JP6575913B2 - Automatic fire alarm system - Google Patents
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Description
本発明は、自動火災報知システムに関する。 The present invention relates to an automatic fire alarm system.
従来、火災受信機(親機)から導出された感知器回線(一対の電線)に火災感知器(子機)を接続して構成された自動火災報知システムが知られており、たとえば特許文献1に開示されている。この自動火災報知システムの火災受信機は、火災感知器に感知器回線を介して制御信号を出力するように構成されている。また、火災感知器は、火災受信機からの制御信号を受けたとき、異常検知モードを実行するように構成されている。 Conventionally, an automatic fire alarm system configured by connecting a fire sensor (slave unit) to a sensor line (a pair of wires) derived from a fire receiver (master unit) is known. Is disclosed. The fire receiver of this automatic fire alarm system is configured to output a control signal to a fire detector via a sensor line. The fire detector is configured to execute an abnormality detection mode when receiving a control signal from the fire receiver.
ところで、上記従来例のような自動火災報知システムは、親機側の操作により子機が正常に動作するか否かを試験する機能を備えていない。したがって、作業者は、試験対象となる子機が設置されている現場に赴いて、試験(加煙試験)を行う必要があった。 By the way, the automatic fire alarm system as in the above-described conventional example does not have a function of testing whether or not the slave unit operates normally by an operation on the master unit side. Therefore, the worker has to go to the site where the cordless handset to be tested is installed and perform a test (smoke test).
本発明は、上記の点に鑑みてなされており、作業者が試験対象となる子機の設置されている現場に赴くことなく試験を行うことができる自動火災報知システムを提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above points, and an object thereof is to provide an automatic fire alarm system that allows an operator to perform a test without going to the site where the slave unit to be tested is installed. To do.
本発明の一態様に係る自動火災報知システムは、一対の電線に電気的に接続される親機と、前記一対の電線に電気的に接続される複数台の子機とを備え、前記複数台の子機には、それぞれ固有のアドレスが割り当てられており、前記親機と前記複数台の子機の各々とは、前記一対の電線を介して互いに通信可能であって、前記複数台の子機は、火災の発生を知らせる火災報を前記親機に送信する第1子機と、前記火災報と、前記親機に他装置を連動させるための連動報とを前記親機に送信する第2子機とを含み、前記親機は、試験の開始を指示する入力を受け付けると、前記複数台の子機のうち試験対象の子機のアドレスを含む試験信号を送信し、前記第1子機は、自身のアドレスを含む前記試験信号を受信すると、前記火災報を前記親機に送信し、前記第2子機は、自身のアドレスを含む前記試験信号を受信すると、前記火災報を前記親機に送信し、かつ、前記連動報を前記親機に送信することを特徴とする。 An automatic fire alarm system according to an aspect of the present invention includes a master unit that is electrically connected to a pair of electric wires, and a plurality of slave units that are electrically connected to the pair of electric wires. Each slave unit is assigned a unique address, and the master unit and each of the plurality of slave units can communicate with each other via the pair of wires, and the plurality of slave units The machine transmits a first slave unit that transmits a fire report to notify the occurrence of a fire to the master unit, a fire report, and a link report for linking another device to the master unit. When receiving an input instructing the start of a test, the master unit transmits a test signal including an address of a slave unit to be tested among the plurality of slave units, and the first slave unit When the machine receives the test signal including its own address, the fire report is sent to the parent machine. And receiving the test signal including its own address, the second slave unit transmits the fire report to the master unit and transmits the interlocking report to the master unit. .
また、本発明の一態様に係る自動火災報知システムは、一対の電線に電気的に接続される親機と、前記一対の電線に電気的に接続される複数台の子機とを備え、前記複数台の子機には、それぞれ固有のアドレスが割り当てられており、前記親機と前記複数台の子機の各々とは、前記一対の電線を介して互いに通信可能であって、前記複数台の子機は、火災の発生を知らせる火災報を前記親機に送信する第1子機と、前記火災報と、前記親機に他装置を連動させるための連動報とを前記親機に送信する第2子機とを含み、前記親機は、試験の開始を指示する入力を受け付けると、前記複数台の子機のうち試験対象の子機のアドレスを含む火災試験信号を送信し、前記試験対象の子機から前記火災報を受信した後に、前記試験対象の子機が前記第2子機である場合に、前記試験対象の子機のアドレスを含む連動試験信号を送信し、前記第2子機は、自身のアドレスを含む前記火災試験信号を受信すると、前記火災報を前記親機に送信し、前記第2子機は、自身のアドレスを含む前記連動試験信号を受信すると、前記連動報を前記親機に送信することを特徴とする。 The automatic fire alarm system according to one aspect of the present invention includes a master unit that is electrically connected to a pair of electric wires, and a plurality of slave units that are electrically connected to the pair of electric wires, Each of the plurality of slave units is assigned a unique address, and the master unit and each of the plurality of slave units can communicate with each other via the pair of electric wires, The slave unit transmits to the master unit a first slave unit that transmits a fire report informing the occurrence of a fire to the master unit, the fire report, and an interlock report for linking another device to the master unit. And receiving a command to start a test, the master unit transmits a fire test signal including an address of a slave unit to be tested among the plurality of slave units, After receiving the fire report from the slave unit to be tested, the slave unit to be tested is When the slave unit is a slave unit, it transmits an interlock test signal including the address of the slave unit to be tested. When the second slave unit receives the fire test signal including its own address, the fire report is sent to the parent unit. When the second slave unit receives the interlock test signal including its own address, the second slave unit transmits the interlock report to the master unit.
本発明は、作業者が試験対象となる子機の設置されている現場に赴くことなく試験を行うことができる。 According to the present invention, an operator can perform a test without going to a site where a slave unit to be tested is installed.
本発明の実施形態1,2は、自動火災報知システムに関する。より詳細には、本発明の実施形態1,2は、子機が正常に動作するか否かを試験する機能を有する自動火災報知システムに関する。
以下、実施形態1,2に係る自動火災報知ステムについて詳しく説明する。ただし、以下に説明する構成は、本発明の一例に過ぎず、本発明は、下記の実施形態1,2に限定されることはなく、これらの実施形態1,2以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。 Hereinafter, the automatic fire alarm system according to the first and second embodiments will be described in detail. However, the configuration described below is merely an example of the present invention, and the present invention is not limited to the following first and second embodiments. Various modifications can be made according to the design or the like as long as they do not depart from the technical idea of the invention.
(実施形態1)
本発明の実施形態1に係る自動火災報知システム100は、図1に示すように、一対の電線31,32に電気的に接続される親機1と、一対の電線31,32に電気的に接続される複数台(ここでは、2台)の子機2とを備えている。複数台の子機2には、それぞれ固有のアドレスが割り当てられている。親機1と複数台の子機2の各々とは、一対の電線31,32を介して互いに通信可能である。
(Embodiment 1)
As shown in FIG. 1, the automatic
複数台の子機2は、第1子機21と、第2子機22とを含んでいる。第1子機21は、火災の発生を知らせる火災報を親機1に送信する。第2子機22は、火災報と、親機1に他装置4(図4参照)を連動させるための連動報とを親機1に送信する。
The plurality of
親機1は、図2、図3に示すように、試験の開始を指示する入力を受け付けると、複数台の子機2のうち試験対象の子機2のアドレスを含む試験信号を送信する。第1子機21は、図2に示すように、自身のアドレスを含む試験信号を受信すると、火災報を親機1に送信する。第2子機22は、図3に示すように、自身のアドレスを含む試験信号を受信すると、火災報を親機1に送信し、かつ、連動報を親機1に送信する。
As shown in FIG. 2 and FIG. 3, when receiving the input for instructing the start of the test, the
以下では、図4に示すように、本実施形態の自動火災報知システム100が集合住宅A1(たとえば、マンション)に用いられる場合を例示する。もちろん、本実施形態の自動火災報知システム100は、集合住宅A1に限らず、たとえば商業施設、病院、ホテル、雑居ビル等、様々な建物に用いられてもよい。
Below, as shown in FIG. 4, the case where the automatic
本実施形態の自動火災報知システム100は、図4に示すように、1台の親機1と、複数台(ここでは、16台)の子機B1〜B16とを備える。子機B1〜B16は、それぞれ一対の電線31,32により親機1に電気的に接続されている。本実施形態の自動火災報知システム100では、一対の電線31,32を1つの回線として複数(ここでは、4つ)の回線が親機1に接続されている。また、各回線には、終端抵抗C1が接続されている。以下の説明では、子機B1〜B16の各々を区別しないで説明する場合には、「子機2」として説明する。
As shown in FIG. 4, the automatic
本実施形態の自動火災報知システム100の基本構成は、一般的な自動火災報知システムと同じである。自動火災報知システム100は、たとえば、子機2により火災の発生を検知し、この子機2から親機1へ火災発生の通知(火災報)がなされるように構成されている。
The basic configuration of the automatic
また、本実施形態の自動火災報知システム100は、他装置4を連動させるための通知(連動報)を子機2から親機1が受けた際、防排煙設備や非常用放送設備等の他装置4を連動させる連動機能を有している。そのため、本実施形態の自動火災報知システム100は、火災の発生時に、防排煙設備の防火扉を制御したり、非常用放送設備にて音響又は音声により火災の発生を報知したりすることが可能である。
Moreover, the automatic
本実施形態の自動火災報知システム100は、P型(Proprietary-type)の自動火災報知システムを基本とする。そして、本実施形態の自動火災報知システム100では、P型の自動火災報知システムが導入されていた集合住宅において、既存の配線をそのまま使用し、親機1及び複数台の子機2を入れ替えた場合を想定する。なお、本実施形態の自動火災報知システム100は、新規に導入される自動火災報知システムとして採用することも可能である。
The automatic
以下、親機1及び子機2の構成について詳細に説明する。なお、以下では、複数台の子機2のうち1台の第1子機21と、1台の第2子機22とについて説明し、残りの子機2については説明を省略する。また、以下では複数の回線のうちの1つの回線に焦点を当てて説明する。
Hereinafter, the structure of the main |
<親機の構成>
親機1は、子機2から火災報、及び連動報を受けるP型受信機である。親機1は、一例として建物(集合住宅)の管理室に設置される。
<Configuration of base unit>
親機1は、図1に示すように、印加部11の他、抵抗12と、送信部13と、受信部14と、各種の表示を行う表示部15と、ユーザからの入力を受け付ける操作部16と、各部を制御する制御部17とを備えている。また、親機1は、一対の電線31,32に電気的に接続されている。
As shown in FIG. 1, the
印加部11は、制御部17に制御されることにより、所定の電圧を一対の電線31,32に対して印加する。ここでは一例として、印加部11が一対の電線31,32間に印加する電圧は直流24Vとするが、この値に限定する趣旨ではない。
The application unit 11 applies a predetermined voltage to the pair of
抵抗12は、印加部11と一対の電線31,32の少なくとも一方との間に接続されている。図1の例では、抵抗12は、一対の電線31,32のうち一方(高電位側)の電線31と印加部11との間に挿入されている。ただし、この例に限らず、抵抗12は、他方(低電位側)の電線32と印加部11との間に挿入されていてもよいし、一対の電線31,32の両方と印加部11との間にそれぞれ挿入されていてもよい。
The
また、抵抗12は、抵抗12を流れる電流を電圧降下により抵抗12の両端間の電位差(電圧)に変換する第1の機能と、一対の電線31,32間が短絡したときに一対の電線31,32に流れる電流を制限する第2の機能との2つの機能を有している。要するに、抵抗12は、電流−電圧変換素子としての第1の機能と、電流制限素子としての第2の機能とを兼ね備えている。ここでは一例として、抵抗12の抵抗値は470Ωとするが、この値に限定する趣旨ではない。また、以下では、「一対の電線31,32を流れる電流」を「回線電流」という。
The
送信部13は、抵抗12と一対の電線31,32との間に電気的に接続されている。送信部13は、回線電流を変化させることで、信号を子機2に送信する。つまり、送信部13は、印加部11から抵抗12に流れる電流の引き込みにより、回線電流を変化させることで、電流信号を子機2に送信する。
The
受信部14は、抵抗12と一対の電線31,32との間に電気的に接続されている。受信部14は、一対の電線31,32から電流を引き込むことで子機2から送信される信号を、一対の電線31,32間の電圧変化として受信する。つまり、子機2が一対の電線31,32から引き込む電流(引込電流)の電流値は、抵抗12での電圧降下の大きさに相当する。したがって、受信部14は、子機2の引込電流の電流値で表される火災報又は連動報といった信号を、電圧信号として受信する。
The
表示部15は、たとえばLED(Light Emitting Diode)や液晶ディスプレイ、有機エレクトロルミネセンスディスプレイ等を備えている。表示部15は、制御部17に制御されることで、子機2から受信した信号に含まれるデータに応じた内容を表示する。表示部15は、たとえば火災の発生や、火災の発生した階(フロア)を表示する。また、表示部15は、火災を検知した子機2の固有の識別情報(ここでは、アドレス)を取得できる場合は、当該子機2の設置場所を表示することも可能である。
The
操作部16は、たとえば押釦スイッチなどを備えており、人(たとえば、作業者)の入力を受け付けるように構成されている。操作部16は、入力を受け付けると、入力に応じた信号を制御部17に出力する。制御部17は、操作部16で受け付けた入力に応じて、予め定められた制御を実行する。
The operation unit 16 includes, for example, a push button switch, and is configured to accept an input from a person (for example, an operator). When receiving an input, the operation unit 16 outputs a signal corresponding to the input to the
制御部17は、送信部13及び受信部14を制御して、送信部13から信号を送信させたり、子機2からの信号を受信部14で受信させたりする。制御部17は、マイコン(マイクロコンピュータ)を主構成とし、メモリに記憶されたプログラムを実行することにより所望の機能を実現する。なお、プログラムは、予めメモリに書き込まれていてもよいが、メモリカードのような記録媒体に記憶されて提供されてもよいし、電気通信回線を通じて提供されてもよい。
The
制御部17は、受信部14で受信した信号に応じて、火災が発生しているか否かを判定する。本実施形態では、制御部17は、子機2からの火災報を受信すると、火災が発生していると判定し、表示部15を制御することで表示部15に火災が発生した旨を表示させる。また、制御部17は、子機2からの連動報を受信すると、他装置4を連動させる必要があると判定し、他装置4を制御することで他装置4を連動させる。以下の説明では、親機1が子機2からの火災報又は連動報を受信している状態を「発報状態」という。
The
また、制御部17は、操作部16において試験の開始を指示する入力を受け付けると、試験を開始する。ここでいう「試験」は、試験対象の子機2が正常に動作しているか否かを確認する試験である。このとき、制御部17は、操作部16において試験対象の子機2を指定する入力を受け付けると、複数台の子機2のうちの1台の試験対象の子機2を選択する。そして、制御部17は、試験対象の子機2のアドレスを含む試験信号を送信部13から送信させる。試験の詳細については、後述する。
In addition, when the
親機1は、商用電源や自家発電設備等を主電源とする。そして、親機1は、上述したように印加部11から一対の電線31,32間に電圧を印加することにより、一対の電線31,32に接続されている子機2を含む自動火災報知システム100全体の動作用の電源として機能する。
また、親機1は、停電に際しても自動火災報知システム100の動作用の電源を確保できるように、蓄電池を用いた予備電源18をさらに備えている。印加部11は、電力の供給元を、主電源の停電時に主電源から予備電源18に自動的に切り替え、主電源の復旧時には予備電源18から主電源に自動的に切り替える。なお、本実施形態の親機1は、予備電源18を内蔵しているが、この構成に限らない。予備電源18は、親機1に外付けされていてもよい。
Moreover, the main |
<第1子機の構成>
第1子機21は、図1に示すように、ダイオードブリッジ211と、電源部212と、検知部213と、送信部214と、受信部215と、制御部216と、記憶部217とを備えている。
<Configuration of the first slave unit>
As shown in FIG. 1, the
ダイオードブリッジ211は、入力端に一対の電線31,32が電気的に接続され、出力端に電源部212、送信部214、及び受信部215が電気的に接続されている。
In the
電源部212は、一対の電線31,32から電力を供給されることで第1子機21の動作用の電力を生成する。
The
検知部213は、たとえば煙の濃度の変化、温度の変化、一酸化炭素等のガス濃度の変化を検知することで、火災や煙の発生を検知する。 The detector 213 detects the occurrence of fire or smoke by detecting changes in smoke concentration, temperature, and gas concentrations such as carbon monoxide, for example.
送信部214は、一対の電線31,32に電気的に接続されている。送信部214は、回線電流を変化させることで、信号を親機1に送信する。つまり、送信部214は、一対の電線31,32から電流を引き込んで変化させることで、電流信号を親機1に送信する。
The
受信部215は、一対の電線31,32に電気的に接続されている。受信部215は、一対の電線31,32から電流を引き込むことで親機1から送信される信号を、一対の電線31,32間の電圧変化として受信する。つまり、親機1が一対の電線31,32から引き込む電流(引込電流)の電流値は、抵抗12での電圧降下の大きさに相当する。したがって、受信部215は、親機1の引込電流の電流値で表される信号を、電圧信号として受信する。
The receiving
制御部216は、送信部214及び受信部215を制御して、送信部214から信号を送信させたり、親機1からの信号を受信部215で受信させたりする。制御部216は、マイコン(マイクロコンピュータ)を主構成とし、メモリに記憶されたプログラムを実行することにより所望の機能を実現する。なお、プログラムは、予めメモリに書き込まれていてもよいが、メモリカードのような記録媒体に記憶されて提供されてもよいし、電気通信回線を通じて提供されてもよい。
The control unit 216 controls the
制御部216は、検知部213の検知結果に応じて引込電流の電流値を調節し、回線電流を変化させることにより、送信部214から電流信号を送信させる。回線電流の変化について、図5に示す例を用いて具体的に説明する。第1子機21は、図5に示すように、引込電流の電流値を切り替えることにより、回線電流の電流値を「I0」から「I1」,「I2」,「I3」の3段階で段階的に引き上げ可能に構成されている。ここで、電流値「I0」とは、第1子機21が信号を送信していない状態(非発報状態)における、回線電流の電流値である。
The control unit 216 causes the
時刻t0〜t3の期間において、第1子機21は非発報状態である。また、時刻t1〜t2の期間では、制御部216は、送信部214を制御して回線電流の電流値を「I0」と「I1」とを交互に切り替えることにより、伝送データ(たとえばアドレス)を表す伝送信号を電流信号として送信している。伝送データは、たとえば自動試験のための情報などが含まれていてもよい。なお、自動試験の項目としては、たとえば生存確認(キープアライブ)、第1子機21の自己診断等が含まれている。
In the period from time t0 to t3, the
時刻t3〜時刻t4の期間において、子機2は、火災報を親機1に送信している火災報状態である。つまり、制御部216は、検知部213の出力が第1基準値を超えると、火災と判定する。そして、制御部216は、送信部214を制御して引込電流の電流値を調節することにより、回線電流の電流値を火災報レベルに変化させる。これにより、制御部216は、火災報を送信部214から親機1に送信させる。ここでは、電流値「I2」が火災報レベルに相当する。
In the period from time t3 to time t4, the
時刻t4〜時刻t5の期間では、制御部216は、回線電流の電流値を「I2」と「I3」とを交互に切り替えることにより、アドレスを含む伝送信号を電流信号として送信部214から送信させている。これにより、親機1は、火災報の発報元の第1子機21を特定することが可能となる。
In the period from time t4 to time t5, the control unit 216 causes the
記憶部217は、第1子機21に予め割り当てられている識別情報(ここでは、アドレス)を少なくとも記憶する。つまり、本実施形態の自動火災報知システム100の有する複数台の子機2には、それぞれ固有のアドレスが割り当てられている。アドレスは、複数台の子機2の各々の設置場所(たとえば部屋番号)と対応付けられて親機1に登録される。
The
<第2子機の構成>
第2子機22は、図1に示すように、ダイオードブリッジ221と、電源部222と、検知部223と、送信部224と、受信部225と、制御部226と、記憶部227とを備えている。ここで、ダイオードブリッジ221、電源部222、検知部223は、それぞれ第1子機21のダイオードブリッジ211、電源部212、検知部213に対応する。また、送信部224、受信部225、制御部226、記憶部227は、それぞれ第1子機21の送信部214、受信部215、制御部216、記憶部217に対応する。つまり、第2子機22は、基本的に第1子機21と同じ構成である。したがって、以下では、第2子機22のうち第1子機21と異なる点について説明する。
<Configuration of second slave unit>
As shown in FIG. 1, the
第2子機22は、第1子機21とは異なり、火災報の他に連動報も親機1に送信することが可能である。言い換えれば、第2子機22の制御部226は、検知部223の検知結果に応じて引込電流の電流値を調節することで、送信部224から火災報及び連動報を送信させることが可能である。引込電流の変化について、図6に示す例を用いて具体的に説明する。
Unlike the
第2子機22は、図6に示すように、引込電流の電流値を切り替えることにより、回線電流の電流値を「I0」から「I1」,「I2」,「I3」,[I4]の4段階で段階的に引き上げ可能に構成されている。なお、時刻t1〜時刻t5の期間における第2子機22の動作は、時刻t1〜時刻t5の期間における第1子機21の動作と同じであるので、ここでは説明を省略する。
As shown in FIG. 6, the
時刻t6以降の期間において、第2子機22は、連動報を親機1に送信している連動報状態である。つまり、制御部226は、検知部223の出力が第2基準値(>第1基準値)を超えると、他装置4を連動させると判定する。そして、制御部226は、送信部224を制御して引込電流の電流値を調節することにより、回線電流の電流値を連動報レベル(>火災報レベル)に変化させる。これにより、制御部226は、連動報を親機1に送信する。ここでは、電流値「I4」が連動報レベルに相当する。
In the period after time t6, the
なお、第2子機22の火災報レベルは、第1子機21の火災報レベルと同じであってもよいし、異なっていてもよい。以下では、第2子機22の火災報レベルは、第1子機21の火災報レベルと同じであると仮定する。
Note that the fire report level of the
<試験>
以下、本実施形態の自動火災報知システム100の動作のうち、試験について図2、図3を用いて説明する。なお、以下では、信号の送信等の処理の主体を親機1(又は第1子機21、第2子機22)として説明するが、実際には、親機1の制御部17(又は第1子機21の制御部216、第2子機22の制御部226)が主体である。たとえば、「親機1が、信号を送信する」とは、「親機1の制御部17が、送信部13から信号を送信させている」という意味である。
<Test>
Hereinafter, tests among the operations of the automatic
まず、試験対象の子機2が第1子機21である場合について、図2を用いて説明する。作業者は、親機1を操作することで、試験対象の子機2を指定する入力と、試験の開始を指示する入力とを行う。親機1は、これらの入力を受け付けると、試験対象の子機2を選択し、試験を開始する(S101)。まず、親機1は、質問信号を送信する(S102)。ここで、質問信号は、試験対象の子機2に対して、試験対象の子機2が第1子機21及び第2子機22のいずれであるかを問い合わせる信号である。つまり、質問信号は、試験対象の子機2のアドレスと、試験対象の子機2の種別を返信するように指示するコマンドとを含んでいる。
First, a case where the
試験対象の子機2である第1子機21は、自身のアドレスを含む質問信号を受信すると、第1応答信号を送信する(S103)。ここで、第1応答信号は、試験対象の子機2が第1子機21である旨を親機1に知らせる信号である。つまり、第1応答信号は、親機1のアドレスと、子機2の種別として第1子機21を表すデータとを含んでいる。
When receiving the interrogation signal including its own address, the
親機1は、第1応答信号を受信すると、第1応答信号に含まれるデータを参照して、試験対象の子機2の種別を確認する(S104)。ここでは、親機1は、試験対象の子機2が第1子機21であると確認する。
When receiving the first response signal,
そして、親機1は、試験信号を送信する(S105)。ここでは、試験対象の子機2が第1子機21であるので、親機1は、試験信号として火災試験信号を送信する。火災試験信号は、試験対象の子機2のアドレスと、火災報を送信するように指示するコマンドとを含んでいる。
Then,
試験対象の子機2である第1子機21は、自身のアドレスを含む火災試験信号を受信すると、火災報を親機1に送信する(S106)。親機1は、火災報を受信すると、試験対象の子機2が第1子機21である旨と、火災報を受信した旨とを作業者に対して報知する(S107)。ここでは、親機1は、試験対象の子機2が第1子機21である旨と、火災報を受信した旨とを表示部15に表示させる。作業者は、試験対象の子機2が第1子機21であり、第1子機21が正常に動作することを確認すると、親機1を操作することで、試験の終了を指示する入力を行う。親機1は、入力を受け付けると、試験を終了する(S108)。
When receiving the fire test signal including its own address, the
次に、試験対象の子機2が第2子機22である場合について、図3を用いて説明する。
Next, a case where the
親機1は、上記と同様に、作業者による試験の開始を指示する入力を受け付けると、試験対象の子機2を選択して試験を開始する(S201)。そして、親機1は、質問信号を送信する(S202)。
Similarly to the above, when receiving an input for instructing the start of the test by the operator, the
試験対象の子機2である第2子機22は、自身のアドレスを含む質問信号を受信すると、第2応答信号を送信する(S203)。ここで、第2応答信号は、試験対象の子機2が第2子機22である旨を親機1に知らせる信号である。つまり、第2応答信号は、親機1のアドレスと、子機2の種別として第2子機22を表すデータとを含んでいる。
When receiving the interrogation signal including its own address, the
親機1は、第2応答信号を受信すると、第2応答信号に含まれるデータを参照して、試験対象の子機2の種別を確認する(S204)。ここでは、親機1は、試験対象の子機2が第2子機22であると確認する。そして、親機1は、試験対象の子機2に試験信号を送信する(S205)。ここでは、試験対象の子機2が第2子機22であるので、親機1は、まず試験信号として火災試験信号を送信する。
When receiving the second response signal,
試験対象の子機2である第2子機22は、自身のアドレスを含む火災試験信号を受信すると、火災報を親機1に送信する(S206)。親機1は、火災報を受信すると、火災報を受信した旨を作業者に対して報知する(S207)。そして、親機1は、次に試験信号として連動試験信号を送信する(S208)。連動試験信号は、試験対象の子機2のアドレスと、連動報を送信するように指示するコマンドとを含んでいる。
When receiving the fire test signal including its own address, the
試験対象の子機2である第2子機22は、自身のアドレスを含む連動試験信号を受信すると、連動報を親機1に送信する(S209)。親機1は、連動報を受信すると、試験対象の子機2が第2子機22である旨と、連動報を受信した旨とを作業者に対して報知する(S210)。ここでは、親機1は、試験対象の子機2が第2子機22である旨と、連動報を受信した旨とを表示部15に表示させる。作業者は、試験対象の子機2が第2子機22であり、第2子機22が正常に動作することを確認すると、親機1を操作することで、試験の終了を指示する入力を行う。親機1は、入力を受け付けると、試験を終了する(S211)。
When receiving the interlock test signal including its own address, the
上述のように、本実施形態の自動火災報知システム100では、親機1は、試験の開始を指示する入力を受け付けると、試験対象の子機2のアドレスを含む試験信号を送信する。そして、第1子機21は、自身のアドレスを含む試験信号を受信すると、火災報を親機1に送信する。また、第2子機22は、自身のアドレスを含む試験信号を受信すると、火災報を親機1に送信し、かつ、連動報を親機1に送信する。
As described above, in the automatic
したがって、本実施形態の自動火災報知システム100では、作業者は、試験対象の子機2が設置されている現場に赴くことなく、試験を行うことができる。とくに、本実施形態の自動火災報知システム100では、作業者は、試験対象の子機2が第2子機22である場合、子機2が親機1に対して火災報を送信するか否かを確認するだけでなく、連動報を送信するか否かも確認することができる。つまり、本実施形態の自動火災報知システム100では、作業者は、火災報を送信可能な子機2の他に、連動報を送信可能な子機2についても正常に動作するか否かを確認することができる。
Therefore, in the automatic
また、本実施形態の自動火災報知システム100では、親機1は、試験の開始を指示する入力を受け付けると、試験対象の子機のアドレスを含む質問信号を試験対象の子機2に送信する。第1子機21は、自身のアドレスを含む質問信号を受信すると、自身が第1子機21である旨を知らせる第1応答信号を親機1に送信する。また、第2子機22は、自身のアドレスを含む質問信号を受信すると、自身が第2子機22である旨を知らせる第2応答信号を親機1に送信する。
Further, in the automatic
このように、本実施形態の自動火災報知システム100では、親機1は、試験対象の子機2に質問信号を送信し、その返信として第1応答信号又は第2応答信号を受信することで、試験対象の子機2の種別を確認する処理を行っている。以下、この処理を「確認処理」という。図2では、「S102」〜「S104」のフローが確認処理に相当する。また、図3では、「S202」〜「S204」のフローが確認処理に相当する。
Thus, in the automatic
このため、本実施形態の自動火災報知システム100では、親機1は、複数台の子機2の各々の種別を記憶していなくても、試験対象の子機2が第1子機21及び第2子機22のいずれであるかを把握した上で試験を行うことができる。つまり、本実施形態の自動火災報知システム100では、親機1は、複数台の子機2の各々の種別を記憶する必要がないので、記憶容量が小さくて済む。また、本実施形態の自動火災報知システム100では、たとえば子機2を新たに追加した場合、作業者は、追加した子機2の種別を親機1に記憶させる必要がない。
For this reason, in the automatic
なお、親機1が確認処理を行うか否かは任意である。たとえば、親機1が複数台の子機2の各々の種別を記憶している場合、確認処理は不要である。つまり、この場合、親機1は、試験を開始すると、確認処理を省略して試験信号(火災試験信号)を送信する処理を実行する。
In addition, it is arbitrary whether the main |
また、本実施形態の自動火災報知システム100は、一対の電線31,32に電気的に接続される親機1と、一対の電線31,32に電気的に接続される複数台(ここでは、2台)の子機2とを備えている。複数台の子機2には、それぞれ固有のアドレスが割り当てられている。親機1と複数台の子機2の各々とは、一対の電線31,32を介して互いに通信可能である。
Moreover, the automatic
複数台の子機2は、第1子機21と、第2子機22とを含んでいる。第1子機21は、火災の発生を知らせる火災報を親機1に送信する。第2子機22は、火災報と、親機1に他装置4を連動させるための連動報とを親機1に送信する。
The plurality of
親機1は、試験の開始を指示する入力を受け付けると、試験対象の子機2のアドレスを含む火災試験信号を送信する。そして、親機1は、試験対象の子機2から火災報を受信した後に、試験対象の子機2が第2子機22である場合に、試験対象の子機2のアドレスを含む連動試験信号を送信する。
When receiving the input for instructing the start of the test,
第2子機22は、自身のアドレスを含む火災試験信号を受信すると、火災報を親機に送信する。また、第2子機22は、自身のアドレスを含む連動試験信号を受信すると、連動報を親機1に送信する。
When receiving the fire test signal including its own address, the
このため、本実施形態の自動火災報知システム100では、作業者は、試験対象の子機2が第2子機22である場合、子機2が火災報、連動報の順に送信するか否かを確認することができる。したがって、本実施形態の自動火災報知システム100では、作業者は、実際に火災が発生した場合と同じ順序の動作を、連動報を送信可能な子機2が正常に行えるか否かを確認することができる。なお、上記構成を備えるか否かは任意である。
For this reason, in the automatic
ここで、本実施形態では、親機1は、質問信号を送信してから一定期間を経過するまでに第1応答信号又は第2応答信号を受信できない場合は、質問信号を再送する。質問信号の再送を複数回(たとえば、2回)行っても応答信号を受信できない場合は、親機1は、試験対象の子機2に異常があると判断し、表示部15に異常がある旨を表示することで、作業者に報知する。そして、親機1は、試験を終了する。
Here, in the present embodiment, when the
同様に、親機1は、試験信号を送信してから一定期間を経過するまでに火災報又は連動報を受信できない場合は、試験信号を再送する。試験信号の再送を複数回(たとえば、2回)行っても火災報又は連動報を受信できない場合は、親機1は、試験対象の子機2に異常があると判断し、表示部15に異常がある旨を表示することで、作業者に報知する。そして、親機1は、試験を終了する。もちろん、親機1は、表示部15に表示させるだけではなく、たとえばブザー等を鳴動させることにより、異常がある旨を作業者に報知してもよい。
Similarly,
また、本実施形態では、親機1は、試験において、火災報又は連動報を受信した旨を表示部15に表示させているが、他の構成であってもよい。たとえば、親機1は、実際に火災報又は連動報を受信したときと同じ動作を行ってもよい。ただし、試験においては、作業者は、試験対象の子機2が正常に動作しているか否かを確認できればよい。このため、親機1は、試験においては、実際に火災報又は連動報を受信したときと同じ動作を行わなくてもよい。
Moreover, in this embodiment, although the main |
ところで、本実施形態の自動火災報知システム100では、火災試験信号は、質問信号を兼ねていてもよい。以下、本実施形態の自動火災報知システム100において、火災試験信号が質問信号を兼ねる場合の試験について、図7、図8を用いて説明する。
By the way, in the automatic
まず、試験対象の子機2が第1子機21である場合について、図7を用いて説明する。
First, the case where the subunit |
親機1は、作業者による試験の開始を指示する入力を受け付けると、試験対象の子機2を選択して試験を開始する(S301)。そして、親機1は、試験信号として火災試験信号を送信する(S302)。ここで、火災試験信号は、試験対象の子機2のアドレスと、火災報を送信するように指示するコマンドと、試験対象の子機2の種別を返信するように指示するコマンドとを含んでいる。
When receiving the input for instructing the start of the test by the operator, the
試験対象の子機2である第1子機21は、自身のアドレスを含む火災試験信号を受信すると、火災報を親機1に送信する(S303)。また、第1子機21は、第1応答信号を送信する(S304)。
When receiving the fire test signal including its own address, the
親機1は、火災報及び第1応答信号を受信すると、第1応答信号に含まれるデータを参照して、試験対象の子機2の種別を確認する(S305)。ここでは、親機1は、試験対象の子機2が第1子機21であると確認する。そして、親機1は、試験対象の子機2が第1子機21である旨と、火災報を受信した旨とを作業者に報知する(S306)。作業者は、試験対象の子機2が第1子機21であり、第1子機21が正常に動作することを確認すると、親機1を操作することで、試験の終了を指示する入力を行う。親機1は、入力を受け付けると、試験を終了する(S307)。
When receiving the fire report and the first response signal, the
次に、試験対象の子機2が第2子機22である場合について、図8を用いて説明する。
Next, a case where the
親機1は、作業者による試験の開始を指示する入力を受け付けると、試験対象の子機2を選択して試験を開始する(S401)。そして、親機1は、試験信号として火災試験信号を送信する(S402)。
When receiving the input for instructing the start of the test by the operator, the
試験対象の子機2である第2子機22は、自身のアドレスを含む火災試験信号を受信すると、火災報を親機1に送信する(S403)。また、第2子機22は、第2応答信号を送信する(S404)。
When receiving the fire test signal including its own address, the
親機1は、火災報及び第2応答信号を受信すると、第2応答信号に含まれるデータを参照して、試験対象の子機2の種別を確認する(S405)。ここでは、親機1は、試験対象の子機2が第2子機22であると確認する。そして、親機1は、火災報を受信した旨を作業者に対して報知すると(S406)、次に試験信号として連動試験信号を送信する(S407)。
When receiving the fire report and the second response signal, the
試験対象の子機2である第2子機22は、自身のアドレスを含む連動試験信号を受信すると、連動報を親機1に送信する(S408)。親機1は、連動報を受信すると、試験対象の子機2が第2子機22である旨と、連動報を受信した旨とを作業者に対して報知する(S409)。作業者は、試験対象の子機2が第2子機22であり、第2子機22が正常に動作することを確認すると、親機1を操作することで、試験の終了を指示する入力を行う。親機1は、入力を受け付けると、試験を終了する(S410)。
When receiving the interlock test signal including its own address, the
上述のように、火災試験信号が質問信号を兼ねる場合、親機1は、質問信号と火災試験信号とを分けて送信する必要がないので、試験に要する時間を短くすることができる。
As described above, when the fire test signal also serves as the question signal, the
(実施形態2)
以下、本発明の実施形態2に係る自動火災報知システム100について説明する。なお、本実施形態の自動火災報知システム100において、実施形態1と共通する構成要素については適宜説明を省略する。本実施形態の自動火災報知システム100では、試験のフローが実施形態1と異なっている。
(Embodiment 2)
Hereinafter, the automatic
以下、本実施形態の自動火災報知システム100の試験について、図9を用いて説明する。
Hereinafter, the test of the automatic
親機1は、作業者による試験の開始を指示する入力を受け付けると、試験対象の子機2を選択して試験を開始する(S501)。そして、親機1は、質問信号を送信する(S502)。試験対象の子機2である第2子機22は、自身のアドレスを含む質問信号を受信すると、第2応答信号を送信する(S503)。
When receiving the input for instructing the start of the test by the operator, the
親機1は、第2応答信号を受信すると、第2応答信号に含まれるデータを参照して、試験対象の子機2の種別を確認する(S504)。ここでは、親機1は、試験対象の子機2が第2子機22であると確認する。そして、親機1は、試験信号を送信する(S505)。
When receiving the second response signal,
試験対象の子機2である第2子機22は、自身のアドレスを含む試験信号を受信すると、まず火災報を親機1に送信する(S506)。親機1は、火災報を受信すると、火災報を受信した旨を作業者に報知する(S507)。そして、第2子機22は、火災報を送信してから一定の時間が経過すると、次に連動報を親機1に送信する(S508)。
When receiving the test signal including its own address, the
親機1は、連動報を受信すると、試験対象の子機2が第2子機22である旨と、連動報を受信した旨とを作業者に対して報知する(S509)。作業者は、試験対象の子機2が第2子機22であり、第2子機22が正常に動作することを確認すると、親機1を操作することで、試験の終了を指示する入力を行う。親機1は、入力を受け付けると、試験を終了する(S510)。
When the
上述のように、本実施形態の自動火災報知システム100では、第2子機22は、自身のアドレスを含む試験信号を受信すると、火災報を親機1に送信した後に、一定の期間を空けて連動報を親機1に送信する。このため、本実施形態の自動火災報知システム100では、親機1は、試験信号を火災試験信号と連動試験信号とに分けて送信する必要がないので、試験に要するフローの数を少なくすることができる。
As described above, in the automatic
ところで、本実施形態では、親機1が複数台の子機2の各々の種別を記憶している場合、実施形態1と同様に、確認処理は不要である。つまり、この場合、親機1は、試験を開始すると、確認処理を省略して試験信号を送信する処理を実行する。
By the way, in this embodiment, when the main |
1 親機
2 子機
21 第1子機
22 第2子機
31,32 一対の電線
4 他装置
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記一対の電線に電気的に接続される複数台の子機とを備え、
前記複数台の子機には、それぞれ固有のアドレスが割り当てられており、
前記親機と前記複数台の子機の各々とは、前記一対の電線を介して互いに通信可能であって、
前記複数台の子機は、
火災の発生を知らせる火災報を前記親機に送信する第1子機と、
前記火災報と、前記親機に他装置を連動させるための連動報とを前記親機に送信する第2子機とを含み、
前記親機は、試験の開始を指示する入力を受け付けると、前記複数台の子機のうち試験対象の子機のアドレスを含む試験信号を送信し、
前記第1子機は、自身のアドレスを含む前記試験信号を受信すると、前記火災報を前記親機に送信し、
前記第2子機は、自身のアドレスを含む前記試験信号を受信すると、前記火災報を前記親機に送信し、かつ、前記連動報を前記親機に送信することを特徴とする自動火災報知システム。 A master unit electrically connected to a pair of wires;
A plurality of slave units electrically connected to the pair of electric wires,
A unique address is assigned to each of the plurality of slave units,
The master unit and each of the plurality of slave units can communicate with each other via the pair of electric wires,
The plurality of slave units are:
A first slave unit that transmits a fire report to notify the occurrence of a fire to the master unit;
A second slave unit that transmits the fire report and a link report for linking another device to the base unit to the base unit;
When receiving an input instructing the start of a test, the master unit transmits a test signal including an address of a slave unit to be tested among the plurality of slave units,
When the first slave unit receives the test signal including its own address, it transmits the fire report to the master unit,
When the second slave unit receives the test signal including its own address, the second slave unit transmits the fire report to the master unit and transmits the interlocking report to the master unit. system.
前記第1子機は、自身のアドレスを含む前記質問信号を受信すると、自身が前記第1子機である旨を知らせる第1応答信号を前記親機に送信し、
前記第2子機は、自身のアドレスを含む前記質問信号を受信すると、自身が前記第2子機である旨を知らせる第2応答信号を前記親機に送信することを特徴とする請求項1記載の自動火災報知システム。 Upon receiving the input, the master unit transmits a question signal including an address of the test target slave unit to the test target slave unit,
When the first slave unit receives the interrogation signal including its own address, the first slave unit transmits a first response signal notifying that it is the first slave unit to the master unit,
2. The second slave unit, when receiving the interrogation signal including its own address, transmits a second response signal notifying that it is the second slave unit to the master unit. The automatic fire alarm system described.
前記一対の電線に電気的に接続される複数台の子機とを備え、
前記複数台の子機には、それぞれ固有のアドレスが割り当てられており、
前記親機と前記複数台の子機の各々とは、前記一対の電線を介して互いに通信可能であって、
前記複数台の子機は、
火災の発生を知らせる火災報を前記親機に送信する第1子機と、
前記火災報と、前記親機に他装置を連動させるための連動報とを前記親機に送信する第2子機とを含み、
前記親機は、試験の開始を指示する入力を受け付けると、前記複数台の子機のうち試験対象の子機のアドレスを含む火災試験信号を送信し、前記試験対象の子機から前記火災報を受信した後に、前記試験対象の子機が前記第2子機である場合に、前記試験対象の子機のアドレスを含む連動試験信号を送信し、
前記第2子機は、自身のアドレスを含む前記火災試験信号を受信すると、前記火災報を前記親機に送信し、
前記第2子機は、自身のアドレスを含む前記連動試験信号を受信すると、前記連動報を前記親機に送信することを特徴とする自動火災報知システム。 A master unit electrically connected to a pair of wires;
A plurality of slave units electrically connected to the pair of electric wires,
A unique address is assigned to each of the plurality of slave units,
The master unit and each of the plurality of slave units can communicate with each other via the pair of electric wires,
The plurality of slave units are:
A first slave unit that transmits a fire report to notify the occurrence of a fire to the master unit;
A second slave unit that transmits the fire report and a link report for linking another device to the base unit to the base unit;
Upon receiving an input for instructing the start of a test, the master unit transmits a fire test signal including an address of a slave unit to be tested among the plurality of slave units, and the fire report is transmitted from the slave unit to be tested. When the slave unit to be tested is the second slave unit, a link test signal including the address of the slave unit to be tested is transmitted.
When the second slave unit receives the fire test signal including its own address, the second slave unit transmits the fire report to the master unit.
When the second slave unit receives the interlock test signal including its own address, the second slave unit transmits the interlock report to the master unit.
前記第1子機は、自身のアドレスを含む前記質問信号を受信すると、自身が前記第1子機である旨を知らせる第1応答信号を前記親機に送信し、
前記第2子機は、自身のアドレスを含む前記質問信号を受信すると、自身が前記第2子機である旨を知らせる第2応答信号を前記親機に送信することを特徴とする請求項3記載の自動火災報知システム。 Upon receiving the input, the master unit transmits a question signal including an address of the test target slave unit to the test target slave unit,
When the first slave unit receives the interrogation signal including its own address, the first slave unit transmits a first response signal notifying that it is the first slave unit to the master unit,
4. The second slave unit, when receiving the inquiry signal including its own address, transmits a second response signal notifying that it is the second slave unit to the master unit. The automatic fire alarm system described.
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