JP6602774B2 - ジオフェンスのプロビジョニングのための方法および装置 - Google Patents

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Description

[0001]本開示の態様は、ジオフェンス(geofence)の自動プロビジョニング(automated provisioning)に関する。ジオフェンスは、一般に、たとえばオフィス、キャンパス、小売空間など地理的エリア上で定義される閉じられた境界である。ひとたび定義されると、ジオフェンスによって、位置推定機能を有するモバイルデバイスは、それらがジオフェンス内にあるか外にあるかを決定することが可能である。この決定は、モバイルデバイスとともに実行される多くの有用な機能の基礎を形成することができる。
[0002]たとえば、ジオフェンスは、喫茶店のフットプリントの周りで定義され得る。次いで、顧客によって携帯されているモバイルデバイスは、そのロケーション推定に基づいて、それがジオフェンス内であるか外であるかを決定することが可能である。モバイルデバイス上で実行するアプリは、飲料の選択のメニューを表示し、関連する広告を表示し、顧客の到着を喫茶店に関連するサーバに報告し、および/または他のタスクを実行することができ得、これらはすべて、顧客が喫茶店を表すジオフェンス内に入った旨の決定に基づく。
[0003]ジオフェンスには多くの有用な用途があるが、ジオフェンスの生成は、一般に、退屈な、労働集約的な、およびしばしばスケーリングするのが難しいプロセスである。従来、ジオフェンスは、関連した地理的エリアの地図に基づいて、アプリ開発者によって手動で描かれる。たとえば、喫茶店のアプリの開発者は、喫茶店および周囲のエリアの地理的なタグが付けられた地図で開始し得る。地図を使用して、アプリ開発者は、次いで、ジオフェンスを生成するために、喫茶店のフットプリントの周りに境界を手動で描き得る。これは、一般に、スケーリングするのが難しい労働集約的なプロセスである。
[0004]ソフトウェア開発者がジオフェンスを手動で描くのを支援するツールのライブラリを提供することによって、この問題を軽減することを試みるいくつかのソフトウェア開発キット(SDK)が作成されている。しかしながら、ジオフェンスの効率的な、および動的な作成を容易にするジオフェンスをプロビジョニングするための方法および装置の必要性が残る。
[0005]ソフトウェア開発キットは、開発者が、モバイルアプリケーションソフトウェアの実行の間に使用され得るジオフェンスを作成できるようにするビジュアルプログラミング機能を提供する。ジオフェンスは、モバイルデバイスアプリケーションソフトウェア内で多種多様な用途を有する。現在、ジオフェンスはいくつかのソフトウェア開発キットを使用することによって作成され得るが、ジオフェンスを作成することは、動的ではなく、スケーラブルでもない方法で、ジオフェンスの選好を手動で入力することを伴う。
[0006]いくつかの方法、装置、およびコンピュータプログラム製品について記載され、方法、装置、およびコンピュータプログラム製品は、ユーザによって選択可能な1つまたは複数の地理的エンティティ(entity)を備える地図を表示し、1つまたは複数の地理的エンティティのうちの少なくとも1つの地理的エンティティのユーザによる選択に応答して、選択された少なくとも1つの地理的エンティティに対応する少なくとも1つのジオフェンスを作成するために使用され得る。追加のステップまたは特徴も開示され、追加のステップまたは特徴は、ユーザによって選択可能な複数の地理的エンティティを表示することと、複数の地理的エンティティのうちの第1の地理的エンティティをユーザが選択するための推奨を表示することとを含む。さらに別の動作は、1つまたは複数のキーワードを入力することによって1つまたは複数の地理的エンティティをユーザが選択できるようにするインターフェースを提供することと、ユーザによって入力されるキーワードを受信することと、第2の地理的エンティティが入力されたキーワードに一致する属性に関連することを決定することに応答して、第2の地理的エンティティに対応するジオフェンスを作成することとを含み得る。
[0007]方法、装置、およびコンピュータプログラム製品は、ユーザによって提供される第1の入力を受信することと、第1の入力が1つまたは複数のキーワードを含む、第1の地理的エンティティが、1つまたは複数のキーワードに一致する属性を有することを決定することに応答して、第1の地理的エンティティに対応するジオフェンスを作成することとも伴い得る。本明細書で開示する追加のステップおよびプロセスは、ユーザによって入力される論理的表現を受信することと、論理的表現が複数のキーワードと少なくとも1つの論理演算子とを含む、論理的表現を満たすように、複数のキーワードに一致する属性を有する追加の地理的エンティティを識別することと、追加の地理的エンティティを識別することに応答して、追加の地理的エンティティに対応するジオフェンスを作成することとを含む。
[0008]また、いくつかの方法、装置、およびコンピュータプログラム製品について記載され、方法、装置、およびコンピュータプログラム製品は、メモリと、プロセッサとを含み得、プロセッサは、メモリに結合され、ユーザによって選択可能な1つまたは複数の地理的エンティティを備える地図を表示し、少なくとも1つの地理的エンティティのユーザによる選択に応答して、選択された少なくとも1つの地理的エンティティに対応する少なくとも1つのジオフェンスを作成するように構成されている。
[0009]地図は、複数のエンティティを備え得、プロセッサは、さらに、複数の地理的エンティティのうちの第1の地理的エンティティをユーザが選択する推奨を表示し、ユーザが、1つまたは複数のキーワードを入力することによって、地理的エンティティを選択できるようにするインターフェース機能を提供し、ユーザによって入力されるキーワードを受信し、第2の地理的エンティティが入力されたキーワードに一致する属性に関連することを決定することに応答して、第2の地理的エンティティに対応するジオフェンスを作成するように構成され得る。
[0010]本開示の態様が例として示される。添付の図では、同様の参照番号は同様の要素を示す。
[0011]ソフトウェア開発キット(SDK)がその中で動作し得るシステムの簡略図。 [0012]本明細書で説明するいくつかの機能とのソフトウェア開発キットのインターフェースを示す図。 [0013]SDKインターフェースの一部として提示され得る例示的なゾーン表示地図。 [0014]本開示によるSDKによって使用され得るゾーン情報データライブラリ。 [0015]ジオフェンスの作成を可能にするいくつかの機能を有するSDKインターフェース。 [0016]ジオフェンスの作成を可能にするいくつかの機能を有するSDKインターフェース。 [0017]ジオフェンスの作成を可能にするいくつかの機能を有するSDKインターフェース。 [0018]ジオフェンスの作成を可能にするいくつかの機能を有するSDKインターフェース。 [0019]ジオフェンスの作成を可能にするいくつかの機能を有するSDKインターフェース。 [0020]ジオフェンスの作成を可能にするいくつかの機能を有するSDKインターフェース。 [0021]ジオフェンスの作成を可能にするいくつかの機能を有するSDKインターフェース。 [0022]ジオフェンスの作成を可能にするいくつかの機能を有するSDKインターフェース。 [0023]ジオフェンスの作成を可能にするいくつかの機能を有するSDKインターフェース。 [0024]ジオフェンスの作成を可能にするいくつかの機能を有するSDKインターフェース。 [0025]ジオフェンスの作成を可能にするいくつかの機能を有するSDKインターフェース。 [0026]SDKインターフェースゾーン地図表示およびいくつかの輪郭描写されたゾーンのクローズビュー。 [0027]SDKインターフェースゾーン地図表示および表示上に描かれたいくつかの輪郭描写されたゾーンのクローズビュー。 [0028]本開示による、例示的な動作を示す流れ図。 [0029]本開示による、例示的な動作を示す流れ図。 [0030]本開示による、例示的な動作を示す流れ図。 [0031]本開示による、例示的な動作を示す流れ図。
[0032]次に、本出願の一部を形成する、添付の図面に関していくつかの例示的な実施形態について説明する。本開示の1つまたは複数の態様が実装され得る、特定の実施形態について以下で説明するが、本開示の範囲または添付の特許請求の範囲の趣旨を逸脱することなく、他の実施形態が使用される場合があり、様々な変更が行われる場合がある。図面に示されるすべての詳細は例示のために提供されているにすぎず、したがって、本明細書で説明する方法のいくつかの実装形態は、容易に理解され、実施され得ることを理解されたい。したがって、そのような詳細またはそのような詳細の説明は、本開示の範囲を制限する、定義する、または輪郭描写するためのものと解釈されないものとする。
[0033]図1は、ジオフェンスがカスタマイズされ、選択され、アクティブ化されることを可能にするためのシステム100の簡略図を示す。図示のように、システム100は、たとえばモバイルデバイス162など、クライアントモバイルデバイスによって実行されるべきモバイルアプリケーションコードを書き込むためのソフトウェア開発キット(SDK)101を提供する。本開示は、SDK内で容易に実施され得るいくつかの技法、方法、および動作について記載する。しかしながら、SDKは、これらの技法、方法、および動作が実施され得るいくつかのソフトウェアプラットフォームのうちの1つにすぎない。これらの技法、方法、および動作のうちの任意のものは、モバイルデバイスであろうと、タブレット、ラップトップ、PC、または他のそのようなコンピューティングもしくは通信装置であろうと、他のタイプのユーザまたは開発者インターフェースもしくはソフトウェアにおいて実施され得る。本開示は、SDKを伴う実装形態に加えて、そのような各実装形態をカバーすることを理解されたい。しかしながら、説明を容易にするために、本明細書で説明するいくつかの技術的特徴は、何らかの方法でSDKを含む実装形態に関して説明される。言及のこの選択は、いかなる形でも本開示の範囲に影響を及ぼすものと解釈されないものとする。
[0034]SDKは、モバイルアプリケーション開発者によって使用されるコンピュータ端末104のメモリ105にロードされ得るSDKソフトウェア102によって実施され、制御される。ソフトウェア102は、コンピュータ端末104内のプロセッサ103によって実行されるコードを含み得、したがって、SDK101は、コンピュータ端末104にインストールされ、そこにおいて実行され得る。以下、ステップ、プロセス、方法、または計算がSDK101によって実行され、容易にされるものとして説明される場合、そのようなアクションは、SDK実装ソフトウェア102を実行しているプロセッサ(たとえば、プロセッサ103、または同様に構成されたプロセッサの集合)によって実行されるものと理解され得る。そのようなステップは、特に、プロセッサ103によって利用される情報のソースとして働き得る他の構成要素も含み得る。
[0035]コンピュータ端末104は、モバイルアプリケーションを開発し、符号化するプロセスの間、アプリケーション開発者による使用に適する任意のタイプのコンピューティング装置とすることができる。コンピュータ端末104は、最初に、リモートサーバ192からSDK実装ソフトウェア102をダウンロードすることによって、SDK実装ソフトウェア102にアクセスすることができ得る。代替的に、ソフトウェア102は、メモリまたはコンピュータ端末104と互換性があり、プロセッサ103によって読取り可能である何らかの他のタイプの記憶デバイスに、実行ファイルで記憶され得る。
[0036]SDK実装ソフトウェア102のインストール後、プロセッサ103は、開発者入力150に従ってSDK101をアクティブ化し、制御するために、SDKソフトウェア102を実行する。SDK101をアクティブ化することは、ユーザコンピューティング端末104においてSDKビジュアルインターフェース106を表示することを伴う。インターフェース106は、開発者が、インターフェース106において入力機能を操作することによって、SDK101と対話することができるようなものである。インターフェース106は、モバイルアプリケーションソフトウェアを書き込むために開発者が使用することができる表示情報、機能、およびオプションを提供する。インターフェース106は、コードを実行可能なモバイルアプリケーションソフトウェアフォーマットに変換するように、開発者が書き込まれたモバイルアプリケーションコードをコンパイルすることができるコンパイラ131の使用も可能にする。
[0037]開発者がSDK101を使用してモバイルアプリケーションソフトウェア(モバイルデバイスにおいてインストールされた後に113で示される)を生成した後、ソフトウェア113は、サーバ192にアップロードされ得る。サーバ192は、ソフトウェア113を記憶し、たとえば162で表されるデバイスなど、クライアントモバイルデバイスからソフトウェアダウンロード要求を受信する。クライアントモバイルデバイス162がソフトウェアダウンロードの要求を開始すると、サーバ192は、要求側デバイスにソフトウェア113をダウンロードする。
[0038]図示のように、アプリケーションソフトウェア113は、モバイルデバイス受信機165を使用してモバイルデバイス162において受信される。受信された後、アプリケーションソフトウェア113は、モバイルデバイス162においてメモリ167にインストールされる。ソフトウェア113は、モバイルデバイスプロセッサ163によってその後実行され得る。ソフトウェアを実行することは、プロセッサ163内で動作するモバイルアプリケーション実行モジュール169を開くことを伴い得る。モバイルアプリケーションサブモジュールは、コンテンツ制御サブモジュール170とジオフェンスアクティブ化サブモジュール171とを含み得る。
[0039]コンピューティングデバイス104において動作可能なSDK101に関して、SDKインターフェース106は、モバイルアプリケーションソフトウェア113の書き込みを行うために開発者が使用し得るビジュアルプログラミング入力機能を提供し得る。インターフェース160は、モバイルアプリケーションコードを書き込むとき、開発者が、モバイルアプリケーションソフトウェア113内にジオフェンスコードモジュールを容易に作成できるようにするビジュアルプログラミング機能も提供する。ジオフェンスコードモジュールのアプリケーションソフトウェア113への組込みによって、ソフトウェアは、モバイルデバイス162において実行されると、デバイスプロセッサ163に、開発者によって符号化されたジオフェンスモジュール仕様に従ってジオフェンスをアクティブ化させ得る。ソフトウェアは、プロセッサにアクティブなジオフェンス111のリストを維持させ、プロセッサがジオフェンスをアクティブ化するたびに、リストを更新させることもでき得る。
[0040]後でより詳細に説明するように、ジオフェンスは、クライアントモバイルデバイスプロセッサ163によるモバイルアプリケーションソフトウェア113の実行とともに使用される地理的参照である。各ジオフェンスは、地理的エリア(以下「ゾーン(zone)」、「当該ポイント(point of interest)」、もしくは「エンティティ(entity)」とも呼ばれる)、または地理的エリア境界を輪郭描写するために理解される、絶対的もしくは相対的な測地もしくは空間情報(一般に、必ずしもそうではないが、緯度および経度情報)、ならびに情報を使用するための符号化された命令に基づく。ジオフェンスがゾーンを輪郭描写する情報に基づくとき、ジオフェンスは、その輪郭描写されたゾーンに関して定義または作成されると言われる。地理的エリアを輪郭描写する情報のそのような各集合は、以下、ゾーン輪郭描写情報と呼ばれる。ゾーン輪郭描写情報122の複数の組は、開発者がその組のうちの1つによって輪郭描写される任意のゾーンに関するジオフェンスを作成できるように、SDK101によって使用され得る。
[0041]後続の図は、本開示に従って、開発者がモバイルアプリケーションソフトウェア113内にジオフェンスを作成できるようにするために、SDK101がどのように設計され得るかについて詳述する。この点に関して、SDK101は、開発者が、ゾーン輪郭描写情報122をソフトウェア113内のジオフェンスモジュールに容易に組み込み、ソフトウェア113の実行時にどのような情報が使用されるかを制御するためのコードを提供できるようにする機能を含む。以下、後で説明される理由のために、開発者がジオフェンスを作成するプロセスは、ジオフェンスを「選択する(selecting)」または「選ぶ(choosing)」と互換的に呼ばれ得る。ジオフェンスを選択する際、モバイルデバイス162においてモバイルアプリケーションソフトウェア113が実行されるとき、ゾーン輪郭描写情報122がモバイルデバイスアクティビティ、動作、またはパフォーマンスを制御するための基礎として使用される計算または処理決定に関与するように、コードが書かれる。ジオフェンスは、1組のゾーン輪郭描写情報がモバイルデバイスにおけるそのような計算に最初に使用されるようなときにアクティブ化されるものと理解されたい。
[0042]インターフェース106において提供されるいくつかのビジュアルプログラミングツールおよび機能によって、開発者は、地図ゾーンデータライブラリ120(以下「データライブラリ(data library)」)に記憶されるデータまたはデータの組を検索し、取り出し、参照することによってジオフェンスコードモジュールを容易に書くことができる。地図ゾーンデータライブラリ120は、SDK101が実行されている間に、コンピューティングデバイス104において、またはコンピューティングデバイス104が通信するサーバ192においてメモリ105に記憶され得る。追加または代替として、地図ゾーンデータライブラリ120は、たとえば162で表されるモバイルデバイスなど、任意の数のクライアントモバイルデバイスにおいて記憶され得る。
[0043]データライブラリ120がクライアントモバイルデバイスに排他的に記憶されるとき、SDK101の動作は、データライブラリがサーバ162またはコンピュータ端末104に記憶されるときとは、いくつかの点において、わずかに異なり得る。したがって、本開示は、開発者末端104、または開発者端末が通信するサーバ192においてデータライブラリが記憶されるとき、開発者に提供され得るSDK101機能について最初に説明する。後で、本開示は、データライブラリ120が1つまたは複数のクライアントモバイルデバイス162に排他的に記憶される実装形態に関連するいくつかの一意のSDK101について説明する。
[0044]データライブラリ120は、様々な目的に応え得る。たとえば、データライブラリ120は、いくつかの輪郭描写された地理的ゾーンの位置、寸法、特性、および特徴についての情報を記憶し得る。この情報は、あらかじめパッケージされたSDK101の機能として開発者が利用できるようにされており、SDKビジュアルインターフェース106を介してアクセス可能であり得る。後で図を参照して各々説明される、様々なSDKインターフェース106の機能によって、開発者は、データライブラリ120内の情報を検索し、取り出し、レビューすることができる。他の機能によって、開発者は、開発者がジオフェンスコードモジュールに組み込むことを望む情報を、データライブラリ120から迅速に選択することによって、ジオフェンスを作成することができる。さらに他の機能によって、開発者は、この情報のいずれかを実際に見るまたはレビューすることなく、データライブラリ120内の情報にジオフェンスコードモジュール基準を知的に書き込むことによってジオフェンスを作成することができる。
[0045]本開示のSDK101は、任意の数の方法でジオフェンスを組み込むアプリケーションソフトウェアを書き込むことを容易にするように設計され得る。たとえば、開発者は、クライアントモバイルデバイス(たとえばデバイス162など)が特定のエリアまたはゾーン内にある、またはその近くにある場合のみ、コンテンツが提供されるように、対話型コンテンツの表示をアプリケーションソフトウェアが制御することを意図し得る。開発者は、関連したエリアまたはゾーンに関するジオフェンスを実施するように、ソフトウェア113内にジオフェンスモジュールを作成することによって、この結果を達成し得る。
[0046]本明細書で開示されるSDK101の柔軟性の別の例として、SDK101は、開発者が、ソフトウェアによって実施されるアクティビティを収集する、または報告するデータを制御するために、ジオフェンスモジュールを組み込むアプリケーションソフトウェア113を書き込むことができるようにも設計され得る。この場合、モバイルデバイス位置条件が満たされることに応答して、モバイルデバイス162に情報をサーバ、他のモバイルデバイス、電子メールアカウントなどに報告させるように、アプリケーションソフトウェア113が書かれる。さらに、位置条件は、ジオフェンスモジュールを使用して作成されるジオフェンスに関して定義され得る。したがって、たとえば、モバイルアプリケーションソフトウェア113は、デバイス162が、開発者がジオフェンスを作成する任意の地理的エリア内に持ち込まれる、またはそこから離れることによって情報の報告がトリガされるように書かれ得る。
[0047]前述のように、SDK実装ソフトウェア102は、SDKビジュアルインターフェース106が開発者によって動作可能なインタラクティブ機能を表示するように設計され、または書かれ得る。ソフトウェア102は、さらに、開発者がインタラクティブ機能の操作を介してアプリケーションソフトウェア113にジオフェンスモジュールを書き込むことができるように設計され、または書かれ得る。
[0048]図2は、開発者コンピュータ端末104において操作される例示的なSDKインターフェース106を表す。図2は、アプリケーションソフトウェア113を書き、ソフトウェア内にジオフェンスモジュールを作成するために開発者が使用し得るインタラクティブ機能のいくつかも示す。SDKインターフェース106は、いくつかの他の機能を含み得、これらは、簡単の理由で、図2には図示されない。むしろ、これらの機能は、後続の図に示され、その参照によって説明される。
[0049]図2に示される1つのそのようなインタラクティブ機能は、204で示される地理的ゾーン表示地図(以下「ゾーン表示地図(zone display map)」または「表示地図(display map)」)である。ゾーン表示地図204は、開発者が地図の表示を制御する、または変えることができるようにするインタラクティブ機能を含み得る。たとえば、表示地図204は、地図の範囲を変えるためのボタン(図示せず)を含み得る。ボタンのアクティブ化によって、SDKインターフェース106を使用する開発者は、表示範囲を狭くする、または広げることができ、これは、地図の詳細粒度の対応する増加または減少をもたらし得る。
[0050]前に説明したように、データライブラリ120は、異なるあらかじめ定義されたゾーンを各々輪郭描写するゾーン輪郭描写情報122の複数の組(または「インスタンス(instances)」)を記憶するために使用される。ジオフェンスが作成されるゾーンを選ぶ目的で、あらかじめ定義されたゾーンのうちの任意のものが開発者によって評価され得る。ゾーン表示地図204は、データライブラリ120において輪郭描写される任意のゾーンの位置およびレイアウトを表示し得る。図2において、たとえば、ゾーン表示地図204は、野球場の周りの濃い黒い線によって示されるように、208において1つのそのようなゾーンを表す。ゾーン表示地図は、210および212でもゾーンを表示する。ゾーン210は、駐車場複合施設に関して輪郭描写され、一方、ゾーン212は、マーケットに関して輪郭描写される。
[0051]任意のそのようなゾーンまたはゾーンの組合せの基礎をなすゾーン輪郭描写情報は、ジオフェンスモジュールを作成するのに使用するために、開発者によって選択され得る。以下、開発者がジオフェンスを作成する目的でゾーン輪郭描写情報を選択する、または示すとき、選択入力は、「ゾーンを選択する(selecting a zone)」と呼ばれることがある。後のパラグラフにおいて、本開示は、ジオフェンスを作成するとき、開発者がゾーンを選択することができる一意の機構を各々提供する、いくつかの異なるSDKインターフェース106ゾーン選択機能について記載する。
[0052]前に説明したように、ゾーンが選択されるとき、対応するゾーン輪郭描写情報は、書かれるコードに含まれる。書かれるコードの一例が、206に示される。
[0053]208、210、および212に表されるゾーンによって証明されるように、データライブラリ120において輪郭描写されるゾーンは、地図データおよび記述、ならびに地理的、土地利用、および都市計画情報に基づいて直観的に形成される。すなわち、各ゾーンは、ある精度で、ゾーンの基礎をなす土地の認識可能な使用または特性に関係する境界によって輪郭描写される。たとえば、ゾーンが、レストラン、庁舎、商業施設、医療施設、観光名所のクラスタをホストする都市の区別可能なセクションに関して輪郭描写される、または何らかの他の顕著な特徴または特徴の組合せによって特徴づけられる場合、ゾーンは、輪郭描写が区別可能なエリアの認識可能な外周を近似的にたどるような方法で輪郭描写され得る。近隣、エリア、および土地の他の大規模な使用に加えて、たとえば、個々の店、公園、博物館、ストア、観光名所、学校、住宅、オフィスビル、またはある精度で識別され、位置特定することができる他の認識可能な土地使用の基礎をなす土地の部分など、より小さい場所または当該ポイントに関して、ゾーンが輪郭描写され得る。
[0054]追加または代替として、どんなに抽象的であろうと、領土、政府または管轄エリア、近隣、または地理的境界もしくは輪郭描写に関連するものとして認識される任意の他の考えられるエリアに関して、任意の数のゾーンが輪郭描写され得る。データライブラリ120は、これらの方法のいずれかで定義されるゾーンに関するゾーン輪郭描写情報122を記憶するために使用され得る。
[0055]前述のように、データライブラリ120において輪郭描写される各ゾーンは、それぞれの基礎をなすエリアの認識可能な境界に近似的に合うように定義され得る。したがって、仮定的な例として、データライブラリ120において、ゾーンが星形の土地面積を占める遊園地に関して輪郭描写された場合、輪郭描写は、星形とすることができ、公園の実際の地理的境界にほとんど等しい境界を含み得る。したがって、いくつかのゾーンは、非対称、または変わった形に形成され得、基礎をなす地理的エリアが直線または円形の周辺部を有するとき、任意の境界がそのように輪郭描写され得る場合であっても、輪郭描写されたゾーン境界は、直線または円形エッジを形成する必要はない。
[0056]図3は、ワシントンD.C.のナショナルモールの西側のビューに地図をパン(pan)するように、開発者がSDKインターフェース106の機能を操作した後のいつかのゾーン表示地図204のフォーカスされたビューである。図3は、ゾーンがデータライブラリ120において輪郭描写され得る方法、およびゾーン表示地図によって開発者がこれらの輪郭描写をどのようにレビューできるかの方法の追加の例を提供するためのものである。
[0057]302で表されるように、ゾーン表示地図204は、リンカーンメモリアルを囲むように定義されるゾーンの輪郭描写を表す。また、ゾーン表示地図204は、ナショナルモールの西半分全体に関して定義されるゾーン304の輪郭描写を表す。ゾーン輪郭描写302および304の参照によって理解されるように、データライブラリ120は、互いに重なり合うゾーンに関するゾーン輪郭描写情報122を記憶し得る。追加または代替として、データライブラリ120は、ライブラリで同じく輪郭描写されるより小さいゾーンを含むゾーンに関して、ゾーン輪郭描写データ122を記憶し得る。
[0058]121で暗に示されるように、データライブラリ120は、開発者が、データライブラリ120において輪郭描写される任意の特定のゾーンに関連したゾーン情報を参照できるようにする一意のゾーン識別子を組み込み得る。ゾーン識別子は、コードが任意に割り当てられ得る。代替的に、ゾーン識別子は、開発者のゾーン認識を容易にするために選択される直観的に選ばれた名前でもよい。ゾーン識別子の使用は、図4を参照することによってさらに説明される。
[0059]図4は、データライブラリ120における例示的な情報、ならびにデータをそこで編成するための1つの例示的な方法を示す。図4は、説明の目的で示されるにすぎない。さらに、図4は、本開示のいくつかの態様を実施するために使用され得る多くの技法のうちの1つのみを示しており、いかなる形でも本開示の範囲を定義または制限するためのものと解釈されないものとする。
[0060]図4に示すように、データライブラリ120は、いくつかのゾーンの各々に関する情報を記憶するために使用され得る。矢印によって404、402および406で示されるように、これらのゾーンは、それぞれ、ワシントンD.C.のリンカーンメモリアル、VA州アレクサンドリアの米国特許商標局キャンパス、およびコロラド州デンバーにおける喫茶店に関して定義されるゾーンを含む。402、404および406で提示される順序情報の例は、リンクリスト項目、アレイ、順序付けられたテキストファイル、スタック、キュー、または任意の他のデータ構造を使用して情報がどのように記憶または編成され得るかを表すものとして解釈され得る。408で表されるように、リンカーンメモリアルに関して記憶されるゾーン情報が、ゾーン識別子「Lincoln Memorial」によってデータライブラリ120において参照される。410および412で表されるように、米国特許商標局キャンパスおよび喫茶店に関して記憶されるゾーン情報は、それぞれ、ゾーン識別子「USPTO Alexandria」および「Ricks Coffee Shop」によって参照される。
[0061]414、416、418で表されるように、各ゾーン識別子の直後の行において、データライブラリ120は、前の識別子によって参照されるゾーンのためのそれぞれのゾーン輪郭描写情報を記憶する。このようにして、ゾーン輪郭描写情報の各セットは、それぞれのゾーン識別子にインデックスが付けられる。したがって、ゾーン識別子408、410、412を参照することによって、それぞれのゾーン輪郭描写情報414、416、420は、容易に問い合わせられ、または取り出され得る。
[0062]様々なゾーンに関する輪郭描写情報を記憶することに加えて、データライブラリ120は、任意のまたはすべての輪郭描写されたゾーンの特性、特徴、または属性に関する情報、ならびに任意のゾーン内において行われる任意のアクティビティ、または任意のゾーンの基礎をなす土地が使われる方法に関する情報を記憶するために使用され得る。たとえば、ライブラリ120がゾーンに関する輪郭描写情報122を記憶しているとき、記憶された輪郭描写情報122は、事実、特性、または属性、たとえばゾーンに住んでいる人々の数、ゾーンの土地面積、ゾーンの最も高い地点、平均ゾーン温度もしく雨量、ゾーン内で使用される任意の市外局番もしくは郵便番号、ゾーンが位置する市、郡、州、もしくは国、またはゾーンに関係する任意の他の類似のおよび確認可能な情報などを表す情報にリンクされ、またはインデックスが付けられ得る。
[0063]以下、ゾーンの事実、特性、または属性を表すそのような情報は、「ゾーン特性情報(zone characteristic information)」と呼ばれる。ゾーン特性情報の記憶は、図1に123で表される。後の図を参照しながらより詳細に説明するように、各輪郭描写されたゾーンに関するゾーン特性情報123の記憶は、開発者が、ゾーン特性に基づいてゾーン輪郭描写情報を迅速に検索し、取り出し、レビューし、開発者の裁量で選択できるようにするSDK101機能である。
[0064]データライブラリ120において輪郭描写された任意のゾーンについて、ゾーン特性情報123は、割り当てられたストリング、番号、ブール値、または他のデータ型を有する1組の変数を使用して、記憶され、アクセスされ、参照され得る。簡単な例として、任意の組のゾーン特性情報123は、たとえば「population」、「area」、または「average zone precipitation」などの名前を有する整数変数を含み得る。ゾーン人口、土地面積(平方フッテージ、平方マイル面積など)、または平均ゾーン降水量を表すように、整数値がこれらの変数に割り当てられ得る。代替的に、ゾーン特性情報123は、標準化されたフォーマットで1組のデータとして記憶され得る。たとえば、ゾーン特性情報123の組は、テキストファイルまたは他のデータファイルで記憶され得、データの各インスタンスは、情報のあらかじめ決定された順序に従って、ファイルの別々のラインを占める。
[0065]ゾーン特性情報の例示的な組は、図4に422、424で表される。図4の例示的なデータライブラリ120において、ゾーン特性情報422、424の各組は、ゾーン土地面積、人口、高度、ゾーン内の建物の数、および平均温度を表すために使用される1組のゾーン特性変数を含む。
[0066]データライブラリ120の一実施形態(図4には図示せず)において、データライブラリは、データライブラリにおいて輪郭描写された様々なゾーンにおいてモバイルデバイスが利用できる情報のソースを表すゾーン特性情報を記憶する。ゾーン特性情報のこの特定の形については、後で説明し、その時点では、「ゾーン位置決定情報(zone location fixing information)」と呼ばれる。
[0067]データライブラリ120は、データライブラリにおいて輪郭描写される任意のゾーンに関連するアクティビティ、用途、ガバナンス、所有、管理、または組織に関する情報、ならびに任意の他のゾーンの特徴に関する情報を記憶するためにも使用され得る。そのような情報は、以下、「ゾーン特徴情報(zone feature information)」と呼ばれる。ゾーン特徴情報の記憶は、図1に124で表される。ライブラリ120で輪郭描写される任意のまたはすべてのゾーンについて、1組のゾーン特徴情報は、124に記憶され得る。これらの組内で、ゾーン特徴情報のインスタンスは、ゾーン特徴ワード(zone feature word)の形で記憶され得る。ゾーン特徴ワードは、それぞれのゾーンの特徴との何らかの直観的な関係を表す、または直観的な関係を持つ個々のワード、名前、フレーズ、またはワード、名前、もしくはフレーズの組合せである。したがって、データライブラリ120が大きい有名ブランドの衣料ストアの位置に関するゾーン輪郭描写情報を記憶するとき、「衣料(clothing)」、「衣料ストア(clothing store)」、「商品(merchandise)」、「有名ブランドの衣料(name-brand clothing)」、「シャツ(shirts)」、「パンツ(pants)」、「メンズウェア(menswear)」、もしくは「冬物衣料(winter clothing)」、「ウィンターセール(winter sale)」、または「利用可能なギフトカード(gift cards available)」など任意のまたはすべてのワードは、ゾーン特徴情報のそれぞれの組に適切に記憶され得る。
[0068]後の図を参照しながらより詳細に説明するように、輪郭描写されたゾーンに関するゾーン特性情報の記憶も、ゾーン特性に基づいてゾーン輪郭描写情報を迅速に検索し、取り出し、レビューし、開発者の裁量で選択するためのツールを開発者に提供するためのSDK101内で使用される。
[0069]図4において、1組のゾーン特徴情報は、430で表される。図示されるように、データライブラリ120において輪郭描写された各ゾーンについて、ゾーン識別子、ゾーン輪郭描写情報、ゾーン特性情報の組、およびゾーン特徴情報の組は、隣接記憶空間を占める。このようにして、データライブラリ120において輪郭描写された各個々のゾーンに関して、すべてのそれぞれのゾーン情報は、相互にインデックスを付けられ、容易に参照され、問い合わせられ、分析され、取り出され得る。以下、ゾーンに関係するあるタイプの情報(たとえばゾーン識別子、ゾーン特性情報の組など)がデータライブラリ120における別のタイプの情報にリンクされ、またはインデックスを付けられるとき、各タイプの情報は、その別のタイプの情報に「関連付けられている(associated with)」、または「対応する(corresponding to)」と呼ばれる。したがって、ライブラリ120において輪郭描写された任意の特定のゾーンを参照する際、本開示は、対応する1組のゾーン輪郭描写情報、対応する1組のゾーン特性情報データまたはゾーン特徴情報を指し得、これらの組のいずれかまたは両方を、輪郭描写されたゾーンならびにゾーン識別子に対応すると呼び得る。
[0070]本開示全体に関して、ゾーン特徴情報およびゾーン特性情報の任意の記述がこれら2つのデータタイプに関して任意の厳格なまたは正式の定義を含意すると解釈されないものとすることを理解されたい。実際は、任意のゾーンに関する情報は、ゾーン特徴情報およびゾーン特性情報として記憶され得る。たとえば、5,000人の住民があるゾーンに住んでいるという事実は、「多くの居住者(lots of residents)」、「人口密度の高い(densely populated)」のような特徴ワードによってデータライブラリ120内で表され得るが、値5000が割り当てられる「population」と呼ばれる変数によって1組のゾーン特性情報内でも表される。
[0071]単に明快のために、ならびに、特徴ワードが通信機構として使用されるとき、ある情報(本明細書では「ゾーン特徴情報(zone feature information)」と呼ばれる)が最も容易にまたは直観的に表され、または理解され、他の情報(ゾーン特性情報)は、変数名、量、数値範囲、および他のより数学的な抽象概念を使用して容易にまたは適切に表されるので、本開示は、2つのタイプの情報を区別する。本明細書で説明するように、変数を伴ういくつかのプロセスは、特徴ワードを伴うプロセスから区別可能であり得、「ゾーン特徴情報(zone feature information)」および「ゾーン特性情報(zone characteristic information)という用語は、この事実を認めて使用される。
[0072]本明細書で提示するいくつかの技法のうちの一実装形態において、データライブラリ120は、ユーザ端末104から離れたサーバ上に記憶され得る。SDK実装ソフトウェア102が実行されると、ソフトウェア102は、外部サーバデータライブラリ120からコンピュータ端末104への情報のダウンロードを容易にすることができ得る。このダウンロードの間、データライブラリ120における任意のまたはすべての情報は、ユーザ端末104に提供され、その後、ユーザ端末104におけるメモリに記憶され得る。したがって、ダウンロードが行われた後、データライブラリ120のコピーは、ユーザ端末104でアクセスされ得る。
[0073]前に説明したように、SDKインターフェース106ゾーン表示地図204は、データライブラリ120における様々なゾーンのうちの任意のものの視覚的描写を提供するように設計される。ゾーンは、インターフェース106において示されるゾーン表示地図204とともに提示されるオーバーレイとして表され得る。このようにして、SDKビジュアルインターフェース106によって、アプリケーション開発者は、ゾーン位置、ゾーンによって占められた空間、および地図上に示される地理的または人工の特徴に関する相対的な位置を含む輪郭描写されたゾーンの地図製作描写を見ることができる。地図オーバーレイプレゼンテーション機能がゾーンを表すために使用されるとき、追加のゾーン表示地図204操作機能によって、開発者は、どのゾーンが地図204上に表されるかを制御することができる。
[0074]図5〜図15は、開発者による使用の様々な段階の間のゾーン表示地図204およびいくつかの例示的なゾーン表示地図制御機能682、683を含む例示的なSDKインターフェース106を表す。SDK101は、開発者によってカスタマイズされたゾーン表示基準に従ってゾーン表示地図204を整理するように設計され得る。さらに、SDK101およびSDKインターフェース106によって、開発者は、ゾーン特性情報123、ゾーン特徴情報124、または両方のそのようなタイプの情報に基づいて、ゾーン表示基準を指定することができる。たとえば、データライブラリ120が輪郭描写されたゾーンに関する人口データを記憶するとき、SDKインターフェース106は、ゾーン表示地図204におけるゾーンの表示のために基準として、ゾーン居住者の最小数または最大数を指定する開発者入力を受け付けるように設計され得る。
[0075]ゾーン表示基準は、論理記号を含み得るテキストをタイピングすることによって開発者によって入力され得る。図5〜図15の各々に表されるように、SDKインターフェース106は、開発者がゾーン表示基準入力を提供するために使用することができ得るゾーン表示基準入力ウィンドウ682を提供するように設計され得る。また、図5〜図15は、アクティブゾーン表示基準ウィンドウ684を表す。ウィンドウ684は、その入力がゾーン表示地図204におけるゾーンの表示を制御する間は、開発者によって入力される最も最近のゾーン表示基準を表示するために使用される。684において表されるように、ゾーン表示基準は、開発者によって入力されていない。このために、ゾーン表示地図204は、データライブラリ120において定義され、表された市街地内に位置するすべてのゾーンを示す。
[0076]図示されていないが、SDKインターフェース106は、ゾーン推奨機能を含み得る。ゾーン推奨機能は、推奨または人気基準に基づいてゾーン表示地図204上に示されるいくつかのゾーンを推奨または区別し得る。たとえば、SDKインターフェース106の早期の使用の間に最大、最も頻繁に訪問された、または最も一般に参照されたゾーンは、基準を満たさない他のゾーンからこれらのゾーンを区別する何らかの方法で強調され、または表示され得る。
[0077]図6は、ゾーン特性情報に基づくゾーン表示基準が、入力ウィンドウ682において開発者によってどのようにフォーマットされ、入力され得るかを表す。図6が表すように、開発者は、入力ウィンドウ682においてゾーン表示基準692をフォーマットしている。開発者は、基準をゾーン特性情報におき、ゾーン人口に関する基準を定義している。
[0078]さらに、図7は、ひとたび入力されると、そのような人口基準が、ゾーン表示地図204において表示されるゾーンを制御するために、どのようにSDK101によって使用され得るかの一例を表す。684でわかるように、682において入力されたゾーン表示基準は、現在アクティブであり、ゾーン表示地図204において表示されるゾーンを制限するために使用されている。その結果、ゾーン表示地図204にゾーン225のみが表示される。ゾーン225は、アパート、およびアパート居住者によって使用されそうな近隣の会社および企業を含む小さい市街地に関して定義される。野球場、ベーカリおよびマーケット、郵便局、駐車場、および薬局の周りに前に表されたゾーンは、もはや表されない。データライブラリ120内では、これらのゾーンのいずれも、1000人の住民を上回るゾーン人口を示す1組のゾーン特性情報123に対応していないので、これらのゾーンは、もはや表されない。
[0079]SDKインターフェース106は、データライブラリ120におけるゾーン特性情報の組内に記憶されるゾーン特性情報123の任意の組合せに関して入力された表示基準を処理するように設計され得る。この点について、SDK101ビジュアルインターフェースは、論理演算子を使用して作成された基準の組合せの使用を容易にするように設計され得る。論理演算子機能は、ゾーン特性情報のいくつかの態様に関して、異なる方法で基準が満たされ得るような方法で定義される複雑なゾーン表示基準を入力するために開発者によって使用され得る。
[0080]図8は、SDKインターフェース106およびゾーン表示基準ウィンドウは、ゾーン特性情報に基づいてゾーン表示基準をフォーマットする際に論理演算子を使用することを開発者に促すように設計され得ることを表す。図示のように、開発者は、入力ウィンドウ682をクリックまたは選択している。SDKインターフェース106は、そのような状況において、データライブラリ120に記憶されたゾーン特性情報123の変数を開発者に知らせるためのプロンプト650をインターフェースが提示するように設計され得る。たとえば、SDK101が図4に表される方法を使用してフォーマットされるデータライブラリ120にアクセスすると、プロンプト650は、以下に列挙された変数、すなわち、人口、土地面積、高度、建物の数、平均温度を提供し得る。データライブラリ120が記憶するゾーン特性情報124に応じて、変数の他の組合せも使用され得る。プロンプト650は、開発者にSDK101が認識する論理演算子を知らせることもでき得る。このようにして、開発者は、SDK101が認識するゾーン表示基準入力を迅速に、知的に生成することが可能であり得る。
[0081]図10は、ゾーン特性情報123の組の中のゾーンサイズ(すなわち地理的面積)、人口、降水量、および平均気温情報を記憶するデータライブラリ120へのアクセスを有するSDK101の場合、複雑な論理ディスプレイフィルタリング基準がどのようにフォーマットされ、入力され得るかの一例を表す。そのようなゾーン特性がデータライブラリ120に記憶されるとき、SDK101は、指定された数を超える建物、および指定された数未満の人口を有する任意の残りのゾーンに加えて、指定された数の居住者を超える人口と、指定された平方マイル数未満のサイズの両方を有するゾーンのみを表示するようにゾーン表示基準入力を処理するように設計され得る。このようにしてフォーマットされた例示的なゾーン表示基準は、ウィンドウ682に入力される前に、629において表される。
[0082]図11は、ウィンドウ682において入力されるとき、ゾーン表示基準629がどのようにゾーン表示地図204を整理するかを表す。図11では、ゾーン表示基準629は、ウィンドウ684に示されるように、アクティブである。基準629によって、いくつかのゾーン輪郭描写は、ゾーン表示地図204から取り除かれる。図示のように、ゾーン225および226は、基準629を満たす唯一のゾーンである。したがって、これらのゾーンは、ゾーン表示地図204上に引き続き表される。
[0083]追加または代替として、SDK101は、ゾーン特徴ワードに関して定義されるゾーン表示基準に応答してゾーンの描写を制御するように設計され得る。このようなゾーン特徴ワードの使用は、図12に表される。図12に表されるように、SDKインターフェース106は、開発者がゾーン特徴ワードまたはゾーン特徴ワードの組合せに関して基準を定義することができる入力ウィンドウ683を含み得る。開発者がワードまたはワードの組合せを入力することによって基準を指定するとき、ゾーン表示地図204は、ワードまたはワードの組合せを有さない1組のゾーン特徴ワードに対応する任意のゾーンの描写を取り除くように変えられる。
[0084]SDK101は、682で入力されたゾーン特性表示基準とともに、683で入力された任意のゾーン特徴ワード表示基準が使用されるように設計され得る。この場合、開発者がウィンドウ682および683に基準を入力するとき、SDK101は、682で入力された基準を満たす1組のゾーン特性情報と、683で入力された基準を満たす1組のゾーン特徴ワードの両方に対応するゾーンのみを表すように、ゾーン表示地図を変える。
[0085]ゾーン表示基準がゾーン特徴ワードに基づくことをSDK101が可能にするとき、SDKは、論理演算子の使用に対する開発者が、ゾーン特徴ワードに基づいて複雑な表示基準を指定できるようにすることもでき得る。論理演算子が、特徴ワードに基づいて複雑なゾーン表示基準を指定するために、SDK101によって認識されるとき、ゾーン特性情報に基づいてゾーン表示基準に関して前に説明した方法と同様に、演算子が使用されてもよい。672において、図12は、ウィンドウ683に入力される直前のゾーン特徴ワードに基づく複雑な表示基準を示す。
[0086]図13は、特徴ワード基準672が、ひとたび入力されと、ゾーン地図表示204を整理する方法を示す。ゾーン表示基準672は、アクティブゾーン表示基準684として表される。基準672において指定される特徴ワードの結果、ゾーン表示地図204は、ゾーン208、すなわちPerfectGame Baseball Stadiumに関して定義されるゾーンのみを表示する。図13のゾーン表示地図204の外観は、表示地図204上に表される市街地が関係する限り、ゾーン208が、基準特徴ワード「野球(baseball)」、「スタジアム(stadium)」、および「完全試合(PerfectGame)」が表示される1組の特徴ワードに対応する、データライブラリ120において輪郭描写される唯一のゾーンであることを意味するようになっている。
[0087]地図表示オーバーレイを使用してゾーンを表示することの代替として、SDKインターフェースは、他の方法でもゾーンを視覚的に表すことができ得る。たとえば、輪郭描写されたゾーンは、ゾーン識別子121または輪郭描写データ122の参照によってSDKインターフェース106で表され得る。
[0088]開発者の閲覧のためにゾーンを表すために使用される表示機能に関係なく、SDK101は、開発者がゾーンを迅速に、および容易に選択できるようにするための選択機能を提供し得る。選択機能は、開発者がゾーンを選択するとき、選択されたゾーンに対応するゾーン輪郭描写情報が開発されるアプリケーションコードに組み込まれるように設計され得る。アプリケーションコードがモバイルデバイスプロセッサによって後で実行されるとき、アプリケーションの開発の間に選択されたゾーンに関して、ジオフェンスがアクティブ化される。
[0089]図14は、ゾーン選択機能を実施するための第1の方法を表す。選択機能は、選択可能アイコン、タグ、または、たとえばマウスクリックまたはダブルクリック、強調表示アクション、「ドラッグアンドドロップ(drag and drop)」、またはキーボード入力など、少なくとも1つのタイプの開発者ゾーン選択入力に応答した他のインタラクティブ選択要素を組み込み得る。このタイプの選択機能の例は、656で表されるタブによって表される。SDKインターフェース106は、開発者がタブ656上をクリックすることに応答して、208において表されるゾーン輪郭描写情報がコード206内に作成されたジオフェンスモジュールに組み込まれるように設計され得る。この情報のコード206への組込みは、単に説明の目的で示されており、SDKインターフェース106において提示されるものと理解されない矢印658によって表される。ゾーン表示地図204は、地図が輪郭描写されたゾーンを表すどんなときでも、描写が1つまたは複数のそのような選択要素を含むように設計され得、その各々は、対応するゾーン輪郭描写情報をコードに組み込むために開発者によってアクティブ化され得る。
[0090]図15も、SDKビジュアルインターフェース106が追加または代替のゾーン選択機能によって設計され得ることを表す。1つのそのようなゾーン選択機能は、ゾーン表示地図204上に表されるゾーンを手動で示すためにタグ256を使用することによってジオフェンスを作成するのではなく、開発者が単にゾーン選択基準を入力することによって、ゾーンに関してジオフェンスを随意に作成でき得るように設計され得る。図6〜図13を参照しながら説明したゾーン表示基準オプションによく似て、ゾーン選択基準は、ゾーン特徴ワード、ゾーン特性情報、またはそうしたタイプの情報の両方に関して定義され得る。ゾーン選択基準が入力されると、SDKは、データライブラリ120における情報を評価し、基準を満たすゾーンに対応する輪郭描写情報122を取り出す。SDK101は、そのように取り出された輪郭描写情報の各組に関して、別々のジオフェンスを作成する。
[0091]図15におけるウィンドウ692および693を参照することによって理解されるように、選択基準入力を処理するための機構は、制御機能682および683を表示するための類似の方法で実施され得る。開発者は、ゾーン特性情報に関して定義されたゾーン選択基準を入力するために、ウィンドウ692を使用し得る。追加または代替として、開発者は、任意の数のゾーン特徴ワードに関して定義されたゾーン選択基準を入力するために、ウィンドウ693を使用し得る。いずれかのウィンドウ、または両方のウィンドウ内で、開発者は、論理演算子を使用することによって、複雑な検索基準を作成することができ得る。
[0092]図15は、開発者がデータライブラリ120からゾーン識別子、ゾーン輪郭描写情報、ゾーン特性情報、およびゾーン特徴ワード情報を取り出し、レビューできるようにするSDKインターフェース106機能を表す。この情報取出し機能によって、開発者は、たとえば、ゾーン表示地図204上に表されるゾーン上にマウスカーソルを置くことによって、ゾーンごとにそのような情報を取り出すことができ得る。図15に暗に示されるように、開発者は、ゾーン208上にマウスカーソルを置いている。ゾーン208は、前の図に表されるように、PerfectGame Baseball Stadiumに関して定義される。しかしながら、ゾーン208は、ウィンドウ684におけるアクティブゾーン表示基準を満たさない1組のゾーン特徴情報に対応するので、ゾーン表示地図204上に特には輪郭描写されない。それにもかかわらず、開発者のマウス入力に応答して、SDK101は、データライブラリ120から、ゾーン208に関して記憶されるゾーン情報609を取り出す。SDKインターフェース106は、ゾーン表示地図204上にこの取り出された情報を表示する。
[0093]アクティブゾーン選択基準ウィンドウ694に表されるように、開発者は、PerfectGame Baseball Stadiumに関して輪郭描写されたゾーン208に関するジオフェンスをちょうど作成した。このジオフェンスを作成するために、開発者は、ゾーン特徴ワード「野球(baseball)」、「完全試合(PerfectGame)」、および「スタジアム(stadium)」に基づいて、複雑なゾーン選択基準695を入力するために、ウィンドウ693を使用した。それに応答して、SDK101は、データライブラリ120において輪郭描写された各ゾーンに対応するゾーン情報についての問合せを行うために、ゾーン選択基準を使用した。208において表され、ゾーンID「完全試合スタジアム(PerfectGame Stadium)」によって参照されるゾーンがゾーン選択基準を満たす1組のゾーン特徴ワードに対応するので、692で表されるゾーン輪郭描写情報の組が取り出される。取り出された輪郭描写情報は、コード206に組み込まれ、それによって、PerfectGame Baseball Stadiumの周りのゾーン208に関してジオフェンスが作成される。ゾーン輪郭描写のコード206への組込みは、矢印658によって表される。
[0094]692および693において表されるものなどのゾーン選択機能によって、開発者は、ゾーン表示地図204とは無関係にゾーンを選択することができる。すなわち、ゾーンは、選択される表示地図204上に表される必要はない。さらに、多数のゾーンがライブラリ120において輪郭描写され、特定のゾーン特徴ワードが、ライブラリにおける多くの輪郭描写されたゾーンに共通である場合、開発者は、多くのゾーンのゾーン輪郭描写情報を効果的に取り出し、コード206に組み込むことができ得る。その上、多くのゾーンが選択されることになっているときでさえ、ゾーン選択プロセスは、開発者がウィンドウ692および/または693でゾーン選択基準を指定するためにかかるよりもわずかの時間で完了され得る。
[0095]追加の特徴(図示せず)によって、開発者は、ゾーン輪郭描写情報のいくつかの組、ならびに対応するゾーン位置決定情報の両方を参照するいくつかのジオフェンスモジュールを含むモバイルアプリケーションコードを生成することができ得る。加えて、SDKインターフェース106は、輪郭描写されたゾーンにおける位置決定機能(たとえば、基地局三角測量、RTTもしくはRSSIに基づく方法、GPSなど)に基づく方法でジオフェンスをアクティブ化させるように、位置決定情報とともに、モバイルデバイス162にゾーン輪郭描写情報を使用させるためのコードを、開発者が書くことができるようにするように設計され得る。この機能を使用することによって、開発者は、その実行時に、クライアントモバイルデバイス162が、様々なゾーンの位置決定機能に関係する順序で、ジオフェンスをアクティブ化するようなモバイルアプリケーションを作成し得る。たとえば、開発者は、アプリケーションソフトウェアを実行するとき、モバイルデバイスに、位置決定情報の多くのソースを有するゾーンに関するジオフェンスを最初にアクティブ化させるためのコードを設計することができた。さらに、コードは、デバイスがより多くの情報のソースを提供する任意の他のゾーンに近くないときのみ、モバイルデバイスに、より少ない情報のソースを有するゾーンに関してジオフェンスをアクティブ化させるように設計することができた。
[0096]次に、仮定的アプリケーション開発シナリオについて説明する。シナリオは、SDKインターフェース106の説明において説明された特徴を有するSDKインターフェースの開発者による使用を説明する。この仮定的な例は、モバイルアプリケーション開発者が、カリフォルニア州サンディエゴにおけるコーヒーの顧客を助ける目的でモバイルアプリケーションを作成するためにSDKインターフェース106を使用することを伴う。開発者は、クライアントモバイルデバイスがサンディエゴにあるとき、アプリケーションソフトウェアの実行が、モバイルデバイスに、デバイスに最も近い5つの最も近い喫茶店の位置および名前を決定させるように、アプリケーションを設計している。また、アプリケーションの実行は、デバイスに、それが喫茶店に持ち込まれたときを検出させ、そのような検出が行われたときはいつでも、クーポンおよび飲み物の推奨を検索するために、ワールドワイドウェブを使用させる。
[0097]このために、開発者は、デバイスの測地位置を表すデータに周期的にアクセスするように、各モバイルデバイスプロセッサに命令するコードをアセンブルするために、SDKインターフェース106を使用する。開発者は、各クライアントモバイルデバイスに、直列近接計算を行うために位置データの各更新されたインスタンスを使用させるためのコードをさらに意図する。各装置で、近接計算は、最も近い喫茶店を決定し、位置が喫茶店内にあるときを検出する目的で、サンディエゴにおける喫茶店の位置と、各位置とを比較することを伴う。この点について、開発者は、各クライアントモバイルデバイスが、サンディエゴにおける喫茶店の位置のうちの異なるものに関して各々定義される、一連のジオフェンスをアクティブ化するように、アプリケーションコードを設計することを望み得る。したがって、開発者は、コードが各サンディエゴの喫茶店の位置への正確な参照を含むように、ゾーン輪郭描写情報をアプリケーションコードに組み込むことを望み得る。
[0098]本開示より前に当技術分野において知られていた種類のSDKインターフェースを使用して、開発者は、ゾーン輪郭描写情報を作成し、一般に遭遇する可視プログラミング機能を使用することによって、情報をコードに組み込むことができた。これらの従来のプログラミング機能によって、開発者は、地図を視覚的に走査し、開発者に興味を起こさせる位置の周りに手動で線を引くためにマウスを使用することによって、輪郭描写情報のコードへのゾーンごとの組込みを実行することができる。当然、サンディエゴにおける多数の喫茶店の各々についてのゾーン輪郭描写情報を選択しようとする開発者にとっては、従来技術のインターフェースは重荷となる。開発者は、喫茶店の位置を決定するためにサンディエゴの地図を走査し、各位置で、ゾーンを輪郭描写するために、線を引かなければならない。
[0099]従来技術において知られているSDKインターフェースを使用することと比較して、仮定的開発者は、本明細書において記載された機能を有するSDKインターフェース106を使用して喫茶店ゾーン輪郭描写情報をより容易に選択することができた。仮定的開発者が喫茶店ゾーン輪郭描写情報を選択するために使用し得る1つの例示的なプロセスは、図16および図17を参照することで説明される。図16は、SDKインターフェース106のゾーン表示地図204のフォーカスされたビューである。ゾーン表示地図104は、サンディエゴ近辺(サンディエゴ近辺の各描写は仮定的であり、サンディエゴにおける実際の通りまたは建物に基づかない)にフォーカスするように、開発者によって操作されている。
[00100]図16は、開発者がウィンドウ682においてゾーン表示基準を入力した後、ゾーン表示地図204がどのように表示されるかを示す。実際は、図は、ゾーン特徴ワード「喫茶店(coffee shop)」(図示せず)に排他的に基づくアクティブゾーン表示基準によって制御されるとき、ゾーン表示地図204がどのように見え得るかを表すためのものである。SDKインターフェース106によって、開発者は、開発者のアプリケーション設計および意図に照らして重要でありそうな土地使用、商業的およびアクティビティエリアに関して輪郭描写されるゾーンを識別し、評価するために、「喫茶店」などの特徴ワードに基づいて、簡単な表示基準を使用することができる。
[00101]ゾーン表示基準を満たす各ゾーンは、ゾーン表示地図204上に重ねられた形状によって表される。このようにして、開発者は、特徴ワード「喫茶店(coffee shop)」を含む1組のゾーン特徴情報に対応する、ゾーン表示地図204の範囲内に位置する位置すべての輪郭描写されたゾーンを迅速に取り出して見ることができる。ゾーン表示地図204を参照することによって、開発者は、これらのゾーンが喫茶店の位置と実際に地理的に一致することを確認し、基礎をなすゾーン輪郭描写情報をコードに組み込むために、任意のまたはすべてのオーバーレイゾーン描写をクリックすることもできる。
[00102]図17は、図16に関して言及される基準よりも複雑であるゾーン表示基準を指定するために、開発者がSDKインターフェース106のゾーン選択ウィンドウ683を使用するときの仮定的ゾーン地図表示204の結果を示す。より複雑なゾーン表示基準を使用することによって、開発者は、それにもかかわらず、喫茶店でないにもかかわらず、開発者に興味があり得る他のコーヒー関連の会社に関して定義されるゾーンについての追加のゾーン輪郭描写情報を取り出すことができる。たとえば、図17におけるゾーン表示地図204上に表されるゾーン輪郭描写は、
Figure 0006602774
など表示基準に応答して出力され得る。図17に示すように、ゾーン表示地図204は、次に、図4Aにおいて表されていないいくつかの追加のオーバーレイ形状を示す。これらの形状は、ベーカリ、朝食食堂、およびファーストフードレストランに関して輪郭描写されたゾーンを示す。
[00103]前に、本開示は、ゾーンデータライブラリ120を開発者端末またはサーバ192に記憶することに加えて、データライブラリ120のコピーが、たとえばデバイス162など、クライアントモバイルデバイスに記憶され得ると述べた。この場合、SDKインターフェース106は、ここまで説明したように、正確に設計され、動作され得る。しかしながら、SDKインターフェースは、異なる開発者オプションを提供することもでき得る。
[00104]たとえば、ゾーン選択入力ウィンドウは、ゾーン選択基準がデータライブラリ120からゾーン輪郭描写データを取り出すために使用されないように動作し得る。したがって、ゾーン輪郭描写情報は、コード206に組み込まれない。むしろ、ゾーン選択ウィンドウによって、単純に、開発者は、(ゾーン特徴ワード、ゾーン特性情報、または両方に基づいて)ゾーン選択基準を指定し、コード206に組み込むことができる。
[00105]この場合、モバイルデバイス162におけるソフトウェア実行時に、モバイルデバイスプロセッサ163は、ゾーン輪郭描写をデータライブラリ120から取り出すためにゾーン選択基準を使用し、ソフトウェア内の補足的な指示に従って、ジオフェンスを作成し、アクティブ化するために、取り出された輪郭描写情報を使用することができ得る。モバイルアプリケーションソフトウェアがこのタイプの構成下で操作されるSDKを使用して生成されるとき、これらの送信がいかなるゾーン輪郭描写データをも含む必要がないので、モバイルアプリケーションソフトウェアをダウンロードすることに関連した送信データの量は大幅に低減され得る。実際は、そのような構成は、データライブラリが開発者のコンピュータ端末204またはサーバ192に記憶される必要生を不要にし得る。しかしながら、データライブラリ120への直接のアクセスを有していない開発者端末でSDK106が操作されるとき、いくつかのインターフェース機能、たとえばゾーン表示地図120は、非実用的であり得る。
[00106]加えて、モバイルデバイス162は、モバイルデバイスの位置の変化に基づいてジオフェンスのアクティブ化および非アクティブ化を命令するコード206を実行し得る。この場合、コードは、モバイルデバイス162がジオフェンスをアクティブ化するゾーン輪郭描写情報を指定する。指定されたゾーン輪郭描写情報は、ゾーンを超えたしきい値境界を含み得る。モバイルデバイス162は、周期的にその位置を決定し、位置がしきい値境界内にある各輪郭描写されたゾーンに関してジオフェンスをアクティブ化する。ジオフェンスがゾーンに関してアクティブ化されるが、次のモバイルデバイス162の位置がしきい値境界の外にあると決定されると、モバイルデバイス162は、ジオフェンスを非アクティブ化する。
[00107]図18は、SDK実装ソフトウェア102内で符号化され、SDKが使用される開発者コンピュータ端末204においてプロセッサによって実行され得る例示的なアルゴリズムである。図18は、表されるように、任意の数のゾーンに関するゾーン輪郭描写122情報の組を取り出し、取り出された輪郭描写情報の各セットに関するジオフェンスを作成するために、SDKによって使用され得る。たとえば、開発者が、ゾーン特徴ワードの組合せに基づいてゾーン選択基準を入力するとき、アルゴリズムが使用され得る。
[00108]表されるように、1802で、ゾーン選択機能が開発者インターフェースで表示される。ゾーン選択機能は、たとえば693で表されるウィンドウなどの入力ウィンドウとすることができる。1804で、SDK101は、開発者のゾーン選択基準の一部として、1組のQの指定されたゾーン特徴ワードを受信する。1806で、SDK101は、セット(X)にアクセスする。セットXは、データライブラリ120に記憶されるゾーン輪郭描写データのZONEMAXセットから成る。ZONEMAXは、データライブラリ120において輪郭描写されるゾーンの数を表すために使用される変数である。
[00109]1808で、SDKは、セットYにアクセスする。セットYは、データライブラリ120において輪郭描写されるZONEMAXゾーンのうちの1つに対応する様々な特徴ワードセット124から成る。次に、1810で、SDKは、空のリストBを初期化する。リストBは、1802に関して言及されたゾーン選択基準を満たすために後で決定される任意のゾーンを記憶するために初期化される。加えて、1812で、カウント変数(COUNT)が1に初期化される。
[00110]1812で、空のセットMが初期化される。その後、1814で、セットMは、セットQとUREWORDSETCOUNTとの共通部分に等しくなるように設定される。1816で、MがQと比較される。MがQに等しい場合、1818で、ZONECOUNTがリストBに追加される。1822で、COUNT=ZONEMAXである場合、リストBにおける各ZONEJは、モバイルデバイスに後で送信され(通常、サーバを介して)、モバイルデバイスにおけるジオフェンスのアクティブ化をもたらすモバイルアプリケーションソフトウェアに組み込まれる。代替的に、1822でCOUNTがZONEMAXに等しくない場合、1826でCOUNTが増分され、COUNT=ZONEMAXまでステップ1816〜1822の反復が実行される。COUNT=ZONEMAXのとき、前に説明したように、ステップ1824が実行される。
[00111]図19は、本開示による例示的な動作を表す。1902で、地図が表示される。地図は、ユーザによって選択可能な1つまたは複数の地理的エンティティを備える。1904で、1つまたは複数の地理的エンティティのうちの少なくとも1つの地理的エンティティのユーザによる選択に応答して、選択された少なくとも1つの地理的エンティティに対応する少なくとも1つのジオフェンスが作成される。
[00112]図20は、本開示による例示的な動作を表す。2002で、SDK101モバイルデバイス162または他のコンピューティング装置は、ユーザによって提供される第1の入力を受信し、第1の入力は、1つまたは複数のキーワードを含む。2004で、第1の地理的エンティティが1つまたは複数のキーワードに一致する属性を有することを決定することに応答して、SDK、モバイルデバイス、または他の装置は、場合に応じて、第1の地理的エンティティに対応するジオフェンスを作成する。
[00113]図21は、本開示による例示的な動作を表す。2102で、SDK101、モバイルデバイス162、または他の処理装置は、場合に応じて、ワードを指定する第1の基準を受信する。2104で、SDK101、モバイル162デバイス、または他の装置は、場合に応じて、ワードに一致する特徴を有する地理的エンティティに関して第1のジオフェンスを作成する。
機械学習技法を使用する大きいデータライブラリのアセンブリ
[00114]データライブラリ120は、地図、地図帳、定期刊行物、政府または市販のデータベース、国勢調査報告、土地調査または任意の他のデジタル化された情報のソースから大量のデータを処理するように設計されたコンピュータアルゴリズムを使用してアセンブルされ得る。アルゴリズムは、ゾーンが輪郭描写されるべき土地面積を決定し、データライブラリ120に記憶されるゾーン描写情報を生成することによってこれらのゾーンを輪郭描写するように設計され得る。また、アルゴリズムは、各輪郭描写されたゾーンの特徴、属性、特性などの学習、およびこれらのゾーンに関して作成されたゾーン特性情報またはゾーン機能情報の組にこの情報を記憶することを可能にするようにも設計され得る。
[00115]そのようなアルゴリズムは、地図情報および地図上に表示される特徴に基づいてゾーン輪郭描写のための土地面積を決定するように設計され得る。そのようなプロセスの1つの具体的な例として、アルゴリズムは、公園、自然エリア、および他の屋外アトラクションの位置および寸法を決定し、そのような各エリアに関するゾーンを輪郭描写するための特定のステップを含み得る。これらのステップは、緑の色で表されるエリアを捜して走査する、たとえば「公園(park)」、「森林(forest)」、「保護区(reserve)」、「庭園(gardens)」、「自然エリア(nature area)」など1つまたは複数のワードを含む名前でラベル付けされる、コンピュータ化された地図を含み得る。そのような描写が地図上で検出されると、関連した公園エリアが表されたエリアにあると決定される。表されたエリアのサイズなど、いくつかの関連の基準に基づいて、たとえば、関連の基準を満たす表された公園エリアに関するゾーンが輪郭描写されるべき旨の決定が行われ得る。次いで、次のアルゴリズムステップは、そのような各関連エリアの外縁の位置を決定するために、地図のコンピュータ化された分析を伴い得る。
[00116]この点で、分析は、特に、各関連エリアの表された端部を検出するために、色の変化(たとえば白上の緑の色遷移)のためのコンピュータ化された走査を伴い得る。エリアの表された端部が検出されると、次のステップは、検出された端部と地理的に一致する一連の多くの間隔が密な測地点を計算することを伴い得る。次いで、緯度および経度の座標を使用して表され得る、これらの測地点は、地図上で見つかる関連エリアの描写に関して定義されるゾーンについてのゾーン輪郭描写データとして使用され得る。
[00117]類似の一連のステップは、エリア特性、使用、または認識に関係なく、任意の関連エリアの位置および境界を検出し、決定するために、知的に使用され得る。特に、デジタル化された地図の多くのソースが膨大な量の詳細なきめ細かい地図データおよび描写を提供することを述べるだけの価値がある。たとえば、現在、Google(登録商標) MapsおよびGoogle Earthなどのウェブベースの地図製作作成サービスは、政治的な境界、土地使用、土地所有分割、および都市計画配分を正確に表す非常に詳細な地図を提供する。たとえば、Google Earthは、会社オフィス、公園、病院、モール、駐車場、および他のそのような機関によって占められるエリアを正確に表す。一例として、Google Mapsは、ショッピングモールによって占められる正確な土地面積を頻繁に表示し、ショッピングモールの床面積がモール空間を占める商業施設の中でどのように分割されるかをさらに輪郭描写する。
[00118]したがって、Google Mapsなどの地図製作サービスは、アプリケーション開発者がジオフェンスを実施することを望み得る土地面積を識別し、これらのエリアに関する情報を取得するためのアルゴリズムを使用して掘り出され得る豊かなデータを提供する。
[00119]関係すると決定されたエリアに関してひとたびゾーンが輪郭描写されると、次のアルゴリズムステップは、ゾーンの基本的なサイズ、形状、および寸法属性を決定するために計算を実行することを伴い得る。たとえば、ゾーンのサイズは、測地点の集合によって限定されるエリアを計算するための任意の数の一般に知られている数学的技法を使用して計算され得る。ゾーンの平均高度、最も高い高度、または最も低い高度は、高度が測地座標にインデックス付けされる任意のデジタル化された地形図または地形テーブルから高度情報を抽出するために、ゾーン輪郭描写データを使用するように設計されたソフトウェアモジュールを実行することによって取得され得る。ゾーンの平均雨量、温度、風、または他の天候特性は、同様に、デジタル化された天気図、テーブル、または地図帳から情報を取得するように設計されたモジュールの実行を介して取得され得る。
[00120]その後、他のゾーン特性または特徴または属性は、ゾーンに関係する郵便番号、所在地住所、または政治的情報の参照を介して決定され得る。そのような情報も、オンラインマッピングサービスを提供するために使用されるHTMLコードによって示される地図および地図データのコンピュータ化された走査を介して取得され得る。この点について、いくつかのウェブベースのマッピングサービスが、輪郭描写された個々の商業拠点だけでなく、利用可能であるとき、商業施設名、住所、および電話番号も描写することを認識することは重要である。この情報は、施設に関する情報を含むクライアントレビューもしばしば付随する。この莫大な情報は、ワールドワイドウェブを介してアクセス可能なHTMLコードを介して伝達される。したがって、当該のエリアがゾーン輪郭描写のために識別されるとき、ゾーン特徴ワードは、十分な量のこの追加情報を分析することによって確認され得る。
[00121]説明では、実施形態の完全な理解が得られるように具体的な詳細を与えた。ただし、実施形態は、これらの具体的な詳細なしに実施され得る。たとえば、実施形態を不明瞭にすることを避けるために、よく知られている回路、プロセス、アルゴリズム、構造、および技法を不要な詳細なしに示した。この説明は、例示的な実施形態のみを与えるものであり、本発明の範囲、適用性、または構成を限定するものではない。むしろ、実施形態の上述の説明は、本発明の実施形態を実装することを可能にする説明を当業者に与えるものである。本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、要素の機能および構成において様々な変更が行われ得る。
[00122]また、いくつかの実施形態については、流れ図またはブロック図に示されたプロセスとして説明した。各々が、動作を逐次プロセスとして説明することがあるが、動作の多くは並行してまたは同時に行われ得る。加えて、動作の順序は、並べ替えられ得る。プロセスは、図に含まれない追加のステップを有し得る。さらに、本方法の実施形態は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、またはこれらの任意の組合せによって実装され得る。ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、またはマイクロコードで実装されるとき、関連タスクを行うためのプログラムコードまたはコードセグメントは、記憶媒体などのコンピュータ可読媒体に記憶され得る。プロセッサは、関連タスクを行い得る。
[00123]いくつかの実施形態を説明したが、本開示の趣旨から逸脱することなく、様々な変更形態、代替構成、および等価物が使用され得る。たとえば、上記の要素は、より大きいシステムの構成要素にすぎないことがあり、他のルールが、本発明の適用例よりも優先するかまたはさもなければ本発明の適用例を変更し得る。また、上記の要素が考慮される前に、考慮されている間に、または考慮された後に、いくつかのステップが行われ得る。したがって、上記の説明は、本開示の範囲を限定しない。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ジオフェンスをプロビジョニングする方法であって、前記方法が、コンピューティングデバイスにおいて実施され、
ユーザによって選択可能な1つまたは複数の地理的エンティティを備える地図を表示することと、
前記1つまたは複数の地理的エンティティのうちの少なくとも1つの地理的エンティティの前記ユーザによる選択に応答して、前記選択された少なくとも1つの地理的エンティティに対応する少なくとも1つのジオフェンスを作成することと
を備える方法。
[C2]
前記地図を表示することが、
前記ユーザによって選択可能な複数の地理的エンティティを表示することと、
前記複数の地理的エンティティのうちの第1の地理的エンティティを前記ユーザが選択するための推奨を表示することと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記ユーザが、1つまたは複数のキーワードを入力することによって、1つまたは複数の地理的エンティティを選択できるようにするインターフェースを提供することと、
前記ユーザによって入力されるキーワードを受信することと、
第2の地理的エンティティが前記入力されたキーワードに一致する属性に関連することを決定することに応答して、前記第2の地理的エンティティに対応するジオフェンスを作成することと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C4]
前記ユーザが、1つまたは複数のキーワードを入力することによって、前記地図を変更できるようにするインターフェースを提供することと、
前記ユーザによって入力されるキーワードを受信することと、
前記複数の地理的エンティティの第3の地理的エンティティの属性が、前記入力されたキーワードに一致しないことを決定することに応答して、前記第3の地理的エンティティを表示するのを中止することと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C5]
前記推奨を表示することが、
前記複数の地理的エンティティのうちの前記第1の地理的エンティティを強調表示すること、前記複数の地理的エンティティのうちの前記第1の地理的エンティティの太い輪郭を示すこと、またはそれらの組合せのうちの少なくとも1つを備える第1の描写方法を使用して前記複数の地理的エンティティのうちの前記第1の地理的エンティティを表すこと
を備える、C2に記載の方法。
[C6]
前記複数の地理的エンティティのうちの前記第1の地理的エンティティが推奨基準を満たすことを決定することに応答して、前記第1の描写方法を使用して前記複数の地理的エンティティのうちの前記第1の地理的エンティティを表すことが実行される、
C5に記載の方法。
[C7]
前記複数の地理的エンティティのうちの前記第1の地理的エンティティが前記推奨基準を満たすことを決定することが、前記複数の地理的エンティティのうちの前記第1の地理的エンティティの前の選択の数に基づく、C6に記載の方法。
[C8]
前記複数の地理的エンティティのうちの前記第1の地理的エンティティが前記推奨基準を満たすことを決定することが、前記複数の地理的エンティティのうちの前記第1の地理的エンティティの近くで利用可能なモバイルデバイス位置特定リソースを示す情報に基づく、C6に記載の方法。
[C9]
前記1つまたは複数の地理的エンティティの各々に関するゾーン輪郭描写情報を記憶することをさらに備え、前記少なくとも1つのジオフェンスを作成することが、前記少なくとも1つの地理的エンティティの各々に関する前記ゾーン輪郭描写情報を参照するコードを生成することを含む
C1に記載の方法。
[C10]
ジオフェンスをプロビジョニングする方法であって、前記方法が、コンピューティングデバイスにおいて実施され、
ユーザによって提供される第1の入力を受信することと、前記第1の入力が1つまたは複数のキーワードを含む、
第1の地理的エンティティが前記1つまたは複数のキーワードに一致する属性を有することを決定することに応答して、前記第1の地理的エンティティに対応するジオフェンスを作成することと
を備える方法。
[C11]
前記ユーザによって入力される論理的表現を受信することと、前記論理的表現が複数のキーワードと少なくとも1つの論理演算子とを含む、
前記論理的表現を満たすように、前記複数のキーワードに一致する属性を有する追加の地理的エンティティを識別することと、
前記追加の地理的エンティティを識別することに応答して、前記追加の地理的エンティティに対応するジオフェンスを作成することと
をさらに備える、C10に記載の方法。
[C12]
前記ユーザから入力を受信することと、前記入力が複数のキーワードを含む、
第2の地理的エンティティの属性と前記複数のキーワードとの間の属性−キーワードの一致の第1の量と、
第3の地理的エンティティの属性と前記複数のキーワードとの間の属性−キーワードの一致の第2の量と
を比較することと、
前記第1の量が前記第2の量よりも大きいことを決定することに応答して、前記第2の地理的エンティティに対応するジオフェンスを作成することと
をさらに備える、C9に記載の方法。
[C13]
前記比較の結果に基づいて前記第3の地理的エンティティよりも前記第2の地理的エンティティを優先させることと、
前記第3の地理的エンティティよりも前記第2の地理的エンティティが優先されることに基づいて、第1の組の位置特定情報のソースおよび第2の組の位置特定情報のソースを定義することと、
前記第2の地理的エンティティに対して前記モバイルデバイスの第1の位置を決定することと、前記第1の位置を決定することが、前記第1の組の前記ソースを使用することを含む、
前記第3の地理的エンティティに対して前記モバイルデバイスの第2の位置を決定することと、前記第2の位置を決定することが、前記第2の組の前記ソースを使用することを含む、
をさらに備える、C12に記載の方法。
[C14]
前記第1の地理的エンティティに対応するジオフェンスを作成することが、モバイルデバイスが第1の位置にあることを決定することに応答して実行される、C10に記載の方法。
[C15]
前記第1の地理的エンティティに対応する前記ジオフェンスを作成することの後に、前記モバイルデバイスが第2の位置にあることを決定することと、
前記モバイルデバイスが前記第2の位置にあることを決定することに応答して、第2の地理的エンティティに対応するジオフェンスを作成することと、
前記第2の位置および前記第1の位置を分離する距離を決定することと、
前記距離が距離しきい値を超えることを決定することと、
前記距離が前記距離しきい値を超えることを決定することに応答して、前記第1の地理的エンティティに対応する前記ジオフェンスを非アクティブ化することと
をさらに備える、C14に記載の方法。
[C16]
ジオフェンスをプロビジョニングするように構成された装置であって、
メモリと、
前記メモリに結合され、
ユーザによって選択可能な1つまたは複数の地理的エンティティを備える地図を表示し、
少なくとも1つの地理的エンティティの前記ユーザによる選択に応答して、前記選択された少なくとも1つの地理的エンティティに対応する少なくとも1つのジオフェンスを作成する
ように構成されるプロセッサと
を備える装置。
[C17]
前記地図が複数のエンティティを備え、前記プロセッサが、前記ユーザが前記複数の地理的エンティティのうちの第1の地理的エンティティを選択する旨の推奨を表示するようにさらに構成される、C16に記載の装置。
[C18]
前記プロセッサが、
前記ユーザが、1つまたは複数のキーワードを入力することによって、地理的エンティティを選択できるようにするインターフェース機能を提供し、
前記ユーザによって入力されるキーワードを受信し、
第2の地理的エンティティが前記入力されたキーワードに一致する属性に関連することを決定することに応答して、前記第2の地理的エンティティに対応するジオフェンスを作成する
ようにさらに構成される、C17に記載の装置。
[C19]
前記プロセッサが、
前記複数の地理的エンティティのうちの前記第1の地理的エンティティを強調表示すること、前記複数の地理的エンティティのうちの前記第1の地理的エンティティの太い輪郭を示すこと、またはそれらの組合せのうちの少なくとも1つを備える第1の描写方法を使用して前記複数の地理的エンティティのうちの前記第1の地理的エンティティを表すこと
によって前記推奨を表示するように構成される、C17に記載の装置。
[C20]
さらに、前記プロセッサが、
前記複数の地理的エンティティのうちの前記第1の地理的エンティティが推奨基準を満たすことを決定することに応答して、前記第1の描写方法を使用して前記複数の地理的エンティティのうちの前記第1の地理的エンティティを表すように構成される、
C19に記載の装置。
[C21]
前記プロセッサが、前記複数の地理的エンティティのうちの前記第1の地理的エンティティの前の選択の数に基づいて、前記複数の地理的エンティティのうちの前記第1の地理的エンティティが前記推奨基準を満たすことを決定するように構成される、C20に記載の装置。
[C22]
前記プロセッサが、前記複数の地理的エンティティのうちの前記第1の地理的エンティティの近くで利用可能なモバイルデバイス位置特定リソースを表す情報に基づいて、前記複数の地理的エンティティのうちの前記第1の地理的エンティティが前記推奨基準を満たすことを決定するように構成される、C20に記載の装置。
[C23]
前記プロセッサが、
前記1つまたは複数の地理的エンティティの各々に関するゾーン輪郭描写情報を記憶し、
前記少なくとも1つの地理的エンティティの各々に関する前記ゾーン輪郭描写情報を参照するコードを生成することによって、前記少なくとも1つのジオフェンスを作成する
ように構成される、C16に記載の装置。
[C24]
ジオフェンスをプロビジョニングするための装置であって、
メモリと、
前記メモリに結合され、
ユーザによって提供される第1の入力を受信し、前記第1の入力が1つまたは複数のキーワードを含む、
前記1つまたは複数のキーワードに一致する属性を有する第1の地理的エンティティを決定し、
前記第1の地理的エンティティに対応するジオフェンスを作成する
ように構成されるプロセッサと
を備える装置。
[C25]
前記プロセッサが、利用可能なキーワードのリストを表示するようにさらに構成され、前記第1の入力が、前記リストから選択された1つまたは複数のキーワードを備える、C24に記載の装置。
[C26]
前記第1の入力が、論理的表現を備え、前記論理的表現が、複数のキーワードと、少なくとも1つの論理演算子とを含み、前記プロセッサが、
前記論理的表現を満たすように、前記複数のキーワードに一致する属性を有する追加の地理的エンティティを識別し、
前記追加の地理的エンティティに対応するジオフェンスを作成する
ようにさらに構成される
C24に記載の装置。
[C27]
前記第1の入力が複数のキーワードを備え、前記プロセッサが、
第2の地理的エンティティの属性と前記複数のキーワードとの間の属性−キーワードの一致の第1の量と、
第3の地理的エンティティの属性と前記複数のキーワードとの間の属性−キーワードの一致の第2の量と
を比較し、
前記第1の量が前記第2の量よりも大きいことを決定することに応答して、前記第2の地理的エンティティに対応するジオフェンスを作成し、
前記比較の結果に基づいて位置特定情報のソースを選択する
ようにさらに構成される
C24に記載の装置。
[C28]
前記プロセッサが、
前記比較の前記結果に基づいて前記第3の地理的エンティティよりも前記第2の地理的エンティティを優先させ、
前記第3の地理的エンティティよりも前記第2の地理的エンティティが優先されることに基づいて、第1の組の位置特定情報のソースおよび第2の組の位置特定情報のソースを定義し、
前記第2の地理的エンティティに対して前記モバイルデバイスの第1の位置を決定し、前記第1の位置を決定することが、前記第1の組の前記ソースを使用することを含む、
前記第3の地理的エンティティに対して前記モバイルデバイスの第2の位置を決定する、前記第2の位置を決定することが、前記第2の組の前記ソースを使用することを含む、
ようにさらに構成される、C27に記載の装置。
[C29]
前記プロセッサが、
モバイルデバイスが第1の位置にあることを決定することに応答して、前記第1の地理的エンティティに対応する前記ジオフェンスを作成する
ように構成される、C28に記載の装置。
[C30]
前記プロセッサが、
前記モバイルデバイスが前記第2の位置にあることを決定することに応答して、第2の地理的エンティティに対応するジオフェンスを作成し、
前記第2の位置と前記第1の位置との間の距離を決定し、
前記距離が距離しきい値を超えることを決定し、
前記距離が前記距離しきい値を超えることを決定することに応答して、前記第1の地理的エンティティに対応する前記ジオフェンスを非アクティブ化する
ようにさらに構成される、C29に記載の装置。

Claims (15)

  1. クライアントデバイスのためにジオフェンスをプロビジョニングする方法であって、前記方法が、コンピューティングデバイスにおいて実施され、
    1つまたは複数の地理的エンティティを備える地図を表示することと、前記表示された前記1つまたは複数の地理的エンティティの各々は、ユーザによって選択可能であり、かつ前記地理的エンティティの境界を定義する予め記憶されたゾーン輪郭描写情報に関連する、
    前記表示に応答して、前記1つまたは複数の地理的エンティティについての前記ユーザによる選択を受信することと、
    前記受信に応答して、前記選択された地理的エンティティに対応する、少なくとも1つのジオフェンスを作成することと
    を備え、前記少なくとも1つのジオフェンスを作成することは、前記少なくとも1つのジオフェンスが、前記予め記憶されたゾーン輪郭描写情報によって定義された境界を含むように、前記1つまたは複数の選択された地理的エンティティの各々に関連する前記予め記憶されたゾーン輪郭描写情報を識別することを含む、方法。
  2. 前記地図を表示することが、
    前記ユーザによって選択可能な複数の地理的エンティティを表示することと、
    前記複数の地理的エンティティのうちの第1の地理的エンティティを前記ユーザが選択するための推奨を表示することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ユーザが、1つまたは複数のキーワードを入力することによって、1つまたは複数の地理的エンティティを選択できるようにするインターフェースを提供することと、
    前記ユーザによって入力されるキーワードを受信することと、
    第2の地理的エンティティが前記入力されたキーワードに一致する属性に関連することを決定することに応答して、前記第2の地理的エンティティに対応するジオフェンスを作成することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記ユーザが、1つまたは複数のキーワードを入力することによって、前記地図を変更できるようにするインターフェースを提供することと、
    前記ユーザによって入力されるキーワードを受信することと、
    前記複数の地理的エンティティの第3の地理的エンティティの属性が、前記入力されたキーワードに一致しないことを決定することに応答して、前記第3の地理的エンティティを表示するのを中止することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記推奨を表示することが、
    前記複数の地理的エンティティのうちの前記第1の地理的エンティティを強調表示すること、前記複数の地理的エンティティのうちの前記第1の地理的エンティティの太い輪郭を示すこと、またはそれらの組合せのうちの少なくとも1つを備える第1の描写方法を使用して前記複数の地理的エンティティのうちの前記第1の地理的エンティティを表すこと
    を備える、請求項2に記載の方法。
  6. 前記複数の地理的エンティティのうちの前記第1の地理的エンティティが推奨基準を満たすことを決定することに応答して、前記第1の描写方法を使用して前記複数の地理的エンティティのうちの前記第1の地理的エンティティを表すことが実行される、
    請求項5に記載の方法。
  7. 前記複数の地理的エンティティのうちの前記第1の地理的エンティティが前記推奨基準を満たすことを決定することが、前記複数の地理的エンティティのうちの前記第1の地理的エンティティの前の選択の数に基づく、または前記複数の地理的エンティティのうちの前記第1の地理的エンティティの近くで利用可能なモバイルデバイス位置特定リソースを示す情報に基づく、請求項6に記載の方法。
  8. 前記少なくとも1つのジオフェンスを作成することが、前記予め記憶されたゾーン輪郭描写情報を参照するコードを生成することを含む、請求項1に記載の方法。
  9. モバイルデバイスのためにジオフェンスをプロビジョニングする方法であって、前記方法が、コンピューティングデバイスにおいて実施され、
    1つまたは複数の地理的エンティティの各々に関連する予め記憶されたゾーン輪郭描写情報を記憶することと、前記予め記憶されたゾーン輪郭描写情報は、前記地理的エンティティの境界を定義する、
    ユーザによって提供される第1の入力を受信することと、前記第1の入力が1つまたは複数のキーワードを含む、
    前記1つまたは複数の地理的エンティティのうちの第1の地理的エンティティが前記1つまたは複数のキーワードに一致する属性を有することを決定することと、
    前記第1の地理的エンティティに対応するジオフェンスを作成することと
    を備え、前記ジオフェンスを作成することは、前記ジオフェンスが前記予め記憶されたゾーン輪郭描写情報によって定義された境界を含むように、前記地理的エンティティに関連する前記予め記憶されたゾーン輪郭描写情報を識別することを含む、方法。
  10. 前記ユーザによって入力される論理的表現を受信することと、前記論理的表現が複数のキーワードと少なくとも1つの論理演算子とを含む、
    前記論理的表現を満たすように、前記複数のキーワードに一致する属性を有する追加の地理的エンティティを識別することと、
    前記追加の地理的エンティティを識別することに応答して、前記追加の地理的エンティティに対応するジオフェンスを作成することと
    をさらに備える、請求項9に記載の方法。
  11. 前記ユーザから入力を受信することと、前記入力が複数のキーワードを含む、
    第2の地理的エンティティの属性と前記複数のキーワードとの間の属性−キーワードの一致の第1の量と、
    第3の地理的エンティティの属性と前記複数のキーワードとの間の属性−キーワードの一致の第2の量と
    を比較することと、
    前記第1の量が前記第2の量よりも大きいことを決定することに応答して、前記第2の地理的エンティティに対応する第2のジオフェンスを作成することと
    をさらに備える、請求項10に記載の方法。
  12. 前記比較の結果に基づいて前記第3の地理的エンティティよりも前記第2の地理的エンティティを優先させることと、
    前記第3の地理的エンティティよりも前記第2の地理的エンティティが優先されることに基づいて、第1の組の位置特定情報のソースおよび第2の組の位置特定情報のソースを定義することと、
    前記第2の地理的エンティティに対して前記モバイルデバイスの第1の位置を決定することと、前記第1の位置を決定することが、前記第1の組の前記ソースを使用することを含む、
    前記第3の地理的エンティティに対して前記モバイルデバイスの第2の位置を決定することと、前記第2の位置を決定することが、前記第2の組の前記ソースを使用することを含む、
    をさらに備える、請求項11に記載の方法。
  13. 前記第1の地理的エンティティに対応するジオフェンスを作成することが、モバイルデバイスが第1の位置にあることを決定することに応答して実行され、前記方法は、
    前記第1の地理的エンティティに対応する前記ジオフェンスを作成することの後に、前記モバイルデバイスが第2の位置にあることを決定することと、
    前記モバイルデバイスが前記第2の位置にあることを決定することに応答して、第2の地理的エンティティに対応するジオフェンスを作成することと、
    前記第2の位置および前記第1の位置を分離する距離を決定することと、
    前記距離が距離しきい値を超えることを決定することと、
    前記距離が前記距離しきい値を超えることを決定することに応答して、前記第1の地理的エンティティに対応する前記ジオフェンスを非アクティブ化することと
    をさらに備える、請求項9に記載の方法。
  14. ジオフェンスをプロビジョニングするように構成された装置であって、
    メモリと、
    前記メモリに結合され、請求項1−8に記載のいずれか一項のステップを実行するように構成されるプロセッサと
    を備える、装置。
  15. ジオフェンスをプロビジョニングするための装置であって、
    請求項9において言及されたような予め記憶されたゾーン輪郭描写情報を記憶するように構成されたメモリと、
    前記メモリに結合され、請求項9−13のいずれか一項のステップを実行するように構成されるプロセッサと
    を備える、装置。
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