JP6595952B2 - リソース割り当てシステム、および、リソース割り当て方法 - Google Patents
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Description
リソースプール51は、物理サーバ52a〜52dを備え、これら物理サーバ52a〜52dが備えるコンピューティングやストレージ、ネットワーク等のリソースをプール化している。以下、各物理サーバ52a〜52dを特に区別しないときには、単に物理サーバ52と記載する。
各VM44は仮想のコンピュータであり、各VM44上で複数の異なるOSを並列に実行可能である。各VM44は、サービスA(3a)、サービスB(3b)、サービスC(3c)、サービスD(3d)に適宜割り当てられる。以下、各サービスA(3a)、サービスB(3b)、サービスC(3c)、サービスD(3d)を特に区別しないときには、単にサービス3と記載する。
これらサービス3は、割り当てられたリソース(VM44など)を用いて、ユーザにサービスを提供する。
ここでは、サービスA(3a)のリソース需要を実線で示している。サービスB(3b)のリソース需要を細実線で示している。サービスC(3c)のリソース需要を細破線で示している。サービスD(3d)のリソース需要を破線で示している。各サービスのリソース需要の合計を太実線で示している。リソースプール51の容量を、横方向の破線で示している。
ここでは、高優先サービスのリソース需要を実線で示している。低優先サービスのリソース需要を破線で示している。各サービスのリソース需要の合計を太実線で示している。リソースプール51の容量を、横方向の破線で示している。更に、各サービスのリソース需要の合計が、リソースプール51の容量を超えた期間P0〜P4を、それぞれハッチングで示している。これら期間P0〜P4において、低優先サービスには充分にリソースが提供されないおそれがある。
リソースプール51の残容量が逼迫すると(ステップS50→Yes)、不図示のリソース管理手段は、高優先サービスに対して優先的にリソースを提供する(ステップS51)。これは、期間P0〜P4における処理であり、このとき低優先サービスはリソースを奪取されるおそれがある。
リソースプール51の残容量が充分ならば(ステップS50→No)、不図示のリソース管理手段は、各サービスに優先度を付けず、要求されたリソースをサービスに提供する(ステップS52)。これは、期間P0〜P4以外における処理である。
請求項4に記載の発明では、リソースプールが備えるリソースを顧客に割り当てるリソース割り当てシステムであって、複数のリソースプールそれぞれのリソース需要を監視するリソース需要監視手段と、前記リソース需要監視手段から前記リソースプールのリソース需要を取得して、取得した前記リソースプールのうち2つに着目したとき、2つのリソースプールのうち一方のリソース需要のピークタイムと、他方のリソース需要のピークタイムとの重なりが所定の割合を超えていないとき、前記2つのリソースプールのリソース需要の傾向が異なると判断し、各前記2つのリソースプールのリソースを顧客に割り当てるリソース管理手段と、を備えることを特徴とするリソース割り当てシステムとした。
請求項5に記載の発明では、前記リソースプールのリソース需要とは、仮想マシン、コンテナ、メモリ、ストレージ、CPUタイム、ネットワーク帯域のうちいずれかである、ことを特徴とする請求項1ないし4のうちいずれか1項に記載のリソース割り当てシステムとした。
リソース割り当てシステムは、リソース管理装置1と、リソース需要監視装置2とを含んで構成される。これらリソース管理装置1とリソース需要監視装置2とは、ネットワークを介して拠点X(5x)と拠点Y(5y)とに接続される。
このようにリソースプール51は、ハードウェアタイプやロケーション等によって分けられている。
ここでは、リソースプールP(51p)のリソース需要を実線で示している。リソースプールQ(51q)のリソース需要を一点鎖線で示している。リソースプールR(51r)のリソース需要を破線で示している。リソースプールS(51s)のリソース需要を二重線で示している。
各リソースプール51のリソース需要推移のうち、リソースプールP(51p)のリソース需要推移とリソースプールR(51r)のリソース需要推移とは、同様な曲線となっている。また、リソースプールP(51p)のリソース需要と、リソースプールQ(51q)のリソース需要とは、変化の方向が反対となっている。リソースプールR(51r)のリソース需要と、リソースプールQ(51q)のリソース需要とも、変化の方向が反対となっている。
リソース管理装置1は、各リソースプール51のリソース需要傾向を、リソース需要監視装置2に問い合わせる(ステップS10)。リソースプール51のリソース需要傾向は、例えば問い合わせ時点におけるリソース需要の値や、問い合わせ時点におけるリソース需要の値の時系列情報や、問い合わせ時点におけるリソース需要の変化量などであってもよく、限定されない。
本実施形態のリソース管理装置1は、2つのリソースプールのうち一方のリソース需要の時間的推移と、他方のリソース需要の時間的推移との差が所定値未満であるとき、リソース需要の傾向が似ていると判断する。またリソース管理装置1は、2つのリソースプールのうち一方のリソース需要の時間的推移と、他方のリソース需要の時間的推移との差が所定値以上であるとき、リソース需要の傾向が異なると判断する。
リソース管理装置1は、需要曲線が異なる複数のリソースプール51のリソースを組み合わせることで、リソースの逼迫の頻度を低下させ、奪取されるリソースの割合を抑えている。
リソース管理装置1は、全てのリソースプール51について、ステップS20〜S25の処理を繰り返す。
最初、クラスタリングミドルウェア42は、自身が稼働しているVM44が属するリソースプール51を取得する(ステップS30)。
次いでクラスタリングミドルウェア42は、このサービス3に払い出されている各VM44について、ステップS31〜S34の処理を繰り返す。クラスタリングミドルウェア42は、このVM44のリソースプール51を取得し(ステップS32)、自身が稼働しているVM44が属するリソースプール51と異なるか否かを判別する(ステップS33)。
高可用性(耐障害性)を保証するクラスタリングミドルウェア42等により、低信頼のリソース4を利用してクラスタを構築している。これによりリソース逼迫時のリソース奪取時にも処理を継続することが可能となり、高信頼なクラスタとすることができる。
需要曲線が異なる複数のリソースプール51にリソース4を分散させることで、リソース逼迫時の奪取の影響を抑えられる。
クラスタリングミドルウェア42等のソフトウェアレイヤで高可用性(耐障害性)を補強することで、リソース逼迫時のデータ欠損を防止し、他リソースプールのリソースで処理を引き継ぐことで、リソース逼迫による影響を更に抑えられる。
第2の実施形態は、第1の実施形態とは異なり、リソース需要傾向が反対となるリソースプール51を組み合わせて、サービス3を構成するものである。これにより、一方のリソースプール51のリソース逼迫時には、他方のリソースプール51のリソースには余裕があるので、リソース逼迫による影響を打ち消すことができる。
最初、リソース管理装置1は、各リソースプール51のリソース需要傾向を、リソース需要監視装置2に問い合わせる(ステップS40)。リソース管理装置1は、リソース需要監視装置2から、各リソースプール51のリソース需要傾向を受信する(ステップS41)。このステップS40,S41の処理は、図4に示したステップS10,S11の処理と同様である。
リソース管理装置1は、このリソースプール51の需要と、他の各リソースプール51の需要とを比べる(ステップS43)。リソース管理装置1は、このリソースプール51の需要とは傾向が反対のリソースプール51が有ると判別したならば(ステップS44→Yes)、このリソースプール51と反対傾向のリソースプール51とを払い出し対象に加える(ステップS45)。
なお、図6の処理において、払い出し対象のリソースプール51が特定できなかった場合には、例えば図3と図4に示した処理によって、異なる需要傾向のリソースプール51を特定して、これらを払い出し対象にするとよい。
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更実施が可能であり、例えば、次の(a)〜(g)のようなものがある。
(g) リソース管理装置1は、所定期間内の2つのリソースプールのうち一方のリソース需要と、他方のリソース需要率との相関性が低いとき、リソース需要の傾向が異なると判断してもよい。
2 リソース需要監視装置 (リソース需要監視手段)
3,3a〜3d サービス
4,4a〜4f リソース
41 アプリケーションプログラム
42 クラスタリングミドルウェア
43 OS
44 VM
5x 拠点X
5y 拠点Y
51 リソースプール
52,52a〜52d 物理サーバ
53 HyperVisor
Claims (8)
- リソースプールが備えるリソースを顧客に割り当てるリソース割り当てシステムであって、
複数のリソースプールそれぞれのリソース需要を監視するリソース需要監視手段と、
前記リソース需要監視手段から前記リソースプールのリソース需要を取得して、取得した前記リソースプールのうち2つに着目したとき、2つのリソースプールのうち一方のリソース需要の時間的推移と、他方のリソース需要の時間的推移との差が所定値以上であるとき、前記2つのリソースプールのリソース需要の傾向が異なると判断し、各前記2つのリソースプールのリソースを顧客に割り当てるリソース管理手段と、
を備えることを特徴とするリソース割り当てシステム。 - リソースプールが備えるリソースを顧客に割り当てるリソース割り当てシステムであって、
複数のリソースプールそれぞれのリソース需要を監視するリソース需要監視手段と、
前記リソース需要監視手段から前記リソースプールのリソース需要を取得して、取得した前記リソースプールのうち2つに着目したとき、2つのリソースプールのうち一方のリソース需要のピークタイムと、他方のリソース需要のピークタイムとの重なりが所定の割合を超えていないとき、前記2つのリソースプールのリソース需要の傾向が異なると判断し、各前記2つのリソースプールのリソースを顧客に割り当てるリソース管理手段と、
を備えることを特徴とするリソース割り当てシステム。 - リソースプールが備えるリソースを顧客に割り当てるリソース割り当てシステムであって、
複数のリソースプールそれぞれのリソース需要を監視するリソース需要監視手段と、
前記リソース需要監視手段から前記リソースプールのリソース需要を取得して、取得した前記リソースプールのうち2つに着目したとき、所定期間内における2つのリソースプールのうち一方のリソース需要の変化率と、他方のリソース需要の変化率との差が所定値以上であるとき、前記2つのリソースプールのリソース需要の傾向が異なると判断し、各前記2つのリソースプールのリソースを顧客に割り当てるリソース管理手段と、
を備えることを特徴とするリソース割り当てシステム。 - リソースプールが備えるリソースを顧客に割り当てるリソース割り当てシステムであって、
複数のリソースプールそれぞれのリソース需要を監視するリソース需要監視手段と、
前記リソース需要監視手段から前記リソースプールのリソース需要を取得して、取得した前記リソースプールのうち2つに着目したとき、2つのリソースプールのうち一方のリソース需要のピークタイムと、他方のリソース需要のピークタイムとの重なりが所定の割合を超えていないとき、前記2つのリソースプールのリソース需要の傾向が異なると判断し、各前記2つのリソースプールのリソースを顧客に割り当てるリソース管理手段と、
を備えることを特徴とするリソース割り当てシステム。 - 前記リソースプールのリソース需要とは、仮想マシン、コンテナ、メモリ、ストレージ、CPUタイム、ネットワーク帯域のうちいずれかである、
ことを特徴とする請求項1ないし4のうちいずれか1項に記載のリソース割り当てシステム。 - 異なるリソースプールが備えるリソース間でデータのレプリケーションを行うクラスタリング手段を更に備え、
実行中のリソースが奪取された場合にレプリケーションが処理を引き継ぐことで、サービス中断を防止する、
ことを特徴とする請求項1ないし5のうちいずれか1項に記載のリソース割り当てシステム。 - リソースプールが備えるリソースを顧客に割り当てるリソース割り当てシステムであって、
複数のリソースプールそれぞれのリソース需要を監視するリソース需要監視手段と、
前記リソース需要監視手段から各リソースプールのリソース需要の推移情報を取得して、取得した前記リソースプールのうち2つに着目したとき、一方のリソース需要の変化の方向と、他方のリソース需要の変化の方向とが反対方向であるとき、2つのリソースプールのリソース需要の傾向が異なると判断し、各前記2つのリソースプールのリソースを顧客に割り当てるリソース管理手段と、
を備えることを特徴とするリソース割り当てシステム。 - リソースプールが備えるリソースを顧客に割り当てるリソース割り当て方法であって、
複数のリソースプールそれぞれのリソース需要を監視するステップと、
前記リソースプールのうち2つに着目したとき、2つのリソースプールのうち一方のリソース需要の時間的推移と、他方のリソース需要の時間的推移との差が所定値以上であるとき、前記2つのリソースプールのリソース需要の傾向が異なると判断し、各前記2つのリソースプールのリソースを顧客に割り当てるステップと、
を含むことを特徴とするリソース割り当て方法。
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JP2016117707A JP6595952B2 (ja) | 2016-06-14 | 2016-06-14 | リソース割り当てシステム、および、リソース割り当て方法 |
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