JP6584164B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫 Download PDF

Info

Publication number
JP6584164B2
JP6584164B2 JP2015124964A JP2015124964A JP6584164B2 JP 6584164 B2 JP6584164 B2 JP 6584164B2 JP 2015124964 A JP2015124964 A JP 2015124964A JP 2015124964 A JP2015124964 A JP 2015124964A JP 6584164 B2 JP6584164 B2 JP 6584164B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
electrostatic switch
switch
refrigerator
electrostatic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015124964A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017009190A (ja
Inventor
孝彦 阿部
孝彦 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lifestyle Products and Services Corp
Original Assignee
Toshiba Lifestyle Products and Services Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lifestyle Products and Services Corp filed Critical Toshiba Lifestyle Products and Services Corp
Priority to JP2015124964A priority Critical patent/JP6584164B2/ja
Priority to TW104144336A priority patent/TWI630363B/zh
Priority to CN201610006249.2A priority patent/CN106257193B/zh
Publication of JP2017009190A publication Critical patent/JP2017009190A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6584164B2 publication Critical patent/JP6584164B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D23/00General constructional features
    • F25D23/02Doors; Covers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D29/00Arrangement or mounting of control or safety devices
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2323/00General constructional features not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2323/02Details of doors or covers not otherwise covered
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2600/00Control issues
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2700/00Means for sensing or measuring; Sensors therefor
    • F25D2700/02Sensors detecting door opening
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2700/00Means for sensing or measuring; Sensors therefor
    • F25D2700/04Sensors detecting the presence of a person

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Description

本発明の実施形態は、冷蔵庫に関するものである。
冷蔵庫の冷蔵室の扉の前面には、最近、静電スイッチからなる開扉スイッチや冷却制御変更スイッチなどが設けられている。
特開2013−72581号公報 特開2012−21696号公報
上記静電スイッチからなる開扉スイッチを冷蔵室の扉に設けた場合には、この冷蔵室の扉に隣接する野菜室の扉の取手に手を掛けて開けるときに、冷蔵室の扉にある静電スイッチがこの手に反応して冷蔵室の扉が開くことがあるという問題点があった。
そこで、本発明の実施形態は上記問題点に鑑み、扉に静電スイッチを設けた場合に、この扉以外の他の扉を開けるときに誤って静電スイッチが機能しない冷蔵庫を提供することを目的とする。
本発明の実施形態は、キャビネットと、キャビネットに設けられた第1扉と、前記キャビネットに設けられ、かつ、前記第1扉と隣接する第2扉と、前記第1扉又は前記第2扉の少なくともいずれか一方の扉に設けられ、かつ、他方の扉に隣接する縁部に設けられた静電容量式の静電スイッチと、前記一方の扉に設けられ、かつ、前記静電スイッチより前記他方の扉側に設けられ、前記静電スイッチから発生する電磁界の前記他方の扉への拡がりを抑制する電磁界を発生させるガード電極と、を有し、前記ガード電極は、前記静電スイッチを挟んだ反対の位置には設けられていない、冷蔵庫である。
本発明の一実施形態を示す冷蔵庫の正面図。 冷蔵庫の側方から見た縦断面図。 冷蔵庫の上面図。 左扉と右扉と野菜室の扉の部分の拡大正面図。 図4におけるA−A線断面図。 スイッチ基板の前面の図。 スイッチ基板の後面の図。 スイッチ基板の前面の図であって、LEDを記載した状態の図。 開扉操作部の分解斜視図。 冷蔵庫のブロック図。 変更例1の冷蔵庫の正面図。 変更例2の冷蔵庫の正面図。
以下、一実施形態の冷蔵庫10について図1〜図10に基づいて説明する。
(1)冷蔵庫10の構造
冷蔵庫10の構造について図1と図2に基づいて説明する。図1は冷蔵庫10の正面図、図2は冷蔵庫10の側面から見た縦断面図である。
冷蔵庫10のキャビネット11は断熱箱体であって、内箱と外箱とより形成され、その間に断熱材が充填されている。このキャビネット11内は、上から順番に冷蔵室12、野菜室13、小型冷凍室14及び冷凍室15を有し、小型冷凍室14の横には製氷室16が設けられている。野菜室13と小型冷凍室14及び製氷室16の間には水平な断熱仕切体36が設けられている。冷蔵室12と野菜室13とは水平な仕切体38によって仕切られている。冷蔵室12の前面には、観音開き式の左扉121、右扉122が設けられ、野菜室13、小型冷凍室14、冷凍室15及び製氷室16にはそれぞれ引出し式の扉131、141、151、161が設けられている。
冷蔵室12内には、複数の棚40が水平に設けられ、下部にはチルド室42が設けられている。冷蔵室12の左右扉141、142の後面には複数のドアポケット44が設けられている。野菜室13には、引出し式の野菜容器46、48が設けられている。
冷蔵室12の後面下部から野菜室13の後面において、冷蔵用蒸発器(以下、「Rエバ」という)28が設けられ、その下方には冷蔵用送風機(以下、「Rファン」という)30が設けられている。Rエバ28とRファン30とは、エバカバー18で囲まれた冷却室であるRエバ室20に配されている。
小型冷凍室14、製氷室16の後面から冷凍室15の後面にかけてのFエバ室29には、冷凍用蒸発器(以下、「Fエバ」という)32が設けられ、その上方には冷凍用送風機(以下、「Fファン」という)34が設けられている。Fエバ32の下方には、不図示の除霜ヒータが設けられている。
キャビネット11の後面底部には、機械室22が設けられ、冷凍サイクルを構成する圧縮機24などが載置されている。この機械室22の後面上部には、制御部50を有する制御板26が設けられている。
(2)左扉121、右扉122、扉131
次に、左扉121、右扉122の構造について図1〜図5に基づいて説明する。
冷蔵室12の左扉121と右扉122はヒンジ部により開状態となる観音開き式であり、左扉121は左側にヒンジ部があり、右扉122は右側にヒンジ部がある。
左右一対の扉押圧装置101,102が、キャビネット11の天井面の前部に設けられている。扉押圧装置101は、制御部50からの開扉信号により電磁石によりプランジャーを前方に押し出すことによって左扉121を開状態とする。扉押圧装置102は、制御部50からの開扉信号により電磁石によりプランジャーを前方に押し出すことにより右扉122を開状態とする。
左扉121の前面は、鋼板より形成された前面板103を有し、前面板103の後方には後面板104が取り付けられている。左扉121の下部において、前面板103の下部から後面板104の下部にかけて合成樹脂製の下キャップ105が取り付けられている。前面板103と後面板104と下キャップ105によって囲まれた空間には、発泡ウレタン又は断熱パネルよりなる断熱部材106が設けられている。後面板104の上下左右には、冷気漏れを防止するシール材107が額縁状に取り付けられている。シール材107は、仕切板38の前端部と接触して冷蔵室12内部を閉塞する。また、後面板104の後面には、棚44が複数取り付けられている。
下キャップ105は、図5に示すように左扉121の下部における後部のみを覆う形状であり、下キャップ105の下端には、手を入れるための取手部108が形成されている。
合成樹脂製のパネル板109が、前面板103の下部で、かつ、下キャップ105の前方に取り付けられている。パネル板109の後右側には、下キャップ105との間に収納空間110が形成され、収納空間110に左側の開扉操作部201が収納されている。
右扉122も、左扉121と左右対称の構造を有している。
野菜室13の扉131は引き出し式であり、扉131の前面は鋼板よりなる前面板111が設けられ、前面板111の上端部にはキャップ112が設けられている。キャップ112は合成樹脂製であって、前部に手を入れるための取手部113が形成されている。取手部113は上面が開口し、凹んだ形状を有し、図5に示すように指を上から挿入する。キャップ112の後部には、冷却漏れを防止するシール材114が取り付けられている。シール材114は、扉131の後面に額縁状に取り付けられ、上部のシール材114は仕切体38に接触して野菜室13を閉塞する。
(3)開扉操作部201、202
次に、開扉操作部201、202について図面に基づいて説明する。なお、左側の開扉操作部201と右側の開扉操作部202は、同様の構造を有し、左右対称形状である。
左側の開扉操作部201は、上記したように左扉121の右側下部に取り付けられ、その前方にパネル板109が取り付けられている。ユーザが、この開扉操作部201を操作すると、制御部50が左側の扉押圧装置101を動作させて左扉121を開状態とする。また、開扉操作部202は、右扉122の下部左側に取り付けられ、前面にパネル板109が取り付けられている。ユーザがこの右側の開扉操作部202を操作すると、制御部50が右側の扉押圧装置102を動作させて右扉122を開状態とする。
開扉操作部201は、図9に示すように基板組立体203、基板組立体203を収納するケーシング204を有している。
ケーシング204は合成樹脂製であって直方体状であり、前面が開口して開口部分218が設けられ、下面が開口し、この下面の開口部分が蓋部材205によって閉塞される、ケーシング204の後面には、アルミ箔等の金属体が貼り付けられている。また、合成樹脂製の蓋部材205の内面には、アルミ箔等の金属体219が貼り付けられている。これにより、冷蔵庫1の本体側から生じる電磁波が、基板組立体203側に影響を与えない。
基板組立体203は、遮蔽板206、スイッチ基板207、LED基板216から構成されている。この基板組立体203は、ケーシング204の開口部分218からケーシング204内に収納される。
遮蔽板206は、合成樹脂製であって、前面にスイッチ基板207が固定され、後面にLED基板216が固定されている。
スイッチ基板207は、静電容量式のタッチセンサの基板であり、静電スイッチ210とガード電極211が設けられている。スイッチ基板207の前方には、パネル板109が配される。
LED基板216は、複数個のLED217が設けられている。
(4)スイッチ基板207
次に、スイッチ基板207について図6と図7に基づいて説明する。図6はスイッチ基板207は前面、図7は後面を示している。
図6、図7に示すように、開扉操作部201のスイッチ基板207は、細長い長方形状であり、スイッチ基板207には、電子部品の搭載部分208と、静電スイッチ210とガード電極211の配置部分209が設けられている。
搭載部分208には、コネクタ等の電子部品208aが複数搭載され、電子部品208aは後面からに突出して、突出した部分は、遮蔽板206の凹部に収納される。
配置部分209の前面には、図6に示すように、第1の電極である静電スイッチ210、第2の電極である中間領域電極214、第3の電極であるガード電極211が設けられている。静電スイッチ210とガード電極211は、金属の電極であり、互いに電気的に絶縁されている。
配置部分209の後面には、図7に示すように、第4の電極であるメッシュ状のグランドパターン215が設けられている。
静電スイッチ210は、電磁界Pを発生する静電容量式のタッチ(接触)用の電極であり、ユーザの指が近づいたことを検知するためのタッチセンサである。この静電スイッチ210には、相互キャパシタンス方式のタッチセンサと自己キャパシタンス方式のタッチセンサがある。相互キャパシタンス方式は、1つの送信電極と1つの受信電極により構成され、送信電極に電流が供給されると電磁界が生成されて、電磁界が受信電極に受信される。例えば指が静電スイッチ210の検知領域に近づくと、電磁界の一部が吸収されて受信電極に受信され、検知されるエネルギーの量が減ることで、静電スイッチ210は指の接近を検知できる。自己キャパシタンス方式は、浮遊容量を持つ電極(静電スイッチ210)が1つ必要である。電極(静電スイッチ210)の浮遊容量は、この電極(静電スイッチ210)とその周りの導電体(指)との間にある寄生容量の影響を受ける。指が、静電スイッチ210に近づくと、寄生容量の影響を受けて浮遊容量の値が増加し、この増加した浮遊容量を計測することで、静電スイッチ210は指の接近を検知できる。
中間領域電極214は、静電スイッチ210とガード電極211の間に設けられ、静電スイッチ210を補助し、静電スイッチとしての機能を有している。
ガード電極211は、静電スイッチ210が発生する電磁界Pの下方への拡がり抑制する電磁界Qを発生させる。
グランドパターン215は、冷蔵庫10の本体側からのノイズが、静電スイッチ210によって発生する電磁界Pとガード電極211によって発生する電磁界Qに影響を与えないために設けられている。
(5)静電スイッチ210
次に、静電スイッチ210について説明する。図6に示すように、静電スイッチ210は、横長の長方形状のスイッチであり、静電スイッチ210の周囲には、スリット212,213が上下に形成されている。静電スイッチ210の中央には、スルーホール210Cが形成され、スルーホール210Cには、図7に示すように導線パターン210Dが接続されている。ユーザが指で静電スイッチ210を押す(接触する)行為は、通常は静電スイッチ210の中心を目指して行われるので、スルーホール210Cは、スルーホール210Cが静電スイッチ210の中心に形成されている。
また、静電スイッチ210の前方に取り付けられているパネル板109には、静電スイッチ210の位置を示すための表示部115が記載されている。この表示部115は例えばリング状であり、この表示部115が表示されている位置は、静電スイッチ210の中心から上方にずれている。すなわち、ガード電極211とは反対側の位置にずれて表示されている。
図6、図8に示すように、静電スイッチ210の一端部は、連結部分210Aにより配置部分209に連結され、静電スイッチ210の他端部は、連結部分210Bにより配置部分209に連結されている。スリット212,213が静電スイッチ210の全体を囲っておらず、コの字状に形成されているのは、静電スイッチ210とスリット212,213の外側とを連結部分210A、210Bで接続し、スイッチ基板207が分割させないためである。
(6)LED基板216
次に、LED基板216について説明する。LED基板216に設けられた複数のLED217は、図8に示すように、静電スイッチ210を囲むスリット212,213の後方に遮蔽板206を介して配置されている。遮蔽板206には、これらLED217に対応して光が通る開口部が設けられている。なお、スリット212,213の4つの角部に対応する4つのLED217は、スリット212から外れたスリット213の外側に配置されている。
(7)ガード電極211
次に、ガード電極211について説明する。図6に示すガード電極211は、配置部分209において、静電スイッチ210と中間領域電極214の下部に横長の長方形状に形成されている。ガード電極211は、静電スイッチ210が発生する電磁界Pとは反対方向の電磁界Qを発生する。これにより、図5に示すように、静電スイッチ210の発生する電磁界Pは、ガード電極211の発生する反対方向の電磁界Qにより下方への拡がりを抑制される。
(8)冷蔵庫10の電気的構成
次に、冷蔵庫10の電気的構成について図10のブロック図に基づいて説明する。図10に示すように、制御部50は、開扉操作部201,202の静電スイッチ210とガード電極211、扉押圧装置101,102、複数のLED217に電気的に接続されている。
また、この制御部50には、圧縮機24、Rファン30、Fファン34などが接続されている。
(9)開扉操作部201の取り付け
次に、左扉121に開扉操作部201を取り付ける構造について図4、図5、図9に基づいて説明する。
まず、基板組立体203を、ケーシング204内に開口部分218から挿入する。
次に、基板組立体203を収納した状態でケーシング204の下面の開口部分に蓋部材205を取り付け、基板組立体203をケーシング204に固定する。これにより開扉操作部201が完成する。
次に、左扉121に関して、前面板103、後面板104、下キャップ105を取り付け断熱部材106を注入した状態にしておく。そして、下キャップ105によって形成された収納空間110に、開扉操作部201を取り付ける。
次に、前面板103の下部にパネル板109を取り付ける。このとき表示部115が、静電スイッチ210の中心よりやや上方に位置するようにしている。
開扉操作部202も上記と同様に右扉122に取り付ける。
(10)開扉操作部201の動作状態
次に、ユーザが左扉121を開ける場合の動作状態を説明する。
まず、制御部50は、左扉121の閉扉状態で静電スイッチ210を「高感度」状態に保持して電磁界Pを発生させ、ガード電極211を通電し電磁界Qを発生させる。
次に、ユーザの指が静電スイッチ210の検知領域である電磁界Pに入ると、静電スイッチ210は、指が近づいていることを示す接近信号SGを制御部50に送る。
次に、制御部50は、接近信号SGを受けると、指が静電スイッチ210に対して接近したと判断して、ガード電極211への通電を止めると共に、静電スイッチ210の感度を「高感度」から「低感度」に下げる。また、制御部50は、同時にLED217を点灯させて静電スイッチ210の周囲を照明し、静電スイッチ210の位置を浮かび上がらせる。これによりユーザが静電スイッチ210の位置を視覚で確認できる。
次に、指が静電スイッチ210に接近した状態から静電スイッチ210に接触すると、静電スイッチ210は接触スイッチとして機能して、静電スイッチ210は、指が静電スイッチ210に接触したことを示す接触信号SHを制御部50に送る。
次に、制御部50は、接触信号SHを受けると扉押圧装置101を動作させて左扉121の開扉操作を行う。
この動作内容は、右扉122についても同様である。
(11)効果
本実施形態によれば、左扉121を開ける場合には、左扉121の下部右側にある表示部115に指を近づけ接触させると左扉121を開けることができる。
また、野菜室13の扉131を開けるために取手部113に指を挿入しても、開扉操作部201,202における静電スイッチ210から発生した電磁界Pは、ガード電極211から発生した電磁界Qにより下方への広がりを抑制されているため、取手部113に入れた指によって静電スイッチ210が機能することがなく、誤って左扉121や右扉122が開くことがない。
また、ガード電極211は、左扉121や右扉122の下部の縁部に沿って細長く形成されているため、野菜室13の扉131の取手部113のどの位置に手を入れても誤動作を防止できる。
また、パネル板109に表示されている表示部115が、静電スイッチ210の検出位置の中心よりガード電極211が設けられていない上方にずれて設けられているため、ユーザが指を静電スイッチ210に近づける場合にこのずれた表示部115に近づけようとするため、ガード電極211と接触することなく確実に静電スイッチ210と接触できる。
また、ガード電極211は、静電スイッチ210を挟んで現在設けられているガード電極211の反対の位置には設けられていないため、すなわち、静電スイッチ210の上方には設けられていないため、ユーザの指が上方から近づいた場合に静電スイッチ210から発生した電磁界P内に確実に侵入し、静電スイッチ210を機能させることができる。
(12)変更例1
次に、上記実施形態の変更例1冷蔵庫10について図11に基づいて説明する。
上記実施形態では静電スイッチ210は、開扉を行うためだけに設けたが、この開閉用の静電スイッチ210に加えて、冷却変更用に用いる複数の静電スイッチ220が横一列に設けられ、また、ガード電極211をL字状に設け、静電スイッチ210と静電スイッチ220を区画している。
これにより、ユーザが静電スイッチ220を指で操作しようとするときに、ガード電極211の電磁界Qによって隣接する開閉用の静電スイッチ210が誤って機能しない。
(13)変更例2
次に、上記実施形態の変更例2の冷蔵庫10について図12に基づいて説明する。
上記実施形態では、左扉121、右扉122の前面板は鋼板であったが、本変更例ではガラス板より形成されている。また、左扉121の右側下部に縦長に静電スイッチ210とガード電極211が設けられ、右扉122の左側下部に縦長に静電スイッチ210とガード電極211が設けられている。
これにより、ユーザが左扉121を開ける場合に左側の静電スイッチ210を指で操作しようとした場合に、ガード電極211、右側のガード電極211の電磁界Qによって右側の静電スイッチ210が誤って機能しない。
(14)変更例3
次に、上記実施形態の変更例3の冷蔵庫10について説明する。
上記実施形態では、野菜室13の扉131の取手113は、上から指を入れる構造であったが、これに代えて、扉131の取手113が下方に開口した凹部を有し、ユーザはこの取手の凹部に下から指を入れてもよい。
(15)その他の変更例
上記では本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の主旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10・・・冷蔵庫、11・・・キャビネット、12・・・冷蔵室、13・・・野菜室、50・・・制御部、101・・・扉押圧装置、102・・・扉押圧装置、121・・・左扉、122・・・右扉、131・・・野菜室の扉、109・・・パネル板、115・・・表示部、201・・・開扉操作部、202・・・開扉操作部、210・・・静電スイッチ、211・・・ガード電極

Claims (7)

  1. キャビネットと、
    キャビネットに設けられた第1扉と、
    前記キャビネットに設けられ、かつ、前記第1扉と隣接する第2扉と、
    前記第1扉又は前記第2扉の少なくともいずれか一方の扉に設けられ、かつ、他方の扉に隣接する縁部に設けられた静電容量式の静電スイッチと、
    前記一方の扉に設けられ、かつ、前記静電スイッチより前記他方の扉側に設けられ、前記静電スイッチから発生する電磁界の前記他方の扉への拡がりを抑制する電磁界を発生させるガード電極と、
    を有し、
    前記ガード電極は、前記静電スイッチを挟んだ反対の位置には設けられていない、
    冷蔵庫。
  2. 前記第1扉が上扉であり、
    前記第2扉が前記上扉より下方に設けられた下扉である、
    請求項に記載の冷蔵庫。
  3. 前記一方の扉が前記上扉である、
    請求項に記載の冷蔵庫。
  4. 前記ガード電極が前記静電スイッチの下方に設けられ、上方に設けられていない、
    請求項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記静電スイッチの位置を示す表示部が、前記静電スイッチの検出位置の中心より前記ガード電極が設けられていない側にずれている、
    請求項に記載の冷蔵庫。
  6. 前記静電スイッチが、前記一方の扉の縁部に沿って細長い形状である、
    請求項に記載の冷蔵庫。
  7. 前記第1扉が左扉であり、
    前記第2扉が前記左扉より右側に設けられた右扉である、
    請求項に記載の冷蔵庫。
JP2015124964A 2015-06-22 2015-06-22 冷蔵庫 Active JP6584164B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015124964A JP6584164B2 (ja) 2015-06-22 2015-06-22 冷蔵庫
TW104144336A TWI630363B (zh) 2015-06-22 2015-12-30 refrigerator
CN201610006249.2A CN106257193B (zh) 2015-06-22 2016-01-06 冰箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015124964A JP6584164B2 (ja) 2015-06-22 2015-06-22 冷蔵庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017009190A JP2017009190A (ja) 2017-01-12
JP6584164B2 true JP6584164B2 (ja) 2019-10-02

Family

ID=57713773

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015124964A Active JP6584164B2 (ja) 2015-06-22 2015-06-22 冷蔵庫

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6584164B2 (ja)
CN (1) CN106257193B (ja)
TW (1) TWI630363B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7175125B2 (ja) * 2018-08-06 2022-11-18 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫
TWI662240B (zh) * 2018-09-11 2019-06-11 捷騰光電股份有限公司 冰箱箱體之供電結構

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4042653B2 (ja) * 2003-07-28 2008-02-06 松下電器産業株式会社 タッチキーを装備した電磁調理器
CN100562717C (zh) * 2004-05-10 2009-11-25 株式会社藤仓 混合传感器
JP2005344977A (ja) * 2004-06-01 2005-12-15 Toshiba Corp 冷蔵庫
JP4254755B2 (ja) * 2005-07-05 2009-04-15 パナソニック株式会社 冷蔵庫
JP5045023B2 (ja) * 2006-08-09 2012-10-10 パナソニック株式会社 入力装置
JP4991236B2 (ja) * 2006-10-05 2012-08-01 株式会社東芝 冷蔵庫
JP4444260B2 (ja) * 2006-10-06 2010-03-31 パナソニック株式会社 タッチキー及びこれを有する電磁調理器
JP5315910B2 (ja) * 2007-10-12 2013-10-16 ソニー株式会社 接触センサ
US8421757B2 (en) * 2007-10-12 2013-04-16 Sony Corporation Touch sensor with a plurality of touch sensor sections
US20140265805A1 (en) * 2013-03-15 2014-09-18 Whirlpool Corporation Appliance with automatic door opener
JP6373653B2 (ja) * 2013-06-25 2018-08-15 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫
JP6051150B2 (ja) * 2013-12-05 2016-12-27 日立アプライアンス株式会社 冷蔵庫

Also Published As

Publication number Publication date
CN106257193B (zh) 2019-03-15
TWI630363B (zh) 2018-07-21
CN106257193A (zh) 2016-12-28
TW201700934A (zh) 2017-01-01
JP2017009190A (ja) 2017-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101836592B1 (ko) 냉장고
JP5779485B2 (ja) 冷蔵庫
JP5971757B2 (ja) 冷蔵庫
US11060788B2 (en) Household refrigeration appliance with a door stop bar having a heating line thermally coupled thereto by a heat conducting transmission medium
KR101373088B1 (ko) 냉장고
KR20150002484A (ko) 냉장고
JP6584164B2 (ja) 冷蔵庫
JP5429330B2 (ja) 冷蔵庫
JP2017150783A (ja) 冷蔵庫
JP6782064B2 (ja) 冷蔵庫
JP2020079705A (ja) 冷蔵庫
JP2015055361A (ja) 冷蔵庫
US9612700B2 (en) User interface assemblies and electrode assemblies having intertwined electrodes
KR100993054B1 (ko) 냉장고
JP6051150B2 (ja) 冷蔵庫
KR102554593B1 (ko) 가전기기
JP2020024049A (ja) 冷蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20160609

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180523

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190322

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190402

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190524

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190806

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190903

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6584164

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150