JP6578378B2 - 上流のプロセスが調製済みの製品を下流のプロセスに給送するレートを制御する方法及びコンピュータープログラム製品 - Google Patents

上流のプロセスが調製済みの製品を下流のプロセスに給送するレートを制御する方法及びコンピュータープログラム製品 Download PDF

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Description

本発明は、大量の複数の個々の部分または片からなる製品の流れが、製品の流れを調製する上流のプロセスによって、製品の流れをさらに調製するか、または、製品の流れを計量するとともにパッケージングする下流のプロセスまで給送されるレートを制御する方法に関する。より具体的には、本発明は、上流のプロセスおよび関連する下流のプロセスの制御を調和させる方法に関する。
多くの製品は、製品を段階的に調製、計量およびパッケージングするために連続的なプロセスによって設備で大量生産される。上流のプロセスが、製品を調製し、調製済みの製品の流れを下流のプロセスまで給送し、下流のプロセスにおいて、製品はさらに調製されるかまたは計量されるとともにパッケージングされる。このプロセスの自動化は、正確に行われる場合、生産および製品の品質を最大限に高めることができる。
所望のレート設定におけるまたは所望のレート設定付近の下流のプロセスの連続的な動作は、上流のプロセスが、下流のプロセスによって必要とされる調製済みの製品の要求レートを少なくとも満たし、好ましくは僅かに超えなければならないことを必要とする。この動作モードは、製品の出力の所望のレートを維持する。下流のプロセスは、上流のプロセスによって送達される調製済みの製品のみを処理することができる。下流のプロセスと上流のプロセスとの間のこの依存した関係を仮定すると、設備の制御の調和は、上流のプロセスが、下流のプロセスに要求される要件を満たすかまたは超えるレートで動作されることを必要とする。
制御方法のそれらの知識によって、2つの独立して動作される連続的なプロセスのスループットレートを正確に適合させることが極めて難しいことが理解される。下流のプロセスのスループットのレートは、調製済みの製品が上流のプロセスによって送達されるレートを超え、したがって、上流のプロセスが「追いつく」ことを可能にするために下流のプロセスにおいて時折中断することを必要とするか、または、調製済みの製品が上流のプロセスによって送達されるレートは、下流のプロセスが調製済みの製品を受け入れて処理することができるレートを超え、したがって、調製済みの製品の不所望の蓄積を防止するために、上流のプロセスにおける中断を必要とする。多くのプロセスにおいて、この後者の動作モードは、上流のプロセスの停止および再開の結果として、上流のプロセスによって生成される調製済みの製品の品質の制御が喪失される場合に、問題となる。この場合、従来の制御プロセスを使用する操作者は、生産の所望のレートを達成することと、製品の品質を維持することとの間で選択しなければならない立場になる。この矛盾は、上流のプロセスおよび下流のプロセスの性能を示す変数ならびに機器設定を自動的に監視するとともに、製品の品質を犠牲にすることなく、生産の所望のレートを達成するために機器の設定を自動的に調整するように働く制御方法の必要性を生じる。
調製される製品の品質に影響を与えることなく、即座に停止して後で再開することができない機器を含む多くのタイプのプロセスが存在する。例えば、例示に過ぎないが、上流のプロセスが、電気抵抗加熱素子、および、加熱素子の起動による製品の流れへの熱の関連する印加の使用を含む場合、加熱素子には、通常の動作温度から非アクティブ状態に冷却するための時間間隔が必要とされる。この「冷却時間」の間隔の間に、加熱素子に晒される製品の流れの部分は、加熱素子への電流が中断された後で、熱伝達の低下するレートで加熱され続ける。同様に、上流のプロセスの再開時に、加熱素子は、非アクティブ状態から通常の動作温度まで温かくなるために時間間隔を必要とする。この時間間隔の間に、加熱素子に晒される製品の流れの部分は、上昇するレートで加熱されるが、最初は、加熱素子が通常の動作温度に達するまで、加熱素子の通常の動作温度よりも実質的に低い温度で加熱される。上流のプロセスにおいて加熱素子によって調製のこの中断に晒される製品の流れの一部は、定常状態で動作する加熱素子によって調製される製品の流れの他の部分とは品質が異なる。
調製済みの製品を下流のプロセスに給送する上流のプロセスを伴うシナリオの別の例、および、上流のプロセスの中断によって製品の流れの一部の品質を損なう例は、振りかけられるかまたはスプレーされる添加材料を製品の流れに添加することを伴う。振りかけられるかまたはスプレーされる材料は、調味材料等のコーティングまたは香味剤であるものとすることができる。例えば、例示に過ぎないが、大量の複数の個々の食品部分からなる製品の流れは、調味材料の制御された添加によって上流のプロセスにおいて調製されることができる。上流のプロセスの定常状態動作の間に、調味材料は、最適な結果を生じる制御されたレートで、調味料ディスペンサの下を移動する製品の流れに供給される。前述の例における加熱素子と同様に、上流のプロセスの調味材料ディスペンサを停止および再開させることは、ディスペンサが停止されて次に後に再開される時点で調味料ディスペンサの下にある製品の流れの部分の品質を損なう。調味材料が製品の流れのその影響を受ける部分に添加されるレートは変わり、品質が落ちる。調味された製品の単位あたりの少なすぎる調味材料、または、調味された製品の単位あたりの多すぎる調味材料は、製品の風味の不所望の変化、および、消費者の満足の不所望の喪失を生じる。
製品の流れを調製する上流のプロセス、および、上流のプロセスからの調製済みの製品の流れを受け取ってさらに処理するか、または、上流のプロセスからの調製済みの製品の流れを計量するとともにパッケージングする下流のプロセスを効率的に動作させる制御方法が必要とされており、この場合、上流のプロセスは、調製動作における中断が製品の品質を損なうプロセスであり、下流のプロセスは、動作における中断が生産レートを損なうプロセスである。
本発明の制御方法の実施形態は、製品の流れを調製し、その調製済みの製品の流れを、製品の流れをさらに調製すること、および、製品を計量して個別の所定の量にパッケージングすることのうちの一方を行う独立して制御される下流のプロセスに給送する、独立して制御される上流のプロセスの制御を調和させるのに使用することができる。
本発明の制御方法の1つの実施形態は、上流のプロセスおよび下流のプロセスの性能を監視し、下流のプロセスが、上流のプロセスによって送達される調製済みの製品の流れを効率的に受け取ってさらに調製するかまたは計量するとともにパッケージングすることができる給送レートの要件を満たすように上流のプロセスを調節し、上流のプロセスの調節は、上流のプロセスによって送達される調製済みの製品の品質に対する最小限の影響で実施することができる。
本発明の制御方法の1つの実施形態は、下流のプロセスの出力を監視して、所定の時間間隔以内の実際の生産を求めるステップ、下流のプロセスの実際の生産と、下流のプロセスにおけるレート設定とを比較し、下流のプロセスについての性能を示す変数を求めるステップ、上流のプロセスのデューティーサイクルを監視し、上流のプロセスが、下流のプロセスに給送される製品を能動的に調製している時間間隔の比率を求めるステップ、および、これらの測定された変数を使用して、調製されていない製品が上流のプロセスに給送されるレートを調整するのに使用することができるメトリックを求め、上流のプロセスにおける中断を最小限に抑えながら、下流のプロセスの給送要件をより良く満たすステップを含む。
本発明の制御方法の実施形態は、最終製品の高レベルの品質を維持しながらも、上流のプロセスおよび下流のプロセスを含む設備の生産レートを最大限に高め、下流のプロセスに僅かに過給送するように上流のプロセスを動作させ、同時に、調製済みの製品の過剰な蓄積を防止するように上流のプロセスの停止および再開を最小限に抑えるよう適合されている。
本発明の制御方法の実施形態は、2つの重要な性能を示す変数を使用し、1つの変数は、生産レート、および、下流のプロセスの生産設定にも関し、1つの変数は、上流のプロセスからの調製済みの製品の品質に関する。下流のプロセスの生産レートは、下流のプロセスによって生成される製品のパッケージまたは袋の数によって測定され、各パッケージまたは袋は、製品の既知の所定の質量を含む。上流のプロセスから下流の袋詰めプロセスに受け取られる製品の品質は、上流のプロセスのデューティーサイクル、すなわち、上流のプロセスがアクティブであり中断されないままである所与の時間間隔のパーセンテージによって決まる。これらの2つの重要な性能を示す変数は、下流のプロセスの調製済みの製品の給送要件を満たし続け、一方で同時に、不所望の調製済みの製品の蓄積を防止するための上流のプロセスの停止および再開から生じる、上流のプロセスの非アクティブな期間の頻度および持続時間を最小限に抑えるように、上流のプロセスのデューティーサイクルを調整するのに使用することができるメトリックを求める経験式において用いられる。
以下の説明は、選択された時間間隔の間の上流のプロセスの動作のアクティブ時間の比率を指すように、多くの場合に「DC」と省略される「デューティーサイクル」という用語を用い、以下の説明は、下流のプロセスの生産の測定されるレートを指すように、BPMとして省略される「1分あたりの袋」という語句を用いる。生産レート、すなわちBPMは、システムとして一緒に働く上流のプロセスおよび下流のプロセスが最終製品を生成するレートを指す。
従来の制御方法は、一組の状況下では良好に機能するが、従来の制御方法に関して適合されていない別の組の状況下では機能が落ちる。生産レートに重点を置くことによって、本発明の制御方法の実施形態は、上流のプロセスによって下流のプロセスに送達される調製済みの製品の最適な品質を維持しながらも、上流のプロセスが下流のプロセスの調製済みの製品の給送要件を満たすために動作されるべきである修正されたデューティーサイクルを求めるとともに提供することによって、給送不足および過剰に過給送の状況の双方を補正するように適合されている。
生成される1分あたりの実際の袋、すなわちBPMACTUALは、製品を計量するとともに袋詰めする下流のプロセスの生産レートである。BPMACTUALは、所与の時間間隔の間に生成される製品の袋を測定することによって求められる。計量および袋詰めプロセスの質量流量は、BPMACTUALを、各袋に入れられる製品の重量で乗算すること、または、製品を、袋詰め段階に方向付けられるときに計量することによって求めることができることが理解されるであろう。計量および袋詰め機械は、計量および袋詰め機械が適切に動作しており、上流のプロセスが調製済みの製品を下流のプロセスに送達するレートが十分である場合に、機械が製品の袋を生成するレートである入力設定点、BPMSPを含む。BPMACTUALを、計量および袋詰め機械が動作するように設定されるレート、BPMSPで割ると、下流のプロセスが動作する効率を反映する性能を示す変数、すなわちBPMRATIOを与えられる。方程式として記載すると、BPMRATIO=BPMACTUAL/BPMSPであり、これは、上流のプロセスによって送達される調製済みの製品がさらに調製されるかまたは計量および袋詰めされる下流のプロセスの性能を示す変数である。
DCACTUALは、本発明の例では調味ステーションである上流のサイクルが、BPMRATIOを求める上で用いられる同じ時間間隔の間に調味料を未加工の製品に能動的に供給する所与の時間期間のパーセンテージである。本明細書ではメトリックと称される、修正されたデューティーサイクルは、上流のプロセスおよび下流のプロセスの動作を調和させる、上流のプロセスの新たな設定である。メトリックは、1)下流のプロセスの効率、BPMRATIO、および、2)上流のプロセスのデューティーサイクル、DCACTUALの関数である。上流のプロセスの新たなレート設定であるメトリックは、デューティーサイクルを1に近づけるように上流のプロセスのデューティーサイクルを補正する経験式を使用して得られ、これは、上流のプロセスの非アクティブの頻度および持続時間を最小限に抑え、調製済みの製品が、上流のプロセスによって、下流のプロセスの設定点出力レート、BPMSPに近づくように送達されるレートを調整することを意味する。
理想的な動作モードは、デューティーサイクル、DCACTUAL、および、下流のプロセスの効率、BPMRATIOが双方とも1に等しいときであることに留意されたい。これは、上流のプロセスが所与の時間間隔の間にゼロの非アクティブ性で動作され、一方で同時に、下流のプロセスが、下流のプロセスを設定点、BPMSPにおいて動作させるのに必要とされる調製済みの製品の送達のレート未満である上流のプロセスからの調製済みの製品の給送レートを有することによって妨げられない、理想的な状態である。
以下で記載される本発明の制御方法の実施形態は、大量の複数の個々の食品部分からなる食品を処理し、次に計量するとともにパッケージングする設備に関するが、本発明の制御方法の実施形態は、上流のプロセスが、調製済みの製品の流れを、製品の流れをさらに調製するか、または、製品の流れを計量するとともにパッケージングする下流のプロセスに給送する他の用途において使用することができる。本発明の制御方法の実施形態は、上流のプロセスが調製済みの製品を下流のプロセスに給送する製品処理動作の効率を最大限に高める。食品処理動作に適用されるような制御方法の実施形態の実際の用途の詳細な記載は、本発明の制御方法の範囲を限定するものとして解釈されるべきではなく、本発明の制御方法の範囲は、添付の特許請求の範囲のみによって限定される。
本発明の制御方法の実施形態を使用して効率を高めるとともに品質を維持することができる設備のタイプおよび性質の理解をしやすくするために、食品処理設備の製品フローシステムの記載が提供される。設備のセクションを使用して、食品を供給するとともに調理することができる。例えば、ポテトチップまたは他の調理済み食品を作るのに使用される設備は、例えばポテト等の未加工の製品が皮を剥がれ、スライスされ、次にフライヤー内で調理される供給および調理セクションを含むことができる。分配コンベヤが、供給および調理された製品の流れを、供給および調理セクションから、未加工の製品、すなわち皮を剥がれてスライスされて揚げられたチップの流れが、例えば振りかけられる調味材料によって風味付けされるといったプロセスによって調製され、その後で計量およびパッケージングされる、調整、計量およびパッケージングセクションまで移動させる。
例えば、スベコブスキー(Svejkovsky)による米国特許第6,119,849号明細書、および、同様にスベコブスキー(Svejkovsky)による米国特許第6,378,688号明細書において開示されているような調整可能なゲートまたは他の流れ制御弁が、本発明の制御方法の実施形態を実施するために必要であることが理解され、これは、流れ制御弁が、未加工の製品が上流のプロセスに給送されるレートを、所望の量だけ上昇または低下させることを可能にするためである。調整可能なゲート等の流れ制御弁は、分配コンベヤに沿って移動する未加工の製品の流れの一部を、分配コンベヤから、製品の流れを調製し、次に調製済みの製品を下流のプロセスに送達する上流のプロセスに方向転換させるために、分配コンベヤ内に含めることができる流れ制御弁である。
本明細書において開示される流れ制御弁は、未加工の製品の流れを、非対称な往復運動によって滑らかなコンベヤ表面に沿って移動させる往復コンベヤと適合し、すなわち、コンベヤは、コンベヤ上で移動される未加工の製品の流れの所望の移動の方向である第1の方向において第1の加速レートで移動し、コンベヤは、次に、反対方向に第2のより速い加速レートで移動し、コンベヤを元の位置に戻す。コンベヤ上で支持される未加工の製品は、コンベヤ表面とともに第1の方向に概ね移動し、次に、コンベヤ表面が反対方向により速い加速レートで移動するときの不十分な静止摩擦係数に起因して、コンベヤ表面上で滑る。正味の結果は、往復コンベヤのコンベヤ表面上で支持される未加工の製品の流れが、コンベヤの非対称な往復運動によって第1の方向にコンベヤ表面に沿って移動されることである。「非対称」という用語は、本明細書において使用される場合、コンベヤ表面が往復運動中に並進移動する変位距離ではなく、コンベヤ表面の加速レートの絶対値を指すことが理解されるであろう。
分配コンベヤ上で移動する未加工の製品の流れの一部が流れ制御弁を使用して分配コンベヤから排出された後で、受け取りコンベヤが、未加工の、または調製されていない製品の排出された流れ(分配コンベヤ上で流れ制御弁に入る未加工の製品の流れの一部であるものとすることができる)を、分配コンベヤから、製品が調製される上流のプロセスに給送する受け取りコンベヤまで移動させる。上流のプロセスからの調製済みの製品は次に、コンベヤ上で、調製済みの製品をさらに調製するかまたは計量およびパッケージングする下流のプロセスまで移動される。以下で記載される本発明の制御方法の一実施形態の用途では、上流のプロセスは、調味材料が分配コンベヤから排出される製品の流れに添加される調製プロセスであり、下流のプロセスは計量および袋詰め機械である。しかし、制御方法の実施形態を、同様の制御の課題を伴う他の文脈において使用することができることを理解されたい。
流れ制御弁を使用して分配コンベヤから排出される製品を受け取って移動させる受け取りコンベヤは、分配コンベヤと同じタイプの往復コンベヤであるものとすることができることが理解されるであろう。上流のプロセス、すなわち調味システムは、未加工の製品の流れに供給される調味材料をかき乱して、未加工の製品と混ぜ合わせる往復および回転タンブルドラムを含むことができる。タンブルドラムは、製品を回してかき乱すように回転するときに、往復コンベヤと同じ非対称モードで概ね往復運動する。分配コンベヤから排出された未加工の製品は、入口において調味システムのタンブルドラムに入り、調味材料ディスペンサは、未加工の製品の流れがタンブルドラムを通って移動するときに、未加工の製品の流れに制御されたレートで調味材料を堆積させ、未加工の製品と供給された調味材料との混合後に、調製済みの製品の流れが、タンブルドラムの出口から排出される。タンブルドラムは、調味された製品を、上流のプロセスと下流のプロセスとの中間の分散面に直接的に、または、調製済みの製品を上流のプロセスと下流のプロセスとの中間の分散面に移動させる往復コンベヤに排出することができる。
本発明の制御方法の実施形態を理解することは、従来の制御方法の検討によって恩恵を受ける。従来のように制御される設備では、下流のプロセス、例えば計量および袋詰め機械に給送する分散面は、調製済みの(調味された)製品の流れを、上流のプロセス、例えば調味ステーションから受け取る。分散面は、製品が上流のプロセスから分散面上に送達されるレートを検出するセンサを含む。分散面センサは、製品が分散面上に送達されるレートに対応する信号を生成し、その信号はプロセッサに経路付けされ、プロセッサは次に、分配コンベヤの流れ制御弁への信号を生成する。従来の制御方法は単純である。下流のプロセスの分散面に衝突する調製済みの製品のレベルが所望のレベルを下回ると、調製済みの製品が送達されるレートの上昇を求める信号が生成され、製品を上流のプロセスに送達する分配コンベヤ内に含まれる流れ制御弁は、製品が調製のために分配コンベヤから上流のプロセスに排出されるレートを上昇させるように調整される。この調整可能なゲートの調整は、下流のプロセスの始まりにおいて分散面への製品の流量を増大させる。このように、下流のプロセスは、上流のプロセスからの調製済みの製品の十分な給送レートを維持し、例えば計量および袋詰め機械等の下流のプロセスの機械類の連続的な中断されない動作を保つ。従来の制御方法の目的は、製品が下流のプロセスの分散面に給送されるレートを制御することであり、それによって、下流のプロセスの不所望の中断を回避することができ、一方で同時に、上流のプロセスの動作の中断は、まれであるものとすることができる。1つの従来の制御方法では、調製済みの製品が分散面に送達されるレートを検出するセンサは、分散面と分散面支持部材との中間に連結されるロードセルである。分散面の重量は分かっており、上流のプロセスによって送達される調製済みの製品の衝突によって分散面に加えられる力が測定され、対応する信号がロードセルによって生成される。より多くのまたはより少ない調製済みの製品が必要である場合、好適な信号がロードセルによって生成され、プロセッサによって使用され、製品が上流のプロセスに送達されるレート、および、調製済みの製品が分散面に送達されるレートを制御する。
例えば計量および袋詰め機械等の下流のプロセスに給送するのに使用することができる1つの特定のタイプの分散面は、分散コーンと呼ばれる。分散コーンは、製品が分散コーンの周りに配置される外周縁を降りるときに、調味された製品の流れを下流のプロセスに給送するために堆積させることができる円錐形状の分散面である。分散コーンは、分散コーンの複数の方向への製品の滑りを促すように振動させることができる。分散コーンは、下方に傾斜した(円錐)面に起因して、調製済みの製品の滑らかな周方向への分配を助ける。製品を計量および袋詰めする下流のプロセスでは、分散された製品は分散面を滑り降り、分散面の縁の周りおよび下に分配された複数の周方向に配置されるバケツに入る。これらのバケツは、計量および袋詰め機械の部分であり、各バケツは、任意の所与の時点でバケツ内にある製品の重量を測定するとともに、バケツ内に蓄積される製品の重量に対応する信号をプロセッサに生成するために、バケツに結合されるロードセルを含む。プロセッサは、関連するバケツ内の製品の重量を提供する各ロードセルから信号を受信し、プロセッサは、製品の袋についての所定の重量範囲内に入る調味された製品の量を合わせて収容するバケツの組み合わせを選択する。この所定の重量範囲を満たすバケツの組み合わせが特定されると、プロセッサは、作動信号を、バケツの選択された組み合わせにあるダンプドアに結合されるアクチュエータに送信する。作動されたダンプドアは、製品を、バケツの選択された組み合わせから、待機中の袋に一緒に放り出し、袋は次に封止されて計量および袋詰め機械から排出される。
各袋内に堆積される製品の目的とする重量の1%〜2%以内の正確さで1分あたり100袋を満たすかまたは超えることができる計量および袋詰め機械が利用可能であることが理解されるであろう。このタイプの計量および袋詰め機械は従来技術において既知であり、本発明の制御方法の実施形態を使用して制御されるシステムにおいて使用することができることが理解されるであろう。
下流のプロセスの分散面を監視するための従来の制御方法の使用の欠点は、分散面を横切って移動する調製済みの製品からの、例えば調味料およびパン粉等の調製材料の不所望の蓄積から生じる。蓄積した材料は分散面に付着するとともに積み上がり、調製済みの製品が分散面に送達されるレートを正確に求めるために分散面に結合されるロードセルの能力を損なう。結果として生じるエラーによって、ロードセルが、分散面に送達される調味された製品の人工的に上昇したレートを検出し、その結果、分散面への調製済みの製品の、実際に提供されるよりも高いレートの送達を示す信号をプロセッサに生成する。この誤ったレート測定によって、プロセッサが、未加工の製品が分配コンベヤから例えば調味システム等の上流のプロセスに排出されるレートを低下させ、それがさらに、調製済みの製品が計量および袋詰め機械等の下流のプロセスに送達されるレートを低下させる。その結果、下流のプロセスには製品が不足し、レート設定に及ばない。
下流のプロセスの分散面は、担当する人員によって周期的に掃除され、従来の制御方法の信頼性を取り戻すことができるが、調味材料およびパン粉は、計量および袋詰め機械に供給するために調味された製品の一定の流れが分散面上におよび分散面から移動するため、分散面に迅速に再び蓄積し始める。
それぞれが、下流のプロセスにさらに給送する上流のプロセスに給送するための、分配コンベヤ、および、分配コンベヤから分岐する2つの受け取りコンベヤを有する設備のレイアウトを示す概略図である。 2つの調整可能なゲートを有する本発明の分配コンベヤの一実施形態の斜視図である。 1つのタイプの流れ制御弁、すなわち図2の調整可能なゲートの拡大図であり、調整可能なゲートの細部を明らかにするために回転可能なスリーブの駆動モータが取り外されている。 図2の最も左側の調整可能なゲートの実施形態の斜視図であり、回転可能なスリーブを制御可能に回転させるために駆動モータが調整可能なゲートに連結されている。 図4の調整可能なゲートの回転可能なスリーブの斜視図である。 調整可能なゲートの一部および摩耗シューの部分断面図である。 回転可能なスリーブ、隣接する摩耗シューおよびシールの関係を示す、調整可能なゲートの一部の部分断面図である。 プランジャアセンブリが回転可能なスリーブに連結された後の、調整可能なゲートの一実施形態の一部の拡大部分断面図である。 分かりやすくするために回転可能なスリーブから取り外された、図8のばね付勢されるプランジャアセンブリの拡大断面図である。 それぞれが、関連する下流のプロセス(図10には示されていない)にさらに給送する上流のプロセス(図10には示されていない)に給送するための、分配コンベヤ上で移動する製品の流れの調整可能な部分を隣接する受け取りコンベヤに排出するように2つのインラインの流れ制御弁(調整可能なゲート)を有する分配コンベヤの別の実施形態を示している。 搬送される未加工の製品が上流のプロセス(図示せず)に送達されるレートの測定を可能にするようにロードセルが備え付けられた往復コンベヤのセクションの立面図である。 コンベヤのプロファイル、および、コンベヤ内で搬送される製品の流れを示す、図11の往復コンベヤの断面図である。 コンベヤにおける製品の流れの高さ接触面を検出するためにコンベヤの上に配置される超音波または光学機器を伴う、図12の断面図である。 製品の流れを画定する第1のコンベヤ壁−製品接触面および第2のコンベヤ壁−製品接触面を形成するコンベヤセクション上の製品の所与の負荷に対応する接触面角度を感知するための光学センサの使用を示す図である。 関連する調味システムとともに、本発明の制御方法の一実施形態を使用して制御されることができる計量および袋詰め機械の平面図である。 既知の重量の蓄積した製品がバケツから袋内に排出される方法を示す、図14の計量および袋詰め機械の立断面図である。 支持体に連結されるブラケット、および、ブラケットと支持体との中間に配置されるロードセルを有する計量および袋詰め機械のバケツの拡大断面図である。 放り出し用ドアを開位置に移動させるためのアクチュエータの作動後の、図15Bのバケツの拡大図である。 本発明の制御方法の一実施形態のステップを示す高レベルフローチャートである。 本発明の制御方法の一実施形態を実施するために使用されるプロセッサが、単一の袋に必要とされる製品の重量を一緒に満たす計量および袋詰め機械のバケツの組み合わせを選択することができる方法を示す一対の表である。 本発明の制御方法の一実施形態を実施するために使用されるプロセッサが、調製済みの製品が袋/分またはkg/分で計量およびパッケージングされるレートを求めることができる方法を示す表である。 本発明の制御方法の一実施形態を実施するために使用することができる制御プロセスおよび制御構成要素を示す図である。
本発明の制御方法の実施形態は、製品の流れが、製品の流れを調製するとともに、調製済みの製品の流れを下流のプロセスに送達する上流のプロセスに給送されるレートを制御することを提供する。本発明の制御方法の特定の実施形態は、調味されていない(すなわち未加工の)製品が、分配コンベヤから、調味された製品の流れを計量および袋詰め機械(下流のプロセス)に送達する調味システム(上流のプロセス)に排出されるレートを制御することを提供する。本発明の制御方法の実施形態は、上流のプロセスにおいて調製済みの製品を、例えば計量および袋詰め機械等の下流のプロセスに給送する分散面上の、例えば調味料の積み上がりまたは蓄積等の機器の付着物とは独立するとともに影響を受けない入力信号を使用する。本発明の制御方法の実施形態は、計量および袋詰め機械等の下流のプロセスが動作する効率を示す第1の信号、および、例えば製品調味システム等の上流のプロセスが動作するデューティーサイクルを示す第2の信号を使用する。本発明の制御方法の実施形態は、2つの重要なパラメーター、生産レートおよび製品の品質間の好ましいバランスを得るために、調味システムであるものとすることができる上流のプロセスのデューティーサイクルにおける調整を提供する。
これは、上流のプロセスの慎重な制御によって製品の品質を同時に維持しながらも、下流のプロセスからの生産を最大限に高めるという目的のために重要である。例えば、下流のプロセスが計量および袋詰め機械であり、関連する上流のプロセスが製品調味ステーションである場合、上流のプロセスを、計量および袋詰め機械への不足を回避するように動作させながら、本発明の制御方法の実施形態を使用して、調味ステーションから計量および袋詰め機械に送達される調製済みの製品の高い品質および統一性を維持することができる。上記で挙げた、従来の制御方法に関連する理由から、この目的を達成することは、調味されていない製品の流れが、分配コンベヤから、調製済みの製品の流れを下流のプロセスに送達する調味システムに給送されるレートを制御するために、より確実な入力信号の使用を必要とする。
本発明の例では調味ステーションである上流のプロセスが、調味材料を未加工の製品の流れに添加するレートは、本発明の制御方法の実施形態を使用して制御することができる。調味材料を、調味ステーションを通って移動する製品の流れに供給する種々のデバイスが既知である。調味材料は、例えば製品の流れの重量の0.5パーセント〜12パーセントであるものとすることができる所定の添加レートで製品の流れに添加される。いくつかの調味材料はよりたっぷりと添加されるが、他の調味材料は、消費者に許容可能な品質および味を得るためにあまりたっぷりとは添加されないことが理解されるであろう。
本発明の制御方法の実施形態は、本発明の特定の実施形態では、一例として、計量および袋詰め機械として使用される下流のプロセスからの一定量の生産を達成することに重点を置く。これは、計量および袋詰め機械が、分散面において調味された製品が決して不足しないことを必要とし、またこれは、調味ステーションを含む上流のプロセスが、下流のプロセスに少なくとも僅かに過給送することを必要とする。上流のプロセスは、下流のプロセスに過給送するために、下流のプロセスのスループットレートを少なくとも僅かに超えるスループットレートで動作されなければならない。この動作モードは、調味されたまたは調製済みの製品が、下流のプロセスに給送する分散面において過剰に蓄積しないようにするために、上流のプロセスの断続的な起動停止を必要とする。しかし、下流のプロセスに送達される調製済みの製品の品質に対する影響に起因して、上流のプロセスの停止および再開を最小限に抑えることにかなりの動機がある。
調味ステーションの調味料アプリケータは、異なるタイプの上流のプロセス、すなわち、その本質から、能動的に供給するモードから完全に非アクティブモードまで進む上で、および、後に、非アクティブモードから能動的に供給するモードまで進む上でのタイムラグに起因して一貫性のない結果を生成するプロセスに関して、上記で説明した電気抵抗加熱素子のようなものである。調味料ディスペンサから供給されるとともに製品の流れ上に落とされるかまたは振りかけられる調味材料に関して、製品の流れが調味ステーションを通ってディスペンサの下を移動するときに、タイムラグが、特に、調味料ディスペンサの起動停止の開始直前の調味材料の落下から生じる可能性がある。調味システムの起動停止の時点で、いくつかの調味材料は既に供給されており、製品の流れに向かって落下している。同様に、調味システムの再起動時に、製品の流れは、調味材料が製品の流れに向かって落下し始めると、直ちに調味ステーションを通って移動し始める。調味ステーションを停止および再開させる結果として、加熱素子の停止および再開が、影響を受ける製品を加熱しすぎるかまたは加熱不足にするように、調味料ディスペンサの停止および再開によって影響を受ける製品の流れの部分が、調味されすぎるかまたは調味が不足する。この理由から、調味システムを停止および再開させる必要性を最小限に抑えることによって調味ステーションのデューティーサイクルを最大限に高めることは、最終製品の改善された品質を提供する。
分配コンベヤを使用して、製品の流れを、設備の供給および調理セクションから、設備の調製、計量およびパッケージングセクションに移動させるとともに、製品の流れの一部を、分配コンベヤから分岐する複数の受け取りコンベヤのそれぞれに分配することができる。分配コンベヤには、インラインの調整可能なゲート等の複数の流れ制御弁が備え付けられ、これは、操作者、または、操作者によってプログラミングされるとともに使用されるプロセッサが、流れ制御弁によって分配コンベヤから排出される、分配コンベヤ上で流れ制御弁内に移動する製品の流れの部分を調整することを可能にする。流れ制御弁のそれぞれにおいて、分配コンベヤ上の製品の流れの部分は、分配コンベヤから、分配コンベヤから分岐する受け取りコンベヤに排出される。受け取りコンベヤは、設備の調製、計量およびパッケージングセクションに給送する。
本発明の制御方法の実施形態の実施態様は、製品の流れが分配コンベヤから排出されるレート、または、調製されていない製品の流れが調味ステーションに入るレートを、種々の方法を使用して求めることができることを必要とする。1つの方法では、調整可能なゲート等の流れ制御弁によって排出される製品を受け取り、次に、その製品の流れを調味ステーションに送達する受け取りコンベヤのセクションが、1つまたは複数のロードセルを使用して支持され、1つまたは複数のロードセルは、コンベヤの支持されるセクション、および、コンベヤの支持されるセクション上で支持される製品の流れの部分の組み合わせ重量を感知する。コンベヤの支持されるセクションの重量は分かっており、コンベヤの支持されるセクション上で支持される製品の流れの部分の重量は、コンベヤの支持されるセクションの重量を、ロードセルによって感知される荷重から差し引くことによって求めることができる。
設備の1つの調製、計量およびパッケージング(または袋詰め)セクションが、第1の調味料を未加工の製品に添加することができ、設備の隣接する調製、計量およびパッケージング(または袋詰め)セクションが、第2の調味料を未加工の製品に添加することができることが理解されるであろう。
図1は、製品の流れを、矢印103および105の方向に移動させ、連続的な流れ制御弁10Aおよび10Bを介して、上流のプロセス30Aまたは30Bにそれぞれ給送する分配コンベヤ120から分岐する2つの受け取りコンベヤ72および74にそれぞれ供給するための分配コンベヤ120を有する設備のレイアウトを示す概略図であり、上流のプロセス30Aまたは30Bのそれぞれは、さらに、下流のプロセス50Aまたは50Bのうちの一方にそれぞれ給送する。第1の流れ制御弁10Aと関連する上流のプロセス30Aとの中間には、第1の測定デバイス57Aがあり、第2の流れ制御弁10Bと関連する上流のプロセス30Bとの中間には、第2の測定デバイス57Bがある。
分配コンベヤ120から分岐する2つのみの受け取りコンベヤ72および74が図1に示されているが、分配コンベヤ120から同様に分岐するとともに製品を受け取る他の受け取りコンベヤがあるものとすることができ、各付加的な受け取りコンベヤも、その受け取りコンベヤ専用の流れ制御弁を通して分配コンベヤ120から製品の流れを受け取ることが理解されるであろう。図1において2つのみの流れ制御弁10Aおよび10B、ならびに、分配コンベヤ120から製品を受け取る2つの受け取りコンベヤ74および72を含めることは、単に例示目的であり、本発明の範囲を限定するものではない。分配コンベヤ120から分岐する複数の受け取りコンベヤ72および74を、製品の流れを異なって調製およびパッケージング、あるいは調製またはパッケージングするために使用することができることが理解されるであろう。例えば、例示に過ぎないが、図1において示されている設備内で生産される製品がポテトチップ等の調理済み食品であり、分配コンベヤ120が、調理されているが風味付けされていないポテトチップを、チップに添加される特定のタイプの調味材料でマーキングされる袋に調味された製品を袋詰めする前に、様々な種類の調味材料が添加される設備のセクションまで移動させるのに使用される場合に、第1の調製プロセス30Aを使用して、第1の調味材料を、第1の計量および袋詰め機械50Aにおいて後に計量および袋詰めされるチップ70Aに添加することができ、第2の調製プロセス30Bを使用して、第2の調味材料を、第2の計量および袋詰め機械50Bにおいて後に計量および袋詰めされるチップ70Bに添加することができる。
分配コンベヤ120上で移動される製品の流れの第1の部分は、第1の流れ制御弁10Aにおいて分配コンベヤ120から排出され、第1の流れ制御弁10Aから、受け取りコンベヤ74上の矢印75の方向に、例えば第1の調味材料を添加するのに使用することができる調味ステーションであるものとすることができる第1の上流のプロセス30Aまで移動される。分配コンベヤ120上で移動される残りの製品の流れの第2の部分は、第2の流れ制御弁10Bにおいて分配コンベヤ120から排出され、第2の流れ制御弁10Bから、受け取りコンベヤ72上の矢印73の方向に、例えば、第1の上流のプロセス30Aにおいて添加されるものとは異なる種類の調味材料を添加するのに使用される調味ステーションであるものとすることができる第2の上流のプロセス30Bまで移動される。第1の上流のプロセス30Aからの調味された製品は、第1の下流のプロセス(計量および袋詰め機械)50Aまで最終的に経路付けされ、第1の下流のプロセス50Aは、第1の上流のプロセス30Aにおいて調製された調味材料付きの製品70Aの袋を生成する。第2の上流のプロセス30Bからの調味された製品は、第2の下流のプロセス(計量および袋詰め機械)50Bまで最終的に経路付けされ、第2の下流のプロセス50Bは、第2の上流のプロセス30Bにおいて添加された調味材料付きの製品70Bの袋を生成する。
種々の異なる流れ制御弁を使用して本発明の制御方法の実施形態を実施することができるが、図2〜図10に関連するような以下の説明は、1つの特定のタイプの流れ制御弁、すなわち、プロセッサ100からの信号に応答するモータ141によって位置決め可能である開口119を有する回転可能なスリーブ116を有するインラインの調整可能なゲートに関する。1つの特定のタイプの流れ制御弁の詳細な記載は、添付の特許請求の範囲のみによって限定される本発明の制御方法の実施形態の範囲を限定するものとして解釈されるべきではないことが理解されるであろう。
図2〜図10は、製品の流れの一部を、分配コンベヤ120から、下流のプロセス50Aまたは50Bにさらにそれぞれ給送する上流のプロセス30Aまたは30Bにそれぞれ給送するように分配コンベヤ120から分岐する2つの受け取りコンベヤ72および74(図2には示されていない、図1を参照のこと)のうちの一方に制御可能に排出するためのインラインの調整可能なゲートの使用に関する。本発明の制御方法の一実施形態の実施態様は、調整可能なゲート10Aおよび10Bの制御によって少なくとも部分的に実施されることが理解されるであろう。
図2は、細長トレー122を含むコンベヤ搬送路120の一実施形態を示しており、細長トレー122は、トレー122の概ね直線的な経路に沿って内部で商品の流れを移動させる(図示せず)ように概ね半円形の断面を有することができる谷を形成する。上流のプロセス30Aおよび30Bは、側部から排出する調整可能なゲート10Aおよび10Bの位置および外観をより良く明らかにするために、図2には示されていない。コンベヤ搬送路120のトレー122は、往復運動する差動インパルスドライバ124によって駆動され、回転モータ(図示せず)、および、モータの回転出力を、双頭矢印137によって示されているような往復運動に変換する機構を含む差動インパルスドライバ124によって縦方向に往復運動する。支持脚部123が、回動軸125においてベース126に回動可能に連結され、脚連結部127においてトレー122に回動可能に連結される。ドライバ連結器121が、差動インパルスドライバ124を駆動連結部124においてトレー122に接続する。
差動インパルスドライバ124は、ドライバ連結器121、および、ドライバ連結器121に接続されるトレー122を、双頭矢印137によって示されているように往復運動させる。受動脚部123が、トレー122を単に回動的に支持し、トレー122が差動インパルスドライバ124によって駆動されて往復運動するときに、トレー122に受動的に「追従する」ことが理解されるであろう。調整可能なゲート10を含むコンベヤ搬送路120のより大きい実施形態を、コンベヤ搬送路120に沿って商品を移動させる上で協働するように一緒に同期される2つ以上の差動インパルスドライバ124によって移動させることができることが理解されるであろう。
1つの動作モードでは、差動インパルスドライバ124は、トレー122を、矢印139によって示されている方向にゆっくりと移動させることによって、商品を、トレー122に沿って、矢印139によって示されている方向に移動させ、次に、矢印138によって示されている逆方向により迅速に移動させ、トレー122をその元の位置に戻す。トレー122の、その最も右側の位置から、矢印139によって示されている方向への加速は、トレー122上で支持される未加工の製品(図1には示されていない)が、未加工の製品とトレー122との間の静止摩擦に起因してトレー122とともに移動するように十分にゆっくりであるが、トレー122の、最も左側の位置から、矢印138によって示されている方向への加速は、未加工の製品とトレー122との間の静止摩擦が、未加工の製品がトレー122上で摺動することを防止するには不十分であるため、未加工の製品をトレー122に沿って摺動させるように、矢印139によって示されている方向へのトレー122の前回の加速に対して十分に大きい。このようにトレー122のこの周期的かつ非対称な往復運動から生じる未加工の製品の流れの正味の変位は、矢印139によって示されている方向へのものであり、トレー122に沿う商品のそのような移動は、他のコンベヤのタイプと比較して未加工の製品への損傷が非常に少ない、移動の概ね一定した予測可能なレートにおけるものである。
1つの実施形態では、トレー122の、最も左側の位置から、矢印138によって示されている方向への、およびまた、最も右側の位置から、矢印139によって示されている逆方向への直線的な変位は、0.64cm〜7.6cm(0.25インチ〜3.0インチ)の範囲内であるものとすることができる。差動インパルスドライバ124によってトレー122に加えられる変位は、コンベヤ搬送路120に沿って移動される特定の未加工の製品を有するコンベヤ搬送路120の性能を最適化するように調整することができる。
調整可能なゲート10Aおよび10Bは、図2のコンベヤ搬送路120内に設けられ、コンベヤ搬送路120によって、図2の右側において調整可能なゲート10Aで受け取られる未加工の製品の流れを、図2の左側にある調整可能なゲート10Bに送達される第1の流れ、および、受け取りコンベヤ74(図2には示されていない)に送達される第2の製品の流れに制御可能に分け、次に、図2の左側にある調整可能なゲート10Bに送達される第1の流れを、分配コンベヤ120のセクション130上への第3の製品の流れ、および、受け取りコンベヤ72に送達される第4の製品の流れにさらに分けるという選択肢を提供する。調整可能なゲート10Aおよび10Bが図2において示されている位置にある状態のコンベヤ搬送路120の形態によって、製品の単純な通過が生じ、すなわち、図2において示されているコンベヤ搬送路120の調整可能なゲート10Aおよび10Bは、閉位置にあり(調整可能なゲートの開口が上昇位置にある)、調整可能なゲート10Aおよび10Bのいずれかに入る商品の流れの分離を防止することに留意されたい。以下でより詳細に説明するように、図2のコンベヤ搬送路120における調整可能なゲート10Aおよび10Bの一方または双方は、調整可能なゲート10Aおよび10Bに入る商品の流れを分離するだけではなく、コンベヤ搬送路120上に残る製品の比率、および、必然的に、コンベヤ搬送路120から調整可能なゲート10Aまたは10Bを通して排出される製品の相補的な比率も制御するように、選択的に調整することができる。
図2において示されているトレー122は概ね半円形の形状であるが、トレー122の代替的な実施形態は、反転した二等辺の台形のプロファイルのように、底部に対して鈍角で上方に突出する概ね直線的なトレーの側面を有する、比較的平坦で水平な底部を有することができる。反転した二等辺の台形の断面を有するトレー122は、調整可能なゲート10Aまたは10Bの各端にすぐに隣接して位置決めされる半円形の断面への遷移部を含むことができる。半円形のトレーは、次の調整可能なゲートが、入って来る製品の正確な比率を排出するかまたは通過させることを可能にするように、コンベヤ搬送路120を通って移動する製品を自動的にセンタリングするため、好ましい形態である。
図3は、調整可能なゲート10Bの構造的な詳細をより良く明らかにするために、駆動モータが調整可能なゲート10Bから取り外された状態の、図2のコンベヤ搬送路120の最も左側の調整可能なゲート10Bの拡大図である。図3の調整可能なゲート10Bは、第1の端部フランジ112、第2の端部フランジ113、および、それらの間で接続される複数の周方向に離間したブレース114を有するケージ111を備える。コンベヤ部分130が、フランジ連結部115において、調整可能なゲート10の第2の端部フランジ113に接続される。トレー122は、フランジ連結部115において第1の端部フランジ112に同様に接続される。
調整可能なゲート10Bのブレース114は、ケージ111の第1の端部フランジ112と第2の端部フランジ113との間に接続される。ブレース114はともに、ケージ111の第1の端部フランジ112に連結されるトレー122、ケージ111自体、および、ケージ111の第2の端部フランジ113に連結されるコンベヤ部分130に加えられる大きな周期的に反転する荷重を伝えるほど十分に堅牢である。より具体的には、ブレース114は、差動インパルスドライバ124によって加えられる荷重を、ケージ111の第1の端部フランジ112を通してトレー122に、ブレース114を通して、および、ケージ111の第2の端部フランジ113に、コンベヤ部分130まで伝える。調整可能なゲート10のケージ111のブレース114によって伝えられる荷重は、差動インパルスドライバ124を使用したコンベヤ搬送路120の往復運動の結果として概ねブレース114に沿って方向付けられる周期的な圧縮−交互−張力荷重を概ね含むことができることが理解されるであろう。荷重は、第1の端部フランジ112および第2の端部フランジ113を通る中心軸の下にある、調整可能なゲート10Bの左側および右側にそれぞれ位置付けられるコンベヤ部分、例えばコンベヤ部分130およびトレー122の重量の質量中心に起因する周期的な曲げモーメントをさらに含むことができる。
図3は、ケージ111内に移動可能に受け入れられる回転可能なスリーブ116を示している。図3の回転可能なスリーブ116は、回転可能なスリーブ116の第1の端133が、ケージ111の第1の端部フランジ112に、および、回転可能なスリーブ116の第2の端134が、ケージ111の第2の端部フランジ113に摺動可能に連結される。複数のギアの歯118を有するギア117が、回転可能なスリーブ116の湾曲した外側面135に沿って包まれる。回転可能なスリーブ116は開口119を含む。回転可能なスリーブ116は、モータ(図3には示されていない、図4を参照のこと)を使用して、中心軸(図示せず)を中心に回転可能であり、開口119を、図3において示されている上昇位置と、図4において示されている降下位置との間で位置決めする。調整可能なゲート10Bの1つの実施形態では、モータ(図3には示されていない)は、可逆的である。ギア117は、開口119を塞がれないままにするように、回転可能なスリーブ116の湾曲した外側面135の一部の周りにのみ延びる。ギア117を、平歯車のセグメントとして記載することができることが理解されるであろう。
図3は、従来の締結具129を使用して調整可能なゲート10Bのケージ111の第2の端部フランジ113に接続されるトレーフランジ128を明らかにしている。トレーフランジ128は、コンベヤ部分130を、図3における調整可能なゲート10Bの左側に対して、調整可能なゲート10Bのケージ111に連結する。同様のトレーフランジ128が図3の調整可能なゲート10Bの右側に配置され、トレー122を調整可能なゲート111のケージ111の第1の端部フランジ112に連結することが理解されるであろう。図3は、調整可能なゲート10Bの回転可能なスリーブ116の最も右側の位置決めリング115をさらに明らかにしている。調整可能なフランジ10Bの回転可能なスリーブ116の最も左側の位置決めリング115は、図3の図からは隠れている。各位置決めリング115は、回転可能なスリーブ116とともに、調整可能なゲート10Bのケージ111内で回転する。図3において見える位置決めリング115は、ねじ山付きの孔170を含む。これらのねじ山付きの孔170は、図8および図9と関連してより詳細に説明するように、ばね付勢されるプランジャアセンブリ171(図3には示されていない、図8および図9を参照のこと)を、調整可能なゲート10Bの回転可能なスリーブ116上の位置決めリング115に連結するのに使用される。
図4は、コンベヤ部分130およびトレー122から分離された図3の調整可能なゲート10Bの、調整可能なゲート10のケージ111内で回転可能なスリーブ116を制御可能に位置決めするようにモータ141および駆動ギア140が動作可能に連結された状態の実施形態の斜視図である。モータ141はモータ支持体142に連結され、モータ支持体142は、調整可能なゲート10のケージ111の第1の端部フランジ112と第2の端部フランジ113との中間にさらに連結される。ウォームギアである駆動ギア140は、モータ141によって回転可能であり、ギア117の歯118に摺動可能に係合するとともに、モータ141による駆動ギア140の回転方向に応じて、回転可能なスリーブ116上のギア117を、駆動ギア140に沿って上方にまたは駆動ギア140に沿って下方に移動させる。
図2および図3において示されている調整可能なゲート10Aおよび10Bは、開口119が上昇位置にある状態の回転可能なスリーブ116を示しており、それによって、調整可能なゲート10に入る全ての商品は、コンベヤ搬送路120に沿う商品の移動の方向に関係なく、回転可能なスリーブ116を通過する。図4は、開口119がモータ141の動作によって降下された状態の回転可能なスリーブ116を示しており、それによって、調整可能なゲート10Bに入る製品は、降下された開口119を通って、調整可能なゲート10から直接的に受け取るコンベヤまで落ち、それによって、商品は調整可能なゲート10Bを通過しない。図4のモータ141が、図3(上昇)および図4(降下)において示されているこれらの2つの極端な位置間で、調整可能なゲート10Bの回転可能なスリーブ116の開口119を位置決めするように制御可能に動作されることができ、それによって、製品のいくつかが調整可能なゲート10Bから落ち、製品のいくつかが調整可能なゲート10Bを通過することが理解されるであろう。
図5は、一対の摩耗シュー149の中間に配置された図4の調整可能なゲート10Bの回転可能なスリーブ116の斜視図である。各摩耗シュー149は、回転可能なスリーブ116の位置決めリング148に係合するフランジ151を有する。摩耗シュー149は、回転可能なスリーブ116とともに調整可能なゲート10のケージ111内にあり、回転可能なスリーブ116がケージ111(図5には示されていない、図4を参照のこと)内で周期的に加速および減速するときに、回転可能なスリーブ116の位置決めリング148に係合して位置決めする。摩耗シュー149は、図8および図9と関連してより詳細に説明されるプランジャアセンブリ171と協働する。図5は、回転可能なスリーブ116をケージ111内にシールし、位置決めし、移動可能に連結する構造を明らかにしている。図5は、回転可能なスリーブ116から径方向外方に延びる位置決めリング148を明らかにしており、各位置決めリング148は、ばね付勢されるプランジャアセンブリ171を連結するためのねじ山付きの孔170を有する。図4において示されている組み立てられた状態では、回転可能なスリーブ116の最も右側の位置決めリング148(図4には示されていない、図5を参照のこと)は、ケージ111の第1の端部フランジ112(図5には示されていない、図4を参照のこと)のボア内の対応する内部溝(図示せず)内に受け入れられ、最も左側の位置決めリング148(図4には示されていない、図5を参照のこと)は、ケージ111の第2の端部フランジ113(図5には示されていない、図4を参照のこと)のボア内の対応する内部溝(図示せず)内に受け入れられる。図4において分かるように、第1の端部フランジ112および第2の端部フランジ113はそれぞれ、2つの半円形の半体を組み合わせるとともに、半体を一緒に連結して完全に円形の第1の端部フランジ112および第2の端部フランジ113を形成することによって構成される。この構成は、ケージ111の端部フランジ112および113内の内部溝内に位置決めリング148を受け入れるクラムシェル構造と同様である。図5において示されている回転可能なスリーブ116の位置決めリング148は、ケージ111の対応する内部溝内に径方向に係合して摺動し、回転可能なスリーブ116とともにケージ111内に捕捉される摩耗シュー149に対して軸方向に係合して回転する。摩耗シュー149およびケージ111は協働し、開口119をモータ141の動作によって選択的に位置決めすることを可能にしながらも、回転可能なスリーブ116をケージ111内の所望の位置に維持する。
トレー122(図2を参照のこと)を通じて調整可能なゲート10に加えられる周期的な加速および減速は、そのような厳密な運動から生じる損傷を最小限に抑えるために設けられる機械的な特徴部を有することなく、調整可能なゲート10のケージ111内に配置される回転可能なスリーブ116に対して、繰り返しの打つかまたは打ち付ける効果を加えることが理解されるであろう。摩耗シュー149は、ケージ111の第1の端部フランジ112および第2の端部フランジ113のボア内で回転可能なスリーブ116に対して断続的に係合するとともに当接する非常に(軸方向に)短いジャーナル軸受として機能する。モータ141が動作すると、回転可能なスリーブ116が調整可能なゲート10のケージ111内で回転し、開口119を上昇または降下させる。開口119が図4において示されているように位置決めされる場合、例えば、トレー122から調整可能なゲート10Bの回転可能なスリーブ116内に移動する商品は、開口119を通って図1において示されているような受け取りコンベヤ72に落下する。回転可能なスリーブ116が調整可能なゲート10のケージ111内で回転して開口119を上昇させると、図2、図3および図5において示されているように、調整可能なゲート10Bに入る製品は、回転可能なスリーブ116、および、回転可能なスリーブ116をまたぐ摩耗シュー149を通過する。調整可能なゲート10Bの開口119は、図4および図3にそれぞれ示されている降下位置と上昇位置との中間の複数の位置に位置決めすることができ、それによって、調整可能なゲート10Bに入る製品の流れの制御可能に選択可能な部分が、調整可能なゲート10Bの回転可能なスリーブ116を通過し、コンベヤ搬送路120上に残るが、製品の流れの残りは、調整可能なゲート10Bの開口119を通って落下し、調整可能なゲート10Bを含むコンベヤ搬送路120から、受け取りコンベヤ72(図1を参照のこと)上に落ちる。
食品は、特に、本発明のコンベヤ搬送路120の実施形態および調整可能なゲート10Bの実施形態を使用して移動および運搬されることができるタイプの製品である。例えばポテトチップおよび他の調理済み食品等の食品は、それらの性質から、取り扱われて移動される結果として、調味されるか、塩味を付けられるかまたはパン粉を生成する。本発明の調整可能なゲート10Bの実施形態が、個々の製品の最小限の破断を伴って、かつ、調整可能なゲート10B自体の割れ目、隙間、継ぎ目および凹部内への、または、調整可能なゲート10Bから商品を受け取るかもしくは商品を調整可能なゲート10B内に移動させるのに使用することができるコンベヤ部分130および120に調整可能なゲート10Bが合流する調整可能なゲート10Bの端部における接触面において道を見つける可能性がある、破断されたパン粉、調味料、塩等による、調整可能なゲート10Bの可動部品の付着物を防止するように、このタイプの製品を、調整可能なゲート10Bを通して、または、調整可能なゲート10B内に、および、回転可能なスリーブ116の開口119を通して移動させるように構成されている場合に有利である。
本発明のゲートの1つの実施形態は、商品が支持されて移動される回転可能なスリーブ116の表面を隔離させるとともに、不所望の材料が製品支持面から逃げるか、または、調整可能なゲート10Bの移動構成要素と非移動構成要素との間の接触面に付着することを防止するための構造を含む。
図6は、調整可能なゲート10Bの一実施形態の一部の拡大部分断面図である。図6における回転可能なスリーブ116の位置は、図5において示されているような上昇位置にある開口119に対応し、回転可能なスリーブ116と、回転可能なスリーブ116に隣接して配置される摩耗シュー149との間の封止構造を明らかにしている。図6は、回転可能なスリーブ116のギア117、および、摩耗シュー149に隣接して配置される回転可能なスリーブ116の最も左側の位置決めリング148も示している。摩耗シュー149は、シール延長部153が受け入れられるシール溝154を含む。
図7は、調整可能なゲート10の一実施形態の一部の拡大部分断面図である。図7における回転可能なスリーブ116の位置は、図4において示されているような降下位置にある開口119に対応し、回転可能なスリーブ116と摩耗シュー149との間の封止構造を明らかにしている。回転可能なスリーブ116は、開口119、および、隣接する開口の周縁119A(図5にも示されている)を含む。図7は、回転可能なスリーブ116のギア117、および、摩耗シュー149に隣接して配置される回転可能なスリーブ116の最も左側の位置決めリング148も示している。摩耗シュー149は、摩耗シュー149と位置決めリング148との係合の面積を増大させるように、径方向外方に延びる部分151を含む。回転可能なスリーブ116の位置決めリング148にあるねじ山付きの孔170が図6において示されている。このねじ山付きの孔170は、以下でより詳細に、図9と関連して説明される。
摩耗シュー149は、図2において示されている差動インパルスドライバ124によって前後に周期的に移動される調整可能なゲート10Bから生じる、調整可能なゲート10Bの回転可能なスリーブ116の軸方向の荷重を支える。調整可能なゲート10に近位のコンベヤ部分を通じて差動インパルスドライバ124によって加えられる周期的な力が、回転可能なスリーブ116、および、ばね付勢されるプランジャアセンブリ171(図8を参照のこと)を通じて当接摩耗シュー149に伝えられることが理解されるであろう。
図8は、プランジャアセンブリ171が回転可能なスリーブ116に連結された後の、調整可能なゲート10の一実施形態の一部の拡大部分断面図である。プランジャアセンブリ171は、回転可能なスリーブ116と、回転可能なスリーブ116の位置決めリング148に隣接して配置される摩耗シュー149との中間で回転可能なスリーブ116に連結される。本発明の調整可能なゲート10の1つの実施形態では、プランジャアセンブリ171は、調整可能なゲート10Bの左側において位置決めリング148に連結され、別のばね付勢されるプランジャアセンブリ171は、調整可能なゲート10の反対側の右側に連結され、回転可能なスリーブ116の両側においてまたぐ摩耗シュー149に対する調整可能なゲート10の回転可能なスリーブ116の制御された移動を提供する。
図9は、分かりやすくするために回転可能なスリーブ116から取り外された、図8のばね付勢されるプランジャアセンブリ171の拡大断面図である。プランジャアセンブリ171は、内部にコイルばね173を受け入れるように内部チャンバー180を有する本体172を含む。コイルばね173は、チャンバー180の端付近の停止部177とプランジャ先端部176との中間で僅かに圧縮された形態で捕捉される。本体172は、位置決めリング148にあるねじ山付きの孔170(図3〜図5、図6および図7を参照のこと)内の直径およびねじ山に対応する直径およびねじ山175を有するコネクタ174を含む。プランジャ先端部176は、コイルばね173に係合するベース178、および、図8において示されているように摩耗シュー149に係合する耐摩耗性ノーズ179を含む。
ケージ111内の回転可能なスリーブ116の回転が、回転可能なスリーブ116とまたぐ摩耗シュー149との間に少なくともいくらかの間隙を必要とすることが理解されるであろう。間隙の量は、例えば、0.05cm〜0.08cm(0.02インチ〜0.03インチ)であるものとすることができる。摩耗シュー149の表面と、回転可能なスリーブ116の隣接する位置決めリング148との間の間隙は、位置決めリング148の厚さおよび回転可能なスリーブ116の質量とともに、特に、プランジャアセンブリ171の設計において考慮することができる要因である。プランジャアセンブリ171が回転可能なスリーブ116の位置決めリング148のねじ山付きの孔170内に螺合して据え付けられると、コイルばね173は、プランジャ先端部176のノーズ179が摩耗シュー149に係合する時点で圧縮され始め、プランジャアセンブリ171が孔170に螺入されると、コイルばね173が負荷を受けることが理解されるであろう。プランジャアセンブリ171は、またぐ摩耗シュー149間の回転可能なスリーブ116の位置を維持し、差動インパルスドライバ124の動作によって回転可能なスリーブ116に加えられる運動エネルギーを蓄えて戻す。プランジャアセンブリ171は、回転可能なスリーブ116に損傷を与えかねない繰り返し周期的に打つことの損傷を与える影響に対して回転可能なスリーブ116を保護する。
図10は、コンベヤシステム155の別の実施形態を示しており、コンベヤ部分176が第1の(最も右側の)調整可能なゲート10Aによって隣接するコンベヤ部分122から分離され、コンベヤ部分122が、第2の(最も左側の)調整可能なゲート10Bによって隣接するコンベヤ部分178から分離されている。受け取りコンベヤ74が、第1の調整可能なゲート10Aから落ちた商品を受け取るように位置決めされ、別の受け取りコンベヤ72が、第2の調整可能なゲート10Bから落ちた商品を受け取るように位置決めされる。別の受け取りコンベヤ部分170が、右から左へ移動するとともに、調整可能なゲート10Aおよび10Bのいずれからも落ちていない商品を受け取るように位置決めされる。
コンベヤ部分176、第1の調整可能なゲート10A、コンベヤ部分122、第2の調整可能なゲート10Bおよびコンベヤ部分178は、全て組み合わせられて、コンベヤ搬送路120を構成する。受け取りコンベヤ74、受け取りコンベヤ72および受け取りコンベヤ170は、調整可能なゲート10Aおよび10Bの特定の形態では、受け取り端157においてコンベヤ搬送路120上に受け取られる製品を受け取ることができる。受け取りコンベヤ170に経路付けされる製品は、コンベヤ搬送路120の落下端158から排出される。「受け取り端157」および「落下端158」という用語は、方向に依存した用語であり、差動インパルスドライバ124が、コンベヤ搬送路120に沿って右から左に商品を移動させるように構成されていることを示すことが理解されるであろう。差動インパルスドライバ124が、コンベヤ搬送路120に沿って左から右に商品を移動させるように反転される場合、これらの用語は、受け取り端158および落下端157を示すように逆にされる。分かりやすくするために、供給源コンベヤは図10には示されていないが、図10のコンベヤシステム155上で移動される商品を提供する供給源コンベヤが、コンベヤ部分176、コンベヤ部分122およびコンベヤ部分178のうちの1つに商品を落とすことも理解されるであろう。2つの供給源コンベヤを使用してコンベヤシステム155上で移動される商品を落とすことができることがさらに理解されるであろう。例えば、供給源コンベヤは、差動インパルスドライバ124が商品を図10において右から左に移動させるように構成されている場合に、コンベヤ部分176、コンベヤ部分122およびコンベヤ部分178の3つ全ての上に商品を落とすことができる。供給源コンベヤは、差動インパルスドライバ124が商品を図10において左から右に移動させるように構成されている場合に、差動インパルスドライバ124のその構造によって、落下端157になるものの右に提供されるものに応じて、コンベヤ部分176、コンベヤ部分122およびコンベヤ部分178上に商品を落とすこともできる。図10のコンベヤシステム155は、1つまたは複数の商品の供給源の流れを複数の場所に分配するかなり多用途なシステムを提供し、調整可能なゲート10Aおよび10Bは、高い自由度を提供する。
コンベヤシステム155によって移動される製品は、分配コンベヤ120ならびに3つの受け取りコンベヤ74、72および170を含む。製品が分配コンベヤ120の受け取り端157から分配コンベヤ120の排出端158に向かって移動している場合、製品の流れを、調整可能なゲート10Aおよび10Bを適切な位置に位置決めすることによって、例えば受け取りコンベヤ74、受け取りコンベヤ72または受け取りコンベヤ170等の単一の目的地に制御可能に経路付けすることができることが理解されるであろう。例えば、例示に過ぎないが、分配コンベヤ120の受け取り端157において受け取られる全ての製品は、入って来る製品の流れの全てを排出するようにインラインの調整可能なゲート10Aを調整することによって受け取りコンベヤ74に、入って来る製品の流れのいずれも排出しないようにインラインの調整可能なゲート10Aを調整するとともに、入って来る製品の流れの全てを排出するようにインラインの調整可能なゲート10Bを調整することによって受け取りコンベヤ72に、および、入って来る製品の流れのいずれも排出しないようにインラインの調整可能なゲート10Aおよび10Bの双方を調整することによって受け取りコンベヤ170に送達することができる。入って来る製品の流れは、各受け取りコンベヤにおいて必要とされるほどの入って来る製品の流れのみを排出するようにインラインの調整可能なゲート10Aおよび10Bを調整することによって、所望の比率の2つまたは3つの下位の流れに分割されることができることが理解されるであろう。
受け取りコンベヤ170、72および74は、分配コンベヤ120を往復運動させるものとして図2において示されている種類の差動インパルスドライバ124を有せずに示されていることがさらに理解されるであろう。受け取りコンベヤ74、72および170の差動インパルスドライバ124は、図10を簡略化する目的で省かれており、これらのコンベヤ搬送路には、処理現場において製品を分配するというより多くの選択肢を加えるために、差動インパルスドライバ124および回動支持脚部123も備え付けることができる。分配コンベヤ122および調整可能なゲート10Aまたは10Bをより明らかにするために、受け取りコンベヤ72、74および170が、図10では各端が先端を断ち切られていることがさらに理解されるであろう。受け取りコンベヤ72、74および170はそれぞれ、差動インパルスドライバ124によって動作されることができ、それぞれが設備において製品を別のプロセスに移動させるのに使用することができる。
図2〜図10は、1つのタイプの流れ制御弁を示している。調整可能なコンベヤゲート等の流れ制御弁は、バッチ放出コンベヤゲートとは対照的に、本発明の制御方法の実施形態を実施するために必須であり、これは、流れ制御弁が、操作者、または、操作者によってプログラミングされるとともに使用されるコンピュータープログラムに応答するアクチュエータが、製品が上流のプロセスに入るレートを変えることを可能にするためである。図2〜図10において示されており、本明細書において開示されている種類のインラインの調整可能なゲート10Aおよび10Bを使用することができるが、同様に使用することができる他の調整可能なゲートが存在し、本発明の範囲は、本明細書において示されている種類およびタイプの調整可能なゲート10Aおよび10Bの使用に限定されない。本発明の制御方法の実施形態は、添付の特許請求の範囲のみによって限定される。
図11は、トレー122の一部の第1の端71において第1のロードセル対76、および、セクション69の一部の第2の端66において第2のロードセル対77が備え付けられ、搬送される未加工の製品が流れ制御弁10Aまたは10Bから上流のプロセス30Aまたは30Bにそれぞれ送達されるレートを測定することを可能にする、受け取りコンベヤ72または74のトレー122の一部のセクション69の立面図である(流れ制御弁10Aおよび10Bならびに上流のプロセス30Aおよび30Bは図11には示されていない)。図11において示されているコンベヤセクション69は、既知の重量および長さ55を有し、第1の端71が第1の隣接するコンベヤ部分78によって、第2の端66が第2の隣接するコンベヤセクション79によって支持される。第1のロードセル対76および第2のロードセル対77は、ロードセル対76および77に加えられる荷重を感知し、各ロードセル対76および77によって感知される荷重を示す対応する信号をプロセッサ100(図11には示されていない、図19を参照のこと)に生成する。これらの信号は、コンベヤセクション69内で支持される製品の流れの部分の重量を求めるのに使用することができる。
図12は、コンベヤセクション69が第2の隣接するコンベヤセクション79によって支持される第2の端66における、図11のコンベヤセクション69の断面図である。第2のロードセル対77は、コンベヤセクション69と支持する第2の隣接するコンベヤセクション79との中間に捕捉されるものとして示されている。図12は、コンベヤセクション69内で支持される製品87の流れを示している。コンベヤセクション69内の製品87の流れの重量を、第1のロードセル対76および第2のロードセル対77を使用して検出することができる。製品の流れがコンベヤセクション69を通って移動する速度が既知であり、観察可能であり、ロードセルデータは、コンベヤセクション69の長さ、コンベヤセクション69の重量、および、製品の流れがコンベヤセクション74によって移動される速度とともに、調味ステーション30Aまたは30B(図11には示されていない)への質量流のレートを正確に計算することを可能にする。
コンベヤセクション69の他の実施形態では、製品87の流れは、光学接触面センサ(図示せず)ならびに超音波接触面センサ(図11および図12には示されていない)のうちの一方を使用して検出可能な接触面高さ80を有する。
図13Aは、コンベヤセクション69内で支持される製品87の流れの接触面高さ80を検出するための超音波センサ81のうちの1つの使用を示している。超音波センサ81は、製品87の流れの高さ80を反映するとともにセンサ81において受け取られる超音波84を発する。コンベヤセクション69に対するセンサ81の位置が既知であり、観察可能であると仮定すると、発せられた信号が反射して次にセンサ81において受け取られるのに必要な時間の量を、製品87の流れの接触面高さ80を求めるのに使用することができる。製品87の流れの求められる接触面高さ80、その接触面高さ80の単位長さあたりの製品87の流れの経験的に求められる重量、および、製品がコンベヤセクション69に沿って移動する観察される速度を一緒に用いて、コンベヤセクション69を横切って移動する製品の、コンベヤセクション69によって給送される調味システム30Aへの質量流量を計算することができる。
図13Bは、製品87の流れを画定する第1のコンベヤ壁−製品接触面56および第2のコンベヤ壁−製品接触面58を形成する、コンベヤセクション69上の所与の製品87の装填に対応する接触面角度81Bを感知するための光学センサ81Aの使用を示している。第1のコンベヤ壁−製品接触面56と第2のコンベヤ壁−製品接触面58との間の角度81Bは、経験的に開発されるルックアップテーブルを使用して関連付けられ、観察される角度81Bに対応する質量流量を求めることができる。別の光学センサを使用して、例えばコンベヤの内側壁に与えられるストライプまたはグラデーション等の、光学的に検出可能な軸方向に位置合わせされるマーカーを用いて、一方または双方のコンベヤ壁−製品接触面56および58の位置を検出することができる。
製品のこの質量流量は、上流のプロセス(調味システム)30Aに送達される製品の流れに調味料が添加されるレートを制御するのに使用することができる。例えば、特定の調味料が0.5%〜12%重量の比で添加される場合、コンベヤセクション74を横切って調味ステーション30Aまで移動する製品の求められた質量流量を、0.005〜0.12で乗算し、調味料の添加のレートを求めることができ、例えばオーガーを駆動するモータの速度は、製品が調味されすぎることも調味が足りないこともないことを確実にするように調整されることができる。コンベヤセクション69のロードセル対76および77ならびに/または接触面高さ80を監視することができ、調味料が添加されるレートを継続的に調整することができることが理解されるであろう。
別の方法では、コンベヤ69内で支持される製品の高さは、光学および超音波機器のうちの一方を使用して検出される。製品が調味システムまで搬送されるレートは、コンベヤセクション69内で支持される製品の流れの断面積を計算するとともに、コンベヤセクション69上を移動する製品の観察される速度、および、検出された接触面高さ80または接触面角度81Bの製品の流れ87の経験的に求められる密度に基づいて質量流量を求めることによって、求められる。
図14は、関連する調味システム30A(図14には示されていない)とともに、本発明の制御方法の一実施形態を使用して制御することができる計量および袋詰め機械50Aの平面図である。図14の計量および袋詰め機械50Aは、高い地点15を含む分散面13を含み、高い地点15から、分散面13が下方に傾斜する。分散面13は、ドーム形(分散ドーム)もしくは円錐形の形状(分散コーン)であるものとすることができるか、または、分散面13は他の形状を有することができる。計量および袋詰め機械50Aは、分散面13の周りに周方向におよび下に配置される複数のバケツ14をさらに含み、分散面13から落下する製品の流れの個々の部分(図14には示されていない)を捉えて保持する。図14において示されているバケツ14は、製品の流れの個々の食品部分の大部分または全てを捉えることを促すように、周方向に重なる。
図15Aは、既知の重量の堆積した製品がバケツ14から袋32内に排出される方法を示す、図14の計量および袋詰め機械50Aの断面図である。図15Aは、或る量の調味された製品87が排出される分散面13を示している。調味された製品87は分散面13から周方向に下り、分散面13を通って、製品87の個々の部分が排出されてバケツ14内に落下する。各バケツ14は、バケツ14、および、バケツ14内に受け取られる調味された製品87の重量に対応する信号をプロセッサ(図示せず)に生成するロードセル27に結合される。各バケツ14には、アクチュエータ(図15Aには示されていない)の起動によって開閉することができる放り出し用ドア25(製品を落とすかまたは解放するように開位置で示されている)ならびに25(製品を蓄積および保持、あるいは蓄積または保持するように閉位置で示されている)が備え付けられている。アクチュエータの起動時に、閉じた放り出し用ドア25は、図15Aの左側に示されている閉位置から、図15Aの右側の放り出し用ドア25によって示されている開位置まで移動することができる。放り出し用ドア25が開位置に移動すると、バケツ14内の蓄積した製品87は、放り出された製品88によって示されているように、バケツ14からシュート31内に落ちる。放り出された製品88は、放り出された製品88を受け取るようにシュート31の下に位置決めされる袋32まで下り続ける。
図15Bは、支持体29に結合されるブラケット28、および、ブラケット28と支持体29との中間に配置されるロードセル27を有する計量および袋詰め機械50Aまたは50Bのバケツ14の拡大図である。ロードセル27は、プロセッサ100(図15Bには示されていない、図19を参照のこと)への信号を生成する。放り出し用ドア25は、ヒンジ23を使用してバケツ14に連結される。アクチュエータ21は、放り出し用ドア25とバケツ14との中間に連結され、放り出し用ドア25を、図15Bに示されている閉位置と、図15Cに示されている開位置との間で回動させる。連結器21Aが、アクチュエータ21とバケツ14との中間に連結され、ピストンロッド21Bが、アクチュエータ21から延びるものとして示されており、回動点21において放り出し用ドア25に回動可能に連結される。図15Bにおいて示されているアクチュエータ21は、放り出し用ドア25を閉位置において保持するように伸長した形態にある。
図15Cは、ピストンロッド21Bをストロークさせ、それによって、ピストンロッド21Bをアクチュエータ21内に引き込んで放り出し用ドア25をヒンジ23を中心に開位置まで回動させるためのアクチュエータ21の作動後の、図15Bのバケツ14の拡大図である。バケツ14内のいずれの内容物も、図15Aにおいて示されているようにバケツ14から落ちることが理解されるであろう。
図16は、本発明の制御方法の1つの実施形態のステップ205〜250を示す高レベルフローチャート200である。ステップ205は、コンベヤ上で上流のプロセスまで搬送される製品の流れを調製するようにその上流のプロセスを供給することを含む。ステップ210は、下流のプロセスを供給し、調製済みの製品の流れを上流のプロセスから受け取るとともに、製品の流れをさらに調製すること、ならびに、調製済みの製品の流れを計量およびパッケージングすることのうちの一方を行うことを含む。ステップ215は、調製されていない製品の流れを上流のプロセスに給送することを含む。ステップ220は、上流のプロセスを使用して調製されていない製品の流れを調製することを含む。ステップ225は、下流のプロセスを使用して、上流のプロセスからの調製済みの製品の流れを調製すること、ならびに、上流のプロセスからの製品の流れの個別の部分を計量して複数の袋に袋詰めすることのうちの一方を行うことを含む。ステップ230は、対象とする時間間隔を選択することを含む。ステップ235は、下流のプロセスの出力を測定し、選択された時間間隔内での実際の生産を求めることを含む。ステップ240は、下流のプロセスにおけるレート設定で下流のプロセスの実際の生産を割り、下流のプロセスについての性能を示す変数を得ることを含む。ステップ245は、選択された時間間隔中に上流のプロセスを監視し、上流のプロセスが下流のプロセスに給送される製品を能動的に調製する時間間隔の比率を求め、上流のプロセスについての性能を示す変数を得ることを含む。ステップ250は、2つの性能を示す変数を使用して、調製されていない製品が上流のプロセスに給送されるレートを調整し、1)下流のプロセスの給送要件をより良く満たすとともに、2)上流のプロセスにおける中断を最小限に抑えることを含む。
図17は、プロセッサを使用して本発明の制御方法の一実施形態を実施することができる方法を示す一対の表306および307である。表306は、計量および袋詰め機械50Aまたは50Bの8個のバケツ14、および、8個のバケツ14のそれぞれの内部の製品の重量(グラム)を示している。プロセッサ(図示せず)が、2つ以上のバケツ14の任意の組み合わせで製品の重量の和を迅速に計算することができ、プロセッサが、組み合わせられた重量の所定の範囲を満たすそれらの組み合わせを迅速に特定することができることが理解されるであろう。例えば、重量の所望の範囲が25.0グラム〜25.5グラムである場合、プロセッサは、所望の範囲内に入る重量である25.2グラムの組み合わせ重量に関して、矢印301において10.2グラムとして示されている重量を有するバケツ番号3、および、矢印302において15グラムとして示されている重量を有するバケツ番号6を選択することができる。プロセッサは、放り出し用ドア25(図17には示されていない、図15Aを参照のこと)を開くアクチュエータを起動し、バケツ番号3および6の内容物を待機中の袋32内に放り出すことができる。
図18は、本発明の制御方法の一実施形態を実施するのに使用されるプロセッサ(図示せず)が、調製済みの製品が袋/分またはkg/分で計量およびパッケージングされるレートを求めることができる方法を示す表308である。図18は、計量および袋詰め機械50Aまたは50B(図1を参照のこと)を使用して充填された20個の連続的な袋32(図18には示されていない、図15Aを参照のこと)の重量311および対応する充填時間312の記録されたリストを示している。プロセッサは、例えば10秒等の所与の時間間隔以内に充填される全ての袋に堆積される製品の総重量を、繰り返し計算するようにプログラミングすることができる。図18において、袋番号1〜17が10秒の第1の時間間隔310で充填されており、プロセッサが、それらの17個の充填された袋の重量を合計し、429.36グラムの総重量309を求めることができることが分かる。この総重量を、BPMRATIOを求める上で用いることができるか、または、充填される袋の総数(例示的な時間間隔として用いられる10秒の間隔の間で17個の袋)を、平均的な重量が非常に限られた範囲内で分かっているため、用いることができる。
図19は、本発明の制御方法の一実施形態を実施するために使用することができる制御プロセスおよび制御構成要素を示す図である。図19は、配線接続を使用してまたは無線で、アクティブな動作中の上流のプロセス(調味ステーション)30Aまたは30Bを示す信号180を受信するとともに、その信号180の持続時間と、信号180がプロセッサ100によって監視される選択された時間間隔とを比較するためにプロセッサ100を使用することができる方法を示している。例えば、信号180が円によって表される選択された時間間隔の非常に大きい部分にわたって受信される場合、実際のデューティーサイクル、DCACTUALは、角度102(全体的な円186の度数またはラジアンで割った停止した動作の持続時間を表す)の度数として求められる。計算は単に、対象とする選択された時間間隔における秒数で割った活動の秒数に関するものであることができるが、この概念は、円186および角度(非アクティブな状態に関する)102によってグラフで表されることが理解されるであろう。この信号180は、上流のプロセス(調味ステーション)30Aまたは30Bについての性能を示す変数を求める。
信号182は、計量および袋詰め機械50Aまたは50Bのバケツ14を計量するように結合されるいくつかのロードセル27からプロセッサ100によって受信される。これらの信号182は、プロセッサが1分あたりの実際の袋、BPMACTUALを求めることを可能にする。信号182は、下流のプロセス(計量および袋詰め機械)50Aまたは50Bが動作するように設定される設定点、BPMSPを提供するようにプロセッサ100によって受信される。
信号183は、図11および図12において示されているコンベヤセクション74上で支持される荷重を感知するロードセル対76および77からプロセッサ100によって受信される。ロードセル対76および77の代わりに、信号183を、図13Aまたは図13Bにおいて示されている超音波センサ81または光学センサ81Aからそれぞれ代替的に受信することができることを理解されたい。これらの信号183は、プロセッサ100が、例えば制御信号184および185によって、流れ制御弁(インラインの調整可能なゲート)10Aおよび10B上の駆動モータ141をそれぞれより正確に制御することを可能にし、流れ制御弁10Aおよび10Bはさらに、上流のプロセス(調味ステーション)30Aまたは30Bのデューティーサイクルを制御する。信号188は、下流のプロセス50Aまたは50Bと関連する上流のプロセス30Aまたは30Bとの中間に配置される分散面29に結合されるロードセル29からプロセッサ100によって受信される。プロセッサ100は、信号188(図15Aを参照のこと)を使用して、調整可能なゲート10Aまたは10B上のモータ141を起動し、調整可能なゲート10Aまたは10Bの回転可能なスリーブ116を位置決めし直し、それによって、関連する上流のプロセス30Aまたは30Bのデューティーサイクル、DCACTUALを調節し、下流のプロセス50Aまたは50Bの上流の調製済みの製品の不所望の蓄積を防止することができる。
プロセッサ100は、計量および袋詰め機械50Aまたは50Bのバケツ14に結合されるロードセル27から信号182を受信することができ、プロセッサ100は、選択されるバケツ14の放り出し用ドア25(図15Aを参照のこと)に結合されるアクチュエータ21を選択し、作動するとともに、それによって、選択されたバケツ14からの製品を袋32内に放り出すことができる。プロセッサ100は次に、信号194を生成して選択されたバケツ14のアクチュエータ21に送信し、アクチュエータ21を作動して選択されたバケツ14の放り出し用ドア25を回動させることができる。
プロセッサ100は、上記で提供された経験式またはその変化形を実施する上で信号186、181、182および183を使用し、メトリックを計算するとともに、対応する制御信号184および185を生成して、調整可能なゲート10Aおよび10Bの回転可能なスリーブ116の開口119の位置をそれぞれ調整するモータ141に送信し、インラインの調整可能なゲートの回転可能なスリーブ116の開口119の位置を調整することができる(図4および図5を参照のこと)。計算されたメトリックに基づく調整の直後に、プロセッサ100は、信号183を受信し、上流のプロセス(調味ステーション)30Aまたは30Bに送達される製品の質量流量の変化を検出することができる。
プロセッサ100は、分散面13と分散面支持体37(図15Aを参照のこと)との中間に連結されるロードセル29から信号187を受信することができ、プロセッサ100は、流れ制御弁10Aまたは10Bを位置決めし直し、分散面13への製品の流量を調節することができる。
プロセッサ100は、BPMRATIOおよびDCACTUALの和が、1.7等の、所定の量を下回ったと判断すると、信号191を生成して警告灯192に送信することができる。ブザーもしくはクリッカー等の可聴デバイスまたは何らかの他のタイプの警報デバイスも、警告灯の代わりに使用され、操作者に状態を警告することができることが理解されるであろう。
制御方法の実施形態において使用される経験式は、計量および袋詰め機械から生成される製品の1分あたりの実際の袋の測定値、BPMACTUALを必要とし、これは次に、計量および袋詰め機械の1分の設定点あたりの袋、BPMSPで割られ、計量および袋詰め機械の効率、BPMRATIOを求める。調味システムの実際のデューティーサイクル、DCACTUALである、調味されていない製品が調味システムに入る実際のレートも必要とされる。調味されていない製品が調味システムに入る質量流量は、上記で説明した図11〜図13Bにおいて示されている方法およびデバイス、あるいは方法またはデバイスを使用して求めることができる。デューティーサイクル、DCACTUALは、タイマーがプログラミングされているプロセッサ(図示せず)を使用して求められ、調味システムがアクティブであり動作している、対象とする選択された時間間隔の部分を測定することができる。
上記で記載したように、BPMRATIOは、計量および袋詰め機械50Aのロードセル27によって生成されるロードセルデータ信号を使用して求められる。本発明の制御方法の一実施形態は、BPMRATIOおよびDCACTUALを使用して、側部から排出する調整可能なゲート10Aまたは10B(図1を参照のこと)から調味システム30Aまたは30Bにそれぞれ排出される未加工の製品の質量流量を連続的または断続的に調整する。制御方法は、調整可能なゲート10Aまたは10Bの回転可能なスリーブ16の位置をそれぞれ調整することによって、調味システム30Aまたは30Bのデューティーサイクルの進行中の微調整、トリミングまたは調整を可能にし、計量および袋詰め機械50Aに僅かに過給送するとともに、調味システム30Aまたは30Bの動作の長い中断されない期間を提供する。
本発明の制御方法の一実施形態は、経験式:メトリック=(1.0/DCACTUAL)×(BPMRATIO×(2.0/(DCACTUAL+BPMRATIO))を使用して実施することができる。本発明の制御方法の実施形態において使用される経験式は、計量および袋詰め機械50Aまたは50Bならびに関連する調味システム30Aおよび30Bの性能を監視するセンサを使用して得られる2つの重要な性能を示す変数を用いて、関連する調整可能なゲート10Aおよび10Bを調整するためのメトリックを提供し、それによって、調味されていない製品が分配コンベヤ120から調味システム30Aおよび30Bに排出されるレートを調整する。重要なことには、2つの性能を示す変数が、計量および袋詰め機械のロードセル27等のセンサ、または、より簡単な手法では、選択された時間間隔の間に計量および袋詰め機械50Aまたは50Bによって生成される袋70Aまたは70Bの数、および、既知の重量範囲を使用して求められ、計量および袋詰め機械50Aまたは50Bのバケツ14に給送する分散面13への調製済みの製品の衝突によって加えられる力を監視するロードセルセンサから得られるよりも確実な性能データを提供する。制御方法の実施形態の経験式によって提供されるメトリックは、上流のプロセスと下流のプロセスとの間の何らかの不均衡を概ね補正し、計量および袋詰め機械の効率(BPMRATIO)を1にまたは1に向かって戻し、調味システムのデューティーサイクル(DCACTUAL)を、短くまれな非アクティブの期間を伴う動作の長く連続的な期間を特徴とする動作モードに戻す。
本発明の制御方法の実施形態において使用される実験解は、3つの因数を含み、そのそれぞれが、本明細書において開示される用途ではBPMRATIOとして表現される下流のプロセスの効率、および、上流のプロセスがアクティブのままである所与の時間間隔のパーセンテージとして表現される上流のプロセスの実際のデューティーサイクル、DCACTUALのうちの一方の関数である。制御方法の実施形態において使用される実験解は、(BPMRATIOの二乗によって)バイアスをかけられ、下流のプロセスの出力を設定点近くに維持する。BPMRATIO項の二乗が1よりも小さいときに、その値に等しい(3つのうちの)単一の因数を経験式に含めることは、方法によって実施される補正に対するその変数の影響を高め、これは、1よりも小さい数を二乗することによって得られる因数の結果として、その因数内に含まれる一次の(二乗されない)数を有することと比較して、因数に関してより低い値を生じるためであることが理解されるであろう。この高める因数は、計量および袋詰め機械50Aまたは50Bの性能を示す変数、BPMACTUALが、下流のプロセスへの不足を回避するように1よりも小さいときに、メトリックを、上流のプロセスの調製済みの製品の出力を増大させることに向かって歪める。
計量および袋詰め機械の性能に関連する性能を示す変数、BPMRATIOは、計量および袋詰め機械におけるレート設定のパーセンテージとして表現される、計量および袋詰め機械によって生成される1分あたりの袋を表す。通常の動作条件下では、BPMRATIOは、計量および袋詰め機械が決して計量および袋詰め機械の設定点を超えないため、決して100%を上回り得ない。この理由から、本発明では、計量および袋詰め機械のレート設定を、BPM設定点、すなわちBPMSPと称する。計量および袋詰め機械は、BPMSPに等しいかまたは低い1分のレートあたりの実際の袋、すなわちBPMACTUALで動作する。計量および袋詰め機械の性能を示す因子は、計量および袋詰め機械の効率の尺度であり、計量および袋詰め機械の制御部において入力される1分の設定点あたりの袋で割った1分あたりの実際の袋の比として計算される。ここでは導入される変数に関して述べたが、この効率は、BPMRATIO=BPMACTUAL/BPMSPとして表現される。
しかし、計量および袋詰め機械50Aまたは50Bの構成要素に関連する条件によって、計量および袋詰め機械を、設定点を下回る生産レートで一貫して動作させることができることを理解するべきである。プロセッサは、いくつかの場合、機械の性能の一貫性のある機能障害、および、機械が実際の設定点、BPMSPで動作することができないことを考慮する、効果的な設定点、BPMSPEFFを計量および袋詰め機械に割り当てるようにプログラミングされることができる。これらの場合に、BPMRATIOがBPMACTUALをBPSPEFFで割ることによって得られる場合、結果として生じるBPMRATIOは1を超えることができる。
分配コンベヤ120の調整可能なゲート10Aまたは10B、ならびに、分配コンベヤの調整可能なゲートによって給送される調味ステーション(上流のプロセス)30Aおよび30Bは、ともに、計量および袋詰め機械50Aおよび50Bに十分な製品の給送レートを提供することができず、計量および袋詰め機械の性能を示す変数、BPMRATIOは1よりも小さい。理想的には、計量および袋詰め機械の効率、すなわちBPMACTUALは、1.0に非常に近いままであり、換言すると、BPMACTUALは、生産を最大限に高めるためにBPMSPに非常に近いままであるべきである。
これは、計量および袋詰め機械に製品をともに給送する分配コンベヤの調整可能なゲートおよび調味システムを動作させるのに使用される制御方法の課題を考えるのに良好な方法である。生産は、計量および袋詰め機械の性能を示す変数、すなわち効率、BPMRATIOが最大限に高められるときに最大限に高められ、BPMRATIOは、計量および袋詰め機械に過給送されるとき、すなわち、袋への製品が不足しないときに最大限に高められる。しかし、大幅な過給送は、調味システムが、計量および袋詰め機械の上流の調味された製品の不所望の蓄積を防止するために頻繁に停止および再開されなければならず、調味システムによって計量および袋詰め機械に提供される調製済みの製品の品質を損なう動作モードを意味する。
本発明の1つの実施形態は、上流の製品調製プロセスが、調製済みの製品の流れを下流の計量およびパッケージングプロセスに送達するレートを制御する方法を提供する。本発明の制御方法の実施形態の目的は、計量およびパッケージングプロセスが、最大限の能力で動作することを可能にすると同時に、上流のプロセスを頻繁に停止および開始させることから生じる可能性がある品質の損失を回避することによって出力を最大限に高めるように、上流のプロセスを動作させることである。
本発明の実施形態は、調理済み食品産業における用途を有する。本発明の制御方法の一実施形態は、制御方法を、上流のプロセスにおける食品の調製に、ならびに、下流のプロセスにおける食品の後続の計量および袋詰めに適用することに関連する用語で記載されることができる。より具体的には、上流のプロセスは、大量の複数の個々の食品部分からなる製品の流れが調味され(調製され)、調製済みの製品の流れが、所定の量の調製済みの製品を、重量によって、後に封止される多数の袋のそれぞれに配置する下流のプロセスに移動されるプロセスである。調味料は、例えば、所定の範囲内で添加され、重量のパーセンテージに関して記載されることができ、調味された製品の各袋は、3重量パーセント〜6重量パーセントの調味料を含むことができる。計量および袋詰め機械を使用して各袋に入れられる製品の量は、例えば、25グラム〜25.5グラムの範囲内であるものとすることができる。目的とする重量は、いずれの袋もまたは非常に少ない袋しか25グラムの目標を下回らないように、25グラムを超える。
計量および袋詰め機械は、分散面に給送するリザーバを含む分散コーンから製品を受け取る。リザーバは、調味された製品を上流のプロセスから受け取り、分散面は、分散コーンに、或る量の調味された製品を蓄積させるとともに、製品を分散面上に制御可能に放出させる、分散コーンの底部の一部を形成する。分散コーンから放出される製品は、分散面の周りに周方向に配置される複数のコレクターまたはバケツのうちの1つに落ちるまで、分散面に沿って摺動し、調味された製品をバケツ内で捉えるとともに蓄積させる。各バケツには、放り出し用ドア、および、放り出し用ドアを開き、次に閉じるように起動可能なアクチュエータが備え付けられる。
ロードセルを、分散コーンのリザーバ内に蓄積される調味された製品の重量に対応する信号を生成するように分散コーンに配置することができる。ロードセルはまた、複数のバケツのそれぞれと計量および袋詰め機械との中間に配置され、バケツのそれぞれにある製品の蓄積された重量に対応する信号を生成する。プロセッサが、複数のロードセルから信号を受信する。プロセッサは、調味された製品の組み合わせ重量が製品の袋の所望の範囲(25グラム〜25.5グラム)内に入るバケツの組み合わせを特定し、プロセッサは、重量範囲の要件をともに満たすバケツの組み合わせの各バケツにある放り出し用ドアを起動する。バケツの組み合わせは、待機中の袋に放り出され、袋が次に封止されて計量および袋詰め機械から取り出される。
プロセッサは、バケツから各袋に放り出される調味された製品の重量を記録する。各記録された重量は、タイムスタンプと対にされる。これは、プロセッサが、対象とする時間の任意の所与の間隔にわたって、対象とする時間間隔の間に袋詰めされた調味された製品の重量を求めることを可能にする。任意選択的に、プロセッサは、バケツの選択された組み合わせが、対象とする時間間隔の間に放り出された回数を単に記録し、その回数を、単一の袋の内容物の平均重量、すなわち約25.25グラムで乗算し、対象とする時間間隔の間に袋詰めされた調味された製品の総重量を求めることができる。
計量および袋詰め機械(下流のプロセス)が、送達される調味された製品を処理する求められるレートは、以下ではBPMACTUALと称され、kg/分または袋/分に関して表現することができる。その求められたBPMACTUALは、計量および袋詰め機械の設定点(同様にkg/分または袋/分)で割られ、計量および袋詰め機械の設定点で割られる、機械によって処理される調味された製品の実際のレートであるBPMRATIOを求めることができる。
調味材料が製品の流れに添加される調味プロセス(上流のプロセス)のデューティーサイクルは、調味システムがアクティブであった時間間隔のパーセンテージを得るために、時間間隔の間のアクティブな時間の量をその時間間隔で割ることによって求められる。調味システムのデューティーサイクルは、調味システムの各停止および再開のタイミングを記録するプロセッサによって求めることができる。BPMRATIOおよびデューティーサイクルによって、本発明の制御方法の一実施形態を実施することができる。
いくつかの食品は、多量の複数の個々の食品部分からなる。多量の複数の個々の食品部分からなるそのような食品の例としては、限定はされないが、ポテトチップ、クッキー、プレッツェル、ナッツおよびハードキャンディーが挙げられる。これらのタイプの食品の多くは、設備において生産され、次に、消費者への後続の輸送および販売のために現場で袋詰め機械において袋詰めされる。これらのタイプの食品のうちのいくつかは、袋詰めされる前に、香味材料で調味される。
これらのタイプの食品の生産(食品は、大量の複数の個々の食品部分からなる)は、食品の流れを制御された流れで確実に移動させることができるコンベヤを概ね含む。「流れ」という用語は、本明細書において用いられる場合、大量の複数の個々の食品部分が、流れを移動させるように適合されるコンベヤを使用して設備内の1つの場所から設備内の別の場所に移動されることができる連続的な流れをともに形成するため、食品が搬送される方法を記載することが理解されるであろう。また、食品の流れが大量の複数の個々の食品部分からなるため、その流れは、コンベヤゲートを使用して別個の目的地に経路付けされることになっている2つ以上の流れに分けられることができる。この利点は、例えば、大量の食品の流れが2つ以上の流れに分けられ、その後、2つ以上の異なる調味料または他の香味剤が食品の分離された下位の流れに添加される2つ以上の異なる調味ステーションに経路付けされる場合に特に重要である。代替的には、大量の食品の流れは、2つ以上の流れに分けられ、その後、異なる目標重量を有する袋を生成する2つ以上の異なる計量および袋詰め機械に経路付けされることができる。
例えば、例示に過ぎないが、調味されていないポテトチップの流れは、コンベヤを使用して、ポテトが大量の複数の個々の食品部分にスライスされてフライヤー内で調理される設備の一部から、調理されているが調味されていないポテトチップが調味され、計量されて次に同一の袋にパッケージングされる設備の別の部分に移動されることができ、各袋は、およそ同じ量の調味されたポテトチップ(重量)を有する。設備の調理セクションからの調理されたが調味されていないポテトチップ(製品)の流れが、異なる調味料を添加する別個の2つ以上の別個の調味ステーションに給送するために、2つ以上の流れに再分割されることができることが理解されるであろう。例えば、第1の調味料、調味料「A」は、製品の流れを方向転換させる側部から排出するゲートを使用して、メインの供給源コンベヤから第1の調味ステーションに排出される調味されていないポテトチップの流れに添加されることができ、第2の調味料、調味料「B」は、製品の流れを方向転換させる第2の側部から排出するゲートを使用して、第1の側部から排出するゲートの下流の場所においてメインの供給源コンベヤから第2の調味ステーションに排出される調味されていないポテトチップの流れに添加されることができる。
例えば2014年2月21日に出願され、「インライン調整可能ゲート(INLINE ADJUSTABLE GATE)」という発明の名称の米国特許出願公開第14/186,656号明細書において開示されている側部から排出する調整可能なゲートの一実施形態等の、未加工の製品が分配コンベヤから上流のプロセスに給送する受け取りコンベヤに排出されるレートを制御する流れ制御弁は、プロセッサから生成および送信される信号に応答する。この調整可能なゲートは、未加工の製品が分配コンベヤから排出されるレートを制御するのに使用することができる。代替的には、流れ制御弁(調整可能なゲート)は、米国特許第6,119,849号明細書および米国特許第6,378,688号明細書においても開示されている。
本発明の制御方法の実施形態の有効性は、多くのテストケースで確認されている。これらのテストケースは、計量および袋詰め機械に製品が不足する(給送不足)というシナリオ、および、計量および袋詰め機械に過給送されるというシナリオを含む。
以下で記載される第1のテストケースは、計量および袋詰め機械が通常の給送不足を経験するというシナリオであり、これは、計量および袋詰め機械への不所望の不足、ならびに、計量および袋詰め機械の減速した動作を引き起こす。
本発明の制御方法の一実施形態が、未加工の製品が上流のプロセスに給送されるレートを調整するように動作する方法は、性能を示す変数が準最適である一連の特定の例を使用してより良く理解することができる。
第1の例では、上流のプロセスは、下流のプロセスに大幅に過給送し、これは、調味システムが過剰なレートの調製済みの製品を調製し、計量および袋詰め機械の入口ホッパーに給送することを意味する。この準最適な性能は、下流のプロセスが上流のプロセスからのより多くの製品を求めることを終了し、計量および袋詰め機械の入口ホッパーにおける調製済みの製品の不所望の蓄積を回避するために調味システムの過度に頻繁な停止および再開を引き起こすため、問題である。経験的な制御方法において使用することができる用語では、10進数で記載される、大幅に過給送されるモードにおけるデューティーサイクル、DCACTUALは、0.5に過ぎないものとすることができる。これは、計量および袋詰め機械の設定点、BPMSPを満たすように、計量および袋詰め機械に必要とされるだけの調製済みの製品を下流のプロセスに給送するためには、上流のプロセスが時間の半分は非アクティブであることを意味する。その結果、経験式における第1の因数は1.0/0.5または2になる。この第1の因数は、1であるBPMRATIO項の二乗である第2の因数で乗算される。第1の因数および第2の因数の積は、2.0/(0.50+1.0)である第3の因数で乗算され、これは、2/1.5または1.33.2×1×1.33=2.66である。このメトリックは1を優に上回り、これは、調整可能なゲートが、方向および比率に関して、回転可能なスリーブ116の開口119を上昇させ、それによって、関連する上流のプロセス30Aまたは30Bにそれぞれ給送するその調整可能なゲート10Aまたは10Bから排出される製品の流れの質量流量を低下させるように調整されるべきであることを意味する。これは通常の過給送のシナリオである。計量および袋詰め機械に関連する性能の問題によって、機械が、設定点を僅かに下回って、例えばBPMRATIO=0.96で動作された場合、メトリックは、1よりも大きい1.0/0.5×[0.96/1.0]×[2/(0.5+0.96)]=2.52であり、これは、補正動作が、未加工の製品が分配コンベヤ120の調整可能なゲート10Aまたは10Bから排出されるレートを低下させ、それによって、未加工の製品が上流のプロセス(調味ステーション)30Aまたは30Bに流れ込むレートを低下させることであることを意味する。この結果として、調味システム30Aまたは30Bの停止および再開がより少なくなり、これは調味システムのデューティーサイクル、DCACTUALを高める。これが適切な補正動作であることが理解されるであろう。
未加工の製品を分配コンベヤ120から上流のプロセス30Aまたは30Bに排出する調整可能なゲートの調整のための新たなメトリックを求めるための経験式の使用は、以下のテストケースによって実証されるように、驚くべき予期しない結果をもたらす。
調味された製品のレートがほぼ完璧である第1のテストケースでは、BPMRATIOは99%であり、これは、BPMSPで割ったBPMACTUALが0.99であることを意味する。これは、所与の時間間隔以内に計量および袋詰め機械によって生成および充填される袋の数が、計量および袋詰め機械が動作するように設定されるレートの99%である状況である。しかし、このシナリオでは、計量および袋詰め機械はごく僅かに給送不足であり、これは、計量および袋詰め機械が給送不足ではなく、調味システムが、計量および袋詰め機械の分散面における調味された製品の不所望の蓄積を防止するために時々停止および再開されなければならない好ましい動作状態には及ばない。調整可能なゲート10Aまたは10Bを調整する上で使用される新たなメトリックが(1.0/DCACTUAL)×(BPMRATIO×(2.0/(DCACTUAL+BPMRATIO))に等しい経験式を使用して、本発明ではDCACTUAL=1.0およびBPMRATIO=0.99の値を入力し、1.0未満である、[1.0/1.0]×[0.99]×[2.0/(1.0+0.99)]=1×0.98×1.005=0.985に等しいメトリックを得る。これは、分配コンベヤ120から上流のプロセス(調味ステーション)30Aまたは30Bへの未加工の製品の流量を増大させるべきであり、これは、方向および比率に関して、給送不足の問題を補正するとともに計量および袋詰め機械を僅かに過給送のモードに戻すための、側部から排出するゲートへの適切な調整であることを意味する。
調味された製品のレートが完璧ではない第2のテストケースでは、BPMRATIOは0.97であり、これは、BPMSPで割ったBPMACTUALが0.97であることを意味する。これは、所与の時間間隔以内に計量および袋詰め機械によって生成および充填される袋の数が、計量および袋詰め機械が動作するように設定されるレートの97%である状況である。しかし、このシナリオでは、計量および袋詰め機械は僅かに給送不足であり、これは、計量および袋詰め機械が給送不足ではなく、調味システムが、計量および袋詰め機械の分散コーンに送達される調味された製品の不所望の蓄積を防止するために時々停止および再開されなければならない好ましい動作状態には及ばない。新たなメトリックが(1.0/DCACTUAL)×(BPMRATIO×(2.0/(DCACTUAL+BPMRATIO))に等しい経験式を使用して、本発明ではDCACTUAL=100%およびBPMRATIO=0.97の値を入力し、1.0未満である、[1.0/1.0]×[0.97]×[2/(1.0+0.97)]=1×0.941×1.015=0.955の新たなメトリックを得るが、これは、方向および比率に関して、分配コンベヤ120から上流のプロセス(調味ステーション)に提供される未加工の製品の流量を増大させるべきであり、これは、方向および比率に関して、給送不足の問題を補正するとともに計量および袋詰め機械を僅かに過給送のモードに戻すための、側部から排出するゲートへの適切な調整であることを意味する。
調味された製品のレートが実質的に完璧ではない第3のテストケースでは、BPMRATIOは0.9であり、これは、BPMSPで割ったBPMACTUALが0.9であることを意味する。これは、所与の時間間隔以内に計量および袋詰め機械によって生成および充填される袋の数が、計量および袋詰め機械が動作するように設定されるレートの90%である状況である。しかし、このシナリオでは、計量および袋詰め機械は大幅に給送不足であり、これは、計量および袋詰め機械が給送不足ではなく、調味システムが、計量および袋詰め機械の入口ホッパー(分散コーン)内の調味された製品の不所望の蓄積を防止するために時々停止および再開されなければならない好ましい動作状態には及ばない。新たなメトリックが(1.0/DCACTUAL)×(BPMRATIO×(2.0/(DCACTUAL+BPMRATIO))である経験式を使用して、本発明ではDCACTUAL=1.0およびBPMRATIO=0.90の値を入力し、1.0未満である、[1.0/1.0]×[0.9]×[2/(1.0+0.9)]=1×0.81×1.052=0.852の新たなメトリックを得るが、これは、分配コンベヤ120から調味ステーション30Aまたは30Bに送達される未加工の製品の流量を増大させるべきであり、これは、方向および比率に関して、給送不足の問題を補正するとともに計量および袋詰め機械を僅かに過給送のモードに戻すための、側部から排出するゲートへの適切な調整であることを意味する。
要するに、計量および袋詰め機械がごく僅かに給送不足であることから大幅に給送不足であることに及ぶシナリオでは、経験式は、より多くの調味されていない製品を、主な供給源コンベヤから、計量および袋詰め機械に給送する調味システムに方向転換させるように、側部から排出するゲートを調整する新たなメトリックを提供し、これが、調味されていない製品が調味機械に給送されるレートを上昇させ、給送不足の状況を補正し、計量および袋詰め機械を、BPMRATIOが1.0に等しい所望の動作モードに向かって移動させることが分かる。
以下で記載される第4のテストケースは、計量および袋詰め機械が通常の過給送を経験し、これによって、調味された製品を計量および袋詰め機械に給送する調味システムの不所望の停止および再開を引き起こすシナリオである。この状況の結果として、製品の全体的な品質が低下し、これは、調味システムにおける製品の流れの部分、ならびに、停止および再開の時間が、調味システムの連続的なまたはほぼ連続的な動作によって得ることができる調味料の添加の一様性を欠くためである。
調味システムが調味された製品を計量および袋詰め機械に提供するレートが、必要とされるものをごく僅かに上回る第4のテストケースでは、BPMRATIOが1.0であり、これは、BPMSPで割ったBPMACTUALが1.0であることを意味する。これは、所与の時間間隔以内に計量および袋詰め機械によって生成および充填される袋の数が、計量および袋詰め機械が動作するように設定されるレートの100%である状況である。しかし、このシナリオでは、計量および袋詰め機械はごく僅かに過給送され、これは、計量および袋詰め機械が100%で動作し、調味システムが、計量および袋詰め機械の入口ホッパー(分散コーン)における調味された製品の不所望の蓄積を防止するために時々停止および再開されなければならない好ましい動作状態には及ばない。経験式を使用して、本発明では(1.0/DCACTUAL)×(BPMRATIO×(2/(DCACTUAL+BPMRATIO))の新たなメトリックを得て、DCACTUAL=0.99およびBPMRATIO=1.0の値を入力し、1.0よりも大きい、[1.0/0.99]×[1.0]×[2/(0.99+1.0)]=1.01×1.0×1.005=1.015として計算される新たなメトリックを得るが、これは、方向および比率に関して、調整可能なゲート10Aまたは10Bが、未加工の製品が関連する上流のプロセス(調味ステーション)30Aまたは30Bに送達されるレートを低下させるように調整されるべきであることを意味する。
上記の4つのテストケースにおいて得られるメトリックは、0.985(第1のテストケース)、0.955(第2のテストケース)、0.852(第3のテストケース)および1.015(第4のテストケース)であったことに留意されたい。上記では、得られるメトリックの方向および比率に関する指示を検討している。言い換えると、第1のテストケースにおいて、0.985のメトリックは、調整可能なゲート10Aまたは10Bを、未加工の製品が関連する上流のプロセス(調味ステーション)30Aまたは30Bに給送されるレートを増大させるように調整するべきであることを意味する。第2のテストケースおよび第3のテストケースも、調整可能なゲート10Aまたは10Bを、製品の質量流量を増大させるように調整するべきであることを示すメトリックを生成し、第4のテストケースのみが流量を低下させる必要性を示している。メトリックが1とは異なる大きさは、1よりも小さいかまたは大きいという状態に加えて、1との比較によって示される調整の方向において行われるべきである調整の量を求めるのに使用されるべきであることを理解されたい。例えば、例示に過ぎないが、0.985のメトリックを伴う第1のテストケースは、調整可能なゲート10Aまたは10Bを、未加工の製品が関連する上流のプロセス(調味ステーション)30Aまたは30Bに送達されるレートを上昇させるように、但し、0.955および0.852のメトリックを有する第2のテストケースおよび第3のテストケースにおいて必要とされるほどではなく、第1のテストケースに対する量を増大させることによって1とは異なる分だけ調整するべきであることを示している。したがって、経験式によって提供されるメトリックは、方向だけではなく、必要とされる調整の比率も示している。
調味システムが調味された製品を計量および袋詰め機械に提供するレートが、必要とされるものを僅かに上回る第5のテストケースでは、BPMRATIOが1.0であり、これは、BPMSPで割ったBPMACTUALが1.0であることを意味する。これは、所与の時間間隔以内に計量および袋詰め機械によって生成および充填される袋の数が、計量および袋詰め機械が動作するように設定されるレートの1.0である状況である。しかし、このシナリオでは、計量および袋詰め機械は僅かに過給送され、これは、計量および袋詰め機械が1.0で動作し、調味システムが、計量および袋詰め機械の入口ホッパー(分散コーン)における調味された製品の不所望の蓄積を防止するために時々停止および再開されなければならない好ましい動作状態には及ばない。新たなメトリック(1.0/DCACTUAL)×(BPMRATIO×(2/(DCACTUAL+BPMRATIO))である経験式を使用して、本発明ではDCACTUAL=0.9およびBPMRATIO=1.0の値を入力し、1.0よりも大きい、[1.0/0.9]×[1.0]×[2/(0.9+1.0)]=1.11×1.0×1.053=1.168のメトリックを得るが、これは、調整可能なゲート10Aまたは10Bの調整が、未加工の製品が関連する上流のプロセス(調味ステーション)30Aまたは30Bに送達されるレートを低下させるように調整されるべきであることを意味する。メトリックが1.0よりも大きい場合、調味システムへの製品の流量が低下され、これは、方向および比率に関して、過給送の状況を補正するとともに、調味システムを、計量および袋詰め機械における僅かに過給送の状況を生じるスループットレートに戻すための、側部から排出するゲートへの適切な調整である。メトリックが1.0を超えるが、0.168だけであるため、低下の大きさは少しであることにも留意されたい。
調味システムが調味された製品を計量および袋詰め機械に提供するレートが、必要とされるものを僅かに上回る第6のテストケースでは、BPMRATIOが1.0であり、これは、BPMSPで割ったBPMACTUALが1.0であることを意味する。これは、所与の時間間隔以内に計量および袋詰め機械によって生成および充填される袋の数が、計量および袋詰め機械が動作するように設定されるレートの100%である状況である。しかし、このシナリオでは、計量および袋詰め機械は大幅に過給送され、これは、計量および袋詰め機械が1.0で動作し、調味システムが、計量および袋詰め機械の入口ホッパー(分散コーン)における調味された製品の不所望の蓄積を防止するために時々停止および再開されなければならない好ましい動作状態には及ばない。新たなメトリックが(1.0/DCACTUAL)×(BPMRATIO×(2.0/(DCACTUAL+BPMRATIO))である経験式を使用して、本発明ではDCACTUAL=0.8およびBPMRATIO=1.0の値を入力し、1.0よりも大幅に大きい、[1.0/0.8]×[1.0]×[2/(0.80+1.0)]=1.25×1.0×1.111=1.389の新たなメトリックを得るが、これは、調整可能なゲート10Aまたは10Bが、未加工の製品が関連する上流のプロセス(調味ステーション)に送達されるレートを大幅に低下させるように調整されるべきであることを意味する。メトリックが1.0よりも大きい場合、調味システムへの製品の流量が低下され、これは、方向および比率に関して、過給送の状況を補正するとともに、調味システムを、計量および袋詰め機械における大幅に過給送の状況を生じるスループットレートに戻すための、側部から排出するゲートへの適切な調整である。
調味システムが調味された製品を計量および袋詰め機械に提供するレートが、必要とされるものを僅かに上回る第7のテストケースでは、BPMRATIOが1.0であり、これは、BPMSPで割ったBPMACTUALが1.0であることを意味する。これは、所与の時間間隔以内に計量および袋詰め機械によって生成および充填される袋の数が、計量および袋詰め機械が動作するように設定されるレートの100%である状況である。しかし、このシナリオでは、計量および袋詰め機械はかなり過給送され、これは、計量および袋詰め機械が100%で動作し、調味システムが、計量および袋詰め機械の入口ホッパー(分散コーン)における調味された製品の不所望の蓄積を防止するために時々停止および再開されなければならない好ましい動作状態には及ばない。(1.0/DCACTUAL)×(BPMRATIO×(2.0/(DCACTUAL+BPMRATIO))の新たなメトリックである経験式を使用して、本発明ではDCACTUAL=0.5およびBPMRATIO=1.0の値を入力し、1.0よりも大幅に大きい、[1.0/0.50]×[1.0]×[2/(0.50+1.0)]=2.0×1.0×1.33=2.67の新たなメトリックを得るが、これは、調整可能なゲート10Aまたは10Bが、未加工の製品が関連する上流のプロセス(調味ステーション)30Aまたは30Bに送達されるレートを大幅に低下させるように調整されるべきであることを意味する。メトリックが1.0よりも大幅に大きい場合、調味システムへの製品の流量を大幅に低下させる必要がある。
上流のプロセス、すなわち調味システムが、調製済みの(調味された)製品を、下流のプロセス、すなわち計量および袋詰め機械に提供するレートが、下流のプロセスによって必要とされるものを上回るレートであるが、計量および袋詰め機械が、計量および袋詰め機械の制御における不十分な袋詰め機の性能または乏しい設定に起因して全能力でまたはほぼ全能力で動作していない第8のテストケースでは、BPMRATIOは0.8であり、これは、BPMSPで割ったBPMACTUALが0.85であることを意味する。この第8のテストケースをさらに説明する前に、経験式が自己制御式であるように適合されることを述べる必要があり、すなわち、経験式は、DCACTUALおよびBPMRATIOが等しい均衡点、経験式が1に等しいメトリックを生成する点を見出し、均衡が失われたことを検出するような時点までそれらの設定を保持し、次に、BPMRATIOおよびDCACTUALを周期的に感知し始め、新たなメトリックを求めるとともに実施し、システム(上流のプロセスおよび下流のプロセス)を制御し、上流のプロセスおよび下流のプロセスをガイドして平衡に戻す。BPMRATIOおよびDCACTUALの双方がともに1よりも小さいこの第8のテストケースでは、経験式は、システムを誤った方向に移動させるが、観察されるように、方向的に不適切な補正は、後続のDCACTUAL値がBPMRATIO値よりも低くならないことによって、自己制御される。
第8のテストケースは、所与の時間間隔以内に計量および袋詰め機械によって実際に生成および充填される袋の数が、計量および袋詰め機械が動作するように設定されるレート(設定点)の80%である状況である。しかし、このシナリオでは、計量および袋詰め機械は、0.85もの低さであるDCACTUALによって証明されるように、機能的に過給送され、この状態は、計量および袋詰め機械が能力(BPMSP)の100%で動作し、調味システムが、下流のプロセス、すなわち計量および袋詰め機械の分散面に送達される調味された製品の不所望の蓄積を防止するためにまれにしか停止および再開される必要がない好ましい動作状態には及ばない。経験式を使用して、本発明では(1.0/DCACTUAL)×(BPMRATIO×(2.0/(DCACTUAL+BPMRATIO))に等しい新たなメトリックを得て、DCACTUAL=0.85およびBPMRATIO=0.80の値を入力し、1.0よりも小さい、[1.0/0.85]×[0.80]×[2/(0.85+0.80)]=1.18×0.64×1.212=0.91の新たなメトリックを得るが、これは、調整可能なゲート10Aまたは10Bが、未加工の製品が分配コンベヤ120から上流のプロセス(調味ステーション)30Aまたは30Bに排出されるレートを上昇させるように調整されるべきであることを示す。しかし、未加工の製品が上流のプロセスに排出されるレートを上昇させることは、デューティーサイクル、DCACTUALを、その時点の0.85から下方に追いやるように働き、この補正は、認識されるように、誤った方向へのものであり、すなわち、下流のプロセスが既に過給送されているときに未加工の製品が上流のプロセスに送達されるレートを上昇させることは、過給送の問題をさらに悪化させるようにしか働かない。プロセッサによって検出される次のDCACTUALは、例えば0.80等、0.85よりも低いことが理解されるであろう。BPMRATIOが0.8のままであると仮定する場合、それぞれ0.85および0.8のDCACTUALおよびBPMRATIOのこれらの新たな値は、(1.0/DCACTUAL)×(BPMRATIO×(2.0/(DCACTUAL+BPMRATIO))に等しい新たなメトリックをもたらし、本発明ではDCACTUAL=0.80およびBPMRATIO=0.80の値を入力し、1である、[1.0/0.80]×[0.80]×[2/(0.80+0.80)]=1.25×0.64×1.25=1.0の新たなメトリックを得るが、これは、調整可能なゲート10Aまたは10Bを調整する必要がないこと、および、未加工の製品が分配コンベヤ120から上流のプロセス(調味ステーション)30Aまたは30Bに排出されるその時点のレートが、動作の問題を被っている下流のプロセスと、好ましい動作モード、すなわち、製品の品質を維持する、中断される動作のまれな短い期間を取り戻す新たなレートで調製済みの製品を下流のプロセスに給送するために本発明の制御方法の実施形態によって調整されている上流のプロセスとの調和を維持することを示す。
上記で記載および説明したテストケースによって実証される方法で使用される経験式は、DCACTUAL+BPMRATIOの和が、例えば1.7等、2.0を大幅に下回る場合に、操作人員に警告する信号を照明するためのコンピューター命令とともに実施することもできる。これは、DCACTUALおよびBPMRATIOの最初の和が1.60である上記で挙げた第8のテストケースにおける状況である。この状態は、DCACTUALおよびBPMRATIOの双方がそれぞれ1.0を大幅に下回るときに生じ、ここでは、例えば、DCACTUALは0.80であり、BPMRATIOは0.80である。自動的に起動される警報は、計量および袋詰め機械の設定を確認および調整するべきであり、ならびに/または、計量および袋詰め機械が洗浄および修理、あるいは洗浄または修理を必要とすることを操作人員に示す。これは、給送不足のためではなく、計量および袋詰め機械の乏しい袋詰め性能または乏しい設定のためにBPMRATIOが1.0を優に下回るときについてのことである。
第9のテストケースでは、プロセッサは、特定の条件が満たされるときに、計量および袋詰め機械に、下流のプロセスのBPMSPよりも小さい効果的な設定点、BPMSPEFFを割り当てるように操作者によってプログラミングされる。これは、下流のプロセスのレート、BPMSPへの変更を必要とすることなく、下流のプロセスの出力を、本発明の制御方法の実施形態を使用して低下させるとともに制御することができるという点で有利である。これらの場合、効果的なBPMRATIO、すなわちBPMRATIOEFFは、1分あたりに生成される実際の袋、BPMACTUALを、1分あたりの効果的な袋、BPMSPEFFで割ることによって得られ、結果として生じるBPMRATIOEFFは、名目上のBPMRATIOとは異なり、1を超えることができる。上流のプロセス(調味システム)が調製済みの(調味された)製品を計量および袋詰め機械に提供するレートが効果的な設定点を僅かに上回るこの第9のテストケースでは、BPMRATIOは、例えば1.10であるものとすることができ、これは、所与の時間間隔以内に計量および袋詰め機械によって生成される製品の袋の数が、効果的な設定点レート、BPMSPEFFの110%であり、定義上、計量および袋詰め機械が動作するように設定されるレート、BPMSPを下回ることを意味する。
このシナリオでは、下流のプロセス、すなわち計量および袋詰め機械は、その能力、BPMSPに対して給送不足であり、効果的な設定点、BPMSPEFFに対して過給送される。この状態は、下流のプロセス(計量および袋詰め機械)が、プロセッサによって割り当てられる効果的な設定点、BPMSPEFFの100%で動作する好ましい動作状態には及ばない。下流のプロセスはBPMSPに対して給送不足であるため、上流のプロセスは、決して中断されず、DCACTUALは1.0である。経験式を使用して、本発明では(1.0/DCACTUAL)×(BPMRATIO×(2/(DCACTUAL+BPMRATIO))の新たなメトリックを得て、DCACTUAL=1.0およびBPMRATIO=1.1の値を入力し、1.0よりも大きい、[1.0/1.0]×[1.1]×[2/(1.0+1.1)]=1.0×1.21×0.952=1.152として計算される新たなメトリックを得るが、これは、方向および比率に関して、調整可能なゲート10Aまたは10Bが、未加工の製品が関連する上流のプロセス(調味ステーション)30Aまたは30Bに送達されるレートを低下させるように調整されるべきであることを意味する。経験式の結果を使用して、BPMRATIOの後続の値は、結果として生じるメトリックが1を達成するまで、下流のプロセスへのより低い給送レートを反映する。その状態では、下流のプロセス(計量および袋詰め機械)が、プロセッサにおいて割り当てられる効果的な設定点、BPMSPEFFの100%で動作する好ましい動作状態は、1分の設定点あたりの袋、BPMSPに対する給送不足のシナリオを介して達成されるであろう。
上記の説明では、本発明の制御方法の実施形態を使用して制御することができる包括的なシステムが、上流のプロセスおよび下流のプロセスを含むことが理解されるであろう。上流のプロセスは、製品の流れを、分配コンベヤから流れ制御弁を通して受け取る。上流のプロセスは、製品の流れを調製し、調製済みの製品の流れを、製品の流れをさらに調製するか、または、調製済みの製品の流れを計量して個別の量に袋詰めする下流のプロセスに送達する。本発明の制御方法の実施形態の特定の用途が、上流のプロセスとしての調味ステーション、下流のプロセスとしての計量および袋詰め機械、ならびに、製品の流れとしての食品を含む、多くの例示的なシナリオおよびテストケースが与えられている。調製済みの製品の流れを個別の量に分割する必要性に起因して、食品は、大量の複数の個々の食品部分からなる。本発明の制御方法の範囲が、本明細書において記載される例およびテストケースによって限定されないこと、ならびに、本明細書において記載される特定の用途が、本発明の制御方法のいくつかのモードおよび利点を実証するように選択されることが理解されるであろう。本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲のみによって限定される。
これらの自動的な警報、および、本発明の制御方法の実施形態の通常の動作コースは、プロセッサを有するコンピューターを使用して実施することができる。本発明の制御方法の実施形態を実施するのに使用することができるコンピュータープログラム製品は、本明細書において記載される制御方法の任意の1つまたは複数の態様を実施するかまたは開始するためのコンピューター可読プログラムコードをさらに含むことができる。したがって、方法の別個の記載は、コンピュータープログラム製品の文脈では繰り返されない。
上記のコンピュータープログラム製品は、本明細書において記載される方法のいずれか1つまたは複数の態様を実施するかまたは開始するためのコンピューター可読プログラムコードをさらに含むことができる。したがって、方法の別個の記載は、コンピュータープログラム製品の文脈では繰り返されない。
当業者によって理解されるように、本発明の態様は、システム、方法またはコンピュータープログラム製品として具現することができる。したがって、本発明の態様は、全体的にハードウェアの実施形態、全体的にソフトウェアの実施形態(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコード等を含む)、または、本明細書において「回路」、「モジュール」もしくは「システム」として全て包括的に称することができるソフトウェアおよびハードウェアの態様を組み合わせる実施形態の形態をとることができる。さらに、本発明の態様は、その上にコンピューター可読プログラムコードが組み込まれた1つまたは複数のコンピューター可読媒体(複数の場合もあり)で具現されるコンピュータープログラム製品の形態をとることができる。
1つまたは複数のコンピューター可読媒体(複数の場合もあり)の任意の組み合わせを使用することができる。コンピューター可読媒体は、コンピューター可読信号媒体またはコンピューター可読記憶媒体であるものとすることができる。コンピューター可読記憶媒体としては、例えば、限定はされないが、電子的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線または半導体のシステム、装置もしくはデバイス、または、上記の任意の好適な組み合わせが挙げられる。コンピューター可読記憶媒体のより具体的な例(非排他的なリスト)としては、以下、1つまたは複数のワイヤーを有する電気接続、ポータブルコンピューターディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、イレーザブルプログラマブルリードオンリーメモリ(EPROMもしくはフラッシュメモリ)、光ファイバ、持ち運び可能なコンパクトディスクリードオンリーメモリ(CD−ROM)、光学記憶デバイス、磁気記憶デバイス、または、上記の任意の好適な組み合わせが挙げられる。本文書の文脈では、コンピューター可読記憶媒体は、命令実行システム、装置もしくはデバイスによってまたはこれらとの関連で使用されるプログラムを含むかまたは記憶することができる、任意の有形媒体であってもよい。
コンピューター可読信号媒体は、コンピューター可読プログラムコードが内部に、例えばベースバンドにまたは搬送波の一部として組み込まれた伝搬データ信号を含むことができる。そのような伝搬信号は、限定はされないが、電磁、光学またはそれらの任意の好適な組み合わせを含む、種々の形態のいずれかをとることができる。コンピューター可読信号媒体は、コンピューター可読記憶媒体ではなく、命令実行システム、装置もしくはデバイスによってまたはそれらとの関連で使用されるプログラムを伝達、伝搬または搬送することができる任意のコンピューター可読媒体であるものとすることができる。
コンピューター可読媒体に組み込まれるプログラムコードは、限定はされないが、無線、有線、光ファイバケーブル、RF等または上記の任意の好適な組み合わせを含む、任意の適切な媒体を使用して送信することができる。本発明の態様の動作を実行するためのコンピュータープログラムコードは、JAVA(登録商標)、Smalltalk、C++等のオブジェクト指向プログラミング言語、および、「C」プログラミング言語または同様のプログラミング言語等の従来の手続き型プログラミング言語を含む、1つまたは複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで記述することができる。プログラムコードは、全体的にユーザーのコンピューター上で、部分的にユーザーのコンピューター上で、スタンドアロンソフトウェアパッケージとして、部分的にユーザーのコンピューター上かつ部分的にリモートコンピューター上で、または、全体的にリモートコンピューターもしくはサーバー上で実行することができる。後者のシナリオでは、リモートコンピューターは、ローカルエリアネットワーク(LAN)もしくはワイドエリアネットワーク(WAN)を含む任意のタイプのネットワークを通じてユーザーのコンピューターに接続することができるか、または、接続は、(例えばインターネットサービスプロバイダーを使用してインターネットを通じて)外部コンピューターに行うことができる。
本発明の態様は、本発明の実施形態による方法、装置(システム)およびコンピュータープログラム製品のフローチャート表現およびブロック図、あるいはフローチャート表現またはブロック図を参照して記載することができる。フローチャート表現およびブロック図、あるいはフローチャート表現またはブロック図の各ブロック、ならびに、フローチャート表現およびブロック図、あるいはフローチャート表現またはブロック図におけるブロックの組み合わせは、コンピュータープログラム命令によって実施することができることが理解されるであろう。これらのコンピュータープログラム命令は、コンピューターまたは他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサを介して実行する命令が、フローチャートおよびブロック図中、あるいはフローチャートまたはブロック図のブロック(単数または複数)において明記される機能/動作を実施する手段を形成するように、汎用コンピューター、専用コンピューターおよび/または他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサに提供され、マシンを生成することができる。
これらのコンピュータープログラム命令は、コンピューター可読媒体内に記憶されている命令が、フローチャートおよびブロック図、あるいはフローチャートまたはブロック図中のブロック(単数または複数)において明記される機能/動作を実施する命令を含む製品を製造するように、コンピューター、他のプログラマブルデータ処理装置または他のデバイスに命令して特定の方法で機能させることができるコンピューター可読媒体に記憶されることもできる。
コンピュータープログラム命令は、コンピューター、他のプログラマブルデータ処理装置または他のデバイスにもロードされ、一連の動作ステップをコンピューター、他のプログラマブル装置または他のデバイスにおいて実行させ、コンピューター実施プロセスを生成することができ、それによって、コンピューターまたは他のプログラマブル装置上で実行する命令が、フローチャートおよびブロック図、あるいはフローチャートまたはブロック図中のブロック(単数または複数)において明記される機能/動作を実施するプロセスを提供する。
図面におけるフローチャートおよびブロック図は、本発明の種々の実施形態によるシステム、方法およびコンピュータープログラム製品の可能な実施態様のアーキテクチャー、機能および動作を示している。これに関して、フローチャートまたはブロック図における各ブロックは、明記される論理機能(複数の場合もあり)を実施するための1つまたは複数の実行可能な命令を含むモジュール、セグメントまたはコードの一部を表すことができる。いくつかの代替的な実施態様では、ブロック内に記載される機能は、図面に記されている順序通りではなく行うことができることにも留意されたい。例えば、連続して示されている2つのブロックは、実際には、実質的に同時に実行することができるか、または、ブロックは、場合によっては、関連する機能に応じて逆の順序で実行することができる。ブロック図およびフローチャート表現、あるいはブロック図またはフローチャート表現の各ブロック、ならびに、ブロック図およびフローチャート表現、あるいはブロック図またはフローチャート表現のブロックの組み合わせを、明記された機能もしくは動作、または、専用ハードウェアおよびコンピューター命令の組み合わせを行う専用ハードウェアベースのシステムによって実施することができることにも留意されたい。
本明細書において用いられる専門用語は、特定の実施形態を記載するためのものにすぎず、本発明を限定することは意図されない。本明細書において用いられる場合、単数形は、文脈によって別途はっきりと示されない限り、複数形も含むことが意図される。「備える」という用語は、本明細書において用いられる場合、記載の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成要素および/または群の存在を明記するが、1つまたは複数の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成要素および/またはそれらの群の存在または付加を排除するものではないことがさらに理解されるであろう。「好ましくは」、「好ましい」、「好む」、「任意選択的に」、「してもよい」という用語および同様の用語は、言及されているアイテム、状態またはステップが、本発明の任意の(必須ではない)特徴であることを示すために用いられる。
以下の特許請求の範囲における全てのミーンズプラスファンクション要素またはステッププラスファンクション要素の対応する構造、材料、動作および均等物は、具体的に特許請求されるような他の特許請求される要素と組み合わせて機能を行うために、任意の構造、材料または動作を含むことが意図される。本発明の記載は、例示および記載の目的で提示されているが、網羅的であるか、または、本発明を開示される形態に限定することは意図されない。本発明の範囲および主旨から逸脱することなく、多くの変更形態および変形形態が当業者には明らかである。実施形態は、本発明の原理および実際の用途を最も良好に説明するとともに、当業者が、種々の変更形態を含む種々の実施形態の発明を、意図される特定の使用に適したものとして理解することを可能にするために、選択および記載されている。

Claims (15)

  1. 制御方法であって、
    分配コンベヤを使用して、大量の複数の個々の部分からなる製品の流れを移動させること、
    作動される流れ制御弁を設け、前記分配コンベヤから、前記製品の流れの一部を選択的に排出させること、
    1つまたは複数の受け取りコンベヤを設け、前記分配コンベヤから前記流れ制御弁によって排出される前記製品の流れの一部を受け取ること、
    前記1つまたは複数の受け取りコンベヤ内に、製品が前記分配コンベヤから前記受け取りコンベヤに排出される質量流量を測定するセクションを設けること、
    前記1つまたは複数の受け取りコンベヤのうちの1つによって給送される上流のプロセスを供給し、前記上流のプロセスを通して搬送される前記製品の流れの一部を調製すること、
    前記上流のプロセスによって給送される下流のプロセスを供給することであって、1)前記上流のプロセスにおいて調製済みの前記製品の流れの一部をさらに調製し、前記上流のプロセスから前記下流のプロセスに送達すること、および、2)前記製品の流れの一部の複数の個別の量を計量するとともに複数のパッケージにパッケージングすることのうちの一方を行い、各パッケージは、所定の重量の前記製品を収容する、供給すること、
    前記下流のプロセスと前記上流のプロセスとの中間に分散面を設けること、
    前記分散面に結合されるロードセルを設け、前記製品の流れの部分が前記上流のプロセスから前記下流のプロセスに受け取られる質量流量を検出すること、
    前記下流のプロセスに1つまたは複数のロードセルを設け、所与の時間間隔以内に前記下流のプロセスによって処理される前記製品の重量を検出すること、
    タイマー機能を有するプロセッサを設けること、
    コントローラを設け、前記下流のプロセスがパッケージングされた製品を生成するレートを調節すること、
    前記下流のプロセスに結合される前記コントローラに設定レートを入力し、前記下流のプロセスがパッケージングされた製品を生成するレートを調節すること、
    前記下流のプロセスにおける前記1つまたは複数のロードセルによって、パッケージングされた製品の重量を感知すること、
    前記1つまたは複数のロードセルを使用して、パッケージングされた製品の重量に対応する1つまたは複数の信号を前記プロセッサに生成すること、
    前記上流のプロセスから前記下流のプロセスに送達される製品によって前記分散面に加えられる力を感知すること、
    前記分散面に結合される前記ロードセルを使用して、前記分散面に加えられる前記感知された力に対応する信号を生成すること、
    前記プロセッサを使用して、前記分散面に結合される前記ロードセルから前記信号を受信すること、
    前記プロセッサを使用して前記流れ制御弁を閉じ、前記上流のプロセスと前記下流のプロセスとの中間の製品の不所望の蓄積を防止すること、
    前記プロセッサを使用して、前記分散面との製品の相互作用によって加えられる力を、前記上流のプロセスから前記下流のプロセスへの製品の送達のレートに関連付けること、
    前記プロセッサを使用して、前記設定レートに対する前記下流のプロセスによってパッケージングされる製品の実際のレートのを示す効率を求めること、
    対象とする時間間隔を選択すること、
    前記プロセッサを使用して、前記対象とする時間間隔に占める前記上流のプロセスがアクティブである時間間隔のを示すデューティーサイクルを求めること、
    前記プロセッサを使用して、第1の因数×第2の因数×第3の因数の積に等しいメトリックを求めることであって、前記第1の因数は、1.0を前記デューティーサイクルで割ったものであり、前記第2の因数は、前記下流のプロセスの前記効率を二乗したものであり、前記第3の因数は、2.0を前記デューティーサイクルと前記下流のプロセスの前記効率との和で割ったものである、前記メトリックを求めること、
    前記プロセッサを使用して、前記メトリックを1.0と比較すること、
    前記プロセッサを使用して、前記作動された流れ制御弁への信号を生成し、(i)前記メトリックが1.0に等しいことが分かると、前記作動された流れ制御弁をその時点の位置のままにすること、(ii)前記メトリックが1.0未満であることが分かると、前記流れ制御弁を開き、製品が前記分配コンベヤから前記受け取りコンベヤに排出されるレートを上昇させること、および、(iii)前記メトリックが1.0よりも大きいことが分かると、前記流れ制御弁を閉じ、製品が前記分配コンベヤから前記受け取りコンベヤに排出されるレートを低下させることのうちの1つを行うこと、
    前記プロセッサ、前記下流のプロセスにおける前記1つまたは複数のロードセル、前記分散面に結合される前記ロードセル、および、時間関数を使用して、前記上流のプロセスの更新されたデューティーサイクルおよび前記下流のプロセスの更新された効率に対応する新たなメトリックを生成すること、及び
    前記新たなメトリックを1.0と比較するとともに、前記作動された流れ制御弁を調整するステップを繰り返すことを備える、制御方法。
  2. 前記流れ制御弁は調整可能なゲートである、請求項1に記載の制御方法。
  3. 前記調整可能なゲートは、プロセッサからの信号に応じて駆動モータを使用して位置決め可能な開口を有する回転可能なスリーブを有する、請求項2に記載の制御方法。
  4. 前記受け取りコンベヤ内に、製品が前記分配コンベヤから前記受け取りコンベヤに排出される質量流量を測定するセクションを設けることは、
    前記受け取りコンベヤの前記セクションと前記受け取りコンベヤの1つまたは複数の隣接する支持セクションとの中間に複数のロードセルを設け、製品が前記分配コンベヤから前記上流のプロセスに受け取られるレートを測定することを含む、請求項1に記載の制御方法。
  5. 前記受け取りコンベヤ内に、製品が前記分配コンベヤから前記受け取りコンベヤに排出される質量流量を測定するセクションを設けることは、
    光学センサを設け、前記受け取りコンベヤ内の前記製品が前記受け取りコンベヤの1つまたは複数の壁と接触するレベルを検出すること、および
    前記検出された壁の接触面を使用して、ルックアップテーブルから質量流量を得て、製品が前記分配コンベヤから前記上流のプロセスに受け取られる前記質量流量を経験的に求めることを含む、請求項1に記載の制御方法。
  6. 前記受け取りコンベヤ内に、製品が前記分配コンベヤから前記受け取りコンベヤに排出される質量流量を測定するセクションを設けることは、
    超音波センサを設け、前記受け取りコンベヤ内の前記製品の高さ接触面を検出すること、および
    前記検出された高さ接触面を使用して、ルックアップテーブルから質量流量を得て、製品が前記分配コンベヤから前記上流のプロセスに受け取られる前記質量流量を経験的に求めることを含む、請求項1に記載の制御方法。
  7. 前記分配コンベヤは往復コンベヤであり、
    前記1つまたは複数の受け取りコンベヤは往復コンベヤである、請求項1に記載の制御方法。
  8. 制御方法であって、
    分配コンベヤを使用して、大量の複数の個々の食品部分からなる食品の流れを移動させること、
    作動される流れ制御弁を設け、前記分配コンベヤから、前記食品の流れの一部を選択的に排出させること、
    受け取りコンベヤを設け、前記分配コンベヤから前記流れ制御弁によって排出される前記食品の流れの一部を受け取ること、
    前記受け取りコンベヤ内に、前記食品が前記分配コンベヤから前記受け取りコンベヤに排出される質量流量を測定するセクションを設けること、
    調味ステーションを設け、前記調味ステーションを通して搬送される前記食品の流れの一部に調味材料を添加すること、
    計量および袋詰め機械を設け、前記食品の流れの一部の複数の個別の量を計量するとともに、調味された食品の等しい重量の複数のパッケージにパッケージングすること、
    前記計量および袋詰め機械と前記調味ステーションとの中間に分散面を設けること、
    前記分散面に結合されるロードセルを設け前記食品の流れの一部が前記調味ステーションから前記計量および袋詰め機械に受け取られる質量流量を検出すること、
    前記計量および袋詰め機械に1つまたは複数のロードセルを設け、所与の時間間隔以内に前記計量および袋詰め機械によって処理される前記食品の重量を検出すること、
    タイマー機能を有するプロセッサを設けること、
    コントローラを設け、前記計量および袋詰め機械が所定の重量の前記食品の袋を生成するレートを調節すること、
    前記計量および袋詰め機械に結合される前記コントローラに設定レートを入力し、前記計量および袋詰め機械がパッケージングされた製品を生成するレートを調節すること、
    前記計量および袋詰め機械における前記1つまたは複数のロードセルによって、袋詰めされた前記食品の重量を感知すること、
    前記1つまたは複数のロードセルを使用して、前記計量および袋詰め機械によって袋詰めされた食品の重量に対応する1つまたは複数の信号を前記プロセッサに生成すること、
    前記調味ステーションから前記計量および袋詰め機械に送達される製品によって前記分散面に加えられる力を感知すること、
    前記分散面に結合される前記ロードセルを使用して、前記分散面に加えられる前記感知された力に対応する信号を生成すること、
    前記プロセッサを使用して、前記分散面に結合される前記ロードセルから前記信号を受信すること、
    前記プロセッサを使用して前記調味ステーションの動作を一時的に停止させ、前記調味ステーションと前記計量および袋詰め機械との中間の製品の不所望の蓄積を防止すること、
    前記プロセッサを使用して、前記分散面との製品の相互作用によって加えられる力を、前記調味ステーションから前記計量および袋詰め機械への製品の送達のレートに関連付けること、
    前記プロセッサを使用して、前記設定レートに対する前記計量および袋詰め機械によってパッケージングされる製品の実際のレートのを示す効率を求めること、
    対象とする時間間隔を選択すること、
    前記プロセッサを使用して、前記対象とする時間間隔に占める前記調味ステーションがアクティブである時間間隔のを示すデューティーサイクルを求めること、
    前記プロセッサを使用して、第1の因数×第2の因数×第3の因数の積に等しいメトリックを求めることであって、前記第1の因数は、1.0を前記デューティーサイクル割ったものであり、前記第2の因数は、前記効率を二乗したものであり、前記第3の因数は、2.0を前記デューティーサイクルと前効率との和で割ったものである、前記メトリックを求めること、
    前記プロセッサを使用して、前記メトリックを1.0と比較すること、
    前記プロセッサを使用して、前記作動された流れ制御弁への信号を生成し、(i)前記メトリックが1.0に等しいことが分かると、前記作動された流れ制御弁をその時点の位置のままにすること、(ii)前記メトリックが1.0未満であることが分かると、前記流れ制御弁を完全に開いた位置に向かって移動させ、製品が前記分配コンベヤから前記受け取りコンベヤに排出されるレートを上昇させること、および、(iii)前記メトリックが1.0よりも大きいことが分かると、前記流れ制御弁を完全に閉じた位置に向かって移動させ、製品が前記分配コンベヤから前記受け取りコンベヤに排出されるレートを低下させることのうちの1つを行うこと、
    前記プロセッサ、前記計量および袋詰め機械における前記1つまたは複数のロードセル、前記分散面に結合される前記ロードセル、および、時間関数を使用して、前記調味ステーションの更新されたデューティーサイクルならびに前記計量および袋詰め機械の更新された効率に対応する新たなメトリックを生成すること、および
    前記新たなメトリックを1.0と比較するとともに前記作動された流れ制御弁を調整するステップを繰り返すことを備える、制御方法。
  9. 前記流れ制御弁は調整可能なゲートである、請求項8に記載の制御方法。
  10. 前記調整可能なゲートは、プロセッサからの信号に応じて駆動モータを使用して位置決め可能な開口を有する回転可能なスリーブを有する、請求項9に記載の制御方法。
  11. 前記受け取りコンベヤ内に、前記食品が前記分配コンベヤから前記受け取りコンベヤに排出される質量流量を測定するセクションを設けることは、
    前記受け取りコンベヤの前記セクションと前記受け取りコンベヤの1つまたは複数の隣接する支持セクションとの中間に複数のロードセルを設け、製品が前記分配コンベヤから前記調味ステーションに受け取られるレートを測定することを含む、請求項8に記載の制御方法。
  12. 前記受け取りコンベヤ内に、前記食品が前記分配コンベヤから前記受け取りコンベヤに排出される質量流量を測定するセクションを設けることは、
    光学センサを設け、前記受け取りコンベヤ内の前記製品が前記受け取りコンベヤの1つまたは複数の壁と接触するレベルを検出すること、および
    前記検出された壁の接触面を使用して、ルックアップテーブルから質量流量を得て、製品が前記分配コンベヤから前記調味ステーションに受け取られる前記質量流量を経験的に求めることを含む、請求項8に記載の制御方法。
  13. 前記受け取りコンベヤ内に、前記食品が前記分配コンベヤから前記受け取りコンベヤに排出される質量流量を測定するセクションを設けることは、
    超音波センサを設け、前記受け取りコンベヤ内の前記製品の高さ接触面を検出すること、および
    前記検出された高さ接触面を使用して、ルックアップテーブルから質量流量を得て、前記食品が前記分配コンベヤから前記調味ステーションに受け取られる前記質量流量を経験的に求めることを含む、請求項8に記載の制御方法。
  14. 前記分配コンベヤは往復コンベヤであり、
    前記1つまたは複数の受け取りコンベヤは往復コンベヤである、請求項8に記載の制御方法。
  15. 製品を調製するとともに調製済みの製品を下流のプロセスに給送する上流のプロセスを制御するコンピュータープログラム製品であって、プログラム命令が組み込まれているコンピューター可読記憶媒体を含み、前記プログラム命令は、プロセッサによって実行可能であり、前記プロセッサに、
    分配コンベヤを使用して、大量の複数の個々の部分からなる製品の流れを移動させること、
    作動される流れ制御弁を設け、前記分配コンベヤから、前記製品の流れの一部を選択的に排出させること、
    1つまたは複数の受け取りコンベヤを設け、前記分配コンベヤから前記流れ制御弁によって排出される前記製品の流れの一部を受け取ること、
    前記1つまたは複数の受け取りコンベヤ内に、製品が前記分配コンベヤから前記受け取りコンベヤに排出される質量流量を測定するセクションを設けること、
    前記1つまたは複数の受け取りコンベヤのうちの1つによって給送される上流のプロセスを供給し、前記上流のプロセスを通して搬送される前記製品の流れの一部を調製すること、
    前記上流のプロセスによって給送される下流のプロセスを供給することであって、1)前記上流のプロセスにおいて調製済みの前記製品の流れの一部をさらに調製し、前記上流のプロセスから前記下流のプロセスに送達すること、および、2)前記製品の流れの一部の複数の個別の量を計量するとともに複数のパッケージにパッケージングすることのうちの一方を行い、各パッケージは、所定の重量の前記製品を収容する、供給すること、
    前記下流のプロセスと前記上流のプロセスとの中間に分散面を設けること、
    前記分散面に結合されるロードセルを設け、前記製品の流れの部分が前記上流のプロセスから前記下流のプロセスに受け取られる質量流量を検出すること、
    前記下流のプロセスに1つまたは複数のロードセルを設け、所与の時間間隔以内に前記下流のプロセスによって処理される前記製品の重量を検出すること、
    タイマー機能を有するプロセッサを設けること、
    コントローラを設け、前記下流のプロセスがパッケージングされた製品を生成するレートを調節すること、
    前記下流のプロセスに結合される前記コントローラに入力される設定レートを受信し、前記下流のプロセスがパッケージングされた製品を生成するレートを調節するコンピュータープログラム製品コード、
    パッケージングされた製品の重量に対応する1つまたは複数の信号を、前記下流のプロセスにおける1つまたは複数のロードセルから受信するコンピュータープログラム製品コード、
    前記1つまたは複数のロードセルから、パッケージングされた製品の重量に対応する1つまたは複数の生成された信号を前記プロセッサに受信するコンピュータープログラム製品コード、
    前記上流のプロセスから前記下流のプロセスに送達される製品によって前記分散面に加えられる力を感知するコンピュータープログラム製品コード、
    前記分散面に結合される前記ロードセルから、前記分散面に衝突する前記製品によって加えられる前記感知された力に対応する信号を受信するコンピュータープログラム製品コード、
    前記分散面に結合される前記ロードセルから前記信号を受信するコンピュータープログラム製品コード、
    信号を生成して前記流れ制御弁の駆動モータを作動させ、前記流れ制御弁を閉じて前記上流のプロセスと前記下流のプロセスとの中間の製品の不所望の蓄積を防止するコンピュータープログラム製品コード、
    前記分散面への前記製品の衝突によって加えられる力に対応する信号を、前記上流のプロセスから前記下流のプロセスへの製品の送達のレートに関連付けるコンピュータープログラム製品コード、
    前記設定レートに対する前記下流のプロセスによってパッケージングされる製品の実際のレートのを示す効率を求めるコンピュータープログラム製品コード、
    対象とする時間間隔を選択すること、および、ユーザー入力デバイスにおいて対象とする時間間隔の入力を受信することのうちの一方を行うコンピュータープログラム製品コード、
    前記対象とする時間間隔に占める前記上流のプロセスがアクティブである時間間隔のを示すデューティーサイクルを求めるコンピュータープログラム製品コード、
    第1の因数×第2の因数×第3の因数の積に等しいメトリックを求めるコンピュータープログラム製品コードであって、前記第1の因数は、1.0を前記デューティーサイクルで割ったものであり、前記第2の因数は、前記効率を二乗したものであり、前記第3の因数は、2.0を前記デューティーサイクルと前効率との和で割ったものである、コンピュータープログラム製品コード、
    前記メトリックを1.0と比較するコンピュータープログラム製品コード、
    前記作動された流れ制御弁への信号を生成し、(i)前記メトリックが1.0に等しいことが分かると、前記作動された流れ制御弁をその時点の位置のままにすること、(ii)前記メトリックが1.0未満であることが分かると、駆動モータを作動して前記流れ制御弁を開き、製品が前記分配コンベヤから前記受け取りコンベヤに排出されるレートを上昇させること、および、(iii)前記メトリックが1.0よりも大きいことが分かると、前記駆動モータを作動して前記流れ制御弁を閉じ、製品が前記分配コンベヤから前記受け取りコンベヤに排出されるレートを低下させることのうちの1つを行う、コンピュータープログラム製品コード、
    前記上流のプロセスの更新されたデューティーサイクルおよび前記下流のプロセスの更新された効率に対応する新たなメトリックを生成するコンピュータープログラム製品コード、ならびに
    前記新たなメトリックを1.0と比較するとともに前記作動された流れ制御弁を調節するステップを繰り返すコンピュータープログラム製品コードを備える方法を行わせる、コンピュータープログラム製品。
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