JP6607840B2 - 車両用ドアインパクトビーム - Google Patents

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Description

本発明は、車両用ドアインパクトビームに関する。
自動車等の車両用ドアの内部には、車両の衝突時や横転時などにおける車室の変形を抑制するために補強部材であるドアインパクトビームが取り付けられている。
近年、ドアインパクトビームのビーム本体部は、剛性が要求されることから鉄系材で構成されているが、ドアアウタパネルは軽量化からアルミニウム合金で構成されている。
また、ドアインパクトビームが車両用ドアに取付けられた状態で、塗装工程が行われるが、この塗装工程における乾燥時に高温下に晒されると、アルミニウム合金と鉄との熱膨張係数が異なることから、アルミニウム合金製のドアアウタパネルと鉄製のビーム本体部とで熱膨張差が生じ、車両用ドアのアウタパネルが塑性変形してパネル面に歪みが生じる恐れがある。
従来、上記歪みの発生を抑制するために、ビーム本体の両端部に設けられた取付ブラケットと、車両用ドアとを取付るためのボルトを、塗装工程の前の段階では完全に締めずに緩めた状態にしておき、塗装工程が終了した後に、そのボルトを締め付けて、ドアインパクトビームをドアアウタパネルに対して固定することで、アルミニウム合金と鉄との熱膨張差を吸収することが行われている(特許文献1参照)。
また、鉄系材で構成した取付ブラケットを、アルミニウム合金で構成した車両用ドアに取付るとこれらの間で電解腐食等が生じる恐れがあるため、これを防止するために取付ブラケットを、ビーム本体に固設された鉄系材からなる第1ブラケットと、車両用ドアに対して取付ることができるアルミニウム合金からなる第2ブラケットの2部品で構成するとともに、第1ブラケットと第2ブラケットとを締結ボルトで締結するようにし、この締結ボルトを塗装工程の前の段階では完全に締めずに緩めた状態にしておき、塗装工程が終了した後に、ボルトを締め付けるようにして、前記の熱膨張差を吸収することが考えられる。
また、ビーム本体の両端部に第1ブラケットを設け、車両用ドアには第2ブラケットを設け、第1ブラケットに、その軸方向と並行の長孔を穿設し、第2ブラケットに丸穴を穿設し、この長孔と丸穴とを締結ボルトで固定する技術(特許文献2参照)が知られており、この技術を上記特許文献1に記載の技術に適用することも考えられる。
特開2003−252057号公報 実開平5−24118号公報
しかし、上記特許文献2記載の従来技術においては、第1ブラケットと第2ブラケットとを締結する締結ボルトを緩めた状態で、ドアインパクトビームを車両用ドアに取付ける必要がある。この際、第1ブラケットに対して、第2ブラケットが揺動して、第2ブラケットと車両用ドアのアウタパネルとの位置合わせが困難になるという問題点がある。
また、ドアインパクトビームを車両用ドアに取付ける際には、第1ブラケットと第2ブラケットとを締結ボルトで締め付けて相互の位置関係を固定し、取付後に締結ボルトを緩めて前記の熱膨張差を吸収することも考えられるが、作業工程が増え、煩雑になるという問題点がある。
そこで、本発明は、上記問題点を解決した車両用ドアインパクトビームを提案することを目的とするものである。
前記の課題を解決するために、本発明は、ビーム本体と、該ビーム本体に設けられるとともに、車両用ドアの構成部品に取付けるための取付部とを有し、
該取付部は、第1ブラケットと第2ブラケットを有し、前記第1ブラケットと第2ブラケットは、相互に少なくとも一部が重なるように配設され、
前記ビーム本体と前記車両用ドアの構成部品の熱膨張差による相対移動を吸収できるように、第1ブラケットと第2ブラケットを連結部で連結し、
第1ブラケットと第2ブラケットの一方のブラケットには、第1係止孔が穿設され、他方のブラケットには第2係止孔が穿設され、
前記第1係止孔と第2係止孔は仮止部材により常温において係止され、前記仮止部材は、所定以上の温度で軟化し、
前記第2係止孔は、常温において前記仮止部材と係合する係合孔と、該係合孔と連通し、かつ、該係合孔から延出するとともに、該係合孔の最大内径より細い幅のスリットを有することを特徴とするものである。
また、前記スリットを、その延出方向が、ビーム本体に取付部を取付けた部分におけるビーム本体の軸芯方向と平行となるように形成してもよい。
本発明の車両用ドアインパクトビームは、第1ブラケットと第2ブラケットを、仮止部材により常温において係止したことにより、車両用ドアインパクトビームを車両用ドアの構成部品に取付ける際には、相互の位置合わせが容易となり、その取付作業性を向上させることができる。
また、塗装工程における乾燥段階等で、所定以上の温度に加熱されると、仮止部材は軟化し、連結部により、ビーム本体と車両用ドアの構成部品での熱膨張差を吸収できる。
本発明の実施例1に係る車両用ドアインパクトビームの斜視図。 図1の平面図。 本発明の実施例1に用いる第1ブラケットの平面図。 本発明の実施例1に用いる第2ブラケットの平面図。 図2のA−A線拡大断面図。 図2の状態から第1ブラケットと第2ブラケットが相対移動した後の状態の平面図。 本発明の実施例2に用いる第2係止孔の平面図。 本発明の実施例3における図5に相当する図。
本発明を実施するための形態を図に示す実施例に基づいて説明する。
[実施例1]
本発明の実施例1に係る車両用ドアインパクトビームについて図1乃至図6に基づいて説明する。
車両用ドアインパクトビーム1は、図1,2に示すように、ビーム本体2と取付部3を有する。
ビーム本体2は、鉄系材からなるパイプで構成されており、ビーム本体2の一方の端部(図1,2の左側)には、取付部3が設けられている。取付部3は、鉄系材からなる第1ブラケット4とアルミニウム合金からなる第2ブラケット5を有する。
第1ブラケット4は、第2ブラケット5における、車両用ドアインパクトビーム1を取付ける側の面、すなわち、車両用ドアの構成部品であるドアアウタパネル6の内面とは反対側の面に、少なくとも一部が重なり合うように重合されている。本実施例においては、第2ブラケット5の図2における縦横いずれの方向の長さも、第1ブラケット4の長さよりも大きく形成した。
第1ブラケット4は、ビーム本体2に溶接Wにより固設された円弧状の本体側取付部4aと、ビーム本体2の軸芯と直交する方向において、本体側取付部4aの両側部に設けられた平板状のブラケット側取付部4b,4bを有する。夫々のブラケット側取付部4bには、図3に示すように、長孔4cが穿設され、長孔4cは、その長手方向が、ビーム本体2の本体側取付部4aが固設された部分2aにおける、ビーム本体2の軸芯方向と平行となるように形成されている。
第2ブラケット5は、図4に示すように、方形の平板状に形成され、この第2ブラケット5には、2個の丸孔5aが、第1ブラケット4の長孔4cに対応した位置に穿設されている。第2ブラケット5の丸孔5aの内周面には雌ネジが刻設されており、この雌ネジに連結部材であるボルト8の雄ネジを螺合することができるようになっている。
また、第1ブラケット4におけるブラケット側取付部4bには、図3に示すように、ビーム本体2の軸芯を中心とする径方向の両外側端部において、円形の第1係止孔11が穿設されている。
第2ブラケット5には、2個の第2係止孔12が、第1ブラケット4の第1係止孔11に対応した位置に穿設されている。第2係止孔12は、後述する仮止部材13と係合する係合孔12aと、ビーム本体2の本体側取付部4aが固設された部分2aにおける、ビーム本体2の軸芯方向の一方の端部側と他方の端部側の二方向に延出するスリット12b,12bを有する。各スリット12bは、係合孔12aの最大内径より細い幅Dで形成され、各スリット12bと係合孔12aとは連通している。すなわち、スリット12bの延出方向と、第1ブラケット4の長孔4cの長手方向は平行に形成されている。第1係止孔11と係合孔12aとは、略同径に形成されている。
第1ブラケット4の第1係止孔11と、第2ブラケット5における第2係止孔12の係合孔12aには、熱したり冷やしたりしない自然の温度である常温において、前記スリット12bの幅Dより大径の仮止部材13が、図5に示すように共通して挿通され、この仮止部材13により、第1ブラケット4と第2ブラケット5とは常温において相対移動不能に保持されている。すなわち、第1ブラケット4と第2ブラケット5とは相互に揺動しないようになっている。
なお、第1ブラケット4と第2ブラケット5との少なくとも相互に接触する部分には、所定の表面処理が施され、電解腐食が生じないようになっている。
また、仮止部材13は、常温においては両係止孔11,12に係止しているが、所定以上の温度(本実施例では、塗装工程における乾燥温度以上とし、例えば100℃以上)に加熱されると軟化するようになっている。この仮止部材13は、例えば、熱可塑性樹脂やゴム材等で構成する。なお、仮止部材13は、塗装工程における乾燥段階において、溶融しないことが好ましい。
仮止部材13には、図5に示すように、係止孔11,12の軸方向の両端部に抜け止部13a,13bが形成され、仮止部材13により係止孔11,12を係止した状態において、仮止部材13が抜けないようになっている。抜け止部13a,13bの形状は、図の実施例では、係合孔12aより大径の鍔状に形成したが、仮止部材13が抜けないような形状であれば、任意に設定することができる。
ビーム本体2の他方の端部は、ドアアウタパネル6の内面に取付金具17を用いて直接固定される。なお、ビーム本体2の他方の端部に前記の取付部3と同様の取付部を設けて、この取付部を用いてドアアウタパネル6の内面にビーム本体2の他方の端部を固定してもよい。
次に、車両用ドアの構成部品であるドアアウタパネル6の内面に車両用ドアインパクトビーム1を取付ける作業等について説明する。
ドアアウタパネル6の内面に、車両用ドアインパクトビーム1を取付ける際には、ボルト8は、きつく締めず、緩く締め付けられた状態になっており、ボルト8は、第1ブラケット4の長孔4cに対して遊嵌している。しかし、常温であることから、仮止部材13により、第2ブラケット5は、第1ブラケット4に対して揺動することなく、所定位置に保持されているため、ドアアウタパネル6の内面に対する、車両用ドアインパクトビーム1の位置合わせを容易に行うことができ、その取付作業の作業性が向上する。
そして、車両用ドアインパクトビーム1を、ドアアウタパネル6の内面の所定の位置において、ビーム本体2の一方の端部は、第2ブラケット5にセルフピアスリベットを打ち込んで、ドアアウタパネル6の内面に第2ブラケット5を固定し、他方の端部は、ドアアウタパネル6の内面に取付金具17を用いて固定する。
次に、塗装工程を行い、その乾燥の際に、車両用ドアインパクトビーム1とドアアウタパネル6が所定温度以上に加熱されると、仮止部材13が軟化する。また、ボルト8は、きつく締められず、緩く締め付けられた状態で、第1ブラケット4の長孔4cに対して遊嵌していることから、第1ブラケット4は、第2ブラケット5に対して、長孔4cに沿って相対的に移動することができるようになる。この乾燥において、ドアアウタパネル6の熱膨張と、ビーム本体2の熱膨張との熱膨張差が生じても、その熱膨張差を吸収し、ドアアウタパネル6が塑性変形してパネル面に歪みが生じることを防止できる。
このように、ボルト8、第1ブラケット4の長孔4c、第2ブラケット5の丸孔5aは、ビーム本体2とドアアウタパネル6の熱膨張差による相対移動を吸収できるように、第1ブラケットと第2ブラケットを連結する連結部20を構成する。なお、第1ブラケット4と第2ブラケット5を連結する連結部は、ビーム本体2とドアアウタパネル6の熱膨張差による相対移動を吸収することができれば任意の構造とすることができる。
また、仮止部材13が軟化した場合には、スリット12bの延出方向と、第1ブラケット4の長孔4cの長手方向が相互に平行に形成されていることにより、ビーム本体2とドアアウタパネル6の熱膨張差による相対移動が生じた場合に、スリット12b内を仮止部材13が移動する。このように、仮止部材13がスリット12b内を移動できるために、第1ブラケット4と第2ブラケット5とが相互に移動する際に、仮止部材13が剪断されず、仮止部材13が車両用ドアインパクトビーム1に留まる。そのため、仮止部材13が、剪断され車両用ドアインパクトビーム1から剥離し、これが異物となって、ドア内部を移動し異音が発生することを防止できる。
次に、塗装工程終了後に、ボルト8を締め付けて、ドアアウタパネル6の内面に対して、車両用ドアインパクトビーム1を固定し、ドアアウタパネル6に対する車両用ドアインパクトビーム1の取付けが完了する。
なお、上記実施例においては、第1ブラケット4の長孔4cと、第2ブラケット5の丸孔5aを、夫々2個設けたが、その数は、任意に設定することができる。また、第1ブラケット4の第1係止孔11と、第2ブラケット5の第2係止孔12を、夫々2個設けたが、その数は、任意に設定することができる。更に、第1係止孔11と、第2係止孔12における係合孔12aの形状は、丸孔以外にも多角形状の角孔に形成してもよい。
また、上記実施例においては、車両用ドアインパクトビーム1を、ドアアウタパネル6に取り付けたが、車両用ドアの構成部品であれば任意の部材に取り付けるようにしてもよく、例えば、ドアインナパネルに取り付けるようにしてもよい。
[実施例2]
上記実施例1においては、第2係止孔12に、ビーム本体2の軸芯方向の一方の端部側と他方の端部側の二方向に延出するスリット12b,12bを設けたが、図7に示すように、一方の端部側に延出するスリット12bを設けず、他方の端部側に延出するスリット12b、1個のみを設けてもよい。
それ以外の構造は、前記実施例1と同様であるのでその説明を省略する。
本実施例2においても前記実施例1と同様の効果を奏する。
[実施例3]
上記実施例1,2においては、第1ブラケット4と第2ブラケット5を少なくとも一部が相互に当接するとともに、重なり合うようにしたが、図8に示すように、第1ブラケット4と第2ブラケット5は、相互に少なくとも一部が、その間に隙間20ができるように重なるように配設されてもよい。
第1ブラケット4と第2ブラケット5の間に隙間20を形成する方法は、任意の方法を用いて行うことができるが、本実施例3においては、第1ブラケット4と第2ブラケット5の間で、かつ、第1ブラケット4の長孔4cと、第2ブラケット5の丸孔5aが位置する部分に、図示しないワッシャを介在させ、このワッシャと長孔4cと丸孔5aにボルト8を挿通することにより、第1ブラケット4と第2ブラケット5の間に隙間を形成した。
また、本実施例3では、上記実施例1,2の仮止部材13の変形例である仮止部材23を用いた。上記実施例1,2の仮止部材13では、係止孔11,12の軸方向の両側に抜け止部13a,13bを形成したが、本実施例3の仮止部材23は、一方の抜け止部13aを膨出部24で構成し、他方の抜け止部13bは上記実施例1、2の抜け止部13bと同様に構成した。
膨出部24は、その第1ブラケット4側部に、第1係止孔11と係合孔12aより大径に形成されているとともに、先部程拡径するように形成された係合部24aを有している。この係合部24aより先部は、先部程縮径する半球状の案内部24bが形成されている。案内部24bは、先部程縮径すれば任意の形状に形成できるとともに、膨出部24は、先部程縮径する案内部を有すれば、図8に示す形状以外にも、球状など任意の形状に形成することができる。
また、仮止部材23は、図8に示すように、第1ブラケット4と第2ブラケット5の隙間20に係合する鍔部25が形成されている。なお、鍔部25は設けなくてもよい。
それ以外の構造は、前記実施例1,2と同様であるのでその説明を省略する。
本実施例3においても前記実施例1,2と同様の効果を奏する。
また、本実施例3においては、第1ブラケット4と第2ブラケット5の間に隙間20を形成したことにより、第1ブラケット4の表面の塗膜と、第2ブラケット5の表面の塗膜とが密着することを防ぎ、塗装工程において、第1ブラケット4と第2ブラケット5が相互に移動した際にも、良好に塗装を行うことができる。
また、仮止部材23に膨出部24を設けたことにより、仮止部材23を、第1係止孔11と係合孔12aに嵌め込む作業の際に、膨出部24を持って引っ張ることで、嵌め込み作業を容易に行えるとともに、膨出部24により仮止部材23が抜けることを防止できる。
[その他の実施例]
上記実施例1〜3では、第1ブラケット4に長孔4cを穿設し、第2ブラケット5に丸孔5aを穿設したが、第1ブラケット4に上記実施例1の丸孔5aと同様の形状を有する丸孔を穿設し、第2ブラケット5に、上記実施例1の長孔4cと同様の形状を有する長孔を穿設してもよい。
また、上記実施例1〜3では、第1ブラケット4に第1係止孔11を設け、第2ブラケット5に第2係止孔12を設けたが、第1ブラケット4に上記実施例1の第2係止孔12と同様の形状を有する第2係止孔を穿設し、第2ブラケット5に、上記実施例1の第1係止孔11と同様の形状を有する第1係止孔を設けてもよい。
また、上記実施例1〜3では、第2ブラケット5にセルフピアスリベットを打ち込んで、ドアアウタパネル6の内面に第2ブラケット5を固定したが、第2ブラケット5に、複数の取付け穴を形成し、この取付け穴と、ドアアウタパネル6の内面に設けた所定の取付穴に、リベットを挿通して、このリベットにより第2ブラケット5を、ドアアウタパネル6に接合するようにしてもよい。
1 車両用ドアインパクトビーム
2 ビーム本体
3 取付部
4 第1ブラケット
5 第2ブラケット
6 ドアアウタパネル(車両用ドアの構成部品)
11 第1係止孔
12 第2係止孔
12a 係合孔
12b スリット
13,23 仮止部材
20 連結部

Claims (2)

  1. ビーム本体と、該ビーム本体に設けられるとともに、車両用ドアの構成部品に取付けるための取付部とを有し、
    該取付部は、第1ブラケットと第2ブラケットを有し、前記第1ブラケットと第2ブラケットは、相互に少なくとも一部が重なるように配設され、
    前記ビーム本体と前記車両用ドアの構成部品の熱膨張差による相対移動を吸収できるように、第1ブラケットと第2ブラケットを連結部で連結し、
    第1ブラケットと第2ブラケットの一方のブラケットには、第1係止孔が穿設され、他方のブラケットには第2係止孔が穿設され、
    前記第1係止孔と第2係止孔は仮止部材により常温において係止され、前記仮止部材は、所定以上の温度で軟化し、
    前記第2係止孔は、常温において前記仮止部材と係合する係合孔と、該係合孔と連通し、かつ、該係合孔から延出するとともに、該係合孔の最大内径より細い幅のスリットを有することを特徴とする車両用ドアインパクトビーム。
  2. 前記スリットを、その延出方向が、ビーム本体に取付部を取付けた部分におけるビーム本体の軸芯方向と平行となるように形成したことを特徴する請求項1記載の車両用ドアインパクトビーム。
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