JP6610081B2 - サービス連携管理システム、装置、方法及びプログラム - Google Patents
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Description
・「ソーシャルネットワーキングサービス+ストレージサービス」
ソーシャルネットワーキングサービス上で書き込み行った場合、その内容をクラウド上のストレージサービスに自動保存するものである。
・「天気予報公開サービス+メールサービス」
翌日の天気が雨という予報が出た場合、そのことを通知するメールをユーザに自動送信するものである。
サービス間の連携を定義した複数のサービス連携ルールに含まれる複数のサービスにおいて発生した複数のイベント情報を収集する収集部と、
前記収集された複数のイベント情報に含まれるデータの流れを分析して、前記複数のサービス連携ルールのうち利用中のものを推定する推定部と、
を備える。
サービス間の連携を定義した複数のサービス連携ルールに含まれる複数のサービスにおいて発生した複数のイベント情報を収集する収集部と、
前記収集された複数のイベント情報に含まれるデータの流れを分析して、前記複数のサービス連携ルールのうち利用中のものを推定する推定部と、
を備える。
サービス間の連携を定義した複数のサービス連携ルールに含まれる複数のサービスにおいて発生した複数のイベント情報を収集し、
前記収集された複数のイベント情報に含まれるデータの流れを分析して、前記複数のサービス連携ルールのうち利用中のものを推定する。
サービス間の連携を定義した複数のサービス連携ルールに含まれる複数のサービスにおいて発生した複数のイベント情報を収集する処理と、
前記収集された複数のイベント情報に含まれるデータの流れを分析して、前記複数のサービス連携ルールのうち利用中のものを推定する処理と、
をコンピュータに実行させる。
サービス間の連携を定義した複数のサービス連携ルールに含まれる複数のサービスにおいて発生した複数のイベント情報を収集する収集部と、
前記収集された複数のイベント情報に含まれるデータの流れを分析して、前記複数のサービス連携ルールのうち利用中のものを推定する推定部と、
前記推定されたサービス間の連携をサービス連携推定情報として記憶装置に格納する格納部と、
を備えるサービス連携管理装置と、
新たなサービス連携ルールの追加要求を受け付けた場合に、前記記憶装置から前記サービス連携推定情報を取得し、当該新たなサービス連携ルールの追加により前記データの流れにループが生じるか否かを判定し、前記ループが生じないと判定した場合に当該追加要求を許可し、前記ループが生じると判定した場合に当該追加要求を拒否する旨を要求元へ応答する追加判定処理を行なう追加判定部
を備えるサービス利用装置と、
を備える。
・ループ検出用情報を埋め込んだデータをサービスに渡せても、その結果発生するアクションによるイベントにその情報が含まれない可能性がある。あるいは含まれてもループが検出できる形で含まれない可能性がある。
・サービス連携装置間では通信を行うことができないので、サービス連携装置が直接やり取りを行うことによる解決はできない。
図1は、本発明の実施の形態1にかかるサービス連携管理装置100の構成を示すブロック図である。サービス連携管理装置100は、サービス間の連携を定義したサービス連携ルールを管理するためのコンピュータ装置である。尚、サービス連携管理装置100は、1台のコンピュータに限定されず、複数台のコンピュータ装置で実現されても構わない。その場合、サービス連携管理システムということができる。また、サービス連携ルールには、少なくとも連携元と連携先のサービスが定義されている。尚、1つのサービス連携ルール内に3以上のサービスの連携が定義されていてもよい。
本実施の形態2は、上述した実施の形態1の改良例である。まず、前記推定部は、前記複数のサービスのうち第1のサービスにおいて発生したイベント情報に含まれる第1の要素値と、その後に第2のサービスにおいて発生したイベント情報に含まれる第2の要素値とが一致する場合に、前記第1のサービスと前記第2のサービスの間の連携が前記利用中のものと推定する。これにより、複数のイベント情報からサービス間の連携の推定精度を高めることができる。
(1)サービス連携ルール群11内に登録済みの連携ルールを、予め取得しておく。
(2)(1)で取得した連携ルールに基づく全てのイベント情報を収集する。
(3)収集されたイベント情報を元に、データの流れを分析し、現在利用されているサービス連携を推定する。
上記(1)〜(3)の処理について以下の構成により説明する。
イベント収集部121は、イベント収集の対象となるサービスを決める必要がある。従って、イベント収集部121は、サービス連携ルール群11として定義されているルール一覧を取得する。ここでは、イベント収集部121は、連携ルール111及び112を取得する。そして、分析部122は、予めイベント収集部121経由で各連携ルールのサービス間のデータの対応情報を取得しておく。尚、対応情報は、各連携ルールから抽出又は生成しても構わない。
イベント収集部121は、イベント収集対象のサービスのイベント取得用のAPIを利用して、イベントを取得し、保持する。
イベント収集部121が収集したイベント情報を元に、各種データ連携によって生じているデータフローを分析し、サービス連携の推定を行う。今、運送会社Y1が、「トリガ:地図情報データサービス、アクション:渋滞情報データサービス」というサービス連携を利用している。しかし、このことをサービス連携管理装置12は直接的には知らないという状態である。
分析部122は、ある時刻t1に地図情報データサービス及び渋滞情報データサービスのイベント発生有無を確認する。この時、地図情報データサービスのイベントを検知した場合、分析部122は、そのXMLファイルから、渋滞情報データサービスと対応付けられた「経度」「緯度」及び「範囲」タグの値を取得する。仮にこれらの値がそれぞれx1、y1、w1であったとする。
分析部122は、次のイベント発生有無確認の時刻t2に再度、地図情報データサービス及び渋滞情報データサービスのイベント発生有無を確認する。この時、分析部122は、渋滞情報データサービスのイベントを検知し、そのXMLファイルから得られる情報が、x1、y1、w1であった場合、このイベントはステップS31で検知したイベントをトリガとして発生している、つまり、「トリガ:地図情報データサービス、アクション:渋滞情報データサービス」というサービス連携が利用されているということが推定できる。
分析部122は、データフローの分析により推定されたサービス連携を推定情報1231としてサービス連携推定情報保持部123に保存する。具体的には、推定されるサービス連携を[連携元]から[連携先]というような形で保存しておく。上記のステップS3の例では[地図情報データサービス]から[渋滞情報データサービス]という情報を保持する。尚、この連携は2つのサービスに限らず、複数のサービスの連携についても表現できる。例えば、[サービスA]、[サービスB]、[サービスC]、[サービスD]の連携順序を推定情報としてもよい。
サービス連携追加判定部324は、ユーザによるサービス連携ルールを新たに追加して利用するための追加要求を受け付けた場合、以下のステップS22からS26により、連携ルールの追加又は拒否を行う。
サービス連携追加判定部324は、サービス連携管理装置12のサービス連携推定情報保持部123から、現在の推定情報1231を取得する。
サービス連携追加判定部324は、ステップS22で取得した推定情報1231とステップS21で受け付けた新たなサービス連携ルールとを用いて、以下の処理によりループの追跡を行なう。
サービス連携追加判定部324は、ステップS23の結果、ループの有無を判定する(S24)。ループが存在しない場合、サービス連携追加判定部324は、サービス連携装置323に追加要求されたサービス連携ルールを追加する(S26)。一方、ループが存在する場合、サービス連携追加判定部324は、サービス連携装置323への新たなサービス連携ルールの追加をせず、その旨をユーザに通知する(S25)。
尚、前記推定部が複数のサービス間の連携を推定した場合に、前記データの流れにループが生じるか否かを判定する判定部、をさらに備えてもよい。例えば、サービス連携管理装置内で、サービス連携の利用実態からループを検出できるため、ループを早急に特定し、対策を取ることができる。
110 収集部
120 推定部
41 イベント情報
4n イベント情報
1000 サービス連携管理システム
10 サービス連携提供ネットワーク
11 サービス連携ルール群
111 連携ルール
112 連携ルール
12 サービス連携管理装置
121 イベント収集部
122 分析部
123 サービス連携推定情報保持部
1231 推定情報
21 サービス提供企業X1ネットワーク
211 サービスA
22 サービス提供企業X2ネットワーク
221 サービスB
31 企業Y1ネットワーク
311 サービス連携装置
312 連携ルール
313 サービス連携装置
314 サービス連携追加判定部
32 企業Y1ネットワーク
321 サービス連携装置
323 サービス連携装置
324 サービス連携追加判定部
N インターネット
Claims (9)
- サービス間の連携を定義した複数のサービス連携ルールに含まれる複数のサービスにおいて発生した複数のイベント情報を収集する収集部と、
前記収集された複数のイベント情報に含まれるデータの流れを分析して、前記複数のサービス連携ルールのうち利用中のものを推定する推定部と、
を備え、
前記サービス連携ルールは、前記複数のサービスのうち連携元の第1のサービスと連携先の第2のサービスとの各要素値の対応付けを含み、
前記推定部は、
前記第1のサービスにおいて発生した第1のイベント情報から第1の要素値を取得し、
当該第1のイベント情報の後に発生した前記第2のサービスにおける第2のイベント情報から第2の要素値を取得し、
当該第1の要素値と当該第2の要素値とが前記サービス連携ルールに対応付けられている場合に、前記第1のサービスと前記第2のサービスの間の連携が前記利用中のものと推定する
サービス連携管理システム。 - 前記推定されたサービス間の連携をサービス連携推定情報として記憶装置に格納する格納部と、
新たなサービス連携ルールの追加要求を受け付けた場合に、前記記憶装置から前記サービス連携推定情報を取得し、当該新たなサービス連携ルールの追加により前記データの流れにループが生じるか否かを判定し、前記ループが生じないと判定した場合に当該追加要求を許可し、前記ループが生じると判定した場合に当該追加要求を拒否する旨を要求元へ応答する追加判定処理を行なう追加判定部と、をさらに備える
請求項1に記載のサービス連携管理システム。 - 前記追加判定部は、
第1のサービス利用装置が第1のサービス連携ルールを利用中に、第2のサービス利用装置から第2のサービス連携ルールの追加要求を受け付けた場合に、前記追加判定処理を行なう
請求項2に記載のサービス連携管理システム。 - 前記推定部が複数のサービス間の連携を推定した場合に、前記データの流れにループが生じるか否かを判定する判定部と、をさらに備える
請求項1に記載のサービス連携管理システム。 - 前記推定部は、
3以上のサービスについての連携を、前記複数のサービス連携ルールのうち利用中のものとして推定する
請求項1乃至又は4に記載のサービス連携管理システム。 - サービス間の連携を定義した複数のサービス連携ルールに含まれる複数のサービスにおいて発生した複数のイベント情報を収集する収集部と、
前記収集された複数のイベント情報に含まれるデータの流れを分析して、前記複数のサービス連携ルールのうち利用中のものを推定する推定部と、
を備え、
前記サービス連携ルールは、前記複数のサービスのうち連携元の第1のサービスと連携先の第2のサービスとの各要素値の対応付けを含み、
前記推定部は、
前記第1のサービスにおいて発生した第1のイベント情報から第1の要素値を取得し、
当該第1のイベント情報の後に発生した前記第2のサービスにおける第2のイベント情報から第2の要素値を取得し、
当該第1の要素値と当該第2の要素値とが前記サービス連携ルールに対応付けられている場合に、前記第1のサービスと前記第2のサービスの間の連携が前記利用中のものと推定する
サービス連携管理装置。 - サービス間の連携を定義した複数のサービス連携ルールに含まれる複数のサービスにおいて発生した複数のイベント情報を収集し、
前記収集された複数のイベント情報に含まれるデータの流れを分析して、前記複数のサービス連携ルールのうち利用中のものを推定し、
前記サービス連携ルールは、前記複数のサービスのうち連携元の第1のサービスと連携先の第2のサービスとの各要素値の対応付けを含み、
前記推定において、
前記第1のサービスにおいて発生した第1のイベント情報から第1の要素値を取得し、
当該第1のイベント情報の後に発生した前記第2のサービスにおける第2のイベント情報から第2の要素値を取得し、
当該第1の要素値と当該第2の要素値とが前記サービス連携ルールに対応付けられている場合に、前記第1のサービスと前記第2のサービスの間の連携が前記利用中のものと推定する
サービス連携管理方法。 - サービス間の連携を定義した複数のサービス連携ルールに含まれる複数のサービスにおいて発生した複数のイベント情報を収集する処理と、
前記収集された複数のイベント情報に含まれるデータの流れを分析して、前記複数のサービス連携ルールのうち利用中のものを推定する処理と、
をコンピュータに実行させ、
前記サービス連携ルールは、前記複数のサービスのうち連携元の第1のサービスと連携先の第2のサービスとの各要素値の対応付けを含み、
前記推定する処理は、
前記第1のサービスにおいて発生した第1のイベント情報から第1の要素値を取得し、
当該第1のイベント情報の後に発生した前記第2のサービスにおける第2のイベント情報から第2の要素値を取得し、
当該第1の要素値と当該第2の要素値とが前記サービス連携ルールに対応付けられている場合に、前記第1のサービスと前記第2のサービスの間の連携が前記利用中のものと推定するサービス連携管理プログラム。 - サービス間の連携を定義した複数のサービス連携ルールに含まれる複数のサービスにおいて発生した複数のイベント情報を収集する収集部と、
前記収集された複数のイベント情報に含まれるデータの流れを分析して、前記複数のサービス連携ルールのうち利用中のものを推定する推定部と、
前記推定されたサービス間の連携をサービス連携推定情報として記憶装置に格納する格納部と、
を備えるサービス連携管理装置と、
新たなサービス連携ルールの追加要求を受け付けた場合に、前記記憶装置から前記サービス連携推定情報を取得し、当該新たなサービス連携ルールの追加により前記データの流れにループが生じるか否かを判定し、前記ループが生じないと判定した場合に当該追加要求を許可し、前記ループが生じると判定した場合に当該追加要求を拒否する旨を要求元へ応答する追加判定処理を行なう追加判定部
を備えるサービス利用装置と、
を備え、
前記サービス連携ルールは、前記複数のサービスのうち連携元の第1のサービスと連携先の第2のサービスとの各要素値の対応付けを含み、
前記推定部は、
前記第1のサービスにおいて発生した第1のイベント情報から第1の要素値を取得し、
当該第1のイベント情報の後に発生した前記第2のサービスにおける第2のイベント情報から第2の要素値を取得し、
当該第1の要素値と当該第2の要素値とが前記サービス連携ルールに対応付けられている場合に、前記第1のサービスと前記第2のサービスの間の連携が前記利用中のものと推定するサービス連携管理システム。
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