JP6572795B2 - 解析装置及び解析プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、サーバの性能監視に関する。
仮想化技術の発展に伴って登場したクラウドサービスは、現在非常に幅広い分野で利用されている。一方で、クラウドサービスを提供する仮想化基盤システムは、近年、大規模化及び複雑化してきており、システム異常や障害などのトラブルへの対応も難しくなってきている。
図1は、クラウド基板システム及び分析装置の例を説明する図である。クラウド基板システム1000は、複数の共有スイッチ1100と複数の共有サーバ1200を含む。複数の共有サーバ1200は、共有スイッチ1100を経由して互いに通信可能である。複数の共有サーバ1200は、計算機資源を共有することで、1つのクラウド基板システムを実現する。
具体的には、複数の共有サーバ1200は、協同でホストOperation System(OS)2001を動作させる。ホストOS2001は、複数の共有サーバの基本的な管理や制御のための機能や、搭載されるソフトウェアが共通して利用する基本的な機能などを実装した、システム全体を管理するソフトウェアである。なお、複数の共有サーバ1200が複数のホストOS2001を動作させてもよい。
ホストOS2001上では、ハイパーバイザ2002が動作する。ハイパーバイザ2002は、コンピュータの仮想化技術のひとつである仮想マシン(VM:Virtual Machine)を実現するための制御プログラムである。ハイパーバイザ2002上では、複数の仮想マシン2003(例えば、仮想マシン2003a〜2003c)が動作する。
クラウド基板システムに係るサービスとして、仮想マシン2003a〜2003cの各々がユーザに対して提供される。ユーザは、自身が利用可能な仮想マシン2003上で何らかのアプリケーション2004a〜2004cを動作させることができる。
このようなクラウド基板システム1000において、ユーザは、自身が利用可能な仮想マシン2003のアプリケーション性能情報(以下、アプリ性能情報と記載する)を取得することができる。アプリ性能情報は、クラウド上で動作するアプリケーションの性能を表現する時系列データである。アプリ性能情報は、例えば、Webアクセスのレスポンスタイムやスループット、データベースクエリのレスポンスタイムやスループット、データ処理の処理時間やスループットなどの時系列データである。
該クラウド基板システム1000のシステム性能情報は、分析装置3000に送られる。システム性能情報は、クラウド基盤システムから取得可能なシステム性能や負荷状況を表現する時系列データである。システム性能情報は、例えば、サーバのCentral Processing Unit(CPU)使用率や仮想CPU使用率、ネットワークスループットや仮想Network Interface Card(NIC)スループットなどである。管理者は、分析装置3000に収集されたシステム性能情報を用いて、クラウド基板システム1000の性能管理をする。なお、ユーザは、自身が利用可能な仮想マシン2003のシステム性能情報を、一部取得可能である。
システムトラブルが発生すると、管理者は、分析装置3000に収集されたログ情報、統計情報、構成情報、システム性能情報などを分析し、トラブルの要因推定と修復を迅速に行う。大規模なクラウド基板システムでは、ログ情報、統計情報、構成情報、システム性能情報など全ての情報を人手で分析することは困難である。特に仮想化システムにおけるトラブル要因は幅広いレイヤ(アプリケーション2004、仮想マシン2003、ハイパーバイザ2002、ホストOS2001、共有サーバ1200、共有スイッチ110などのレイヤ)で発生する可能性がある。その一方で、レイヤごとに管理者が異なる場合も多いため、トラブル対応が難しい。
情報通信サービスを提供するシステムの性能劣化を検知するシステムが知られている。該システムは、種目の異なる性能情報間の相関係数を表す相関関数を生成し、取得された性能情報を相関関数に提供し、相関関係が維持されているか否かを分析することで、性能劣化を検知する(例えば、特許文献1を参照)。
2つのデータの間で対応関係にあるカラムを抽出する際に、相関ルールを用いる技術が知られている(例えば、特許文献2を参照)。
被清算物の品質に関する目的変数と、被清算物の生産に関する説明変数とについて、目的変数に影響を与える説明変数を簡単かつ確実に特定する分析システムが知られている(例えば、特許文献3を参照)。
仮想マシンの資源情報を使用する装置が知られている。仮想マシン配置装置は、資源使用量の予測可能性を判定し、予測可能な仮想マシンに対して、予測した資源使用量の時系列パターンとあらゆる種類の資源使用量を同時に平準化する(例えば、特許文献4を参照)。
多値データで表現された基本画像を、循環誤差拡散法を適用して二値化することにより、その基本画像の二値化によって発生するノイズを抑える方法が知られている(例えば、特許文献5を参照)。
特開2014−238852号公報 特開2012−38066号公報 特開2006−318263号公報 特開2015−152984号公報 特開平10−233923号公報
図1のクラウド基板システム1000では、アプリケーション2004のレイヤは、ユーザにより管理される。一方、仮想マシン2003、ハイパーバイザ2002、ホストOS2001、共有サーバ1200、共有スイッチ1100などのレイヤは、管理者によって管理される。
あるユーザが使用しているアプリケーション2004で、アプリケーションの処理速度が遅くなるなどの性能劣化が発生した場合、管理者は、性能劣化の報告をユーザから受ける。クラウド基板システムでは、共有サーバ1200の計算機資源を該アプリケーションと競合して他の仮想マシンが使用する。そのため、管理者は、例えば、アプリケーションの性能劣化の要因となっている仮想マシンを、分析装置3000に収集されたログ情報、統計情報、構成情報、システム性能情報などを分析することで推定する。
管理者は、仮想マシンを推定するために、まず、アプリケーションのアプリ性能情報をユーザから受け取る。管理者は、分析装置3000を用いて該アプリ性能情報と相関のある仮想マシンの性能情報を推定する。これにより、ユーザが使用しているアプリケーションの性能劣化の要因となっている仮想マシンを推定することができる。
ここで、仮想マシンの性能情報と該アプリ性能情報との相関関係が一時的な時間帯に限られている場合、分析装置3000は、性能劣化の要因である仮想マシンを推定できないことが有りうる。そのため、仮想マシンの性能情報と該アプリ性能情報との相関関係が一時的な時間帯に限られている場合、性能劣化の要因である仮想マシンをどの程度推定することができるかを示す推定性能が低下してしまう。
本発明は1つの側面において、仮想マシンの性能情報と該アプリ性能情報との相関関係が一時的な時間帯に限られている場合でも、性能劣化の要因の候補である仮想マシンの性能情報を抽出することを目的とする。
分析装置は、アプリケーションの性能情報と仮想マシンの性能情報を分析する。分析装置は、記憶部、二値変換部、計算部、抽出部を備える。二値変換部は、前記アプリケーションの性能情報の時刻毎の値を、第1の閾値に基づいて二値データに変換し、且つ、前記仮想マシンの性能情報の時刻毎の値を第2の閾値として二値データに変換する。計算部は、二値データに変換されたアプリケーションの性能情報と、前記第2の閾値毎に二値データに変換された性能情報に基づいて信頼度と支持度を計算する。抽出部は、前記信頼度と前記支持度に基づいて、前記分析対象である1種のアプリケーションの性能劣化の要因となっている仮想マシンの性能情報である種類を抽出する。
本発明によれば、仮想マシンの性能情報と該アプリ性能情報との相関関係が一時的な時間帯に限られている場合でも、性能劣化の要因の候補である仮想マシンの性能情報を高い推定性能で抽出することができる。
クラウド基板システム及び分析装置の例を説明する図である。 相関関係が一時的な時間帯に限られているアプリ性能情報とVM性能情報の例を説明する図である。 本実施形態に係るクラウド基板システム及び分析装置の例を説明する図である。 相関係数判定部の除外処理の例を説明する図である。 アプリ性能情報の二値変換処理の例を説明する図である。 VM性能情報の二値変換処理の例を説明する図である。 VM性能情報の二値変換処理の例を説明する図である。 信頼度と支持度の計算方法の例を説明する図である。 抽出部の処理の例を説明する図である。 アプリ性能情報テーブルとVM性能情報テーブルの例を説明する図である。 相関係数計算部の処理の例を説明する図である。 相関係数計算部の処理の例を説明する図である。 相関係数の計算結果の例を説明する図である。 相関判定情報テーブルの例を説明する図である。 二値変換したアプリ性能情報の例を説明する図である。 二値変換したVM性能情報の例を説明する図である。 相関ルールの計算結果の例を説明する図である。 抽出部の抽出処理の例を説明する図である。 抽出部の抽出処理の例を説明する図である。 入出力部の出力画面の例を説明する図である。 分析装置のハードウェア構成の例を説明する図である。 分析装置の処理の例を説明するフローチャートである。 分析装置の処理の例を説明するフローチャートである。 二値変換に係る処理の例を説明するフローチャートである。
クラウド基板システムが提供する複数の仮想マシンは、クラウドサービス基板の持つ計算機資源を共有して使用する。仮想マシン同士で計算機資源の競合が発生すると、仮想マシン上で動作するアプリケーションの遅延(性能劣化)を引き起こすことがある。このような性能劣化が発生したときに、管理者は、例えば、応答時間やスループットなどのアプリ性能情報をユーザから受け取る。管理者は、分析装置3000に受け取ったアプリ性能情報を登録する。分析装置3000は、該アプリ性能情報と仮想CPU使用率や仮想NICスループットなどの仮想マシンの性能情報の間の相関関係を抽出し、資源競合を発生させた仮想マシンを推定する。以下、仮想マシンの性能情報を、VM性能情報と称す。
しかし、VM性能情報と該アプリ性能情報との相関関係が一時的な時間帯に限られている場合に、相関係数を用いてVM性能情報と該アプリ性能情報との相関関係を評価すると、性能劣化の要因である仮想マシンを推定できないことがある。
一般的に、システムの性能情報と機能(アプリケーション)の性能情報の時系列データを比較し、相関関係にあれば、機能(アプリケーション)が異常の要因であると特定できるが、この評価方法だと、ある程度相関のある時間が継続する必要がある。一時的な相関が検出された場合は、異常の要因として認識されない場合がある。すべての異常に連続的な相関があるわけではないため、機能(アプリケーション)の異常を認識できない場合がある。そのため、再現率が低くなってしまう。
図2は、相関関係が一時的な時間帯に限られているアプリ性能情報とVM性能情報の例を説明する図である。図2は、同じ時間帯におけるアプリ性能情報201とVM性能情報202との相関関係を図示したものである。
アプリ性能情報201は、アプリケーションのレスポンスタイムを表す。該アプリ性能情報201は、横軸が時間軸(秒)、縦軸(左側のメモリ)がレスポンスタイム(秒)で表される。アプリ性能情報201は、レスポンスタイムが遅い(縦軸の値が大きい)ほど、該アプリケーションの動作が遅くなっている(性能劣化している)ことを示す。例えば、横軸の16秒から後では、レスポンスタイムの1秒を超える時間が増えており、該アプリケーションの性能が劣化している。
VM性能情報202は、仮想マシンに設定されている仮想NICのスループットを表す。VM性能情報202は、横軸が時間軸(秒)、縦軸(右側のメモリ)が該仮想NICの通信に用いられるパケット数で表される。VM性能情報202は、パケット数が大きいほど、仮想NICの負荷が高いことを示す。例えば、横軸の27秒程度から、パケット数が増えており、仮想NICの負荷が上がっている。
ここで、VM性能情報202の仮想NICを持つ仮想マシンが、アプリ性能情報201のアプリケーションの処理に影響を与えていると仮定する。何らかの理由で仮想NICのパケット数が増えると(例えば、横軸の27秒目〜32秒目)、該仮想マシンと該アプリケーションが共有する資源がボトルネックとなりアプリケーションの処理が遅延する。横軸の27秒目〜32秒目では、アプリ性能情報201とVM性能情報202はどちらも値が増大しており、相関が高い。
アプリ性能情報201は、横軸の17秒〜20秒や、22秒〜26秒の間にも、レスポンスタイムが遅くなっており、性能劣化が発生している。一方、横軸の17秒〜20秒や、22秒〜26秒の間、VM性能情報202のパケット数は増えていない。従って、横軸の17秒〜20秒や、22秒〜26秒の間の性能劣化は、該仮想マシンではない他の要因により発生している。横軸の17秒〜20秒や、22秒〜26秒の間、アプリ性能情報201とVM性能情報202には相関がない。
このように、VM性能情報と該アプリ性能情報との相関関係が一時的な時間帯に限られている場合に、相関係数を用いてVM性能情報と該アプリ性能情報との相関関係を評価すると、性能劣化の要因である仮想マシンを推定できないことがある。
そこで本発明は、相関係数を用いた評価に加えて、データマイニングの分野で利用されるアソシエーション分析の信頼度と支持度(以下、信頼度と支持度を纏めて相関ルールと称す)を用いて相関関係を評価する。これにより、本発明では、仮想マシンの性能情報と該アプリ性能情報との相関関係が一時的な時間帯に限られている場合であっても、性能劣化の要因である仮想マシンを高い推定性能で推定することができる。
本発明において、推定性能は、具体的には、再現率(リコール)である。再現率は、下式で表される。
再現率=(推定することができた要因仮想マシン数)/(実際に要因となっている仮想マシンの数)
再現率は、要因となる仮想マシンをどの程度推定できるかを表す値であり、実際に要因となっている仮想マシンの数のうち、推定することができた仮想マシンの数の割合で表される。
図3は、本実施形態に係るクラウド基板システム及び分析装置の例を説明する図である。クラウド基板システム1000は、複数の共有スイッチ1100と複数の共有サーバ1200を含む。複数の共有サーバ1200は、共有スイッチ1100を経由して互いに通信可能である。複数の共有サーバ1200は、計算機資源を共有することで、1つのクラウド基板システムを実現する。図3に示す複数の共有サーバ1200は、図3の共有サーバ1200と同様に、ホストOS2001、ハイパーバイザ2002、複数の仮想マシン2003、アプリケーション2004を動作させる。
図3のクラウド基板システム1000のシステム性能情報は、分析装置3000に送られる。システム性能情報は、例えば、サーバのCPU使用率や仮想CPU使用率、ネットワークスループットや仮想NICスループットなどの時系列データである。以下、システム性能情報のうち、仮想CPU使用率や仮想NICスループットなどの仮想マシンに関する性能情報は、VM性能情報である。送受信部3800は、クラウド基板システム1000側から送られたVM性能情報を受信する。記憶部3900は、送受信部3800が受信したVM性能情報を記憶する。
あるアプリケーションでアプリケーションの処理速度が遅くなるなどの性能劣化が発生し、管理者が、性能劣化の要因である仮想マシンを推定するために、該アプリケーションのアプリ性能情報をユーザから受け取ったと仮定する。管理者は、分析装置3000と通信可能な端末などから該アプリ性能情報を、分析装置3000に送信する。送受信部3800は、性能劣化が発生したアプリケーションのアプリ性能情報を受信する。記憶部3900は、送受信部3800が受信したアプリ性能情報を記憶する。
分析対象となるアプリ性能情報が分析装置3000内に記憶されると、分析装置3000を用いた、性能劣化の要因である仮想マシンを推定する処理を開始できる。以下に、分析装置3000の性能劣化の要因である仮想マシンを推定する処理を順番に説明する。
(A1)管理者は、入出力部3700を用いて、複数種類あるアプリ性能情報の中から、分析対象として1種を選択し、分析装置3000に性能劣化の要因である仮想マシンを推定する処理を開始させる。
記憶部3900に記憶されている複数種類のVM性能情報の種類ごとに、分析装置3000は、以下の処理を繰り返し実行する。
(A2)相関係数計算部3100は、VM性能情報(1種類)と、アプリ性能情報(1種類)との相関係数を算出する。
(A3)相関係数判定部3200は、算出した相関係数が所定の無相関判定閾値以下(例えば、0.3以下)であるか否かを判定する。算出した相関係数が所定の無相関判定閾値以下(例えば、0.3以下)である場合、該VM性能情報の種類を分析対象から除外する。算出した相関係数のVM性能情報の種類が除外される場合、別の種類のVM性能情報について処理を(A2)から繰り返す。
(A4)相関係数判定部3200は、算出した相関係数が所定の相関判定閾値(例えば、0.8以上)よりも大きい相関係数を持つか否かを判定する。
(A4.1)算出した相関係数が所定の相関判定閾値(例えば、0.8以上)よりも大きい相関係数を持つ場合、分析装置3000は、(A11)の処理を実行する。
(A4.2)算出した相関係数が所定の相関判定閾値(例えば、0.8以上)よりも小さい相関係数を持つ場合、分析装置3000は、(A5)から処理を実行する。
(A5)二値変換部3300は、アプリ性能情報を、アプリ二値変換閾値に基づいて二値データに変換する(詳しくは、図5で説明)。この処理は、複数回実行されなくてよい。
(A6)二値変換部3300は、VM性能情報におけるある時間のデータ「x」を閾値として選択し、選択したVM性能情報を二値データに変換する(詳しくは、図6Aと図6Bで説明)。
(A7)相関ルール計算部3400は、データマイニングの分野で用いられるアソシエーション分析で用いられる信頼度と支持度(相関ルール)を算出する(詳しくは、図7で説明)。
(A8)分析装置3000は、VM性能情報における全ての時間を閾値「x」とした(A6)と(A7)の処理を繰り返し実行する。
(A9)相関ルール判定部3500は、算出された信頼度が所定の閾値以上(例えば、0.8以上)である「x」の中から、支持度が最大となる閾値「X」(複数の閾値xのうち、支持度が最大となる閾値をXと記載する)を判定する。
(A10)二値変換部3300は、VM性能情報の支持度が最大である閾値「X」を用いて、各VM性能情報を二値データに変換する(詳しくは、図6Aと図6Bで説明)。
(A11)抽出部3600は、(A4.1)の処理で、算出した相関係数が所定の相関判定閾値(例えば、0.8以上)よりも大きい相関係数であると判定した場合、現在分析しているVM性能情報の種類を抽出する。ここで抽出されるVM性能情報が、性能劣化と候補となるVM性能情報である。
(A12)抽出部3600は、支持度(相関ルール)が所定の閾値よりも大きいVM性能情報を抽出する(詳しくは、図8で説明)。ここで抽出されるVM性能情報が、性能劣化と候補となるVM性能情報である。
(A13)分析装置3000は、VM性能情報の種類毎に、(A2)〜(A12)の処理を繰り返し実行する。
(A14)入出力部3700は、モニタに抽出部3600で抽出されたVM性能情報を表示する。管理者は、表示されたVM性能情報から、性能劣化の要因である仮想マシンを推定できる。
本発明は、相関係数を用いた評価に加えて、データマイニングの分野で利用されるアソシエーション分析の信頼度と支持度を用いて相関関係を評価する。これにより、本発明では、VM性能情報と該アプリ性能情報との相関関係が一時的な時間帯に限られている場合であっても、性能劣化の要因である仮想マシンとして推定できる。
図4は、相関係数判定部の除外処理の例を説明する図である。図4は、(A2)と(A3)の処理の例を説明する図である。相関係数計算部3100は、複数種類のVM性能情報の各種と、1種のアプリ性能情報との相関係数を算出する((A2)の処理)。図4は、1種のアプリ性能情報に対応する各VM性能情報301a〜301nの相関係数を示す。
図4では、アプリ性能情報に対応するVM性能情報301aの相関係数は、「0.274」である。アプリ性能情報に対応するVM性能情報301bの相関係数は、「0.216」である。アプリ性能情報に対応するVM性能情報301cの相関係数は、「0.316」である。アプリ性能情報に対応するVM性能情報301nの相関係数は、「0.529」である。
(A3)の処理において、相関係数判定部3200が、所定の無相関判定閾値以下(例えば、0.3以下)の相関係数を持つVM性能情報の種類を、分析対象から除外する。これにより、図4の例では、VM性能情報301a、VM性能情報301bの相関係数が、無相関判定閾値以下であるため、以降の処理から除外される。
図5は、アプリ性能情報の二値変換処理の例を説明する図である。図5に示すアプリ性能情報201aは、例えば、アプリケーションのレスポンスタイムである。アプリ性能情報201aは、横軸の時間軸と、縦軸のレスポンスタイムで表される。図5のアプリ性能情報201aは、図2のアプリ性能情報201と同一のものである。
二値変換部3300には、アプリ二値変換閾値が設定される。アプリ二値変換閾値は、例えば、管理者によって設定される。アプリ二値変換閾値は、例えば、管理者がアプリ性能情報201a(レスポンスタイム)の値が明らかに正常値から外れたとみなせる値を定義し、設定されてもよい。また、過去の統計値から、管理者がアプリ二値変換閾値を設定してもよい。
二値変換部3300は、アプリ性能情報201a(レスポンスタイム)において、アプリ二値変換閾値を超える時間帯のデータを「1」に変換し、アプリ二値変換閾値以下の時間帯のデータを「0」に変換する。なお、二値は、0や1以外の値でもよい。
図5のアプリ性能情報201bは、アプリ性能情報201aを二値変換した後の例である。アプリ性能情報201aのレスポンスタイム、横軸の18秒と、24秒以降がアプリ二値変換閾値を超えている。そのため、アプリ性能情報201bでは、横軸の18秒と、24秒以降が1の値を持ち、それ以外の時間帯は0の値を持っている。
このように二値変換部3300は、アソシエーション分析に用いるため、アプリ性能情報を二値変換する。
図6Aと図6Bは、VM性能情報の二値変換処理の例を説明する図である。図6AのVM性能情報202は、図2のVM性能情報202と同一のものである。VM性能情報202´は、VM性能情報202の時間と該時間に送受信されるパケット数を例示したものである。
二値変換部3300は、選択したVM性能情報におけるある時間のデータ「x」を閾値として選択し、選択したVM性能情報を二値データに変換する。二値変換部3300は、例えば、1秒目の「11851874.8」を閾値「x」として選択し、該閾値を用いてVM性能情報を二値変換する。相関ルール計算部3400は、アプリ性能情報とVM性能情報の二値変換された値を用いて、信頼度と支持度(相関ルール)を算出する。
その後、二値変換部3300は、例えば、2秒目〜32秒目の閾値「x」を選択し順次、VM性能情報を二値変換する。図6Aの例では、二値変換に用いられる閾値「x」が32個と、信頼度と支持度とが32個ずつ算出される。相関ルール判定部3500は、算出された32個の信頼度のうち所定の閾値以上(例えば、0.8以上)である閾値の中で、支持度が最大である閾値「X」を判定する。なお、この支持度が最大となる閾値「X」は、VM性能情報の種類毎に判定される。
図6Bは、VM性能情報202と、VM性能情報202が二値変換されたVM性能情報202bを示す。具体的には、二値変換部3300は、(A6)の処理と(A10)の処理でVM性能情報202を二値変換する。
二値変換部3300は、(A6)の処理において、1種のVM性能情報に対して複数個(全時間)のデータ「x」を閾値とした二値データ変換を行う。そのため、図6Aのように32個の閾値がある1種のVM性能情報に対して、二値変換部3300は、32回の二値変換を実行する。
その後、相関ルール判定部3500は、算出された32個の信頼度のうち所定の閾値以上(例えば、0.8以上)である閾値の中から、支持度が最大である閾値「X」を判定する。すると、二値変換部3300は、二値変換部3300は、VM性能情報の種類毎の支持度が最大である閾値「X」を用いて、各VM性能情報を二値データに変換する((A10)の処理)。
二値変換部3300は、VM性能情報202において、閾値「X」を超える時間帯のデータを「1」に変換し、閾値「X」以下の時間帯のデータを「0」に変換する。なお、二値は、0や1以外の値でもよい。
このように二値変換部3300は、アソシエーション分析に用いるため、VM性能情報を二値変換する。
図7は、信頼度と支持度の計算方法の例を説明する図である。図7は、二値変換された図5のアプリ性能情報201bと図6BのVM性能情報202bの例を示す。相関ルール計算部3400は、アプリ性能情報201bとVM性能情報202bを用いて信頼度と支持度を計算する。信頼度と支持の計算式は、アソシエーション分析に基づく。アソシエーション分析は、「Agrawal, Rakesh, Tomasz Imielinski, and Arun Swami. Mining Association Rules Between Sets of Items in Large Database. In Proc. Of the 1993 ACM SIGMOD International Conference on Management of Data, 1993」で詳しく説明されている。
信頼度は、下式で表される。
信頼度(B⇒A)=(A=1且つB=1の時間帯数)/(B=1の時間帯数)
アプリ性能情報201aの値が1である時間帯は、18秒、24秒〜32秒の間の10点である。VM性能情報202bの値が1である時間帯数は、27〜32秒の間の6点である。更に、アプリ性能情報201aとVM性能情報202bの値が1である時間帯は、27〜32秒の間の6点である。すると、信頼度(confidence)の分母は6で、分子は6となる。アプリ性能情報201aとVM性能情報202bの信頼度(confidence)は、1となる。
支持度は、下式で表される。
支持度(B⇒A)=(A=1且つB=1の時間帯数)/(A=1の時間帯数)
アプリ性能情報201aとVM性能情報202bの値が1である時間帯は、27〜32秒の間の6点である。アプリ性能情報201aの値が1である時間帯は、18秒、24秒〜32秒の間の10点である。すると、支持度の分母は10で、分子は6となる。アプリ性能情報201aとVM性能情報202bの支持度(support)は、0.6となる。
このように、一時的な相関関係を持つアプリ性能情報とVM性能情報でも、アソシエーション分析における信頼度は高い値となる。
図8は、抽出部の処理の例を説明する図である。図8は、(A11)の処理の例を説明する図である。図8は、1種のアプリ性能情報に対応する各VM性能情報302a〜302nの相関係数を示す。
図8では、アプリ性能情報に対応するVM性能情報302aの相関係数は、「0.316」である。アプリ性能情報に対応するVM性能情報302bの相関係数は、「0.216」である。アプリ性能情報に対応するVM性能情報302cの相関係数は、「0.826」である。アプリ性能情報に対応するVM性能情報302nの相関係数は、「0.901」である。
(A11)の処理において、抽出部3600は、所定の相関判定閾値(例えば、0.8以上)よりも大きい相関係数を持つVM性能情報の種類を、性能劣化の要因のある仮想マシンの候補として抽出する。図8の例では、性能劣化の要因のある仮想マシンの候補としてVM性能情報302c、VM性能情報302nなどが抽出される。
なお、所定の相関判定閾値(例えば、0.8以上)よりも大きい相関係数を持つVM性能情報の種類に対しては、(A6)〜(A10)の処理が実行されない。そのため、分析装置3000の計算量を軽減することができる。なお、(A11)の処理で、抽出されたVM性能情報の種類は、性能劣化の要因である仮想マシンの可能性が高いものとして、要因とである仮想マシンの候補として抽出する。
図9は、アプリ性能情報テーブルとVM性能情報テーブルの例を説明する図である。アプリ性能情報は、図9のアプリ性能情報テーブル5001の例のように、記憶部3900に記憶される。アプリ性能情報テーブル5001は、時刻と、値の項目を備える。時刻は、アプリ性能情報を取得した時間である。該値は、時刻に対応したアプリ性能情報の種類に係る数値である。
VM性能情報は、図9のVM性能情報テーブル5002の例のように、記憶部3900に記憶される。VM性能情報テーブル5002は、VM名、性能情報名、時刻、値の項目を備える。VM名は、VM性能情報を取得した仮想マシンを識別する識別情報で表される。性能情報名は、VM性能情報の種別を表す情報である。時刻は、VM性能情報を取得した時間である。該値は、時刻に対応したVM性能情報の種類に係る数値である。
図10Aと図10Bは、相関係数計算部の処理の例を説明する図である。図10Aに記載の表6000は、アプリ性能情報とVM性能情報とを表し、横軸は時間軸であり、縦軸はアプリ性能情報とVM性能情報の値である。
ここで、アプリ性能情報とVM性能情報のタイムスタンプは、揃っていないことが考えられる。タイムスタンプが揃っていない場合、同じ時刻のアプリ性能情報とVM性能情報の相関係数を計算できない。そのため、本実施形態に係る相関係数計算部3100は、所定の時間の範囲を時間ユニットと設定し、該時間ユニットに含まれるアプリ性能情報とVM性能情報の相関係数を計算する。
ここで、同じ時間ユニット内にVM性能情報の値が複数個ある場合、該複数個の値の平均値が、該時間ユニットに対応する値となる。また、同じ時間ユニット内にアプリ性能情報の値が2つある場合、2つの値の平均値が、該時間ユニットの値となる。
相関係数計算部3100は、アプリ性能情報とVM性能情報から、時間ユニット毎のアプリ性能情報とVM性能情報を備えたデータペア情報6100(図10B)を作成する。データペア情報は、時間ユニット、アプリ性能情報、VM性能情報の項目を備える。時間ユニットは、所定の時間の範囲をt〜t12などと区切った各単位を示す情報で表される。アプリ性能情報は、該時間ユニット内のアプリケーションの性能情報の種類に係る値、又はその平均値である。VM性能情報は、該時間ユニット内の仮想マシン性能情報の種類に係る値、又はその平均値である。
このように、VM性能情報及びアプリ性能情報の値を時間ユニット単位で区切ることで、VM性能情報とアプリ性能情報のタイムスタンプにズレがあった場合でも、相関係数計算部3100は、VM性能情報とアプリ性能情報の相関係数を計算できる。
図11は、相関係数の計算結果テーブルの例を説明する図である。相関係数計算部3100は、アプリ性能情報(1種)に対応するVM性能情報の相関係数の値を計算する((A2)の処理)。相関係数の結果情報6200は、アプリ性能情報(1種)に対応するVM性能情報の相関係数の値の例である。相関係数の結果情報6200は、VM名、性能情報名、相関係数の項目を備える。
VM名は、VM性能情報を取得した仮想マシンを識別する識別情報で表される。性能情報名は、仮想マシン内の性能情報の種類を表す情報である。相関係数は、アプリ性能情報(1種)に対応するVM性能情報の相関係数の値である。
図12は、相関判定情報テーブルの例を説明する図である。相関判定情報テーブル6300は、記憶部3900に記憶される、相関判定閾値と無相関判定閾値の例である。相関判定閾値は、(A4)の処理において相関係数判定部3200により用いられる。相関係数判定部3200は、該相関判定閾値よりも相関係数が大きいVM性能情報を、(A6)〜(A10)の処理から除外する。更に、相関判定閾値は、(A11)の処理において抽出部3600により用いられる。これにより、該相関判定閾値よりも相関係数が大きいVM性能情報を、アプリケーションの性能劣化の要因である仮想マシンの候補として抽出される。
無相関判定閾値は、(A3)の処理において、相関係数判定部3200により用いられる。該無相関判定閾値よりも相関係数が小さいVM性能情報は、以降の処理から除外される。
図13は、二値変換したアプリ性能情報の例を説明する図である。図13に示すアプリ性能情報6100aの例は、図10Bのデータペア情報6100内のアプリ性能情報側を表している。二値変換部3300は、1種のアプリ性能情報を、アプリ二値変換閾値に基づいて二値データに変換する。
二値アプリ性能情報テーブル6400は、図13に示すアプリ性能情報6100aの値を二値変換した情報である。二値アプリ性能情報テーブル6400は、時間ユニットと、二値アプリ性能情報の項目を備える。この処理は、(A5)で実行される処理である。二値変換されたアプリ性能情報は、アソシエーション分析に用いられる。
図14は、二値変換したVM性能情報の例を説明する図である。図14のVM性能情報テーブル5002aは、図9のVM性能情報テーブル5002が、相関係数計算部3100により、各VM性能情報の値が時間ユニット単位に変換された後のテーブルである。図14のVM性能情報テーブル5002aは、時間ユニット、VM名、性能情報名、値の項目を備える。VM名、性能情報名、値の項目は、図9のVM性能情報テーブル5002の項目と同一のものである。
二値変換部3300は、VM性能情報テーブル5002aを、VM二値変換閾値に基づいて二値データに変換し、VM性能情報テーブル5002bを生成する。VM二値変換閾値は、(A6)の処理では、選択したVM性能情報におけるある時間のデータ「x」である。VM二値変換閾値は、(A10)の処理では、VM性能情報毎の支持度が最大である「X」である。二値変換されたVM性能情報は、アソシエーション分析に用いられる。
図15は、相関ルールの計算結果の例を説明する図である。相関ルール計算部3400は、(A7)の処理において、図13の二値アプリ性能情報テーブル6400と、図14のVM性能情報テーブル5002bとを用いて信頼度と支持度(相関ルール)を算出する。
相関ルール計算部3400は、信頼度と支持度(相関ルール)を算出した後、計算結果テーブル6500を生成する。記憶部3900は、計算結果テーブル6500を記憶する。計算結果テーブル6500は、VM名、性能情報名、信頼度、支持度の項目を備える。なお、相関ルール計算部3400は、時間ユニット内に閾値として選択できるVM性能情報の値がない場合、信頼度及び支持度に空白(又は0)などを設定する。
図16A及び図16Bは、抽出部の抽出処理の例を説明する図である。抽出部3600は、(A11)の処理において、所定の相関判定閾値(例えば、0.8以上)よりも大きい相関係数を持つVM性能情報を抽出する。更に、(A12)の処理において、抽出部3600は、信頼度(例えば0.8以上)、支持度(例えば0.2以上)が所定の閾値よりも大きいVM性能情報を抽出する。
すると、抽出部3600は、図11の相関係数の結果情報6200から、相関判定閾値以上のVM性能情報6200aを抽出する。更に、抽出部3600は、図15の計算結果テーブル6500から信頼度0.8以上で支持度が0.2以上であるVM性能情報6500aを抽出する。
抽出部3600は、VM性能情報6200aとVM性能情報6500aとに基づいて、仮想マシンごとの相関係数の総和を算出する。要因候補VMは、アプリケーションの性能劣化の要因として抽出された仮想マシン名で表される。その後、抽出部3600は、仮想マシンごとの相関係数の総和に基づいて、各仮想マシンに優先度(高、中、低)を割り当てる。優先度は、仮想マシンがアプリケーションの性能劣化の要因である可能性が高いか否かを示す。
図17は、入出力部の出力画面の例を説明する図である。入出力部3700は、モニタに抽出部3600で抽出されたVM性能情報を表示する。モニタに表示される要因候補VM7001の枠には、選択ボタン、VM名、優先度が表示される。VM名は、仮想マシンを識別する識別情報である。優先度は、抽出部3600が仮想マシンの相関係数の総和に基づいて割当てた仮想マシンがアプリケーションの性能劣化の要因である可能性が高いか否かを示す。
管理者は、要因候補VM7001の枠の選択ボタンから、1つの仮想マシンを選択する。すると、仮想マシンメトリック7002の枠に、選択された仮想マシンに対応するメトリック名、支持度、選択ボタンが表示される。仮想マシンメトリック7002の枠に表示されるメトリック名及び支持度は、抽出部3600に抽出されたVM性能情報6500aに基づく。
管理者は、仮想マシンメトリック7002の枠内の選択ボタンをクリックし、1つのメトリックを選択する。すると、分析対象のアプリ性能情報と選択したメトリックのVM性能情報を含むグラフ7003がモニタに表示される。管理者は、モニタに表示される要因候補VM7001、仮想マシンメトリック7002、グラフ7003を用いることで、抽出されたVM性能情報などから、アプリケーションの性能劣化の要因である仮想マシンを推定できる。
図18は、分析装置のハードウェア構成の例を説明する図である。分析装置3000は、プロセッサ11、メモリ12、バス15、外部記憶装置16、ネットワーク接続装置19を備える。さらにオプションとして、分析装置3000は、入力装置13、出力装置14、媒体駆動装置17を備えてもよい。分析装置3000は、例えば、コンピュータなどで実現されることがある。
プロセッサ11は、Central Processing Unit(CPU)を含む任意の処理回路とすることができる。プロセッサ11は、相関係数計算部3100、相関係数判定部3200、二値変換部3300、相関ルール計算部3400、相関ルール判定部3500、抽出部3600として動作する。なお、プロセッサ11は、例えば、外部記憶装置16に記憶されたプログラムを実行することができる。メモリ12は、記憶部3900として動作する。さらに、メモリ12は、プロセッサ11の動作により得られたデータや、プロセッサ11の処理に用いられるデータも、適宜、記憶する。ネットワーク接続装置19は、送受信部3800として動作し、他の装置との通信に使用される。
入力装置13は、例えば、ボタン、キーボード、マウス等として実現され、出力装置14は、ディスプレイなどとして実現される。入力装置13と出力装置14は、入出力部3700として動作する。バス15は、プロセッサ11、メモリ12、入力装置13、出力装置14、外部記憶装置16、媒体駆動装置17、ネットワーク接続装置19の間を相互にデータの受け渡しが行えるように接続する。外部記憶装置16は、プログラムやデータなどを格納し、格納している情報を、適宜、プロセッサ11などに提供する。媒体駆動装置17は、メモリ12や外部記憶装置16のデータを可搬記憶媒体18に出力することができ、また、可搬記憶媒体18からプログラムやデータ等を読み出すことができる。ここで、可搬記憶媒体18は、フロッピイディスク、Magnet−Optical(MO)ディスク、Compact Dsic Recordabe(CD−R)やDigital Versatile Disk Recordable(DVD−R)を含む、持ち運びが可能な任意の記憶媒体とすることができる。
図19A及び図19Bは、分析装置の処理の例を説明するフローチャートである。図19のフローチャートの処理は、VM性能情報の種類毎に実行される。相関係数計算部3100は、VM性能情報(1種類)と、アプリ性能情報(1種類)との相関係数を算出する(ステップS101)。相関係数判定部3200は、算出した相関係数が所定の無相関判定閾値以下(例えば、0.3以下)であるか否かを判定する(ステップS102)。算出した相関係数が所定の無相関判定閾値以下(例えば、0.3以下)である場合(ステップS102でNO)、相関係数判定部3200は、該VM性能情報の種類を分析対象から除外する(ステップS103)。分析装置3000は、このVM性能情報(1種)に対する分析処理を終了する。
相関係数判定部3200は、算出した相関係数が所定の相関判定閾値(例えば、0.8以上)よりも大きい相関係数を持つか否かを判定する(ステップS104)。算出した相関係数が所定の相関判定閾値(例えば、0.8以上)よりも大きい相関係数を持つ場合(ステップS104でYES)、抽出部3600は、現在分析しているVM性能情報の種類を、性能劣化の要因の候補であるVM性能情報として抽出する(ステップS105)。分析装置3000は、このVM性能情報(1種)に対する分析処理を終了する。
算出した相関係数が所定の相関判定閾値(例えば、0.8以上)よりも小さい相関係数を持つ場合(ステップS104でNO)、二値変換部3300は、アプリ性能情報を、アプリ二値変換閾値に基づいて二値データに変換する(ステップS106)。なお、一度アプリ性能情報の二値データが求められている場合、他の種類のVM性能情報におけるステップS106の処理はスキップされる。
分析装置3000は、VM性能情報の二値変換及び相関ルールなどの算出を実行する(ステップS107)。ステップS107の処理は、図20で詳細に説明する。
抽出部3600は、有効な相関ルールがあるか否かを判定する(ステップS108)。有効な相関ルールがない場合(ステップS108でNO)、相関係数判定部3200は、該VM性能情報の種類を分析対象から除外する(ステップS109)。分析装置3000は、このVM性能情報(1種)に対する分析処理を終了する。有効な相関ルールがある場合(ステップS108でYES)、抽出部3600は、該有効な相関ルールの支持度が支持度閾値よりも大きいか否かを判定する(ステップ110)。支持度が支持度閾値よりも大きくない場合(ステップS110でNO)、分析装置3000は、ステップS109の処理を実行する。支持度が支持度閾値よりも大きい場合(ステップS110でYES)、抽出部3600は、現在分析しているVM性能情報の種類を、性能劣化の要因の候補であるVM性能情報として抽出する(ステップS111)。分析装置3000は、このVM性能情報(1種)に対する分析処理を終了する。
図20は、二値変換に係る処理の例を説明するフローチャートである。図20のフローチャートは、具体的には、図19BのステップS107の処理である。ステップS107の処理が始まると、初期値として最大支持度を表すSmaxには0が設定され、最大閾値Xを表すXにも0(null)が設定される。
二値変換部3300は、VM性能情報におけるある時間のデータ「x」を閾値として選択する(ステップS201)。二値変換部3300は、閾値「x」を用いてVM性能情報を二値データに変換する(ステップS202)。相関ルール計算部3400は、二値データのアプリ性能情報と二値データのVM性能情報を用いて信頼度と支持度(相関ルール)を算出する(ステップS203)。
相関ルール判定部3500は、算出された信頼度が所定の閾値以上(例えば、0.8以上)であり、且つ、算出された支持度Sが、現在の最大支持度を表すSmaxよりも大きい場合、最大支持度を表すSmaxに算出された支持度Sを設定する(ステップS204)。併せて、相関ルール判定部3500は、支持度が最大となる閾値「X」に閾値「x」を設定する。
二値変換部3300は、未だ閾値「x」として用いていない時刻のデータがあるか否かを判定する(ステップS205)。未だ閾値「x」として用いていない時刻のデータがある場合(ステップS205でYES)、二値変換部3300は、処理をステップS201から繰り返す。
未だ閾値「x」として用いていない時刻のデータがない場合(ステップS205でNO)、相関ルール判定部3500は、支持度が最大となる閾値「X」が存在するか否かを判定する(ステップS206)。支持度が最大となる閾値「X」が存在しない場合(ステップS206でNO)、該VM性能情報の種類を分析対象から除外する(ステップS207)。分析装置3000は、このVM性能情報(1種)に対する分析処理を終了する。
支持度が最大となる閾値「X」が存在する場合(ステップS206でYES)、二値変換部3300は、VM性能情報の支持度が最大である閾値「X」を用いて、各VM性能情報を二値データに変換する(ステップS208)。相関ルール計算部3400は、二値データのアプリ性能情報と二値データのVM性能情報を用いて信頼度と支持度(相関ルール)を算出する(ステップS209)。分析装置3000は、図19BのステップS107の処理を終了する。
1000 クラウド基板システム
1100 共有スイッチ
1200 共有サーバ
2001 ホストOS
2002 ハイパーバイザ
2003、2003a〜2003c 仮想マシン
2004、2004a〜2004c アプリケーション
3000 分析装置
3100 相関係数算出部
3200 相関係数判定部
3300 二値変換部
3400 相関ルール計算部
3500 相関ルール判定部
3600 抽出部
3700 入出力部
3800 送受信部
3900 記憶部

Claims (12)

  1. アプリケーションの性能情報と仮想マシンの性能情報を分析する分析装置において、
    記憶部と、
    前記アプリケーションの性能情報の値を、第1の閾値に基づいて二値データに変換し、且つ、前記仮想マシンの性能情報の時刻毎の値を第2の閾値として二値データに変換する二値変換部と、
    二値データに変換されたアプリケーションの性能情報と、前記第2の閾値毎に二値データに変換された性能情報に基づいて信頼度と支持度を計算する計算部と、
    前記信頼度と前記支持度に基づいて、前記分析対象である1種のアプリケーションの処理遅延の要因となっている仮想マシンの性能情報である種類を抽出する抽出部と、
    を備えることを特徴とする分析装置。
  2. 前記抽出部は、
    前記信頼度が所定の値以上で、前記支持度が相対的に大きい仮想マシンの性能情報を抽出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の分析装置。
  3. 更に、前記アプリケーションの性能情報と、前記仮想マシンの性能情報の相関係数を計算する相関係数計算部を備え、
    前記抽出部は、前記アプリケーションの性能情報と相関係数の高い前記仮想マシンの性能情報を抽出する
    ことを特徴とする請求項2に記載の分析装置。
  4. 前記二値変換部は、
    前記相関係数が低い前記仮想マシンの性能情報を変換対象から除外する
    ことを特徴とする請求項3に記載の分析装置。
  5. アプリケーションの性能情報と仮想マシンの性能情報を分析する情報処理装置に実行させる分析プログラムであって、
    前記アプリケーションの性能情報の値を、第1の閾値に基づいて二値データに変換し、且つ、前記仮想マシンの性能情報の時刻毎の値を第2の閾値として二値データに変換し、
    二値データに変換されたアプリケーションの性能情報と、前記第2の閾値毎に二値データに変換された性能情報に基づいて信頼度と支持度を計算し、
    前記信頼度と前記支持度に基づいて、前記分析対象である1種のアプリケーションの処理遅延の要因となっている仮想マシンの性能情報である種類を抽出する、処理を前記情報処理装置に実行させる
    ことを特徴とする分析プログラム。
  6. 前記信頼度が所定の値以上で、前記支持度が相対的に大きい仮想マシンの性能情報を抽出する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の分析プログラム。
  7. 前記アプリケーションの性能情報と、前記仮想マシンの性能情報の相関係数を計算し、
    前記アプリケーションの性能情報と相関係数の高い前記仮想マシンの性能情報を抽出する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の分析プログラム。
  8. 前記相関係数が低い前記仮想マシンの性能情報を変換対象から除外する
    ことを特徴とする請求項7に記載の分析プログラム。
  9. アプリケーションの性能情報と仮想マシンの性能情報を分析する分析方法であって、
    前記アプリケーションの性能情報の値を、第1の閾値に基づいて二値データに変換し、且つ、前記仮想マシンの性能情報の時刻毎の値を第2の閾値として二値データに変換し、
    二値データに変換されたアプリケーションの性能情報と、前記第2の閾値毎に二値データに変換された性能情報に基づいて信頼度と支持度を計算し、
    前記信頼度と前記支持度に基づいて、前記分析対象である1種のアプリケーションの処理遅延の要因となっている仮想マシンの性能情報である種類を抽出する、
    ことを特徴とする分析方法。
  10. 前記信頼度が所定の値以上で、前記支持度が相対的に大きい仮想マシンの性能情報を抽出する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の分析方法。
  11. 前記アプリケーションの性能情報と、前記仮想マシンの性能情報の相関係数を計算し、
    前記アプリケーションの性能情報と相関係数の高い前記仮想マシンの性能情報を抽出する、
    ことを特徴とする請求項10に記載の分析方法。
  12. 前記相関係数が低い前記仮想マシンの性能情報を変換対象から除外する
    ことを特徴とする請求項11に記載の分析方法。
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