲における全ての手段又はステッププラス機能要素の対応する構造、材料、作用及びその均等物は、特に特許請求したような他の特許請求した要素と組合せて機能を実行するあらゆる構造、材料又作用を含むことを意図している。本開示の記載は例示及び説明の目的で示してきたが、本開示を開示の形態のみを包含するものとすること或いはその形態に限定することを意図するものではない。本開示の技術的範囲及び技術思想から逸脱せずに多くの修正及び変更を行えることは、当業者には明らかであろう。本実施形態は、本開示の原理及び実施可能な用途を最も良く説明するようにまた企図される特定の用途に適するような様々な修正を含む様々な実施形態の開示を当業者が理解するのを可能にするように、選択しかつ説明した。
100 燃焼システム
102 燃焼器キャップ
104 燃焼器組立体
106 供給源
108 燃焼器チャンバ
110 燃焼器ライナ
112 ケーシング
114 フロースリーブ
120 チャンバ
122 冷却流体
124 チャンバ
126 冷却流体
128 移行部品インピンジメントスリーブ
130 燃料ノズル
132 バーナー管
140 板状部材
142 開口
144 燃焼器側面144
146 燃焼器キャップ空間
148 背面側面
150 ノズルシュラウド
152 バッフル板状部材
160 冷却通路
166 部分
168 部分
170 入口開口
172 供給通路
174 出口開口
176 チャンバ
182 燃焼ガス
182 低圧燃焼流体
270 入口開口
272 供給通路
274 出口開口
276 出口通路
277 直線セクション
278 環状導管
900 コンピュータ化付加製造システム
902 物体
904 コンピュータ化付加製造(AM)製造システム
906 AMプリンタ
910 チャンバ
912 アプリケータ
914 原材料
916 電子ビーム
918 構造プラットフォーム
920 コード
930 コンピュータ
932 メモリ
934 プロセッサ
936 (I/O)インタフェース
938 バス
940 外部I/Oデバイス/リソース
942 記憶システム

Claims (22)

  1. 燃焼システム(100)の燃焼器チャンバ(108)のための燃焼器キャップ(102)であって、該燃焼器キャップは、板状部材(140)を備え、該板状部材は、
    前記燃焼システムの複数の燃料ノズル(130)に適合する複数の開口(142)と、
    前記板状部材の面にわたって延びる冷却通路(160)と、
    前記冷却通路への入口開口(170)と、
    前記冷却通路から前記板状部材の前記燃焼器チャンバとは反対側に至る出口開口(174)と、
    を含み、
    前記入口開口は、前記燃焼システムの圧縮機の圧縮機吐出から冷却流体を送る供給通路と流体連通するように構成される燃焼器キャップ。
  2. 前記出口開口は、前記燃焼システムの燃焼ケーシングとノズルシュラウドとの間のチャンバに前記冷却流体を送る出口通路と流体連通するように構成される、請求項に記載の燃焼器キャップ。
  3. 前記出口開口は、前記燃焼システムの前記複数のノズルの少なくとも1つのバーナー管に冷却流体を送る出口通路と流体連通するように構成される、請求項1または2に記載の燃焼器キャップ。
  4. 前記入口開口は、前記燃焼システムのフロースリーブと燃焼器ライナとの間のチャンバから冷却流体を送る供給通路と流体連通するように構成される、請求項1乃至3のいずれかに記載の燃焼器キャップ。
  5. 前記入口開口及び前記出口開口の各々は、前記燃焼システムのノズルシュラウド内で前記板状部材の表面に配置される、請求項1乃至4のいずれかに記載の燃焼器キャップ。
  6. 前記冷却通路は、前記複数の開口の間を通るように前記板状部材の面にわたって延びる、請求項1乃至5のいずれかに記載の燃焼器キャップ。
  7. 前記冷却通路は、少なくとも実質的に蛇行様式で前記板状部材の面にわたって延びる部分を含む、請求項1乃至6のいずれかに記載の燃焼器キャップ。
  8. 前記冷却通路は、複数の冷却通路を含み、該冷却通路の各々は、それぞれの冷却通路に対する入口開口及び出口開口を含む、請求項1乃至7のいずれかに記載の燃焼器キャップ。
  9. 前記板状部材に熱障壁コーティングをさらに備える、請求項1乃至8のいずれかに記載の燃焼器キャップ。
  10. 燃焼システム(100)であって、
    燃焼ケーシング(112)と、
    前記ケーシングの内部にあり、燃焼器チャンバ(108)を定める燃焼器ライナ(110)を取り囲む、フロースリーブ(114)と、
    前記燃焼器ライナに燃料空気混合気を供給する複数の燃料ノズル(130)と、
    板状部材(140)を含む、燃焼器ライナのための燃焼器キャップ(102)と、
    を備え、
    前記板状部材は、
    前記複数の燃料ノズルに適合する複数の開口(142)と、
    前記板状部材の面にわたって延びる冷却通路(160)と、
    前記冷却通路への入口開口(170)と、
    前記冷却通路から前記板状部材の前記燃焼器チャンバとは反対側に至る出口開口(174)と、
    を含み、
    前記入口開口は、前記燃焼システムの圧縮機の圧縮機吐出から冷却流体を送る供給通路と流体連通するように構成される燃焼システム。
  11. 前記出口開口は、前記燃焼システムの燃焼ケーシングとノズルシュラウドとの間のチャンバに前記冷却流体を送る出口通路と流体連通するように構成される、請求項1に記載の燃焼システム。
  12. 前記出口開口は、前記燃焼システムの前記複数のノズルの少なくとも1つのバーナー管に冷却流体を送る出口通路と流体連通するように構成される、請求項1に記載の燃焼システム。
  13. 前記入口開口は、前記燃焼システムのフロースリーブと燃焼器ライナとの間のチャンバから冷却流体を送る供給通路と流体連通するように構成される、請求項10乃至12のいずれかに記載の燃焼システム。
  14. 前記入口開口及び前記出口開口の各々は、前記燃焼システムのノズルシュラウド内で前記板状部材の表面に配置される、請求項10乃至13のいずれかに記載の燃焼システム。
  15. 前記冷却通路は、前記複数の開口の間を通るように前記板状部材の面にわたって延びる、請求項10乃至14のいずれかに記載の燃焼システム。
  16. 前記冷却通路は、少なくとも実質的に蛇行様式で前記板状部材の面にわたって延びる部分を含む、請求項10乃至15のいずれかに記載の燃焼システム。
  17. 前記冷却通路は、複数の冷却通路を含み、該冷却通路の各々は、それぞれの冷却通路に対する入口開口及び出口開口を含む、請求項10乃至16のいずれかに記載の燃焼システム。
  18. 前記板状部材に熱障壁コーティングをさらに備える、請求項10乃至17のいずれかに記載の燃焼システム。
  19. 燃焼システム(100)のための燃焼器キャップ(102)を表すコード(920)を格納する非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、前記燃焼器キャップは、コンピュータ化付加製造システム(904)による前記コードの実行によって物理的に作り出され、前記コードは、前記燃焼器キャップを表すコードを備え、前記燃焼器キャップは、板状部材(140)を含み、前記板状部材は、
    前記燃焼システムの複数の燃料ノズルに適合する複数の開口(142)と、
    前記板状部材の面にわたって延びる冷却通路(160)と、
    前記燃焼システムの圧縮機の圧縮機吐出から冷却流体を送る供給通路と流体連通する、前記冷却通路への入口開口(170)と、
    前記冷却通路から前記板状部材の前記燃焼器チャンバとは反対側に至る出口開口(174)と、
    を含むことを特徴とする、記憶媒体。
  20. 前記冷却通路は、前記複数の開口の間を通るように前記板状部材の面にわたって延びる、請求項19に記載の記憶媒体。
  21. 前記冷却通路は、少なくとも実質的に蛇行様式で前記板状部材の面にわたって延びる部分を含む、請求項19または20に記載の記憶媒体。
  22. 前記冷却通路は、複数の冷却通路を含み、該冷却通路の各々は、それぞれの冷却通路に対する入口開口及び出口開口を含む、請求項19乃至21のいずれかに記載の記憶媒体。
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