JP6575988B2 - Food cutters such as butter - Google Patents
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Description
本発明は、主に、家庭用に市販されているバターなどのような食品の塊を小さなブロックに切り分けるために適した食品カッターであり、特に、バターのようにケースに入れて保存する食品をケースに入れた状態で切り分けることに適した食品カッターに関する。 The present invention is a food cutter suitable mainly for cutting a lump of food such as butter commercially available for household use into small blocks, and in particular, food stored in a case such as butter. The present invention relates to a food cutter suitable for carving in a case.
バターを小さなブロックに切り分けるためのバターカッターとして、例えば特許文献1に記載された発明が存在する。このバターカッターは、市販されているバターの塊全体を一度に多数の小さなブロックに切り分けるためのものである。バターの小さなブロックの用途としては、例えば味付けのためにホットケーキの上に載せたりする。しかし、少人数の家庭では、一度に多数のホットケーキを食べるわけではないので、バターの塊全体を多数のブロックに切り分けてしまうと、バターのブロックが残ってしまう。そうすると、ブロックに分けられたバターは表面積が増大するので、空気に触れる面積が増加し、残ったバターのブロックを保存した場合にバターの酸化による品質の劣化を早めてしまうのである。
As a butter cutter for cutting butter into small blocks, for example, there is an invention described in
そこで、必要な数だけのバターのブロックを切り分けるために、多くの場合、バターナイフによって切り分けている。バターナイフは、本来的にはバターを小さく切り取ったり削ったりしてパンなどに塗るものであって、バターを小さなブロックに切り分けるときにも便宜的に使用されるが、バターナイフはバターを切り分けることを主目的として製造されたものではない。バターナイフは、ハンドルの前方にヘラ部が設けられており、ヘラ部の側縁の刃先縁でバターをそぐように切り取ったり削ったりして、ヘラ部の表面でバターをパンなどに塗るものである。ヘラ部は、細長く幅狭に形成され、細長いハンドルの先端にハンドルと同方向に延びるように設けられている。バターをそぐように切り取るときは、切り取られるバターは比較的薄いので抵抗なく切り取ることができる。また、切り取られたバターはそのまますぐに塗られるので、切り取るバターの形状については特に配慮されない。これに対して、例えば自宅に招いた客にパンとバターを出すときに、四角に切ったバターブロックを出す場合があり、そのような場合は、バターケースに保存してあるバターを四角形のブロックに切り分ける必要がある。バターをブロックに切り分けるときは、バターの塊を比較的長い刃先縁で切り込んで行くのであるが、バターナイフの刃先縁は包丁のように鋭利ではなく、刃先縁の断面はアール状である。したがって、切断時にヘラ部は大きな抵抗力を受けることになる。さらに、ハンドルを握った手は、その切断時の抵抗力によるモーメントを受けるので手に大きな負担がかかり、ヘラ部を切断方向に円滑に進めづらい。また、バターナイフはヘラ部の先端が尖っておらず大きなアールの弧状をなしているものが多い。そのため、バターケースの中でバターを切り分けるときに、ヘラ部の先端がバターケースの周壁と底面が交わる隅に届かず、完全に切り分けることができない場合もある。 Therefore, in order to cut as many blocks of butter as necessary, they are often cut by a butter knife. Butter knives are originally used to cut bread butter into small blocks and are used for convenience when cutting butter into small blocks, but butter knives cut butter into pieces. Is not the main purpose. The butter knife is provided with a spatula part in front of the handle, and cuts or scrapes the butter with the edge of the edge of the spatula part so that the butter is applied to the bread etc. on the surface of the spatula part. is there. The spatula portion is elongated and narrow, and is provided at the tip of the elongated handle so as to extend in the same direction as the handle. When cutting out butter, the butter to be cut out is relatively thin and can be cut out without resistance. Moreover, since the cut-out butter is applied immediately, the shape of the cut-out butter is not particularly considered. On the other hand, for example, when serving bread and butter to customers invited to home, a butter block cut into a square may be put out. In such a case, the butter stored in the butter case is put into a square block. It is necessary to divide into When cutting butter into blocks, the butter lump is cut with a relatively long blade edge, but the blade edge of the butter knife is not as sharp as a knife, and the cross-section of the blade edge is round. Therefore, the spatula portion receives a large resistance force at the time of cutting. Furthermore, since the hand holding the handle receives a moment due to the resistance force at the time of cutting, a heavy burden is placed on the hand, and the spatula portion is difficult to advance smoothly in the cutting direction. Further, many butter knives have a large round arc shape with the tip of the spatula not sharp. Therefore, when cutting the butter in the butter case, the tip of the spatula portion may not reach the corner where the peripheral wall and the bottom surface of the butter case intersect, and may not be cut completely.
本発明は、バターのようにケースに入れて保存する食品を、ケースに入れた状態で切り分けることに適した食品カッターを提供することを目的とする。 An object of this invention is to provide the food cutter suitable for carving food stored in a case like butter in the state put in the case.
請求項1記載の発明は、ハンドルの前方に板状の刃部を有し、該刃部は、その長手方向に延びる中心線で頂角がほぼ直角であるV字形状に曲がっており、刃部の前端縁には同様にV字形状に曲がった直線状刃先縁が形成され、該刃先縁で構成される平面は、刃部の長手方向に対し垂直であり、V字形状に曲がった刃部のそれぞれの傾斜面を構成する刃部構成部は、その側縁を、その前端からハンドル側の所定の位置までは、それぞれの刃部構成部の刃先縁の端からハンドル側に向かって刃部の長手方向に延びる線よりも外側に弧状に膨出させた膨出部が形成され、該膨出部は、刃部の前半部に存在し、刃部の後半部における側縁は、前記所定の位置から後方にかけて徐々に頂線に近づくように形成されることにより、それぞれの刃部構成部の刃先縁の端からハンドル側に向かって刃部の長手方向に延びる線よりも後退している構成である。
The invention according to
請求項2記載の発明は、刃部に少なくとも1つの孔が形成されている構成であり、請求項3記載の発明は、V字形状の刃部の頂線が、少なくとも1つの孔を横切っている構成である。
The invention according to
請求項4記載の発明は、刃部が金属板で形成され且つ刃部の長手方向に延びる中心線に沿って折り曲げ形成されている構成である。
The invention according to
請求項5記載の発明は、刃部とハンドルが、金属板で一体に形成され且つカッターの長手方向の中心線に沿って折り曲げ形成されている構成である。
The invention according to
請求項1記載の発明は、刃部が、その長手方向に延びる中心線で頂角がほぼ直角であるV字形状に曲がっており、刃部の前端縁には同様にV字形状に曲がった直線状刃先縁が形成され、該刃先縁で構成される平面は、刃部の長手方向に対し垂直であり、V字形状に曲がった刃部のそれぞれの傾斜面を構成する刃部構成部は、その側縁を、その前端からハンドル側の所定の位置までは、それぞれの刃部構成部の刃先縁の端からハンドル側に向かって刃部の長手方向に延びる線よりも外側に弧状に膨出させた膨出部が形成され、該膨出部は、刃部の前半部に存在し、刃部の後半部における側縁は、前記所定の位置から後方にかけて徐々に頂線に近づくように形成されることにより、それぞれの刃部構成部の刃先縁の端からハンドル側に向かって刃部の長手方向に延びる線よりも後退している。したがって、テーブルに置かれたケース内の食品の上面に刃先縁を宛がって食品に切れ目を入れるときは、刃部の上に位置するハンドルを、それを持っている手と共に下方にまっすぐ押すことになる。そうすると、手からカッターに加えられる力の軸線と、食品から受ける反力の軸線がほぼ一致するので、一般的なバターナイフと異なり、ハンドルを持った手は、切断時の抵抗力によるモーメントを受けず、手に大きな負担が生じない。また、刃先縁は刃部断面のV字形状と同一のV字形状をなし、このV字形状の頂角はほぼ直角である。これにより、後で詳述するように、バターなどの直方体の食品をケースに入れた状態で任意の厚みの小さなブロックに容易に切り分けることができる。 In the first aspect of the present invention, the blade portion is bent in a V shape having a central line extending in the longitudinal direction and the apex angle is substantially a right angle, and the front edge of the blade portion is similarly bent in a V shape. A straight blade edge is formed, and the plane constituted by the blade edge is perpendicular to the longitudinal direction of the blade, and the blade component constituting each inclined surface of the blade bent in a V shape is From the front end to a predetermined position on the handle side, the side edge swells in an arc shape outside the line extending in the longitudinal direction of the blade portion from the edge of the blade edge of each blade portion constituting portion toward the handle side. An extended bulge is formed, the bulge is present in the front half of the blade, and the side edge in the latter half of the blade is gradually approaching the top line from the predetermined position to the rear. By forming the blade from the edge of the blade edge of each blade portion component toward the handle It is recessed from the longitudinally extending line. Therefore, when the cutting edge is applied to the upper surface of the food in the case placed on the table and the food is cut, the handle located above the blade is pushed straight down together with the hand holding it. It will be. Then, the axis of the force applied to the cutter from the hand and the axis of the reaction force received from the food are almost the same.Unlike a general butter knife, the hand holding the handle receives a moment due to the resistance force during cutting. Therefore, a large burden on the hand does not occur. The blade edge has the same V shape as that of the cross section of the blade portion, and the apex angle of the V shape is substantially a right angle. Thereby, as will be described in detail later, a rectangular parallelepiped food such as butter can be easily cut into small blocks having any thickness.
請求項2記載の発明は、刃部に少なくとも1つの孔が形成されている。したがって、食品の切断時に食品と刃部の表面との接触面積を減少させるので、食品から受ける抵抗を小さくすることできる。また、切り分けた食品を刃部に付着しにくくすることができる。請求項3記載の発明は、V字形状の刃部の頂線が、少なくとも1つの孔を横切っている。すなわち、孔は平面状の板の部分のみに形成されておらず、板の屈曲した部分を跨いで形成されている。孔が平面状の板に形成されていると、バターなどを切断する際にバターが孔に詰まって取りづらい虞があるが、孔が屈曲した部分を跨ぐように形成されていると、バターが孔に詰まりづらく、万一詰まっても容易に取り除くことができる。
In the invention according to
請求項4記載の発明は、刃部が金属板で形成され且つ刃部の長手方向に延びる中心線に沿って折り曲げ形成されているので、プレスなどにより容易に製造することができる。 Since the blade part is formed of a metal plate and is bent along the center line extending in the longitudinal direction of the blade part, the invention can be easily manufactured by pressing or the like.
請求項5記載の発明は、刃部とハンドルが、金属板で一体に形成され且つカッターの長手方向の中心線に沿って折り曲げ形成されているので、刃部とハンドルを一度のプレスなどにより容易に製造することができる。また、ハンドルが折り曲げ形成されているので曲がりづらく、使用時に折り曲げられた内側の凹面に指先を宛がったときに、指先が凹面にフィットし滑りづらいのである。
In the invention according to
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。バターカッター1は一枚のステンレス鋼板で一体に形成されている。バターカッター1は、ハンドル2の前方に断面の形状がV字形状をなす刃部3を有し、そのV字形の頂角はほぼ直角である。ハンドル2と刃部3の境界は、図2におけるB−B線である。刃部3は、ステンレス鋼板を折り曲げることにより断面V字形状に形成され、そのV字形の頂部を結ぶ頂線4を境界とする2つの平面状刃部構成部5,6で構成される。刃部3は、頂線4に関し対称となる。それぞれの刃部構成部5,6の前端縁には刃先縁7,8が形成されている。刃先縁7,8は、ステンレス鋼板をV字形状に折り曲げる前に形成されるので、折り曲げることにより直角をなす刃先縁7,8は連続している。バターカッター1の折り曲げ前で且つ刃付け前の形状である図13に示すように、折り曲げ前のバターカッター1の刃先縁として刃付けされるべき刃部3の前端縁12は、バターカッター1の前後方向に対して垂直である。したがって、刃付けされて折り曲げられた刃先縁7,8で構成される平面は、バターカッター1の長手方向に対して垂直となる。これにより、バターケースに入れたバターを切り分ける場合に、ハンドル2を持ってバターカッター1を垂直に降して刃先縁7,8がバターケースの底に届いたときに、刃先縁7,8の全部が同時にバターケースの底に接し刃先縁7,8の一部が底から浮くことがなく、バターの切り残しを生じることがないので確実にバターを切り分けることができる。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. The
刃部3には、孔9が形成されている。この孔9は、断面V字形状の刃部3の頂線4に関し対称に形成されている。図13に示すように、孔9は比較的幅広に形成されている。また、刃部3の前後方向の長さに対する孔9の前後方向の長さの割合は約60%である。ただし、割合はこの数値に限定されるものでなく50%以上あればよく、70%でもよい。また、刃部がその前部から後部に行くに従って徐々に横幅が狭くなることに対応して、孔9も前部から後部に行くに従って徐々に横幅が狭くなるように形成されている。孔9を設けることにより、図1に示すように刃部3の両側縁13,14と孔9との間にはそれぞれ孔9の前後方向の長さと同じ長さを有する幅狭部分10,11が形成される。前述したように、本発明は、直角をなす刃部構成部5,6の表面でバターを塗ることができるようにすることもできる。その際、主に幅狭部分10,11を使って塗ると、通常のバターナイフの比較的幅狭に形成されたヘラ部と同様に、幅狭部分10,11の表面に付着したバターを残すことなく、バターを塗ることができる。幅狭部分10,11が文字通りバターナイフのヘラ部と同じように幅が狭いからである。但し、孔9の横幅が、スリットのように非常に狭いものであるときは、刃部3に幅狭部分が形成されないので、このような孔を設ける効果は小さい。また、図13において、バターカッター1の前後方向に対する垂直線上における孔9の横幅は、その垂直線上の刃部3の横幅の20%〜60%の割合であることが好ましい。但し、刃部3のハンドル2に近い部分の横幅は狭いので、そのような狭い部分で孔の横幅の割合を50%以上にすると、その部分における幅狭部分10,11の幅が狭くなり過ぎて強度が弱くなる虞があり、その場合は50%よりも小さくする必要がある。
A
図4は、刃部構成部6を、その表面を手前に向けて見たとき、すなわち、刃部構成部6を垂直に立て他方の刃部構成部5を水平にしたときの側面図である。この図で理解されるように、刃部構成部の刃先縁の端からハンドル側に向かって刃部の長手方向に延びる線26よりも外側に弧状に膨出させた膨出部27が形成されている。すなわち、刃部3の側縁14は、その前端16からハンドル側の所定の位置15まではその前端16よりも外側に膨出する凸の弧状膨出縁17に形成され、その所定の位置15から後方にかけて徐々に滑らかな弧状をなしてバターカッター1の前後方向の中心線に近づくように形成されている。これにより、刃部構成部6でパンにバターを塗るときに、弧状膨出縁17が最初にパンの表面に当たって、それをずらして行くことによってバターを塗るので、刃部3が円滑に移動する。仮に、弧状膨出縁17がなく、側縁14がその前端16から後方に行くに従って徐々に頂線4に近づくときは、バターを塗るときに側縁14の前端16が最初にパンの表面に当たって、その角張った前端16がパンの表面を引っ掻くように移動するので、刃部3を円滑に移動させることができないのである。
FIG. 4 is a side view of the blade
前述したように、本実施形態のバターカッター1は一枚のステンレス鋼板で一体に形成されている。製造方法は、まずステンレス鋼板を図13に示す形状に打ち抜く。その際、刃部3の孔9とハンドル2の孔18も同時に打ち抜く。次に、刃部3の前端縁12に刃付けをし、刃部3及びハンドル2の外縁部のバリ取りをする。さらに、図8に示すように刃部3の両側縁13,14の断面にアールを付ければ、バターナイフのようにバターを円滑に塗ることもできる。次の工程で、刃部3の断面の形状が直角のV字形状をなすようにステンレス鋼板をプレスして折り曲げる。それと同時にハンドル2も折り曲げる。図9乃至図12に示すように、ハンドル2はその断面が弧状をなすように曲げられ、また、その断面の曲率半径は、ハンドル2と刃部3の境界付近で最も小さく、ハンドル2の後端に行くに従って徐々に大きくなる。ステンレス鋼板は、ハンドル2と刃部3の境界付近で幅が最も小さいので曲げこわさも小さくなって曲がりやすいが、その部分の断面を曲率半径の小さな弧状としたので曲がりにくいのである。また、ハンドル2の幅広部分の断面の曲率半径が大きいので、その幅広部分の凹面に指先を宛がったときに、指先がその凹面によくなじんで使いやすいのである。
As described above, the
次に、本発明の使用方法の一例について図5乃至図7を参照しながら説明する。この使用方法は、バターケース19内のバター20から、幅が刃部構成部6の最大幅とほぼ同じで、厚みがその最大幅のほぼ3分の1である3つのブロックを切り分ける方法である。まず、バターカッター1がバター上面に対して垂直になるように持って、図5に示すように、刃部構成部6がバター20とバターケース19の端壁23との隙間に入ってバター20の外面に沿い、且つ刃部構成部5がバター20に図6に示された切込22を入れられる位置にバターカッター1を置く。次いで、バターカッター1を垂直に降してバター20に切込22を入れる。次に、図6に示すように、刃部構成部6がバター20とバターケース19の側壁24との隙間に入ってバター20の外面に沿い、且つ刃部構成部5が切込22の長さの3分の1の厚みで第一のブロック21を切断できる位置にバターカッター1を置く。次いで、バターカッター1を垂直に降してバター20から第一のブロック21を切り取る。次に、図7に示すように、刃部構成部6がバター20とバターケース19の側壁24との隙間に入ってバター20の外面に沿い、且つ刃部構成部5が切込22の長さの3分の1の厚みで第二のブロック25を切断できる位置にバターカッター1を置く。次いで、バターカッター1を垂直に降してバター20から第二のブロック25を切り取る。次に、第三のブロックを切り取るときは、図7の状態から刃部構成部5の端部と切込22の端部が接する位置にバターカッター1を移動させれば、残りの第三のブロックを切り取ることができる。この方法では、切断作用をなさない刃部構成部6がバター20の外面に沿うことによって、その刃部構成部6と直角をなす刃部構成部5もバター20の外面と直角をなすから、バター20への切込線や切断線が斜めになることがなく、ブロックを正確な直方体とすることができる。さらに、この方法では、刃部構成部5のみが、バター20に切込22を入れたりブロック21,25を切り取ったりするのであって、他方の刃部構成部6はバターを切断しない。したがって、双方の刃部構成部5,6の双方を使用してバターを切断する場合に比べて、バターカッター1がバターから受ける抵抗が半分となるので、容易にバターを切り分けることができる。以上が本発明の使用方法の一例であるが、使用者のアイデア次第で非常に多数の使用方法を考え出すことが可能である。
Next, an example of how to use the present invention will be described with reference to FIGS. This method of use is a method of separating three blocks from the
次に、本実施態様のサイズについて説明する。サイズは、図13に示したバターカッター1の折り曲げ前の状態でのサイズである。バターカッター1の全長は約140mmであり、最大幅は約51mmである。孔9の長さは約30mmであり、最大幅は約21mmである。また、前端縁12の長さは約47mmであり、バターカッター1の最大幅より4mm短い。バターカッター1の板厚は1.2mmであるが0.5mm〜2mmであることが好ましい。サイズは以上の通りであるが、本発明がこれらの数値に限定されないことは勿論である。
Next, the size of this embodiment will be described. The size is the size of the
なお、本発明は前述した構成に基づいて種々の態様をとることが可能である。バターカッター1はステンレス鋼板以外の金属であってもよく、例えばアルミニウムや銅でもよい。また、金属以外の材料であってもよく、例えばプラスチックの射出成形や硬質の木材を研削して製造したものでもよい。孔9が、頂線4に関し対称でなくてもよい。刃部3の表面にバターなどを付着しにくくするために、刃部の表面にフッ素樹脂加工をしたり多数の微小な凹凸を設けたりしてもよい。ハンドル2と刃部3とを別々に形成して結合したものであってもよい。また、プラスチックや木材でハンドル2を手の中に納まる大きさのやや扁平な球状にしてもよい。このようにすれば、バターカッター1を立てて垂直に降してバターを切り分けるときに、手の平を使って下向きの力を加えやすいので容易に切り分けることができる。
In addition, this invention can take a various aspect based on the structure mentioned above. The
前端縁に刃先縁が形成された断面V字形状で頂角がほぼ直角の刃部をバターに垂直に降すことにより、バターケースに入っているバターを直方体のブロックに切り分けることができる。 The butter contained in the butter case can be cut into rectangular parallelepiped blocks by dropping a blade portion having a V-shaped cross-section with a blade edge at the front end edge and a vertical angle of approximately 90 degrees perpendicular to the butter.
1 バターカッター、 2 ハンドル、 3 刃部、 4 頂線、 5 刃部構成部、 6 刃部構成部、 7 刃先縁、 8 刃先縁、 9 孔、 10 幅狭部分、 11 幅狭部分、 12 前端縁、 13 側縁、 14 側縁、 15 所定の位置、 16 側縁の前端、 17 弧状膨出縁、 18 孔、 19 バターケース、 20 バター、 21 第一のブロック、 22 切込、 23 端壁、 24 側壁、 25 第二のブロック、 26 刃部構成部の刃先縁の端からハンドル側に向かって刃部の長手方向に延びる線、 27 膨出部 1 Butter Cutter, 2 Handle, 3 Blade, 4 Top Line, 5 Blade Component, 6 Blade Component, 7 Blade Edge, 8 Blade Edge, 9 Hole, 10 Narrow Portion, 11 Narrow Portion, 12 Front End Edge, 13 side edge, 14 side edge, 15 predetermined position, 16 front edge of side edge, 17 arc-shaped bulging edge, 18 hole, 19 butter case, 20 butter, 21 first block, 22 notch, 23 end wall , 24 side wall, 25 second block, 26 line extending in the longitudinal direction of the blade portion from the edge of the blade edge of the blade portion constituting portion toward the handle, 27 bulging portion
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