JP6589879B2 - 受信装置、送信装置、およびデータ処理方法 - Google Patents
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Description
なお、放送波およびネットワークを介したデータ配信を実現するための技術を開示した従来技術して。例えば特許文献1(特開2014−057227号公報)がある。
ATSC3.0では、ダウンロード型のアプリケーション配信管理用のパッケージング方式、ならびに、オフラインのアプリケーション登録・更新管理方式がまだ検討段階にある。
サービスワーカー(SW)は、受信装置において利用するリソース(アプリケーションや動画、静止画、音声等の様々なデータファイル)の管理、具体的には、リソースの取得、更新、削除処理等を実行する。
本開示は、この問題点に鑑みてなされたものであり、サービスワーカー(SW)おや、その管理リソースの確実な更新を可能とする受信装置、送信装置、およびデータ処理方法を提供することを目的とする。
受信装置の格納データに関するデータ管理プログラムであるサービスワーカー(SW)に関する情報を格納したテーブルであり、個別のサービスワーカー(SW)単位の更新処理情報を含むサービスワーカー・インフォメーション・テーブル(SWIT)を受信し、受信したSWITを利用したデータ管理処理を実行するデータ処理部を有する受信装置にある。
受信装置の格納データに関するデータ管理プログラムであるサービスワーカー(SW)に関する情報を格納したテーブルであり、個別のサービスワーカー(SW)単位の更新処理情報を含むサービスワーカー・インフォメーション・テーブル(SWIT)を送信する送信装置にある。
受信装置において実行するデータ処理方法であり、
受信装置のデータ処理部が、
格納データに関するデータ管理プログラムであるサービスワーカー(SW)に関する情報を格納したテーブルであり、個別のサービスワーカー(SW)単位の更新処理情報を含むサービスワーカー・インフォメーション・テーブル(SWIT)を受信し、受信したSWITを利用したデータ管理処理を実行するデータ処理方法にある。
送信装置において実行するデータ処理方法であり、
受信装置の格納データに関するデータ管理プログラムであるサービスワーカー(SW)に関する情報を格納したテーブルであり、個別のサービスワーカー(SW)単位の更新処理情報を含むサービスワーカー・インフォメーション・テーブル(SWIT)を送信するデータ処理方法にある。
具体的には、例えば、受信装置の格納データに関するデータ管理プログラムであるサービスワーカー(SW)に関する情報を格納したテーブルであり、個別のSW単位の更新処理情報を含むサービスワーカー・インフォメーション・テーブル(SWIT)を受信し、受信したSWITを利用したデータ管理処理を実行する。SWITは、SW識別子と、SW識別子によって特定されるSWおよび管理リソースに関する更新情報を記録したテーブルであり、受信装置は、SWITを参照して、SWおよび管理リソースの更新処理を実行する。
本構成により、受信装置におけるデータ管理プログラムであるサービスワーカー(SW)やその管理リソースの更新処理を効率的に確実に実行する装置、方法が実現される。
なお、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものではなく、また付加的な効果があってもよい。
1.通信システムの構成例について
2.データ通信プロトコルFLUTE、およびROUTEについて
3.送信装置と受信装置の実行する通信処理例について
4.シグナリングデータの詳細について
5.サービスワーカー(SW)について
6.受信装置の構成例と処理について
7.サービスワーカー・インフォメーション・テーブル(SWIT)の構成例について
8.サービスワーカー(SW)およびアプリケーションの利用処理シーケンスについて
8−1.処理フェーズ1の処理シーケンスについて
8−2.処理フェーズ2の処理シーケンスについて
8−3.処理フェーズ3の処理シーケンスについて
9.送信装置と受信装置の構成例について
10.本開示の構成のまとめ
まず、図1を参照して本開示の処理を実行する通信システムの一構成例について説明する。
図1に示すように、通信システム10は、画像データや音声データ等のコンテンツを送信する通信装置である送信装置20と、送信装置20の送信するコンテンツを受信する通信装置である受信装置30を有する。
一方、受信装置30は、一般ユーザのクライアント装置であり、具体的には、例えばテレビ31、PC32、携帯端末33等によって構成される。
MPEG−DASH規格には、以下の2つの規格が含まれる。
(a)動画や音声ファイルの管理情報であるメタデータを記述するためのマニフェスト・ファイル(MPD:Media Presentation Description)に関する規格、
(b)動画コンテンツ伝送用のファイル・フォーマット(セグメント・フォーマット)に関する規格、
送信装置20から、受信装置30に対するコンテンツ配信は、上記のMPEG−DASH規格に従って実行する。
MPEG−DASH規格に従ってデータ送信を実行する送信装置20は、図2に示すように、大きく分けて以下の複数種類のデータの送信を行う。
(a)シグナリングデータ50
(b)AVセグメント60
(c)その他のデータ(ESG,NRTコンテンツ等)70
受信装置30は、このシグナリングデータ50を、再生対象となる番組コンテンツを格納したAVセグメント60の受信に先行して受信することが必要となる。
このシグナリングデータ50は、例えばXML(Extensible Markup Language)形式のデータとして、スマホやテレビ等のユーザ端末である受信装置(クライアント)に送信される。
これは、受信装置(クライアント)が、いつでも、即座にシグナリングデータを取得することを可能とするためである。
クライアント(受信装置)は、随時、受信可能なシグナリングデータに基づいて、必要な番組コンテンツのアクセス用アドレスの取得や、コーデック設定処理など、番組コンテンツの受信および再生に必要な処理を遅滞なく実行することが可能となる。
ESGは、電子サービスガイド(Electronic Service Guide)であり、例えば番組表等の案内情報である。
NRTコンテンツはノンリアルタイム型のコンテンツである。
後述するアプリケーション等の制御プログラムとして利用されるサービスワーカー(Service Worker)も、NRTコンテンツに含まれる。
(a)シグナリングデータ50
(b)AVセグメント60
(c)その他のデータ(ESG,NRTコンテンツ等)70
これらのデータは、例えば、データ通信プロトコル:FLUTE(File Delivery over Uni−directional Transport)に従って送信される。
データ通信プロトコル:FLUTE(File Delivery over Uni−directional Transport)はマルチキャストにより伝送するコンテンツのセッション管理を行うプロトコルである。
例えば送信装置であるサーバ側で生成されるファイル(URLとバージョンで識別される)は、FLUTEプロトコルに従って、受信装置であるクライアントに送信される。
同じURLでバージョンが異なるものはファイルの中身が更新されているものとみなす。FLUTEプロトコルは一方向ファイル転送制御のみを行うもので、クライアントにおけるファイルの選択的なフィルタリング機能はないが、FLUTEで転送制御するファイルをそのファイルに紐づけられるメタデータを利用して、クライアント側で取捨選択することにより、選択的なフィルタリングを実現し、ユーザの嗜好を反映したローカルキャッシュを構成・更新管理することが可能となる。
なお、メタデータは、FLUTEプロトコルに拡張して組み込むこともできるし、別途ESG(Electronic Service Guide)等のプロトコルで記述することもできる。
次に、送信装置と受信装置の実行する通信処理例について説明する。
図3は、送信装置および受信装置のプロトコルスタックの例を示す図である。
図3に示す例は、以下の2つの通信データの処理を行なうための2つのプロトコルスタックを有する。
(a)ブロードキャスト(マルチキャストも含む)通信(例えば放送型データ配信)
(b)ユニキャスト(ブロードバンド)通信(例えばHTTP型のP2P通信)
図3の右側が、(b)ユニキャスト(ブロードバンド)通信(例えばHTTP型のP2P通信)に対応するプロトコルスタックである。
(1)ブロードキャスト物理レイヤ(Broadcast PHY)
(2)IPマルチキャストレイヤ(IP Multicast)
(3)UDPレイヤ
(4)ROUTE(=拡張型FLUTE)レイヤ
(5)ESG,NRTcontent,DASH(ISO BMFF)およびVideo/Audio/CC
(6)アプリケーションレイヤ(Applications(HTML5))
シグナリングレイヤは、先に図2を参照して説明したシグナリングデータ50の送受信に適用されるレイヤである。シグナリングデータには、番組表等の番組予定情報や、番組取得に必要となるアドレス情報(URL等)、さらにコンテンツの再生処理に必要な情報、例えばコーデック情報(符号化方式など)などからなる案内情報、制御情報などが含まれる。
なお、(1)ブロードキャスト物理レイヤ(Broadcast PHY)の上位レイヤとして将来の新たなプロトコルの利用許容レイヤ(Future Extensibility)が設定されている。
(2)IPマルチキャストレイヤ(IP Multicast)は、IPマルチキャストに従ったデータ送受信処理を実行するレイヤである。
(3)UDPレイヤは、UDPパケットの生成、解析処理レイヤである。
ROUTEは、FLUTEと同様、ALCと呼ばれるスケーラブルなファイルオブジェクトのマルチキャストプロトコルであり、具体的にはそのビルディングブロックであるLCTやFECコンポーネントの組み合わせにより構成される。
MBMSやeMBMSは、同報型配信サービスであり、特定のエリア内に位置する受信装置である複数のユーザ端末(UE)に対して共通のベアラで一斉に同一データ、例えば映画コンテンツなどを配信するサービスである。MBMSやeMBMSに従った同報配信により、配信サービス提供エリアに位置する多数のスマホやPC、あるいはテレビ等の受信装置に、同じコンテンツを同時に提供することができる。
(a)シグナリングデータ50
(b)AVセグメント60
(c)その他のデータ(ESG、NRTコンテンツ等)70
これらのデータの多くはROUTEプロトコル、またはFLUTEプロトコルに従って送信される。
前述したように、NRTコンテンツには、例えば、クライアントである受信装置のブラウザ上で実行される様々なアプリケーションファイル、動画、静止画等のデータファイル等が含まれる。さらに、後述するアプリケーション等の制御プログラムとして利用されるサービスワーカー(Service Worker(SW))も、NRTコンテンツに含まれる。
Video/Audio/CCは、DASH規格に従って配信されるビデオやオディオ等、再生対象となる実データである。
(1)ブロードバンド物理レイヤ(Broaband PHY)
(2)IPユニキャストレイヤ(IP Unicast)
(3)TCPレイヤ
(4)HTTPレイヤ
(5)ESG,Signaling,NRTcontent,DASH(ISO BMFF)およびVideo/Audio/CC
(6)アプリケーションレイヤ(Applications(HTML5))
(2)IPユニキャストレイヤ(IP Unicast)は、IPユニキャスト送受信処理を実行するレイヤである。
(3)HTTPレイヤは、HTTPパケットの生成、解析処理レイヤである。
この上位レイヤは、図3左側の(a)ブロードキャスト通信(例えば放送型データ配信)のスタック構成と同様である。
(a)ブロードキャスト通信(例えば放送型データ配信)
(b)ユニキャスト(ブロードバンド)通信(例えばHTTP型のP2P通信)
これら2つの通信プロトコルスタックの少なくともいずれかに従った処理を行なう。
シグナリングデータは、受信装置(クライアント)が受信、再生するAVセグメントのアクセス情報や、復号処理等の受信後の処理に必要となる案内情報や制御情報を含むデータであり、送信装置から随時繰り返し送信されるデータである。
SCSは、サービスチャンネルシグナリング(Service Channel Signaling)であり、ユーザに提供されるコンテンツに対応する案内情報、制御情報が含まれる。
具体的には、SCSは、サービス単位のシグナリングデータであるUSD(ユーザサービスデスクリプション)を含む。
さらに、USDは、配信メソッドに関する情報を格納した以下の3種類のシグナリングデータを含む。
SDP(セッションディスクリプション)
FDD(ファイルデリバリディスクリプション)
RFD(リペアフローディスクリプション)
さらに、USDは、コンテンツ(AVセグメント)に対応する様々な案内情報、制御情報を格納したマニフェスト・ファイルを持つシグナリングデータとして、
MPD(メディアプレゼンテーションディスクリプション)
を含む。
なお、図4に示すシグナリングデータは一例であり、この他のシグナリングデータも存在し得る。
次に、送信装置(サーバ)20が提供し、主に受信装置(クライアント)30において利用されるサービスワーカー(SW:Service Worker)について説明する。
サービスワーカー(SW)は、放送サーバ21や、データ配信サーバ22等の送信装置20から受信装置に提供される。
あるいは、放送番組を配信するサーバとは別のデータ提供サーバが、サービスワーカー(SW)、アプリケーション、およびアプリケーションの実行時に利用されるデータファイルを受信装置30に提供する構成としてもよい。
図5は、受信装置30が、放送サーバ21等の送信装置20から、ある番組コンテンツを受信し、受信装置30の表示部に表示している状態を示している。
以下では、これらのアプリケーションおよびデータファイルを「リソース」と呼ぶ。
放送サーバ21は、さらに、これらの「リソース」を管理するリソース管理プログラムとして、サービスワーカー(SW)を、やはりNRTコンテンツ(ノンリアルタイムコンテンツ)として受信装置30に提供する。
このような、アプリケーションを利用したデータ表示は、これまでのデータ配信構成では、アプリケーションの提供される番組の終了とともに実行できなくなってしまう。
なお、天気情報表示アプリケーションは、例えばブラウザ上で表示されるプログラムである。
なお、アプリケーション等のリソースを格納する記憶部(永続キャッシュ)は、受信装置30の電源がオフとなっても格納データが消去されない不揮発性メモリとすることが好ましい。
このように、サービスワーカー(SW)を利用することで、様々な番組対応アプリケーションを、番組の表示、非表示と無関係に利用することが可能となる。
サービスワーカー(SW)は、各番組対応の設定とすることもできるが、複数番組を含む特定のチャンネル対応のリソースに対して、共通に利用可能としたサービスワーカー(SW)を設定することもできる。
サービスワーカー(SW)と、サービスワーカー(SW)によって管理されるリソース(アプリケーションおよびアプリ関連データ)は、受信装置30の記憶部(永続キャッシュ)に格納される。
図7には、受信装置30が送信装置20からリソースとしてのWebページ(例えば図5、図6に示す天気情報表示ページ)を取得して受信装置30の記憶部(永続キャッシュ)に格納して利用するシーケンスの一例を示している。
なお、Webページは、所定のWebページ表示アプリケーションと、表示用データによって構成されるリソースを利用して表示される。
図7には、受信装置内出力制御部90の構成要素として表示処理部91、サービスワーカー(SW)92、キャッシュ(記憶部)93を示している。
これは、例えば放送サーバ等の送信するNRTコンテンツから取得される。
この取得処理後、表示処理部91によって、Webページ95が、受信装置30の表示部に表示される。この表示は、このWebページを提供している番組に併せて表示されている状態であり、先に図3を参照して説明した表示状態に相当する。
具体的には、ステップS104に示すようにリソースをキャッシュ93に渡し、記憶部(永続キャッシュ)に格納する処理を行なう。
サービスワーカー(SW)92は、この閲覧要求の入力をフェッチイベントとして検出し、フェッチイベント検出に応じて、ステップS106において、リソース(Webページ)を記憶部(永続キャッシュ)から取得する。
表示処理部91は、ステップS107において、Webページ96を表示する。
Webページ表示プログラムであるブラウザに一種のプロキシサーバが実装され、いつでも、必要なときにプロキシサーバをアクセスしてWebページを取得して表示可能としたイメージである。
例えば、リソースへのアクセスリクエスト(リソースへのフェッチリクエスト)に応じて、ブラウザ側の処理(ローカルキャッシュやネットワークからのリソースの取得)がはじまる前に、サービスワーカー(SW)の処理が開始され、永続キャッシュからのリソースの提供が行われる。
また、サービスワーカー(SW)は、JavaScirpt(登録商標)で提供されるため、さまざまな手続きを組み込むことが可能であり、永続キャッシュのリソースの一部の更新等キャッシュ制御についての柔軟な処理記述が可能となっている。
例えば、ヘッダに設定された使用期限等に基づいて、使用期限が来ると、受信装置30は、新しいバージョンのサービスワーカ(SW)の取得処理を実行して、キャッシュに格納された旧バージョンのSWを置き換える更新処理を行なう。
上述したように、受信装置30は、サービスワーカー(SW)を利用して、任意のタイミングで、例えば図5、図6を参照して説明したような天気情報表示アプリケーション等のアプリケーション、すなわちサービスワーカ(SW)の管理対象てあるアプリケーションを実行することが可能となる。
受信装置30側のユーザは、任意タイミングでアプリケーションを実行することで、天気情報表示ページや、様々なWebページをいつでも閲覧することが可能となる。
受信装置30は、図8に示すように、各種のデータ処理を実行するデータ処理部151、放送波を受信し復調処理を行なう通信部152、さらに、ネットワークを介した通信処理を実行する通信部としてのネットワークI/F153を有する。
パケット分離部171は、通信部152を介して受信するパケットのパケット識別子(PID)に基づいて受信パケットをデータ種別(画像、音声、制御信号等)ごとに分離して、分離した各パケットを各データ処理部に供給する。
音声データ処理部173は、音声データを格納したパケットから音声データを取得し、復号処理等、音声の再生処理に必要な処理を実行する。
また、サービスワーカー(SW)に対する制御データを格納したSWIT(サービスワーカー・インフォメーション・テーブル)は、サービスワーカー(SW)制御部177に入力される。
サービスワーカー(SW)制御部177は、ネットワークを介して入力するアプリケーション、サービスワーカー(SW)、リソース等を一時的に格納するミドルウェア(MW)キャッシュ178や、アプリケーション、サービスワーカー(SW)、およびサービスワーカー(SW)の管理対象データであるリソース等を永続的に格納する記憶部(永続キャッシュ)178をアクセスし、これらの各キャッシュに格納されたデータの更新処理を実行する。
これらのデータは、キャッシュ部176を介してブラウザ等を実行する出力制御部180に入力され、利用される。すなわち、アプリケーションの実行、サービスワーカー(SW)の適用処理等が行われる。
出力制御部180の生成した出力データは、合成処理部181を介して、例えば放送番組等と合成され出力される。
次に、送信装置20から受信装置30に提供されるサービスワーカー(SW)に関する制御情報を記録したサービスワーカー・インフォメーション・テーブル(SWIT)の構成例について図9を参照して説明する。
以下、テーブル記録情報について、順次、説明する。
(1)@url:SWITを再取得するためのアクセス情報(URL)。
(2)app:このSWITに対応付けられたサービスワーカー(SW)に関連付けられたアプリケーション(=サービスワーカー(SW)管理リソースとしてのアプリケーション)。
複数ある場合は、(2)app以下の項目が、複数設定される。
(4)sw:このSWITによる管理対称となるサービスワーカー(SW)。
複数ある場合は、(4)sw以下の項目が、複数設定される。
(6)@version:(4)に規定されたサービスワーカー(SW)のバージョン(更新されるとバージョンが変更される)。
(7)@url:(4)に規定されたサービスワーカー(SW)の更新サービスワーカー(SW)を取得する際のアクセス情報(URL)。
(8)@gpid:(4)に規定されたサービスワーカー(SW)の更新サービスワーカー(SW)の属する更新グループの識別子(更新グループID)。
(10)resource:このSWITに対応付けられたサービスワーカー(SW)の管理対象となるリソース
複数ある場合は、(10)resource以下の項目が、複数設定される。
(11)@gpid:(10)に規定されたリソースの属する更新グループの識別子(更新グループID)。(指定なしの場合は更新なしを示す)
(12)url:(10)に規定されたリソース(更新リソース)を取得する際のアクセス情報(URL)。
(13)version:(10)に規定されたリソースのバージョン。
(15)updateGp:同一の更新スケジュールを持つサービスワーカー(SW)およびリソースのグループ(更新グループ)
複数ある場合は、(15)updateGp以下の項目が、複数設定される。
(17)scedule:(15)に規定された更新グループの更新スケジュール情報(詳細情報は(18),または(19)に記録)
(18)@nextUpdate:(15)に規定された更新グループの更新スケジュール情報としての次回更新日時。
(19)@updateDuration:(15)に規定された更新グループの更新スケジュール情報としての更新頻度情報(例えば、1:10分、2:1時間、3:3時間、4:6時間、5:12時間、6:1日、7:1週間、8:1か月)。
次に、図10〜図11を参照して、受信装置30におけるサービスワーカー(SW)およびアプリケーションの利用処理シーケンスについて説明する。
図10〜図11は、左から右に流れる時間軸に従った処理を説明する図であり、以下の各要素各々の処理と、各要素間のデータの流れを示している。
(1)放送信号(画像(Video),音声(Audio),NRT,SCS)
(2)サービスワーカー(SW)サーバ
(3)アプリケーション制御部
(4)サービスワーカー(SW)制御部
(5)出力制御部(ブラウザ)
SCSは、先に図4を参照して説明したように、サービスチャンネルシグナリング(Service Channel Signaling)であり、ユーザに提供されるコンテンツに対応する案内情報、制御情報が含まれる。
なお、以下に説明する例では、サービスワーカー(SW)サーバは、サービスワーカー(SW)を送信するサーバとして説明するが、その他、アプリケーションや、サービスワーカーの管理データとしてのリソースを提供する構成としてもよい。
(3)アプリケーション制御部は、図4に示すアプリケーション制御部175に相当する。
(4)サービスワーカー(SW)制御部は、図4に示すサービスワーカー(SW)制御部177に相当する。
(5)出力制御部(ブラウザ)は、図4に示す出力制御部(ブラウザ)180に相当する。
以下、時間経過に従った処理として、
処理フェーズ1〜3の各フェーズの処理について説明する。
処理フェーズ1は、受信装置30放送信号からアプリケーションとサービスワーカー(SW)を取得して、これらを用いた処理を実行して、サービスワーカー(SW)と、リソースを記憶部(永続キャッシュ)に格納するまでの処理を実行するフェーズである。
処理フェーズ1において実行されるステップS201〜S210の各処理について、順次、説明する。
受信装置30のアプリケーション制御部175は、放送信号のシグナリングデータであるSCS(サービスチャンネルシグナリング)から、アプリケーション用の制御情報格納テーブルであるAIT(アプリケーション・インフォメーション・テーブル)と、サービスワーカ(SW)の制御情報格納テーブルであるSWIT(サービスワーカー・インフォメーション・テーブル)を取得する。
図に示すSCS上の二重丸は、これらのテーブルをSCSから取得していることを示す。
AITには特定のアプリケーション(App1)の取得情報(URL等)および起動処理(autostart)情報が規定されている。
受信装置30のアプリケーション制御部175は、AITに記録されたアプリケーション(App1)の取得情報(URL等)を利用して、放送信号中のNRT信号から、アプリケーション(App1)を取得して、出力制御部(ブラウザ)180に出力する。
なお、アプリケーション制御部175は、、出力制御部(ブラウザ)180に出力したアプリケーション(App1)に関連付けられたサービスワーカ(SW)の制御情報格納テーブルであるSWIT(サービスワーカー・インフォメーション・テーブル)を保持しておく。
SWIT(サービスワーカー・インフォメーション・テーブル)については、図9を参照して説明した各データが記録されている。図9に示すように、SWITには、AITのアプリケーションID(@applicationId)が記録され、SWITと、AITは対応付けられたテーブルとして設定されている。
受信装置30の出力制御部(ブラウザ)は、ステップS202において取得したアプリケーション(App1)の実行処理を開始する。
アプリケーション(app1)の動作において、ユーザ操作、あるいはアプリケーションやアプリケーションに対応する番組コンテンツ内のトリガー情報等により、サービスワーカー(SW)の登録処理(install)が行われる。
具体的には、アプリケーション(app1)によって指定されるURLに基づいて、放送信号に含まれるNRT信号からサービスワーカー(SW1.js)を取得する。
なお、jsは、JavaScript(登録商標)ファイルであることを意味する。
サービスワーカー(SW)は、登録(install)イベントにより、取得されるとすぐに起動し、実行される。
その後、以下のプロセス(ステップS206〜S209)を実行する。これらのプロセス(S206〜S209)は、サービスワーカー(SW1.js)に記述されたプロセス情報に従って実行される。
受信装置30のミドルウェアであるサービスワーカー制御部177に対して、処理対象とする特定のサービスワーカー(SW)のサービスワーカーファイル名(SW1.js)、またはサービスワーカー識別子(SW_id)を指定してサービスワーカー(SW)更新処理起動APIを実行する。
先に図9を参照して説明したように、SWITには、複数のサービスワーカー(SW)の制御情報が記録される場合があり、ここでは、処理対象となる1つのサービスワーカー(sw1.js)に関する制御情報を抽出する。これをパーシャルSWIT(PSWIT:パーシャル・サービスワーカー・インフォメーション・テーブル)と呼ぶ。
(6)@version:実行中のサービスワーカー(sw1.js)のバージョン
(7)@url:サービスワーカー(sw1.js)の更新サービスワーカー(SW)を取得する際のアクセス情報(URL)。
(8)@gpid:サービスワーカー(sw1.js)の更新サービスワーカー(SW)の属する更新グループの識別子(更新グループID)。
さらに、(13)〜(19)には、リソースリストにリストアップされたリソースに関する更新スケジュールに関する情報が更新グループ単位で記録されている。
サービスワーカー制御部177は、PSWIT(パーシャルSWIT)をミドルウェアキャッシュ部178に格納する。
サービスワーカー制御部177は、PSWIT(パーシャルSWIT)に記述されているサービスワーカー(sw1.js)キャッシュ対象リソースを、NRT信号から取得し、それぞれのバージョン情報と共に、ミドルウェアキャッシュ部178に格納する。
なお、リソースアクセス情報は、SWIT(サービスワーカー・インフォメーション・テーブル)の一部構成情報であり、処理対象であるサービスワーカー(sw1.js)に関する情報のみからなるPSWIT(パーシャルSWIT)から取得する。
サービスワーカー制御部177は、処理対象であるサービスワーカー(sw1.js)の管理対象リソースの取得と、ミドルウェアキャッシュ部178に対する格納処理を完了すると、出力制御部180に対して、処理完了の通知を行う。すなわち、出力制御部180において実行中のサービスワーカー(sw1.js)に対してリソースキャッシュ完了イベントを発行する。
出力制御部180において実行中のサービスワーカー(sw1.js)は、上記のリソースキャッシュ完了イベントを受けて、まず、PSWIT(パーシャルSWIT)読み込みAPIを実行して、実行中のサービスワーカー(sw1.js)の管理対象であるサービスワーカー(sw1.js)キャッシュ対象リソースリストを取得し、リストにあるリソースの取得処理を開始する。
出力制御部180は、ミドルウェアキャッシュ部178に格納されているリソースを取得して、記憶部(永続キャッシュ部)179に格納する。
これらの処理は、サービスワーカー(sw1.js)に記録されたプロセス情報に従って実行される。
出力制御部180は、サービスワーカー(sw1.js)キャッシュ対象リソースを記憶部(永続キャッシュ部)179に格納する処理を完了すると、サービスワーカー(sw1.js)適用処理を終了し、サービスワーカー(sw1.js)を記憶部(永続キャッシュ部)179に格納する。
処理フェーズ1の処理をまとめると以下のようになる。
(S201)アプリケーション制御部175が、SCSからAIT(アプリケーション・インフォメーション・テーブル)と、SWIT(サービスワーカー・インフォメーション・テーブル)を取得。
(S202〜S203)アプリケーション制御部175が、AITの記録情報に従って、NRTから取得したアプリケーション(App1)を出力制御部180において実行。
(S204〜S205)出力制御部180が、実行中のアプリケーション(App1)の指定するサービスワーカー(sw1.js)を取得して実行。
(S209〜S212)出力制御部180が、ミドルウェアキャッシュに格納されたリソースを記憶部(永続キャッシュ)179に格納し、さらに、サービスワーカー(sw1.js)を記憶部(永続キャッシュ)179に格納する。
次に、ステップS221以降の処理フェーズ2の処理について説明する。
処理フェーズ2の処理は、処理フェーズ1において記憶部(永続キャッシュ部)176に格納したリソースやサービスワーカー(SW)の更新処理を行なうフェーズである。この更新処理は先に図9を参照して説明したSWIT(サービスワーカー・インフォメーション・テーブル)を参照した処理として実行される。
リソースやサービスワーカー(SW)の更新処理は、SWIT、またはPSWITに記録された更新スケジュール情報に従って実行される。
以下、各ステップの処理について説明する。
サービスワーカー(SW)制御部177は、PSWITに記述される更新グループ毎の更新スケジュール情報に従って、サービスワーカー(SW)と、その管理対称データであるキャッシュ対象リソースの更新取得のスケジュール動作を行う。
スケジュール指定としては、次回更新日時を指定する方法と取得頻度を示す方法がある。次回更新日時を指定する場合には更新処理終了後にPSWITの再取得先(ネットワーク上)から最新のPSWITを取得して(バージョン確認の上)保持する。
ステップS221の処理は、PSWITに記録されたスケジュールに従った更新リソース取得処理である。
(6)@version:実行中のサービスワーカー(sw1.js)のバージョン
(7)@url:サービスワーカー(sw1.js)の更新サービスワーカー(SW)を取得する際のアクセス情報(URL)。
(8)@gpid:サービスワーカー(sw1.js)の更新サービスワーカー(SW)の属する更新グループの識別子(更新グループID)。
さらに、(13)〜(19)には、リソースリストにリストアップされたリソースに関する更新スケジュールに関する情報が更新グループ単位で記録されている。
例えば、サービスワーカー(SW)識別子であるサービスワーカー名や、サービスワーカー(SW)のバージョン、さらに、リソース名、リソースのバージョン等を確認した上で、データ取得処理を実行する。
すなわち、SWITやPSWITを参照して、更新グループ識別子と、更新グループ対応の更新スケジュール情報を確認して、グループ単位のリソース更新処理を実行することができる。
サービスワーカー(SW)制御部177は、ステップS221における処理、すなわち、更新キャッシュ対象リソースを、バージョン情報と共にミドルウェアキャッシュ部178に格納する処理が完了すると、出力制御部(ブラウザ)180に対してリソースキャッシュイベントを発行する。
出力制御部(ブラウザ)180においてサービスワーカー(sw1.js)は、上記のリソースキャッシュ完了イベントを受けると、次に、PSWIT読み込みAPIを実行して、サービスワーカー(SW)キャッシュ対象リソースリストを取得し、リストされたリソースを取得する処理を開始する。
出力制御部180は、ミドルウェアキャッシュ部178に格納されているリソースを取得して、記憶部(永続キャッシュ部)179に格納する。
これらの処理は、サービスワーカー(sw1.js)に記録されたプロセス情報に従って実行される。
次に、サービスワーカー(SW)制御部177は、PSWITに記述される更新グループ毎の更新スケジュール情報に従って、サービスワーカー(SW)の更新取得のスケジュール動作を行う。
スケジュール指定としては、次回更新日時を指定する方法と取得頻度を示す方法がある。次回更新日時を指定する場合には更新処理終了後にPSWITの再取得先(ネットワーク上)から最新のPSWITを取得して(バージョン確認の上)保持する。
ステップS241の処理は、PSWITに記録されたスケジュールに従った更新サービスワーカー(SW)取得処理である。
すなわち、SWITやPSWITを参照して、更新グループ識別子と、更新グループ対応の更新スケジュール情報を確認して、グループ単位のサービスワーカー(SW)更新処理を実行することができる。
サービスワーカー(SW)制御部177は、ステップS241における処理、すなわち、更新サービスワーカー(SW)を、バージョン情報と共にミドルウェアキャッシュ部178に格納する処理が完了すると、出力制御部(ブラウザ)180に対してサービスワーカー(SW)キャッシュ完了イベントを発行する。
出力制御部(ブラウザ)180は、上記のサービスワーカー(SW)キャッシュ完了イベントを受けると、該当するサヘビスワーカー(SW)の更新処理としての、再)登録処理(install)を実行する。この場合、結果として、ミドルウェアキャッシュ部178に保持された更新されたサービスワーカー(SW)ファイルが引き込まれて新たなサービスワーカー(SW)として記憶部(永続キャッシュ部)179に保持される。
図に示すステップS251〜S254の処理である。
ステップS251が、更新されたサービスワーカーによるサービスワーカー制御部177に対する処理指示としてのイベント発行処理である。
その後のステップS252〜S254の処理は、先に説明したステップS221〜S223の処理と同様の処理となる。
処理フェーズ2の処理をまとめると以下のようになる。
(S221)サービスワーカー(SW)制御部177が、PSWITに記録された情報に基づいて、取得すべきキャッシュリソースを決定してキャッシュリソースの取得を実行し、得した更新キャッシュ対象リソースを、バージョン情報と共にミドルウェアキャッシュ部178に格納。
(S222)サービスワーカー(SW)制御部177が、出力制御部(ブラウザ)180に対してリソースキャッシュイベントを発行する。
(S223)出力制御部(ブラウザ)180において実行中のサービスワーカー(sw1.js)が、PSWITからキャッシュ対象リソースリストを取得し、リストされたリソースをミドルウェアキャッシュ部178から取得して、記憶部(永続キャッシュ部)179に格納する。
ステップS241〜S243の処理は、上述のステップS221〜S223の処理における更新リソースを更新サービスワーカー(SW)に置き換えた処理であり、PSWITを参照して更新対象となるサービスワーカー(SW)の情報を取得した更新処理を行なう。
ステップS251〜S254の処理は、上述のステップS241〜S243の処理で更新されたサービスワーカー(SW)の管理レリソースの取得処理である。
例えば、取得するキャッシュリソースが更新リソースである場合、PSWITに記録された更新スケジュール情報に従って、更新グループ単位でのデータ取得処理を行なうことが可能であり、効率的なリソース取得が可能となる。
次に、ステップS261以降の処理フェーズ3の処理について説明する。
ステップS261の処理は、アプリケーションによるサービスワーカー(SW)の利用処理である。
先に説明した処理フェーズ1以降のいずれのタイミングにおいても以下のアプリケーション動作が行われ得る。
出力制御部180が、サービスワーカー(SW)の登録時とは異なる任意の日時に異なるAITにより番組に連動するアプリケーションを起動する。
起動したアプリケーションに基づいて、サービスワーカー(SW)の管理リソースにアクセスすると、記憶部(永続キャッシュ)179に格納されている最新リソースを読み出して利用することができる。
次に、通信装置である送信装置(サーバ)20と、受信装置(クライアント)30の装置構成例について、図12、図13を参照して説明する。
送信装置(サーバ)20は、データ処理部751、通信部752、記憶部753を有する。
受信装置(クライアント)30は、データ処理部771、通信部772、記憶部773、入力部774、出力部775を有する。
データ処理部には通信データ処理部771a、再生処理部771bが含まれる。
記憶部753は配信対象とするAVセグメント、アプリケーション、サービスワーカー(SW)、アプリケーションによって利用されるデータ、シグナリングデータなどが格納される。
さらに、記憶部753は、データ処理部751の実行するデータ処理のワークエリアとして利用され、また各種パラメータの記憶領域としても利用される。
通信部772は、送信装置(サーバ)20から配信されるデータ、例えばAVセグメントやアプリケーション、サービスワーカー(SW)、アプリケーションによって利用されるデータ、シグナリングデータ等を受信する。
具体的には、アプリケーションや、API、さらに、サービスワーカー(SW)を利用したデータ処理等を実行する。
再生データは表示部やスピーカ等の出力部775に出力される。
記憶部773はAVセグメント、サービスワーカー(SW)、アプリケーション、アプリケーションによって利用されるデータ、シグナリングデータなどが格納される。
さらに、記憶部773は、データ処理部771の実行するデータ処理のワークエリアとして利用され、また各種パラメータの記憶領域としても利用される。
以上、特定の実施例を参照しながら、本開示の実施例について詳解してきた。しかしながら、本開示の要旨を逸脱しない範囲で当業者が実施例の修正や代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべきではない。本開示の要旨を判断するためには、特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
(1) 受信装置の格納データに関するデータ管理プログラムであるサービスワーカー(SW)に関する情報を格納したテーブルであり、個別のサービスワーカー(SW)単位の更新処理情報を含むサービスワーカー・インフォメーション・テーブル(SWIT)を受信し、受信したSWITを利用したデータ管理処理を実行するデータ処理部を有する受信装置。
サービスワーカー(SW)識別子と、該サービスワーカー(SW)識別子によって特定されるサービスワーカー(SW)の管理リソースに関する更新情報を記録したテーブルであり、
前記データ処理部は、前記SWITを参照して、サービスワーカー(SW)の管理リソースに関する更新処理を実行する(1)に記載の受信装置。
サービスワーカー(SW)識別子と、該サービスワーカー(SW)識別子によって特定されるサービスワーカー(SW)自身に関する更新情報を記録したテーブルであり、
前記データ処理部は、前記SWITを参照して、サービスワーカー(SW)の更新処理を実行する(1)または(2)に記載の受信装置。
サービスワーカー(SW)識別子と、該サービスワーカー(SW)識別子によって特定されるサービスワーカー(SW)のバージョン情報を記録したテーブルであり、
前記データ処理部は、前記SWITを参照して、サービスワーカー(SW)識別子とバージョンを確認して更新処理を実行する(1)〜(3)いずれかに記載の受信装置。
サービスワーカー(SW)の管理対称となるリソースのリソース識別子と、該リソース識別子によって特定されるリソースのバージョン情報を記録したテーブルであり、
前記データ処理部は、前記SWITを参照して、リソース識別子とバージョンを確認して更新処理を実行する(1)〜(4)いずれかに記載の受信装置。
サービスワーカー(SW)の管理対称となるリソースの属する更新グループ識別子と、更新グループ対応の更新スケジュール情報が記録され、
前記データ処理部は、前記SWITを参照して、更新グループ識別子と、更新グループ対応の更新スケジュール情報を確認して、グループ単位のリソース更新処理を実行する(1)〜(5)いずれかに記載の受信装置。
サービスワーカー(SW)の更新グループ識別子と、更新グループ対応の更新スケジュール情報が記録され、
前記データ処理部は、前記SWITを参照して、更新グループ識別子と、更新グループ対応の更新スケジュール情報を確認して、グループ単位のサービスワーカー(SW)更新処理を実行する(1)〜(6)いずれかに記載の受信装置。
サービスワーカー(SW)、またはサービスワーカー(SW)管理リソースの更新スケジュール情報として、次回更新日時情報、または、更新頻度情報を記録した構成であり、
前記データ処理部は、前記SWITに記録された更新スケジュール情報に従って、サービスワーカー(SW)、またはサービスワーカー(SW)管理リソースの更新処理を実行する(1)〜(7)いずれかに記載の受信装置。
送信装置から送信されるサービスワーカー・インフォメーション・テーブル(SWIT)を受信し、
SWITから、処理対象となる特定のサービスワーカー(SW)に関する情報のみを選択抽出したテーブルであるパーシャルPSWITを利用した処理を実行する(1)〜(8)いずれかに記載の受信装置。
サービスワーカー(SW)識別子と、該サービスワーカー(SW)識別子によって特定されるサービスワーカー(SW)の管理リソースに関する更新情報を記録したテーブルであり、
前記受信装置において、前記SWITを参照して、サービスワーカー(SW)の管理リソースに関する更新処理を実行させることを可能としたテーブルである(10)に記載の送信装置。
サービスワーカー(SW)識別子と、該サービスワーカー(SW)識別子によって特定されるサービスワーカー(SW)自身に関する更新情報を記録したテーブルであり、
前記受信装置において、前記SWITを参照して、サービスワーカー(SW)の更新処理を実行させることを可能としたテーブルである(10)または(11)に記載の送信装置。
受信装置のデータ処理部が、
格納データに関するデータ管理プログラムであるサービスワーカー(SW)に関する情報を格納したテーブルであり、個別のサービスワーカー(SW)単位の更新処理情報を含むサービスワーカー・インフォメーション・テーブル(SWIT)を受信し、受信したSWITを利用したデータ管理処理を実行するデータ処理方法。
受信装置の格納データに関するデータ管理プログラムであるサービスワーカー(SW)に関する情報を格納したテーブルであり、個別のサービスワーカー(SW)単位の更新処理情報を含むサービスワーカー・インフォメーション・テーブル(SWIT)を送信するデータ処理方法。
具体的には、例えば、受信装置の格納データに関するデータ管理プログラムであるサービスワーカー(SW)に関する情報を格納したテーブルであり、個別のSW単位の更新処理情報を含むサービスワーカー・インフォメーション・テーブル(SWIT)を受信し、受信したSWITを利用したデータ管理処理を実行する。SWITは、SW識別子と、SW識別子によって特定されるSWおよび管理リソースに関する更新情報を記録したテーブルであり、受信装置は、SWITを参照して、SWおよび管理リソースの更新処理を実行する。
本構成により、受信装置におけるデータ管理プログラムであるサービスワーカー(SW)やその管理リソースの更新処理を効率的に確実に実行する装置、方法が実現される。
20 送信装置
21 放送サーバ
22 データ配信サーバ
30 受信装置
31 TV
32 PC
33 携帯端末
50 シグナリングデータ
60 AVセグメント
70 その他のデータ
151 データ処理部
152 通信部
153 ネットワークI/F
171 パケット分離部
172 画像データ処理部
173 音声データ処理部
174 システム制御部
175 アプリケーション制御部
176 キャッシュ部
177 サービスワーカー(SW)制御部
178 ミドルウェアキャッシュ部
179 記憶部(永続キャッシュ部)
180 出力制御部(プラウザ)
181 合成処理部
751 データ処理部
752 通信部
753 記憶部
771 データ処理部
772 通信部
773 記憶部
774 入力部
775 出力部
801 CPU
802 ROM
803 RAM
804 バス
805 入出力インタフェース
806 入力部
807 出力部
808 記憶部
809 通信部
810 ドライブ
811 リムーバブルメディア
Claims (14)
- 受信装置の格納データに関連するサービスの終了時または切り替え時、もしくは受信装置のオフライン状態時において前記格納データに関するデータ管理を実現するプログラムであるサービスワーカー(SW)を識別するサービスワーカー(SW)識別子と、前記サービスワーカー(SW)識別子によって特定されるサービスワーカー(SW)の管理リソースに関する更新処理情報を含むデータ管理処理情報を受信し、受信した前記データ管理処理情報を利用してサービスワーカー(SW)の管理リソースに関する更新処理を含むデータ管理処理を実行するデータ処理部を有する受信装置。
- 前記データ管理処理情報は、
個別のサービスワーカー(SW)単位の更新処理情報を含むサービスワーカー・インフォメーション・テーブル(SWIT)である請求項1に記載の受信装置。 - 前記SWITは、
前記サービスワーカー(SW)識別子によって特定されるサービスワーカー(SW)自身に関する更新情報を含み、
前記データ処理部は、前記SWITを参照して、サービスワーカー(SW)の更新処理を実行する請求項2に記載の受信装置。 - 前記SWITは、
前記サービスワーカー(SW)識別子によって特定されるサービスワーカー(SW)のバージョン情報を含み、
前記データ処理部は、前記SWITを参照して、サービスワーカー(SW)識別子とバージョンを確認して更新処理を実行する請求項2に記載の受信装置。 - 前記SWITは、
サービスワーカー(SW)の管理対称となるリソースのリソース識別子と、前記リソース識別子によって特定されるリソースのバージョン情報を含み、
前記データ処理部は、前記SWITを参照して、リソース識別子とバージョンを確認して更新処理を実行する請求項2に記載の受信装置。 - 前記SWITは、
サービスワーカー(SW)の管理対称となるリソースの属する更新グループ識別子と、更新グループ対応の更新スケジュール情報を含み、
前記データ処理部は、前記SWITを参照して、更新グループ識別子と、更新グループ対応の更新スケジュール情報を確認して、グループ単位のリソース更新処理を実行する請求項2に記載の受信装置。 - 前記SWITは、
サービスワーカー(SW)の更新グループ識別子と、更新グループ対応の更新スケジュール情報を含み、
前記データ処理部は、前記SWITを参照して、更新グループ識別子と、更新グループ対応の更新スケジュール情報を確認して、グループ単位のサービスワーカー(SW)更新処理を実行する請求項2に記載の受信装置。 - 前記SWITは、
サービスワーカー(SW)、またはサービスワーカー(SW)管理リソースの更新スケジュール情報として、次回更新日時情報、または、更新頻度情報を含んだ構成であり、
前記データ処理部は、前記SWITに記録された更新スケジュール情報に従って、サービスワーカー(SW)、またはサービスワーカー(SW)管理リソースの更新処理を実行する請求項2に記載の受信装置。 - 前記データ処理部は、
送信装置から送信されるサービスワーカー・インフォメーション・テーブル(SWIT)を受信し、
SWITから、処理対象となる特定のサービスワーカー(SW)に関する情報のみを選択抽出したテーブルであるパーシャルPSWITを利用した処理を実行する請求項2に記載の受信装置。 - 受信装置の格納データに関連するサービスの終了時または切り替え時、もしくは受信装置のオフライン状態時において前記格納データに関するデータ管理を実現するプログラムであるサービスワーカー(SW)を識別するサービスワーカー(SW)識別子と、前記サービスワーカー(SW)識別子によって特定されるサービスワーカー(SW)の管理リソースに関する更新処理情報を含むデータ管理処理情報を生成して送信する送信装置。
- 前記データ管理処理情報は、
個別のサービスワーカー(SW)単位の更新処理情報を含むサービスワーカー・インフォメーション・テーブル(SWIT)である請求項10に記載の送信装置。 - 前記SWITは、
前記サービスワーカー(SW)識別子によって特定されるサービスワーカー(SW)自身に関する更新情報を含み、
前記受信装置において、前記SWITを参照して、サービスワーカー(SW)の更新処理を実行させることを可能としたテーブルである請求項11に記載の送信装置。 - 受信装置において実行するデータ処理方法であり、
受信装置のデータ処理部が、
格納データに関連するサービスの終了時または切り替え時、もしくは受信装置のオフライン状態時において前記格納データに関するデータ管理を実現するプログラムであるサービスワーカー(SW)を識別するサービスワーカー(SW)識別子と、前記サービスワーカー(SW)識別子によって特定されるサービスワーカー(SW)の管理リソースに関する更新処理情報を含むデータ管理処理情報を受信し、受信した前記データ管理処理情報を利用してサービスワーカー(SW)の管理リソースに関する更新処理を含むデータ管理処理を実行するデータ処理方法。 - 送信装置において実行するデータ処理方法であり、
受信装置の格納データに関連するサービスの終了時または切り替え時、もしくは受信装置のオフライン状態時において前記格納データに関するデータ管理を実現するプログラムであるサービスワーカー(SW)を識別するサービスワーカー(SW)識別子と、前記サービスワーカー(SW)識別子によって特定されるサービスワーカー(SW)の管理リソースに関する更新処理情報を含むデータ管理処理情報を生成して送信するデータ処理方法。
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