JP6593960B2 - Gas fryer - Google Patents
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Description
本発明は、ガスフライヤーに関し、殊にガスバーナーで油槽を加熱した後の燃焼ガスを、外部へ排出させる排気ダクトの遮熱構造に関するものである。 The present invention relates to a gas fryer, and more particularly to a heat shield structure of an exhaust duct that discharges combustion gas after heating an oil tank with a gas burner to the outside.
各種外食産業の厨房では、業務用フライヤーが広く使用されている。本発明は、調理油を貯留する油槽の加熱手段としてガスバーナーを用いるガスフライヤ―に関するものであるので、このガスフライヤーの基本構造を先に説明する。図8は、ガスフライヤー10の要部を縦断した側面図であり、図9は、ガスフライヤー10を図8のX−X線で横断した平面図である。
Commercial fryer is widely used in various restaurants. Since the present invention relates to a gas fryer using a gas burner as a heating means for an oil tank for storing cooking oil, the basic structure of the gas fryer will be described first. FIG. 8 is a side view in which a main part of the
図8に示すように、ガスフライヤー10のキャビネット本体12には、揚げ調理用の食材(図示せず)を上から投入するための油槽14が設けられ、この油槽14の下方にはガスバーナー24が配設されている。油槽14は、調理油を大量に深く貯留する第1ゾーン20と、該調理油を浅く貯留する第2ゾーン22とに分かれ、これら第1ゾーン20および第2ゾーン22は油槽14の上部で連通している。また前記第2ゾーン22は、第1ゾーン20の上端に連なる底部が、該第1ゾーン20の上端に向けて緩やかに傾斜している。そして、前記第2ゾーン22の上端が、揚げ調理用の食材を上から投入するための投入口14aを形成している。また、油槽14の底部すなわち第1ゾーン20の底部には、ドレンパイプ26が設けられ、該ドレンパイプ26に設けた開閉弁42を開放操作すると、該油槽14に貯留した調理油は外部へ排出される。
As shown in FIG. 8, the
また、前記油槽14は、図9に示すように、前記キャビネット本体12の内部に配設した外装筐28により前後および左右が覆われて、該外装筐28と油槽14との間に流通空間Sが画成されている。前記流通空間Sにおける前記油槽14の前方は、前記ガスバーナー24を収容する燃焼室CRとして機能している。そして、前記ガスバーナー24の燃焼により生じた高温の燃焼ガスは、前記流通空間Sを流通して前記油槽14をその全周から加熱し得るようになっている。
Further, as shown in FIG. 9, the
図9に示す如く、前記外装筐28の後部、すなわち前記油槽14の後方には、該流通空間Sを流通した高温の燃焼ガスを外部へ排出するための開口部28aが形成されている。この開口部28aは、図8に示すように、前記外装筐28の背面に立設されて上方へ延在する排気ダクト18に連通して、前記油槽14を加熱した後の燃焼ガスを該排気ダクト18を通じて外部上方へ排出する。なお、図8および図9に示すように、前記キャビネット本体12の背面には背面パネル52が設けられ、該背面パネル52は前記排気ダクト18の高さを越えて上方へ延在している。また、前記排気ダクト18の手前には前側包囲部62が設けられ、該前側包囲部62と背面パネル52とによって該排気ダクト18を所要の空間を保持して囲繞している。この排気ダクトを内部に備えたガスフライヤーは、例えば特許文献1に開示されている。
As shown in FIG. 9, an
前述したように、ガスフライヤー10における前記排気ダクト18の周囲を、前側包囲部62および背面パネル52により覆うことで、店内の設置物や作業者等が該排気ダクト18に直接接触しないようになっている。しかし、排気ダクト18は、前記油槽14の加熱を終えて未だ高温状態にある燃焼ガスが流通するため極めて高温になるので、前記背面パネル52は該排気ダクト18の輻射熱を受けて高温になることがある。このように背面パネル52の温度が大きく上昇すると、該背面パネル52と隣接する店内設置物や建物壁部等も高温になり極めて危険である。
As described above, the surroundings of the
本発明は、前述した従来のガスフライヤーに内在する課題に鑑み、これを解決するべく提案されたものであって、排気ダクトの温度上昇に起因して背面パネルが極めて高温になるのを防止し得る排気ダクトの遮熱構造を提供することを目的とする。 The present invention has been proposed in order to solve the problems inherent in the conventional gas fryer described above, and prevents the rear panel from becoming extremely hot due to the temperature rise of the exhaust duct. An object is to provide a heat shield structure for an exhaust duct to be obtained.
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、請求項1の発明に係るガスフライヤーは、
調理油を貯留する油槽と、前記油槽に隣接する燃焼室に配置されて該油槽を加熱するガスバーナーと、前記油槽の周りを囲み、前記燃焼室に連通する燃焼ガスの流通空間を画成する外装筐と、前記流通空間に連通接続され、前記燃焼ガスをキャビネット本体の上方へ案内する排気ダクトと、前記キャビネット本体の背面に設けられて上方へ延在し、前記排気ダクトの後方に位置する背面パネルとを備えるガスフライヤーにおいて、
前記背面パネルの前面に熱遮蔽板が設けられることで該熱遮蔽板が前記排気ダクトと前記背面パネルとの間に介在するよう構成されると共に、前記排気ダクトの背面側に隔離板が設けられ、
前記隔離板に、後方へ突出して突出端面が前記熱遮蔽板の前面に接触する複数の第1凸部と、後方へ突出して突出端面が前記第1凸部よりも後方に位置すると共に、該突出端面が前記背面パネルの前面に接触する複数の第2凸部とが形成されていることを要旨とする。
In order to overcome the above-mentioned problems and achieve the intended object, a gas fryer according to the invention of claim 1
An oil tank that stores cooking oil, a gas burner that is disposed in a combustion chamber adjacent to the oil tank and that heats the oil tank, surrounds the oil tank, and defines a circulation space for the combustion gas that communicates with the combustion chamber. An outer casing, an exhaust duct connected to the circulation space and guiding the combustion gas to the upper side of the cabinet body, and provided on the back surface of the cabinet body and extending upward, and located behind the exhaust duct. In a gas fryer with a back panel,
With heat shielding plate by heat shielding plate is provided on the front surface of the rear panel is configured via standing between the rear panel and the exhaust duct, separator is provided on the back surface side of the exhaust duct And
A plurality of first protrusions protruding rearward and projecting end surfaces in contact with the front surface of the heat shielding plate; and projecting end surfaces protruding rearward from the first protrusions; The gist is that a plurality of second convex portions whose protruding end surfaces come into contact with the front surface of the rear panel are formed .
請求項1に係る発明によれば、排気ダクトと背面パネルとの間に熱遮蔽板を介在させることで、排気ダクトの輻射熱を熱遮蔽板で受けることができるから、背面パネルが極めて高温になるのを防止することができる。 According to the first aspect of the present invention, the heat shield plate is interposed between the exhaust duct and the rear panel, so that the heat radiation of the exhaust duct can be received by the heat shield plate, so that the rear panel becomes extremely hot. Can be prevented.
請求項2に係る発明では、前記熱遮蔽板と前記排気ダクトとの間、および該熱遮蔽板と前記背面パネルとの間に、夫々開放空間が形成されることを要旨とする。
請求項2に係る発明によれば、熱遮蔽板と排気ダクトとの間に開放空間を形成すると共に、熱遮蔽板と背面パネルとの間に開放空間を形成することで、熱遮蔽板の周囲で空気を停滞させずに上昇させることができるから、排気ダクトの熱の影響で高温となった空気が背面パネルに接した状態で停滞するのを抑制することができ、該背面パネルの温度が極めて高くなるのを防ぐことができる。
The gist of the invention according to claim 2 is that open spaces are formed between the heat shield plate and the exhaust duct and between the heat shield plate and the back panel, respectively.
According to the second aspect of the present invention, an open space is formed between the heat shield plate and the exhaust duct, and an open space is formed between the heat shield plate and the back panel, so that the periphery of the heat shield plate is formed. The air can be raised without stagnation in the air, so that it is possible to suppress the stagnation of the air that has become hot due to the heat of the exhaust duct in contact with the back panel. It can be prevented from becoming extremely high.
本願には、次のような技術的思想が含まれる。
前記排気ダクトの背面側に隔離板を取り付けると共に、該隔離板に複数の凸部を形成し、
前記隔離板は、前記凸部を介して前記熱遮蔽板に接触するようになっていることを要旨とする。
上記構成によれば、排気ダクトの背面側に設けた隔離板により、排気ダクトを背面パネルに対して離間した位置に保持することができる。また、隔離板を熱遮蔽板に接触させて支持することで、排気ダクトから隔離板に伝わった熱を熱遮蔽板で受けることができる。ここで、隔離板に設けた凸部を熱遮蔽板に接触させることで、隔離板と熱遮蔽板との接触面積を小さくすることができるから、排気ダクトから熱遮蔽板へ伝わる熱量を低減して、熱遮蔽板に反り等の変形が生ずるのを防止し得る。
The present application includes the following technical ideas.
Is attached a separator on the back side of the front Symbol exhaust duct, to form a plurality of convex portions on the separator,
The gist of the separator is that it comes into contact with the heat shielding plate via the convex portion.
According to the said structure , an exhaust duct can be hold | maintained in the position spaced apart with respect to the back panel by the separator provided in the back side of the exhaust duct. Moreover, the heat transmitted from the exhaust duct to the separator can be received by the heat shield by supporting the separator in contact with the heat shield. Here, since the contact area between the separator plate and the heat shield plate can be reduced by bringing the convex portion provided on the separator plate into contact with the heat shield plate, the amount of heat transferred from the exhaust duct to the heat shield plate is reduced. Thus, it is possible to prevent the heat shield plate from being deformed such as warpage.
本発明に係るガスフライヤーによれば、排気ダクトの温度上昇に起因して背面パネルが極めて高温になるのを防止することができる。 According to the gas fryer according to the present invention, it is possible to prevent the rear panel from becoming extremely high due to the temperature rise of the exhaust duct.
次に、本発明に係るガスフライヤーにつき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。実施例で説明するガスフライヤー10は、基本的に図8および図9で説明した構造のものである。従って、以下の説明では、既出の部材については同じ参照符号で示し、詳細な説明を省略する。
Next, the gas fryer according to the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings by way of preferred embodiments. The
実施例のガスフライヤー10は、図1および図2に示す如く、上方に開口する油槽14と、この油槽14の周囲を覆う外装筐28とがキャビネット本体12の内部に設けられ、該外装筐28と該油槽14との間には流通空間Sが画成されている。前記流通空間Sの一部は燃焼室CRとなり、該燃焼室CRにガスバーナー24が設けられている。前記ガスバーナー24を燃焼させると、前記燃焼室CRで生じた高温の燃焼ガスが流通空間Sを流通して、前記油槽14を周囲から加熱する。そして、流通空間Sを流通した燃焼ガスは、図2に示す外装筐28の後部に開設された開口部28aを通じて排気ダクト18に流入し、この排気ダクト18の内部を上昇して、該排気ダクト18の上端部に形成した排気口18aから外部へ排出される。なお、前記排気ダクト18の上端部には、図1および図2に示すように、排気口18aから異物が侵入するのを防ぐための排気口カバー54(後述)が、該排気口18aを上方から覆うように配設されている。排気ダクト18は、油槽14の後方に設けられたダクト収容部15の内部空間に収容されている。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
図1に示す如く、前記キャビネット本体12の前面には、前記油槽14および前記外装筐28の前方を覆う正面パネル16が配設されている。この正面パネル16には、調理油の油温や調理時間等の各種情報を表示可能な表示部38や、ガスフライヤー10の電源をオン・オフするための図示しないメインスイッチや、調理油の油温や加熱時間等を設定するための図示しない操作ボタン等を備えた操作盤50が配設されている。また、操作盤50の内部には、ガスバーナ13の燃焼制御を行う制御回路36が収容されている。この制御回路36には、後述する油槽温度検知センサ32の検知信号等が入力される。
As shown in FIG. 1, a
(油槽)
油槽14は、図2に示すように、調理油が第1ゾーン20を超えて第2ゾーン22の深さの約1/2まで充満させた状態が、該調理油の規定量になっている。この油槽14には、図1に示すように、前記第1ゾーン20の背面に凹部46が形成されている。凹部46には、前記油槽14の温度を検知する油槽温度検知センサ32が設けられて、該油槽温度検知センサ32の突出端が調理油に浸漬されるようになっている。なお、本実施例の油槽温度検知センサ32は、丸棒状の温度検知部を備えたサーミスタが採用されている。
(Oil tank)
As shown in FIG. 2, the state in which the cooking oil is filled to about ½ of the depth of the
図1および図2に示すように、前記油槽14の投入口14aの周囲には、後述する油槽蓋74を受け止める台座部17が設けられている。この台座部17は前記キャビネット本体12の一部をなすものであって、前記第2ゾーン22の上端に形成された投入口14aの側縁から前記油槽14の左右外側へ向けて上方傾斜する左右の傾斜面部17aと、前記投入口14aの前縁から前記油槽14の前方へ向けて上方傾斜する前側の傾斜面部17bとで平面コ字状に構成されている。なお、左右の傾斜面部17aの後端側は、後述するダクト収容部15の前面(前側包囲部62の前面)に連なっている。
As shown in FIGS. 1 and 2, a
(油槽蓋74について)
実施例のガスフライヤー10には、図3(a)に示す如く、前記油槽14を上方から覆う油槽蓋74を備えている。この油槽蓋74は、ガスフライヤー10を使っていない場合に前記台座部17へ載置されて、前記油槽14の投入口14aを上方から塞ぐようになっている。具体的に前記油槽蓋74は、前記台座部17の左右の傾斜面部17aによって左右の側縁部が下方から支持されると共に、前記台座部17の前記前側の傾斜面部17aによって前縁部が下方から支持され、更に、後述するダクト収容部15(前側包囲部62)の前面によって後方への移動が規制されるようになっている。このように、前記油槽蓋74で前記投入口14aを塞ぐことにより、ゴミや塵等の異物が該投入口14aから油槽14に入り込むのを防止することができる。
(About oil tank lid 74)
As shown in FIG. 3A, the
なお、前記油槽蓋74は、ガスフライヤー10が稼働されている最中には、基本的には前記投入口14aから取り外されて適宜の収納場所に収納される。ここで、前記油槽蓋74は、図3(b)に示すように、前後寸法が前記台座部17(具体的には、左右の傾斜面部17aの前後寸法)よりも僅かに大きく設定されている。そして、前記油槽蓋74は、後縁部を前記ダクト収容部15の前面に当接させた状態で、前縁部が前記台座部17の前端よりも僅かに前方まで延出するようになっている。この油槽蓋74の前縁部には、垂直下方へ延出する把持片74aが設けられている。前記把持片74aは、図3(b)に示すように、前記台座部17の前面を前方から覆うように位置している。
The
前記台座部17の前面は、下方へ向かうにつれて後方へ退避する傾斜状に形成されていることから、前記油槽蓋74が前記投入口14aを塞いでいる状態では、前記把持片74aと前記台座部17の前面との間に隙間が形成される。従って、前記油槽蓋74を取り外す作業者は、前記把持片74aと前記台座部17の前面との間に下から指を挿し込んで前記把持片74aを把持すると共に、前記油槽蓋74の前縁側を持ち上げて容易に前記台座部17から引き離すことができる。そして、実施例のガスフライヤー10は、作業者が把持可能な前記把持片74aを前記油槽蓋74の前縁部に設けた代わりに、前記油槽蓋74の上面には取っ手等の把持手段を設けていない。従って、複数の油槽蓋74を未使用時に重ねて収納する際にも、省スペースで収納することができて便利である。
Since the front surface of the
図4(a)に示す如く、前記油槽蓋74の横幅は、前記台座部17の左右の幅寸法よりも小さくなるように設定されている。そして、前記台座部17における左側の傾斜面部17aに左縁部が支持されると共に、右側の傾斜面部17aに右縁部が支持されて、前記キャビネット本体12の左右外側に出っ張らないように構成されている。このため、厨房に設置されたガスフライヤ―10が壁や厨房機器等に密着した状態で設置されていても、前記油槽14の投入口14aを前記油槽蓋74で自由に開閉することができる。この油槽蓋74の左右縁部は、図4(a)に示すように、下方へ折り曲げられて上下に二重に重ねられており、強度が高められている。
As shown in FIG. 4A, the lateral width of the
実施例のガスフライヤ―10に採用される前記油槽蓋74は、左右の側縁部が傾斜状の前記台座部17に載置されるようになっている。従って、前記油槽蓋74は、前記投入口14aを開閉する際に不安定となり易く、前記左右の傾斜面部17abに載った状態からバランスを崩して前記油槽14に落下することが考えられる。このように前記油槽蓋74が前記油槽14内に落下すると、該油槽14に貯留されている調理油が跳ねることから、特に調理油が高温となった状態では危険である。そこで実施例では、図4に示すように、前記油槽蓋74の後縁部から下方へ延出する差込部74bを設けている。
The
この差込部74bは、図4(b)に示すように、前記油槽蓋74の後縁部から垂直下方へ延出している。より具体的には、前記差込部74bは、図4(a)および図4(c)に示すように、左右両端部が下方へ向かうにつれて相互に近づく傾斜状に形成されている。そして、前記差込部74bの左右両端部は、図4(a)に示す如く、前記台座部17における左右の傾斜面部17aに当接する側端面が、当該傾斜面部17aに沿って傾斜するようになっており、また下端は前記投入口14aから前記第2ゾーン22の内側に差し込まれる。すなわち前記差込部74bは、前記台座部17の上面に当接し、前記油槽14の内側に嵌り込むことで、前記油槽蓋74のバランスを保つ役割を果たしている。また、前記油槽蓋74を前記油槽14の投入口14aに取り付ける際には、前記差込部74bの背面を前記ダクト収容部15に押し当てて支持しながら前記台座部17へ載置できるようになっている。
As shown in FIG. 4 (b), the
(敷き網76について)
図5(a)に示す如く、前記油槽14の内部には、食材の揚げ粕が前記油槽14の底側へ落下するのを防ぐための敷き網76が配設されている。この敷き網76は、矩形枠状の外枠76aと、この外枠76aの内側に形成された格子状の網部76bとを備えており、前記油槽14における前記第1ゾーン20の内側に嵌め込まれて設置される。ここで、前記敷き網76は、前記油槽14内の前記油槽温度検知センサ32よりもやや上方であって、この油槽温度検知センサ32を収容する前記凹部46の上端よりも低い位置にあることから、前記敷き網76の上方にある揚げ粕が前記凹部46を介して前記油槽温度検知センサ32側に落下していき、前記油槽14の底部に蓄積される。このように揚げ粕が沈殿すると、調理油の劣化が早くなって好ましくない。しかし、実施例に係るガスフライヤー10では、図5(a)に示すように、前記外枠76aの後縁部から上方へ延出する延長網部76cを前記敷き網76に設け、この延長網部76cによって前記凹部46の上端側を覆うようにしている。すなわち、前記延長網部76cを設けたことで、前記凹部46を通じて前記油槽14の底側に揚げ粕が落下して蓄積されていくのを防止して、調理油の劣化が進行するのを防いでいる。
(About laying net 76)
As shown in FIG. 5 (a), inside the
(ダクト収容部15について)
前記ダクト収容部15は、前記油槽14の後縁部から上方に延在する前側包囲部62を備えている。この前側包囲部62は、図1および図3に示すように、後方に開口する矩形箱状に設けられており、前記排気ダクト18を前方および左右側方から覆うように構成されている。また、前記キャビネット本体12の背面には、図2および図6に示すように、前記前側包囲部62の背面側で上下に延在する背面パネル52が配設されている。この背面パネル52は、矩形板状に設けられて、前記排気ダクト18を後方から覆うように構成されている。そして、前記前側包囲部62の後方開口に前記背面パネル52が整合するよう前記背面パネル52が前記前側包囲部62に組み合わされて、前記排気ダクト18を収容する内部空間が内側に画成されている。このダクト収容部15の上端部には、上方へ向けて開口する上方開口部15aが形成されている。
(About the duct housing part 15)
The
前記ダクト収容部15は、図2および図6(b)から明らかなように、前記排気ダクト18との間に所定の余剰スペースを保持した状態で、当該排気ダクト18を囲繞するように構成されている。このダクト収容部15の左右寸法は、前記油槽14が設けられたキャビネット本体12の前部の左右寸法と等しく設定されており、キャビネット本体12の左右外側に出っ張らない範囲で最大限の寸法が確保されている。一方、前記ダクト収容部15の前後寸法は、ガスフライヤー10を前後にコンパクトに構成し得るように左右寸法よりも小さな寸法に設定されている。これにより、ダクト収容部15の内側に画成される内部空間は、図6(b)に示すように、前記排気ダクト18よりも僅かに大きい程度の前後寸法とされる一方で、左右方向に余裕をもって形成されている。そして、前記排気ダクト18は、後述する隔離板58(後述)により前記ダクト収容部15の内周面に支持されることで、該ダクト収容部15の内面から離間状態に保持されている。
As is apparent from FIGS. 2 and 6B, the
(前側包囲部62について)
図1および図6に示す如く、前記前側包囲部62は、前記排気ダクト18の前方を覆う矩形板状の本体部62aを備えている。この本体部62aの左右の側縁部には、後方へ向けて延出する左右一対の側板62cが設けられて、当該側板62cが前記排気ダクト18の左右側方を覆うように構成される。すなわち、前記前側包囲部62は、前記本体部62aが前記ダクト収容部15の前壁を構成すると共に、前記左右の側板62cが前記ダクト収容部15の側壁を構成している。
(About the front enclosure 62)
As shown in FIGS. 1 and 6, the
また、前記前側包囲部62には、図6(a)に示す如く、前記本体部62aの上縁部から後上方に延出する上板部62bが設けられており、当該上板部62bが前記ダクト収容部15の上壁を構成している。前記上板部62bは、後方へ上方傾斜するように設けられている。そして前記上板部62bは、左右方向における中央部分が後縁部から前縁部へ向けて大きく切り欠いた形状となっており、この切欠き状の縁部によって前記背面パネル52との間に上方開口部15aを画成するようになっている。なお、前記上方開口部15aは、前記排気口カバー54を内側に挿入し得る前後寸法および左右寸法に設定されている。
Further, as shown in FIG. 6 (a), the front
(背面パネル52について)
前記背面パネル52は、図2から明らかなように、前記排気ダクト18の高さを越えて上方へ延在している。この背面パネル52は、図6(a)に示すように、長手を上下に向けた矩形板状のパネル本体部52aを構成しており、当該パネル本体部52aが前側包囲部62の後方開口を塞ぐようになっている。すなわち、前記背面パネル52のパネル本体部52aは、前記ダクト収容部15の後壁を構成している。
(About rear panel 52)
As is apparent from FIG. 2, the
図1〜図3に示すように、前記パネル本体部52aの上端部には、前記排気ダクト18の周囲を上昇して前記上方開口部15aから放出される空気を整流する整流庇52bが設けられている。具体的に前記整流庇52bは、前記排気ダクト18の上端部の高さ位置を越えて上方に垂直に延出した後に前上方へ斜めに延在するよう設けられている。そして、当該前上方へ斜めに延在する部分が、前記ダクト収容部15の上方開口部15aから上方へ離間した位置で当該上方開口部15aを覆うようになっている。すなわち、前記整流庇52bは、前記ダクト収容部15の内部(より詳しくは、排気ダクト18の周囲)で熱されて高温となった空気が上方開口部15aから上方へ放出される際に、この高温の空気を前上方に案内して前記背面パネル52より後方へは極力向かわせないようにしている。なお、前記上方開口部15aは、図6(a)に示すように、開口後縁部が前記背面パネル52の前面により形成されている。このようにすることで、前記ダクト収容部15の内部空間を前記背面パネル52の前面に沿って上昇した空気は、前記上方開口部15aを通過して前記整流庇52bの傾斜に沿いながら速やかに前上方へ流れるようになる。
As shown in FIGS. 1 to 3, a rectifying
(排気口カバー54について)
図1、図3および図5に示す如く、前記排気口カバー54は、前記排気ダクト18の排気口18aに配設されて、該排気口18aへ外部から異物が侵入するのを防止する役割を果たしている。この排気口カバー54は、下方へ開口する箱体に構成され、前記排気口18aを通過した燃焼ガスを上方へ排出するためのスリット状の排出孔Hが複数形成されている。図2に拡大図で示すように、前記排気口カバー54は、前記排気ダクト18の上端部に被さるように前記ダクト収容部15の上方から上方開口部15aに挿入されて、ブラケット56の上に載せられる。前記ブラケット56は、図6(a)に示すように、前記背面パネル52の左右端部に個別に配設され、前記排気口カバー54の左右両端を下方から支持するようになっている。これにより、前記排気口カバー54は、前記ダクト収容部15の上端部に着脱自在に配設されるようになっている。
(About exhaust port cover 54)
As shown in FIGS. 1, 3, and 5, the
また、図2に示す如く、前記排気口カバー54には、当該排気口カバー54の上方を離間的に覆う庇部60が設けられている。この庇部60は、図2に示すように、前記排気口カバー54の背面(背面板54b)から上方へ延出した後に前上方へ斜めに屈曲するよう設けられており、当該排気口カバー54の上面板54dの上方に位置して、複数の排出孔Hを上方から離間的に覆うように構成されている。すなわち、前記庇部60は、前記排気ダクト18の内部を上昇して排気口18aを通過する高温の燃焼ガスが、前記排気口カバー54の前記排出孔Hから排出される際に、この高温の燃焼ガスを前上方に案内して前記背面パネル52より後方に向かわせないようにしている。
In addition, as shown in FIG. 2, the
(熱遮蔽板64について)
図2および図6に示す如く、前記背面パネル52および前記排気ダクト18の間には、該排気ダクト18の輻射熱を受ける熱遮蔽板64が設けられている。そして、前記熱遮蔽板64が、前記排気ダクト18から当該背面パネル52への熱の伝達を防止するよう機能している。前記熱遮蔽板64は、矩形状の金属板からなり、図6(b)に拡大図で示すように、左右の側縁部が直角に折り曲げられて後方へ延出している。すなわち、前記熱遮蔽板64には、前記排気ダクト18に対向すると共に前記背面パネル52の前面と平行な対向板部64aと、この対向板部64aの左右側縁から前記背面パネル52側へ延在する脚板部64bとが設けられている。また、前記脚板部64bの延出端部は、左右外側へ直角に折り曲げられて前記背面パネル52と水平に延在する固定板64cが設けられ、該固定板64cが前記背面パネル52に固定されている。
(About the heat shield plate 64)
As shown in FIGS. 2 and 6, a
前記熱遮蔽板64は、前記対向板部64aが前記脚板部64bによって前記背面パネル52の前方へ離間するよう設けられることで、前記対向板部64aと前記背面パネル52との間に、上下に開放された開放空間OS1が形成されている。すなわち、実施例のガスフライヤー10は、前記熱遮蔽板64と、前記背面パネル52との間に前記開放空間OS1を形成して、該開放空間OS1を空気が上方へ通過し得るように構成されている。これにより、前記排気ダクト18の周囲で熱された空気を流通抵抗の少ない状態で自由に上昇させて前記上方開口部15aから放出させることで、前記背面パネル52と接する空気が高温にならないようにしている。
The
前記熱遮蔽板64は、図2に示すように、前記外装筐28に形成された前記開口部28aの上端よりもやや上側となる高さ位置を下端として、上端が前記排気口カバー54の上面よりも高い位置となるよう上下に大きく設けられている。ここで、前記排気口カバー54は、前記排気ダクト18の排気口18aを通過した燃焼ガスと接触することで高温となることから、前記熱遮蔽板64が前記排気口カバー54の背面側まで延在するように設けられる。そして、前記排気口カバー54の輻射熱を前記熱遮蔽板64で受けて、前記背面パネル52の上端部に当該輻射熱が伝わるのを防止している。
As shown in FIG. 2, the
また、図6(a)に示すように、前記熱遮蔽板64は、前記背面パネル52に設けられた前記ブラケット56に両側縁が近接するよう左右に大きく延在しており、前記背面パネル52の前面に設置し得る範囲で最大限の大きさに形成されている。ここで、前記熱遮蔽板64は、左右寸法が前記排気ダクト18よりも大きく設定され、該排気ダクト18の後方領域全体を覆うように構成されている。なお、前記排気ダクト18の左右寸法が190mm〜230mmに設定されるのに対し、実施例の熱遮蔽板64は、左右寸法が370mmとされ、排気ダクト18の左右寸法に対して1.5倍以上の寸法とされている。そして、前記熱遮蔽板64は、前記排気ダクト18の後方領域をカバーし得るだけでなく、前記排気ダクト18の後方領域から左右に大きく延出するように配設されている。このようにすることで、前記排気ダクト18から放射される熱を前記熱遮蔽板64により確実に遮蔽して、前記背面パネル52の温度が極めて高くなるのを防ぐことができる。なお、前記背面パネル52の温度上昇をより効率的に防止するのであれば、背面パネル52の左右寸法を大きく確保したもとで、前記熱遮蔽板64の左右寸法を前記排気ダクト18の左右寸法に対して2倍以上に設定するのが推奨される。
Further, as shown in FIG. 6A, the
(隔離板58について)
図7(a)および図7(b)に示す如く、前記排気ダクト18の後面には、前記排気ダクト18を前記背面パネル52の前面から離間させるための隔離板58が設けられている。この隔離板58は、前記排気ダクト18の後面に上下に延在するよう固定されている。前記隔離板58は、金属板により形成されて、板面を前後方向へ向けて左右および上下に延在する設置板部58aが前記排気ダクト18の後面に固定されるようになっている。また、前記隔離板58は、前記設置板部58aの側縁で屈曲形成されており、該設置板部58aの側縁から後方へ突出する複数の第1凸部(凸部)58bが、上下方向に等間隔で離間した位置に夫々屈曲形成されている。更に、前記複数の第1凸部58bの下方には、前記設置板部58aの側縁から後方へ延出すると共に、上下に延在する延出板部58cが形成されている。この延出板部58cの後端部には、後方へ突出すると共に上下方向に等間隔で離間する複数の第2凸部58dが形成されている。そして、前記隔離板58は、図6(b)および図7(c)に示すように、前記複数の第1凸部58bの突出端面が、前記熱遮蔽板64の前面に当接すると共に、前記複数の第2凸部58dの突出端面が、前記熱遮蔽板64の下方で前記背面パネル52の前面に当接するようになっている。
(About the separator 58)
As shown in FIGS. 7A and 7B, a
前記複数の第1凸部58bおよび前記複数の第2凸部58d(延出板部58c)は、上下に延在する直線上に並ぶように形成され、左右方向に幅をとらないように構成されている。そして、前記第1凸部58bおよび前記第2凸部58d(延出板部58c)の左右には、上下に開放された開放空間OS2が形成されている。そして、前記開放空間OS2には、前記ダクト収容部15の内部空間において前記排気ダクト18からの熱で温度上昇した空気が下方から上方へ向けて通過し得るようになっている。すなわち、前記排気ダクト18の後方で熱された空気を流通抵抗の少ない状態で自由に上昇させて前記上方開口部15aから放出させることで、前記背面パネル52と接する空気の温度が過度に高まらないようにしている。
The plurality of
前記隔離板58は、図6(b)および図7(c)に示すように、前記第1凸部58bが前記熱遮蔽板64の前記対向板部64aに当接する。従って、前記排気ダクト18は、当該熱遮蔽板64の前面から前方へ離間した位置に支持される。すなわち、前記隔離板58は、前記排気ダクト18を前記熱遮蔽板64の前面および前記背面パネル52の前面から離間した状態で前記ダクト収容部15に収容されるようにして、前記排気ダクト18からの輻射熱が前記背面パネル52に近い位置から放射されるのを防止し得るように構成されている。なお、実施例の前記隔離板58は、上下に離間した複数の第1凸部58bで前記熱遮蔽板64に接触するよう構成されている。すなわち、前記隔離板58は、前記熱遮蔽板64との接触面積を小さくすることで該熱遮蔽板64へ伝わる熱量を低減させて、該熱遮蔽板64に反り等の変形が生ずるのを防止し得るようになっている。
As shown in FIGS. 6 (b) and 7 (c), the first projecting
また、前記隔離板58は、図6(b)および図7(c)に示すように、前記第2凸部58dが前記背面パネル52の前面に当接するように構成されている。これにより、前記第1凸部58bを前記熱遮蔽板64で支持するだけでなく、前記第2凸部58dを前記背面パネル52で支持して、前記排気ダクト18を前記背面パネル52および前記熱遮蔽板64の前方に離間させるようになっている。これにより前記隔離板58は、前記熱遮蔽板64のみで前記排気ダクト18を支持する場合よりも前記熱遮蔽板64にかかる負荷が小さくなるように構成されている。実施例の前記隔離板58は、上下に離間した複数の第2凸部58dで前記背面パネル52に接触するよう構成されている。すなわち、前記隔離板58は、前記背面パネル52との接触面積を小さくすることで該背面パネル52へ伝わる熱量を低減して、該背面パネル52の温度が極めて高くなるのを防止し得る構成となっている。
Further, as shown in FIGS. 6B and 7C, the
(実施例の作用)
次に、前述の構成に係る実施例の作用について説明する。
(Operation of Example)
Next, the operation of the embodiment according to the above-described configuration will be described.
実施例のガスフライヤー10は、ガスバーナー24の燃焼により生じた燃焼ガスが、流通空間Sに流通して油槽14を加熱した後に、外装筐28の開口部28aから排気ダクト18の内部に導かれる。排気ダクト18の内部に導かれた燃焼ガスは、当該排気ダクト18に沿って上昇して、該排気ダクト18の上端に開口する排気口18aを上方へ向けて通過する。排気口18aを通過した燃焼ガスは、排気口カバー54に形成された排出孔Hから上方へ排出される。燃焼ガスは、この排出孔Hから排出される際に、排気口カバー54に設けられた庇部60によって前上方へと誘導される。
In the
ところで、流通空間Sにおいて油槽14の加熱を終えた燃焼ガスは、排気ダクト18を介して外部に排出される際には未だ高温となっている。従って、この燃焼ガスの通過により、排気ダクト18の温度は極めて高くなる。そして、高温となった排気ダクト18は、輻射熱を周囲に放射する。ここで、排気ダクト18は、背面パネル52および前側包囲部62からなるダクト収容部15によって周囲が囲まれて、上端部には、排気口18aを覆うように排気口カバー54が配設されている。従って、背面パネル52、前側包囲部62および排気口カバー54は、何れも排気ダクト18からの輻射熱の影響で極めて高い温度となり得る。そして、キャビネット本体12の背面を構成する背面パネル52が極めて高温になると、背面パネル52に隣接する壁や各種設置物等が過熱して危険である。
By the way, the combustion gas that has finished heating the
しかし、実施例に係るガスフライヤー10は、排気ダクト18と背面パネル52との間に熱遮蔽板64を介在させている。従って、背面パネル52へ向けた排気ダクト18の輻射熱を熱遮蔽板64で受けることができる。また、熱遮蔽板64が、開口部28aよりやや上側の高さ位置から上方へ大きく延在して、排気口カバー54および背面パネル52の間にも介在させていることから、排気口カバー54へ向けた排気ダクト18の輻射熱を熱遮蔽板64で受けることができる。このように構成することで、背面パネル52が極めて高温になるのを防止することができる。
However, in the
更に、実施例のガスフライヤー10は、排気ダクト18の背面側に隔離板58が取り付けられており、該隔離板58の後端部には、後方へ突出する複数の第1凸部58bが形成されている。そして、隔離板58は、第1凸部58bを介して熱遮蔽板64に接触している。すなわち、排気ダクト18の背面側に設けた隔離板58により、排気ダクト18を背面パネル52に対して離間した位置に保持することができる。また、隔離板58を熱遮蔽板64に接触させて支持することで、排気ダクト18から隔離板58に伝わった熱を熱遮蔽板64で受けることができる。なお、隔離板58は、排気ダクト18と直接的に接続されることで高温となる。従って、隔離板58から熱遮蔽板64へ向けて熱が伝わり、熱遮蔽板64に反り等の変形が生ずることがある。これに対し、実施例の隔離板58は、上下に離間した複数の第1凸部58bで熱遮蔽板64に接触することで熱遮蔽板64との接触面積を小さくするようにしているから、該熱遮蔽板64へ伝わる熱量を低減して、該熱遮蔽板64に反り等の変形が生ずるのを防止することができる。
Further, in the
ここで、熱遮蔽板64は、対向板部64aが背面パネル52の前方へ離間するよう設けられ、対向板部64aと背面パネル52との間に、上下に開放された開放空間OS1が形成されている。また、排気ダクト18の後面に配設された隔離板58が、第1凸部58bを介して熱遮蔽板64に接触することで、排気ダクト18と熱遮蔽板64との間に、上下に開放された開放空間OS2が形成されている。これにより、排気ダクト18の周囲で熱された空気が、開放空間OS1,OS2を上方へ通過し得るようになり、該排気ダクト18の周囲で熱された空気を流通抵抗の少ない状態で自由に上昇させて上方開口部15aから放出させることができる。すなわち、排気ダクト18の熱の影響で高温となった空気が背面パネル52に接した状態で停滞するのを抑制することができるから、該背面パネル52の温度が極めて高くなるのを防ぐことができる。
Here, the
(変更例)
本発明は、前述の実施例の構成に限定されるものではなく、以下の如く変更することも可能である。
(1) 実施例では、隔離板に複数の凸部(第1凸部)を形成し、該複数の凸部が熱遮蔽板に接触するよう構成したが、隔離板に凸部(第1凸部)を1つのみ形成して、この1つの凸部を介して隔離板が熱遮蔽板に接触するよう構成してもよい。
(2) 実施例では、隔離板が第2凸部を介して背面パネルと接触するよう構成したが、隔離板に第2凸部を形成しなくてもよい。すなわち、隔離板は、背面パネルに直接的には接しないよう構成してもよい。
(3) 実施例では、隔離板に設けた凸部(第1凸部)が上下方向に離間して同一直線上に並ぶように構成したが、この凸部を左右方向に離間して同一直線上に並ぶようにしてもよいし、また直線上に並ばないようにしてもよい。
(4) 実施例では、熱遮蔽板と排気ダクトとの間、および該熱遮蔽板と背面パネルとの間に、夫々開放空間を形成したが、熱遮蔽板と排気ダクトとの間に開放空間を形成しないようにしてもよいし、熱遮蔽板と背面パネルとの間に開放空間を形成しないようにしてもよい。
(Example of change)
The present invention is not limited to the configuration of the embodiment described above, and can be modified as follows.
(1) In the embodiment, a plurality of protrusions (first protrusions) are formed on the separator, and the plurality of protrusions are in contact with the heat shielding plate. Only one part) may be formed, and the separator may be in contact with the heat shield plate via the one convex part.
(2) In the embodiment, the separator is configured to come into contact with the rear panel via the second convex portion, but the second convex portion may not be formed on the separator plate. That is, the separator may be configured not to contact the back panel directly.
(3) In the embodiment, the projecting portions (first projecting portions) provided on the separator plate are configured to be spaced apart in the vertical direction and arranged on the same straight line. It may be arranged on a line, or may not be arranged on a straight line.
(4) In the embodiment, an open space is formed between the heat shield plate and the exhaust duct and between the heat shield plate and the back panel, but the open space is provided between the heat shield plate and the exhaust duct. May not be formed, or an open space may not be formed between the heat shielding plate and the back panel.
12 キャビネット本体,14 油槽,18 排気ダクト,18a 排気口,
24 ガスバーナー,28 外装筐,52 背面パネル,54 排気口カバー,
58 隔離板,58b 第1凸部,58d 第2凸部,
64 熱遮蔽板,OS1 開放空間,OS2 開放空間,S 流通空間
12 cabinet body, 14 oil tank, 18 exhaust duct, 18a exhaust port ,
24 gas burner, 28 outer casing, 52 rear panel, 54 exhaust port cover ,
58 separator plate, 58b first convex portion, 58d second convex portion,
6 4 heat shielding plate, OS1 open space, O S2 open space, S circulation space
Claims (2)
前記背面パネル(52)の前面に熱遮蔽板(64)が設けられることで該熱遮蔽板(64)が前記排気ダクト(18)と前記背面パネル(52)との間に介在するよう構成されると共に、前記排気ダクト(18)の背面側に隔離板(58)が設けられ、
前記隔離板(58)に、後方へ突出して突出端面が前記熱遮蔽板(64)の前面に接触する複数の第1凸部(58b)と、後方へ突出して突出端面が前記第1凸部(58d)よりも後方に位置すると共に、該突出端面が前記背面パネル(52)の前面に接触する複数の第2凸部(58d)とが形成されている
ことを特徴とするガスフライヤー。 An oil tank (14) for storing cooking oil, a gas burner (24) that is disposed in a combustion chamber (CR) adjacent to the oil tank (14) and heats the oil tank (14), and around the oil tank (14) An outer casing (28) that defines a combustion gas circulation space (S) that communicates with the combustion chamber (CR), and is connected to the circulation space (S) to connect the combustion gas to the cabinet body (12). ) And an exhaust duct (18) that guides upward, and a rear panel (52) that is provided on the back surface of the cabinet body (12) and extends upward and is located behind the exhaust duct (18). In the gas fryer
Configured via standing between the heat shielding plate in the heat shield plate (64) is provided (64) the exhaust duct (18) and said rear panel (52) in front of said rear panel (52) And a separator (58) is provided on the back side of the exhaust duct (18),
A plurality of first convex portions (58b) projecting rearward and projecting end surfaces in contact with the front surface of the heat shielding plate (64), and projecting end surfaces projecting rearward and the first convex portions are projected on the separator plate (58). A plurality of second convex portions (58d) which are located rearward of (58d) and whose projecting end surfaces are in contact with the front surface of the rear panel (52). Gas fryer.
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