JP6606530B2 - 画像処理装置およびその制御方法、撮像装置、監視システム - Google Patents

画像処理装置およびその制御方法、撮像装置、監視システム Download PDF

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Description

本発明は画像処理装置およびその制御方法、撮像装置、監視システムに関する。
全方位ミラーまたは全周魚眼レンズを搭載した全方位カメラは、一度に全周囲(360度)の景観を撮影する撮像装置であり、監視カメラやロボットナビゲーションなどのさまざまな用途に利用されている。例えば、全周魚眼レンズを搭載した全方位カメラでは、360度円環あるいは円形などの魚眼画像が撮影される。撮影された魚眼画像は歪を含むが、魚眼画像から画像を切り出して幾何変換処理を行なうことにより、パノラマ展開画像、平面透視投影画像などの切り出し画像が得られる。
特許文献1では、全方位カメラのような広視野角カメラの画像を部分的に切り出して配信する技術が開示されている。また、近年、ネットワークカメラなどの撮像装置において、領域毎に画像の品質を変えることが可能な撮像装置が提案されている。特許文献2では、画面中央部の映像を高画質にし、周辺部の映像を低画質にする事で実質の画質を向上しつつ画像のデータ容量を抑えることが開示されている。
特開2006−115046号公報 特開平06−284395号公報
動画像の圧縮、符号化技術として、MPEG規格が知られている。MPEG規格に従って動画像を符号化する符号化装置は、目標とするデータレートに基づいてピクチャ毎に目標とする符号量を決定している。そして、各ピクチャの目標符号量に基づいて、各ピクチャを構成する全てのマクロブロックに平均的に目標となる符号量を割り当てる。その後、目標符号量となるよう、各マクロブロックを符号化する際の量子化ステップを決定し、符号化を行う。この量子化ステップを小さくすれば、符号量は増加するが高画質な画像が得られる。したがって、例えば、符号化対象の画像中に設定された領域を高画質にする場合、その領域を構成するマクロブロックの量子化ステップを他の領域のマクロブロックの量子化ステップよりも小さくする。なお、HEVC(High efficiency video coding)規格では、マクロブロックではなく、Coding unitと呼ばれる単位で量子化ステップが決定される。いずれにしても、動画像の圧縮符号化技術では、複数の画素からなる矩形状のブロック単位に量子化ステップが決定される。なお、動画像の圧縮符号化技術では、量子化ステップ以外のパラメータも基本的に矩形状のブロック単位に決定される。
図3(a)に示されるように、魚眼画像400に対して高画質な領域401を設定した場合を考える。図3(b)において、切り出し画像450は、歪を有する魚眼画像400から部分的に切り出され、歪を取り除くための幾何変換処理を行って得られた画像である。魚眼画像400に設定された高画質な領域401を切り出し画像450上に展開すると、領域401は上記の幾何変換処理によって歪むため、領域451のようになる。領域451はマクロブロック単位の形状にはならず、MPEG規格のようにマクロブロック単位で符号化する場合に切り出し画像450に対して高画質な領域を設定することができない。上記の事項は、高画質に符号化する領域だけではなく、符号化に影響する機能に係る領域を設定する場合も同様である。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、第1の画像に符号化処理に影響する機能に係る領域が設定された場合に、第1の画像から切り出され歪みが補正された第2の画像に対して適切に領域を設定可能にすることを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の一態様による画像処理装置は以下の構成を備える。すなわち、
第1の画像を取得する取得手段と、
前記第1の画像の少なくとも一部を切り出して歪み補正した第2の画像を生成する生成手段と、
前記第1の画像において、他の領域よりも相対的に高画質とする高画質領域の指定を受け取る受け取り手段と、
前記第2の画像において、前記第1の画像において指定された前記高画質領域に対応する対応領域を計算する計算手段と、
前記第2の画像の符号化処理において他の領域よりも相対的に高画質とする前記高画質領域として、前記第2の画像を符号化するための符号化処理における処理単位に基づく、前記対応領域を包含する領域を設定する設定手段と、
を備え、
前記設定手段は、
定することが可能な前記高画質領域の数に上限があるか否かに応じて、
前記対応領域に外接する矩形に対応する前記処理単位の集合を、前記第2の画像における前記高画質領域として設定する第1の設定処理、及び、
前記対応領域の少なくとも一部を含む前記処理単位の集合を、前記第2の画像における前記高画質領域として設定する第2の設定処理のいずれかを実行する。
本発明によれば、第1の画像に対して設定された画質を異ならせる領域に対応する領域を、第1の画像から切り出され歪みが補正された第2の画像に対して自動的に設定することが可能になる。
(a)は本実施形態におけるカメラサーバの機能構成例を示すブロック図、(b)は本実施形態における監視システムの構成例を示すブロック図。 本実施形態におけるカメラサーバのハードウェア構成例を示すブロック図。 魚眼画像とそれに対応する切り出し画像における高画質領域を示す図。 第1実施形態における、高画質領域を設定する処理を示すフローチャート。 魚眼画像に高画質領域を設定するためのUI画面の一例を示す図。 変形した高画質領域を包含する矩形領域を導出する処理を示すフローチャート。 変形した高画質領域を包含する矩形領域を導出する処理を示すフローチャート。 (a)は第1実施形態における幾何変換処理後の高画質領域を包含する矩形領域を示した模式図、(b)は第2実施形態における幾何変換処理後の高画質領域を包含するマクロブロックの集合による領域の模式図。 第2実施形態における、高画質領域を設定する処理を示すフローチャート。 第3実施形態における、高画質領域を設定する処理を示すフローチャート。 第3実施形態における、高画質領域を設定する処理を示すフローチャート。 切り出し画像における高画質領域の変更状態を登録したテーブルを示す図。 切り出し画像において高画質領域を設定するためのUI画面の一例を示す図。 第4実施形態における高画質領域を設定する処理を示すフローチャート。 4画切り出し画像と高画質領域を説明する図。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1(b)は第1実施形態による監視システムの装置構成例を示す図である。画像処理装置としてのカメラサーバ200とクライアント220がネットワーク230を介して相互に通信可能に接続されている。カメラサーバ200は撮影画角が可変のカメラ210と接続され、カメラ210で撮影した画像を、ネットワーク230を介して外部装置へ配信する。カメラ210は、たとえば、全周魚眼レンズを搭載した全方位カメラである。クライアント220はカメラサーバ200にアクセスし、画像を取得しながら、パン・チルト・ズーム及びフォーカスや露出等の撮影パラメータを制御する。また、クライアント220は、それら撮影パラメータをカメラサーバ200にプリセット設定する。それぞれの詳細については後述する。なお、説明の簡略化のためにカメラサーバが1台の監視システムを示したが、カメラサーバが2台以上であっても構わない。またクライアント220以外にもカメラサーバ200にアクセスして画像の受信や蓄積を行う他のクライアントがあっても構わない。また、カメラサーバ200の機能がカメラ210に組み込まれていてもよい。
ネットワーク230はEthernet(登録商標)等の通信規格を満足する複数のルータ、スイッチ、ケーブル等から構成される。本実施形態においては各サーバ・クライアント間の通信が支障なく行えるものであればその通信規格、規模、構成を問わない。故に、ネットワーク230には、インターネットからLAN(Local Ara Network)まで、種々のネットワークを適用可能である。
図2はカメラサーバ200のハードウェア構成例を示すブロック図である。カメラサーバ200では、CPU300、一次記憶装置310、二次記憶装置320、画像キャプチャI/F330、雲台制御I/F340、ネットワークI/F360が内部バス301を介して相互に接続されている。
CPU300は、一次記憶装置310にロードされた所定のプログラムを実行することにより各種の制御を実現する。一次記憶装置310はRAMに代表される書き込み可能な高速の記憶装置である。一次記憶装置310には、CPU300が実行するOSと各種プログラム、及び各種データが二次記憶装置320からロードされる。また、一次記憶装置310は、OSや各種プログラムを実行するCPU300の作業領域としても使用される。二次記憶装置320はFDDやHDD、フラッシュメモリ、CD−ROMドライブ等に代表される不揮発性を持った記憶装置である。二次記憶装置320は、OSや各種プログラム及び各種データの永続的な記憶領域として使用される他に、短期的な各種データの記憶領域としても使用される。カメラサーバ200の一次記憶装置310及び二次記憶装置320に置かれる各種プログラム等の詳細については後述する。
画像キャプチャI/F330にはカメラ210の画像センサ370が接続される。画像センサ370は、CCDセンサまたはCMOSセンサにより構成される。CPU300は、画像センサ370から画像キャプチャI/F330を介して画像データを取得し、取得した画像データを画質パラメータに従って画像処理し、所定のフォーマットに変換・圧縮して一次記憶装置310に格納する。雲台制御I/F340は、カメラ210のレンズ/雲台380と接続される。CPU300は、雲台制御I/F340を介してパン・チルト・ズーム機構を制御してカメラ210(画像センサ370)の撮影位置や撮影画角を変更する。ネットワークI/F360はネットワーク230と接続するためのI/Fであり、Ethernet等の通信媒体を介してクライアント220等との通信を担う。
図1(a)は、カメラサーバ200の機能構成例を示すブロック図である。図1(a)に示される撮像処理部110、プリセット制御部111、通信処理部112、領域処理部114、一時記憶部113の各機能部は、CPU300が一次記憶装置310にロードされたプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。ただし、各機能部は、専用のハードウェアにより実現されてもよいし、ハードウェアとソフトウェアの協働により実現されてもよい。
撮像処理部110は、カメラ210により撮像された画像(歪みを有する画像)を取得し、取得した画像の少なくとも一部を切り出して歪み補正した画像を生成する。より具体的には、撮像処理部110は、画像センサ370で生成された画像データを画像キャプチャI/F330を介して取得し、プリセット制御部111から指定された画質パラメータに従って画像処理と符号化処理を行う。なお、本実施形態では、画像センサ370から全方位画像(魚眼画像)が取得され、撮像処理部110は、魚眼画像の全体を符号化した魚眼画像データを出力する。また、撮像処理部110は、魚眼画像から一部を切り出した画像に歪みを除去または低減するための幾何変換(歪み補正)を行って得られた画像(切り出し画像)を符号化した切り出し画像データを出力する。なお、切り出し画像の切り出し位置と切り出しサイズは、クライアント220から設定可能としてもよい。また、本実施形態では、歪みを有する画像として魚眼画像を用いるが、これに限定されるものではない。
プリセット制御部111は、クライアント220から設定されたプリセット位置、プリセット巡回設定、および/またはイベントによるプリセット移動設定、などの撮影パラメータに応じて、雲台制御I/F340を介してレンズ/雲台380を制御する。これにより、プリセットの内容に応じてパン・チルト・ズーム位置が制御される。また、プリセット制御部111は、プリセットとして保存されている画質パラメータを、撮像処理部110に設定する。画質パラメータには、例えば、フォーカス、露出、ホワイトバランス、デイナイト、スマートシェード補正、ノイズリダクション、シャープネス、色の濃さ等のパラメータが含まれる。また、プリセットには魚眼画像から切り出し画像を得るための切り出し範囲を示す情報が含まれてもよい。
通信処理部112は、クライアント220からのリクエストに応じて、一次記憶装置310に保存された画像データを、ネットワークI/F360およびネットワーク230を介してクライアント220へ送る。また、通信処理部112は、クライアント220から送られる撮影パラメータ(パン・チルト・ズームの位置など)や画質パラメータをプリセット制御部111に伝える。受信したプリセットの内容は二次記憶装置320に保存される。
一時記憶部113は、撮像処理部110により符号化された画像データ(魚眼画像データ、切り出し画像データ)を一次記憶装置310に保存する。領域処理部114は、クライアント220により指定された同じ画像内の他の領域よりも高画質とする高画質領域(符号化処理に影響する機能に係る領域の一例)を受け付け、撮像処理部110に設定する。高画質領域については後述する。例えば、領域処理部114は、魚眼画像または切り出し画像において高画質領域に指定された領域を構成するマクロブロックの量子化ステップのステップ幅を他の領域よりも小さく設定する。これにより、撮像処理部110により生成された画像データは、高画質領域の画質が他の領域の画質よりも高い画像データとなる。この際、上記のように、高画質領域はマクロブロック単位となる。なお、各機能部の相互の連携は、例えばオペレーティングシステムが提供する機能を用いることで実現され得る。なお、マクロブロックは一例であり、使用する動画圧縮符号化規格で規定される符号化処理における処理単位であればよい。また、符号化処理に影響する機能としては、画像内の特定の領域の画質を変更する機能だけではなく、符号化に係るパラメータの変更が発生する機能であればよい。
以下、図4、図5、図6、図7、図8(a)を参照して、第1実施形態による、高画質領域の設定処理について説明する。図4は、カメラサーバ200による、魚眼画像および切り出し画像に対して高画質領域を設定する処理を示すフローチャートである。なお、切り出し画像とは、魚眼画像から少なくとも一部が切り出され、幾何変換処理により歪みが低減もしくは除去された画像である。図5は、魚眼画像に対して高画質領域を設定する際の、クライアント220に提供されるユーザインターフェース(UI)画面の一例である。図6、図7は、幾何変換処理によって変形した高画質領域を包含する矩形領域を導出するための処理を示すフローチャートである。図8(a)は、幾何変換処理後の高画質領域とそれを包含する矩形領域を示した模式図である。
なお、各領域を矩形で設定する理由は、符号化における処理単位(マクロブロックやCoding unit等)が矩形状だからである。なお、各領域は矩形に限らず、画像の縦方向又は横方向に平行な直線によって規定してもよい。また、符号化における処理単位に合うように、ユーザによって設定された領域を自動的に調整するようにしてもよい。
なお、本実施形態では、カメラサーバ200がUIをクライアント220に提供する。例えば、高画質領域を設定するためのUIは、カメラサーバ200の領域処理部114からクライアント220へウェブページの形態で提供され、クライアント220で稼働するブラウザにより表示される。もちろん、UIの提供形態はこれに限られるものではなく、クライアント220上で専用のアプリケーションを実行することでUIが実現されてもよい。
ユーザは、例えばクライアント220上の設定画面(不図示)等を操作することで、魚眼画像に対して高画質領域を設定するかどうかを指示することができる。魚眼画像に対して高画質領域を設定することが指示された場合、その指示がクライアント220からカメラサーバ200に通知される。領域処理部114は、魚眼画像に対して高画質領域を設定することの指示を受け取ると(S501でYES)、魚眼画像に対して高画質領域を設定するためのユーザインターフェースをクライアント220に提供する(S502)。クライアント220は、カメラサーバ200からユーザインターフェース(魚眼画像用の領域設定画面600)を受信すると、これをディスプレイ上に表示する。魚眼画像に高画質領域を設定する指示がなされない場合は(S501でNO)、本処理を終了する。
図5は、領域処理部114により提供され、クライアント220で表示される魚眼画像用の領域設定画面600の一例を示す図である。領域設定画面600の魚眼画像表示627には、カメラ210により撮影された魚眼画像が表示される。ユーザは、この魚眼画像表示627における魚眼画像の表示上で高画質領域を指定することにより、魚眼画像に高画質領域を設定することができる。図5では、画像中に2つの高画質領域628、629が有効に設定されている様子が示されている。
本実施形態の領域設定画面600では、8個の高画質領域を設定しておくことができ、それらの有効、無効を個別に設定することができる。なお、設定可能な高画質領域の数が8に限られないことは言うまでもない。項目601〜608は領域1〜領域8として魚眼画像上に設定される高画質領域に対応する。例えば、ユーザが、項目601を選択し、ポインティングデバイスを用いて魚眼画像表示627上の任意の位置に任意の大きさの矩形を指定すると、領域1に対応する高画質領域が設定される。図5では、高画質領域628が領域1に対応し、高画質領域629が領域2に対応しているとする。また、例えば、ユーザが項目601(領域1)を指定すると、これに対応する高画質領域628の枠がハイライト表示される。あるいは、魚眼画像表示627上で高画質領域628を選択すると対応する項目601がハイライト表示される。これにより、ユーザは項目601〜608と魚眼画像上の高画質領域との対応を把握できる。
ユーザは、プルダウンリスト609〜616を用いて、領域1〜8のそれぞれの高画質領域について有効/無効を設定することができる。また、ユーザは、プレビューボタン617〜624により、それぞれの高画質領域をプレビュー表示させることができる。図5では、領域1(601)の高画質領域628と領域2(602)の高画質領域629が有効となっている。また、ユーザは、高画質領域628および629の位置および形状(矩形のアスペクト比)を、例えばポインティングデバイスを用いて変更することができる。
領域設定画面600においてなされた上記設定内容は適用ボタン625の押下に応じてクライアント220からカメラサーバ200に送信され、領域処理部114によって二次記憶装置320に保存される。クリアボタン626が押下されると、これらの設定が変更前に戻る。適用ボタン625の押下により領域設定画面600による設定内容(魚眼画像における高画質領域の位置および大きさを示す情報)がカメラサーバ200に通知される。領域処理部114は、設定内容の通知を受け取ると、幾何変換処理により、魚眼画像における高画質領域に対応する切り出し画像上の領域を計算する(S503)。
領域処理部114は、切り出し画像上において、魚眼画像上に設定された高画質領域に対応する領域(S503で計算された領域)を包含する矩形領域を決定し、切り出し画像における高画質領域として設定する(S504)。高画質領域は、厳密には、S503で計算された矩形領域を包含するマクロブロックの集合となる。上述のように、切り出し画像は魚眼画像に対して幾何変換処理を行って得られた画像であるため、魚眼画像上で設定された矩形の高画質領域はその幾何変換処理により変形する。領域処理部114は、切り出し画像上でこの変形した高画質領域に外接する矩形領域を設定する。この様子を図8(a)に示す。図8(a)の805は、幾何変換処理後の高画質領域を表している。800は、高画質領域805を包含する矩形領域を表している。801〜804は、矩形領域800の頂点の座標を表している。矩形領域800は、S503で計算された領域(高画質領域805)に外接し、各辺が切り出し画像の水平方向または垂直方向と平行な矩形により規定される。
以下、切り出し画像上において高画質領域に外接する矩形領域を設定するための処理について図6、図7のフローチャートを用いて説明する。まず、領域処理部114は、幾何変換処理後の高画質領域805の最大座標値と最小座標値を算出する(S701)。ここでいう座標とは、切り出し画像におけるX軸とY軸の座標のことである。S701の詳細については、図7のフローチャートで示す。
幾何変換処理後の高画質領域805の最大座標値と最小座標値を算出したら、領域処理部114は、X座標における最小値とY座標における最大値とからなる座標を座標1として設定する(S702)。座標1は、座標801に該当する。続いて、領域処理部114は、X座標における最小値とY座標における最小値とからなる座標を座標2として設定する(S703)。座標2は、座標802に該当する。次に、領域処理部114は、X座標における最大値とY座標における最大値からなる座標を座標3として設定する(S704)。座標3は、座標803に該当する。次に、領域処理部114は、X座標における最大値とY座標における最小値からなる座標を座標4として設定する(S705)。座標4は、座標804に該当する。そして、領域処理部114は、座標1(801)、座標2(802)、座標3(803)、座標4(804)で囲まれた矩形を、矩形領域800として決定する(S706)。
次に、S701で行った幾何変換処理後の高画質領域805の最大座標値と最小座標値を算出する処理について図7を用いて説明する。
まず、領域処理部114は、最小X座標、最小Y座標、最大X座標、最大Y座標の値を保持するための領域を一次記憶装置310に確保する。確保した段階では、これら領域には値が入っていない。次に、領域処理部114は、高画質領域629を縁取る枠(以下、枠と呼ぶ)のうち、任意の座標を一点決め、チェック対象の座標とする(S751)。
次に、領域処理部114は、枠を構成する画素の座標を全てチェックしたかどうかを判定する(S752)。枠を構成する画素の座標全てがチェック済みであれば(S752でYES)、保持している最小X座標および最小Y座標、最大X座標、最大Y座標を幾何変換処理後の最大座標値と最小座標値とする(S763)。枠を構成する画素に未チェックのものがあれば(S752でNO)、領域処理部114は、高画質領域629を幾何変換処理した結果の座標を算出する(S753)。ここで、最小X座標、最小Y座標、最大X座標、最大Y座標のための領域に値が設定されていない場合は、算出した座標をそれぞれ設定する。
続いて、領域処理部114は、S753で算出したX座標値が保持している最小X座標値以下かどうかを判定する(S754)。S753で算出したX座標値が保持している最小X座標値以下の場合(S754でYES)、最小X座標をその座標値に置き換える(S755)。S753で算出したX座標値が保持している最小X座標値よりも大きい場合(S754でNO)、領域処理部114は、S753で算出したX座標値が保持している最大X座標値以上かどうかを判定する(S759)。S753で算出したX座標値が保持している最大X座標値以上の場合(S759でYES)、最大X座標をその座標値に置き換える(S760)。
続いて、領域処理部114は、S753で算出したY座標値が保持している最小Y座標値以下かどうかを判定する(S756)。S753で算出したY座標値が保持している最小Y座標値以下の場合(S756でYES)、最小Y座標をその座標値に置き換える(S757)。S753で算出したY座標値が保持している最小Y座標値よりも大きい場合(S756でNO)、領域処理部114は、S753で算出したY座標値が保持している最大Y座標値以上かどうかを判定する(S761)。S753で算出したY座標値が保持している最大Y座標値以上の場合(S761でYES)、最大Y座標をその座標値に置き換える(S762)。
以上の処理が終わると、領域処理部114は、高画質領域629を縁取る枠において次の座標を選択し(S758)、処理をS752に戻す。S752からS762の処理を繰り返すことで、幾何変換処理後の高画質領域の最小X座標および最小Y座標、最大X座標、最大Y座標を算出することができる。
このように、幾何変換処理後の高画質領域805を包含した矩形領域800に対して矩形の高画質領域を設定することで、符号化処理における処理単位の形状かつ高画質領域805に近似した領域設定を行うことができる。したがって、ユーザが魚眼画像表示627対して高画質領域を設定すると、切り出し画像に対してユーザが再度設定することなく、ユーザの意図に近い位置に高画質領域を設定することができる。
<第2実施形態>
第1実施形態では、魚眼画像に設定された矩形の高画質領域に対応する切り出し画像上の領域に外接する矩形を用いて、切り出し画像における高画質領域に設定する処理を説明した。第2実施形態では、切り出し画像上の領域を覆うマクロブロック(符号化処理における処理単位の一例)を、高画質領域(符号化処理に影響する機能に係る領域の一例)に設定する構成を説明する。以下、図9、図8(b)を参照して、第2実施形態の領域処理部114による、高画質領域の設定処理について説明する。図9は、魚眼画像および切り出し画像に対して高画質領域を設定する処理を示すフローチャートである。図8(b)は、幾何変換処理後の高画質領域とそれを包含するようにマクロブロックを組み合わせた領域の模式図である。
図9において、S501〜S503は第1実施形態(図4)で説明したとおりである。領域処理部114は、魚眼画像において設定された高画質領域に対応する切り出し画像上の領域(S503で計算した領域)の大きさが1つのマクロブロック大きさ未満であるかどうか判定する(S901)。マクロブロックの大きさ未満である場合(S901でYES)、領域処理部114は、有効な高画質領域が存在しないと判断し、切り出し画像における高画質領域の設定を無効化する(S902)。
切り出し画像上の領域の大きさが1つのマクロブロックの大きさ以上である場合(S901でNO)、領域処理部114は、撮像処理部110の仕様として、高画質領域の個数に上限があるかどうか判定する(S903)。高画質領域の個数に上限がない場合(S903でNO)、高画質領域の一部を含むマクロブロックの集合を高画質領域とする(S904)。たとえば、図8(b)に示されるように幾何変換処理後の高画質領域805を包含するように配置されたマクロブロック1001の集合を切り出し画像における高画質領域とする。この場合、集合を構成するマクロブロックのそれぞれが、切り出し画像中の高画質領域として設定される(S904)。こうすることで、よりユーザの意図に近い位置に高画質領域の設定を行うことができる。他方、高画質領域の個数に上限がある場合(S903でYES)、領域処理部114は、幾何変換処理によって変形した高画質領域805を包含する矩形領域を切り出し画像に対して設定する(S905)。高画質領域805を包含する矩形領域については、第1実施形態で説明したとおりである。
以上のように、第2実施形態によれば、種々の制限に応じて切り出し画像における高画質領域を変更することで、装置の仕様に従いながら、ユーザの意図により近い位置に領域設定を行うことができる。なお、S903において、仕様上の上限があるか否かに基づいて、高画質領域805を覆うマクロブロックの集合(図8(b))を用いるか、高画質領域805を包含する矩形を用いるか(図8(a))を判定したがこれに限られるものではない。たとえば、高画質領域805を含むマクロブロックの個数が所定数未満であれば図8(b)に示すようなマクロブロック1001の集合を用い、所定数以上であれば図8(a)に示すような矩形領域800を用いるようにしてもよい。
<第3実施形態>
第1実施形態、第2実施形態では、魚眼画像に任意の高画質領域を設定すると切り出し画像上に対応する高画質領域が設定される構成を説明した。第3実施形態では、魚眼画像における高画質領域(符号化処理に影響する機能に係る領域の一例)の設定に基づいて設定された切り出し画像上の高画質領域を変更可能とする構成について説明する。以下、図10、図11、図12、図13を参照して、第3実施形態による高画質領域の設定処理について説明する。
図10は、ユーザが手動で切り出し画像に対する高画質領域の設定を変更するための処理を示すフローチャートである。図11は、ユーザが魚眼画像に対して高画質領域を設定した際に、切り出し画像に対して高画質領域を設定するフローチャートである。図12は、切り出し画像における各高画質領域をユーザが設定変更したかどうかを表すテーブルのデータ構成例を示す。図13は、切り出し画像に対して高画質領域を設定する際の、クライアント220に提供されるUI画面の一例である。
図10において、ユーザは、例えばクライアント220上の設定画面(不図示)等を操作することで、切り出し画像に対して高画質領域を設定するかどうかを指示することができる(S1101)。切り出し画像に対して高画質領域を設定することが指示された場合(S1101でYES)、領域処理部114は、切り出し画像に対して高画質領域を設定するためのユーザインターフェースをクライアント220に提供する(S1102)。クライアント220は、このユーザインターフェース(切り出し画像用の領域設定画面1300、図13)を受信すると、これをディスプレイに表示する。
ここで、図13を参照して、切り出し画像用の領域設定画面1300について説明する。図13において、図5に示したユーザインターフェースと同様の機能を有する表示項目については同一の参照番号を付してある。図13では切り出し画像表示1301に表示されている切り出し画像中に、高画質領域1302と1303が設定されている様子が示されている。
項目601〜608は領域1〜領域8として切り出し画像上に設定される高画質領域に対応する。図13では、切り出し画像上に、領域1としての高画質領域1302と領域2としての高画質領域1303が有効となっている。なお、高画質領域1302,1303は、魚眼画像に対して設定された高画質領域に対応して切り出し画像に設定された領域である。第1実施形態の魚眼画像用の領域設定画面600と同様に、ユーザは、高画質領域1302および1303の位置および形状を変更することができる。適用ボタン625が押下されると、設定内容がクライアント220からカメラサーバ200へ通知され、二次記憶装置320に保存される。クリアボタン626が押下されると、これらの設定が変更前に戻る。
領域処理部114は、クライアント220から通知された設定内容に基づいて、テーブル1200(図12)に保持している高画質領域の変更状態を更新する(S1103〜S1104、S1106〜S1107)。ここで、図12におけるテーブル1200のデータ構成例について説明する。テーブル1200には、領域1〜8の各々についてその変更状態が保持されている。変更状態とは、切り出し画像に設定されている高画質領域が、魚眼画像に設定された高画質領域から導出された設定のままであるか、クライアント220からユーザによって設定変更されたものかどうかの状態を表している。「変更あり」の場合、ユーザによって(例えば、クライアント220で図13のUIを用いて)、高画質領域が設定変更されていることを表している。「変更なし」は、切り出し画像における高画質領域の設定が魚眼画像で指定された高画質領域から導出された設定から変更されていないことを表している。「無効」は、切り出し画像における高画質領域が無効になっていることを表している。テーブル1200の場合、領域1(切り出し画像における高画質領域1302)がユーザによって設定変更されており、領域2(切り出し画像における高画質領域1303)は設定変更されておらず、それ以外の領域は無効になっていることを表している。テーブル1200の内容は、一次記憶装置310に保存される。なお、カメラサーバ200の起動時(再起動時を含む)に、領域処理部114は、テーブル1200に設定されている各領域の変更状態を「変更なし」で初期化する。
ユーザが高画質領域の位置/大きさを変更したこと、もしくはユーザがプルダウンリストを無効から有効に切り替えたことが通知された場合(S1103でYES)、領域処理部114は、テーブル1200の該当する領域を「変更あり」に変更する(S1104)。続いて、領域処理部114は、ユーザの設定した内容(通知された内容)に基づいて、切り出し画像上の高画質領域の設定を変更する(S1105)。また、切り出し画像上の高画質領域が有効から無効に変更されたことが通知された場合(S1103でNO,S1106でYES)、領域処理部114は、テーブル1200の該当する領域を「無効」に変更する(S1107)。切り出し画像の高画質領域について何の変更もなければ(S1103でNO,S1106でNO)、テーブル1200の更新は行われず、そのまま処理を終了する。
次に、第3実施形態における魚眼画像へ高画質領域を設定する処理と、切り出し画像へ高画質領域を反映させる処理について図11のフローチャートを参照して説明する。S501〜S502の処理は、第1実施形態(図4)と同様である。適用ボタン625の押下に応じてクライアント220からカメラサーバ200に高画質領域の設定内容が通知されると、領域処理部114は、テーブル1200を参照し、魚眼画像に対して設定した高画質領域に対応する領域の変更状態を確認する(S1121)。
テーブル1200において、魚眼画像について設定または変更された高画質領域の変更状態が「変更あり」の場合(S1121でYES)は、そのまま処理を終了する。すなわち、この場合、領域処理部114は、ユーザが意図的に切り出し画像における高画質領域を設定変更したものと判断して、切り出し画像における高画質領域の設定/変更を行わない。他方、変更状態が「変更あり」以外の場合(S1121でNO)、領域処理部114は、テーブル1200の該当する領域の変更状態を、「変更なし」に変更する(S1122)。続いて、領域処理部114は、幾何変換処理によって変形した高画質領域805を包含する矩形領域800を切り出し画像に対して設定する(S1124)。なお、S1124の処理は第1実施形態(図4)のS503〜S504と同様である。但し、S504については、第2実施形態(図9)で示した処理(S901〜S905)にしたがってもよい。
以上のように、第3実施形態によれば、ユーザが切り出し画像における高画質領域を設定変更した場合、対応する魚眼画像における高画質領域を設定変更しても、その変更を切り出し画像における高画質領域に反映しない。したがって、ユーザの意図を損なうことなく、魚眼画像における高画質領域の設定変更を切り出し画像における高画質領域に反映することが可能となる。
なお、第3実施形態では、魚眼画像における高画質領域の設定変更を切り出し画像における高画質領域の設定変更に適用する場合について説明したが、その逆の倍も同様である。すなわち、切り出し画像における高画質領域の設定変更を、魚眼画像における高画質領域の設定変更に適用する場合も同様である。
<第4実施形態>
次に、魚眼画像から複数の部分を切り出して複数の切り出し画像が生成される場合の、高画質領域の設定について説明する。以下では、切り出し画像を4つ並べて1つの画像(以下、4画切り出し画像と呼ぶ)として映像配信する場合を例として説明する。第4実施形態では、高画質領域(符号化処理に影響する機能に係る領域の一例)が複数の切り出し画像に分割されて存在する場合に、小さい方の領域を高画質にする領域の対象から除外する。以下、図14、図15を参照して本発明の第4実施形態による、高画質領域を設定するフローについて説明する。
図14は、魚眼画像および切り出し画像に対して高画質領域を設定するフローチャートである。図15(a)は、4画切り出し画像1500と高画質領域1501〜1509を表した模式図である。図14のS501〜S502の処理は第1実施形態(図4)と同様である。領域処理部114は、クライアント220から通知された魚眼画像上に設定された高画質領域に対応する領域を4画切り出し画像上に配置する(S1401)。この際、第1実施形態で説明したように、幾何変換処理により矩形形状から変形した領域に外接する矩形を、切り出し画像上の高画質領域として設定する。
次に、領域処理部114は、切り出し画像における高画質領域が分断されたことにより、領域の数が魚眼画像における高画質領域よりも増えたかどうかを判定する(S1402)。たとえば図15(b)に示されるように、4画切り出し画像は、魚眼画像から円環状に切り出された4つの領域1522〜1525を幾何変換処理することにより得られる4つの切り出し画像1532〜1535からなる。各切り出し画像の下側の辺は、魚眼画像の中心側の辺に対応する(図15(b)では、太い線で示されている)。4画切り出し画像において、切り出し画像1532〜1535が図示のように配置される場合、魚眼画像上で設定された高画質領域1521は、4画切り出し画像上で高画質領域1531aと高画質領域1531bに分断される。この状態を示したのが、図15(a)の4画切り出し画像1500の左上の領域にある高画質領域1502と右下の領域の高画質領域1509であり、これらは、魚眼画像上で1つの高画質領域として設定された領域である。
上述のように、領域処理部114は、魚眼画像で設定された高画質領域の個数に比べて、4画切り出し画像上に設定される高画質領域の個数が増えたか否かを判定する。4画切り出し画像上における高画質領域の個数が増えたと判定された場合(S1402でYES)、領域処理部114は、高画質領域の個数が撮像処理部110の仕様上の高画質領域の個数の上限を超えたかどうかを判定する(S1403)。高画質領域の個数が上限を超えた場合(S1403でYES)、領域処理部114は、分断された高画質領域のうち面積の小さい方の高画質領域(図15では高画質領域1509)を無効とする(S1404)。
以上のように、第4実施形態によれば、4画切り出し画像において、高画質領域の個数が上限を超える場合もユーザの意図をなるべく損なうことなく高画質領域の設定を行うことができる。また、図14では、面積の小さい領域を無効とすることで高画質領域の個数の上限を超えないようにしたがこれに限られるものではない。たとえば、分断された高画質領域1509から所定の距離以内にある別の高画質領域1508とまとめた領域を一つの高画質領域として設定することで、高画質領域の個数の上限を超えないようにしてもよい。なお、図15の例の場合、高画質領域1508と高画質領域1509を包含する最小の矩形が高画質領域として設定される。
また、第4実施形態では、切り出し画像を4つ並べて1つの画像とした画像を対象としたが、魚眼画像を切り開いたパノラマ画像においても同様である。この場合、パノラマ画像の左右の辺において分断が発生する。
<他の実施形態>
上記各実施形態では、高画質領域について有効/無効を切り換えるのみであったが、これに限られるものではない。例えば、高画質に複数段階のレベルを設けて、領域ごとに指定できるようにしてもよい。例えば、高画質、中間画質、無効のいずれかを領域ごとに指定できるようにしてもよい。また、上記実施形態では、画質を高める領域を指定する構成を示したが、画質を下げる領域を指定するようにしてもよい。すなわち、領域処理部114がクライアント220に提供するUIは、魚眼画像または引き出し画像において異なる画質とするべき領域を設定するものであればよい。そして、撮像処理部110の符号化は、UIにより設定された領域の画質が他の領域の画質と異なるように魚眼画像または引き出し画像を符号化する。
また、上記各実施形態では、魚眼画像において設定された高画質領域から切り出し画像における高画質領域を導出したが、切り出し画像において設定された高画質領域から魚眼画像における高画質領域を導出するものでもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、本実施形態では、魚眼画像と魚眼画像を幾何変換処理によって補正した画像を対象としたが、補正が必要な画像であれば魚眼画像に限定されない。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100:OS、110:撮像処理部、111:プリセット制御部、112:通信処理部、113:一時記憶部、114:領域処理部、200:カメラサーバ、210:カメラ、220:クライアント、230:ネットワーク

Claims (12)

  1. 第1の画像を取得する取得手段と、
    前記第1の画像の少なくとも一部を切り出して歪み補正した第2の画像を生成する生成手段と、
    前記第1の画像において、他の領域よりも相対的に高画質とする高画質領域の指定を受け取る受け取り手段と、
    前記第2の画像において、前記第1の画像において指定された前記高画質領域に対応する対応領域を計算する計算手段と、
    前記第2の画像の符号化処理において他の領域よりも相対的に高画質とする前記高画質領域として、前記第2の画像を符号化するための符号化処理における処理単位に基づく、前記対応領域を包含する領域を設定する設定手段と、
    を備え、
    前記設定手段は、
    定することが可能な前記高画質領域の数に上限があるか否かに応じて、
    前記対応領域に外接する矩形に対応する前記処理単位の集合を、前記第2の画像における前記高画質領域として設定する第1の設定処理、及び、
    前記対応領域の少なくとも一部を含む前記処理単位の集合を、前記第2の画像における前記高画質領域として設定する第2の設定処理のいずれかを実行する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 第1の画像を取得する取得手段と、
    前記第1の画像の少なくとも一部を切り出して歪み補正した第2の画像を生成する生成手段と、
    前記第1の画像において、他の領域よりも相対的に高画質とする高画質領域の指定を受け取る受け取り手段と、
    前記第2の画像において、前記第1の画像において指定された前記高画質領域に対応する対応領域を計算する計算手段と、
    前記第2の画像の符号化処理において他の領域よりも相対的に高画質とする高画質領域として、前記第2の画像を符号化するための符号化処理における処理単位に基づく、前記対応領域を包含する領域を設定する設定手段と、
    を備え、
    前記設定手段は、
    前記対応領域における前記処理単位の数に応じて、
    前記対応領域に外接する矩形に対応する前記処理単位の集合を、前記第2の画像における前記高画質領域として設定する第1の設定処理、及び、
    前記対応領域の少なくとも一部を含む前記処理単位の集合を、前記第2の画像における前記高画質領域として設定する第2の設定処理のいずれかを実行する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  3. 第1の画像を取得する取得手段と、
    前記第1の画像の少なくとも一部を切り出して歪み補正した第2の画像を生成する生成手段と、
    前記第1の画像において、他の領域よりも相対的に高画質とする高画質領域の指定を受け取る受け取り手段と、
    前記第2の画像において、前記第1の画像において指定された前記高画質領域に対応する対応領域を計算する計算手段と、
    前記第2の画像の符号化処理において他の領域よりも相対的に高画質とする高画質領域として、前記第2の画像を符号化するための符号化処理における処理単位に基づく、前記対応領域を包含する領域を設定する設定手段と、
    を備え、
    前記生成手段は、前記第1の画像から複数の部分を切り出して複数の前記第2の画像を生成し、
    前記設定手段は、前記第1の画像において指定された1つの前記高画質領域が、複数の前記第2の画像における複数の領域に分割される場合に、当該複数の領域の内の小さい方の領域を、前記高画質領域として設定しない
    ことを特徴とする画像処理装置。
  4. 第1の画像を取得する取得手段と、
    前記第1の画像の少なくとも一部を切り出して歪み補正した第2の画像を生成する生成手段と、
    前記第1の画像において、他の領域よりも相対的に高画質とする高画質領域の指定を受け取る受け取り手段と、
    前記第2の画像において、前記第1の画像において指定された前記高画質領域に対応する対応領域を計算する計算手段と、
    前記第2の画像の符号化処理において他の領域よりも相対的に高画質とする高画質領域として、前記第2の画像を符号化するための符号化処理における処理単位に基づく、前記対応領域を包含する領域を設定する設定手段と、
    を備え、
    前記生成手段は、前記第1の画像から複数の部分を切り出して複数の前記第2の画像を生成し、
    前記設定手段は、前記第1の画像において指定された1つの前記高画質領域が、複数の前記第2の画像における複数の領域に分割される場合に、当該複数の領域の内の小さい方の領域と、当該小さい方の領域から所定の距離以内にある領域を1つの領域にまとめた領域を前記第2の画像における前記高画質領域として設定する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  5. 前記対応領域の大きさが1つの前記処理単位の大きさ未満の場合に、当該対応領域を前記高画質領域として設定しないことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記第2の画像中の前記高画質領域に対する変更の指示に応じて、前記第2の画像中の前記高画質領域を変更する変更手段をさらに備え、
    前記変更手段により変更された前記高画質領域に対応する、前記第1の画像における前記高画質領域について変更の指示を受け取った場合に、受け取った変更を前記変更手段により変更された前記高画質領域に反映させないことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記高画質領域の画質が他の領域よりも高画質となるように前記第2の画像を符号化する符号化手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記符号化手段は、前記高画質領域に適用する量子化ステップのステップ幅を、前記他の領域に適用する量子化ステップのステップ幅よりも小さくすることを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
  9. 撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像された第1の画像を取得する取得手段と、
    前記第1の画像の少なくとも一部を切り出して歪み補正した第2の画像を生成する生成手段と、
    前記第1の画像において、他の領域よりも相対的に高画質とする高画質領域の指定を受け取る受け取り手段と、
    前記第2の画像において、前記第1の画像において指定された前記高画質領域に対応する対応領域を計算する計算手段と、
    前記第2の画像の符号化処理において他の領域よりも相対的に高画質とする前記高画質領域として、前記第2の画像を符号化するための符号化処理における処理単位に基づく、前記対応領域を包含する領域を設定する設定手段と、を備え、
    前記設定手段は、
    定することが可能な前記高画質領域の数に上限があるか否かに応じて、
    前記対応領域に外接する矩形に対応する前記処理単位の集合を、前記第2の画像における前記高画質領域として設定する第1の設定処理、及び、
    前記対応領域の少なくとも一部を含む前記処理単位の集合を、前記第2の画像における前記高画質領域として設定する第2の設定処理のいずれかを実行する
    ことを特徴とする撮像装置。
  10. 撮像装置と、画像処理装置と、クライアント装置を備える監視システムであって、
    前記画像処理装置が、
    前記撮像装置により撮像された第1の画像を取得する取得手段と、
    前記第1の画像の少なくとも一部を切り出して歪み補正した第2の画像を生成する生成手段と、
    前記クライアント装置から、前記第1の画像において、他の領域よりも相対的に高画質とする高画質領域の指定を受け取る受け取り手段と、
    前記第2の画像において、前記第1の画像において指定された前記高画質領域に対応する対応領域を計算する計算手段と、
    前記第2の画像おいて他の領域よりも相対的に高画質とする前記高画質領域として、前記第2の画像を符号化するための符号化処理における処理単位に基づく、前記対応領域を包含する領域を設定する設定手段と、を備え
    前記設定手段は、
    定することが可能な前記高画質領域の数に上限があるか否かに応じて、
    前記対応領域に外接する矩形に対応する前記処理単位の集合を、前記第2の画像における前記高画質領域として設定する第1の設定処理、及び、
    前記対応領域の少なくとも一部を含む前記処理単位の集合を、前記第2の画像における前記高画質領域として設定する第2の設定処理のいずれかを実行する
    ことを特徴とする監視システム。
  11. 画像処理装置の制御方法であって、
    第1の画像を取得する取得工程と、
    前記第1の画像の少なくとも一部を切り出して歪み補正した第2の画像を生成する生成工程と、
    前記第1の画像において、他の領域よりも相対的に高画質とする高画質領域の指定を受け取る受け取り工程と、
    前記第2の画像において、前記第1の画像において指定された前記高画質領域に対応する対応領域を計算する計算工程と、
    前記第2の画像の符号化処理において他の領域よりも相対的に高画質とする前記高画質領域として、前記第2の画像を符号化するための符号化処理における処理単位に基づく、前記対応領域を包含する領域を設定する設定工程と、を有し、
    前記設定工程では、
    定することが可能な前記高画質領域の数に上限があるか否かに応じて、
    前記対応領域に外接する矩形に対応する前記処理単位の集合を、前記第2の画像における前記高画質領域として設定する第1の設定処理、及び、
    前記対応領域の少なくとも一部を含む前記処理単位の集合を、前記第2の画像における前記高画質領域として設定する第2の設定処理のいずれかを実行する
    ことを特徴とする、画像処理装置の制御方法。
  12. 請求項11に記載された制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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