JP6610218B2 - 浮体式電気プラント - Google Patents

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Description

本発明は、浮体式電気プラントに関する。
現在、二酸化炭素などの有害物質を排出しないクリーンエネルギーの一つとして、洋上風力発電が知られている。洋上風力発電では、洋上の発電設備で発電した電力を、ケーブルを通して地上設備などに送電している。
また、洋上風力発電の一つの形態として、浮体式洋上風力発電が知られている(たとえば、特許文献1)。浮体式洋上風力発電は、発電設備を搭載した浮体を洋上に浮かべ、風力を利用して発電するものである。
特開2012−202250号公報
浮体式洋上風力発電では、洋上に浮かべた浮体が風や波の影響を受けて回転することがある。そうした場合、浮体に搭載された発電設備につながるケーブルが、浮体の回転によって引っ張られ、浮体に巻き付くおそれがあった。
本発明の主な目的は、水上に浮かぶ浮体が回転したときに、浮体へのケーブルの巻き付きを抑制することができる浮体式電気プラントを提供することにある。
本発明の一態様は、
電気設備を搭載する浮体と、
前記電気設備で扱う電力を送電するためのケーブルと、
前記電気設備で扱う電力を非接触給電方式により送電側から受電側に伝送可能な送電ユニットおよび受電ユニットと、
を備え、
前記送電ユニットおよび前記受電ユニットのうち、一方のユニットは、前記浮体に対して固定した状態で設けられ、他方のユニットは、前記一方のユニットに対して前記浮体の回転軸まわりに回転可能に設けられ、
前記ケーブルは、前記浮体の回転軸と交差する方向から前記他方にユニットに接続されている
浮体式電気プラントである。
本発明によれば、水上に浮かぶ浮体が回転したときに、浮体へのケーブルの巻き付きを抑制することができる。
本発明の第1実施形態に係る浮体式電気プラントの構成例を示す概略図である。 図1のP部を拡大した図である。 本発明の第2実施形態に係る浮体式電気プラントの要部を拡大した図である。 本発明の第2実施形態に係る浮体式電気プラントの応用例を説明する平面概略図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は本発明の第1実施形態に係る浮体式電気プラントの構成例を示す概略図であり、図2は図1のP部を拡大した図である。
本実施形態においては、一例として、浮体式電気プラントが浮体式洋上風力発電装置である場合について説明する。また、本実施形態では、「洋上」、「海面」、「海中」、「海底」といった用語を使用するが、これらの用語は、それぞれ「水上」、「水面」、「水中」、「水底」と読み替えることができる。
図示した浮体式洋上風力発電装置1は、洋上に浮かぶタワー2と、このタワー2に搭載された発電設備3と、ケーブル4と、を備えている。
タワー2は、浮体に相当するものである。ただし、浮体を構成する要素は、タワーだけに限らず、たとえば図示はしないが、タワーとこれを支持する基台とを組み合わせた構造物によって浮体を構成してもよい。あるいは、タワー以外の要素で浮体を構成してもよい。また、浮体の構成は、どのような電気設備を浮体に搭載するかによって種々の変更が可能である。
タワー2は、風車6やナセル7を支持するもので、円筒状に形成されている。タワー2は、図示しないチェーンやワイヤなどを用いて海底5に係留されている。また、タワー2は、縦向きの姿勢(ほぼ垂直な姿勢)で洋上に浮いている。ただし、タワー2の下部は、海中に沈んでいる。
発電設備3は、電気設備の一例としてタワー2に搭載されたものである。この場合、発電設備3で発電する電力は、電気設備で扱う電力に相当するものとなる。発電設備3は、風車6と、ナセル7と、を備えている。風車6は、ハブ11と、このハブ11に取り付けられた複数(たとえば、3つ)のブレード12とを有している。ナセル7は、タワー2の上端部に搭載されている。ナセル7の内部には、図示しない回転軸、増速機、ブレーキ装置、発電機、変圧器、インバータなどが収容されている。
タワー2の上側部分は、海面13よりも上方に突出した状態で配置され、タワー2の下側部分は、海面13よりも下方(海中)に沈み込んだ状態で配置されている。また、タワー2の下端部には、送電ユニット15と受電ユニット16とが取り付けられている。送電ユニット15と受電ユニット16は、支持部材17を用いてタワー2に取り付けられている。図2においては、説明の便宜上、送電ユニット15と受電ユニット16をそれぞれタワー2の外径寸法と同等の大きさで表記しているが、各々のユニットの大きさは任意に設定または変更が可能である。
送電ユニット15は、ナセル7内の発電機で発電した電力を供給するものである。送電ユニット15とナセル7内の発電機とは、タワー2内に配されたケーブル(不図示)を通して電気的に接続されている。受電ユニット16は、送電ユニット15が供給する電力を受給するものである。
送電ユニット15と受電ユニット16は、上下方向(鉛直方向)で互いに対向かつ近接する状態に配置されている。また、送電ユニット15は、タワー2に対して固定した状態で設けられている。具体的には、タワー2の下端部に、支持部材17を用いて、送電ユニット15が固定されている。このため、洋上に浮いたタワー2が風や波の影響を受けて回転すると、このタワー2と一体に送電ユニット15が回転する。その際、タワー2は、タワー2の中心軸を中心に回転する。このため、タワー2の中心軸は、タワー2の回転軸Jに一致している。
受電ユニット16は、送電ユニット15に対してタワー2の回転軸(J)まわりに回転可能に設けられている。さらに詳述すると、受電ユニット16は、送電ユニット15の直下に、支持部材17を用いて回転自在に取り付けられている。支持部材17は、図示しないベアリング等を介して受電ユニット16を回転自在に支持している。
また、受電ユニット16は、中心部に円形の孔を有している。これに対して、支持部材17は、軸部17aとフランジ部17bとを有している。そして、軸部17aは受電ユニット16の孔に挿入されている。軸部17aは、タワー2の回転軸Jと同軸に配置され、この軸部17aを中心に受電ユニット16が回転自在に支持されている。フランジ部17bは、受電ユニット16を下から受けるように支えている。
送電ユニット15および受電ユニット16は、発電設備3で発電する電力を非接触給電方式により送電側から受電側に伝送可能なものである。実際に発電設備3が発電した電力は、タワー2内のケーブル(不図示)を通して送電ユニット15に送られ、さらに送電ユニット15から非接触給電方式で受電ユニット16へと伝送される。非接触給電方式とは、非接触で電力を供給する方式である。非接触給電方式には、たとえば、電磁誘導を利用した「電磁誘導方式」、電磁界の共鳴現象を利用した「電磁界共鳴方式」、電力を電磁波に変換して送受信する「電波方式」などがある。
本実施形態では、一例として、電磁誘導方式で電力を供給するものとする。具体的には、国際公開第2013/018268号などに開示されているものを採用することが可能である。
送電ユニット15は、送電用のコイルと、このコイルを内蔵する筐体と、を有している。受電ユニット16は、受電用のコイルと、このコイルを内蔵する筐体と、を有している。本実施形態における非接触給電方式では、送電ユニット15のコイルと受電ユニット16のコイル間の磁界の働きによって電力を伝達する構造になっているため、送電ユニット15と受電ユニット16が相互に回転しても電力の伝達は可能である。
送電ユニット15と受電ユニット16の各筐体は、それぞれ水密構造になっている。水密構造とは、各々のユニットの設置場所で想定される水圧などが加わった場合でも、筐体の内部に水分が入り込まない構造をいう。水密構造としては、たとえば、ユニットの筐体内に防水混和物(2液を混合するとゲル状になるもの)を注入(充填)する構造が考えられる。
ケーブル4は、発電設備3で発電した電力を送電するためのものである。ケーブル4の一端は、海中で受電ユニット16に接続されている。この受電ユニット16に対しては、タワー2の回転軸Jと交差する方向からケーブル4が接続されている。図2においては、好ましい例として、タワー2の回転軸Jと直交する方向からケーブル4が受電ユニット16に接続されている。
ケーブル4の他端側は、たとえば、図示しない洋上変電所の変電設備に向けて延在している。ケーブル4の途中には、ブイ18が取り付けられている。ブイ18が取り付けられた箇所では、ケーブル4がブイ18の浮力によって海底5から持ち上げられている。
本実施形態によれば、以下に示す1つまたは複数の効果が得られる。
本実施形態に係る浮体式洋上風力発電装置1においては、受電ユニット16が、タワー2の回転軸Jを中心に、タワー2とは独立に回転可能に設けられている。このため、洋上に浮かべたタワー2が風や波の影響を受けて回転した場合、送電ユニット15はタワー2と一体に回転するが、受電ユニット16はタワー2と一緒に連れ回らない。したがって、受電ユニット16に接続されたケーブル4が、タワー2の回転によってタワー2側に引き込まれることがない。よって、タワー2へのケーブル4の巻き付けを抑制することができる。
また、海中には潮の流れがあるため、海中にケーブル4を布設すると、潮の流れ方によってはケーブル4が水平方向に揺れ動くことがある。そうした場合、仮に受電ユニット16が送電ユニット15と同様にタワー2に固定されていると、揺動ケーブル4と受電ユニット16の接続箇所に過大な負荷がかかるおそれがある。ただし、本実施形態では、受電ユニット16がタワー2の下端部で回転可能に支持されているため、ケーブル4が水平方向に動いたときに、その動きにあわせて受電ユニット16が回転する。よって、ケーブル4と受電ユニット16との接続箇所にかかる負荷を軽減することができる。
また、上述した風や波の影響によってタワー2が回転すると、ケーブル4に捻れが生じることも懸念される。この点、本実施形態では、タワー2からケーブル4への力の伝達が、受電ユニット16の回転によって断たれる。このため、タワー2が回転しても、ケーブル4の向きが大きく変化しない。したがって、ケーブル4の捻れやこれに起因したキンク等の発生を抑制することができる。
また、上記実施形態では、タワー2の回転軸Jを中心に受電ユニット16が回転可能に設けられている。このため、風や波の影響でタワー2が回転したときに、タワー2の回転による力が受電ユニット16に伝わりにくくなる。したがって、タワー2の回転による受電ユニット16の連れ回りを、より効果的に抑制することができる。
<第2実施形態>
図3は本発明の第2実施形態に係る浮体式電気プラントの要部を拡大した図である。
本実施形態では、非接触給電方式により電力を伝送可能な送電ユニット15および受電ユニット16の組み合わせによって一つの送受電ユニット21が構成されている。この送受電ユニット21は、タワー2の回転軸方向(回転軸Jの軸長方向)に多段に配置されている。ここで記述する「多段」とは「複数段」と同義である。このため、送受電ユニット21は、少なくとも2段に配置されていればよい。本実施形態では、一例として、タワー2の下端部に6つの送受電ユニット21を備え、これらの送受電ユニット21を、タワー2の回転軸方向(図の上下方向)に多段に配置している。また、本実施形態では、6つの送受電ユニット21をタワー2の回転軸方向に一列(縦列)に配置している。
各々の送受電ユニット21は、上記第1実施形態と同様に、軸部17aとフランジ部17bとを有する支持部材17を用いて、タワー2の下端部に取り付けられている。軸部17aは、タワー2の回転軸Jと同軸に配置されるとともに、タワー2の下端部から下方に向けて延在している。送電ユニット15は、上記第1実施形態と同様に、タワー2に対して固定された状態になっている。すなわち、送電ユニット15は軸部17aに固定され、さらに軸部17aがタワー2に固定されている。軸部17aは、所要の長さを1本の軸部で構成してもよいし、複数本の軸部を継ぎ足して構成してもよい。フランジ部17bは、送受電ユニット21の個数分だけ設けられている。フランジ部17bは、軸部17aの長さ方向に所定の間隔をあけて配置され、各々の配置箇所で受電ユニット16を下から受けるように支えている。
本実施形態においては、送受電ユニット21の受電ユニット16に対して、タワー2の回転軸Jと交差(直交)する方向からケーブル4が接続されている。このため、タワー2の回転軸方向で隣り合う上下2つの送受電ユニット21のうち、上側の送受電ユニット21につながるケーブル4が、下側の送受電ユニット21に干渉しにくくなる。したがって、タワー2の回転軸方向に各々の送受電ユニット21を狭い間隔で配置することができる。
また、風や波の影響でタワー2が回転した場合は、受電ユニット16がタワー2と一緒に連れ回らず、潮の流れの影響でケーブル4が揺れ動いた場合は、各々の送受電ユニット21につながるケーブル4が潮の流れに乗って同じように動く。このため、いずれの場合も、ケーブル4どうしの絡み付きを抑制することができる。
また、本実施形態では、送電ユニット15および受電ユニット16の組み合わせによって一つの送受電ユニット21を構成するとともに、タワー2の回転軸方向に送受電ユニット21を多段に配置している。このため、たとえば、浮体式洋上風力発電装置で発電した電力を複数の系統に分けて配電したい場合に、配電先ごとに送受電ユニット21を割り当てて使用することができる。
また、これ以外にも、たとえば、浮体式洋上変電装置などに適用する場合は、一つの洋上変電装置に複数の発電設備からの電力を取り込んだり、その洋上変電装置で変電した電力を複数の系統に分けて配電したりする際に、発電設備や配線先ごとに送受電ユニット21を割り当てて使用することができる。この場合は、一つの送受電ユニット21を構成する送電ユニット15および受電ユニット16のうち、送受電ユニット21の割り当て箇所によっては、受電ユニット16にケーブル4を接続する場合と、送電ユニット15にケーブル4を接続する場合とがある。ただし、いずれの場合も、ケーブル4が接続されるユニットは、これに対応する他のユニットに対してタワー2の回転軸まわりに回転可能に設けられることになる。
さらに、上記のタワー2が洋上変電装置の浮体を構成するものであると、たとえば図4に示すように、浮体2に取り付けた複数の送受電ユニット(不図示)から、一定方向に複数本ずつ(図例では3本ずつ)まとめてケーブル4を引き出し、そのケーブル4の末端につながるユニット(送電ユニットまたは受電ユニット)22をタワー2の周辺の海中または海底に沈めておいてもよい。これにより、送受電ユニットの増設に容易に対応することが可能となる。
<変形例等>
本発明の技術的範囲は上述した実施の形態に限定されるものではなく、発明の構成要件やその組み合わせによって得られる特定の効果を導き出せる範囲において、種々の変更や改良を加えた形態も含む。
たとえば、上記第1実施形態では、好ましい例として、タワー2の回転軸Jを中心に受電ユニット16を回転可能な構成としたが、本発明は限らず、タワー2の回転軸まわりに受電ユニット16が回転可能になっていればよい。ここで記述する「タワー2の回転軸まわりに回転」とは、タワー2の回転軸Jを中心とした回転だけでなく、タワー2の回転軸Jと平行な軸を中心とした回転も含む。したがって、タワー2の回転軸Jと受電ユニット16の回転軸とは、水平方向にずれていてもよい。
また、上記第1実施形態では、浮体式電気プラントの一例として浮体式洋上風力発電装置を例に挙げたが、本発明はこれに限らず、たとえば、浮体式洋上変電装置や、風力発電以外の浮体式発電装置(たとえば、浮体式波力発電装置等)などを含めて、電力を扱う電気設備を浮体に搭載し、この浮体にケーブルをつないで構成される浮体式電気プラント全般に広く適用することが可能である。
また、本発明は、洋上に浮かべた浮体だけでなく、たとえば、湖上に浮かべた浮体などにケーブルをつなぐ場合にも適用可能である。その場合は、上述した「洋上」、「海面」、「海中」、「海底」といった用語を、それぞれ「湖上」、「湖面」、「水中」、「湖底」、あるいは「水上」、「水面」、「水中」、「水底」と読み替えることができる。
また、浮体に搭載される電気設備は、一つの設備に限らず、たとえば、複数の発電設備、または、複数の変電設備を備えるものであってもよいし、種類の異なる複数の設備(たとえば、発電設備と変電設備の両方)を備えるものであってもよい。
また、上記第1実施形態においては、送電ユニット15を上側、受電ユニット16を下側に配置したが、送電ユニット15と受電ユニット16の上下関係は逆であってもよい。
また、上記第2実施形態においては、タワー2の下端部に支持部材17を用いて送受電ユニット21を多段に配置したが、本発明はこれに限らず、たとえば、タワーとこれを支える平面視四角形の基台との組み合わせによって浮体を構成した場合は、たとえば基台のコーナー部や辺部などに、それぞれ支持部材17を用いて送受電ユニット21を多段に配置してもよい。
1…浮体式洋上風力発電装置
2…タワー
3…発電設備
4…ケーブル
15…送電ユニット
16…受電ユニット
21…送受電ユニット

Claims (4)

  1. 電気設備を搭載する浮体と、
    前記電気設備で扱う電力を送電するためのケーブルと、
    前記電気設備で扱う電力を非接触給電方式により送電側から受電側に伝送可能な送電ユニットおよび受電ユニットと、
    を備え、
    前記送電ユニットおよび前記受電ユニットのうち、一方のユニットは、前記浮体に対して固定した状態で設けられ、他方のユニットは、前記一方のユニットに対して前記浮体の回転軸まわりに回転可能に設けられ、
    前記ケーブルは、前記浮体の回転軸と交差する方向から前記他方ユニットに接続されており、
    前記非接触給電方式により電力を伝送可能な前記送電ユニットおよび前記受電ユニットの組み合わせによって一つの送受電ユニットが構成されるとともに、前記浮体の回転軸方向に前記送受電ユニットが多段に配置されている
    浮体式電気プラント。
  2. 前記送電ユニットおよび前記受電ユニットは、前記浮体を水上に浮かせたときに水中に沈んで配置される前記浮体の一部に取り付けられ、
    前記ケーブルは、水中で前記他方のユニットに接続されている
    請求項1に記載の浮体式電気プラント。
  3. 前記ケーブルは、前記浮体の回転軸と直交する方向から前記他方のユニットに接続されている
    請求項1または2に記載の浮体式電気プラント。
  4. 前記他方のユニットは、前記浮体の回転軸を中心に回転可能に設けられている
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の浮体式電気プラント。
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