JP6578527B1 - 矯正骨切り術用ガイド - Google Patents
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Abstract
Description
矯正骨切り術によれば、変形骨がボーンソーを用いて当該変形骨を横切る所定の切断線に沿って切断されて分割され、分割された変形骨が、相互の位置関係を矯正された後、内固定材(プレート、スクリュー、骨欠損部に対する移植片等)によって互いに連結されて正常位置に固定される。
そして、この二次元的シミュレーションに基づく術前計画に従った手術は手技的に非常に煩雑となって、不適切な部位で骨切断がなされたり、手術による矯正が不十分となる等の問題が生じていた。
このガイドは、変形骨を所定の切断線に沿って切断し、分割するために使用する骨切りガイドと、骨切りガイドを通じて変形骨に刺入されるガイドワイヤと、分割された変形骨の相互の位置関係をガイドワイヤを介して矯正するために使用する矯正ガイドとから構成されている。
また、骨切りガイドは、変形骨表面の切断線を含む特徴部分に嵌合した状態で変形骨上に押圧固定されるようになっており、骨切りガイドの裏面はこの特徴部分の起伏に合致した形状を有している。
骨切りによって、骨切りガイドは変形骨とともに切断、分割され、ガイドワイヤは刺入されたままで、骨切りガイドが分割骨から除去される。
この従来の矯正骨切り術用ガイドにおいては、分割された双方の骨に刺入されたガイドワイヤが互いに平行になった状態で、2つの分割骨の相互の位置関係が矯正されて、2つの分割骨が正常位置に配置されるように設計がなされており、矯正ガイドの裏面は、矯正ガイドのガイド孔に対応するガイドワイヤが挿通された状態で、正常位置に配置された2つの分割骨の表面に嵌合する形状を有している。
また、矯正ガイドの構成も非常に簡単になり、よって、矯正ガイドの設計、製作も容易に行える。
それによって、骨切りがより円滑に行えるようになり、しかも、骨切りの際にボーンソーによって骨切りガイドを切断する必要がなく、切り屑が患者の体内に散乱することもない。
図1(A)は、本発明の1実施例による矯正骨切り術用ガイドのうちの骨切りガイドの斜視図であり、図1(B)は、当該矯正骨切り術用ガイドのうちの矯正ガイドの斜視図である。また、図2は、図1(A)の骨切りガイドが第1の部分と第2の部分に分離した状態を示す斜視図であり、図3は、図1(B)の矯正ガイドの裏面側から見た平面図である。
図6(A)は、図1(B)の矯正ガイドと、当該矯正ガイドと組み合わせて使用され得る補助ガイドを示す斜視図であり、図6(B)は、図6(A)の補助ガイドの使用方法を説明する斜視図である。
術者によって患者の被施術部位が開かれて、変形骨Wが露出せしめられた後、骨切りガイド2が、術者によって変形骨Wの所定位置に押圧固定される(図4(A)参照)。
この場合、骨切りガイド2の位置決めは、骨切りガイド2の第1および第2の筒状脚部9の下端面7a、9aがそれぞれ骨表面に隙間なく接触していることを術者が手の触覚で確認することによってなされる。
この状態で、術者からは、骨切りガイド2の第2の部分2b側の分離面10の延長上に変形骨W上の切断線Xがはっきりと見える。
このとき、骨切りガイド2の第2の部分2bの本体部5の最も近くに位置する2本のガイドワイヤ3が、関係する第2の筒状脚部9-2を通じて、分離面10に沿って一列に配置されるように刺入されているので、ボーンソーが動かされる間に、第2の部分2bは所定位置に安定的に配置される。
また、骨切りガイド2はボーンソーによって切断されないので、骨切りガイド2の切り屑が散乱することもない。
それによって、分割された変形骨W1、W2の相互の位置関係が矯正され、そして、2つの変形骨W1、W2が、内固定材(プレート、スクリュー、骨欠損部に対する移植片等)によって互いに連結され、正常位置に固定される。
その後、術者によって、患者の被施術部位が縫合される。
2 骨切りガイド
2a 第1の部分
2b 第2の部分
3 ガイドワイヤ
4 矯正ガイド
5 本体部
6 第1のフレームワーク
7 第1の筒状脚部
7a 下端面
8 第2のフレームワーク
9、9-1、9-2 第2の筒状脚部
9a 下端面
10 分離面
11 第1の半円柱部分
11a 平坦な側面(本体部5の分離面)
11b 壁
12 第2の半円柱部分
12a 平坦な側面(本体部5の分離面)
12b 端面
13 第1の突起
14 溝
15 第2の突起
16 凹部
17 第1のガイド筒
17a 下端開口
18 第2のガイド筒
18a 下端開口
19 第3のフレームワーク
20 補助ガイド
21 ガイド本体
22 筒状受け部
22a 先端開口
W 変形骨
W1 分割された変形骨のうちの一方
W2 分割された変形骨のうちの他方
X 切断線
Claims (4)
- 変形骨を前記変形骨を横切る予め決定された切断線に沿って切断し、分割するために使用する骨切りガイドと、前記骨切りガイドを通じて前記変形骨に刺入されるガイドワイヤと、前記分割された変形骨の相互の位置関係を前記ガイドワイヤを介して矯正するために使用する矯正ガイドと、からなり、
前記骨切りガイドは、
本体部と、
前記本体部に第1のフレームワークを介して連結されて互いに平行に配置され、それぞれをガイドワイヤが貫通し得る複数の第1の筒状脚部と、
前記本体部に第2のフレームワークを介して連結されて互いに平行に配置され、それぞれをガイドワイヤが貫通し得る複数の第2の筒状脚部と、を備え、
前記本体部が予め決定された分離面に沿って分離可能とされることで、前記骨切りガイドは、前記第1のフレームワーク側の第1の部分と、前記第2のフレームワーク側の第2の部分に分離可能となっており、
前記骨切りガイドが分離されない状態で、前記変形骨上の所定位置に押圧固定されるようになっていて、前記第1および第2の筒状脚部のそれぞれの下端面は、前記骨切りガイドが分離されない状態で前記変形骨上の前記所定位置に隙間なく接触する形状を有し、
前記変形骨上の前記所定位置に押圧固定されたとき、前記第1および第2の筒状脚部が前記変形骨上の前記切断線を挟んで互いに反対側に位置して、それぞれガイドワイヤを刺入すべき位置および角度に一致するとともに、前記本体部の前記分離面が前記切断線と同一面上に位置し、さらに、
前記第1および第2の筒状脚部を通じた前記変形骨へのガイドワイヤの刺入後、前記変形骨の切断の前に、前記骨切りガイドが分離されて前記第1の部分が取り除かれるようになっており、
前記矯正ガイドは、
互いに起立状態で平行に配置され、それぞれ、前記分割された変形骨のうちの一方に前記骨切りガイドを通じて刺入された対応するガイドワイヤが挿通され得る複数の第1のガイド筒と、
それぞれ起立状態で前記第1のガイド筒に平行に配置され、前記分割された変形骨のうちの他方に前記骨切りガイドを通じて刺入された対応するガイドワイヤが挿通され得る複数の第2のガイド筒と、
前記第1および第2のガイド筒のそれぞれを連結する第3のフレームワークと、を備え、
前記第1および第2のガイド筒のそれぞれに前記対応するガイドワイヤが挿通されて互いに平行に配置されることにより、前記分割された変形骨の相互の位置関係が矯正されるようになっていることを特徴とする矯正骨切り術用ガイド。 - 前記骨切りガイドの前記本体部に、前記骨切りガイドの前記第1および第2の部分を、前記第1の部分が、前記第2の部分から、前記第1の筒状脚部の軸に沿って前記第1の筒状脚部の下端側から上端側方向に分離し得るが、前記第1の部分の前記第2の部分からの他の方向への分離が妨げられるように結合させる結合手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の矯正骨切り術用ガイド。
- 前記骨切りガイドの前記第2の筒状脚部のうちの前記本体部の最も近くに位置する複数の前記第2の筒状脚部の下端開口が、前記本体部の分離面に沿って一列に並んで配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の矯正骨切り術用ガイド。
- 前記矯正ガイドと組み合わせて使用する補助ガイドをさらに備え、
前記補助ガイドは、
平板状のガイド本体と、
前記ガイド本体の一面に立設された、前記矯正ガイドの前記第1および第2のガイド筒に対応する互いに平行な複数の筒状受け部と、を備え、
前記筒状受け部にはガイドワイヤがはめ込み可能とされ、前記複数の筒状受け部は、それぞれ、前記筒状受け部の先端開口が前記矯正ガイドの対応する前記第1または第2のガイド筒の下端開口に対向した状態で、前記対応する第1または第2のガイド筒と一直線上に並ぶようになっており、
前記矯正ガイドの前記第1および第2のガイド筒のそれぞれに前記対応するガイドワイヤが挿通されて前記分割された変形骨の相互の位置関係が矯正された状態で、前記変形骨を前記矯正ガイドから遠ざかる側に貫通せしめられたガイドワイヤが前記補助ガイドの対応する前記筒状受け部にはめ込まれ、次いで、前記矯正ガイドが前記ガイドワイヤから取り外されるようになっていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の矯正骨切り術用ガイド。
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