JP6603178B2 - 表示制御システム、表示制御方法、および表示制御プログラム - Google Patents

表示制御システム、表示制御方法、および表示制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、表示制御システム、表示制御方法、および表示制御プログラムに関する。
一般に、画面上の特定の部分の対象物に対して補足説明を行う注釈を対象物と一体に表示して、ユーザの理解を支援するアノテーション技術が知られている。例えば、アノテーションシステムでは、表示画面のスクリーン画面を連続的にキャプチャして、そのスクリーン画面から対象物を特定するテンプレート画像と類似した領域を探索し、表示画面のその領域にテンプレート画像に対応した注釈をオーバレイ表示する(特許文献1参照)。
なお、過去のスクリーン画像とテンプレート画像とのマッチングの結果を利用して、迅速に注釈の表示位置を特定し、一度表示した注釈を表示画面の動きに迅速に追従させる技術も開示されている(特許文献2参照)。
国際公開第2014/002812号 国際公開第2016/039273号
しかしながら、従来のアノテーションシステムでは、表示する注釈ごとにスクリーン画像とテンプレート画像とのマッチングを行う場合がある。そのため、スクリーン画面の面積が大きい場合や表示画面の変化が大きい場合には、処理負荷が高く処理時間が長くなっていた。したがって、表示画面に注釈を重畳する更新処理を迅速に行うことができず、不自然な動きになってしまったり、潜在する多数の注釈のうち表示する注釈を特定してリアルタイムに正しい位置に表示することができなかったりしていた。
また、特許文献2に記載の技術によっても、アプリケーションの起動、切り替え、画面遷移、または画面のスクロール等の後に、新たに注釈を表示させる処理に要する時間を短縮することはできなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、画面上の対象物に対する注釈を迅速に正しい位置に表示することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る表示制御システムは、サーバと、端末とを有する表示制御システムであって、前記サーバは、テンプレート画像と注釈情報とを対応付けした注釈情報テーブルを記憶する記憶部と、前記端末から送信された撮像画像上に類似する領域があるテンプレート画像を特定する特定部と、を備え、前記端末は、表示画面の変化を検知した場合に、該表示画面を撮像して前記撮像画像を生成する撮像部と、前記撮像部が生成した前記撮像画像を前記サーバに送信する送信部と、前記サーバから前記撮像画像上で前記領域が特定された前記テンプレート画像と該テンプレート画像に対応付けされている前記注釈情報とを取得する取得部と、最新の撮像画像上で前記取得部が取得したテンプレート画像と類似する領域を特定し、特定した領域の位置と同一の表示画面上の位置に対応して、前記取得部が取得した前記注釈情報を重畳して表示する表示制御部と、を備える、ことを特徴とする。
本発明によれば、画面上の対象物に対する注釈を迅速に正しい位置に表示することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る表示制御システムの概略構成を示す模式図である。 図2は、注釈情報テーブルのデータ構成を例示する図である。 図3は、表示制御処理の概要を説明するための説明図である。 図4は、表示制御処理手順を示すシーケンス図である。 図5は、表示制御プログラムを実行するコンピュータを例示する図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一部分には同一の符号を付して示している。
[表示制御システムの構成]
図1は、本実施形態に係る表示制御システム1の概略構成を例示する図である。図1に例示するように、表示制御システム1は、サーバ10と端末20とが、LAN(Local Area Network)やインターネットなどの電気通信回線を介して接続されて構成される。この表示制御システム1は、後述する表示制御処理を実行し、端末20の表示画面上の対象物に対応して補足説明を行う注釈を表示する。
[サーバの構成]
サーバ10は、ワークステーションやパソコン等の汎用コンピュータで実現され、入力部11、出力部12、通信制御部13、記憶部14、および制御部15を備える。
入力部11は、キーボードやマウス等の入力デバイスを用いて実現され、操作者による入力操作に対応して、制御部15に対して処理開始などの各種指示情報を入力する。出力部12は、液晶ディスプレイなどの表示装置、プリンター等の印刷装置、情報通信装置等によって実現される。
通信制御部13は、NIC(Network Interface Card)等で実現され、LANやインターネットなどの電気通信回線を介した端末20等の外部の装置と制御部15との通信を制御する。
記憶部14は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。なお、記憶部14は、通信制御部13を介して制御部15と通信する構成でもよい。
記憶部14には、テンプレート画像と注釈情報とを対応付けした注釈情報テーブル14aが記憶されている。ここで、注釈情報は、注釈の内容を示す情報である。また、テンプレート画像とは、後述する表示制御処理により、端末20の表示画面上で注釈を表示する対象物を特定するための画像を意味する。
図2は、注釈情報テーブル14aのデータ構成を例示する図である。図2に例示するように、注釈情報テーブル14aには、ルールID、表示アイコン、およびテンプレート画像が含まれる。表示アイコンとは、注釈情報を意味する。ルールIDとは、テンプレート画像と表示アイコンとの組み合わせを識別する情報を意味する。なお、テンプレート画像と表示アイコンとは一意に対応付けされているため、ルールIDは、テンプレート画像を識別する情報をも意味する。
例えば、図2には、端末20の表示画面上の「あ」に対応して表示アイコン「ア」が表示されることが示されている。具体的に、図3は、後述する表示制御処理の概要を説明するための説明図である。図3(a)に示すように、端末20の表示画面上に「あ」「い」「か」が表示されている場合に、図2に例示した注釈情報テーブル14aに基づいて、図3(b)に示すように、「あ」に対応して表示アイコン「ア」、また「い」に対応して表示アイコン「イ」が表示される。
なお、注釈情報テーブル14aは、表示制御処理に先立って予め記憶部14に格納される。
図1の説明に戻る。制御部15は、CPU(Central Processing Unit)等を用いて実現され、メモリに記憶された処理プログラムを実行する。これにより、制御部15は、図1に例示するように、特定部15aとして機能する。
特定部15aは、端末20から送信された撮像画像上に類似する領域があるテンプレート画像を特定する。具体的に、後述するように、端末20は、ユーザに提示される表示画面をキャプチャした撮像画像をサーバ10に送信する。特定部15aは、注釈情報テーブル14aを参照し、所定の順番で各テンプレート画像を抽出し、このテンプレート画像と受信した撮像画像とのマッチングを行って、撮像画像上でテンプレート画像と類似する領域を探索する探索処理を行う。
特定部15aは、撮像画像上で各テンプレート画像とマッチした領域があれば、そのテンプレート画像を特定する。そして、特定部15aは、特定したテンプレート画像と、このテンプレート画像に対応する表示アイコンとを、通信制御部(13,23)を介して端末20に送信する。また、特定部15aは、テンプレート画像と類似する領域を特定してもよい。例えば、特定部15aは、類似する領域の撮像画像上の位置を表す座標を特定する。
なお、表示制御システム1は、複数のサーバ10を備え、各サーバ10の特定部15aが、上記の探索処理を分散して行ってもよい。その場合に、全サーバ10に同一の注釈情報テーブル14aを記憶させて、探索処理を冗長化してもよい。例えば、同一のテンプレート画像が2回目以降に特定された場合には、以降の処理で無視すればよい。これにより、探索処理の信頼性が向上する。
あるいは、注釈情報テーブル14aを分割して各サーバ10に記憶させることにより、各サーバ10の各特定部15aに探索処理を分担させてもよい。これにより、探索処理の処理速度がさらに向上する。
複数のサーバ10を用いる場合には、端末20は、複数のサーバ10のうちの1台の代表サーバとデータ通信を行うようにするとよい。その場合には、各サーバ10は代表サーバとデータを共有すればよい。これにより、高速な通信を行える回線数を削減して、コストを抑制できる。
[端末の構成]
端末20は、パソコン等の汎用コンピュータで実現され、入力部21、出力部22、通信制御部23、記憶部24、および制御部25を備える。
入力部21は、キーボードやマウス等の入力デバイスを用いて実現され、操作者による入力操作に対応して、制御部25に対して処理開始などの各種指示情報を入力する。出力部22は、液晶ディスプレイなどの表示装置、プリンター等の印刷装置、情報通信装置等によって実現される。本実施形態において、ユーザが視認できる操作画面等の表示画面が出力部22に出力される。
通信制御部23は、NIC等で実現され、LANやインターネットなどの電気通信回線を介したサーバ10等の外部の装置と制御部25との通信を制御する。
記憶部24は、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。なお、記憶部24は、通信制御部23を介して制御部25と通信する構成でもよい。
制御部25は、CPU等を用いて実現され、メモリに記憶された処理プログラムを実行する。これにより、制御部25は、図1に例示するように、撮像部25a、送信部25b、取得部25c、および表示制御部25dとして機能する。
撮像部25aは、表示画面の変化を検知した場合に、該表示画面を撮像して撮像画像を生成する。例えば、撮像部25aは、ユーザに提示されている表示画面の変化を監視して、変化の度合いが所定のしきい値を超えた場合に、表示画面をキャプチャした撮像画像を生成し、メモリ等に保存する。
送信部25bは、撮像部25aが生成した撮像画像をサーバ10に送信する。すなわち、送信部25bは、サーバ10の探索処理の対象として、撮像部25aが表示画面をキャプチャして生成した撮像画像を、通信制御部(13,23)を介してサーバ10の特定部15aに送信する。
取得部25cは、サーバ10から特定されたテンプレート画像と該テンプレート画像に対応付けされている注釈情報とを取得する。具体的に、取得部25cは、サーバ10の特定部15aが探索処理の対象としたテンプレート画像と、このテンプレート画像に対応付けされている表示アイコンとを、通信制御部(13,23)を介して受信する。
表示制御部25dは、最新の撮像画像上で取得部25cが取得したテンプレート画像と類似する領域を特定し、特定した領域の位置と同一の表示画面上の位置に対応して、取得部25cが取得した注釈情報を重畳して表示する。具体的に、表示制御部25dは、サーバ10が探索したテンプレート画像を、撮像部25aが撮像した最新の撮像画像上で探索して位置を特定し直す検算処理を実行し、特定した位置の座標に対応する位置に、表示アイコンを重畳して表示する(図3参照)。
ここで、表示アイコンを表示する位置は、例えば、テンプレート画像からの相対位置を固定として、所定の方向に所定の間隔で離れた位置とする。あるいは、テンプレート画像ごとに相対位置を変えて表示アイコンを表示してもよい。その場合、例えば、注釈情報テーブル14aにおいて、各テンプレート画像に対応する表示アイコンについて、テンプレート画像からの相対位置を設定しておき、表示アイコンとともに取得部25cに送信されるようにすればよい。
なお、表示制御部25dは、サーバ10が特定したテンプレート画像のうち、所定の数より少ないテンプレート画像を対象にして、最新の撮像画像上で該テンプレート画像と類似する領域を特定する検算処理を行って、特定した領域の位置と同一の表示画面上の位置に対応して、取得部25cが取得した注釈情報を重畳して表示するようにしてもよい。すなわち、表示制御部25dが行う検算処理の上限を、例えば単位時間当たりの上限回数として、予め設定しておいてもよい。これにより、端末20の処理負荷を軽減できる。
この場合に、各テンプレート画像に検算処理を行う優先順位を、注釈情報テーブル14a等に設定しておくとよい。これにより、優先順位の高い表示アイコンをもれなく表示させることができる。また、上限を超えたテンプレート画像については、注釈情報を表示しないようにしてもよい。あるいは、上限を超えたテンプレート画像については、検算処理を行わずに注釈情報を表示してもよい。その場合、取得部25cが、サーバ10がテンプレート画像に類似すると特定した領域の撮像画像上の位置を表す座標を、通信制御部(13,23)を介して取得して、表示制御部25dが、取得した位置に対応して、表示アイコンを表示する。
また、表示制御部25dは、サーバ10に送信された撮像画像と最新の撮像画像との間で画像が共通する領域を除いて、最新の撮像画像上でサーバ10が特定したテンプレート画像と類似する領域を特定し、特定した領域の位置と同一の表示画面上の位置に対応して、該テンプレート画像に対応付けされている注釈情報を重畳して表示してもよい。すなわち、表示制御部25dが、サーバ10で探索処理の対象とされた撮像画像から変化があった領域に限定して、検算処理を行う。これにより、端末20の処理負荷を軽減できる。
なお、サーバ10に送信された撮像画像と撮像部25aが撮像した最新の撮像画像との間で画像が共通する領域については、サーバ10からテンプレート画像に類似する領域の位置を取得して、取得した位置に対応して表示アイコンを表示するようにすればよい。
また、記憶部24が注釈情報テーブル14aを記憶して、取得部25cは、サーバ10が特定したテンプレート画像を識別するルールIDを取得してもよい。この場合、表示制御部25dが、最新の撮像画像上で取得部25cが取得したルールIDに対応するテンプレート画像と類似する領域を特定する検算処理を実行し、特定した領域の位置と同一の表示画面上の位置に対応して、該テンプレート画像に対応付けされている注釈情報を重畳して表示する。
すなわち、端末20は、サーバ10の注釈情報テーブル14aを予めコピーして記憶部24に格納しておく。その場合、サーバ10からテンプレート画像と注釈情報とのセットを取得しなくても、サーバ10が特定したテンプレート画像に対応するルールIDを取得するだけで検算処理を行える。したがって、サーバ10と端末20との通信処理の負荷を軽減できる。
また、取得部25cは、サーバ10に送信された撮像画像の撮像時刻と最新の撮像画像の撮像時刻との差が所定のしきい値以下の場合に、サーバ10から特定されたテンプレート画像に類似する撮像画像上の位置を取得して、表示制御部25dは、取得部25cが取得した位置と同一の表示画面上の位置に対応して、注釈情報を重畳して表示してもよい。
すなわち、サーバ10で探索処理の対象とされた撮像画像と撮像部25aがキャプチャした最新の撮像画像との撮像時刻の差が、例えば1秒以内と短時間であれば、サーバ10の探索処理の鮮度が高いと判断される。このように、サーバ10の探索処理の鮮度が高い場合には、表示制御部25dは検算処理を行わないようにしてもよい。この場合、取得部25cが、サーバ10から、テンプレート画像に類似するとして特定された領域の撮像画像上の位置を表す座標を、通信制御部(13,23)を介して取得し、表示制御部25dが、取得した位置に対応して、表示アイコンを重畳して表示する。これにより、端末20の処理負荷を軽減できる。
また、送信部25bは、今回の撮像画像から前回送信した撮像画像との差分を抽出してサーバ10に送信するようにしてもよい。この場合、サーバ10の特定部15aは、前回送信された撮像画像と今回送信された差分とを用いて今回の撮像画像の全体を復元し、復元した該撮像画像上に類似する領域があるテンプレート画像を特定する。あるいは、送信部25bは、過去に送信した複数の撮像画像のうち最も類似する撮像画像を識別する識別情報と、この類似する撮像画像と今回の撮像画像との差分とを送信してもよい。これにより、サーバ10と端末20との通信処理の負荷を軽減できる。なお、サーバ10は今回の撮像画像の全体を復元する代わりに、過去の撮像画像との共通の領域について過去の探索結果を代用してもよい。これにより、サーバ10の処理負荷が軽減される。
また、表示制御システム1に、さらに、サーバ10と端末20との間にプロキシサーバを備え、該プロキシサーバが端末20と検算処理を分担して行ってもよい。例えば、検算処理対象の全テンプレート画像を端末20とプロキシサーバとで分割してもよいし、上記した鮮度の判定等をプロキシサーバが行うようにしてもよい。これにより、端末20の処理負荷を軽減できる。
[表示制御処理]
次に、図4を参照して、本実施形態に係る表示制御システム1による表示制御処理について説明する。図4は、表示制御処理手順を示すシーケンス図である。図4のシーケンス図は、例えば、端末20に処理の開始を指示する操作入力があったタイミングで開始される。
端末20では、撮像部25aが、表示画面の変化を検知した場合に、該表示画面を撮像して撮像画像を生成し(ステップS1)、送信部25bが、撮像画像をサーバ10に送信する(ステップS2)。
サーバ10では、特定部15aが、端末10から送信された撮像画像と注釈情報テーブル14aのテンプレート画像とのマッチングを行って、撮像画像上に類似する領域があるテンプレート画像を特定する(ステップS3)。また、特定部15aが、特定したテンプレート画像と、テンプレート画像に対応付けされている注釈情報とを、端末20に送信する(ステップS4)。
端末20では、取得部25cが、サーバ10から特定されたテンプレート画像とこのテンプレート画像に対応付けされている注釈情報とを受信する。また、表示制御部25dが、最新の撮像画像上で、特定されたテンプレート画像と類似する領域を特定する検算処理を行って、特定した領域の位置と同一の表示画面上の位置に対応して、注釈情報を重畳して表示する(ステップS5)。これにより、一連の表示制御処理が終了する。
以上、説明したように、本実施形態の表示制御システム1のサーバ10では、記憶部14が、テンプレート画像と注釈情報とを対応付けした注釈情報テーブル14aを記憶し、特定部15aが、端末20から送信された撮像画像上で類似する領域があるテンプレート画像を特定する。また、端末20では、撮像部25aが、表示画面の変化を検知した場合に、該表示画面を撮像して撮像画像を生成し、送信部25bが、撮像画像をサーバ10に送信する。また、取得部25cが、サーバ10から特定されたテンプレート画像と該テンプレート画像に対応付けされている注釈情報とを取得し、表示制御部25dが、最新の撮像画像上で取得部25cが取得したテンプレート画像と類似する領域を特定し、特定した領域の位置と同一の表示画面上の位置に対応して、注釈情報を重畳して表示する。
これにより、表示制御システム1において、端末20の処理負荷を低減させることができる。また、端末20の表示画面が変化した場合にも、より正確な位置に表示アイコンを表示することができる。したがって、シンクライアント端末、タブレット端末、またはスマートフォン等の計算リソースに余裕がない端末20にも、表示画面と注釈とがずれることなく、表示画面の正しい位置に注釈を表示することができる。このように、端末20の表示画面上の対象物に対する注釈を迅速に正しい位置に表示することができる。
つまり、従来のアノテーションシステムでは汎用性を確保するために画像テンプレートマッチングを利用しているが、一般に適用対象画像の面積の増大にともなって、計算時間がかかるという潜在的な課題があった。なお、例えば、アクティブなウィンドウ領域に限定して、アノテーション表示計算を行うことでこの問題に対処することも考えられるが、そもそもウィンドウサイズが大きい場合や、Webブラウザのように内部全体がスクロールする場合などは、近年の高性能PCを用いてもコマ送りのように不自然な動きになってしまう。
また、例えば、アノテーションシステムの実用シーンを考えると、1つのウィンドウに対して30以上の画像テンプレートと注釈とを組み合わせたルールが定義・適用される場合がある。フレーム画像に対し実行される画像テンプレートマッチングの計算回数は、表示ルールごとに1回必要なため、ルール数に比例して計算時間がかかる。つまり、実用的なルールセットを使用しようとすると、容易にリアルタイム処理に追いつかないレベルに達してしまうことになる。
さらには、例えば、Webブラウザなどはスクロールにより可視になっている画像内容にマッチする一部のルールだけが発火し、ほとんどのルールについては視野外にスクロールアウトして関係ないことが多い。しかしながら、これらが関係ないルールかどうかは、実際に画像テンプレートマッチングを行ってマッチ位置が見つかるかどうかでしか判断できない。つまり、ユーザの見た目に表示されるアイコンが数個であっても、1フレームごとに逐一評価計算しなければならないルールは潜在的に多数となってしまう。
以上の要因が重なると、多数のアイコンが表示されるわけでもなく、見た目に多くの情報が表示されないにも関わらず、1フレームの更新に5〜10秒かかるなど、実用に耐えないほどユーザが待たされる場合もある。背景の画像はこれと並行・非同期にリアルタイムで進行するため、画面が変化しているあいだはオーバレイ表示が追い付かない。この間はオーバレイ表示が消えてしまうか元の位置に表示が取り残されたままとなってしまう上に、操作中の画面が静止し十分時間がたってはじめてオーバレイ表示が更新されことになる。
また、過去の画像テンプレートマッチングの結果を利用し、マッチ位置を高速に特定する特許文献2に記載の技術では、過去のマッチ位置を元に探索範囲を限定し、そこから優先的に手画像テンプレートマッチングを行うことで、高速化を実現している。この技術を用いると、一度表示されたアノテーションメッセージについては、ユーザ操作などにより操作画面に動きが生じた場合にも対象物に高速にアノテーションを追従させることが可能である。
ただし、この技術は、過去の画像テンプレートマッチングの結果を用いて、一度表示したアノテーションを高速に操作画面の動きに追従させるための仕組みであって、アプリケーションの起動や切り替え、画面遷移、画面のスクロールなどにより、全く新たなルールを初期表示する際に要する表示時間を短縮させることはできない。
初期表示の高速化のためには、大量の画像テンプレートマッチングに要する時間を短縮する必要がある。一つのアプローとして、画像テンプレートマッチングを並列化することで、全体の処理時間を短縮することが考えられる。並列化の方法として、CPUやコアで処理を分散することも考えられる。例えば、ルールごとに処理するCPUやコアを割り当て、各CPUやコアで並列して画像テンプレートマッチングを行うことで、全体の処理時間を短縮することが可能である。
ただし、この手法は、端末のCPUリソースやメモリのリソースに余裕がある環境での適用に限られる。例えば、近年業務端末への導入が進んでいるシンクライアント環境では、各端末に割り当てられるリソースがコスト低減のために業務の実行する上で最低限のリソースに制限されていることが多い。また、タブレット端末やスマートフォンなどの携帯端末においては消費電力を抑えるために計算リソースに余裕がなく、このような環境で、アノテーション表示のために計算リソースを専有すると、他のアプリケーションの動作に影響を生じることになる。
また、端末に計算リソースが乏しい場合には、サーバ・クライアント方式を採用し、専用のサーバで処理を代行することも考えられる。サーバに端末と同じルールセットを保存しておき、端末で取得した操作画面の画像をサーバへ通知し、サーバ側で操作画面の画像とルールセットからテンプレート画像との画像テンプレートマッチングを実行し、マッチ位置を端末へ通知し、端末で通知されたマッチ位置に操作画面にアノテーションを表示するといった単純な分散化が考えられる。しかし、このような方式では、操作画面の通知、マッチ位置の通知といった通信にかかる処理時間のために、ユーザ操作などにより操作画面が変化してしまい、本来表示すべき位置に正しく表示されないことになる。
これに対し、本実施形態の表示制御システム1によれば、端末20の表示画面上の対象物に対する注釈を迅速に正しい位置に表示することができる。
なお、端末20は、記憶部24に注釈情報テーブル14aを記憶して、取得部25cは、サーバ10が領域を特定したテンプレート画像を識別するルールIDを取得してもよい。この場合、表示制御部25dが、最新の撮像画像上で取得部が取得したルールIDに対応するテンプレート画像と類似する領域を特定する検算処理を実行し、特定した領域の位置と同一の表示画面上の位置に対応して、該テンプレート画像に対応付けされている注釈情報を重畳して表示する。これにより、サーバ10からテンプレート画像と注釈情報とのセットを取得しなくても検算処理を行えるので、サーバ10と端末20との通信処理の負荷を軽減できる。
また、取得部25cは、サーバ10に送信された撮像画像の撮像時刻と最新の撮像画像の撮像時刻との差が所定のしきい値以下の場合に、サーバ10から特定されたテンプレート画像に類似する撮像画像上の位置を取得し、表示制御部25dは、取得部25cが取得した位置と同一の表示画面上の位置に対応して、注釈情報を重畳して表示してもよい。このように、サーバ10の探索処理の鮮度が高い場合に、表示制御部25dは検算処理を行わないようにすることにより、端末20の処理負荷をさらに軽減できる。
また、表示制御部25dは、サーバ10が特定したテンプレート画像のうち、所定の数より少ないテンプレート画像を対象にして、最新の撮像画像上で該テンプレート画像と類似する領域を特定する検算処理を行って、特定した領域の位置と同一の表示画面上の位置に対応して、取得部25cが取得した注釈情報を重畳して表示するようにしてもよい。これにより、端末20の処理負荷をさらに軽減できる。
また、表示制御部25dは、サーバ10に送信された撮像画像と最新の撮像画像との間で画像が共通する領域を除いて、最新の撮像画像上でサーバ10が特定したテンプレート画像と類似する領域を特定し、特定した領域の位置と同一の表示画面上の位置に対応して、該テンプレート画像に対応付けされている注釈情報を重畳して表示してもよい。これにより、サーバ10で探索処理の対象とされた撮像画像から変化があった領域に限定して、検算処理を行うので、端末20の処理負荷をさらに軽減できる。
また、送信部25bは、今回の撮像画像から前回送信した撮像画像との差分を抽出してサーバ10に送信するようにしてもよい。この場合、サーバ10の特定部15aが、前回送信された撮像画像と今回送信された差分とを用いて今回の撮像画像を復元し、復元した撮像画像上に類似する領域があるテンプレート画像を特定する。これにより、サーバ10と端末20との通信処理の負荷を軽減できる。
また、表示制御システム1は、サーバ10と端末20との間にプロキシサーバを備え、プロキシサーバが、端末20と検算処理を分担して行ってもよい。これにより、端末20の処理負荷をさらに軽減できる。
また、表示制御システム1は、複数のサーバ10を備え、各サーバの特定部15aが、処理を分散して行ってもよい。これにより、処理速度や信頼性がさらに向上する。
[プログラム]
上記実施形態に係る表示制御システム1が実行する処理をコンピュータが実行可能な言語で記述したプログラムを作成することもできる。一実施形態として、表示制御システムを構成するサーバ10および端末20は、パッケージソフトウェアやオンラインソフトウェアとして上記の表示制御処理を実行する表示制御プログラムを所望のコンピュータにインストールさせることによって実装できる。例えば、上記の表示制御プログラムを情報処理装置に実行させることにより、情報処理装置を表示制御システム1のサーバ10および端末20として機能させることができる。ここで言う情報処理装置には、デスクトップ型またはノート型のパーソナルコンピュータが含まれる。また、その他にも、情報処理装置にはスマートフォン、携帯電話機やPHS(Personal Handyphone System)などの移動体通信端末、さらには、PDA(Personal Digital Assistants)などのスレート端末などがその範疇に含まれる。また、サーバ10は、アウトソーシングによって上記の表示制御処理に関するサービスを提供するクラウドとして実装することとしてもかまわない。以下に、表示制御システム1のサーバ10および端末20と同様の機能を実現する検知プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。
図5に示すように、表示制御プログラムを実行するコンピュータ1000は、例えば、メモリ1010と、CPU1020と、ハードディスクドライブインタフェース1030と、ディスクドライブインタフェース1040と、シリアルポートインタフェース1050と、ビデオアダプタ1060と、ネットワークインタフェース1070とを有する。これらの各部は、バス1080によって接続される。
メモリ1010は、ROM(Read Only Memory)1011およびRAM1012を含む。ROM1011は、例えば、BIOS(Basic Input Output System)等のブートプログラムを記憶する。ハードディスクドライブインタフェース1030は、ハードディスクドライブ1031に接続される。ディスクドライブインタフェース1040は、ディスクドライブ1041に接続される。ディスクドライブ1041には、例えば、磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能な記憶媒体が挿入される。シリアルポートインタフェース1050には、例えば、マウス1051およびキーボード1052が接続される。ビデオアダプタ1060には、例えば、ディスプレイ1061が接続される。
ここで、図5に示すように、ハードディスクドライブ1031は、例えば、OS1091、アプリケーションプログラム1092、プログラムモジュール1093およびプログラムデータ1094を記憶する。上記実施形態で説明した各テーブルは、例えばハードディスクドライブ1031やメモリ1010に記憶される。
また、表示制御プログラムは、例えば、コンピュータ1000によって実行される指令が記述されたプログラムモジュール1093として、ハードディスクドライブ1031に記憶される。具体的には、上記実施形態で説明した表示制御システム1が実行する各処理が記述されたプログラムモジュール1093が、ハードディスクドライブ1031に記憶される。
また、表示制御プログラムによる情報処理に用いられるデータは、プログラムデータ1094として、例えば、ハードディスクドライブ1031に記憶される。そして、CPU1020が、ハードディスクドライブ1031に記憶されたプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094を必要に応じてRAM1012に読み出して、上述した各手順を実行する。
なお、表示制御プログラムに係るプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、ハードディスクドライブ1031に記憶される場合に限られず、例えば、着脱可能な記憶媒体に記憶されて、ディスクドライブ1041等を介してCPU1020によって読み出されてもよい。あるいは、表示制御プログラムに係るプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等のネットワークを介して接続された他のコンピュータに記憶され、ネットワークインタフェース1070を介してCPU1020によって読み出されてもよい。
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施形態について説明したが、本実施形態による本発明の開示の一部をなす記述および図面により本発明は限定されることはない。すなわち、本実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例および運用技術等は全て本発明の範疇に含まれる。
1 表示制御システム
10 サーバ
11 入力部
12 出力部
13 通信制御部
14 記憶部
14a 注釈情報テーブル
15 制御部
15a 特定部
20 端末
21 入力部
22 出力部
23 通信制御部
24 記憶部
25 制御部
25a 撮像部
25b 送信部
25c 取得部
25d 表示制御部

Claims (10)

  1. サーバと、端末とを有する表示制御システムであって、
    前記サーバは
    ンプレート画像と注釈情報とを対応付けした注釈情報テーブルを記憶する記憶部と、
    前記端末から送信された撮像画像上に類似する領域がある前記テンプレート画像を特定する特定部と、を備え、
    前記端末は
    示画面の変化を検知した場合に、該表示画面を撮像し撮像画像を生成する撮像部と、
    前記撮像部が生成した前記撮像画像を前記サーバに送信する送信部と、
    前記サーバから特定された前記テンプレート画像と該テンプレート画像に対応付けされている前記注釈情報とを取得する取得部と、
    最新の前記撮像画像上で前記取得部が取得した前記テンプレート画像と類似する領域を特定し、特定した領域の位置と同一の表示画面上の位置に対応して、前記取得部が取得した前記注釈情報を重畳して表示する表示制御部と、を備え、
    前記取得部は、前記サーバに送信された前記撮像画像の撮像時刻と最新の前記撮像画像の撮像時刻との差が所定のしきい値以下の場合に、前記サーバから、特定された前記テンプレート画像の前記撮像画像上の位置を取得し、
    前記表示制御部は、前記取得部が取得した前記位置と同一の表示画面上の位置に対応して、前記注釈情報を重畳して表示する
    とを特徴とする表示制御システム。
  2. サーバと、端末とを有する表示制御システムであって、
    前記サーバは、
    テンプレート画像と注釈情報とを対応付けした注釈情報テーブルを記憶する記憶部と、
    前記端末から送信された撮像画像上に類似する領域がある前記テンプレート画像を特定する特定部と、を備え、
    前記端末は、
    表示画面の変化を検知した場合に、該表示画面を撮像した撮像画像を生成する撮像部と、
    前記撮像部が生成した前記撮像画像を前記サーバに送信する送信部と、
    前記サーバから、特定された前記テンプレート画像と該テンプレート画像に対応付けされている前記注釈情報とを取得する取得部と、
    最新の前記撮像画像上で前記取得部が取得した前記テンプレート画像と類似する領域を特定し、特定した領域の位置と同一の表示画面上の位置に対応して、前記取得部が取得した前記注釈情報を重畳して表示する表示制御部と、を備え、
    前記表示制御部は、前記サーバが特定した前記テンプレート画像のうち、所定の数より少ない前記テンプレート画像を対象にして、最新の前記撮像画像上で該テンプレート画像と類似する領域を特定し、特定した領域の位置と同一の表示画面上の位置に対応して、該テンプレート画像に対応付けされている前記注釈情報を重畳して表示す
    とを特徴とする表示制御システム。
  3. サーバと、端末とを有する表示制御システムであって、
    前記サーバは、
    テンプレート画像と注釈情報とを対応付けした注釈情報テーブルを記憶する記憶部と、
    前記端末から送信された撮像画像上に類似する領域がある前記テンプレート画像を特定する特定部と、を備え、
    前記端末は、
    表示画面の変化を検知した場合に、該表示画面を撮像した撮像画像を生成する撮像部と、
    前記撮像部が生成した前記撮像画像を前記サーバに送信する送信部と、
    前記サーバから、特定された前記テンプレート画像と該テンプレート画像に対応付けされている前記注釈情報とを取得する取得部と、
    最新の前記撮像画像上で前記取得部が取得した前記テンプレート画像と類似する領域を特定し、特定した領域の位置と同一の表示画面上の位置に対応して、前記取得部が取得した前記注釈情報を重畳して表示する表示制御部と、を備え、
    前記表示制御部は、前記サーバに送信された前記撮像画像と最新の前記撮像画像との間で画像が共通する領域を除いて、該最新の前記撮像画像上で該テンプレート画像と類似する領域を特定し、特定した領域の位置と同一の表示画面上の位置に対応して、該テンプレート画像に対応付けされている前記注釈情報を重畳して表示す
    とを特徴とする表示制御システム。
  4. サーバと、端末とを有する表示制御システムであって、
    前記サーバは、
    テンプレート画像と注釈情報とを対応付けした注釈情報テーブルを記憶する記憶部と、
    前記端末から送信された撮像画像上に類似する領域がある前記テンプレート画像を特定する特定部と、を備え、
    前記端末は、
    表示画面の変化を検知した場合に、該表示画面を撮像した撮像画像を生成する撮像部と、
    前記撮像部が生成した前記撮像画像を前記サーバに送信する送信部と、
    前記サーバから、特定された前記テンプレート画像と該テンプレート画像に対応付けされている前記注釈情報とを取得する取得部と、
    最新の前記撮像画像上で前記取得部が取得した前記テンプレート画像と類似する領域を特定し、特定した領域の位置と同一の表示画面上の位置に対応して、前記取得部が取得した前記注釈情報を重畳して表示する表示制御部と、を備え、
    前記送信部は、今回の前記撮像画像から前回送信した前記撮像画像との差分を抽出して前記サーバに送信し、
    前記特定部は、前回送信された前記撮像画像と今回送信された該差分とを用いて今回の前記撮像画像の全体を復元し、復元した該撮像画像上に類似する領域がある前記テンプレート画像を特定す
    とを特徴とする表示制御システム。
  5. 前記端末は、前記注釈情報テーブルを記憶する記憶部をさらに備え、
    前記取得部は、前記サーバが特定した前記テンプレート画像を識別する識別情報を取得し、
    前記表示制御部は、最新の前記撮像画像上で前記取得部が取得した前記識別情報に対応する前記テンプレート画像と類似する領域を特定し、特定した領域の位置と同一の表示画面上の位置に対応して、該テンプレート画像に対応付けされている前記注釈情報を重畳して表示する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の表示制御システム。
  6. ンプレート画像と注釈情報とを対応付けした注釈情報テーブルを記憶する記憶部を参照し、受信した撮像画像上に類似する領域がある前記テンプレート画像を特定するサーバに通信回線を介して接続され、表示画面上の対象物に対応して前記注釈情報を表示する端末が実行する表示制御方法であって、
    示画面の変化を検知した場合に、該表示画面を撮像し撮像画像を生成する撮像工程と、
    前記撮像工程において生成された前記撮像画像を前記サーバに送信する送信工程と、
    前記サーバから特定された前記テンプレート画像と該テンプレート画像に対応付けされている前記注釈情報とを取得する取得工程と、
    最新の前記撮像画像上で前記取得工程において取得された前記テンプレート画像と類似する領域を特定し、特定した領域の位置と同一の表示画面上の位置に対応して、前記取得工程において取得された前記注釈情報を重畳して表示する表示制御工程と
    を含み、
    前記取得工程においては、前記サーバに送信された前記撮像画像の撮像時刻と最新の前記撮像画像の撮像時刻との差が所定のしきい値以下の場合に、前記サーバから、特定された前記テンプレート画像の前記撮像画像上の位置を取得し、
    前記表示制御工程においては、前記取得工程において取得された前記位置と同一の表示画面上の位置に対応して、前記注釈情報を重畳して表示する
    とを特徴とする表示制御方法。
  7. テンプレート画像と注釈情報とを対応付けした注釈情報テーブルを記憶する記憶部を参照し、受信した撮像画像上に類似する領域がある前記テンプレート画像を特定するサーバに通信回線を介して接続され、表示画面上の対象物に対応して前記注釈情報を表示する端末が実行する表示制御方法であって、
    表示画面の変化を検知した場合に、該表示画面を撮像した撮像画像を生成する撮像工程と、
    前記撮像工程において生成された前記撮像画像を前記サーバに送信する送信工程と、
    前記サーバから、特定された前記テンプレート画像と該テンプレート画像に対応付けされている前記注釈情報とを取得する取得工程と、
    最新の前記撮像画像上で前記取得工程において取得された前記テンプレート画像と類似する領域を特定し、特定した領域の位置と同一の表示画面上の位置に対応して、前記取得工程において取得された前記注釈情報を重畳して表示する表示制御工程と、
    を含み、
    前記表示制御工程においては、前記サーバが特定した前記テンプレート画像のうち、所定の数より少ない前記テンプレート画像を対象にして、最新の前記撮像画像上で該テンプレート画像と類似する領域を特定し、特定した領域の位置と同一の表示画面上の位置に対応して、該テンプレート画像に対応付けされている前記注釈情報を重畳して表示する
    ことを特徴とする表示制御方法。
  8. テンプレート画像と注釈情報とを対応付けした注釈情報テーブルを記憶する記憶部を参照し、受信した撮像画像上に類似する領域がある前記テンプレート画像を特定するサーバに通信回線を介して接続され、表示画面上の対象物に対応して前記注釈情報を表示する端末が実行する表示制御方法であって、
    表示画面の変化を検知した場合に、該表示画面を撮像した撮像画像を生成する撮像工程と、
    前記撮像工程において生成された前記撮像画像を前記サーバに送信する送信工程と、
    前記サーバから、特定された前記テンプレート画像と該テンプレート画像に対応付けされている前記注釈情報とを取得する取得工程と、
    最新の前記撮像画像上で前記取得工程において取得された前記テンプレート画像と類似する領域を特定し、特定した領域の位置と同一の表示画面上の位置に対応して、前記取得工程において取得された前記注釈情報を重畳して表示する表示制御工程と、
    を含み、
    前記表示制御工程においては、前記サーバに送信された前記撮像画像と最新の前記撮像画像との間で画像が共通する領域を除いて、該最新の前記撮像画像上で該テンプレート画像と類似する領域を特定し、特定した領域の位置と同一の表示画面上の位置に対応して、該テンプレート画像に対応付けされている前記注釈情報を重畳して表示する
    ことを特徴とする表示制御方法。
  9. テンプレート画像と注釈情報とを対応付けした注釈情報テーブルを記憶する記憶部を参照し、受信した撮像画像上に類似する領域がある前記テンプレート画像を特定するサーバに通信回線を介して接続され、表示画面上の対象物に対応して前記注釈情報を表示する端末が実行する表示制御方法であって、
    表示画面の変化を検知した場合に、該表示画面を撮像した撮像画像を生成する撮像工程と、
    前記撮像工程において生成された前記撮像画像を前記サーバに送信する送信工程と、
    前記サーバから、特定された前記テンプレート画像と該テンプレート画像に対応付けされている前記注釈情報とを取得する取得工程と、
    最新の前記撮像画像上で前記取得工程において取得された前記テンプレート画像と類似する領域を特定し、特定した領域の位置と同一の表示画面上の位置に対応して、前記取得工程において取得された前記注釈情報を重畳して表示する表示制御工程と、
    を含み、
    前記送信工程においては、今回の前記撮像画像から前回送信した前記撮像画像との差分を抽出して前記サーバに送信し、
    前記サーバは、前回送信された前記撮像画像と今回送信された該差分とを用いて今回の前記撮像画像の全体を復元し、復元した該撮像画像上に類似する領域がある前記テンプレート画像を特定する
    ことを特徴とする表示制御方法。
  10. 請求項6〜9のいずれか1項に記載の表示制御方法が含む各工程をコンピュータに実行させることを特徴とする表示制御プログラム。
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