JP6595294B2 - イコライザ機構付き懸架装置 - Google Patents

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Description

本発明は、左右にタイヤを装着した車軸を弾性支持するリーフスプリングの端部が、イコライザ機構を介して車体に支持されるイコライザ機構付き懸架装置に関する。
従来、イコライザ機構付き懸架装置としては、リーフスプリングの端部を、イコライザリンクに対し固定支持するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。又、イコライザ機構付き懸架装置としては、リーフスプリングの端部を、イコライザリンクに対してスライド支持するものが知られている(例えば、特許文献2、特許文献3参照)。
実開平04−26107号公報 特開昭57−99405号公報 特開平07−4113号公報
しかしながら、特許文献1のイコライザ機構付き懸架装置にあっては、リーフスプリングのスパン(=荷重支持点間の長さ)が固定であるため、サスペンションストロークが、主にリーフスプリングの弾性変形量により決まるショートストロークになる。そして、山道等のように凹凸路や傾斜路等での走行時においては、路面へのタイヤ接地性が損なわれたり、イコライザリンクが車体側に設けられたストッパプレートに大きな力で繰り返し衝突するため、ストッパプレートが変形したり磨耗したりする、という問題があった。
一方、特許文献2,3のイコライザ機構付き懸架装置にあっては、リーフスプリングの端部がスライド支持であるため、リーフスプリングのスパンの変更ができ、スパンが固定される特許文献1の装置よりもサスペンションストロークを長くすることが可能になる。そこで、サスペンションストロークのロングストローク化を狙うと、特許文献2,3に記載されるように、イコライザリンクの端部上下位置に配置されるスプリング接触部材の間隔を広くし、リーフスプリングの端部を自由端支持状態にする必要がある。しかし、2つのスプリング接触部材の間隔を広くした場合、凹凸路や傾斜路等での走行時においては、イコライザリンクとリーフスプリングの端部の相対動きが拘束されないため、リーフスプリングがイコライザリンクから外れてしまう虞がある。
そこで、リーフスプリングがイコライザリンクからの外れ防止を狙うと、イコライザリンクの端部上下位置に配置されるスプリング接触部材の間隔を狭くし、リーフスプリングの端部を挟持状態でスライド支持する必要がある。しかし、リーフスプリングの端部を挟持状態にすると、イコライザリンクとリーフスプリングの端部の相対動きが拘束され、許容される折れ角度が制限を受ける。よって、許容されるイコライザリンクの揺動角度範囲が狭くなり、イコライザリンクの揺動角度範囲により決まるサスペンションストロークのロングストローク化を狙うことができない。
即ち、凹凸路や傾斜路等の走行頻度が高い重量物運搬車の場合、路面形状が大きく変化するときにタイヤ接地性を保ちたいという理由により、サスペンションストロークをロングストローク化したいという要求がある。しかし、実車にてロングストローク化を実現するには、リーフスプリングのイコライザリンクからの外れ防止を達成しなければならないという解決すべき大きな課題が残っている。
なお、「サスペンションストローク」とは、リーフスプリングの弾性変形及びスパン変化により、車体が最も深く沈みこんだフルバウンド状態(バンプ状態)から最も伸びきったフルリバウンド状態までのタイヤが動く距離のことをいう。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、サスペンションストロークのロングストローク化と、リーフスプリングのイコライザ機構からの外れ防止と、の両立を図るイコライザ機構付き懸架装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、左右にタイヤを装着した車軸を弾性支持するリーフスプリングが、イコライザ機構を介して車体に支持される。
このイコライザ機構付き懸架装置において、イコライザ機構を、車体に固定されたイコライザブラケットと、イコライザブラケットの中央部位置に設けられた第1ピンを中心軸として揺動可能に支持されたイコライザリンクと、イコライザリンクの両端部の位置に設けられた第2ピンを中心軸として回動可能に支持されたシャックルと、により構成する。
第2ピンの位置に、リーフスプリングの端部領域の上面に接触可能な第1スプリング接触部材を設ける。
シャックルのうち、第1スプリング接触部材と対向する位置に、リーフスプリングの端部領域の下面に接触可能な第2スプリング接触部材を設ける。
リーフスプリングの端部を、第1スプリング接触部材と第2スプリング接触部材との間に挟持状態によりスライド支持すると共に、リーフスプリングのシャックルに対するスライド量を、リーフスプリングがシャックルから外れない位置までに規制するスプリング外れ止め機構を設ける。
第1スプリング接触部材を、リーフスプリングの端部領域の上面を転動しながら接触支持するスプリング接触支持ローラとする。
第2スプリング接触部材を、リーフスプリングの端部領域の下面に接触すると共に、スプリング接触支持ローラと対向する位置に車両前後方向に離れて配置した一対のスプリング接触ロッドとする。
リーフスプリングの端部領域を、スプリング接触支持ローラと一対のスプリング接触ロッドとの間に3点支持状態としてスライド支持する。
よって、イコライザ機構として、イコライザリンクの両端部の位置に連結されるシャックルが加えられ、リーフスプリングの端部をスライド支持する機能を受け持つリンク部材が、イコライザリンクではなくてシャックルになる。このため、イコライザリンクが揺動すると、イコライザリンクに対してリーフスプリングの端部がスライド支持されたシャックルが回動する。よって、イコライザリンクとリーフスプリングの間で許容される折れ角度が、シャックルの追加により拡大され、許容されるイコライザリンクの揺動角度範囲により決まるサスペンションストロークのロングストローク化が達成される。
また、シャックルとリーフスプリングの端部とは相対動きを拘束した挟持状態でスライド支持される。このため、リーフスプリングの端部がシャックルから外れる方向にスライド移動したとき、スプリング外れ止め機構によってリーフスプリングがシャックルから外れない位置までに規制される。
この結果、サスペンションストロークのロングストローク化と、リーフスプリングのイコライザ機構からの外れ防止と、の両立を図ることができる。
加えて、リーフスプリングの端部領域が、スプリング接触支持ローラと一対のスプリング接触ロッドとの間に3点支持状態としてスライド支持される。このため、リーフスプリングの端部領域が、2点支持状態にした場合に比べ、傾動を抑えた安定したスライド支持姿勢となり、リーフスプリングのスムーズなスライド性とシャックルの回動性を共に確保することができる。
トラクタ&トレーラ車のトレーラ懸架装置として適用された実施例1のイコライザ機構付き懸架装置のノーマル状態を示す全体側面図である。 実施例1のイコライザ機構付き懸架装置を示す図1の中央部拡大図である。 実施例1のイコライザ機構付き懸架装置におけるイコライザ機構の詳細構成を示す側面図である。 実施例1のイコライザ機構付き懸架装置におけるイコライザ機構の詳細構成を示す正面図である。 悪路走行中において第2車軸に装着された第2タイヤがバウンドストロークするときのサスペンション作用を示す側面図である。 図5においてバウンド状態である第2車軸に装着された第2タイヤのサスペンション作用を示す拡大側面図である。 悪路走行中において第2車軸に装着された第2タイヤがリバウンドストロークするときのサスペンション作用を示す側面図である。 図7においてリバウンド状態である第2車軸に装着された第2タイヤのサスペンション作用を示す拡大側面図である。 登坂路走行中において全てのタイヤが接地状態を保つときのサスペンション作用を示す側面図である。 図9においてタイヤ接地状態である第2車軸に装着された第2タイヤのサスペンション作用を示す拡大側面図である。
以下、本発明のイコライザ機構付き懸架装置を実現する最良の形態を、図面に示す実施例1に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
実施例1におけるイコライザ機構付き懸架装置は、土砂等の重量物を運搬するトラクタ&トレーラ車のトレーラ懸架装置として適用したものである。以下、実施例1のイコライザ機構付き懸架装置の構成を、「全体構成」、「イコライザ機構の詳細構成」に分けて説明する。なお、以下の説明において、常用荷重時のタイヤ接地状態をノーマル状態という。また、タイヤがノーマル状態からフルバウンド状態に向かって動くストロークを「バウンドストローク」といい、タイヤがノーマル状態からフルリバウンド状態に向かって動くストロークを「リバウンドストローク」という。
[全体構成]
図1は、トラクタ&トレーラ車のトレーラ懸架装置として適用された実施例1のイコライザ機構付き懸架装置のノーマル状態を示す。以下、図1に基づき、全体構成を説明する。
前記トラクタ&トレーラ車は、図外のエンジンを搭載したトラクタ(牽引車)と、荷台を設けたトレーラ(被牽引車)との切り離しができる連結トラックであり、フルトレーラ方式やセミトレーラ方式がある。イコライザ機構付き懸架装置とは、左右にタイヤ1を装着した車軸2を弾性支持するリーフスプリング3が、イコライザ機構4を介してシャシフレーム5(車体)に支持される車軸懸架式サスペンションをいう。実施例1のイコライザ機構付き懸架装置は、荷台が架装されたトレーラ懸架装置として適用される。
前記タイヤ1としては、図1に示すように、第1タイヤ11と第2タイヤ12と第3タイヤ13を有し、側面視で車両前後方向に3個連なって設けられる。第1タイヤ11は、第1リーフスプリング31の中央部に固定された第1車軸21の位置にホイールを介して装着される。第2タイヤ12は、第2リーフスプリング32の中央部に固定された第2車軸22の位置にホイールを介して装着される。第3タイヤ13は、第3リーフスプリング33の中央部に固定された第3車軸23の位置にホイールを介して装着される。
前記リーフスプリング3は、複数の鋼板によるバネ要素を重ねてUボルトにより束ねたバネであり、バネ要素の曲げに対する弾力を利用して、路面からの振動を吸収する。大型のトラクタ&トレーラ車の場合、第1図に示すように、1軸当たりの高いバネ下重量を支えるだけのバネ要素(例えば、10枚)を重ねる。リーフスプリング3としては、第1タイヤ11を弾性支持する第1リーフスプリング31と、第2タイヤ12を弾性支持する第2リーフスプリング32と、第3タイヤ13を弾性支持する第3リーフスプリング33と、を有する。
前記イコライザ機構4は、リーフスプリング3の端部と、荷台を架装するシャシフレーム5との間に介装され、左右支持荷重の均等化を図るための機構である。このイコライザ機構4は、図1に示すように、イコライザブラケット41F,41Rと、イコライザブラケット41F,41Rのそれぞれに揺動可能なイコライザリンク42F,42Rと、イコライザリンク42F,42Rのそれぞれの両端部に回動可能なシャックル43F1,43F2,43R1,43R2と、により構成される。
前記シャシフレーム5は、荷台を架装する車体部材であり、前側ブラケット62Fと、2つのイコライザブラケット41F,41Rと、後側ブラケット62Rと、が固定されている。前側ブラケット62Fには、シャックル61Fが回動可能に設けられる。後側ブラケット62Rには、シャックル61Rが回動可能に設けられる。
なお、側面視で車軸2を中心にリーフスプリングがS字形に変形するワインドアップを防止するため、前後方向にトルクロッド7が追加されている。トルクロッド7としては、前側ブラケット61Fと第1車軸21とを前後方向に連結する第1トルクロッド71と、イコライザブラケット41Fと第2車軸22とを前後方向に連結する第2トルクロッド72と、イコライザブラケット41Rと第3車軸23とを前後方向に連結する第3トルクロッド73と、を有する。
前記タイヤ1のうち、車両前方位置の第1タイヤ11を弾性支持する第1リーフスプリング31は、スプリング後端部を、シャックル43F1及びイコライザリンク42Fを介してイコライザブラケット41Fに支持し、スプリング前端部を、シャックル61Fを介して前側ブラケット62F(車体側ブラケット)に支持する。
前記タイヤ1のうち、車両後方位置の第3タイヤ13を弾性支持する第3リーフスプリング33は、スプリング前端部を、シャックル43R2及びイコライザリンク42Rを介してイコライザブラケット41Rに支持し、スプリング後端部を、シャックル61Rを介して後側ブラケット62R(車体側ブラケット)に支持する。
前記タイヤ1のうち、車両前後位置のタイヤ11,13を除いた中間位置の第2タイヤ12を弾性支持する第2リーフスプリング32は、スプリング前端部を、シャックル43F2及びイコライザリンク42Fを介してイコライザブラケット41Fに支持し、スプリング後端部を、シャックル43R1及びイコライザリンク42Rを介してイコライザブラケット41Rに支持する。
[イコライザ機構の詳細構成]
図2は、実施例1のイコライザ機構付き懸架装置を示し、図3及び図4は、イコライザ機構4の詳細構成を示す側面図及び正面図である。以下、図2〜図4に基づき、イコライザ機構4の詳細構成を説明する。
前記イコライザ機構4は、図2に示すように、イコライザブラケット41(41F,41R)と、イコライザリンク42(42F,42R)と、シャックル43(43F1,43F2,43R1,43R2)と、を備える。イコライザ機構4へのスプリング支持構造として、スプリング接触支持ローラ8と、スプリング接触ロッド9,9と、スプリング外れ止め機構Sと、を備える。以下、各構成について説明する。
前記イコライザブラケット41F,41Rは、図2に示すように、二等辺三角形状であり、底辺部分がトレーラの荷台を架装するシャシフレーム5に固定される。イコライザブラケット41F,41Rのうち、シャシフレーム5から近い側にイコライザリンク42F,42Rを揺動可能に支持し、シャシフレーム5から遠い側にトルクロッド72,73の一端部を軸支持する。
前記イコライザリンク42F,42Rは、図2に示すように、イコライザブラケット31の中央部位置に設けられた第1ピン44F,44Rを中心軸として揺動可能に支持される。
前記シャックル43F2,43R1は、図2に示すように、イコライザリンク42F,42Rの両端部の位置に設けられた第2ピン45F2,45R1を中心軸として回動可能に支持される。
前記スプリング接触支持ローラ8(第1スプリング接触部材)は、図2に示すように、第2ピン45F2,45R1を中心軸として回転可能に設けられ、リーフスプリング32の端部領域32’,32’(端部領域3’)の上面32a,32a(上面3a)を転動しながら接触支持する。
前記スプリング接触ロッド9,9(第2スプリング接触部材)は、図2に示すように、シャックル43F2,43R1のうち、スプリング接触支持ローラ8とは所定の間隔を介して対向する位置に車両前後方向に離れて一対配置され、リーフスプリング32の端部領域32’,32’の下面32b,32b(下面3b)に接触可能である。
即ち、リーフスプリング32の端部領域32’,32’のそれぞれは、スプリング接触支持ローラ8と一対のスプリング接触ロッド9,9との間に3点支持状態としてスライド支持される。なお、スプリング接触支持ローラ8にて荷重を支持しているノーマル状態では、リーフスプリング32の端部領域32’と一対のスプリング接触ロッド9,9との間に、リーフスプリング32の円滑なスライド移動を確保する僅かな隙間を介在させる。
前記スプリング外れ止め機構Sは、図2に示すように、スプリング接触支持ローラ8とスプリング接触ロッド9,9との間に挟持状態によりスライド支持されるリーフスプリング32のシャックル43F2,43R1に対するスライド量を、リーフスプリング32がシャックル43F2,43R1から外れない位置までに規制する機構である。このスプリング外れ止め機構Sは、スプリング側外れ止め部材を、リーフスプリング32を構成する複数の板バネ要素のうち、端部領域の最下部に配置される板バネ要素の端部を半円弧状に屈曲させた円弧状ストッパ部32c,32c(円弧状ストッパ部3c)とする。シャックル側外れ止め部材を、第1ピン44F,44Rに近い側のスプリング接触ロッド9とする。
前記イコライザリンク42は、図3及び図4に示すように、一対のリンク側板42a,42bと、一対のリンク側板42a,42bの上側をピン軸方向に連結する複数の連結板42cと、一対のリンク側板42a,42bの第1ピン44の下側をピン軸方向に連結する補強板42dと、により下開きの断面形状とされる。
前記一対のリンク側板42a,42bの上端面には、図3に示すように、中央部から両側に向かって低くなる山形の傾斜面42e,42fを形成し、第1ピン44を中心とするイコライザリンク42の最大揺動角度範囲を、シャシフレーム5の下面をストッパ面として揺動角度範囲を制限する(図5〜図8を参照)。
前記一対のリンク側板42a,42bの下端面の両側位置には、図3に示すように、第2ピン45を中心とする円弧形状の延長部分にストッパ凹部42g,42hを形成し、シャックル43の回動角度のうち、第1ピン44に向かう側の回動角度をスプリング接触ロッド9との接触により所定角度に制限する。
前記シャックル43は、図3及び図4に示すように、一対のリンク側板42a,42bの内側に配置される一対のシャックル側板43a,43bを、第2ピン45とスプリング接触ロッド9,9により連結することで構成される。
前記スプリング接触支持ローラ8は、ボルト・ナットによる第2ピン45の外周に回転可能に設けることで構成される。スプリング接触ロッド9,9は、図3及び図4に示すように、ボルト・ナットによるピン部材9a,9aの外周に円筒状のカラー部材9b,9bを嵌挿させることで構成される。
次に、作用を説明する。
実施例1のイコライザ機構付き懸架装置における作用を、[凹凸路走行時におけるタイヤ接地作用]、[登坂路走行時におけるタイヤ接地作用]、[イコライザ機構付き懸架装置の特徴作用]に分けて説明する。
[凹凸路走行時におけるタイヤ接地作用]
以下、凹凸路走行時におけるタイヤ接地作用を、図5〜図8に基づき説明する。
凹凸路走行中、第2タイヤ12が凸部に乗り上げると、図5に示すように、第2タイヤ12がバウンドストロークし、第1タイヤ11と第3タイヤ13がリバンドストロークし、3つのタイヤ11,12,13の接地性が確保される。
このとき、イコライザリンク42Fは、ノーマル状態から図5の矢印A方向に揺動し、傾斜面42fがシャシフレーム5の下面に当接するまで最大揺動角度になる。このイコライザリンク42Fの揺動により、第2ピン45F1を最も低い位置まで下げ、第2ピン45F2を最も高い位置まで上げる。一方、イコライザリンク42Rは、ノーマル状態から図5の矢印B方向に揺動し、傾斜面42eがシャシフレーム5の下面に当接するまで最大揺動角度で揺動になる。このイコライザリンク42Rの揺動により、第2ピン45R1を最も高い位置まで上げ、第2ピン45R2を最も低い位置まで下げる。
そして、第2リーフスプリング32の両端部は、図6に示すように、シャックル43F2,43R1の回動を伴いながら、同じ高さ位置のスプリング接触支持ローラ8と一対のスプリング接触ロッド9,9との間に3点支持状態でスライドする。よって、凸部に乗り上げた第2タイヤ12は、接地性を確保しながら水平状態に保たれた第2リーフスプリング32に弾性支持される。
凹凸路走行中、第2タイヤ12が凹部に落ち込むと、ロングストローク化したイコライザ機構付き懸架装置により、図7に示すように、第2タイヤ12がリバウンドストロークし、第1タイヤ11と第3タイヤ13がバンドストロークし、3つのタイヤ11,12,13の接地性が確保される。
このとき、イコライザリンク42Fは、ノーマル状態から図7の矢印B方向に揺動し、傾斜面42eがシャシフレーム5の下面に当接するまで最大揺動角度になる。このイコライザリンク42Fの揺動により、第2ピン45F1を最も高い位置まで上げ、第2ピン45F2を最も低い位置まで下げる。一方、イコライザリンク42Rは、ノーマル状態から図7の矢印A方向に揺動し、傾斜面42fがシャシフレーム5の下面に当接するまで最大揺動角度で揺動になる。このイコライザリンク42Rの揺動により、第2ピン45R1を最も低い位置まで下げ、第2ピン45R2を最も高い位置まで上げる。
そして、第2リーフスプリング32の両端部は、図8に示すように、シャックル43F2,43R1の回動を伴いながら、同じ高さ位置のスプリング接触支持ローラ8と一対のスプリング接触ロッド9,9との間に3点支持状態でスライドする。よって、凹部に落ち込んだ第2タイヤ12は、接地性を確保しながら水平状態に保たれた第2リーフスプリング32に弾性支持される。
このように、第2タイヤ12が凸部に乗り上げたフルバウンド状態では、リーフスプリングが無いのと同じ状態を引き起こし、第2タイヤ12が凹部に落ち込んだフルリバウンド状態では、第2タイヤ12がめいっぱい車体から離れた状態で、最悪の場合、第2タイヤ12が路面から離れてしまう。
これに対し、第2タイヤ12が凸部に乗り上げたフルバウンド状態であっても、凹部に落ち込んだフルリバウンド状態であっても、第2タイヤ12の接地性を確保しながら水平状態に保たれた第2リーフスプリング32に弾性支持される。よって、実施例1のイコライザ機構付き懸架装置によるサスペンションストロークのロングストローク化により、凹凸路走行中、3つのタイヤ11,12,13の接地性が確保される。
[登坂路走行時におけるタイヤ接地作用]
以下、登坂路走行時におけるタイヤ接地作用を、図9及び図10に基づき説明する。
登坂路走行中は、図9に示すように、第1タイヤ11がバウンドストロークし、第2タイヤ12がほぼノーマル状態のままで、第3タイヤ13がリバンドストロークし、3つのタイヤ11,12,13の接地性が確保される。
このとき、イコライザリンク42Fは、ノーマル状態から図9の矢印B方向に揺動し、傾斜面42eがシャシフレーム5の下面に当接するまで最大揺動角度になる。このイコライザリンク42Fの揺動により、第2ピン45F1を最も高い位置まで上げ、第2ピン45F2を最も低い位置まで下げる。同様に、イコライザリンク42Rは、ノーマル状態から図9の矢印B方向に揺動し、傾斜面42eがシャシフレーム5の下面に当接するまで最大揺動角度で揺動になる。このイコライザリンク42Rの揺動により、第2ピン45R1を最も高い位置まで上げ、第2ピン45R2を最も低い位置まで下げる。
そして、第2リーフスプリング32の両端部のうち車両前方側端部は、図10に示すように、シャックル43F2の回動を伴いながら、スプリング接触支持ローラ8と一対のスプリング接触ロッド9,9との間に3点支持状態で端部領域32’を車軸方向にスライドする。第2リーフスプリング32の両端部のうち車両後方側端部は、図10に示すように、シャックル43R1の回動を伴いながら、スプリング接触支持ローラ8と一対のスプリング接触ロッド9,9との間に3点支持状態で端部領域32’をスプリング外れ方向にスライドする。つまり、第2タイヤ12は、車両前方側を下げて車両後方側を上げた傾斜状態の第2リーフスプリング32により接地性を確保しながら弾性支持される。
このように、第2リーフスプリング32の車両前方側を下げることで、イコライザリンク42Fを介して第1リーフスプリング31の車両後方側が上げられ、バウンドストローク状態の第1タイヤ11の接地性が確保される。そして、第2リーフスプリング32の車両後方側を上げることで、イコライザリンク42Rを介して第3リーフスプリング33の車両前方側が下げられ、リバウンドストローク状態の第3タイヤ13の接地性が確保される。
上記のように、第2タイヤ12を弾性支持する第2リーフスプリング32が傾斜状態になることで、第2リーフスプリング32の車両後方側端部の端部領域32’がスプリング外れ方向の限界付近までスライドする。このとき、シャシフレーム5の下面をストッパ面として揺動角度が制限された状態のイコライザリンク42Rに対し、シャックル43R1はストッパ凹部42gとスプリング接触ロッド9との接触により第1ピン44Rに向かう側の回動角度が制限された状態になる。よって、イコライザリンク42Rに対しシャックル43R1が回動することにより、第2リーフスプリング32の端部がシャックル43R1から外れることはない。しかし、第2タイヤ12に大きな力が作用して第2リーフスプリング32が弾性変形すると、第2リーフスプリング32の端部がシャックル43R1から外れる虞があるが、リーフスプリング32の円弧状ストッパ部32cが、スプリング接触ロッド9に係合することで、シャックル43R1からの外れが防止される。
[イコライザ機構付き懸架装置の特徴作用]
実施例1では、リーフスプリング3の端部を、スプリング接触支持ローラ8とスプリング接触ロッド9との間に挟持状態によりスライド支持すると共に、リーフスプリング3のシャックル43に対するスライド量を、リーフスプリング3がシャックル43から外れない位置までに規制するスプリング外れ止め機構Sを設ける構成とした。
即ち、イコライザ機構4として、イコライザリンク42の両端部の位置に連結されるシャックル43が加えられ、リーフスプリング3の端部をスライド支持する機能を受け持つリンク部材が、イコライザリンク42ではなくてシャックル43になる。このため、イコライザリンク42が揺動すると、イコライザリンク42に対してリーフスプリング3の端部がスライド支持されたシャックル43が回動する。よって、イコライザリンク42とリーフスプリング3の間で許容される折れ角度が、シャックル43の追加により拡大され、許容されるイコライザリンク42の揺動角度範囲により決まるサスペンションストロークのロングストローク化が達成される。
また、シャックル43とリーフスプリング3の端部とは相対動きを拘束した挟持状態でスライド支持される。このため、リーフスプリング3の端部がシャックル43から外れる方向にスライド移動したとき、スプリング外れ止め機構Sによってリーフスプリング3がシャックル43から外れない位置までに規制される。
この結果、サスペンションストロークのロングストローク化と、リーフスプリング3のイコライザ機構4からの外れ防止と、の両立が図られる。
実施例1では、リーフスプリング3の端部領域3’を、スプリング接触支持ローラ8と一対のスプリング接触ロッド9,9との間に3点支持状態としてスライド支持する構成とした。
即ち、リーフスプリング3の端部領域3’を、上下の2点支持状態とすると、リーフスプリング3の傾きが拘束されず、リーフスプリング3に加わる力の方向に応じて傾動する。このため、リーフスプリング3のスライド性が低下すると共に、リーフスプリング3の傾きに追従するシャックル43の回動性が確保されない。
これに対し、リーフスプリング3の端部領域3’を3点支持状態にしたことで、2点支持状態にした場合に比べ、傾動を抑えた安定したスライド支持姿勢となり、リーフスプリング3のスムーズなスライド性とシャックル43の回動性が共に確保される。
実施例1では、スプリング外れ止め機構Sのスプリング側外れ止め部材を、リーフスプリング3の円弧状ストッパ部3cとし、シャックル側外れ止め部材を、スプリング接触ロッド9とする構成とした。
従って、スプリング側外れ止め部材やシャックル側外れ止め部材として、新たな部品追加を要さず、低コストにてリーフスプリング3とシャックル43との間にスプリング外れ止め機構Sが設定される。
実施例1では、複数のタイヤ11,12,13のうち、車両前後位置のタイヤ11,13を除いた中間位置の第2タイヤ12を弾性支持する第2リーフスプリング32の両端部を、シャックル43F2,43R1及びイコライザリンク42F,42Rを介してイコライザブラケット41F,41Rに支持する構成とした。
即ち、第2リーフスプリング32の両端部が、サスペンションストロークのロングストローク化を図ったイコライザ機構4を介して車体に支持されることになる。
従って、中間位置の第2タイヤ12について、サスペンションストロークのロングストローク化が最大限に発揮され、凹凸路や傾斜路等の様々な路面に対してタイヤ接地性が確保される。
次に、効果を説明する。
実施例1のイコライザ機構付き懸架装置にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
(1) 左右にタイヤ1を装着した車軸2を弾性支持するリーフスプリング3が、イコライザ機構4を介して車体(シャシフレーム5)に支持されるイコライザ機構付き懸架装置において、
イコライザ機構4を、車体に固定されたイコライザブラケット41と、イコライザブラケット41の中央部位置に設けられた第1ピン44を中心軸として揺動可能に支持されたイコライザリンク42と、イコライザリンク42の両端部の位置に設けられた第2ピン45を中心軸として回動可能に支持されたシャックル43と、により構成し、
第2ピン45の位置に、リーフスプリング3の端部領域3’の上面3aに接触可能な第1スプリング接触部材(スプリング接触支持ローラ8)を設け、
シャックル43のうち、第1スプリング接触部材と対向する位置に、リーフスプリング3の端部領域3’の下面3bに接触可能な第2スプリング接触部材(スプリング接触ロッド9)を設け、
リーフスプリング3の端部を、第1スプリング接触部材と第2スプリング接触部材との間に挟持状態によりスライド支持すると共に、リーフスプリング3のシャックル43に対するスライド量を、リーフスプリング3がシャックル43から外れない位置までに規制するスプリング外れ止め機構Sを設ける。
このため、サスペンションストロークのロングストローク化と、リーフスプリング3のイコライザ機構4からの外れ防止と、の両立を図ることができる。
(2) 第1スプリング接触部材を、リーフスプリング3の端部領域3’の上面3aを転動しながら接触支持するスプリング接触支持ローラ8とし、
第2スプリング接触部材を、リーフスプリング3の端部領域3’の下面3bに接触すると共に、スプリング接触支持ローラ8と対向する位置に車両前後方向に離れて配置した一対のスプリング接触ロッド9,9とし、
リーフスプリング3の端部領域3’を、スプリング接触支持ローラ8と一対のスプリング接触ロッド9,9との間に3点支持状態としてスライド支持する。
このため、(1)の効果に加え、リーフスプリング3の端部領域3’が、2点支持状態にした場合に比べ、傾動を抑えた安定したスライド支持姿勢となり、リーフスプリング3のスムーズなスライド性とシャックル43の回動性を共に確保することができる。
(3) スプリング外れ止め機構Sは、スプリング側外れ止め部材とシャックル側外れ止め部材を有し、
スプリング側外れ止め部材を、リーフスプリング3を構成する複数の板バネ要素のうち、端部領域の最下部に配置される板バネ要素の端部を半円弧状に屈曲させた円弧状ストッパ部3cとし、
シャックル側外れ止め部材を、スプリング接触ロッド9とする。
このため、(2)の効果に加え、新たな部品追加を要さず、低コストにてリーフスプリング3とシャックル43との間にスプリング外れ止め機構Sを設定することができる。
(4) タイヤ1は、リーフスプリング3の中央部に固定された車軸2に装着され、側面視で車両前後方向に3個以上連なって設けられ、
タイヤ1のうち、車両前後位置のタイヤ11,13を除いた中間位置のタイヤ(第2タイヤ12)を弾性支持するリーフスプリング3のスプリング両端部を、シャックル43及びイコライザリンク42を介してイコライザブラケット41に支持する。
このため、(1)〜(3)の効果に加え、中間位置のタイヤ(第2タイヤ12)について、サスペンションストロークのロングストローク化が最大限に発揮され、凹凸路や傾斜路等の様々な路面に対してタイヤ接地性を確保することができる。
以上、本発明のイコライザ機構付き懸架装置を実施例1に基づき説明してきたが、具体的な構成については、この実施例1に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
実施例1では、第1スプリング接触部材として、スプリング接触支持ローラ8を設ける例を示した。しかし、第1スプリング接触部材としては、シャックルに形成され、リーフスプリングの上面に線接触する円弧状断面を有するスプリング接触部としても良い。
実施例1では、第2スプリング接触部材として、車両前後方向に離れて配置した一対のスプリング接触ロッド9,9を設ける例を示した。しかし、第2スプリング接触部材としては、車両前後方向に伸びる接触平面を有する断面形状による1つのスプリング接触ロッドであっても良い。
実施例1では、スプリング外れ止め機構Sとして、円弧状ストッパ部3cとスプリング接触ロッド9による例を示した。しかし、スプリング外れ止め機構Sとしては、スプリング側外れ止め部材とシャックル側外れ止め部材のうち、一方を既存部品とし、他方を新たな追加部品としても良いし、また、スプリング側外れ止め部材とシャックル側外れ止め部材の両方を新たな追加部品としても良い。
実施例1では、本発明のイコライザ機構付き懸架装置を、トラクタ&トレーラ車であって側面視で3個のタイヤが連なって設けられるトレーラ懸架装置として適用する例を示した。しかし、本発明のイコライザ機構付き懸架装置は、側面視で2個以上のタイヤが連なって設けられる重量物運搬車両であれば、一般的な貨物トラック等の様々な種類やタイプの車両に対して適用することができる。
1 タイヤ
11 第1タイヤ
12 第2タイヤ
13 第3タイヤ
2 車軸
3 リーフスプリング
3’ 端部領域
3a 上面
3b 下面
3c 円弧状ストッパ部(スプリング側外れ止め部材)
4 イコライザ機構
41 イコライザブラケット
42 イコライザリンク
43 シャックル
44 第1ピン
45 第2ピン
5 シャシフレーム(車体)
61F,61R シャックル
62F 前側ブラケット(車体側ブラケット)
62R 後側ブラケット(車体側ブラケット)
8 スプリング接触支持ローラ(第1スプリング接触部材)
9 スプリング接触ロッド(第2スプリング接触部材、シャックル側外れ止め部材)
S スプリング外れ止め機構

Claims (3)

  1. 左右にタイヤを装着した車軸を弾性支持するリーフスプリングが、イコライザ機構を介して車体に支持されるイコライザ機構付き懸架装置において、
    前記イコライザ機構を、前記車体に固定されたイコライザブラケットと、前記イコライザブラケットの中央部位置に設けられた第1ピンを中心軸として揺動可能に支持されたイコライザリンクと、前記イコライザリンクの両端部の位置に設けられた第2ピンを中心軸として回動可能に支持されたシャックルと、により構成し、
    前記第2ピンの位置に、前記リーフスプリングの端部領域の上面に接触可能な第1スプリング接触部材を設け、
    前記シャックルのうち、前記第1スプリング接触部材と対向する位置に、前記リーフスプリングの端部領域の下面に接触可能な第2スプリング接触部材を設け、
    前記リーフスプリングの端部を、前記第1スプリング接触部材と前記第2スプリング接触部材との間に挟持状態によりスライド支持すると共に、前記リーフスプリングの前記シャックルに対するスライド量を、前記リーフスプリングが前記シャックルから外れない位置までに規制するスプリング外れ止め機構を設け、
    前記第1スプリング接触部材を、前記リーフスプリングの端部領域の上面を転動しながら接触支持するスプリング接触支持ローラとし、
    前記第2スプリング接触部材を、前記リーフスプリングの端部領域の下面に接触すると共に、前記スプリング接触支持ローラと対向する位置に車両前後方向に離れて配置した一対のスプリング接触ロッドとし、
    前記リーフスプリングの端部領域を、前記スプリング接触支持ローラと前記一対のスプリング接触ロッドとの間に3点支持状態としてスライド支持する
    ことを特徴とするイコライザ機構付き懸架装置。
  2. 請求項1に記載されたイコライザ機構付き懸架装置において、
    前記スプリング外れ止め機構は、スプリング側外れ止め部材とシャックル側外れ止め部材を有し、
    前記スプリング側外れ止め部材を、前記リーフスプリングを構成する複数の板バネ要素のうち、端部領域の最下部に配置される板バネ要素の端部を半円弧状に屈曲させた円弧状ストッパ部とし、
    前記シャックル側外れ止め部材を、前記スプリング接触ロッドとする
    ことを特徴とするイコライザ機構付き懸架装置。
  3. 請求項1又は2に記載されたイコライザ機構付き懸架装置において、
    前記タイヤは、前記リーフスプリングの中央部に固定された車軸に装着され、側面視で車両前後方向に3個以上連なって設けられ、
    前記タイヤのうち、車両前後位置のタイヤを除いた中間位置のタイヤを弾性支持する前記リーフスプリングのスプリング両端部を、シャックル及びイコライザリンクを介して前記イコライザブラケットに支持する
    ことを特徴とするイコライザ機構付き懸架装置。
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