JP6578527B1 - 矯正骨切り術用ガイド - Google Patents

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Abstract

【課題】設計が容易で、安全かつ的確に矯正骨切り術が行えるガイドを提供する。【解決手段】骨切りガイド2と、変形骨に刺入されるガイドワイヤと、矯正ガイド4からなる。骨切りガイドはガイドワイヤが挿通可能な第1及び第2の筒状脚部7、9を備え、分離面10を境に第1及び第2の部分2a、2bに分離し得る。第1及び第2の筒状脚部の下端面は変形骨上の所定位置に隙間なく接触する。骨切りガイドが変形骨上の所定位置に配置されたとき、分離面が骨上の切断線と同一面上に位置する。変形骨へのガイドワイヤの刺入後、変形骨の切断の前に、第1の部分が分離、除去される。矯正ガイドは、分割された変形骨の対応するガイドワイヤが挿通され得る平行な第1及び第2のガイド筒17、18を備える。第1及び第2のガイド筒にガイドワイヤが挿通されて互いに平行に配置されることで、分割後の変形骨の相互の位置関係が矯正される。【選択図】図1

Description

本発明は、整形外科治療における術法の1つである矯正骨切り術の際に使用するガイドに関するものである。
整形外科治療において、先天性疾患、外傷および加齢等によって生じた変形骨(骨折変形治癒等)を矯正することが必要な場合があり、かかる場合に矯正骨切り術が行われる。
矯正骨切り術によれば、変形骨がボーンソーを用いて当該変形骨を横切る所定の切断線に沿って切断されて分割され、分割された変形骨が、相互の位置関係を矯正された後、内固定材(プレート、スクリュー、骨欠損部に対する移植片等)によって互いに連結されて正常位置に固定される。
ところで、骨変形は三次元的であるにもかかわらず、従来の矯正骨切り術では、主として、二次元の投影データ(画像)を用いた二次元的シミュレーションに基づいて作成された術前計画に従って手術がなされており、術前に手術の正確な三次元的シミュレーションは行われていない。
そして、この二次元的シミュレーションに基づく術前計画に従った手術は手技的に非常に煩雑となって、不適切な部位で骨切断がなされたり、手術による矯正が不十分となる等の問題が生じていた。
そこで、矯正骨切り術を正確かつ簡便に行うための支援手段として、矯正骨切り術用ガイドがこれまでに開発されている(例えば、特許文献1、非特許文献1参照)。
このガイドは、変形骨を所定の切断線に沿って切断し、分割するために使用する骨切りガイドと、骨切りガイドを通じて変形骨に刺入されるガイドワイヤと、分割された変形骨の相互の位置関係をガイドワイヤを介して矯正するために使用する矯正ガイドとから構成されている。
骨切りガイドおよび矯正ガイドは、変形骨からX線CTおよびMRI等によって取得された三次元の投影データを用いた手術(矯正骨切り術)の三次元的シミュレーションに基づいて、三次元積層造形技術を用いて形成されている。
骨切りガイドは、ブロック体形状をなし、長さ方向両端にそれぞれガイドワイヤが貫通し得る複数のガイド孔が形成され、中間部には、ボーンソーを案内するためのガイドスリットが少なくとも1つ形成されている。
また、骨切りガイドは、変形骨表面の切断線を含む特徴部分に嵌合した状態で変形骨上に押圧固定されるようになっており、骨切りガイドの裏面はこの特徴部分の起伏に合致した形状を有している。
骨切りガイドは、長さ方向一端側のガイド孔が変形骨の切断線に関して一方側に位置し、長さ方向他端側のガイド孔が変形骨の切断線に関して他方側に位置し、ガイドスリットが変形骨の切断線に一致する配置で変形骨上に押圧固定される。
そして、骨切りガイドのガイド孔を通じてガイドワイヤが変形骨に刺入され、次いで、ガイドスリットに沿ってボーンソーが動かされ、骨切りがなされる。
骨切りによって、骨切りガイドは変形骨とともに切断、分割され、ガイドワイヤは刺入されたままで、骨切りガイドが分割骨から除去される。
矯正ガイドはブロック体形状をなしており、矯正ガイドには、互いに平行にのび、それぞれ骨切りガイドを通じて刺入されたガイドワイヤが挿通され得る複数のガイド孔が形成されている。
この従来の矯正骨切り術用ガイドにおいては、分割された双方の骨に刺入されたガイドワイヤが互いに平行になった状態で、2つの分割骨の相互の位置関係が矯正されて、2つの分割骨が正常位置に配置されるように設計がなされており、矯正ガイドの裏面は、矯正ガイドのガイド孔に対応するガイドワイヤが挿通された状態で、正常位置に配置された2つの分割骨の表面に嵌合する形状を有している。
そして、2つの分割骨の相互の位置関係が矯正ガイドおよびガイドワイヤによって矯正された状態で、2つの分割骨が内固定材によって互いに連結され、正常位置に固定される。
ところで、この従来の矯正骨切り術用ガイドによれば、骨切りガイドが変形骨から取り外されるとき、骨切りガイドのガイドスリットの延長線上にある部分がボーンソーによって切断されるが、その際に発生する切り屑が完全に除去されずに施術部位に残ると、その後の矯正ガイドを用いた施術の際の妨げになるおそれがあり、また、術後に患者に悪影響を及ぼすおそれもある。
また、骨切りガイドの変形骨上での位置合わせ、および分割された骨の矯正ガイドに対する位置合わせが、骨切りガイドおよび矯正ガイドの裏面(嵌合面)と対応する骨表面との嵌合によってなされるが、この場合、変形骨からX線CTおよびMRI等によって得られた三次元の投影データから骨表面の起伏を正確に読み取ることは難しく、そのため、この投影データに基づいて骨表面の比較的広い範囲にわたる領域(特徴部分)の起伏に合致したガイド裏面を設計することは容易ではなく、ガイドの製作が効率的に行えないという問題があった。
さらには、骨切りガイドおよび矯正ガイドがいずれもブロック体形状を有し、かつこれらのガイドの骨上での位置合わせが各ガイドの裏面と骨表面との嵌合によってなされるので、各ガイドの使用時に、ガイドの裏面と骨表面の間に異物がないかどうかを確認することが難しいという問題もあった。
特許第5323885号公報
"Corrective osteotomy for hyperextended elbow with limited flexion due to supracondylar fracture malunion" Keiichiro Oura et al. J Shoulder Elbow Surg, 2018, Aug; 27(8); 1357-1365
したがって、本発明の課題は、製作が容易で、安全かつ的確に矯正骨切り術が行えるガイドを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明によれば、変形骨を前記変形骨を横切る予め決定された切断線に沿って切断し、分割するために使用する骨切りガイドと、前記骨切りガイドを通じて前記変形骨に刺入されるガイドワイヤと、前記分割された変形骨の相互の位置関係を前記ガイドワイヤを介して矯正するために使用する矯正ガイドと、からなり、前記骨切りガイドは、本体部と、前記本体部に第1のフレームワークを介して連結されて互いに平行に配置され、それぞれをガイドワイヤが貫通し得る複数の第1の筒状脚部と、前記本体部に第2のフレームワークを介して連結されて互いに平行に配置され、それぞれをガイドワイヤが貫通し得る複数の第2の筒状脚部と、を備え、前記本体部が予め決定された分離面に沿って分離可能とされることで、前記骨切りガイドは、前記第1のフレームワーク側の第1の部分と、前記第2のフレームワーク側の第2の部分に分離可能となっており、前記骨切りガイドが分離されない状態で、前記変形骨上の所定位置に押圧固定されるようになっていて、前記第1および第2の筒状脚部のそれぞれの下端面は、前記本体部が分離されない状態で前記変形骨上の前記所定位置に隙間なく接触する形状を有し、前記変形骨上の前記所定位置に押圧固定されたとき、前記第1および第2の筒状脚部が前記変形骨上の前記切断線を挟んで互いに反対側に位置して、それぞれガイドワイヤを刺入すべき位置および角度に一致するとともに、前記本体部の前記分離面が前記切断線と同一面上に位置し、さらに、前記第1および第2の筒状脚部を通じた前記変形骨へのガイドワイヤの刺入後、前記変形骨の切断の前に、前記骨切りガイドが分離されて前記第1の部分が取り除かれるようになっており、前記矯正ガイドは、互いに起立状態で平行に配置され、それぞれ、前記分割された変形骨のうちの一方に前記骨切りガイドを通じて刺入された対応するガイドワイヤが挿通され得る複数の第1のガイド筒と、それぞれ起立状態で前記第1のガイド筒に平行に配置され、前記分割された変形骨のうちの他方に前記骨切りガイドを通じて刺入された対応するガイドワイヤが挿通され得る複数の第2のガイド筒と、前記第1および第2のガイド筒のそれぞれを連結する第3のフレームワークと、を備え、前記第1および第2のガイド筒のそれぞれに前記対応するガイドワイヤが挿通されて互いに平行に配置されることにより、前記分割された変形骨の相互の位置関係が矯正されるようになっていることを特徴とする矯正骨切り術用ガイドが提供される。
本発明の好ましい実施例によれば、前記骨切りガイドの前記本体部に、前記骨切りガイドの前記第1および第2の部分を、前記第1の部分が、前記第2の部分から、前記第1の筒状脚部の軸に沿って前記第1の筒状脚部の下端側から上端側方向に分離し得るが、前記第1の部分の前記第2の部分からの他の方向への分離が妨げられるように結合させる結合手段が設けられている。
本発明の別の好ましい実施例によれば、前記骨切りガイドの前記第2の筒状脚部のうちの前記本体部の最も近くに位置する複数の前記第2の筒状脚部の下端開口が、前記本体部の分離面に沿って一列に並んで配置されている。
本発明のさらに別の好ましい実施例によれば、前記矯正骨切り術用ガイドは、さらに、前記矯正ガイドと組み合わせて使用する補助ガイドを備え、前記補助ガイドは、平板状のガイド本体と、前記ガイド本体の一面に立設された、前記矯正ガイドの前記第1および第2のガイド筒に対応する互いに平行な複数の筒状受け部と、を備え、前記筒状受け部にはガイドワイヤがはめ込み可能とされ、前記複数の筒状受け部は、それぞれ、前記筒状受け部の先端開口が前記矯正ガイドの対応する前記第1または第2のガイド筒の下端開口に対向した状態で、前記対応する第1または第2のガイド筒と一直線上に並ぶようになっており、前記矯正ガイドの前記第1および第2のガイド筒のそれぞれに前記対応するガイドワイヤが挿通されて前記分割された変形骨の相互の位置関係が矯正された状態で、前記変形骨を前記矯正ガイドから遠ざかる側に貫通せしめられたガイドワイヤが前記補助ガイドの対応する前記筒状受け部にはめ込まれ、次いで、前記矯正ガイドが前記ガイドワイヤから取り外されるようになっている。
本発明によれば、骨切りガイドの変形骨上での位置合わせを、骨切りガイドの第1および第2の筒状脚部の下端面を変形骨表面に隙間なく接触させることによって行うようにしたので、変形骨表面の複数の狭小な領域の起伏さえ把握できれば、骨切りガイドの変形骨に対する接触面の形状を設計することができ、よって、X線CTおよびMRI等による変形骨の三次元の投影データから把握できる情報だけで、迅速かつ的確に骨切りガイドの設計が行え、骨切りガイドの製作をより容易に行うことができる。
また、矯正ガイドの構成も非常に簡単になり、よって、矯正ガイドの設計、製作も容易に行える。
また、骨切りガイドが変形骨表面と複数点(筒状脚部の下端面)で接触するようにしたので、術者は骨切りガイドおよび骨表面間に異物がないかどうかを容易に確認することができ、手術をより安全に行うことができる。
さらに、本発明によれば、骨切りガイドを第1の部分と第2の部分に分離可能とし、ボーンソーによる骨切りの前に、骨切りガイドの第1の部分を変形骨上から取り除き、骨切りガイドの第2の部分側の分離面の延長上に骨上の切断線が見えるようにし、そして、ボーンソーの刃先を骨に当てつつボーンソー本体を第2の部分側の分離面に沿わせて動かすことで、骨切りを行うようにした。
それによって、骨切りがより円滑に行えるようになり、しかも、骨切りの際にボーンソーによって骨切りガイドを切断する必要がなく、切り屑が患者の体内に散乱することもない。
(A)は、本発明の1実施例による矯正骨切り術用ガイドのうちの骨切りガイドの斜視図であり、(B)は、当該矯正骨切り術用ガイドのうちの矯正ガイドの斜視図である。 図1(A)の骨切りガイドが第1の部分と第2の部分に分離した状態を示す斜視図である。 図1(B)の矯正ガイドの裏面側から見た平面図である。 (A)は、図1(A)の骨切りガイドが変形骨上に配置された状態を示す斜視図であり、(B)は、図1(A)の骨切りガイドを通じて変形骨にガイドワイヤが刺入された状態を示す斜視図である。 (A)は、図1(A)の骨切りガイドが、変形骨へのガイドワイヤの刺入後、分離された状態を示す斜視図であり、(B)は、分割された変形骨の相互の位置関係が図1(B)の矯正ガイドとガイドワイヤによって矯正されるプロセスを説明する斜視図である。 (A)は、図1(B)の矯正ガイドと、当該矯正ガイドと組み合わせて使用され得る補助ガイドを示す斜視図であり、(B)は、図6(A)の補助ガイドの使用方法を説明する斜視図である。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の構成を好ましい実施例に基づいて説明する。
図1(A)は、本発明の1実施例による矯正骨切り術用ガイドのうちの骨切りガイドの斜視図であり、図1(B)は、当該矯正骨切り術用ガイドのうちの矯正ガイドの斜視図である。また、図2は、図1(A)の骨切りガイドが第1の部分と第2の部分に分離した状態を示す斜視図であり、図3は、図1(B)の矯正ガイドの裏面側から見た平面図である。
図4(A)は、図1(A)の骨切りガイドが変形骨上に配置された状態を示す斜視図であり、図4(B)は、図1(A)の骨切りガイドを通じて変形骨にガイドワイヤが刺入された状態を示す斜視図である。また、図5(A)は、図1(A)の骨切りガイドが、変形骨へのガイドワイヤの刺入後、分離された状態を示す斜視図であり、図5(B)は、分割された変形骨の相互の位置関係が図1(B)の矯正ガイドとガイドワイヤによって矯正されるプロセスを説明する斜視図である。
図1〜図5に示すように、本発明の矯正骨切り術用ガイド1は、変形骨Wを当該変形骨Wを横切る所定の切断線Xに沿って切断し、分割するために使用する骨切りガイド2と、骨切りガイド2を通じて変形骨Wに刺入されるガイドワイヤ(「キルシュナー鋼線」ともいう。)3と、分割された変形骨W1、W2の相互の位置関係をガイドワイヤ3を介して矯正するために使用する矯正ガイド4とから構成されている。
本発明の矯正骨切り術用ガイド2は、変形骨WからX線CTおよびMRI等によって得られた三次元の投影データを用いた骨切り術の三次元的シミュレーションに基づいて設計され、取得された三次元の設計データに基づき、三次元積層造形技術を用いて形成されている。
図1(A)、図2、図4および図5(A)に示すように、骨切りガイド2は、本体部5と、本体部5に第1のフレームワーク6を介して連結されて互いに平行に配置され、それぞれをガイドワイヤ3が貫通し得る複数(この実施例では3本)の第1の筒状脚部7と、本体部5に第2のフレームワーク8を介して連結されて互いに平行に配置され、それぞれをガイドワイヤ3が貫通し得る複数(この実施例では4本)の第2の筒状脚部9とを備えている。
本体部5は、それぞれ第1および第2のフレームワーク6、8側に属し、互いに対をなす第1および第2の半円柱部分11、12からなる横になった円柱の形状を有しており、直径方向に分離可能になっている。
また、第1の円柱部分11の平坦な側面11a(本体部5の分離面10)における一端側に半円状の壁11bが突設され、壁11bの内側面には、第1の筒状脚部7と同方向に傾斜する第1の突起13が形成されている。一方、第2の半円柱部分12の端面12bには、第1の突起13に対応する溝14が形成されている。
さらに、第1の半円柱部分11の平坦な側面11aにおける第1の筒状脚部7の上端側の縁に第2の突起15が形成される一方、第2の半円柱部分12の平坦な側面12aには、第2の突起15に対応する凹部16が形成されている。
そして、第1および第2の突起13、15がそれぞれ溝14および凹部16にはめ込まれるとともに、第1および第2の半円柱部分11、12の平坦な側面11a、12a(本体部5の分離面10)同士が接触し、かつ第2の半円柱部分12の対応する端面12bが第1の半円柱部分11の壁11bに接触した状態で、本体部5が形成される。
こうして、骨切りガイド2は、本体部5の第1の半円柱部分11、第1のフレームワーク6および第1の筒状脚部7側の第1の部分2aと、本体部5の第2の半円柱部分12、第2のフレームワーク8および第2の筒状脚部9側の第2の部分2bに分離可能とされる。
この場合、第1の突起13と溝14とが嵌合し、かつ第2の突起15と凹部16とが嵌合した状態で第1および第2の半円柱部分11、12が結合しているので、第1の部分2aは、第2の部分2bから、第1の筒状脚部7の軸に沿って第1の筒状脚部7の下端側から上端側方向に分離し得るが、第1の部分2aの第2の部分2bからの他の方向への分離は妨げられる。
すなわち、第1の突起13、溝14、第2の突起15および凹部16は、骨切りガイド2の第1および第2の部分2a、2bを、第1の部分2aが第2の部分2bから第1の筒状脚部7の軸に沿って第1の筒状脚部7の下端側から上端側方向に分離し得るが、第1の部分2aの第2の部分2bからの他の方向への分離が妨げられるように結合する結合手段を構成する。
なお、この結合手段の構成は上記実施例に限定されず、例えば、第1の突起13を雄蟻溝とし、溝14を雌蟻溝として形成すれば、第2の突起15および凹部16なしで、第1の突起13および溝14の対のみで結合手段を構成することができる。
また、このような結合手段の代わりに、例えば、第1および第2の部分2a、2bを貫通する連結ピンによって第1および第2の部分2a、2bを結合しておき、連結ピンを抜き取ることで第1および第2の部分2a、2bを分離する構成も可能である。
4本の第2の筒状脚部9のうち、本体部5の最も近くに位置する2本の第2の筒状脚部9-1の下端開口は、本体部5に平行に一列に並んで配置され、残りの2本の第2の筒状脚部9-2の下端開口は、第2の筒状脚部9-1の下端開口の列に直角に一列に並んで配置されている。
骨切りガイド2は、本体部5が分離されない状態で、変形骨W上の所定位置に押圧固定されるようになっていて、第1および第2の筒状脚部7、9のそれぞれの下端面7a、9aは、本体部5が分離されない状態で変形骨W上の所定位置に隙間なく接触する形状を有している。
この場合、骨切りガイド2の変形骨W上の所定位置に対する位置決めは、骨切りガイド2の第1および第2の筒状脚部7、9の下端面7a、9aがそれぞれ骨表面に隙間なく接触していることを術者が手の触覚で確認することによってなされるが、骨表面の特定された複数位置に対して設計された骨切りガイド2は、当該骨表面の他の位置には全く適合せず、それによって、位置決めの精度が保証される。
また、骨切りガイド2の変形骨W上での位置合わせを、骨切りガイド2の第1および第2の筒状脚部7、9の下端面7a、9aを変形骨Wの表面に隙間なく接触させることによって行うようにしたので、変形骨表面の複数の狭小な領域の起伏さえ把握できれば、骨切りガイド2の変形骨Wに対する接触面の形状を設計することができ、よって、X線CTおよびMRI等による変形骨Wの三次元の投影データから把握できる情報だけで、迅速かつ的確に骨切りガイド2の設計が行え、骨切りガイド2の製作をより容易に行うことができる。
また、骨切りガイド2が変形骨Wの表面と複数点(第1および第2の筒状脚部7、9の下端面7a、9a)で接触するようにしたので、術者は骨切りガイド2および変形骨表面間に異物がないかどうかを容易に確認することができ、手術をより安全に行うことができる。
骨切りガイド2は、図4(A)に示すように、変形骨W上の所定位置に押圧固定されたとき、第1および第2の筒状脚部が変形骨W上の切断線Xを挟んで互いに反対側に位置して、それぞれガイドワイヤ3を刺入すべき位置および角度に一致するとともに、本体部5の分離面10が切断線Xと同一面上に位置するようになっている。
図1(B)、図3および図5(B)に示すように、矯正ガイド4は、互いに起立状態で平行に配置され、それぞれ、分割された変形骨W1、W2のうちの一方W1に骨切りガイド2を通じて刺入された対応するガイドワイヤ3が挿通され得る複数の第1のガイド筒17と、それぞれ起立状態で第1のガイド筒17に平行に配置され、分割された変形骨W1、W2のうちの他方W2に骨切りガイド2を通じて刺入された対応するガイドワイヤ3が挿通され得る複数の第2のガイド筒18と、第1および第2のガイド筒17、18のそれぞれを連結する第3のフレームワーク19とを備えている。
そして、第1および第2のガイド筒17、18のそれぞれに対応するガイドワイヤ3が挿通されて互いに平行に配置されることにより、分割された変形骨W1、W2の相互の位置関係が矯正されるようになっている。
矯正ガイド4は、第1および第2のガイド筒17、18とそれらを接続する第3のフレームワーク19とから構成された非常に簡単な構造を有し、よって、矯正ガイド4の設計、製作が極めて容易であることは言うまでもない。
この実施例では、矯正骨切り術用ガイド1は、さらに、矯正ガイド4と組み合わせて使用する補助ガイド20を備えている。
図6(A)は、図1(B)の矯正ガイドと、当該矯正ガイドと組み合わせて使用され得る補助ガイドを示す斜視図であり、図6(B)は、図6(A)の補助ガイドの使用方法を説明する斜視図である。
図6に示すように、補助ガイド20は、平板状のガイド本体21と、ガイド本体21の一面に立設された、矯正ガイド4の第1および第2のガイド筒17、18に対応する互いに平行な複数の筒状受け部22とを備えている。
筒状受け部22にはガイドワイヤ3がはめ込み可能とされ、各筒状受け部22は、筒状受け部22の先端開口22aが矯正ガイド4の対応する第1または第2のガイド筒17、18の下端開口17a、18aに対向した状態で、対応する第1または第2のガイド筒17、18と一直線上に並ぶようになっている。
そして、矯正ガイド4の第1および第2のガイド筒17、18のそれぞれに対応するガイドワイヤ3が挿通されて分割後の変形骨W1、W2の相互の位置関係が矯正された状態で、変形骨W1、W2を矯正ガイド4から遠ざかる側に貫通せしめられたガイドワイヤ3が補助ガイド20の対応する筒状受け部22にはめ込まれ、次いで、矯正ガイド4がガイドワイヤ3から取り外されるようになっている。
補助ガイド20は、矯正ガイド4によって相互の位置関係が矯正された分割後の変形骨W1、W2を内固定材(プレート、スクリュー、骨欠損部に対する移植片等)によって互いに固定する際に、矯正ガイド4が妨げになる場合に使用され、必要に応じて備えられる。
次に、本発明の矯正骨切り術用ガイドの使用方法を説明する。
術者によって患者の被施術部位が開かれて、変形骨Wが露出せしめられた後、骨切りガイド2が、術者によって変形骨Wの所定位置に押圧固定される(図4(A)参照)。
この場合、骨切りガイド2の位置決めは、骨切りガイド2の第1および第2の筒状脚部9の下端面7a、9aがそれぞれ骨表面に隙間なく接触していることを術者が手の触覚で確認することによってなされる。
次いで、術者によって、骨切りガイド2の第1および第2の筒状脚部7、9を通じて変形骨Wにガイドワイヤ3が刺入され(図4(B)参照)、その後、骨切りガイド2が第1および第2の部分2a、2bに分離されて、第1の部分2aが取り除かれる(図5(A)参照)。
この状態で、術者からは、骨切りガイド2の第2の部分2b側の分離面10の延長上に変形骨W上の切断線Xがはっきりと見える。
そして、術者は、ボーンソーの刃先を変形骨Wに当てつつボーンソー本体を第2の部分2b側の分離面10に沿わせて動かすことで、骨切りを円滑に行うことができる。
このとき、骨切りガイド2の第2の部分2bの本体部5の最も近くに位置する2本のガイドワイヤ3が、関係する第2の筒状脚部9-2を通じて、分離面10に沿って一列に配置されるように刺入されているので、ボーンソーが動かされる間に、第2の部分2bは所定位置に安定的に配置される。
また、骨切りガイド2はボーンソーによって切断されないので、骨切りガイド2の切り屑が散乱することもない。
骨切りの終了後、術者によって、骨切りガイド2の第2の部分2bが取り除かれ、矯正ガイド4の第1および第2のガイド筒17、18のそれぞれに、対応するガイドワイヤ3が挿通されて、互いに平行に配置される。
それによって、分割された変形骨W1、W2の相互の位置関係が矯正され、そして、2つの変形骨W1、W2が、内固定材(プレート、スクリュー、骨欠損部に対する移植片等)によって互いに連結され、正常位置に固定される。
なお、2つの変形骨W1、W2を内固定材によって固定する際に、矯正ガイド4が妨げとなる場合には、図6(B)に示すように、矯正ガイド4の第1および第2のガイド筒17、18に対応するガイドワイヤ3が挿通されて分割後の変形骨W1、W2の相互の位置関係が矯正された状態で、術者によって、各ガイドワイヤ3が変形骨W1、W2を矯正ガイド4から遠ざかる側に貫通せしめられ、患者の被施術部位の外側に配置された補助ガイド20の対応する筒状受け部22にはめ込まれ、次いで、矯正ガイド4がガイドワイヤ3から取り外される。
そして、補助ガイド4の筒状受け部22と反対側の面が手術台上に配置された状態で、変形骨W1、W2が、内固定材(プレート、スクリュー、骨欠損部に対する移植片等)によって互いに連結され、正常位置に固定される。
その後、術者によって、患者の被施術部位が縫合される。
1 矯正骨切り術用ガイド
2 骨切りガイド
2a 第1の部分
2b 第2の部分
3 ガイドワイヤ
4 矯正ガイド
5 本体部
6 第1のフレームワーク
7 第1の筒状脚部
7a 下端面
8 第2のフレームワーク
9、9-1、9-2 第2の筒状脚部
9a 下端面
10 分離面
11 第1の半円柱部分
11a 平坦な側面(本体部5の分離面)
11b 壁
12 第2の半円柱部分
12a 平坦な側面(本体部5の分離面)
12b 端面
13 第1の突起
14 溝
15 第2の突起
16 凹部
17 第1のガイド筒
17a 下端開口
18 第2のガイド筒
18a 下端開口
19 第3のフレームワーク
20 補助ガイド
21 ガイド本体
22 筒状受け部
22a 先端開口
W 変形骨
W1 分割された変形骨のうちの一方
W2 分割された変形骨のうちの他方
X 切断線

Claims (4)

  1. 変形骨を前記変形骨を横切る予め決定された切断線に沿って切断し、分割するために使用する骨切りガイドと、前記骨切りガイドを通じて前記変形骨に刺入されるガイドワイヤと、前記分割された変形骨の相互の位置関係を前記ガイドワイヤを介して矯正するために使用する矯正ガイドと、からなり、
    前記骨切りガイドは、
    本体部と、
    前記本体部に第1のフレームワークを介して連結されて互いに平行に配置され、それぞれをガイドワイヤが貫通し得る複数の第1の筒状脚部と、
    前記本体部に第2のフレームワークを介して連結されて互いに平行に配置され、それぞれをガイドワイヤが貫通し得る複数の第2の筒状脚部と、を備え、
    前記本体部が予め決定された分離面に沿って分離可能とされることで、前記骨切りガイドは、前記第1のフレームワーク側の第1の部分と、前記第2のフレームワーク側の第2の部分に分離可能となっており、
    前記骨切りガイドが分離されない状態で、前記変形骨上の所定位置に押圧固定されるようになっていて、前記第1および第2の筒状脚部のそれぞれの下端面は、前記骨切りガイドが分離されない状態で前記変形骨上の前記所定位置に隙間なく接触する形状を有し、
    前記変形骨上の前記所定位置に押圧固定されたとき、前記第1および第2の筒状脚部が前記変形骨上の前記切断線を挟んで互いに反対側に位置して、それぞれガイドワイヤを刺入すべき位置および角度に一致するとともに、前記本体部の前記分離面が前記切断線と同一面上に位置し、さらに、
    前記第1および第2の筒状脚部を通じた前記変形骨へのガイドワイヤの刺入後、前記変形骨の切断の前に、前記骨切りガイドが分離されて前記第1の部分が取り除かれるようになっており、
    前記矯正ガイドは、
    互いに起立状態で平行に配置され、それぞれ、前記分割された変形骨のうちの一方に前記骨切りガイドを通じて刺入された対応するガイドワイヤが挿通され得る複数の第1のガイド筒と、
    それぞれ起立状態で前記第1のガイド筒に平行に配置され、前記分割された変形骨のうちの他方に前記骨切りガイドを通じて刺入された対応するガイドワイヤが挿通され得る複数の第2のガイド筒と、
    前記第1および第2のガイド筒のそれぞれを連結する第3のフレームワークと、を備え、
    前記第1および第2のガイド筒のそれぞれに前記対応するガイドワイヤが挿通されて互いに平行に配置されることにより、前記分割された変形骨の相互の位置関係が矯正されるようになっていることを特徴とする矯正骨切り術用ガイド。
  2. 前記骨切りガイドの前記本体部に、前記骨切りガイドの前記第1および第2の部分を、前記第1の部分が、前記第2の部分から、前記第1の筒状脚部の軸に沿って前記第1の筒状脚部の下端側から上端側方向に分離し得るが、前記第1の部分の前記第2の部分からの他の方向への分離が妨げられるように結合させる結合手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の矯正骨切り術用ガイド。
  3. 前記骨切りガイドの前記第2の筒状脚部のうちの前記本体部の最も近くに位置する複数の前記第2の筒状脚部の下端開口が、前記本体部の分離面に沿って一列に並んで配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の矯正骨切り術用ガイド。
  4. 前記矯正ガイドと組み合わせて使用する補助ガイドをさらに備え、
    前記補助ガイドは、
    平板状のガイド本体と、
    前記ガイド本体の一面に立設された、前記矯正ガイドの前記第1および第2のガイド筒に対応する互いに平行な複数の筒状受け部と、を備え、
    前記筒状受け部にはガイドワイヤがはめ込み可能とされ、前記複数の筒状受け部は、それぞれ、前記筒状受け部の先端開口が前記矯正ガイドの対応する前記第1または第2のガイド筒の下端開口に対向した状態で、前記対応する第1または第2のガイド筒と一直線上に並ぶようになっており、
    前記矯正ガイドの前記第1および第2のガイド筒のそれぞれに前記対応するガイドワイヤが挿通されて前記分割された変形骨の相互の位置関係が矯正された状態で、前記変形骨を前記矯正ガイドから遠ざかる側に貫通せしめられたガイドワイヤが前記補助ガイドの対応する前記筒状受け部にはめ込まれ、次いで、前記矯正ガイドが前記ガイドワイヤから取り外されるようになっていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の矯正骨切り術用ガイド。
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