JP6593848B2 - 時分割複信のための適応型フレーム構造のシステムおよび方法 - Google Patents

時分割複信のための適応型フレーム構造のシステムおよび方法 Download PDF

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Description

この特許出願は、2015年5月29日に出願され、“Systems and Methods of Adaptive Frame Structure for Time Division Duplex”と題する、米国仮出願番号62/168,616に対して優先権を主張する、2016年3月23日に出願され、“Systems and Methods of Adaptive Frame Structure for Time Division Duplex”と題する、米国特許出願シリアル番号15/078,621に対して優先権を主張し、その全てが、その全体において再現されるかのように、本明細書において参照によってここで組み込まれる。
本願は無線通信に関し、詳細には、時分割複信のための適応型フレーム構造の方法およびシステムに関する。
無線通信システムでは、送信は、一般に、事前に定義された固定フレーム構造に従って通信される。固定フレーム構造は、通信デバイスが、時間、周波数または時間および周波数リソース等の、リソースの知識を有するように使用され、異なるリソース間および信号の送信および受信間の干渉は回避または低減されることができる。多様なトラフィックタイプの通信をサポートするために、現代の無線ネットワークはますます使用されている。異なるトラフィックタイプは、待ち時間等の異なる特性およびサービス品質(QoS)要件を有してよく、これは、固定フレーム構造が適応不可能であり得る。従って、異なるトラフィックタイプを効率的にサポートすることができる適応型フレーム構造が所望される。
時分割複信のための適応型フレーム構造のシステムおよび方法を説明する本開示の実施形態によって、技術的な利点が一般に達成される。
実施形態に従って、無線通信のための方法が提供される。方法は、デバイスによって、第1の方向の第1の時分割複信(TDD)スケジューリング間隔での第1のデータ送信を通信するステップを含む。第1のTDDスケジューリング間隔は、第1のフレーム構造構成で構成される。方法は、デバイスによって、第2の方向の第1のTDDスケジューリング間隔での第2のデータ送信を通信するステップをさらに含む。第1の方向および第2の方向のうちの一方は送信方向であり、第1の方向および第2の方向のうちの他方は受信方向である。
別の実施形態に従って、無線通信のための方法がまた提供される。方法は、ネットワークコントローラによって、周波数サブバンドを介した、第1の方向の時分割複信(TDD)スケジューリング間隔での通信のためのフレーム構造構成を割り当てるステップを含む。フレーム構造構成は、フレームパラメータのセットに対応する。方法は、ネットワークコントローラによって、TDDスケジューリング間隔のためのスイッチングタイプを選択するステップをさらに含む。スイッチングタイプは、TDDスケジューリング間隔が、第2の方向で通信するための少なくとも1つの送信機会を含むか否かを示す。第1の方向および第2の方向のうちの一方は送信方向であり、第1の方向および第2の方向のうちの他方は受信方向である。方法はまた、フレームパラメータのセットおよび選択されたスイッチングタイプに従って、TDDスケジューリング間隔で直交周波数分割多重(OFDM)信号の通信を示す指示を送信するステップを含む。
本開示のより完全な理解、およびその利点について、以下を含む添付図面と併せて行われる以下の説明に対してここで参照が行われる:
図1は、実施形態の無線通信ネットワークのブロック図である。 図2Aは、実施形態のダウンリンクTDD TTIの図である。 図2Bは、別の実施形態のダウンリンクTDD TTIの図である。 図3Aは、実施形態のアップリンクTDD TTIの図である。 図3Bは、別の実施形態のアップリンクTDD TTIの図である。 図3Cは、別の実施形態のアップリンクTDD TTIの図である。 図3Dは、別の実施形態のアップリンクTDD TTIの図である。 図4は、別の実施形態のダウンリンクTDD TTIの図である。 図5は、別の実施形態のアップリンクTDD TTIの図である。 図6は、異なるフレーム構造構成およびスイッチングタイプを持つ実施形態のTDD TTIの図である。 図7は、異なるフレーム構造構成およびスイッチングタイプを表すための表である。 図8は、異なるフレーム構造構成およびスイッチングタイプを表すための別の表である。 図9は、実施形態のTDDフレームの図である。 図10は、別の実施形態のTDDフレームの図である。 図11は、さらに別の実施形態のTDDフレームの図である。 図12は、さらに別の実施形態のTDDフレームの図である。 図13は、さらに別の実施形態のTDDフレームの図である。 図14は、さらに別の実施形態のTDDフレームの図である。 図15は、周波数サブバンドにわたってGPを整列させる特別なOFDMシンボルを使用するTDDフレームの図である。 図16は、さらに別の実施形態のTDDフレームの図である。 図17は、無線通信のための方法の図である。 図18は、実施形態の処理システムのブロック図である。 図19は、トランシーバのブロック図である。
異なる図面における対応する数字および記号は、一般に、他に示されない限り、対応する部分を指す。図面は、実施形態の関連する態様を明確に示すために描かれており、必ずしも縮尺通りに描かれてはいない。
実施形態の作成および使用が、以下で詳細に説明される。しかしながら、本明細書で開示される概念は、多種多様な特定の状況において具体化されることができ、本明細書で議論される特定の実施形態は単に例示であり、特許請求の範囲を限定するのに役立つものではないことは認識されるべきである。さらに、添付の特許請求の範囲の精神および範囲から逸脱することなく、様々な変更、置換および改変が本明細書で行われることができることは理解されるべきである。
本開示では、「送信時間間隔」(TTI)または「スケジューリング間隔」は、スケジューリング制御シグナリングのインスタンスによってスケジュールされる時間の開始と、スケジューリング制御シグナリングの次のインスタンスによってスケジュールされる時間の開始との間の間隔に対応する。スケジューリング間隔の期間は、時間単位(例えば、1ms)で、またはシンボル(例えば、14 OFDMシンボル)で測定または特定されることができる。スケジューリング間隔の期間は、固定または設定可能であり得、サブキャリア間隔等の他の無線通信パラメータに応じて変化し得る。
本明細書で説明される実施形態は、同じ時分割複信(TDD)送信時間間隔(TTI)において反対方向にデータ送信を通信する。1つの例では、ダウンリンクTDD TTIは、アップリンク送信のための領域を含む。別の例では、アップリンクTDD TTIは、ダウンリンク送信のための領域を含む。そのTDD TTIとは反対方向に送信を搬送するTDD TTIにおける領域は、ここでは、反対領域と呼ばれる。TDD TTIにおける反対領域は、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)肯定応答(ACK)/否定応答(NACK)メッセージ等のデータ(すなわち、反対データ領域)および/またはフィードバック情報(すなわち、反対フィードバック領域)を搬送してよい。1つの例では、TDD TTIは、データを搬送するための1つの反対領域を含んでよく、フィードバック情報を搬送するための別の反対領域を含んでよい。このような例では、反対領域は、異なる時間-ドメインリソースまたは異なる周波数-ドメインリソースに及び得る。
本開示の実施形態はまた、異なるフレーム構造構成およびTTIスイッチングタイプによって構成されるTDD TTIを有するTDDフレームにおいて直交周波数分割多重(OFDM)信号を通信するためのシステムおよび方法を提供する。本明細書で使用されるように、TDDフレームは、TDD TTIにおいて信号を搬送するフレームを指す。異なるフレーム構造構成は、サブキャリア(SC)間隔、TTI長、サイクリックプレフィックス(CP)長およびシンボル期間を含むフレームパラメータの異なるセットを利用してよい。異なるTTIスイッチングタイプは、TDD TTIに含まれる反対データ領域および反対フィードバック領域の異なる構成を示す。1つの実施形態では、異なるOFDM周波数サブバンドを介するTDDフレームのTDD TTIは、異なるTTI長および/または異なるサブキャリア間隔を有する。別の実施形態では、同じOFDM周波数サブバンドを介するTDDフレームのTDD TTIは、異なるTTI長および/または異なるサブキャリア間隔を有する。さらに別の実施形態では、異なるOFDM周波数サブバンドを介するTDDフレームのTDD TTIは、異なるTTIスイッチングタイプを有するように構成される。さらに別の実施形態では、同じOFDM周波数サブバンドを介するフレームのTDD TTIは、異なるTTIスイッチングタイプを有するように構成される。さらに別の実施形態では、TDDフレームのTDD TTIはゼロ、1つまたはそれ以上の反対領域を含む。ガード期間(GP)は、ダウンリンクおよびアップリンク送信を分離するためにTDDフレームに含まれ、周波数サブバンドにわたって時間ドメインで整列させられる。TDD TTIのフレーム構造構成、TTIスイッチングタイプおよび周波数サブバンド等の、TDD TTIの構成情報は、事前に定義され、動的にまたは半静的に定義され、UEにシグナリングされてよい。シグナリングは、ブロードキャスト、マルチキャストまたはユニキャストを介して動的、半静的または静的に送信されてよい。
図1は、データを通信するためのネットワーク100である。ネットワーク100は、カバレッジエリア101を有する基地局110、複数のモバイルデバイス120およびバックホールネットワーク130を含む。示されるように、基地局110は、モバイルデバイス120とのアップリンク(破線)および/またはダウンリンク(点線)接続を確立し、これは、モバイルデバイス120から基地局110へ、およびその逆へデータを搬送するのに役立つ。アップリンク/ダウンリンク接続を介して搬送されるデータは、モバイルデバイス120間で通信されるデータ、ならびに、バックホールネットワーク130経由で、リモートエンド(図示せず)へ/リモートエンドから通信されるデータを含んでよい。本明細書で使用されるように、「基地局」という用語は、強化された基地局(eNB)、マクロセル、フェムトセル、Wi-Fiアクセスポイント(AP)または他の無線可能デバイス等の、ネットワークへの無線アクセスを提供するように構成される任意の構成要素(または構成要素の集合)を指す。基地局は、1つまたは複数の無線通信プロトコル、例えば、ロングタームエボリューション(LTE)、LTEアドバンスド(LTE-A)、高速パケットアクセス(HSPA)、Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac等に従って、無線アクセスを提供してよい。本明細書で使用されるように、「モバイルデバイス」という用語は、ユーザ機器(UE)、モバイル局(STA)および他の無線可能デバイス等の、基地局との無線接続を確立することができる任意の構成要素(または構成要素の集合)を指す。いくつかの実施形態では、ネットワーク100は、リレー、低電力ノード等の、様々な他の無線デバイスを含んでよい。
単一の基地局110を有するネットワーク100が示されているが、ネットワーク100は、複数の基地局110を含んでよいことは理解されるべきである。基地局110の1つまたは複数の操作は、基地局110の1つと併置されるか、または1つまたは複数の基地局110と通信するネットワークの他の場所に配置されるコントローラによって制御され得る。
基地局とモバイルデバイスとの間の送信は、一般に、事前に定義されたフレーム構造構成に従って、送信時間間隔(TTI)(または「サブフレーム」)で通信される。本明細書で使用されるように、「送信を通信する」とは、送信を送信することまたは受信することを指す。送信は、データ、制御情報および/またはハイブリッド自動再送要求(HARQ)肯定応答(ACK)/否定応答(NACK)メッセージ等のフィードバック情報を含んでよい。フレーム構造構成は一般に、サブキャリア(SC)間隔、TTI長、サイクリックプレフィックス(CP)長およびシンボル期間等の、フレームパラメータの組合せを指定する。TTIの長さは、ネットワークの待ち時間性能およびスループット性能に影響を及ぼす。具体的には、より短いTTIは、より頻繁な送信機会を提供することによって、優れた待ち時間性能を達成し、より長いTTIは、シグナリングオーバヘッドを低減することによって、優れたスループット性能を達成する。
一般に、TTIは、アップリンク方向またはダウンリンク方向のいずれかの送信のために指定され、これは、TTIの送信方向と呼ばれてよく、従って、TTIは、アップリンクTTIまたはダウンリンクTTIと呼ばれてよい。いくつかの実施形態では、TTIは、TTIの送信方向と反対の方向の送信のための領域を含むように構成されてよい。例えば、ダウンリンクTTIは、アップリンク送信のための領域を含み、または、アップリンクTTIは、ダウンリンク送信のための領域を含む。
図2Aは、時分割複信(TDD)通信ネットワークにおける実施形態のダウンリンクTTI 200である。TDD TTI 200は、アップリンク送信のための領域を含む。示されるように、ダウンリンクTDD TTI 200は、時間ドメインで分割された領域201-206を含む。領域201は、例えば、アップリンクデータ送信のためのスケジューリング情報を送信するために使用され得る、ダウンリンク制御チャネルのために割り当てられる。領域202はダウンリンクデータ送信のためのものであり、これは、スケジュールされた、または許可不要送信であってよい。領域204は、アップリンクデータ送信のために割り当てられ、領域205は、前のダウンリンクデータ送信の受信を確認するアップリンクACK/NACKメッセージ等の、アップリンクフィードバック情報の送信のためのものである。例えば、アップリンクACK/NACKメッセージは、前のダウンリンクTDD TTIにおいて、または、ダウンリンクTDD TTI 200の領域202において通信されるダウンリンクデータ送信の受信を確認するために通信される。本明細書で使用されるように、領域204は、TDD TTI 200の反対データ領域と呼ばれ、領域205は、TDD TTI 200の反対フィードバック領域と呼ばれる。
図2Aに示される例では、領域204および領域205は、時間ドメインで分割され、すなわち、領域204におけるアップリンクデータ送信および領域205におけるアップリンクACK/NACKメッセージは、時分割多重様式で通信される。領域204および205は、例えば、低い待ち時間アップリンクトラフィックまたはACK/NACKメッセージのアップリンク送信のためのアップリンク送信機会(TO)と見なされてよく、1つまたは複数の直交周波数分割多重(OFDM)シンボルまたはスロットを含んでよい。領域204におけるデータ送信は、異なるアプリケーションおよびデバイスのためのデータ送信のためのさらなる柔軟性を提供するために、スケジュールされ、または許可不要であってよい。例えば、モバイルデバイスは、基地局から許可を受信した後、領域204におけるデータを送信してよい。別の例では、複数のモバイルデバイスは、適用可能な競合ベースのスキームを使用して、領域204について競合し得る。許可不要データ送信は、それに限定はされないが、マシン型通信(MTC)等の無線ネットワークにおける特定のデバイスまたはアプリケーションのための通信をサポートするのに有益であり得る。MTCは、「物のインターネット」の一部として生じてよく、ここで、低いデータレートは、より複雑でないか、またはよりコストのかからないデータ送信機、受信機および電源の使用によって、受け入れられることができるか、権限を与えられ得る。マシンからネットワークへの通信が状態更新、センサ読み取り、アラーム等を含む場合、高いデータレートへの要件はありそうにない。このような送信は、比較的小さいパケットサイズの多数の通信を含んでよく、比較的低いデータレートを必要とし得る。同様の特性が、ネットワークからデバイスまたはマシンへのダウンリンク送信のために生じ得る。これらのタイプの送信をスケジューリングすることは、小さなパケット送信のために負うシグナリングオーバヘッド、スケジューリング要求および許可手順の待ち時間、およびこのオーバヘッドおよび遅延を扱う送信デバイスまたはアクセスポイントによって生じる電力消費によって非効率的であり得る。領域203は、領域201-202におけるダウンリンク送信と領域204-205におけるアップリンク送信とを分離するガード期間(GP)である。GP 203は、TDDネットワークにおけるアップリンク送信とダウンリンク送信との間の切り替え時の干渉を低減するのを助けることができる。領域206は、先行するアップリンク送信から、領域201-202におけるダウンリンク送信を分離する、ガード期間である。アップリンク送信によって先行されないダウンリンク送信の前にガード期間は必要とされないことは理解されるべきである。
領域201は、代替的にまたは追加的に、パイロット信号または基準信号を含むことができると考えられる。領域201は、TDD TTI 200がアップリンクTTIであるかダウンリンクTTIであるかを示す制御信号を送信するために使用されることができるとさらに考えられる。
図2Bは、時分割複信(TDD)通信ネットワークにおける実施形態のダウンリンクTTI 250である。TDD TTI 250は、アップリンク送信のための領域を含む。示されるように、ダウンリンクTDD TTI 250は、時間ドメインで分割される領域251-256を含む。領域251は、ダウンリンクチャネルのために割り当てられる。領域251は、例えば、アップリンクデータ送信、パイロット信号または基準信号のためのスケジューリング情報等の制御信号を送信するために使用されてよい。領域251はまた、スケジュールされた、または許可不要の送信であり得る、ダウンリンクデータ送信のために使用されてよい。ダウンリンク制御信号およびデータ送信は、それぞれ、領域251内の連続する時間-周波数リソースを使用してよく、または、任意の適切な方式で、領域251内に散在されてよい。特に、領域251内の制御信号および領域251内のデータ信号は、必ずしも時間ドメインで分割されない。領域254は、アップリンクデータ送信のために、且つ、測定情報(例えば、チャネル品質フィードバック、サウンディング基準信号)、前のダウンリンクデータ送信の受信を確認するアップリンクACK/NACKメッセージ等の、アップリンクフィードバック情報の送信のために割り当てられる。例えば、アップリンクACK/NACKメッセージは、前のダウンリンクTDD TTIにおいて、または、ダウンリンクTDD TTI 250の領域251において通信されるダウンリンクデータ送信の受信を確認するために通信される。アップリンクデータ送信およびアップリンクフィードバック情報は、それぞれ、領域254内の連続する時間-周波数リソースを使用してよく、または、任意の適切な方式で、領域254内に散在されてよい。特に、領域254内のアップリンクデータ送信および領域254内のアップリンクフィードバック情報は、必ずしも時間ドメインで分割されない。本明細書で使用されるように、領域254は、TDD TTI 250の反対データおよびフィードバック領域と呼ばれる。
図2Bに示される例では、領域254は、例えば、低い待ち時間アップリンクトラフィックまたはACK/NACKメッセージのアップリンク送信のためのアップリンク送信機会(TO)と見なされてよく、1つまたは複数の直交周波数分割多重(OFDM)シンボルまたはスロットを含んでよい。領域254におけるデータ送信は、異なるアプリケーションおよびデバイスのためのデータ送信のためのさらなる柔軟性を提供するために、スケジュールされ、または許可不要であってよい。例えば、モバイルデバイスは、基地局から許可を受信した後、領域254におけるデータを送信してよい。別の例では、複数のモバイルデバイスは、適用可能な競合ベースのスキームを使用して、領域254について競合し得る。許可不要データ送信は、それに限定はされないが、マシン型通信(MTC)等の無線ネットワークにおける特定のデバイスまたはアプリケーションのための通信をサポートするのに有益であり得る。MTCは、「物のインターネット」の一部として生じてよく、ここで、低いデータレートは、より複雑でないか、またはよりコストのかからないデータ送信機、受信機および電源の使用によって、受け入れられることができるか、権限を与えられ得る。マシンからネットワークへの通信が状態更新、センサ読み取り、アラーム等を含む場合、高いデータレートへの要件はありそうにない。このような送信は、比較的小さいパケットサイズの多数の通信を含んでよく、比較的低いデータレートを必要とし得る。同様の特性が、ネットワークからデバイスまたはマシンへのダウンリンク送信のために生じ得る。これらのタイプの送信をスケジューリングすることは、小さなパケット送信のために負うシグナリングオーバヘッド、スケジューリング要求および許可手順の待ち時間、およびこのオーバヘッドおよび遅延を扱う送信デバイスまたはアクセスポイントによって生じる電力消費によって非効率的であり得る。領域253は、領域251におけるダウンリンク送信と領域254におけるアップリンク送信とを分離するガード期間(GP)である。GP 253は、TDDネットワークにおけるアップリンク送信とダウンリンク送信との間の切り替え時の干渉を低減するのを助けることができる。領域256は、先行するアップリンク送信から、領域251におけるダウンリンク送信を分離する、ガード期間である。アップリンク送信によって先行されないダウンリンク送信の前にガード期間は必要とされないことは理解されるべきである。
図3Aは、TDD通信ネットワークにおける実施形態のアップリンクTTI 300である。アップリンクTTI 300は、ダウンリンク送信のための領域を含む。示されるように、アップリンクTTI 300は、アップリンク制御チャネルのための領域301、アップリンクデータ送信のための領域302、ガード期間としての領域303、ダウンリンクデータ送信のための領域304、前のアップリンクデータ送信の受信を確認するダウンリンクACK/NACKメッセージの送信のための領域305および別のガード期間としての領域306を含む。図2AにおけるダウンリンクTDD TTI 200と同様に、領域301-305は、時間ドメインで分割される。
図3Bは、TDD通信ネットワークにおける実施形態のアップリンクTTI 310である。アップリンクTTI 310は、ダウンリンク送信のための領域を含む。示されるように、アップリンクTTI 310は、アップリンク制御信号およびアップリンクデータ送信のための領域311、ガード期間としての領域313、ダウンリンクデータ送信および前のアップリンクデータ送信の受信を確認するダウンリンクACK/NACKメッセージの送信のための領域314および別のガード期間としての領域316を含む。領域311内で、アップリンク制御信号およびアップリンクデータ送信は、それぞれ、連続する時間-周波数リソースを使用してよく、または、任意の適切な方式で散在されてよい。特に、領域311におけるアップリンク制御信号および領域311におけるアップリンクデータ送信は、必ずしも時間ドメインで分割されない。同様に、領域314内で、ダウンリンクデータ送信およびダウンリンクACK/NACKメッセージは、それぞれ、連続する時間-周波数リソースを使用してよく、または、任意の適切な方式で散在されてよい。特に、領域314におけるダウンリンクデータ送信および領域314におけるダウンリンクACK/NACKメッセージは、必ずしも時間ドメインで分割されない。図2BにおけるダウンリンクTDD TTI 250と同様に、領域311-316は、時間ドメインで分割される。
図3Cは、TDD通信ネットワークにおける実施形態のアップリンクTTI 320である。アップリンクTTI 320は、ダウンリンク送信のための領域を含む。本実施形態では、ダウンリンク送信は、アップリンク送信の前に生じる。示されるように、アップリンクTTI 320は、前のダウンリンク送信の受信を確認するACK/NACKメッセージを含むアップリンク制御チャネルのための領域321と、アップリンクデータ送信のための領域322、ガード期間としての領域323、ダウンリンク制御信号のための領域324、ダウンリンクデータの送信のための領域325および別のガード期間としての領域326を含む。領域324における制御信号は、例えば、前のアップリンク送信の受信を確認するACK/NACKメッセージ、または領域322のためのアップリンクリソースの許可を示すシグナリングを含んでよい。図2AにおけるダウンリンクTDD TTI 200と同様に、領域321-326は、時間ドメインで分割される。
領域324は、TDD TTI 320がアップリンクTTIであるかダウンリンクTTIであるかを示す制御信号を送信するために使用されることができると考えられる。
図3Dは、TDD通信ネットワークにおける実施形態のアップリンクTTI 330である。アップリンクTTI 330は、ダウンリンク送信のための領域を含む。本実施形態では、アップリンク送信の前にダウンリンク送信が生じる。示されるように、アップリンクTTI 330は、アップリンク制御信号およびアップリンクデータ送信のための領域331、ガード期間としての領域333、ダウンリンクデータ送信およびダウンリンク制御信号の送信のための領域334および別のガード期間としての領域336を含む。領域334における制御信号は、例えば、前のアップリンク送信の受信を確認するACK/NACKメッセージまたは領域331のためのアップリンクリソースの許可を示すシグナリングを含んでよい。領域331内で、アップリンク制御信号およびアップリンクデータ送信は、それぞれ、連続する時間-周波数リソースを使用してよく、または、任意の適切な方式で散在されてよい。特に、領域331におけるアップリンク制御信号および領域331におけるアップリンクデータ送信は、必ずしも時間ドメインで分割されない。同様に、領域334内で、ダウンリンクデータ送信およびダウンリンク制御信号は、それぞれ、連続する時間-周波数リソースを使用してよく、または、任意の適切な方式で散在されてよい。特に、領域334におけるダウンリンクデータ送信および領域334におけるダウンリンク制御信号は、必ずしも時間ドメインで分割されない。図2AにおけるダウンリンクTDD TTI 200と同様に、領域331-336は、時間ドメインで分割される。
図2A、2B、3A、3B、3Cおよび3Dの実施形態では、ACK/NACKメッセージは、同じTTIまたはより早いTTIのどちらかで前の送信の受信を確認することができることは理解されるべきである。
図4は、TDD通信ネットワークにおける別の実施形態のダウンリンクTTI 400である。示されるように、ダウンリンクTTI 400は、ダウンリンク制御チャネルのための領域401、ダウンリンクデータ送信のための領域402、ガード期間としての領域403、アップリンクデータ送信のための領域404および、アップリンクACK/NACKメッセージ等のアップリンクフィードバック情報の送信のための領域405を含む。この例では、領域401および領域402は、周波数ドメインで分割され、すなわち、領域401における制御信号および領域402におけるデータ信号は、ダウンリンクTTI 400内で同じ期間に送信されるが、ダウンリンクTTI 400に割り当てられた異なる周波数リソースを介して送信される。例えば、ダウンリンクTTI 400が、送信のために複数のサブキャリアに分割された周波数サブバンドを介して信号を送信するために使用される場合、制御信号は、周波数サブバンドの第1のサブキャリアを介して送信されてよく、データ信号は、周波数サブバンドの他のサブキャリアを介して送信されてよい。同様に、領域404および領域405もまた、周波数ドメインで分割され、これは、アップリンクデータ送信およびアップリンクACK/NACKメッセージが、ダウンリンクTTI 400内の同じ期間に送信されるが、ダウンリンクTTI 400に割り当てられた異なる周波数リソースを介して送信されることを示す。周波数ドメインにおける領域401および402の分割は、領域404および405の分割とは異なってよい。例えば、領域402におけるダウンリンクデータ送信および領域404におけるアップリンクデータ送信は、異なる周波数リソースを介して通信される。領域406は、先行するアップリンク送信から領域401-402におけるダウンリンク送信を分離するガード期間である。
図5は、TDD通信ネットワークにおける別の実施形態のアップリンクTTI 500である。示されるように、アップリンクTTI 500は、アップリンク制御チャネルのための領域501、アップリンクデータ送信のための領域502、ガード期間としての領域503、ダウンリンクデータ送信のための領域504、ダウンリンクACK/NACKメッセージの送信のための領域505を含む。図4におけるダウンリンクTTI 400と同様に、領域501および502は、周波数ドメインで分割され、領域504および505は、周波数ドメインで分割される。領域506は、先行するダウンリンク送信から領域501-502におけるアップリンク送信を分離するガード期間である。
本明細書で使用されるように、領域204、304、404および504は、TDD TTIにおける反対データ領域と呼ばれ、領域205、305、405および505は、TDD TTIにおける反対フィードバック領域(または反対ACK/NACK領域)と呼ばれ、その理由は、これらの領域における送信が、TDD TTIの送信方向とは反対の方向であるためである。これらの領域はまた、一般に、TDD TTIにおける反対領域とも呼ばれる。図2-5に示されるようなTTI構造を持つTDD TTIは、単に、例示的な目的のためのものであり、特許請求の範囲を限定すると解釈されるべきでない。当業者は、TDD TTIおよびTDD TTIの反対領域におけるデータおよび/またはフィードバック情報通信を実施するために、多くの異なるメカニズムまたはスキームが存在することを認識する。
いくつかの実施形態では、TDD TTIの1つまたは複数の反対領域における送信が構成可能である。1つの実施形態では、一方の送信方向、すなわち、ダウンリンクまたはアップリンクのTDD TTIは、反対データ領域および反対フィードバック領域の異なる構成を含んでよく、その両方が、TDD TTIの反対方向、すなわち、アップリンクまたはダウンリンクの送信のために使用される。1つの実施形態では、ダウンリンクTDD TTIは、いかなる反対データ領域または反対フィードバック領域も含まなくてよい。別の実施形態では、ダウンリンクTDD TTIは、1より多くの反対データ領域または反対フィードバック領域を含んでよい。さらに別の実施形態では、TDD TTIは、異なる位置に、異なる長さを持つ反対領域を含む。反対領域の数、長さおよび位置は、トラフィックタイプ、トラフィック待ち時間要件、トラフィックサイズ、ネットワーク負荷、ならびにフレーム構造構成等の要因に応じて変化し得る。ここでのTDD TTIにおける反対データ領域および反対フィードバック領域の異なる構成はTTIスイッチングタイプ(またはスイッチングタイプ)と呼ばれ、その理由は、TDD TTIにおけるこれらの反対領域を含むことは、送信モードと受信モードとの間の切替をトランシーバに要求するからである。各スイッチングタイプは、その構成情報によって特徴付けられ、これは、反対データ領域の数、反対フィードバック領域の数、これらの反対領域のそれぞれの位置および持続時間、これらの反対領域における送信のための周波数リソースを含んでよい。スイッチングタイプは、TDD TTI内に、ゼロ、1つまたは複数の反対領域があることを示してよい。
いくつかの実施形態では、TDD TTIのスイッチングタイプは、事前に定義されるか、または必要なときに定義され、TDD TTIのためのスイッチングタイプに関する構成情報は、通信のためにシグナリングされる。シグナリングは、ブロードキャスト、マルチキャストまたはユニキャストを介して制御チャネルで送信されてよい。例えば、一貫した低い待ち時間フィードバックを必要とするトラフィックタイプのためのデータがない場合、UEは、TDD TTIにおける反対フィードバック領域を無効にするようにシグナリングされてよい。別の実施形態では、基地局は、TDD TTIにおける1つまたは複数の反対領域のための必要性を認識し、TDD TTIのためのスイッチングタイプを決定し、TDD TTIのこのような構成情報をUEに送信する。さらに別の例では、スイッチングタイプはまた、UEからの要求に応答して、TDD TTIのために決定されてよい。別の実施形態では、フレーム構造構成に対応する各スイッチングタイプが事前に定義され、索引付けされ、全てのUEに知らされる。この例では、TDD TTIのために構成されたスイッチングタイプに対応するインデックスが送信されてよく、それによって、UEは、自身が使用可能なスイッチングタイプを識別する。当業者は、スイッチングタイプに関する、TDD TTIの構成情報をシグナリングするための多くの変形および代替を認識する。
上述のように、異なるフレーム構造構成は、フレームパラメータの異なる組合せに対応する。トラフィックを通信するために異なるフレーム構造構成を使用することは、重要なスペクトルの柔軟性を提供し得、その理由は、SC 間隔、TTI長、CP長およびシンボル期間の異なる組合せを使用することは、例えば、待ち時間およびスペクトル効率において、性能の利点を実現することができるからである。フレームパラメータのセットに対応するフレーム構造構成は、トラフィックタイプ、基地局によってサービスされているUEの数、待ち時間要件またはUEからの特定の要求に従って、TDD TTIに割り当てられてよい。スイッチングタイプはまた、割り当てられたフレーム構造構成、待ち時間要件またはUEの要求に従って、TDD TTIのために選択されてよい。図6は、無線通信のための異なるフレーム構造構成およびスイッチングタイプを有するように構成される、実施形態のTTD TTI 600の図である。この例では、各フレーム構造構成は、SC間隔、CP長およびTTI長の異なるセットに対応する。示されるように、フレーム構造構成1は、TDD TTI 612、614および616に割り当てられ、フレーム構造構成2は、TDD TTI 622、624および626に割り当てられ、フレーム構造構成3は、TDD TTI 632、634および636に割り当てられる。
いくつかの実施形態では、各TDD TTIは、その割り当てられたフレーム構造構成に対応するスイッチングタイプを有する。上述のように、スイッチングタイプは、TTIの送信方向の反対方向でデータおよびACK/NACKメッセージを送信するためのTTIにおける反対データ領域および反対フィードバック領域の構成を示す。異なるスイッチングタイプは、異なるフレーム構造構成に対応して定義されてよい。図6に示されるようなこの例では、3つのフレーム構造構成の各々は、3つのスイッチングタイプ、すなわち、タイプ0、タイプ1およびタイプ2に対応する。3つのフレーム構造構成の各々では、タイプ0のTDD TTI内に反対領域は存在しない。タイプ1およびタイプ2は、反対データおよびフィードバック領域の異なる組合せを示す。示されるように、TDD TTI 612は、タイプ0 TTIである。TDD TTI 614はタイプ1 TTIであり、TTIの終わりに反対フィードバック領域651を含む。TDD TTI 616は、フレーム構造構成1に対応するタイプ2 TTIであり、終わりに反対データ領域652および反対フィードバック領域653を含む。2つの反対領域652および653は、時間ドメインで互いに隣接し、ここでは、一対の反対領域と呼ばれる。このタイプのTDD TTI、例えば、TDD TTI 616は、ダウンリンクおよびアップリンクデータ、制御およびフィードバック情報がこのTTI内に存在するため、自己充足型であるとみなされてよい。
図6はまた、TDD TTI 622はまたタイプ0 TTIであることを示す。TDD TTI 624は、終わりに反対データ領域661および反対フィードバック領域662を含むタイプ1 TTIである。TDD TTI 626は、フレーム構造構成2に対応するタイプ2 TTIであり、2対の反対領域を含む。示されるように、一対の反対領域663および664は、TDD TTI 626の中間に含まれ、別の対の反対領域665および666は、TDD TTI 626の終わりに含まれる。TDD TTI 632はタイプ0 TTIである。TDD TTI 634は、フレーム構造構成3に対応するタイプ1 TTIであり、TDD TTI 636は、フレーム構造構成3に対応するタイプ2 TTIである。図6は、隣接する反対データ領域および反対フィードバック領域は、時間多重化様式で配置されることを示し、これらの領域はまた、周波数多重化様式であってもよい。
いくつかの実施形態では、異なるフレーム構造構成は、定義されたスイッチングタイプの異なるセットを有してよい。例えば、長いTTI、例えば、1msまたは5msのTTIは、反対方向のデータおよびフィードバック情報送信のためのより多くのオプションを提供するために、短いTTI長、例えば、0.1msまたは0.125msを持つものよりも多くの定義されたスイッチングタイプを有してよい。いくつかの実施形態では、異なるスイッチングタイプのための反対領域の位置は事前に定義されてよい。例えば、1つの反対領域を持つスイッチングタイプについては、反対領域が、TDD TTIの終わりに、または、TDD TTIの中間に生じるように定義されてよい。別の例では、2つの反対領域を持つスイッチングタイプについては、一方の反対領域は、TDD TTIの終わりに生じるように定義されてよく、且つ、他方は、TDD TTIの中間に生じるように定義されてよい。当業者は、異なるフレーム構造構成に対応する異なるスイッチングタイプを定義し、TDD TTI内の反対領域を配置するための多くの変形を認識する。反対データ領域および反対フィードバック領域を持つスイッチングタイプについて、2つの領域は、TDD TTI内の隣接期間に配置されてよく、または同じ期間ではあるが、異なる周波数リソースを介して配置されてよく、ダウンリンクおよびアップリンク遷移の数を低減し、従って、ガード期間の数を低減することは理解される。同様に、本開示の実施形態は、反対データ領域に反対フィードバック領域が続くTDD TTIを示すが、これらの領域は、任意の順序で定義されてよいことは理解される。当業者はまた、図6には示されないが、ガード期間は、ダウンリンク送信とアップリンク送信との間の任意の遷移において、TDD TTI内に含まれることを認識する。
図7-8は、本開示の実施形態による、フレーム構造構成およびそれらの対応するスイッチングタイプを表すための表700および800を示す。1つの実施形態では、対応するスイッチングタイプのセットを表して、1つの表は、各フレーム構造構成のために定義される。図7に示されるように、表710は、フレーム構造構成1に対応して定義された4つのスイッチングタイプを表すために使用される。表720および表730は、フレーム構造構成2およびフレーム構造構成3にそれぞれ対応する7個および4個のスイッチングタイプを含む。図7からわかるように、異なるフレーム構造構成は、定義されたスイッチングタイプの異なるセットを有してよい。例えば、3つのフレーム構造構成の各々は、タイプ2スイッチングタイプを有し、これは、しかしながら、互いに異なるように定義されてよい。別の実施形態では、1つの表は、複数のフレーム構造構成のためのスイッチングタイプを表すために使用される。図8に示されるように、表800は、3つのフレーム構造構成1-3全てについて一貫して定義された7個のスイッチングタイプを含む。フレーム構造構成が定義されたスイッチングタイプを有するかどうかは、例えば、「利用不可」(N/A)としてチェックまたはマークされた、表800の対応するセル内のマークによって示される。当業者は、異なるフレーム構造構成および対応するスイッチングタイプを表すための多くの変形および代替を認識する。
いくつかの実施形態では、TDDフレームは、異なるフレーム構造構成およびスイッチングタイプに従って、TTIにおいて通信されるOFDMまたはフィルタリングされたOFDM(f-OFDM)信号を搬送してよい。f-OFDM信号は、OFDM信号にパルス整形デジタルフィルタを適用することによって生成されてよい。TTIには、異なるOFDM周波数サブバンドを介した通信のための異なるスイッチングタイプを持つ、異なるフレーム構造構成が割り当てられてよい。ネットワークコントローラは、異なる周波数サブバンドを介してTTIにフレーム構造構成を割り当て、TTIのためにスイッチングタイプを選択するために使用されてよい。ネットワークコントローラは、割り当てられたフレーム構造構成および選択されたスイッチングタイプに従って、TTIにおいて基地局がOFDM信号を通信することを示す指示を基地局に送信してよい。基地局はまた、TTIにおける通信のために、フレーム構造構成およびスイッチングタイプをUEにシグナリングしてよい。
図9は、実施形態のTDDフレーム900の図であり、ここで、異なる長さのTTIは、OFDM信号を通信するために使用される。示されるように、TTI 912、914、916および918は、周波数サブバンド910に割り当てられ、T1のTTI長を有する。サブバンド930に割り当てられたTTI 932等のTTIは、T2のTTI長を有する。サブバンド950に割り当てられたTTIは、T3のTTI長を有する。TTIの長さは、事前に定義された最小TTI長の整数倍であってよい。例えば、事前に定義された最小TTI長が0.1msである場合、T1は0.2msであってよく、T2は0.5msであってよく、T3は1msであってよい。別の例として、事前に定義された最小TTI長が0.125msである場合、T1は0.25msであってよく、T2は0.5msであってよく、T3は1msであってよい。TDDフレーム900は、時間ドメインにおいて、スロットk、k+1およびk+2等のスロットに分割される。示されるように、サブバンド930のTTIは1つのスロットに及び、サブバンド950のTTIは2つのスロットに及ぶ。1つの実施形態では、周波数サブバンドの帯域幅は時間とともに変化し得る。例えば、サブバンド910の帯域幅は、スロットkおよびスロットk+1の間で異なる。同様に、サブバンド930の帯域幅は、スロットkおよびスロットk+1の間で異なる。説明を簡潔にするために、この例のTDDフレーム900における各TTIは、ダウンリンク送信のためのダウンリンクTTIであり、ダウンリンク制御情報を通信するための部分と、データを通信するための部分を含んでよい。当業者は、TDDフレーム900は、ダウンリンク送信、アップリンク送信またはその両方のためのTTIを含んでよいことを認識する。
いくつかの実施形態では、低い待ち時間要件等の、異なるアップリンク送信要件に対応させるために、アップリンク送信のための1つまたは複数の構成可能な時間間隔が、TDDフレーム900に含まれてよい。これらの構成可能な時間間隔はまた、アップリンク送信のための柔軟なリソース割り当ておよびスペクトル利用のためにダイナミクスを提供してよい。図900に示されるように、TDDフレーム900は、周波数サブバンド910、930および950を介して、各スロットの終わりに、構成可能な時間間隔921、923、925、941、943、945、961、963および965を含み、これらは、時間ドメインにおいて、周波数サブバンドにわたって整列する。構成可能な時間間隔921、923および925はアップリンクTTIである。構成可能な時間間隔941、943、945、961、963および965は、図2-3に関して上述されたように、TDD TTI内の反対データおよび/またはフィードバック領域であってよい。具体的には、構成可能な時間間隔961は、サブバンド950におけるTTIを、2つの時間間隔952および954に分割する。構成可能な時間間隔の位置および期間は事前に定義されてよい。1つの実施形態では、構成可能な時間間隔の長さは、事前に定義された最小TTIの長さの整数倍であってよく、その結果、これらの構成可能な時間間隔は、時間ドメインにおいて、サブバンドにわたって整列してよい。これらの構成可能な時間間隔は、アップリンクデータまたはアップリンクACK/NACKメッセージ等のアップリンクフィードバック情報を通信するために使用されてよい。例えば、サブバンド910における構成可能な時間間隔921は、TTI 912において送信されるデータに対応するアップリンクACK/NACKメッセージを送信するために使用されてよい。データの再送信は、後のTTI、例えば、サブバンド910内のTTI 916において実行されてよい。TTI 912で送信されたデータに対応するアップリンクACK/NACKメッセージはまた、サブバンド950における構成可能な時間間隔961で送信されてよい。別の例では、TTI 914で通信されたデータに対応するアップリンクACK/NACKメッセージは、サブバンド910における構成可能な時間間隔923で送信されてよい。TTI 914で通信されるデータは、サブバンド910におけるTTI 918で再送信されてよい。サブバンド950における構成可能な時間間隔963はまた、TTI 914で通信されたデータに対応するアップリンクACK/NACKメッセージを送信するために使用されてよい。1つのサブバンドにおける構成可能な時間間隔は、TDDフレーム900の任意のサブバンドにおけるダウンリンクTTIで送信されたダウンリンクデータに対応するアップリンクACK/NACKメッセージを送信するために使用されてよい。この例における構成可能な時間間隔は、HARQラウンドトリップ時間(RTT)遅延を低減するために使用されてよい。上述のように、GP(図示せず)は、ダウンリンク送信とアップリンク送信との間の遷移があるときはいつでも含まれる。GPは、時間ドメインにおいて全ての周波数サブバンドにわたって整列する。
図10は、別の実施形態のTDDフレーム1000の図であり、これは、異なる周波数サブバンドを介して、TTIにおいて通信されるf-OFDM信号を搬送する。図10は、3つの周波数サブバンド1010、1020および1030を示す。各TTIは、ダウンリンクまたはアップリンクTTIであってよい。1つの実施形態では、ダウンリンク/アップリンクTTI構成と呼ばれることができる、フレームのダウンリンクおよびアップリンクTTIのパターンは、TDDフレーム1000のために事前に定義されてよい。ダウンリンク/アップリンクTTI構成は、ダウンリンク:アップリンクTTIトラフィック比を指定する。ダウンリンク:アップリンクTTIトラフィック比は、トラフィックタイプ、ネットワークにおいてサービスされるUEの数、待ち時間要件等に基づいて決定されてよい。この例では、ダウンリンク:アップリンクTTI比は1:1である。1つの実施形態では、異なる周波数サブバンドにおけるTTIは、異なる長さを有してよい。この例では、サブバンド1010におけるTTIは、ダウンリンクTTI 1012およびアップリンクTTI 1014等、0.125msのTTI長を有する。サブバンド1020におけるTTIは、ダウンリンクTTI 1022およびアップリンクTTI 1024等、0.25msのTTI長を有する。サブバンド1030におけるTTIは、ダウンリンクTTI 1031等、1msのTTI長を有する。示されるように、サブバンド1030におけるダウンリンクTTI 1031は、アップリンクTTI 1041、1043および1045の挿入によって、4つの領域1032、1034、1036および1038に分割される。4つの領域1032、1034、1036および1038の各々は、0.25msの期間を有する。ダウンリンクTTIに挿入されるアップリンクTTI 1041、1043および1045は、待ち時間要件を満たすために、データまたはACK/NACKフィードバックメッセージを通信するために使用されてよい。ダウンリンクTTIは4つの領域1032、1034、1036および1038に分割されるが、4つの領域は、それら自身の制御、データおよびパイロットチャネルを持つ別個のTTIではなく、代わりに、それらは、制御およびパイロットチャネルを共有し、4つの領域の送信および受信処理は、TTI長全体、すなわち、1msを介して実行される。例えばOFDMシンボル等のGPは、ダウンリンク送信とアップリンク送信との間のスイッチングを容易にするために挿入され(図示せず)、全ての周波数サブバンドにわたって時間ドメインにおいて整列する。図10は、TTIは、図2-5で上に示されるようないかなる反対フィードバックまたはデータ領域も含まないことを示す。
図11は、別の実施形態のTDDフレーム1100の図であり、これは、異なる周波数サブバンド1110、1120および1130を介してTTIにおいて通信されるf-OFDM信号を搬送する。TDDフレーム1100は、6:2のダウンリンク:アップリンクTTI比を有する。この例における異なる周波数サブバンドにおけるTTIはまた、異なる長さを有する。周波数サブバンド1110におけるTTIは、0.125msのTTI長を有する。周波数サブバンド1120におけるTTIは、0.25msのTTI長を有する。周波数サブバンド1130におけるTTIは、0.5msのTTI長を有する。アップリンクTTI 1133によって分割される領域1132および1134は、周波数サブバンド1130における1つのTTIを形成する。1つの実施形態では、TDDフレーム1100は、異なるスイッチングタイプのTTIを含んでよい。例えば、周波数サブバンド1110におけるTTI 1112および1114は、各対応するTTIの終わりに1つの反対フィードバック領域を含む。TTI 1116および1118は、各対応するTTIの終わりに、一対の反対領域を含む。周波数サブバンド1120におけるTTI 1122および1124は、中間に配置される1つの反対フィードバック領域および各対応するTTIの終わりにある1つの反対フィードバック領域を含む。TTI 1126および1128は、中間に1つの反対フィードバック領域を、終わりに一対の反対領域を含む。周波数サブバンド1130におけるTTI 1136および1138は、対応するTTI内に4つの反対フィードバック領域および1つの反対データ領域を含む。領域1132および1134によって形成されるTTIは、4つの反対フィードバック領域を含む。アップリンクTTI 1133は、中間に配置される1つの反対フィードバック領域および終わりに配置される別の反対フィードバック領域を含む。ダウンリンク送信とアップリンク送信との間にスイッチングがあるときはいつでも、GPが挿入され(図示せず)、複数の周波数サブバンドにわたって時間ドメインにおいて整列する。結果として、TDDフレーム1100のTTIにおける反対フィードバック領域および反対データ領域はまた、時間ドメインにおいて、周波数サブバンドにわたって整列する。図11は、TTI 1126等の、TTI内の一対の反対領域は、時間ドメインにおいて互いに隣接するように配置されることを示しているが、反対領域の対は、代替的に、同じ期間中、異なる周波数リソースに割り当てられてよい。
TTIの反対方向領域は、複数の周波数サブバンドにわたって時間ドメインにおいて整列しているように示されるが、反対方向領域は、異なるサブバンドにおける異なるタイプの送信のために使用されてよいことは理解されるべきである。例えば、時間ドメインにおいて整列する複数のサブバンドの反対方向領域は、第1のサブバンドにおけるACK/NACKフィードバック、第2のサブバンドにおけるデータ送信、第3のサブバンドにおけるサウンディング基準信号(SRS)のために使用されることができる。
代替的な実施形態において、制御シグナリングに対応する領域のみが、複数のサブバンドにわたって同じ方向で整列してよく、アップリンクまたはダウンリンクデータに対応する領域は、必ずしも全て同じ方向で整列するとは限らないこともさらに考えられる。このような実施形態では、制御シグナリングは、近くのサブバンドにおける反対方向制御シグナリングから干渉を受けず、データ送信は、近くのサブバンドにおける反対方向データ通信による干渉を緩和または許容する他の技術の影響を受け得る。
図12は、別の実施形態のTDDフレーム1200の図であり、これは、異なる周波数サブバンド1210および1220を介してTTIで通信されるf-OFDM信号を搬送する。TDDフレーム1200は、6:2のダウンリンク:アップリンクTTI比を有する。周波数サブバンド1210におけるTTIは、TTI長0.25msを有し、周波数サブバンド1220におけるTTIは、TTI長0.5msを有する。アップリンクTTI 1225によって分割された領域1223および1224は、周波数サブバンド1220における1つのTTIを形成する。図12はまた、TDDフレーム1200におけるTTIは、異なるスイッチングタイプを有してよいことを示す。例えば、TTI 1212および1216は、各対応するTTIの終わりに、1つの反対フィードバック領域を有し、TTI 1214は、終わりに配置される一対の反対領域を有し、TTI 1218は、終わりに1つの反対データ領域を有する。別の例では、TTI 1222は、中間に1つの反対フィードバック領域を、終わりに一対の反対領域を含み、領域1223および1224によって形成されるTTIは、TTIの中間に、且つ終わりに配置される2つの反対フィードバック領域を含み、TTI 1225は、終わりに1つの反対フィードバック領域を有し、TTI 1226は、中間に1つの反対データ領域を、終わりに1つの反対フィードバック領域を有する。1つの実施形態では、反対データ領域または反対フィードバック領域の期間は、異なるTTIについて異なるか、または同じTTI内で異なってよい。例えば、TTI 1214および1218における反対データ領域は異なる期間を有し、TTI 1212および1214における反対フィードバック領域は異なる期間を有し、1つのTTIを形成する領域1223および1224における反対フィードバック領域はまた、異なる期間を有する。同様に、ダウンリンク送信とアップリンク送信との間にスイッチングがあるときはいつでも、GPが挿入され(図示せず)、全ての周波数サブバンドにわたって時間ドメインで整列する。
図13は、TDDフレーム1300の図を示し、ここで、f-OFDM信号は、異なるサブキャリア間隔を持つ異なる周波数サブバンドを介してTTIで通信される。TDDフレーム1300は、30 kHzおよび60 kHzのサブキャリア間隔を持つ周波数サブバンド1310および1320を示す。TDDフレーム1300は、6:2のダウンリンク:アップリンクTTI比を有し、異なるf-OFDM周波数サブバンドにおけるTTIは異なるTTI長を有する。例えば、周波数サブバンド1310におけるTTIは、0.125msの長さを有し、周波数サブバンド1320におけるTTIは、0.25msの長さを有する。TDDフレーム1300におけるTTIはまた、異なるスイッチングタイプを有してよい。例えば、TTI 1312および1322は、終わりに一対の反対領域を有し、TTI 1314は、いかなる反対領域も持たず、TTI 1316、1324および1326は、終わりに1つの反対フィードバック領域を有する。
図14は、別のTDDフレーム1400の図を示し、ここで、f-OFDM信号は、異なるサブキャリア間隔を持つ異なる周波数サブバンドを介してTTIにおいて通信される。TDDフレーム1400は、15kHzおよび30kHzのサブキャリア間隔を持つ周波数サブバンド1410および1420を示し、TDDフレーム1400は、6:2のダウンリンク:アップリンクTTI比を有する。TDDフレーム1400内のTTIは、異なる長さおよび異なるスイッチングタイプを有するTTIを含む。周波数サブバンド1410におけるTTIは0.25msの長さを有し、周波数サブバンド1420におけるTTIは0.5msの長さを有する。TTI 1412および1422は、終わりに一対の反対領域を有する。TTI 1414は、いかなる反対領域も持たない。TTI 1416および1424は、終わりに反対フィードバック領域を有する。示されるように、TTIに含まれる反対フィードバック領域および反対データ領域は、時間ドメインにおいて、周波数サブバンドにわたって整列する。同様に、ダウンリンク送信とアップリンク送信との間にスイッチングがあるときはいつでも、GPが挿入され(図示せず)、全ての周波数サブバンドにわたって時間ドメインにおいて整列する。当業者は、異なるフレーム構造構成およびスイッチングタイプに従って、TDDフレームにおいてOFDM信号を通信するための多くの変形および修正を認識し、ここで、TTI、反対データ領域および反対フィードバック領域は、図9-14に示されるものとは異なって配置されてよい。
上述のように、TDDフレームにおける異なるTTIは、異なるフレーム構造構成に割り当てられ、異なるスイッチングタイプを有してよい。GPは、ダウンリンク送信とアップリンク送信との間に遷移がある場合はいつでも含まれてよい。TDDフレームに含まれるGPは、干渉を防止または低減するために、異なる周波数サブバンドにわたって、時間ドメインで整列する必要がある。いくつかの実施形態では、GPの整列は、互いの整数倍であるシンボル期間を有するフレーム構造構成によって提供されてよい。いくつかの実施形態では、GPの整列はまた、フレーム構造構成によって指定されるものとは異なる期間を有する特別なOFDMシンボルを使用して実施されてよい。1つの例では、これは、特別なOFDMシンボルのCP長を変化させることによって実施されてよい。図15は、特別なOFDMシンボルが、周波数サブサブバンドにわたってGPを整列させるために使用される、TDDフレーム1500の図である。TTIおよび各TTI内の反対フィードバックおよびデータ領域の詳細は示されないが、これらの部分の異なる組合せおよび異なる信号送信によって、各周波数サブバンドのTTIにおける信号送信の終わりは時間ドメインにおいて整列しなくてよいことは理解されることができる。TDDフレーム1500は、異なるフレーム構造構成を持つ2つの異なる周波数サブバンド1510および1520を介して通信されるf-OFDM信号を搬送する。上述のように、異なるフレーム構造構成は、帯域幅、TTI長、OFDMシンボル期間、CP長等を含む、フレームパラメータの異なるセットを指定する。この例では、周波数サブバンド1510におけるOFDMシンボル期間(CPを含む)はT1であり、周波数サブバンド1520におけるOFDMシンボル期間(CPを含む)はT2である。図15は、T1のシンボル期間を持つ複数のOFDMシンボル(図示せず)、および、T1のシンボル期間を持つ周波数サブバンド1510におけるOFDMシンボル1512、1514および1518を含んでよい、周波数サブバンド1510における領域1519を示す。図15はまた、T2のシンボル期間を持つ複数のOFDMシンボル(図示せず)、および、T2の期間を持つ周波数サブバンド1520におけるOFDMシンボル1522、1524および1532を含んでよい、周波数サブバンド1520における領域1531を示す。GP 1516および1526は、ダウンリンク送信とアップリンク送信とを分離するために挿入される。1つの実施形態では、T2とは異なる期間を有する特別なOFDMシンボル1528および1530は、GP 1526をGP 1516と整列させるために、GP 1526の前後に配置される。特別なOFDMシンボル1528および1530はまた、例えば、異なるCP長を有することによって、互いに異なるシンボル期間を有してよい。異なるフレーム構造構成のシンボル期間に応じて、GPが、時間ドメインにおいて、周波数サブバンドにわたって整列するように、1つまたは複数の特別なOFDMシンボルは、1つまたは複数のGPの前、後、または前後に配置されてよい。
いくつかの実施形態では、同じ周波数リソースに割り当てられたTTIには、異なるフレーム構造構成およびスイッチングタイプが割り当てられてよい。図16は、異なるフレーム構造構成およびスイッチングタイプのTTIを含む実施形態のTDDフレーム1600の図である。TTI 1602、1604および1606には、T1の同じTTI長を持つ、同じフレーム構造構成が割り当てられる。これらのTTIは、いかなる反対ACK/NACKまたはデータ領域も含まない。TTI 1612は、TTI 1602、1604および1606よりも遅い時間に信号を通信するために使用される。示されるように、TTI 1612には、T2のTTI長を持ち、2対の反対領域を含む異なるフレーム構造構成が割り当てられる。1つの実施形態では、1つまたは複数のTTIについて定義されたフレーム構造構成およびスイッチングタイプに関する情報が、このようなTTIで送信が開始する前に、無線ネットワークによってブロードキャストされてよい。図16は、単なる例示的な目的のための、2つの異なるフレーム構造構成を示す。当業者は、同じ周波数リソースを介するTTIにおける通信のために異なるフレーム構造構成およびスイッチングタイプを使用するための多くの変形および修正を認識する。
上述のように、TTIは、異なるフレーム構造構成およびTTIスイッチングタイプを有するように構成され、異なる周波数サブバンドを介して信号を通信するために使用されてよい。TTIの構成情報は、事前に定義されるか、動的に定義されて、UEにシグナリングされてよい。TTIの構成情報は、フレーム構造構成、TTIスイッチングタイプ、周波数サブバンドおよびダウンリンク/アップリンクTTI構成等のうちの1つまたは複数を含んでよい。無線ネットワークで使用されるフレームの柔軟性およびタイプおよび構成に依存して、このような構成情報をシグナリングするために必要とされるビット数を制限するために、異なるスキームが定義されてよいことは理解される。シグナリングは、ブロードキャスト、マルチキャストまたはユニキャストを介して、半静的にまたは静的に送信されてよい。1つの実施形態では、構成情報は、半静的にUEにブロードキャストされる。別の実施形態では、構成情報は、ターゲットUEに送信される。別の実施形態では、構成情報は、他のシグナリングオーバヘッドメッセージと共に、制御チャネルを介してシグナリングされてよい。無線ネットワークでサポートされているデバイスおよびトラフィックのタイプおよび無線ネットワークにおける負荷にも依存して、TDDフレームは、異なるフレーム構造構成、スイッチングタイプおよび周波数サブバンドを使用して、TTIにおけるデータ送信に柔軟に対応するように適応的に構成されてよい。ダウンリンクおよびアップリンク送信がTTIにおいてどのように通信されるかの決定は、スケジューリングエンティティまたは複数の基地局に関連付けられた中央コントローラ等の無線ネットワーク内の基地局または別のノードまたはエンティティによって実行されてよい。
図17は、無線通信のための実施形態の方法1700のフローチャートである。ステップ1702では、デバイスは、第1の方向の無線フレームの第1のTDD TTIでの第1のデータ送信を通信し、ステップ1704では、デバイスは、第2の方向の第1のTDD TTIでの第2のデータ送信を通信する。第1の方向および第2の方向のうちの一方は送信方向であってよく、第1の方向および第2の方向のうちの他方は受信方向であってよい。1つの実施形態では、第1の方向はアップリンク方向であり、第2の方向はダウンリンク方向であり、またはその逆である。第1のTDD TTIは、第1のフレーム構造構成で構成されてよい。第1のTDD TTIは、第1のデータ送信と第2のデータ送信とを分離するGPを含んでよい。1つの実施形態では、第1のデータ送信および第2のデータ送信は、異なる周波数リソースを介して通信される。別の実施形態では、第1のデータ送信および第2のデータ送信は、同じ周波数サブバンドを介して通信される。第1のデータ送信または第2のデータ送信はまた、許可不要で通信されてもよい。例えば、第1のデータ送信または第2のデータ送信は、競合ベースのメカニズムに従って通信される。デバイスは、基地局またはユーザ機器であってよい。デバイスはさらに、ユーザ機器に、第1のTDD TTIの第1のフレーム構造構成または構成情報を少なくともシグナリングしてよい。
いくつかの実施形態では、第1のTDD TTIは、アップリンク送信機会を含む、ダウンリンクTTIである。アップリンク送信機会は、ダウンリンクTTIにおける反対データ領域と見なされてよい。ダウンリンクTTIは、ダウンリンクTTIにおけるアップリンク送信機会の位置、期間または周波数リソースを指定する制御情報を搬送してよい。アップリンク送信機会の位置、期間または周波数リソースは、事前に定義されてよく、必要な時に定義されてよい。1つの実施形態では、デバイスは、前の通信されたダウンリンクデータ送信が成功裏に受信されたかどうかを確認する、アップリンクACK/NAKメッセージをさらに通信してよい。ACK/NAKメッセージは、同じ期間中に異なる周波数リソースを介して、または、異なる期間中に同じ周波数リソースを介して、アップリンクデータ送信と共に通信されてよい。アップリンクデータ送信は、第1のデータ送信または第2のデータ送信のうちの1つであってよい。
いくつかの実施形態では、第1のTDD TTIは、ダウンリンク送信機会を含むアップリンクTTIである。アップリンクTTIは、アップリンクTTIにおけるダウンリンク送信機会の位置、期間または周波数リソースを指定する制御情報を搬送してよい。ダウンリンク送信機会は、アップリンクTTIにおける反対データ領域と見なされてよい。ダウンリンク送信機会の位置、期間または周波数リソースは、事前に定義されてよく、必要な時に定義されてよい。1つの実施形態では、デバイスは、前の通信されたアップリンクデータ送信が成功裏に受信されたかどうかを確認する、ダウンリンクACK/NAKメッセージをさらに通信してよい。ACK/NAKメッセージは、同じ期間中に異なる周波数リソースを介して、または、異なる期間中に同じ周波数リソースを介してダウンリンクデータ送信と共に通信されてよい。ダウンリンクデータ送信は、第1のデータ送信または第2のデータ送信の1つであってよい。
1つの実施形態では、デバイスは、無線フレームの第2のTDD TTIでの第3のデータ送信をさらに通信してよく、ここで、TDD TTIは、第1のフレーム構造構成とは異なる第2のフレーム構造構成で構成される。第3のデータ送信は、送信方向または受信方向で通信されてよい。第1のTDD TTIおよび第2のTDD TTIは、異なるOFDM周波数サブバンドまたは同じOFDM周波数サブバンドに割り当てられてよい。1つの例では、第1のTDD TTIおよび第2のTDD TTIは、異なるTTI長を有する。別の例では、第1のTDD TTIにおける第1および第2のデータ送信および第2のTDD TTIにおける第3のデータ送信は、異なるサブキャリア間隔、または異なる長さのOFDMシンボルに従って通信される。別の実施形態では、デバイスは、第2のTDD TTIでの第4のデータ送信をさらに通信してよい。第3のデータ送信は送信方向で通信されてよく、第4のデータ送信は受信方向で通信されてよく、またはその逆でもよい。1つの実施形態では、第2のTDD TTIは、アップリンク送信機会を含むダウンリンクTTIであってよく、または、ダウンリンク送信機会を含むアップリンクTTIであってよい。さらに別の実施形態では、デバイスは、第2のTDD TTIにおいてACK/NAKメッセージをさらに通信してよく、ここで、第3のデータ送信およびACK/NAKメッセージは、互いに反対の送信方向に伝わる。
いくつかの実施形態では、ネットワークコントローラは、第1の周波数サブバンドを介して、第1の方向で第1のTDD TTIにおいて通信するために第1のフレーム構造構成を割り当ててよい。第1のフレーム構造構成は、フレームパラメータの第1のセットに対応する。フレームパラメータの第1のセットは、サブキャリア間隔、TTI長、OFDMシンボル期間またはサイクリックプレフィックス長を含む。ネットワークコントローラは、無線ネットワークにおける、基地局、上位層ネットワークノードまたは任意の他の適用可能なネットワーク要素に配置されてよい。ネットワークコントローラはまた、第1のTDD TTIのためのスイッチングタイプを選択してよい。スイッチングタイプは、第1のTDD TTIが、第2の方向で通信するための少なくとも1つの送信機会を含むか否かを示す。第1の方向および第2の方向のうちの一方は送信方向であってよく、第1の方向および第2の方向のうちの他方は受信方向であってよい。ネットワークコントローラは、次いで、フレームパラメータの第1のセットおよび選択されたスイッチングタイプに従って、第1のTDD TTIでのOFDM信号の通信を示す指示を、例えば、基地局に送信してよい。第1のフレーム構造構成は、第1のTDD TTIで通信されるデータのトラフィックタイプ、基地局によってサービスされるユーザ機器の数、待ち時間要件またはUEからの要求に従って割り当てられてよい。スイッチングタイプは、割り当てられた第1のフレーム構造構成、待ち時間要件、またはユーザ機器からの要求に従って選択されてよい。ネットワークコントローラはまた、第1の周波数サブバンドと同じ、または異なる周波数サブバンドを介して、第2のTDD TTIで通信するための第2のフレーム構造構成を割り当ててよい。第2のフレーム構造構成は、フレームパラメータの第1のセットとは異なるフレームパラメータの第2のセットに対応する。
図18は、本明細書に記載の方法を実行するための実施形態の処理システム1800のブロック図であり、これは、ホストデバイスにインストールされてよい。示されるように、処理システム1800は、プロセッサ1804、メモリ1806およびインタフェース1810-1814を含み、これらは、図18に示されるように配置されてよい(されなくてもよい)。プロセッサ1804は、計算および/または他の処理関連タスクを実行するように適合された任意の構成要素または構成要素の集合であってよく、メモリ1806は、プロセッサ1804による実行のためのプログラミングおよび/または命令を記憶するように適合された任意の構成要素または構成要素の集合であってよい。実施形態では、メモリ1806は、非一時的なコンピュータ可読媒体を含む。インタフェース1810、1812、1814は、処理システム1800が、他のデバイス/構成要素および/またはユーザと通信することを可能にする任意の構成要素または構成要素の集合であってよい。例えば、インタフェース1810、1812、1814の1つまたは複数は、データ、制御、または管理メッセージをプロセッサ1804からホストデバイスおよび/またはリモートデバイスにインストールされたアプリケーションに通信するように適合されてよい。別の例では、インタフェース1810、1812、1814の1つまたは複数は、ユーザまたはユーザデバイス(例えば、パーソナルコンピュータ(PC)等)が処理システム1800と対話/通信することを可能にするように適合されてよい。処理システム1800は、長期間ストレージ(例えば、不揮発性メモリ等)等の図18に示されていない追加の構成要素を含んでよい。
いくつかの実施形態では、処理システム1800は、電気通信ネットワークにアクセスしているか、そうでなければその一部である、ネットワークデバイスに含まれる。1つの例では、処理システム1800は、基地局、中継局、スケジューラ、コントローラ、ゲートウェイ、ルータ、アプリケーションサーバ、または電気通信ネットワーク内の任意の他のデバイス等の、無線または有線の電気通信ネットワーク内のネットワーク側デバイス内にある。他の実施形態では、処理システム1800は、モバイル局、ユーザ機器(UE)、パーソナルコンピュータ(PC)、タブレット、ウェアラブル通信デバイス(例えば、スマートウォッチ等)または電気通信ネットワークにアクセスするように適合された任意の他のデバイス等の、無線または有線の電気通信ネットワークにアクセスするユーザ側デバイス内にある。
いくつかの実施形態では、インタフェース1810、1812、1814のうちの1つまたは複数は、処理システム1800を、電気通信ネットワークを介してシグナリングを送信および受信するように適合されるトランシーバに接続する。図19は、電気通信ネットワークを介してシグナリングを送信および受信するように適合されるトランシーバ1900のブロック図である。トランシーバ1900は、ホストデバイスにインストールされてよい。示されるように、トランシーバ1900は、ネットワーク側インタフェース1902、カプラ1904、送信機1906、受信機1908、信号プロセッサ1910およびデバイス側インタフェース1912を含む。ネットワーク側インタフェース1902は、無線または有線の電気通信ネットワークを介してシグナリングを送信または受信するように適合される任意の構成要素または構成要素の集合を含んでよい。カプラ1904は、ネットワーク側インタフェース1902を介して、双方向通信を容易にするように適合される任意の構成要素または構成要素の集合を含んでよい。送信機1906は、ベースバンド信号を、ネットワーク側インタフェース1902を介した送信に適した変調された搬送波信号に変換するように適合される任意の構成要素または構成要素の集合(例えば、アップコンバータ、電力増幅器等)を含んでよい。受信機1908は、ネットワーク側インタフェース1902を介して受信される搬送波信号をベースバンド信号に変換するように適合される任意の構成要素または構成要素の集合(例えば、ダウンコンバータ、低雑音増幅器等)を含んでよい。信号プロセッサ1910は、ベースバンド信号を、デバイス側インタフェース1912を介する通信に適したデータ信号に、またはその逆に変換するように適合される任意の構成要素または構成要素の集合を含んでよい。デバイス側インタフェース1912は、信号プロセッサ1910と、ホストデバイス内の構成要素(例えば、処理システム1800、ローカルエリアネットワーク(LAN)ポート等)との間のデータ信号を通信するように適合される任意の構成要素または構成要素の集合を含んでよい。
トランシーバ1900は、任意のタイプの通信媒体を介してシグナリングを送信および受信してよい。いくつかの実施形態では、トランシーバ1900は、無線媒体を介してシグナリングを送信および受信する。例えば、トランシーバ1900は、セルラプロトコル(例えば、ロングタームエボリューション(LTE)等)、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)プロトコル(例えば、Wi-Fi等)または任意の他のタイプの無線プロトコル(例えば、ブルートゥース(登録商標)、近距離通信(NFC)等)等の、無線電気通信プロトコルに従って通信するように適合された無線トランシーバであってよい。このような実施形態では、ネットワーク側インタフェース1902は、1つまたは複数のアンテナ/放射素子を備える。例えば、ネットワーク側インタフェース1902は、単一のアンテナ、複数の別個のアンテナまたは、例えば、単一入力多出力(SIMO)、多入力単一出力(MISO)、多入力多出力(MIMO)等のマルチレイヤ通信のために構成されたマルチアンテナアレイを含んでよい。他の実施形態では、トランシーバ1900は、例えば、ツイストペアケーブル、同軸ケーブル、光ファイバ等の有線媒体を介してシグナリングを送信および受信する。特定の処理システムおよび/またはトランシーバは、示される構成要素の全てを利用してよく、または、構成要素のサブセットのみを利用してよく、統合レベルは、デバイス毎に異なり得る。
発明の様々な態様によると、時分割複信のための適応性フレーム構造のシステムおよび方法が開示される。
第1の態様では、本開示は無線通信のための方法を提供し、方法は、デバイスによって、第1の方向の第1の時分割複信(TDD)スケジューリング間隔での第1のデータ送信を通信するステップであって、第1のTDDスケジューリング間隔は、第1のフレーム構造構成で構成される、ステップと、デバイスによって、第2の方向の第1のTDDスケジューリング間隔での第2のデータ送信を通信するステップであって、第1の方向および第2の方向のうちの一方は送信方向であり、第1の方向および第2の方向のうちの他方は受信方向である、ステップとを含む。
第1の態様の第1の実施形態では、本開示は、第1のTDDスケジューリング間隔の少なくとも第1のフレーム構造構成または構成情報をユーザ機器にシグナリングするステップをさらに含む方法を提供する。
第1の態様の第2の実施形態では、本開示は、第1のデータ送信および第2のデータ送信は、異なる周波数リソースを介して通信される、方法を提供する。
第1の態様の第3の実施形態では、本開示は、第1のデータ送信および第2のデータ送信は、同じ周波数サブバンドを介して通信される、方法を提供する。
第1の態様の第4の実施形態では、本開示は、デバイスは、基地局またはユーザ機器である、方法を提供する。
第1の態様の第5の実施形態では、本開示は、第1のTDDスケジューリング間隔は、時間領域において第1のデータ送信および第2のデータ送信を分離するガード期間をさらに含む、方法を提供する。
第1の態様の第6の実施形態では、本開示は、第1のデータ送信または第2のデータ送信は許可不要で通信される、方法を提供する。
第6の実施形態のさらなる実施形態では、本開示は、第1のデータ送信または第2のデータ送信は、競合ベースのメカニズムに従って通信される、方法を提供する。
第1の態様の第7の実施形態では、本開示は、第1のTDDスケジューリング間隔は、アップリンク送信機会を含むダウンリンクスケジューリング間隔である、方法を提供する。
第7の実施形態のさらなる実施形態では、本開示は、ダウンリンクスケジューリング間隔で、アップリンク方向で伝わる肯定応答/否定応答(ACK/NAK)メッセージを通信するステップであって、ACK/NACKメッセージは、前のダウンリンクデータ送信が成功裏に受信されたかどうかを確認する、ステップをさらに含む、方法を提供する。
第7の実施形態のまたさらなる実施形態では、本開示は、ACK/NAKメッセージおよびアップリンクデータ送信は、ダウンリンクスケジューリング間隔で異なる周波数リソースを介して送信されるか、または、ダウンリンクスケジューリング間隔で異なる期間中に同じ周波数サブバンドを介して送信され、アップリンクデータ送信は、第1のデータ送信または第2のデータ送信の1つである、方法を提供する。
第1の態様の第8の実施形態では、本開示は、第1のTDDスケジューリング間隔は、ダウンリンク送信機会を含むアップリンクスケジューリング間隔である、方法を提供する。
第8の実施形態のさらなる実施形態では、本開示は、アップリンクスケジューリング間隔で、ダウンリンク方向で伝わる肯定応答/否定応答(ACK/NAK)メッセージを通信するステップであって、ACK/NACKメッセージは、前のアップリンクデータ送信が成功裏に受信されたかどうかを確認する、ステップをさらに含む、方法を提供する。
第8の実施形態のまたさらなる実施形態では、本開示は、ACK/NAKメッセージおよびダウンリンクデータ送信は、アップリンクスケジューリング間隔で同じ期間中に異なる周波数リソースを介して送信されるか、または、アップリンクスケジューリング間隔で異なる期間中に同じ周波数サブバンドを介して送信され、ダウンリンクデータ送信は、第1のデータ送信または第2のデータ送信の1つである、方法を提供する。
第1の態様の第9の実施形態では、本開示は、第2のフレーム構造構成で構成される第2のTDDスケジューリング間隔で第3のデータ送信を通信するステップであって、第2のフレーム構造構成は、第1のフレーム構造構成とは異なる、ステップをさらに含む、方法を提供する。
第9の実施形態のさらなる実施形態では、本開示は、第1のTDDスケジューリング間隔および第2のTDDスケジューリング間隔は異なる長さを有する、方法を提供する。
第9の実施形態のさらなる実施形態では、本開示は、第1のTDDスケジューリング間隔および第2のTDDスケジューリング間隔は、異なる周波数サブバンドに割り当てられる、方法を提供する。
第9の実施形態のさらなる実施形態では、本開示は、第1のTDDスケジューリング間隔での第1のデータ送信および第2のTDDスケジューリング間隔での第3のデータ送信は、異なるサブキャリア間隔または異なるサイクリックプレフィックス長に従って通信される、方法を提供する。
第9の実施形態のさらなる実施形態では、本開示は、第2のTDDスケジューリング間隔で、肯定応答/否定応答(ACK/NAK)メッセージを通信するステップであって、第3のデータ送信は送信方向で通信され、ACK/NAKメッセージは受信方向で、またはその逆で通信される、方法を提供する。
第2の態様では、本開示は無線通信のための方法を提供し、方法は、ネットワークコントローラによって、第1の周波数サブバンドを介した、第1の方向の第1の時分割複信(TDD)スケジューリング間隔での通信のための第1のフレーム構造構成を割り当てるステップであって、第1のフレーム構造構成は、フレームパラメータの第1のセットに対応する、ステップと、ネットワークコントローラによって、第1のTDDスケジューリング間隔のためのスイッチングタイプを選択するステップであって、スイッチングタイプは、第1のTDDスケジューリング間隔が、第2の方向で通信するための少なくとも1つの送信機会を含むか否かを示し、第1の方向および第2の方向のうちの一方は送信方向であり、第1の方向および第2の方向のうちの他方は受信方向である、ステップと、フレームパラメータの第1のセットおよび選択されたスイッチングタイプに従って、第1のTDDスケジューリング間隔で直交周波数分割多重(OFDM)信号の通信を示す指示を送信するステップとを含む。
第2の態様の第1の実施形態では、本開示は、第1のフレーム構造構成は、第1のTDDスケジューリング間隔で通信されるデータのトラフィックタイプ、基地局によってサービスされているユーザ機器の数、待ち時間要件またはユーザ機器からの要求に従って割り当てられる、方法を提供する。
第2の態様の第2の実施形態では、本開示は、スイッチングタイプは、第1のフレーム構造構成、待ち時間要件またはユーザ機器からの要求に従って選択される、方法を提供する。
第2の態様の第3の実施形態では、本開示は、フレームパラメータの第1のセットは、サブキャリア間隔、スケジューリング間隔長、OFDMシンボル期間またはサイクリックプレフィックス長を含む、方法を提供する。
第2の態様の第4の実施形態では、本開示は、第1の周波数サブバンドを介した、第2のTDDスケジューリング間隔での通信のための第2のフレーム構造構成を割り当てるステップであって、第2のフレーム構造構成は、フレームパラメータの第1のセットとは異なる、フレームパラメータの第2のセットに対応する、ステップをさらに含む、方法を提供する。
第2の態様の第5の実施形態では、本開示は、第2の周波数サブバンドを介した、第2のTDDスケジューリング間隔での通信のための第2のフレーム構造構成を割り当てるステップであって、第2のフレーム構造構成は、フレームパラメータの第1のセットとは異なる、フレームパラメータの第2のセットに対応する、ステップをさらに含む、方法を提供する。
第3の態様では、本開示は無線通信のための方法を提供し、方法は、デバイスによって、第1の周波数サブバンドにおいて、第1の方向の第1の時分割複信(TDD)スケジューリング間隔での第1の送信を通信するステップと、デバイスによって、第1の周波数サブバンドにおいて、第2の方向の第1のTDDスケジューリング間隔での第2の送信を通信するステップであって、第1の方向および第2の方向のうちの一方は送信方向であり、第1の方向および第2の方向のうちの他方は受信方向である、ステップと、デバイスによって、第2の周波数サブバンドにおいて、第1の方向の第2のTDDスケジューリング間隔での第3の送信を通信するステップと、デバイスによって、第2の周波数サブバンドにおいて、第2の方向の第2のTDDスケジューリング間隔での第4の送信を通信するステップとを含み、第2のTDDスケジューリング間隔は、第1のTDDスケジューリング間隔とは異なる期間を有する。
第3の態様の第1の実施形態では、本開示は、第1のTDDスケジューリング間隔および第2のTDDスケジューリング間隔は、時間領域で重複する、方法を提供する。
第1の実施形態のさらなる実施形態では、本開示は、第2の送信および第4の送信は、時間領域で重複する、方法を提供する。
第9の実施形態のまたさらなる実施形態では、本開示は、第2の送信を通信することは、第1の制御シグナリングを通信することを含み、第4の送信を通信することは、データ送信を通信することを含む、方法を提供する。
第1の実施形態のまたさらなる実施形態では、本開示は、第2の送信を通信することは、第1の制御シグナリングを通信することを含み、第4の送信を通信することは、第2の制御シグナリングを通信することを含む、方法を提供する。
第1の実施形態のまたさらなる実施形態では、本開示は、第1の制御シグナリングおよび第2の制御シグナリングは、異なるタイプの制御シグナリングである、方法を提供する。
第3の態様の第2の実施形態では、本開示は、第2のTDDスケジューリング間隔の期間は、第1のTDDスケジューリング間隔の期間よりも長く、第4の送信を通信することは、第2のTDDスケジューリング間隔の中間部分において第4の送信を通信することを含む、方法を提供する。
第2の実施形態のさらなる実施形態では、本開示は、第2の周波数サブバンドにおいて、第2の方向の第2のTDDスケジューリング間隔の終わりで、第5の送信を通信するステップをさらに含む、方法を提供する。
第3の態様の第3の実施形態では、本開示は、第1のTDDスケジューリング間隔の期間は、第1のTDDスケジューリング間隔のサブキャリア間隔に基づいて決定され、第2のTDDスケジューリング間隔の期間は、第2のTDDスケジューリング間隔のサブキャリア間隔に基づいて決定される、方法を提供する。
第4の態様では、本開示は無線通信を実行する方法を提供し、方法は、第1の時分割複信(TDD)スケジューリング間隔で、データ送信を受信するステップと、第1のTDDスケジューリング間隔で、肯定応答(ACK)を送信するステップとを含む。
第4の態様の第1の実施形態では、本開示は、ACKは、データ送信の受信を確認する、方法を提供する。
130 バックホールネットワーク
1804 プロセッサ
1806 メモリ
1810 インタフェース
1812 インタフェース
1814 インタフェース
1902 ネットワーク側インタフェース
1904 カプラ
1906 送信機
1908 受信機
1910 信号プロセッサ
1912 デバイス側インタフェース

Claims (8)

  1. 無線通信のための方法であって、
    デバイスによって、ダウンリンク方向の第1の時分割複信(TDD)送信時間間隔(TTI)での第1の送信を通信するステップであって、前記第1のTDD TTIは、第1のフレーム構造構成で構成される、ステップと、
    前記デバイスによって、アップリンク方向の前記第1のTDD TTIでの第2の送信を通信するステップと、
    前記デバイスによって、前記ダウンリンク方向で前記第1のTDD TTIでの第3の送信を通信するステップと、
    前記デバイスによって、前記アップリンク方向で前記第1のTDD TTIでの第4の送信を通信するステップとを含み、
    前記第1のフレーム構造構成は、0.125 ms、0.25 msまたは0.5 msのTTIに対応する、方法。
  2. 前記第2の送信または前記第4の送信は、ACK/NACKメッセージである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のTDD TTIは、時間領域において前記第1の送信および前記第2の送信を分離する、または前記時間領域において前記第3の送信および前記第4の送信を分離するガード期間をさらに含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記第1の送信、前記第2の送前記第3の送または前記第4の送信は許可不要で通信される、請求項1または2に記載の方法。
  5. 前記第1の送信、前記第2の送前記第3の送または前記第4の送信は、競合ベースのメカニズムに従って通信される、請求項4に記載の方法。
  6. 前記ACK/NACKメッセージは、前のダウンリンク送信が成功裏に受信されたかどうかを確認するためのものである、請求項2に記載の方法。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項によるステップを実施するように構成されるプロセッサを含むモバイルデバイス。
  8. 請求項1乃至6のいずれか1項によるステップを実施するように構成されるプロセッサを含む基地局。
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