JP6576241B2 - 航空機から地上へのデータストリーミングのためのシステムおよび方法 - Google Patents

航空機から地上へのデータストリーミングのためのシステムおよび方法 Download PDF

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Description

本発明は、概して、動作中の航空機から地上の受信機へのデータの送信に関する。より具体的には、本発明は、所望のデータを提供しつつ帯域幅を一定に保つアビオニクスデータをストリーミングするためのシステムおよび方法に関する。
飛行データレコーダー(FDR)は、事故の性質および原因を判定するために役立つ重要な情報を記録する。特定の状況では、FDRを見つけ回収することが難しいこともある。航空事故のこの側面および他の側面が、航空機の遠隔監視に関する多くの勧告につながっている。これらの勧告は、飛行データレコーダーの回収を簡単に行うためのより正確な航空機の場所の追跡を含み、また航空機が空中でブラックボックスデータをストリーミングする能力を有することを要求する。航空機の飛行中にアビオニクスデータを評価する地上監視員の能力は、将来、緊急事態を解決するのに役立つだろう。
飛行中に航空機からアビオニクスデータをストリーミングすることが望ましいが、それを行う際の1つの課題は、そのような送信のための帯域幅である。すべての飛行データを送信することは、継続的にかなりの帯域幅を必要とし、多大なコストを課す。例えば、このような飛行データは、特定の航空機システムの動作に関する静的レポートを含む可能性がある。これらのレポートは、比較的大量のデータを含み、かなりの帯域幅を使用する可能性がある。本出願は、上記の問題のうちの1または複数に対処しようとするものである。
飛行中に航空機からアビオニクスデータ、位置データおよび他のデータを継続的に送信することができるアビオニクスストリーミングシステムを開発することが有利であろうと認識されている。
また、航空機の遠隔監視を可能にし、地上要員から飛行乗務員へのフィードバックを可能にするアビオニクスストリーミングシステムを有することが有利であろうと認識されている。
さらに、万が一、航空機飛行データレコーダーを回収することができない場合には、飛行データのコピーを地上に提供するシステムを有することが有利であろうと認識されている。
また、関連するデータを送信するために小さな帯域幅を使用するアビオニクスストリーミングシステムを有することが有利であろうと認識されている。
その1つの実施形態によれば、本発明は、搭載プロセッサ、地上局、およびダイナミックリンクマネージャーを含む航空機から地上へのデータストリーミングシステムを提供する。搭載プロセッサは、航空機内に配置され、データマップを受信し記憶するように、データマップ毎に搭載LRUからのデータを受信しエンコードするように、および送信リンクを介して前記エンコードされたデータを送信するように構成される。前記地上局は、送信リンクを介して前記搭載プロセッサに前記データマップを伝達し、前記データマップ毎に前記搭載プロセッサからの前記エンコードされたデータを受信しデコードするように構成されるプロセッサを有する。前記ダイナミックリンクマネージャーは、前記搭載プロセッサと前記地上局との間の送信リンクに対する少なくとも1つのデータ経路を特定し選択するように、ならびに前記選択されたデータ経路を介して前記搭載プロセッサから前記地上プロセッサまでデータを送信するように構成される。
有利には、前記データマップは、オペレーターによって画定され、前記地上局で記憶され、および前記搭載プロセッサに送信されることができる。
有利には、前記送信リンクは、利用可能な帯域幅およびコストのうちの少なくとも1つに基づき選択することができる。
有利には、前記送信リンクは、衛星接続、地上ベースのセルラー式送信および航空機から地上へのRF送信から構成されるグループから選択することができる。
有利には、前記搭載プロセッサおよび地上局は、複数のデータマップを介して複数のデータセットを処理するように構成することができる。
有利には、前記搭載プロセッサは、監視モードに従って動作するように構成することができ、前記データマップは、第1の最小データセットを特定し、およびイベントモードに従って動作するように構成することができ、前記データマップは、第2の伸長データセットを特定する。好ましくは、前記第1の最小データセットは、少なくとも航空機の場所およびフライトデッキ制御入力を含み、前記第2の伸長データセットは、実質的にすべての飛行データレコーダーパラメーターを含む。
有利には、前記システムは、前記地上局と通信し、前記データを記憶するように構成される、データ記憶デバイスをさらに備えることができる。
有利には、前記地上局は、ユニバーサルメッセージングバスを介してオープンアクセスグローバルコンピュータネットワークに前記データを提供することができ、前記データは、契約者が見るためにフォーマットされる。
有利には、前記地上局は、オペレーターによって前記データの監視を可能とし、および前記オペレーターと前記航空機の乗務員との間の通信を可能とするように構成することができる。
有利には、前記システムは、前記搭載プロセッサと関連付けられ、前記航空機内の複数のLRUからの前記データを受信し記憶するように構成される、データ記憶デバイスをさらに備えることができる。
有利には、前記エンコードされたデータは、複数の連結されたデータ列および前記データマップを特定するマップIDを備えることができ、前記データ列は、前記搭載プロセッサによって除去されるラベルを有する複数の生データパケットから取得され、前記生データパケットは、複数のLRUから生じる。
この別の態様によれば、本発明は、搭載プロセッサおよびダイナミックリンクマネージャーを含む航空機を提供する。前記搭載プロセッサは、地上局から送信されるデータマップを受信し記憶するように、前記データマップ毎に搭載LRUからのデータを受信しエンコードするように、および送信リンクを介して前記エンコードされたデータを前記地上局のプロセッサに送信するように構成することができる。前記ダイナミックリンクマネージャーは、前記搭載プロセッサと前記地上局との間の前記送信リンクに対する少なくとも1つのデータ経路を特定し選択するように、ならびに前記選択されたデータ経路を介して前記搭載プロセッサから前記地上プロセッサまでデータを送信するように構成される。
有利には、前記搭載プロセッサは、監視モードに従って動作するように構成することができ、前記データマップは、第1の最小データセットを特定し、およびイベントモードに従って動作するように構成することができ、前記データマップは、第2の伸長データセットを特定する。
有利には、前記搭載プロセッサおよび地上局は、複数のデータマップを介して複数のデータセットを処理するように構成することができる。
有利には、前記送信リンクは、利用可能な帯域幅およびコストのうちの少なくとも1つに基づき選択することができる。
有利には、前記データマップは、オペレーターによって画定され、前記地上局で記憶され、および前記搭載プロセッサに送信される。
有利には、前記航空機は、前記搭載プロセッサと関連付けられ、前記航空機内の複数のLRUからの前記データを受信し記憶するように構成される、データ記憶デバイスをさらに備える。
有利には、前記エンコードされたデータは、複数の連結されたデータ列および前記データマップを特定するマップIDを備え、前記データ列は、前記搭載プロセッサによって除去されるラベルを有する複数の生データパケットから取得され、前記生データパケットは複数のLRUから生じる。
このさらに別の態様によれば、本発明は、航空機から地上へのデータストリーミングのための方法を提供する。前記方法は、航空機内のプロセッサによって、前記航空機内のLRUからデータを受信すること、地上局から受信されるデータマップに従って前記データをエンコードすること、および最も効率的なデータ経路を特定し選択するように構成される、ダイナミックリンクマネージャーによって選択される送信リンクを介して、前記エンコードされたデータをリアルタイムで前記地上局に送信することを含む。
有利には、前記データをエンコードすることは、データラベルを除去すること、前記データを圧縮すること、ユニバーサルメッセージングバスを介して送信用の前記データを暗号化することを含むことができる。
有利には、前記データをエンコードすることは、前記データを監視モードでエンコードすることであって、前記データマップが第1の最小のデータセットを特定する、エンコードすること、または前記データをイベントモードでエンコードすることであって、前記データマップが第2の伸長データセットを特定する、エンコードすることを含むことができる。好ましくは、前記第1の最小データセットは、少なくとも航空機の場所およびフライトデッキ制御入力を含み、前記第2の伸長データセットは、実質的にすべての飛行データレコーダーパラメーターを含む。
有利には、少なくとも1つのデータ経路を選択することは、利用可能な帯域幅およびコストのうちの少なくとも1つに基づきデータ経路を選択することを含む。
有利には、前記送信リンクは、多数の同時データ経路を含むことができる。
有利には、前記搭載プロセッサは、複数のデータマップを介して複数のデータセットを処理することができる。
有利には、前記方法は、前記航空機内の複数のLRUからデータを受信すること、および前記搭載プロセッサと関連付けられたデータ記憶デバイスにデータを記憶することをさらに含むことができる。
有利には、前記エンコードされたデータは、複数の連結されたデータ列および前記データマップを特定するマップIDを備えることができ、前記データ列は、前記搭載プロセッサによって除去されるラベルを有する複数の生データパケットから取得され、前記生データパケットは、複数のLRUから生じる。
有利には、前記搭載プロセッサおよびダイナミックリンクマネージャーを含む前記航空機は、前記航空機が先述の方法のうちのいずれかを実施するように構成することができる。
有利には、航空機内に配置される前記搭載プロセッサ、プロセッサを有する地上局、およびダイナミックリンクマネージャーを含む前記航空機から地上へのデータストリーミングシステムは、前記システムが先述の方法のうちのいずれかを実施するように構成することができる。
本発明のさらなる特徴および利点は、実施例によって本発明の特徴を説明する添付の図面と併せて、以下の詳細な説明から明らかになるだろう。
本開示による航空機から地上へのアビオニクスストリーミングシステムの実施形態の構造図である。 図1に示されるシステムを使用した航空機から地上へのアビオニクスストリーミングの実施形態の機能図である。 本開示による航空機から地上へのアビオニクスストリーミングのための方法の1つの実施形態における、フライト区間に対する航空機から地上へのアビオニクスストリーミングの時間的な関係を示す、飛行順序の図である。 航空機の製造および保守方法のフロー図である。 航空機のブロック図である。
ここで図面に示される例示的な実施形態が参照されるが、ここでは同一のものを述べるために特定の言語が使用される。それにもかかわらず、それによって本発明の範囲を限定することが意図されていないことが理解されるだろう。ここで示される本発明の特徴の変更およびさらなる修正、ならびに本明細書中に示される本発明の原理のさらなる適用は、当業者には想起されるだろうが、本発明の範囲内にあると見なされるべきである。
本明細書で使用されるように、用語「ストリーミング」「アビオニクスストリーミング」「データストリーム」および関連用語は、任意の無線送信手段を介する任意の種類のデータ転送を指す。この用語は、多くの場合、何かの測定値を表すデータ送信を指すためにしばしば使用される用語「テレメトリー」よりも範囲が広いことが意図される。本開示においてストリーミングされるデータは、単なる測定値以上のものを包含する。
上述のように、航空事故やその他の要因は、航空機の遠隔モニタリングに関連するさまざまな勧告につながっている。しかしながら、提案されるアビオニクスストリーミングの解決策にはいくつかの課題がある。例えば、いくつかの提案された解決策は、アビオニクスデータの静的レポートを作成し送信することに焦点を当てている。残念ながら、コンテンツの再送だけではなく、各レポートに関連付けられた計算オーバーヘッドは、高いコストを提示するかなりの帯域幅を必要とする。また、すべてのフライトデータが連続的に送信される場合、航空機と交換されるデータは、非常に重複し(多数のソースによって、同一の測定がしばしば報告されるため)、反復的である(直前のものと同一であっても、すべての測定が送信される)可能性がある。これらの特性は、航空機の所望の機能および監視を保証するのに役立つ一方で、かなりのデータ送信コストを提示する。
有利には、航空機の場所、動作などのリアルタイムの監視をなおも可能にしつつ帯域幅をかなり低減し、さらに飛行データの地上ベースの記録を可能にする、アビオニクスデータの航空機から地上へのストリーミングのためのシステムおよび方法が開発されている。第1に注目すべきは、地上の観察者が実際には、自身の具体的な役割に関連する航空機の現状を知りさえすればよいということである。関心が増すにつれて、常に増え続ける一連の地上観察者の役割が浮上し、共通情報および固有情報の両方が必要とされる。有利には、本明細書で開示されるシステムおよび方法は、送信に必要な最小限の組のデータを決定するために地上観察者のリクエストを組み合わせる。地上局は、次に、データを抽出し、特定の地上観察者のニーズに基づいてカスタマイズされたレポートをつくることができる。このように、航空機は、データを一度送りさえすればよく、多数の地上観察者に同一のデータを供給することができる。
第2の観察は、アビオニクスデータが非常に反復的な傾向にあるので、圧縮アルゴリズムは良好に機能する可能性がある、ということである。アビオニクスプロトコルを理解することによって、データストリームのフォーマットは、圧縮のために最適化することができ、帯域幅が著しく低減される。本明細書で開示されるシステムおよび方法は、レポート生成の義務を地上リソースに回しつつ、データ送信の集中および最適化に焦点を当てる。この帯域幅の最適化は、航空機から地上へのストリーミングの費用効果を高めると考えられている。
本開示による航空機から地上へのアビオニクスストリーミングシステム100の実施形態の構造図が図1に示される。民間航空機は、アビオニクス機能を実装するモジュラーコンポーネントである、多くのライン交換可能ユニット102(LRU)を備える。広く使用されるLRU102は、飛行管理コンピュータ、エンジン整備ユニットなどを含む。LRU102の多くは、多くのLRU102入力(例えば、ARINC429アビオニクスデータ)を収集し、それらをARINC717に渡す接続ハブを提供する、デジタル飛行データ取得ユニット104(DFDAU)に結合される。ARINC429データなど他のLRUデータは、以下で述べられるように、LRUから搭載プロセッサまで直接渡すことができる。
DFDAU104から、アビオニクスデータは、2つの経路を取る。まず、航空機の動作中に、アビオニクスデータは、デジタル飛行データレコーダー(DFDR)とすることができる、飛行データレコーダー106(FDR)に自動的かつ連続的に送信される。周知のように、ときに「ブラックボックス」とも呼ばれるFDR106は、航空機に搭載され、周知の方法でアビオニクスデータ、操縦室音声などを記録する物理的なレコーダーデバイスである。FDRにより、飛行事故などの場合の分析および調査のために飛行データの後からの検索が可能となる。FDR106により記録されるデータは、航空機が同様に追加のパラメーターを作成し記録するように構成することができる(および頻繁に構成される)が、米国連邦航空局(FAA)のような規制機関によって指示または提案されるパラメーターを含むことができる。
DFDAU104からのアビオニクスデータはまた、航空機から地上へのストリーミングシステム100を制御する搭載プロセッサである、ネットワークファイルシステム108(NFS)に送信される。DFDAUを通過しない他のLRUアビオニクスデータはまた、NFSに渡される。NFS108は、LRUであり、主要な搭載ネットワークシステム(ONS)と見なすことができる。NFS108は、いくつかの機能を実行する。NFS108は、データ記録デバイス109(例えば、ソリッドステートディスク(SSD))を含むことができ、クイックアクセスレコーダー(QAR)として動作するようにプログラムすることができる。当業者は、QARデバイスを、別個のLRUデバイスとすることができ、または本実施例におけるように、ソフトウェアで実装できることに気づくだろう。これらの特性により、NFS108は、FDR106によって記録されるすべてのデータ、さらには航空機が作成するように構成される任意の追加のデータを含む、航空機によって作成されるすべてのアビオニクスデータを受信し記録する。この追加のデータ記憶は、以下で説明されるように、様々な方法で使用することができる。
図1に示されるシステムを使用する航空機から地上へのアビオニクスストリーミング方法の機能図または工程図が、図2に提供される。NFS108にルート決めされるアビオニクスデータの各項目202は、ラベル204およびデータ列206を含む。ラベル204は、データのソースを特定し(例えば、データが生じるLRU102の特定)、データ列206は、関連情報を提供する。例えば、特定のデータ項目202に対するLRUは、高度計とすることができ、データは、その高度計の高度測定値を表すだろう。そのような状況では、生データパケット202は、高度計を特定する数であるラベル204を含むことができるだろうし、データ列206は、高度測定値を表す数とすることができるだろう。データ列206はまた、データ測定値の時間を表す、ある離散的な数のビットの時間スタンプ(図示されず)を含むことができるだろう。
図2を参照すると、NFS(図1の108)は、概して、ペイロードクリエーター208、ユニバーサルメッセージングバス、概して210、およびダイナミックリンク管理ユニット212を含む。ペイロードクリエーター208は、データマップ214による生データパケット202を修正するためのソフトウェア命令を含む。マップ214は、どの生データパケット202が送信のために選択されるべきか、およびどのようにそれらがエンコードまたは圧縮されるべきかを示す一連の命令である。マップ214は、一連のラベル216および各ラベルに関連したインデックス218を含む。これらのラベル216は、送信される特定のデータパケット202のラベル204に対応する。ペイロードクリエーター208のプログラミングにより、NFS(図1の108)は、マップ214で識別される特定のデータパケット202を選択し、残りの部分を無視する。
すべてのアビオニクスデータを送信するのではなく、送信するための特定のデータパケット202を選択することによって、ペイロードクリエーター208は、フィルタリング機能を実行し、送信する総データ量を減らす。例えば、デジタル飛行データレコーダーは、アビオニクスデータの91個の別個の部分を記録するように構成することができる。NFS(図1の108)は、FDRによって記録されるデータセットを超える追加のデータとともに、この一連のデータを受信することができる。しかしながら、このデータ量は、概して、異常な飛行イベントの分析に必要とされるだけである。フライトデータレコーダー(図1の106)およびNFSデータ記憶デバイス(図1の109)がこのデータ量全体を継続的に記録することは、比較的簡単で安価であるが、定期的な飛行中にこのデータ量全体を継続的に送信することは、比較的高価である。定期的な状況では、マップ214は、少なくとも送信に関して、場所(例えば、緯度、経度および高度)ならびに飛行制御入力(例えば、操縦桿、昇降舵、および方向舵に対するフライトデッキ制御の位置)など、所望の情報の特定の項目を表すこのデータのサブセットを特定し、残りのデータを無視することができる。後述するように、他のデータサブセットは、定期的な動作のために選択することができる。
また、ペイロードクリエーター208のプログラミングによって、NFS(図1の108)は、送信されそのラベル204を除去する各データパケット202を取り出す。このステップはまた、データ量を大幅に減らす。この時点で、ペイロードクリエーター208は、単一のデータペイロード222を形成するために、生データ列206の各々を、それらのラベルがなくても、特定の順序で(マップ214にしたがって)連結し、それらをマップID220とともに追加する。マップID220は、ペイロード222をつくる際に使用された特定のデータマップ214を示し、後述するように、データをデコードするためのキーとして使用される。ペイロードクリエーター208のこの機能は、後の圧縮に望ましい形式のデータを置く。
ペイロード222は、その後、圧縮機能、ルート決定機能およびセキュリティ機能をペイロードで実行する別のソフトウェアモジュールである、ユニバーサルメッセージングバス210に提供される。ユニバーサルメッセージングバス210は、2つの部分、即ち、航空機内の搭載ノード210、および対応する地上ノード210bを含む。これら2つのユニバーサルメッセージングバスノードは、ストリーミング送信を送受信するように設計される。
ユニバーサルメッセージングバス搭載ノード210aは、ペイロード222を圧縮するように構成することができる。ペイロード222は、圧縮されたペイロード226を生成するために、任意の様々な圧縮アルゴリズムを通して圧縮することができる。周知のように、データ圧縮は、元の表示より少ないビットを使用して情報をエンコードすることを含む。ビットは、統計的冗長性を特定し排除することによって、データを失わずに低減することができる。この種のシステムで使用することができるデータ圧縮ソフトウェアは広く入手可能である。例えば、1つの市販のデータ圧縮ソフトウェアパッケージは、LZ77アルゴリズムおよびハフマン符号化の組み合わせを使用する無損失データ圧縮アルゴリズムである、Deflate(登録商標)である。他の圧縮アルゴリズムおよび圧縮ソフトウェア製品を使用することもできる。
ユニバーサルメッセージングバス搭載ノード210aはまた、トピック224を作成し、トピックを圧縮されたペイロード226に追加し、送信される最終データユニット228を作成する。トピック224は、最終データユニット228の宛先を特定せず、単にバス210のペイロードを特定するだけである。データがいったん地上ベースの通信システム(例えば、図1のインターネット114)に送信されてしまうと、トピック224に加入している任意の受信者は、データを取得することができる。そのような受信者(例えば、許可されたユーザ)は、最終データユニット228をデコードするために、先ほど述べられたように、最終データユニット228からペイロード222、さらには個々の生データパケット202まで逆方向に機能する、データマップ214をおそらく有するだろう。
ユニバーサルメッセージングバス210、またはNFS(図1の108)の他の部分はまた、データのセキュリティに関連した計算タスクを処理する。無線で送信されるアビオニクスデータが、可能な傍受または他のセキュリティ問題にさらされることは明らかであろう。したがって、NFS108は、送信に関する最終データユニット228の認証および暗号化に対するデータセキュリティ技術を使用するようにプログラムすることができる。例えば、TLS(トランスポート層セキュリティ)、SSL(セキュアソケットレイヤ)など、このために使用することができる様々な既知のデータセキュリティプロトコルがある。これらの暗号化技術がよく知られており、送信用データの暗号化および復号化のための対称キーの作成、およびデータ接続を認証するためのデジタル署名の使用が含まれる。他のデータ暗号化およびセキュリティシステムを使用することもでき、当業者は、最終データユニット228にデータ暗号化を適用するためのソフトウェアを提供することができるだろう。
図2を再び参照すると、最終データユニット228がいったん完成し暗号化されると、送信の準備ができる。最終データユニットの送信は、NFS(図1の108)の一部とすることができるダイナミックリンクマネージャー212によって処理され、ユニバーサルメッセージングバス地上ノード210bへの最終データユニット228送信のための効率的な経路(複数可)を検索および選択するようにプログラムされる。有利には、ダイナミックリンクマネージャー212は、すべてに対して広く送信するのではなく、1または複数の選択された地上ノードにデータを送信するように構成される。例えば、ダイナミックリンクマネージャー212は、最も効率的なデータ経路にデータを送信することができる。この特性は、必要な送信電力を低減することができるので、コストが低減される。最終データユニット228の送信は、衛星、地上ベースの接続性および航空機から地上へのRF(無線周波数)送信などの任意の適切な方法によって行うことができる。異なる送信方法が、利用可能な帯域幅、コスト、信号強度および他の要因次第で、異なる時間に使用できる。さらに、必要であれば、多数の送信方法を同時に使用することができる。例えば、渡洋飛行は、地上ベースのセルラー式送信システムの範囲外である可能性が高く、航空機から地上への無線は、そのような状況では十分な信号強度または品質を有することができない。この結果、衛星送信は、その比較的高いコストにもかかわらず、渡洋飛行中の最善の選択でありうる。しかしながら、人口密集地域上空の大陸横断飛行中には、地上ベースのセルタワーへの送信が適切でありうる。
ダイナミックリンクマネージャー212は、効率的な通信リンクを検索するために既知のコストに照らして利用可能な送信リンクを実質的に継続的に走査し、検索し、評価するように構成され、飛行中に必要に応じて様々なリンク間で切り替わる。ダイナミックリンクマネージャー212は、利用可能な通信チャネルを維持し、利用可能なメッセージングバスノードを介して契約者にメッセージを転送する最適なルート(複数可)を決定する。中間のメッセージングバスノード(図2の229)も同様に、契約者にメッセージを配信するためにそれらの通信チャネルを管理する。再び図1を参照すると、NFS108は(図2のダイナミックリンクマネージャー212を介して)、最終データユニット228が、インターネット114などの公的にアクセス可能なグローバル通信ネットワークに接続されるように、衛星データユニット110(SDU−即ち、通信衛星)および/または航空機から地上への接続112(ATG−即ち、地上ベースのセルラー式通信システムなど)を介して、データを送信することができる。図1によって示唆されるように、多くの異なる衛星110接続の代替案、および多くの異なる航空機から地上への112接続の代替案が存在する可能性があり、これらは、同時に、連続的に、または別の方法で使用することができる。データはまた、航空機が空港で地上にあるときなど、端末無線LANユニット(TWLU)を使用してストリーミングすることができる。
図1に示されるように、ストリーミングされたデータメッセージは、地上局またはドロップボックスと呼ばれる、これらのメッセージを収集および配信する、地上サーバー116に配信される。この地上サーバー116は、図2のユニバーサルメッセージングバス地上ノード210bとすることができ、消費者用のデータをフォーマットする。これには、まず、トピック224およびペイロード226を有する最終データユニット228を取得するために、ストリーミングされたメッセージ300を復号し、次に、ユニバーサルメッセージングバス搭載ノード210aによって本来実行される圧縮ステップを反転することを含むことが含まれうる。これによって、連結されたデータ列206およびマップID220を有する、元のペイロード222が作成されるだろう。
地上サーバー116はまた、データマップ214に基づいて、生データ列206を分離し、それら各々に対するラベル204を再びつくるソフトウェアである、図2のペイロード抽出装置230を含むことができる。ラベル204および生データ列206は、元の生データパケット202が出力として提供されるように、元の状態に戻される。その後、このデータは、ドロップボックスサーバー116に関連付けることができるメモリバッファ117の地上に記憶することができる。代替的にまたは追加的に、データ記憶デバイスは、システム内の他のリンクに関連付けることができる。例えば、ウェブポータル118は、関連するデータ記憶デバイス119を有することができ、エアフリート(air fleet)管理システム120はまた、関連データ記憶デバイス121を有することができる。これらのデータ記憶デバイスは、特定の要素116、118および120の一部とすることができ、またはそれらは、適切な通信リンクによって接続される別個のデバイスとすることができる。これらのデータ記憶デバイス117、119、121または他の任意の1つまたは複数は、ストリームされたデータを格納するために使用することができる。これにより、搭載飛行データレコーダーの容易にアクセス可能な、地上ベースのバックアップが提供され、物理的飛行データレコーダーを取得することができない、またはタイミングよく取得することができない状況において、飛行データに迅速かつ簡単にアクセスできる。さらに、送信されたデータの一部またはすべてを使用してカスタマイズされたレポートは、送信の帯域幅およびコストを増大させるので、空中で作成され無線で送信されるのではなく、地上リソースを使用して地上で準備することができる。地上局は、所望のデータだけを抽出し、特定の地上観察者のニーズに基づきカスタマイズされたレポートをつくることができる。このように、航空機は、データを一度送りさえすればよく、多数の地上観察者に同一のデータを供給することができる。
アビオニクスデータが元の形式に再構成された状態で、データはまた、ウェブポータル118用にフォーマットすることができ、それにより、データを使用および分析することができる。このようなウェブポータルは、エアプレーンヘルスマネージメント(AHM)サービスとすることができる。ウェブポータル118は、航空機をリアルタイムで追い、分析するために、データを航空会社などのユーザが利用できるようにする。これは、ウェブベースのエアフリート管理システム120を使用して行うことができる。飛行中データの自動ストリーミングに加え、エアフリート管理システム120を使用するオペレーターおよび専門家は、異常なイベントに直面する航空乗務員を援助することができる。例えば、明らかにエールフランス便447がそうであったように、フライトデッキ機器が一貫性のない測定値を与える場合に、航空機からのストリーミングデータを有する地上オペレーターは、アビオニクスデータを見て、リアルタイムで状況の独立した評価を提供することができる。
有利には、航空機搭載のNFS108と地上との間の通信は、データマップ214が、変化する条件を満たすよう動的に更新できるように、双方向である。この特性は、エアフリート管理システム120からNFS108までの、各リンクの双方向の矢印により示される、双方向通信を示す図1に示される。先ほど述べられたように、ユニバーサルメッセージングバス地上ノード210bは、ストリーミングされたメッセージをユニバーサルメッセージングバス搭載ノード210aから受信する。ユニバーサルメッセージングバス地上ノード210bはまた、新たなデータマップ(図2の214)を含むコマンドなどのメッセージを航空機に送ることができる。例えば、航空会社などの航空機のオペレーターは、ウェブベースのエアフリート管理システム120を介して、航空機に関する新たなデータマップを送ることができる。この新たなデータマップは、次に続く最終データユニットのペイロード抽出を可能にするために新たなマップをメモリに記憶することができる地上サーバー116(即ち、図2のユニバーサルメッセージングバス地上ノード210b)にルート決めされ、メッセージを暗号化し、そのメッセージを航空機のNFS108(即ち、図2のユニバーサルメッセージングバス搭載ノード210a)に送信する。どのような通信チャネルがダイナミックリンクマネージャー212によって現在選択されていようともそれを使用して、または別の通信リンクを介して、これを行うことができる。
受信するとすぐに、搭載プロセッサ108は、以前のデータマップ214を新たなデータマップと交換し、その後、生データパケット202が収集され、フィルタリングされ、圧縮され、地上に送信される新たな指示の下で動作する。この機能性を考えると、データマップ214は、オペレーター(例えば、ウェブベースのエアフリート管理システムを使用する航空会社の社員またはコンピュータシステム)によって動的に画定され、地上局116/210bで記憶され、搭載プロセッサ108に送信することができる。これは、例えば、オペレーター(または自動コンピュータシステム)が、リアルタイムで問題を分析し解決するのに役立てるために、見るデータの範囲を動的に調節することができる場合などの緊急事態において非常に役立つ可能性がある。多様な異なるデータマップ214を、広範囲の起こり得る状況に対して準備および記憶することができる。さらに、ユーザまたはオペレーターは、既存のマップに追加することを選択するアビオニクスデータ種類のメニューを有することができる。このような場合、新たなデータマップは、新たなデータタイプを以前のマップに加えることによって、つくられ航空機に送信される。
NFS108のデータ記憶デバイス109から過去のデータをリクエストするデータマップもまた、つくられ送信される。要するに、飛行中または飛行後のいつでも、航空機イベントのより着実な分析を可能にするために、過去のアビオニクス情報を表示するデータを要求し送信することができる。例えば、イベントが検出されると、新たな組のデータを示す新たなマップの送信が促され、そのイベントにつながった状況を、以前送信されなかった過去データの中に示すことができる。新たなデータマップは、新たな組のリアルタイムのデータ、および関連しうるが以前に送信されなかったある組の過去のデータの両方をリクエストすることができる。実際、記録されたデータが所望のものであると地上が決定するときにはいつでも、新たなデータマップは、データを要求に応じて受信機に送信するようNFSにリクエストすることができる。データストリーミングへのこのアプローチは、データを航空機から「プッシュする(pushing)」のではなく、データを地上から「プルする(pulling)」と見なすことができる。要するに、本明細書中で開示されるシステムおよび方法によって、地上リソースは、どのデータを航空機からリクエストすべきかを選ぶことができる。
データマップ214を変更できることに加え、搭載プロセッサ108および地上局116はまた、複数のデータセットを複数のデータマップを介して実質的に同時に処理するように構成することができる。例えば、複数のデータマップ214は、搭載プロセッサ108に送信することができ、ここでは次に、各マップにしたがって多数のストリーミングメッセージ(図3の300)を実質的に同時に準備し、これらのメッセージを地上に送信することができる。これにより、多数のユーザまたはオペレーターが、アビオニクスデータの異なる(おそらく重なるだろうが)部分を実質的に同時に監視することができる。
データマップ214を動的に変更する能力によって、搭載プロセッサ108はまた、多数の異なるモードで動作するように構成することができる。例えば、NFS108は、データマップが第1の最小データセットを特定する「監視」モード、またはデータマップ214が第2の伸長データセットを特定する「イベント」モードのどちらかにしたがって動作するようにプログラムすることができる。第1の最小データセットは、例えば、航空機の場所(緯度、経度、高度)ならびにフライトデッキ制御入力(例えば、操縦桿、補助翼および舵制御位置)のみを含むことができる。そのような最小データは、比較的小さな帯域幅を必要とする。他の小さなまたは部分的なデータセットはまた、データマップとして選択し確立することができる。「監視」モードに対する最小データセットは、他のデータマップがその場所を取るために選択されない限りまたは選択されるまで使用されるデフォルトデータマップとしてNFS108に記憶することができる。
一方で、様々な飛行中のイベントのうちの任意の1つが検出されると、NFS108は、異なるデフォルトデータマップがアビオニクスデータの伸長データセットを選択し送信するために使用される「イベント」モードでの動作に自動的に切り替わるようにプログラムすることができる。1つの実施形態では、第2の伸長データセットは、実質的にすべての飛行データレコーダーパラメーターを含むことができる。米国におけるFAAガイドライン下では、飛行データレコーダーは、91個の別個のデータ入力を記録し、これらにより、制御面位置、エンジン動作およびエンジン設定、客室与圧、着陸装置の状態などについてのデータが与えられる。この大量のデータは、飛行中のイベントを解決し、事実後に事故の原因を分析するために非常に有益である可能性がある。他の伸長データセットもまた、選択することができる。例えば、様々な小さな伸長データセット(および対応するマップ)を、検出されるイベントの種類によって、つくり使用することができる。例えば、客室圧力イベント損失のためのふさわしい伸長データセットは、燃料の緊急事態にふさわしい伸長データセットとは異なってもよい。また、先ほど述べられたように、多くの航空機は、FAAによって義務付けられた設定を上回るアビオニクスデータの追加の項目を検出および記録するように装備されており、データマップは、伸長データセットがこのデータを含むようにつくることができる。
航空機から地上へのアビオニクスストリーミングシステム100の動作の1つの実施形態が、図3の飛行順序300に対して示される。この図は、典型的な飛行の様々な区分に対する航空機から地上へのアビオニクスストリーミングの時間的関係を示す。航空機302が空港でゲートを出発するまたは地上走行を開始する304とすぐに、飛行データレコーダー(FDR)は記録を開始し、搭載NFSシステム(クイックアクセスレコーダー(QAR)機能性を含む)が、306で示されるように起動され、データ収集を開始する。しかしながら、この時点では、航空機302が地上にあるので、ストリーミングは、一般的に必要と見なされない。同様に、離陸308中に、航空機302は、通常は管制塔を考慮し、地上リソースに近接しているので、ストリーミングは、必要と見なされないこともある。
航空機が上昇310を開始した後に、航空機から地上へのデータストリーミングシステム314は、航空機がいったんある閾値高度312、例えば10,000フィートより高く上昇すると、ストリーミングを開始するように構成することができる。この時点で、データストリーミングシステム314は、アビオニクスデータ送信を開始することができ、このデータは、衛星316から地上局318、そこから(例えば、インターネットを介して)1つ以上の地上サーバー320まで中継することができ、許可されたユーザによるデータの記憶およびそのデータへのアクセスが可能になる。データストリーミングはまた、飛行の巡航部分322を通して、ならびに降下および着陸段階324を通して継続する。着陸(例えば、地上走行326の間)、または着陸前の恐らくある程度の時間(例えば、最終アプローチが開始してすぐに)の後に、再び、航空機は、通常、管制塔を考慮し、地上リソースに比較的近接しており、ストリーミングが不要とされるので、データストリーミング314を停止することができる。
ゲート326に到着するとすぐに、または着陸後の航空機の地上走行中に、NFS108およびフライトデータレコーダー(FDR)506によるデータの収集も中止することができる。また同時に、NFSデータ記憶デバイス109に記憶される全ての飛行データの完全な転送を実現することができる。これは通常、膨大な量のデータとなるだろうが、他方で、航空機が地上および空港にある状態で、地上ベースまたは衛星ベースを含む、多くの種類の経済的および/または適切なデータ転送チャネルの1つを、過去のデータをダウンロードするために使用することができる。なお、図3に示される飛行順序ストリーミング配列300は単なる一例であり、他のデータストリーミング順序およびアプローチもまた使用できることを理解されたい。
本発明の実施形態は、図4に示される航空機の製造および保守方法400、ならびに図5に示される航空機402に照らして説明することができる。製造前の段階では、例示的な方法400は、航空機402の仕様および設計404、ならびに材料調達406を含むことができる。製造段階では、航空機402のコンポーネントおよびサブアセンブリの製造408、ならびにシステムインテグレーション410が行われる。その後、航空機402は、認可および納品412を経て、運航414に供される。顧客により運航される間に、航空機402は、定期的な整備および保守416(改造、再構成、改修なども含みうる)を受ける。
方法400の各プロセスは、システムインテグレーター、第三者、および/またはオペレーター(例えば顧客)によって実施または実行することができる。本明細書の目的のために、システムインテグレーターは、限定しないが、任意の数の航空機製造者、および主要システムの下請業者を含むことができ、第三者は、限定しないが、任意の数のベンダー、下請業者、および供給業者を含むことができ、オペレーターは、航空会社、リース会社、軍事団体、サービス機関などでありうる。図5に示されるように、例示的な方法400によって製造された航空機402は、複数のシステム420および内装422を有する機体418を含むことができる。高レベルのシステム420の例には、推進システム424、電気システム426、油圧システム428、および環境システム430のうちの1つ以上が含まれる。任意の数の他のシステムが含まれることもある。航空宇宙産業の例を示したが、本発明の原理は、自動車産業などの他の産業にも適用することができる。
本明細書に具現化された装置および方法は、製造および保守方法400の任意の1つ以上の段階で採用することができる。例えば、製造プロセス408に対応するコンポーネントまたはサブアセンブリは、航空機402の運航中に製造されるコンポーネントまたはサブアセンブリに類似の方法で製作または製造される。また、1または複数の装置の実施形態、方法の実施形態、もしくはそれらの組み合わせは、例えば、航空機402の組立てを実質的に効率化する、または航空機402のコストを削減することにより、製造段階408および410で利用することができる。同様に、装置の実施形態、方法の実施形態、もしくはそれらの組み合わせのうちの1または複数を、航空機402の運航中に、例えば限定しないが、整備および保守416に利用することができる。
先ほど参照された配列は、本発明の原理の適用を例示するものと理解されるべきである。特許請求の範囲に記載される本発明の原理および概念から逸脱することなく、多数の修正が可能であることが、当業者には明らかであろう。

Claims (10)

  1. 監視モード及びイベントモードにおいて動作するように構成されている、航空機(302)内の搭載プロセッサ(108)によって、
    前記航空機(302)内のLRU(102)において収集された、データラベル(204)及びデータ(206)を含む生データパケット(202)を受信すること、
    前記監視モードにおける第1の最小データセットを特定する監視モード用のデータマップ、及び、前記イベントモードにおける第2の伸長データセットを特定するイベントモード用のデータマップを地上局(210b)から受信して、当該データマップに従って前記生データパケット(20)をエンコードすることであって、前記第1の最小データセットは、少なくとも航空機の場所およびフライトデッキ制御入力を含み、前記第2の伸長データセットは、イベントに応じた飛行データレコーダーパラメーターを含む、エンコードすること、および
    送信リンクとして少なくとも1つのデータ経路を択するように構成される、ダイナミックリンクマネージャー(212)によって選択され前記送信リンクを介して、前記エンコードされたデータをリアルタイムで前記地上局(210b)に送信すること
    を含む、航空機から地上へのデータストリーミングのための方法。
  2. 検出されたイベントに応じて、前記監視モード用のデータマップと前記イベントモード用のデータマップとを自動的に切り替え、切り替えられた前記データマップに従って、前記生データパケット(20)をエンコードすること、をさらに含む、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記データパケット(20)をエンコードすることは、ユニバーサルメッセージングバスを介しての送信用に、前記データラベル(204)を除去してペイロードデータ(222)を形成すること、前記ペイロードデータ(222)を圧縮すること、前記ペイロードデータ(222)を暗号化することを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 少なくとも1つのデータ経路を選択することは、利用可能な帯域幅およびコストのうちの少なくとも1つに基づきデータ経路を選択することを含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記送信リンクは、数のータ経路を含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記搭載プロセッサ(108)は、データマップに従って複数のストリーミングメッセージを同時に準備する、請求項1に記載の方法。
  7. 前記航空機(302)内の複数のLRU(102)から前記生データパケット(202)を受信すること、および前記搭載プロセッサ(108)と関連付けられたデータ記憶デバイス(109)でデータパケット(202)を記憶することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記ペイロードデータ(222)は、複数の連結されたデータ(206)および前記データマップ特定するマップID(220)を備え、前記データ(206)は、前記搭載プロセッサ(108)によって除去されるデータラベル(204)を有する複数の生データパケット(202)から取得され、前記生データパケット(202)は複数のLRU(102)から生じる、請求項に記載の方法。
  9. 搭載プロセッサ(108)およびダイナミックリンクマネージャー(212)を備え、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成される、航空機(302)。
  10. 航空機(302)内に配置される搭載プロセッサ(108)、
    プロセッサを備え、送信リンクを介して前記搭載プロセッサ(108)にデータマッを伝達し、前記データマッ毎に前記搭載プロセッサ(108)からのエンコードされたデータを受信しデコードするように構成される地上局(210b)、および
    ダイナミックリンクマネージャー(212)
    を備え、
    請求項1から8のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成される、航空機から地上へのデータストリーミングシステム。
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