JP6098167B2 - 仮想マシン管理プログラム及びその方法 - Google Patents

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Description

本発明は,仮想マシン管理プログラム及びその方法に関する。
昨今,IaaS(Infrastructure as a Service)等のクラウドサービスの提供事業者により,クラウドデータセンタが開設されている。クラウドデータセンタでは大量の物理マシン(サーバ)が配置され,物理マシン上には仮想化技術により複数の仮想マシンが配置される。
クラウドサービスを利用する顧客の業務は,単一又は複数の仮想マシンに構築されたシステムにより実現される。顧客はイントラネット等ネットワークを介し仮想マシンに接続した端末を使用して業務を実行する。
一方,クラウドデータセンタのサービス提供事業者は,提供するサービス内容や品質に対する要求を満たすように,レスポンス時間,最大同時接続可能数,稼働率等サービスレベルの評価項目やその要求値,ペナルティ金額等を設定したSLA(Service Level Agreement)を顧客ごとに契約する。そして,サービス提供事業者は,契約したSLAに基づいて仮想マシンを運用・監視する。
従来,1つの物理マシン上に配置する仮想マシンの数は,配置された仮想マシンが使用するリソースの総和が,その物理マシンが提供可能なリソースの上限を超えないように決められていた。全ての仮想マシンが動作し,使用されるリソースが物理マシンの最大リソースを超えると,SLAの評価項目の要求値が満たされない場合があるためである。しかし,仮想マシンが物理マシンのリソースの上限を超えてまで使用して長時間動作することは稀である。そのため,昨今では,物理マシンの提供可能なリソースの上限以上に仮想マシンを配置するオーバーコミット方式が使用されている。
これにより,例えば,ある物理マシンのメモリが64GBの場合,最大メモリが合計で98GBとなるような数の仮想マシンをその物理マシン上に配置することができる。そして,動作中の仮想マシンの合計メモリが64GBを超えるような場合には,動作中の仮想マシンのうちいずれかが停止される。
特開2003−223335号公報 特開2008−140240号公報 特開2011−39740号公報
しかしながら,仮想マシンを停止する場合,停止後も契約ごとに異なる評価項目はそれぞれ要件を満たしていなければならない。そのため,サービス提供事業者は,随時変化する仮想マシンの動作状況や停止による影響を考慮しながら,適切な仮想マシンを停止する必要がある。
そこで,本発明の目的は,停止対象の仮想マシンを高精度に決定する停止仮想マシン決定プログラム,その方法を提供することとする。
停止仮想マシン決定プログラムの第1の側面は,
物理マシン上で動作制御される単一又は複数の仮想マシンを有し,運用状況の評価項目と,前記評価項目の要求値と,前記評価項目の値が前記要求値を満たさない場合のペナルティ金額とを契約で設定された複数のシステムを含むシステム群において,1つの物理マシン上で動作中の複数の仮想マシンから停止する仮想マシンを決定する停止仮想マシン決定処理を実行させるコンピュータ読み取り可能な停止仮想マシン決定プログラムであって,
前記コンピュータに,前記仮想マシンの追加前後の前記評価項目の値を取得し,前記仮想マシンの追加による前記評価項目の変化量を,追加した仮想マシンを有するシステムと追加した仮想マシンの用途とのペアごとに記憶させる変化量記憶工程と,
前記コンピュータに,前記変化量に基づいて,動作中の仮想マシンのリソースの総和が提供可能なリソースの上限を超えた物理マシン上のいずれかの仮想マシンを停止することによる前記評価項目の影響量を,前記ペアごとに生成させる影響量生成工程と,
前記コンピュータに,前記評価項目の影響量と前記評価項目の現在値と前記評価項目の要求値とに基づき,前記仮想マシンの停止後に前記評価項目の値が前記要求値を満たさなくなる危険性を示すリスク値を前記ペアごとに生成させるリスク生成工程と,
前記コンピュータに,前記ペナルティ金額と前記リスク値とに基づき,停止する仮想マシンを決定させる停止対象決定工程とを有する。
第1の側面によれば,停止対象の仮想マシンを高精度に決定することができる。
本実施の形態におけるクラウドシステムのハードウェア構成の一例を示す図である。 本実施の形態におけるクラウドデータセンタに配置された物理マシン上で動作する仮想マシンの形態の一例を示す図である。 本実施の形態における管理サーバの構成を示す図である。 本実施の形態における管理サーバによる変化量記憶処理のフローチャートである。 本実施の形態における構成変化管理テーブルの一例を示す図である。 本実施の形態におけるインパクトテーブルの一例を示す図である。 本実施の形態における管理サーバによる停止マシン選定処理のフローチャートである。 本実施の形態における物理マシン構成情報の一例を示す図である。 本実施の形態における変化想定テーブルの一例を示す図である。 本実施の形態におけるバイオレーション検証テーブルの一例を示す図である。 本実施の形態におけるリスク値の一例を示す図である。 本実施の形態におけるペナルティ管理テーブルの一例を示す図である。
以下,図面を用いて本発明の実施の形態について説明する。
図1は,本実施の形態におけるクラウドシステムのハードウェア構成の一例を示す図である。クラウドシステム100は,複数のクライアント端末CL1〜CLnからなるクライアント端末群101と,クラウドデータセンタ102と,クライアント端末群101とクラウドデータセンタ102とを接続するインターネットやイントラネット等のネットワーク103とを有する。
クラウドデータセンタ102には,複数の物理マシンPM1〜PMnが配置されており,各物理マシンには単一又は複数の仮想マシンがそれぞれ配置されている。また,クラウドデータセンタ102は,物理マシンPM1〜PMnとバスB1を介して接続し各物理マシン上の仮想マシンの動作状況の監視や動作の制御等を行う管理サーバMSと,ネットワーク103を介してクライアント端末群101から情報処理要求を受信し管理サーバMSに転送するポータルサーバPSとを有する。
物理マシンPM1は,CPU1aと,RAM1bと,ハードディスクドライブ(HDD)1cと,インターフェース1dと,バス1eとを有する。
バス1eは,CPU1aとRAM1bとHDD1cとインターフェース1dとを接続する。
HDD1cは,OSプログラム,仮想化プログラム等の各種プログラムやプログラムの実行に必要なデータを記憶する。
CPU1aは,HDD1cに記憶された各種プログラムを実行し,物理マシンPM1内の各装置の制御を行う。CPU1aが仮想化プログラムを実行すると物理マシンPM1は仮想化される。その結果,物理マシンPM1に配置された仮想マシンに対してCPUやメモリ等の割り当てが行われる。
RAM1bは,CPU1aがHDD1cからロードした各種プログラムや一時的なデータ等を記憶する。
インターフェース1dはバスb1を介して他の物理マシンPM2〜PMnや管理サーバMSと接続し,データの送受信を行う。
他の物理マシンPM2〜PMnは,物理マシンPM1と同様の構成を有する。
図2は,本実施の形態におけるクラウドデータセンタに配置された物理マシン上で動作する仮想マシンの形態の一例を示す図である。
図2の物理マシンPM1〜PM4はオーバーコミット方式を採用しており,物理マシンの提供可能なリソースの上限以上に仮想マシンを配置されている。そして,図2では,物理マシンPM1上に仮想マシンVM1〜VM5が,物理マシンPM2上に仮想マシンVM6〜VM10が,物理マシンPM3上に仮想マシンVM11〜VM15が,物理マシンPM4上に仮想マシンVM16〜VM19が,それぞれ動作する。
各仮想マシンVM1〜VM19は,クラウドシステム100を利用する顧客がクラウド端末CL1〜CLnを介して利用可能な人事管理システムSY1,コミュニケーション管理システムSY2及び資産管理システムSY3のいずれかに使用される。
具体的には,一例として,仮想マシンVM1,VM2,VM4,VM6,VM9,VM11及びVM17は,人事情報の管理や給与計算等を行うための人事管理システムSY1に使用される。このうち,仮想マシンVM1及びVM6はWebサーバとして使用され,仮想マシンVM2,VM9及びVM11はアプリケーション(APS)サーバとして使用され,仮想マシンVM4及びVM17はデータベース(DB)サーバとして使用される。
また,他の例として,仮想マシンVM3,VM7,VM8,VM14,VM15及びVM16は,メール送受信等を行うためのコミュニケーション管理システムSY2に使用される。このうち,仮想マシンVM3及びVM7はWebサーバとして使用され,仮想マシンVM8及びVM14はアプリケーション(APS)サーバとして使用され,仮想マシンVM15及びVM16はデータベース(DB)サーバとして使用される。
また,他の例として,仮想マシンVM5,VM10,VM12,VM13,VM18及びVM19は,資産管理システムSY3に使用される。このうち,このうち,仮想マシンVM5及びVM10はWebサーバとして使用され,仮想マシンVM12及びVM18はアプリケーション(APS)サーバとして使用され,仮想マシンVM13及びVM19はデータベース(DB)サーバとして使用される。
人事管理システムSY1,コミュニケーション管理システムSY2,資産管理システムSY3はそれぞれ,顧客とサービス提供事業者間で契約されたSLAによりサービスレベルの評価項目やその要求値,要求値が満たされないときのペナルティ金額等が設定される。
例えば,人事管理システムSY1にはレスポンス時間は3000ms以内,最大同時接続可能数は60端末,ペナルティ金額は200,000円と設定される。また,コミュニケーション管理システムSY2にはレスポンス時間が2000ms以内,最大同時接続可能数が40端末,ペナルティ金額は100,000円と設定される。そして,資産管理システムSY3にはレスポンス時間が3000ms以内,最大同時接続可能数が30端末,ペナルティ金額は150,000円と設定される。
なお,評価項目にはレスポンス時間や最大同時接続可能数だけでなく,サービス提供時間,稼働率,障害回復時間等も設定される場合もある。
このように,図2では,1つの物理マシン上に,互いに異なるシステム及び用途で使用される仮想マシンが混在する。そして,図1の管理サーバMSは,図2のような物理マシンPM1〜PM4においてシステムに設定された評価項目の要求値が満たされるように,物理マシンPM1〜PM4上で動作する仮想マシンの動作を監視し,必要に応じて仮想マシンの追加や停止の制御を行う。
ここで,1つの物理マシン上で動作中の仮想マシンのうちいずれかを停止する場合,仮想マシンの停止によって生じる,システムへの影響を考慮する必要がある。例えば,図1の管理サーバMSが図2の人事管理システムSY1が使用する仮想マシンVM1を停止したとき,人事管理システムSY1,コミュニケーション管理システムSY2及び資産管理システムSY3のレスポンス時間や最大同時接続可能数は要求値を満たすのか否かの判定が予め必要である。
仮想マシンの停止による各システムへの影響は停止時点での仮想マシンの動作状況によって変化するため,管理サーバMSは精度の高いデータを用いて判定するのが望ましい。また,SLAによって設定された評価項目やその要求値はシステムごとに異なる場合があるため,管理サーバMSは評価項目やその要求値に応じて判定するのが望ましい。
そこで,本実施の形態における管理サーバMSは,後述する停止仮想マシン決定プログラムPG4によって,停止による評価項目への影響を高精度に見積り,停止対象の仮想マシンを決定する。
図3は,本実施の形態における管理サーバの構成を示す図である。図3の管理サーバMSは,CPU201と,RAM202と,マウスやキーボード等の入力装置203と,ディスプレイ等の出力装置204と,物理マシンPM1〜PMnやポータルサーバPSに接続するインターフェース105と,ハードディスクドライブ(HDD)206と,バス207とを有する。
HDD206は,物理マシン及び仮想マシンの構成を管理する構成管理プログラムPG1,物理マシンのCPU・メモリの使用状況やシステムごとのレスポンス時間等の監視を行いシステムに設定された評価項目の要求値が満たされているかを判断するシステム監視プログラムPG2,仮想マシンの追加や停止を物理マシンに実行させる仮想マシン制御プログラムPG3,後述する停止仮想マシン決定プログラムPG4等の各種プログラムを記憶する。さらに,HDD206は,システムごとに使用する仮想マシン及び物理マシンやシステムごとの最大同時接続数を記憶する構成情報テーブルMT1,各システムに設定された評価項目の要求値や評価項目の現在値を記憶する監視情報テーブルMT2,後述する構成変化管理テーブルMT3やインパクトテーブルMT4等プログラムの実行に必要なデータを記憶するテーブルを有する。
RAM202は,CPU201がHDD206からロードした各種プログラムや一時的なデータ等を記憶する。
CPU201は,HDD206に記憶された各種プログラムを実行し,管理サーバMS内の各装置の制御を行う。例えば,CPU201は構成管理プログラムPG1を実行し,管理手段211により物理マシン上で動作中の仮想マシン,その仮想マシンを使用するシステムとその用途,システムごとの現在の最大接続可能数等を構成情報テーブルに記憶する。また,CPU201はシステム監視プログラムPG2を実行し,監視手段212により物理マシン及び仮想マシンの監視を行い,システムごとの評価項目の要求値や現在値を監視情報テーブルMT2に記憶する。CPU201は仮想マシン制御プログラムPG3を実行し,制御手段213により仮想マシンの追加や停止を物理マシンに実行させる。さらに,CPU201は停止仮想マシン決定プログラムPG4を実行して,後述するように,変化量手段214による変化量記憶処理と停止マシン選定手段による停止マシン選定処理とからなる停止仮想マシン決定処理を行う。
[変化量記憶処理]
図4は,本実施の形態における管理サーバによる変化量記憶処理のフローチャートである。
仮想マシン制御プログラムPG3の制御手段213によって,ある物理マシン上にシステム及び用途ごとに予め決められた容量の仮想マシンが追加されると,CPU201は構成管理プログラムPG1を実行して構成情報テーブルMT1を更新する。そして,CPU201は,停止仮想マシン決定プログラムPG4を実行し,図4の変化量記憶処理を行う。
例えば,図2において,人事管理システムSY1のWebサーバとして仮想マシンVM76が物理マシンPM2に追加された場合,CPU201は構成管理プログラムPG1を実行し,構成情報テーブルMT1にその旨を記憶する。そして,CPU201は,停止仮想マシン決定プログラムPG4を実行する。
まず,CPU201は,「追加された仮想マシン」と,「追加された仮想マシンを使用するシステム」と,「追加された仮想マシンの用途」と,「当該システムにおける用途ごとの仮想マシンの数」とを有する仮想マシン追加情報を,構成情報テーブルMT1から取得する(ステップS11)。
上述の例の場合,CPU201は,構成情報テーブルMT1から,追加された仮想マシン「仮想マシン76」と,追加された仮想マシン76を使用するシステム「人事管理システムSY1」と,仮想マシン76の用途「Webサーバ」と,人事管理システムSY1の用途ごとの仮想マシンの数「Webサーバ:3個,アプリケーション(APS)サーバ:3個,データベース(DB)サーバ:2個」とを取得する。
そして,CPU201は,取得した仮想マシン追加情報を,構成変化管理テーブルMT3に記憶する(ステップS12)。
ここで,図5は,本実施の形態における構成変化管理テーブルの一例を示す図である。構成変化管理テーブルMT3は,構成情報テーブルMT1から取得した仮想マシン追加情報を記憶する。具体的には,「追加された仮想マシン」と,「追加された仮想マシンを使用するシステム」と,「追加された仮想マシンの用途」と,「追加後の当該システムにおける用途ごとの仮想マシンの数」と,「仮想マシンの追加時刻」とを記憶する。
例えば,1行目には,「仮想マシン76が2012年8月20日15時33分に人事管理システムSY1のWebサーバとして追加されたこと」及び,「追加後の人事管理システムSY1のサーバの構成は,Webサーバが3個,アプリケーション(APS)サーバが3個,データベース(DB)サーバは2個であること」が記憶されている。
2行目には,1行目の後に行われた仮想マシンの追加による仮想マシン追加情報として,「仮想マシン77が2012年8月21日12時36分に人事管理システムSY1のWebサーバとして追加されたこと」及び,「追加後の人事管理システムSY1のサーバの構成は,Webサーバが4個,アプリケーション(APS)サーバが3個,データベース(DB)サーバは2個であること」が記憶されている。
3行目には,2行目の後に行われた仮想マシンの追加による仮想マシン追加情報として,「仮想マシン78が2012年8月21日19時33分にコミュニケーション管理システムSY2のアプリケーション(APS)サーバとして追加されたこと」及び,「追加後の人事管理システムSY1のサーバの構成は,Webサーバが2個,アプリケーション(APS)サーバが3個,データベース(DB)サーバは2個であること」が記憶されている。
このように構成変化管理テーブルMT3には,仮想マシンが追加される都度,仮想マシン追加情報が記憶される。
図4に戻り,ステップS12の後,CPU201は,仮想マシンの追加前と追加後それぞれにおける評価項目の値を取得する(ステップS13)。例えば,評価項目がレスポンス時間である場合には,監視情報テーブルMT2から仮想マシンの追加前の所定時間(例えば10分間)と追加後の所定時間それぞれにおけるレスポンス時間の平均値を取得する。また,評価項目がシステムのサーバ(Web,APS,DB)に同時に接続可能な端末数の最大値を示す最大同時接続可能数である場合には,構成情報テーブルMT1から仮想マシンの追加前と追加後それぞれにおける最大同時接続可能数を取得する。
ステップS13の後,CPU201は,仮想マシンの追加前の評価項目の値と追加後の評価項目の値との間の変化量を生成する(ステップS14)。そして,CPU201は,変化量をインパクトテーブルMT4に記憶する(ステップS15)。なお,インパクトテーブルMT4に記憶された変化量は,後述するように,停止対象の仮想マシンを決定する際,停止による当該システムの評価項目の値への影響値を生成するために使用される。
ここで,図6は,本実施の形態におけるインパクトテーブルの一例を示す図である。インパクトテーブルMT4は,システムに仮想マシンが1個追加されたことで生じた当該システムの評価項目の値の変化量を記憶する。
具体的には,CPU201は,構成変化管理テーブルMT3及びステップS13で生成した変化量に基づいて,「仮想マシンを追加されたシステム」と,「追加された仮想マシンの用途」と,「追加後の当該システムにおける当該用途の仮想マシンの数」と,「当該システムの評価項目の変化量」とを有するインパクト情報を記憶する。
例えば,上述の図5の構造変化管理テーブルMT3の1行目に示した仮想マシンVM76が物理マシンPM2に追加された場合には,図6の1行目のように,「人事管理システムSY1にWebサーバとして仮想マシンが1個追加され,その結果,人事管理システムSY1のWebサーバは3個となり,レスポンス時間は127ms短くなり,最大同時接続可能数は20端末増えた」ことを示すインパクト情報が記憶される。
上述の図5の構造変化管理テーブルMT3の2行目に示した仮想マシンVM77が物理マシンPM4に追加された場合には,図6の2行目のように,「人事管理システムSY1にWebサーバとして仮想マシンが1個追加され,その結果,人事管理システムSY1のWebサーバは4個となり,レスポンス時間は153ms短くなり,最大同時接続可能数は20端末増えた」ことを示すインパクト情報が記憶される。
上述の図5の構造変化管理テーブルMT3の3行目に示した仮想マシンVM78が物理マシンPM4に追加された場合には,図6の4行目のように,「コミュニケーション管理システムSY2にWebサーバとして仮想マシンが1個追加され,その結果,コミュニケーション管理システムSY2のWebサーバは2個となり,レスポンス時間は101ms短くなり,最大同時接続可能数は10端末増えた」ことを示すインパクト情報が記憶される。
このように,CPU201は,システムに仮想マシンが追加されると,図4の変化量生成処理によって,構成変化管理テーブルMT3に仮想マシン追加情報を記憶し,仮想マシンの追加により生じた評価項目の値の変化量を当該仮想マシンを使用するシステム及び当該仮想マシンの用途ごとに生成し,インパクトテーブルMT4に記憶する。
[停止マシン選定処理]
図7は,本実施の形態における管理サーバによる停止マシン選定処理のフローチャートである。
システム監視プログラムPG2の監視手段212が,物理マシンPM1〜PMnのいずれかの物理マシンがメモリ不足であることを検出すると,CPU201は,メモリ不足の物理マシン上で動作中の仮想マシンから停止対象を決定するために,停止仮想マシン決定プログラムPG4を実行し図7の停止マシン選定処理を行う。
停止マシン選定処理は,後述するように,仮想マシンの停止による評価項目の影響量を生成する影響量生成処理(ステップS21〜S23)と,評価項目の値が要求値を満たさなくなる危険性を示すリスク値を生成するリスク生成処理(ステップS24〜S26)と,ペナルティ金額及びリスク値に基づいて停止対象決定処理(ステップS27,S28)とを有する。以下,図2の物理マシンPM2のメモリが不足した場合を例に,停止マシン選定処理を説明する。
まず,CPU201は,監視情報テーブルMT2よりメモリ不足の物理マシン「物理マシンPM2」を取得し,構成情報テーブルMT1から「メモリ不足の物理マシン上で動作中の仮想マシン」と,「当該仮想マシンを使用するシステム」と,「当該仮想マシンの用途」と,「当該システムにおいて当該用途の仮想マシンの数」とを有する物理マシン構成情報を取得する(ステップS21)。すなわち,CPU201は,物理マシンPM2がメモリ不足となった時点での,物理マシンPM2で動作中の全ての仮想マシンについて,そのシステム,その用途,及びそのシステムにおいて同じ用途の仮想マシンの数を取得する。
ここで,図8は,本実施の形態における物理マシン構成情報の一例を示す図である。ステップS21によりCPU201が取得する物理マシン構成情報は,物理マシンPM2上で動作する仮想マシンVM6〜VM10,VM76それぞれについて,当該仮想マシンを使用するシステム(人事管理システムSY1,コミュニケーション管理システムSY2,資産管理システムSY3)と,当該仮想マシンの用途(Webサーバ,APSサーバ)と,当該システムにおいて当該仮想マシンの用途に該当する仮想マシンの数とを有する。仮想マシンVM6〜VM10,VM76のいずれかが停止する仮想マシンとして選定されることになる。
図7に戻り,次に,CPU201は,ステップS21から取得した図8の物理マシン構成情報の「当該仮想マシンを使用するシステム」,「当該仮想マシンの用途」,及び「当該システムにおいて当該用途の仮想マシンの数」に基づいて,それらの組み合わせと合致する評価項目の変化量をインパクトテーブルMT4から取得し,仮想マシンの停止による当該システムの評価項目の影響量を仮想マシンごとに生成する(ステップS22)。
影響量とは,仮想マシンを1個停止した場合に,その仮想マシンを使用していたシステムの評価項目の停止前の値と停止後の値との差である。本実施の形態では,仮想マシンは仮想マシンを使用するシステム及び仮想マシンの用途ごとに決められたリソースを割り当てられるため,仮想マシンを1個停止した場合には,CPU201は,評価項目の値が追加時の変化量と同じ大きさだけ元に戻ると想定して影響量を生成する。例えば,人事管理システムSY1のWebサーバが4個から3個になるときの評価項目の影響量は,人事管理システムSY1のWebサーバが3個から4個になったときの評価項目の変化量の大きさとなる。すなわち,CPU201は,変化量の符号を反対にした影響量を生成する。
また,1個の仮想マシンの追加と停止による影響量は,当該仮想マシンを使用するシステム」,「当該仮想マシンの用途」,及び「当該システムにおいて当該用途の仮想マシンの数」が同じ場合,どの仮想マシンも同じであることを前提にしている。
例えば,図8の物理マシン構成情報の1行目の仮想マシンVM6に対しては,CPU201は,仮想マシンVM6を使用するシステム「人事管理システムSY1」と,仮想マシンVM6の用途「Webサーバ」と,人事管理システムSY1におけるWebサーバの仮想マシンの数「4個」との組み合わせに合致する,図6のインパクトテーブルMT1の2行目から,評価項目の変化量として,レスポンス時間の変化量「−153ms」と最大同時接続可能数の変化量「+20端末」とを取得する。そして,CPU201は,仮想マシン6を停止した場合の人事管理システムSY1のレスポンス時間の影響量「−153ms」と最大同時接続可能数の影響量「−20端末」とを生成する。これと同様にして,CPU201は,物理マシンPM2上の他の仮想マシンVM7〜VM10,VM76に対する影響量も生成する。
そして,CPU201は,変化想定テーブルTT1を生成し,ステップS22で生成した仮想マシンごとの影響量を変化想定テーブルTT1に記憶する(ステップS23)。
ここで,図9は,本実施の形態における変化想定テーブルの一例を示す図である。図9は,図6のインパクトテーブルMT4と,図8の物理マシン構成情報とに基づいて生成された変化想定テーブルTT1である。
例えば,変化想定テーブルTT1の1行目は,図8の物理マシン構成情報の1行目の当該仮想マシンを使用するシステム「人事管理システムSY1」と,当該仮想マシンの用途「Webサーバ」と,当該システムにおける当該用途の仮想マシンの数「4」との組み合わせに合致する,図6のインパクトテーブルMT4の2行目の変化量を基に生成された影響量「+153,−20」である。変化想定テーブルTT1の1行目は,「人事管理システムSY1のWebサーバとして使用されている4個の仮想システムのうち仮想システム6が停止されると,レスポンス時間が153ms増加し,最大同時接続可能数が20端末減ることが想定される」ことを示す。
同様に,変化想定テーブルTT1の2〜6行目の影響量はそれぞれ,図6のインパクトテーブルTM4の4行目,6行目,3行目,7行目,2行目の変化量に対応する。とりわけ,変化想定テーブルTT1の1行目と6行目の仮想マシンVM6,VM76については,図6のインパクトテーブルTM4の同じ2行目の変化量から影響量が生成されているのは,前述した当該仮想マシンを使用するシステム」,「当該仮想マシンの用途」,及び「当該システムにおいて当該用途の仮想マシンの数」が同じ場合は,どの仮想マシンも同じ影響量になるという前提に基づいている。
このようにステップS21〜S23の影響量生成処理において,CPU201は,メモリ不足の物理マシンPM2上で動作する仮想マシンVM6〜VM10,VM76それぞれについて,仮想マシンを使用するシステムへの評価項目の影響量を生成する。
図7に戻り,CPU201は,ステップS23の後,仮想マシンを停止した場合に評価項目の値が要求値を満たさなくなる危険性を示すリスク値を生成するために,ステップS24〜S26のリスク生成処理を行う。
まず,CPU201は,監視情報テーブルMT2や構成情報テーブルMT1から評価項目の要求値及び現在値を,変化想定テーブルTT1の「当該仮想マシンを使用するシステム」ごとに取得する(ステップS24)。具体的には,CPU201は,監視情報テーブルMT2からレスポンス時間の要求値及び現在値と,最大同時接続可能数の要求値及び現在の接続数とを取得する。また,CPU201は,構成情報テーブルMT1から最大同時接続可能数の現在値を取得する。
そして,CPU201は,ステップS23で生成した変化想定テーブルTT1と,ステップS24で取得した評価項目の要求値及び現在値とに基づいて,バイオレーション検証テーブルTT2を生成する(ステップS25)。
図10は,本実施の形態におけるバイオレーション検証テーブルの一例を示す図である。図9の変化想定テーブルTT1では,評価項目の影響量は,「メモリ不足の物理マシン上で動作中の仮想マシンを使用するシステム」及び「当該仮想マシンの用途」のペアごとに異なる。そこで,図10のバイオレーション検証テーブルTT2は,「メモリ不足の物理マシン上で動作中の仮想マシンを使用するシステム」及び「当該仮想マシンの用途」のペアごとに,評価項目の影響量,要求値及び現在値とを記憶する。図9に示すとおり,物理マシンPM上の仮想マシンVM6〜VM10,VM76に対しては,5つのペアが関連しているので,バイオレーション検証テーブルTT2も5つのペアについて影響値,要求値及び現在値を記憶している。
図7に戻り,CPU201は,ステップS25で生成したバイオレーション検証テーブルTT2に基づいて,停止する仮想マシンを使用するシステム及び停止する仮想マシンの用途ごとに,評価項目のリスク値を生成する(ステップS26)。本実施の形態におけるリスク値は,要求値と現在値との差に対する影響量の比率(=影響量/(要求値−現在値))で求められ,評価項目の値が要求値を満たすか否かの判定に用いられる。
図11は,本実施の形態におけるリスク値の一例を示す図である。図11は,CPU201がステップS26で生成したリスク値の一覧である。図11も5つのペアについてリスク値を有している。
リスク値が1未満のとき,つまり影響値<(要求値−現在値)のとき,その「メモリ不足の物理マシン上で動作中の仮想マシンを使用するシステム」及び「当該仮想マシンの用途」のペアに対応する仮想マシンを停止しても,評価項目の要求値は満たされることを意味する。一方,リスク値が1以上のとき,つまり影響値≧(要求値−現在値)のとき,その「メモリ不足の物理マシン上で動作中の仮想マシンを使用するシステム」及び「当該仮想マシンの用途」のペアに対応する仮想マシンを停止すると,評価項目の要求値は満たされなくなる,すなわちSLA違反が生じることを意味する。
また,リスク値が0に近いほど,その「メモリ不足の物理マシン上で動作中の仮想マシンを使用するシステム」及び「当該仮想マシンの用途」のペアに対応する仮想マシンを停止しても,評価項目の値への影響は小さい。リスク値が1未満ではあるが1に近いほど,その「メモリ不足の物理マシン上で動作中の仮想マシンを使用するシステム」及び「当該仮想マシンの用途」のペアに対応する仮想マシンを停止すると,評価項目の値への影響は大きく,要求値が実際に満たされない可能性が高くなる。
例えば,図10のバイオレーション検証テーブルTT2の1行目の「人事管理システムSY1」と「Webサーバ」のペアについては,レスポンス時間のリスク値は,図11の1行目のように,影響量153ms/(要求値3000ms−現在値2778ms)=0.689となる。つまり,「人事管理システムSY1」と「Webサーバ」のペアに対応する仮想マシンを停止してもレスポンス時間は要求値3000ms以内となるため,レスポンス時間のSLA違反は発生しない。
また,最大同時接続可能数のリスク値は,図11の1行目のように,影響量20端末/(要求値60端末−現在の接続数13端末)=0.426となる。ここで,「人事管理システムSY1」と「Webサーバ」のペアに対応する仮想マシンを停止すると,最大同時接続可能数は要求値60端末から60−20=40端末に減少する。しかし,接続数が最大同時接続可能数の60端末に達するのは一時的で頻度が少ない場合が多く,最大同時接続可能数が40端末に減少しても現在の接続数13端末は接続を継続できるので,システムの運用上問題は生じない。そこで,最大同時接続可能数のリスク値が1未満であれば,最大同時接続可能数のSLA違反は発生しないとみなされる。
ステップS26の後,CPU201は停止対象の仮想マシンを決定するために,ステップS27〜S28の停止対象決定処理を行う。
まず,CPU201は,監視情報テーブルTT2からシステムごとのペナルティ金額を取得し,ペナルティ金額とステップS26で生成したリスク値とに基づいて,ペナルティ管理テーブルTT3を生成する(ステップS27)。
図12は,本実施の形態におけるペナルティ管理テーブルの一例を示す図である。
図12のペナルティ管理テーブルTT3は,図10のバイオレーション検証テーブルTT2の「メモリ不足の物理マシン上で動作中の仮想マシンを使用するシステム」及び「当該仮想マシンの用途」のペアごとに,評価項目のリスク値と,評価項目の要求値が満たされない場合のペナルティ金額とを記憶する。
また,ペナルティ管理テーブルTT3は,評価項目のリスク値に基づいた違反発生の有無の判定結果を記憶する。リスク値が1未満の場合には「無」,リスク値が1以上の場合は「有」となる。
例えば,図12のペナルティ管理テーブルTT3の1行目では,レスポンス時間のリスク値が0.689で1未満であり,人事管理システムSY1のWebサーバである仮想マシンを1個停止してもレスポンス時間の要求値が満たされることが示されている。そのため,レスポンス時間の違反発生の有無については「無」と判定される。これと同様に,最大同時接続可能数のリスク値は0.426であり1未満であるため,人事管理システムSY1のWebサーバである仮想マシンを1個停止してもレスポンス時間の要求値が満たされることが示されている。そのため,最大同時接続可能数の違反発生の有無については「無」となる。
さらに,図12のペナルティ管理テーブルTT3は,「メモリ不足の物理マシン上で動作中の仮想マシンを使用するシステム」及び「当該仮想マシンの用途」のペアのうち,リスク値が1未満のペアについて,リスク値とペナルティ金額を積算したペナルティ実質価値を記憶する。ペナルティ実質価値は,リスク値を考慮したペナルティ金額の期待値である。
図12のように,1つのペアについてリスク値が複数ある場合,リスク値がすべて1未満(違反無)であるペアについて,最大のリスク値とペナルティ金額とを積算したペナルティ実質価値を記憶する。つまり,SLA違反が生じる可能性が高い方の評価項目のリスク値を使用して,ペナルティ実質価値を求める。
例えば,図12のリスク値が全て1未満のペア(1,3,4行目)のうち,1行目では,レスポンス時間のリスク値0.689は最大同時接続可能数のリスク値0.425よりも大きいため,ペナルティ実質価値=最大のリスク値0.689×ペナルティ金額200,000円=137,838円と求められる。同様にして,3行目,4行目のペナルティ実質価値は,それぞれ31,250円,54,090円と求められる。
図7に戻り,ステップS27の後,CPU201は,停止対象の仮想マシンを決定する(ステップS28)。具体的には,CPU201は,まず,ステップS27の図12のペナルティ管理テーブルTT3に基づいて,SLA違反が発生しないペア(図12の例では1,3,4行目のペア)のなかから,「停止対象の仮想マシンを使用するシステム」及び「その仮想マシンの用途のペア」を決定する。そして,CPU201は,ステップS21の図8の物理マシン構成情報を参照して,「停止対象の仮想マシンを使用するシステム」及び「その仮想マシンの用途のペア」に対応する仮想マシンを,停止対象の仮想マシンを決定する。
例えば,図12のペナルティ管理テーブルTT3では,1行目,3行目及び4行目のペアは,全てのリスク値が1未満でSLA違反が発生しない。2行目及び5行目のペアは,それぞれレスポンス時間,最大同時接続可能数においてリスク値が1以上であり,SLA違反が発生する。このようにSLA違反が発生しないペアが複数ある場合,CPU201は,ペナルティ実質価値が最小のペアを,停止対象の仮想マシンのシステム及びその仮想マシンの用途のペアに決定するのが望ましい。したがって,図12では,3行目の「コミュニケーション管理システムSY2」と「Webサーバ」のペアが,「停止対象の仮想マシンを使用するシステム」及び「その仮想マシンの用途」のペアとなるのが望ましい。
そして,CPU201は,図8の物理マシン構成情報を参照し,仮想マシンを使用するシステムが「コミュニケーション管理システムSY2」,かつその仮想マシンの用途が「Webサーバ」である仮想マシンVM7を,停止対象の仮想マシンに決定する。
なお,ペナルティ管理テーブルTT3に記憶された全ての「メモリ不足の物理マシン上で動作中の仮想マシンを使用するシステム」及び「当該仮想マシンの用途」のペアが,リスク値が1以上である評価項目を少なくとも1つ有する場合,すなわち,全てのペアでSLA違反が発生する場合,CPU201は,ペナルティ金額が最小のペアを,「停止対象の仮想マシンを使用するシステム」及び「その仮想マシンの用途」のペアとするのが望ましい。
また,「停止対象の仮想マシンを使用するシステム」及び「その仮想マシンの用途」のペアに対応する仮想マシンが図8の物理マシン構成情報に複数ある場合には,CPU201は,図5の構成変化管理テーブルMT3を参照し,追加時刻が最新の仮想マシンを停止対象に決定するのが望ましい。例えば,図9の変化想定テーブルTT1では,仮想マシンVM6とVM76とが同一のペアに属している。この場合は,追加時刻が最新の仮想マシンVM76が停止対象に決定される。
以上のように,本実施の形態では,管理サーバMSのCPU201は,停止仮想マシン決定プログラムPG4を実行して,仮想マシンの追加によるシステムの評価項目の変化量を生成し,生成した変化量に基づき,仮想マシンの停止によるシステムの評価項目の影響量を生成する。次に,CPU201は,評価項目の影響量,要求値及び現在値に基づいてリスク値を生成する。そして,CPU201は,ペナルティ金額及びリスク値に基づいて,停止対象の仮想マシンを決定する。
すなわち,管理サーバMSは,仮想マシンの数の変化による評価項目の値の変化の実績値を用いて,仮想マシンの停止による評価項目への影響量を見積もる。さらに,CPU201は,システムごとに設定された評価項目それぞれについて,仮想マシンの停止による評価項目への影響量及びリスク値を見積もり,停止対象の仮想マシンを決定する。
これにより,SLAによって設定された評価項目やその要求値がシステムごとに異なる場合であっても,管理サーバMSは,精度の高いデータを用いて評価項目やその要求値に応じて判定し,停止対象の仮想マシンを決定することができる。
以上の実施の形態をまとめると,次の付記のとおりである。
(付記1)
物理マシン上で動作制御される単一又は複数の仮想マシンを有し,運用状況の評価項目と,前記評価項目の要求値と,前記評価項目の値が前記要求値を満たさない場合のペナルティ金額とを契約で設定された複数のシステムを含むシステム群において,1つの物理マシン上で動作中の複数の仮想マシンから停止する仮想マシンを決定する停止仮想マシン決定処理を実行させるコンピュータ読み取り可能な停止仮想マシン決定プログラムであって,
前記コンピュータに,前記仮想マシンの追加前後の前記評価項目の値を取得し,前記仮想マシンの追加による前記評価項目の変化量を,追加した仮想マシンを有するシステムと追加した仮想マシンの用途とのペアごとに記憶させる変化量記憶工程と,
前記コンピュータに,前記変化量に基づいて,動作中の仮想マシンのリソースの総和が提供可能なリソースの上限を超えた物理マシン上のいずれかの仮想マシンを停止することによる前記評価項目の影響量を,前記ペアごとに生成させる影響量生成工程と,
前記コンピュータに,前記評価項目の影響量と前記評価項目の現在値と前記評価項目の要求値とに基づき,前記仮想マシンの停止後に前記評価項目の値が前記要求値を満たさなくなる危険性を示すリスク値を前記ペアごとに生成させるリスク生成工程と,
前記コンピュータに,前記ペナルティ金額と前記リスク値とに基づき,停止する仮想マシンを決定させる停止対象決定工程とを有する停止仮想マシン決定プログラム。
(付記2)
付記1において,
前記停止対象決定工程では,前記コンピュータに,前記リスク生成工程の結果,前記仮想マシンの停止後に前記評価項目の値が前記要求値を満たすペアに対応する仮想マシンの中から,停止対象の仮想マシンを決定させる停止仮想マシン決定プログラム。
(付記3)
付記2において,
前記停止対象決定工程では,前記コンピュータに,前記ペナルティ金額と前記リスク値とを積算したペナルティ実績価値の低さに基づいて,停止対象の仮想マシンを決定させる停止仮想マシン決定プログラム。
(付記4)
付記2において,
前記停止対象決定工程では,前記コンピュータに,前記リスク生成工程の結果,すべての前記ペアについて前記仮想マシンの停止後に前記評価項目の値が前記要求値を満たさない場合,前記コンピュータに,前記ペナルティ金額が最小となる前記ペアに対応する仮想マシンを停止対象に決定させる停止仮想マシン決定プログラム。
(付記5)
付記1において,
前記評価項目は,前記システムのレスポンス時間及び最大同時接続可能数のうち少なくともいずれかである停止仮想マシン決定プログラム。
(付記6)
付記1において,
前記リスク値は,前記評価項目の要求値と前記評価項目の現在値との差に対する評価項目の前記影響量の比率である停止仮想マシン決定プログラム。
(付記7)
物理マシン上で動作制御される単一又は複数の仮想マシンを有し,運用状況の評価項目と,前記評価項目の要求値と,前記評価項目の値が前記要求値を満たさない場合のペナルティ金額とを契約で設定された複数のシステムを含むシステム群において,1つの物理マシン上で動作中の複数の仮想マシンから停止する仮想マシンを決定する停止仮想マシン決定方法であって,
前記仮想マシンの追加前後の前記評価項目の値を取得し,前記仮想マシンの追加による前記評価項目の変化量を,追加した仮想マシンを有するシステムと追加した仮想マシンの用途とのペアごとに記憶する変化量記憶工程と,
前記変化量に基づいて,動作中の仮想マシンのリソースの総和が提供可能なリソースの上限を超えた物理マシン上のいずれかの仮想マシンを停止することによる前記評価項目の影響量を,前記ペアごとに生成する影響量生成工程と,
前記評価項目の影響量と前記評価項目の現在値と前記評価項目の要求値とに基づき,前記仮想マシンの停止後に前記評価項目の値が前記要求値を満たさなくなる危険性を示すリスク値を前記ペアごとに生成するリスク生成工程と,
前記ペナルティ金額と前記リスク値とに基づき,停止する仮想マシンを決定する停止対象決定工程とを有する停止仮想マシン決定方法。
(付記8)
付記7において,
前記停止対象決定工程では,前記リスク生成工程の結果,前記仮想マシンの停止後に前記評価項目の値が前記要求値を満たすペアに対応する仮想マシンの中から,停止対象の仮想マシンを決定する停止仮想マシン決定方法。
(付記9)
付記8において,
前記停止対象決定工程では,前記ペナルティ金額と前記リスク値とを積算したペナルティ実績価値の低さに基づいて,停止対象の仮想マシンを決定する停止仮想マシン決定方法。
CL1〜CLn :クライアント端末
MT1 :構成情報テーブル
MT2 :監視情報テーブル
MT3 :構成変化管理テーブル
MT4 :インパクトテーブル
MS :管理サーバ
PG1〜PG4 :プログラム
PM1〜PMn :物理マシン
PS :ポータルサーバ
SY1 :人事管理システム
SY2 :コミュニケーション管理システム
SY3 :構成管理システム
TT1 ;変化想定テーブル
TT2 ;バイオレーション検証テーブル
TT3 ;ペナルティ管理テーブル
VM1〜VM19,VM76〜VM78 :仮想マシン
100 :クラウドシステム
101 :クライアント端末群
102 :クラウドデータセンタ
103 :ネットワーク
201 :CPU
202 :RAM
203 :入力装置
204 :出力装置
205 :インターフェース
206 :ハードディスクドライブ
207 :バス
211 :管理手段
212 :監視手段
213 :制御手段
214 :変化量生成手段
215 :停止マシン選定手段

Claims (7)

  1. 物理マシン上で動作制御される単一又は複数の仮想マシンを有し,運用状況の評価項目と,前記評価項目の要求値と,前記評価項目の値が前記要求値を満たさない場合のペナルティ金額とを契約で設定された複数のシステムを含むシステム群において,1つの物理マシン上で動作中の複数の仮想マシンから停止する仮想マシンを決定する停止仮想マシン決定処理を前記複数の仮想マシンの制御を行う情報処理装置に実行させるための停止仮想マシン決定プログラムであって,
    前記情報処理装置に,前記仮想マシンの追加前後の前記評価項目の値を取得し,前記仮想マシンの追加による前記評価項目の変化量を,追加した仮想マシンを有するシステムと追加した仮想マシンの用途とのペアごとに記憶させる変化量記憶工程と,
    前記情報処理装置に,前記変化量に基づいて,前記仮想マシンのいずれかを停止することによる前記評価項目の影響量を,前記ペアごとに生成させる影響量生成工程と,
    前記情報処理装置に,前記評価項目の影響量と前記評価項目の現在値と前記評価項目の要求値とに基づき,前記仮想マシンの停止後に前記評価項目の値が前記要求値を満たさなくなる危険性を示すリスク値を前記ペアごとに生成させるリスク生成工程と,
    前記情報処理装置に,前記リスク値と該リスク値に対応するシステムの前記ペナルティ金額に基づき,停止対象とする仮想マシンを使用するシステム及びその仮想マシンの用途のペアを決定し,当該ペアに対応する仮想マシンを,前記停止する仮想マシンとして決定させる停止対象決定工程とを実行させるための停止仮想マシン決定プログラム。
  2. 請求項1において,
    前記停止対象決定工程では,前記情報処理装置に,前記リスク生成工程の結果,前記仮想マシンの停止後に前記評価項目の値が前記要求値を満たすペアに対応する仮想マシンの中から,停止対象の仮想マシンを決定させる停止仮想マシン決定プログラム。
  3. 請求項2において,
    前記停止対象決定工程では,前記情報処理装置に,前記ペナルティ金額と前記リスク値とを積算したペナルティ実績価値の低さに基づいて,停止対象の仮想マシンを決定させる停止仮想マシン決定プログラム。
  4. 請求項2において,
    前記停止対象決定工程では,前記情報処理装置に,前記リスク生成工程の結果,すべての前記ペアについて前記仮想マシンの停止後に前記評価項目の値が前記要求値を満たさない場合,前記情報処理装置に,前記ペナルティ金額が最小となる前記ペアに対応する仮想マシンを停止対象に決定させる停止仮想マシン決定プログラム。
  5. 物理マシン上で動作制御される単一又は複数の仮想マシンを有し,運用状況の評価項目と,前記評価項目の要求値と,前記評価項目の値が前記要求値を満たさない場合のペナルティ金額とを契約で設定された複数のシステムを含むシステム群において,1つの物理マシン上で動作中の複数の仮想マシンから停止する仮想マシンを決定する停止仮想マシン決定方法であって,
    前記複数の仮想マシンの制御を行う情報処理装置が,前記仮想マシンの追加前後の前記評価項目の値を取得し,前記仮想マシンの追加による前記評価項目の変化量を,追加した仮想マシンを有するシステムと追加した仮想マシンの用途とのペアごとに記憶する変化量記憶工程と,
    前記情報処理装置が,前記変化量に基づいて,前記仮想マシンのいずれかを停止することによる前記評価項目の影響量を,前記ペアごとに生成させる影響量生成工程と,
    前記情報処理装置が,前記評価項目の影響量と前記評価項目の現在値と前記評価項目の要求値とに基づき,前記仮想マシンの停止後に前記評価項目の値が前記要求値を満たさなくなる危険性を示すリスク値を前記ペアごとに生成するリスク生成工程と,
    前記情報処理装置が,前記リスク値と該リスク値に対応するシステムの前記ペナルティ金額に基づき,停止対象とする仮想マシンを使用するシステム及びその仮想マシンの用途のペアを決定し,当該ペアに対応する仮想マシンを,前記停止する仮想マシンとして決定させる停止対象決定工程とを有する停止仮想マシン決定方法。
  6. 請求項5において,
    前記停止対象決定工程では,前記リスク生成工程の結果,前記仮想マシンの停止後に前記評価項目の値が前記要求値を満たすペアに対応する仮想マシンの中から,停止対象の仮想マシンを決定する停止仮想マシン決定方法。
  7. 請求項6において,
    前記停止対象決定工程では,前記ペナルティ金額と前記リスク値とを積算したペナルティ実績価値の低さに基づいて,停止対象の仮想マシンを決定する停止仮想マシン決定方法。
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