JP6586298B2 - Steering lock device - Google Patents
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Description
本発明は、ステアリングロック装置に関するものである。 The present invention relates to a steering lock device.
ステアリングシャフトにロックバーを係止させることによりステアリングへの操作を規制するステアリングロック装置としては、特許文献1に記載のものが知られている。
A steering lock device described in
この従来例において、ロックバーには該ロックバーをロック位置側に押し出す方向の付勢力が付与された制御バーが制御ペグを介して連結される。図16に示すように、制御バー17にはプラグに連結された回転突出部品18のカム面に対するフォロアとなる後方部分19が形成され、プラグの回転操作に伴って制御バー17、すなわちロックバーが動作する。
In this conventional example, a control bar to which a biasing force in a direction of pushing the lock bar toward the lock position is applied to the lock bar via a control peg. As shown in FIG. 16, the
制御バー17にはロッキングピン20が突出方向に付勢されて装着され、回転突出部品18の円筒面21に圧接する。回転突出部品18には、円筒面21を平面により削ぐようにしてロッキングリセス22が凹設され、円筒面21とロッキングリセス22との境界に立ち上がり壁状のストッパ表面23が形成される。
A
ロックバー5がロック位置にあるとき、ロッキングピン20はロッキングリセス22内に落ち込んでストッパ表面23に対峙して制御バー17のロック解除位置側への移動が規制され、ロックバー5のへの直接操作による不正解錠が防止される。
When the
しかし、上述した従来例において、ストッパ表面23は、回転突出部品18の円筒面21に平面状のロッキングリセス22を切り欠くことにより形成されるものであるために、ストッパ表面23の段差を十分に大きく取ることができず、ロッキングピン20との係止寸法を該ロッキングピン20の移動を規制するのに十分な高さに設定することが困難であるという問題がある。
However, in the above-described conventional example, the
すなわち、まず、ロッキングリセス22内に落ち込んだロッキングピン20は、プラグのアンロック位置への回転とともに徐々に円筒面21の高さに移行し、アンロック位置の手前において円筒面21に移動する必要があるために、ロッキングリセス22の円筒面21との境界は、プラグのアンロック位置の手前に設定する必要がある。
That is, first, the
一方、プラグのアンロック位置とロック位置との間の角度はイグニッションスイッチ等の仕様により予め決定されており、さらに、回転突出部品18の径方向寸法にも制限があるために、側壁に対して直交する平面で形成されるロッキングリセス22とストッパ表面23との段差を十分に大きくすることは困難になる。
On the other hand, the angle between the unlock position and the lock position of the plug is determined in advance according to the specifications of the ignition switch and the like, and further, the radial dimension of the rotary protruding
また、この問題は、側壁との直交条件を解除し、ロッキングリセス22をプラグのロック位置を開始端とし、アンロック位置の手前において円筒面21に吸収される平面により形成することも可能であるが、この場合、ロッキングリセス22の傾斜が急になるために、以下の問題が発生する。
This problem can also be formed by releasing the orthogonal condition with the side wall and forming the locking recess 22 with a flat surface that is absorbed by the
すなわち、進退方向にガイドされて制御ペグ内に保持されているロッキングピン20には、ロッキングリセス22上での移動に伴ってガイドに対して斜行する方向の力が常時負荷されるために、ロッキングピン20は制御ペグ内のガイドに点接触状態で摺動する。
That is, since the
ロッキングリセス22を形成する平面が急斜面により形成される場合、ロッキングピン20に負荷される水平方向分力は極めて大きくなる結果、接触点に対する圧力も高まるために、操作感の低下を招来するだけでなく、長期の使用によるガタツキの発生により全体の動作不良を惹起する虞も生じる。
When the flat surface forming the
すなわち、上述した従来例において、ロッキキングピン20は、図16(b)に示すように、ロッキングリセス22を離脱し、さらに円筒面21との接触が解除された後、図16(c)に示すように、制御バー17がプラグの爪24に係止されるまでの間、回転突出部品18の後方面25に係止させて制御バー17の移動を規制する機能を有しているが、制御ペグ内でのガタツキの発生により、ロッキングピン20が制御ペグ内で傾いて動かなくなり、制御ペグ内に収容されるスプリングによる突出位置への戻り動作不良が発生すると、制御バー17、すなわち、ロッキングピン20のロック位置への保持機能が失われる。
That is, in the above-described conventional example, the rocking
ロッキングピン20がロック位置に保持されないと、プラグのロック位置側への回転操作に伴って制御バー17は側方ランプ26に追随しながらアンロック位置に移動し、ロック状態に移行させることができなくなる。
If the
本発明は、以上の欠点を解消すべくなされたものであって、不正解錠操作を確実にすることが可能で、かつ、長期の使用に際しても安定的に動作するステアリングロック装置の提供を目的とする。 The present invention has been made to solve the above drawbacks, and it is an object of the present invention to provide a steering lock device that can ensure an unauthorized unlocking operation and that operates stably even during long-term use. And
本発明によれば上記目的は、
施解錠回転位置間を回転操作可能なプラグ1に連結されるカム部材2と、
カム部材2のカム面3に従動してロック、アンロック位置間を駆動され、ロック位置側に付勢されたカムフォロア体4と、
カムフォロア体4に連結されてステアリングシャフトに係脱するロック、アンロック位置間を移動するロックバー5と、
プラグ1の施錠回転位置から解錠回転位置方向への回転に伴ってアンロック位置に移動したカムフォロア体4に係止して該カムフォロア体4をアンロック位置に保持し、プラグ1からの解錠キー6の抜去に伴ってカムフォロア体4との係止を解除する係止体7とを有し、
前記カムフォロア体4には、前記カム部材2のカム面3に当接して該カムフォロア体4をカム面3に従動させるフォロア部13が設けられるとともに、
前記カムフォロア体4には、突出方向に付勢されるストッパピン8が装着されるとともに、
前記カム部材2には、該カム部材2の回転中心に同心の円筒面からなり、前記ストッパピン8の先端が対峙、または当接するピン対応面9が形成され、
かつ、ピン対応面9には、プラグ1が施錠回転位置にあるときのストッパピン8の移動経路上に位置し、該ストッパピン8のアンロック位置側への移動を規制する垂直壁10と、アンロック位置からロック位置側への移動を許容する傾斜壁11とを備えたストッパ突起12が突設されるステアリングロック装置を提供することにより達成される。
According to the present invention, the object is
A
A
A
The
The
The
The
Further, the pin-
ステアリングロック装置は、解錠キー6を使用してプラグ1を施錠回転位置から解錠回転位置に回転操作することにより、ロック位置側に付勢されたロックバー5をアンロック位置に駆動するように構成される。
The steering lock device drives the
ロックバー5の駆動は、ロックバー5に連結されたカムフォロア体4に形成されるフォロア部13をプラグ1に連結されるカム部材2のカム面3により駆動して行われ、カム部材2には、該カム部材2の回転中心、すなわちプラグ1の回転中心(C1)を中心とする円筒面により形成されるピン対応面9が形成される。
The drive of the
カムフォロア体4に装着されるストッパピン8はプラグ1への回転操作に伴って上記ピン対応面9上を接触状態で、あるいは適宜の間隔を開けて走行し、ロックバー5がロック位置にあるとき、ストッパピン8のアンロック側への移動がピン対応面9上に突設されるストッパ突起12により規制される。
When the
したがって本発明において、ロック状態においてロックバー5を直接操作してアンロック位置に移動させようとしても、ロックバー5に連結されるカムフォロア体4の移動がストッパピン8のストッパ突起12への干渉によって規制されるために不可能となり、不正解錠操作を確実に防ぐことが可能になる。
Therefore, in the present invention, even if the
ストッパ突起12は、円筒面により形成されるピン対応面9に形成されるために、ストッパ突起12との干渉寸法は自由に設定できる。このため、ロックバー5をアンロック位置側に不正操作しようとした際のストッパ突起12との係止寸法を十分に大きく取ることが可能になり、不正操作に対する耐性が向上する。
Since the
また、ストッパピン8はカム部材2に向けて進退し、かつ、ストッパピン8が当接し、または無接触状態で対峙するピン対応面9はカム部材2の回転中心を中心とする円筒面により形成されているために、ストッパピン8には、大きな側方荷重が負荷されることがない。この結果、磨耗等による動作不良が発生することがなく、長期にわたって安定した性能を発揮することが可能になる。
Further, the
また、本発明において、前記係止体7は、カムフォロア体4のアンロック位置への移動に伴ってカムフォロア体4に係止するように構成される。
In the present invention, the
本発明において、プラグ1が解錠回転位置まで回転操作され、カムフォロア体4がアンロック位置まで移動すると係止体7に係止し、以後、カム部材2のカム面3に追従することなくアンロック位置に保持される。
In the present invention, when the
この結果、ストッパピン8は、カム部材2に対するフォロア部として全く機能することなく、アンロック位置への移動規制のためだけの機能が与えられる。この結果、上述した従来例においては、ストッパピン8に動作不良が発生すると、ステアリングロック装置としての基本機能が損なわれるが、本発明においては、ストッパピン8が基本機能に悪影響を与えることがないために、長期にわたって安定した作動が可能になる。
As a result, the
また、ステアリングロック装置は、
前記プラグ1は解錠回転位置を超えるスタート回転位置まで回転操作可能に形成されるとともに、
前記カムフォロア体4は、ストッパピン8の側壁をフォロア部13としてカム面3により駆動され、
かつ、前記カム部材2には、プラグ1の施錠回転位置に対応する第1ロック対応位置(PL1)から解錠回転位置に対応する第1アンロック対応位置(PU1)を経てスタート回転位置に対応するスタート対応位置(PS)に至る第1のフォロア移動経路(R1)と、
第1のフォロア移動経路(R1)からカム部材2の中心方向に偏倚して形成され、スタート対応位置(PS)を通過したフォロア部13を導いてプラグ1の解錠回転位置に対応する第2アンロック対応位置(PU2)、およびプラグ1の施錠回転位置に対応して前記係止体7によりアンロック位置に保持される第2ロック対応位置(PL2)に導く第2のフォロア移動経路(R2)と、
前記第1ロック対応位置(PL1)と第2ロック対応位置(PL2)とを連結する連結経路(RC)とが形成され、
前記第2のフォロア移動経路(R2)にはフォロア部13のスタート対応位置(PS)側への移動を規制する段状の突部14が設けられるとともに、連結経路(RC)には、前記ストッパ突起12が設けられるように構成することができる。
The steering lock device
The
The
Further, the
The
A connection path (RC) for connecting the first lock corresponding position (PL1) and the second lock corresponding position (PL2) is formed,
The second follower movement path (R2) is provided with a stepped
本発明においてプラグ1は、ロックバー5のアンロック位置への移動が完了する解錠回転位置を超えて、さらにスタート回転位置まで回転操作可能に形成される。プラグ1を施錠回転位置から解錠回転位置、スタート回転位置に移行させた後、再び解錠回転位置を経由して施錠回転位置に戻し、施錠回転位置において解錠キー6を抜去すると、カム部材2に対するフォロア部13を兼ねるストッパピン8は、自由端がフォロア走行面を走行しながら、第1、第2のフォロア移動経路(R1、R2)、および連結経路(RC)を通過して開始位置に復帰する。
In the present invention, the
第1のフォロア移動経路(R1)は、プラグ1が施錠回転位置にあり、かつ、ロックバー5、すなわち、カムフォロア体4がロック位置にある第1ロック対応位置(PL1)を開始点とし、プラグ1がスタート回転位置にあるスタート対応位置(PS)を終点とする経路であり、カムフォロア体4は、第1のフォロア移動経路(R1)の中間に設定される第1アンロック対応位置(PU1)においてロック位置からアンロック位置にドライブされる。
The first follower movement path (R1) starts from the first lock corresponding position (PL1) in which the
スタート対応位置(PS)まで移動したフォロア部13が導かれる第2のフォロア移動経路(R2)は、第1のフォロア移動経路(R1)に対してカム部材2の中心方向に偏倚して形成される。フォロア部13を構成し、突出方向に付勢されるストッパッピンは、第1のフォロア移動経路(R1)の終端、すなわち、スタート対応位置(PS)に達すると、付勢力により第2のフォロア移動経路(R2)のピン対応面9に移動し、以後、第1のフォロア移動経路(R1)への復帰が規制される。
The second follower movement path (R2) through which the
第2のフォロア移動経路(R2)は、上記スタート対応位置(PS)を始点とし、プラグ1が施錠回転位置に復帰した第2ロック対応位置(PL2)を終点とする経路であり、第1のフォロア移動経路(R1)において係止体7に係止されたカムフォロア体4は第2のフォロア移動経路(R2)の全域にわたってアンロック位置に保持される。
The second follower movement path (R2) is a path starting from the start corresponding position (PS) and ending at the second lock corresponding position (PL2) where the
第2のフォロア移動経路(R2)には、経路中間にプラグ1が解錠回転位置に達した第2アンロック対応位置(PU2)が配置され、ストッパピン8は、第2アンロック対応位置(PU2)に移動する際にピン移動経路に形成された段状の突部14を乗り越え、以後、スタート対応位置(PS)への復帰が規制される。
In the second follower movement path (R2), a second unlock corresponding position (PU2) where the
この結果、一旦スタート回転位置まで回転操作してエンジンを起動操作してプラグ1を解錠回転位置に復帰させた後、再びスタート回転位置に戻るプラグ1への回転操作が禁止されるために、既に起動しているエンジンへの再起動操作等を確実に防止することができる。
As a result, since the rotation operation to the start rotation position is once performed, the engine is started up and the
また、連結経路(RC)のピン対応面9に突設されるストッパ突起12は、カムフォロア体4のロック状態からアンロック状態への移動を規制するために、ロック状態でロックバー5を直接操作してロック解除する不正操作を確実に防ぐことが可能になる。
Further, the
さらに、上記目的を達成するための本発明の他の態様として、
前記カムフォロア体4は、一端においてロックバー5に連結され、反対端に前記ストッパピン8を保持したフォロア本体部15に前記係止体7への係脱部16を設けて形成されるステアリングロック装置を構成することができる。
Furthermore, as another aspect of the present invention for achieving the above object,
The
本発明において、カムフォロア体4は、両端にロックバー5への連結部とストッパピン8の保持部とを配置したフォロア本体部15を有し、ストッパピン8とロックバー5への連結部とが分離配置される。
In the present invention, the
上述した従来例において、ロックバー5とカムフォロア体4とはストッパピン8を介して相互に連結されるために、ロックバー5とカムフォロア体4とは直線状に配置する必要があり、レイアウトの自由度が低くなるが、カムフォロア体4に直接ロックバー5を連結する本発明においては、カムフォロア体4とロックバー5との相対位置は適宜決定することが可能になるために、レイアウトの自由度が高くなる。
In the above-described conventional example, since the
この場合、前記ロックバー5の進退方向がプラグ1の軸線に対して交差状に配置されるステアリングロック装置を構成すると、ロックバー5の進退ストロークに比してカムフォロア体4のストロークを短くすることができるために、装置の小型化が可能になる。
In this case, if the steering lock device is configured in which the advancing / retreating direction of the
本発明によれば、ストッパ突起の突出高さを必要に応じて高くすることができるために、不正操作に対する耐性を高めることができる。 According to the present invention, since the protrusion height of the stopper protrusion can be increased as necessary, resistance to unauthorized operation can be increased.
図1に示すように、ステアリングロック装置は、フレーム27内に収容されるシリンダ錠28と、カム部材2と、カムフォロア体4と、ロックバー5とを有し、フレーム27をステアリングカラム29に固定して使用される。また、フレーム27にはイグニッションスイッチ30が連結されており、上記カム部材2に形成した傘歯車状のギア部2aに噛合するギア30aを介してシリンダ錠28への回転操作力が伝達される。
As shown in FIG. 1, the steering lock device includes a
シリンダ錠28は、シリンダケース28a内にプラグ1を挿入して形成され、プラグ1は真正な解錠キー6を挿入した状態でシリンダケース28a、すなわち、フレーム27に対して回転操作することができる。プラグ1の先端には、プラグ1の径方向に移動自在で、解錠キー6を挿入した状態でプラグ1の外周から突出するキー検出ブロック31が装着される。
The
図2(a)に示すように、プラグ1は、施錠回転位置に対応するロック位置、解錠回転位置に対応するオン位置、およびスタート回転位置との間で回転操作可能であり、ロックバー5は、プラグ1がロック位置にあるときには、図1に示すように、フレーム27から突出し、ステアリングカラム29内を挿通するステアリングシャフト(図示せず)に係止して該ステアリングシャフトへの回転操作を規制するロック位置に保持される。この状態からプラグ1をオン位置まで回転操作すると、ロックバー5は、図3に示すように、フレーム27内に収容されてステアリングシャフトとの係止が解除されるアンロック位置に移動し、さらにこの状態からプラグ1をスタート位置まで回転させると、ロックバー5はアンロック位置に保持されたままイグニッションスイッチ30は、オン位置からスタート位置に移動してスタータスイッチを作動させ、エンジン始動操作が行われる。
As shown in FIG. 2A, the
カムフォロア体4は、プラグ1の回転軸(C1)の軸長方向に長い部材で、プラグ1に軸長方向に沿って移動してプラグ1の回転操作を上記ロックバー5に伝達する。このカムフォロア体4は、図4に示すように、フォロア本体部15の前端から係脱部16を突設して形成される。フォロア本体部15は、後端部にバー連結開口15aを有し、該バー連結開口15aに連結用係止部5aを係止させることによりロックバー5が連結される。
The
カムフォロア体4の摺動方向、すなわち、プラグ1の回転中心(C1)の軸長方向に所定の角度で交差するロックバー5の摺動を許容するために、ロックバー5の連結用係止部5aは一端が開放されたフック形状に形成される。また、ロックバー5には、圧縮スプリング32によりロック位置方向への付勢力が付与されており、ロックバー5に連結されるカムフォロア体4も後方への付勢力が付与される。
In order to allow sliding of the
また、フォロア本体部15の前端部には、フォロア部13が設けられ、該フォロア部13にストッパピン8が保持される。フォロア部13は、頂部を後方に向けた三角形状に形成され、ストッパピン8は、ピン用圧縮スプリング8aにより突出方向に付勢される(図4(b)参照)。
Further, a
一方、カム部材2は円筒形状に形成されてプラグ1の後端に連結され、プラグ1とともに同一回転軸周りに回転する。上述したように、このカム部材2の外周ほぼ半周域には、イグニッションスイッチ30のギア30aに噛合するギア部2aが形成されており、残りの半周部を利用してカム面3が形成される。
On the other hand, the
図2に示すように、カム面3は、回転軸(C1)を中心とする円筒面状のピン対応面9に沿って配置されて前方に向けて開かれる段形状に形成される。
As shown in FIG. 2, the
カム部材2と上記カムフォロア体4とは、図5に示すように、上記カムフォロア体4のストッパピン8がカム部材2の回転中心、すなわちプラグ1の回転中心(C1)に沿って移動するように配置され、カムフォロア体4のフォロア部13は、カム面3の移動軌跡上に配置される。
As shown in FIG. 5, the
図5に示すように、プラグ1が施錠回転位置にあるとき、カムフォロア体4のフォロア部13はロック対応位置(PL)にあり、この状態からプラグ1を解錠回転位置(以後、「オン位置」)方向に回転操作すると、オン位置に至るまでにフォロア部13がカム面3の傾斜部3aに沿ってカム面3の平面部(3b)まで引き上げられてアンロック対応位置(PU)に移動する。アンロック対応位置(PU)への移動に伴ってロック位置側に付勢されたカムフォロア体4、およびこれに連結されるロックバー5は付勢力に抗してアンロック位置まで駆動される。この後、プラグ1をスタート回転位置まで回転させると、フォロア部13はカム面3の平面部3b上を移動し、スタート対応位置(PS)まで移動する。
As shown in FIG. 5, when the
なお、フォロア部13を、図5(a)において黒点で、図5(b)において太線の直線で示す。
The
また、上記ストッパピン8の突出高さは、先端がカム部材2のピン対応面9に軽く接触する程度に設定されており、図5(b)に示すように、フォロア部13の移動途上において、ピン対応面9との相対位置を一定に保ちながら移動する。
Further, the protruding height of the
なお、以上においてストッパピン8はピン対応面9に接触する程度の突出高さに設定する場合を示したが、ピン対応面9に圧接させたり、あるいは無接触状態に設定することも可能である。
In the above description, the
さらに、上記カム部材2のピン対応面9にはストッパ突起12が突設される。ストッパ突起12は、図5に示すように、カム部材2が施錠回転位置にあるときのカムフォロア体4のストッパピン8の移動経路上に配置される。このストッパ突起12は、図6に示すように、ピン対応面9から直立する垂直壁10と、この垂直壁10の頂部から前方に向けて漸次低背となる傾斜壁11を備えて断面三角形状に形成される。
Further, a
ストッパピン8は、プラグ1が施錠回転位置にあり、カムフォロア体4がロック位置にあるとき、図6(a)に示すように、ストッパ突起12の垂直壁10の後方に位置し、図6(b)に示すように、前方への移動が規制される。この結果、ロックバー5を直接操作してアンロック位置側に移動させることが不可能になるために、不正解錠に対する耐性が向上する。
When the
さらに、フレーム27には係止体7が装着される。図1に示すように、係止体7は、前端に検出フック部7aを、後端に上記カムフォロア体4の係脱部16に係脱する係止フック部7bを備え、プラグ1の回転中心(C1)の軸長方向に沿って配置される。
Further, the locking
この係止体7は、図外の付勢手段によって図1において時計回りに付勢されて中間部を支点として揺動自在であり、図1に示すように、検出フック部7aがプラグ1内に没入した係止解除姿勢と、図3に示すように、検出フック部7aがプラグ1から押し出された係止姿勢との間を移動する。
The locking
また、係止体7の揺動支点7cは図1において矢印(D7)方向に微小距離移動自在な可動支点として構成されており、図外の付勢手段により図1の位置に保持される。
Further, the swinging
したがって本例において、プラグ1が施錠回転位置にあり、解錠キー6が挿入されない状態では、図1に示すように、ロックバー5は圧縮スプリング32の付勢力によりロック位置に保持されており、上述したように、この状態でロックバー5を直接操作してアンロック位置方向に移動させることは禁止される(図6(b)参照)。
Therefore, in this example, when the
この状態から、プラグ1内に解錠キー6を挿入すると、係止体7は検出フック部7aがプラグ1から押し出されて係止姿勢に移行する。この後、プラグ1をオン位置側に回転操作すると、上述したように、カムフォロア体4は、カム部材2により前方に駆動され、係脱部16が係止体7の係止フック部7bに当接する。この状態からさらにプラグ1の回転操作を続けると、係止フック部7bは係脱部16の前端に形成されるガイド斜面16aに押されて側方への力が負荷され、係止体7には、検出フック部7aとプラグ1側壁との接触点を回転中心とするモーメントが発生する。
From this state, when the unlocking key 6 is inserted into the
このモーメントにより、カムフォロア体4の揺動支点7cは付勢力に抗して一旦移動して係脱部16を係止フック部7bに受容し、その後、揺動支点7cが原位置に復帰することにより、以後、係止体7とカムフォロア体4は連結状態を保持する(図3(a)参照)。
Due to this moment, the
以上の係止体7とカムフォロア体4との連結は、プラグ1がオン位置に至る直前で行われ、その後、図3に示すオン位置、およびオン位置を超えたスタート回転位置においてカムフォロア体4、およびロックバー5はアンロック位置に保持される。
The above-described engagement between the locking
次いで、プラグ1をオン位置から施錠回転位置に復帰させると、図5(b)に示すように、カムフォロア体4は、カム面3によるロック位置への復帰抗力を失うが、係止体7との係止が維持されるために、アンロック位置に保持される(図3(b)参照)。
Next, when the
この後、解錠キー6を抜去すると、キー検出ブロック31は係止体7の回転方向付勢力によりプラグ1内に没入し、係止体7は揺動中心7c周りに図3(b)において時計回りに回転し、カムフォロア体4との係止が解除される。
Thereafter, when the unlocking key 6 is removed, the
一方、図3(b)に示すように、解錠キー6によりプラグ1をロック回転位置に回転させた状態で、上記ストッパピン8はカム部材2に突設されたストッパ突起12の傾斜壁11に対峙しており、傾斜壁11を超えることができるために、この後、解錠キー6を抜去して係止体7との係止が解除され、圧縮スプリング32の復元力によりロック位置側に付勢されたカムフォロア体4はロック位置に移動し、図1の状態に復帰する。
On the other hand, as shown in FIG. 3B, the
図7以下に本発明の他の実施の形態を示す。なお、以下の実施の形態の説明において、上述した実施の形態と実質的に同一の構成要素は、図中に同一符号を付して説明を省略する。 FIG. 7 and below show another embodiment of the present invention. In the following description of the embodiment, components that are substantially the same as those of the above-described embodiment are denoted by the same reference numerals in the drawings, and description thereof is omitted.
本例において、カムフォロア体4は、プレート状に形成されてプラグ1の回転中心に沿って前後方向に移動自在に配置され、カムフォロア体4とフレーム27との間に介装される圧縮スプリング32によりロック位置方向に付勢される。
In this example, the
カムフォロア体4の前端部はプラグ1側に折り曲げられて係脱部16が形成され、係脱部16が係脱する係止体7はプラグ1内に配置され、プラグ1への解錠キー6の挿入によりプラグ1外へ突出する。
The front end portion of the
また、本例におけるストッパピン8は、フレーム27に設けられたガイド溝27aにガイドされてカムフォロア体4に連結され、側壁部がフォロア部13として使用される。
Further, the
図8、9に示すように、カム部材2は、円筒体の前面に凹設される第1、第2のフォロア移動経路(R1、R2)と、連結経路(RC)とを有して形成され、各移動経路に直交して円筒面からなるピン対応面9が形成される。連結経路(RC)には、前方に傾斜壁11が、後方に垂直壁10を有するストッパ突起12が突設される。
As shown in FIGS. 8 and 9, the
上記第1のフォロア移動経路(R1)は、第1ロック対応位置(PL1)から、第1アンロック対応位置(PU1)を経てスタート対応位置(PS)に至る移動経路であり、図7に示すように、プラグ1がロック回転位置にあり、カムフォロア体4がロック位置にあるとき、カムフォロア体4のフォロア部13、すなわちストッパピン8は図8、9の第1ロック対応位置(PL1)に保持される。
The first follower movement path (R1) is a movement path from the first lock corresponding position (PL1) to the start corresponding position (PS) via the first unlock corresponding position (PU1), as shown in FIG. Thus, when the
図8に示すように、第1ロック対応位置(PL1)から第1アンロック対応位置(PU1)までの移動経路は、カム部材2の回転に伴って漸次前方に移動する傾斜部3aが配置され、プラグ1を施錠回転位置からオン位置に回転操作すると、ストッパピン8は先端を対応するピン対応面9に圧接させながら移動経路上を移動し、図12に示す第1アンロック対応位置(PU1)に到達する。一方、ストッパピン8の長手方向への移動に伴ってロックバー5は図11に示すように、アンロック位置に移動し、当該位置に保持される。
As shown in FIG. 8, the moving path from the first lock corresponding position (PL1) to the first unlock corresponding position (PU1) is provided with an
オン位置からさらにプラグ1をスタート回転位置まで回転させると、ストッパピン8は調整用斜面3cを経由してスタート対応位置(PS)に移動する。スタート対応位置(PS)は、上記第1アンロック対応位置(PU1)に比して調整用斜面3cの高さだけカム部材2の軸長方向前方位に位置しているため、カムフォロア体4、およびロックバー5はアンロック位置からさらに前方にやや移動してアンロック状態を保持する。
When the
以上のようにして、プラグ1を施錠回転位置からスタート回転位置まで回転操作すると、ストッパピン8は、上述した第1ロック対応位置(PL1)から第1アンロック対応位置(PU1)を経由してスタート対応位置(PS)に至る第1のフォロア移動経路(R1)上を移動し、それに伴ってロックバー5はロック状態からアンロック状態に移行し、さらに、イグニッションスイッチ30によるエンジン始動操作が行われる。
As described above, when the
一方、第2のフォロア移動経路(R2)は、第1のフォロア移動経路(R1)に比してカム部材2の回転中心方向に偏倚して配置されており、導入開口3dを介して第1のフォロア移動経路(R1)の終端、すなわち、スタート対応位置(PS)に連結される。
On the other hand, the second follower movement path (R2) is arranged so as to be biased toward the rotation center direction of the
上記導入開口3dは、第1のフォロア移動経路(R1)上をストッパピン8が移動する際にストッパピン8の先端が圧接するカム部材2のピン対応面9をスタート対応位置(PS)の手前において切断することにより形成され、第1のフォロア移動経路(R1)上を移動してきたストッパピン8は、ピン用圧縮スプリング8aの押圧力に対するピン対応面9による支えを失うスタート対応位置(PS)において導入開口3dを通って第2のフォロア移動経路(R2)に移動する(図13(a)参照)。
The
第2のフォロア移動経路(R2)は、上記導入開口3dから導入されるスタート対応位置(PS)から第2アンロック対応位置(PU2)を経て第2ロック対応位置(PL2)に至る経路であり、第2アンロック対応位置(PU2)には、ピン対応面9をさらに回転中心方向に後退させることにより段状の突部14が突設される。
The second follower movement path (R2) is a path from the start corresponding position (PS) introduced from the
したがって、プラグ1をスタート回転位置からオン回転位置に復帰させると、ストッパピン8は第2のフォロア移動経路(R2)上を移動して該第2のフォロア移動経路(R2)上に設定された第2アンロック対応位置(PU2)に移動する。ストッパピン8が一旦第2アンロック対応位置(PU2)に達すると、図13(b)に示すように、突部14に妨げられてスタート対応位置(PS)側への移動が規制され、結果、プラグ1のスタート位置側への回転操作が規制されて起動済みのエンジンへの再起動操作を防ぐことができる。
Therefore, when the
この後、プラグ1を施錠回転位置側に回転させると、図15(a)に示すように、解錠キー6の挿入によりプラグ1から突出する位置に保持された連結体7がカム面3による拘束が解除される前にカムフォロア体4の係脱部16に係止し、カムフォロア体4の後方、すなわちロック位置側への移動を規制する。
Thereafter, when the
また、上記第2のフォロア移動経路(R2)の第2ロック対応位置(PL2)は、第1ロック対応位置(PL1)の前方に設定されており、第2のフォロア移動経路(R2)のカム面3は、第2ロック対応位置(PL2)の前方において切り欠かれて第1ロック対応位置(PL1)に連続する連結経路(RC)がカム部材2の回転中心の軸長方向に形成される。
Further, the second lock corresponding position (PL2) of the second follower movement path (R2) is set in front of the first lock corresponding position (PL1), and the cam of the second follower movement path (R2). The
したがって、プラグ1を施錠回転位置まで回転させると、ストッパピン8は第2のフォロア移動経路(R2)を通って上記連結経路(RC)の前端、すなわち、第2ロック対応位置(PL2)に到達し、上述したように、当該位置においてカムフォロア体4の移動が係止体7により規制されているために、ストッパピン8はカム面3により支持されないのにかかわらず、第2ロック対応位置(PL2)に保持される(図14(a)参照)。
Accordingly, when the
この後、解錠回転位置において解錠キー6をプラグ1から抜去すると、解錠キー6による支えを失った係止体7は前方の傾斜面7dに発生する没入方向の分力によりプラグ1内に没入し、結果、カムフォロア体4、およびロックバー5がロック位置に復帰する。カムフォロア体4のロック位置への後退に伴って、ストッパピン8は、カムフォロア体4とともに後方に移動して第1ロック対応位置(PL1)に移動し、図15(b)に示すように、初期状態に復帰する。
Thereafter, when the unlocking key 6 is removed from the
図15(a)に示すように、プラグ1を施錠回転位置まで回転操作し、ストッパピン8が第2ロック対応位置(PL2)にあるとき、カム部材2のストッパ突起12はストッパピン8の後方に傾斜壁11を対峙させて位置しており、ストッパピン8の後方への移動が許容される。
As shown in FIG. 15A, when the
これに対し、図15(b)に示すように、ストッパピン8が第1ロック対応位置(PL1)に移動すると、ストッパ突起12は垂直壁10をストッパピン8の前方に対峙させてストッパピン8の前方への移動を規制することから、ロックバー5の直接操作による不正解錠操作を防止することができる。
On the other hand, as shown in FIG. 15B, when the
さらに、カム部材2には上記第2ロック対応位置(PL2)を始点とし、第1のフォロア移動経路(R1)に連結される第3のフォロア移動経路(R3)が設けられる。第1のフォロア移動経路(R1)から第3のフォロア移動経路(R3)への移動は、上述した第1のフォロア移動経路(R1)と第2のフォロア移動経路(R2)を繋ぐ導入開口3dと同様に、第1のフォロア移動経路(R1)のピン対応面9を第1アンロック対応位置(PU1)の手前で切断することにより形成され、ストッパピン8が第1ロック対応位置(PL1)から第1のフォロア移動経路(R1)を通過して第1アンロック対応位置(PU1)に至ると、ピン用圧縮スプリング8aの付勢力によりストッパピン8は第3のフォロア移動経路(R3)のピン対応面9に当接するまで内方に移動して該第3のフォロア移動経路(R3)に移動する。
Further, the
したがって、プラグ1を施錠回転位置からオン位置まで回転操作すると、ストッパピン8は、第1のフォロア移動経路(R1)上を第3のフォロア移動経路(R3)との連結部位まで移動し、この後、スタート回転位置まで回転操作すると、上述したように第2のフォロア移動経路(R2)に進入する。これに対し、第1のフォロア移動経路(R1)との連結部に達した後、プラグ1を施錠回転位置まで回転させると、ストッパピン8は第3のフォロア移動経路(R3)を通って第2ロック対応位置(PL2)に至り、この後、ストッパピン8は第3のフォロア移動経路(R3)を経由して第1のフォロア移動経路(R1)に移動してスタート対応位置(PS)まで移動できるために、再度、プラグ1をスタート回転位置まで回転操作してエンジン始動操作をすることができる。
Accordingly, when the
さらに、一旦スタート回転位置まで回転操作した後であっても、オン位置まで復帰させると、ストッパピン8は第2のフォロア移動経路(R2)を経由して第2ロック対応位置(PL2)に移動し、この後、上述したと同様に第3のフォロア移動経路(R3)を経由して第1のフォロア移動経路(R1)に移動してスタート対応位置(PS)まで移動できるために、解錠キー6を抜去することなくプラグ1をスタート回転位置まで回転操作することができる。
Further, even after the rotational operation once to the start rotational position, when returning to the ON position, the
1 プラグ
2 カム部材
3 カム面
4 カムフォロア体
5 ロックバー
6 解錠キー
7 係止体
8 ストッパピン
9 ピン対応面
10 垂直壁
11 傾斜壁
12 ストッパ突起
13 フォロア部
14 突部
15 フォロア本体部
16 係脱部
PL1 第1ロック対応位置
PL2 第2ロック対応位置
PU1 第1アンロック対応位置
PU2 第2アンロック対応位置
PS スタート対応位置
R1 第1のフォロア移動経路
R2 第2のフォロア移動経路
RC 連結経路
DESCRIPTION OF
Claims (3)
カム部材のカム面に従動してロック、アンロック位置間を駆動され、ロック位置側に付勢されたカムフォロア体と、
カムフォロア体に連結されてステアリングシャフトに係脱するロック、アンロック位置間を移動するロックバーと、
プラグの施錠回転位置から解錠回転位置方向への回転に伴ってアンロック位置に移動したカムフォロア体に係止して該カムフォロア体をアンロック位置に保持し、プラグからの解錠キーの抜去に伴ってカムフォロア体との係止を解除する係止体とを有し、
前記カムフォロア体には、前記カム部材のカム面に当接して該カムフォロア体をカム面に従動させるフォロア部が設けられるとともに、
前記カムフォロア体には、突出方向に付勢されるストッパピンが装着され、
前記カム部材には、該カム部材の回転中心に同心の円筒面からなり、前記ストッパピンの先端が対峙、または当接するピン対応面が形成され、
かつ、ピン対応面には、プラグが施錠回転位置にあるときのストッパピンの移動経路上に位置し、該ストッパピンのアンロック位置側への移動を規制する垂直壁と、アンロック位置からロック位置側への移動を許容する傾斜壁とを備えたストッパ突起が突設されるステアリングロック装置。 A cam member connected to a plug capable of rotating between the locking and unlocking rotation positions;
A cam follower body driven between the lock and unlock positions driven by the cam surface of the cam member and biased toward the lock position;
A lock bar that is connected to the cam follower body and is engaged with and disengaged from the steering shaft; a lock bar that moves between unlock positions;
To lock the cam follower body that has moved to the unlocked position as the plug rotates from the locking rotation position toward the unlocking rotation position, hold the cam follower body in the unlocked position, and remove the unlocking key from the plug. With a locking body that releases the locking with the cam follower body,
The cam follower body is provided with a follower portion that contacts the cam surface of the cam member and moves the cam follower body according to the cam surface.
The cam follower body is provided with a stopper pin that is biased in the protruding direction,
The cam member is formed of a cylindrical surface concentric with the rotation center of the cam member, and a pin-corresponding surface is formed on which the tip of the stopper pin faces or abuts.
In addition, the pin-corresponding surface is positioned on the stopper pin movement path when the plug is in the locking rotation position, and the vertical wall that restricts the movement of the stopper pin to the unlock position side is locked from the unlock position. A steering lock device in which a stopper projection having an inclined wall that allows movement to a position side is provided.
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