JP6600773B1 - 虫取り器 - Google Patents

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Abstract

【課題】虫に触れることなく、虫を潰すことなく簡単に捕獲・放出でき、軽量、コンパクトで低コストな虫取り器を提供する。【解決手段】両側端面が開口された本体2と前記本体2の上端部の内部から挿入する蓋状操作部と前記蓋状操作部3に装着したフレキシブルシート4と前記本体底板の開口まで前記フレキシブルシート4を誘導するためのガイド材を備え、前記蓋状操作部3を下に押し下げることによって連動して、前記フレキシブルシート4が前記ガイド材に沿って前記本体底板の開口まで湾曲して押し下げられ、前記本体底板の開口で捕集した虫を前記フレキシブルシート4が前記本体底板の開口を内部から覆って閉口するような形で作動して、前記本体の格納場所9に虫をワンタッチで捕獲し、蓋状操作部3を上に上げることによって前記フレキシブルシート4が前記本体底板の開口を開口することが出来て虫をワンタッチで放出処分できることを特徴とする虫取り器1。【選択図】図1

Description

本発明は虫が嫌いな方でも手で触れることなく使用できる虫取り器に関する。
住居で出現する虫は予め粘着性の固定捕獲装置を設置して捕獲することが出来るが、どことなく移動する虫の性質上、突然出た時には殺虫剤を使い、又、ティッシュペーパー等で捕獲し、処分することが一般的に行われている。
粘着性の固定捕獲装置は、虫をわざわざ探す必要もなく、気がつかないうちに虫を捕獲することができ、又、別の場所に虫が突然出た場合でも殺虫剤を使用すれば簡単に処分し対応することができる。
しかしながら、虫は固定捕獲装置とは別の予期しない場所に出る場合があり、ティッシュペーパー等々で捕獲して可哀想だからそのまま逃がそうとしても誤って潰したり、逃げられたりすることがあったりと、簡単に捕獲出来ない場合がある。又、虫が嫌いな方にはそれがストレスになったり、殺虫剤をむやみに使うと、人体やペットにも害を及ぼす恐れがある。
本発明に近い技術として、特開2008-022838号公報に開示されたものがある。この従来の捕獲器は、図4に示すごとく、容器を虫にかぶせ、底部をスライドさせて閉じることにより、虫を殺傷することなく捕獲し、底部をスライドさせて開くことにより、虫を無傷で解放することを目的とする容器というように形成された虫の捕獲器であるが、虫の捕獲時に容器とスライドさせる底部の2つの部品を持って捕獲作業をすることは難がある。容器を虫の上から被せて、その状態を保持したまま、底部をスライドさせて虫を捕獲することは、使いなれていない方は簡単にはいかない場合があるし、特にご年配の方が2つの部品を持ち運んで虫の捕獲に使いこなすのは容易ではない。さらに、虫を捕獲するには容器を虫に被せて、底部を差し込むという2段階の動作をするので捕獲を瞬時にすることは出来ないし、しかもこの動作は両手を使わなくてはならないので非常に不便である。ついで、虫を容器に捕獲してからは支持部位に底部を載せるという簡単な容器の構造だけに、虫を入れた容器をしかるべきところへ持って運ぶ際、運ぶことによる振動や虫が容器から逃げようと激しく動くような動作によっては、容器の支持部位から底部が簡単に外れてしまうような構造であるため、せっかく虫の捕獲をしても取扱いによっては逃がしてしまうケースも考えられる。
本発明は、このように虫が急に出た際の対応の現状とまた従来の不具合に鑑みて開発されたものであり、突然虫が出ても、虫が嫌いな方でも手に触れることや潰すことなく片手でワンタッチで簡単に捕獲することが出来るように持ち運びが便利で軽量な捕獲装置であり、虫を瞬時に捕獲することが出来ること、そして、虫を捕獲した後、虫を格納場所から簡単に外に逃がさないでワンタッチで放出処分することも出来る虫取り器であり、さらに、虫にさほど近寄らなくても捕獲することが可能である虫取り器を提供せんとするものである。
操作部が蓋状操作部(操作部に相当する)である虫取り器は、両側端面が開口された本体(ケースに相当する)と前記本体の上端部内部から挿入する前記蓋状操作部に接続されるフレキシブルシートと前記フレキシブルシートを前記本体底板の開口まで誘導するためのガイドを備え、前記蓋状操作部を前記本体の上から下に押し下げることにより、前記フレキシブルシートが前記ガイドに沿って起立した前記フレキシブルシートの下部がを水平方向へと転向して案内し、前記本体底板の開口で捕集した虫を前記フレキシブルシートが前記本体底板の開口を内部から覆って閉口するような形で作動して、前記本体の格納場所に虫をワンタッチで捕獲し、さらに、前記蓋状操作部を前記本体の上へと押し上げることにより、前記フレキシブルシートが前記本体底板の開口を開口することが出来て虫をワンタッチで放出処分もできるように構成されていることを特徴とする虫取り器である。(図1参照)
さらに、操作部がピストン状操作部(操作部に相当する)である虫取り器は、虫を捕集する開口付きの本体(ケースに相当する)と前記本体の上端部に取り付けられた筒状のシリンダーと、
前記本体と前記シリンダーに収容されたピストンと、前記ピストンの下端部に接続するフレキシブルシートと前記ピストンを取り付ける為のキャプ材と前記フレキシブルシートを前記本体底板の開口まで誘導するためのガイドを備え、前記ピストン状操作部を前記本体の上から下に押し下げることにより、前記フレキシブルシートが前記ガイドに沿って、起立したフレキシブルシートの下部を水平方向へと転向して案内し、前記本体底板の開口で捕集した虫を前記フレキシブルシートが前記本体底板の開口を内部から覆って閉口するような形で作動して、前記本体の格納場所に虫をワンタッチで捕獲し、さらに、前記ピストン状操作部を前記本体の上へと押し上げることにより、前記フレキシブルシートが前記本体底板の開口を開口することが出来て虫をワンタッチで放出処分もできるように構成されていることを特徴とする虫取り器である。(図4参照)
本発明は新規且つ有用な虫取り器でありながら構造が簡単であるため、製造コストが安価であり、虫を物理的に効率良く捕獲するのに適している。各家庭の各部屋に設置しておけば、虫が急に出た場合でも逃がさずに生きたまま捕獲して室外へと放出したり、虫嫌いな方でも手に触れることなく、潰すことなく片手でワンタッチで簡単に捕獲し、放出処分することが出来る虫取り器である。尚、殺虫することなくそのまま室外へと放出する実施を幾度か施行していて感じたことは、子供が小さい時から虫の捕獲、放出ということを気軽に体験していただいて生命の大切さということを何か少しでも得ることができればということを切に感じた次第であります。
次に図面を参照して操作部が蓋状操作部(操作部に相当する)である虫取り器と、操作部がピストン状操作部(操作部に相当する)である虫取り器、及び操作部がピストン状操作部の変形形態(操作部に相当する)の虫取り器の本発明の好ましい実施の形態を説明するが、どの操作部がついた虫取り器も請求項1〜請求項5は構造的にともに共通点があるため、好ましい実施の形態に係る説明で構造の共通部分で重複する説明は省くものとする。また、図形の説明に整い図2のaの断面図の左側を前面側、右側を背面側、その間の面を側面側と表現する。
図1は、本発明の好ましい実施の形態に係る虫取り器についての断面図である。図面を参照して詳細を具体的に説明する。操作部が蓋状操作部(操作部に相当する)である虫取り器は図1において全体として参照符号1で示される。本発明の好ましい実施の形態に係る虫取り器は、上下両端面が開口された本体2(ケースに相当する)を有してしている。
本体2は図1のcが示すように上端部の開口の先端は切りっぱなし状の形状等で形成し、本体底板の開口6は口型に縁面を残して形成し、フレキシブルシート4の下部が下降し、本体2の本体直角部11で、勾配をつけた湾曲型のガイドにより水平方向に転向させるように、角ガイド11a(ガイドに相当する)を形成する。(図2のaの背面側参照)もしくは、別の形式、三角形ガイド材11b(ガイドに相当する)を本体直角部11に設けて形成してもよい。(図1のd参照)
フレキシブルシートを挟んで本体2の対向する内面に、本体2の底板から隙間を隔てて取り付けられた左右両面側の凸状部材のガイドとしてプレートガイド5(ガイドに相当する)を設置することによってプレート横溝5aを形成し、フレキシブルシート4の下部が下降するときにプレート横溝5aから角ガイド11a、または、三角形ガイド材11bを設置した場合は三角形ガイド材11bに沿って開口6へと湾曲して下降し、プレートガイド5と本体2の底板の開口6以外の部分との間に、水平方向にガイド通路が案内するように設置するのが好ましい。(図2のa参照)
フレキシブルシート4の下部のシート先端面4aと対向する開口6の縁面の開口切り口7aは、薄い材質で形成しているが、上端より下端が突出するようにスロープ状に傾斜をつけて形成し、(図2のa参照)または、フレキシブルシート4が開口6でより潤滑に、虫の捕獲をしやすくするために開口切り口7aの四方の縁面も上端より下端が突出するようにスロープ状に傾斜をつけた形状にしても良い。(図2のdの開口切り口の拡大イメージ図の写真を参照)
さらに蓋状操作部3が本体2から下に押し下げる際に蓋状操作部3が必要以上に本体2から下降しないように、プレートガイド5のプレート5bが蓋状操作部3のストッパーとしても兼ねるような形式として設置しても良い。また、蓋状操作部3を本体2の内部へと挿入する際にはフレキシブルシート4がスムースに挿入しやすいようなプレートガイド5の形状とし、さらに蓋状操作部3は本体2の前面側や背面側の前後どちらからでも挿入することが出来るように前後とも同じ形で形成しても良い。
蓋状操作部3については、下端面の開口の先端は切りっぱなし状の形状等で開口し、上端面は箱の蓋のような形で形成する。(図1のb参照)そして、蓋状操作部3の背面側の内面、もしくは外面にはフレキシブルシート4を装着し、蓋状操作部3は本体2において上下の作動をしやすくするために蓋状操作部3の上部にグリップ10のくぼみを設け掴み易くしても良い。さらに、虫の捕獲や放出の際には本体2から蓋状操作部3を上下へと作動をさせるため、蓋状操作部3自体が本体2から外側へと簡単に外れないように蓋状操作部3の前面側とフレキシブルシート4の背面側にストッパー溝8bとして溝を設け、本体2の内側上部、前面側と背面側にはストッパーツメ8aを設けてストッパーとして形成する。ついで蓋状操作部3を上下に作動して本体2から下に押し下げる際に必要以上に蓋状操作部3が本体2から下がり過ぎないように、プレート5bがストッパーとして設置してあるが、ストッパー溝8bの上端部の溝がストッパーツメ8によって下に行き過ぎないようプレート5bのストッパーと兼ねてストッパーを設置してもさらに良いし、本体2と蓋状操作部3には凸凹状やくぼみのストッパー等々を形成したり、別の形式や方式でストッパーを設けて形成してもよい。
フレキシブルシート4においては、図2においてシート先端面4aは薄い材質で形成しているが開口6に接する際の可動性を高くする為と凸凹した床やカーペット等々でもスムースに作動するようにシート先端面4aが、上端より下端が引き込まれるように逆スロープ状に傾斜して設けるのが好ましい。もしくは、先端面が流線型状の形(図2のb参照)に形成して設けても良い。また、先端面に斜め上へと傾斜を付けた場合でも、もともと薄い材質で形成している為、虫の捕獲の際の機能性には特に大きな支障はない。
フレキシブルシート4のシート左右両端4b(図2のc参照)の長さについては虫が格納場所9以外に逃げ出さないように本体2との間は数ミリの隙間となるような長さとする。
フレキシブルシート4の素材としては、本体直角部11で湾曲して開口6まで下降して、開閉をする性質上、比較的柔らかい素材である合成樹脂製のポリプロピレン類その他を使用することが好ましい。
操作部が蓋状操作部3の本発明で虫の捕獲をするには本体2に挿入した蓋状操作部3を持って虫の上から被せるようにして開口6で捕集をし、そのまま蓋状操作部3を下に押し下げるとフレキシブルシート4の下部がプレート横溝5aから角ガイド11a、または、三角形ガイド材11bを設置した場合は三角形ガイド材11bに沿って開口6へと湾曲して下降し、プレートガイド5と本体2の底板7の開口6以外の部分との間に、水平方向にガイド通路により開口6を覆うように閉口し、本体2の格納場所9に虫をワンタッチで捕獲完了となるが、本体2の材質は中が透けているような合成樹脂製にすることによって捕獲状態を確認することが出来る。さらに、蓋状操作部3を本体2から上に上げるとフレキシブルシート4も上に上がって本体2の格納場所9の開口6が開くので、虫を生きたまま室外へと放出が出来る構成となるが、捕獲した虫に、殺虫剤を使う場合の為に本体2の前面側、背面側、または、左右両側面側に小さな穴の殺虫剤注入口12を設置するようにしても良い。
本発明は、以上の発明の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えばフレキシブルシート4が開口6まで押し下がるために本体2の左右両面側にガイドとしてプレートガイド5を設置するが、プレートガイド5という形状でなくても円形の形状やその他別の形状や形式で設ける構成であっても良い。さらに、ガイドによってフレキシブルシート4がよりスムースに湾曲して作動するように円形で回転する回転式ガイド材5c(図3のa参照)という形式にし、本体2の前面側と背面側の両方に設置しても良いし、蓋状操作部3を挿入する側が背面側からのみとする場合には、背面側のみに回転式ガイド材5cやその他の形状のガイドを設置しても良い。(図3のb参照)
プレートガイド5が円形の形状や回転式ガイド材5cという別の形状、形式にして設置した場合、プレート5bのストッパーは形成しない構成となるがストッパー溝8bの溝とストッパーツメ8によって下に下げる際のストッパーとしても機能することになるため、このように別の形状、形式へとガイドを変形して設置しても支障はない。さらに、蓋状操作部3を本体2に挿入する際にフレキシブルシートを背面側からのみで挿入する場合はストッパー溝8bの溝とストッパーツメ8は背面側のみの形成としても良い。(図3のb参照)
フレキシブルシート4は本体直角部11に沿って湾曲して開口6を開閉する為、虫を正確に捕獲出来るようシート先端面4aには滑りやすい素材や別の形状に種々の形に変更することも出来る。
何れの部品もプラスチック製(ポリプロピレン等)で構成することが可能であるが、部品の場所によってはその他の材質で構成することも可能である。このように本発明の実施の形態は実施例のものに限定されるものではなく、様々なバリエーションが考えられ、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能である。
次に図4で示した図は、操作部がピストン状操作部(操作部に相当する)の虫取り器についての断面図である。図4において全体として参照符号13で示される本発明の好ましい実施の形態に係る虫取り器は、本体底板が口型に縁面を残して開口された本体(ケースに相当する)を有している。
本願の操作部がピストン状操作部の虫取り器は、虫を捕集する本体底板開口付きの本体と前記本体の上端部に取り付けられた筒状のシリンダーと、前記本体と前記シリンダーに収容されたピストン状操作部と、前記ピストン状操作部の下端部に接続するフレキシブルシートと前記ピストン状操作部を取り付ける為のキャプ材と前記フレキシブルシートを本体底板の開口まで誘導するためのガイドを備え、前記ピストン状操作部を下に押し下げることにより、起立した前記フレキシブルシートの下部が前記ガイドに沿って水平方向へと転向して案内し、前記本体底板の開口で捕集した虫を前記フレキシブルシートが前記本体底板の開口を内部から覆って閉口するような形で作動して、前記本体の格納場所に虫をワンタッチで捕獲し、さらに、前記ピストン状操作部を前記本体の上へと押し上げることにより、前記フレキシブルシートが前記本体底板の開口を開口することが出来て虫をワンタッチで放出処分もできるように構成されていることを特徴とする虫取り器である。
図面を参照して具体的に説明する。本体14は図4のaが示すように、上端部に取り付けられた筒状のシリンダー15と、本体14とシリンダー15に収容されたピストン状操作部16と、ピストン状操作部16に接続するフレキシブルシート18と、本体直角部21から開口19まで誘導するためのガイドとしてプレートガイド22と角ガイド21a、もしくは三角形ガイド材21bを備え(図4のb参照)、ピストン状操作部16を下に押し下げることにより、フレキシブルシート18がプレート横溝22aから角ガイド21a、または、三角形ガイド材21bを設置した場合は三角形ガイド材21bに沿って開口19へと湾曲して下降し、プレートガイド22と本体の底板20の開口19以外の部分との間に、水平方向にガイド通路により開口19を覆うように閉口し、本体14の格納場所23に虫をワンタッチで捕獲完了となり、さらに、ピストン状操作部16を上に上げることによってフレキシブルシート18が開口19を開口して放出処分ができるように構成されていることを特徴とする虫取り器である。
操作部がピストン状操作部の虫取り器は、操作部が蓋状操作部3の虫取り器と同一の構成を有しているところがある。本体底板の開口19は口型に縁面を残して形成すること、そして、開口切り口20aとフレキシブルシート18のシート左右両端18bの長さやシート先端面18aの形状、ガイドとしてプレートガイド22と角ガイド21a、もしくは三角形ガイド材21bの設置というところが操作部が蓋状操作部3の虫取り器と同一の構成を有している。そして、プレート22での設置を円形の形状やその他別の形状で変形して設けたり、回転するを回転式ガイド材22cという形式にして設置することも操作部が蓋状操作部3の虫取り器と同一の構成を有している。
操作部が蓋状操作部3の虫取り器と構成の異なることとしては、蓋状操作部3の虫取り器は本体2へと挿入する蓋状操作部3を上下に作動することによりフレキシブルシート4も連動して上下に作動するが、操作部がピストン状操作部16の虫取り器においては、ピストン状操作部16を上下に作動することによりフレキシブルシート18が連動して上下に作動するという操作をする形状が異なる。さらに、蓋状操作部3の虫取り器では、本体2から蓋状操作部3を外側へと取り外すことが可能となる構造であるが、ピストン状操作部16の虫取り器は、ピストン状操作部16を本体14とシリンダー15に収容し設置しているために、本体14の上部はフレキシブルシート18の部品等々が消耗した際の部品交換や容器の洗浄等々がなければ基本的に取り外しをしなくても良い構成となっている。そのためにプレート22での設置を円形の形状やその他別の形状で変形して設けたり、回転するを回転式ガイド材22cという形式にして設置する際は、フレキシブルシート18が作動する背面側だけの設置にしても良いし、また、ピストン状操作部16の上下の作動によってフレキシブルシート18も上下へと作動するが、その際のストッパーとしては上部キャップ部材16aと上部シートホルダー17aによってピストン状操作部16が上下へ作動する際のストッパーとしても制御するので、あえてストッパー22bという形式やストッパー溝とストッパーツメを設置する必要はない。また、捕獲した虫に、殺虫剤を使う場合の為に本体14に小さな穴の殺虫剤注入口24を設けるが、フレキシブルシート18が挿入されている背面側にはこの殺虫剤注入口24は不要である。このような点を除いた以外は、操作部がピストン状操作部16の虫取り器は、開口での実質的な虫の捕獲方法は蓋状操作部3の虫取り器と同一の構成を有している。
操作部がピストン状操作部16の虫取り器で好ましい実施の形態に係る詳細について前述の操作部が蓋状操作部3の構成を有している形態を省いて実施を説明する。
本体14の上端部に筒状のシリンダー15を取り付けて設置し、本体14とシリンダー15に収容するピストン状操作部16の上端部には上部キャップ部材16aを装着し、ピストン状操作部16の上端部とは反対側の端部に接続するフレキシブルシート18は下部シートホルダー17bで蓋を閉めて挟むような形で上部シートホルダー17aに取り付ける。また、下部シートホルダー17bは、ねじ込み式等にしてフレキシブルシート18の先端面がもしも消耗した際の為に交換可能なものとして構成してもよい。
フレキシブルシート18bの左右の幅の長さについては、蓋状操作部3と同様の構造となるが、開口19に作動するシート先端面18aとは反対側のシート端面18cの長さについては、フレキシブルシート18のシート左右両端18bと同じ長さにしても作動自体には大きな支障はないが、フレキシブルシート18aとシート端面18cの前後の作動がバランスを保って作動するように、又、虫が少しでも格納場所23以外に逃げ出さないようにする為に少し長めの長さとして設けるのが好ましい。正し、長めにする場合は殺虫剤注入口24を妨げないようなシート端面18cを妨げないような場所に設置するか、殺虫剤注入口24を左右両面側に設置するようにしても良い。
次に図5で示した図は、操作部がピストン状操作部16の虫取り器13の変形形態を示した図である。本変形形態についても前述の操作部がピストン状操作部16(操作部に相当する)の虫取り器と同一の構成を有している形態を省いて実施を説明する。本体26(ケースに相当する)に取り付けられたシリンダー27をピストン状操作部28を収められるように長く設置して、本体26とシリンダー27に収容されたピストン状操作部28を本体26とシリンダー27の内部に全て収めて操作するよう設置する。
シリンダー27には外部からピストン状操作部28を上下の操作が出来るようにシリンダー27に立て状の溝穴、スライド用溝穴37を設けてコック38を取り付ける。コック38を上下に移動して虫の捕獲時や放出処分時に作動させるが、更にコック38がロック出来るようにシリンダー27に設けた立て状の溝穴、スライド用溝穴37の上下端の直ぐ横にもスライドしてロックする為の溝穴、スライド上溝穴37aとスライド下溝穴37bを上下2ヵ所設ける。(図5のa参照)
ピストン状操作部28上部とは反対側の端部に接続するフレキシブルシート30は下部シートホルダー29bで蓋を閉めて挟むような形で上部シートホルダー29aに取り付けて、ピストン状操作部28と下部キャップ部材28bは接続しているが、コック38が回転してロックをすることが出来るようにピストン状操作部28と下部キャップ部材28bは上部シートホルダー29aと分離して回転可能な取り付けとする。
コック38を下に下げるとピストン状操作部28と連動して、フレキシブルシート30の下部が本体26の底板の開口33まで、プレートガイド31と角ガイド32aのガイドに沿って湾曲して押し下げられ、本体26の底板の開口33で捕集した虫をフレキシブルシート30が開口33を覆うように閉口して、本体26の格納場所35に虫をワンタッチで捕獲し、コック38をロックすることで捕獲完了となり、コック38のロックを外して上に上げればフレキシブルシート30が上に上がり、本体26の格納場所35の開口33が開くので、虫を生きたまま室外へと放出可能。さらに、殺虫剤を使う場合の為に本体26に殺虫剤注入口36を設けるが、フレキシブルシート30を妨げないような場所に設置するか、または、左右両面側に設置するようにしても良い。
また、この操作部がピストン状操作部28の虫取り器13の変形形態の虫取り器25はロックをするための溝穴、スライド上溝穴37aとスライド下溝穴37bを省略して、コック38を上下に操作するだけの構成にして設置しても良いし、プレートガイド31の設置を円形の形状やその他別の形状で変形して設けたり、回転する回転式ガイド材31cという形式にして設置しても良い。(図5のb参照)
次に操作部が蓋状操作部の虫取り器、操作部がピストン状操作部の虫取り器、及び操作部がピストン状操作部の変形形態での虫取り器も厚手のカーペット等々においてでのフレキシブルシートが本体底板の開口での作動をスムースにする為に本体2、14、26の開口6、19、33を上げ底にするカーペット対応アダプター39を本体(ケース)の外側面に、取り付け、さらに、カーペットの素材や厚さによってカーペット対応アダプター39を上下にスライド調整が出来るような形式として取り付けても良い。(図6参照)
操作部の外側や本体の外側には捕集時の虫類から離れて使用出来るように延長棒40(図7のa、b、c参照)を接続出来るようにしても良い。ついで、延長棒40の向きや角度を自由に変えて調整出来るよう回転用の軸41を設けるようにしても良いし、その握り手にはグリップ式の物を設けたり、収縮式のものを設けたり、本体の向きを自由に調整出来るような別の方式での接続を設けて形成してもよい。
図1は本発明の操作部が蓋状操作部の虫取り器の実施の形態に関わる断面を斜め上から見た図である。 図2は蓋状操作部の虫取り器を本体を別角度からの見た図とフレキシブルシート、ガイドの設置イメージの図と開口切り口の拡大イメージ図の写真である。 図3は蓋状操作部の虫取り器に回転式ガイド材の設置イメージの図である。 図4は操作部がピストン状操作部の虫取り器の実施の形態に関わる断面図と作動図である。 図5はピストン状操作部の虫取り器の変形形態を示した断面図と作動図である。 図6はカーペット対応アダプター使用の具体例である。 図7は本発明の延長棒を設置した具体例である。
1、13、25 虫取り器
2、14、26 本体
3蓋状操作部
4、18、30 フレキシブルシート
4a、18a、30a シート先端面
18c シート端面
4b、18b、30b シート左右両端
5、22、31 プレートガイド
5a、22a、31a プレート横溝
5b、22b、31b プレート上部
5c、22c、31c 回転式ガイド材
6、19、33 開口
7、20、34 底板
7a、20a、34a 開口切り口
8b ストッパー溝
8a ストッパーツメ
9、23、35 格納場所
10 グリップ
11、21、32 本体直角部
11a、21a、32a 角ガイド
11b、21b、32b 三角形ガイド材
12、24、36 殺虫剤注入口
15、27 シリンダー
16、28 ピストン状操作部
16a 上部キャップ部材
16b、28b 下部キャップ部材
17a、29a 上部シートホルダー
17b、29b 下部シートホルダー
37 スライド用溝穴
37a スライド上溝穴
37b スライド下溝穴
38 コック
39 カーペット対応アダプター
40 延長棒
41 延長棒回転軸

Claims (3)

  1. 内部に捕獲した虫の収容スペースが形成されたケースと、ケースの底板に形成された虫捕獲用の開口と、少なくとも一部がケース内に起立した姿勢で昇降自在に収容されたフレキシブルシートと、
    フレキシブルシートをケースの外部から昇降させるため、フレキシブルシートの上部に接続された操作部と、操作部を操作してフレキシブルシートが下降されたとき、フレキシブルシートの下部によって開口を覆うように、下降するフレキシブルシートの下部を水平方向に転向させるガイドとを備え、更に下降され水平方向に転向されたフレキシブルシートの下部が開口を覆うとき、フレキシブルシートの下部の先端面と対向する開口の縁面、または、四方の縁面が上端より下端が突出するようにスロープ状に傾斜されている、ことを特徴とする虫取り器。
  2. 前記ガイドが、フレキシブルシートの下部が下降し、ケースの底の直角部で水平方向に転向させるよう角に勾配を形成したガイドと、フレキシブルシートを挟んでケースの対向する内面に、ケースの底板から隙間を隔てて取り付けられた凸状部材のガイドからなり、
    前記凸状部材とケースの底板の開口以外の部分との間が、下降されたフレキシブルシートの下部を水平方向に案内するガイド通路となっている、ことを特徴とする請求項1に記載の虫取り器。
  3. ケースの外側面に、筒状のアダプターを外側面に沿って昇降を自在に装着した、ことを特徴とする請求項1〜の何れか1に記載の虫取り器。
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