JP6589401B2 - 冷却システムの制御装置および冷却システムの制御方法 - Google Patents
冷却システムの制御装置および冷却システムの制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6589401B2 JP6589401B2 JP2015119323A JP2015119323A JP6589401B2 JP 6589401 B2 JP6589401 B2 JP 6589401B2 JP 2015119323 A JP2015119323 A JP 2015119323A JP 2015119323 A JP2015119323 A JP 2015119323A JP 6589401 B2 JP6589401 B2 JP 6589401B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- showcases
- showcase
- refrigerator
- cooling system
- minutes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Description
まず、図1〜図7を参照して、本発明の第1実施形態によるショーケース冷却システム100の構成について説明する。なお、ショーケース冷却システム100は、特許請求の範囲の「冷却システム」の一例である。
本発明の第1実施形態によるショーケース冷却システム100は、図1に示すように、店舗110(二点鎖線枠内)に設置された6台のショーケース1〜6と、ショーケース1〜6に冷媒配管20を介して接続された1台の冷凍機10と、ショーケース1〜6および冷凍機10の運転を統括制御する統合コントローラ90とを備える。なお、統合コントローラ90は、特許請求の範囲の「冷却システム制御装置」の一例である。
ショーケース1〜6は機器構成が基本的に同様であるので、ショーケース1を代表して説明する。説明の都合上、ショーケース2〜6の構成についても適宜言及する。ショーケース1(2〜6)と冷凍機10とによって冷媒を循環させる冷凍サイクル装置が構成されている。冷凍機10は、回転数(運転周波数)の変更により冷媒吐出量が制御可能なインバータ制御式の1台の圧縮機11と、凝縮器12と、凝縮器12を冷却する外気ファン13とを備える。また、ショーケース1〜6は、店舗110の屋外または屋内の機械室等に設置された冷凍機10に対して冷媒配管20を介して互いに並列に接続されている。
統合コントローラ90は、ショーケース1〜6および冷凍機10とは別個な制御機器として構成されており、圧縮機11の運転周波数の指令値を冷凍機10に出力し、かつ、電磁弁1a〜6aに対する開閉指令(後述する送信データ51)をショーケース1〜6の各々の制御部1f〜6fに出力するための制御回路が内部に組み込まれている。
運転率P=(電磁弁1aが開状態のデータ数)÷(電磁弁1aの開状態および閉状態のデータ総数)×100[%]・・・(1)
上記式(1)の算出期間は、現在時刻から過去30分間であり、運転率算出手段31により対象となるショーケース1の過去30分間の運転実績が運転率Pとなって算出される。
図8に示すように、ある時刻において、ステップS1では、統括制御部30(図2参照)の指令に基づき、現在時刻から遡って過去30分間分の運転データがショーケース1(2〜6)(図1参照)から通信部40(図2参照)を介して収集される。ステップS2では、運転データ(過去30分間分)に含まれる電磁弁1a(図2参照)の開閉情報(閉状態「0」、開状態「1」)に基づいて、運転率算出手段31(図2参照)により運転率Pが算出される。なお、運転率Pの算出式は、上記式(1)が使用される。その後、ステップS3では、運転率算出手段31により算出された運転率Pに基づいて、運転帯域決定手段32(図2参照)により次の10分間のショーケース1(2〜6)の運転帯域Wが決定(設定)される。
図9に示すように、ステップS21では、全てのショーケース1〜6(図1参照)に対する運転台数割り当て処理が終了したか否かが、統括制御部30(図2参照)により判断される。ステップS21において、全てのショーケース1〜6に対する運転台数割り当て処理が終了したと判断された場合、本制御フローは終了される。
図10に示すように、ステップS31では、制御部15(図2参照)の指令に基づき統合コントローラ90から配信された送信データ51(図7参照)を受信する。また、ステップS32では、受信された送信データ51(運転テーブル50)が記憶部16(図2参照)に一時的に記憶される。また、ステップS33では、カウンタ値が、N=1に設定される。そして、ステップS34では、カウンタ値が「10」に到達したか否かが、制御部15により判断される。ステップS34においてカウンタ値が「10」に到達していないと判断された場合、ステップS35では、送信データ51が記憶部16から読み出される。
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
図1、図2、図5および図11〜図13を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。この第2実施形態では、上記第1実施形態とは異なる運転台数の割り当て方式(運転台数割り当て方式B)を適用して運転テーブル60を作成する点について説明する。
具体的には、2台のショーケース(ショーケース1および2)を合算した運転帯域Wが100%になる組み合せとして、100%−0%、90%−10%、80%−20%、70%−30%、60%−40%および50%−50%の6つの組み合せが存在する。
図13に示すように、ステップS41では、全てのショーケース1〜6(図1参照)に対する運転台数割り当て処理が終了したか否かが統括制御部30(図2参照)により判断される。ステップS41において、全てのショーケース1〜6に対する運転台数割り当て処理が終了したと判断された場合、制御フローは、後述するステップS48へ移行する。
今回開示された実施形態は、全ての点で例示であり制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更(変形例)が含まれる。
1a〜6a 電磁弁
1f〜6f 制御部
10 冷凍機
11 圧縮機
15 制御部
30 統括制御部(制御部)
31 運転率算出手段
32 運転帯域決定手段
33 運転テーブル作成手段
50、60 運転テーブル
51 送信データ
61 基本テーブル(予め登録されたショーケースの運転パターン)
90 統合コントローラ(冷却システム制御装置)
100、200 ショーケース冷却システム
Claims (6)
- 冷凍機と、前記冷凍機に接続された複数のショーケースとを含む冷却システムの制御装置であって、
前記ショーケースの各々の負荷レベルに基づいて、前記冷凍機が運転される所定期間を複数の期間に分割した各期間に亘って同時運転される前記複数のショーケースの台数が互いに略同等になるように、前記各期間における前記ショーケースへの運転指令および停止指令を前記ショーケース毎に前記所定期間に亘って振り分けるように構成された制御部、を備える、冷却システムの制御装置。 - 前記制御部により、前記複数のショーケースの各々の負荷レベルに基づいて、前記各期間に亘って同時運転させる前記複数のショーケースの組み合せが前記各期間に略同等の前記ショーケースの台数になるように前記所定期間に亘って順次割り当てられた運転テーブルが作成されるように構成されており、
前記運転テーブルに基づいて各々の前記ショーケースが運転されるように構成されている、請求項1に記載の冷却システムの制御装置。 - 前記制御部は、前記複数のショーケースの各々の負荷レベルに基づいて各々の前記ショーケースへの運転指令の回数を算出するとともに、前記ショーケース毎に前記運転指令の回数分を前記所定期間に亘って振り分ける制御を行うように構成されている、請求項1または2に記載の冷却システムの制御装置。
- 前記ショーケースの負荷レベルに応じて前記所定期間における前記ショーケースの運転パターンが予め登録されており、
前記制御部は、前記複数のショーケースの負荷レベルに基づいて、予め登録された前記ショーケースの運転パターンを互いに組み合せることにより、前記各期間に亘って同時運転される前記複数のショーケースの台数が互いに略同等になるように前記ショーケースへの運転指令および停止指令を前記ショーケース毎に前記所定期間に亘って振り分ける制御を行うように構成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の冷却システムの制御装置。 - 前記制御部は、過去から現在までの運転実績を対象に算出された前記複数のショーケースの各々の運転率に基づいて前記負荷レベルを判別するとともに、判別された前記負荷レベルに基づいて、前記各期間に亘って同時運転される前記複数のショーケースの台数が互いに略同等になるように、前記各期間における前記ショーケースへの運転指令および停止指令を前記ショーケース毎に前記所定期間に亘って振り分ける制御を行うように構成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の冷却システムの制御装置。
- 冷凍機と、前記冷凍機に接続された複数のショーケースとを含む冷却システムの制御方法であって、
前記冷凍機に接続される複数のショーケースの負荷レベルを取得するステップと、
取得された前記負荷レベルに基づいて、前記冷凍機が運転される所定期間を複数の期間に分割した各期間に亘って同時運転される前記複数のショーケースの台数が互いに略同等になるように、前記各期間における前記ショーケースへの運転指令および停止指令を前記ショーケース毎に前記所定期間に亘って振り分けるステップと、を備える、冷却システムの制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015119323A JP6589401B2 (ja) | 2015-06-12 | 2015-06-12 | 冷却システムの制御装置および冷却システムの制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015119323A JP6589401B2 (ja) | 2015-06-12 | 2015-06-12 | 冷却システムの制御装置および冷却システムの制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017003217A JP2017003217A (ja) | 2017-01-05 |
JP6589401B2 true JP6589401B2 (ja) | 2019-10-16 |
Family
ID=57751833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015119323A Active JP6589401B2 (ja) | 2015-06-12 | 2015-06-12 | 冷却システムの制御装置および冷却システムの制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6589401B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3603497B2 (ja) * | 1995-12-07 | 2004-12-22 | 富士電機リテイルシステムズ株式会社 | ショーケース冷却装置 |
JP3654412B2 (ja) * | 1998-09-30 | 2005-06-02 | 富士電機リテイルシステムズ株式会社 | 冷蔵ショーケースの冷却装置 |
JP2003281614A (ja) * | 2002-03-22 | 2003-10-03 | Fuji Electric Co Ltd | 自動販売機の庫内冷却装置 |
JP4331554B2 (ja) * | 2003-09-24 | 2009-09-16 | 株式会社山武 | 空調機の運転制御方法および装置 |
-
2015
- 2015-06-12 JP JP2015119323A patent/JP6589401B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017003217A (ja) | 2017-01-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN110094857A (zh) | 空调电子膨胀阀的控制方法、装置、计算机产品及空调 | |
EP3299739A1 (en) | Management device for plurality of air conditioning devices | |
EP3040656B1 (en) | Refrigerator and method for controlling the same | |
CN104833047B (zh) | 一种控制方法及温度调节系统 | |
US20110257794A1 (en) | Load processing balance setting apparatus | |
WO2017069281A1 (en) | Vapor compression system and method for controlling operation of vapor compression system | |
CN105091197B (zh) | 空调化霜控制方法和装置 | |
US9695830B2 (en) | Control device | |
JP2009210161A (ja) | 機器制御システム、制御装置及び制御プログラム | |
CN106642521A (zh) | 多联机空调系统的控制方法 | |
CN106989566B (zh) | 一种风冷冰箱控制方法及装置 | |
JP4465303B2 (ja) | 空気調和機用群制御装置 | |
CN107525319B (zh) | 空调控制系统及空调控制方法 | |
CN110094931A (zh) | 一种冰箱温控方法及装置、冰箱 | |
JP5518431B2 (ja) | 冷凍装置 | |
CN108800439A (zh) | 空调器除霜控制方法 | |
JP6589401B2 (ja) | 冷却システムの制御装置および冷却システムの制御方法 | |
CN106196788A (zh) | 空调压缩机的频率控制方法和装置 | |
CN104390308B (zh) | 一种冷媒不足处理方法及温度调节系统 | |
CN112513550B (zh) | 冰箱的控制方法 | |
CN108592297A (zh) | 空调器除霜控制方法 | |
US9080798B2 (en) | Control method for modular refrigerated merchandiser | |
JP2016023880A (ja) | 設備機器の制御装置および設備機器の制御方法 | |
CN110425687B (zh) | 一种冷媒调节方法、冷媒调节控制器以及空调系统 | |
JP2007107730A (ja) | 冷却システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180514 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190320 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190326 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190522 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190820 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190902 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6589401 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |