JP6580289B2 - 無線通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ランダムアクセスプリアンブルにZC(Zadoff−Chu)系列を使用した信号の無線通信を行う無線通信装置、送信方法および受信方法に関する。
3GPP(3rd Generation Partnership Project)において標準化が行われているLTE(Long Term Evolution)の仕様では、上りランダムアクセスプリアンブルすなわちランダムアクセスチャネルのプリアンブルに、時間軸上で定義されるZC系列を使用することが規定されている(非特許文献1)。
ZC系列とは、周波数を掃引するチャープ信号を時間周波数軸上で離散化したチャープ信号の一種である。ZC系列は、定包絡線、かつタイミングのずれた自己相関が0になるCAZAC(Constant Amplitude Zero Auto−Correlation)系列である。ZC系列は、振幅変動が少ないことから送信アンプの効率を改善でき、自己相関が0であることから優れた時間軸上の直交性を有する。この性質からLTEでは、ランダムアクセスプリアンブル、および同期検波の基準信号となるリファレンスシグナルとしてZC系列が使われている。特許文献1には、ZC系列のタイミングを検出する技術が開示されている。
特開2011−182127号公報
無線通信装置は、水晶発振器などの基準発振器を備え、この基準発振器を基準にして周波数シンセサイザで無線周波数を発生させている。送信側の無線通信装置は、周波数ミキサを用いて信号の周波数をアップコンバートしてアンテナから送信し、受信側の無線通信装置は、アンテナで受信した信号の周波数を周波数ミキサでダウンコンバートする。ここで、送信側および受信側の無線通信装置が備える各基準発振器の周波数の誤差によって、周波数偏差が発生する。周波数偏差が許容値より大きい場合、無線通信装置間の無線通信が困難となる。そのため、受信側の無線通信装置では、周波数偏差を検出して補正する必要がある。
しかしながら、上記従来の技術によれば、ZC系列の様なチャープ信号をベースとした信号は、周波数偏差とZC系列のタイミングずれとが等化になる性質があり、ZC系列のタイミングがずれた場合、周波数偏差を正確に測定することができない。そのため、送信側の無線通信装置は周波数偏差の検出のために別の信号を送信し、受信側の無線通信装置は別の信号を受信して周波数偏差を検出する必要がある。送信側の無線通信装置では別の信号を送信するための回路を追加し、受信側の無線通信装置では別の信号を受信するための回路を追加しなければならない、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、周波数偏差を検出するための別の信号を送信することなく、データ信号を含みつつ受信側で周波数偏差を検出可能な信号を送信する無線通信装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の無線通信装置は、周波数を低い方から高い方へ掃引する上りチャープ信号および周波数を高い方から低い方へ掃引する下りチャープ信号を交互に繰り返し生成し、上りチャープ信号または下りチャープ信号と、データ信号とを多重した多重信号を送信する送信器と、多重信号のアップコンバートの際に使用される周波数信号を生成する発振回路と、を備える無線通信装置、または送信器は、上りチャープ信号および下りチャープ信号を交互に繰り返し生成するチャープ信号生成部と、上りチャープ信号または下りチャープ信号と、データ信号と、を多重する多重部と、を備える無線通信装置である他の無線通信装置から送信された多重信号を受信し、受信した多重信号を用いて、自装置および他の無線通信装置で使用されている周波数の周波数偏差を検出する受信器と、受信した多重信号のダウンコンバートの際に使用される周波数信号を生成する発振回路と、を備える。受信器は、受信した多重信号を、上りチャープ信号および下りチャープ信号と、データ信号とに分離する分離部と、分離部で分離された上りチャープ信号および下りチャープ信号を用いて、周波数偏差を検出する周波数偏差検出部と、周波数偏差検出部で検出された周波数偏差を用いて、分離部で分離されたデータ信号を復調するデータ復調部と、を備える。周波数偏差検出部は、上りチャープ信号および下りチャープ信号を時間軸上の信号から周波数軸上の信号に変換する第1の変換部と、連続する上りチャープ信号と下りチャープ信号との間で周波数毎の遅延検波を行う遅延検波部と、遅延検波部から出力された遅延検波結果のうち、上りチャープ信号または下りチャープ信号の一方を基準にしたときの遅延検波結果の周波数軸を反転する周波数軸反転部と、遅延検波部から出力された遅延検波結果のうち周波数軸反転部で周波数軸が反転されていない遅延検波結果、および周波数軸反転部で周波数軸が反転された遅延検波結果を巡回加算する巡回加算部と、巡回加算部で巡回加算された遅延検波結果を時間軸上の信号から周波数軸上の信号に変換する第2の変換部と、第2の変換部から出力された信号のピーク検出を行い、ピーク検出位置を周波数偏差として検出するピーク検出部と、を備えることを特徴とする。
本発明にかかる無線通信装置は、周波数偏差を検出するための別の信号を送信することなく、データ信号を含みつつ受信側で周波数偏差を検出可能な信号を送信することができる、という効果を奏する。
無線通信システムの構成例を示す図 無線通信装置の送信器の構成例を示すブロック図 無線通信装置のチャープ信号生成部が生成する上りチャープ信号の時間周波数波形の例を示す図 無線通信装置のチャープ信号生成部が生成する下りチャープ信号の時間周波数波形の例を示す図 無線通信装置のチャープ信号生成部が生成する上りチャープ信号のIQ波形の例を示す図 無線通信装置のチャープ信号生成部が生成する下りチャープ信号のIQ波形の例を示す図 無線通信装置のチャープ信号生成部の構成例を示すブロック図 無線通信装置のメモリに記憶されている上りチャープ信号および下りチャープ信号のメモリマップの一例を示す図 無線通信装置が無線信号を送信する動作を示すフローチャート 無線通信装置の受信器の構成例を示すブロック図 無線通信装置の周波数偏差検出部の構成例を示すブロック図 無線通信装置の周波数偏差検出部内でのシグナルフローを示す図 無線通信装置の遅延検波部の構成例を示すブロック図 無線通信装置の巡回加算部の構成例を示すブロック図 無線通信装置が無線信号を受信する動作を示すフローチャート 無線通信装置の周波数偏差検出部が周波数偏差を検出する動作を示すフローチャート 無線通信装置の処理回路をプロセッサおよびメモリで構成する場合の例を示す図 無線通信装置の処置回路を専用のハードウェアで構成する場合の例を示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかる無線通信装置、送信方法および受信方法を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態にかかる無線通信システム100の構成例を示す図である。無線通信システム100は無線通信装置1,2を備える。無線通信装置1,2は、無線信号を送受信可能な装置である。無線通信システム100では、無線通信装置1と無線通信装置2との間で無線信号を送受信する。
無線通信装置1は、送信器11と、受信器12と、基準発信器13と、周波数シンセサイザ14と、共用器15と、アンテナ16と、を備える。送信器11は、送信されるデータ信号である送信データを変調し、変調後の送信データとチャープ信号とを多重した多重信号すなわち無線信号を生成する。受信器12は、受信した多重信号すなわち無線信号をチャープ信号およびデータ信号に分離し、データ信号を復調し、復調されたデータ信号である受信データを出力する。
基準発信器13は、無線通信装置1で使用される基準信号を生成する。周波数シンセサイザ14は、基準発信器13で生成された基準信号を用いて、送信器11で送信する無線信号のアップコンバートの際に使用される周波数信号、および受信器12で受信した無線信号のダウンコンバートの際に使用される周波数信号を生成する発振回路である。
共用器15は、送信器11で生成された無線信号をアンテナ16へ出力し、アンテナ16で受信された無線信号を受信器12へ出力する。アンテナ16は、共用器15を介して送信器11で生成された無線信号を取得し、無線通信装置2へ送信する。また、アンテナ16は、無線通信装置2から送信された無線信号を受信し、共用器15を介して受信器12へ出力する。
無線通信装置2は、送信器21と、受信器22と、基準発信器23と、周波数シンセサイザ24と、共用器25と、アンテナ26と、を備える。無線通信装置2の送信器21、受信器22、基準発信器23、周波数シンセサイザ24、共用器25、およびアンテナ26は、各々、無線通信装置1の送信器11、受信器12、基準発信器13、周波数シンセサイザ14、共用器15、およびアンテナ16と同様のため、詳細な説明については省略する。
無線通信システム100において、具体的に、無線通信装置1から送信データを変調して無線信号を送信し、無線通信装置2が無線信号を受信して受信データを出力する場合、すなわち無線通信装置1を送信装置とし、無線通信装置2を受信装置とした場合の無線通信装置1,2の動作について説明する。
まず、無線信号を送信する無線通信装置1の送信器11の構成について説明する。図2は、本実施の形態にかかる無線通信装置1の送信器11の構成例を示すブロック図である。送信器11は、データ変調部31と、チャープ信号生成部32と、多重部33と、アップコンバータ34と、増幅器35と、を備える。
データ変調部31は、送信データに対して、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)、16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)、64QAMなどの変調方式による変調を施す。変調方式については、これらに限定されるものではない。チャープ信号生成部32は、チャープ信号を生成する。チャープ信号生成部32の構成、およびチャープ信号生成部32で生成されるチャープ信号の詳細については後述する。多重部33は、データ変調部31で変調されたデータ信号と、チャープ信号生成部32で生成されたチャープ信号とを多重する。多重部33における信号の多重方式については、時分割多重、周波数分割多重、両方の多重方式を用いる方法などがあるが、これらに限定されるものではない。
アップコンバータ34は、周波数ミキサを用いて、多重部33で多重された多重信号と、周波数シンセサイザ14から出力された周波数信号とをミキシングして、多重信号の周波数を無線周波数にアップコンバートする。増幅器35は、アップコンバータ34から出力されたアップコンバート後の信号を規定された送信電力に増幅し、共用器15を介してアンテナ16へ出力する。送信器11は、共用器15およびアンテナ16経由で、多重信号すなわち無線信号を無線通信装置2へ送信する。
ここで、チャープ信号生成部32が生成するチャープ信号について説明する。本実施の形態において、チャープ信号生成部32は、周波数を低い方から高い方へ掃引する上りチャープ信号、および周波数を高い方から低い方へ掃引する下りチャープ信号の2種のチャープ信号を交互に繰り返し生成する。図3は、本実施の形態にかかる無線通信装置1のチャープ信号生成部32が生成する上りチャープ信号の時間周波数波形の例を示す図である。また、図4は、本実施の形態にかかる無線通信装置1のチャープ信号生成部32が生成する下りチャープ信号の時間周波数波形の例を示す図である。横軸は時間を示し、縦軸は周波数を示す。上りチャープ信号は時間とともに周波数が増加する信号であり、下りチャープ信号は時間とともに周波数が減少する信号であると表現することもできる。
これらのチャープ信号の時間波形は複素数で表すことができ、実数軸をI、虚数軸をQとすると、図5および図6のように表すことができる。図5は、本実施の形態にかかる無線通信装置1のチャープ信号生成部32が生成する上りチャープ信号のIQ波形の例を示す図である。また、図6は、本実施の形態にかかる無線通信装置1のチャープ信号生成部32が生成する下りチャープ信号のIQ波形の例を示す図である。横軸は周波数帯を示し、縦軸は振幅を示す。上りチャープ信号と下りチャープ信号とは、周波数軸を反転させた信号であるため複素共役の関係にある。このため、I波形は上りチャープ信号と下りチャープ信号とで同じであり、Q信号は上りチャープ信号と下りチャープ信号とで正負が反転している。
チャープ信号生成部32は、図3に示す上りチャープ信号および図4に示す下りチャープ信号を交互に繰り返し生成する。なお、チャープ信号生成部32は、帯域外への不要輻射を避けるため、上りチャープ信号および下りチャープ信号の初め部分と終わり部分には、図5および図6に示すようにランプアップおよびランプダウンを付加する。
図7は、本実施の形態にかかる無線通信装置1のチャープ信号生成部32の構成例を示すブロック図である。チャープ信号生成部32は、メモリ41と、カウンタ42と、読み出し部43と、を備える。メモリ41は、上りチャープ信号および下りチャープ信号を記憶している。カウンタ42は、メモリ41のメモリアドレスを生成する。読み出し部43は、メモリ41から上りチャープ信号および下りチャープ信号を交互に繰り返し読み出して出力する。図8は、本実施の形態にかかる無線通信装置1のメモリ41に記憶されている上りチャープ信号および下りチャープ信号のメモリマップの一例を示す図である。ここでは、上りチャープ信号および下りチャープ信号に対してn個のメモリアドレスを割り当てている。nは2以上の整数である。メモリ41において、メモリマップでの上りチャープ信号部分には、図5に示すIQ波形のデータが記憶されており、メモリマップでの下りチャープ信号部分には、図6に示すIQ波形のデータが記憶されている。
このように、チャープ信号生成部32は、上りチャープ信号および下りチャープ信号を交互に繰り返し生成する。そのため、多重部33は、上りチャープ信号または下りチャープ信号と、データ変調部31で変調されたデータ信号とを多重する。具体的に、多重部33は、上りチャープ信号とデータ信号とを多重すると、つぎは下りチャープ信号とデータ信号とを多重することになり、この動作を繰り返し行う。以降の説明において、上りチャープ信号および下りチャープ信号の総称として、チャープ信号と称することがある。
図9は、本実施の形態にかかる無線通信装置1が無線信号を送信する動作を示すフローチャートである。無線通信装置1において、送信器11のデータ変調部31は、送信データを変調する(ステップS1)。チャープ信号生成部32は、上りチャープ信号および下りチャープ信号を交互に繰り返し生成する(ステップS2)。多重部33は、チャープ信号生成部32で生成された上りチャープ信号または下りチャープ信号と、データ変調部31で変調されたデータ信号とを多重する(ステップS3)。アップコンバータ34は、多重信号の周波数を無線周波数にアップコンバートする(ステップS4)。増幅器35は、アップコンバート後の信号の電力を増幅する(ステップS5)。送信器11は、共用器15およびアンテナ16経由で、無線信号を無線通信装置2へ送信する(ステップS6)。このように、送信器11は、上りチャープ信号および下りチャープ信号を交互に繰り返し生成し、上りチャープ信号または下りチャープ信号と、データ信号とを多重した無線信号を送信する。
つぎに、無線通信装置1から送信された無線信号を受信する無線通信装置2の受信器22の構成について説明する。図10は、本実施の形態にかかる無線通信装置2の受信器22の構成例を示すブロック図である。受信器22は、増幅器51と、ダウンコンバータ52と、分離部53と、周波数偏差検出部54と、データ復調部55と、を備える。
増幅器51は、共用器25およびアンテナ26を介して受信された多重信号すなわち無線信号を規定された電力に増幅する。ダウンコンバータ52は、周波数ミキサを用いて、増幅器51から出力された無線信号と、周波数シンセサイザ24から出力された周波数信号とをミキシングして、無線信号の周波数をベースバンド信号の周波数にダウンコンバートする。分離部53は、受信器22で受信した多重信号を、チャープ信号およびデータ信号に分離する。多重信号は、詳細には、ダウンコンバータ52から出力されたベースバンド信号であって、時分割多重、周波数分割多重、または両方の多重方式が用いられた信号である。分離部53は、チャープ信号を周波数偏差検出部54に出力し、データ信号をデータ復調部55に出力する。
周波数偏差検出部54は、分離部53で分離されたチャープ信号を用いて、無線通信装置2および無線通信装置1で使用されている周波数の周波数偏差を検出する。周波数偏差検出部54は、検出した周波数偏差をデータ復調部55に出力する。周波数偏差検出部54の詳細な構成および動作については後述する。データ復調部55は、周波数偏差検出部54で検出された周波数偏差を用いてデータ信号の周波数偏差を補正し、分離部53で分離されたデータ信号に対してQPSK、16QAM、64QAMなどの復調を行って受信データを出力する。
図11は、本実施の形態にかかる無線通信装置2の周波数偏差検出部54の構成例を示すブロック図である。周波数偏差検出部54は、FFT(Fast Fourier Transform)61と、メモリ62と、複素乗算部63と、遅延検波部64と、周波数軸反転部65と、巡回加算部66と、FFT67と、ピーク検出部68と、を備える。
FFT61は、分離部53から出力されたチャープ信号に対して、無線通信装置1から複数回送信されるチャープ信号毎にNポイントのFFTすなわち高速フーリエ変換を行い、チャープ信号を時間軸上の信号から周波数軸上のN個の信号に変換する。NはFFTの際のサンプリング周波数によって決定される値である。すなわち、FFT61は、上りチャープ信号および下りチャープ信号を時間軸上の信号から周波数軸上の信号に変換する。FFT61は、第1の変換部である。
メモリ62は、無線通信装置1からの送信波形であるチャープ信号を周波数軸上の信号に変換したデータの複素共役を記憶している。
複素乗算部63は、FFT61からの出力と、メモリ62に記憶されている複素共役とを周波数毎に複素乗算し、周波数軸上のチャネル推定値をチャープ信号毎に算出する。図12は、本実施の形態にかかる無線通信装置2の周波数偏差検出部54内でのシグナルフローを示す図である。図12(a)で示される信号波形が、複素乗算部63で得られたチャネル推定値である。
遅延検波部64は、複素乗算部63から出力されたチャネル推定値をチャープ信号毎に遅延検波して、周波数毎の遅延検波結果を得る。すなわち、遅延検波部64は、連続する上りチャープ信号と下りチャープ信号との間で周波数毎の遅延検波を行う。図12(b)に示すように、チャネル推定値に対する遅延検波結果は、周波数毎に遅延時間の異なる遅延検波結果となる。図13は、本実施の形態にかかる無線通信装置2の遅延検波部64の構成例を示すブロック図である。遅延検波部64は、遅延部71と、複素共役部72と、複素乗算部73と、を備える。遅延部71は、複素乗算部63からの出力であるチャネル推定値を、N個の周波数軸のデータ単位に遅延させる。複素共役部72は、遅延部71で遅延されたデータを複素共役に変換する。複素乗算部73は、複素共役部72からの出力である遅延した基準信号と、複素乗算部63からの出力である遅延していないチャネル推定値との複素乗算を周波数毎に行う。
周波数軸反転部65は、遅延検波部64から出力された遅延検波結果のうち、一方のチャープ信号に対する遅延検波結果、すなわち上りチャープ信号または下りチャープ信号の一方を基準にしたときの遅延検波結果に対して、周波数毎の信号の並び順を逆順とするため周波数軸を反転させる。図12(b)に示すように、上りチャープ信号に対して下りチャープ信号を基準に遅延検波した場合と、下りチャープ信号に対して上りチャープ信号を基準に遅延検波した場合とでは、周波数毎の遅延時間の傾向が異なる。この場合、巡回加算部66でそのまま遅延検波結果を巡回加算しても、SNR(Signal to Noise Ratio)を改善させる効果は得られない。そのため、周波数軸反転部65は、図12(c)の例では、周波数毎の遅延時間の傾向を揃えるため、下りチャープ信号を基準に遅延検波した場合は遅延検波結果の周波数毎の信号の並び順を逆順とし周波数軸を反転させる。
巡回加算部66は、周波数軸反転部65から出力された遅延検波結果は周波数毎の遅延時間が揃っているため、遅延検波結果を周波数毎に巡回加算してSNRを改善する。具体的に、巡回加算部66は、遅延検波部64から出力された遅延検波結果のうち周波数軸反転部65で周波数軸が反転されていない遅延検波結果、および周波数軸反転部65で周波数軸が反転された遅延検波結果を巡回加算する。図12(d)が巡回加算後の信号を示している。巡回加算部66は、異なる周波数の遅延検波結果を巡回加算することによって、無線伝送路がフェージング環境にある場合においても、周波数ダイバーシチ効果によってSNRを改善することができる。図14は、本実施の形態にかかる無線通信装置2の巡回加算部66の構成例を示すブロック図である。巡回加算部66は、複素加算部81と、メモリ82と、を備える。複素加算部81は、メモリ82に保持されている前回までの巡回加算結果と周波数軸反転部65から出力された遅延検波結果とを周波数毎に加算、すなわち巡回加算する。複素加算部81は、加算結果をメモリ82に記憶し保持させるとともに、メモリ82を介してFFT67に出力する。メモリ82は、複素加算部81による加算結果を保持する。
巡回加算部66から出力された巡回加算後の遅延検波結果は、周波数毎に遅延時間が直線的に変化した遅延検波の結果となる。そのため、巡回加算部66から出力された巡回加算後の遅延検波結果は、周波数偏差がある場合、周波数偏差に比例した傾きで直線的に位相回転した信号となる。FFT67は、巡回加算部66から出力された巡回加算後の遅延検波結果に対してFFTを行い、時間軸上の信号から周波数軸上の信号に変換する。FFT67は、第2の変換部である。
ピーク検出部68は、FFT67から出力された信号の振幅が最大となるピークを検出することで、周波数偏差に比例した位相回転量を検出、すなわちピーク検出位置を周波数偏差として検出することができる。図12(e)はFFT67からの出力のうち振幅が最大のものを示している。ピーク検出部68は、検出した周波数偏差をデータ復調部55に出力する。
図15は、本実施の形態にかかる無線通信装置2が無線信号を受信する動作を示すフローチャートである。無線通信装置2において、受信器22は、アンテナ26および共用器25を経由して無線通信装置1から無線信号を受信する(ステップS11)。増幅器51は、無線信号の電力を増幅する(ステップS12)。ダウンコンバータ52は、無線信号の周波数をベースバンド信号の周波数にダウンコンバートする(ステップS13)。分離部53は、ダウンコンバータ52から出力されたベースバンド信号を、チャープ信号およびデータ信号に分離する(ステップS14)。周波数偏差検出部54は、分離部53で分離されたチャープ信号を用いて、周波数偏差を検出する(ステップS15)。データ復調部55は、周波数偏差検出部54で検出された周波数偏差を用いて、データ信号を復調する(ステップS16)。このように、受信器22は、無線通信装置1から送信された無線信号を受信し、受信した無線信号を用いて、無線通信装置1,2で使用されている周波数の周波数偏差を検出する。
周波数偏差検出部54が周波数偏差を検出する前述のステップS15の詳細な動作について説明する。図16は、本実施の形態にかかる無線通信装置2の周波数偏差検出部54が周波数偏差を検出する動作を示すフローチャートである。周波数偏差検出部54において、FFT61は、分離部53から出力されたチャープ信号に対してFFTを行い、時間軸上の信号から周波数軸上の信号に変換する(ステップS21)。複素乗算部63は、周波数軸上のチャネル推定値をチャープ信号毎に算出する(ステップS22)。遅延検波部64は、上りチャープ信号と下りチャープ信号との間で周波数毎の遅延検波を行う(ステップS23)。周波数軸反転部65は、上りチャープ信号または下りチャープ信号の一方を基準にしたときの遅延検波結果の周波数軸を反転させる(ステップS24)。巡回加算部66は、遅延検波部64および周波数軸反転部65から出力された遅延検波結果を巡回加算する(ステップS25)。FFT67は、巡回加算部66から出力された巡回加算後の遅延検波結果に対してFFTを行い、時間軸上の信号から周波数軸上の信号に変換する(ステップS26)。ピーク検出部68は、FFT67から出力された信号の振幅に基づいて、周波数偏差を検出する(ステップS27)。
なお、無線通信装置1が送信データを変調して無線信号を送信し、無線通信装置2が無線信号を受信して受信データを出力する場合について説明したが、無線通信装置2が送信データを変調して無線信号を送信し、無線通信装置1が無線信号を受信して受信データを出力する場合も同様の動作となる。
つづいて、無線通信装置1,2のハードウェア構成について説明する。無線通信装置1,2は同様の構成のため、無線通信装置1を例にして説明する。なお、無線通信装置1の受信器12の構成は、無線通信装置2の受信器22の構成と同様とする。無線通信装置1において、基準発信器13は水晶発振器などの発振器である。周波数シンセサイザ14は発振回路である。共用器15はフィルタ回路である。アンテナ16はアンテナ素子である。受信器12において、増幅器51は増幅回路である。ダウンコンバータ52は周波数変換回路である。分離部53は分離回路である。データ復調部55はデモジュレータである。周波数偏差検出部54は処理回路により実現される。すなわち、無線通信装置1は、自装置および通信相手の無線通信装置2で使用されている周波数の周波数偏差を検出するための処理回路を備える。処理回路は、メモリに格納されるプログラムを実行するプロセッサおよびメモリであってもよいし、専用のハードウェアであってもよい。
図17は、本実施の形態にかかる無線通信装置1の処理回路をプロセッサおよびメモリで構成する場合の例を示す図である。処理回路がプロセッサ91およびメモリ92で構成される場合、無線通信装置1の処理回路の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアまたはファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ92に格納される。処理回路では、メモリ92に記憶されたプログラムをプロセッサ91が読み出して実行することにより、各機能を実現する。すなわち、無線通信装置1において、処理回路は、周波数偏差を検出することが結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ92を備える。また、これらのプログラムは、無線通信装置1の手順および方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。
ここで、プロセッサ91は、CPU(Central Processing Unit)、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、またはDSP(Digital Signal Processor)などであってもよい。また、メモリ92には、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(登録商標)(Electrically EPROM)などの、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、またはDVD(Digital Versatile Disc)などが該当する。
図18は、本実施の形態にかかる無線通信装置1の処置回路を専用のハードウェアで構成する場合の例を示す図である。処理回路が専用のハードウェアで構成される場合、図18に示す処理回路93は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものが該当する。無線通信装置1の各機能を機能別に処理回路93で実現してもよいし、各機能をまとめて処理回路93で実現してもよい。
無線通信装置1の送信器11において、データ変調部31はモジュレータである。多重部33は多重回路である。アップコンバータ34は周波数変換回路である。増幅器35は増幅回路である。チャープ信号生成部32は処理回路により実現される。チャープ信号生成部32の処理回路については、図7に示す構成であってもよいし、図17および図18の示す構成であってもよい。
なお、無線通信装置1の各機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現するようにしてもよい。このように、処理回路は、専用のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、無線通信装置1は、上りチャープ信号および下りチャープ信号を交互に繰り返し生成し、上りチャープ信号または下りチャープ信号と、データ信号とを多重した多重信号を送信する。無線通信装置2は、多重信号を受信し、多重信号から分離した上りチャープ信号および下りチャープ信号を用いて、無線通信装置1,2で使用されている周波数の周波数偏差を検出することとした。無線通信装置2は、伝搬路変動などにより受信タイミングが変動した場合においても、周波数偏差検出部54の巡回加算部66からの出力段階では周波数毎に遅延時間が直線的に変化した遅延検波の結果となるため、ピーク検出部68でのピーク検出すなわち周波数偏差の検出に影響を及ぼすことなく、正確な周波数偏差の検出が可能となる。
無線通信装置1は、データ信号を含みつつ受信側の無線通信装置2で周波数偏差を検出可能な信号を送信する。これにより、無線通信装置1,2では周波数偏差の検出のために別の信号を送受信するための回路を追加する必要は無い。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1,2 無線通信装置、11,21 送信器、12,22 受信器、13,23 基準発信器、14,24 周波数シンセサイザ、15,25 共用器、16,26 アンテナ、31 データ変調部、32 チャープ信号生成部、33 多重部、34 アップコンバータ、35,51 増幅器、41,62,82 メモリ、42 カウンタ、43 読み出し部、52 ダウンコンバータ、53 分離部、54 周波数偏差検出部、55 データ復調部、61,67 FFT、63,73 複素乗算部、64 遅延検波部、65 周波数軸反転部、66 巡回加算部、68 ピーク検出部、71 遅延部、72 複素共役部、81 複素加算部、100 無線通信システム。

Claims (1)

  1. 周波数を低い方から高い方へ掃引する上りチャープ信号および周波数を高い方から低い方へ掃引する下りチャープ信号を交互に繰り返し生成し、前記上りチャープ信号または前記下りチャープ信号と、データ信号とを多重した多重信号を送信する送信器と、前記多重信号のアップコンバートの際に使用される周波数信号を生成する発振回路と、を備える無線通信装置、または前記送信器は、前記上りチャープ信号および前記下りチャープ信号を交互に繰り返し生成するチャープ信号生成部と、前記上りチャープ信号または前記下りチャープ信号と、前記データ信号と、を多重する多重部と、を備える無線通信装置である他の無線通信装置から送信された多重信号を受信し、受信した多重信号を用いて、自装置および前記他の無線通信装置で使用されている周波数の周波数偏差を検出する受信器と、
    受信した多重信号のダウンコンバートの際に使用される周波数信号を生成する発振回路と、
    を備え、
    前記受信器は、
    受信した多重信号を、前記上りチャープ信号および前記下りチャープ信号と、前記データ信号とに分離する分離部と、
    前記分離部で分離された前記上りチャープ信号および前記下りチャープ信号を用いて、前記周波数偏差を検出する周波数偏差検出部と、
    前記周波数偏差検出部で検出された前記周波数偏差を用いて、前記分離部で分離された前記データ信号を復調するデータ復調部と、
    を備え、
    前記周波数偏差検出部は、
    前記上りチャープ信号および前記下りチャープ信号を時間軸上の信号から周波数軸上の信号に変換する第1の変換部と、
    連続する前記上りチャープ信号と前記下りチャープ信号との間で周波数毎の遅延検波を行う遅延検波部と、
    前記遅延検波部から出力された遅延検波結果のうち、前記上りチャープ信号または前記下りチャープ信号の一方を基準にしたときの遅延検波結果の周波数軸を反転する周波数軸反転部と、
    前記遅延検波部から出力された遅延検波結果のうち前記周波数軸反転部で周波数軸が反転されていない遅延検波結果、および前記周波数軸反転部で周波数軸が反転された遅延検波結果を巡回加算する巡回加算部と、
    前記巡回加算部で巡回加算された遅延検波結果を時間軸上の信号から周波数軸上の信号に変換する第2の変換部と、
    前記第2の変換部から出力された信号のピーク検出を行い、ピーク検出位置を前記周波数偏差として検出するピーク検出部と、
    を備えることを特徴とする無線通信装置。
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