JP6584023B2 - 間欠受信のサイクルを管理するための装置及び方法 - Google Patents

間欠受信のサイクルを管理するための装置及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、移動体通信の分野に関し、具体的には、無線通信システムにおける間欠受信(Discontinuous Reception、略してDRX)技術に関する。
VoLTE(Voice over LTE)技術は、IPマルチメディアサブシステム(IP Multimedia Subsystem、略してIMS)に基づく、音声ソリューションである。VoLTE技術は、無線スペクトル利用効率を改善して事業者のネットワークコストを低減できるだけでなく、また、ユーザエクスペリエンスを大幅に改善できる。VoLTE技術が使用された後では、ユーザの待ち時間が短縮され、より高品質で、より自然な音声呼及び映像呼の効果を享受できる。
インテリジェント端末が広く使用されるようになるにつれて、ユーザ装置(User Equipment、略してUE)などの端末の電力消費を低減するべく、DRX技術が導入されている。DRXサイクルは、UEがいつチャネルをモニタリングする必要があるか、及び、バッテリ電力を節約するべくUEがいつ電源オフされる必要があるかを示し、これにより、不必要な電力消費を低減する。DRXサイクルが比較的短い場合、UEをスケジューリングする機会を確保できるが、UEによるチャネル検出が頻繁に起きるので、UEの電力消費がより高くなることが理解できる。DRXサイクルが比較的長い場合、UEの電力消費を効果的に低減できるが、UEは、過度に長い遅延の後で初めてUEのためのページングに応答できるので、結果として、システムパフォーマンスが低下し得る。従って、システムパフォーマンスと、UEの電力消費との間のバランスをとるべく、DRXサイクルを管理するための解決手段が必要とされている。
本明細書では、システムパフォーマンスと、UEの電力消費との間のバランスをとるべく、DRXサイクル、装置、及びシステムを管理するための方法を説明する。
一態様によれば、本発明の実施形態は、DRXサイクルを管理するための方法を提供する。UEの現在のサービスタイプ(例えば、音声サービス、及び、生中継映像サービス)が識別される。UEのサービスタイプに従って、異なるサイクル長のDRXサイクルが設定される。UEは、基地局によって設定されるDRXサイクルに従ってページングを受信し、例えば、ダウンリンクデータの受信、又は、ハイバネーションなどを行う。
可能な設計において、UEの現在のサービスタイプが音声サービス(例えば、音声呼サービス及び映像サービス)かどうかが識別される。UEが音声サービスを実行することが識別される場合、第1ロングDRXサイクルがUEに設定されるか、又は、UEはDRXを非アクティブ化するよう命令される。UEが音声サービスを実行しないことが識別される場合、第2ロングDRXサイクルがUEに設定される。第1ロングDRXサイクルのサイクル長は、第2ロングDRXサイクルのサイクル長より短い。本発明のこの実施形態において提供される解決手段によれば、UEのDRXサイクルは、柔軟に管理できる。UEが音声サービスを実行する場合、サイクル長が比較的短い第1ロングDRXサイクルがUEに設定され、これにより、UEはページングに対して、より迅速に応答し、遅延が低減される。UEが音声サービスを実行しない場合、サイクル長が比較的長い第2ロングDRXサイクルがUEに設定され、これにより、UEの電力消費を可能な限り低減できる。従って、遅延の低減と、UEの省電力化との間で、より良好なバランスが実現される。
可能な設計において、UEが音声サービスを実行するかどうかを識別することは、UEが音声サービスを開始するかどうか識別することによって実行できる。UEが音声サービスを開始する場合(例えば、発呼する、又は、着呼する場合)、できるだけ早く識別が実行される。ユーザにとって、音声呼が開始されるとき、遅延が長いかどうかは、ユーザエクスペリエンスに直接的に影響する。従って、音声呼の開始時間をできるだけ早く識別し、対応するDRXサイクルを設定することで、UEは音声サービスに対して、より迅速に応答でき、これにより、呼の遅延を低減し、ユーザエクスペリエンスを改善する。
可能な設計において、QCIベアラを識別することによって、UEのサービスタイプが識別され得て、これにより、QCIベアラ上で伝送されるデータの、基地局自体が認識していない限界を突破する。
一方で、可能な設計において、基地局がQCIベアラを識別するとき、基地局は、データパケットの内容を解析することなく、QCIベアラ上に、伝送されるデータパケットがあるかどうかだけを検出し得る。この設計の解決手段によれば、基地局の処理手順を簡略化でき、基地局のメモリ及びCPUリソースの消費を低減できる。他方では、基地局は、UEのサービスタイプを知るべく、QCIベアラ上のデータのデータパケットを解析し得る。この設計の解決手段によれば、基地局は、UEのサービス状態をより明確に知ることができる。
可能な設計において、基地局は、QCI=5のシグナリングベアラを識別し得る。QCI=5のシグナリングベアラは、デフォルトのIMSベアラであり、別のベアラより高い優先度を有する。基地局は、QCI=5のベアラを識別することにより、UEが様々なサービスを実行するとき、より早く識別に関与でき、これにより、基地局は、より柔軟にDRXを管理できる。例えば、音声呼開始イベントは、QCI=5のベアラを識別することによって識別される。
可能な設計において、基地局は、QCI=5のシグナリングベアラ上のデータパケットを解析し得る。QCI=5のシグナリングベアラ上で伝送されるメッセージが、セッション開始プロトコル(SIP)INVITEメッセージ、又は、SIP INVITEメッセージに対する確認応答メッセージであることが検出される場合、基地局はUEが音声呼を開始するか、又は、着呼することを識別する。QCI=5のシグナリングベアラ上で伝送されるメッセージが、SIP INVITEメッセージでも、SIP INVITEメッセージに対する確認応答でもないことを検出した場合、基地局は、UEが音声呼を開始していないこと、及び、着呼していないことを識別する。SIP INVITEメッセージは、音声呼開始プロセスで、もっとも早く開始されるメッセージである。このメッセージを解析することで、基地局は、UEが音声呼を開始したことを、より早く識別できる。
当然、基地局はまた、UEが音声サービスを実行するかどうか識別するべく、QCI=5のベアラ上の別のメッセージを解析し得ることが理解できる。
可能な設計において、基地局は、QCI=1のベアラの確立、アクティブ化、非アクティブ化、又は、解放を検出することによって、UEが音声サービスを実行するかどうか識別し得る。例えば、QCI=1のベアラが確立又はアクティブ化される場合、UEが音声サービスを実行することが識別される。QCI=1のベアラが非アクティブ化又は解放される場合、UEの音声サービスが終了したことが識別される。
可能な設計において、コアネットワーク又はIPマルチメディアサブシステムIMS内のネットワークエンティティは、UEが音声サービスを実行し、基地局に情報を通知するかどうかを識別する。例えば、EPC又はIMSネットワーク内のネットワークエンティティは、UEが音声サービスを実行することを基地局へ通知するべく、音声呼の確立及び開始の指示を基地局へ送信する。任意で、音声呼の確立及び開始の指示は、発呼側UE及び/又は着呼側UEについての情報を伝達し得る。
可能な設計において、音声サービスをUEが開始することを基地局が識別するとき、又は、その後で、基地局はタイマを始動する。タイマが切れるとき、基地局は、QCI=1のベアが正常に確立されていることを検出する。QCI=1のベアラが正常に確立されているとき、基地局は、第1ロングDRXサイクルをUEに設定するか、又は、DRXを非アクティブ化するようUEに命令する。タイマを設定することにより、基地局は、QCI=1のベアラの確立が失敗したことに起因して、ロングDRXサイクルを不必要にUEに再設定することを回避できる。
可能な設計において、音声サービスをユーザ装置UEが開始することを識別する場合、基地局はUEに対して、DRXを非アクティブ化するよう命令する。UEの音声サービスが終了することを識別するとき、基地局はDRXをアクティブ化するようUEに命令するか、又は、サイクル長が比較的長いロングDRXサイクルをUEに設定し、DRXをアクティブ化するようUEに命令する。
可能な設計において、基地局は、無線リソース制御接続RRCメッセージをUEへ送信する。このメッセージは、上述の設計において言及されている、第1ロングDRXサイクル、第2ロングDRXサイクル、DRXを非アクティブ化するようUEに命令するのに使用される命令、又は、DRXをアクティブ化するようUEに命令するのに使用される命令のうち、1つ又は複数を伝達する。例えば、RRCメッセージは、RRC接続再設定メッセージであり得る。
可能な設計において、第1及び第2ロングDRXサイクルは、通信規格及び通信プロトコルによって指定される、ロングDRXサイクルの可能な値範囲に従って設定され得る。例えば、第1ロングDRXサイクルは、比較的小さい可能な値(例えば、80サブフレームより小さい可能な値)に設定され、第2ロングDRXサイクルは、比較的大きい可能な値(例えば、80サブフレームより大きいか、それに等しい可能な値)に設定される。
別の可能な設計において、上述の第1及び第2ロングDRXサイクルは、対応するサービスのサービス品質(QoS)要件に従って設定され得る。例えば、第1ロングDRXサイクルは、80ミリ秒より小さい可能な期間に設定され、第2ロングDRXサイクルは、80ミリ秒より大きいか、それと等しい可能な期間に設定される。
別の態様によれば、本発明の実施形態は、上述の方法設計における基地局の動作を実行するよう構成されている、対応するモジュールを備える基地局を提供する。モジュールは、ソフトウェア及び/又はハードウェアであり得る。
可能な設計において、基地局は、プロセッサ及びメモリを備える。プロセッサは、上述の方法において、対応する機能を実行して基地局をサポートするよう構成される。メモリは、プロセッサと結合され、基地局が必要とするプログラム命令及びデータを保存するように構成される。
更に別の態様によれば、本発明の実施形態は、上述の方法設計におけるUEの動作を実行するよう構成される、対応するモジュールを備えるUEを提供する。モジュールは、ソフトウェア及び/又はハードウェアであり得る。
可能な設計において、端末は、レシーバ及びプロセッサを含む。レシーバは、基地局によってUEに設定される第1ロングDRXサイクル及び第2ロングDRXサイクル、ならびに、DRXアクティブ化命令又はDRX非アクティブ化命令などの様々な命令を受信して、UEをサポートするよう構成される。プロセッサは、レシーバによって受信される第1ロングDRXサイクル、DRX非アクティブ化命令、又は、第2ロングDRXサイクルに従ってページングを受信するようにUEを制御する。
更に別の態様によれば、本発明の実施形態は、ネットワークエンティティを提供する。ネットワークエンティティは、例えば、モビリティ管理エンティティ(MME)又はゲートウェイ(SGW及び/又はPGW)など、コアネットワーク内のネットワークエンティティであり得る。代替的に、ネットワークエンティティは、IPマルチメディアサブシステム(IMS)内のネットワークエンティティであり得る。ネットワークエンティティは、UEのサービスタイプを識別し、識別されたUEサービス及び他の情報を基地局へ通知するよう構成され、これにより、ネットワークエンティティは、基地局と協働して、上述の方法設計における解決手段を実装する。
なお更に別の態様によれば、本発明の実施形態は、通信システムを提供し、当該システムは、上述の態様で説明されている、基地局及びUEか、基地局及びネットワークエンティティか、基地局、UE、及びネットワークエンティティを備える。
更なる態様によれば、本発明の実施形態は、プログラムを含むコンピュータ記憶媒体を提供する。このプログラムは、コンピュータによって実行されるとき、コンピュータに上述の態様を実行させる。
DRXサイクルは、従来技術と比較すると、本発明において提供される解決手段に従って、より柔軟に設定及び管理できる。
本発明に係る可能な適用シナリオの概略図である。
本発明に係る可能なシステムネットワークの概略図である。
DRXサイクルの概略図である。
本発明の実施形態に係るDRXサイクルの管理についての概略的なフローチャートである。
本発明の実施形態に係るDRXサイクルの管理についての概略的なコミュニケーション図である。
本発明の実施形態に係るDRXサイクルの管理についての別の概略的なコミュニケーション図である。
本発明の実施形態に係るDRXサイクルの管理についての更に別の概略的なコミュニケーション図である。
本発明の実施形態に係るDRXサイクルの管理についての更に別の概略的なコミュニケーション図である。
本発明の実施形態に係るDRXサイクルの管理についてのなお更に別の概略的なコミュニケーション図である。
本発明の実施形態に係る基地局の概略的な構造図である。
本発明の実施形態に係るUEの概略的な構造図である。
本発明の実施形態に係るコアネットワーク装置の概略的な構造図である。
以下では、本発明の適用シナリオ、及び、実施形態における技術的解決手段を説明する。
図1に示されているように、ユーザ装置UEは、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network、略してRAN)及びコアネットワーク(Core Network、略してCN)を介してIMSネットワークに接続される。本発明において説明されている技術は、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、略してLTE)システム、又は、例えば、符号分割多元接続、周波数分割多元接続、時分割多元接続、直交周波数分割多元接続、シングルキャリア周波数分割多元接続、及び、他の無線アクセス技術を使用するシステムなど、様々な無線アクセス技術を使用する他の無線通信システムに適用され得る。加えて、本発明において説明されている技術は更に、次世代型LTEシステムに適用され得る。ここでは、説明を分かり易くするべく、LTEシステムのみを例として使用する。LTEシステムにおいて、次世代型UMTS地上無線アクセスネットワーク(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network、略してE−UTRAN)は、無線アクセスネットワークとして機能し、次世代型パケットコア(Evolved Packet Core、略してEPC)は、コアネットワークとして機能する。UEは、E−UTRAN及びEPCを通してIMSネットワークに接続される。
この適用において、「ネットワーク」及び「システム」という名詞は、しばしば交互に使用されるが、当業者であれば、それらの意味を理解できるであろう。本発明に関連するユーザ装置UEは、無線通信機能を有する、ハンドヘルドデバイス、車内デバイス、ウェアラブルデバイス、コンピューティングデバイス、又は、無線モデムに接続されている別の処理デバイス、ならびに、様々な形態のユーザ装置(User Equipment、略してUE)、移動局(Mobile Station、略してMS)、端末(Terminal)、端末装置(Terminal Equipment)などを含み得る。説明を分かり易くするべく、本出願では、そのデバイスをユーザ装置又はUEと称する。本発明に関連する基地局(Base Station、略してBS)は、無線アクセスネットワーク内に展開されていて、UEに無線通信機能を提供するよう構成されている装置である。基地局は、様々な形態の大型基地局、小型基地局、中継局、アクセスポイントなどを含み得る。異なる無線アクセス技術を使用するシステムにおいては、基地局の機能を有するデバイスの名前が異なり得る。例えば、デバイスは、LTEネットワークにおいて、次世代型ノードB(Evolved NodeB、略してeNBまたはeNodeB)と称され、3Gネットワークにおいて、ノードB(NodeB)と称されることなどがある。説明を分かり易くするべく、本出願では、そのデバイスを基地局又はBSと称する。
図2は、本発明の実施形態に係る、VoLTEネットワークアーキテクチャの概略図を示す。VoLTEネットワークアーキテクチャは主に、IMSネットワーク、コアネットワーク、アクセスネットワーク、及び、UEを含む。IMSネットワークは、サービス制御層システムとして機能し、コアネットワークEPCは、ベアラ層として機能する。IMSシステム用いることで、音声呼制御などの機能を実装でき、更に、マルチメディアセッションに対して柔軟かつ適切に充電を実行できる。
IMSネットワークは主に、呼セッション制御機能(Call Session Control Function、略してCSCF)、アプリケーションサーバ(Application Server、略してAS)、セッションボーダコントローラ(Session Border Controller、略してSBC)などを含む。IMSネットワークは、EPCネットワークと協働して、音声サービス、並びに、回線交換音声サービスと同様である、その補助サービス(例えば、呼番号表示、呼転送、コールウェイティング、及び、会議電話)を提供する。コアネットワークEPCは主に、モビリティ管理エンティティ(Mobility Management Entity)、サービングゲートウェイ(Serving Gateway、略してSGW)、パケットデータネットワークゲートウェイ(Packet Data Network Gateway、略してPGW)、ポリシー及び課金ルール機能(Policy and Charging Rules Function、略してPCRF)、並びに、ホーム加入者サーバ(Home Subscriber Server、略してHSS)を含む。アクセスネットワークは主に、基地局を含む。UEは、LTE DRX機能などを含む、VoLTE関連機能をサポートする必要がある。
LTEシステムにおいて、DRXの一連の処理手順は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project、略して3GPP)によって、36.321プロトコルに従って標準化された。
以下では、図3を参照しながら、DRXサイクルを詳細に説明する。時間領域において、時間は複数の連続するDRXサイクル(DRX Cycle)へ分割される。DRXサイクルは、DRXモードにおいて、On Durationが繰り返し現れるサイクルを説明するのに使用される。DRXサイクルは、「On Duration」及び「Opportunity for DRX」を含む。On Durationの間、UEは、ダウンリンクデータを受信するべく、物理的ダウンリンク制御チャネル(Physical Downlink Control Channel、略してPDCCH)をモニタリングする。従って、「On Duration」は、アクティブ化期間とも称され得る。「Opportunity for DRX」は、可能なハイバネーション時間である。この期間中、UEは、電力消費を低減するべく、レシーバをシャットダウンして、PDCCHのモニタリング及びダウンリンクデータの受信を行わない。従って、「Opportunity for DRX」は、ハイバネーション期間とも称され得る。
DRXサイクル(DRX Cycle)を選択することは、UEの省電力化とサービス遅延との間のバランスをとることを伴う。一方で、ロングDRXサイクルは、UEの電力消費を低減するのに有用である。例えば、ダウンロードされたウェブページをユーザが閲覧しているときに、UEが連続的にダウンリンクデータを受信する場合、リソースが浪費される。他方で、新しいデータが伝送されるとき、より迅速な応答には、ショートDRXサイクルが有用である。例えば、ユーザが音声呼を要求するとき、又は、別のウェブページを要求するとき、UEができるだけ早く要求に応答するには、ショートDRXサイクルが有用である。従って、VoLTEシステムにおいては、ショートサイクル(ショートDRXサイクル)をロングサイクル(ロングDRXサイクル)と組み合わせる設定手法が使用される。ショートDRXサイクル及びロングDRXサイクルの値範囲は、通信プロトコルにおいて標準化されている。ロングDRXサイクルは、システムの必須の設定であり、ショートDRXサイクルは、任意の設定である。換言すれば、システムがロングDRXサイクル(Long DRX Cycle)を使用するとき、DRXサイクルはロングDRXサイクルであり、DRXサイクルのサイクル長は、ロングDRXサイクルのサイクル長である。システムがショートDRXサイクル(Short DRX Cycle)を使用するとき、DRXサイクルはショートDRXサイクルであり、DRXサイクルのサイクル長は、ショートDRXサイクルのサイクル長である。
現在の通信規格及び通信プロトコルの仕様によれば、LTEシステムにおいて、ロングDRXサイクル(Long DRX Cycle)の値の範囲は、SF10(すなわち、10サブフレーム)、SF20(すなわち、20サブフレーム)、SF32(すなわち、32サブフレーム)、SF40(すなわち、40サブフレーム)、SF64(すなわち、64サブフレーム)、SF80(すなわち、80サブフレーム)、SF128(すなわち、128サブフレーム)、SF160(すなわち、160サブフレーム)、SF256(すなわち、256サブフレーム)、SF320(すなわち、320サブフレーム)、SF512(すなわち、512サブフレーム)、SF640(すなわち、640サブフレーム)、SF1024(すなわち、1024サブフレーム)、SF1280(すなわち、1280サブフレーム)、SF2048(すなわち、2048サブフレーム)、及び、SF2560(すなわち、2560サブフレーム)である。LTEシステムについては、1サブフレームは、1ミリ秒(ms)である。例えば、ロングDRXサイクルの値がSF160であるとき、ロングDRXサイクルは、160サブフレームを占有する。すなわち、DRXサイクル長は160msである。
ロングDRXサイクルについては、その設定情報は、ロングDRXサイクルのものである、開始サブフレーム、占有されるサブフレームの数、及び/又は、On Durationの間の連続サブフレームの数を含み得る。UEは、そのような設定情報を知った後で、PDCCHチャネルをいつモニタリングするか、及び、いつハイバネートするかを知ることができる。そのような情報は、異なるパラメータ又はタイマを指定することによって指示され得る。本発明において提供されている解決手段によれば、ロングDRXサイクルのサイクル長の値、すなわち、ロングDRXサイクルによって占有されるサブフレームの数は、通信プロトコルにおける可能な値から選択され得るか、又は、サービスQoS要件に従って判定され得る。ロングDRXサイクルのものである、開始サブフレーム、及び、On Durationの間に占有される連続サブフレームの数は、デフォルトのシステム設定であり得るか、又は、ネットワーク側が異なるパラメータ又はタイマを使用してUEに指示し得る。一例において、ロングDRXサイクルの開始サブフレーム、及び、ロングDRXサイクルによって占有されるサブフレームの数は、パラメータdrxStartOffsetを使用することによって指示され得て、On Durationの間の連続サブフレームの数は、onDurationTimerを使用することで指示される。
VoLTE技術は、音声サービスの比較的高いサービス品質(Quality of Service、略してQoS)を保証するべく、専用のIMSアクセスポイント(Access Point Name、略してAPN)を使用して音声サービスを提供し、シグナリング及び音声データに対して特定のQoSクラス識別子(QOS Class Identifier、QCI)のベアラを使用する。QCIは、リソースタイプ、優先度、遅延、パケット損失率、及び、他のサービス品質要件を示し得る。QCIがEPSのネットワーク要素の間で伝送されることで、大量の特定のQoSパラメータがネゴシエーション及び伝送されることを回避する。EPSは、QCIに従ってQoSを制御する。異なるQCIのサービスデータフロー(Service Data Flow、略してSDF)は、異なるEPSベアラへマッピングされる。QCI設定は標準化されている。QCIは、2つのカテゴリ、すなわち、標準QCI及び拡張QCIを含む。標準QCIは、9種類のカテゴリ(QCI=1、2、〜、9)に分類される。例えば、IMSシグナリング(IMS signaling)は、QCI=5のベアラを使用する。このベアラは、デフォルトのIMSベアラであり、もっとも高い優先度を有し、UEとIMSとの間でシグナリングを伝達するのに使用される。会話音声(Conversational Voice)は、QCI=1の専用ベアラを使用する。生中継映像では、QCI=2のベアラを使用する。リアルタイムゲーミング(Real−time Gaming)は、QCI=3のベアラを使用する。バッファビデオストリーミング(Buffered Video Streaming)は、QCI=4のベアラを使用する。異なる優先度を有するいくつかの映像は、QCI=6〜9のベアラを使用する。拡張QCIは、要件に従って、異なる値に設定され得る。例えば、拡張QCIは、制御可能サービスのタイプに従って、10から254の範囲の値に設定され得る。
以下では、本発明に関連する上述の共通の態様に基づいて、本発明の実施形態を更に詳細に説明する。
本発明の実施形態は、DRXサイクル、基地局、UE、コアネットワークエンティティ、及び、システムを管理する方法を提供する。基地局は、UEの現在のサービスタイプを識別し、識別された、UEの現在のサービスタイプの相違に従って、異なるサイクル長のDRXサイクルをUEに設定する。UEのサービスタイプは複数存在し、音声サービス(例えば、音声呼及び映像)、生中継映像サービスなどが含まれる。UEによって確立されたサービスのタイプについての遅延要件がUEの既存のDRXサイクル設定と異なることを基地局が確認するとき、基地局は、UEのDRXサイクルを調整するべく、UEに対してDRXを再設定する。UEは、ダウンリンクデータを受信するか、又は、ハイバネートするべく、基地局によって設定されるDRXサイクルに従って、対応するレシーバのオン/オフ制御を実行する。DRXサイクルの調整は、DRXサイクルのサイクル長(すなわちDRXサイクルによって占有されるサブフレームの数)を調整すること、及び/又は、DRXサイクルのOn Duration中の連続サブフレームの数を調整することを含み得る。好ましくは、以下では、DRXサイクルのサイクル長が調整される例を使用することで、詳細な説明を提供する。
DRXは、UEレベルの機能なので、従来のDRXサイクル設定は、UEに基づくが、各無線ベアラに基づかない。すなわち、従来のDRXサイクル設定は、UEの現在のサービスタイプを考慮しない。本発明のこの実施形態において提供される解決手段によれば、基地局は、UEのDRXサイクルを柔軟に設定でき、これにより、UEの省電力化とユーザエクスペリエンス改善との間のより良好なバランスをとることができる。
以下では、図4を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
セクション401において、基地局は、UEの現在のサービスが音声サービスかどうか識別する。
一例において、基地局は、音声サービスをUEが開始するかどうか識別することで、UEの現在のサービス状態が音声サービスかどうか判定する。例えば、基地局は、UEが音声呼を発信しているか、音声呼を受信しているか、又は、映像サービスを実行しているかを検出する。UEが音声呼を開始していること、音声呼を受信していること、又は、映像サービスを実行していることを基地局が識別する場合、基地局は、音声サービスをUEが実行することを識別する。そうでない場合、基地局は、音声サービスをUEが実行しないことを識別する。基地局は、UEの音声呼開始イベントを識別し得て、これにより、UEが音声呼を開始するときに、できるだけ早くUEに対してDRXを再設定できる。このように、UEは、音声サービスに対して迅速に応答でき、これにより、呼の遅延を低減し、ユーザエクスペリエンスを改善する。
別の例において、基地局は、UEの音声呼が終了したかどうか識別することによって、UEの現在のサービスが音声サービスであるかどうか判定する。例えば、UEの音声サービスベアラ(すなわち、QCI=1のベアラ)が確立若しくはアクティブ化されているかどうか、又は、非アクティブ化若しくは解放されているかどうかが検出される。UEの音声サービスベアラが確立又はアクティブ化されている場合、UEが音声サービスを実行することが識別される。UEの音声サービスベアラが非アクティブ化又は解放されている場合、UEの音声呼が終了したこと、すなわち、UEが音声サービスを実行しないことが識別される。
セクション402において、UEの現在のサービスが音声サービスであることを基地局が識別する場合、基地局は、第1サイクル長のロングDRXサイクルをUEに設定する。第1サイクル長は、通信規格及び通信プロトコルに従う、ロングDRXサイクルの可能な値範囲における、比較的小さい値であり得て、例えば、80サブフレームより小さい可能な値(例えば、20サブフレーム又は40サブフレーム)である。代替的に、第1サイクル長は、サービスQoS要件に従って設定される値であり得る。例えば、80ミリ秒より短い可能な期間(例えば、20ミリ秒又は40ミリ秒)が音声サービスに設定される。サイクル長が比較的短いロングDRXサイクルが設定されているので、UEのアクティブ化期間の間隔はより短くなり、UEは、より迅速に音声呼に応答するべく、より迅速にスケジューリングされることができ、これにより、UEの呼確立の遅延を大幅に低減し、ユーザエクスペリエンスを改善する。
セクション403において、音声サービスをUEが実行しないことを基地局が識別する場合、基地局は、第2サイクル長のロングDRXサイクルをUEに設定する。第2サイクル長は、第1サイクル長より長い。第2サイクル長の値は比較的大きい。第2サイクル長は、通信規格及び通信プロトコルに従う、ロングDRXサイクルの可能な値範囲における、比較的大きい値であり得て、例えば、80サブフレームに等しいか、それより大きい可能な値(例えば、160サブフレーム又は320サブフレーム)である。代替的に、第2サイクル長は、サービスQoS要件に従って設定される値であり得る。例えば、80ミリ秒に等しいか、それより長い可能な期間(160ミリ秒又は320ミリ秒など)が音声サービスに設定される。サイクル長が比較的長いロングDRXサイクルが設定されるので、UEはできるだけ長くハイバネーション状態となり得て、これにより、電力消費が低減される。
以下では、図5を参照しながら本発明の実施形態を更に説明する。
セクション501において、VoLTEをサポートするUEがネットワークに接続された後、対応するベアラが確立される。QCI=5のベアラは、IMSシグナリングベアラとして機能し、他のQCI値のベアラより高い優先度を有し、優先的に確立される。
セクション502において、基地局は、UEが音声サービスを開始することを識別する。UEが音声サービスを開始することは、UEが音声呼を開始すること、UEが音声呼に応答すること、UEが映像サービスを開始することなどを含む。
本発明において提供されている、関連する添付図面においては、説明を分かり易くするべく、例として、1つだけのUE、及び、UEにサービスを提供する基地局が使用されていることに留意すべきである。異なる音声サービス手順において、UEは発呼側又は着呼側として機能し得ることを理解されたい。音声サービスにおいて発呼側UE及び着呼側UEにサービスを提供する基地局は、同一の基地局であり得て、又は、異なる基地局であり得る。
この実施形態において、基地局は、QCI=5のベアラ(IMSシグナリングベアラとも称される)を検出することで、音声サービスをUEが開始するかどうかを識別し得る。
一例において、基地局は、ベアラ上のセッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol、略してSIP)メッセージのタイプを判定するべく、QCI=5のベアラ上のデータパケットを解析する。例えば、基地局がデータパケットのヘッダを解析することによって、SIPメッセージがSIP招待(SIP Invite)メッセージであることを判定する場合、基地局は、音声呼をUEが開始することを識別する。別の例において、基地局が解析によって、SIPメッセージがSIP INVITEメッセージに対する確認応答メッセージ(例えば、ACKメッセージ)であることを判定する場合、基地局は、音声呼にUEが応答することを識別する。上述のように、QCI=5のベアラは、UEとIMSとの間でシグナリングを伝達するのに使用される。QCI=5のベアラは、(会話音声ベアラとも称される)QCI=1のベアラが確立されるより前に確立される。基地局は、QCI=5のベアラを検出することによって、音声サービスをUEが開始するかどうか識別し、これにより、基地局は、UEがいつ音声サービスを開始するかをより迅速に識別でき、これにより、呼又は応答の遅延を低減する。
別の例において、基地局は、QCI=5のベアラ上に伝送されるデータパケットがあるかどうか検出することによって、音声サービスをUEが開始するかどうか識別する。基地局が、QCI=5のベアラ上で伝送されるデータパケットがあることを検出する場合、基地局は、UEが音声呼を開始していること、又は、音声呼に応答していることを識別する。そうでない場合、基地局は、UEが音声呼を開始していないこと、及び、音声呼に応答していないことを識別する。この実施形態において、基地局は、単にQCI=5のベアラ上にデータパケットがあるかどうか検出することによって、UEの音声呼開始イベント又は音声呼応答イベントを識別でき、QCI=5のベアラ上のデータパケットの内容を解析する必要はない。これにより、基地局の処理の複雑性を低減でき、基地局のメモリ及びCPUリソースの消費量を低減できる。
セクション503において、基地局は、音声サービスをUEが開始することを識別する場合、サイクル長が比較的短いロングDRXサイクルをUEに設定するか、又は、DRXを非アクティブ化するようUEに命令する。
一例において、基地局は、ロングDRXサイクルの設定情報を伝達するべく、無線リソース制御(Radio Resource Control、略してRRC)メッセージをUEへ送信できる。例えば、基地局は、RRC接続再設定(RRC Connection Reconfiguration)メッセージをUEへ送信する。このメッセージは、ロングDRXサイクルの設定情報を伝達する。ロングDRXサイクルの設定情報は、少なくとも、ロングDRXサイクルのサイクル長を含む。ユーザの呼確立の遅延を低減し、ユーザエクスペリエンスを改善するべく、基地局は、サイクル長が比較的短いロングDRXサイクルをUEに設定する。比較的短いサイクル長は、セクション402で説明されている設計を参照して設定され得て、例えば、20ms、40ms、20サブフレーム、又は、40サブフレームに設定され得る。一例において、基地局は、RRC Connection Reconfigurationメッセージ内の情報要素drxStartOffsetを使用することで、ロングDRXサイクルが20サブフレームを占有することを示し得る。
別の例において、基地局は、音声サービスをUEが開始することを識別するとき、RRC Connection ReconfigurationメッセージをUEへ送信することによって、DRXを非アクティブ化するようUEに命令する。例えば、RRC Connection Reconfigurationメッセージ内の情報要素DRX−configは、解放に設定される。
セクション504において、UEは、RRC接続再設定完了(RRC Connection Reconfiguration Complete)メッセージを基地局へ送信する。
一例において、UEは、基地局によって送信されるRRC Connection Reconfigurationメッセージを受信し、メッセージによって伝達される、ロングDRXサイクルの設定情報に従って、対応するレシーバのオン/オフ操作を実行し、RRC Connection Reconfiguration Completeメッセージを送信してDRX再設定を完了する。この場合、基地局は、サイクル長が比較的短いロングDRXサイクルを設定するので、UEは、できるだけ早くDRXアクティブ化期間に入ることができ、これにより、より迅速に音声サービスに応答する。
別の例において、UEは、基地局によって送信されるDRX非アクティブ化命令の受信後、DRXを非アクティブ化して、連続受信動作モードに入る。この場合、UEは、UEの音声サービスをより良く保証できる。
セクション504において、UEがRRC Connection Reconfiguration Completeメッセージを送信するステップは任意であることに留意すべきである。特に基地局については、ロングDRXサイクルがUEに設定されてUEに指示された後で、基地局側での設定が完了する。当然ながら、一実施形態において、DRX再設定が成功した後で、UEはRRC Connection Reconfigurationメッセージを基地局へ送信し得る。基地局は、メッセージを受信後、DRX再設定をUEが正常に完了したことを知ることができる。
以下では、図6を参照しながら本発明の実施形態を更に説明する。
図6に提供されている実施形態におけるセクション601、604及び605は、それぞれ、図5に提供されている実施形態におけるセクション501、503及び504と同一である。この実施形態では、基地局が、EPC又はIMS(EPC/IMS)から通知を受信することによって、音声サービスをUEが開始することを知る(セクション602及び603)という点が異なっている。一例において、図2に示されているように、EPC/IMSからの通知は、MMEが基地局へ送信し得るか、SGW及び/若しくはPGWがMMEを使用して基地局へ送信し得るか、IMSネットワーク内のエンティティがEPCネットワーク内のエンティティを使用して基地局へ送信し得る。
VoLTEをサポートするUEが音声呼を開始するとき、UEは、QCI=5のベアラ上でSIPメッセージを送信し、EPC/IMSは、受信されたSIPメッセージの内容に従って、UEが音声サービスを開始すること、又は、UEが着呼することを識別し、発呼側UE又は着呼側UEにサービスを提供する基地局に対してメッセージ又はイベントトリガ方式で通知する。例えば、EPC/IMSは、音声呼確立開始指示を基地局へ送信する。音声呼確立開始指示は、音声呼ユーザ及び/又はUEなどについての情報を含む。基地局は、音声呼確立開始指示を受信するとき、UEが音声呼を開始すること、又は、UEが着呼することを識別し、これにより、音声サービスをUEが開始することを判定する。基地局は、サイクル長が比較的短いロングDRXサイクルをUEに設定し、DRXを非アクティブ化する(セクション604及び605)。具体的な説明については、セクション503及び504を参照のこと。ここではそれ以上の詳細は説明しない。
以下では、図7を参照しながら本発明の実施形態を更に説明する。
セクション701において、音声サービスをUEが開始することを基地局が識別する方法については、図5又は図6における実施形態の上述の説明を参照のこと。ここではそれ以上の詳細は説明しない。この実施形態において、基地局が、音声サービスをUEが開始することを識別するとき、又は、その後で、基地局はタイマを始動する。
セクション703において、タイマが切れるとき、又は、その前に、基地局がQCI=1のベアラの確立手順(セクション702)を識別する場合、QCI=1のベアラは正常に確立されている。一例において、基地局がコアネットワークエンティティ(例えばMME)から受信するベアラ確立要求(例えば、E−RAB Setup Request)メッセージが、QCI=1のベアラについての情報を伝達する場合、基地局は、QCI=1のベアラが正常に確立されていることを識別する。別の例において、基地局によってコアネットワークエンティティ(例えば、MME)へ送信されるベアラ確立応答(例えば、E−RAB Setup Response)メッセージが、QCI=1のベアラについての情報を伝達する(例えば、情報要素E−RAB Setup ListがQCI=1のベアラについての情報を含む)場合、基地局は、QCI=1のベアラが正常に確立されていることを識別する。セクション704及び705において、基地局は、図5又は図6における実施形態において説明されている上述の解決手段に従って、UEに対するDRX再設定、又は、DRX非アクティブ化を実行し得る。ここではそれ以上の詳細は説明しない。この実施形態において、タイマが設定されるのは、無線リソース又は他の因子が原因で音声サービスベアラの確立が失敗することに起因して、ユーザエクスペリエンスに影響が生じることを回避するためである。タイマの期間は、2秒間(s)であり得る。当然理解できるように、タイマは、例えば10秒以内の期間など、別の期間に設定され得る。
以下では、図8を参照しながら本発明の実施形態を更に説明する。
セクション801及び802は、図7におけるセクション701及び702と同様である。ここではそれ以上の詳細は説明しない。セクション803がセクション703と異なっているのは、音声サービスベアラの確立が失敗するという点である。セクション804において、タイマが切れるとき、基地局は、QCI=1のベアラの確立が失敗したと識別する。
一例において、セクション805は、任意のステップである。基地局は、UEに対して、サイクル長が比較的長いロングDRXサイクルの設定を復元する。基地局は、ロングDRXサイクルの設定情報を伝達するべく、RRCメッセージを使用し得る。例えば、セクション403、及び、図5又は図6における実施形態の説明を参照することで、UEに対するロングDRXサイクル設定を完了させてよい。例えば、ロングDRXサイクルのサイクル長は、160ミリ秒、320ミリ秒、若しくは、それより長い時間、又は、160サブフレーム、320サブフレーム、若しくはそれより大きいサブフレームに設定され得る。
別の例において、音声サービスをUEが実行しないことを基地局が識別するとき、基地局は、DRX再設定を実行しないことがある。換言すれば、基地局は、ステップ805を実行しないことがある。一般的に、UEがVoLTEネットワークに接続された後で、基地局は、通信プロトコルの仕様に従って、例えば、80ミリ秒、若しくはそれより長い時間、又は、80サブフレーム、若しくは、それより多いサブフレームのうちの可能な値など、比較的大きい値のロングDRXサイクルをUEに設定する。音声サービスをUEが実行しないことを基地局が識別し、かつ、以前設定されたロングDRXサイクルがシステム要件、例えば、サービスのサービス品質(QoS)を保証するための要件を満たすとき、基地局は、ロングDRXサイクルをUEに再設定する必要がない。当然、基地局は任意で、例えば、以前UEに設定されたロングDRXサイクルのサイクル長が事前設定閾値に達しているかどうか判定することによって、以前UEに設定されたロングDRXサイクルがシステム要件を満たすかどうかを最初に判定し得る。事前設定閾値に達することは、事前設定閾値より大きいこと(>)、より大きいか等しいこと(≧)、より小さいこと(<)、より小さいか等しいこと(≦)、若しくは、等しいこと(=)、又は、事前設定閾値の範囲内であることを含む。UEに以前設定されたロングDRXサイクルがシステム要件を満たしている場合、基地局は、DRX再設定を実行しない。UEに以前設定されたロングDRXサイクルがシステム要件を満たさない場合、基地局は、システム要件を満たすロングDRXサイクルをUEに設定するべく、セクション503及び504に説明されている方法に従って、UEにDRX再設定を実行する。
以下では、図9を参照しながら本発明の実施形態を更に説明する。
セクション901において、基地局は、UEが音声サービスを実行しないことを識別する。UEが音声サービスを実行しないことには、UEが音声呼を開始しないこと、UEが音声呼に応答しないこと、UEの音声呼が終了したことなどが含まれる。
一例において、UEが音声サービスを実行しないことは、セクション502に説明されている方法に従って識別できる。例えば、基地局は、QCI=5のベアラ上のデータパケットを解析することによって、ベアラ上のSIPメッセージのタイプがSIP INVITEメッセージでないこと、及び、SIP INVITEメッセージに対する確認応答メッセージでないことを判定し得る。その結果、基地局は、音声呼をUEが開始していないことを識別する。別の例において、基地局は、QCI=5のベアラ上に、伝送されるデータパケットが無いことを検出することによって、UEが音声呼を開始していないこと、及び、音声呼に応答していないことを識別し得る。具体的な説明については、セクション502を参照のこと。ここではそれ以上の詳細は説明しない。
別の例において、基地局は、会話音声ベアラ(すなわち、QCI=1のベアラ)を検出することによって、UEが音声サービスを実行していないことを識別し得る。例えば、QCI=1のベアラが非アクティブ化又は解放されていることを基地局が検出する場合、基地局は、UEの音声サービスが終了したことを識別する。
更に別の例において、EPC/IMSは、図6の実施形態における上述の説明に従って、音声サービスをUEが実行していないことを識別し得て、基地局へ通知し得る。例えば、EPC/IMSは、UEが音声呼を開始していないこと、又は、UEが着呼していないことを識別するとき、発呼側UE又は着呼側UEにサービスを提供している基地局に対して、メッセージ又はイベントトリガ方式で通知する。
セクション902において、基地局は、サイクル長が比較的長いロングDRXサイクルをUEに設定するか、又は、DRXアクティブ化操作を実行するようUEに命令し、これにより、UEは電力消費を低減できる。
一例において、音声サービスをUEが実行していないことを基地局が識別するとき、基地局は、サイクル長が比較的長いロングDRXサイクルをUEに設定する。比較的長いサイクル長は、セクション403において説明されている設計を参照して設定され得る。例えば、比較的長いサイクル長は、80ミリ秒若しくは160ミリ秒、又は、80サブフレーム若しくは160サブフレームなどに設定され得る。DRX再設定については、セクション503における再設定手順を参照してよい。例えば、基地局はRRC Connection ReconfigurationメッセージをUEへ送信し得る。メッセージは、ロングDRXサイクルの設定情報を伝達する。設定情報には、少なくとも、ロングDRXサイクルのサイクル長が含まれる。例えば、RRC Connection Reconfigurationメッセージの情報要素drxStartOffsetは、ロングDRXサイクルが160サブフレームを占有することを示すのに使用される。
別の例において、UEが音声サービスを実行するときに、基地局が、DRXを非アクティブ化するようUEに命令する場合、音声サービスが終了したことを基地局が識別するとき、基地局は、命令をUEへ送信して、DRXをアクティブ化するようUEに命令する。任意で、DRXをアクティブ化するようUEに命令するのと同時に、基地局は、サイクル長が比較的長いロングDRXサイクルを設定するようUEに命令し得る。例えば、基地局は、RRC Connection Reconfiguration内の情報要素DRX−configをSetupに設定し得て、これにより、DRXをアクティブ化するようUEに命令する。代替的に、RRC Connection Reconfigurationメッセージは、Setupに設定されている情報要素DRX−config、及び、ロングDRXサイクルのサイクル長を示す情報要素drxStartOffsetの両方を伝達し得る。
セクション903はセクション504と同様であり、また、任意のステップである。UEはまた、RRC Connection Reconfiguration Completeメッセージを基地局へ送信するべく、セクション504と同様の操作を実行し得る。具体的な説明については、セクション504における関連する説明を参照のこと。ここではそれ以上の詳細は説明しない。
上述の説明は主に、ネットワーク要素の間のインタラクションという観点から、本発明の実施形態において提供されている解決手段を説明している。上述の機能を実装するべく、UE、基地局、及びコアネットワークエンティティなどの各ネットワーク要素は、各機能を実行するための、対応するソフトウェア構造及び/又はソフトウェアモジュールを含むことを理解されたい。当業者であれば、本明細書に開示されている実施形態において説明されている例を併せて用いることで、ユニット及びアルゴリズムのステップは、ハードウェア及びコンピュータソフトウェアの組み合わせによって実装され得ることを認識し得る。機能がハードウェア又はソフトウェアの何れによって実行されるかは、技術的解決手段の特定の用途及び設計上の制約条件に依存する。当業者であれば、異なる方法を用いて、特定の用途毎に、説明された機能を実装することがある。しかしながら、そのような実装が、本発明の範囲を越えるものとみなされるべきではない。
図10は、上述の実施形態に関連する基地局の設計のブロック図を示す。
基地局は、トランスミッタ/レシーバ1001、コントローラ/プロセッサ1002、メモリ1003、及び、通信ユニット1004を備える。トランスミッタ/レシーバ1001は、上述の実施形態における、基地局とUEとの間での情報の送信及び受信をサポートし、UEと別のUEとの間での無線通信をサポートするよう構成されている。コントローラ/プロセッサ1002は、UEと通信するための様々な機能を実行する。アップリンク上では、UEからのアップリンク信号がアンテナによって受信され、レシーバ1001によって変調され、コントローラ/プロセッサ1002によって更に処理されることで、UEによって送信されたサービスデータ及びシグナリングメッセージを復元する。ダウンリンク上では、サービスデータ及びシグナリングメッセージは、コントローラ/プロセッサ1002によって処理され、トランスミッタ1001によって変調されることで、ダウンリンク信号を生成し、ダウンリンク信号はアンテナによってUEへ伝送される。コントローラ/プロセッサ1002は更に、図4から図9における、基地局が関連している処理手順、及び/又は、本出願において説明されている技術についての他の手順を実行する。メモリ1003は、基地局内のプログラムコード及びデータを保存するよう構成されている。通信ユニット1004は、他のネットワークエンティティと通信するべく、基地局をサポートするよう構成され、例えば、コアネットワークEPC内に存在するMME、SGW、及び/又は、PGWなど、図2に示されている他の通信ネットワークエンティティと通信するべく、基地局をサポートするように構成されている。
図10は、基地局の簡略化された設計のみを示すことを理解されたい。実際の適用において、基地局は、任意の数のトランスミッタ、レシーバ、プロセッサ、コントローラ、メモリ、通信ユニットなどを備え得ることを理解されたい。
図11は、上述の実施形態に含まれるUEの設計のブロック図を示す。
エンコーダ1106は、アップリンク上で送信されることになっているサービスデータ及びシグナリングメッセージを受け取る。エンコーダ1106は、サービスデータ及びシグナリングメッセージを処理(例えば、形式化、符号化、及び、インタリーブ)する。モジュレータ1107は更に、符号化されたサービスデータ及びシグナリングメッセージを処理(例えば、シンボルマッピング及び変調を実行)し、出力サンプルを提供する。トランスミッタ1101は、出力サンプルを調整(例えば、デジタル‐アナログ変換、フィルタリング、増幅、及びアップコンバート)して、アップリンク信号を生成する。アップリンク信号は、アンテナによって、上述の実施形態における基地局へ伝送される。ダウンリンク上で、アンテナは、上述の実施形態における基地局によって伝送されたダウンリンク信号を受信する。レシーバ1102は、アンテナから受信した信号を調整(例えば、フィルタリング、増幅、ダウンコンバート、及びデジタル化)して、入力サンプルを提供する。デモジュレータ1109は、入力サンプルを処理(例えば、復調)し、記号推定を提供する。デコーダ1108は、記号推定を処理(例えば、インタリーブ解除及び復号)し、復号されたデータ及びシグナリングメッセージをUEに提供する。エンコーダ1106、モジュレータ1107、デモジュレータ1109、及び、デコーダ1108は、モデムプロセッサ1105によって実装され得る。これらのユニットは、無線アクセスネットワークによって使用される無線アクセス技術(例えば、LTEシステム及び他の次世代型システムによって使用されるアクセス技術)に従って処理を実行する。
コントローラ/プロセッサ1103は、UEの動作を制御及び管理し、上述の実施形態における、UEによって実装される処理を実行するよう構成されている。例えば、コントローラ/プロセッサ1103は、受信されたロングDRXサイクルに従ってページングを受信し、及び/又は、本発明に説明されている技術の他の手順を完了するべく、UEを制御するよう構成されている。一例において、コントローラ/プロセッサ1103は、図5における手順501及び504、図6における手順601及び605、図7における手順702及び705、図8における手順801、803及び805、及び、図9における手順903を実行するべくUEをサポートするよう構成されている。メモリ1104は、UE110のプログラムコード及びデータを保存するよう構成されている。
図12は、上述の実施形態に関連するコアネットワーク装置の設計のブロック図を示す。コアネットワークは、EPCネットワークであり得て、コアネットワーク装置は、MME、SGW、PGW、又は、それらの任意の組み合わせであり得る。
コアネットワーク装置は、コアネットワーク装置の動作を制御及び管理するように、及び、UEの通信サービスをサポートする様々な機能を実行するように構成されているコントローラ/プロセッサ1202を含む。例えば、コントローラ/プロセッサ1202は、図5における手順501、図6における手順601及び/又は602、図7における手順702、図8における手順801及び803、及び/又は、本明細書において説明されている技術の他の手順を実行するべくコアネットワーク装置をサポートするように構成されている。メモリ1201は、コアネットワーク装置のプログラムコード及びデータを保存するよう構成されている。通信ユニット1203は、例えば、図10における基地局の通信ユニット1004との通信、及び/又は、図11におけるUEとの通信など、別のネットワークエンティティとの通信をサポートするよう構成されている。別の例として、図2に示されているネットワークエンティティの間の通信がサポートされている。
本発明における基地局、UE、又は、コアネットワーク装置の機能を実行するよう構成されているコントローラ/プロセッサは、中央処理装置(CPU)、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、若しくは別のプログラマブル論理デバイス、トランジスタ論理デバイス、ハードウェアコンポーネント、又は、それらの任意の組み合わせであり得る。コントローラ/プロセッサは、本発明に開示されている内容を参照して説明されている様々な例示的な論理ブロック、モジュール、及び、回路を実装又は実行し得る。代替的に、プロセッサは、例えば、1若しくは複数のマイクロプロセッサの組み合わせ、又は、DSP及びマイクロプロセッサの組み合わせなど、コンピューティング機能を実装するプロセッサの組み合わせであり得る。
本発明に開示されている内容を参照して説明される方法又はアルゴリズムのステップは、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュール、又は、それらの組み合わせを使用することで直接的に実装され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、ポータブルディスク、CD−ROM、又は、当技術分野において知られている他の何れかの形態の記憶媒体内に存在し得る。例えば、記憶媒体は、プロセッサと結合され、これにより、プロセッサは記憶媒体から情報を読み出したり、記憶媒体へ情報を書き込んだりできる。当然、記憶媒体は、プロセッサのコンポーネントでもあり得る。プロセッサ及び記憶媒体は、ASIC内に存在し得る。加えて、ASICは、ユーザ装置内に存在し得る。当然、プロセッサ及び記憶媒体は、個別のコンポーネントとしてユーザ装置内に存在し得る。
当業者であれば、1又は複数の例においては、本発明で説明されている機能が、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又は、それらの任意の組み合わせを使用することによって実装され得ることに認識し得る。これらの機能は、ソフトウェアを使用することによって実装されるとき、コンピュータ可読媒体内に保存され得るか、又は、コンピュータ可読媒体内の1又は複数の命令若しくはコードとして伝送され得る。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体及び通信媒体を含む。通信媒体は、コンピュータプログラムを1つの場所から別の場所へ伝送することを可能にする任意の媒体を含む。記憶媒体は、汎用コンピュータ又は専用コンピュータにアクセス可能な任意の利用可能な媒体であり得る。
上述の具体的な実装方式において、本発明の目的、技術的解決手段、及び利点が更に詳細に説明されている。上述の説明は、本発明の具体的な複数の実装方式にすぎないが、本発明の保護範囲を限定することは意図されていないことが理解されるべきである。本発明の技術的解決手段に基づく、何れの修正、均等な代替物、又は、改善も、本発明の保護範囲内に含まれるべきである。

Claims (12)

  1. 間欠受信(DRX)サイクルを管理するための方法であって、
    音声サービスをユーザ装置(UE)が開始することを識別する場合に、第1ロングDRXサイクルを前記UEに設定する、又は、DRXを非アクティブ化するよう前記UEに命令する段階と、
    音声サービスを前記UEが実行しないことを識別する場合に、第2ロングDRXサイクルを前記UEに設定する段階と、
    を備え、
    前記第1ロングDRXサイクルのサイクル長は、前記第2ロングDRXサイクルのサイクル長より短い、
    方法であって、
    音声サービスを前記UEが開始することを識別することは
    基地局が、QCI=5のシグナリングベアラ上で送信されるメッセージがセッション開始プロトコル(SIP)INVITEメッセージであることを検出した場合に、音声サービスを前記UEが開始することを識別する段階と、
    基地局が、QCI=5のシグナリングベアラ上で送信されるメッセージがSIP INVITEメッセージに対する確認応答メッセージであることを検出した場合に、音声サービスを前記UEが開始したことを識別する段階と、又は、
    基地局が、コアネットワーク又はIPマルチメディアサブシステムIMSから通知を受信し、音声サービスを前記UEが開始することを前記通知が示している場合に、前記基地局が、音声サービスを前記UEが開始することを識別する段階と、
    のうち1つを備える、方法。
  2. 音声サービスを前記UEが開始することを基地局が識別するとき、又は、その後で、前記基地局がタイマを始動する段階と、
    前記タイマが切れるとき、QCI=1のベアラが正常に確立されたかどうかを前記基地局が検出する段階と、
    QCI=1の前記ベアラが正常に確立された場合に、前記第1ロングDRXサイクルを前記UEに設定するか、又は、前記DRXを非アクティブ化するよう前記UEに命令する段階と
    を備える、請求項1に記載の方法。
  3. 音声サービスを前記UEが実行しないことを識別することは、
    QCI=5のシグナリングベアラ上で伝送されるデータパケットが無いことを検出した場合に、音声サービスを前記UEが開始しないことを識別する段階と、
    QCI=5のシグナリングベアラ上で送信されるメッセージがセッション開始プロトコル(SIP)INVITEメッセージ、又は、SIP INVITEメッセージに対する確認応答メッセージでないことを検出した場合に、音声サービスを前記UEが開始していないことを識別する段階と、
    QCI=1のベアラが非アクティブ化又は解放されていることを検出した場合に、前記UEの音声サービスが終了したことを識別する段階と、又は、
    コアネットワーク又はIPマルチメディアサブシステム(IMS)から通知を受信する段階であって、前記通知は、音声サービスを前記UEが実行しないことを示す、段階と
    のうち1つを備える、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記音声サービスを開始する間に前記DRXを非アクティブ化するよう前記UEが命令されたことを識別した場合、前記UEの前記音声サービスが終了するときに前記DRXをアクティブ化するよう前記UEに命令するか、又は、前記DRXをアクティブ化して前記第2ロングDRXサイクルを前記UEに設定するよう前記UEに命令する、請求項1から3の何れか一項に記載の方法。
  5. 無線リソース制御メッセージ(RRCメッセージ)を前記UEへ送信する段階であって、前記RRCメッセージは、前記第1ロングDRXサイクル、前記第2ロングDRXサイクル、前記DRXを非アクティブ化するよう前記UEに命令するべく使用される命令、又は、前記DRXをアクティブ化するよう前記UEに命令するべく使用される命令のうち、1又は複数の情報を伝達する、段階を更に備える、請求項1から3の何れか一項に記載の方法。
  6. 少なくとも1つのプロセッサと、トランスミッタとを備える基地局であって、
    前記プロセッサは、
    音声サービスをユーザ装置(UE)が開始することを識別した場合に、第1ロング間欠受信サイクル(第1ロングDRXサイクル)を前記UEに設定するか、又は、DRXを非アクティブ化するよう前記UEに命令すること、並びに、
    音声サービスを前記UEが実行しないことを識別した場合に、第2ロングDRXサイクルを前記UEに設定することであって、前記第1ロングDRXサイクルのサイクル長は、前記第2ロングDRXサイクルのサイクル長より短い、こと
    を行い、
    前記トランスミッタは、設定された前記第1ロングDRXサイクル、設定された前記第2ロングDRXサイクル、又は、前記DRXを非アクティブ化するよう前記UEに命令するための命令を送信する、
    基地局であって、
    音声サービスを前記UEが開始することを識別することは
    QCI=5のシグナリングベアラ上で送信されるメッセージがセッション開始プロトコル(SIP)INVITEメッセージであることを検出すること、
    QCI=5のシグナリングベアラ上で送信されるメッセージがSIP INVITEメッセージに対する確認応答メッセージであることを検出すること、
    コアネットワーク又はIPマルチメディアサブシステムIMSから通知を受信することであって、前記通知は、音声サービスを前記UEが開始することを示す、こと
    のうち1つを含む、基地局。
  7. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    音声サービスを前記UEが開始することを識別したとき、又は、その後で、タイマを始動し、
    前記タイマが切れたときに、QCI=1のベアラが正常に確立されているかどうか検出し、
    QCI=1の前記ベアラが正常に確立されているとき、前記第1ロングDRXサイクルを前記UEに設定するか、又は、前記DRXを非アクティブ化するよう前記UEに命令する、
    請求項6に記載の基地局。
  8. 音声サービスを前記UEが実行しないことを識別することは、
    QCI=5のシグナリングベアラ上で伝送されるデータパケットが無いことを検出すること、
    QCI=5のシグナリングベアラ上で送信されるメッセージが、セッション開始プロトコル(SIP)INVITEメッセージ、又は、SIP INVITEメッセージに対する確認応答メッセージでないことを検出すること、
    QCI=1のベアラが非アクティブ化又は解放されていることを検出すること、
    コアネットワーク又はIPマルチメディアサブシステムIMSから通知を受信することであって、前記通知は、音声サービスを前記UEが実行しないことを示す、こと
    のうち1つを含む、請求項6又は7に記載の基地局。
  9. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記音声サービスを開始する間に前記DRXを非アクティブ化するよう前記UEが命令されたことを識別する場合に、
    前記UEの前記音声サービスが終了するときに前記DRXをアクティブ化するよう前記UEに命令するか、又は、
    前記第2ロングDRXサイクルを前記UEに設定するときに、前記DRXをアクティブ化するよう前記UEに命令する、
    請求項6から8の何れか一項に記載の基地局。
  10. 前記トランスミッタは、無線リソース制御メッセージ(RRCメッセージ)を前記UEへ送信し、
    前記RRCメッセージは、
    前記第1ロングDRXサイクル、
    前記第2ロングDRXサイクル、
    前記DRXを非アクティブ化するよう前記UEに命令するべく使用される命令、又は、
    前記DRXをアクティブ化するべく前記UEに命令するのに使用される命令
    の情報のうち1つ又は複数を伝達する、
    請求項6から9の何れか一項に記載の基地局。
  11. 請求項6から10の何れか一項に記載の基地局、及び、
    レシーバ、及び、少なくとも1つのプロセッサを備えるユーザ装置(UE)であって、
    前記レシーバは、
    前記UEが音声サービスを実行する場合に、基地局から第1ロング間欠受信サイクル(第1ロングDRXサイクル)を、又は、基地局からDRX非アクティブ化命令を受信すること、及び、
    前記UEが音声サービスを実行しない場合に、基地局から第2ロングDRXサイクルを受信することであって、前記第1ロングDRXサイクルのサイクル長は、前記第2ロングDRXサイクルのサイクル長より短いこと
    を行い、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、前記レシーバによって受信された前記第1ロングDRXサイクル、若しくは前記DRX非アクティブ化命令に従って、又は、前記第2ロングDRXサイクルに従ってページングを受信するべく前記UEを制御する、
    UE、
    を備える通信のためのシステム。
  12. コアネットワークエンティティを備え、
    前記コアネットワークエンティティは、前記UEが音声サービスを実行しないこと、又は、音声サービスを実行することを検出したときに、前記基地局に通知する、請求項11に記載のシステム。
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